JP2012128572A - データ生成装置、データ生成方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】既存データからソフトウェアの動作を検証するためのテストデータを生成するデータ生成装置において、既存データを受け付ける第1受付手段と、該第1受付手段が受け付けた既存データに基づいて第1制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成する第1生成手段と、テスト仕様を受け付ける第2受付手段と、該第2受付手段が受け付けたテスト仕様に基づいて第2制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成する第2生成手段と、生成した第1及び第2制約条件に夫々重みを付ける重み付け手段と、該重み付け手段が重みを付けた第1及び第2制約条件を充足するテストデータを前記受付手段が受け付けた既存データから生成する生成手段とを備える。
【選択図】図3
Description
なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
図1は、データ生成装置1のハードウェア群の一例を示すブロック図である。データ生成装置1は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ハードディスク13、ディスクドライブ14、通信部15、タイマ16、表示部17及び操作部18を含む。データ生成装置1の各構成部は、バス1bを介して接続されている。
RAM12はCPU11による処理の過程で必要な作業変数、データ等を一時的に記録する。なお、RAM12は主記憶装置の一例であり、RAM12の代わりにフラッシュメモリ、メモリカード等が用いられてもよい。
通信部15は、モデム又はLAN(Local Area Network)カード等であり、インターネットNに接続されている。
表示部17は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等の画面を有し、CPU11からの指示に従って、プログラム1Pに係る様々な画面を表示する。
SATは、命題論理式又はブール式の充足可能性判定問題であり、命題論理式又はブール式が充足可能であるか否かを判定する問題である。SATソルバはSATを解くプラグラムのことである。SATは命題論理を扱うのに対し、SMTは述語論理を扱う。SMTソルバ2Pは、一階述語論理の充足可能性判定問題を解くプログラムのことである。
図2は、データ生成装置のハードウェア群の一例を示すブロック図である。ハードディスク13は、既存データの一部である第1住所テーブル1T及び第2住所テーブル2Tを記録している。第1住所テーブル1T及び第2住所テーブル2Tは、どちらも住所と日付とを対応付けて記録するテーブルである。
なお、第1住所テーブル1T、第2住所テーブル2T、日付入力ファイル1F及び業務アプリケーションは、光ディスク1aに記録されていてもよいし、通信部15を介して接続された外部の情報処理装置又は記録装置に記録されていてもよい。
図3は、データ処理の流れを示すデータフロー図である。図3は、データ処理の概略を示している。
データ生成装置1は、DBスキーマ情報、画面項目情報、画面遷移情報及びテスト仕様情報を受け付ける。これらの情報は、広義のテスト仕様であり、テスト対象のソフトウェアに係るDB、画面、アプリケーションの設計仕様、業務ロジック及びテストケースに関する情報を含む。広義のテスト仕様に含まれるテスト仕様情報は、狭義のテスト仕様である。テスト仕様情報は、アプリケーションの仕様書及び設計書を参照して作成されるテストケース(テスト条件)を含む。テストケースは、正常ケース及び異常ケースを含む。
なお、広義のテスト仕様は、DBスキーマ情報、画面項目情報、画面遷移情報及びテスト仕様情報の一部あるいはこれらの情報の組み合わせであってもよい。
なお、変換前の既存データのデータ形式はいかなるデータ形式でもよい。既存データは、DB、画面入力データ、テキストファイル、所定のアプリケーション専用のファイル、データストリーム、デジタル信号等のいずれでもよい。以下では、既存データの一例として、DBのテーブルレコード及び画面からの入力データを扱う。
なお、DBのテーブルレコード及び画面からの入力データは、別々に出力されてもよいし、まとめて出力されてもよい。
DBスキーマ情報は、テーブル定義及びテーブル間のER(Entity Relationship)を含む。
図4は、DBスキーマ情報の一例を示す説明図である。図4には、第1住所テーブル1Tのテーブル定義がxmlにより記載されている。例えば、第1住所テーブル1Tは2つの列を有し、第1列は名称が住所、データ型がString、indexが1であること等が記載されている。
第2住所テーブル2Tは、住所列及び日付列を含む。第2住所テーブル2Tの住所列及び日付列のデータ型は共にString型である。第2住所テーブル2Tの住所列及び日付列は、複合プライマリキーである。
