JP2012114200A - Substrate processing apparatus - Google Patents
Substrate processing apparatus Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012114200A JP2012114200A JP2010261136A JP2010261136A JP2012114200A JP 2012114200 A JP2012114200 A JP 2012114200A JP 2010261136 A JP2010261136 A JP 2010261136A JP 2010261136 A JP2010261136 A JP 2010261136A JP 2012114200 A JP2012114200 A JP 2012114200A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing
- gas
- gas supply
- gas nozzle
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
Description
本発明は、基板処理技術に関し、特に、半導体集積回路装置(以下、ICという。)
の製造装置である基板処理装置やICの製造方法において、半導体集積回路が作り込まれる半導体基板(例えば、半導体ウェハ)を複数、同時に処理するうえで有効な処理ガス供給技術に関する。
The present invention relates to a substrate processing technique, and in particular, a semiconductor integrated circuit device (hereinafter referred to as an IC).
The present invention relates to a processing gas supply technique effective in simultaneously processing a plurality of semiconductor substrates (for example, semiconductor wafers) on which a semiconductor integrated circuit is formed in a substrate processing apparatus and an IC manufacturing method.
ICの製造装置の1つに、縦型バッチ式処理装置がある。縦型バッチ式処理装置においては、例えば、下端が開放された略円筒形状の処理室を有し、該処理室内に、複数のガス供給孔を有するガスノズルが立設され、ガスノズルの下端から処理ガスが供給されるように構成されている。複数のウェハを積層して保持したボートが、下方から処理室内へ搬入されると、ガスノズルに設けられたガス供給孔から処理ガスを噴出し、複数のウェハに対して同時に加熱処理等を行う。
下記の特許文献1には、複数のガス供給孔を有し、複数のウェハの積載方向に沿って処理室内に設けられたガスノズルが開示されている。
There is a vertical batch processing apparatus as one of IC manufacturing apparatuses. In a vertical batch type processing apparatus, for example, a processing chamber having a substantially cylindrical shape with an open lower end is provided, and a gas nozzle having a plurality of gas supply holes is erected in the processing chamber. Is configured to be supplied. When a boat holding a plurality of stacked wafers is carried into the processing chamber from below, a processing gas is ejected from a gas supply hole provided in the gas nozzle, and a plurality of wafers are subjected to heat treatment or the like at the same time.
しかしながら、従来のバッチ式縦型処理装置においては、ガスノズルの上流部(処理室の下部)で処理ガスが処理室内に噴出されると、ガスノズルの下流部(処理室の上部)では処理ガスが不足し、処理室の上部に配置されたウェハと、下部に配置されたウェハとの間で、処理が不均一になるおそれがある。
本発明の目的は、処理の均一性を向上することのできる基板処理装置を提供することにある。
However, in the conventional batch type vertical processing apparatus, when the processing gas is ejected into the processing chamber at the upstream portion of the gas nozzle (lower portion of the processing chamber), the processing gas is insufficient at the downstream portion of the gas nozzle (upper portion of the processing chamber). However, there is a possibility that the processing becomes non-uniform between the wafer arranged in the upper part of the processing chamber and the wafer arranged in the lower part.
An object of the present invention is to provide a substrate processing apparatus capable of improving processing uniformity.
上記の課題を解決するための、本発明の代表的な構成は、次のとおりである。すなわち、
複数の基板を積層して収容し、前記複数の基板に対し処理を行う処理室と、
前記処理室内に処理ガスを供給する処理ガス供給部とを備え、
前記処理ガス供給部は、
前記処理室外に設けられた処理ガス供給源と、
前記処理ガス供給源に一端が接続され、前記処理室内に基板の積層方向に沿って設けられ、前記処理室内に処理ガスを供給するガス供給口が設けられた主ガスノズルと、
前記処理ガス供給源に一端が接続され、他端が前記主ガスノズルに接続された補助ガスノズルとを、備えることを特徴とする基板処理装置。
A typical configuration of the present invention for solving the above-described problems is as follows. That is,
A plurality of substrates stacked and accommodated, and a processing chamber for processing the plurality of substrates;
A processing gas supply unit for supplying a processing gas into the processing chamber;
The processing gas supply unit
A processing gas supply source provided outside the processing chamber;
A main gas nozzle having one end connected to the processing gas supply source, provided in the processing chamber along a substrate stacking direction, and provided with a gas supply port for supplying processing gas into the processing chamber;
A substrate processing apparatus comprising: an auxiliary gas nozzle having one end connected to the processing gas supply source and the other end connected to the main gas nozzle.
上記の構成によれば、主ガスノズルのガス供給口から処理室内に供給される処理ガスの均一性を向上し、複数の基板間における処理の均一性を向上することができる。 According to said structure, the uniformity of the process gas supplied in the process chamber from the gas supply port of a main gas nozzle can be improved, and the process uniformity between several board | substrates can be improved.
本実施の形態において、基板処理装置は、一例として、半導体装置(IC)の製造方法における処理工程を実施する半導体製造装置として構成されている。以下、本発明の1実施形態を、図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態に係るバッチ式縦型成膜装置を示す斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係る処理炉の処理ガス供給部を示す垂直断面図である。図3は、本発明の実施形態に係る処理炉の電極構造を示す垂直断面図である。図4は、本発明の実施形態に係る処理炉の水平断面図である。図5は、本発明の実施形態に係る処理炉のガスノズルを示す模式図である。 In the present embodiment, as an example, the substrate processing apparatus is configured as a semiconductor manufacturing apparatus that performs processing steps in a method of manufacturing a semiconductor device (IC). Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a perspective view showing a batch type vertical film forming apparatus according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a vertical sectional view showing a processing gas supply unit of the processing furnace according to the embodiment of the present invention. FIG. 3 is a vertical sectional view showing the electrode structure of the processing furnace according to the embodiment of the present invention. FIG. 4 is a horizontal sectional view of the processing furnace according to the embodiment of the present invention. FIG. 5 is a schematic view showing a gas nozzle of the processing furnace according to the embodiment of the present invention.
