JP2012113393A - 生活習慣管理システム、及び生活習慣管理プログラム - Google Patents

生活習慣管理システム、及び生活習慣管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】生活習慣改善に対するユーザの意欲が低い場合であっても、ユーザが抵抗少なく、かつ継続して生活習慣改善に取り組むことを支援する。
【解決手段】
生活習慣管理システムのサーバが、前記情報端末装置への質問の送信と、前記情報端末装置から送信される前記質問に対する回答の受信とを繰り返し実行し、ユーザに適した前記行動メニューを選択して前記情報端末装置に送信し、前記送信した行動メニューの実行状況を前記情報端末装置から受信し、当該実行状況が前記送信した行動メニューの前記達成基準に達したときに、次の段階の前記行動メニューを前記情報端末装置に送信するので、ある程度ユーザの意欲が高まってから行動メニューを提供することができ、ユーザは抵抗少なく生活習慣改善に取り組むことができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、情報端末装置と、公衆通信回線網を介して前記情報端末装置と接続されるサーバとを有し、前記情報端末装置のユーザの生活習慣を管理する生活習慣管理システム、及び前記サーバにより実行される生活習慣管理プログラムに関する。
携帯電話機などの情報端末装置を用いて、情報端末装置のユーザの運動、食事、休養等に関する生活習慣を管理する生活習慣管理サービスが知られている。特許文献1、2には、かかるサービスを提供するためのシステムについて記載されている。
生活習慣管理システムの一例では、サービス提供者が情報コンテンツや情報処理プログラムをサーバに格納しておく。そして、ユーザがそのユーザを識別するためのユーザ識別情報に加えて、身長、体重、病歴などの身体状況と、生活習慣に関する情報を情報端末装置からサーバに送信する。サーバは、各ユーザの身体状況や生活習慣に基づき、各ユーザに適した運動、食事、休養等の行動メニューをデータベースから選択し、情報端末装置に送信する。ユーザは、情報端末装置により行動メニューを取得し、これを日常生活のなかで実行して、その実行状況を情報端末装置からサーバに逐次送信する。すると、サーバはユーザ識別情報に対応付けて実行状況の履歴を管理し、実行状況がある程度進展すると次の段階の行動メニューを情報端末装置に送信したり、あるいは実行状況が進展しないときに実行を促すメッセージを情報端末装置に送信したりする。
特開2008−181317号公報 特開2008−276472号公報
上記のような生活習慣管理システムは、第三者による管理を受けることができるので、効果的に生活習慣改善に取り組むことができるという利点がある。しかしながら、生活習慣改善に対する意欲にはユーザごとに差がある場合がある。たとえば、積極的に運動や食事制限に取り組む意欲的なユーザが存在する一方で、生活習慣改善にある程度関心があり、知識習得を望むが、かといって高度な行動メニューを送信されることには負担を感じるユーザも存在する。また、行動メニューの実行を怠っているときに実行を促すメッセージが頻繁に送信されると、さらに負担感が増し、生活習慣の改善に挫折してしまう場合もある。
そこで、本発明の目的は、生活習慣改善に対するユーザの意欲が低い場合であっても、ユーザが抵抗少なく、かつ継続して生活習慣改善に取り組むことができるような、生活習慣管理システム等を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の1つの側面によれば、情報端末装置と、公衆通信回線網を介して前記情報端末装置と接続されるサーバとを有し、前記情報端末装置のユーザの生活習慣を管理する生活習慣管理システムが提供される。そして、前記サーバが、生活習慣に関する知識を問う質問と前記質問の解答とを格納する質問データベースと、前記ユーザの生活習慣に関する行動メニューと、当該行動メニューの達成基準とを格納する行動メニューデータベースとを有する。また、前記サーバは、前記情報端末装置への前記質問の送信と、前記情報端末装置から送信される前記質問に対する回答の受信とを繰り返し実行する第1の手段を有する。さらに、前記サーバは、前記情報端末装置から送信される前記ユーザの生活習慣に関する情報に基づいて前記ユーザに適した前記行動メニューを選択して前記情報端末装置に送信し、前記送信した行動メニューの実行状況を前記情報端末装置から受信し、当該実行状況が前記送信した行動メニューの前記達成基準に達したときに、次の段階の前記行動メニューを前記情報端末装置に送信する第2の手段を有することを特徴とする。
