JP2012119137A - 電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】素電池の温度が急激に上昇すると、その温度上昇を防止できないことがある。また、異常な素電池の熱が正常な素電池に伝わる恐れがある。
【解決手段】複数の素電池1は、熱伝導性材料からなるホルダー25に形成された収容部25a内に収容されている。収容部25a内の隙間には、吸熱剤27が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の素電池が配列されて構成された電池モジュールに関する。
近年、省資源又は省エネルギーの観点から、繰り返し使用できる二次電池を携帯型電子機器又は移動体通信機器等の電源として使用している。また、化石燃料の使用量の削減又は二酸化炭素の排出量の削減等の観点から、このような二次電池を車両又は蓄熱等の電源として使用することが検討されている。
具体的には、二次電池(素電池)を電気的に接続して電池モジュールを構成し、この電池モジュールを車両等の電源として使用することが検討されている。例えば、特許文献1〜2には、異常発熱した素電池(以下では「異常な素電池」と記す)の熱が素電池を収容する成形体へ伝わることを防止する技術が記載されている。また、特許文献3〜4には、異常な素電池の温度上昇を防止する技術が記載されている。
WO2010/026731A1 WO2010/026732A1 特開2003−31187号公報 特開2004−228047号公報
上記技術では、素電池の温度が急激に上昇したときにその温度上昇を抑制できない恐れがある。また、上記技術では、異常発熱した素電池の熱が正常な素電池に伝わる恐れがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、安全性に優れた電池モジュールを提供することにある。
本発明に係る電池モジュールでは、複数の素電池は、熱伝導性材料からなるホルダーに形成された収容部内に収容されている。収容部とその収容部内に収容された素電池との間(以下では「収容部内の隙間」と記す)には、吸熱剤が設けられている。
素電池が異常発熱すると、その熱の一部は、異常な素電池が収容された収容部内の隙間に設けられた吸熱剤(以下では「異常な素電池の外周に存する吸熱剤」と記す)に吸収される。また、その吸熱剤に吸収されなかった熱は、ホルダーへ移動してホルダーで拡散される。
ホルダーで拡散された熱の一部分は、異常な素電池の近くに位置する正常な素電池(以下では「近傍の素電池」と記す)の外周に存する吸熱剤に吸収される。
なお、「熱伝導性材料からなるホルダー」は、ホルダー全体の熱伝導率が所定値(例えば50W/mK)以上であれば良い。そのため、「熱伝導性材料からなるホルダー」は、熱伝導率の高い材料のみからなっても良いし、熱伝導率の低い材料を含んでいても良い。熱伝導率の高い材料とは、熱伝導率が例えば50W/mK以上の材料である。
また、「異常発熱」は、素電池を通常の充放電させたときの発熱とは異なる発熱であり、例えば素電池において内部短絡又は外部短絡が発生したときの発熱である。
本発明によれば、電池モジュールの安全性が向上する。
本発明の一実施形態における素電池の縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る電池モジュールの断面図である。 図2に示すIII領域の拡大図である。 本発明の別の一実施形態に係る電池モジュールの断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されない。
本発明の実施形態に係る電池モジュールは複数の素電池が配列されて構成されている。以下では、素電池及び電池モジュールの各構成を説明してから、電池モジュールにおける熱の拡散を説明する。
図1は、本実施形態における素電池の縦断面図である。
