JP2012098954A - 情報処理装置及び記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の機能を実現するプログラムを、管理方式に従って読み書きするデータと共に記憶媒体に記憶した場合であっても、装置を短時間で起動可能とする。
【解決手段】SDカード14内の領域を、ファイルシステムを介さずに直接アクセス可能なRAWアクセス領域21と、ファイルシステムを介してアクセスされるファイルシステム管理領域22とに分割し、RAWアクセス領域21は、更に、ファームウェア格納管理テーブルを格納するファームウェア格納管理領域23と、ファームウェアを格納するファームウェア領域24とに分ける。そして、ROM13内のIPLは、ファームウェア領域24内のファームウェアをRAM12に展開して起動し(25)、ファームウェアは、ファイルシステム管理領域22をマウントすることで、装置の起動を完了する(26)。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、記憶媒体に関する。
ブート用のフラッシュメモリ(FROM)を備え、プログラムをHDD又はSDカード等の低速なメモリデバイスに書き込み、その後の起動時にHDD又はSDカードからの読み込み履歴を保存し、次回以降の起動時には、ファイルシステムを経由せず、保存された履歴から直接プログラムを読み込むことで高速起動を行う画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−155391号公報
本発明の目的は、装置の機能を実現するプログラムを、管理方式に従って読み書きするデータと共に記憶媒体に記憶した場合であっても、装置を短時間で起動可能とすることにある。
請求項1に記載の発明は、自装置の電源の投入に応じて実行される第1のプログラムを記憶する第1の記憶手段と、データの物理記憶位置に従って当該データが読み書きされる第1の記憶領域と、データの管理方式に従って当該データが読み書きされる第2の記憶領域とを含み、自装置の機能を実現する第2のプログラムを当該第1の記憶領域に記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された前記第1のプログラムによって実現され、前記第2の記憶手段の前記第1の記憶領域に記憶された前記第2のプログラムを起動するプログラム起動手段と、前記第2の記憶手段の前記第1の記憶領域に記憶された前記第2のプログラムによって実現され、前記プログラム起動手段により当該第2のプログラムが起動された後に、前記管理方式を当該第2のプログラムで使用可能にすることにより、自装置を起動する装置起動手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記プログラム起動手段は、前記第2の記憶手段の前記第1の記憶領域が暗号化されている場合に、当該第1の記憶領域を復号した後、当該第1の記憶領域に記憶された前記第2のプログラムを起動することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記装置起動手段は、前記第2の記憶手段の前記第2の記憶領域が暗号化されている場合に、当該第2の記憶領域を復号した後、前記管理方式を前記第2のプログラムで使用可能にすることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記装置起動手段は、前記第2の記憶手段の前記第2の記憶領域に対して前記管理方式に従ったデータの読み書きを可能にするための初期化が行われていない場合に、当該第2の記憶領域に対して当該初期化を行った後、前記管理方式を前記第2のプログラムで使用可能にすることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、自装置の電源の投入に応じて実行される第1のプログラムを記憶する第1の記憶手段と、データの物理記憶位置に従って当該データが読み書きされる第1の記憶領域と、データの管理方式に従って当該データが読み書きされる第2の記憶領域とを含む第2の記憶手段とを備え、前記第2の記憶手段は、前記第1のプログラムにより起動され自装置の機能を実現する第2のプログラムを、前記第1の記憶領域に記憶し、前記第2のプログラムが起動された後に前記管理方式を当該第2のプログラムで使用可能にすることで当該第2のプログラムにより読み書きされるようになるデータ集合を、前記第2の記憶領域に記憶することを特徴とする情報処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記第1の記憶領域及び前記第2の記憶領域は、別々に暗号化されていることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記第2の記憶領域は、個々の前記データ集合を単位として暗号化されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の情報処理装置である。
