JP2012095200A - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】2つ以上の異なる処理部において覆い焼き処理の効果の相違を低減できるようにする。
【解決手段】被写体を撮像して得られた画像信号を取得する手段と、例えば、動画データなどの画像信号に対して覆い焼き処理を行い、第1の画像データを生成する第1の画像処理手段と、前記第1の画像処理手段による覆い焼き処理よりも強い効果の覆い焼き処理を例えば静止画データなどの画像信号に対して行い、前記第1の画像データとは異なる画像圧縮形式の第2の画像データを生成する第2の画像処理手段とを備え、前記第1の画像処理手段は、覆い焼き処理を複数回繰り返すようにして、動画及び静止画など、2つの画面で覆い焼き処理の効果の相違を低減することができるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、デジタル覆い焼き処理を行うために用いて好適な画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
同一の画角内に極めて明るい被写体と暗い被写体とが同時に存在する場合に、両者を明瞭に撮影することができるダイナミックレンジの広いカメラ、いわゆるワイドダイナミックレンジカメラが注目されている。このようなダイナミックレンジの広い撮影を可能にするための方法として、銀塩写真において、暗室内で行われる覆い焼き処理というものがある。そこで、この覆い焼き処理をデジタル画像処理によって実現し、明暗差のある被写体、特に逆光の被写体を補正する技術(デジタル覆い焼き処理)がある。このデジタル覆い焼き処理に関する従来の技術としては、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の技術では、補正を行う係数を決定するための領域判定画像として、輝度成分を抽出して、縮小した後にローパスフィルタをかけ、元のサイズまで拡大したものを作成している。
特開2006−65676号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、1つの画像処理のみにしか着目していないため、2つ以上の画像処理部を備えた撮像装置においては、それぞれの画像処理部で行われる覆い焼き処理が同一の効果を有するとは限らない。そのため、例えば動画と静止画とを同時に配信する監視カメラ等においては、2つの画質が全く異なったものになってしまう可能性がある。
本発明は前述の問題点に鑑み、2つ以上の異なる処理部において覆い焼き処理の効果の相違を低減できるようにすることを目的としている。
本発明の画像処理装置は、被写体を撮像して得られた画像信号を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された画像信号に対して覆い焼き処理を行い、第1の画像データを生成する第1の画像処理手段と、前記第1の画像処理手段による覆い焼き処理よりも強い効果の覆い焼き処理を前記取得手段により取得された画像信号に対して行い、前記第1の画像データとは異なる画像圧縮形式の第2の画像データを生成する第2の画像処理手段とを備え、前記第1の画像処理手段は、覆い焼き処理を複数回繰り返すことを特徴とする。
本発明によれば、2種類以上の異なる画像データに対して、それぞれの覆い焼き処理の効果の相違を低減することができる。
第1の実施形態に係る撮像装置の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態における画像処理手順の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る撮像装置の構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態における画像処理手順の一例を示すフローチャートである。 覆い焼き処理の回数ごとの遮断周波数とゲインとの関係を示す図である。 第3の実施形態に係る撮像装置の構成例を示すブロック図である。 第3の実施形態における画像処理手順の一例を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る撮像装置の構成例を示すブロック図である。 第4の実施形態における画像処理手順の一例を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下、図1を参照しながら、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る撮像装置100の構成例を示すブロック図である。