第1住所テーブルと第2住所テーブルとは1対多の関係で結合されている。
テスト仕様情報から変換されたプロパティについては、図による例示を省略する。
第1住所テーブル.住所==第2住所テーブル.住所
AND
第1住所テーブル.日付==第2住所テーブル.日付==日付画面.日付
上記の例のテスト仕様情報は、SQL文のwhere句に似ているが、SQL文では扱うことができない、画面からの入力データがDBのデータと結合されている点がSQL文と異なる。
プロパティファイルは、3種類のファイルを含む。それらは、DBに関するプロパティファイル、画面を含むアプリケーションに関するプロパティファイル及びテスト条件に関するプロパティファイルである。
なお、プロパティファイルは、DBに関するプロパティファイルと画面を含むアプリケーションに関するプロパティファイルとテスト条件に関するプロパティファイルとに分けられてもよいし、1つのファイルにまとめられてもよい。
(and(=第1住所テーブル.住所 第2住所テーブル.住所)(=第1住所テーブル.日付 第2住所テーブル.日付))
(and(=第1住所テーブル.日付 日付画面.日付)(=第2住所テーブル.日付 日付画面.日付))
「and」は論理積を示す。
データ生成装置1が受け付ける既存データは、第1住所テーブル1Tのレコード、第2住所テーブル2Tのレコード及び日付画面からの入力データを含む。
図9は、第1住所テーブル1Tのレコードの一例を示す説明図である。第1住所テーブル1Tの住所列は、例えば「神奈川県川崎市」、「東京都立川市」等の住所を格納している。第1住所テーブル1Tの日付列は、例えば「9/1」、「9/2」等の日付を格納している。第1住所テーブル1Tのレコード総件数は、5件である。
レベル,項目名,配列番号,値
レベルは、日付画面から入力されるデータの階層を示す数字である。例えば、受注業務の場合、受注業者は1回の受注処理により複数の商品を受注することがある。受注処理に関する受注画面では、1件の受注レコードに対して1つの受注番号が発番され、複数の商品コードが付与される。従って、その受注画面における受注番号の項目のレベルは1であり、商品番号の項目のレベルは2である。商品コードに紐付けられた受注日、単価、受注数量、受注金額等の項目がある場合、これらの項目のレベルは3である。
日付画面の場合、画面内に日付を入力する欄が明細表の形式で構成されているものとする。かかる場合、明細表の項目のレベルは1であり、明細表内部に設けられた日付の項目のレベルは2となる。
以下に、日付画面.csvの内容を図11に合わせて例示する。
レベル,項目名,配列番号,値
1,明細表,,
2,日付,0,8/1
2,日付,1,9/3
2,日付,2,8/21
2,日付,3,9/5
2,日付,4,7/10
CPU11は、既存データをSMTソルバ2Pが読むことのできる言語に変換するため、この言語変換処理の前準備として既存データを所定のデータ形式に変換する。
第1住所テーブル
住所,String
日付,String
第2住所テーブル
住所,String
日付,String
日付画面
日付,String
テーブル名.列名[i]==値
iは配列番号又はレコードの行番号である。すなわち、テーブル名と列名とをテーブル名が左になる順にピリオドで結合する。結合したテーブル名及び列名の右に角括弧書きのiを結合する。そして、さらに角括弧書きのiに対して右から==と値とを結合する。
1レコードに複数の列が存在する場合、スペース、and、スペースで各列のデータを連結する。例えば、2つの列を有するテーブルの場合、変換後のデータ形式は次の通りである。
テーブル名.列名1[i]==値 and テーブル名.列名2[i]==値
CPU11は、データ形式変換後のテーブルレコードをハードディスク13に記録する。その際のファイル名は、「テーブル名.txt」とし、例えば第1住所テーブル.txt、第2住所テーブル.txtである。
画面名.明細表名.項目名[j]==値
jは配列番号又は入力データの行番号である。すなわち、画面名と明細表名と項目名とをこの順で左から右へピリオドで結合する。結合した画面名、明細表名及び項目名の右に角括弧書きのjを結合する。そして、さらに角括弧書きのjに対して右から==と値とを結合する。
明細表に複数の項目が存在する場合、スペース、and、スペースで各項目のデータを連結する。例えば、変換後のデータ形式は次の通りである。
画面名.明細表名.項目名1[j]==値 and 画面名.明細表名.項目名2[j]==値
CPU11は、データ形式変換後の画面入力データをハードディスク13に記録する。その際のファイル名は、「画面名.txt」とし、例えば日付画面.txtである。
なお、DB及び画面に係るデータ形式変換後の既存データについて、1つのファイルにまとめてCPU11がハードディスク13に記録してもよいことは勿論である。
