JP2012104972A - 移動通信システム、移動局装置、基地局装置、sgsn、ggsn及び移動通信方法 - Google Patents

移動通信システム、移動局装置、基地局装置、sgsn、ggsn及び移動通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基地局装置のカウンティング機能によりネットワークリソースを解放する制御方法を定めることにより、ネットワークリソースを有効活用出来る移動通信システム等を提供すること。
【解決手段】BM−SCから、MBMSベアラが確立されたGGSN及びSGSNを経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりマルチキャストデータ配信を行う移動通信システムにおいて、基地局装置は、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるマルチキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をSGSNに送信し、マルチキャストデータ配信を停止して、SGSNとのMBMSベアラリソースを解放する。
【選択図】図18

Description

本発明は、BM−SCから、MBMSベアラが確立されたGGSN及びSGSNを経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりマルチキャストデータ配信を行う移動通信システム等に関する。
3GPPにて、EPS(Evolved Packet System)によるマルチキャストデータ配信およびブロードキャストデータ配信を行うMBMSベアラサービスを提供する方法としてMBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service)の規格化が進んでいる。
例えば、非特許文献1によれば、MBMSサービスエリアはあるMBMSセッションを行う範囲として定義される。例えば全国や関東等の地域単位でサービスエリアを設定し、当該サービスエリア内の複数の基地局装置のセルによって構成される。そして、EPSに接続するE−UTRANやUTRAN等の無線アクセスネットワークにマルチキャストの配信経路を設定し、サービスエリア内の各セルの基地局装置(E−UTRANにおけるeNodeB、UTRANにおけるNB)や、無線ネットワーク制御局装置(UTRANにおけるRNC)が、移動局装置(UE)にマルチキャストベアラを設定し、マルチキャストデータを配信する。
こうした従来のマルチキャストデータ配信は、基地局装置のセル単位ではなく、MBMSサービスエリア単位でマルチキャストデータを配信している。そのため、MBMSサービスエリア内に配信すべき端末が在圏していないセルがある場合も、そのセルの基地局装置にマルチキャストデータが配信される。
今後こうしたマルチキャストデータ配信のサービスは、サービスエリアを比較的広範囲としている従来のマルチキャストサービスに加え、狭い範囲のみを対象としたマルチキャストサービスも増加していく等多様化していくことが予想される。
さらには、こうしてサービス形態が多様化すれば、配信するマルチキャストデータも広く配信する公共的な用途のものからパーソナルコミュニティに向けたもの等多様化し、種類も著しく増加していくことが予想される。
非特許文献2にあるように、旅行のガイドツアー等のユースケースが挙げられている。また、例えばスポーツやコンサート会場、ショッピングセンター等の集客施設の客を対象としたマルチキャストサービスも考えられる。さらに、災害被災地の被災者に対してのみ情報配信を行うようなケースも考えられる。
従来技術では、こうしたマルチキャストサービス形態や配信データの増加していく流れに対して最適化することなく、すべて一元的に個々のマルチキャスト配信データに対してマルチキャストの通信路を確立し、受信端末の有無に関わらず通信路にマルチキャストデータを配信していた。
近年では、基地局装置においてマルチキャストデータを受信している端末をカウンティングするカウンティング機能の検討が始まっている。基地局装置は受信端末がいなくなったことを検知した場合には、基地局装置と端末間でマルチキャストデータ配送のために割り当てた無線リンクの通信帯域を解放、またはモード変更等により最適化をする等無線区間のリソースを効率的に利用する。さらに、端末が再度あらわれた場合には無線リソースの再割り当てを行う。このように、カウンティング機能による無線リソースの効率利用の検討が行われている。
TS 23.246、Technical Specification Group Services and Architecture; Multimedia Broadcast/Multicast Service (MBMS); Architecture and functional description 3GPP TR 22.947、Technical Specification Group Services and System Aspects; Study on Personal Broadcast Service
従来の基地局装置のカウンティング結果に基づいた効率化は、基地局装置と端末間の無線通信区間のリソースの効率化する方法のみであり、マルチキャストデータの配信元の装置から基地局装置の間のネットワーク内部の通信区間のリソースを効率利用する方法はなかった。
つまり、カウンティング機能により、基地局装置がマルチキャストデータを受信する端末がいないことを検知したとしても、ネットワーク内部に設置されるマルチキャスト配信元の装置から基地局装置まではマルチキャストデータが配送されてしまう。これまでは、こうした不必要なトラヒックを削減してネットワークリソースを効率的に利用する解決方法がなかった。
このように、これまではカウンティング機能により基地局装置と端末間の無線リソースの有効利用については考慮されているものの、ネットワーク内のネットワークリソースを効率的に利用することはできない。
上述した非特許文献1では、端末のネットワークリソースを解放する手続きが示されているが、その方法はネットワーク内部に設置されるマルチキャストデータの配送元となる装置が配信するデータがなくなったことを検知してネットワークリソースを解放する手続きや、端末からマルチキャストデータの配送元にリソースの解放を要求してネットワークリソースを解放する方法しか示されていない。
言い換えると、マルチキャストデータの配信元の装置が主導して、ネットワークリソースを効率的に解放、再割り当てを行う方法はあったが、基地局装置が主導してそれらを行うことができなかった。
したがって、基地局装置がカウンティング結果に基づいてデータ受信端末がいないことを検知した場合や、端末がリソース解放の要求を行わずに異なる基地局装置に移動したことや、電源をオフにしたことを基地局装置が検知した場合等においては、ネットワークリソースは実際に利用されていないにも関わらず、効率化することができなかった。
上述した課題を解決するために、本発明の目的は、基地局装置のカウンティング機能によりネットワークリソースを解放する制御方法を定めることにより、ネットワークリソースを有効活用出来る移動通信システム等を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明の移動通信システムは、
BM−SC(Broadcast Multicast Service Centre)から、MBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service)ベアラが確立されたGGSN(Gateway GPRS Support Node)及びSGSN(Serving GPRS Support Node)を経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりマルチキャストデータ配信を行う移動通信システムにおいて、
前記MBMSベアラサービスにおいて、MBMSベアラリソースを割り当てて確立するMBMSベアラの情報がMBMSベアラコンテキストに含まれており、
前記基地局装置は、
MBMSベアラコンテキストに対応づけられるマルチキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をSGSNに送信し、
マルチキャストデータ配信を停止して、SGSNとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とする。
また、本発明の移動通信システムにおいて、
前記MBMSベアラコンテキストには、MBMSベアラサービスを識別するためのサービス識別子が更に含まれており、
前記基地局装置は、
前記移動局装置に、サービス識別子を含む確認メッセージを送信し、該移動局装置からの応答に基づいて、マルチキャストデータ配信に参加している移動局装置の数をカウントし、
前記カウントした数が0の場合には、前記マルチキャストデータ配信の停止を決定することを特徴とする。
また、本発明の移動通信システムにおいて、
前記サービス識別子には、TMGI(Temporary Mobile Group Identify)を含むことを特徴とする。
また、本発明の移動通信システムにおいて、
前記基地局装置は、セッション停止要求をSGSNに送信するのと併せて、IPマルチキャストパケットの送受信を停止することを特徴とする。
また、本発明の移動通信システムにおいて、
前記SGSNは、SGSNを経由して接続される移動局装置において、マルチキャストデータ配信を行う移動局装置が無くなった場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をGGSNに送信し、
マルチキャストデータ配信を停止して、GGSNとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とする。
また、本発明の移動通信システムにおいて、