[基板処理装置の概略]
まず、図1、図2を参照して、本実施形態に係る基板処理装置10を概略的に説明する。
図1に示すように、基板処理装置10の筐体101内部の前面側には、カセットステージ105が設けられている。カセットステージ105は、図示しない外部搬送装置との間で、基板収納容器としてのカセット100の授受を行う。カセットステージ105の後方には、カセット搬送機115が設けられている。カセット搬送機115の後方には、カセット100を保管するためのカセット棚109が設けられる。また、カセットステージ105の上方には、カセット100を保管するための予備カセット棚110が設けられている。予備カセット棚110の上方には、クリーンユニット118が設けられている。クリーンユニット118は、クリーンエアを筐体101の内部を流通させる。
[Outline of substrate processing equipment]
First, a
As shown in FIG. 1, a
筐体101の後部上方には、処理炉202が設けられている。処理炉202の下方には、ボートエレベータ121が設けられている。ボートエレベータ121は、ウェハ200を搭載したボート217を、処理炉202の内と外の間で昇降させる。ボート217は、ウェハ200を水平姿勢で多段に保持する基板保持具である。ボートエレベータ121には、処理炉202の下端を塞ぐための蓋体としてのシールキャップ219が取り付けられている。シールキャップ219は、ボート217を垂直に支持する。
ボートエレベータ121とカセット棚109との間には、ウェハ200を搬送するウェハ移載機112が設けられている。ボートエレベータ121の横には、処理炉202の下端を気密に閉塞するための炉口シャッタ116が設けられている。炉口シャッタ116は、ボート217が処理炉202の外にあるときに、処理炉202の下端を閉塞することができる。
A
Between the
ウェハ200が装填されたカセット100は、図示しない外部搬送装置からカセットステージ105に搬入される。さらに、カセット100は、カセット搬送機115により、カセットステージ105からカセット棚109または予備カセット棚110に搬送される。カセット棚109には、ウェハ移載機112の搬送対象となるカセット100が収納される移載棚123がある。ボート217に対してウェハ200が移載されるカセット100は、カセット搬送機115により移載棚123に移載される。カセット100が移載棚123に移載されると、ウェハ移載機112により、移載棚123から降下状態のボート217に、ウェハ200を移載する。
The
ボート217に所定枚数のウェハ200が移載されると、ボートエレベータ121により、ボート217が処理炉202内に挿入され、シールキャップ219により、処理炉202が気密に閉塞される。気密に閉塞された処理炉202内では、ウェハ200が加熱されると共に、処理ガスが処理炉202内に供給され、ウェハ200に加熱等の処理がなされる。
ウェハ200の処理が完了すると、上記した動作の逆の手順により、ウェハ200は、ウェハ移載機112により、ボート217から移載棚123のカセット100に移載され、カセット100は、カセット搬送機115により、移載棚123からカセットステージ105に移載され、図示しない外部搬送装置により、筐体101の外部に搬出される。
ボート217が降下状態において、炉口シャッタ116は、処理炉202の下端を気密に閉塞し、外気が処理炉202内に巻き込まれるのを防止している。
When a predetermined number of
When the processing of the
When the
[処理炉]
図1、図2に示されているように、本実施形態に係る基板処理装置10は、処理炉202を備えており、処理炉202は、石英製の反応管203を備えている。反応管203は、基板(本例ではウェハ200)を収容し、加熱処理する反応容器である。反応管203は、加熱部(本例では抵抗ヒータ207)の内側に設けられている。反応管203は、その下端開口をシールキャップ219により、気密部材(本例ではOリング220)を介して気密に閉塞される。
ヒータ207、反応管203およびシールキャップ219により、処理炉202が形成されている。また、反応管203、及びシールキャップ219により、基板処理室201が形成されている。シールキャップ219の上には、基板保持部材(ボート217)が、石英キャップ218を介して立設されている。石英キャップ218は、ボート217を保持する保持体である。ボート217は、処理炉202内に、処理炉202の下端開口から挿入される。ボート217には、バッチ処理される複数のウェハ200が、それぞれ水平姿勢で管軸方向(垂直方向)に多段に積載される。ヒータ207は、処理炉202に挿入されたウェハ200を、所定の温度に加熱する。
[Process furnace]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
A
[ガス供給系]
図2に示すように、本実施形態においては、処理室201へは複数種類、ここでは2種類の処理ガスが、第1の処理ガス供給源240aと第2の処理ガス供給源240bから供給される。
第1の処理ガス供給源240aには、第1の処理ガス供給管232aと第3の処理ガス供給管232dが接続されている。第1の処理ガス供給管232aは、処理室201内に設けられた第1の主ガスノズル233aに接続され、第3の処理ガス供給管232dは、処理室201内に設けられた第1の補助ガスノズル233dに接続されている。後述するように、第1の補助ガスノズル233dは、処理室201内において、第1の主ガスノズル233aに接続されている。
[Gas supply system]
As shown in FIG. 2, in the present embodiment, a plurality of types of processing gases, here two types of processing gases, are supplied from the first processing
A first processing
第1の処理ガス供給管232aには、上流側から順に、第1の処理ガス供給源240aと、流量制御装置として用いられるMFC(マスフローコントローラ)241aと、開閉装置として用いられるバルブ243aとが設けられている。第3の処理ガス供給管232dには、上流側から順に、第1の処理ガス供給源240aとMFC241dとバルブ243dとが設けられている。
第1の処理ガス供給源240aからの原料ガスとしての第1の処理ガスは、MFC241a、及びバルブ243a、第1の主ガスノズル233aを介し、後述するバッファ室237を通って処理室201内に供給されるとともに、MFC241d、及びバルブ243d、第1の補助ガスノズル233dを介し、後述するバッファ室237を通って処理室201内に供給される。
The first process
The first processing gas as the raw material gas from the first processing
第2の処理ガス供給源240bには、第2の処理ガス供給管232bが接続されている。第2の処理ガス供給管232bは、処理室201内に設けられた、第2の主ガスノズル233bと第2の補助ガスノズル233cに接続されている。後述するように、第2の補助ガスノズル233cは、処理室201内において、第2の主ガスノズル233bに接続されている。
