JP5679773B2 - 移動通信システム、移動局装置、基地局装置、mme、mbms gw及び移動通信方法 - Google Patents

移動通信システム、移動局装置、基地局装置、mme、mbms gw及び移動通信方法 Download PDF

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本発明は、BM−SCから、MBMSベアラが確立されたMBMS GW及びMMEを経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりブロードキャストデータ配信を行う移動通信システム等に関する。
3GPPにて、EPS(Evolved Packet System)によるマルチキャストデータ配信およびブロードキャストデータ配信を行うMBMSベアラサービスを提供する方法としてMBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service)が規格化されている。
例えば、非特許文献1によれば、MBMSサービスエリアは、あるMBMSセッションを行う範囲として定義される。例えば、全国や関東等の地域単位でサービスエリアを設定し、当該サービスエリア内の複数の基地局装置のセルによって構成される。そして、コアネットワークに接続するE−UTRAN等の無線アクセスネットワークにブロードキャストの配信経路を設定し、サービスエリア内の各セルの基地局装置(eNodeB))が、端末(UE)にMBMSベアラを設定し、データを配信する。
こうした従来のブロードキャストデータ配信は、基地局装置のセル単位ではなく、MBMSサービスエリア単位で配信している。そのため、MBMSサービスエリア内に配信すべき端末が在圏していないセルがある場合も、そのセルの基地局装置にブロードキャストトデータが配信される。
今後こうしたブロードキャストデータ配信のサービスは、サービスエリアを比較的広範囲としている従来のブロードキャストサービスに加え、狭い範囲のみを対象としたブロードキャストサービスも増加していく等多様化していくことが予想される。
さらには、こうしてサービス形態が多様化すれば、配信するブロードキャストデータも広く配信する公共的な用途のものからパーソナルコミュニティに向けたもの等多様化し、種類も著しく増加していくことが予想される。
例えば、非特許文献2にあるように、旅行のガイドツアー等のユースケースが挙げられている。また、例えば、スポーツやコンサート会場、ショッピングセンター等の集客施設の客を対象としたブロードキャストサービスも考えられる。さらに、災害被災地の被災者に対してのみ情報配信を行うようなケースも考えられる。
従来技術では、こうしたサービス形態や配信データの増加していく流れに対して最適化することなく、すべて一元的に個々のブロードキャスト配信データに対してMBMSベアラ等の通信路を確立し、受信端末の有無に関わらず通信路にデータを配信していた。
近年では、基地局装置においてブロードキャストデータを受信している端末をカウンティングするカウンティング機能の検討が始まっている。基地局装置は受信端末がいなくなったことを検知した場合には、基地局装置と端末間でブロードキャストデータ配送のために割り当てた無線リンクの通信帯域を解放、またはモード変更等により最適化をする等無線区間のリソースを効率的に利用する。さらに、端末が再度あらわれた場合には無線リソースの再割り当てを行う。このように、カウンティング機能による無線リソースの効率利用の検討が行われている。
TS 23.246、Technical Specification Group Services and Architecture; Multimedia Broadcast/Multicast Service (MBMS); Architecture and functional description 3GPP TR 22.947、Technical Specification Group Services and System Aspects; Study on Personal Broadcast Service
従来の基地局装置のカウンティング結果に基づいた効率化は、基地局装置と端末間の無線通信区間のリソースを効率利用する方法のみであり、ブロードキャストデータの配信元の装置から基地局装置の間のネットワーク内部の通信区間のリソースを効率利用する方法はなかった。
つまり、カウンティング機能により、基地局装置がブロードキャストデータを受信する端末がいないことを検知したとしても、ネットワーク内部に設置されるブロードキャスト配信元の装置から基地局装置まではブロードキャストデータが配送されてしまう。これまでは、こうした不必要なトラヒックを削減してネットワークリソースを効率的に利用する解決方法がなかった。
このように、これまではカウンティング機能により基地局装置と端末間の無線リソースの有効利用については考慮されているものの、ネットワーク内のネットワークリソースを効率的に利用することはできなかった。
上述した非特許文献1では、端末のネットワークリソースを解放する手続きが示されているが、その方法はネットワーク内部に設置されるブロードキャストデータの配送元となる装置が配信するデータがなくなったことを検知してネットワークリソースを解放する手続きしか示されていない。
言い換えると、ブロードキャストデータの配信元の装置が主導して、ネットワークリソースを効率的に解放、再割り当てを行う方法はあったが、基地局装置が主導してそれらを行うことができなかった。
したがって、基地局装置がカウンティング結果に基づいてデータ受信端末がいないことを検知した場合や、端末がリソース解放の要求を行わずに異なる基地局装置に移動したことや、電源をオフにしたことを基地局装置が検知した場合等においては、ネットワークリソースは実際に利用されていないにも関わらず、効率化することができなかった。
上述した課題を解決するために、本発明の目的は、基地局装置のカウンティング機能によりネットワークリソースを解放する制御方法を定めることにより、ネットワークリソースを有効活用出来る移動通信システム等を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明の移動通信システムは、
BM−SC(Broadcast Multicast Service Centre)から、MBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service)ベアラが確立されたMBMS GW(MBMS Gateway)及びMME(Mobility Management Entity)を経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりブロードキャストデータ配信を行う移動通信システムにおいて、
前記MBMSベアラサービスにおいて、MBMSベアラリソースを割り当てて確立するMBMSベアラの情報がMBMSベアラコンテキストに含まれており、
前記基地局装置は、
MBMSベアラコンテキストに対応づけられるブロードキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をMMEに送信してMBMS GWにセッションの停止を要求し、
ブロードキャストデータ配信を停止して、MBMS GWとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とする。
また、本発明の移動通信システムは、
前記MBMSベアラコンテキストには、MBMSベアラサービスを識別するためのサービス識別子が更に含まれており、
前記基地局装置は、
前記移動局装置に、サービス識別子を含む確認メッセージを送信し、該移動局装置からの応答に基づいて、ブロードキャストデータ配信に参加している移動局装置の数をカウントし、
前記カウントした数が0の場合には、前記ブロードキャストデータ配信の停止を決定することを特徴とする。
また、本発明の移動通信システムにおいて、
前記サービス識別子には、TMGI(Temporary Mobile Group Identify)を含むことを特徴とする。
また、本発明の移動通信システムにおいて、
前記基地局装置は、セッション停止要求をMMEに送信するのと併せて、IPマルチキャストパケットの送受信を停止することを特徴とする。
また、本発明の移動通信システムにおいて、