前記GGSNは、GGSNを経由して接続される移動局装置において、マルチキャストデータ配信を行う移動局装置が無くなった場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をBM−SCに送信し、
マルチキャストデータ配信を停止して、BM−SCとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とする。
また、本発明の移動局装置は、上述した発明に記載の移動通信システムに接続されることを特徴とする。
本発明の基地局装置は、
BM−SCから、MBMSベアラが確立されたGGSN及びSGSNを経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりマルチキャストデータ配信を行う移動通信システムに接続される基地局装置において、
前記MBMSベアラサービスにおいて、MBMSベアラリソースを割り当てて確立するMBMSベアラの情報がMBMSベアラコンテキストに含まれており、
MBMSベアラコンテキストに対応づけられるマルチキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をSGSNに送信し、
マルチキャストデータ配信を停止して、SGSNとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とする。
本発明のSGSNは、
BM−SCから、MBMSベアラが確立されたGGSN及びSGSNを経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりマルチキャストデータ配信を行う移動通信システムに接続されるSGSNおいて、
前記MBMSベアラサービスにおいて、MBMSベアラリソースを割り当てて確立するMBMSベアラの情報がMBMSベアラコンテキストに含まれており、
前記基地局装置は、
MBMSベアラコンテキストに対応づけられるマルチキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をSGSNに送信し、
前記SGSNは、
前記基地局装置から送信されたセッション停止要求に基づいて、SGSNを経由して接続される移動局装置において、マルチキャストデータ配信を行う移動局装置が無くなった場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をGGSNに送信し、
マルチキャストデータ配信を停止して、GGSNとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とする。
本発明のGGSNは、
BM−SCから、MBMSベアラが確立されたGGSN及びSGSNを経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりマルチキャストデータ配信を行う移動通信システムに接続されるGGSNおいて、
前記MBMSベアラサービスにおいて、MBMSベアラリソースを割り当てて確立するMBMSベアラの情報がMBMSベアラコンテキストに含まれており、
前記基地局装置は、
MBMSベアラコンテキストに対応づけられるマルチキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をSGSNに送信し、
前記SGSNは、
前記基地局装置から送信されたセッション停止要求に基づいて、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるマルチキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をGGSNに送信し、
前記GGSNは、
前記SGSNから送信されたセッション停止要求に基づいて、GGSNを経由して接続される移動局装置において、マルチキャストデータ配信を行う移動局装置が無くなった場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をBM−SCに送信し、
マルチキャストデータ配信を停止して、BM−SCとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とする。
本発明の移動通信方法は、
BM−SCから、MBMSベアラが確立されたGGSN及びSGSNを経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりマルチキャストデータ配信を行う移動通信システムの移動通信方法において、
前記MBMSベアラサービスにおいて、MBMSベアラリソースを割り当てて確立するMBMSベアラの情報がMBMSベアラコンテキストに含まれており、
前記基地局装置は、
MBMSベアラコンテキストに対応づけられるマルチキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をSGSNに送信し、
前記SGSNは、
前記基地局装置から送信されたセッション停止要求に基づいて、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるマルチキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をGGSNに送信し、
前記GGSNは、
前記SGSNから送信されたセッション停止要求に基づいて、GGSNを経由して接続される移動局装置において、マルチキャストデータ配信を行う移動局装置が無くなった場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をBM−SCに送信し、
マルチキャストデータ配信を停止することを特徴とする。
本発明によれば、BM−SCから、MBMSベアラが確立されたGGSN及びSGSNを経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりマルチキャストデータ配信を行う移動通信システムにおいて、基地局装置は、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるマルチキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をSGSNに送信し、マルチキャストデータ配信を停止して、SGSNとのMBMSベアラリソースを解放することとなる。
これにより、従来は、BM−SC(マルチキャストデータ及びブロードキャストデータ配信装置)が主導してセッションを一時停止することしかできず、基地局装置で移動局装置の受信の要否を確認でき、配信の必要がないと検知できたとしても、セッションを停止することができなかったが、基地局装置が、移動局装置の受信の要否の結果に基づいて、セッションの停止手続きを主導して行うことができるようになる。
本実施形態における移動通信システムの概略を説明するための図である。 本実施形態におけるBM−SCの機能構成を説明するための図である。 本実施形態におけるBM−SCに記憶されるMBMSサービスDBのデータ構成の一例である。 本実施形態におけるBM−SCに記憶されるユーザサブスクリプションDBのデータ構成の一例である。 本実施形態におけるBM−SCに記憶されるMBMSベアラコンテキストのデータ構成の一例である。 本実施形態におけるGGSNの機能構成を説明するための図である。 本実施形態におけるGGSNに記憶されるMBMSベアラコンテキストのデータ構成の一例である。 本実施形態におけるGGSNに記憶される上流コントロールノードDBのデータ構成の一例である。 本実施形態におけるSGSNの機能構成を説明するための図である。 本実施形態におけるSGSNに記憶されるMBMSベアラコンテキストのデータ構成の一例である。 本実施形態におけるNBの機能構成を説明するための図である。 本実施形態におけるNBに記憶されるMBMSベアラコンテキストのデータ構成の一例である。 本実施形態におけるNBに記憶される無線フレーム情報のデータ構成の一例である。 本実施形態におけるサービスアクティベーション手続きの処理を説明するための図である。 本実施形態における登録手続きの処理を説明するための図である。 本実施形態における登録手続きの処理を説明するための図である。 本実施形態におけるセッション開始手続きを説明するための図である。 本実施形態における配信停止手続きを説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
[1.システム構成]
図1は、本発明を適用した場合における移動通信システム1の概要を説明するための図である。移動通信システム1は、ブロードキャスト・マルチキャストサービスセンタ(マルチキャストデータ配信装置)であるBM−SC(Broadcast-Multicast Service Center)10、ゲートウェイ装置であるGGSN(Gateway GPRS Support Node)20及びサービス制御装置であるSGSN(Serving GPRS Support Node)30を含むコアネットワーク5と、基地局装置であるNB(Node B)40と、移動局装置であるUE(User Equipment)50とを含んで構成されている。
コアネットワーク5にNB40が接続されており、NB40にUE50が接続可能に構成されている。具体的には、BM−SC10の下位にはGGSN20が接続されており、GGSN20の下位にはSGSN30を介して又は直接NB40が接続されている。
ここで、本実施形態の図1においては、説明の都合上、各構成装置が1つとして記載されているが、複数の装置が接続されている。例えば、一又は複数のGGSNを移動通信システム1は含んでおり、各GGSNの下位に一又は複数のSGSN、NBがそれぞれ接続されている。また、UEもNBに一又は複数接続可能である。
[2.装置構成]
続いて、各装置の機能構成について、図を用いて説明する。
[2.1 BM−SC]
BM−SC10の機能構成について、図2を用いて説明する。BM−SC10は、制御部100に、送受信部110と記憶部120とが接続されている。
送受信部110は、ネットワークに接続されるインタフェース部であり、例えばネットワークを介してGGSN20と接続されている。
