JP2012088872A - 制御装置の試験装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車種ごとに異なる複数の機能を有する電子制御装置を有する電子制御システムの動作状態を試験する場合であっても、車種によってタイミングを修正することなく、車両の動的特性を考慮した制御装置の試験装置を提供する。
【解決手段】予め定められた手順書に基づいて、CANを介してECUへ操作情報を出力する出力手段と、操作されたECUからCANを介して情報を受信する受信手段と、受信された情報と、手順書に記載されたCAN期待値と、を比較し、比較した結果を判定結果として出力する判定手段と、を有する制御装置の試験装置。
【選択図】 図1
【解決手段】予め定められた手順書に基づいて、CANを介してECUへ操作情報を出力する出力手段と、操作されたECUからCANを介して情報を受信する受信手段と、受信された情報と、手順書に記載されたCAN期待値と、を比較し、比較した結果を判定結果として出力する判定手段と、を有する制御装置の試験装置。
【選択図】 図1
Description
本発明は、制御装置の特性を試験する試験装置に関する。
車両に搭載される各種電装品は、各種センサによって検出される車両の状態やドライバからの操作入力などに応じて、ECUとよばれる電子制御装置によって電気的に動作制御される。ただし、車両毎に異なる車両特性を持つ対象に共通のテストケースでの試験は非常に困難であった。
しかし、このような数多く、さまざまな種類の車載電装品を市場に出すには、車載電装品が実際に車両に搭載されたときに正常に動作するかを確認する必要がある。
特許文献1では、作成したテストベクタを決められたタイミングで対象のECUに送信し、出力されたデータ保存,テストベクタに記載の期待値と比較を行うものである。
特許文献1のテスト方法ではテストのタイミングが予め定められているため、車両のような異なる動的特性を含む対象のテストを行う際には、車種によってタイミングを修正するという課題がある。
本発明の目的は、車種によってタイミングを修正することなく、車両の動的特性を考慮した制御装置の試験装置を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明の制御装置の試験装置では、予め定められた手順書に基づいて、通信回線を介して制御装置へ操作情報を出力する出力手段と、操作された制御装置から通信回線を介して情報を受信する受信手段と、受信された情報と、手順書に記載された通信回線期待値と、を比較し、比較した結果を判定結果として出力する判定手段と、を有する構成とする。
本発明によれば、車種によってタイミングを修正することなく、車両の動的特性を考慮した制御装置の試験装置を提供できる。
本願発明の制御装置の試験装置の特徴は、予め定められた手順書に基づいて、CAN等の通信回線を介してECU,C/U等のコントロールユニットである制御装置へ操作情報を出力する出力手段と、操作された制御装置から通信回線を介して情報を受信する受信手段と、受信された情報と、手順書に記載された通信回線期待値と、を比較し、比較した結果を判定結果として出力する判定手段と、を有することである。
なお、ここで手順書は、少なくとも、送信周期と操作手順とテスト結果を確認するタイミングとが記述されたものである。また、出力手段は、その手順書に基づいて試験装置が操作できるようなテストベクタを自動で生成するものである。
また、受信手段は、通信回線を介して受信した情報と、制御装置への操作情報と、を比較して、制御装置へ次の操作情報を送るタイミングを決定する機能を有し、判定手段は、その手順書で活性となったテスト結果を確認するタイミング時の通信回線の期待値情報と受信され保存されたテストを確認するタイミング時の通信回線の情報の値が一致しているかを出力する機能を有するものである。
以下、本発明の実施形態に係る試験装置について、図を用いて詳細に説明する。
以下、本発明の制御装置の試験装置について車速制御を行った場合を例にして図面に基づいて説明する。
図1および図2に本発明における車速制御を行ったときの試験装置のシステム構成を示す。図1に自車速を加速するときのシステム構成図、図2にセットスイッチ(以下、セットSW)を押下したときのシステム構成図である。
USER1001では、自動試験開始1012の信号を出力する。手順書1002では、テスト指示完了フラグ1015に従い、車速1021(例えば、60km/h)やSET2001などのテスト指示や、自動試験終了1013の信号を出力する。