前記MMEは、セッション停止要求を送信する前記基地局に接続される移動局装置において、ブロードキャストデータ配信を行う移動局装置が無くなった場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をMBMS GWに送信し、
ブロードキャストデータ配信を停止して、MBMS GWと基地局装置とのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とする。
また、本発明の移動通信システムにおいて、
前記MBMS GWは、MBMS GWを経由して接続される移動局装置において、ブロードキャストデータ配信を行う移動局装置が無くなった場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をBM−SCに送信し、
ブロードキャストデータ配信を停止して、BM−SCとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とする。
本発明の移動局装置は、上述の発明に記載の移動通信システムに接続されることを特徴としている。
本発明の基地局装置は、
BM−SCから、MBMSベアラが確立されたMBMS GW及びMMEを経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりブロードキャストデータ配信を行う移動通信システムに接続される基地局装置において、
前記MBMSベアラコンテキストには、MBMSベアラサービスを識別するためのサービス識別子が更に含まれており、
MBMSベアラコンテキストに対応づけられるブロードキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をMMEに送信し、
ブロードキャストデータ配信を停止して、MMEとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とする。
本発明のMMEは、
BM−SCから、MBMSベアラが確立されたMBMS GW及びMMEを経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりブロードキャストデータ配信を行う移動通信システムに接続されるMMEおいて、
前記MBMSベアラコンテキストには、MBMSベアラサービスを識別するためのサービス識別子が更に含まれており、
前記基地局装置は、
MBMSベアラコンテキストに対応づけられるブロードキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をMMEに送信し、
前記MMEは、
前記基地局装置から送信されたセッション停止要求に基づいて、MMEを経由して接続される移動局装置において、ブロードキャストデータ配信を行う移動局装置が無くなった場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をMBMS GWに送信し、
ブロードキャストデータ配信を停止して、MBMS GWとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とする。
本発明のMBMS GWは、
BM−SCから、MBMSベアラが確立されたMBMS GW及びMMEを経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりブロードキャストデータ配信を行う移動通信システムに接続されるMBMS GWおいて、
前記MBMSベアラコンテキストには、MBMSベアラサービスを識別するためのサービス識別子が更に含まれており、
前記基地局装置は、
MBMSベアラコンテキストに対応づけられるブロードキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をMMEに送信し、
前記MMEは、
前記基地局装置から送信されたセッション停止要求に基づいて、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるブロードキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をMBMS GWに送信し、
前記MBMS GWは、
前記MMEから送信されたセッション停止要求に基づいて、MBMS GWを経由して接続される移動局装置において、ブロードキャストデータ配信を行う移動局装置が無くなった場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をBM−SCに送信し、
ブロードキャストデータ配信を停止して、BM−SCとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とする。
本発明の移動通信方法は、
BM−SCから、MBMSベアラが確立されたMBMS GW及びMMEを経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりブロードキャストデータ配信を行う移動通信システムの移動通信方法であって、
前記基地局装置は、
MBMSベアラコンテキストに対応づけられるブロードキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をMMEに送信し、
前記MMEは、
前記基地局装置から送信されたセッション停止要求に基づいて、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるブロードキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をMBMS GWに送信し、
前記MBMS GWは、
前記MMEから送信されたセッション停止要求に基づいて、MBMS GWを経由して接続される移動局装置において、ブロードキャストデータ配信を行う移動局装置が無くなった場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をBM−SCに送信し、
ブロードキャストデータ配信を停止することを特徴とする。
本発明によれば、BM−SCから、MBMSベアラが確立されたMBMS GW及びMMEを経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりブロードキャストデータ配信を行う移動通信システムにおいて、基地局装置は、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるブロードキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をMMEに送信してMBMS GWにセッションの停止を要求し、ブロードキャストデータ配信を停止して、MBMS GWとのMBMSベアラリソースを解放することとなる。
これにより、従来は、BM−SC(ブロードキャストデータ配信装置)が主導してセッションを一時停止することしかできず、基地局装置で移動局装置の受信の要否を確認でき、配信の必要がないと検知できたとしても、セッションを停止することができなかったが、基地局装置が、移動局装置の受信の要否の結果に基づいて、セッション停止手続きを主導して行うことができるようになる。
本実施形態における移動通信システムの概略を説明するための図である。 本実施形態におけるBM−SCの機能構成を説明するための図である。 本実施形態におけるBM−SCに記憶されるMBMSサービスDBのデータ構成の一例を示す図である。 本実施形態におけるBM−SCに記憶されるMBMSベアラコンテキストのデータ構成の一例を示す図である。 本実施形態におけるMBMS GWの機能構成を説明するための図である。 本実施形態におけるMBMS GWに記憶されるMBMSベアラコンテキストのデータ構成の一例を示す図である。 本実施形態におけるMBMS GWに記憶される上流コントロールノードDBのデータ構成の一例を示す図である。 本実施形態におけるMMEの機能構成を説明するための図である。 本実施形態におけるMMEに記憶されるMBMSベアラコンテキストのデータ構成の一例を示す図である。 本実施形態におけるeNBの機能構成を説明するための図である。 本実施形態におけるeNBに記憶されるMBMSベアラコンテキストのデータ構成の一例を示す図である。 本実施形態におけるeNBに記憶される無線フレーム情報のデータ構成の一例を示す図である。 本実施形態における手続き処理の流れを説明するための図である。 本実施形態における手続き処理の流れを説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
