JP2012089990A - 片方向伝送システム及びコンテンツ配信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】FDTインスタンスを等しい配信間隔で配信する場合と比較して、受信完了確率を高め、かつ無線帯域の浪費を防ぐことができる片方向伝送システム及びコンテンツ配信方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の片方向伝送システムは、FDTインスタンスの配信タイミングを決定する、配信タイミング決定部116と、分割コンテンツに識別子を付与して片方向伝送路へ送出するとともに、コンテンツ配信前及び配信中にFDTインスタンスを周期的に配信する配信部113とを備え、配信タイミング決定部116は、コンテンツ配信開始時刻Tから閾値時刻Tthまでの時間領域では、第一の配信間隔をFDTインスタンスの配信間隔として設定し、閾値時刻Tthからコンテンツ配信完了時刻までの時間領域では、第一の配信間隔よりも間隔の大きい第二の配信間隔をFDTインスタンスの配信間隔として設定することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送システム等の片方向伝送システム及びコンテンツ配信方法に関する。
近年、放送システムと通信システムの融合が進められている。例えば、携帯電話向けデジタル放送の受信機能であるワンセグ(携帯電話・移動体端末向けの1セグメント部分受信サービス)機能は、日本国内の携帯電話端末の多くに実装されているが、携帯電話端末内において、このワンセグ用のデバイスと、通信システム用のデバイスの一部の共有化が図られている。
また、ISDB−Tmm(非特許文献1)やMBMS(非特許文献2)等の、携帯電話向け放送サービスに関する技術規格の策定も進められている。ISDB−TmmやMBMSでは、放送波である片方向伝送路を介した任意のマルチメディアコンテンツ(単にコンテンツとも呼ぶ)の伝送を可能としている。ここで、マルチメディアコンテンツ(コンテンツ)とは、mp4形式の動画ファイル等の任意のメディアファイルをいう。
ところで、片方向伝送路を用いるコンテンツの配信では、通信網に代表される双方向伝送路を用いる伝送とは異なり、受信機側から送信機側へ確認応答信号を送信することができない。このため、受信機側がコンテンツを正常に受信できたかどうかを、送信機側が確認することはできない。
このような片方向伝送路を用いるコンテンツ配信において、コンテンツの受信完了確率を向上させるために、コンテンツ(ソースシンボル)に加え、誤り訂正を可能とするための冗長パケット(パリティーシンボル)を付加して伝送する方式を採用する場合がある。この方式は、AL−FEC(Application Layer Forward Error Correction)と呼ばれる。
AL−FECは、既存の地上デジタル放送等で適用されているDSM−CC(Digital storage media command and control)等の、同一ビット列を複数回送信する方式とは異なり、ソースシンボル及びパリティーシンボルをインターリーブした上で複数に分割し、一定量以上のビット列を受信機側が受信できれば、コンテンツ全体が復元可能となる方式である。AL−FECの符号としては、Reed−Solomon符号(非特許文献3)や、LDPC Staircase符号(非特許文献4)等が挙げられる。
AL−FECを放送波へ適用した例を図6に示す。この場合、送信機側において、コンテンツは符号化処理され、パケットに分割される。その後、伝送路を介して、符号化されたパケットが受信機側に伝送され、受信機側では、復号化処理を行ってデータを再構築し、オリジナルのコンテンツを得る。受信機側では、一部のパケットが伝送路上にて失われた場合でも、正常に受信したパケットが一定量以上あれば、オリジナルのコンテンツを復元することが可能である。
片方向伝送路にてコンテンツを配信する際には、RFCにて規定されている片方向伝送路用のセッション管理プロトコルであるFLUTE(非特許文献5)が適用される。FLUTEによるコンテンツ配信の概要を図7に示す。図7はコンテンツ長(コンテンツサイズ)Lのコンテンツが放送波により、送信レートR(所要送信時間L/R)にて配信される状況を示している。片方向伝送路を用いるコンテンツ配信では、受信機の設置場所や移動状況により受信環境が変化すると、正常に受信できるパケットが減少することがある。このため、受信機は、一回のコンテンツ配信のみではコンテンツ全体の受信を完了することができないこともある。このような受信完了確率の低下を抑制するために、FLUTEでは、コンテンツへAL−FECを施した上で分割し、所定時間X後に異なるビット列によるコンテンツ配信を再度行うことにより複数回(Y回)のコンテンツ配信を行う方式が採られる。