請求項8に記載の発明は、データの物理記憶位置に従って当該データが読み書きされる第1の記憶領域と、データの管理方式に従って当該データが読み書きされる第2の記憶領域とを含み、前記第1の記憶領域は、自装置の電源の投入に応じて実行される第1のプログラムにより起動され自装置の機能を実現する第2のプログラムを記憶し、前記第2の記憶領域は、前記第2のプログラムが起動された後に前記管理方式を当該第2のプログラムで使用可能にすることで当該第2のプログラムにより読み書きされるようになるデータ集合を記憶することを特徴とする記憶媒体である。
請求項1の発明によれば、装置の機能を実現するプログラムを、管理方式に従って読み書きするデータと共に記憶媒体に記憶した場合であっても、本構成を有していない場合に比較して、装置を短時間で起動することができる。
請求項2の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、装置の機能を実現するプログラムの安全性が高まる。
請求項3の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、管理方式に従って読み書きするデータの安全性が高まる。
請求項4の発明によれば、管理方式に従ったデータの読み書きを可能にするための初期化が行われていない記憶領域についても、管理方式に従ったデータの読み書きが可能となる。
請求項5の発明によれば、装置の機能を実現するプログラムを、管理方式に従って読み書きするデータと共に記憶媒体に記憶した場合であっても、本構成を有していない場合に比較して、装置を短時間で起動することができる。
請求項6の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、装置の機能を実現するプログラム及び管理方式に従って読み書きするデータの安全性が高まる。
請求項7の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、管理方式に従って読み書きするデータの安全性がより一層高まる。
請求項8の発明によれば、装置の機能を実現するプログラムを、管理方式に従って読み書きするデータと共に記憶媒体に記憶した場合であっても、本構成を有していない場合に比較して、装置を短時間で起動することができる。
本発明の実施の形態が適用される画像形成装置の構成例を示した図である。 本発明の実施の形態において装置を起動する手順を模式的に示した図である。 本発明の実施の形態における画像形成装置の電源オン時の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるファームウェア格納処理の第1の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるファームウェア格納処理の第2の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるファームウェア格納処理の第2の動作例に付随して行われるファイル作成処理の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態において機器管理情報をSDカードに格納する際のキャッシュ制御の手順を模式的に示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[画像形成装置の構成]
図1は、画像形成装置10のハードウェア構成例を示した図である。
図示するように、画像形成装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read Only Memory)13と、SD(Secure Digital)メモリーカード(以下、「SDカード」という)14と、HDD(Hard Disk Drive)15と、操作パネル16と、画像読取部17と、画像形成部18と、通信インターフェースコントローラ(以下、「通信I/Fコントローラ」と表記する)19とを備える。
CPU11は、ROM13やSDカード14に記憶された各種プログラムを実行することにより、画像形成装置10の機能を実現する。
RAM12は、CPU11の作業用メモリ等として用いられるメモリである。
ROM13は、画像形成装置10が電源オンされると最初に実行されるプログラムであるIPL(Initial Program Loader)を記憶するメモリである。その容量はIPLを記憶するのに必要な最低限のサイズであればよい。本実施の形態では、第1の記憶手段の一例として、ROM13を設けている。