操作指示変換部1003では、車速60km/hなどのテスト指示に従い車速60km/hまで加速1014やセットSW押下2002などの操作指示を出力する。
操作部1004では、車速60km/hまで加速1014やSET2001などの操作指示に従い、それぞれに応じたアクセル開度1018やセットSWON2005などの操作を出力する。
エンジントルク変換部1005では、アクセル開度1018などの操作に従い、エンジントルク1019を出力する。
車両モデル1006では、エンジントルク1019やコントロールユニット(以下、C/U1007),セットSWON2005情報に従い、車速1020やセットSWON2004情報を出力する。
C/U1007では、車速1020に従い、エンジントルク1022を出力する。また、セットSWON2004に従った、セットSW状態2003も出力する。
条件達成判定部1008は、車速60km/hまで加速1014などのテスト指示と車速1020の入力に従い、テスト指示完了フラグ1015を出力する。
期待値1010では、エンジントルク期待値2006や期待値なし1016を出力する。
結果判定部1009では、エンジントルク1022やテスト指示完了フラグ1015,期待値なし1016に従い、結果判定1017を出力する。
判定結果1011は、結果判定1017を受領し、内部に保存する。
次に、図3により、操作指示変換部1003の処理内容を示す。入力された車速60km/h1021などのテスト指示よりドライバ操作変換DB3001で対応した車速60km/hまで加速1014などの操作指示に変換する。このように変換することで、操作部1004での実際の操作内容となり理解される。
次に、図4により、エンジントルク変換部1005の処理内容を示す。入力されたアクセル開度1018によりエンジントルクテーブル4001を引き、エンジントルク1019を算出する。
次に、図5により、車両モデル1006の処理内容を示す。入力されたエンジントルク1019より、車両諸元5001で変換することで車速1020を出力する。
次に、図6により、条件達成判定部1008の処理内容を示す。処理を行うときにはテスト指示完了フラグを初期化する6001。分岐6002では、車速60km/hまで加速1014と車速1020を比較して、車速1020が小さければ変化無し。車速1020のほうが大きい場合は、テスト指示完了フラグをONにする6003。
次に、図7により、結果判定部1009の処理内容を示す。分岐7001で、テスト指示終了フラグがONとなっているか判断する7001。ここで、終了フラグがONのときは、次の期待値なしかどうかの判定に移る7002。ここで、期待値があると判断した場合、エンジントルク1022とエンジントルク期待値2006が等しいかどうかの判断7003に移る。ここで、等しいときは判断結果をOK7004とし、等しくない場合はNG7005とする。上記以外の分岐は何も処理をしないものとする。
次に、制御対象であるC/U1007について説明する。本実施例では図8に示す速度制御の説明をする。
車速60km/hまで加速1014という目標車速は微分器8001で微分され目標加速度8002に変換される。一方自車速1020も、微分器8003で微分され実加速度8004に変換される。前記目標加速度8002に無駄時間6005が加えられたものから実加速度8004を差し引き、差し引いたFBゲイン8006を掛けて目標加速度8002に加えたものを加速度指令8005とする。そして、加速度指令8005に車両重量8007を掛けてエンジントルク1022を出力する。
本発明は、前述のように加速度によるフィードバックを考慮した制御対象であり、動的な特性を考慮した自動試験装置が必要となる。
次に、図9を用いて自動試験装置の一連の動作について説明を行う。図9における色図けられた箇所9001が本発明箇所であり、9002が従来のシミュレータである。
本実施形態では、HILs(Hardware In the Loop Simulator)を用いる。自動試験の発火は、USER1001による自動試験開始1012による。自動試験開始1012を入力された手順書1002は、テスト指示である車速60km/h1021を出力する。テスト指示である車速60km/hを入力された操作指示変換部1003は操作内容である車速60km/hまで加速1014を出力する。これにより、操作部1004はアクセル開度1018を出力する。エンジントルク変換部1005は入力されたアクセル開度1018に応じたエンジントルク1019を車両モデル1006に出力する。車両モデル1006で算出された車速1020がC/U1007に入力される。