図7に示すとおり、FLUTEにてコンテンツを配信する場合、FDTインスタンスと呼ばれる制御情報が周期的に配信される。FDTインスタンスには、配信中のコンテンツのURIやコンテンツサイズ、AL−FECの方式、コンテンツ配信時のセッションID等、コンテンツの復元に必要な情報が含まれる。このため、FDTインスタンスを正常に受信するまでは、受信機は、コンテンツ本体の受信を開始することができない。
ここで、受信機が受信状態となってから、FDTインスタンスの受信までに要する時間の期待値を考える。図8に示すように、FDTインスタンスの配信間隔をT、・・・、T、・・・、Tとする。簡単のためにコンテンツ長Lを1とすると、下記式1が成り立つ。
Figure 2012089990
また、各FDTインスタンスの送信間隔にて、受信機が受信状態になってからFDTインスタンス受信までに要する時間の期待値は、下記式2で表現される。
Figure 2012089990
よって、コンテンツ全体での、FDTインスタンス受信までに要する時間の期待値は、下記式3で与えられる。
Figure 2012089990
この期待値の最小値は、シュワルツの不等式による下記式4において等号が成立する条件、すなわちT=T=・・・=T=・・・=Tとなる場合である。よって、通常は、FDTインスタンスが等間隔で配信されていれば、FDTインスタンス受信までにかかる時間を最小化することができる。
Figure 2012089990
情報通信審議会 平成21年10月16日 携帯端末向けマルチメディア放送方式の技術的条件(一部答申) 3GPP TS 26.346 RFC5510−Reed−Solomon Forward Error Correction (FEC) Schemes RFC5170−Low Density Parity Check (LDPC) Staircase and Triangle RFC3926−FLUTE−File Delivery over Unidirectional Transport
しかしながら、AL−FECを適用した場合、上述のように等間隔でFDTインスタンスを配信する方法では問題が発生する。図9は、所定時間Xの間隔でY回(2回)のコンテンツ配信を行う際に、等間隔でFDTインスタンスを配信する場合のFDTインスタンス配信タイミング等を示している。例えば、図9のUser2で示されるタイミングのように、あるFDTインスタンス配信タイミングと次のFDTインスタンス配信タイミングとの間においては、受信機は、次のFDTインスタンスを受信するまで、コンテンツ本体を受信できない。このように、コンテンツ本体の受信開始までに一定期間を要すると、受信機の状態によっては、受信完了確率が低下する恐れがある。
また、例えば、図9のUser3で示されるタイミングのように、送信機がコンテンツの配信を開始したタイミングから所定時間経過した以降のタイミングにおいては、受信機は、そのコンテンツ配信期間内にコンテンツの受信を完了することができない。このため、受信機は、次回のコンテンツ配信を待ってコンテンツの受信を行わなくてはならない。すなわち、コンテンツ配信開始後においては、あるタイミング以降は、FDTインスタンスを頻繁に配信しても、受信完了までに要する時間は短縮されず、また、受信完了確率も向上しない。このため、コンテンツ配信開始後においては、あるタイミング以降におけるFDTインスタンスの頻繁な配信は、単に無線帯域の浪費という弊害を生じるだけになる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、FDTインスタンスを等しい配信間隔で配信する場合と比較して、受信完了確率を高め、かつ無線帯域の浪費を防ぐことができる片方向伝送システム及びコンテンツ配信方法を提供することを目的とする。
本発明の片方向伝送システムは、任意のメディアファイルからなるコンテンツを、当該コンテンツ本体に冗長パケットを付加して配信するコンテンツの片方向伝送システムであって、コンテンツの詳細情報であってコンテンツの復元に必要な情報が含まれるFDTインスタンスの配信タイミングを決定する、配信タイミング決定部と、コンテンツが任意のブロックサイズに分割された各分割コンテンツに識別子を付与して片方向伝送路へ送出するとともに、コンテンツ配信前及び配信中にFDTインスタンスを周期的に配信する配信部とを備え、前記配信タイミング決定部は、コンテンツ配信開始時刻Tから閾値時刻Tthまでの時間領域では、第一の配信間隔をFDTインスタンスの配信間隔として設定し、閾値時刻Tthからコンテンツ配信完了時刻までの時間領域では、前記第一の配信間隔よりも間隔の大きい第二の配信間隔をFDTインスタンスの配信間隔として設定することを特徴とする。