記憶部120は、BM−SC10の動作に必要な各種プログラムや、各種データが記憶されている機能部である。記憶部120は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。また、本実施形態においては、MBMSサービスDB122と、ユーザサブスクリプションDB124と、MBMSベアラコンテキスト126とがそれぞれ記憶されている。
MBMSサービスDB122は、配信可能なMBMSベアラサービスを管理するために、MBMSベアラサービス毎のMBMS配信データの識別子を記憶しているDBである。図3に、MBMSサービスDB122のデータ構成の一例を示す。図3に示すように、サービス(例えば、「サービス1」と、APN(例えば、「APN1」)と、IPマルチキャストアドレス(例えば、「IPマルチキャストアドレス1」)とが対応づけて記憶されている。
すなわち、配信するコンテンツ毎に異なるマルチキャストサービスとして登録し、サービスを識別する情報としては、APN(Access Point Name)とIPマルチキャストアドレスとが登録される。ここで、APNは従来の携帯電話サービスで利用されている端末が接続先を指定する際に用いる接続先識別子である。また、IPマルチキャストアドレスは、従来のインターネット上でマルチキャスト通信を行う際に用いられるアドレスである。ここで、予め登録されるサービス識別情報は、APNかIPマルチキャストアドレスのいずれかであっても良い。
ユーザサブスクリプションDB124は、マルチキャストサービス毎に配信可能なUEを管理するためのDBである。図4に、ユーザサブスクリプションDB124のデータ構成の一例を示す。図4に示すように、UE識別情報(例えば、「IMSI1」)と、APN(例えば、「APN1」)と、IPマルチキャストアドレス(例えば、「IPマルチキャストアドレス1」)とが対応づけて記憶されている。
すなわち、MBMSベアラサービスを識別するAPNやIPマルチキャストアドレスに対して、配送可能なUEのUE識別情報を管理する。UE識別情報として、本実施形態ではIMSI(International Mobile Group Identity)やUEのIPアドレスを用いる。ここで、IMSIとは、従来の携帯電話サービスで利用されている、世界中でユニークな加入者識別子である。ここでUEの識別情報に対して、予め登録される配信可能なサービスを識別する情報は、APNかIPマルチキャストアドレスのいずれかであっても良い。
MBMSベアラコンテキスト126は、MBMSベアラサービス毎に生成し、マルチキャストデータを配送するために必要な管理情報である。図5に、MBMSベアラコンテキスト126のデータ構成の一例を示す。
具体的には、TMGI(Temporary Mobile Group Identities)等のMBMSベアラサービス識別子(例えば、「TMGI1」)と、APN(例えば、「APN1」)及びIPマルチキャストアドレス(例えば、「IPマルチキャストアドレス1」)のサービスを識別するための情報と、マルチキャストモードかブロードキャストモードかを識別するためのモード(例えば「マルチキャスト」)と、MBMSベアラの状態をアクティブかサスペンドかを管理する状態情報(例えば、「アクティブ」)と、データ配信先の配信ノード(例えば、「GGSN20」)と、UEカウンタ(例えば、「N」)とが含まれている。
ここで、配信ノードは、配信するノードを特定する情報を記憶しており、例えばIPアドレス(図5の場合はGGSN20のIPアドレス)が記憶される。また、配信ノードは複数記憶することができる。
また、TMGIとは、従来携帯電話サービスで利用されている一時的に割り当てられた加入者識別情報だが、MBMSサービスにおいてはMBMSベアラサービスを識別する情報として利用されている。
UEカウンタは、MBMSベアラサービスのマルチキャストデータを配信している端末の数である。これは基地局装置のカウンティング機能によりカウントされた数に基づいたものであり、ユーザが実際に視聴している端末の数等である。
さらに、BM−SC10は、MBMSベアラコンテキスト126に複数の配信ノードであるGGSNの情報を記憶している場合、GGSN毎にそれぞれ異なるUEカウンタを記憶し、UEの数をカウントすることが出来る。したがって、BM−SC10は、GGSN20へ配信するブロードキャストデータの視聴端末数を記憶することが可能である。
[2.2 GGSN]
続いて、GGSN20の機能構成について、図6を用いて説明する。GGSN20は、制御部200に、送受信部210と記憶部220とが接続されている。
送受信部210は、ネットワークに接続されるインタフェース部であり、例えばネットワークを介してBM−SC10と、SGSN30と、NB40とに接続されている。
記憶部220は、GGSN20の動作に必要な各種プログラムや、各種データが記憶されている機能部である。記憶部220は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。また、本実施形態においては、MBMSベアラコンテキスト222と、上流コントロールノードDB224とがそれぞれ記憶されている。
MBMSベアラコンテキスト222は、MBMSベアラサービス毎に生成され、マルチキャストデータを配送するために必要な管理情報である。図8に、MBMSベアラコンテキスト222のデータ構成の一例を示す。
具体的には、TMGI等のMBMSベアラサービス識別子(例えば、「TMGI1」)と、APN(例えば、「APN1」)及びIPマルチキャストアドレス(例えば、「IPマルチキャストアドレス1」)のサービスを識別するための情報と、マルチキャストモードかブロードキャストモードかを識別するためのモード(例えば、「マルチキャスト」)と、MBMSベアラの状態をアクティブかサスペンドかを管理する状態情報(例えば「アクティブ」)と、データ配信先の配信ノード(例えば、「SGSN30」)と、UEカウンタ(例えば、「N」)とが含まれている。
ここで、配信ノードは、配信するノードを特定する情報を記憶しており、例えばIPアドレス(図7の場合はSGSN30のIPアドレス)が記憶される。また、配信ノードは複数記憶することができる。
また、TMGIとは、従来携帯電話サービスで利用されている一時的に割り当てられた加入者識別情報だが、MBMSサービスにおいてはMBMSベアラサービスを識別する情報として利用されている。
IPマルチキャストアドレスは、MBMSベアラコンテキストを生成するMBMSベアラサービス毎に記憶される。
UEカウンタは、MBMSベアラサービスのブロードキャストデータを受信する端末の数である。これは基地局装置のカウンティング機能によりカウントされた数に基づいたものであり、ユーザが実際に視聴している端末の数等である。
さらに、GGSN20は、MBMSベアラコンテキスト222に複数の配信ノードであるSGSNの情報を記憶している場合、SGSN毎にそれぞれことなるUEカウンタを保持し、UEの数をカウントすることが出来る。したがって、GGSN20は、SGSN30へ配信するブロードキャストデータの視聴端末数を記憶することが可能である。
上流コントロールノードDB224は、上流のマルチキャストデータ配信装置を特定するための情報を記憶するためのDBである。図8に上流コントロールノードDB224のデータ構成の一例を示す。本実施形態においては、BM−SC10に関する情報について記憶しており、例えば、BM−SC10のIPアドレスを記憶する。
ここで、上流コントロールノードDB224は、図8に示すように一つの上流コントロールノード(BM−SC10)を記憶してもよいし、APNやIPマルチキャストアドレス毎等の、MBMSベアラコンテキスト222を生成するサービス毎に複数の上流コントロールノード(BM−SC)を記憶してもよい。
[2.3 SGSN]
続いて、SGSN30の機能構成について、図9を用いて説明する。SGSN30は、制御部300に、送受信部310と記憶部320とが接続されている。
送受信部310は、ネットワークに接続されるインタフェース部であり、例えばネットワークを介してGGSN20と、NB40とに接続されている。
記憶部320は、SGSN30の動作に必要な各種プログラムや、各種データが記憶されている機能部である。記憶部320は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。また、本実施形態においては、MBMSベアラコンテキスト322が記憶されている。
MBMSベアラコンテキスト322は、MBMSベアラサービス毎に生成され、マルチキャストデータを配送するために必要な管理情報である。図10に、MBMSベアラコンテキスト322のデータ構成の一例を示す。
具体的には、TMGI等のMBMSベアラサービス識別子(例えば「TMGI1」)と、APN(例えば、「APN1」)及びIPマルチキャストアドレス(例えば、「IPマルチキャストアドレス1」)のサービスを識別するための情報と、マルチキャストモードかブロードキャストモードかを識別するためのモード(例えば、「マルチキャスト」)と、MBMSベアラの状態をアクティブかサスペンドかを管理する状態情報(例えば、「アクティブ」)と、データ配信先の配信ノード(例えば、「NB40」)と、上位の配信ノードである上位配信ノード(例えば「GGSN20」)と、UEカウンタ(例えば、「N」)とが含まれている。
ここで、配信ノード及び上位配信ノードは、それぞれのノードを特定する情報を記憶しており、例えばIPアドレス(図10の場合はNB40や、GGSN20のIPアドレス)が記憶される。また、配信ノードは複数記憶することができる。
また、TMGIとは、従来携帯電話サービスで利用されている一時的に割り当てられた加入者識別情報だが、MBMSサービスにおいてはMBMSベアラサービスを識別する情報として利用されている。また、配信ノードは複数記憶することができる。
IPマルチキャストアドレスは、MBMSベアラコンテキストを生成するMBMSベアラサービス毎に記憶する。