ここで、C/U1007は前述の通りフィードバックを用いた制御であり、動的な特性を有する。そのため、車速が所望の速度にあがることはない。例えば、車速が40km/hとなったとして考えてみる。このとき、条件達成判定1008では、車速40km/h2010は操作内容である車速60km/hまで加速1014という条件が未成立9003となる。このとき、条件未成立9003となり車両モデル1006とC/U1007で再度算出が行われる。
次のタイミングでは、車速が60km/hになったとする。このときの条件達成判定1008では、車速60k/hまで加速1014という条件に対して車速60km/h1020は条件達成9004しているため、テスト指示完了フラグ1015を手順書1002に送信する。また、このときは期待値1010を有しないため、結果判定部1009を行わない。
ここで、テスト指示完了フラグ1015を受信した手順書1002は現在の車速60km/h1021を終了させる。また、続いて次のテスト指示がある場合は、続けて発火させる。この場合は、SET2001にあたる。このSET2001においても前述の車速60km/hと同様の動作を行う。SET2001が入力された操作指示変換部1003は操作指示であるセットSWを押下2002を操作部1004に出力。操作部1004は、入力に応じてセットSWON2005を出力する。
セットSWON2005命令を入力されたC/U1007は、セットスイッチ状態2003を条件達成判定1008に出力する。条件達成判定1008は入力されたセットスイッチ状態2003と操作指示であるセットSWを押下2002を比較し、条件成立するか判定する。
ここで、セットSWON条件が成立9005したとすると、このときのエンジントルク1022と期待値1010に記載のエンジントルク期待値2006とを比較し、一致すればOKを、一致しなければNGを判定結果1011に記述する2004。また、セットSWON条件が成立9005したので、テスト指示完了フラグ1015を手順書1002に送信する。
ここで、次のテスト指示が無い判断すると、自動試験終了1013をUSER1001に送信し、自動試験が終了となる。
また、図18を用いて自動試験仕様書18001を説明する。自動試験仕様書18001は電子データのドキュメント形式で作成され、タイミング9006,手順書1002,期待値1010,判定結果1011を有する。
前述した車速60km/h1020やSET2001などは手順書1002の内容を書き換えることでテスト内容を容易に変更することが可能となる。期待値1010も同様でエンジントルク1022以外の判定を行いたい場合も期待値1010の内容を書き換えることで比較対象も容易に変更可能となっている。また、タイミング9006は、前述でテスト指示完了フラグ1015によって次のテスト指示に遷移するが、タイミング9006に時間を記述することで遷移するまでの時間を変更することも可能とした。
本発明は、車速40km/hや60km/h1020のように車両の動的特性があっても条件達成判定1008を用いることで対処しているため、異なる動的特性のテスト対象であっても同一の手順書1002でテストが可能となる。また、テスト手順や内容も、自動テスト仕様書1801を変更することで容易に変更可能となる。
本発明では、本来車両特性が異なる車種ごとにテスト仕様書,テスト期待値を作成するためテスト仕様書の数が莫大な数ができていた。しかし、車両の受信CANを絶えず監視し、テスト仕様書に期待の状態になるまで待機することで車両の動的特性を考慮したテストが可能となる。そのため、1つのテストケースで対応可能になる効果を奏するものである。
本発明は、速度制御のみに適用されるわけではない。例えば、車間距離制御などにも適用可能である。ここで、先の構成でC/U1007が車間距離制御である場合を考える。
図10に、車間距離制御の概要について示す。
目標車間距離決定部10010では、先行車車速10006から、目標車間距離10011を求めて出力する。車間距離制御部10009では、目標車間距離10011と車間距離10003と先行車車速10006とから車間を目標車間に保つための車間車速指令10012を算出する。追従判定部10007では、車間距離10003,相対速度10002,先行車車速10006から先行車に追従するかどうかを判断して先行車追従フラグ10008を出力する。車速制御部10004では、先行車追従フラグ10008がセットされている時は車間車速指令10012に車速1020が一致するように、先行車追従フラグ10008がセットされていないときは設定車速指令10001に車速1020が一致するように、エンジントルク1022をHILs9002に出力する。