[1.システム構成]
図1は、本発明を適用した場合における移動通信システム1の概要を説明するための図である。移動通信システム1は、ブロードキャスト・マルチキャストサービスセンタであるBM−SC(Broadcast-Multicast Service Center)10、ゲートウェイ装置であるMBMS GW(MBMS Gateway)20及びサービス制御装置であるMME(Mobility Management Entity)30を含むコアネットワーク5と、基地局装置であるeNB40と、移動局装置であるUE50とを含んで構成されている。
コアネットワーク5にNB40が接続されており、eNB40にUE50が接続可能に構成されている。具体的には、BM−SC10の下位にはMBMS GW20が接続されており、MBMS GW20の下位にはMME30とeNB40とが接続されている。さらに、MME30の下位にはeNB40が接続されている。
MBMS GW20とMME30及びMME30とeNB40は、制御情報を送受信するために接続されている。また、MBMS GW20とeNB40は、ブロードキャストデータ送受信のために接続されている。さらに、eNB40の下位にはUE50が接続されている。
ここで、本実施形態の図1においては、説明の都合上、各構成装置が1つとして記載されているが、複数の装置が接続されている。例えば、一又は複数のMBMS GWを移動通信システム1は含んでおり、各MBMS GWの下位に一又は複数のMME30、eNBがそれぞれ接続されている。また、UEもeNBに一又は複数接続可能である。
[2.装置構成]
続いて、各装置の機能構成について、図を用いて説明する。
[2.1 BM−SC]
BM−SC10の機能構成について、図2を用いて説明する。BM−SC10は、制御部100に、送受信部110と記憶部120とが接続されている。
送受信部110は、ネットワークに接続されるインタフェース部であり、例えばネットワークを介してMBMS GW20と接続されている。
記憶部120は、BM−SC10の動作に必要な各種プログラムや、各種データが記憶されている機能部である。記憶部120は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。また、本実施形態においては、MBMSサービスDB122と、MBMSベアラコンテキスト124とがそれぞれ記憶されている。
MBMSサービスDB122は、配信可能なMBMSベアラサービスを管理するために、MBMSベアラサービス毎の配信データの識別子を記憶するDBである。図3に、MBMSサービスDB122のデータ構成の一例を示す。
ここで、サービス識別子としては種々のものが用いられるが、例えば、
(1)MBMSベアラコンテキストを識別するTMGI(Temporary Mobile Group Identity)
(2)その他の識別子(例えば、BM−SC10を運用してサービス事業を行う事業者が割り当てる識別子)
等を利用する。本実施形態では、(1)のTMGIを利用することとして説明する。
具体的には、MBMSベアラサービスでブロードキャストデータ配信時、サービス毎に生成するMBMSベアラコンテキストを識別するTMGIを用いる。ここで、TMGIとは、従来携帯電話サービスで利用されている一時的に割り当てられた加入者識別情報だが、MBMSサービスにおいてはMBMSベアラサービスを識別する情報として利用されている。
MBMSベアラコンテキスト124は、MBMSベアラサービス毎に生成され、ブロードキャストデータを配送するために確立するMBMSベアラの管理情報である。図4に、MBMSベアラコンテキスト124のデータ構成の一例を示す。
具体的には、TMGI等のMBMSベアラサービス識別子(例えば、「TMGI1」)と、配信のために確立するセッションの識別子(例えば、「セッションID」)と、マルチキャストモードかブロードキャストモードかを識別するためのモード(例えば、「ブロードキャスト」)と、MBMSベアラの状態をアクティブかサスペンドかを管理する状態情報(例えば、「アクティブ」)と、データ配信先の配信ノード(例えば、「MBMS GW20」)と、UEカウンタ(例えば、「N」)とが含まれている。
ここで、配信ノードは、配信するノードを特定する情報を記憶しており、例えばIPアドレス(図4の場合はGGSN20のIPアドレス)が記憶される。また、配信ノードは複数記憶することができる。
UEカウンタは、MBMSベアラサービスのブロードキャストデータを配信している端末の数である。これは基地局装置のカウンティング機能によりカウントされた数に基づいたものであり、ユーザが実際に視聴している端末の数等である。
さらに、BM−SC10は、MBMSベアラコンテキスト124に複数の配信ノードであるMBMS GWの情報を記憶している場合、MBMS GW毎にそれぞれことなるUEカウンタを保持し、UEの数をカウントことが出来る。したがって、BM−SC10は、MBMS GW20へ配信するブロードキャストデータの視聴端末数を記憶することが可能である。
[2.2 MBMS GW]
続いて、MBMS GW20の機能構成について、図5を用いて説明する。MBMS GW20は、制御部200に、送受信部210と記憶部220とが接続されている。
送受信部210は、ネットワークに接続されるインタフェース部であり、例えばネットワークを介してBM−SC10と、MME30と、eNB40とに接続されている。
記憶部220は、MBMS GW20の動作に必要な各種プログラムや、各種データが記憶されている機能部である。記憶部220は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。また、本実施形態においては、MBMSベアラコンテキスト222と、上流コントロールノードDB224とがそれぞれ記憶されている。
MBMSベアラコンテキスト222は、MBMSベアラサービス毎に生成され、ブロードキャストデータを配送するために必要な管理情報である。図6に、MBMSベアラコンテキスト222のデータ構成の一例を示す。
具体的には、TMGI等のMBMSベアラサービス識別子(例えば、「TMGI1」)と、配信のために確立するセッションの識別子(例えば、「セッションID」)と、IPブロードキャスト通信を行うためのIPマルチキャストアドレス(例えば、「IPマルチキャストアドレス1」)と、マルチキャストモードかブロードキャストモードかを識別するためのモード(例えば、「ブロードキャスト」)と、MBMSベアラの状態をアクティブかサスペンドかを管理する状態情報(例えば、「アクティブ」)と、制御情報の送受信を行うMBMS制御装置(例えば、「MME30」)と、データ配信先の配信ノード(例えば、「eNB40」)と、UEカウンタ(例えば、「N」)とが含まれている。
MBMS制御装置は、制御情報の送受信を行う管理装置を特定する情報を記憶しており、例えばIPアドレス(図6の場合はMME30のIPアドレス)が記憶される。
配信ノードは、配信するノードを特定する情報を記憶しており、例えばIPアドレス(図6の場合はeNB40のIPアドレス)が記憶される。配信ノードは複数記憶することができる。
IPマルチキャストアドレスは、MBMSベアラコンテキストを生成するMBMSベアラサービス毎に記憶される。
UEカウンタは、MBMSベアラサービスのブロードキャストデータを受信する端末の数である。これは基地局装置のカウンティング機能によりカウントされた数に基づいたものであり、ユーザが実際に視聴している端末の数等である。
さらに、MBMS GW20は、MBMSベアラコンテキスト222に複数の配信ノードであるeNBの情報を記憶している場合、eNB毎にそれぞれことなるUEカウンタを記憶し、UEの数をカウントすることが出来る。したがって、MBMS GW20は、eNB40へ配信するブロードキャストデータの視聴端末数を記憶することが可能である。
上流コントロールノードDB224は、上流のブロードキャストデータ配信装置を特定するための情報を記憶するためのDBである。図7に上流コントロールノードDB224の構成の一例を示す。本実施形態においては、BM−SC10のIPアドレスを記憶する。ここで、上流コントロールノードDB224は図7に示すように一つのブロードキャスト配信装置(BM−SC10)を記憶してもよいし、TMGI等で識別できるMBMBベアラコンテキストを生成するMBMSサービス毎に複数のBM−SCを記憶してもよい。