上記において、前記生活習慣は、運動、食事、及び休養のいずれか1つ以上であり、前記行動メニューは、運動、食事、及び休養のいずれか1つ以上に関する行動メニューである。
上記第1の側面によれば、前記第1の手段が、前記情報端末装置への前記質問の送信と、前記情報端末装置から送信される前記質問に対する回答の受信とを繰り返し実行することで、ユーザの生活習慣改善に対する意欲を喚起することができる。そして、前記第2の手段が、前記ユーザに適した前記行動メニューを選択して前記情報端末装置に送信し、前記送信した行動メニューの実行状況を前記情報端末装置から受信し、当該実行状況が前記送信した行動メニューの前記達成基準に達したときに、次の段階の前記行動メニューを前記情報端末装置に送信するので、ユーザは抵抗少なく生活習慣改善に取り組むことができる。
本実施形態における生活習慣管理システムの構成を説明する図である。 情報端末装置2の構成を説明する図である。 サーバ8の構成を説明する図である。 本実施形態における生活習慣管理システムの動作手順を示すフローチャート図である。 トレーナー機能が実行される手順を示すフローチャート図である。 質問データベース87について説明する図である。 情報端末装置2の表示画面例である。 行動メニューデータベース88について説明する図である。 情報端末装置2の表示画面例である。
以下、図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。但し、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
図1は、本実施形態における生活習慣管理システムの構成を説明する図である。この生活習慣管理システムは、たとえば携帯電話機で構成される情報端末装置2と、たとえばパーソナルコンピュータで構成されるサーバ8とを有する。情報端末装置2は、無線により基地局4とデータ通信を行う。基地局4は、インターネットなどの公衆通信回線網6に接続される。よって、情報端末装置2は、基地局4と公衆通信回線網6を介してサーバ8に接続される。
サーバ8には、生活習慣管理サービスを提供する事業者が作成した情報コンテンツや情報処理プログラムが格納されている。サーバ8は、情報端末装置2からユーザの識別情報や身体状況、生活習慣に関する情報を収集し、各ユーザの生活習慣に適した質問や行動メニューを情報端末装置2に送信する。そして、情報端末装置2から、各ユーザの回答や行動メニューの実行状況を収集することで、生活習慣を管理する。
本実施形態では、後に詳述するように、2段階に分けて生活習慣管理が行われる。第1の段階では、サーバ8は、生活習慣に関する知識を問う質問を情報端末装置2に送信し、ユーザに回答させる。これを、便宜上、コンシェルジュ機能という。第2段階では、サーバ8は、各ユーザに適した行動メニューを情報端末装置2に送信し、ユーザに実行を促す。これを、便宜上、トレーナー機能という。本実施形態では、ユーザの質問への回答状況や行動メニューの実行状況に応じてコンシェルジュ機能とトレーナー機能とを並行して有機的に稼動させることで、生活習慣改善に対する意欲が低いユーザであっても、抵抗が少なく、かつ継続して生活習慣改善に取り組むことができるような、生活習慣管理を可能にする。
図2は、情報端末装置2の構成を説明する図である。図2(A)は、情報端末装置2の全体の構成を示す。情報端末装置2は、上述のようにたとえば携帯電話機で構成され、操作ボタンとその制御部により構成される操作入力部21と、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示画面とその制御部とで構成される表示部23と、マイクロフォンとスピーカとを有する音声入出力部24と、アンテナ26を介して基地局4との無線通信を行う通信制御部25と、これらの動作を統括的に制御するメイン制御部27とを有する。各部は、リチウムイオンバッテリなどの電源(図示を省略)から電源供給を受けて動作する。
