JP2012113438A - 姿勢推定装置および姿勢推定プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】姿勢推定装置1は、撮影画像と、当該撮影画像中の人物に対応して生成されたCG画像とを入力し、撮影画像からオブジェクトの特定領域を2値化したシルエットを抽出すると共に、CG画像から同様に特定領域を2値化したシルエットを抽出する特定領域抽出手段31と、抽出されたそれぞれのシルエットに細線化処理を施す細線化手段32と、細線化されたそれぞれのシルエットに膨張処理を施す膨張処理手段33と、膨張させたそれぞれのシルエットに距離変換を施すことで濃淡画像を生成する距離変換手段34と、それぞれの濃淡画像の特徴量としてHOGを算出する勾配特徴量抽出手段35と、撮影画像から算出されたHOGとCG画像から算出されたHOGとを照合することで、撮影画像中のオブジェクトの関節角度を推定する照合手段4とを備える。
【選択図】図1
Description
(1)人体の骨格構造を持った3次元CGモデルを用意しておき、骨格を様々に動かして生成したCG画像と、撮影画像と、のマッチングにより、姿勢推定を行う。このとき、例えば、撮影画像から人物領域を抽出し、その画像特徴とCG生成映像の画像特徴とを比較する(例えば、非特許文献1参照)。
(2)撮影画像から人物領域を抽出し、その形状(シルエット)から、人物の手足や肘、膝の位置を推定し、内部の骨格を推定する(例えば、特許文献1参照)。
(3)撮影画像から人物領域を抽出し、その形状(シルエット)と、CG生成画像のシルエットと、を比較する。この場合、比較は2つの画像のXOR(排他的論理和)で行う。
また、細線化処理は、2値画像のシルエットを幅1ピクセルの線画像に変換し、膨張処理は、細線を均等な太さに拡幅する。したがって、例えば撮影画像から抽出された後に細線化されたシルエットに対して膨張処理を施すと、撮影画像から抽出されたシルエットに復元されるわけではなく、細線が均等な太さに拡幅されたシルエットとなる。これにより、画像中のオブジェクトの太さの影響を受けずに、例えば撮影画像中の人物の足部のシルエットを抽出したときに、足部の個人差に関わらず、予め均等な幅で作成したCGモデルの足部のシルエットとの間で高精度に照合を行うことができる。
また、非特許文献1のようにHOGを適用したとしても画像のシルエットを抽出しない場合には、推定する対象物が人物の場合、服装が異なると、マッチングができなくなる。このような問題に対して、この姿勢推定装置は、画像のシルエットを抽出した上で濃淡画像を生成し、さらに濃淡画像からHOGを算出しているので、洋服の模様などの影響を受けることなく、シルエット照合のロバスト性をいかしながら、撮影画像とCG画像とを高精度に照合することができる。
請求項1に記載の発明によれば、姿勢推定装置において、撮影画像中のオブジェクトの洋服の模様などの影響を受けることなく、シルエット照合のロバスト性をいかしながら、距離変換およびHOG特徴により、画面上の位置の影響を受けずに精度の高い照合を行うことができる。また、姿勢推定装置は、細線化および膨張処理によって、撮影画像中のオブジェクトの太さを、CG画像中のオブジェクトの太さと同様に、一定の太さにすることができるので、太さの影響を受けずに精度の高い照合を行うことができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、姿勢推定プログラムは、請求項1に記載の姿勢推定装置と同様の効果を奏することができる。
図1に示す姿勢推定装置1は、推定する対象物を撮影した単視点の静止画または動画像を示す撮影画像に映ったオブジェクトから、画像処理により、対象物の姿勢または動きを特徴付けるパラメータを推定するものである。