[2.3 MME]
続いて、MME30の機能構成について、図8を用いて説明する。MME30は、制御部300に、送受信部310と記憶部320とが接続されている。
送受信部310は、ネットワークに接続されるインタフェース部であり、例えばネットワークを介してMBMS GW20と、eNB40とに接続されている。
記憶部320は、MME30の動作に必要な各種プログラムや、各種データが記憶されている機能部である。記憶部320は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。また、本実施形態においては、MBMSベアラコンテキスト322が記憶されている。
MBMSベアラコンテキスト322は、MBMSベアラサービス毎に生成され、ブロードキャストデータを配送するために必要な管理情報である。図9に、MBMSベアラコンテキスト322のデータ構成の一例を示す。
具体的には、TMGI等のMBMSベアラサービス識別子(例えば、「TMGI1」)と、配信のために確立するセッションの識別子(例えば、「セッションID」)と、IPマルチキャスト通信を行うためのIPマルチキャストアドレス(例えば、「IPマルチキャストアドレス1」)と、マルチキャストモードかブロードキャストモードかを識別するためのモード(例えば、「ブロードキャスト」)と、MBMSベアラの状態をアクティブかサスペンドかを管理する状態情報(例えば、「アクティブ」)と、eNB40に対する上位の配信ノードとなる上位配信ノード(例えば、「MBMS GW20」)と、MME30のデータ配信先の配信ノード(例えば、「eNB40」)と、UEカウンタ(例えば、「N」)とが含まれている。
ここで、配信ノード及び上位配信ノードは、それぞれのノードを特定する情報を記憶しており、例えばIPアドレス(図9の場合はeNB40や、MBMS GW20のIPアドレス)が記憶される。また、配信ノードは複数記憶することができる。
IPマルチキャストアドレスは、MBMSベアラコンテキストを生成するMBMSベアラサービス毎に記憶される。
UEカウンタは、ブロードキャストサービスの配信データを受信する端末の数である。これは基地局装置のカウンティング機能によりカウントされた数に基づいたものであり、ユーザが実際に視聴している端末の数等である。
さらに、MME30は、MBMSベアラコンテキスト322に複数の配信ノードであるeNBの情報を記憶している場合、eNB毎にそれぞれことなるUEカウンタを記憶し、UEの数をカウントすることが出来る。したがって、MME30は、MBMSGW20がeNB40へ配信するブロードキャストデータの視聴端末数を記憶することが可能である。
[2.4 eNB]
続いて、eNB40の機能構成について、図10を用いて説明する。eNB40は、制御部400に、送受信部410と記憶部420とが接続されている。
送受信部410は、ネットワークに接続されるインタフェース部であり、例えばネットワークを介してMBMS GW20と、MME30と接続されており、UE50が接続可能である。
記憶部420は、eNB40の動作に必要な各種プログラムや、各種データが記憶されている機能部である。記憶部420は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。また、本実施形態においては、MBMSベアラコンテキスト422と、無線フレーム情報424とがそれぞれ記憶されている。
MBMSベアラコンテキスト422は、MBMSベアラサービス毎に生成され、ブロードキャストデータを配送するために必要な管理情報である。図11に、MBMSベアラコンテキスト422のデータ構成の一例を示す。
具体的には、TMGI等のMBMSベアラサービス識別子(例えば、「TMGI1」)と、配信のために確立するセッションの識別子(例えば、「セッションID」)と、IPマルチキャスト通信を行うためのIPマルチキャストアドレス(例えば、「IPマルチキャストアドレス1」)と、マルチキャストモードかブロードキャストモードかを識別するためのモード(例えば、「ブロードキャスト」)と、MBMSベアラの状態をアクティブかサスペンドかを管理する状態情報(例えば、「アクティブ」)と、上位の配信ノードとなる上位配信ノード(例えば、「MBMS GW20」)と、制御情報の送受信を行うMBMS制御装置(例えば、「MME30」)と、UEカウンタ(例えば、「N」)とが含まれている。
ここで、MBMS制御装置は、制御情報の送受信を行う管理装置を特定する情報を記憶しており、例えばIPアドレス(図6の場合はMME30のIPアドレス)が記憶される。
ここで、上位配信ノードは、ノードを特定する情報を記憶しており、例えばIPアドレス(図11の場合はMBMS GW20のIPアドレス)が記憶される。
UEカウンタは、ブロードキャストサービスの配信データ毎の受信端末の数であり、基地局装置のカウンティング機能によりカウントされた数に基づいたものである。具体的には、ユーザが実際に視聴している端末の数等である。
無線フレーム情報424は、MBMSベアラサービス毎に、NB40がUE50へ無線区間を通して送信するための無線フレームの情報を記憶する。図12に、無線フレーム情報424のデータ構成の一例を示す。
具体的には、MBMSベアラサービスを識別する識別子毎に(例えばTMGI毎)、マルチキャストモードかユニキャストモードかを示すモード情報(例えば、「フレームモード」)を記憶する。さらに、ユニキャストモードの場合には、フレーム配送するUE50のIMSI(International Mobile Subscriber Identity)等の識別情報が記憶されている。ここで、フレーム配送するUE(識別情報)については複数記憶することができる。
[3.手続き処理]
続いて、本実施形態における移動通信システム1の手続き処理について、図を用いて説明する。
[3.1 サービスアナウンスメント手続き]
図13に示すように、BM−SC10はまず始めにUE50に対してサービスアナウンスメント手続きを行う。すなわち、BM−SC10は配信可能なサービスをUE50へ通知する(S100)。UE50は、これによりブロードキャストサービスを検知する。
BM−SC10は、MBMSサービスDB122で管理されているサービスの配信が可能であることを、サービス識別子を通知することでUE50へ通知することとなる。さらには、番組タイトルやコンテンツタイトル、配信開始時間等のサービスを説明する情報を付与して通知してもよい。
ここで、サービス識別子としては種々のものが用いられるが、例えば、
(1)TMGI
(2)その他の識別子(例えば、事業者の設定したでMBMSベアラサービスを識別することができる識別子)
等が利用可能である。本実施形態では、(1)のTMGIを利用することとして説明する。
具体的にフロー識別子は、MBMSベアラコンテキスト124に記憶され、TMGIに対応したフロー識別子を用いることができる。
また、具体的な通知方法としては、種々の方法が考えられるが、例えば、SMS(Short Message Service)等を用いて、予め登録されている配信可能なUE50へ通知したり、不特定多数のUE50へ通知したり、WEBに情報を掲示して、UE50がWEBサーバにアクセスすることで情報を取得したりしてもよい。
[3.2 セッション開始手続き]
次に、セッション開始手続き(S106)を、図13を用いて説明する。セッション開始手続きにより、MBMSベアラを確立し、通信路が確立される。
BM−SC10は、サービスを指定してセッション開始要求をMBMS GW20に送信する(S300)。ここで、サービスを指定するためのTMGIと、セッションを識別するためのセッション識別子を生成し、セッション開始要求に含めて送信する。これによりセッション開始手続きを開始する。
また、MBMSベアラコンテキスト124を生成ることにより、MBMSベアラコンテキスト124には、TIMGIと、セッション識別子とが登録される。また、状態情報をアクティブに登録する。
また、配信ノードにはMBMS GW20に関する情報を記憶する。配信ノードには、複数のMBMS GWを登録することができる。
