JP2012085050A - 無線受信装置および無線受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線受信装置および無線受信方法において受信特性を十分に改善すること。
【解決手段】無線受信装置1は決定部2および除去部3を備えている。決定部2は、マルチキャリア信号の各サブキャリアの受信電力および各サブキャリアの伝達関数に基づいて、各サブキャリアのそれぞれについて、各サブキャリアに対する他のサブキャリアとのサブキャリア間の干渉成分(ICI成分)に関する値を決定する。除去部3は、各サブキャリアから、決定部2により決定された干渉成分に関する値を用いて干渉成分をそれぞれ除去する。
【選択図】図1

Description

この発明は、無線受信装置および無線受信方法に関する。
従来、マルチキャリア信号を用いて通信を行う無線通信システムがある。このような無線通信システムにおいて、端末や基地局が移動すると、ドップラー効果によりサブキャリア間の干渉(ICI:Inter Carrier Interference)が起こることがある。サブキャリア間で干渉が起こると、伝送特性が劣化することがある。
サブキャリア間の干渉が原因で起こる伝送特性の劣化を抑制する方法について、Karsten Schmidtらは、「Low Complexity Inter−Carrier Interference Compensation for Mobile Reception of DVB−T」(9th International OFDM−Workshop 2004, Dresden,p.72−76)で次のように報告している。
まず、あるシンボルの各サブキャリアのチャネルHk(t)が推定される。各サブキャリアを仮等化して仮判定することで送信信号レプリカ^Xk(t)が得られる。「^X」は「X」の上に「^」が付されていることを表す。各サブキャリアに対して当該シンボルの前後のチャネル推定値をHk(t−1)およびHk(t+1)とすると、チャネル推定値の傾きH'k(t)は次の(1)式で表される。tは時刻を表す。TsはOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、直交周波数分割多重方式)のシンボル長を表す。
Figure 2012085050
H'k(t)および定数行列Ψを用いて、ICI伝達関数行列C(t)は次の(2)式で表される。hm,n(t)は第mサブキャリアにおける第nサブキャリアからのICI伝達関数を表す。
Figure 2012085050
Ψは次の(3)式で表される。diag(H'k(t))は次の(4)式で表される。NはFFT(Fast Fourier Transform、高速フーリエ変換)ポイント数を表す。ξ(n=0〜N−1)は次の(5)式で表される。
Figure 2012085050
Figure 2012085050
Figure 2012085050
ICI伝達関数を用いて、受信信号Yk(t)から干渉成分(ICI成分)として除去される片側のサブキャリアの数GのICI成分が計算される。受信信号Yk(t)からICI成分が減算される。受信信号Yk(t)から除去される片側のサブキャリアの数Gは予め定められている。ICI成分を減算した後の受信信号Y'k(t)は次の(6)式で表される。
Figure 2012085050
また、受信信号からICI成分として除去される片側のサブキャリアの数Gを、一定区間で測定した平均SINR(Signal−to−Interference and Noise Ratio、信号電力対干渉電力・雑音電力比)の値から求めることもできる。ICI成分を除去した後の平均SINRは次の(7)式で表される。fdTは正規化したドップラー周波数を表す。σ2は雑音電力を表す。次の(7)式で表されるSINRが閾値を超えるようなGを算出し、そのGの値に応じてICI成分が受信信号から除去される。
Figure 2012085050
ところで、ドップラー効果によるサブキャリア間の干渉を阻止する従来の信号処理方法として、各サブキャリアにおけるチャネル伝達関数の導関数を時間フィルタリングによって推定し、推定データおよびチャネル伝達関数の推定導関数を用いることによって受信信号からICI成分を除去する方法がある。チャネル伝達関数はチャネル推定手法により得られる。推定データはチャネル伝達関数および受信信号からデータ推定手法により得られる。