UEカウンタは、MBMSベアラサービスのマルチキャストデータを受信する端末の数である。これは基地局装置のカウンティング機能によりカウントされた数に基づいたものであり、ユーザが実際に視聴している端末の数等である。
さらに、SGSN30は、MBMSベアラコンテキスト322に複数の配信ノードであるNBの情報を記憶している場合、NB毎にそれぞれことなるUEカウンタを記憶し、UEの数をカウントすることが出来る。したがって、SGSN30は、NB40へ配信するマルチキャストデータの視聴端末数を記憶することが可能である。
[2.4 NB]
続いて、NB40の機能構成について、図11を用いて説明する。NB40は、制御部400に、送受信部410と記憶部420とが接続されている。
送受信部410は、ネットワークに接続されるインタフェース部であり、例えばネットワークを介してGGSN20と、SGSN30と接続されており、UE50が接続可能である。
記憶部420は、NB40の動作に必要な各種プログラムや、各種データが記憶されている機能部である。記憶部420は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。また、本実施形態においては、MBMSベアラコンテキスト422と、無線フレーム情報424とがそれぞれ記憶されている。
MBMSベアラコンテキスト422は、MBMSベアラサービス毎に生成され、マルチキャストデータを配送するために必要な管理情報である。図12に、MBMSベアラコンテキスト422のデータ構成の一例を示す。
具体的には、TMGI等のMBMSベアラサービス識別子(例えば、「TMGI1」)と、APN(例えば、「APN1」)及びIPマルチキャストアドレス(例えば、「IPマルチキャストアドレス1」)のサービスを識別するための情報と、マルチキャストモードかブロードキャストモードかを識別するためのモード(例えば「マルチキャスト」)と、MBMSベアラの状態をアクティブかサスペンドかを管理する状態情報(例えば「アクティブ」)と、上位の配信ノードとなる上位配信ノード(例えば、「SGSN30」)と、UEカウンタ(例えば「N」)とが含まれている。
ここで、上位配信ノードは、ノードを特定する情報を記憶しており、例えばIPアドレス(図11の場合はSGSN30のIPアドレス)が記憶される。
また、TMGIとは、従来携帯電話サービスで利用されている一時的に割り当てられた加入者識別情報だが、MBMSサービスにおいてはMBMSベアラサービスを識別する情報として利用されている。
IPマルチキャストアドレスは、MBMSベアラコンテキストを生成するMBMSベアラサービス毎に記憶される。
UEカウンタは、MBMSベアラサービスのマルチキャストデータを受信する端末の数である。これは基地局装置のカウンティング機能によりカウントされた数に基づいたものであり、ユーザが実際に視聴している端末の数等である。
無線フレーム情報424は、MBMSベアラサービスと後に、NB40がUE50へ無線区間を通して送信するための無線フレームの情報を記憶する。図13に、無線フレーム情報424のデータ構成の一例を示す。
具体的には、MBMSベアラサービスを識別する識別子毎に(例えばTMGI毎)、マルチキャストモードかユニキャストモードかを示すモード情報(例えば、「フレームモード」)を記憶する。更に、ユニキャストモードの場合には、フレーム配送するUE50のIMSI(International Mobile Subscriber Identity)等の識別情報が記憶されている。ここで、フレーム配送するUE(識別情報)については複数記憶することができる。さらに、上述したサービス識別子は、MBMSベアラサービスを識別できるものでよく、APNやIPマルチキャストアドレスでも良い。
[3.手続き処理]
続いて、本実施形態における移動通信システム1の手続き処理について、図を用いて説明する。
[3.1 サービスアクティベーション手続き]
図14を用いて、UE50がMBMSサービスを検知してサービスを要求し、コアネットワーク内部のBM−SC10において、UE50を認証し、サービス提供を許可するまでのサービスアクティベーション手続きを説明する。
サービスアクティベーション手続きは、従来のMBMSサービスで定められる手続きと同様であるため、簡略化して説明する。
まず始めに、BM−SC10は、サービス識別子を通知することで、配信可能なマルチキャストサービスをUE50へ通知する(サービスアナウンス、S100)。UE50は、これによりマルチキャストサービスを検知する。BM−SC10は、MBMSサービスDB122に登録されているサービスの配信が可能であることを、UE50へ通知する
ここで、サービス識別子としては種々のものが用いられるが、例えば、
(1)APN
(2)IPマルチキャストアドレス
(3)TMGI
(4)その他の識別子(例えば、事業者の設定したでMBMSベアラサービスを識別することができる識別子)
等が利用可能である。
本実施形態では、(1)のTMGIを利用することとして説明する。さらに、サービス識別子に加えて、番組タイトルやコンテンツタイトル等のサービスを説明する情報を付与して通知してもよい。
また、具体的な通知方法としては、種々の方法が考えられるが、例えば、SMS(Short Message Service)等を用いて、予め登録されている配信可能なUE50へ通知したり、不特定多数のUE50へ通知したり、WEBに情報を掲示し、UE50がWEBサーバにアクセスすることで情報を取得したりしてもよい。
サービスを検知し、サービスを受けることを決定したユーザは、PDPコンテキストアクティベーション手続きを開始する。PDPコンテキストアクティベーション手続きは、UE50、NB40、SGSN30、GGSN20とで制御情報を送受信して行う(S102)。
PDPコンテキストとは、UE50とネットワーク間の論理パス情報である。PDPコンテキストアクティベーション手続きにより、UE50とGGSN20間の通信路が活性化しパケット送受信が可能となる。ここで、MBMSサービスアクティベーション手続きを開始する時点ですでに他の通信が行われている場合、PDPコンテキストは活性化されている可能性がある。その場合には、このPDPコンテキストアクティベーション手続きを行わなくてもよい。
次に、UE50は、GGSN20へIPマルチキャスト参加要求を送信する(S104)。IPマルチキャスト参加要求メッセージには、サービスを識別するIPマルチキャストアドレスを付与して送信する。具体的には、IPv4で要求する場合にはIGMP Joinメッセージを送信し、IPv6によって要求する場合には、MLDJoinメッセージを送信する。
NB40は、UE50が特定のサービスに対してサービスアクティベーション手続きを開始したことを検知して、登録手続きを開始してもよい(S106)。ここで、NB40がサービスアクティベーション手続きの開始を検出する方法としては、種々の方法が考えられるが、例えば、NB40における検知の手段については、PDPアクティベーション手続き(S102)でUE50がNB40にAPNやIPマルチキャストアドレスを通知することで検知したり、UE50がGGSN20へ送信するマルチキャスト参加要求(S104)を転送時に解析してAPNやIPマルチキャストアドレスを取得して検知したり、所定の方法によりUE50がNB40へ通知したりすることにより検知すれば良い。
登録手続きの詳細は後述するが、登録手続きが完了すると、BM−SC10、GGSN20、SGSN30、NB40でMBMSベアラコンテキストが生成され、BM−SC10からマルチキャストデータがNB40まで配送されるようになる。
GGSN20は、UE50からIPマルチキャスト参加要求を受信すると、MBMS認証要求をBM−SC10に送信する(S108)。MBMS認証要求には、UE50の識別情報とサービス識別情報とが含まれている。
UE50の識別情報としては、例えば、IPマルチキャスト参加要求から取得したUE50のIPアドレスや、UE50のIMSIを用いることとする。また、UE50のIMSIは、例えば、PDPコンテキストアクティベーション手続きにおいて、UE50がNB40、SGSN30を介してGGSN20へUE50のIPアドレスとIMSIを通知し、GGSN20はそれらIPアドレスとIMSIを対応づけて管理しておくことで、IPマルチキャスト参加要求を受信した際に、参加要求に含まれるIPアドレスを基に、対応するIMSIを解決する等の方法を用いることとする。
また、サービス識別情報は、IPマルチキャスト参加要求に含まれるIPマルチキャストアドレスやAPN等を用いることとする。この、APNは、IPマルチキャスト参加要求に含めてUE50が送信することでそれによって取得してもよいし、IPマルチキャストアドレスに対してAPNを予めGGSN20が対応づけて管理しておき、IPマルチキャスト参加要求に含まれるIPマルチキャストアドレスに対応するAPNを解決する方法を用いてもよい。
BM−SC10は、MBMS認証要求を受信し、サービスを要求するUE50の認証を行い、認証できた場合にはMBMS認証応答をGGSN20へ送信する(S110)。認証は、ユーザサブスクリプションDB124を参照し、MBMS認証要求に含まれるUE識別情報とサービス情報(APN、IPマルチキャストアドレス)とが登録されていることを確認することにより行う。
GGSN20は、MBMS認証応答を受信し、MBMS通知要求をSGSN30へ送信する(S112)。これにより、UE50が認証されたとSGSN30を介してUE50に通知することとなる。また、MBMS通知要求にはAPN、IPマルチキャストアドレスを含めて送信する。
SGSN30は、MBMS通知要求を受信し、MBMS通知応答をGGSN20へ送信して応答する(S114)。さらに、MBMSコンテキストアクティベーション指示をUE50へ送信する(S116)。これにより、SGSN30はUE50が認証されたことを通知し、受信を開始するための手続きを開始するよう指示する。MBMSコンテキストアクティベーション指示には、APNとIPマルチキャストアドレスとを含めて送信する。