以下では、対象物を人物として、例えば「歩行」や「蹴る」といった予め定められた動作をしている人物を1台のカメラで動画撮影した撮影画像が姿勢推定装置1に入力し、フレーム別の撮影画像である撮影フレーム画像中のオブジェクトとしての人物の動きを推定するものとして説明する。ここで、フレームは、フレーム画像であって、時間方向のサンプリング周波数は特に限定されるものではなく、例えば、ノンインターレース方式(例えば29.97fps(Frame Per Second))や、フレーム画像を2種類のフィールドで読み出すインターレース方式(例えば59.94fps)でもよい。
画像入力手段5は、撮影画像を入力すると共に、当該撮影画像中のオブジェクトを擬似的に描画することで生成されたCG画像を入力するものである。この撮影画像およびCG画像は、フレームデータ処理手段3にて画像処理される。この画像入力手段5に入力する撮影画像のフレーム番号(撮影画像フレーム番号)は、CG生成手段2に入力され、CG生成手段2のCG画像生成手段24において、撮影画像と合ったCG画像を生成するための情報として利用される。なお、画像入力手段5は、記憶媒体あるいはオンラインで外部から取り込んだ画像をフレームデータ処理手段3に入力してもよいし、予め姿勢推定装置1の内部の記憶装置に格納しておいた画像を読み出してフレームデータ処理手段3に入力してもよい。
ここで、人体構造モデルは、特に限定されず、推定しようとする動きや、必要とする精度に応じて関節等を適宜設定すればよい。例えば、「歩行」や「蹴る」といった動作について推定する場合には、指関節については無視して、関節を、例えば、肩関節、肘関節、股関節、膝関節、足関節等のように区分し、各関節を部位に応じた1〜3軸の自由度にて予め定められた角度範囲内で屈曲できるようなモデルを用いることができる。ここで、例えば「歩行」等の動きを推定するのであれば、非特許文献1に記載のように、24次元の関節角度パラメータを用いることができる。
膨張処理手段33は、細線化手段32で細線化されたそれぞれのシルエットに膨張処理を施すものである。
距離変換手段34は、膨張処理手段33で膨張させたそれぞれのシルエットに距離変換を施すことで濃淡画像を生成するものである。
細線化処理は、2値画像のシルエットを幅1ピクセルの線画像に変換する。
膨張処理は、細線を均等な太さに拡幅する。
距離変換は、値が0と1の2値画像の各画素に対して、そこから値が0である画素への最短距離を与える変換を示す。
フレーム番号51は、モデルシーケンス記憶手段25から読み出されたCGデータ(関節角度パラメータ)22のフレーム番号である。
パラメータ52は、フレーム番号51に対応した関節角度パラメータの値、またはフレーム番号51においてパラメータ変更手段23で変更された関節角度パラメータの値である。
差分データ53は、撮影フレーム画像に対応し、パラメータ52から生成されたCGフレーム画像のシルエットに基づいて算出されたHOGの差分データである。
照合手段4は、推定結果として、このフレーム番号および関節角度パラメータの値を出力する。
次に、図2および図3を参照(適宜図1参照)して姿勢推定装置1の動作について説明する。図2には、姿勢推定装置1のフレームデータ処理手段3のうち、特定領域抽出手段31、細線化手段32、膨張処理手段33および距離変換手段34の処理例を示している。また、この例では、人物がボールを蹴る素振りを撮影した撮影画像から下半身の動作を推定するものとして説明する。
まず、姿勢推定装置1において、画像入力手段5によって、フレームデータ処理手段3に撮影画像を入力する(ステップS1)。そして、フレームデータ処理手段3において、特定領域抽出手段31aには、図2(a)に示す撮影画像が入力される。特定領域抽出手段31aは、まず、撮影画像を2値化して図2(b)に示す人物領域のシルエットを抽出し、次いで、この場合には、図2(c)に示すようにシルエットの下半身領域を特定領域として抽出する(ステップS2)。下半身領域については、例えば、画像の位置による閾値範囲を「画像下の半分」のように予め定めておくことで抽出できる。
次に、図3のステップS6,S12に示すHOG算出処理について図4ないし図7を参照(適宜図1参照)して説明する。図4は、HOG算出処理の概要を示すフローチャートである。HOG算出処理は、例えば、前記したHOGの参考文献や非特許文献1等に開示されている公知技術なので、以下ではその概要を簡単に説明する。
