JP2012085332A - 端末装置、基地局装置、通信システムおよび通信方法 - Google Patents

端末装置、基地局装置、通信システムおよび通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の部分プレコーダ情報を用いた効率的なプレコーダ情報の指定および適用を
行なうことができる端末装置、基地局装置、通信システムおよび通信方法を提供する。
【解決手段】基地局装置と端末装置との間で通信を行う通信システムにおいて、前記基地
局装置は、好適なプレコーダを指定する1つのプレコーダ情報を周期的に前記基地局装置
に報告する第1のフィードバックモードと、前記好適なプレコーダを指定する複数の部分
プレコーダ情報を周期的に前記基地局装置に報告する第2のフィードバックモードのいず
れかを前記端末装置に設定し、前記端末装置は、設定されたフィードバックモードに応じ
て、前記プレコーダ情報と前記部分プレコーダ情報のいずれかを前記基地局装置に報告す
る。
【選択図】図15

Description

本発明は、端末装置、基地局装置、通信システムおよび通信方法に関する。
3GPP(Third Generation Partnership Proje
ct)によるWCDMA(Wideband Code Division Multi
ple Access)、LTE(Long Term Evolution)、LTE
−A(LTE−Advanced)やWiMAX(Worldwide Interop
erability for Microwave Access)のような移動無線通
信システムでは、基地局装置(基地局、送信局、下りリンク送信装置、上りリンク受信装
置、eNodeB)あるいは基地局に準じる送信局がカバーするエリアをセル(Cell
)状に複数配置するセルラー構成とすることにより、通信エリアを拡大することができる
。また、隣接するセル間またはセクタ間で異なる周波数を用いることでセル端(セルエッ
ジ)領域またはセクタ端領域にいる端末装置(移動局、受信局、上りリンク送信装置、下
りリンク受信装置、移動端末、UE;User Equipment)でも、複数の基地
局からの送信信号の干渉を受けることなく通信を行うことができるが、周波数利用効率が
低いという問題があった。一方、隣接するセルまたはセクタ間で同一周波数を利用するこ
とで、周波数利用効率を向上させることができるが、セル端領域にいる端末装置に対する
干渉の対策が必要となる。
また、基地局と端末装置との間の伝送路状況に応じて、変調方式および符号化率(MC
S; Modulation and Coding Scheme)や空間多重数(レ
イヤー数、ランク)やプレコーダ(プリコーダ)などを適応的に制御することで、より効
率的なデータ伝送を実現することができる。非特許文献1ではこれらの制御を行う方法が
示されている。
図43はLTEにおいてプレコーダを適応的に制御する基地局4301と端末装置43
02を示す図である。LTEにおいて、送信される下りリンク送信下りリンク送信信号4
303に対してプレコーダを適応的に制御するに際し、端末装置4302は基地局430
1から送信される下りリンク送信下りリンク送信信号4303に含まれる下りリンク参照
信号(RS:Reference Signal)を参照して、好適なプレコーダを指定
するプレコーディング行列情報PMI(Precoding Matrix Indic
ator)を計算し、上りリンクのチャネル4304を介して基地局4301に報告する
。非特許文献1では、プレコーダ情報を周期的に報告するフィードバックモードに関して
記載されている。プレコーダ情報を周期的に報告するフィードバックモードが設定された
端末装置は、所定の複数のプレコーディング行列のテーブルであるコードブックを用い、
コードブックの中の好適なプレコーディング行列に対応するインデクスであるPMIを周
期的に計算して報告する。
3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E−UTRA);Physical layer procedures (Release 8)、2008年12月、3GPP TS 36.213 V8.8.0 (2009−9)
しかしながら、従来の通信方式では、一つのコードブックに規定されたプレコーディン
グ行列を示す情報しか報告できず、適切なプレコーダの指定および適用が困難であり、伝
送効率の向上を妨げる要因となっていた。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の部分プレコーダ
情報を用いた効率的なプレコーダ情報の指定および適用を行なうことができる端末装置、
基地局装置、通信システムおよび通信方法を提供することにある。
(1)この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様によ
る端末装置は、基地局装置と通信を行う端末装置であって、好適なプレコーダを指定する
1つのプレコーダ情報を周期的に前記基地局装置に報告する第1のフィードバックモード
と、前記好適なプレコーダを指定する複数の部分プレコーダ情報を周期的に前記基地局装
置に報告する第2のフィードバックモードとを切り替えることを特徴とする。
(2)また、本発明の一態様による端末装置は上記の端末装置であって、前記第1のフ
ィードバックモードにおいて、好適な空間多重数を指定するランク指標を周期的に前記基
地局装置に報告することを特徴とする。
(3)また、本発明の一態様による端末装置は上記の端末装置であって、前記第2のフ
ィードバックモードにおいて、前記第1のフィードバックモードにおいて前記ランク指標
を報告する際に使用するリソースを用いて前記部分プレコーダ情報を報告することを特徴
とする。
(4)また、本発明の一態様による端末装置は上記の端末装置であって、前記第1のフ
ィードバックモードにおいて、好適な伝送レートを指定する受信品質指標を周期的に前記
基地局装置に報告することを特徴とする。
(5)また、本発明の一態様による端末装置は上記の端末装置であって、前記第2のフ
ィードバックモードにおいて、前記第1のフィードバックモードにおいて前記受信品質指
標を報告する際に使用するリソースを用いて前記部分プレコーダ情報を報告することを特
徴とする。
(6)また、本発明の一態様による端末装置は上記の端末装置であって、前記第2のフ
ィードバックモードにおいて、好適な空間多重数を指定するランク指標を周期的に前記基
地局装置に報告することを特徴とする。
(7)また、本発明の一態様による端末装置は上記の端末装置であって、前記第2のフ
ィードバックモードにおいて、前記ランク指標と同じ周期で前記部分プレコーダ情報を報
告することを特徴とする。
(8)また、本発明の一態様による端末装置は上記の端末装置であって、前記第2のフ
ィードバックモードにおいて、前記ランク指標と異なるタイミングで前記部分プレコーダ
情報を報告することを特徴とする。
(9)また、本発明の一態様による端末装置は上記の端末装置であって、前記第2のフ
ィードバックモードにおいて、前記ランク指標と前記部分プレコーダ情報とを交互に報告
することを特徴とする。
(10)また、本発明の一態様による端末装置は上記の端末装置であって、前記第2の
フィードバックモードにおいて、好適な伝送レートを指定する受信品質指標を周期的に前
記基地局装置に報告することを特徴とする。
(11)また、本発明の一態様による端末装置は上記の端末装置であって、前記第2の
フィードバックモードにおいて、前記受信品質指標と同じ周期で前記部分プレコーダ情報
を報告することを特徴とする。
(12)また、本発明の一態様による端末装置は上記の端末装置であって、前記第2の
フィードバックモードにおいて、前記受信品質指標と異なるタイミングで前記部分プレコ
ーダ情報を報告することを特徴とする。
(13)また、本発明の一態様による端末装置は上記の端末装置であって、前記第2の
フィードバックモードにおいて、前記受信品質指標と前記部分プレコーダ情報とを交互に
報告することを特徴とする。
(14)また、本発明の一態様による基地局装置は、端末装置と通信を行う基地局装置
であって、好適なプレコーダを指定する1つのプレコーダ情報を周期的に前記基地局装置
に報告する第1のフィードバックモードと、前記好適なプレコーダを指定する複数の部分
プレコーダ情報を周期的に前記基地局装置に報告する第2のフィードバックモードのいず
れであるかを示すパラメータを前記端末装置に設定することを特徴とする。
(15)また、本発明の一態様による基地局装置は、端末装置と通信を行う基地局装置
であって、好適なプレコーダを指定する1つのプレコーダ情報を周期的に前記基地局装置
に報告する第1のフィードバックモードと、前記好適なプレコーダを指定する複数の部分
プレコーダ情報を周期的に前記基地局装置に報告する第2のフィードバックモードのいず
れかを前記端末装置に設定し、前記第1のフィードバックモードを設定する場合に、前記
プレコーダ情報を報告する周期を指定する第1のパラメータを前記端末装置に設定し、前
記第2のフィードバックモードを設定する場合に、前記第1のパラメータと、前記部分プ
レコーダ情報を報告するタイミングのオフセットを示す第2のパラメータを前記端末装置
に設定することを特徴とする。
(16)また、本発明の一態様による通信システムは、基地局装置と端末装置との間で
通信を行う通信システムであって、前記基地局装置は、好適なプレコーダを指定する1つ
のプレコーダ情報を周期的に前記基地局装置に報告する第1のフィードバックモードと、
前記好適なプレコーダを指定する複数の部分プレコーダ情報を周期的に前記基地局装置に
報告する第2のフィードバックモードのいずれかを前記端末装置に設定し、前記端末装置
は、設定されたフィードバックモードに応じて、前記プレコーダ情報と前記部分プレコー
ダ情報のいずれかを前記基地局装置に報告することを特徴とする。
(17)また、本発明の一態様による通信方法は、基地局装置と通信を行う端末装置に
おける通信方法であって、好適なプレコーダを指定する1つのプレコーダ情報を周期的に
前記基地局装置に報告する第1のフィードバックモードと、前記好適なプレコーダを指定
する複数の部分プレコーダ情報を周期的に前記基地局装置に報告する第2のフィードバッ
クモードとを切り替えるステップを有することを特徴とする。
(18)また、本発明の一態様による通信方法は、端末装置と通信を行う基地局装置に
おける通信方法であって、好適なプレコーダを指定する1つのプレコーダ情報を周期的に
前記基地局装置に報告する第1のフィードバックモードと、前記好適なプレコーダを指定
する複数の部分プレコーダ情報を周期的に前記基地局装置に報告する第2のフィードバッ
クモードのいずれであるかを示すパラメータを前記端末装置に設定するステップを有する
ことを特徴とする。
(19)また、本発明の一態様による通信方法は、端末装置と通信を行う基地局装置に
おける通信方法であって、好適なプレコーダを指定する1つのプレコーダ情報を周期的に
前記基地局装置に報告する第1のフィードバックモードと、前記好適なプレコーダを指定
する複数の部分プレコーダ情報を周期的に前記基地局装置に報告する第2のフィードバッ
クモードのいずれかを前記端末装置に設定する第1のステップと、前記第1のフィードバ
ックモードを設定する場合に、前記プレコーダ情報を報告する周期を指定する第1のパラ
メータを前記端末装置に設定する第2のステップと、前記第2のフィードバックモードを
設定する場合に、前記第1のパラメータと、前記部分プレコーダ情報を報告するタイミン
グのオフセットを示す第2のパラメータを前記端末装置に設定する第3のステップとを有
することを特徴とする。
この発明によれば、複数の部分プレコーダ情報を用いた効率的なプレコーダ情報の指定
および適用を行なうことができる。
本発明の第1の実施形態における通信システムの構成を示す概略構成図である。 同実施形態における下りリンクの無線フレーム構成の一例を示す図である。 同実施形態における上りリンクの無線フレーム構成の一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態における部分帯域幅構成の一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態におけるプロシージャの一例を示す概略図である。 同実施形態におけるパラメータテーブルの一例を示す図である。 同実施形態におけるパラメータテーブルの一例を示す図である。 同実施形態におけるコードブックの一例を示す図である。 同実施形態におけるコードブックの一例を示す図である。 同実施形態における部分プレコーダの一例を示す概略図である。 同実施形態における参照信号測定の一例を示す概略図である。 同実施形態におけるプロシージャの一例を示す概略図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態におけるパラメータテーブルの一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 同実施形態におけるフィードバックモードの一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態におけるコンポーネントキャリア構成の一例を示す図である。 同実施形態におけるプロシージャの一例を示す概略図である。 本発明の第4の実施形態における送信点構成の一例を示す図である。 本発明の第5の実施形態における基地局装置のブロック構成の一例を示す概略図である。 同実施形態における端末装置のブロック構成の一例を示す概略図である。 通信システムの構成を示す概略構成図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は本発明の第1の実施形態における通信システムの構成を示す概略構成図である。
同図の通信システムはLTE−Aシステムを想定しており、セルを構成する基地局装置(
基地局、送信局、下りリンク送信装置、上りリンク受信装置、eNodeB)101と端
末装置(移動局、受信局、上りリンク送信装置、下りリンク受信装置、移動端末、UE;
User Equipment)102とを含んで構成される。送信される下りリンク送
信信号103に対してプレコーダを適応的に制御するに際し、端末装置102は基地局1
01から送信される下りリンク送信信号103に含まれる下りリンク参照信号(RS:R
eference Signal)を参照して、好適なプレコーダ(Preferred
Precoder)を指定する複数の部分プレコーダ情報を計算し、上りリンクのチャ
ネル104を介して、それぞれ周期的に基地局101に報告する。ここでは、部分プレコ
ーダ情報PI(Precoder Information)として、部分プレコーダ情
報1(PI1)および部分プレコーダ情報2(PI2)を報告する場合について説明する
。好適なプレコーダとしては、例えば、下りリンクの伝搬路を考慮した上で、下りリンク
の受信信号電力が大きくなるようなプレコーダを算出するという方法などを用いることが
できる。
図2は、本実施形態に係る下りリンクの無線フレーム構成の一例を示している。下りリ
ンクはOFDM(Orthogonal Frequency Division Mu
ltiplex)アクセス方式が用いられる。下りリンクでは、物理下りリンク制御チャ
ネル(PDCCH;Physical Downlink Control Chann
el)、物理下りリンク共用チャネル(PDSCH;Physical Downlin
k Shared Channel)などが割り当てられる。また、PDSCHの一部に
九台リンク参照信号(RS;Reference Signal)が多重される。下りリ
ンクの無線フレームは、下りリンクのリソースブロック(RB;Resource Bl
ock)ペアから構成されている。この下りリンクのRBペアは、下りリンクの無線リソ
ースの割り当てなどの単位であり、予め決められた幅の周波数帯(RB帯域幅)及び時間
帯(2個のスロット=1個のサブフレーム)からなる。1個の下りリンクのRBペアは、
時間領域で連続する2個の下りリンクのRB(RB帯域幅×スロット)から構成される。
1個の下りリンクのRBは、周波数領域において12個のサブキャリアから構成され、時
間領域において7個のOFDMシンボルから構成される。物理下りリンク制御チャネルは
、端末装置識別子、下りリンク共用チャネルのスケジューリング情報、上りリンク共用チ
ャネルのスケジューリング情報、変調方式、符号化率、再送パラメータなどの下りリンク
制御情報が送信される物理チャネルである。
図3は、本実施形態に係る上りリンクの無線フレーム構成の一例を示している。上りリ
ンクはSC−FDMA(Single Carrier−Frequency Divi
sion Multiple Access)方式が用いられる。上りリンクでは、物理
上りリンク共用チャネル(Physical Uplink Shared Chann
el;PUSCH)、物理上りリンク制御チャネル(Physical Uplink
Control Channel;PUCCH)などが割り当てられる。また、PUSC
HやPUCCHの一部に、上りリンク参照信号が割り当てられる。上りリンクの無線フレ
ームは、上りリンクのRBペアから構成されている。この上りリンクのRBペアは、上り
リンクの無線リソースの割り当てなどの単位であり、予め決められた幅の周波数帯(RB
帯域幅)及び時間帯(2個のスロット=1個のサブフレーム)からなる。1個の上りリン
クのRBペアは、時間領域で連続する2個の上りリンクのRB(RB帯域幅×スロット)
から構成される。1個の上りリンクのRBは、周波数領域において12個のサブキャリア
から構成され、時間領域において7個のSC−FDMAシンボルから構成される。
図4は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。なお、ここでい
うフィードバックモードは、端末装置から基地局装置にフィードバックする受信品質情報
のコンテンツの組み合わせ、それぞれのコンテンツの生成方法、およびそれぞれのコンテ
ンツのフィードバック方法などを含む。図4に示したフィードバックモード1は後方互換
フィードバックモード(第1のフィードバックモード)であり、下りリンク帯域幅(ある
いは下りリンクコンポーネントキャリア帯域幅)単位の報告を行うモードである。このフ
ィードバックモード1では、周期的にRI(Rank Indicator)、PMI(
Precoding Matrix Indicator)、CQI(Channel
Quality Indicator)の報告を行う。ここでRIは空間多重数を示す指
標(好適な空間多重数を指定するランク指標)であり、PMIは好適なプレコーディング
行列を示す指標(好適なプレコーダを指定するプレコーダ情報)であり、CQIは所定の
通信品質を保持するための伝送レートを示す指標(好適な伝送レートを指定する受信品質
指標)である。より具体的には、数式(1)を満たすサブフレームにおいて、下りリンク
帯域幅に対するCQIであるW−CQI(Wideband−CQI)と下りリンク帯域
幅に対するPMIであるW−PMI(Wideband−PMI)をフィードバックし、
数式(2)を満たすサブフレームにおいてRIをフィードバックする。