図1において、被写体像は、数枚のレンズから構成されるレンズ101を通して、CCD、CMOS等の撮像素子102に結像され、電気信号に変換される。撮像素子102より出力された電気信号は、相関二重サンプリング処理(CDS)、アナログゲインコントロール(AGC)、アナログデジタル変換器(ADC)等からなるアナログフロントエンド(AFE)103により、種々の信号処理がなされる。そして、デジタル画像データ(画像信号)として出力される。
AFE103から出力された画像データは、第1の画像処理部104及び第2の画像処理部105に入力される。第1の画像処理部104及び第2の画像処理部105はそれぞれ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)などから構成され、所定の画像処理を行う。なお、本実施形態においては、動画の撮影中に静止画を撮影し、動画データが第1の画像処理部104に入力され、静止画データが第2の画像処理部105に入力される例について説明する。
第1の画像処理部104は、明暗差のある被写体、特に逆光の被写体を補正する第1の覆い焼き処理部106を備えている。また、第2の画像処理部105は、同様に第2の覆い焼き処理部107を備えている。
ここで、第1の画像処理部104及び第2の画像処理部105はそれぞれ異なったIC素子であり、それぞれの画像処理の効果はすべてが全く同じではない。特に、覆い焼き処理部においての処理は、それぞれの効果が異なり、第1の覆い焼き処理部106は相対的に弱い効果の覆い焼き処理を行い、第2の覆い焼き処理部107は、相対的に強い効果の覆い焼き処理を行う。ただし、基本的な処理方法、例えば、補正係数を決めるための領域判定画像として輝度成分を抽出して縮小した後にローパスフィルタをかけ元のサイズまで拡大したものを作成する、低輝度側に対してゲインをかけて覆い焼き効果を出す等は、両方で共通する。なお、それぞれの覆い焼き処理部の効果については固定値でもよく、最大効果が異なるだけで、最大効果までの間で効果を変動させることができるようにしてもよい。
第1の画像処理部104及び第2の画像処理部105から出力されたそれぞれの画像データは、CRTや液晶ディスプレイから構成される第1の表示部108及び第2の表示部109へそれぞれ出力される。ここで、第1の表示部108と表示部109とで2つの表示部を備えた構成としているが、表示部は1つでもよい。また、以下いずれの実施形態においても、これら表示部と撮像装置との間の通信手段は汎用のプロトコルによるネットワークを想定するが、これに限らず専用線でも良いし、有線、無線を限定するものでもない。
以下、図2を参照しながら処理手順について説明する。
図2は、本実施形態における画像処理手順の一例を示すフローチャートである。
図2において、被写体像がレンズ101に入力されると処理を開始し、ステップS201において、レンズ101、撮像素子102及びAFE103により画像データを取得する。本実施形態では、動画の撮影中に静止画の撮影が行われ、動画データが第1の画像処理部104に入力され、静止画データが第2の画像処理部105に入力される。
次に、ステップS202において、第1の画像処理部104の第1の覆い焼き処理部106は、相対的に弱い効果の覆い焼き処理を行い、動画データを補正する。その後、相対的に弱い効果の覆い焼き処理と相対的に強い効果の覆い焼き処理との効果の比を予め算出しておき、何回相対的に弱い覆い焼き処理を行うかを定めておく。一方、第2の画像処理部105の第2の覆い焼き処理部107は、相対的に強い効果の覆い焼き処理を行い、静止画データを補正する。
次に、ステップS203において、上記定めた覆い焼き処理回数まで達したかどうかを判定する。この判定の結果、所定回数処理を行っていない場合は、ステップS202に戻り、動画データに対して、相対的に弱い覆い焼き処理を再び行う。このとき、静止画データに対しては、既に相対的に強い効果の覆い焼き処理を行っているため、処理を行わない。