第1段階では、原画像から輝度勾配(輝度勾配画像)を求める。具体的には、原画像の各ピクセル(画素)における輝度の勾配強度mと勾配方向θを算出する。ここで、画像中の左上隅を原点として、画素の水平方向の座標をu、画素の垂直方向の座標をv、画素(u,v)における輝度値をI(u,v)とすると、当該画素(u,v)における勾配強度m(u,v)は、次の式(1)で表される。また、当該画素(u,v)における勾配方向θ(u,v)は、次の式(2)で表される。
第2段階では、輝度勾配θ(輝度勾配画像)を用いて勾配方向ヒストグラムを算出する。このために、図6(a)に示すように、輝度勾配画像をマトリクス状に複数のセル101に分割する。ここで、図6(a)に示す画像例では、横5×縦5の25個の画素を1セルとし、輝度勾配画像を、横6×縦12の72個のセル101に分割した。また、図6(a)に示す画像例では、輝度勾配画像において、人物の輪郭を黒色細線で示し、他の領域をすべて白色で示したが、輝度勾配θの角度に応じたカラー表示を行うと、輪郭の線を含めてすべての領域がカラー表示されることになる。
(1) 0〜 20°
(2) 20〜 40°
(3) 40〜 40°
(4) 60〜 40°
(5) 80〜100°
(6) 100〜120°
(7) 120〜140°
(8) 140〜160°
(9) 160〜180°
第3段階では、算出された勾配方向ヒストグラムから画像のブロック毎に特徴量の正規化を行う。このために、図7に示すように、セル101に分割された輝度勾配画像において、複数のセル101を一度に選択して構成されたブロック102を想定する。なお、このブロックは、一部の領域が互いに重なっても構わないものである。
図8に示す姿勢推定装置1Bは、撮影画像とCG画像との照合において、推定する対象物(人物)の動作の空間的特徴のみならず、時間的特徴も考慮して、姿勢または動作を推定するものである。この姿勢推定装置1Bは、図8に示すように、CG生成手段2と、フレームデータ処理手段3と、照合手段4Bと、を備えている。この姿勢推定装置1Bにおいて、図1に示す姿勢推定装置1と同じ構成には、同じ符号を付して説明を適宜省略する。
第2段階は、各フレームに対する空間的処理である。ここでは、第1段階で抽出されたモデルシーケンスのフレームについて、関節角度パラメータを調節して新たに作成したフレームと、対応する撮影動画像フレームとの照合を繰り返して、より実物の姿勢に近い関節角度を求める。
時間的特徴抽出手段44は、撮影フレーム画像に対してモデルシーケンスのフレーム番号を変化させたときにモデルシーケンス記憶手段25から読み出されるCGデータ(関節角度パラメータ)22の値を用いて生成されるCG画像についてのHOGの差分データに基づいて、差分データが最小となるときのモデルシーケンスのフレーム番号を抽出する。時系列に並べたフレームを連続的に観察すると、オブジェクトの姿勢が連続的に変化することが分かる。これは動作の時間的変化と同じ意味である。この時間的特徴抽出手段44は、予め作成したモデルフレームと撮影動画像フレームとを照合することによって、各フレームでの姿勢を推定する。このときの姿勢の連続的な変化が、動作の時間的特徴として求められることになる。そして、時間的特徴抽出手段44で抽出されたフレーム番号に固定した場合に、空間的特徴判定手段43は、パラメータ変更手段23で関節角度パラメータの値を変更したときに、当該撮影フレーム画像に対して算出されたHOGの差分データに基づいて、差分データが最小となるときの関節角度パラメータの値を特定する。
さらに、推定対象部物は、人物に限らず、姿勢の変更等の各種動作を行うことができ、その動作をモデル化することができれば、例えば動物のほか、関節を有する人形、ロボット、移動体、各種機械等の人工の物体でもよい。
2 CG生成手段
21 CGキャラクタモデル
22 CGデータ(関節角度パラメータ)
23 パラメータ変更手段
24 CG画像生成手段
25 モデルシーケンス記憶手段
3 フレームデータ処理手段
31a,31b 特定領域抽出手段