この構成によれば、コンテンツ配信開始時刻Tから閾値時刻Tthまでの時間領域では、FDTインスタンスが第一の配信間隔で配信され、閾値時刻Tthからコンテンツ配信完了時刻までの時間領域では、FDTインスタンスが第一の配信間隔よりも間隔の大きい第二の配信間隔で配信されるため、閾値時刻TthまではFDTインスタンスの配信頻度が高く、閾値時刻TthからはFDTインスタンスの配信頻度が低くなる。このため、一回のコンテンツ配信で、コンテンツを復元するために必要なデータ量を受信可能な時間領域では、早期にコンテンツ本体の受信を開始することが可能になるように相対的に配信間隔の短い第一の配信間隔を設定でき、FDTインスタンスを等しい配信間隔で配信する場合と比較して受信完了確率を高めることができる。また、一回のコンテンツ配信で、コンテンツを復元するために必要なデータ量を受信することができない時間領域では、相対的に配信間隔の長い第二の配信間隔を設定でき、それにより、FDTインスタンスの配信頻度を低く抑えることができるため、FDTインスタンスを等しい配信間隔で配信する場合と比較して無線帯域の浪費を防ぐことができる。
本発明の片方向伝送システムにおいて、前記配信タイミング決定部は、コンテンツ配信開始時刻Tまでは、前記第一の配信間隔よりも間隔の小さい配信間隔初期値をFDTインスタンスの配信間隔として設定しても良い。
この構成によれば、コンテンツ配信開始前の所定時間には高い頻度でFDTインスタンスが配信されるため、コンテンツ本体の受信開始タイミングを早めることが可能であり、コンテンツの受信完了確率を高めることができる。また、コンテンツの受信完了時刻が早くなる確率が高くなるため、ユーザは早期にコンテンツの視聴を開始することが可能となる。
本発明の片方向伝送システムにおいて、前記配信タイミング決定部は、前記配信間隔初期値に配信間隔変更倍率を乗算することにより、前記第一の配信間隔及び前記第二の配信間隔を決定しても良い。
本発明の片方向伝送システムにおいて、前記配信タイミング決定部は、受信ユーザ数又は受信完了率に基づいて、前記配信間隔初期値及び前記配信間隔変更倍率を決定しても良い。
本発明の片方向伝送システムにおいて、前記配信タイミング決定部は、コンテンツ本体のデータ量であるソースコンテンツ長、コンテンツをAL−FEC(Application Layer Forward Error Correction)を適用して符号化する場合のAL−FEC符号化率、受信機がコンテンツを復元するために必要な平均データ量である平均所要受信長、のいずれか又はそれらの任意の組み合わせに基づいて、閾値時刻Tthを決定しても良い。
本発明のコンテンツ配信方法は、任意のメディアファイルからなるコンテンツを、当該コンテンツ本体に冗長パケットを付加して片方向伝送路へ送出するコンテンツ配信方法であって、コンテンツの詳細情報であってコンテンツの復元に必要な情報が含まれるFDTインスタンスの配信タイミングを決定する工程と、コンテンツが任意のブロックサイズに分割された各分割コンテンツに識別子を付与して前記片方向伝送路へ送出するとともに、コンテンツ配信前及び配信中にFDTインスタンスを周期的に配信する工程とを備え、コンテンツ配信開始時刻Tから閾値時刻Tthまでの時間領域では、第一の配信間隔をFDTインスタンスの配信間隔として設定し、閾値時刻Tthからコンテンツ配信完了時刻までの時間領域では、前記第一の配信間隔よりも間隔の大きい第二の配信間隔をFDTインスタンスの配信間隔として設定することを特徴とする。
本発明によれば、FDTインスタンスを等しい配信間隔で配信する場合と比較して、コンテンツの受信完了確率を高め、非効率なFDTインスタンス配信による無線帯域の浪費を防ぐことができる。
FDTインスタンスの配信間隔について示す模式図である。 通信放送連携システムの全体を示す概略図である。 通信放送連携システムに用いられるコンテンツサーバの構成例を示すブロック図である。 FDTインスタンスの配信間隔を決定するためのフローを示す図である。 XML形式で記述されたFDTインスタンスの例を示す図である。 AL−FECを放送波へ適用した例を示す模式図である FLUTEによるコンテンツ配信の概要を示す模式図である。 FDTインスタンスの配信間隔について示す模式図である。 AL−FECを適用した場合のFDTインスタンス配信タイミングを示す模式図である。