ここで、nは各無線フレームに振られたシステムフレーム番号、nは無線フレーム内
の各スロットに降られたスロット番号であり、N、MRI、NOFFSET、CQI
OFFSET、RIは所定の値である。また、n/2に付加されている括弧は床関数で
あり、modは剰余関数である。
図4に示したフィードバックモード1では、W−CQIおよびW−PMIは、Nサブ
フレームの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQIだけシフトした
(オフセットされた)サブフレームで報告される。また、RIは、W−CQIおよびW−
PMIの周期のMRI倍であるN・MRIの周期で、基準となるサブフレームからN
FFSET、CQI+NOFFSET、RIだけシフトしたサブフレーム、すなわちW−
CQIおよびW−PMIからさらにNOFFSET、RIだけシフトしたサブフレームで
報告される。
図5は、本実施形態に係るサブバンド構成の一例を示している。複数の隣接するRBの
帯域幅をまとめてサブバンドを構成し、複数のサブバンドをまとめてBP(Bandwi
dth Part)を構成する。図5に示した構成図では、下りリンク帯域幅にS個のサ
ブバンドおよびJ個のBPが配置される。
図6は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図6に示したフ
ィードバックモード2は後方互換フィードバックモードであり、下りリンク帯域幅(ある
いは下りリンクコンポーネントキャリア帯域幅)単位およびBP単位の報告を行うモード
である。このフィードバックモード2では、周期的にRI、PMI、CQIの報告を行う
。より具体的には、数式(3)を満たすサブフレームにおいて、下りリンク帯域幅に対す
るCQIであるW−CQIと下りリンク帯域幅に対するPMIであるW−PMIをフィー
ドバックし、数式(4)を満たすサブフレームにおいてRIをフィードバックする。また
、W−CQIを報告する合間に、部分帯域幅に対するCQIであるS−CQI(Subb
and−CQI)を報告する。


ここで、nは各無線フレームに振られたシステムフレーム番号、nは無線フレーム内
の各スロットに降られたスロット番号であり、N、MRI、NOFFSET、CQI
OFFSET、RI、Hは所定の値である。
図6に示したフィードバックモード2では、W−CQIおよびW−PMIは、H・N
サブフレームの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQIだけシフト
したサブフレームで報告される。また、RIは、W−CQIおよびW−PMIの周期のM
RI倍であるH・N・MRIの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、
CQI+NOFFSET、RIだけシフトしたサブフレーム、すなわちW−CQIおよび
W−PMIからさらにNOFFSET、RIだけシフトしたサブフレームで報告される。
S−CQIは、W−CQIの報告周期であるH・Nサブフレームの期間に、Nの周期
でJ・K回報告される。ここで、H=J・K+1であり、JはBP数、Kは所定の値であ
る。J・K回報告されるS−CQIのそれぞれは、BPを代表するCQIである。J個の
BPにおけるCQIを、周波数の低いBPにおけるCQIから順次報告し、下りリンク帯
域幅を網羅するようにJ回の報告が行われる。さらに、J回の報告をKサイクル繰り返す
ことにより、H・Nサブフレームの期間にJ・K回の報告が行われる。
図7は、本実施形態に係るプロシージャの一例を示している。図7に示したプロシージ
ャは、フィードバックモード1あるいはフィードバックモード2におけるプロシージャの
一例である。まず、基地局はRRC(Radio Resource Control)
シグナリングを介して、端末装置におけるフィードバックのパラメータを設定し、周期的
なフィードバックを指示する(ステップS701)。周期的なフィードバックを指示され
た端末装置は、設定されたフィードバックのパラメータに従いRI(ステップS702)
、W−PMI(ステップS703)、W−CQI(ステップS704)をそれぞれ周期的
に基地局装置に報告する。フィードバックモード2の場合は、されにS−CQIを周期的
に報告する(ステップS705)。ここで、W−CQIあるいはS−CQIを報告するサ
ブフレームとRIを報告するサブフレームとが同じサブフレームになる場合が生じる。こ
の場合、W−CQIあるいはS−CQIを報告せずにRIを報告する。また、ステップ7
01におけるRRCシグナリングで、RIあるいはW−PMIをフィードバックしないよ
うに設定することも可能である。その場合は、端末装置はCQIのみを報告する。
図8は、CQIの報告に関するパラメータテーブルの一例を示している。図8に示した
パラメータテーブルは、W−CQIの報告に関するパラメータテーブルである。基地局装
置と端末装置は、予めパラメータテーブルを共有しておく。基地局装置は、複数の端末装
置間でのフィードバックリソースのスケジューリングあるいは端末装置毎の受信電力値の
推移などに基づいて、任意の端末装置に適したW−CQIあるいはW−PMIの周期およ
びオフセット値からNおよびNOFFSET、CQIを算出し、パラメータテーブルを
用いて、算出したNおよびNOFFSET、CQIに対応するICQI(プレコーダ情
報を報告する周期を指定する第1のパラメータ)を選択して端末装置に設定する。なお、
ここではICQIは10ビット(1024種類)の指標として説明する。ICQIを設定
された端末装置は、設定されたICQIとパラメータテーブルとを用いて、NおよびN
OFFSET、CQIを取得し、取得したNおよびNOFFSET、CQIを用いてW
−CQIおよびW−PMIを報告するサブフレームを決定し、W−CQIおよびW−PM
Iを報告する。
図9は、RIの報告に関するパラメータテーブルの一例を示している。CQIの報告に
関するパラメータテーブルと同様、基地局装置と端末装置は、予めパラメータテーブルを
共有しておく。基地局装置は、複数の端末装置間でのフィードバックリソースのスケジュ
ーリングあるいは端末装置毎の受信電力値の推移などに基づいて、任意の端末装置に適し
たRIの周期およびオフセット値からMRIおよびNOFFSET、RIを算出し、パラ
メータテーブルを用いて、算出したMRIおよびNOFFSET、RIに対応するIRI
を選択して端末装置に設定する。なお、ここではIRIは10ビット(1024種類)の
指標として説明する。IRIを設定された端末装置は、設定されたIRIとパラメータテ
ーブルとを用いて、MRIおよびNOFFSET、RIを取得し、取得したMRIおよび
OFFSET、RIとICQIから得られたNおよびNOFFSET、CQIとを用
いてRIを報告するサブフレームを決定し、RIを報告する。
次に、複数の部分プレコーダ情報PIを報告する拡張フィードバックモード(第2のフ
ィードバックモード)について説明する。ここでは、部分プレコーダ情報PIとして、部
分プレコーダ情報1(PI1)および部分プレコーダ情報2(PI2)を報告する場合に
ついて説明する。また、拡張フィードバックモードでは、後方互換フィードバックモード
におけるPMIはフィードバックしなくてもよいため、以下ではPMIをフィードバック
しない場合について説明する。なお、拡張フィードバックモードにおいてもPMIをフィ
ードバックするようにしてもよい。
図10は、本実施形態に係る部分プレコーダ情報のコードブックの一例である。このコ
ードブックのサイズは16であり、PI1として4ビットで表すことができるインデクス
iを指定することにより、iに対応するW が一意に決定する。
図11は、本実施形態に係るコードブックの一例である。このコードブックのサイズは
4であり、PI2として2ビットで表すことができるインデクスjを指定することにより
、jに対応するW が一意に決定する。
なお、図10および図11に示したコードブックは一例であり、この他のコードブック
を用いることもできる。例えば、図10および図11に示したコードブックのコードブッ
クサイズとは異なるコードブックサイズのコードブックを用いるもできる。
拡張フィードバックモードでは、好適なプレコーダをPI1が示すW とPI2が示
すW とを用いて指定することができる。ここで、好適なプレコーダとしては、例えば
、下りリンクの伝搬路を考慮した上で、下りリンクの受信信号電力、下りリンクの受信品
質、下りリンクの伝送レートが大きくなるようなプレコーダを採用することができる。
より具体的には、好適なプレコーダFをF=A(i)B(j)と表現するようにシステ
ムで取り決めておき、PI1としてiを、PI2としてjを報告する。ここで、Fはレイ
ヤ数×アンテナポート数のサイズの行列であり、AおよびBは所定のサイズの行列である
。ただし、ここでいう行列とは、ベクトルあるいはスカラーを含む概念である。Aおよび
Bとしては、例えば以下のようなにi、jを指定することにより一意に決まる任意の行列
を用いることができる。
(1)A(i)=W 、B(j)=V+V とする。ここで、VとV
は0と1の要素からなる所定の行列、Wは所定のコードブックで指定される行列、φ
は所定のコードブックで指定されるスカラーである。
(2)A(i)=W 、B(j)=W とする。ここで、WおよびΦは所定
のコードブックで指定される行列である。
(3)A(i)=[W ]、B(j)= W とする。ここで、W
よびΦは所定のコードブックで指定される行列である。
(4)A(i)=K(U、W )、B(j)=[I W とする。ここで
、Uは所定の行列、Iは単位行列、W およびW は所定のコードブックで指定され
る行列である。また、K(X、Y)は行列Xと行列Yとのクロネッカー積、Xは行列X
の転置行列を表す演算子である。
このように、PI1とPI2とを用いて表現する好適なプレコーダとは、PI1が表現
するプレコーダとPI2が表現するプレコーダとを結合したプレコーダとしても表現する
ことができる。なお、ここではプレコーダの結合として、F=A(i)B(j)と表現す
るようにシステムで取り決めておく場合について説明するが、F=B(i)A(j)やF
=K(A(i)、B(j))と表現するような場合など、その他のプレコーダの結合方法
をシステムで取り決めておいても同様の効果を得ることができる。
図12は、本実施形態に係るプレコーディング処理の概念図である。ここでは、アンテ
ナポート数が4、レイヤ数が2であり、F=W の場合について説明する。PI
1が表すプレコーダであるW により各レイヤの各アンテナポートにおける信号点は変
位(ここでは0から2πの範囲で位相が回転)し、さらにPI2が表すプレコーダである
により各レイヤの各アンテナポートにおける信号点は変位(ここでは0から2πの
範囲で位相が回転)する。なお、図12に示した信号点の変位は一例であって、これに限
るものではない。
端末装置は、まずPI1を報告するに際し、各レイヤの各アンテナポートにおける信号
点に対して固有の変位を与えるプレコーダ群からなるコードブックから、好適なプレコー
ダ(プレコーダをかけた後の信号点が好適であるプレコーダ)を決定する。ここで、PI
1を決定に用いるコードブックは図10に示すようなコードブックを用いる。端末装置は
、次にPI2を報告するに際し、報告したPI1が表すプレコーダをかけた後の信号点に
対して、さらにプレコーダをかけた後の信号点が好適であるプレコーダをコードブックか
ら決定し、そのインデクスをPI2として報告する。ここで、PI2を決定に用いるコー
ドブックは図11に示すようなコードブックを用いる。あるいは、PI2を決定してから
、PI1を決定するようにしてもよい。
あるいは、端末装置は、PI1とPI2とを同時に決定することもできる。PI1とP
I2の様々な組み合わせにおいて、W とW とを結合させたプレコーダを調査し、
その中から好適なプレコーダを表現するPI1とPI2の様々な組み合わせを決定すれば
よい。
拡張フィードバックモードでは、下りリンク帯域幅(あるいは下りリンクコンポーネン
トキャリア帯域幅)単位のPI1とPI2とを報告することもできるし、部分帯域幅単位
の報告を行うこともできる。あるいは、下りリンク帯域幅単位のPI1と、部分帯域幅単
位のPI2とを報告することもできる。図13はPIを測定するためのRSの一例を示し
ている。広帯域に渡って配置されたRSの測定結果を用いて下りリンク帯域幅単位のPI
1を決定し、決定したPI1と部分帯域幅内のRSの測定結果とを用いて、部分帯域幅単
位のPI2を決定する。
図14は、本実施形態に係るプロシージャの一例を示している。図14に示したプロシ
ージャは、拡張フィードバックモードにおけるプロシージャの一例である。まず、基地局
はRRCシグナリングを介して、端末装置におけるフィードバックのパラメータを設定し
、周期的なフィードバックを指示する(ステップS1401)。周期的なフィードバック
を指示された端末装置は、設定されたフィードバックのパラメータに従いRI(ステップ
S1402)、PI1(ステップS1403)、PI2(ステップS1404)、W−C
QI(ステップS1405)をそれぞれ周期的に基地局装置に報告する。S−CQIをフ
ィードバックする拡張フィードバックモードの場合は、さらにS−CQIを周期的に報告
する(ステップS1406)。なお、ここではステップS1401における端末装置にお
けるフィードバックのパラメータを設定、および周期的なフィードバックの指示をRRC
シグナリングで行う例について説明するが、これに限るものではない。例えば、下りリン
ク物理制御チャネルを介した動的なシグナリングなどで、パラメータを設定あるいは周期
的なフィードバックの指示を行うようにしても同様の効果を得ることができる。
ここで、W−CQIあるいはS−CQIを報告するサブフレームとPI1やPI2を報
告するサブフレーム、あるいはRIを報告するサブフレームとが同じサブフレームになる
場合が生じる。この場合、RI>PI1>PI2>W−CQI>S−CQIの順、RI>
W−CQI>PI1>PI2>S−CQIの順、あるいはRI>PI1>W−CQI>P
I2>S−CQIの順など、フィードバックするコンテンツに対して優先度をつけておき
、優先度の高いコンテンツを報告する。これにより、報告するサブフレームが重なった場
合でも、いずれのコンテンツを報告するかを一意に決めることができる。また、コンテン
ツの重要度に応じて優先度をつけることができるため、重要度の高いコンテンツを優先し
て報告することができる。また、ステップ1401におけるRRCシグナリングで、RI
、PI1あるいはPI2をフィードバックしないように設定することも可能である。これ
らの設定は、RIとPI1とPI2とで個別に設定されてもよいし、一つの指標でまとめ
て設定されても良い。
図15は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図15に示し
たフィードバックモード1Aは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード1Aでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQIの報告を行う。より具体的に
は、数式(1)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIとPI2をフィードバックし
、数式(5)を満たすサブフレームにおいてRIをフィードバックし、数式(6)を満た
すサブフレームにおいてPI1をフィードバックする。