UE50は、MBMSコンテキストアクティベーション指示を受信し、認証されたことを確認するとMBMSコンテキストアクティベート要求をSGSN30に送信して、受信開始を要求する(S118)。MBMSコンテキストアクティベーション指示には、IMSI等のUE識別情報と、APN及びIPマルチキャストアドレス等のサービス識別情報とを含めて送信する。
SGSN30は、MBMSコンテキストアクティベート要求を受信し、MBMSコンテキスト生成要求をGGSN20へ送信する(S120)。これにより、MBMSコンテキストを生成するよう要求する。MBMSコンテキスト生成要求には、IMSI、APN、IPマルチキャストアドレスを含めて送信する。
GGSN20は、MBMSコンテキスト生成要求を受信し、登録手続き(S106)をすでに行いMBMSコンテキストをすでに生成している場合には、IMSI、APN、IPマルチキャストアドレスを確認し、登録情報と異なる場合には登録する。その後、MBMS認証要求をBM−SC10に送信する(S122)。
BM−SC10は、MBMS認証要求を受信し、サービスを要求するUE50の認証を行い、認証できた場合にはMBMS認証応答をGGSN20へ送信する(S124)。認証は、ユーザサブスクリプションDB124を参照し、MBMS認証要求に含まれるUEの識別情報とサービス情報(APN、IPマルチキャストアドレス)とが登録されていることを確認することにより行う。
ここで、登録手続き(S106)を行う等により、MBMSベアラコンテキスト126が既に生成されている場合には、IMSI、APN、IPマルチキャストアドレスを確認し、登録情報と異なる場合には登録する。MBMSベアラコンテキスト126が登録されていない場合には、MBMSベアラコンテキスト126を生成し、IMSI、APN、IPマルチキャストアドレスを登録する。
また、生成されているかに関わらず、MBMSベアラコンテキスト126にMBMSサービス識別情報であるTMGIが割り当てられていない場合、BM−SC10はTMGIを生成し、登録する。
送信するMBMS認証応答には、IMSI、APN、IPマルチキャストアドレス、TMGIを含めて送信する。
GGSN20は、MBMS認証応答受信し、MBMSコンテキスト生成応答をSGSN30へ送信して応答する(S126)。GGSN20は、受信メッセージに含まれるIMSI、APN、IPマルチキャストアドレス、TMGIがMBMSベアラコンテキスト222に登録されていない場合には、登録する。
SGSN30は、MBMSコンテキスト生成応答を受信すると、MBMS情報通知をNB40に送信し、UE50への配送開始を指示する(S128)。SGSN30は、受信メッセージに含まれるIMSI、APN、IPマルチキャストアドレス、TMGIがMBMSベアラコンテキスト322に登録されていない場合には、登録する。また、MBMS情報通知には、IMSI、APN、IPマルチキャストアドレス、TMGIを含めて送信する。
さらに、SGSN30は、MBMSコンテキストアクティベートアクセプトをUE50送信し、サービス開始を通知する(S130)。MBMSコンテキストアクティベートアクセプトには、IMSI、APN、IPマルチキャストアドレス、TMGIを含めて送信する。
以上の手続きにより、BM−SC10が送信するマルチキャストデータは、GGSN20、SGSN30、NB40を介して、UE50への配送が開始される。
[3.2 登録手続き]
次に、前述のサービスアクティベーション手続きで説明を省略した登録手続き(S106)を、図15を用いて説明する。登録手続きでは、各装置においてMBMSベアラコンテキストを生成し、マルチキャストデータの配送路を構成する。
まず、NB40は、MBMSベアラコンテキスト422が登録されていない場合、新たに生成し、APN、IPマルチキャストアドレス、SGSNアドレスを登録し、MBMS登録要求をSGSN30へ送信する(S200)。MBMS登録要求には、APN、IPマルチキャストアドレスを含めて送信する。また、MBMSベアラコンテキスト422の状態をスタンバイと登録する。さらに、UEカウンタの値をインクリメントする(S230)。
SGSN30は、MBMS登録要求を受信し、MBMSベアラコンテキスト322が登録されていない場合、新たに生成し、APN、IPマルチキャストアドレス、GGSNアドレスをMBMSベアラコンテキスト322に登録し、MBMS登録要求をGGSN20へ送信する(S202)。
また、MBMSベアラコンテキスト422の状態をスタンバイと登録する。さらに、UEカウンタの値をインクリメントする(S232)。さらに、配信ノードとしてNB40を登録する。
GGSN20は、MBMS登録要求を受信し、MBMSベアラコンテキスト222が登録されていない場合、新たに生成し、APN、IPマルチキャストアドレスを登録し、MBMS登録要求をBM−SC10へ送信する(S204)。また、MBMSベアラコンテキスト222の状態をスタンバイと登録する。さらに、UEカウンタの値をインクリメントする(S234)。さらに、配信ノードにSGSN30を登録する。また、上流コントロールノードDB224にBM−SC10を登録する。
BM−SC10は、MBMS登録要求を受信し、MBMSベアラコンテキスト126が登録されていない場合、新たに生成し、APN、IPマルチキャストアドレスを登録し、MBMS登録応答をGGSN20へ送信する(S206)。
また、TMGIを生成してMBMSベアラコンテキスト126に登録するとともに、MBMS登録応答に含めて送信する。さらに、UEカウンタの値をインクリメントする(S236)。また、MBMSベアラコンテキスト126の状態をスタンバイと登録する。また、配信ノードにGGSN10を登録する。
ここで、MBMSベアラコンテキスト222の状態は、スタンバイと登録してもよいし、オペレータの意向次第で直ちに配信する場合等は、アクティブと登録し、セッション開始手続き(S208)を開始して配信ノードへデータ配信を開始してもよい。なお、セッション開始手続きの詳細については後述する。
GGSN20は、MBMS登録応答を受信し、MBMSベアラコンテキスト222にTMGIを登録し、MBMS登録応答をSGSN20へ送信する(S210)。ここで、MBMSベアラコンテキスト222の状態が、セッション開始手続き(S208)等により、アクティブになっている場合で、かつセッションが開始されていない場合には、セッション開始手続き処理(S212)を開始する。セッション開始手続きの詳細は後述する。
SGSN20は、MBMS登録応答を受信し、MBMSベアラコンテキスト322にTMGIを登録し、MBMS登録応答をSGSN20へ送信する(S214)。ここで、MBMSベアラコンテキスト322の状態が、セッション開始手続き(S212)等により、アクティブになっている場合で、かつセッションが開始されていない場合には、セッション開始手続き処理(S216)を開始する。セッション開始手続きの詳細は後述する。
以上により、各装置においてMBMSベアラコンテキストが生成され、それぞれの配信ノードを登録することで配送路を構成することができる。
また、NB40のMBMS登録要求の送信時、他のUEがサービスを開始している場合等には、すでに同サービスに対するMBMSベアラコンテキスト422が生成されている可能性がある。その場合には、NB40はMBMSベアラコンテキスト422のUEカウンタの値をインクリメントして登録手続きを終了する。
また、SGSN30がNB40から送信されたMBMS登録要求の受信時(S200)、他のUEがサービスを開始している場合等には、すでに同サービスに対するMBMSベアラコンテキスト322が生成されている可能性がある。その場合にはMBMSベアラコンテキスト322のUEカウンタの値をインクリメントし、配信ノードにNB40を追加登録し、MBMS登録応答をNB40へ送信する(S214)。MBMS登録応答の送信及びそれ以降の手続きは、前述した方法と同様である。
また、GGSN20がSGSN30から送信されたMBMS登録要求の受信時(S204)、他のUEがサービスを開始している場合等には、すでに同サービスに対するMBMSベアラコンテキスト222が生成されている可能性がある。その場合にはMBMSベアラコンテキスト222のUEカウンタの値をインクリメントし、配信ノードにSGSM30を追加登録し、MBMS登録応答をSGSN30へ送信する(S210)。MBMS登録応答の送信及びそれ以降の手続きは、前述した方法と同様である。
また、図14を用いて説明した前述のサービスアクティベーション手続きでは、UE50が送信したマルチキャスト参加要求(S104)をGGSN20が受信した場合に、登録手続きを開始する(S106)例を示した。この例以外でも、GGSN20がMBMS認証応答を受信したことにより(S124)、登録手続きを開始してもよい。
つまり、図16(A)に示すように、MBMS認証応答をGGSN20が受信後(S124)、GGSN20とBM−SC10で登録手続きを行う(S250)。これにより、GGSN20とBM−SC10はMBMSベアラコンテキストが生成されていない場合に新たに生成し、BM−SC10からGGSN20へデータが配送されるようになる。
具体的な登録手続きについては、図15を用いて説明した、MBMS登録要求(S204)及びMBMS登録応答(S206)の送受信と、セッション開始手続き(S208)を、GGSN20とBM−SC10で行う。それぞれの手続きについては同様であるため説明は省略する。
同様に、SGSN30とGGSN20の登録手続きについても、図14のサービスアクティベーション手続きにおける、GGSN20が送信するMBMSコンテキスト生成応答をSGSN30が受信(S132)した後に開始してもよい。
つまり、図16(B)に示すように、MBMSコンテキスト生成応答をSGSN30が受信後(S126)、SGSN30とGGSN20とで登録手続きを行う(S252)。これにより、SGSN30とGGSN20とはMBMSベアラコンテキストが生成されていない場合に新たに生成し、GGSN20からSGSN30へデータが配送されるようになる。