図1を用いて、本実施の形態のコンテンツ配信方法におけるFDTインスタンスの配信間隔について説明する。
本実施の形態では、複数のコンテンツ配信期間においてコンテンツが配信される。また、あるコンテンツ配信期間と、次のコンテンツ配信期間との間には、所定時間Xの間隔が設けられている。本実施の形態のコンテンツ配信方法では、コンテンツ配信開始時刻より所定時間前から、コンテンツ配信完了時刻付近までを三つの時間領域(初期時間領域rinit、第一の時間領域r、第二の時間領域r)に分け、分割された各時間領域でFDTインスタンスの配信間隔を異ならせている。すなわち、コンテンツ配信開始時刻Tの所定時間前からコンテンツ配信開始時刻Tまでの初期時間領域rinitと、コンテンツ配信開始時刻Tから閾値時刻Tthまでの第一の時間領域rと、閾値時刻Tthからコンテンツ配信完了時刻付近までの第二の時間領域rとに分け、初期時間領域rinitに、配信間隔初期値TinitでFDTインスタンスを配信し、第一の時間領域rに、第一の配信間隔TでFDTインスタンスを配信し、第二の時間領域rに、第二の配信間隔TでFDTインスタンスを配信している(図1参照)。なお、ここでは、最後のFDTインスタンス配信タイミングを第二の時間領域rの終端としているが、第二の時間領域rの終端は、コンテンツ配信完了時刻としても良い。
閾値時刻Tthは、コンテンツ配信開始時刻Tから所定時間経過後の時刻である。閾値時刻Tthは、一回のコンテンツ配信で、オリジナルのコンテンツを復元するために必要なデータ量を、受信機が受信可能な時間領域(初期時間領域rinit及び第一の時間領域r)の終端である。すなわち、閾値時刻Tth以降は、一回のコンテンツ配信で、オリジナルのコンテンツを復元するために必要なデータ量を、受信機が受信することができない時間領域(第二の時間領域r)となる。例えば、閾値時刻Tthは、コンテンツ本体のデータ量であるソースコンテンツ長L、コンテンツをAL−FECを適用して符号化する場合のAL−FEC符号化率W、受信機がコンテンツを復元するために必要な平均データ量である平均所要受信長Lth、送信レートRに基づいて決定することができる。
より具体的には、例えば、閾値時刻Tthは、コンテンツ配信開始時刻Tからの経過時間tthを用いて下記式5のように表すことができる。
Figure 2012089990
ここで、上記式5における経過時間tthは、一回のコンテンツ配信期間において配信されるデータ量であるAL−FEC符号化後のコンテンツ長L、コンテンツを復元するために必要な平均データ量である平均コンテンツサイズ(平均所要受信長)Lth、及び、伝送路の送信レートR、を用いて、下記式6のように表現される。
Figure 2012089990
なお、上記式5における、L及びLthは、コンテンツ配信回数Y、受信平均オーバーヘッド長N、AL−FEC符号化率W、冗長率αを用いて、下記式7、式8で与えられる。なお、受信平均オーバーヘッド長Nは、ソースコンテンツ長Lを基準として、復号に必要とされるデータ量を表す場合の係数である。冗長率αは、正常に受信できないパケットの存在を前提として、一回のコンテンツ配信期間内にコンテンツ配信を完了させるための安全係数である。
Figure 2012089990
Figure 2012089990
なお、閾値時刻Tthは、コンテンツ本体のデータ量であるソースコンテンツ長L、コンテンツをAL−FECを適用して符号化する場合のAL−FEC符号化率W、受信機がコンテンツを復元するために必要な平均データ量である平均所要受信長Lth、のいずれか又はそれらの任意の組み合わせに基づいて決定しても良い。
また、本実施の形態のコンテンツ配信方法において、初期時間領域rinitにおけるFDTインスタンスの配信間隔である配信間隔初期値Tinitは、受信ユーザ数や受信完了率を考慮して決定することができる。具体的には、例えば、初期時間領域rinitにおいて、FDTインスタンスをN回配信した場合に、全受信ユーザの平均FDTインスタンス受信エラー率をPERとして下記式9により決定することができる。ただし、本発明はこれに限定されない。
Figure 2012089990
第一の時間領域rにおけるFDTインスタンスの配信間隔である第一の配信間隔Tは、配信間隔初期値Tinitに、配信間隔変更倍率A(A>1.0)を乗じる(乗算する)ことで決定される。