SDカード14は、画像形成装置10の機能を実現するためのプログラムであるファームウェアを記憶するメモリカードである。このファームウェアはIPLによりRAM12に読み込まれて実行される。一般的な画像形成装置10では、ファームウェアはROM13に記憶されるが、画像形成装置10の高機能化に伴ってファームウェアが肥大化し、ROM13の容量が増えてきたため、製品コストの上昇やROM13への書き込み時間の長時間化が進む傾向にある。そこで、本実施の形態では、安価かつ大容量のSDカード14にファームウェアを記憶している。本実施の形態では、第2の記憶手段の一例として、SDカード14を設けている。
HDD15は、画像読取部17が読み取った画像データや画像形成部18における画像形成にて用いる画像データ等を記憶する例えば磁気ディスク装置である。
操作パネル16は、各種情報の表示やユーザからの操作入力の受付を行う例えばタッチパネルである。
画像読取部17は、紙等の記録媒体に記録された画像を読み取る。ここで、画像読取部17は、例えばスキャナであり、光源から原稿に照射した光に対する反射光をレンズで縮小してCCD(Charge Coupled Devices)で受光するCCD方式や、LED光源から原稿に順に照射した光に対する反射光をCIS(Contact Image Sensor)で受光するCIS方式のものを用いるとよい。
画像形成部18は、記録媒体に画像を形成する。ここで、画像形成部18は、例えばプリンタであり、感光体に付着させたトナーを記録媒体に転写して像を形成する電子写真方式や、インクを記録媒体上に吐出して像を形成するインクジェット方式のものを用いるとよい。
通信I/Fコントローラ19は、ネットワークを介して他の装置との間で各種情報の送受信を行う。
尚、本実施の形態では、特徴の異なる3つの記憶装置にそれぞれの特徴に適したタイプのプログラム又はデータを格納するものとし、3つの記憶装置のうち、第1の記憶装置としてはROM13を例示し、第2の記憶装置としてはSDカード14を例示し、第3の記憶装置としてHDD15を例示したが、これに限られるものではない。第1の記憶装置は、高価だがアクセスが容易で電源投入直後にアクセス可能なデバイスであればよい。第2の記憶装置は、汎用的で第1の記憶装置よりビット単価の安いデバイスであればよく、例えば、HDDやSSD(Solid State Drive)を用いてもよい。第3の記憶装置は、第2の記憶装置よりもビット単価が安く大容量のデバイスであればよい。
[SDカードを用いた画像形成装置の起動]
ところが、このようにSDカード14にファームウェアを記憶した場合、ファイルシステム環境下よりファームウェアを展開することになる。従って、IPLにファイルシステムを実装する必要があるので、IPLの容量が増加する。また、ファームウェアを読み出す前にファイルシステムをマウントする必要があるため、読み出しを開始するまでに時間がかかり、画像形成装置10全体の起動時間が長くなってしまう。
そこで、本実施の形態では、次のような手順で画像形成装置10を起動するようにした。
図2は、本実施の形態で採用した起動手順を模式的に示した図である。
まず、ROM13に記憶された第1のプログラムの一例としてのIPLが、SDカード14をマウントする。
ここで、SDカード14内の領域は、RAWアクセス領域21と、ファイルシステム管理領域22とに分割されている。RAWアクセス領域21は、ファイルシステムを介さずにデータの物理的な記憶位置によって直接アクセス可能な領域であり、データの物理記憶位置に従ってデータが読み書きされる第1の記憶領域の一例である。ファイルシステム管理領域22は、ファイルシステム(データの管理方式)を介してアクセスされる領域であり、データの管理方式に従ってデータが読み書きされる第2の記憶領域の一例である。このファイルシステム管理領域22は、ファームウェアが処理するデータ、特に、頻繁に更新されるデータをファイル(データ集合)として記憶することを想定している。このようなデータには、例えば、FAX文書のデータや印刷文書のデータがあるので、ファイルシステム管理領域22は、FAX文書管理領域や印刷文書蓄積領域を含むものとしてもよい。
また、RAWアクセス領域21は、ファームウェア格納管理領域23と、ファームウェア領域24とを含む。ファームウェア格納管理領域23は、ファームウェア格納管理テーブルを格納しており、ファームウェア領域24は、第2のプログラムの一例としてのファームウェアを格納している。
次に、IPLは、ファームウェア格納管理テーブルにてファームウェアの有無をチェックする。