ここで、nは各無線フレームに振られたシステムフレーム番号、nは無線フレーム内
の各スロットに降られたスロット番号である。また、N、MRI、NOFFSET、C
QI、NOFFSET、RIは、上述のように、基地局装置により端末装置において設定
される値である。Xは、拡張フィードバックモードであるか後方互換フィードバックモー
ドであるかに対応する値(拡張フィードバックモードと後方五感フィードバックモードの
いずれであるかを示すパラメータ)であり、2または1の値に設定される。
Xが1に設定された場合、数式(5)と数式(6)はともに数式(2)と等価となり、
フィードバックモード1におけるRI・W−CQI(W−PMI)のパラメータ設定と、
フィードバックモード1AにおけるRI(PI1)・W−CQI(PI2)のパラメータ
設定とが一致する。このとき、RIを送信するサブフレームでPI1を同時に送信しても
よいし、送信しなくてもよい。Xが2に設定された場合、フィードバックモード1におけ
るRIの送信間隔が2倍になり、空いたサブフレームでPI1を送信するという拡張とな
る。このように、後方互換フィードバックモードであるフィードバックモード1における
W−PMIに代えてPI2を報告し、フィードバックモード1におけるRI報告のリソー
スを用いてRIとPI1とを報告する。これにより、報告に要する上りリンクのオーバヘ
ッドを軽減することができる。また、異なる端末装置の報告の衝突を軽減することができ
る。さらに、PI1とPI2の報告周期を異なって設定することができるため、それぞれ
の部分プレコーダ情報の役割に沿った効率的な部分プレコーダ情報のフィードバックが可
能となる。
なお、Xは図14におけるステップ1401において端末装置に設定することができる
。あるいは、送信モードなど、他のパラメータに関連付けて設定することもできる。例え
ば、基地局装置が端末装置に拡張送信モードを設定した場合は、端末装置はXの値を2と
し、後方互換送信モードを設定した場合は、端末装置はXの値を1とするなどの処理を行
えばよい。これにより、Xを個別に指定する必要がなくなる。
図16は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図16に示し
たフィードバックモード1Bは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード1Bでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQIの報告を行う。より具体的に
は、数式(1)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIをフィードバックし、数式(
5)を満たすサブフレームにおいてRIとPI1をフィードバックし、数式(6)を満た
すサブフレームにおいてPI2をフィードバックする。
Xが1に設定された場合、数式(5)と数式(6)はともに数式(2)と等価となり、
フィードバックモード1におけるRI・W−CQI(W−PMI)のパラメータ設定と、
フィードバックモード1BにおけるRI(PI1、PI2)・W−CQIのパラメータ設
定とが一致する。このとき、RIを送信するサブフレームでPI1あるいはPI2を同時
に送信してもよいし、送信しなくてもよい。Xが2に設定された場合、フィードバックモ
ード1におけるRIの報告間隔が2倍になり、空いたサブフレームでPI2を報告し、P
I1はRIと同じサブフレームで報告するという拡張となる。このように、後方互換フィ
ードバックモードであるフィードバックモード1におけるRI報告のリソースを用いてR
IとPI1とPI2とを報告する。これにより、報告に要する上りリンクのオーバヘッド
を軽減することができる。また、異なる端末装置の報告の衝突を軽減することができる。
さらに、RIと同時に報告するPI1よりもPI2の情報量を大きくすることができるた
め、それぞれの部分プレコーダ情報の役割に沿った効率的な部分プレコーダ情報のフィー
ドバックが可能となる。
図17は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図17に示し
たフィードバックモード1Cは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード1Cでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQIの報告を行う。より具体的に
は、数式(7)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIとPI2をフィードバックし
、数式(5)を満たすサブフレームにおいてRIをフィードバックし、数式(8)を満た
すサブフレームにおいてPI1をフィードバックする。

Xが1に設定された場合、数式(7)と数式(8)はともに数式(2)と等価となり、
フィードバックモード1におけるRI・W−CQI(W−PMI)のパラメータ設定と、
フィードバックモード1CにおけるRI・W−CQI(PI1、PI2)のパラメータ設
定とが一致する。このとき、W−CQIを送信するサブフレームでPI1を同時に送信し
てもよいし、送信しなくてもよい。Xが2に設定された場合、フィードバックモード1に
おけるW−CQIの送信間隔が2倍になり、空いたサブフレームでPI1を送信するとい
う拡張となる。このように、後方互換フィードバックモードであるフィードバックモード
1におけるW−CQIあるいはW−PMI報告のリソースを用いてW−CQIとPI1と
PI2とを報告する。これにより、報告に要する上りリンクのオーバヘッドを軽減するこ
とができる。また、異なる端末装置の報告の衝突を軽減することができる。さらに、RI
に比べてPI1やPI2の報告頻度を高くすることができるため、チャネル変動に沿った
プレコーディング処理が可能となる。
図18は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図18に示し
たフィードバックモード1Dは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード1Dでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQIの報告を行う。より具体的に
は、数式(7)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIをフィードバックし、数式(
5)を満たすサブフレームにおいてRIとPI1をフィードバックし、数式(8)を満た
すサブフレームにおいてPI2をフィードバックする。
Xが1に設定された場合、数式(7)と数式(8)はともに数式(2)と等価となり、
フィードバックモード1におけるRI・W−CQI(W−PMI)のパラメータ設定と、
フィードバックモード1DにおけるRI(PI1)・W−CQI(PI2)のパラメータ
設定とが一致する。このとき、W−CQIを送信するサブフレームでPI1を同時に送信
してもよいし、送信しなくてもよい。Xが2に設定された場合、フィードバックモード1
におけるW−CQIの送信間隔が2倍になり、空いたサブフレームでPI2を送信すると
いう拡張となる。このように、後方互換フィードバックモードであるフィードバックモー
ド1におけるRI報告のリソースを用いてRIとPI1とを報告し、フィードバックモー
ド1におけるW−CQIおよびW−PMI報告のリソースを用いてW−CQIとPI2と
を報告する。これにより、報告に要する上りリンクのオーバヘッドを軽減することができ
る。また、異なる端末装置の報告の衝突を軽減することができる。さらに、1つのサブフ
レームで報告するPI2の情報量を大きくすることができるため、詳細な部分プレコーダ
情報の報告が可能となる。
図19は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図19に示し
たフィードバックモード2Aは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード2Aでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQI、S−CQIの報告を行う。
より具体的には、数式(3)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIとPI2をフィ
ードバックし、数式(9)を満たすサブフレームにおいてRIをフィードバックし、数式
(10)を満たすサブフレームにおいてPI1をフィードバックする。

