JP2012106859A - Main rope entanglement preventing jig of elevator - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、エレベータの主ロープの取り替え作業時に、主ロープの絡みを防止する主ロープ絡み防止治具に関するものである。 The present invention relates to a main rope entanglement preventing jig for preventing entanglement of a main rope during replacement work of an elevator main rope.
従来のエレベータの主ロープ絡み防止治具は、昇降路の側壁に上下方向に延設されたガイドレールに案内されて上下方向に移動可能にガイドレールに取り付けられる案内部と、垂下される主ロープに係着されるロープガイドと、案内部とロープガイドとを連結する連結部と、を備えていた(例えば、特許文献1参照)。 Conventional elevator main rope entanglement jigs are guided by a guide rail extending vertically on the side wall of the hoistway and are attached to the guide rail so as to be movable in the vertical direction, and a main rope suspended And a connecting portion that connects the guide portion and the rope guide (see, for example, Patent Document 1).
そして、主ロープの取り替え作業時には、まず、乗りかごをその上部が最上階乗り場の床面とほぼ一致する位置で停止させ、新しい主ロープを、最上階の乗り場から乗りかごの上部に送り出す。そして、送り出された主ロープをかご吊り車に巻き付けた後、機械室に送る。ついで、機械室に送られてきた主ロープを駆動綱車およびそらせ車に巻き付け、その先端にロープシャックルを装着して、昇降路内に下げる。そこで、作業者が、乗りかごの上部から案内部をガイドレールに取り付け、さらに下げられた主ロープにロープガイドを係着する。その後、作業者は、機械室に移動し、機械室から主ロープを降ろすことになる。 When the main rope is replaced, the car is first stopped at a position where the upper part of the car almost coincides with the floor of the top floor platform, and a new main rope is sent from the top floor platform to the top of the car. And after winding the sent main rope around the car suspension car, it is sent to the machine room. Next, the main rope sent to the machine room is wound around the driving sheave and the deflecting wheel, and a rope shackle is attached to the tip of the main rope and lowered into the hoistway. Therefore, the worker attaches the guide portion to the guide rail from the upper part of the car, and further attaches the rope guide to the lowered main rope. Thereafter, the worker moves to the machine room and lowers the main rope from the machine room.
従来のエレベータの主ロープ絡み防止治具を用いて主ロープの取り替え作業を行う場合、作業者が最上階付近に停止している乗りかごの上部に乗って、案内部をガイドレールに取り付ける必要があった。しかし、ガイドレールは昇降路の側壁に延設されているので、乗りかごから離れており、作業効率が低下するという課題があった。 When replacing the main rope using a conventional elevator main rope entanglement jig, it is necessary for the operator to ride on the upper part of the car stopped near the top floor and attach the guide part to the guide rail. there were. However, since the guide rail is extended on the side wall of the hoistway, the guide rail is away from the car and there is a problem that work efficiency decreases.
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、機械室にて主ロープに簡易に装着でき、かつ下げられる主ロープと既設の主ロープとの絡みを確実に防止でき、主ロープの取り替え作業を効率的に行うことができるエレベータの主ロープ絡み防止治具を得ることを目的とする。 The present invention has been made to solve the above problems, and can be easily attached to the main rope in the machine room, and can reliably prevent the main rope to be lowered from being entangled with the existing main rope. It is an object of the present invention to obtain an elevator main rope entanglement jig capable of efficiently performing replacement work.
この発明によるエレベータの主ロープ絡み防止治具は、それぞれ、張設されている2本の主ロープおよび垂下される取り替え用の主ロープに装着される3つのロープガイドと、3つの上記ロープガイドが三角形の頂点に位置するように該ロープガイドを連結一体化する連結部材と、を備え、上記ロープガイドは、上記主ロープが出入り可能なスリットを有する欠円形状の筒状体に作製され、該スリットを通して該主ロープに装着され、該主ロープの延在方向に移動可能に構成された摺動体と、上記摺動体のスリットを開閉するスリット開閉手段と、を有する。 The main rope entanglement preventing jig of the elevator according to the present invention includes two rope guides attached to two main ropes that are stretched and a replacement main rope that is suspended, and three rope guides. A connecting member that connects and integrates the rope guide so as to be positioned at the apex of the triangle, and the rope guide is made into a circular cylindrical body having a slit through which the main rope can enter and exit, A sliding body mounted on the main rope through the slit and configured to be movable in the extending direction of the main rope; and slit opening / closing means for opening and closing the slit of the sliding body.