具体的な登録手続きについては、図15を用いて説明した、MBMS登録要求(S202)及びMBMS登録応答(S210)の送受信と、セッション開始手続き(S212)をSGSN30とGGSN20とで行う。それぞれの手続きについては同様であるため説明は省略する。
同様に、NB40とSGSN30の登録手続きについても、図14のサービスアクティベーション手続きにおける、SGSN30が送信するMBMS情報通知をNB40が受信(S128)した後に開始してもよい。
つまり、図16(C)に示すように、MBMS情報通知をSGSN30が送信後(S128)、NB40とSGSN30とで登録手続きを行う(S254)。これにより、NB40とSGSN30とはMBMSベアラコンテキストが生成されていない場合には新たに生成し、GGSN20からSGSN30へデータが配送されるようになる。
具体的な登録手続きについては、図15を用いて説明した、MBMS登録要求(S200)及びMBMS登録応答(S214)の送受信と、セッション開始手続き(S216)をNB40とSGSN30とで行う。それぞれの手続きについては同様であるため説明は省略する。
[3.3 セッション開始手続き]
次に、前述の登録手続きで説明を省略したセッション開始手続きを、図17を用いて説明する。セッション開始手続きにより、指定したサービスのマルチキャストデータの配信を実際に開始する。
BM−SC10は、サービスを指定してセッション開始要求をGGSN20に送信する(S300)。これによりセッション開始手続きを開始する。サービスを指定するために、メッセージにはTMGIを含む。MBMSベアラコンテキスト126の状態情報をアクティブに登録する。
ここで、BM−SC10がセッションスタート手続きを開始するトリガは、前述した登録手続きが完了したことを契機に行ってもよいし、登録手続きを完了後、オペレータのポリシ等により任意のタイミングで開始することもできる。
また、セッション開始要求は、MBMSベアラコンテキスト126の配信ノードに登録されている総てのGGSNへ送信する。
GGSN20は、セッション開始要求を受信し、セッション開始応答をBM−SC10に送信し、応答する(S302)。さらに、MBMSベアラコンテキスト222の状態情報をアクティブに登録する。
GGSN20は、MBMSベアラコンテキスト222の配信ノードに登録されるSGSNへセッション開始要求(S304)を送信する。サービスを指定するために、メッセージにはTMGIを含む。
ここで、GGSN20がセッション開始要求を送信するトリガは、登録手続きが完了し、MBMSベアラコンテキスト222の状態がアクティブであることで送信する。したがって、GGSN20は、BM−SC10にセッション開始応答(S302)を送信後、直ちにSGSN30にセッション開始要求を送信するのではなく、SGSN30とGGSN20とで登録手続きが完了していない場合には、その完了後に送信してもよい。
SGSN30は、セッション開始要求を受信し、セッション開始応答をGGSN20に送信し、応答する(S310)。さらに、MBMSベアラコンテキスト322の状態情報をアクティブに登録する。
SGSN30は、MBMSベアラコンテキスト322の配信ノードに登録されているNBへセッション開始要求(S306)を送信する。サービスを指定するために、メッセージにはTMGIを含む。
ここで、SGSN30がセッション開始要求を送信するトリガは、登録手続きが完了し、MBMSベアラコンテキスト322の状態情報がアクティブであることで送信する。したがって、SGSN30は、GGSN20からセッション開始要求(S304)を受信後、直ちにNB40にセッション開始要求を送信するのではなく、NB40とSGSN30とで登録手続きが完了していない場合には、その完了後に送信してもよい。
NB40は、セッション開始要求を受信し、セッション開始応答をSGSN30に送信し、応答する(S308)。さらに、MBMSベアラコンテキスト422の状態情報をアクティブに登録する。
さらに、NB40は、IPマルチキャスト参加処理を行う。具体的には、IPv4で通信する場合には、IGMP Membership Reportメッセージを送信し、IPv6で通信する場合にはMLD Membership Reportを送信する。
これにより、BM−SC10、GGSN20、SGSN30及びNB40で確立したMBMSベアラに、IPマルチキャストパケットが配送される。
さらに、NB40は、UE50へ送信する無線リソース割り当て処理を行い、配送するための情報を無線フレーム情報424に登録する。具体的には、無線フレームのモードがマルチキャストモードであるか、ユニキャストモードであるかのモード情報をサービス識別子毎に登録する。サービス識別子としてはTMGIを用いることができる。
また、マルチキャストモードで送信する場合は、フレームは不特定多数のUEへ送信するため、UE情報を保持する必要はないが、ユニキャストモードで送信する場合には、個々のUEに無線フレームを送信する必要がある。その場合には、アクティベーション手続きの際、UE情報としてIMSI等を登録しておく。
以上の登録手続き及びセッションスタート手続きを含んだサービスアクティベーション手続きにより、UE50はマルチキャストデータを受信することができる。
[3.4 配信停止手続き]
次に、セッション停止手続きについて図18を用いて説明する。セッション停止手続きは、NB40におけるカウンティング手続き結果を基に開始する例を説明するが、開始トリガはこれに限らず、NB40から手続きを開始することができる。
まず、セッション停止手続きのトリガとなるカウンティング手続きを説明する(S400)。手続きはNB40とUE50との間で行う。NB40は、接続するUE50に対して、サービス識別子を含めてサービスを受けているかどうかを確認するメッセージを送信する。
ここで、NB40は、無線フレーム情報424に登録されているUE50に宛ててサービスを受けているかどうかを確認するメッセージを送信するが、接続する総てのUEに送信してもよい。
また、メッセージには、サービス識別子を含めて送信する。サービス識別子には、MBMSベアラコンテキスト422に登録されているAPNか,IPマルチキャストアドレスかTMGIを用いることができる。これにより、サービス毎にサービスを受けているかどうかを確認することができる。
UE50は、メッセージを受信すると、サービス識別子を含めてNB40に応答する。サービス識別子には、受信メッセージに含まれるAPNか、IPマルチキャストアドレスかTMGIを用いることができる。UE50は、サービスアクティベーションを完了し、マルチキャストグループに参加して受信可能な状態であったとしても、視聴するアプリケーションを一時的にオフしている場合等、受信が必要ない場合には、応答を送信しなくてよい。
これにより、NB40は、マルチキャストグループに参加要求したUE50の数ではなく、実際にマルチキャストメッセージの受信が必要なUE50の数を取得することができる。取得したUE50の数は、MBMSベアラコンテキスト422のUEカウンタに登録する。
また、NB40の確認メッセージには、サービス識別子を含めないで送信してもよい。その場合には、UE50は、受信を必要とするサービスがある場合には、サービス識別子を含めて応答する。サービス識別子には、APN、IPマルチキャストアドレス、TMGI等を用いることができる。
応答を受信したNB40は、サービス識別子からMBMSベアラコンテキストを特定し、応答のあったUE50の数をUEカウンタに登録する。以上によりカウンティング手続き(S400)を完了する。
NB40は、MBMSベアラコンテキスト422のUEカウンタがゼロになったかどうかを確認するカウンティング処理を行う(S402)。UEカウンタがゼロになった場合、セッションを一時的に停止することを決定する。したがって、サービス毎に受信するUE50がいないことを検知し、そのサービスのセッションを一時的に停止する。
この場合、NB40は、セッション停止要求をSGSN30に送信する(S404)。セッション停止要求には、MBMSベアラコンテキストに登録される、TMGI、APN、IPマルチキャストアドレスを含めて送信する。SGSN30は、MBMSベアラコンテキスト422のSGSNアドレスにより解決する。さらに、MBMSベアラコンテキスト422の状態情報をスタンバイに登録する。
ここで、MBMSベアラコンテキスト422の状態情報がスタンバイとなった場合には、マルチキャストデータ配信の配信及び受信を停止する(S408)。
なお受信を停止する場合には、IPマルチキャスト離脱要求を送信してもよい。具体的には、IPv4で通信を行っている場合、IGMP Membership Reportを送信し、IPv6で通信を行っている場合には、MLD Membership Reportを送信する。これにより、IPマルチキャストパケットの配信及び受信を停止する。IPマルチキャストパケットの配信及び受信が停止されることにより、マルチキャストデータの配信及び受信が停止される。
SGSN30は、セッション停止要求を受信し、NB40にセッション停止応答を送信する(S406)。さらに、SGSN30は、NB40に対応づけられたUEカウンタをゼロにする。
さらに、SGSN30は、NB40に対応づけられたUEカウンタをゼロにする。そして、NB40への対応するフローのマルチキャストデータ配信の配信及び受信を停止する(S414)。
なお、受信を停止する場合には、IPマルチキャスト離脱要求を送信してもよい。具体的には、IPv4で通信を行っている場合、IGMP Membership Reportを送信し、IPv6で通信を行っている場合には、MLD Membership Reportを送信する。これにより、IPマルチキャストパケットの配信及び受信を停止する。IPマルチキャストパケットの配信及び受信が停止されることにより、マルチキャストデータの配信及び受信が停止される。
ここで、SGSN30は、他のNBにマルチキャストキャスト配信していない場合は、セッション停止要求をGGSN20へ送信する(S410)。セッション停止要求にはMBMSベアラコンテキスト322に登録されるTMGIと、APNと、IPマルチキャストアドレスと、SGSN30の情報とを含めて送信する。