なお、登録される配信先のノード(MBMS GW)は、オペレータによって予め登録されていてもよいし、MBMSサービスエリア毎に配信ノード(MBMS GW20等)のリストを登録しておき、セッション開始要求にMBMSサービスエリアの識別子を含めて送信する。そして、送信したMBMSサービスエリア識別子に基づいて対応するMBMS GWを選択して登録しても良い。
また、BM−SC10がセッションスタート手続きを開始するトリガは、前述したサービスアナウンスメント手続きが完了したことを契機に行ってもよいし、それ以前でも、オペレータのポリシ等により任意のタイミングで開始してもよい。
また、セッション開始要求は、MBMSベアラコンテキスト124の配信ノードに記憶されるすべてのMBMS GW20へ送信する。
続いて、MBMS GW20は、セッション開始要求を受信し、セッション開始応答をBM−SC10に送信して応答する(S302)。また、MBMSベアラコンテキスト222を生成し、TMGIと、セッション識別子とを登録し、状態情報をアクティブに登録する。
MBMS制御装置には、MME30に関する情報を記憶する。なお、登録されるMBMS制御装置であるMME30は、オペレータによって予め登録されていてもよし、BM−SC10がオペレータの設定によって予め登録されたMBMS制御装置の情報を、セッション開始要求に含めて送信し、それを登録してもよい。この場合には、MBMS GW20は予めMME30の情報を保持する必要がなくなる。
配信ノードには、eNB40に関する情報を記憶する。配信ノードには、複数のeNB40を登録することができる。
なお、登録される配信ノードであるeNB40は、オペレータによって予め登録されていてもよいし、MBMSサービスエリア毎に配信ノード(eNB40等)のリストを登録しておき、BM−SC10から送信されたセッション開始要求に含まれるMBMSサービスエリア識別子に基づいて対応するeNB40を選択してもよい。この場合には、MBMS GW20は予めeNB40のリストを保持する必要がなくなる。
以上の手続きにより、BM−SC10とMBMS GW20間でブロードキャストデータ配信のための通信品質を確保した配送路であるMBMSベアラを確立する。
さらに、MBMSベアラでの送信をIPマルチキャスト通信で行うため、サービスに対してIPマルチキャストアドレスを割り当て、MBMSベアラコンテキスト222に登録する。
MBMS GW20は、MBMSベアラコンテキスト222の配信ノードに登録されるMME30へセッション開始要求(S304)を送信する。サービスを指定するために、セッション開始要求にはTMGIと、セッション識別子と、IPマルチキャストアドレスとを含む。
MME30は、セッション開始要求を受信し、セッション開始応答をMBMS GW20に送信し、応答する(S310)。セッション開始応答は、後述するeNB40へセッション開始要求を送信し(S306)、その応答を受信後(S308)、送信してもよい。
また、MBMSベアラコンテキスト322を生成し、TMGIと、セッション識別子と、IPマルチキャストアドレスを登録し、状態情報をアクティブに登録する。
配信ノードには、eNB40に関する情報を記憶する。なお、配信ノードには、複数のeNBを登録することができる。
ここで、登録される配信ノードであるeNB40は、オペレータによって予め登録されてもよいし、MBMSサービスエリア毎に配信ノード(eNB40等)のリストを登録しておき、MBMS GW20から送信されたセッション開始要求に含まれるMBMSサービスエリア識別子に基づいて対応するeNBを選択してもよい。
さらに、要求を送信した上位の配信ノードとなるMBMS GW20に関する情報(本実施形態ではIPアドレス)を登録する。
MME30は、MBMSベアラコンテキスト322の配信ノードに登録されるeNB40へセッション開始要求(S306)を送信する。セッション開始要求にはTMGIと、セッション識別子と、IPマルチキャストアドレスとを含む。
また、セッション開始要求は、MBMSベアラコンテキスト322の配信ノードに登録される総てのeNBへ送信する。
eNB40は、セッション開始要求を受信し、セッション開始応答をMME30に送信し、応答する(S308)。また、MBMSベアラコンテキスト422を生成し、TMGIと、セッション識別子と、IPマルチキャストアドレスとを登録し、状態情報をアクティブに登録する。
また、要求を送信したMBMS制御装置となるMME30に関する情報を登録する。さらに、上位の配信ノードとなるMBMS GW20に関する情報を登録する。MBMS GW20は、オペレータによる設定を行う等予め登録しておき、登録された中から選択したり、MME30はセッション開始要求にMBMS GW20を含めて送信したりし、それを登録する。
以上の手続きにより、MBMS GW20とeNB40間でブロードキャストデータ配信のための通信品質を確保した配送路であるMBMSベアラを確立する。
ここで、eNB40は、IPマルチキャスト参加処理を行う。eNB40は、MBMSベアラコンテキスト422を参照し、サービスに対応するIPマルチキャストアドレスを用いて参加要求を行う。具体的には、IPv4で通信する場合には、IGMP Membership Reportメッセージを送信し、IPv6で通信する場合にはMLD Membership Reportを送信する。
これにより、BM−SC10、MBMS GW20及びeNB40で確立したMBMSベアラに、IPマルチキャストパケットが配送される。また、ブロードキャストデータは、IPマルチキャストによりBM−SC10からNB40まで送信される。
さらに、eNB40は、UEへ送信する無線リソース割り当て処理を行い、配送するための情報を無線フレーム情報424に登録する。具体的には、無線フレームのモードがマルチキャストモードであるか、ユニキャストモードであるかのモード情報をサービス識別子毎に管理する。サービス識別子としてはTMGIを用いることができる。
また、マルチキャストモードで送信する場合は、フレームは不特定多数のUEへ送信するため、UE情報を登録する必要はないが、ユニキャストモードで送信する場合には、個々のUEに無線フレームを送信する必要があるため、その場合には、サービスアナウンス手続きの、UE50がeNB40への初期接続時に、UE情報としてIMSIを登録しておき、UE情報として登録する。
以上のサービスアナウンスメント手続きとセッションスタート手続きにより、UE50とBM−SC10の間で通信路が確立し、BM−SCが送信したデータはeNB40まで配送することができる。
ここで、上記の例では、サービスアナウンスメント手続きを行い、その後にセッションスタート手続きを行ったが、これらは前後してもよい。
最後に、eNB40はUE50に対してMBMS開始通知を送信する(S316)。開始通知にはサービスを識別するサービス識別子を含めて通知する。これにより、UE50はブロードキャストデータの受信を開始する。
ここで、サービス識別子としては種々のものが用いられるが、例えば、
(1)MBMSベアラコンテキスト422に登録されるTMGI
(2)MBMSベアラコンテキスト422に登録されるセッションID
(3)その他の識別子(例えば、eNB40とUE50とでMBMSベアラサービスを識別することができる識別子)
等を利用する。本実施形態では、(1)のTMGIを利用することとして説明する。
また、eNB40がMBMS開始を通知せず、サービスアナウンスメント手続き等により、BM−SC10がサービス識別子をUE50に通知してよも良い。これらの通知方法は事業者のポリシに応じて選択して通知することができる。
上記の例では、MBMS GW20がセッション開始要求を受信した場合の処理を説明したが、その他のMBMS GWがBM−SC10からセッション開始要求を受信した場合にも、MBMS GW20と同様の手続きを行う。
同様にeNBにおいても、eNB40がセッション開始要求を受信した場合の処理を説明したが、その他のeNBがMME30からセッション開始要求を受信した場合にも、eNB40と同様の手続きを行う。
同様にUEにおいても、UE50がセッション開始要求を受信した場合の処理を説明したが、その他のUEがeNBからセッション開始要求を受信した場合にも、UE50と同様の手続きを行う。
これにより、BM−SC10が配信するブロードキャストデータは、複数のMBMS GW、eNBを介して階層的にUEへ配送される。
[3.3 配信停止手続き]
次に、セッション停止手続きについて図14を用いて説明する。セッション停止手続きは、eNB40におけるカウンティング手続き結果を基に開始する例を説明するが、開始トリガはこれに限らず、eNB40から手続きを開始することができる。