一方、ステップS203の判定の結果、所定回数処理を行った場合は、ステップS204において、第1の表示部108は処理後の動画データ(第1の画像データ)に係る動画を表示する。そして、第2の表示部109は処理後の静止画データ(第2の画像データ)に係る静止画を表示する。ここで、第1の表示部108と第2の表示部109は同一のものであってもよい。また、第1の画像処理部104は、覆い焼き処理を複数回行うことによって処理時間が長くなってしまう場合は、動画データのフレームレートを低下させるようにしてもよい。
(第2の実施形態)
以下、図3〜図5を参照しながら本発明の第2の実施形態について説明する。
図3は、本実施形態に係る撮像装置300の構成例を示すブロック図である。なお、レンズ301〜第2の画像処理部305の構成についてはそれぞれ、図1のレンズ101〜第2の画像処理部105と同様のため、説明を省略する。また、第1の覆い焼き処理部306及び第2の覆い焼き処理部308の処理についても第1の実施形態と同様であるため、説明は省略する。なお、本実施形態においては、動画の撮影中に静止画を撮影し、動画データが第1の画像処理部304に入力され、静止画データが第2の画像処理部305に入力される例について説明する。
デジタル覆い焼き処理は、低輝度側に対してゲインをかけるため、低輝度側のノイズが目立つようになり、その影響により圧縮する画像のサイズが、デジタル覆い焼き処理を行わない画像に比べて大きくなる。そのため、画像圧縮形式によっては例えばネットワークを経由して、生成した画像データを配信すると負荷が高くなり、フレームレートが低下してしまう等の問題がある。そこで、本実施形態では、第1の画像処理部304で種々の画像処理を施した後にローパスフィルタ処理の遮断周波数を決定するローパスフィルタ制御部309と、実際にローパスフィルタを付加する第1のローパスフィルタ付加部310とを設けている。同様に、第2の画像処理部305で種々の画像処理を施した後にローパスフィルタを付加する第2のローパスフィルタ付加部312を設けている。
繰り返し処理回数計測部307は、第1の覆い焼き処理部306により相対的に弱い効果の覆い焼き処理が行われた回数をカウントする。ローパスフィルタ制御部309は、繰り返し処理回数計測部307から覆い焼き処理が行われた回数の情報を取得して、遮断周波数を決定する。
第1のローパスフィルタ付加部310は、画像データの高周波成分をカットするフィルタを付加する。同様に、第2のローパスフィルタ付加部312も、画像データの高周波成分をカットするフィルタを付加する。そして、第1のローパスフィルタ付加部310及び第2のローパスフィルタ付加部312から出力された画像データはそれぞれ、CRTや液晶ディスプレイから構成される第1の表示部311及び第2の表示部313に出力される。ここで、第1の表示部311及び第2の表示部313は、1つの表示部としてもよい。
以下、図4を参照しながら処理手順について説明する。
図4は、本実施形態における画像処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、ステップS401〜S403までの処理は、図2のステップS201〜S203までの処理と同様であるため、説明は省略する。なお、ステップS402〜S403の処理を繰り返している間、繰り返し処理回数計測部307は、覆い焼き処理回数を計測する。
そして、ステップS404において、ローパスフィルタ制御部309は、繰り返し処理回数計測部307で計測した覆い焼き処理回数の情報を取得する。そして、ステップS405において、ローパスフィルタ制御部309は、覆い焼き処理の回数に応じて遮断周波数を決定する。
図5は、覆い焼き処理の回数ごとの遮断周波数とゲインとの関係を示す図である。
図5に示すように、覆い焼き処理の回数が多くなるほどノイズ成分が目立ってくるため、遮断周波数が低周波側にシフトしている。すなわち、覆い焼き処理の回数が多いほどノイズ除去の効果の強いローパスフィルタをかけるようにする。これにより、画像サイズを低減することができるとともに、ノイズを除去することができる。
次に、ステップS406において、第1のローパスフィルタ付加部310は、ステップS405で決定された遮断周波数によりローパスフィルタを動画データに付加する。一方、第2のローパスフィルタ付加部312は、予め入力されている遮断周波数によりローパスフィルタを静止画データに付加する。そして、ステップS407において、第1の表示部311はその動画データに係る動画を表示する。そして、第2の表示部313は処理後の静止画データに係る静止画を表示する。