Xが1に設定された場合、数式(9)と数式(10)はともに数式(4)と等価となり
、フィードバックモード2におけるRI・W−CQI(W−PMI)・S−CQIのパラ
メータ設定と、フィードバックモード2AにおけるRI(PI1)・W−CQI(PI2
)・S−CQIのパラメータ設定とが一致する。このとき、RIを送信するサブフレーム
でPI1を同時に送信してもよいし、送信しなくてもよい。Xが2に設定された場合、フ
ィードバックモード2におけるRIの送信間隔が2倍になり、空いたサブフレームでPI
1を送信するという拡張となる。また、H=J・K+1であり、フィードバックモード2
と同様に、フィードバックモード2AにおいてもJ個のBPにおけるCQI(S−CQI
)の報告をKサイクル繰り返す。このように、後方互換フィードバックモードであるフィ
ードバックモード2におけるW−PMIに代えてPI2を報告し、フィードバックモード
2におけるRI報告のリソースを用いてRIとPI1とを報告する。これにより、報告に
要する上りリンクのオーバヘッドを軽減することができる。また、異なる端末装置の報告
の衝突を軽減することができる。さらに、PI1とPI2の報告周期を異なって設定する
ことができるため、それぞれの部分プレコーダ情報の役割に沿った効率的な部分プレコー
ダ情報のフィードバックが可能となる。
図20は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図20に示し
たフィードバックモード2Bは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード2Bでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQI、S−CQIの報告を行う。
より具体的には、数式(3)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIをフィードバッ
クし、数式(9)を満たすサブフレームにおいてRIとPI1をフィードバックし、数式
(10)を満たすサブフレームにおいてPI2をフィードバックする。
Xが1に設定された場合、数式(9)と数式(10)はともに数式(4)と等価となり
、フィードバックモード2におけるRI・W−CQI(W−PMI)・S−CQIのパラ
メータ設定と、フィードバックモード2BにおけるRI(PI1、PI2)・W−CQI
・S−CQIのパラメータ設定とが一致する。このとき、RIを送信するサブフレームで
PI1あるいはPI2を同時に送信してもよいし、送信しなくてもよい。Xが2に設定さ
れた場合、フィードバックモード2におけるRIの送信間隔が2倍になり、空いたサブフ
レームでPI2を送信するという拡張となる。また、H=J・K+1であり、フィードバ
ックモード2と同様に、フィードバックモード2BにおいてもJ個のBPにおけるCQI
(S−CQI)の報告をKサイクル繰り返す。このように、後方互換フィードバックモー
ドであるフィードバックモード2におけるRI報告のリソースを用いてRIとPI1とP
I2とを報告する。これにより、報告に要する上りリンクのオーバヘッドを軽減すること
ができる。また、異なる端末装置の報告の衝突を軽減することができる。さらに、RIと
同時に報告するPI1よりもPI2の情報量を大きくすることができるため、それぞれの
部分プレコーダ情報の役割に沿った効率的な部分プレコーダ情報のフィードバックが可能
となる。
図21は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図21に示し
たフィードバックモード2Cは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード2Cでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQI、S−CQIの報告を行う。
より具体的には、数式(11)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIとPI2をフ
ィードバックし、数式(9)を満たすサブフレームにおいてRIをフィードバックし、数
式(12)を満たすサブフレームにおいてPI1をフィードバックする。

Xが1に設定された場合、数式(11)と数式(12)はともに数式(3)と等価とな
り、フィードバックモード2におけるRI・W−CQI(W−PMI)・S−CQIのパ
ラメータ設定と、フィードバックモード2CにおけるRI・W−CQI(PI1、PI2
)・S−CQIのパラメータ設定とが一致する。このとき、W−CQIを送信するサブフ
レームでPI1を同時に送信してもよいし、送信しなくてもよい。Xが2に設定された場
合、フィードバックモード2におけるW−CQIの送信間隔が2倍になり、空いたサブフ
レームでPI1を送信するという拡張となる。また、H=J・K+1であり、フィードバ
ックモード2と同様に、フィードバックモード2CにおいてもJ個のBPにおけるCQI
(S−CQI)の報告をKサイクル繰り返す。ただし、フィードバックモード2Cでは、
PI1の報告とW−CQI(PI2)の報告の合間にKサイクル繰り返すことになる。異
なる観点から言えば、W−CQI(PI2)の報告の合間に、X・Kサイクル繰り返すこ
とになる。このように、後方互換フィードバックモードであるフィードバックモード2に
おけるW−CQIあるいはW−PMI報告のリソースを用いてW−CQIとPI1とPI
2とを報告する。これにより、報告に要する上りリンクのオーバヘッドを軽減することが
できる。また、異なる端末装置の報告の衝突を軽減することができる。さらに、RIに比
べてPI1やPI2の報告頻度を高くすることができるため、チャネル変動に沿ったプレ
コーディング処理が可能となる。
図22は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図22に示し
たフィードバックモード2Dは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード2Dでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQI、S−CQIの報告を行う。
より具体的には、数式(11)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIをフィードバ
ックし、数式(9)を満たすサブフレームにおいてRIとPI1をフィードバックし、数
式(12)を満たすサブフレームにおいてPI2をフィードバックする。
Xが1に設定された場合、数式(11)と数式(12)はともに数式(3)と等価とな
り、フィードバックモード2におけるRI・W−CQI(W−PMI)・S−CQIのパ
ラメータ設定と、フィードバックモード2CにおけるRI(PI1)・W−CQI(PI
2)・S−CQIのパラメータ設定とが一致する。このとき、W−CQIを送信するサブ
フレームでPI2を同時に送信してもよいし、送信しなくてもよい。Xが2に設定された
場合、フィードバックモード2におけるW−CQIの送信間隔が2倍になり、空いたサブ
フレームでPI2を送信するという拡張となる。また、H=J・K+1であり、フィード
バックモード2と同様に、フィードバックモード2DにおいてもJ個のBPにおけるCQ
I(S−CQI)の報告をKサイクル繰り返す。ただし、フィードバックモード2Dでは
、PI2の報告とW−CQIの報告の合間にKサイクル繰り返すことになる。異なる観点
から言えば、W−CQIの報告の合間に、X・Kサイクル繰り返すことになる。このよう
に、後方互換フィードバックモードであるフィードバックモード2におけるRI報告のリ
ソースを用いてRIとPI1とを報告し、フィードバックモード2におけるW−CQIお
よびW−PMI報告のリソースを用いてW−CQIとPI2とを報告する。これにより、
報告に要する上りリンクのオーバヘッドを軽減することができる。また、異なる端末装置
の報告の衝突を軽減することができる。さらに、1つのサブフレームで報告するPI2の
情報量を大きくすることができるため、詳細な部分プレコーダ情報の報告が可能となる。
図23は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図23に示し
たフィードバックモード1Eは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード1Eでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQIの報告を行う。より具体的に
は、数式(13)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIをフィードバックし、数式
(14)を満たすサブフレームにおいてRIをフィードバックし、数式(15)を満たす
サブフレームにおいてPI1をフィードバックし、数式(16)を満たすサブフレームに
おいてPI2をフィードバックする。




ここで、XおよびXは、拡張フィードバックモードであるか後方互換フィードバック
モードであるかに対応する値であり、2または1の値に設定される。
およびXがともに1に設定された場合、数式(13)と数式(16)はともに数
式(1)と等価となり、数式(14)と数式(15)はともに数式(2)と等価となり、
フィードバックモード1におけるRI・W−CQI(W−PMI)のパラメータ設定と、
フィードバックモード1EにおけるRI(PI1)・W−CQI(PI2)のパラメータ
設定とが一致する。このとき、RIを送信するサブフレームでPI1を同時に送信しても
よいし、送信しなくてもよい。また、W−CQIを送信するサブフレームでPI2を同時
に送信してもよいし、送信しなくてもよい。Xが2に設定された場合、フィードバック
モード1におけるW−CQIの送信間隔が2倍になり、空いたサブフレームでPI2を送
信するという拡張となる。また、Xが2、Xが1に設定された場合、フィードバック
モード1におけるRIの送信間隔が2倍になり、空いたサブフレームでPI1を送信する
という拡張となる。さらに、XおよびXがともに2に設定された場合、フィードバッ
クモード1におけるW−CQIの送信間隔が2倍、RIの送信間隔が4倍になり、空いた
サブフレームでPI1およびPI2を送信するという拡張となる。このように、後方互換
フィードバックモードであるフィードバックモード1におけるW−PMIに代えてPI2
を報告し、フィードバックモード1におけるRI報告のリソースを用いてRIとPI1と
を報告する。これにより、報告に要する上りリンクのオーバヘッドを軽減することができ
る。また、異なる端末装置の報告の衝突を軽減することができる。さらに、PI1とPI
2の報告周期を異なって設定することができるため、それぞれの部分プレコーダ情報の役
割に沿った効率的な部分プレコーダ情報のフィードバックが可能となる。
なお、XまたはXは図14におけるステップ1401において端末装置に設定する
ことができる。XおよびXを個別に設定してもよいし、XとXを常に同じ値とな
るように設定してもよい。あるいは、送信モードなど、他のパラメータに関連付けて設定
することもできる。例えば、基地局装置が端末装置に拡張送信モードを設定した場合は、
端末装置はXおよびXの値を2とし、後方互換送信モードを設定した場合は、端末装
置はXおよびXの値を1とするなどの処理を行えばよい。これにより、XまたはX
を個別に指定する必要がなくなる。
図24は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図24に示し
たフィードバックモード2Eは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード2Eでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQI、S−CQIの報告を行う。
より具体的には、数式(3)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIおよびPI1を
フィードバックし、数式(4)を満たすサブフレームにおいてRIをフィードバックする
。S−CQIおよびPI2は、W−CQIの報告周期であるH・Nサブフレームの期間
に交互に報告される。S−CQIおよびPI2は、それぞれX・Nの周期でJ・K回ず
つ報告される。ここで、H=X・J・K+1である。J・K回報告されるS−CQIある
いはPI2のそれぞれは、BPを代表するCQIあるいはPIである。J個のBPにおけ
るCQIあるいはPIを、周波数の低いBPにおけるCQIあるいはPIから交互に順次
報告し、下りリンク帯域幅を網羅するようにそれぞれJ回の報告が行われる。さらに、J
回の報告をKサイクル繰り返すことにより、H・Nサブフレームの期間にJ・K回ずつ
の報告が行われる。
Xが1に設定された場合、フィードバックモード2におけるRI・W−CQI(W−P
MI)・S−CQIのパラメータ設定と、フィードバックモード2EにおけるRI・W−
CQI(PI1)・S−CQI(PI2)のパラメータ設定とが一致する。このとき、W
−CQIを送信するサブフレームでPI1を同時に送信してもよいし、送信しなくてもよ
い。また、S−CQIを送信するサブフレームでPI2を同時に送信してもよいし、送信
しなくてもよい。Xが2に設定された場合、フィードバックモード2におけるW−CQI
の送信間隔が(J・K+1)Nから(2・J・K+1)Nになり、空いたサブフレー
ムでPI2を送信するという拡張となる。このように、後方互換フィードバックモードで
あるフィードバックモード2におけるW−PMIに代えてPI1を報告し、フィードバッ
クモード2におけるS−CQI報告のリソースを用いてS−CQIとPI2とを報告する
。これにより、報告に要する上りリンクのオーバヘッドを軽減することができる。また、
異なる端末装置の報告の衝突を軽減することができる。さらに、PI1とPI2の報告周
期を異なって設定することができるため、それぞれの部分プレコーダ情報の役割に沿った
効率的な部分プレコーダ情報のフィードバックが可能となる。また、PI2に対して多く
の報告機会をスケジューリングすることができるため、BP単位のPI2を報告するのに
適している。
図25は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図25に示し
たフィードバックモード2Fは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード2Fでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQI、S−CQIの報告を行う。
より具体的には、数式(3)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIをフィードバッ
クし、数式(17)を満たすサブフレームにおいてRIをフィードバックし、数式(18
)を満たすサブフレームにおいてPI1をフィードバックする。S−CQIおよびPI2
は、W−CQIの報告周期であるH・Nサブフレームの期間に交互に報告される。S−
CQIおよびPI2は、それぞれX・Nの周期でJ・K回ずつ報告される。ここで、
H=X・J・K+1である。J・K回報告されるS−CQIあるいはPI2のそれぞれ
は、BPを代表するCQIあるいはPIである。J個のBPにおけるCQIあるいはPI
を、周波数の低いBPにおけるCQIあるいはPIから交互に順次報告し、下りリンク帯
域幅を網羅するようにそれぞれJ回の報告が行われる。さらに、J回の報告をKサイクル
繰り返すことにより、H・Nサブフレームの期間にJ・K回ずつの報告が行われる。