まず、セッション停止手続きのトリガとなるカウンティング手続きを説明する。手続きはeNB40とUE50との間で行う。eNB40は、接続するUE50に対して、サービス識別子を含めてサービスを受けているかどうかを確認するメッセージを送信する。
ここで、eNB40は、無線フレーム情報424に登録されているUE50に宛てて、サービスを受けているかどうかを確認するメッセージを送信するが、接続する総てのUE50に送信してもよい。
ここで、サービス識別子としては種々のものが用いられるが、例えば、
(1)MBMSベアラコンテキスト422に登録されるTMGI
(2)MBMSベアラコンテキスト422に登録されるセッションID
(3)その他の識別子(例えば、eNB40とUE50とでMBMSベアラサービスを識別することができる識別子)
等を利用する。本実施形態では、(1)のTMGIを利用することとして説明する。
UE50は、メッセージを受信すると、サービス識別子を含めてeNB40に応答する。サービス識別子には、受信メッセージに含まれるTMGIを用いることができる。
UE50は、MBMSサービス開始通知を受け、ブロードキャストデータを受信可能な状態であったとしても、視聴するアプリケーションを一時的にオフしている場合等、受信が必要ない場合には、応答を送信しなくてよい。
ここで、サービス識別子としては種々のものが用いられるが、例えば、
(1)MBMSベアラコンテキスト422に登録されるTMGI
(2)MBMSベアラコンテキスト422に登録されるセッションID
(3)その他の識別子(例えば、eNB40とUE50とでMBMSベアラサービスを識別することができる識別子)
等を利用する。本実施形態では、(1)のTMGIを利用することとして説明する。
これにより、eNB40は、実際にブロードキャストデータ受信が必要なUE50の数を取得することができる。取得したUE50の数は、MBMSベアラコンテキスト422のUEカウンタに登録する。
また、eNB40の確認メッセージには、サービス識別子を含めないで送信してもよい。その場合には、UE50は、受信を必要とするサービスがある場合には、サービス識別子を含めて応答する。UE50は、これらのサービス識別子を、サービスアナウンスメント手続きで取得して登録しておくことで、選択可能となる。
応答を受信したeNB40は、サービス識別子からMBMSベアラコンテキストを特定し、応答のあったUE50の数をUEカウンタに登録する。以上によりカウンティング手続き(S400)を完了する。
eNB40は、MBMSベアラコンテキスト422のUEカウンタがゼロになったかどうかを確認するカウンティング処理を行う(S402)。UEカウンタがゼロになった場合、セッションを一時的に停止することを決定する。したがって、サービス毎に受信するUE50がいないことを検知し、そのサービスのセッションを一時的に停止する。
eNB40は、MBMSベアラコンテキスト422に登録されるTMGIと、サービス識別子と、フロー識別子と、eNB40の情報とを含めてセッション停止要求をMME30に送信する(S404)。送信先のMMEは、MBMSベアラコンテキスト422のMBMS制御装置の情報(MME30)により解決する。さらに、MBMSベアラコンテキスト422の状態情報をスタンバイに登録する。
ここで、UEカウンタがゼロとなった場合には、サービスに対応するブロードキャストデータの配信及び受信を停止する(S408)。
なお、受信を停止する場合には、IPマルチキャスト離脱要求を送信してもよい(S408)。具体的には、IPv4で通信を行っている場合、IGMP Membership Reportを送信し、IPv6で通信を行っている場合には、MLD Membership Reportを送信する。これにより、IPマルチキャストパケットの配信及び受信を停止する。IPマルチキャストパケットの配信及び受信が停止されることにより、ブロードキャストデータの配信及び受信が停止される。
MME30は、セッション停止要求を受信し、eNB40にセッション停止応答を送信する(S406)。さらに、MME30は、MBMSベアラコンテキスト422に登録されるTMGIと、サービス識別子と、eNB40の情報とを含めてセッション停止要求をMBMS GW20に送信する(S410)。送信先のMBMS GWは、MBMSベアラコンテキスト422に登録されているMBMS GWアドレスに宛てて送信する。
さらに、MME30は、eNB40に対応づけられたUEカウンタをゼロにする。また、MBMSベアラコンテキストの配信ノードからeNB40のエントリを削除するか、停止中を示すマーキングを行う。
ここで、SGSN30は、他のNBにブロードキャストデータ配信していない場合は、MBMSベアラコンテキスト322の状態情報をスタンバイとする。他のeNBにブロードキャストデータ配信していないかは、MBMSベアラコンテキスト322の配信ノードにeNBのエントリがないことや、すべてのeNBに停止中のマーキングがなされていることで判断できる。
MBMS GW20は、セッション停止要求を受信し、MME30にセッション停止応答を送信する(S412)。
さらに、MBMS GW20は、eNB40に対応づけられたUEカウンタをゼロにする。さらに、eNB40への対応するサービスのブロードキャストデータの配信及び受信を停止する(S420)。
なお、受信を停止する場合には、IPマルチキャスト離脱要求を送信してもよい。具体的には、IPv4で通信を行っている場合、IGMP Membership Reportを送信し、IPv6で通信を行っている場合には、MLD Membership Reportを送信する。これにより、IPマルチキャストパケットの配信及び受信を停止する。IPマルチキャストパケットの配信及び受信が停止されることにより、ブロードキャストデータの配信及び受信が停止される。
また、MBMSベアラコンテキスト222の配信ノードからeNB40のエントリを削除するか、停止中を示すマーキングを行う。
ここで、MBMS GW20は、他のeNBにブロードキャストデータ配信していない場合は、セッション停止要求をBM−SC10へ送信する(S410)。他のeNBにブロードキャストデータ配信していないかは、MBMSベアラコンテキスト222の配信ノードにeNBのエントリがないことや、すべてのeNBに停止中のマーキングがなされていることで判断できる。セッション停止要求にはMBMSベアラコンテキスト222に登録されるTMGIと、セッション識別子と、MBMS GW20の情報とを含めて送信する。
さらに、MBMS GW20はeNB40間のMBMSベアラのリソースを解放する。言い換えると、MBMS GW20は、eNB40に対してブロードキャストデータ配送を停止した場合、MBMSベアラのリソースを解放する。この場合、MBMSベアラコンテキスト222の状態情報をスタンバイに登録する。
また、MBMSベアラコンテキスト222の配信ノードにその他複数のeNB40が登録されており、ブロードキャストデータ配信が行われている場合には、セッション停止要求をBM−SC10には送信することなくセッション停止手続きを完了する。
BM−SC10は、セッション停止要求を受信し、MBMS GW20にセッション停止応答を送信する(S418)。
さらに、BM−SC10とMBMS GW20との間のMBMSベアラリソースを解放する。言い換えると、BM−SC10は、MBMS GW20に送信するブロードキャストデータが無くなった場合、MBMSベアラリソースを解放する。
また、MBMS GW20への対応するサービスのブロードキャストデータの配信を停止する(S422)。
また、BM−SC10は、MBMS GW20に対応づけられたUEカウンタをゼロにする。さらに、配信ノードからMBMS GW20のエントリを削除するか、停止中を示すマーキングを行う。
さらに、総てのMBMS GW20のエントリが削除されるか、停止中を示すマーキングが行われた場合、MBMSベアラコンテキスト124の状態情報をスタンバイとする。
以上の手続きにより、eNB40が主導してセッションを一時的に停止することができる。eNB40のセッション停止手続きは、カウンティング手続きにより、TMGI等で識別可能なMBMSベアラ毎のブロードキャストサービスの配信が不要であることを検知することができる。さらに、アプリケーション等がオフになっていること等により視聴していないようなケースのように、視聴していないことを検知することで開始することもできる。そして、この検知をトリガにセッション停止手続きを開始することができる。