また、第二の時間領域rにおけるFDTインスタンスの配信間隔である第二の配信間隔Tは、配信間隔初期値Tinitに、配信間隔変更倍率A(A>A)を乗じることで決定される。
すなわち、第二の配信間隔Tは第一の配信間隔Tより大きい値になり、第一の配信間隔Tは配信間隔初期値Tinitより大きい値になるから、初期時間領域rinitにおけるFDTインスタンスの配信頻度は、第一の時間領域rにおけるFDTインスタンスの配信頻度より高くなり、第一の時間領域rにおけるFDTインスタンスの配信頻度は、第二の時間領域rにおけるFDTインスタンスの配信頻度より高くなる。なお、配信間隔変更倍率Aは、受信ユーザ数や受信完了率を考慮して決定することができる。同様に、配信間隔変更倍率Aは、受信ユーザ数や受信完了率を考慮して決定することができる。具体的には、例えば、同一ストリーム、同一無線帯域、または、同一FLUTEセッション中のFDTインスタンス以外のトラヒック量を、初期時間領域rinitにおいてZ1、第一の時間領域rにおいてZ2として、下記式9によりTを求め、これをもとに決定することができる。この場合、バックグラウンドトラヒックの量を考慮した制御が実現される。ただし、本発明はこれに限定されない。
Figure 2012089990
FDTインスタンスの配信間隔を上述のように異ならせることで、閾値時刻Tthまでの初期時間領域rinit及び第一の時間領域rではFDTインスタンスの配信頻度が相対的に高く、閾値時刻Tthからの第二の時間領域rではFDTインスタンスの配信頻度が相対的に低くなる。このため、一回のコンテンツ配信で、オリジナルのコンテンツを復元するために必要なデータ量を受信機が受信可能な初期時間領域rinit及び第一の時間領域rでは、早期にコンテンツ本体の受信を開始することが可能になり、FDTインスタンスを等しい配信間隔で配信する場合と比較して受信完了確率を高めることができる。また、一回のコンテンツ配信で、オリジナルのコンテンツを復元するために必要なデータ量を受信機が受信することができない第二の時間領域rでは、FDTインスタンスの配信頻度を低く抑えることにより、FDTインスタンスを等しい配信間隔で配信する場合と比較して無線帯域の浪費を防ぐことができる。
なお、初期時間領域rinitではコンテンツ配信が行われておらず、同一ストリーム、同一無線帯域、同一FLUTEセッション中のトラヒック量が小さいため、FDTインスタンスの配信頻度が高くとも帯域を圧迫する可能性は低い。このため、FDTインスタンスの配信頻度が高くしておくことが望ましい。これにより、コンテンツ本体の受信開始タイミングを早め、コンテンツの受信完了確率を高めることができる。また、コンテンツの受信完了時刻が早くなる確率が高くなるため、ユーザは早期にコンテンツの視聴を開始することが可能となる。
本実施の形態に係るシステムは、ISDB−Tmmに代表される通信放送連携システムに適用可能であり、地上デジタル放送で提供されているストリーミングサービスの他、任意のマルチメディアコンテンツを放送網にて配信するファイルキャスティングサービスを提供できる。図2は、本実施の形態の通信放送連携システム100の全体を示す概略図である。
図2に示す通信放送連携システム100は、片方向伝送システム(放送システム)と双方向伝送システム(通信システム)とを備えている。片方向伝送システムは、コンテンツサーバ101に格納されているマルチメディアコンテンツを、放送網102経由で放送波送信アンテナ103から送信して、放送エリア104に在圏する受信機105に配信する。双方向伝送システムは、通信用サーバ109が、通信網106経由で通信用基地局107を通じ通信エリア108に在圏する受信機105との間で双方向通信を行う。
上記通信放送連携システム100を用いたファイルキャスティングサービスでは、放送網102を介し、放送エリア104に在圏する受信機105へとマルチメディアコンテンツを配信することができる。また、受信機105が携帯電話等の通信エリア108に在圏する場合には、受信機105は、通信網106を介して、通信用サーバ109やコンテンツサーバ101と双方向通信できる。受信機105が上記通信エリア108に在圏する場合には、コンテンツサーバ101は、放送網102にて受信機105が受信できなかったパケットを補完するために、受信機105からの要求に応じて、受信機105にマルチメディアコンテンツを送信することができる。同様に、番組情報等を有する通信用サーバ109は、受信機105からの要求に応じて、受信機105に番組情報等を送信することができる。