およびXがともに1に設定された場合、数式(17)と数式(18)はともに数
式(4)と等価となり、フィードバックモード1におけるRI・W−CQI(W−PMI
)・S−CQIのパラメータ設定と、フィードバックモード2EにおけるRI(PI1)
・W−CQI・S−CQI(PI2)のパラメータ設定とが一致する。このとき、RIを
送信するサブフレームでPI1を同時に送信してもよいし、送信しなくてもよい。また、
S−CQIを送信するサブフレームでPI2を同時に送信してもよいし、送信しなくても
よい。Xが2に設定された場合、フィードバックモード2におけるW−CQIの送信間
隔が(J・K+1)Nから(2・J・K+1)Nになり、空いたサブフレームでPI
2を送信するという拡張となる。また、Xが2、Xが1に設定された場合、フィード
バックモード2におけるRIの送信間隔が2倍になり、空いたサブフレームでPI1を送
信するという拡張となる。さらに、XおよびXがともに2に設定された場合、フィー
ドバックモード2におけるW−CQIの送信間隔が(J・K+1)Nから(2・J・K
+1)Nになり、RIの送信間隔が(J・K+1)N・MRIから2・(2・J・K
+1)N・MRIになり、空いたサブフレームでPI1およびPI2を送信するという
拡張となる。このように、後方互換フィードバックモードであるフィードバックモード2
におけるRIを報告するリソースを用いてRIとPI1とを報告し、フィードバックモー
ド2におけるS−CQI報告のリソースを用いてS−CQIとPI2とを報告する。これ
により、報告に要する上りリンクのオーバヘッドを軽減することができる。また、異なる
端末装置の報告の衝突を軽減することができる。さらに、PI1とPI2の報告周期を異
なって設定することができるため、それぞれの部分プレコーダ情報の役割に沿った効率的
な部分プレコーダ情報のフィードバックが可能となる。また、PI2に対して多くの報告
機会をスケジューリングすることができるため、BP単位のPI2を報告するのに適して
いる。
なお、XまたはXは図14におけるステップ1401において端末装置に設定する
ことができる。XおよびXを個別に設定してもよいし、XとXを常に同じ値とな
るように設定してもよい。あるいは、送信モードなど、他のパラメータに関連付けて設定
することもできる。例えば、基地局装置が端末装置に拡張送信モードを設定した場合は、
端末装置はXおよびXの値を2とし、後方互換送信モードを設定した場合は、端末装
置はXおよびXの値を1とするなどの処理を行えばよい。これにより、XまたはX
を個別に指定する必要がなくなる。
このように、基地局装置は端末装置に対して、プレコーディング行列をフィードバック
する後方互換フィードバックモードまたは複数の部分プレコーダ情報をフィードバックす
る拡張フィードバックモードを設定する。このとき、拡張フィードバックモードにおける
周期およびオフセット値に係るパラメータを後方互換フィードバックモードと同じにする
。また、拡張フィードバックモードであるか後方互換フィードバックモードであるかに対
応するパラメータを導入した数式により、フィードバックされるコンテンツ(RI、PI
1、PI2、W−CQIなど)それぞれに対して、報告を行うサブフレームを決定する。
また、部分プレコーダ情報を報告するに際し、後方互換フィードバックモードにおけるR
IあるいはCQIを報告するリソースの一部でPIを報告する。さらに、RIあるいはC
QIとPIとを交互に報告する。これにより、拡張フィードバックモードと後方互換フィ
ードバックモードを容易に切り替えることができる。また、基地局装置から端末装置への
シグナリングのオーバヘッドを低減することができる。さらに、いずれのコンテンツも適
切な周期で報告することが可能となる。
(第2の実施形態)
上記第1の実施形態では、拡張フィードバックモードにおける周期およびオフセット値
に係るパラメータを後方互換フィードバックモードと同じにする場合について説明した。
本発明の第2の実施形態では、拡張フィードバックモードにおけるオフセット値に係るパ
ラメータが後方互換フィードバックモードとは異なる場合について説明する。以下、図面
を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る基地局
装置と端末装置との間のプロシージャは、図14に示したプロシージャと同様のプロシー
ジャで実現することができる。
図26は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図26に示し
たフィードバックモード1Fは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード1Fでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQIの報告を行う。より具体的に
は、数式(1)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIとPI2をフィードバックし
、数式(2)を満たすサブフレームにおいてRIをフィードバックし、数式(19)を満
たすサブフレームにおいてPI1をフィードバックする。