また、セッション停止手続きは、ブロードキャストサービスに限って行ってもよい。従来MBMSサービスには、マルチキャストモードのサービスとブロードキャストモードのサービスがある。ブロードキャストモードのサービスは、これまで説明したように、UE50の加入者情報管理や受信に対する認証を行わないサービスであるのにたいし、マルチキャストモードのサービスは、UE50の参加要求に対してサービス毎に認証手続きを行い、配信するサービスである。
したがって、マルチキャストモードでの配送は、特定のUEに対する配送であり、一時的にMBMSベアラを解放し、再開時にリソースの確保ができない等が許されないサービスである場合も想定される。そのためには、ブロードキャストモードに限って、一時停止する方法が必要となる。
ブロードキャストサービスに限ってセッション停止手続きを許可する具体的な方法としては、図13で説明したセッション開始手続きにおいて、BM−SC10がMBMSベアラコンテキストを生成する際にTMGIを生成し、TMGIをMBMS GW20、MME10、eNB40に通知すると同時に、モードを通知する。マルチキャストモードかブロードキャストモードのどちらを通知するかについては、サービスごとに対応づけて予めモードをMBMSサービスDB122で管理してもよいし、マルチキャストモードの通信確立手続きで規定されているサービスアクティベーション手続きの認証手続きの有無により、管理してもよい。
こうして各装置は登録するサービスがブロードキャストモードであると認識し、それぞれMBMSベアラコンテキストに保持する。具体的には、BM−SC10はMBMSベアラコンテキスト124のモードにブロードキャストと登録し、MBMS GW20はMBMSベアラコンテキスト222のモードにブロードキャストと登録し、MME30はMBMSベアラコンテキスト322のモードにブロードキャストと登録し、eNB40はMBMSベアラコンテキスト422のモードにブロードキャストと登録する。
これにより、セッション停止を決定する場合、各装置では、MBMSベアラコンテキストを参照し、ブロードキャストモードである場合にはセッションを停止することができる。具体的には、eNB40では、ブロードキャストセッション停止要求の送信時(S404)、MBMSベアラコンテキスト422のモードがブロードキャストである場合、停止要求の送信やMBMSベアラの解放やIPマルチキャスト配信、受信停止を行う。MME30では、マルチキャストセッション停止要求の送信時(S410)、MBMSベアラコンテキスト322のモードがブロードキャストである場合、停止要求の送信やMBMSベアラの解放やIPマルチキャスト配信、受信停止を行う。
MBMS GW20では、ブロードキャストセッション停止要求の送信時(S416)、MBMSベアラコンテキスト222のモードがブロードキャストである場合、停止要求の送信やMBMSベアラの解放やIPマルチキャスト配信、受信停止を行う。BM−SC10では、マルチキャストセッション停止要求の受信時(S416)、MBMSベアラコンテキスト222のモードがブロードキャストである場合、MBMSベアラの解放やIPマルチキャスト配信停止を行う。
従来では、コンテンツデータの配信元であるBM−SC10において、配信データの状況により一定時間送信するべきデータが無い場合等、送信データがないことを検知して、BM−SC10が主導してセッションを一時停止することしかできなかった。このため、eNB40でUE50の受信の要否を確認でき、配信の必要がないと検知できたとしても、セッションを停止することができなかった。本実施形態によれば、eNB40はUE50の受信の要否の結果に基づいて、セッション停止手続きを主導して行うことができる。
[4.変形例]
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
また、各実施形態において各装置で動作するプログラムは、上述した実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的に一時記憶装置(例えば、RAM)に蓄積され、その後、各種ROMやHDDの記憶装置に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。
ここで、プログラムを格納する記録媒体としては、半導体媒体(例えば、ROMや、不揮発性のメモリカード等)、光記録媒体・光磁気記録媒体(例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、MO((Magneto Optical Disc)、MD(Mini Disc)、CD(Compact Disc)、BD等)、磁気記録媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等のいずれであってもよい。また、ロードしたプログラムを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することにより、本発明の機能が実現される場合もある。
また、市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本発明に含まれるのは勿論である。
また、上述した実施形態における各装置の一部又は全部を典型的には集積回路であるLSI(Large Scale Integration)として実現してもよい。各装置の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、または全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能であることは勿論である。
10 BM−SC
100 制御部
110 送受信部
120 記憶部
122 MBMSサービスDB
124 MBMSベアラコンテキスト
20 MBMS GW
200 制御部
210 送受信部
220 記憶部
222 MBMSベアラコンテキスト
224 上流コントロールノードDB
30 MME
300 制御部
310 送受信部
320 記憶部
322 MBMSベアラコンテキスト
40 eNB
400 制御部
410 送受信部
420 記憶部
422 MBMSベアラコンテキスト
424 無線フレーム情報
50 UE

Claims (11)

  1. BM−SC(Broadcast Multicast Service Centre)から、MBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service)ベアラが確立されたMBMS GW(MBMS Gateway)及びMME(Mobility Management Entity)を経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりブロードキャストデータ配信を行う移動通信システムにおいて、
    前記MBMSベアラサービスにおいて、MBMSベアラリソースを割り当てて確立するMBMSベアラの情報がMBMSベアラコンテキストに含まれており、
    前記基地局装置は、
    MBMSベアラコンテキストに対応づけられるブロードキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をMMEに送信してMBMS GWにブロードキャストデータ配信を停止することを要求し、
    MBMS GWとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とする移動通信システム。
  2. 前記MBMSベアラコンテキストには、MBMSベアラサービスを識別するためのサービス識別子が更に含まれており、
    前記基地局装置は、
    前記移動局装置に、サービス識別子を含む確認メッセージを送信し、該移動局装置からの応答に基づいて、ブロードキャストデータ配信に参加している移動局装置の数をカウントし、
    前記カウントした数が0の場合には、前記ブロードキャストデータ配信の停止を決定することを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  3. 前記サービス識別子には、TMGI(Temporary Mobile Group Identify)を含むことを特徴とする請求項2に記載の移動通信システム。