図3は、通信放送連携システム100に用いられるコンテンツサーバ101の構成例を示すブロック図である。なお、ここでは、コンテンツ配信方式として、AL−FECおよびFLUTEを適用する場合の構成について説明する。つまり、コンテンツ(ソースシンボル)に誤り訂正を可能とするための冗長パケット(パリティーシンボル)を付加して(これを、単に、AL−FEC符号化とも呼ぶ)配信すると共に、FDTインスタンスと呼ばれる制御情報を周期的に配信する場合の構成について説明する。なお、FDTインスタンスには、配信中のコンテンツのURI、コンテンツサイズ、AL−FECの方式、コンテンツ配信時のセッションID等、コンテンツの復元に必要な情報が含まれる。
コンテンツサーバ101は、オリジナルのコンテンツ110を暗号化する暗号化部111と、暗号化されたコンテンツをAL−FEC符号化するAL−FEC部112と、AL−FEC符号化されたコンテンツを、伝送路(放送網)の状況に応じて適当なサイズへ分割し、放送網へと送出するFLUTE配信部113と、を有する。また、分割されたコンテンツに対し、コンテンツの多重や識別に必要となるID(TOI(Transport Object Identifier)やTSI(Transport Session Identifier)等)を付与するための制御情報をFLUTE配信部113に提供するTOI/TSI制御部114を有する。FDTインスタンス生成部115において生成されたFDTインスタンスは、FDTインスタンス配信タイミング決定部116がタイマー部117から時刻情報を参照して決定した送信タイミングで、FLUTE配信部113から放送網へと送出される。
なお、本実施の形態では、コンテンツサーバ101内にコンテンツ110が格納され、また、コンテンツサーバ101が暗号化部111、AL−FEC部112、FLUTE配信部113等を有する例について示しているが、発明はこれに限定されない。それぞれの機能が物理的に別の場所に存在していても良い。例えば、コンテンツサーバ101にはコンテンツ110のみを格納し、暗号化部111、AL−FEC部112、FLUTE配信部113等を別の筐体内に設置しても良い。
図4は、FDTインスタンス配信タイミング決定部116によるFDTインスタンスの配信間隔決定のためのフローチャートである。FDTインスタンス配信タイミング決定部116では、はじめに、FDTインスタンスの配信間隔初期値Tinit、FDTインスタンスの配信間隔変更倍率A、及びAが設定される(ステップ201)。これらは、端末から通信網経由で通知される受信成功率や受信ユーザ数に関する情報に基づいて設定することができる。例えば、受信成功率が閾値以上であれば配信間隔変更倍率AやAを大きく設定し(例えば、2.0)、受信成功率が閾値未満であれば配信間隔変更倍率AやAを小さく設定する(例えば、1.1)ことにより、FDTインスタンスの受信成功確率を高めることができる。ただし、本発明はこれに限定されない。
次に、FDTインスタンス配信タイミング決定部116は、タイマー部117により与えられる現在時刻Tcurrentが、コンテンツ配信開始時刻Tより前であるか、後であるかを判定する(ステップ202)。具体的には、TcurrentとTとの大小関係を判定する。Tcurrent<T、すなわち、現在時刻Tcurrentがコンテンツ配信開始時刻Tより前であれば、ステップ203に進む。それ以外の場合、すなわち、現在時刻Tcurrentがコンテンツ配信開始時刻T以降の場合には、ステップ204に進む。
ステップ203において、FDTインスタンス配信タイミング決定部116は、FDTインスタンスの配信間隔Tとして、FDTインスタンスの配信間隔初期値Tinitを設定する。設定された配信間隔Tは、FDTインスタンス配信タイミング決定部116からFLUTE配信部113に与えられ、FLUTE配信部113は、当該配信間隔TをもとにTinitの時間間隔でFDTインスタンスを配信する。つまり、現在時刻Tcurrentがコンテンツ配信開始時刻Tを経過していないときには、FLUTE配信部113は、FDTインスタンスを配信間隔初期値Tinitで配信する。これにより、コンテンツ配信開始前の所定時間には高い頻度でFDTインスタンスが配信されるため、コンテンツ本体の受信開始タイミングを早めることが可能であり、コンテンツの受信完了確率を高めることができる。
ステップ204において、FDTインスタンス配信タイミング決定部116は、さらに、現在時刻Tcurrentが、閾値時刻Tthより前であるか、後であるかを判定する。具体的には、TcurrentとTthとの大小関係を判定する。Tcurrent≦Tth、すなわち、現在時刻Tcurrentが閾値時刻Tth以前であれば、ステップ205に進む。それ以外の場合、すなわち、現在時刻Tcurrentが閾値時刻Tthより後の場合には、ステップ206に進む。