メイン制御部27は、図2(B)に示すように、CPU31と、CPU31が実行する各種制御プログラムや処理プログラムが格納されるROM32と、CPU31が各種制御プログラムや処理プログラム、あるいはアプリケーションプログラムを実行するときに、各種データを一時的に記憶する作業領域用のRAM34とを有する。CPU31、ROM32、RAM34はバス33により接続され、インターフェース35を介して上述した各部と接続される。
メイン制御部27が表示部23や音声入出力部24、通信制御部25などの動作を制御することにより、情報端末装置2は、一般的な携帯電話機としての通話機能を実行する。また、メイン制御部27において、メールアプリケーションプログラムやWebアプリケーションプログラムが実行されることで、メール機能や、公衆通信回線網6を介してサーバ8に接続し、各種情報のデータを送受信したりするWeb機能が実行される。
図3は、サーバ8の構成を説明する図である。サーバ8は、たとえばパーソナルコンピュータで構成される。サーバ8は、CPU81と、CPU81が実行する各種制御プログラムや処理プログラムが格納されるROM83と、CPU81が各種制御プログラムや処理プログラムを実行するときに、各種データを一時的に記憶する作業領域用のRAM82と、インターフェース84により接続されるハードディスク85とを有する。また、インターフェース84は、公衆通信回線網6と接続するためのネットワークインターフェースを含む。CPU81、ROM83、RAM82、インターフェース84は、バス80により接続される。
ハードディスク85には、ユーザに関する情報を格納するユーザデータベース86が格納される。ユーザに関する情報には、ユーザ識別情報、身体状況、生活習慣に関する情報が含まれる。また、ユーザ識別情報には、ユーザID、パスワードのほか、氏名、性別、生年月日、住所等のユーザを特定する個人情報が含まれる。身体状況には、各ユーザの身長、体重、病歴などが含まれる。生活習慣に関する情報には、各ユーザの運動歴、運動頻度、運動強度、食事の回数や量、食事の嗜好、睡眠時間などが含まれる。
また、ハードディスク85には、ユーザの生活習慣に関する知識を問う質問と、その解答が格納される質問データベース87と、ユーザに提供する生活習慣上の各種行動メニューとその達成基準が格納される行動メニューデータベース88と、生活習慣管理プログラム89とが格納される。CPU81は、ハードディスク85から生活習慣管理プログラム89を読み出して、RAM82に演算データを一時的に保持させながら、生活習慣管理プログラム89に規定された各種手順を実行する。
図4、図5は、本実施形態における生活習慣管理システムの動作手順を示すフローチャート図である。図4、図5では、情報端末装置2の動作手順と、サーバ8の動作手順とが示される。情報端末2の動作手順は、メイン制御部27のCPU31が、ROM32に格納されるWebアプリケーションプログラムを実行する手順に対応する。一方、サーバ8の動作手順は、CPU81が生活習慣管理プログラム89を実行する手順に対応する。
まず、図4において、ユーザが生活習慣管理システムの利用を開始するときの利用開始手順について説明する。ユーザがユーザIDやパスワードといったユーザ識別情報を情報端末装置2に入力すると、情報端末装置2はユーザ識別情報をサーバ8に送信し(S102)、サーバ8はこれを受信する(S202)。そして、ユーザが身体状況や、生活習慣に関する情報を入力すると、情報端末装置2は身体状況や生活習慣に関する情報をサーバ8に送信し(S104)、サーバ8はこれらを受信する(S204)。そして、サーバ8は、ユーザ識別情報と、身体状況や生活習慣の情報とを対応付けて、ユーザデータベース86に格納する(S206)。
次に、ユーザがコンシェルジュ機能を利用するときの手順について説明する。ユーザがユーザ識別情報を入力すると、情報端末装置2は、ユーザ識別情報をサーバ8に送信し(S106)、サーバ8はこれを受信する(S208)。そして、サーバ8は、受信したユーザ識別情報をユーザデータベース86に格納されたユーザ識別情報と照会して、ユーザ認証を行う(S210)。そして、サーバ8は、質問データベース87から質問とその解答を抽出して情報端末装置2に送信する(S212)。情報端末装置2は、質問と解答とを受信すると、表示部23に質問を表示する(S108)。そして、ユーザが回答を入力すると、情報端末装置2は、入力された回答をサーバ8に送信し、解答を表示する(S110)。
ここで、図6、図7を用いて、質問と解答の具体例について説明する。