本実施形態における素電池1は、例えばリチウムイオン二次電池であり、図1に示すように、電池ケース3の開口部がガスケット5を介して封口板7で封止されて構成されている。封口板7には、開放部7aが形成されており、開放部7aは、素電池1が異常状態に陥ったときに高温なガスを電池ケース3の外へ排気するための開口部である。
電池ケース3内には、非水電解質と共に電極群が収容されており、電極群は、正極板11と負極板13とがセパレータ15を介して捲回されて構成されている。正極板11は、正極リード11Lを介して封口板7(正極端子)に接続されており、負極板13は、負極リード13Lを介して電池ケース3(負極端子)に接続されている。
図2は、本実施形態に係る電池モジュール21の断面図である。なお、図2では、図面が複雑になることを避けるために、素電池1についてはその外形を記している。以下の図3及び図4においても同様である。
本実施形態に係る電池モジュール21は、図2に示すように、複数の素電池1が配列されて鉄製のケース23内に収容されて構成されている。詳細には、ケース23には、アルミニウムからなるホルダー25が収容されており、ホルダー25には複数の収容部25aが形成されている。各収容部25a内では、素電池1の長手方向は収容部25aの長手方向と略平行である。
素電池1と収容部25aとの間には、それぞれ、若干の隙間が存在しており、この隙間には、吸熱剤27が充填されている。吸熱剤27は、素電池1が異常発熱したときにその熱を吸収し、200℃以上で分解されることが好ましく、例えば、水酸化アルミニウム(300℃)、水酸化マグネシウム(350℃)又は重曹(270℃)である。なお、括弧内の温度は何れも分解温度である。
以下では、電池モジュール21を構成する素電池1の何れかが異常発熱したときの熱の拡散について説明する。
素電池1の何れかが異常発熱すると、異常な素電池1から熱が放射される(異常な素電池1からの放熱)。これにより、異常な素電池1が収容された収容部25a内では、吸熱剤27の温度が上昇する。吸熱剤27の温度がその分解温度に達すると、その吸熱剤27が分解される。ここで、吸熱剤27の分解反応は吸熱反応である。よって、異常な素電池1からの熱の一部分は吸熱剤27に吸収される。従って、異常な素電池1の温度上昇が防止される。
また、分解温度に達した吸熱剤27の吸熱効果により、異常な素電池1からの放熱が促進される。これによっても、異常な素電池1の温度上昇が防止される。
さらに、吸熱剤27が分解されると、水が生成する。異常な素電池1の温度は100℃よりも高く、また、水は100℃以上の高温下では蒸発する。よって、水の気化熱により、異常な素電池1から熱が奪われる。ここで、水の気化熱は、水以外の他の溶媒の気化熱よりも非常に高い。従って、異常な素電池1の温度が急激に上昇した場合であっても、その急激な温度上昇が防止される。
吸熱剤27に吸収されなかった熱は、ホルダー25へ移動してホルダー25で拡散される。これによっても、異常な素電池1の温度上昇が防止される。
ホルダー25に拡散された熱の一部分は、近傍の素電池1へ向かって拡散する。よって、近傍の素電池1の外周に存する吸熱剤27の温度が上昇する。その温度が吸熱剤27の分解温度に達すると、その吸熱剤27が分解される。従って、ホルダー25に拡散された熱の一部分は、この吸熱剤27に吸収される。これにより、異常な素電池1からの熱が正常な素電池1へ伝わることを防止できる。例えば類焼等を防止できる。
言うまでもないことであるが、異常な素電池1からの放熱量、吸熱剤27の量(吸熱剤27の量は、素電池1の外面と収容部25aの内面との距離に依存する)、又は、ホルダー25の熱伝導率の値等により、電池モジュール21における熱の拡散態様は異なる。例えば、異常な素電池1から放射された熱の大部分が、その素電池1の外周に存する吸熱剤27に吸収されることがある。
素電池1の外面と収容部25aの内面との距離は、特に限定されないが、例えば0.5mm以上10mm以下であれば良い。その距離が0.5mm未満であれば、収容部25a内に十分な量の吸熱剤27を充填させることが難しいことがあり、そのため、異常な素電池1の温度上昇を十分に抑制できないことがある。また、近傍の素電池への熱の伝導を防止できないことがある。一方、その距離が10mmを超えていれば、電池モジュール21のデッドスペース(素電池1が設けられていないスペース)の増大を招き、そのため、電池モジュール21のエネルギー密度の低下を招くことがある。