また、MBMSベアラコンテキスト322の配信ノードからNB40のエントリを削除するか、停止中を示すマーキングを行う。
さらに、SGSN30はNB40間のMBMSベアラのリソースを解放する。言い換えると、SGSN30は、NB40に対してマルチキャスト配送を停止した場合、MBMSベアラのリソースを解放する。この場合、MBMSベアラコンテキスト322の状態情報をスタンバイと登録する。
また、MBMSベアラコンテキスト322の配信ノードにその他複数のNBが登録されており、フローの配信が行われている場合には、セッション停止要求をGGSN20には送信することなくセッション停止手続きを完了する。
GGSN20は、セッション停止要求を受信し、SGSN30にセッション停止応答を送信する(S412)。
さらに、GGSN20は、SGSM30に対応づけられたUEカウンタをゼロにする。さらに、SGSN30へのマルチキャストデータ配信の配信及び受信を停止する(S420)。
なお、受信を停止する場合には、IPマルチキャスト離脱要求を送信してもよい。具体的には、IPv4で通信を行っている場合、IGMP Membership Reportを送信し、IPv6で通信を行っている場合には、MLD Membership Reportを送信する。これにより、IPマルチキャストパケットの配信及び受信を停止する。IPマルチキャストパケットの配信及び受信が停止されることにより、マルチキャストデータの配信及び受信が停止される。
ここで、GGSN20は、他のSGSNに、マルチキャスト配信していない場合は、セッション停止要求をBM−SC10へ送信する(S410)。セッション停止要求にはMBMSベアラコンテキスト222に登録されるTMGIと、APNと、IPマルチキャストアドレスと、GGSN20の情報とを含めて送信する。
また、MBMSベアラコンテキスト222の配信ノードからSGSN30のエントリを削除するか、停止中を示すマーキングを行う。
さらに、GGSN20はSGSN30間のMBMSベアラのリソースを解放する。言い換えると、GGSN20は、SGSN30に対してマルチキャストデータ配送を停止した場合、MBMSベアラのリソースを解放する。この場合、MBMSベアラコンテキスト222の状態情報をスタンバイとする。
また、MBMSベアラコンテキスト222の配信ノードにその他複数のSGSNが登録されており、フローの配信が行われている場合には、セッション停止要求をBM−SC10には送信することなくセッション停止手続きを完了する。
BM−SC10は、セッション停止要求を受信し、GGSN20にセッション停止応答を送信する(S418)。また、GGSM20に対してマルチキャストデータ配信を停止する(S422)。
BM−SC10は、GGSN20に対応づけられたUEカウンタをゼロにする。さらに、配信ノードからGGSN20のエントリを削除するか、停止中を示すマーキングを行う。
さらに、総てのGGSN20のエントリが削除されるか、停止中を示すマーキングが行われた場合、MBMSベアラコンテキスト126の状態情報をスタンバイとし、BM−SC10とGGSN20との間のMBMSベアラリソースを解放する。言い換えると、BM−SC10は、GGSN20に送信する、マルチキャストデータが無くなった場合、MBMSベアラリソースを解放する。
以上の手続きにより、NB40が主導してセッションを一時的に停止することができる。NB40のセッション停止手続きは、カウンティング手続きにより、マルチキャストグループに参加しているUE50がいないことを検知したことをトリガに開始することもできるし、マルチキャストグループに参加していたとしても、アプリケーション等がオフになっていること等により視聴していないようなケースのように、視聴していないことを検知することで開始することもできる。つまり、受信を必要としないUE50をNB40は検知することができ、それをトリガにセッション停止手続きを開始することができる。
また、セッション停止手続きは、マルチキャストサービスに限って行ってもよい。従来MBMSサービスには、マルチキャストモードのサービスとブロードキャストモードのサービスがある。マルチキャストモードのサービスは、これまで説明したように、UE50の参加要求に対してサービス毎に認証手続きを行い、配信するサービスである。一方で、ブロードキャストモードのサービスでは、UE50の認証をすることなくデータの配送を開始する違いがある。
マルチキャストサービスに限ってセッション停止手続きを許可する具体的な方法としては、図15で説明した登録手続きにおいて、BM−SC10がMBMSベアラコンテキストを生成する際にTMGIを生成し、TMGIをGGSN20、SGSN10、NB40に通知すると同時に、モードを通知する。
マルチキャストモードかブロードキャストモードのどちらを通知するかについては、APNやIPマルチキャストアドレス等のサービスごとに対応づけて予めモードをMBMSサービスDB122で管理してもよいし、サービスアクティベーション手続きの認証手続きの有無により、管理してもよい。
こうして各装置は登録するサービスがマルチキャストモードであると認識し、それぞれMBMSベアラコンテキストに保持する。具体的には、BM−SC10はMBMSベアラコンテキスト126のモードにマルチキャストと登録し、GGSN20はMBMSベアラコンテキスト222のモードにマルチキャストと登録し、SGSN30はMBMSベアラコンテキスト322のモードにマルチキャストと登録し、NB40はMBMSベアラコンテキスト422のモードにマルチキャストと登録する。
これにより、セッション停止を決定する場合、各装置では、MBMSベアラコンテキストを参照し、マルチキャストモードである場合にはセッションを停止することができる。
具体的には、NB40では、マルチキャストセッション停止要求の送信時(S404)、MBMSベアラコンテキスト422のモードがマルチキャストである場合、停止要求の送信やMBMSベアラの解放やIPマルチキャスト配信、受信停止を行う。SGSN30では、マルチキャストセッション停止要求の送信時(S410)、MBMSベアラコンテキスト322のモードがマルチキャストである場合、停止要求の送信やMBMSベアラの解放やIPマルチキャスト配信、受信停止を行う。
GGSN20では、マルチキャストセッション停止要求の送信時(S416)、MBMSベアラコンテキスト222のモードがマルチキャストである場合、停止要求の送信やMBMSベアラの解放やIPマルチキャスト配信、受信停止を行う。
BM−SC10では、マルチキャストセッション停止要求の受信時(S416)、MBMSベアラコンテキスト222のモードがマルチキャストである場合、MBMSベアラの解放やIPマルチキャスト配信停止を行う。
従来では、コンテンツデータの配信元であるBM−SC10において、配信データの状況により一定時間送信するべきデータが無い場合等、送信データがないことを検知して、BM−SC10が主導してセッションを一時停止することしかできなかった。このため、NB40でUE50の受信の要否を確認でき、配信の必要がないと検知できたとしても、セッションを停止することができなかった。本実施形態の手続きにより、NB40はUE50の受信の要否の結果に基づいて、セッション停止手続きを主導して行うことができる。
[4.変形例]
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
また、各実施形態において各装置で動作するプログラムは、上述した実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的に一時記憶装置(例えば、RAM)に蓄積され、その後、各種ROMやHDDの記憶装置に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。
ここで、プログラムを格納する記録媒体としては、半導体媒体(例えば、ROMや、不揮発性のメモリカード等)、光記録媒体・光磁気記録媒体(例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、MO((Magneto Optical Disc)、MD(Mini Disc)、CD(Compact Disc)、BD等)、磁気記録媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等のいずれであってもよい。また、ロードしたプログラムを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することにより、本発明の機能が実現される場合もある。
また、市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本発明に含まれるのは勿論である。
また、上述した実施形態における各装置の一部又は全部を典型的には集積回路であるLSI(Large Scale Integration)として実現してもよい。各装置の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、または全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能であることは勿論である。
10 BM−SC
100 制御部
110 送受信部
120 記憶部
122 MBMSサービスDB
124 ユーザサブスクリプションDB
126 MBMSベアラコンテキスト
20 GGSN
200 制御部
210 送受信部
220 記憶部
222 MBMSベアラコンテキスト
224 上流コントロールノードDB
30 SGSN
300 制御部
310 送受信部
320 記憶部
322 MBMSベアラコンテキスト
40 NB
400 制御部
410 送受信部
420 記憶部
422 MBMSベアラコンテキスト
424 無線フレーム情報
50 UE

Claims (11)