(第3の実施形態)
以下、図6及び図7を参照しながら本発明の第3の実施形態について説明する。
図6は、本実施形態に係る撮像装置600の構成例を示すブロック図である。なお、レンズ601〜AFE603の構成についてはそれぞれ、図1のレンズ101〜AFE103と同様のため、説明を省略する。また、第1の覆い焼き処理部607及び第2の覆い焼き処理部611の処理についても第1の実施形態と同様であるため、説明は省略する。なお、本実施形態においては、動画の撮影中に静止画を撮影し、動画データが第1の画像処理部604に入力され、静止画データが第2の画像処理部605に入力される例について説明する。
モード切替部606は、ユーザーの指示によってモードを切り替える。第1の画像輝度測定部608は、第1の覆い焼き処理部607により覆い焼き処理された画像データ(動画データ)における画面の輝度(第1の輝度値)を測定する。一方、第2の画像輝度測定部612は、第2の覆い焼き処理部611により覆い焼き処理された画像データ(静止画データ)における画面の輝度(第2の輝度値)を測定する。
画像輝度判定部609は、前述した第1の輝度測定値と第2の輝度測定値とを比較し、第1の輝度値<第2の輝度値であった場合に、第1の画像処理部604に対し、覆い焼き処理を繰り返すよう指示する。繰り返し処理回数計測部610は、第1の覆い焼き処理部607で1枚の画像データについて行った覆い焼き処理の回数を計測する。
また、第2の実施形態で説明したように、デジタル覆い焼き処理を行った場合、画像データを配信するとフレームレートが落ちてしまうため、本実施形態では、第2の実施形態と同様にローパスフィルタを付加している。なお、ローパスフィルタ制御部613〜第2の表示部617はそれぞれ、図3のローパスフィルタ制御部309〜第2の表示部313と同様であるため、説明は省略する。
以下、図7を参照しながら処理手順について説明する。
図7は、本実施形態における画像処理手順の一例を示すフローチャートである。図7における処理動作では、フレーム優先モード及び画質優先モードの2つのモードについて説明する。また、本実施形態では、第1のモードとして画質優先モード、及び第2のモードとしてフレーム優先モードの2つモードについて説明するが、この2つのモードに限らず、解像度優先モードなど本旨を逸脱しない範囲で複数のモードを持つ場合にも適用できる。
ステップS701において、図2のステップS201と同様の手順により画像データを取得する。次に、ステップS702において、モード切替部606は、予めユーザーによりフレーム優先モード、または画質優先モードのどちらのモードが選択されたのかを判定する。この判定の結果、画質優先モードが選択されている場合は、ステップS703において、図2のステップS202と同様の手順により覆い焼き処理を行い、動画データ及び静止画データを補正する。
次に、ステップS704では、第1の画像輝度測定部608は、覆い焼き処理後の動画データの輝度値(第1の輝度値)を測定する。輝度値を測定する際には、特に画像が明るくなる側の低輝度部を重視する。また、第2の画像輝度測定部612は、覆い焼き処理後の静止画データの輝度値(第2の輝度値)を測定する。
次に、ステップS705において、画像輝度判定部609は、第1の画像輝度測定部608において計測した第1の輝度値と、第2の画像輝度測定部612において測定した第2の輝度値とを比較する。この比較の結果、第1の輝度値<第2の輝度値であった場合は、ステップS703に戻り、動画データに対して、相対的に弱い覆い焼き処理を再び行う。このとき、静止画データに対しては、既に相対的に強い効果の覆い焼き処理を行っているため、処理を行わない。なお、ステップS703〜S705の処理を繰り返している間、繰り返し処理回数計測部610は、覆い焼き処理回数を計測する。
一方、ステップS705の判定の結果、第1の輝度値≧第2の輝度値であった場合は、ステップS706に進む。なお、ステップS706〜S709の処理は、図4のステップS404〜S407の処理と同様である。
一方、ステップS702の判定の結果、フレーム優先モードが選択されている場合は、ステップS710において、第1の画像処理部604は画像のサイズや覆い焼き処理時間によってフレームレートが約30fpsとなるように覆い焼き処理の制限回数を決定する。そして、図2のステップS202と同様の手順により覆い焼き処理を行い、動画データ及び静止画データを補正する。