吸熱剤27は、各収容部25a内に素電池1を収容してから、収容部25a内の隙間に充填される。そのため、素電池1の外面と収容部25aの内面との距離が上記のように短くても、吸熱剤27を収容部25a内の隙間に充填させることができる。なお、必要に応じて、素電池1が収容されたホルダー25を振動させながら、吸熱剤27を充填させても良い。
ホルダー25は、アルミニウムからなる。しかし、吸熱剤27を用いることなくホルダー25のみを用いると、エネルギー密度の低下等の不具合を招く。以下では、吸熱剤27を用いない電池モジュール(比較の電池モジュール)の不具合を説明しつつ本実施形態に係る電池モジュール21を更に説明する。
比較の電池モジュールでは、隣り合う収容部25a,25aの間隔が小さければ、異常な素電池1からの熱が近傍の素電池1に伝わる恐れがある。そのため、隣り合う収容部25a,25aの間隔を大きくする必要があり、電池モジュールの大型化を招き、よって、電池モジュールのエネルギー密度の低下を引き起こす。
一方、本実施形態に係る電池モジュール21では、隣り合う収容部25a,25aの間隔を素電池1の外径に対して例えば5%以上50%以下としても、異常な素電池1からの熱が近傍の素電池1に伝わることを防止できる。よって、電池モジュール21のエネルギー密度の低下を伴うことなくその安全性の向上が図れる。
また、比較の電池モジュールでは、素電池1の外面を収容部25aの内面に密着させ、これにより、異常な素電池1からの熱をホルダー25に拡散させる。しかし、この構成では、素電池1を収容部25a内に挿入し難い。また、収容部25aの内径が素電池1の外径と同一でなければならないため、ホルダー25の生産性が低下する恐れがある。これらの不具合を考慮して収容部25aの内径を素電池1の外径よりも大きくすると、各素電池1をホルダー25に保持させることが難しくなる。そのため、比較の電池モジュールが振動したときに、素電池1を互いに電気的に接続するための部材(例えばバスバー)と素電池1との溶接が解除される恐れがあり、よって、電池モジュールとして機能し得なくなることがある。
一方、本実施形態に係る電池モジュール21では、素電池1の外面と収容部25aの内面との間には隙間が存在している。よって、素電池1を収容部25a内に挿入し易く、また、ホルダー25の生産性の低下を防止できる。それだけでなく、その隙間には吸熱剤27が充填されているため、素電池1をホルダー25に保持させることができる。
ところで、吸熱剤27が分解されると、水が生成する。そのため、異常な素電池1では、電池ケース3と封口板7とが水を介して短絡する恐れがある。このような短絡が異常な素電池1において発生すると、異常な素電池1の温度が更に上昇し、よって、電池モジュール21が異常な状態に陥る恐れがある。これを回避するためには、つまり、上記短絡の発生を防止するためには、収容部25a内に吸水部材29(図3参照)を設けることが好ましく、又は、封口板7をホルダー25から隔離すること(図4)が好ましい。以下、順に説明する。
図3は、図2に示すIII領域の拡大図である。
吸水部材29は、吸熱剤27の分解により生成された水を吸収する。吸水部材29は、収容部25a内の隙間に設けられていれば良いが、収容部25aの内面側に設けられていることが好ましく、例えば収容部25aの内面上に設けられていれば良い。これにより、素電池1の外面側では吸熱剤27が支配的に存在することとなるので、異常な素電池1からの熱を吸熱剤27で効率良く吸収させることができる。