そして、ファームウェアが存在すると判定した場合、IPLは、RAWアクセス領域21のファームウェアをRAM12へ展開する。尚、この時点では、ファイルシステム管理領域22はまだマウントされていない。
また、ファームウェアが存在しないと判定した場合、IPLは、SDカード14以外のファームウェアの格納領域からファームウェアをRAWアクセス領域21に格納する処理に切り替える。これについては、後で詳しく述べる。
その後、IPLは、符号25で示すように、RAM12に展開されたファームウェアを起動し、ファームウェアは、符号26で示すように、SDカード14内のファイルシステム管理領域22をマウントすることで、画像形成装置10の起動を完了する。
但し、このとき、ファイルシステム管理領域22がフォーマットされていなければ、ファームウェアは、ファームウェア領域24内のパテーション情報に基づいて、ファイルシステム管理領域22をフォーマットする。ここで、パテーション情報には、パテーションの数や、各パテーションのサイズの情報が含まれる。そして、ファームウェアは、フォーマット後のファイルシステム管理領域22をマウントする。
尚、RAWアクセス領域21及びファイルシステム管理領域22は、それぞれ独立した暗号化方法により暗号化してもよい。このように、デバイスドライバレベルで暗号化及び復号を行うことで、RAWアクセス領域21及びファイルシステム管理領域22へアクセスするモジュールが暗号化及び復号を意識せずにアクセスできるようにする。
また、ファイルシステム管理領域22は、ファイル単位で暗号化することで、セキュリティ強度を高めてもよい。
次に、本実施の形態における画像形成装置10の電源オン時の動作について説明する。
図3は、このときの画像形成装置10の動作例を示したフローチャートである。
図示するように、電源がオンになると、まず、IPLが起動する(ステップ201)。そして、IPLは、SDカード14をマウントする(ステップ202)。
次に、IPLは、SDカード14のRAWアクセス領域21が暗号化されているかどうかを判定する(ステップ203)。その結果、RAWアクセス領域21が暗号化されていないと判定すれば、そのままステップ205へ進む。一方、RAWアクセス領域21が暗号化されていると判定すれば、IPLは、RAWアクセス領域21を復号し(ステップ204)、ステップ205へ進む。
次いで、IPLは、ファームウェア格納管理テーブルに基づいてファームウェア領域24にファームウェアが存在するかどうかを判定する(ステップ205)。その結果、ファームウェアが存在しないと判定すれば、後述するファームウェア格納処理を行い(ステップ206)、ステップ201へ戻る。一方、ファームウェアが存在すると判定すれば、そのままステップ207へ進む。
ファームウェアが存在すると判定した場合、IPLは、ファームウェアを読み出してRAM12に展開する(ステップ207)。そして、この展開されたファームウェアを起動する(ステップ208)。
すると、ファームウェアは、まず、ファイルシステム管理領域22が暗号化されているかどうかを判定する(ステップ209)。その結果、ファイルシステム管理領域22が暗号化されていないと判定すれば、そのままステップ211へ進む。一方、ファイルシステム管理領域22が暗号化されていると判定すれば、ファームウェアは、ファイルシステム管理領域22を復号し(ステップ210)、ステップ211へ進む。
また、ファームウェアは、ファイルシステム管理領域22がフォーマットされているかどうかを判定する(ステップ211)。その結果、ファイルシステム管理領域22がフォーマットされていると判定すれば、そのままステップ213へ進む。一方、ファイルシステム管理領域22がフォーマットされていないと判定すれば、ファームウェアは、ファイルシステム管理領域22のフォーマットを実施し(ステップ212)、ステップ213へ進む。
そして最後に、ファームウェアは、ファイルシステム管理領域22をマウントし(ステップ213)、画像形成装置10の起動を完了する。
尚、本実施の形態において、IPLは、起動されることにより、第2のプログラムを起動するプログラム起動手段の一例を実現する。
また、画像形成装置10のファームウェアを実行する機能部は、自装置を起動する装置起動手段の一例である。
[ファームウェア格納処理]
次に、図3のステップ206におけるファームウェア格納処理について述べる。このファームウェア格納処理としては、2つの実施例が考えられるので、これらを第1の実施例、第2の実施例として、順に説明する。
(第1の実施例)
この第1の実施例は、ファームウェアを記憶するSDカード14を製造ライン等で新規設置する際や故障等によって交換する際に、適切なファームウェアを容易にダウンロードすることを目的とするものである。