この発明では、3つのロープガイドが三角形の頂点に位置する状態で連結部材により一体化されているので、取り替え用の主ロープの巻き癖より当該主ロープに装着されているロープガイドを振れさせるよう作用する力は、連結部材および残る2つのロープガイドを介して張設されている2本の主ロープで受けられる。これにより、巻き癖に起因する取り替え用の主ロープに装着されているロープガイドの振れが抑えられるので、取り替え用の主ロープが真っ直ぐ下降し、張設されている主ロープに絡みつくようなことが回避され、主ロープの取り替え作業を効率的に行うことができる。
また、主ロープ絡み防止治具は機械室で取り替え用の主ロープおよび張設されている主ロープに装着できるので、主ロープの取り替え作業が向上される。
In the present invention, since the three rope guides are integrated by the connecting member in a state of being located at the apex of the triangle, the rope guide attached to the main rope is swung from the winding rod of the replacement main rope. The acting force is received by the two main ropes stretched through the connecting member and the remaining two rope guides. As a result, the swing of the rope guide attached to the replacement main rope due to the curl can be suppressed, so that the replacement main rope can be lowered straight and entangled with the stretched main rope. It is avoided and the replacement work of the main rope can be performed efficiently.
Moreover, since the main rope entanglement preventing jig can be attached to the replacement main rope and the main rope stretched in the machine room, the replacement work of the main rope is improved.
図1はこの発明の一実施の形態に係るエレベータの主ロープ絡み防止治具を示す斜視図、図2はこの発明の一実施の形態に係るエレベータの主ロープ絡み防止治具を示す上面図である。 FIG. 1 is a perspective view showing an elevator main rope entanglement preventing jig according to an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a top view showing an elevator main rope entanglement preventing jig according to an embodiment of the present invention. is there.
図1および図2において、主ロープ絡み防止治具1は、三角形の頂点に位置するように配置される3つのロープガイド2と、3つのロープガイド2間を連結する連結部材10と、ロープガイド2に取り付けられる外れ防止フック11と、を備えている。
1 and 2, the main rope
ロープガイド2は、筒状体の周壁の一部を軸方向に切り欠いたスリット4を有する欠円形状に形成され、雄ねじ部5が外周面に形成された摺動体3と、円環状のナットの周壁の一部を軸方向に切り欠いたスリット7を有する欠円形状に形成され、摺動体3の雄ねじ部5に螺合され、スリット7を摺動体3のスリット4に一致させた状態で摺動体3に溶接などにより固着されたストッパ6と、円環状のナットの周壁の一部を軸方向に切り欠いたスリット9を有する欠円形状に形成され、摺動体3の雄ねじ部5に螺合され、ストッパ6に接する状態で摺動体3のスリット4を塞口するナット部材8と、を備えている。
The
なお、スリット4,7,9は、後述する主ロープ27が出入りできる幅を有している。また、摺動体3の外周面に形成された雄ねじ部5およびナット部材8がスリット開閉手段を構成する。また、ロープガイド2は、エレベータの主ロープ27を取り囲むように装着されて主ロープ27に接しながら主ロープ27の延在方向に移動することから、耐摩耗性を考慮してステンレス鋼などの金属材料で作製することが好ましい。
The
3つのナット部材8は、その軸心と直交する同一平面上の三角形の頂点に、軸心を互いに平行として、かつスリット9を三角形の外側に向けて配置され、連結部材10により連結一体化されている。そして、摺動体3が各ナット部材8に螺合され、主ロープ絡み防止治具1が構成される。ここで、連結部材10は、ロープガイド2のナット部材8を一体化でき、かつ主ロープ27の巻き癖によりロープガイド2に作用する力を受ける剛性を有していれば良く、材料は特に限定されない。
外れ防止フック11は、フック部12を紐13の一端に固着して構成され、紐13の他端をロープガイド2のナット部材8に固着される。
The three nut members 8 are arranged at the vertices of a triangle on the same plane orthogonal to the axis of the nut member 8 with the axes parallel to each other and the
The
つぎに、主ロープ絡み防止治具1を用いた主ロープの取り替え方法を図3乃至図5を参照しつつ説明する。図3はこの発明による主ロープ絡み防止治具を用いた主ロープの取り替え方法を説明する図、図4はこの発明による主ロープ絡み防止治具を主ロープに装着した状態を説明する斜視図、図5はこの発明による主ロープ絡み防止治具を主ロープに装着した状態を説明する横断面図である。