  4. 前記基地局装置は、セッション停止要求をMMEに送信するのと併せて、IPマルチキャストパケットの送受信を停止することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の移動通信システム。
  5. 前記MMEは、セッション停止要求を送信する前記基地局に接続される移動局装置において、ブロードキャストデータ配信を行う移動局装置が無くなった場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をMBMS GWに送信し、
    ブロードキャストデータ配信を停止して、MBMS GWと基地局装置とのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とする請求項1からの4の何れか一項に記載の移動通信システム。
  6. 前記MBMS GWは、MBMS GWを経由して接続される移動局装置において、ブロードキャストデータ配信を行う移動局装置が無くなった場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をBM−SCに送信し、
    ブロードキャストデータ配信を停止して、BM−SCとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の移動通信システム。
  7. 前記請求項1から6の何れか一項に記載の移動通信システムに接続される移動局装置。
  8. BM−SC(Broadcast Multicast Service Centre)から、MBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service)ベアラが確立されたMBMS GW(MBMS Gateway)及びMME(Mobility Management Entity)を経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりブロードキャストデータ配信を行う移動通信システムに接続される基地局装置において、
    前記MBMSベアラサービスにおいて、MBMSベアラリソースを割り当てて確立するMBMSベアラの情報がMBMSベアラコンテキストに含まれており、
    MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をMMEに送信し、
    MBMS GWがブロードキャストデータ配信を停止することを要求し、MBMS GWとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とする基地局装置。
  9. BM−SC(Broadcast Multicast Service Centre)から、MBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service)ベアラが確立されたMBMS GW(MBMS Gateway)及びMME(Mobility Management Entity)を経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりブロードキャストデータ配信を行う移動通信システムに接続されるMMEにおいて、
    前記MBMSベアラサービスにおいて、MBMSベアラリソースを割り当てて確立するMBMSベアラの情報がMBMSベアラコンテキストに含まれており、
    前記基地局装置は、
    MBMSベアラコンテキストに対応づけられるブロードキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をMMEに送信し、
    前記MMEは、
    前記基地局装置から送信されたセッション停止要求に基づいて、基地局装置を経由して接続される移動局装置において、ブロードキャストデータ配信を行う移動局装置が無くなった場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をMBMS GWに送信し、
    MBMS GWにブロードキャストデータ配信を停止することを要求し、MBMS GWとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とするMME。
  10. BM−SC(Broadcast Multicast Service Centre)から、MBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service)ベアラが確立されたMBMS GW(MBMS Gateway)及びMME(Mobility Management Entity)を経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりブロードキャストデータ配信を行う移動通信システムに接続されるMBMS GWにおいて、
    前記MBMSベアラサービスにおいて、MBMSベアラリソースを割り当てて確立するMBMSベアラの情報がMBMSベアラコンテキストに含まれており、
    前記基地局装置は、
    MBMSベアラコンテキストに対応づけられるブロードキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をMMEに送信し、
    前記MMEは、
    前記基地局装置から送信されたセッション停止要求に基づいて、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるブロードキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をMBMS GWに送信し、
    前記MBMS GWは、
    前記MMEから送信されたセッション停止要求に基づいて、前記基地局装置へのブロードキャストデータの配信を停止し、
    MBMS GW接続される、ブロードキャストデータ配信を行う他の基地局装置が無くなった場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をBM−SCに送信し、
    BM−SCがブロードキャストデータ配信を停止することを要求し、BM−SCとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とするMBMS GW。
  11. BM−SC(Broadcast Multicast Service Centre)から、MBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service)ベアラが確立されたMBMS GW(MBMS Gateway)及びMME(Mobility Management Entity)を経由して基地局装置に接続される移動局装置にMBMSベアラサービスによりブロードキャストデータ配信を行う移動通信システムの移動通信方法であって、
    前記基地局装置は、
    MBMSベアラコンテキストに対応づけられるブロードキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をMMEに送信し、
    前記MMEは、
    前記基地局装置から送信されたセッション停止要求に基づいて、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるブロードキャストデータ配信を停止する場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をMBMS GWに送信し、
    前記MBMS GWは、
    前記MMEから送信されたセッション停止要求に基づいて、
    前記基地局装置へのブロードキャストデータの配信を停止し、
    MBMS GW接続される、ブロードキャストデータ配信を行う他の基地局装置が無くなった場合には、MBMSベアラコンテキストに対応づけられるセッション停止要求をBM−SCに送信し、
    ブロードキャストデータ配信を停止することを要求し、BM−SCとのMBMSベアラリソースを解放することを特徴とする移動通信方法。
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