ここで、NOFFSET、PIは所定の値である。
図26に示したフィードバックモード1Fでは、W−CQIおよびPI2は、Nサブ
フレームの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQIだけシフトした
(オフセットされた)サブフレームで報告される。また、RIは、W−CQIの周期のM
RI倍であるN・MRIの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQ
+NOFFSET、RIだけシフトしたサブフレーム、すなわちW−CQIからさらに
OFFSET、RIだけシフトしたサブフレームで報告される。さらに、PI1は、P
Iと同じく、RIと同じ周期であるN・MRIの周期で、基準となるサブフレームから
OFFSET、CQI+NOFFSET、RI+NOFFSET、PIだけシフトした
サブフレーム、すなわちRIからさらにNOFFSET、PIだけシフトしたサブフレー
ムで報告される。
図27は、PIの報告に関するパラメータテーブルの一例を示している。なお、CQI
あるいはRIのパラメータテーブルは、図8あるいは図9に示したパラメータテーブルを
用いる。基地局装置と端末装置は、予めパラメータテーブルを共有しておく。基地局装置
は、複数の端末装置間でのフィードバックリソースのスケジューリングあるいは端末装置
毎の受信電力値の推移などに基づいて、任意の端末装置に適したW−CQI、PI、RI
の周期およびオフセット値からNおよびNOFFSET、CQI、NOFFSET、R
I、OFFSET、PIを算出し、パラメータテーブルを用いて、算出したNおよび
OFFSET、CQI、NOFFSET、RI、OFFSET、PIに対応するI
QI、IRI、IPI(部分プレコーダ情報を報告するタイミングのオフセットを示す第
2のパラメータ)を選択して端末装置に設定する。ICQI、IRI、IPIを設定され
た端末装置は、設定されたICQI、IRI、IPIとパラメータテーブルとを用いて、
およびNOFFSET、CQI、NOFFSET、RI、OFFSET、PIを取
得し、取得したNおよびNOFFSET、CQI、NOFFSET、RI、OFFS
ET、PIを用いてW−CQI、PI、RIを報告するサブフレームを決定する。
なお、NOFFSET、PIは図14におけるステップ1401において端末装置に設
定することができる。あるいは、送信モードなど、他のパラメータに関連付けて設定する
ようにしたり、固定にしたりすることもできる。
このように、後方互換フィードバックモードであるフィードバックモード1のW−PM
Iに代えてPI2を報告するとともに、PI1のオフセット値に係るパラメータを、フィ
ードバックモード1におけるパラメータとは別に設定する。これにより、フィードバック
モード1においてフィードバックされるコンテンツは、拡張フィードバックモードにおい
ても同じ周期あるいはオフセット値でフィードバックすることができる。また、PI1の
周期をRIと同じにすることで、異なるコンテンツの報告の衝突を低減することができる
図28は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図28に示し
たフィードバックモード1Gは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード1Gでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQIの報告を行う。より具体的に
は、数式(1)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIをフィードバックし、数式(
2)を満たすサブフレームにおいてRIとPI1をフィードバックし、数式(19)を満
たすサブフレームにおいてPI2をフィードバックする。
図28に示したフィードバックモード1Gでは、W−CQIは、Nサブフレームの周
期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQIだけシフトしたサブフレーム
で報告される。また、RIおよびPI1は、W−CQIの周期のMRI倍であるN・M
RIの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQI+NOFFSET、
RIだけシフトしたサブフレーム、すなわちW−CQIからさらにNOFFSET、RI
だけシフトしたサブフレームで報告される。さらに、PI2は、RIと同じ周期であるN
・MRIの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQI+NOFFS
ET、PIだけシフトしたサブフレーム、すなわちW−CQIからさらにNOFFSET
、PIだけシフトしたサブフレームで報告される。
このように、後方互換フィードバックモードであるフィードバックモード1のRIを報
告するリソースを用いてRIとPI1とを報告するとともに、PI2のオフセット値に係
るパラメータを、フィードバックモード1におけるパラメータとは別に設定する。これに
より、フィードバックモード1においてフィードバックされるコンテンツは、拡張フィー
ドバックモードにおいても同じ周期あるいはオフセット値でフィードバックすることがで
きる。また、PI2の周期をRIと同じにすることで、異なるコンテンツの報告の衝突を
低減することができる。
図29は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図29に示し
たフィードバックモード2Gは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード2Gでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQI、S−CQIの報告を行う。
より具体的には、数式(3)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIとPI2をフィ
ードバックし、数式(4)を満たすサブフレームにおいてRIをフィードバックし、数式
(20)を満たすサブフレームにおいてPI1をフィードバックする。
図29に示したフィードバックモード2Gでは、W−CQIおよびPI2は、H・N
サブフレームの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQIだけシフト
したサブフレームで報告される。また、RIは、W−CQIの周期のMRI倍であるN
・MRIの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQI+NOFFSE
T、RIだけシフトしたサブフレーム、すなわちW−CQIからさらにNOFFSET、
RIだけシフトしたサブフレームで報告される。さらに、PI1は、PIと同じく、W−
CQIの周期のMRI倍であるN・MRIの周期で、基準となるサブフレームからN
FFSET、CQI+NOFFSET、RI+NOFFSET、PIだけシフトしたサブ
フレーム、すなわちRIからさらにNOFFSET、PIだけシフトしたサブフレームで
報告される。また、H=J・K+1であり、フィードバックモード2と同様に、フィード
バックモード2GにおいてもJ個のBPにおけるCQI(S−CQI)の報告をKサイク
ル繰り返す。
このように、後方互換フィードバックモードであるフィードバックモード2のW−PM
Iを報告するリソースを用いてPI2を報告するとともに、PI1のオフセット値に係る
パラメータを、フィードバックモード2におけるパラメータとは別に設定する。これによ
り、フィードバックモード2においてフィードバックされるコンテンツは、拡張フィード
バックモードにおいても同じ周期あるいはオフセット値でフィードバックすることができ
る。また、PI1の周期をRIと同じにすることで、異なるコンテンツの報告の衝突を低
減することができる。
図30は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図30に示し
たフィードバックモード2Hは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード2Hでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQI、S−CQIの報告を行う。
より具体的には、数式(3)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIをフィードバッ
クし、数式(4)を満たすサブフレームにおいてRIとPI1をフィードバックし、数式
(20)を満たすサブフレームにおいてPI2をフィードバックする。
図30に示したフィードバックモード2Hでは、W−CQIは、H・Nサブフレーム
の周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQIだけシフトしたサブフレ
ームで報告される。また、RIおよびPI2は、W−CQIの周期のMRI倍であるN
・MRIの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQI+NOFFSE
T、RIだけシフトしたサブフレーム、すなわちW−CQIからさらにNOFFSET、
RIだけシフトしたサブフレームで報告される。さらに、PI2は、PIと同じく、W−
CQIの周期のMRI倍であるN・MRIの周期で、基準となるサブフレームからN
FFSET、CQI+NOFFSET、RI+NOFFSET、PIだけシフトしたサブ
フレーム、すなわちRIからさらにNOFFSET、PIだけシフトしたサブフレームで
報告される。また、H=J・K+1であり、フィードバックモード2と同様に、フィード
バックモード2HにおいてもJ個のBPにおけるCQI(S−CQI)の報告をKサイク
ル繰り返す。
このように、後方互換フィードバックモードであるフィードバックモード2のRIを報
告するリソースを用いてRIとPI1とを報告するとともに、PI2のオフセット値に係
るパラメータを、フィードバックモード2におけるパラメータとは別に設定する。これに
より、フィードバックモード2においてフィードバックされるコンテンツは、拡張フィー
ドバックモードにおいても同じ周期あるいはオフセット値でフィードバックすることがで
きる。また、PI2の周期をRIと同じにすることで、異なるコンテンツの報告の衝突を
低減することができる。
図31は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図31に示し
たフィードバックモード1Hは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード1Hでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQIの報告を行う。より具体的に
は、数式(1)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIとPI2をフィードバックし
、数式(2)を満たすサブフレームにおいてRIをフィードバックし、数式(21)を満
たすサブフレームにおいてPI1をフィードバックする。
図31に示したフィードバックモード1Hでは、W−CQIおよびPI2は、Nサブ
フレームの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQIだけシフトした
サブフレームで報告される。また、RIは、W−CQIの周期のMRI倍であるN・M
RIの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQI+NOFFSET、
RIだけシフトしたサブフレーム、すなわちW−CQIからさらにNOFFSET、RI
だけシフトしたサブフレームで報告される。さらに、PI1は、W−CQIと同じ周期で
あるNの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQI+NOFFSE
T、PIだけシフトしたサブフレーム、すなわちW−CQIからさらにNOFFSET、
PIだけシフトしたサブフレームで報告される。
このように、後方互換フィードバックモードであるフィードバックモード1のW−PM
Iを報告するリソースを用いてPI2を報告するとともに、PI1のオフセット値に係る
パラメータを、フィードバックモード1におけるパラメータとは別に設定する。これによ
り、フィードバックモード1においてフィードバックされるコンテンツは、拡張フィード
バックモードにおいても同じ周期あるいはオフセット値でフィードバックすることができ
る。また、PI1の周期をW−CQIと同じにすることで、異なるコンテンツの報告の衝
突を低減することができる。
図32は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図32に示し
たフィードバックモード1Iは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード1Iでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQIの報告を行う。より具体的に
は、数式(1)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIをフィードバックし、数式(
2)を満たすサブフレームにおいてRIとPI1をフィードバックし、数式(21)を満
たすサブフレームにおいてPI2をフィードバックする。
図32に示したフィードバックモード1Iでは、W−CQIおよびPI2は、Nサブ
フレームの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQIだけシフトした
サブフレームで報告される。また、RIおよびPI1は、W−CQIの周期のMRI倍で
あるN・MRIの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQI+N
FFSET、RIだけシフトしたサブフレーム、すなわちW−CQIからさらにNOFF
SET、RIだけシフトしたサブフレームで報告される。さらに、PI2は、W−CQI
と同じ周期であるNの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQI
OFFSET、PIだけシフトしたサブフレーム、すなわちW−CQIからさらにN
FFSET、PIだけシフトしたサブフレームで報告される。
このように、後方互換フィードバックモードであるフィードバックモード1のRIを報
告するリソースを用いてRIとPI1とを報告するとともに、PI2のオフセット値に係
るパラメータを、フィードバックモード1におけるパラメータとは別に設定する。これに
より、フィードバックモード1においてフィードバックされるコンテンツは、拡張フィー
ドバックモードにおいても同じ周期あるいはオフセット値でフィードバックすることがで
きる。また、PI2の周期をW−CQIと同じにすることで、異なるコンテンツの報告の
衝突を低減することができる。
図33は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図33に示し
たフィードバックモード2Iは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード2Iでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQI、S−CQIの報告を行う。
より具体的には、数式(3)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIとPI2をフィ
ードバックし、数式(4)を満たすサブフレームにおいてRIをフィードバックし、数式
(22)を満たすサブフレームにおいてPI1をフィードバックする。また、H=J・K
+1であり、フィードバックモード2と同様に、フィードバックモード2IにおいてもJ
個のBPにおけるCQI(S−CQI)の報告をKサイクル繰り返す。
図33に示したフィードバックモード2Iでは、W−CQIおよびPI2は、H・N
サブフレームの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQIだけシフト
したサブフレームで報告される。また、RIは、W−CQIの周期のMRI倍であるH・
・MRIの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQI+NOFF
SET、RIだけシフトしたサブフレーム、すなわちW−CQIからさらにNOFFSE
T、RIだけシフトしたサブフレームで報告される。さらに、PI1は、W−CQIと同
じ周期であるH・Nの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQI
OFFSET、PIだけシフトしたサブフレーム、すなわちW−CQIからさらにN
FFSET、PIだけシフトしたサブフレームで報告される。
このように、後方互換フィードバックモードであるフィードバックモード2のW−PM
Iを報告するリソースを用いてPI2を報告するとともに、PI1のオフセット値に係る
パラメータを、フィードバックモード2におけるパラメータとは別に設定する。これによ
り、フィードバックモード2においてフィードバックされるコンテンツは、拡張フィード
バックモードにおいても同じ周期あるいはオフセット値でフィードバックすることができ
る。また、PI1の周期をW−CQIと同じにすることで、異なるコンテンツの報告の衝
突を低減することができる。
図34は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図34に示し
たフィードバックモード2Jは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード2Jでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQI、S−CQIの報告を行う。
より具体的には、数式(3)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIをフィードバッ
クし、数式(4)を満たすサブフレームにおいてRIとPI1をフィードバックし、数式
(22)を満たすサブフレームにおいてPI2をフィードバックする。また、H=J・K
+1であり、フィードバックモード2と同様に、フィードバックモード2JにおいてもJ
個のBPにおけるCQI(S−CQI)の報告をKサイクル繰り返す。
図34に示したフィードバックモード2Jでは、W−CQIは、H・Nサブフレーム
の周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQIだけシフトしたサブフレ
ームで報告される。また、RIおよびPI1は、W−CQIの周期のMRI倍であるH・
・MRIの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQI+NOFF
SET、RIだけシフトしたサブフレーム、すなわちW−CQIからさらにNOFFSE
T、RIだけシフトしたサブフレームで報告される。さらに、PI2は、W−CQIと同
じ周期であるH・Nの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQI
OFFSET、PIだけシフトしたサブフレーム、すなわちW−CQIからさらにN
FFSET、PIだけシフトしたサブフレームで報告される。
このように、後方互換フィードバックモードであるフィードバックモード2のRIを報
告するリソースを用いてRIとPI1とを報告するとともに、PI2のオフセット値に係
るパラメータを、フィードバックモード2におけるパラメータとは別に設定する。これに
より、フィードバックモード2においてフィードバックされるコンテンツは、拡張フィー
ドバックモードにおいても同じ周期あるいはオフセット値でフィードバックすることがで
きる。また、PI2の周期をW−CQIと同じにすることで、異なるコンテンツの報告の
衝突を低減することができる。
図35は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図35に示し
たフィードバックモード2Kは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード2Kでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQI、S−CQIの報告を行う。
より具体的には、数式(3)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIをフィードバッ
クし、数式(4)を満たすサブフレームにおいてRIをフィードバックし、数式(20)
を満たすサブフレームにおいてPI1をフィードバックする。S−CQIおよびPI2は
、それぞれX・Nの周期でJ・K回ずつ報告される。ここで、H=X・J・K+1であ
る。J・K回報告されるS−CQIあるいはPI2のそれぞれは、BPを代表するCQI
あるいはPIである。J個のBPにおけるCQIあるいはPIを、周波数の低いBPにお
けるCQIあるいはPIから交互に順次報告し、下りリンク帯域幅を網羅するようにそれ
ぞれJ回の報告が行われる。さらに、J回の報告をKサイクル繰り返すことにより、H・
サブフレームの期間にJ・K回ずつの報告が行われる。
図35に示したフィードバックモード2Kでは、W−CQIは、H・Nサブフレーム
の周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQIだけシフトしたサブフレ
ームで報告される。また、RIは、W−CQIの周期のMRI倍であるH・N・MRI
の周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQI+NOFFSET、RI
だけシフトしたサブフレーム、すなわちW−CQIからさらにNOFFSET、RIだけ
シフトしたサブフレームで報告される。さらに、PI1は、RIと同じ周期であるH・N
・MRIの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQI+NOFFS
ET、RI+NOFFSET、PIだけシフトしたサブフレーム、すなわちRIからさら
にNOFFSET、PIだけシフトしたサブフレームで報告される。
このように、後方互換フィードバックモードであるフィードバックモード2のS−CQ
Iを報告するリソースを用いてS−CQIとPI2とを報告するとともに、PI1のオフ
セット値に係るパラメータを、フィードバックモード2におけるパラメータとは別に設定
する。これにより、フィードバックモード2においてフィードバックされるコンテンツは
、拡張フィードバックモードにおいても同じ周期あるいはオフセット値でフィードバック
することができる。また、PI1の周期をRIと同じにすることで、異なるコンテンツの
報告の衝突を低減することができる。
図36は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図36に示し
たフィードバックモード2Lは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード2Lでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQI、S−CQIの報告を行う。
より具体的には、数式(3)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIおよびPI1を
フィードバックし、数式(4)を満たすサブフレームにおいてRIをフィードバックする
。S−CQIおよびPI2は、それぞれNの周期でJ・K回ずつ報告される。ここで、
H=J・K+1である。J・K回報告されるS−CQIあるいはPI2のそれぞれは、B
Pを代表するCQIあるいはPIである。J個のBPにおけるCQIあるいはPIを、周
波数の低いBPにおけるCQIあるいはPIから順次報告し、下りリンク帯域幅を網羅す
るようにそれぞれJ回の報告が行われる。さらに、J回の報告をKサイクル繰り返すこと
により、H・Nサブフレームの期間にJ・K回ずつの報告が行われる。
図36に示したフィードバックモード2Lでは、W−CQIおよびPI1は、H・N
サブフレームの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQIだけシフト
したサブフレームで報告される。また、RIは、W−CQIの周期のMRI倍であるH・
・MRIの周期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQI+NOFF
SET、RIだけシフトしたサブフレーム、すなわちW−CQIからさらにNOFFSE
T、RIだけシフトしたサブフレームで報告される。さらに、PI2は、S−CQIと同
じ周期であるNの周期で、S−CQIを報告するサブフレームからNOFFSET、P
だけシフトしたサブフレームで報告される。
このように、後方互換フィードバックモードであるフィードバックモード2のW−PM
Iを報告するリソースを用いてPI1を報告するとともに、PI2のオフセット値に係る
パラメータを、フィードバックモード2におけるパラメータとは別に設定する。これによ
り、フィードバックモード2においてフィードバックされるコンテンツは、拡張フィード
バックモードにおいても同じ周期あるいはオフセット値でフィードバックすることができ
る。また、PI2の周期をS−CQIと同じにすることで、異なるコンテンツの報告の衝
突を低減することができる。
図37は、本実施形態に係るフィードバックモードの一例を示している。図37に示し
たフィードバックモード1Jは拡張フィードバックモードである。このフィードバックモ
ード1Jでは、周期的にRI、PI1、PI2、W−CQIの報告を行う。より具体的に
は、数式(1)を満たすサブフレームにおいて、W−CQIをフィードバックし、数式(
2)を満たすサブフレームにおいてRIをフィードバックし、数式(23)を満たすサブ
フレームにおいてPI1をフィードバックし、数式(24)を満たすサブフレームにおい
てPI2をフィードバックする。