第1の実施例では、ROM13にIPLに加えてダウンローダを記憶しておき、IPLは、ファームウェアの起動時にSDカード14内に適切なファームウェアが存在しないと判断した場合に、ダウンローダを起動する。
これにより、ダウンローダは、不揮発性メモリに格納されたシステム情報(プログラムバージョン、オプション情報、商品情報等)を確認し、交換前のSDカード14内のファームウェアと同一のファームウェアをダウンロードする。ここで、不揮発性メモリとしては、図1には示していないが、例えば、SEEPROM(Serial Electrically Erasable
Programmable Read Only Memory)を用いるとよい。尚、製造ライン等での新規設置の場合のように不揮発性メモリ内にシステム情報が設定されていない場合は、ユーザが指定するファームウェアをダウンロードするか、最新版をダウンロードするかを選択させるようにしてもよい。
ファームウェアのダウンロードが完了すると、ダウンローダは、システム情報を不揮発性メモリに格納する。
次に、ファームウェア格納処理の第1の実施例における動作について説明する。
図4は、このときの画像形成装置10の動作例を示したフローチャートである。
図示するように、IPLは、ダウンローダを起動する(ステップ301)。
これにより、ダウンローダは、不揮発性メモリにシステム情報が存在するかどうかを判定する(ステップ302)。
その結果、システム情報が存在すると判定すれば、ダウンローダは、システム情報に基づいてダウンロードすべきファームウェアを選択する(ステップ303)。
一方、システム情報が存在しないと判定すれば、ダウンローダは、ダウンロードすべきファームウェアをユーザが指定するかどうかを判定する(ステップ304)。尚、この判定は、例えば、ダウンロードすべきファームウェアをユーザが指定するかどうかの問い合わせを操作パネル16に表示し、この問い合わせに対するユーザの応答入力に基づいて行えばよい。そして、ダウンロードすべきファームウェアをユーザが指定すると判定すれば、ダウンローダは、ユーザが指定したファームウェアをダウンロードすべきファームウェアとして選択する(ステップ305)。例えば、ファームウェアの指定を促す情報を操作パネル16に表示し、この情報に対するユーザの指定によってダウンロードすべきファームウェアを選択する。また、ダウンロードすべきファームウェアをユーザが指定しないと判定すれば、ダウンローダは、最新のファームウェアをダウンロードすべきファームウェアとして選択する(ステップ306)。
そして最後に、ダウンローダは、ステップ303、305、306で選択したファームウェアをダウンロードし、不揮発性メモリ内のシステム情報を更新する(ステップ307)。
(第2の実施例)
この第2の実施例は、SDカード14が交換されてもすぐに画像形成装置10を起動できる状態にすることを目的とするものである。
第2の実施例では、HDD15が、画像データ等に加え、SDカード14に記憶されたのと同じファームウェア及び外部機器の機能を実現するためのファームウェアを含むファイルを記憶している。そして、HDD15内のこのファイルに基づいて、画像形成装置10を動作させるためのファームウェアがSDカード14に書き込まれるようになっている。具体的には、ROM13内のIPLが、SDカード14内のファームウェアが読み込めない場合又はSDカード14内にファームウェアが存在しない場合に、HDD15内のファイルからSDカード14内のファームウェアを復元する。
一方、SDカード14内のファームウェアは、SDカード14内のファームウェアを復元するためのファイルがHDD15に存在しない場合に、SDカード14内のファームウェアを使ってHDD15内のファイルを作成する。
また、ROM13に記憶されたIPLと同じIPLをSDカード14にも格納しておき、ROM13内のIPLがSDカード14内のIPLと異なる場合、SDカード14内のIPLがROM13へコピーされるように構成してもよい。
尚、以上のような処理を行うのは、ROM13、SDカード14、HDD15が交換される可能性があるからである。
ROM13が交換される場合は、IPLが書き込まれたROM13等と交換される。これは、高価であるが、小容量であるためである。
SDカード14が交換される場合は、ファームウェアが格納されていないSDカード14と交換される。そのため、ROM13内のIPLは、HDD15内のファイルを用いて、SDカード14内のファームウェアを復元する。
HDD15が交換される場合は、ROM13内のIPLとSDカード14内のファームウェアとが存在するため、起動には問題ないが、SDカード14が交換されるときのために、SDカード14内のファームウェアを用いてHDD15内のファイルを生成する。
次に、ファームウェア格納処理の第2の実施例における動作について説明する。