次に図11により目標車間距離決定部10010の処理内容を示す。入力された先行車車速10006により目標車間距離テーブル1101を引き、目標車間距離10011を算出する。
次に図12により車間距離制御部10009の処理内容を示す。目標車間距離10011から車間距離10003を差し引き車間偏差12001を求め、車間偏差12001に車間ゲイン12002を掛け、さらに先行車車速10006に加えることにより、車間車速指令10012を算出する。
次に図13により、追従判断部10013の処理内容を示す。分岐13001で車間距離10003が0より大であれば前方に何か有ると判断し次のステップに進む、車間距離10003が0以下であれば前方に何も無いと判断し処理13010で先行車追従フラグ10008をクリアする。分岐13002で先行車車速10006が0より大で有れば追従可能な先行車であると判断し処理13003で先行車追従フラグ10008をセットする。先行車車速が0以下であるときは、分岐13004に進む。なお本分岐で条件として使用している先行車車速=0の「0」は、検知されている物体が停止しているかどうかを判断するために閾値であり、車間距離センサの特性に合わせ「0」以外の閾値を使用しても良い。分岐13004では、先行車追従フラグ10008が既にセットされていない場合は、検知された物体が最初から停止しているものであると判断し、処理13010で先行車追従フラグ10008をクリアする。先行車追従フラグ10008が既にセットされている場合は、追従している先行車が停止した可能性があると判断し、追従していた先行車が停止したのかどうかを確認するために次のステップに進む。処理13005では、先行車車速10006から先行車車速前回値13007を差し引いた値の絶対値を先行車車速変異13006にセットする。先行車車速前回値13007とは、1制御周期前の先行車車速のことである。
次に、分岐13008で先行車車速変異13006が速度変異量13009未満であれば何もせずに(先行車追従フラグを保持したまま)処理を終了する。先行車車速変異13006が速度変異量13009以上であれば、追従していた先行車が停止したのではないと判断して先行車追従フラグ10008をクリアする。ここで、速度変異量13009とは、1制御周期内で変化させることが可能な車両の車速変化量である。したがって、追従していた先行車であれば速度の変化量が速度変異量13009を超えることはない。以上の処理により、先行車追従フラグをセット,クリアすることにより、移動している先行車が前方に存在する時や追従していた先行車が停止した時は先行車追従フラグをセットし、それ以外の追従対象にならない物体を検知した時や何も検知していない時は先行車追従フラグをクリアする。
車速制御部の処理内容を図17に示す。これは実施例1の車速制御部と同等である。目標車速1014は微分器8001で微分され目標加速度8002に変換される。一方自車速1020も、微分器8003で微分され実加速度8004に変換される。前記目標化速度に無駄時間6005が加えられたものから実加速度8004を差し引き、これにFBゲイン8006を掛けて目標加速度8002に加えたものを加速度指令8005とする。そして、加速度指令8005に車両重量8007を掛けてエンジントルク1022を出力する。
次に、図14に実施例の先行車認識部の構造を記述し、図15に実施例のSET操作の構造を記述した。図1,図2と符号が同じものは上述した同じ処理を行うものである。
次に、図16に実施例の全体の流れを示すシーケンス図を記述した。このシーケンス図と図14および図15とは等価の関係にあるので、図16を用いて説明を行う。
自動試験の発火は、USER1001による自動試験開始1012による。自動試験開始1012を入力された手順書1002は、テスト指示である車速60km/h1021を出力する。テスト指示である車速60km/hを入力された操作指示変換部1003は操作内容である車速60km/hまで加速1014を出力する。
これにより、操作部1004はアクセル開度1018を出力する。エンジントルク変換部1005は入力されたアクセル開度1018に応じたエンジントルク1019を車両モデル1006に出力する。車両モデル1006で算出された車速1020がC/U1007に入力される。