ここで、NOFFSET、PI1およびNOFFSET、PI2は所定の値である。
図37に示したフィードバックモード1Jでは、W−CQIは、Nサブフレームの周
期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQIだけシフトしたサブフレーム
で報告される。また、RIは、W−CQIの周期のMRI倍であるN・MRIの周期で
、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQI+NOFFSET、RIだけシフ
トしたサブフレーム、すなわちW−CQIからさらにNOFFSET、RIだけシフトし
たサブフレームで報告される。また、PI1は、RIと同じ周期であるN・MRIの周
期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQI+NOFFSET、RIだけ
シフトしたサブフレーム、すなわちRIからさらにNOFFSET、PI1だけシフトし
たサブフレームで報告される。さらに、PI2は、W−CQIと同じ周期であるNの周
期で、基準となるサブフレームからNOFFSET、CQI+NOFFSET、PI2
けシフトしたサブフレーム、すなわちW−CQIからさらにNOFFSET、PI2だけ
シフトしたサブフレームで報告される。
なお、NOFFSET、PI1およびNOFFSET、PI2は図14におけるステッ
プ1401において端末装置に設定することができる。あるいは、送信モードなど、他の
パラメータに関連付けて設定するようにしたり、固定にしたりすることもできる。
このように、後方互換フィードバックモードであるフィードバックモード1におけるパ
ラメータとは別に、PI1あるいはPI2のオフセット値に係るパラメータを設定する。
これにより、フィードバックモード1においてフィードバックされるコンテンツは、拡張
フィードバックモードにおいても同じ周期あるいはオフセット値でフィードバックするこ
とができる。また、PI1とPI2の周期をRIとW−CQIと同じにすることで、異な
るコンテンツの報告の衝突を低減することができる。
また、IPIが設定されているか否かで、拡張フィードバックモードか後方互換フィー
ドバックモードかを切り替えるようにしてもよい。例えば、図14におけるRRCシグナ
リング1401において、IPIが設定された場合は、端末装置は拡張フィードバックモ
ードを用いてフィードバックし、IPIが設定されなかった場合は、端末装置は後方互換
フィードバックモードを用いてフィードバックすることができる。
このように、基地局装置は端末装置に対して、プレコーディング行列をフィードバック
する後方互換フィードバックモードまたは複数の部分プレコーダ情報をフィードバックす
る拡張フィードバックモードを設定する。このとき、拡張フィードバックモードにおける
周期に係るパラメータを後方互換フィードバックモードと同じにし、部分プレコーダ情報
におけるオフセット値を後方互換フィードバックモードにおけるオフセット値とは別に設
定する。これにより、拡張フィードバックモードと後方互換フィードバックモードを容易
に切り替えることができる。また、異なるコンテンツの報告の衝突を低減することができ
る。
(第3の実施形態)
上記第1の実施形態および上記第2の実施形態では、1つの下りリンクコンポーネント
キャリアにおける受信品質情報を報告する場合について説明した。本発明の第3の実施形
態では、複数の下りリンクコンポーネントキャリアにおける受信品質情報を報告する場合
について説明する。以下、図面を参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。
図38は、本実施形態に係るコンポーネントキャリア構成の一例を示している。ここで
は、端末装置は、それぞれ異なる3つの下りリンクコンポーネントキャリアにおいてカバ
ーされているセル(Cell#0、Cell#1、Cell#2)に接続しており、3つ
の下りリンク(Cell#0−DL、Cell#1−DL、Cell#2−DL)におけ
る受信品質情報を1つの上りリンク(Cell#1−UL)で報告する場合について説明
する。
図39は、本実施形態に係るプロシージャの一例を示している。図39に示したプロシ
ージャは、拡張フィードバックモードにおけるプロシージャの一例である。まず、基地局
はRRCシグナリングを介して、それぞれのセルにおける端末装置におけるフィードバッ
クのパラメータを設定し、それぞれのセルにおける周期的なフィードバックを指示する(
ステップS3901)。ここでは、Cell#0−DL、Cell#1−DL、Cell
#2−DLの3つの下りリンクにおいて周期的なフィードバックが指示された場合につい
て説明する。それぞれのセルにおける端末装置におけるフィードバックのパラメータは、
図8、図9あるいは図27に示したパラメータを用いることができる。Cell#1−D
Lにおける周期的なフィードバックを指示された端末装置は、設定されたパラメータ(C
ell#1−DLにおけるICQI、IRI、IPI)に従いCell#1−DLにおけ
るRI(ステップS3902)、Cell#1−DLにおけるPI1(ステップS390
3)、Cell#1−DLにおけるPI2(ステップS3904)、Cell#1−DL
におけるW−CQI(ステップS3905)をそれぞれ周期的に基地局装置に報告する。
S−CQIをフィードバックする拡張フィードバックモードの場合は、さらにCell#
1−DLにおけるS−CQIを周期的に報告する(ステップS3906)。同様にして、
Cell#0−DLにおける周期的なフィードバックを指示された端末装置は、設定され
たパラメータ(Cell#0−DLにおけるICQI、IRI、IPI)に従いCell
#0−DLにおけるRI(ステップS3907)、Cell#0−DLにおけるPI1(
ステップS3908)、Cell#0−DLにおけるPI2(ステップS3909)、C
ell#0−DLにおけるW−CQI(ステップS3910)をそれぞれ周期的に基地局
装置に報告する。S−CQIをフィードバックする拡張フィードバックモードの場合は、
さらにCell#0−DLにおけるS−CQIを周期的に報告する(ステップS3911
)。さらに、Cell#2−DLにおける周期的なフィードバックを指示された端末装置
は、設定されたパラメータ(Cell#2−DLにおけるICQI、IRI、IPI)に
従いCell#2−DLにおけるRI(ステップS3912)、Cell#2−DLにお
けるPI1(ステップS3913)、Cell#2−DLにおけるPI2(ステップS3
914)、Cell#2−DLにおけるW−CQI(ステップS3915)をそれぞれ周
期的に基地局装置に報告する。S−CQIをフィードバックする拡張フィードバックモー
ドの場合は、さらにCell#2−DLにおけるS−CQIを周期的に報告する(ステッ
プS3916)。
ここで、Cell#0−DLにおけるICQI、IRI、IPIと、Cell#1−D
LにおけるICQI、IRI、IPIと、Cell#2−DLにおけるICQI、IRI
、IPIは、それぞれ別々の値を取るように設定することができる。または、いずれかの
パラメータは複数のセルで共通するように取り決めておき、セル共通のパラメータを設定
するようにしてもよい。
また、複数のセルにおけるW−CQIあるいはS−CQIを報告するサブフレームとP
I1やPI2を報告するサブフレーム、あるいはRIを報告するサブフレームとが同じサ
ブフレームになる場合が生じる。この場合、RI>PI1>PI2>W−CQI>S−C
QIの順、RI>W−CQI>PI1>PI2>S−CQI、あるいはRI>PI1>W
−CQI>PI2>S−CQIの順など、フィードバックするコンテンツに対して優先度
をつけておき、優先度の高いコンテンツを報告する。これにより、複数のセルを跨いで、
報告するサブフレームが重なった場合でも、いずれのコンテンツを報告するかを一意に決
めることができる。また、複数のセルを跨いで、コンテンツの重要度に応じて優先度をつ
けることができるため、重要度の高いコンテンツを優先して報告することができる。ある
いは、Cell#1>Cell#0>Cell#2の順など、フィードバックするセルに
対して優先度をつけておき、優先度の高いセルのコンテンツを報告する。これにより、複
数のセルを跨いで、報告するサブフレームが重なった場合でも、いずれのコンテンツを報
告するかを一意に決めることができる。あるいは、セルとコンテンツとの両方を考慮して
優先度をつけることもできる。
あるいは、基地局装置は端末装置に対してICQI、IRI、IPIなどのパラメータ
を設定する際に、コンポーネントキャリア間での報告の衝突を軽減するようなパラメータ
のセットを設定するようにしてもよい。例えば、一つのコンポーネントキャリアにおける
CQIとして図8に示すテーブルで7から316の値を設定した場合には、他のコンポ
ーネントキャリアにおけるICQIとして0から316の値を設定し,318から541
までの値を設定しないようにすればよい。逆に、一つのコンポーネントキャリアにおける
CQIとして318から541の値を設定した場合には、他のコンポーネントキャリア
におけるICQIとして0から1または318から541の値を設定し、2から6までの
値を設定しないようにすればよい。より好ましくは、2から316までの値を設定しない
ようにする。このように、複数のコンポーネントキャリアにおける周期の素因数が共通す
るように設定することにより、コンポーネントキャリア間での報告の衝突を軽減すること
ができる。また、この制限を利用して、複数のコンポーネントキャリアにおけるパラメー
タのセットに要する情報量を削減するようにしてもよい。
また、ステップ3901におけるRRCシグナリングで、それぞれのセルにおいてRI
、PI1あるいはPI2をフィードバックしないように設定することも可能である。これ
らの設定は、RIとPI1とPI2とで個別に設定されてもよいし、一つの指標でまとめ
て設定されても良い。また、セル個別に設定しても良いし、セル共通に設定してもよい。
さらに、ステップ3901におけるRRCシグナリングで、拡張フィードバックモード
か後方互換フィードバックモードかをセル個別に設定してもよい。例えば、第1の実施形
態で説明したX(あるいはX、X)あるいは第2の実施形態で説明したIPIなどを
セル個別で設定することにより、拡張フィードバックモードか後方互換フィードバックモ
ードかをセル個別に設定することができる。あるいは、拡張フィードバックモードか後方
互換フィードバックモードかをセル共通で設定しても良い。例えば、第1の実施形態で説
明したX(あるいはX、X)あるいは第2の実施形態で説明したIPIなどをセル共
通で設定することにより、拡張フィードバックモードか後方互換フィードバックモードか
をセル共通に設定することができる。拡張フィードバックモードが設定されたセルは、R
I1およびRI2に代えてW−PMIを報告するようにしてもよい。
なお、ここでは3つの下りリンク(Cell#0−DL、Cell#2−DL、Cel
l#3−DL)における受信品質情報を1つの上りリンク(Cell#1−UL)で報告
する場合について説明したがこれに限るものではない。例えば、4つの下りリンクにおけ
る受信品質情報を2つの上りリンクで報告する場合など、報告に用いる上りリンクコンポ
ーネントキャリア数によらず、任意の数の下りリンクコンポーネントキャリアにおける受
信品質情報を報告する場合に対して、本発明を同様に適用することができる。
このように、基地局装置は端末装置に対して、複数の下りリンクコンポーネントキャリ
アにおいて、プレコーディング行列をフィードバックする後方互換フィードバックモード
または複数の部分プレコーダ情報をフィードバックする拡張フィードバックモードを設定
する。このとき、それぞれの下りリンクコンポーネントキャリアにおける拡張フィードバ
ックモードにおける周期に係るパラメータ、あるいは部分プレコーダ情報におけるオフセ
ット値を後方互換フィードバックモードにおけるオフセット値を設定する。これにより、
複数の下りリンクコンポーネントキャリアにおいて、拡張フィードバックモードと後方互
換フィードバックモードを容易に切り替えることができる。また、異なるコンポーネント
キャリアに関する報告の衝突を低減することができる。
(第4の実施形態)
上記第3の実施形態では、複数の下りリンクコンポーネントキャリアにおける受信品質
情報を報告する場合について説明した。本発明の第4の実施形態では、複数の下りリンク
送信点(例えば、基地局装置、遠隔無線送信装置、リレー装置、小型基地局装置など)に
関する受信品質情報を報告する場合について説明する。以下、図面を参照して、本発明の
第4の実施形態について説明する。
図40は、本実施形態に係る送信点構成の一例を示している。ここでは、端末装置は、
それぞれ異なる3つの送信点(送信点0、送信点1、送信点2)においてカバーされてい
るセル(Cell#0、Cell#1、Cell#2)における受信品質を測定しており
、3つの下りリンク(Cell#0−DL、Cell#1−DL、Cell#2−DL)
における受信品質情報を1つの上りリンク(Cell#1−UL)で報告する場合につい
て説明する。
本実施形態に係るプロシージャは、図39に示したプロシージャと同様のプロシージャ
を用いることができる。第3の実施形態での複数のコンポーネントキャリアにおけるセル
を、本実施形態の複数の送信点におけるセルに置き換えることにより、上記第3の実施形
態で説明した効果と同様の効果を得ることができる。また、複数のコンポーネントキャリ
アにおけるパラメータ設定方法を、複数の送信点におけるパラメータ設定に適用すること
ができるため、複数の送信点をサポートするシステムへのフィードバックモードの拡張が
容易になる。
このように、基地局装置は端末装置に対して、複数の送信点において、プレコーディン
グ行列をフィードバックする後方互換フィードバックモードまたは複数の部分プレコーダ
情報をフィードバックする拡張フィードバックモードを設定する。このとき、それぞれの
下りリンクコンポーネントキャリアにおける拡張フィードバックモードにおける周期に係
るパラメータ、あるいは部分プレコーダ情報におけるオフセット値を後方互換フィードバ
ックモードにおけるオフセット値を設定する。これにより、複数の送信点において、拡張
フィードバックモードと後方互換フィードバックモードを容易に切り替えることができる
。また、異なる送信点に関する報告の衝突を低減することができる。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態では、本発明に係る基地局装置および端末装置が有する機能ブ
ロックについて説明する。以下、図面を参照して、本発明の第5の実施形態について説明
する。
図41は、本実施形態に係る基地局装置の構成の一例を示す概略図である。基地局装置
は、符号部4101、スクランブル部4102、変調部4103、レイヤーマッピング部
4104、プレコーディング部4105、参照信号生成部4106、リソースエレメント
マッピング部4107、OFDM信号生成部4108、送信アンテナ(基地局側送信アン
テナ)4109、受信アンテナ(基地局側受信アンテナ)4110、受信信号処理部41
11、フィードバック情報処理部4112、上位層4113を有する。
上位層4113から送られてくるコードワード(送信データ系列)毎の送信データ(ビ
ット系列)のそれぞれは、符号部4101で誤り訂正符号化およびレートマッピング処理
され、スクランブル部4102においてスクランブリング符号が乗算され、変調部410
3でPSK(Phase Shift Keying)変調やQAM(Quadratu
re Amplitude Modulation)変調などの変調処理が施される。こ
のとき、上位層4113から送られてくる送信データ系列は、RRCシグナリング用の制
御データを含む。レイヤーマッピング部4104では、変調部4103から出力された変
調シンボル系列をレイヤ毎に分配する。プレコーディング部4105は、レイヤ毎の変調
シンボル系列に対してプレコーディング処理を行う。より具体的には、プレコーディング
行列を乗算する。
参照信号生成部4106は、下りリンクRSを生成する。リソースエレメントマッピン
グ部4107は、プレコーディング部4105においてプレコーディングされた変調シン
ボル系列と、参照信号生成部4106で生成されたRSとを、所定のリソースエレメント
にマッピングする。
リソースエレメントマッピング部4107から出力されたリソースブロック群は、OF
DM信号生成部4108においてOFDM信号に変換し、下りリンク送信信号として送信
アンテナ4109から送信する。
一方、受信アンテナ4110において受信した上りリンク受信信号は、受信信号処理部
4111において所定の信号処理が施された後、フィードバック情報がフィードバック情
報処理部4112に送られる。フィードバック情報処理部4112は、端末装置から報告
された部分プレコーダ情報を用いて、プレコーディング部4105において用いるプレコ
ーディング行列を決定する。ここで、上記各実施形態で説明したように、端末装置毎に各
コンテンツを報告するタイミングを異なって設定することができる。そのため、上位層4
113によりフィードバック情報処理部4112におけるRI・CQI・PIの周期およ
びオフセットが設定され、フィードバック情報処理部4112は、いずれのタイミングで
受信信号処理部4111から送られた信号がいずれの端末装置におけるいずれのコンテン
ツを含むかを識別し、各端末装置における好適なプリコーダを再現することができる。
図42は、本実施形態に係る端末装置(受信装置)の構成の一例を示す概略図である。
端末装置は、受信アンテナ(端末側受信アンテナ)4201、OFDM信号復調部420
2、リソースエレメントデマッピング部4203、フィルタ部4204、レイヤーデマッ
ピング部4205、復調部4206、デスクランブル部4207、復号部4208、上位
層4209、参照信号測定部4210、フィードバック情報生成部4211、送信信号生
成部4212、送信アンテナ(端末側送信アンテナ)4213を有する。
受信アンテナ4201において受信した下りリンク受信信号は、OFDM信号復調部4
202においてOFDM復調処理が施され、リソースブロック群が出力される。リソース
エレメントデマッピング部4203では、RSを参照信号測定部4210に出力するとと
もに、RSがマッピングされていたリソースエレメント以外のリソースエレメントにおけ
る受信信号をフィルタ部4204に出力する。フィルタ部4204は、リソースエレメン
トデマッピング部4203から出力された受信信号に対してフィルタリング処理を行う。
フィルタリングされた信号は、プレコーディング部4105におけるプレコーディングに
対応するデプレコーディング処理がすでに施された状態であり、フィルタ部4204から
レイヤ毎の信号が出力される。レイヤーデマッピング部4205では、レイヤーマッピン
グ部4104に対応する結合処理が施され、レイヤ毎の信号をコードワード毎の信号に変
換する。変換されたコードワード毎の信号は、復調部4206において、変調部4103
における変調処理に対応した復調処理が施され、デスクランブリング部4207において
、スクランブル部4102で用いたスクランブリング符号の共役符号が乗算(スクランブ
リング符号で除算)した後、復号部4208でレートデマッピング処理および誤り訂正復
号処理が施されて、コードワード毎の受信データを取得され、上位層4209に送られる
。ここで、上位層4209に送られる受信データは、RRCシグナリングのための制御デ
ータを含んでおり、上位層4209はRRCシグナリングによる基地局装置からの指令を
取得する。
ここで、フィルタ部4204が行うフィルタリング処理では、受信アンテナ4201毎
の受信信号に対して、ZF(Zero Forcing)やMMSE(Minimum
Mean Square Error)やMLD(Maximum Likelihoo
d Detection)などの方法を用いて、図41におけるレイヤ毎の信号を検出す
る。
一方、参照信号測定部4210では、リソースエレメントデマッピング部4203にお
いて取得したRSが測定され、測定結果はフィードバック情報生成部4211に出力され
る。フィードバック情報生成部4211では、フィードバックモードに基づき、参照信号
測定部4210から出力されたRSの測定結果を用いて、部分プレコーダ情報やRI、C
QIなどのフィードバック情報を生成する。
フィードバック情報生成部4211において生成されたフィードバック情報は送信信号
生成部4212において、送信信号に変換され、上りリンク送信信号として送信アンテナ
4213を介して送信される。
ここで、上記各実施形態で説明したように、端末装置毎に各コンテンツを報告するタイ
ミングを異なって設定することができる。そのため、上位層4209によりフィードバッ
ク情報生成部4211および送信信号生成部4212におけるRI・CQI・PIの周期
およびオフセットが設定され、フィードバック情報処理部4112は、いずれのタイミン
グでいずれのコンテンツを含む信号を生成するかを識別する。また、送信信号生成部42
12は、いずれのタイミングでいずれのコンテンツを含む信号を送信するかを識別する。
なお、上記各実施形態では、好適なプレコーダを基地局に報告する場合について説明し
たが、不適なプレコーダを報告する場合に関しても、同様の処理を用いることにより、基
地局でのプレコーディング処理を効率的に行うことができる。この場合、例えば、伝搬路
を考慮した上で、受信信号電力が小さくなるようなプレコーダをコードブックから選択す
るという方法などを用いることができる。
なお、図41における基地局装置の全部または一部、あるいは図42における端末装置
の全部または一部との機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み
込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュー
タシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホ
ームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気
ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハー
ドディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」
とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送
信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合
のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定
時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した
機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシ
ステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良
い。
また、図41における基地局装置の全部または一部と、図42における端末装置の全部
または一部との機能を集積回路に集約して実現してもよい。基地局装置、及び端末装置の
各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、又は全部を集積してチップ化して
もよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現
しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現し
た場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施
形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる
本発明は、無線基地局装置や無線端末装置や無線通信システムや無線通信方法に用いて
好適である。
101…基地局装置
102…端末装置
103…下りリンク送信信号
104…フィードバック情報
4101…符号部
4102…スクランブル部
4103…変調部
4104…レイヤーマッピング部
4105…プレコーディング部
4106…参照信号生成部
4107…リソースエレメントマッピング部
4108…OFDM信号生成部
4109…送信アンテナ
4110…受信アンテナ
4111…受信信号処理部
4112…フィードバック情報処理部
4113…上位層
4201…受信アンテナ
4202…OFDM信号復調部
4203…リソースエレメントデマッピング部
4204…フィルタ部
4205…レイヤーデマッピング部
4206…復調部
4207…デスクランブル部
4208…復号部
4209…上位層
4210…参照信号測定部
4211…フィードバック情報生成部
4212…送信信号生成部
4213…送信アンテナ
4301…基地局装置
4302…端末装置
4303…下りリンク送信信号
4304…フィードバック情報