第2の処理ガス供給管232bには、上流側から順に、第2の処理ガス供給源240bと、MFC241bと、バルブ243bと、ガス溜め247と、バルブ243cとが設けられている。第2の処理ガス供給源240bからの原料ガスとしての第2の処理ガスが、MFC241b、バルブ243b、ガス溜め247、バルブ243c、第2の主ガスノズル233b及び第2の補助ガスノズル233cを介し、処理室201内に供給される。
A second processing
In the second processing
第1の主ガスノズル233aと第1の補助ガスノズル233dの接続態様について、図5を用いて説明する。なお、第2の主ガスノズル233bと第2の補助ガスノズル233cの接続態様も、第1の主ガスノズル233aと第1の補助ガスノズル233dの接続態様と同様である。
[実施例1]
図5(a)に示す態様(実施例1)では、石英製の第1の主ガスノズル233aが反応管203の下端から上端にかけて延在し、第1の主ガスノズル233aの先端は袋状に閉じられ、第1の主ガスノズル233aの側面のみにガス供給口248aが複数、本例では12個設けられ、第1の主ガスノズル233a下部の基端から、第1の主ガスノズル233a内にガスが導入される。
石英製の第1の補助ガスノズル233dは、反応管203の下端から上端にかけて第1の主ガスノズル233aと平行に配置され、第1の補助ガスノズル233d下部の基端から、第1の補助ガスノズル233d内にガスが導入される。第1の補助ガスノズル233dは、本例ではガス供給口を有しておらず、第1の主ガスノズル233aの先端の接続部234aにて、第1の主ガスノズル233aに接続され、接続部234aから先端側の第1の主ガスノズル233aには、ガス供給口248aが存在しない。
A connection mode between the first
[Example 1]
In the embodiment (Example 1) shown in FIG. 5A, the first
The first
この構成により、第1の主ガスノズル233aの基端から第1の主ガスノズル233a内に導入されたガスの多くが、第1の主ガスノズル233aの上流側(反応管203の下部)で、ガス供給口248aから反応管203内へ流出して消費され、第1の主ガスノズル233a内の下流側(反応管203の上部)に供給されるガスの量が少なくなっても、第1の補助ガスノズル233dから、第1の主ガスノズル233aの先端にガスが供給されるので、第1の主ガスノズル233aに設けられた複数のガス供給口248aから反応管203内へ流出するガスの量の偏りを抑制でき、略等しくすることも可能である。
したがって、反応管203の上部に配置されたウェハ200と下部に配置されたウェハ200に対する処理の均一性を向上することができ、例えば形成される膜厚の偏りを抑制できる。
With this configuration, most of the gas introduced into the first
Therefore, it is possible to improve the uniformity of processing for the
[実施例2]
図5(b)に示す態様(実施例2)では、実施例1と同様に、石英製の第1の主ガスノズル233aが設けられ、該第1の主ガスノズル233aの先端に、1本目の第1の補助ガスノズル233d1が接続されている。第1の主ガスノズル233aと、1本目の第1の補助ガスノズル233d1の構造は、実施例1と同様である。
実施例1と異なる点は、第1の主ガスノズル233aの中間位置であり、複数のガス供給口248aとガス供給口248aの間に、石英製の2本目の第1の補助ガスノズル233d2が接続されていることである。本例では、下から(上流側から)4番目と5番目のガス供給口248aの間に、2本目の第1の補助ガスノズル233d2が接続されている。2本目の第1の補助ガスノズル233d2も、1本目の第1の補助ガスノズル233d1と同様に、第1の補助ガスノズル233d2下部の基端からガスが導入され、ガス供給口を有していない。
この構成により、実施例1の1本目の第1の補助ガスノズル233d1の効果に加えて、2本目の第1の補助ガスノズル233d2により、第1の主ガスノズル233aの上流側(反応管203の下部)で消費されたガスを、効果的に補うことができる。
[Example 2]
In the mode (Example 2) shown in FIG. 5B, similarly to Example 1, a first
The difference from the first embodiment is an intermediate position of the first
With this configuration, in addition to the effect of the first first auxiliary gas nozzle 233d1 of the first embodiment, the second first auxiliary gas nozzle 233d2 causes the upstream side of the first
[実施例3]
図5(c)に示す態様(実施例3)では、実施例1と同様に、石英製の第1の主ガスノズル233aが設けられ、該第1の主ガスノズル233aの先端に、第1の補助ガスノズル233dが接続されている。第1の主ガスノズル233aと第1の補助ガスノズル233dの構造は、次に説明する相違点以外は、実施例1と同様である。
実施例1と異なる点は、第1の補助ガスノズル233dが、第1の主ガスノズル233aと複数箇所で接続されていること、詳しくは、第1の補助ガスノズル233dが、第1の主ガスノズル233aの先端以外に、第1の主ガスノズル233aの中間位置の2箇所に接続されていることである。これら中間位置の2箇所は、いずれも、複数のガス供給口248aとガス供給口248aの間である。本例では、下から(上流側から)4番目と5番目のガス供給口248aの間と、下から(上流側から)8番目と9番目のガス供給口248aの間に、第1の補助ガスノズル233dが接続されている。
この構成により、実施例1の第1の補助ガスノズル233dの効果に加えて、第1の主ガスノズル233aの上流側(反応管203の下部)で消費されたガスを、実施例2よりも少ない数の補助ガスノズルにより効果的に補うことができる。
[Example 3]
In the mode (Example 3) shown in FIG. 5C, the first
The difference from the first embodiment is that the first
With this configuration, in addition to the effect of the first
[バッファ室]
次に、バッファ室について、図2と図4を用いて説明する。
図2や図4に示すように、処理室201を構成している反応管203の内壁とウェハ200との間における円弧状の空間には、反応管203の下部より上部の内壁にウェハ200の積載方向に沿って、ガス分散空間であるバッファ室237が設けられており、そのバッファ室237のウェハ200と隣接する壁の端部にはガスを供給する供給孔であるガス供給孔237aが設けられている。このガス供給孔237aは、反応管203の中心へ向けて開口している。このガス供給孔237aは、下部から上部にわたってそれぞれ同一の開口面積を有し、更に同じ開口ピッチで設けられている。各ガス供給孔237a間のピッチ(間隔)は、各ウェハ200間のピッチ(間隔)と同一としている。
[Buffer room]
Next, the buffer chamber will be described with reference to FIGS.