Next, a method for replacing the main rope using the main
エレベータは、図3に示されるように、昇降路21と、昇降路21の上部に設けられた機械室22と、昇降路21の側壁に上下方向に延設されたかご用ガイドレール(図示せず)に案内されて昇降路21内に昇降可能に配設された乗りかご23と、昇降路21の側壁に上下方向に延設された釣り合い重り用ガイドレール(図示せず)に案内されて昇降路21内に昇降可能に配設された釣り合い重り24と、機械室22に設置された駆動綱車25およびそらせ車26に巻き掛けられて昇降路21内に垂下され、乗りかご23が一端に固着され、釣り合い重り24が他端に固着された主ロープ27と、を備えている。ここで、乗りかご23と対合い重り24は、複数本の主ロープ27により連結されている。
As shown in FIG. 3, the elevator includes a
まず、乗りかご23が,その上部が最上階の床面に略一致する位置で停止される。釣り合い重り24は、昇降路21のピット21a内に位置し、角材28に載せられている。そこで、1本の既設の主ロープ27が取り外される。
ついで、コイル状に巻かれた新しい主ロープ27が最上階に運ばれる。そして、新しい取り替え用の主ロープ27が最上階から乗りかご23の上に送り出され、さらに乗りかご23の上から機械室22に送られる。機械室22では、取り替え用の主ロープ27を駆動綱車25およびそらせ車26に巻き掛けた後、その先端にロープシャックル29を装着する。
First, the
Next, a new
ついで、各摺動体3を回してスリット4をナット部材8のスリット9に一致させる。そして、既設の張設されている主ロープ27のそれぞれをスリット4,9を通して摺動体3内に導き入れ、ストッパ6がナット部材8に接するまで摺動体3を回し、摺動体3をナット部材8に固定する。このようにして、2本の張設されている主ロープ27のそれぞれにロープガイド2を装着する。ついで、取り替え用の主ロープ27の先端側をスリット4,9を通して摺動体3内に導き入れ、ストッパ6がナット部材8に接するまで摺動体3を回し、摺動体3とナット部材8とを固定する。このようにして、図4および図5に示されるように、垂下される取り替え用の主ロープ27にロープガイド2を装着する。さらに、フック部12をロープシャックル29に装着する。
Subsequently, each sliding body 3 is rotated so that the
ついで、取り替え用の主ロープ27を機械室22から昇降路21内に下げると、ロープガイド2がロープシャックル29に当たり、主ロープ絡み防止治具1が取り替え用の主ロープ27の先端に保持される。そこで、最上階から取り替え用の主ロープ27を送り出しつつ、取り替え用の主ロープ27を釣り合い重り24の位置まで降ろす。このとき、2つのロープガイド2の摺動体3は張設されている主ロープ27を摺動しつつ下降し、主ロープ絡み防止治具1は略水平状態を保って下降する。
Next, when the replacement
取り替え用の主ロープ27が釣り合い重り24の位置まで下降すると、フック部12をロープシャックル29から外し、各摺動体3を回してスリット4,9が一致する状態とし、張設されている主ロープ27および取り替え用の主ロープ27から主ロープ絡み防止治具1を取り外す。そして、ロープシャックル29を釣り合い重り24に取り付ける。
ついで、最上階で、取り替え用の主ロープ27の長さを確認して切断し、ロープシャックル29を切断端に装着し、乗りかご24に取り付け、1本の主ロープ27の取り替え作業を終了する。
When the replacement
Next, on the top floor, the length of the replacement
同様にして、残る既設の主ロープ27を取り替え用の主ロープ27に取り替え、主ロープ27の取り替え作業が完了する。ここでは、2つのロープガイド2は、既設の主ロープ27および取り替えられた主ロープ27から任意の2つの張設されている主ロープ27に装着される。
Similarly, the remaining existing
一般に、巻き癖が取り替え用の主ロープ27に残っており、取り替え用の主ロープ27の下降時に、取り替え用の主ロープ27に装着されたロープガイド2を振らすように作用する。このとき、ロープガイド2が1つの場合には、取り替え用の主ロープ27に装着されたロープガイド2が振れて、取り替え用の主ロープ27が真っ直ぐ下降せず、張設されている主ロープ27に絡みついてしまう。また、ロープガイド2が2つの場合には、取り替え用の主ロープ27に装着されたロープガイド2が、張設されている主ロープ27に装着されているロープガイド2を中心として回転し、張設されている主ロープ27に絡みついてしまう。主ロープ27の絡みを解きほぐすには多大な時間と労力を要し、主ロープ27の取り替え作業性が悪化する。また、ロープガイド2の振れは、昇降路21内に設置されている機器との接触を誘発し、機器や主ロープ27を損傷させることにつながる。
In general, the curl remains on the replacement
この発明によれば、3つのロープガイド2が三角形の頂点に位置する状態で連結部材10により連結一体化されている。そこで、巻き癖により取り替え用の主ロープ27に装着されたロープガイド2を振らす力は、連結部材10および他の2つのロープガイド2を介して、張設されている2本の主ロープ27に受けられるので、取り替え用の主ロープ27に装着されたロープガイド2の振れや回転が阻止される。これにより、取り替え用の主ロープ27が真っ直ぐ下降し、張設されている主ロープ27に絡み付くような事態が回避され、主ロープ27の取り替えを効率的に行うことができる。また、ロープガイド2の振れがなくなるので、昇降路21内に設置されている機器との接触が回避され、機器や主ロープ27の損傷の発生を抑えることができる。
According to the present invention, the three
ロープガイド2が、筒状体の周壁の一部を軸方向に切り欠いたスリット4を有する欠円形状に形成され、雄ねじ部5が外周面に形成された摺動体3と、円環状のナットの周壁の一部を軸方向に切り欠いたスリット9を有する欠円形状に形成され、摺動体3の雄ねじ部5に螺合されるナット部材8と、から構成されているので、主ロープ絡み防止治具1を簡易な構成で作製でき、低コスト化が図られる。