図5は、このときの画像形成装置10の動作例を示したフローチャートである。
図示するように、IPLは、SDカード14内のファームウェアを、HDD15内のファイルに基づいて復元する(ステップ401)。そして、画像形成装置10を再起動する(ステップ402)。
尚、この第2の実施例では、上述したように、SDカード14内のファームウェアを用いてHDD15内のファイルを作成するファイル作成処理も行う。そこで、このファイル作成処理の動作についても説明する。
図6は、このときの画像形成装置10の動作例を示したフローチャートである。
図示するように、ファームウェアは、例えば、図3のステップ213でファイルシステム管理領域22をマウントした後、HDD15にファイルが存在するかどうかを判定する(ステップ451)。その結果、ファイルが存在すると判定すれば、そのまま画像形成装置10の起動を完了する。一方、ファイルが存在しないと判定すれば、SDカード14内のファームウェアを用いて、SDカード14内のファームウェアを復元するためのファイルをHDD15内に作成し(ステップ452)、画像形成装置10の起動を完了する。
[機器管理情報のSDカードへの格納]
一般的な画像形成装置10で電池バックアップ付きSRAM(以下、「NVRAM」という)に格納していたデータには、システム情報(例えば、マシン設定情報)やログ情報等の機器管理情報、FAXアドレス帳等のユーザ情報等、多くの情報があり、画像形成装置10の起動時や画像形成装置10における処理時に参照及び更新がなされる。ここで、これらの情報をSDカード14等のNAND型フラッシュメモリに格納する場合、デバイスの特性上、以下の問題点がある。
・問題点1:ランダムアクセス速度
NVRAMへのアクセスがワード(例えば、4バイト)を単位として行われるのに対し、NAND型フラッシュメモリへのアクセスはページ(例えば、4KB)を単位として行われる。このため、NAND型フラッシュメモリの場合、シーケンシャルアクセスは高速に行えるが、ランダムアクセスはNVRAMに比べて遅くなる。
機器管理情報はランダムにアクセスされる情報であるため、これをNAND型フラッシュメモリに格納すると、画像形成装置10の起動や画像形成装置10の処理のパフォーマンスが低下するという問題がある。特に、機器管理情報は画像形成装置10の起動時に頻繁に参照及び更新がなされるため、画像形成装置10の起動時間が著しく長くなる。
・問題点2:NAND型フラッシュメモリの寿命
NAND型フラッシュメモリは、構成上、書き込み回数の上限値が低い。このため、画像形成装置10の起動時に頻繁にデータを更新すると、画像形成装置10の保証期間よりも先にNAND型フラッシュメモリが故障する可能性がある。
従来から、アクセス高速化やメモリへのアクセス数を軽減するためにキャッシュが用いられている。そこで、本実施の形態では、キャッシュとメモリ間のデータの整合性とアクセス速度及びアクセス数の軽減のトレードオフを考慮し、画像形成装置10が動作するステータスやフェーズに応じて、キャッシュ方式をライトバック方式からライトスルー方式に切り替えるようにする。
具体的には、画像形成装置10の電源がオンされてから使用可能な状態になるまで、つまり起動中はライトバック方式とし、使用可能な状態になってから、つまり起動後はライトスルー方式とする。通常の電源オンから使用可能になるまでの間はステータスの更新が多く、記録するデータが失われた場合にユーザに対する影響がないため、ライトバック方式が適している。一方、使用可能になった後は、マシン設定情報やユーザ情報が更新されたり、プリントデータが登録されたりすることにより、ユーザにとって重要なデータが多く記憶されており、データの信頼性が重要となるため、ライトスルー方式が適している。
図7に、このときの手順について示す。
画像形成装置10の電源がオンされると、(a)に示すように、機器管理情報がSDカード14からキャッシュ50へ読み込まれる。
画像形成装置10の起動中は、(b)に示すように、CPU11がキャッシュ50にライトバック方式でアクセスする。
画像形成装置10の起動が完了すると、(c)に示すように、機器管理情報がキャッシュ50からSDカード14へ書き出される。
画像形成装置10の起動後は、(d)に示すように、CPU11がキャッシュ50にライトスルー方式でアクセスする。
また、同様の理由から、省電力モードに移行する際はライトバック方式とし、省電力モードから復帰後はライトスルー方式としてもよい。