(define テーブル名 ::(−>列のデータ型 列のデータ型))
(define 列名 ::データ型)
上記を第1住所テーブルに当てはめた場合、define文は、
(define 第1住所テーブル ::(−>String String))
(define 住所 ::String)
(define 日付 ::String)
となる。CPU11は、第2住所テーブル及び日付画面のdefine文も同様にして作成する。
A==B and C==D and …
上記の既存データをSMTソルバ2Pが読むことのできる次の表現に変換する。
(and(=A B)(=C D)…)
すなわち、既存データは、スペース、and、スペースの順に並んだ文字列で結合されたデータ単位であるA==B、C==D等から構成されている。これらのデータ単位は、==で結合された2つの文字列を有している。例えば、データ単位がA==Bである場合、データ単位はAとBとの文字列を有している。そこで、CPU11は、1つのデータ単位であるA==Bから、AとBとを抜き出し、左から右へ向かって左丸括弧、イコール、A、スペース、B、右丸括弧の順に各文字列を結合した文字列を作成する。この文字列処理は1つのデータ単位の変換に該当する。CPU11は、他のデータ単位についても、同様の文字列を作成する。CPU11は、データ単位ごとに変換した文字列を変換前の既存データのデータ単位が並んでいた順序と対応する順序で右端に次々と結合する。CPU11は、結合したデータ単位群の左端にandを結合し、さらに左端と右端とに夫々左丸括弧と右丸括弧とを結合し、変換処理を終了する。このように、SMTソルバ2Pが読むことのできる表現は、既存データに含まれるA、B、C、D等の文字列と、左丸括弧、and、イコール、右丸括弧の文字列とを用いて文字列処理される上述の規則がある。
なお、当該規則は、SMTソルバ2P又はSATソルバの種類によって異なる。
第1住所テーブル.住所[0]==“神奈川県川崎市” and 第1住所テーブル.日付[0]==“9/1”は、
(and(=第1住所テーブル.住所[0] “神奈川県川崎市”)(=第1住所テーブル.日付[0] “9/1”))
となる。
CPU11は、既存データから述語論理式に変換したプロパティを追加プロパティのファイルとしてハードディスク13に記録する。そのファイル名は、例えば追加プロパティ.ysである。
(assert+プロパティの内容 重みの値)
assertは、制約式を追加するコマンドであり、プロパティの内容及び重みの値は引数の述語である。ここで、プロパティ.ysのプロパティの重みを追加プロパティ.ysの追加プロパティの重みよりも重く設定する。例えば、プロパティ.ysのプロパティの重みを100に、追加プロパティ.ysの追加プロパティの重みを1に設定する。すなわち、DB制約、アプリケーション制約及びテスト条件は、必ず充足すべき制約条件としてMaxSATを解くSMTソルバ2Pに設定するため、既存データに基づく制約条件よりも重い重みが付けられる。
CPU11は、プロパティ及び追加プロパティに夫々重み付けをした制約条件を拡張プロパティとしてハードディスク13に記録する。この拡張プロパティのファイル名は、例えば拡張プロパティ.ysである。
制約条件の充足可能性を最も従属する割り当て(モデル)は、拡張プロパティに基づいて生成されたテストデータであるが、このテストデータは1の重みが付けられた既存データから生成又は抽出されたデータである。
なお、CPU11は検査結果をファイルとしてハードディスク13に出力してもよい。
Unsatisfied assertion ids:3,4,7,8,10,11,13,15,17
従って、満たされる組み合わせは1,2,5,6,9,12,14,16の8つである。
CPU11は、DBスキーマ情報、画面項目情報、画面遷移情報及びテスト仕様情報をRAM12に読み込む(ステップS101)。CPU11は、RAM12に読み込んだテスト仕様情報等をプロパティに変換し、変換したプロパティをハードディスク13に記録する(ステップS102)。CPU11は、既存データをRAM12に読み込む(ステップS103)。CPU11は、RAM12に読み込んだ既存データを追加プロパティに変換し、変換した追加プロパティをハードディスク13に記録する(ステップS104)。
ステップS108及びステップS109では、SMTソルバ2Pを外部の情報処理装置のように記載しているが、実際にはCPU11はSMTソルバ2PをRAM12にロードし、自らがMaxSATを実行している。ただし、CPU11は通信部15を介して外部の情報処理装置にMaxSATを実行させ、その結果であるテストデータを外部の情報処理装置から受け付けてもよい。すなわち、テストデータはデータ生成装置1単体によって生成されてもよく、データ生成装置1及び外部の情報処理装置を含むシステムによって生成されてもよい。