As shown in FIG. 2 and FIG. 4, the arc-shaped space between the inner wall of the
そしてバッファ室237のガス供給孔237aが設けられた側と反対側には、第1の主ガスノズル233aが、やはり反応管203の下部より上部にわたりウェハ200の積載方向に沿って配設されている。第1の主ガスノズル233aには、前述したように、第1の補助ガスノズル233dが接続されている。第1の主ガスノズル233aには、図2に示すように、ガスを供給する複数のガス供給口248aが設けられている。この複数のガス供給口248aの開口面積は、第1の主ガスノズル233a内とバッファ室237内の差圧が小さい場合には、ガスの上流側から下流側まで同一の開口面積で同一の開口ピッチとすると良いが、差圧が大きい場合には上流側から下流側に向かって開口面積を大きくするか、開口ピッチを小さくすると良い。
On the opposite side of the
本実施の形態においては、第1の主ガスノズル233aの複数のガス供給口248aの開口面積を、上流側から下流側にかけて徐々に大きくしている。このように構成することで、第1の主ガスノズル233aの各ガス供給口248aより、ガスの流速の差はあるが流量はほぼ同量であるガスを、バッファ室237内に噴出させている。
そして、バッファ室237内において、第1の主ガスノズル233aの各ガス供給孔より噴出したガスの粒子速度差が緩和された後、ガス供給孔237aより処理室201に噴出させている。よって、第1の主ガスノズル233aの各ガス供給孔より噴出したガスは、バッファ室237の各ガス供給孔237aより噴出する際には、均一な流量と流速とを有するガスとすることができる。
第1の処理ガス供給源240a、MFC241a、MFC241d、バルブ243a、バルブ243d、第1の主ガスノズル233a、第1の補助ガスノズル233d、バッファ室237、ガス供給孔237a等から、第1の処理ガス供給部が構成される。
In the present embodiment, the opening areas of the plurality of
In the
First process gas supply from the first process
図4に示すように、第1の主ガスノズル233aの位置より、反応管203の内周を90°程度回った内壁に、第2の主ガスノズル233bが設けられている。第2の主ガスノズル233bには、前述したように、第2の補助ガスノズル233cが接続されている。この第2の主ガスノズル233bは、ALD法による成膜においてウェハ200へ、複数種類のガスを1種類ずつ交互に供給する際に、バッファ室237とガス供給種を分担するガス供給部である。
この第2の主ガスノズル233bも、バッファ室237と同様に、ウェハと隣接する位置に同一ピッチでガスを供給する供給孔であるガス供給口248bを有し、反応管203の下部において、第2のガス供給管232bが接続されている。
As shown in FIG. 4, a second
Similarly to the
ガス供給口248bの開口面積は、第2の主ガスノズル233b内と処理室201内の差圧が小さい場合には、ガスの上流側から下流側まで同一の開口面積で同一の開口ピッチとすると良いが、差圧が大きい場合には上流側から下流側に向かって開口面積を大きくするか開口ピッチを小さくすると良い。本実施の形態においては、ガス供給孔249aの開口面積を上流側から下流側にかけて徐々に大きくしている。
第2の処理ガス供給源240b、MFC241b、バルブ243b、ガス溜め247、バルブ243c、第2の主ガスノズル233b、第2の補助ガスノズル233c、ガス供給口248b等から、第2の処理ガス供給部が構成される。該第2の処理ガス供給部と前述した第1の処理ガス供給部とを総称して、処理ガス供給部と称する。
When the differential pressure in the second
From the second processing
[プラズマ生成用電極]
次に、プラズマ生成用電極について、図3と図4を用いて説明する。
図3と図4に示すように、バッファ室237内に、細長い構造を有する第1の電極である第1の棒状電極269及び第2の電極である第2の棒状電極270が、上部より下部にわたって、電極を保護する保護管である電極保護管275内に保護されて配設されている。図4に示すように、この第1の棒状電極269又は第2の棒状電極270のいずれか一方は整合器272を介して高周波電源273に接続され、他方は基準電位であるアースに接続されている。この結果、第1の棒状電極269及び第2の棒状電極270間のプラズマ生成領域224にプラズマが生成される。
[Plasma generation electrode]
Next, the plasma generating electrode will be described with reference to FIGS.
As shown in FIGS. 3 and 4, a first rod-shaped
この電極保護管275は、第1の棒状電極269及び第2の棒状電極270のそれぞれを、バッファ室237の雰囲気と隔離した状態で、バッファ室237内に挿入できる構造となっている。ここで、電極保護管275の内部が外気(大気)と同一雰囲気であると、電極保護管275にそれぞれ挿入された第1の棒状電極269及び第2の棒状電極270はヒータ207の加熱で酸化されてしまう。そこで、電極保護管275の内部は窒素などの不活性ガスを充填あるいはパージし、酸素濃度を充分低く抑えて第1の棒状電極269又は第2の棒状電極270の酸化を防止するための不活性ガスパージ機構が設けられる。
The
[ボート]
図2に示すように、反応管203内の中央部には、複数枚のウェハ200を多段に同一間隔で載置するボート217が設けられており、このボート217はボートエレベータ121(図1参照)により反応管203に出入りできるようになっている。また処理の均一性を向上する為にボート217を回転するための回転装置(回転手段)であるボート回転機構267が設けてあり、このボート回転機構267によって石英キャップ218に保持されたボート217を回転するようになっている。
[boat]
As shown in FIG. 2, a
[排気部]
基板処理室201には、基板処理室201内のガスを排気するガス排気管231の一端が接続されている。ガス排気管231の他端は、真空ポンプ246(排気装置)にAPC(Auto Pressure Controller)バルブ255を介して接続されている。基板処理室201内は、真空ポンプ246によって排気される。
なお、APCバルブ255は、弁の開閉により基板処理室201の排気および排気停止を行なうことができる開閉弁であり、かつまた、弁開度の調節により圧力を調整することができる圧力調整弁である。
[Exhaust section]
One end of a
The
[制御部]
コントローラ280(制御部)は、MFC241a、241b、241d、バルブ243a、243b、243c、243d、APCバルブ255、ヒータ207、真空ポンプ246、ボート回転機構267、ボートエレベータ121、高周波電源273、整合器272等、基板処理装置10の各構成部に電気的に接続されている。
コントローラ280は、MFC241a、241b、241dの流量調整、バルブ243a、243b、243c、243dの開閉動作、APCバルブ255の開閉および圧力調整動作、ヒータ207の温度調節、真空ポンプ246の起動・停止、ボート回転機構267の回転速度調節、ボートエレベータ121の昇降動作制御、高周波電源273の電力供給制御、整合器272によるインピーダンス制御等、基板処理装置10の各構成部の制御を行う。
[Control unit]
The controller 280 (control unit) includes
The
以上のように構成された基板処理装置10において、ボート217に積載したウェハ200の表面上つまり基板表面上に、半導体デバイスの製造工程の一つである、ALD法による成膜がなされる。
In the
[成膜処理]