吸水部材29の材料及び構成は、特に限定されない。しかし、吸水部材29は、吸水してもその体積が殆ど増加しないことが好ましい。吸水により吸水部材29の体積が増加すると、異常な素電池1の破損を招き、電池モジュール21の安全性が著しく低下するためである。また、吸水部材29は、断熱性に優れないことが好ましい。吸水部材29が断熱性に優れると、異常な素電池1からの熱をホルダー25に拡散させることが難しいためである。また、吸水部材29の厚みは薄い方が好ましい。吸水部材29の厚みが厚いと、収容部25a内への吸熱剤27の充填量の低下を招くためである。これらを考慮すれば、吸水部材29は、ポリウレタン又はナイロン等からなることが好ましい。また、吸水部材29は、メッシュ構造又はスポンジ構造を有していることが好ましい。そのメッシュ構造又はスポンジ構造は、30%以上の空孔率を有していることが好ましく、30%以上80%以下の空孔率を有していればより好ましい。また、吸水部材29の厚みは、素電池1の外面と収容部25aの内面との距離に対して30%以下であることが好ましく、その距離に対して10%以下であることがより好ましい。
なお、吸水部材29は、生成した水の全てを吸収しなくても良く、生成した水が異常な素電池1の封口板7に接触しない程度にその水を吸収すれば良い。
図4は、電池モジュール31の断面図である。
図4に示す電池モジュール31では、各素電池1の封口板7側は、収容部25aから露出しており、各素電池1の肩部4(図1参照)には、仕切り板(板状部材)35が当接している。仕切り板35には、複数の貫通孔35aが互いに間隔を開けて形成されており、各素電池1の封口板7が貫通孔35aから露出している。このように、仕切り板35は、各封口板7とホルダー25とを区画している。また、各素電池1の封口板7が貫通孔35aから露出しているので、仕切り板35に対してホルダー25とは反対側の空間は排気ダクト37として機能する。つまり、仕切り板35は、各封口板7とホルダー25とを区画するだけでなく、素電池1と排気ダクト37とを区画している。
このように、電池モジュール31では、各素電池1の封口板7はホルダー25から隔離されているので、生成した水が封口板7に接触することを防止できる。
本実施形態は、以下に示す構成を有していても良い。
吸熱剤は、フィルム状又はシート状であっても良い。しかし、吸熱剤が粉末状であれば、素電池と吸熱剤との接触面積が増大するので、異常な素電池からの熱を吸熱剤へ素早く移動させることができる。従って、吸熱剤は粉末状であることが好ましい。
吸熱剤は、収容部内の隙間において点在していても良い。しかし、吸熱剤が収容部内の隙間に充填されていると、吸熱剤の充填量が多くなるので、異常な素電池からの熱がホルダー側へ伝わることを防止できる。よって、異常な素電池からの熱が近傍の素電池に伝わることを防止できる。それだけでなく、素電池をホルダーで保持することができる。これらのことから、吸熱剤は、収容部内の隙間に充填されていることが好ましい。
ホルダーの材料は、アルミニウムに限定されない。ホルダー全体として高い熱伝導率を有していれば良い。例えば、ホルダーは、熱伝導率の高い材料(例えばカーボン)がプラスチックに練り込まれた素材からなっても良いし、熱伝導率が高い樹脂からなっても良いし、炭素繊維からなっても良い。ホルダー全体として熱伝導率が50W/mK以上であれば良い。因みに、炭素鋼の熱伝導率は50W/mK程度である。
収容部は、図4に示すように貫通孔部であっても良いし、凹部であっても良い。
図4に示す電池モジュールは、図3に示す吸水部材29を備えていることが好ましい。これにより、生成した水による外部短絡の発生が更に抑制される。
また、図4に示す仕切り板は、素電池を互いに電気的に接続する接続板であっても良く、例えば、正極バスバー、負極バスバー又は両極バスバーであっても良い。これにより、電池モジュールの部品点数を少なく抑えることができる。
電池モジュールを構成する素電池の個数は、図2又は図4に示す個数に限定されない。
複数の素電池は、ケース内において、一列に配置されていても良いし、二次元的に配置されていても良い。複数の素電池を例えば千鳥格子状に配置すれば、素電池の個数が増加したことに起因する電池モジュールの体積増加を抑制できる。
複数の素電池は、ケース内において、直列接続されていても良いし、並列接続されていても良い。また、複数の素電池を互いに電気的に接続するための構成は、特に限定されない。