同様に上述では、プロパティ.ys、追加プロパティ.ys及び拡張プロパティ.ysを作業ファイルあるいは中間ファイルとして使用している。しかし、これらの作業ファイル等も必須ではない。CPU11は、第1住所テーブル.csv、第2住所テーブル.csv、テーブル列データ型.txt、日付画面.csv及び画面項目データ型.txtをハードディスク13からRAM12に読み込む。そして、CPU11は、RAM12に読み込んだこれらのデータからメモリ空間のみを使用してテストデータを生成してもよい。
実施の形態2は、新規テストデータの追加生成に関する。
図17は、新規テストデータの生成に係るデータ処理の流れを示すデータフロー図である。図17は、データ処理の概略を示している。
追加仕様情報のデータは、XML、CSV、TXT、DB、表計算ソフトのファイル等どのような形式で与えられてもよい。
既存データからソフトウェアの動作を検証するためのテストデータを生成するデータ生成装置において、
既存データを受け付ける第1受付手段と、
該第1受付手段が受け付けた既存データに基づいて第1制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成する第1生成手段と、
テスト仕様を受け付ける第2受付手段と、
該第2受付手段が受け付けたテスト仕様に基づいて第2制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成する第2生成手段と、
生成した第1及び第2制約条件に夫々重みを付ける重み付け手段と、
該重み付け手段が重みを付けた第1及び第2制約条件を充足するテストデータを前記第1受付手段が受け付けた既存データから生成する生成手段と
を備えるデータ生成装置。
前記第1及び第2制約条件は論理式から構成され、
前記重み付け手段は、第2制約条件の論理式を第1制約条件の論理式より重く重み付けし、
前記生成手段は、前記第1及び第2制約条件の論理式を充足し、かつ前記重み付け手段が該第1及び第2制約条件の論理式に付けた重みの和又は積が最大になるテストデータを前第1記受付手段が受け付けた既存データから生成する
付記1に記載のデータ生成装置。
前記第1生成手段は、前記生成手段が生成したテストデータに基づいて第3制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成する手段を有し、
追加テスト仕様を受け付ける第3受付手段を備え、
前記第2生成手段は、前記第3受付手段が受け付けた追加テスト仕様に基づく制約条件が前記第2制約条件に追加された第4制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成する手段を有し、
前記重み付け手段は、生成した第3及び第4制約条件に夫々重み付けし、
前記生成手段は、前記重み付け手段が重み付けた第3及び第4制約条件を充足するテストデータを、生成したテストデータから再帰的に生成する
付記1又は付記2に記載のデータ生成装置。
前記第3及び第4制約条件は論理式から構成され、
前記重み付け手段は、第4制約条件の論理式を第3制約条件の論理式より重く重み付けし、
前記生成手段は、前記第3及び第4制約条件の論理式を充足し、かつ前記重み付け手段が該第3及び第4制約条件の論理式に付けた重みの和又は積が最大になるテストデータを、生成したテストデータから再帰的に生成する
付記3に記載のデータ生成装置。
前記テスト仕様又は追加テスト仕様は、前記ソフトウェア、該ソフトウェアが使用するデータベース又は該ソフトウェアの検証に係るテストケースに関する情報を含む
付記3又は付記4に記載のデータ生成装置。
制御部を有するデータ生成装置が既存データからソフトウェアの動作を検証するためのテストデータを生成するデータ生成方法において、
前記制御部が、
既存データを受け付け、
受け付けた既存データに基づいて第1制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成し、
テスト仕様を受け付け、
受け付けたテスト仕様に基づいて第2制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成し、
生成した第1及び第2制約条件に夫々重みを付け、
重みを付けた第1及び第2制約条件を充足するテストデータを前記既存データから生成する
データ生成方法。
前記第1及び第2制約条件は論理式から構成され、
前記第2制約条件の論理式を前記第1制約条件の論理式より重く重み付けし、
前記第1及び第2制約条件の論理式を充足し、かつ該第1及び第2制約条件の論理式に付けた重みの和又は積が最大になるテストデータを前記既存データから生成する
付記6に記載のデータ生成方法。
生成したテストデータに基づいて第3制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成し、
追加テスト仕様を受け付け、
受け付けた追加テスト仕様に基づく制約条件が前記第2制約条件に追加された第4制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成し、