更に、SDカード14にシステム情報が書き込まれていない場合、多くのシステム情報の初期値を書き込むため、SDカード14へのライトアクセスが非常に多くなる。このため、購入直後のSDカード14を接続した際、又は、SDカード14を初期化する際には、ライトバック方式でキャッシュを利用し、それ以外はライトバック方式でキャッシュを利用するようにしてもよい。但し、システム情報の初期化は画像形成装置10の起動時に行われるので、簡単化のため、画像形成装置10の起動時は常にライトバック方式としてもよい。
尚、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
13…ROM、14…SDカード、15…HDD、21…RAWアクセス領域、22…ファイルシステム管理領域、23…ファームウェア格納管理領域、24…ファームウェア領域

Claims (8)

  1. 自装置の電源の投入に応じて実行される第1のプログラムを記憶する第1の記憶手段と、
    データの物理記憶位置に従って当該データが読み書きされる第1の記憶領域と、データの管理方式に従って当該データが読み書きされる第2の記憶領域とを含み、自装置の機能を実現する第2のプログラムを当該第1の記憶領域に記憶する第2の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶された前記第1のプログラムによって実現され、前記第2の記憶手段の前記第1の記憶領域に記憶された前記第2のプログラムを起動するプログラム起動手段と、
    前記第2の記憶手段の前記第1の記憶領域に記憶された前記第2のプログラムによって実現され、前記プログラム起動手段により当該第2のプログラムが起動された後に、前記管理方式を当該第2のプログラムで使用可能にすることにより、自装置を起動する装置起動手段と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記プログラム起動手段は、前記第2の記憶手段の前記第1の記憶領域が暗号化されている場合に、当該第1の記憶領域を復号した後、当該第1の記憶領域に記憶された前記第2のプログラムを起動することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記装置起動手段は、前記第2の記憶手段の前記第2の記憶領域が暗号化されている場合に、当該第2の記憶領域を復号した後、前記管理方式を前記第2のプログラムで使用可能にすることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記装置起動手段は、前記第2の記憶手段の前記第2の記憶領域に対して前記管理方式に従ったデータの読み書きを可能にするための初期化が行われていない場合に、当該第2の記憶領域に対して当該初期化を行った後、前記管理方式を前記第2のプログラムで使用可能にすることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の情報処理装置。
  5. 自装置の電源の投入に応じて実行される第1のプログラムを記憶する第1の記憶手段と、
    データの物理記憶位置に従って当該データが読み書きされる第1の記憶領域と、データの管理方式に従って当該データが読み書きされる第2の記憶領域とを含む第2の記憶手段と
    を備え、
    前記第2の記憶手段は、
    前記第1のプログラムにより起動され自装置の機能を実現する第2のプログラムを、前記第1の記憶領域に記憶し、
    前記第2のプログラムが起動された後に前記管理方式を当該第2のプログラムで使用可能にすることで当該第2のプログラムにより読み書きされるようになるデータ集合を、前記第2の記憶領域に記憶することを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記第1の記憶領域及び前記第2の記憶領域は、別々に暗号化されていることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2の記憶領域は、個々の前記データ集合を単位として暗号化されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の情報処理装置。
  8. データの物理記憶位置に従って当該データが読み書きされる第1の記憶領域と、
    データの管理方式に従って当該データが読み書きされる第2の記憶領域と
    を含み、
    前記第1の記憶領域は、自装置の電源の投入に応じて実行される第1のプログラムにより起動され自装置の機能を実現する第2のプログラムを記憶し、
    前記第2の記憶領域は、前記第2のプログラムが起動された後に前記管理方式を当該第2のプログラムで使用可能にすることで当該第2のプログラムにより読み書きされるようになるデータ集合を記憶することを特徴とする記憶媒体。
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