ここで、閾値時刻Tthは、第一の時間領域rと、第二の時間領域rと、を分ける時刻である。閾値時刻Tthは、ソースコンテンツ長L、AL−FEC符号化率W、平均所要受信長Lth、を用い、式5に基づいて決定することができる。
ステップ205において、FDTインスタンス配信タイミング決定部116は、FDTインスタンスの配信間隔Tとして、FDTインスタンスの配信間隔初期値TinitにFDTインスタンスの配信間隔変更倍率Aを乗じた値(Tinit×A:第一の配信間隔T)を設定する。ここで、A>1.0である。第一の配信間隔Tは、FDTインスタンス配信タイミング決定部116からFLUTE配信部113に与えられ、FLUTE配信部113は、当該第一の配信間隔TをもとにTの時間間隔でFDTインスタンスを配信する。つまり、コンテンツ配信開始時刻Tから、閾値時刻Tthまでは、FLUTE配信部113は、配信間隔初期値Tinitより長い第一の配信間隔TでFDTインスタンスを配信する。
ステップ206において、FDTインスタンス配信タイミング決定部116は、FDTインスタンスの配信間隔Tとして、FDTインスタンスの配信間隔初期値Tinitに、FDTインスタンスの配信間隔変更倍率Aを乗じた値(Tinit×A:第二の配信間隔T)を設定する。ここで、A>Aである。第二の配信間隔Tは、FDTインスタンス配信タイミング決定部116からFLUTE配信部113に与えられ、FLUTE配信部113は、当該第二の配信間隔TをもとにTの時間間隔でFDTインスタンスを配信する。つまり、閾値時刻Tthより後の所定期間では、FLUTE配信部113は、第一の配信間隔Tより長い第二の配信間隔TでFDTインスタンスを配信する。これにより、第一の時間領域rでは第二の時間領域rよりFDTインスタンスの送信間隔が短くなり、コンテンツ本体の受信開始が大幅に遅延しなくなるため、受信完了確率の低下を抑制できる。また、第二の配信間隔が相対的に長く設定されるため、FDTインスタンスの配信頻度を低く抑えることができ、FDTインスタンスを等しい配信間隔で配信する場合と比較して無線帯域を効率的に使用することができる。
図5は、XML形式で記述されたFDTインスタンスの例を示す図である。図5において、「Expires」は、FDTインスタンスの有効期限をUNIX(登録商標)時間(1970年1月1日午前0時0分0秒からの経過秒数)で示すフィールドである。「FEC−OTI−FEC−Encoding−ID」は、FEC Encoding IDを示すフィールドである。「FEC−OTI−FEC−Instance−ID」は、FEC Instance IDを示すフィールドである。「FEC−OTI−Maximum−Source−Block−Length」は、最大ソースブロック長を示すフィールドである。「FEC−OTI−Encoding−Symbol−Length」は、エンコードシンボル長を示すフィールドである。「TOI」は、コンテンツ伝送に使用されるTOIを示すフィールドである。「Content−Location」は、コンテンツを一意に識別するURIを記述するフィールドである。「Content−Length」は、ソースコンテンツ長Lを示すフィールドである。「Content−MD5」は、コンテンツのMD5値を示すフィールドである。
コンテンツ長などの各パラメータの大きさは、例えば、ソースコンテンツ長Lを100MByte、平均受信オーバーヘッド長Nを1.2(LDPC Staircaseの適用を想定)、平均所要受信長Lth(L×N)を120MByte、AL−FEC encode後のコンテンツ長L(L×(N+α)=1.5×L)を150MByte、とすることができる。
ISDB−Tmmにおいて、変調方式を16QAM、畳込み符号化率を1/2、GI(ガードインターバル)を1/8として、上記コンテンツを13セグメントで配信した場合の送信レートRは、およそ8Mbit/sである。この場合、閾値時刻Tthはコンテンツ配信開始時刻Tから約30秒後となる。配信間隔初期値Tinitを1s、配信間隔変更倍率Aを5、配信間隔変更倍率Aを20とした場合、初期時間領域rinit、第一の時間領域r、および第二の時間領域rにおけるFDTインスタンスの送信間隔は、それぞれ、1秒、5秒、20秒となる。