図6は、質問データベース87について説明する図である。質問データベース87には、生活習慣の知識を問うための質問(「質問」)と、その解答(「解答」)とが対応づけて格納される。たとえば、運動に関する質問として、「有酸素運動は10分以下でも脂肪燃焼できる−Yes/No」という質問には、「NO」という解答が対応付けて格納され、「1時間の散歩でどれくらいカロリーを消費できるか−ご飯1杯/ゆで卵1個/納豆1パック」という質問には、「ご飯1杯」という解答が対応付けて格納される。また、食事に関する質問として、「カロリーゼロの飲料は本当に太らない−Yes/No」という質問には、「NO」という解答が対応付けて格納され、「三大栄養素は?」という質問には、「蛋白質、炭水化物、脂質」という解答が対応付けて格納される。さらに、休養に関する質問として、「睡眠前のアルコール摂取は熟睡に効果的−Yes/No」という質問には、「NO」という解答が対応付けて格納され、「昼寝は15分程度が最も効果的−Yes/No」という質問には、「YES」という解答が対応付けて格納される。さらに、その他の質問として、「3月3日は何の日」という質問には、「耳の日」という解答が対応付けて格納される。
サーバ8は、このような質問データベース87から、たとえばランダムに質問を抽出する。あるいは、質問ごとに難易度を予め設定しておき、後述するユーザの正答回数に応じた難易度の質問を抽出する。そして、抽出した質問を情報端末装置2に送信する。
図7は、情報端末装置2の表示画面例である。情報端末装置2では、受信した質問を表示部23に表示する。ここでは、「1時間の散歩でどれくらいカロリーを消費できるか−ご飯1杯/ゆで卵1個/納豆1パック」という質問23aが表示される例が示される。このようにして、ユーザは、生活習慣に関する質問を受信でき、回答を考える。そしてユーザは、操作入力部21の操作キーを操作して、「1)ご飯1杯、2)ゆで卵1個、3)納豆1パック」という選択肢23bのいずれかを選択したり、あるいは文字列を入力したりすることで、回答を入力する。そうすることで、入力した回答がサーバ8に送信される。すると、サーバ8から予め質問とともに送信された「ご飯1杯」という正しい解答23cが表示される。なお、サーバ8から予め質問とともに送信される、質問に関連した情報23dを表示してもよい。
このような過程を通じて、ユーザに生活習慣に関する正しい知識を習得させることができ、それとともに、ユーザにおいて自らの生活習慣を改善しようという意欲を喚起できる。
図4に説明を戻す。サーバ8は、情報端末装置2から送信された回答を受信し、送信した解答と照会する(S214)。そして、正答だった場合、正答回数のカウントを更新する(S216)。そして、手順S212〜S216を繰り返す。このような手順の後、あるいは並行して、トレーナー機能が実行される。
図5は、トレーナー機能が実行される手順を示す。サーバ8は、利用開始手順やコンシェルジュ機能で収集された、ユーザの身体状況や生活習慣に適合した行動メニューを選択し、選択した行動メニューを情報端末装置2に送信する(S222)。情報端末装置2は、行動メニューを受信し、これを表示部23に表示する(S122)。そして、ユーザは行動メニューを確認し、実行する。そして、ユーザが行動メニューの実行状況を情報端末装置2に入力すると、情報端末装置2は実行状況をサーバ8に送信する(S124)。
ここで、図8、図9を用いて、行動メニューの具体例について説明する。
図8は、行動メニューデータベース88について説明する図である。行動メニューデータベース88には、減量用、健康増進用といった目的ごとに、難易度が段階的に構成された運動、食事、休養に関する行動メニュー(「行動メニュー」)と、それぞれに対する達成基準(「達成基準」)とが、格納される。たとえば、減量用の運動に関する行動メニューとして、「週2回、1日30分歩きましょう」という行動メニューには、「週2回、1日15分以上」という達成基準が対応付けて格納される。そして、次の段階の「週4回、1日30分歩きましょう」という行動メニューには、「週3回、1日30分以上」という達成基準が対応付けて格納される。あるいは、健康増進用の運動に関する行動メニューとして、「週2回、1日30分筋力トレーニングをしましょう」という行動メニューには、「週2回、1日15分以上」という達成基準が対応付けて格納される。