ケースは、樹脂からなっても良いし、熱伝導性に優れた材料(鉄又は銅等の金属材料)からなっても良い。しかし、ケースが熱伝導性に優れた材料からなれば、素電池から排出されたガスの熱の一部をケースに逃がすことができる。よって、ケースは、熱伝導性に優れた材料からなることが好ましい。
素電池は、角型電池であっても良い。
正極板と負極板とはセパレータを介して積層されて電極群を構成していても良い。
正極リードの代わりに正極集電板が用いられていても良いし、負極リードの代わりに負極集電板が用いられていても良い。これにより、素電池における集電抵抗が低減する。
正極板及び負極板の構成は、それぞれ、二次電池(例えばリチウムイオン二次電池)の正極板及び負極板の構成として公知の構成であれば良い。また、電池ケース、ガスケット、封口板、正極リード及び負極リードの材料は、それぞれ、二次電池の電池ケース、ガスケット、封口板、正極リード及び負極リードの材料として公知の材料であれば良い。
以上説明したように、本発明は、例えば車両用電源又は蓄熱用電源等に有用である。
1 素電池
21 電池モジュール
23 ケース
25 ホルダー
25a 収容部
27 吸熱剤
29 吸水部材
31 電池モジュール
33 ケース
35 仕切り板(板状部材)
35a 貫通孔

Claims (11)

  1. 複数の素電池が配列されて構成された電池モジュールであって、
    前記複数の素電池は、熱伝導性材料からなるホルダーに形成された収容部内に収容されており、
    前記収容部と当該収容部内に収容された素電池との間には、吸熱剤が設けられている電池モジュール。
  2. 請求項1に記載の電池モジュールであって、
    前記収容部と当該収容部内に収容された素電池との間には、吸水部材が設けられており、
    前記吸熱剤は、前記素電池が異常発熱したときに当該素電池からの熱を吸収して分解され、
    前記吸水部材は、前記吸熱剤の分解により生じた水を吸収する電池モジュール。
  3. 請求項2に記載の電池モジュールであって、
    前記吸水部材は、前記収容部の内面側に設けられている電池モジュール。
  4. 請求項2又は3に記載の電池モジュールであって、
    前記吸水部材は、スポンジ構造又はメッシュ構造を有している電池モジュール。
  5. 請求項1に記載の電池モジュールであって、
    前記素電池が収容されたホルダーは、ケース内に収容されており、
    前記ケースは、前記収容部の長手方向の一端側に設けられた板状部材により、二分されており、
    前記素電池の一方の電極端子は、前記板状部材に形成された貫通孔から露出しており、
    前記板状部材は、前記一方の電極端子を前記収容部から隔離している電池モジュール。
  6. 請求項5に記載の電池モジュールであって、
    前記板状部材は、前記素電池の前記一方の電極端子を互いに電気的に接続する接続板である電池モジュール。
  7. 請求項1から6の何れか1つに記載の電池モジュールであって、
    前記吸熱剤は、200℃以上の温度で分解される電池モジュール。
  8. 請求項7に記載の電池モジュールであって、
    前記吸熱剤は、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム及び重曹のうちの少なくとも1つである電池モジュール。
  9. 請求項8に記載の電池モジュールであって、
    前記吸熱剤は、粉末の状態で、前記収容部と当該収容部内に収容された素電池との間に充填されている電池モジュール。
  10. 請求項1から9の何れか1つに記載の電池モジュールであって、
    前記ホルダーは、50W/mK以上の熱伝導率を有している電池モジュール。
  11. 請求項10に記載の電池モジュールであって、
    前記ホルダーは、アルミニウムからなる電池モジュール。
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