32a,32b 細線化手段
33a,33b 膨張処理手段
34a,34b 距離変換手段
35a,35b 勾配特徴量抽出手段
4 照合手段
4b 照合手段
41 差分算出手段
42 差分データ記憶手段
43 空間的特徴判定手段
44 時間的特徴抽出手段
5 画像入力手段
51 フレーム番号
52 パラメータ
53 差分データ
101 セル
102 ブロック
Claims (6)
- 推定する対象物を撮影した単視点の静止画または動画像を示す撮影画像に映ったオブジェクトから、画像処理により、前記対象物の姿勢または動きを特徴付けるパラメータを推定する姿勢推定装置であって、
前記撮影画像を入力すると共に、当該撮影画像中のオブジェクトを多関節物体としてコンピュータグラフィックス(CG)用にモデル化したCGキャラクタモデルおよび当該CGキャラクタモデルで用いる関節角度パラメータに基づいて前記撮影画像中のオブジェクトを擬似的に描画することで生成されたCG画像を入力する画像入力手段と、
前記入力された撮影画像から前記オブジェクトの特定領域を2値化したシルエットを抽出すると共に、前記入力されたCG画像から前記オブジェクトの特定領域を2値化したシルエットを抽出する特定領域抽出手段と、
前記抽出されたそれぞれのシルエットに細線化処理を施す細線化手段と、
前記細線化されたそれぞれのシルエットに膨張処理を施す膨張処理手段と、
前記膨張させたそれぞれのシルエットに距離変換を施すことで濃淡画像を生成する距離変換手段と、
前記それぞれの濃淡画像の特徴量としてHOG(Histogram of Oriented Gradient)を算出する勾配特徴量抽出手段と、
前記撮影画像中のオブジェクトのシルエットに基づいて算出されたHOGと、前記CG画像中のオブジェクトのシルエットに基づいて算出されたHOGとを照合することで、前記撮影画像中のオブジェクトの関節角度パラメータを推定する照合手段と、
を備えることを特徴とする姿勢推定装置。 - 前記画像入力手段に入力する前記CG画像を生成するために、
前記推定する対象物が一連の所定動作を行うためのモデルとしてフレーム毎に予め作成された関節角度パラメータの値をモデルシーケンスとして記憶したモデルシーケンス記憶手段と、
前記画像入力手段にフレーム毎に入力する撮影画像である撮影フレーム画像に対応させて前記モデルシーケンス記憶手段からフレーム毎に読み出された関節角度パラメータの値と、前記CGキャラクタモデルとに基づいて、フレーム毎のCG画像としてCGフレーム画像を生成するCG画像生成手段と、をさらに備え、
前記特定領域抽出手段は、前記撮影フレーム画像から前記オブジェクトの特定領域を2値化したシルエットを抽出すると共に、前記CGフレーム画像から前記オブジェクトの特定領域を2値化したシルエットを抽出し、
前記細線化手段、前記膨張処理手段、前記距離変換手段および前記勾配特徴量抽出手段は、前記撮影フレーム画像および前記CGフレーム画像のフレーム別に画像処理を施すことを特徴とする請求項1に記載の姿勢推定装置。 - 前記撮影フレーム画像に対して前記モデルシーケンス記憶手段からフレーム毎に読み出された関節角度パラメータの値を予め定められた範囲内で変更するパラメータ変更手段をさらに備え、
前記CG画像生成手段は、フレーム毎に読み出された関節角度パラメータまたは前記変更された関節角度パラメータの値と、前記CGキャラクタモデルとに基づいて、前記CGフレーム画像を生成し、
前記照合手段は、
前記撮影フレーム画像に対して前記モデルシーケンス記憶手段から読み出された関節角度パラメータまたは前記パラメータ変更手段で変更された関節角度パラメータの値を用いて生成されるCG画像のシルエットに基づく各HOGと、当該撮影フレーム画像のシルエットに基づくHOGとの差分データをそれぞれ算出する差分算出手段と、
前記モデルシーケンスのフレーム番号を固定したときに、当該撮影フレーム画像に対して算出された前記HOGの差分データに基づいて、差分データが最小となるときの前記関節角度パラメータの値を判定する空間的特徴判定手段と、を備え、