次にALD法による成膜例について、半導体デバイスの製造工程の一つである、DCS及びNH3ガスを用いてSiN膜を成膜する例で説明する。CVD(Chemical Vapor Deposition)法の中の1つであるALD(Atomic Layer Deposition)法は、ある成膜条件(温度、時間等)の下で、成膜に用いる2種類(またはそれ以上)の原料となる処理ガスを1種類ずつ交互に基板上に供給し、1原子層単位で吸着させ、表面反応を利用して成膜を行う手法である。
利用する化学反応は、例えばSiN(窒化珪素)膜形成の場合、ALD法ではDCS(SiH2Cl2、ジクロルシラン)とNH3(アンモニア)を用いて、300〜600℃の低温で高品質の成膜が可能である。また、ガス供給は、複数種類の反応性ガスを1種類ずつ交互に供給する。そして、膜厚制御は、反応性ガス供給のサイクル数で制御する。(例えば、成膜速度が1Å/サイクルとすると、20Åの膜を形成する場合、処理を20サイクル行う。)
[Film formation]
Next, an example of film formation by the ALD method will be described using an example of forming a SiN film using DCS and NH 3 gas, which is one of the semiconductor device manufacturing processes. ALD (Atomic Layer Deposition), one of the CVD (Chemical Vapor Deposition) methods, uses two (or more) raw materials for film formation under certain film formation conditions (temperature, time, etc.). In this method, one type of processing gas is alternately supplied onto the substrate, adsorbed in units of one atomic layer, and film formation is performed using a surface reaction.
For example, in the case of forming a SiN (silicon nitride) film, the ALD method uses DCS (SiH 2 Cl 2 , dichlorosilane) and NH 3 (ammonia) to form a high-quality chemical reaction. A membrane is possible. Further, the gas supply alternately supplies a plurality of types of reactive gases one by one. And film thickness control is controlled by the cycle number of reactive gas supply. (For example, assuming that the film formation rate is 1 mm / cycle, the process is performed 20 cycles when a film of 20 mm is formed.)
まず成膜しようとするウェハ200をボート217に装填し、処理室201に搬入する。搬入後、次の3つのステップを順次実行する。
(ステップ1)
ステップ1では、プラズマ励起の必要なNH3ガスと、プラズマ励起の必要のないDCSガスとを並行して流す。まず第1のガス供給管232aに設けたバルブ243a、第3のガス供給管232dに設けたバルブ243d、及びガス排気管231に設けたAPCバルブ255を共に開けて、第1のガス供給管232aと第3のガス供給管232dからMFC241aとMFC241dにより流量調整されたNH3ガスを、第1の主ガスノズル233aと第1の補助ガスノズル233dからバッファ室237へ供給し、第1の棒状電極269及び第2の棒状電極270間に、高周波電源273から整合器272を介して高周波電力を印加してNH3をプラズマ励起し、活性種として処理室201に供給しつつガス排気管231から排気する。
NH3ガスをプラズマ励起することにより活性種として流すときは、APCバルブ255を適正に調整して、処理室201内圧力を10〜100Paの範囲であって、例えば50Paに維持する。MFC241aとMFC241dで制御するNH3の供給流量は、1〜10slmの範囲であって、例えば5slmで供給される。例えば、MFC241aで2slm供給し、MFC241dで3slm供給する。NH3をプラズマ励起することにより得られた活性種にウェハ200を晒す時間は2〜120秒間である。このときのヒータ207温度は、ウェハが300〜600℃の範囲であって、例えば550℃になるよう設定してある。NH3は反応温度が高いため、上記ウェハ温度では反応しないので、プラズマ励起することにより活性種としてから流すようにしており、このためウェハ温度は設定した低い温度範囲のままで行える。
First, a
(Step 1)
In
When flowing NH 3 gas as an active species by plasma excitation, the
このNH3をプラズマ励起することにより活性種として供給しているとき、第2のガス供給管232bの上流側のバルブ243bを開け、下流側のバルブ243cを閉めて、DCSも流すようにする。これによりバルブ243b、243c間に設けたガス溜め247にDCSを溜める。このとき、処理室201内に流しているガスはNH3をプラズマ励起することにより得られた活性種であり、DCSは存在しない。したがって、NH3は気相反応を起こすことはなく、プラズマにより励起され活性種となったNH3は、ウェハ200上の下地膜などの表面部分と表面反応(化学吸着)する。
When this NH 3 is supplied as an active species by plasma excitation, the
(ステップ2)
ステップ2では、第1のガス供給管232aのバルブ243aと、第3のガス供給管232dのバルブ243dとを閉めて、NH3の供給を止めるが、引続きガス溜め247へのDCSの供給を継続する。ガス溜め247に所定圧、所定量のDCSが溜まったら、上流側のバルブ243bも閉めて、ガス溜め247にDCSを閉じ込めておく。また、ガス排気管231のAPCバルブ255は開いたままにし真空ポンプ246により、処理室201を20Pa以下に排気し、残留NH3を処理室201から排除する。また、このときにはN2等の不活性ガスを処理室201に供給すると、更に残留NH3を排除する効果が高まる。ガス溜め247内には、圧力が20000Pa以上になるようにDCSを溜める。また、ガス溜め247と処理室201との間のコンダクタンスが1.5×10−3m3/s以上になるように装置を構成する。また、反応管203の容積とこれに対する必要なガス溜め247の容積との比として考えると、反応管203の容積が100L(リットル)の場合においては、100〜300ccであることが好ましく、容積比としてはガス溜め247は反応室容積の1/1000〜3/1000倍とすることが好ましい。
(Step 2)
In Step 2, the
(ステップ3)
ステップ3では、処理室201内のNH3の排気が終わったら、ガス排気管231のAPCバルブ255を閉じて排気を止める。第2のガス供給管232bの下流側のバルブ243cを開く。これによりガス溜め247に溜められたDCSが処理室201に一気に供給される。このときガス排気管231のAPCバルブ255が閉じられているので、処理室201内の圧力は急激に上昇して約931Pa(7Torr)まで昇圧される。DCSを供給するための時間は2〜4秒設定し、その後上昇した圧力雰囲気中に晒す時間を2〜4秒に設定し、合計6秒とする。このときのウェハ温度はNH3の供給時と同じく、300〜600℃の範囲内の所望の温度で維持される。DCSの供給により、ウェハ200の表面に化学吸着したNH3とDCSとが表面反応(化学吸着)して、ウェハ200上にSiN膜が成膜される。