Claims (19)

  1. 基地局装置と通信を行う端末装置であって、
    好適なプレコーダを指定する1つのプレコーダ情報を周期的に前記基地局装置に報告す
    る第1のフィードバックモードと、前記好適なプレコーダを指定する複数の部分プレコー
    ダ情報を周期的に前記基地局装置に報告する第2のフィードバックモードとを切り替える
    ことを特徴とする端末装置。
  2. 前記第1のフィードバックモードにおいて、好適な空間多重数を指定するランク指標を
    周期的に前記基地局装置に報告することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記第2のフィードバックモードにおいて、前記第1のフィードバックモードにおいて
    前記ランク指標を報告する際に使用するリソースを用いて前記部分プレコーダ情報を報告
    することを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記第1のフィードバックモードにおいて、好適な伝送レートを指定する受信品質指標
    を周期的に前記基地局装置に報告することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  5. 前記第2のフィードバックモードにおいて、前記第1のフィードバックモードにおいて
    前記受信品質指標を報告する際に使用するリソースを用いて前記部分プレコーダ情報を報
    告することを特徴とする請求項4に記載の端末装置。
  6. 前記第2のフィードバックモードにおいて、好適な空間多重数を指定するランク指標を
    周期的に前記基地局装置に報告することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  7. 前記第2のフィードバックモードにおいて、前記ランク指標と同じ周期で前記部分プレ
    コーダ情報を報告することを特徴とする請求項6に記載の端末装置。
  8. 前記第2のフィードバックモードにおいて、前記ランク指標と異なるタイミングで前記
    部分プレコーダ情報を報告することを特徴とする請求項6に記載の端末装置。
  9. 前記第2のフィードバックモードにおいて、前記ランク指標と前記部分プレコーダ情報
    とを交互に報告することを特徴とする請求項6に記載の端末装置。
  10. 前記第2のフィードバックモードにおいて、好適な伝送レートを指定する受信品質指標
    を周期的に前記基地局装置に報告することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  11. 前記第2のフィードバックモードにおいて、前記受信品質指標と同じ周期で前記部分プ
    レコーダ情報を報告することを特徴とする請求項10に記載の端末装置。
  12. 前記第2のフィードバックモードにおいて、前記受信品質指標と異なるタイミングで前
    記部分プレコーダ情報を報告することを特徴とする請求項10に記載の端末装置。
  13. 前記第2のフィードバックモードにおいて、前記受信品質指標と前記部分プレコーダ情
    報とを交互に報告することを特徴とする請求項10に記載の端末装置。
  14. 端末装置と通信を行う基地局装置であって、
    好適なプレコーダを指定する1つのプレコーダ情報を周期的に前記基地局装置に報告す
    る第1のフィードバックモードと、前記好適なプレコーダを指定する複数の部分プレコー
    ダ情報を周期的に前記基地局装置に報告する第2のフィードバックモードのいずれである
    かを示すパラメータを前記端末装置に設定することを特徴とする基地局装置。
  15. 端末装置と通信を行う基地局装置であって、
    好適なプレコーダを指定する1つのプレコーダ情報を周期的に前記基地局装置に報告す
    る第1のフィードバックモードと、前記好適なプレコーダを指定する複数の部分プレコー
    ダ情報を周期的に前記基地局装置に報告する第2のフィードバックモードのいずれかを前
    記端末装置に設定し、
    前記第1のフィードバックモードを設定する場合に、前記プレコーダ情報を報告する周
    期を指定する第1のパラメータを前記端末装置に設定し、
    前記第2のフィードバックモードを設定する場合に、前記第1のパラメータと、前記部
    分プレコーダ情報を報告するタイミングのオフセットを示す第2のパラメータを前記端末
    装置に設定することを特徴とする基地局装置。
  16. 基地局装置と端末装置との間で通信を行う通信システムであって、
    前記基地局装置は、
    好適なプレコーダを指定する1つのプレコーダ情報を周期的に前記基地局装置に報告す
    る第1のフィードバックモードと、前記好適なプレコーダを指定する複数の部分プレコー
    ダ情報を周期的に前記基地局装置に報告する第2のフィードバックモードのいずれかを前
    記端末装置に設定し、
    前記端末装置は、
    設定されたフィードバックモードに応じて、前記プレコーダ情報と前記部分プレコーダ
    情報のいずれかを前記基地局装置に報告することを特徴とする通信システム。
  17. 基地局装置と通信を行う端末装置における通信方法であって、
    好適なプレコーダを指定する1つのプレコーダ情報を周期的に前記基地局装置に報告す
    る第1のフィードバックモードと、前記好適なプレコーダを指定する複数の部分プレコー
    ダ情報を周期的に前記基地局装置に報告する第2のフィードバックモードとを切り替える
    ステップを有することを特徴とする通信方法。
  18. 端末装置と通信を行う基地局装置における通信方法であって、
    好適なプレコーダを指定する1つのプレコーダ情報を周期的に前記基地局装置に報告す
    る第1のフィードバックモードと、前記好適なプレコーダを指定する複数の部分プレコー
    ダ情報を周期的に前記基地局装置に報告する第2のフィードバックモードのいずれである
    かを示すパラメータを前記端末装置に設定するステップを有することを特徴とする通信方
    法。
  19. 端末装置と通信を行う基地局装置における通信方法であって、
    好適なプレコーダを指定する1つのプレコーダ情報を周期的に前記基地局装置に報告す
    る第1のフィードバックモードと、前記好適なプレコーダを指定する複数の部分プレコー
    ダ情報を周期的に前記基地局装置に報告する第2のフィードバックモードのいずれかを前
    記端末装置に設定する第1のステップと、
    前記第1のフィードバックモードを設定する場合に、前記プレコーダ情報を報告する周
    期を指定する第1のパラメータを前記端末装置に設定する第2のステップと、
    前記第2のフィードバックモードを設定する場合に、前記第1のパラメータと、前記部
    分プレコーダ情報を報告するタイミングのオフセットを示す第2のパラメータを前記端末
    装置に設定する第3のステップとを有することを特徴とする通信方法。


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JPN6014009940; Nokia Siemens Networks, Nokia: 'CSI reporting for Carrier Aggregation[online]' 3GPP TSG-RAN WG1#60b R1-101894 , 20100406, インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ra *
JPN6014009942; Panasonic: 'Periodic CQI Reporting for Carrier Aggregation[online]' 3GPP TSG-RAN WG1#60b R1-102028 , 20100406, インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ra *
JPN6014009944; NTT DOCOMO: 'Views on CSI Reporting Scheme Based on Double Codebook Structure for LTE-Advanced[online]' 3GPP TSG-RAN WG1#61 R1-103259 , 20100504, インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ra *

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