ここで、C/U1020は前述の通りフィードバックを用いた制御であり、動的な特性を有する。そのため、車速が所望の速度にあがることはない。例えば、車速が40km/hとなったとして考えてみる。このとき、条件達成判定1008では、車速40km/h2010は操作内容である車速60km/hまで加速1014という条件が未成立9003となる。このとき、条件未成立9003となり車両モデル1006とC/U1007で再度算出が行われる。次のタイミングでは、車速が60km/hになったとする。このときの条件達成判定1008では、車速60k/hまで加速1014という条件に対して車速60km/h1020は条件達成9004しているため、テスト指示完了フラグ1015を手順書1002に送信する。また、このときは期待値1010を有しないため、結果判定部1009を行わない。
ここで、テスト指示完了フラグ1015を受信した手順書1002は現在の車速60km/h1021を終了させる。また、続いて次のテスト指示がある場合は、続けて発火させる。この場合は、先行車ON14001である、車速と同様に、操作指示変換部1003に入力され、対応する操作内容である先行車検出14002を出力する。操作部1004に入力された先行車検出14002は先行車情報14003を車両モデル1006に出力する。エンジントルク1019などと同様のロジックで車速1020,相対速度10002や車間距離10003をC/U1007に出力する。C/U1007から算出された車速1020,相対速度10002や車間距離10003と先行車情報14008とを比較し、条件達成判定1008が成立16001しているか確認する。成立確認するとテスト指示完了フラグ1015を手順書1002に出力する。
次に、手順書1002は最後の操作であるSET2001を行う。このSET2001においても前述の車速60km/hと同様の動作を行う。SET2001が入力された操作指示変換部1003は操作指示であるセットSWを押下2002を操作部1004に出力。操作部1004は、入力に応じてセットSWON2005を出力する。セットSWON2005命令を入力されたC/U1007は、セットスイッチ状態2003を条件達成判定1008に出力する。条件達成判定1008は入力されたセットスイッチ状態2003と操作指示であるセットSWを押下2002を比較し、条件成立するか判定する。ここで、セットSWON条件が成立9005したとすると、このときの相対速度10001と期待値1010に記載の相対速度期待値15001とを比較し、一致すればOKを、一致しなければNGを判定結果1011に記述する2004。
また、セットSWON条件が成立9005したので、テスト指示完了フラグ1015を手順書1002に送信する。ここで、次のテスト指示が無い判断すると、自動試験終了1013をUSER1001に送信し、自動試験が終了となる。
本実施例でも、上記実施例1と同様の効果を奏するものである。
1001 USER
1002 手順書
1003 操作指示変換部
1004 操作部
1005 エンジントルク変換部
1006 車両モデル
1007 C/U
1008 条件達成判定
1009 結果判定部
1010 期待値
1011 判定結果
1002 手順書
1003 操作指示変換部
1004 操作部
1005 エンジントルク変換部
1006 車両モデル
1007 C/U
1008 条件達成判定
1009 結果判定部
1010 期待値
1011 判定結果
Claims (4)
- 予め定められた手順書に基づいて、通信回線を介して制御装置へ操作情報を出力する出力手段と、
操作された前記制御装置から前記通信回線を介して情報を受信する受信手段と、
受信された前記情報と、前記手順書に記載された通信回線期待値と、を比較し、比較した結果を判定結果として出力する判定手段と、を有する制御装置の試験装置。 - 請求項1記載の制御装置の試験装置において、
前記手順書は、送信周期と操作手順とテスト結果を確認するタイミングとが記述され、
前記出力手段は、前記手順書に基づいて試験装置が操作できるようなテストベクタを自動で生成する制御装置の試験装置。 - 請求項1又は2記載の制御装置の試験装置において、
前記受信手段は、前記通信回線を介して受信した情報と、前記制御装置への操作情報と、を比較して、制御装置へ次の操作情報を送るタイミングを決定する機能を有する制御装置の試験装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置の試験装置において、
前記判定手段は、前記手順書で活性となったテスト結果を確認するタイミング時の前記通信回線の期待値情報と受信され保存されたテストを確認するタイミング時の通信回線の情報の値が一致しているかを出力する機能を有する制御装置の試験装置。
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