成膜後、バルブ243cを閉じ、APCバルブ255を開けて処理室201を真空排気し、成膜に寄与した後の残留するDCSのガスを排除する。また、このときにはN2等の不活性ガスを処理室201に供給すると、更に、成膜に寄与した後の残留するDCSのガスを処理室201から排除する効果が高まる。またバルブ243bを開いてガス溜め247へのDCSの供給を開始する。
(Step 3)
In
After the film formation, the
上記ステップ1〜3を1サイクルとし、このサイクルを複数回繰り返すことによりウェハ上に所定膜厚のSiN膜を成膜する。
ALD装置では、処理ガスはウェハ200の表面部分に化学吸着する。この処理ガスの吸着量は、処理ガスの圧力、及び処理ガスの暴露時間に比例する。よって、希望する一定量の処理ガスを、短時間で吸着させるためには、処理ガスの圧力を短時間で大きくする必要がある。この点で、本実施の形態では、APCバルブ255を閉めたうえで、ガス溜め247内に溜めたDCSを瞬間的に供給しているので、処理室201内のDCSの圧力を急激に上げることができ、希望する一定量の処理ガスを瞬間的に吸着させることができる。
In the ALD apparatus, the processing gas is chemically adsorbed on the surface portion of the
また、本実施の形態では、ガス溜め247にDCSを溜めている間に、ALD法で必要なステップであるNH3ガスをプラズマ励起することにより活性種として供給、及び処理室201の排気をしているので、DCSを溜めるための特別なステップを必要としない。また、処理室201内を排気してNH3ガスを除去してからDCSを流すので、両者はウェハ200に向かう途中で反応しない。供給されたDCSは、ウェハ200に吸着しているNH3とのみ有効に反応させることができる。
Further, in the present embodiment, while DCS is stored in the
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においてはDCSガスとNH3ガスを用いてSiN膜を形成したが、SiN膜以外の膜種や他のガス種であっても適用可能である。
また、前記実施形態においては、第1の主ガスノズルと第1の補助ガスノズルの両方にそれぞれ、MFCとバルブを設けたが、第1の補助ガスノズル用のMFCとバルブを省略し、第1の主ガスノズル用のMFCとバルブにより、第1の補助ガスノズルのガス流量や流速等を制御するように構成してもよい。
また、前記実施形態においては、1つのガス溜めとバルブにより、第2の主ガスノズルと第2の補助ガスノズルのガス流量や流速等を制御するようにしたが、第2の主ガスノズルと第2の補助ガスノズルの両方にそれぞれ、ガス溜めとバルブを設け、第2の主ガスノズルのガス流量や流速等と、第2の補助ガスノズルのガス流量や流速等を、独立に制御するようにしてもよい。
また、前記実施形態においては、第1の主ガスノズルと第2の主ガスノズルの両方に、補助ガスノズルを設けたが、第1の主ガスノズルと第2の主ガスノズルのいずれか一方にのみ補助ガスノズルを設けるようにしてもよい。
また、前記実施形態においては、バッチ式縦型成膜装置を用いて説明したが、これに限られるものではなく、本発明は、横型装置等にも適用することができる。
また、前記実施形態においては、ウェハに処理が施される場合について説明したが、処理対象はホトマスクやプリント配線基板、液晶パネル、コンパクトディスクおよび磁気ディスク等であってもよい。
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, It cannot be overemphasized that it can change variously in the range which does not deviate from the summary.
For example, in the above embodiment, the SiN film is formed using DCS gas and NH 3 gas, but the present invention can be applied to film types other than the SiN film and other gas types.
In the above embodiment, both the first main gas nozzle and the first auxiliary gas nozzle are provided with the MFC and the valve. However, the MFC and valve for the first auxiliary gas nozzle are omitted, and the first main gas nozzle and the first auxiliary gas nozzle are omitted. The gas flow rate and flow velocity of the first auxiliary gas nozzle may be controlled by the gas nozzle MFC and the valve.
In the above embodiment, the gas flow rate and flow velocity of the second main gas nozzle and the second auxiliary gas nozzle are controlled by one gas reservoir and valve, but the second main gas nozzle and the second auxiliary gas nozzle are controlled. A gas reservoir and a valve may be provided in each of the auxiliary gas nozzles, and the gas flow rate and flow rate of the second main gas nozzle and the gas flow rate and flow rate of the second auxiliary gas nozzle may be controlled independently.
Moreover, in the said embodiment, although the auxiliary gas nozzle was provided in both the 1st main gas nozzle and the 2nd main gas nozzle, an auxiliary gas nozzle is provided only in any one of the 1st main gas nozzle and the 2nd main gas nozzle. You may make it provide.
In the above-described embodiment, the description has been given using the batch type vertical film forming apparatus. However, the present invention is not limited to this, and the present invention can also be applied to a horizontal apparatus or the like.
In the above-described embodiment, the case where the wafer is processed has been described. However, the processing target may be a photomask, a printed wiring board, a liquid crystal panel, a compact disk, a magnetic disk, or the like.