そして、次の段階の「週3回、1日30分筋力トレーニングをしましょう」という行動メニューには、「週3回、1日10分以上」という達成基準が対応付けて格納される。また、減量用の食事に関する行動メニューとして、「毎朝豆乳を飲みましょう」という行動メニューには、「週3回実行」という達成基準が対応付けて格納される。また、次の段階の「毎朝豆乳と生野菜を食べましょう」という行動メニューには、「毎日、いずれかを実行」という達成基準が対応付けて格納される。あるいは、健康増強用の食事に関する行動メニューとして、「トレーニング後にプロテインを摂取しましょう」という行動メニューには、「2回に1回実行」という達成基準が対応付けて格納される。また、次の段階の「トレーニングの前と後にプロテインを摂取しましょう」という行動メニューには、「毎回、いずれかを実行」という達成基準が対応付けて格納される。なお、汎用的な休養に関する行動メニューとして、「10分間半身浴をしましょう」という行動メニューには、「1回5分間実行」という達成基準が対応付けて格納される。そして、次の段階の「20分間半身浴をしましょう」という行動メニューには、「1回10分間実行」という達成基準が対応付けて格納される。ここでは、それぞれ2段階の行動メニューが示された。しかし、ここに示した段階より多い段階を設けることが可能である。
CPU81は、このような行動メニューデータベース88から、コンシェルジュ機能により取得した情報に基づいて、ユーザに適した行動メニューを抽出する。たとえば、情報携帯端末2において、ユーザが「減量」目的のメニューを選択するようにしておき、これが選択された場合には、減量用の行動メニューが抽出される。あるいは、たとえば、身長と体重とから減量が必要と判断されるユーザには、減量用の行動メニューが選択される。また、たとえば、ユーザの生活習慣が、運動頻度が基準値以上など、健康増進を志向するタイプに分類されるものであれば、健康増進用の行動メニューが選択される。そして、サーバ8は、選択した行動メニューを情報端末装置2に送信する。
図9は、情報端末装置2の表示画面例である。図9(A)に示すように、情報端末装置2では、受信した行動メニューを表示部23に表示する。ここでは、「○○さんのメニュー」というようにユーザ名230が表示され、「減量」という行動メニューの種別が表示される。そして、スタート日と実施期間といった時間情報233が表示される。なお、かかる時間情報のうち、スタート日は、たとえば情報端末装置2のタイマ回路により取得される。また、実施期間は、行動メニューデータベース88に、予め行動メニューに対応づけて格納され、サーバ8から送信される。さらに、ここでは、「毎朝豆乳を飲みましょう」という食事の行動メニューと、「10分間半身浴をしましょう」という休養の行動メニューと、「週2回30分歩きましょう」という運動の行動メニューを含む行動メニュー234が表示される。このようにして、ユーザは、自分の身体状況や生活習慣に適した行動メニューの提供を受けることができる。
そして、ユーザが行動メニューを実行し、「実行状況を報告する」というメニュー232を選択すると、図9(B)に示すような実行状況送信用画面が表示される。ここで、ユーザは、実行状況を操作ボタンにより入力する。たとえば、入力欄235に「今日はバッチリ全てのメニュー実行!」という文字列が入力される。かかる文字列は、たとえばサーバ8に送信されたときに、サーバの生活習慣管理プログラム89により解析され、実行状況が検出される。あるいは、自由な文字列を入力する代わりに、実行頻度や実行時間、実行の有無などを表示してユーザに選択させるように構成してもよい。そして、ユーザが操作ボタンにより「送信する」というボタン236をクリックすると、実行状況がサーバ8に送信される。このようにして、ユーザはサーバ8に行動メニューの実行状況を報告することを介して、意欲を維持することができる。
図5に説明を戻す。サーバ8は、所定期間、たとえば3日経過する前に(S223のNO)情報端末装置2から送信された実行状況を受信すると、行動メニューデータベース88における「達成基準」と照会する(S224)。そして、達成基準が達成されると(S226のYES)、手順S222に戻り、次の段階の行動メニューを送信する。このようにして、意欲的なユーザに段階的に行動メニューを提供でき、生活習慣改善を支援できる。