以上、実施の形態において示す構成により、閾値時刻Tthを境界に異なる配信間隔でFDTインスタンスが配信されるので、FDTインスタンスを等しい配信間隔で配信する場合と比較して、コンテンツの受信完了確率を高め、非効率なFDTインスタンス配信による無線帯域の浪費を防ぐことができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することができる。例えば、上記実施の形態における構成の接続関係、機能などは適宜変更して実施することが可能である。また、上記実施の形態に示す構成は、適宜組み合わせて実施することが可能である。その他、本発明は、本発明の範囲を逸脱しないで適宜変更して実施することができる。
本発明の片方向伝送システム及びコンテンツ配信方法は、例えば、ISDB−Tmmに代表される通信放送連携システムに用いることが可能である。
100 通信放送連携システム
101 コンテンツサーバ
102 放送網
103 放送波送信アンテナ
104 放送エリア
105 受信機
106 通信網
107 通信用基地局
108 通信エリア
109 通信用サーバ
110 コンテンツ
111 暗号化部
112 AL−FEC部
113 FLUTE配信部
114 TOI/TSI制御部
115 FDTインスタンス生成部
116 FDTインスタンス配信タイミング決定部
117 タイマー部

Claims (6)

  1. 任意のメディアファイルからなるコンテンツを、当該コンテンツ本体に冗長パケットを付加して配信するコンテンツの片方向伝送システムであって、
    コンテンツの詳細情報であってコンテンツの復元に必要な情報が含まれるFDTインスタンスの配信タイミングを決定する配信タイミング決定部と、
    コンテンツが任意のブロックサイズに分割された各分割コンテンツに識別子を付与して片方向伝送路へ送出するとともに、コンテンツ配信前及び配信中にFDTインスタンスを周期的に配信する配信部とを備え、
    前記配信タイミング決定部は、コンテンツ配信開始時刻Tから閾値時刻Tthまでの時間領域では、第一の配信間隔をFDTインスタンスの配信間隔として設定し、閾値時刻Tthからコンテンツ配信完了時刻までの時間領域では、前記第一の配信間隔よりも間隔の大きい第二の配信間隔をFDTインスタンスの配信間隔として設定することを特徴とする片方向伝送システム。
  2. 前記配信タイミング決定部は、コンテンツ配信開始時刻Tまでは、前記第一の配信間隔よりも間隔の小さい配信間隔初期値をFDTインスタンスの配信間隔として設定することを特徴とする請求項1に記載の片方向伝送システム。
  3. 前記配信タイミング決定部は、前記配信間隔初期値に配信間隔変更倍率を乗算することにより、前記第一の配信間隔及び前記第二の配信間隔を決定することを特徴とする請求項2に記載の片方向伝送システム。
  4. 前記配信タイミング決定部は、受信ユーザ数又は受信完了率に基づいて、前記配信間隔初期値及び前記配信間隔変更倍率を決定することを特徴とする請求項3に記載の片方向伝送システム。
  5. 前記配信タイミング決定部は、コンテンツ本体のデータ量であるソースコンテンツ長、コンテンツをAL−FEC(Application Layer Forward Error Correction)を適用して符号化する場合のAL−FEC符号化率、受信機がコンテンツを復元するために必要な平均データ量である平均所要受信長、のいずれか又はそれらの任意の組み合わせに基づいて、閾値時刻Tthを決定することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一に記載の片方向伝送システム。
  6. 任意のメディアファイルからなるコンテンツを、当該コンテンツ本体に冗長パケットを付加して片方向伝送路へ送出するコンテンツ配信方法であって、
    コンテンツの詳細情報であってコンテンツの復元に必要な情報が含まれるFDTインスタンスの配信タイミングを決定する工程と、
    コンテンツが任意のブロックサイズに分割された各分割コンテンツに識別子を付与して前記片方向伝送路へ送出するとともに、コンテンツ配信前及び配信中にFDTインスタンスを周期的に配信する工程とを備え、
    コンテンツ配信開始時刻Tから閾値時刻Tthまでの時間領域では、第一の配信間隔をFDTインスタンスの配信間隔として設定し、閾値時刻Tthからコンテンツ配信完了時刻までの時間領域では、前記第一の配信間隔よりも間隔の大きい第二の配信間隔をFDTインスタンスの配信間隔として設定することを特徴とするコンテンツ配信方法。
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