本明細書には、次の発明が含まれる。すなわち、第1の発明は、
複数の基板を積層して収容し、前記複数の基板に対し処理を行う処理室と、
前記処理室内に処理ガスを供給する処理ガス供給部とを備え、
前記処理ガス供給部は、
前記処理室外に設けられた処理ガス供給源と、
前記処理ガス供給源に一端が接続され、前記処理室内に基板の積層方向に沿って設けられ、前記処理室内に処理ガスを供給するガス供給口が設けられた主ガスノズルと、
前記処理ガス供給源に一端が接続され、他端が前記主ガスノズルに接続された補助ガスノズルとを、備えることを特徴とする基板処理装置。
このように基板処理装置を構成すると、主ガスノズルのガス供給口から処理室内に供給される処理ガスの均一性を向上し、複数の基板間における処理の均一性を向上することができる。なお、主ガスノズルと補助ガスノズルに接続される処理ガス供給源は、同一の処理ガスを供給するものであれば、物理的に分かれていても構わない。
This specification includes the following inventions. That is, the first invention is
A plurality of substrates stacked and accommodated, and a processing chamber for processing the plurality of substrates;
A processing gas supply unit for supplying a processing gas into the processing chamber;
The processing gas supply unit
A processing gas supply source provided outside the processing chamber;
A main gas nozzle having one end connected to the processing gas supply source, provided in the processing chamber along a substrate stacking direction, and provided with a gas supply port for supplying processing gas into the processing chamber;
A substrate processing apparatus comprising: an auxiliary gas nozzle having one end connected to the processing gas supply source and the other end connected to the main gas nozzle.
When the substrate processing apparatus is configured in this manner, the uniformity of the processing gas supplied from the gas supply port of the main gas nozzle into the processing chamber can be improved, and the processing uniformity among the plurality of substrates can be improved. Note that the processing gas supply sources connected to the main gas nozzle and the auxiliary gas nozzle may be physically separated as long as they supply the same processing gas.
第2の発明は、第1の発明の基板処理装置であって、
前記補助ガスノズルの一端が前記処理ガス供給源に接続され、前記補助ガスノズルの他端が前記主ガスノズルのガス供給口よりも先端側に接続されたことを特徴とする基板処理装置。
このように基板処理装置を構成すると、主ガスノズルのガス供給口に対し、両方向から処理ガスを供給することができ、主ガスノズルのガス供給口から処理室内に供給される処理ガスの均一性を向上することができる。
The second invention is the substrate processing apparatus of the first invention,
A substrate processing apparatus, wherein one end of the auxiliary gas nozzle is connected to the processing gas supply source, and the other end of the auxiliary gas nozzle is connected to a tip side of the gas supply port of the main gas nozzle.
When the substrate processing apparatus is configured in this manner, the processing gas can be supplied from both directions to the gas supply port of the main gas nozzle, and the uniformity of the processing gas supplied from the gas supply port of the main gas nozzle into the processing chamber is improved. can do.
第3の発明は、第1の発明の基板処理装置であって、
前記処理ガス供給源に一端が接続され、他端が前記主ガスノズルに接続された補助ガスノズルを、複数備えることを特徴とする基板処理装置。
このように基板処理装置を構成すると、さらに、処理室内に供給される処理ガスの均一性を向上することができる。
A third invention is the substrate processing apparatus of the first invention,
A substrate processing apparatus comprising a plurality of auxiliary gas nozzles, one end of which is connected to the processing gas supply source and the other end of which is connected to the main gas nozzle.
When the substrate processing apparatus is configured in this manner, the uniformity of the processing gas supplied into the processing chamber can be further improved.
第4の発明は、第1の発明の基板処理装置であって、
前記補助ガスノズルが前記主ガスノズルに複数箇所で接続されたことを特徴とする基板処理装置。
このように基板処理装置を構成すると、さらに、主ガスノズルのガス供給口から処理室内に供給される処理ガスの均一性を向上することができる。
A fourth invention is the substrate processing apparatus of the first invention,
The substrate processing apparatus, wherein the auxiliary gas nozzle is connected to the main gas nozzle at a plurality of locations.
If the substrate processing apparatus is configured in this way, the uniformity of the processing gas supplied from the gas supply port of the main gas nozzle into the processing chamber can be further improved.
第5の発明は、第1の発明の基板処理装置であって、
前記主ガスノズルには、前記処理ガスを供給するガス供給口が2つ以上設けられ、
前記補助ガスノズルの一端が前記処理ガス供給源に接続され、他端が前記主ガスノズルの開口と開口の間に接続されたことを特徴とする基板処理装置。
このように基板処理装置を構成すると、主ガスノズルのガス供給口から処理室内に供給される処理ガスの均一性を向上することができる。
The fifth invention is the substrate processing apparatus of the first invention,
The main gas nozzle is provided with two or more gas supply ports for supplying the processing gas,
One end of the auxiliary gas nozzle is connected to the processing gas supply source, and the other end is connected between the openings of the main gas nozzle.
When the substrate processing apparatus is configured in this manner, the uniformity of the processing gas supplied from the gas supply port of the main gas nozzle into the processing chamber can be improved.