次に、ステップS711において、第1の画像処理部604はステップS710において決定した制限回数まで覆い焼き処理を行ったか否かを判定する。この判定の結果、制限回数まで覆い焼き処理を行っていない場合は、ステップS710に戻り、動画データに対して、相対的に弱い覆い焼き処理を再び行う。このとき、静止画データに対しては、既に相対的に強い効果の覆い焼き処理を行っているため、処理を行わない。なお、ステップS710〜S711の処理を繰り返している間、繰り返し処理回数計測部610は、覆い焼き処理回数を計測する。
一方、ステップS711の判定の結果、制限回数まで覆い焼き処理を行った場合は、ステップS712に進む。ステップS712〜S715の処理は、図4のステップS404〜S407の処理と同様である。
(第4の実施形態)
以下、図8及び図9を参照しながら本発明の第4の実施形態について説明する。
図8は、本実施形態に係る撮像装置800の構成例を示すブロック図である。なお、レンズ801〜第2の覆い焼き処理部807の構成についてはそれぞれ、図1のレンズ101〜第2の覆い焼き処理部107と同様のため、説明を省略する。また、ローパスフィルタ制御部811〜第2の表示部815の構成についても、図6のローパスフィルタ制御部613〜第2の表示部617と同様であるため、説明は省略する。なお、本実施形態においては、動画の撮影中に静止画を撮影し、動画データが第1の画像処理部604に入力され、静止画データが第2の画像処理部605に入力される例について説明する。
本実施形態では、ゲイン積算部808は、第1の覆い焼き処理部806において動画データに付加されたゲインの総量を算出する。また、ゲイン判定部809は、ゲイン積算部808により算出されたゲインの総量と予め設定された所定のゲインとを比較する。そして、(測定したゲインの総量)<(予め設定された所定のゲイン)である場合は、第1の画像処理部804に対し、覆い焼き処理を繰り返すよう指示する。繰り返し処理回数計測部810は、第1の覆い焼き処理部806で1枚の画像データについて行った覆い焼き処理の回数を計測する。
以下、図9を参照しながら処理手順について説明する。
図9は、本実施形態における画像処理手順の一例を示すフローチャートである。
ステップS901においては、図2のステップS201と同様の手順により画像データを取得する。次に、ステップS902において、第1の画像処理部804の第1の覆い焼き処理部806は、相対的に弱い効果の覆い焼き処理を行い、動画データを補正する。一方、第2の画像処理部805の第2の覆い焼き処理部807は、相対的に強い効果の覆い焼き処理を行い、静止画データを補正する。その後、相対的に強い効果の覆い焼き処理における覆い焼きのゲインを算出し、算出した値を所定のゲインとして設定する。なお、任意でゲインを設定してもよい。
次に、ステップS903において、ゲイン積算部808は、画像に対して付加されたゲインの量を測定し、ゲイン量の情報を取得する。そして、ステップS904において、ゲイン判定部809は、測定したゲインの総量が所定のゲイン以上に達したかどうかを判定する。この判定の結果、所定のゲインに達していない場合は、ステップS902に戻り、動画データに対して、相対的に弱い覆い焼き処理を再び行う。このとき、静止画データに対しては、既に相対的に強い効果の覆い焼き処理を行っているため、処理を行わない。なお、ステップS902〜S904の処理を繰り返している間、繰り返し処理回数計測部810は、覆い焼き処理回数を計測する。
一方、ステップS904の判定の結果、所定のゲインに達した場合は、ステップS905に進む。ステップS905〜S908の処理は、図4のステップS404〜S407の処理と同様である。
以上のように第1〜第4の実施形態によれば、静止画データに対しては、相対的に強い覆い焼き処理を1回行い、動画データに対しては相対的に弱い覆い焼き処理を複数回繰り返すようにした。これにより、動画と静止画との間で覆い焼き処理の効果の相違を低減することができる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、別装置の表示部に画像を送信すべき撮像装置を例に説明したが、本発明はこれに限らず、デジタルカメラ本体が一体として有する背面パネルに画像を表示する例にも適用可能であることは言うまでもない。また、画像の出力先として表示部に直接送信するのではなく、撮像装置内部又は外部に備えられた所定の記録部に各圧縮形式に対応したファイルとして一旦記録するように構成してしても良い。例えば、静止画ならJPEGファイル、動画ならH264やMPEGファイル等が考えられる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