一方、所定期間(たとえば3日間)経過した場合(S223のYES)や、達成基準に達しないときには(S226のNO)、サーバ8は、行動メニューの実行を促すリマインドメールを情報端末装置2に送信する(S228)。そして、さらに所定時間、たとえば1週間経過するまで(S229のNO)、手順S223〜S228を繰り返す。このようにして、ユーザに対し、行動メニューの実行を促すことができる。
しかし、実行状況を受信しないまま(S223のNO)、あるいは達成基準に達しないままで(S226のNO)、所定期間経過したときには(S229のYES)、サーバ8はユーザに適した別の行動メニューを選択して情報携帯端末2に送信し(S230)、情報携帯端末2はこれを受信して表示する(S126)。このようにして、ユーザが一定期間にわたって行動メニューを実行できないときには、それ以上プレッシャーをかけることなく、新たな行動メニューの送信を行うことで、ユーザが生活習慣改善への取組みに挫折することを回避し、意欲を維持しつつ再びこれを喚起することができる。よって、ユーザによる意欲的な生活習慣改善への取組みを支援できる。
なお、上記の説明では、情報端末装置2が携帯電話機である場合を例として示した。しかし、情報端末装置2は、インターネットに接続可能なパーソナルコンピュータにより構成されてもよい。
このように、本実施形態によれば、ユーザの生活習慣改善に対する意欲が低い場合であっても、抵抗が少なく、かつ継続して生活習慣改善に取り組むことができる。
2:情報端末装置、6:公衆通信回線網、8:サーバ、86:ユーザデータベース、
87:質問データベース、 88:行動メニューデータベース、
89:生活習慣管理プログラム

Claims (4)

  1. 情報端末装置と、公衆通信回線網を介して前記情報端末装置と接続されるサーバとを有し、前記情報端末装置のユーザの生活習慣を管理する生活習慣管理システムであって、
    前記サーバが、
    生活習慣に関する知識を問う質問と前記質問の解答とを格納する質問データベースと、
    前記ユーザの生活習慣に関する行動メニューと、当該行動メニューの達成基準とを格納する行動メニューデータベースと、
    前記情報端末装置への前記質問の送信と、前記情報端末装置から送信される前記質問に対する回答の受信とを繰り返し実行する第1の手段と、
    前記情報端末装置から送信される前記ユーザの生活習慣に関する情報に基づいて、前記ユーザに適した前記行動メニューを選択して前記情報端末装置に送信し、前記送信した行動メニューの実行状況を前記情報端末装置から受信し、当該実行状況が前記送信した行動メニューの前記達成基準に達したときに、次の段階の前記行動メニューを前記情報端末装置に送信する第2の手段とを有することを特徴とする生活習慣管理システム。
  2. 請求項1において、
    前記生活習慣は、運動、食事、及び休養のいずれか1つ以上であり、
    前記行動メニューは、運動、食事、及び休養のいずれか1つ以上に関する行動メニューであることを特徴とする生活習慣管理システム。
  3. 公衆通信回線網を介して情報端末装置と接続されるサーバにより実行される、前記情報端末装置のユーザの生活習慣を管理するための生活習慣管理プログラムであって、
    前記サーバが、生活習慣に関する知識を問う質問と前記質問の解答とを格納する質問データベースと、前記ユーザの生活習慣に関する行動メニューと、当該行動メニューの達成基準とを格納する行動メニューデータベースとを有し、
    前記情報端末装置への前記質問の送信と、前記情報端末装置から送信される前記質問に対する回答の受信とを繰り返し実行する第1の手順と、
    前記情報端末装置から送信される前記ユーザの生活習慣に関する情報に基づいて、前記ユーザに適した前記行動メニューを選択して前記情報端末装置に送信し、前記送信した行動メニューの実行状況を前記情報端末装置から受信し、当該実行状況が前記送信した行動メニューの前記達成基準に達したときに、次の段階の前記行動メニューを前記情報端末装置に送信する第2の手順とを前記サーバに実行させることを特徴とする生活習慣管理プログラム。
  4. 請求項3において、
    前記生活習慣は、運動、食事、及び休養のいずれか1つ以上であり、
    前記行動メニューは、運動、食事、及び休養のいずれか1つ以上に関する行動メニューであることを特徴とする生活習慣管理プログラム。
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