10…基板処理装置、200…ウェハ、201…基板処理室、202…処理炉、203…反応管、207…ヒータ、217…ボート、218…石英キャップ、219…シールキャップ、220…Oリング、231…ガス排気管、232a…第1の処理ガス供給管、232b…第2の処理ガス供給管、232d…第3の処理ガス供給管、233a…第1の主ガスノズル、233b…第2の主ガスノズル、233c…第2の補助ガスノズル、233d…第1の補助ガスノズル、237…バッファ室、237a…ガス供給孔、240a…第1の処理ガス供給源、240b…第2の処理ガス供給源、241a…MFC(マスフローコントローラ)、241b…MFC、241d…MFC、243a…開閉バルブ、243b…開閉バルブ、243d…開閉バルブ、248a…ガス供給口、246…真空ポンプ、247…ガス溜め、255…APCバルブ、267…ボート回転機構、269…棒状電極、270…棒状電極、272…整合器、273…高周波電源、275…電極保護管、280…コントローラ。
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記処理室内に処理ガスを供給する処理ガス供給部とを備え、
前記処理ガス供給部は、
前記処理室外に設けられた処理ガス供給源と、
前記処理ガス供給源に一端が接続され、前記処理室内に基板の積層方向に沿って設けられ、前記処理室内に処理ガスを供給するガス供給口が設けられた主ガスノズルと、
前記処理ガス供給源に一端が接続され、他端が前記主ガスノズルに接続された補助ガスノズルとを、備えることを特徴とする基板処理装置。 A plurality of substrates stacked and accommodated, and a processing chamber for processing the plurality of substrates;
A processing gas supply unit for supplying a processing gas into the processing chamber;
The processing gas supply unit
A processing gas supply source provided outside the processing chamber;
A main gas nozzle having one end connected to the processing gas supply source, provided in the processing chamber along a substrate stacking direction, and provided with a gas supply port for supplying processing gas into the processing chamber;
A substrate processing apparatus comprising: an auxiliary gas nozzle having one end connected to the processing gas supply source and the other end connected to the main gas nozzle.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010261136A JP2012114200A (en) | 2010-11-24 | 2010-11-24 | Substrate processing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010261136A JP2012114200A (en) | 2010-11-24 | 2010-11-24 | Substrate processing apparatus |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012114200A true JP2012114200A (en) | 2012-06-14 |
Family
ID=46498099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010261136A Pending JP2012114200A (en) | 2010-11-24 | 2010-11-24 | Substrate processing apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012114200A (en) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015082533A (en) * | 2013-10-21 | 2015-04-27 | 東京エレクトロン株式会社 | Plasma processing device |
WO2017047686A1 (en) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 株式会社日立国際電気 | Gas supply part, substrate processing device and semiconductor device manufacturing method |
US9776202B2 (en) | 2013-03-29 | 2017-10-03 | Tokyo Electron Limited | Driving method of vertical heat treatment apparatus, storage medium and vertical heat treatment apparatus |
KR20180050708A (en) | 2016-02-09 | 2018-05-15 | 가부시키가이샤 히다치 고쿠사이 덴키 | Substrate processing apparatus and method of manufacturing semiconductor device |
WO2023132130A1 (en) * | 2022-01-07 | 2023-07-13 | 芝浦機械株式会社 | Surface treatment device |
-
2010
- 2010-11-24 JP JP2010261136A patent/JP2012114200A/en active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9776202B2 (en) | 2013-03-29 | 2017-10-03 | Tokyo Electron Limited | Driving method of vertical heat treatment apparatus, storage medium and vertical heat treatment apparatus |
JP2015082533A (en) * | 2013-10-21 | 2015-04-27 | 東京エレクトロン株式会社 | Plasma processing device |
US9970110B2 (en) | 2013-10-21 | 2018-05-15 | Tokyo Electron Limited | Plasma processing apparatus |
KR20180021142A (en) * | 2015-09-17 | 2018-02-28 | 가부시키가이샤 히다치 고쿠사이 덴키 | Gas supply part, substrate processing device and manufacturing method of semiconductor device |
CN107924841A (en) * | 2015-09-17 | 2018-04-17 | 株式会社日立国际电气 | The manufacture method of gas supply part, lining processor and semiconductor devices |
WO2017047686A1 (en) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 株式会社日立国際電気 | Gas supply part, substrate processing device and semiconductor device manufacturing method |
JPWO2017047686A1 (en) * | 2015-09-17 | 2018-06-21 | 株式会社日立国際電気 | Gas supply unit, substrate processing apparatus, and method for manufacturing semiconductor device |
KR102164942B1 (en) | 2015-09-17 | 2020-10-13 | 가부시키가이샤 코쿠사이 엘렉트릭 | Gas supply unit, substrate processing device, and manufacturing method of semiconductor device |
CN107924841B (en) * | 2015-09-17 | 2021-08-13 | 株式会社国际电气 | Gas supply unit, substrate processing apparatus, and method for manufacturing semiconductor device |
KR20180050708A (en) | 2016-02-09 | 2018-05-15 | 가부시키가이샤 히다치 고쿠사이 덴키 | Substrate processing apparatus and method of manufacturing semiconductor device |
US11542601B2 (en) | 2016-02-09 | 2023-01-03 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Substrate processing apparatus and method of manufacturing semiconductor device |
US11952664B2 (en) | 2016-02-09 | 2024-04-09 | Kokusai Electric Corporation | Substrate processing apparatus and method of manufacturing semiconductor device |
WO2023132130A1 (en) * | 2022-01-07 | 2023-07-13 | 芝浦機械株式会社 | Surface treatment device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5388963B2 (en) | Substrate processing method, film stress control method, substrate processing apparatus, and semiconductor device manufacturing method | |
JP5520552B2 (en) | Semiconductor device manufacturing method and substrate processing apparatus | |
JP4951501B2 (en) | Substrate processing apparatus and semiconductor device manufacturing method | |
JP4361932B2 (en) | Substrate processing apparatus and semiconductor device manufacturing method | |
JP4516969B2 (en) | Substrate processing apparatus and semiconductor device manufacturing method | |
JP4828599B2 (en) | Substrate processing equipment | |
JP2009147372A (en) | Method of manufacturing semiconductor device | |
JP5568212B2 (en) | Substrate processing apparatus, coating method therefor, substrate processing method, and semiconductor device manufacturing method | |
JP2010027702A (en) | Substrate processing apparatus and method of forming thin film | |
JP2012114200A (en) | Substrate processing apparatus | |
JP2006237532A (en) | Substrate processing apparatus | |
JP4242733B2 (en) | Manufacturing method of semiconductor device | |
JP2011187536A (en) | Substrate processing device | |
JP4938805B2 (en) | Substrate processing equipment | |
JP2007027425A (en) | Substrate treatment device | |
JP2005243737A (en) | Substrate processing apparatus | |
JP4267434B2 (en) | Substrate processing equipment | |
JP4434807B2 (en) | Manufacturing method of semiconductor device | |
JP2011159906A (en) | Method of manufacturing semiconductor device | |
JP4509697B2 (en) | Substrate processing equipment | |
JP2005167027A (en) | Substrate processing apparatus | |
JP2011035191A (en) | Substrate treatment device | |
JP4634155B2 (en) | Substrate processing apparatus and film forming method | |
JP2006269532A (en) | Method of manufacturing semiconductor device | |
JP2005251775A (en) | Substrate processing apparatus |