生成した第3及び第4制約条件に夫々重みを付け、
重みを付けた第3及び第4制約条件を充足するテストデータを、生成したテストデータから再帰的に生成する
付記6又は付記7に記載のデータ生成方法。
前記第3及び第4制約条件は論理式から構成され、
前記第4制約条件の論理式を前記第3制約条件の論理式より重く重み付けし、
前記第3及び第4制約条件の論理式を充足し、かつ該第3及び第4制約条件の論理式に付けた重みの和又は積が最大になるテストデータを、生成したテストデータから再帰的に生成する
付記8に記載のデータ生成方法。
前記テスト仕様又は追加テスト仕様は、前記ソフトウェア、該ソフトウェアが使用するデータベース又は該ソフトウェアの検証に係るテストケースに関する情報を含む
付記8又は付記9に記載のデータ生成方法。
既存データからソフトウェアの動作を検証するためのテストデータを生成する処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
与えられた既存データに基づいて第1制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成し、
与えられたテスト仕様に基づいて第2制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成し、
生成した第1及び第2制約条件に夫々重みを付け、
重みを付けた第1及び第2制約条件を充足するテストデータを前記既存データから生成する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
前記第1及び第2制約条件は論理式から構成され、
前記重みを付ける処理は、前記第2制約条件の論理式を前記第1制約条件の論理式より重く重み付けし、
前記テストデータを生成する処理は、前記第1及び第2制約条件の論理式を充足し、かつ該第1及び第2制約条件の論理式に付けた重みの和又は積が最大になるテストデータを前記既存データから生成する
付記11に記載のプログラム。
前記第1制約条件を生成する処理は、前記テストデータを生成する処理が生成したテストデータに基づいて第3制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成し、
前記第2制約条件を生成する処理は、与えられた追加テスト仕様に基づく制約条件が第2制約条件に追加された第4制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成し、
前記重みを付ける処理は、生成した第3及び第4制約条件に夫々重みを付け、
前記テストデータを生成する処理は、前記重みを付ける処理が重みを付けた第3及び第4制約条件を充足するテストデータを、生成したテストデータから再帰的に生成する
付記11又は付記12に記載のプログラム。
前記第3及び第4制約条件は論理式から構成され、
前記重みを付ける処理は、前記第4制約条件の論理式を前記第3制約条件の論理式より重く重み付けし、
前記テストデータを生成する処理は、前記第3及び第4制約条件の論理式を充足し、かつ該第3及び第4制約条件に付けた重みの和又は積が最大になるテストデータを、生成したテストデータから再帰的に生成する
付記13に記載のプログラム。
前記テスト仕様又は追加テスト仕様は、前記ソフトウェア、該ソフトウェアが使用するデータベース又は該ソフトウェアの検証に係るテストケースに関する情報を含む
付記13又は付記14に記載のプログラム。
11 CPU
12 RAM
13 ハードディスク
17 表示部
18 操作部
1P プログラム
2P SMTソルバ
1T 第1住所テーブル
2T 第2住所テーブル
1F 日付入力ファイル
Claims (7)
- 既存データからソフトウェアの動作を検証するためのテストデータを生成するデータ生成装置において、
既存データを受け付ける第1受付手段と、
該第1受付手段が受け付けた既存データに基づいて第1制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成する第1生成手段と、
テスト仕様を受け付ける第2受付手段と、
該第2受付手段が受け付けたテスト仕様に基づいて第2制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成する第2生成手段と、
生成した第1及び第2制約条件に夫々重みを付ける重み付け手段と、
該重み付け手段が重みを付けた第1及び第2制約条件を充足するテストデータを前記第1受付手段が受け付けた既存データから生成する生成手段と
を備えるデータ生成装置。 - 前記第1及び第2制約条件は論理式から構成され、
前記重み付け手段は、第2制約条件の論理式を第1制約条件の論理式より重く重み付けし、