The
円環状のナットの周壁の一部を軸方向に切り欠いたスリット7を有する欠円形状に形成されたストッパ6が、摺動体3の雄ねじ部5に螺合され、スリット7を摺動体3のスリット4に一致させた状態で摺動体3に固着されている。また、雄ねじ部5に螺合されたナット部材8がストッパ6に接する状態で摺動体3のスリット4を塞口するように構成されている。そこで、雄ねじ部5に螺合されたナット部材8をストッパ6に接する状態まで回すだけで、ロープガイド2の主ロープ27からの外れが確実に防止できる。
A stopper 6 formed in a notch shape having a
ロープシャックル29に係止される外れ防止フック11がロープガイド2に装着されているので、主ロープ27の取り替え作業性中での主ロープ絡み防止治具1の落下を確実になくすことができる。
Since the
ここで、スリット開閉手段が摺動体3の外周面に形成された雄ねじ部5およびナット部材8により構成されているものとしているが、スリット開閉手段はこの構成に限定されるものではない。スリット開閉手段は、摺動体のスリットを開閉できる構成であればよく、例えばスリットを開閉する扉を摺動体の外周面に蝶番を介して回動可能に取り付け、閉じた状態の扉を保持するロック機構を付加してもよい。
Here, the slit opening / closing means is constituted by the
また、ロープガイド2に取り付けられる外れ防止フック11がロープガイド2のナット部材8に取り付けられているものとしているが、取り替え用の主ロープ27に装着されるロープガイド2は3つのロープガイド2のいずれでもよいので、外れ防止フック11は連結部材10に取り付けることが好ましい。
また、連結部材10が3つのナット部材8を連結するものとしているが、連結部材10は3つの摺動体3を連結してもよい。
Further, the
Moreover, although the
また、3つのロープガイド2が三角形の頂点に位置するように配置されるものとしているが、ロープガイド2の軸心間の間隔を既設の主ロープ27の軸心間の間隔に一致させることが好ましい。この場合、ロープガイド2が張設されている主ロープ27に沿って滑らかに下降し、取り替え用の主ロープ27を安定して降ろすことができる。
また、主ロープ27が駆動綱車25およびそらせ車26に巻き掛けられて乗りかご23および釣り合い重り24をつるべ式に支持する1:1ローピング方式のエレベータについて説明しているが、本発明は、他のローピング方式のエレベータに適用しても、同様の効果を奏する。
Further, the three
In addition, a 1: 1 roping type elevator in which the
1 主ロープ絡み防止治具、2 ロープガイド、3 摺動体、4 スリット、5 雄ねじ部(スリット開閉手段)、8 ナット部材(スリット開閉手段)、10 連結部材、11 外れ防止フック、27 主ロープ、29 ロープシャックル。
DESCRIPTION OF
Claims (3)
それぞれ、張設されている2本の主ロープおよび垂下される取り替え用の主ロープに装着される3つのロープガイドと、
3つの上記ロープガイドが三角形の頂点に位置するように該ロープガイドを連結一体化する連結部材と、を備え、
上記ロープガイドは、上記主ロープが出入り可能なスリットを有する欠円形状の筒状体に作製され、該スリットを通して該主ロープに装着され、該主ロープの延在方向に移動可能に構成された摺動体と、上記摺動体のスリットを開閉するスリット開閉手段と、を有することを特徴とするエレベータの主ロープ絡み防止治具。 An elevator main rope entanglement prevention jig used when replacing a plurality of main ropes of an elevator,
Three rope guides attached to two main ropes that are stretched and a replacement main rope that is suspended;
A connecting member that connects and integrates the rope guides so that the three rope guides are located at the apexes of the triangle,
The rope guide is manufactured in a cylindrical shape having a circular shape having a slit through which the main rope can go in and out, is attached to the main rope through the slit, and is configured to be movable in the extending direction of the main rope. A main rope entanglement preventing jig for an elevator, comprising: a sliding body; and slit opening / closing means for opening and closing the slit of the sliding body.
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CN110388410A (en) * | 2018-04-19 | 2019-10-29 | 广东电网有限责任公司 | Two rope winding of one kind releases device |
JP2022007055A (en) * | 2020-06-25 | 2022-01-13 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | Elevator main rope tension adjustment method and adjustment tool thereof |
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