  1. BM−SC(Broadcast Multicast Service Centre)から、MBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service)ベアラが確立されたGGSN(Gateway GPRS Support Node)及びSGSN(Serving GPRS Support Node)を経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりマルチキャストデータ配信を行う移動通信システムにおいて、
    前記MBMSベアラサービスにおいて、MBMSベアラリソースを割り当てて確立するMBMSベアラの情報がMBMSベアラコンテキストに含まれており、
    前記基地局装置は、
    MBMSベアラコンテキストに対応づけられるマルチキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をSGSNに送信し、
    マルチキャストデータ配信を停止して、SGSNとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とする移動通信システム。
  2. 前記MBMSベアラコンテキストには、MBMSベアラサービスを識別するためのサービス識別子が更に含まれており、
    前記基地局装置は、
    前記移動局装置に、サービス識別子を含む確認メッセージを送信し、該移動局装置からの応答に基づいて、マルチキャストデータ配信に参加している移動局装置の数をカウントし、
    前記カウントした数が0の場合には、前記マルチキャストデータ配信の停止を決定することを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  3. 前記サービス識別子には、TMGI(Temporary Mobile Group Identify)を含むことを特徴とする請求項2に記載の移動通信システム。
  4. 前記基地局装置は、セッション停止要求をSGSNに送信するのと併せて、IPマルチキャストパケットの送受信を停止することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の移動通信システム。
  5. 前記SGSNは、SGSNを経由して接続される移動局装置において、マルチキャストデータ配信を行う移動局装置が無くなった場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をGGSNに送信し、
    マルチキャストデータ配信を停止して、GGSNとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の移動通信システム。
  6. 前記GGSNは、GGSNを経由して接続される移動局装置において、マルチキャストデータ配信を行う移動局装置が無くなった場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をBM−SCに送信し、
    マルチキャストデータ配信を停止して、BM−SCとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の移動通信システム。
  7. 前記請求項1から6の何れか一項に記載の移動通信システムに接続される移動局装置。
  8. BM−SC(Broadcast Multicast Service Centre)から、MBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service)ベアラが確立されたGGSN(Gateway GPRS Support Node)及びSGSN(Serving GPRS Support Node)を経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりマルチキャストデータ配信を行う移動通信システムに接続される基地局装置において、
    前記MBMSベアラサービスにおいて、MBMSベアラリソースを割り当てて確立するMBMSベアラの情報がMBMSベアラコンテキストに含まれており、
    MBMSベアラコンテキストに対応づけられるマルチキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をSGSNに送信し、
    マルチキャストデータ配信を停止して、SGSNとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とする基地局装置。
  9. BM−SC(Broadcast Multicast Service Centre)から、MBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service)ベアラが確立されたGGSN(Gateway GPRS Support Node)及びSGSN(Serving GPRS Support Node)を経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりマルチキャストデータ配信を行う移動通信システムに接続されるSGSNにおいて、
    前記MBMSベアラサービスにおいて、MBMSベアラリソースを割り当てて確立するMBMSベアラの情報がMBMSベアラコンテキストに含まれており、
    前記基地局装置は、
    MBMSベアラコンテキストに対応づけられるマルチキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をSGSNに送信し、
    前記SGSNは、
    前記基地局装置から送信されたセッション停止要求に基づいて、SGSNを経由して接続される移動局装置において、マルチキャストデータ配信を行う移動局装置が無くなった場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をGGSNに送信し、
    マルチキャストデータ配信を停止して、GGSNとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とするSGSN。
  10. BM−SC(Broadcast Multicast Service Centre)から、MBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service)ベアラが確立されたGGSN(Gateway GPRS Support Node)及びSGSN(Serving GPRS Support Node)を経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりマルチキャストデータ配信を行う移動通信システムに接続されるGGSNにおいて、
    前記MBMSベアラサービスにおいて、MBMSベアラリソースを割り当てて確立するMBMSベアラの情報がMBMSベアラコンテキストに含まれており、
    前記基地局装置は、
    MBMSベアラコンテキストに対応づけられるマルチキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をSGSNに送信し、
    前記SGSNは、
    前記基地局装置から送信されたセッション停止要求に基づいて、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるマルチキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をGGSNに送信し、
    前記GGSNは、
    前記SGSNから送信されたセッション停止要求に基づいて、GGSNを経由して接続される移動局装置において、マルチキャストデータ配信を行う移動局装置が無くなった場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をBM−SCに送信し、
    マルチキャストデータ配信を停止して、BM−SCとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とするGGSN。
  11. BM−SC(Broadcast Multicast Service Centre)から、MBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service)ベアラが確立されたGGSN(Gateway GPRS Support Node)及びSGSN(Serving GPRS Support Node)を経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりマルチキャストデータ配信を行う移動通信システムの移動通信方法において、
    前記MBMSベアラサービスにおいて、MBMSベアラリソースを割り当てて確立するMBMSベアラの情報がMBMSベアラコンテキストに含まれており、
    前記基地局装置は、
    MBMSベアラコンテキストに対応づけられるマルチキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をSGSNに送信し、
    前記SGSNは、
    前記基地局装置から送信されたセッション停止要求に基づいて、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるマルチキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をGGSNに送信し、
    前記GGSNは、
    前記SGSNから送信されたセッション停止要求に基づいて、GGSNを経由して接続される移動局装置において、マルチキャストデータ配信を行う移動局装置が無くなった場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をBM−SCに送信し、
    マルチキャストデータ配信を停止することを特徴とする移動通信方法。
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