推定結果として前記フレーム番号および前記関節角度パラメータの値を出力することを特徴とする請求項2に記載の姿勢推定装置。 - 前記照合手段は、
前記撮影フレーム画像に対して前記モデルシーケンス記憶手段から読み出された関節角度パラメータの値を用いて生成されるCG画像のシルエットに基づく各HOGと、当該撮影フレーム画像のシルエットに基づくHOGとの差分データをそれぞれ算出する差分算出手段と、
前記撮影フレーム画像に対して前記モデルシーケンスのフレーム番号を変化させたときに前記モデルシーケンス記憶手段から読み出される関節角度パラメータの値を用いて生成されるCG画像についての前記HOGの差分データに基づいて、差分データが最小となるときの前記モデルシーケンスのフレーム番号を抽出する時間的特徴抽出手段と、を備え、
推定結果として前記フレーム番号および前記関節角度パラメータの値を出力することを特徴とする請求項2に記載の姿勢推定装置。 - 前記撮影フレーム画像に対して前記モデルシーケンス記憶手段からフレーム毎に読み出された関節角度パラメータの値を予め定められた範囲内で変更するパラメータ変更手段をさらに備え、
前記CG画像生成手段は、フレーム毎に読み出された関節角度パラメータまたは前記変更された関節角度パラメータの値と、前記CGキャラクタモデルとに基づいて、前記CGフレーム画像を生成し、
前記照合手段は、
前記撮影フレーム画像に対して前記モデルシーケンス記憶手段から読み出された関節角度パラメータまたは前記前記パラメータ変更手段で変更された関節角度パラメータの値を用いて生成されるCG画像のシルエットに基づく各HOGと、当該撮影フレーム画像のシルエットに基づくHOGとの差分データをそれぞれ算出する差分算出手段と、
前記撮影フレーム画像に対して前記モデルシーケンスのフレーム番号を変化させたときに前記モデルシーケンス記憶手段から読み出される関節角度パラメータの値を用いて生成されるCG画像についての前記HOGの差分データに基づいて、差分データが最小となるときの前記モデルシーケンスのフレーム番号を抽出する時間的特徴抽出手段と、
前記抽出されたフレーム番号に固定し、かつ、前記パラメータ変更手段で前記関節角度パラメータの値を変更したときに、当該撮影フレーム画像に対して算出された前記HOGの差分データに基づいて、差分データが最小となるときの前記関節角度パラメータの値を特定する空間的特徴判定手段と、を備え、
推定結果として前記フレーム番号および前記関節角度パラメータの値を出力することを特徴とする請求項2に記載の姿勢推定装置。 - 推定する対象物を撮影した単視点の静止画または動画像を示す撮影画像に映ったオブジェクトから、画像処理により、前記対象物の姿勢または動きを特徴付けるパラメータを推定するために、コンピュータを、
前記撮影画像を入力すると共に、当該撮影画像中のオブジェクトを多関節物体としてコンピュータグラフィックス用にモデル化したCGキャラクタモデルおよび当該CGキャラクタモデルで用いる関節角度パラメータに基づいて前記撮影画像中のオブジェクトを擬似的に描画することで生成されたCG画像を入力する画像入力手段、
前記入力された撮影画像から前記オブジェクトの特定領域を2値化したシルエットを抽出すると共に、前記入力されたCG画像から前記オブジェクトの特定領域を2値化したシルエットを抽出する特定領域抽出手段、
前記抽出されたそれぞれのシルエットに細線化処理を施す細線化手段、
前記細線化されたそれぞれのシルエットに膨張処理を施す膨張処理手段、
前記膨張させたそれぞれのシルエットに距離変換を施すことで濃淡画像を生成する距離変換手段、
前記それぞれの濃淡画像の特徴量としてHOGを算出する勾配特徴量抽出手段、
前記撮影画像中のオブジェクトのシルエットに基づいて算出されたHOGと、前記CG画像中のオブジェクトのシルエットに基づいて算出されたHOGとを照合することで、前記撮影画像中のオブジェクトの関節角度パラメータを推定する照合手段、
として機能させるための姿勢推定プログラム。
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