104 第1の画像処理部
105 第2の画像処理部
106 第1の覆い焼き処理部
107 第2の覆い焼き処理部

Claims (9)

  1. 被写体を撮像して得られた画像信号を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された画像信号に対して覆い焼き処理を行い、第1の画像データを生成する第1の画像処理手段と、
    前記第1の画像処理手段による覆い焼き処理よりも強い効果の覆い焼き処理を前記取得手段により取得された画像信号に対して行い、前記第1の画像データとは異なる画像圧縮形式の第2の画像データを生成する第2の画像処理手段とを備え、
    前記第1の画像処理手段は、覆い焼き処理を複数回繰り返すことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1の画像処理手段による覆い焼き処理の繰り返し回数を計測する計測手段と、
    前記計測手段により計測された繰り返し回数に応じたローパスフィルタ処理を行うローパスフィルタ付加手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1の画像データは動画データであり、前記第2の画像データは静止画データであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第1の画像処理手段により覆い焼き処理を複数回行う際に、前記第1の画像データのフレームレートを低下させる制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 画質を優先する第1のモードとフレームレートを優先する第2のモードとを切り替える切り替え手段をさらに備え、
    前記切り替え手段により前記第1のモードに切り替えられている場合に、前記第1の画像処理手段は、覆い焼き処理を行った後に輝度を測定することにより繰り返し回数を決定することを特徴とする請求項3または4に記載の画像処理装置。
  6. 画質を優先する第1のモードとフレームレートを優先する第2のモードとを切り替える切り替え手段をさらに備え、
    前記切り替え手段により前記第2のモードに切り替えられている場合に、前記第1の画像処理手段は、覆い焼き処理の繰り返し回数を制限することを特徴とする請求項3または4に記載の画像処理装置。
  7. 前記第1の画像処理手段は、覆い焼き処理によって付加されたゲインの総量を測定することにより繰り返し回数を決定することを特徴とする請求項3または4に記載の画像処理装置。
  8. 被写体を撮像して得られた画像信号を取得する取得工程と、
    前記取得工程において得られた画像信号に対して覆い焼き処理を行い、第1の画像データを生成する第1の画像処理工程と、
    前記第1の画像処理工程における覆い焼き処理よりも強い効果の覆い焼き処理を前記取得工程において取得された画像信号に対して行い、前記第1の画像データとは異なる画像圧縮形式の第2の画像データを生成する第2の画像処理工程とを備え、
    前記第1の画像処理工程においては、覆い焼き処理を複数回繰り返すことを特徴とする画像処理方法。
  9. 被写体を撮像して得られた画像信号を取得する取得工程と、
    前記取得工程において得られた画像信号に対して覆い焼き処理を行い、第1の画像データを生成する第1の画像処理工程と、
    前記第1の画像処理工程における覆い焼き処理よりも強い効果の覆い焼き処理を前記取得工程において取得された画像信号に対して行い、前記第1の画像データとは異なる画像圧縮形式の第2の画像データを生成する第2の画像処理工程とをコンピュータに実行させ、
    前記第1の画像処理工程においては、覆い焼き処理を複数回繰り返すことを特徴とするプログラム。
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