前記生成手段は、前記第1及び第2制約条件の論理式を充足し、かつ前記重み付け手段が該第1及び第2制約条件の論理式に付けた重みの和又は積が最大になるテストデータを前記第1受付手段が受け付けた既存データから生成する
請求項1に記載のデータ生成装置。 - 前記第1生成手段は、前記生成手段が生成したテストデータに基づいて第3制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成する手段を有し、
追加テスト仕様を受け付ける第3受付手段を備え、
前記第2生成手段は、前記第3受付手段が受け付けた追加テスト仕様に基づく制約条件が前記第2制約条件に追加された第4制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成する手段を有し、
前記重み付け手段は、生成した第3及び第4制約条件に夫々重み付けし、
前記生成手段は、前記重み付け手段が重み付けた第3及び第4制約条件を充足するテストデータを、生成したテストデータから再帰的に生成する
請求項1又は請求項2に記載のデータ生成装置。 - 前記第3及び第4制約条件は論理式から構成され、
前記重み付け手段は、第4制約条件の論理式を第3制約条件の論理式より重く重み付けし、
前記生成手段は、前記第3及び第4制約条件の論理式を充足し、かつ前記重み付け手段が該第3及び第4制約条件の論理式に付けた重みの和又は積が最大になるテストデータを、生成したテストデータから再帰的に生成する
請求項3に記載のデータ生成装置。 - 前記テスト仕様又は追加テスト仕様は、前記ソフトウェア、該ソフトウェアが使用するデータベース又は該ソフトウェアの検証に係るテストケースに関する情報を含む
請求項3又は請求項4に記載のデータ生成装置。 - 制御部を有するデータ生成装置が既存データからソフトウェアの動作を検証するためのテストデータを生成するデータ生成方法において、
前記制御部が、
既存データを受け付け、
受け付けた既存データに基づいて第1制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成し、
テスト仕様を受け付け、
受け付けたテスト仕様に基づいて第2制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成し、
生成した第1及び第2制約条件に夫々重みを付け、
重みを付けた第1及び第2制約条件を充足するテストデータを前記既存データから生成する
データ生成方法。 - 既存データからソフトウェアの動作を検証するためのテストデータを生成する処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
与えられた既存データに基づいて第1制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成し、
与えられたテスト仕様に基づいて第2制約条件を予め定められた規則に従った文字列処理により生成し、
生成した第1及び第2制約条件に夫々重みを付け、
重みを付けた第1及び第2制約条件を充足するテストデータを前記既存データから生成する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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Title |
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CSNJ201010047138; 藤原翔一朗 外6名: 'SMT Solverを利用したWebアプリケーション用テストデータの生成' 第72回(平成22年)全国大会講演論文集(1) , 20100308, p.1-281〜1-282, 社団法人情報処理学会 * |
JPN6014018815; 藤原翔一朗 外6名: 'SMT Solverを利用したWebアプリケーション用テストデータの生成' 第72回(平成22年)全国大会講演論文集(1) , 20100308, p.1-281〜1-282, 社団法人情報処理学会 * |
JPN6014018816; 蔡 東風 外1名: '線形計画法を利用した離散制約最適化問題の効率的近似解法' 1998年度人工知能学会全国大会(第12回)論文集 , 19980619, p.326-329, 社団法人人工知能学会 * |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017037494A (ja) * | 2015-08-10 | 2017-02-16 | 富士通株式会社 | テストケース生成方法、テストケース生成プログラムおよびテストケース生成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5561142B2 (ja) | 2014-07-30 |
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