特表2008−501275号公報
しかしながら、実際には周波数選択性フェージングの影響を受けて各サブキャリアの電力が変動するため、受信信号から除去するサブキャリアの数が予め定められていたり平均SINRに基づいて決められるのでは、受信信号から除去するサブキャリアの数を最適な数に設定することができない。そのため、ICI成分を除去しても、受信特性の十分な改善を図ることができないという問題点がある。
受信特性を十分に改善することができる無線受信装置および無線受信方法を提供することを目的とする。
無線受信装置は決定部および除去部を備えている。決定部は、マルチキャリア信号の各サブキャリアの受信電力および各サブキャリアの伝達関数に基づいて、各サブキャリアのそれぞれについて、各サブキャリアに対する他のサブキャリアとのサブキャリア間の干渉成分に関する値を決定する。除去部は、各サブキャリアから、決定部により決定された干渉成分に関する値を用いて干渉成分をそれぞれ除去する。
この無線受信装置および無線受信方法によれば、受信特性を十分に改善することができるという効果を奏する。
実施例1にかかる無線受信装置を示すブロック図である。 実施例2にかかる無線受信装置の全体構成を示すブロック図である。 実施例2にかかる無線受信装置の要部構成を示すブロック図である。 ICIキャンセルサブキャリア数決定部を示すブロック図である。 実施例2にかかる無線受信装置の一例を示すブロック図である。 ICI成分となるサブキャリアの除去数を決定するアルゴリズムを示すフローチャートである。 ICI成分となるサブキャリアの除去数を決定するアルゴリズムを示すフローチャートである。 実施例2の効果の一例を示す図表である。 実施例3にかかる無線受信装置の要部構成を示すブロック図である。 ICIキャンセルサブキャリア決定部を示すブロック図である。 除去対象のサブキャリアを決定するアルゴリズムを示すフローチャートである。 除去対象のサブキャリアを決定するアルゴリズムを示すフローチャートである。 実施例4にかかる無線受信装置の要部構成を示すブロック図である。 演算頻度計算部を示すブロック図である。 演算頻度計算手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この無線受信装置および無線受信方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。無線受信装置および無線受信方法は、各サブキャリアの受信電力とICI伝達関数とに基づいて各サブキャリアから除去するICI成分のサブキャリアを決定し、その決定に基づいて各サブキャリアからICI成分を除去するものである。以下の各実施例の説明においては、同様の構成要素には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
(実施例1)
図1は、実施例1にかかる無線受信装置を示すブロック図である。図1に示すように、無線受信装置1は、決定部2および除去部3を備えている。
決定部2は、マルチキャリア信号の各サブキャリアの受信電力が入力される入力端子4に接続されている。決定部2は、各サブキャリアの伝達関数が入力される入力端子5に接続されている。除去部3は、決定部2に接続されている。除去部3は、受信信号の各サブキャリアが入力される入力端子6に接続されている。除去部3は、受信信号の各サブキャリアからICI成分が除去された信号を出力する出力端子7に接続されている。
決定部2は、各サブキャリアの受信電力および各サブキャリアの伝達関数に基づいて、各サブキャリアのそれぞれについて、各サブキャリアに対する他のサブキャリアとのサブキャリア間の干渉成分(ICI成分)に関する値を決定する。除去部3は、各サブキャリアから、決定部2により決定された干渉成分に関する値を用いて干渉成分をそれぞれ除去し、その干渉成分が除去された信号を出力端子7へ出力する。
実施例1によれば、各サブキャリアについて、各サブキャリアの受信電力とICI伝達関数とに基づいてICI成分として除去されるサブキャリアが決定され、その決定に基づいて各サブキャリアからICI成分となるサブキャリアが除去される。例えば、受信電力の高いサブキャリアでは他のサブキャリアから漏れ込むICI成分の影響が小さいので、ICI成分として除去されるサブキャリアが減り、受信電力の低いサブキャリアでは他のサブキャリアから漏れ込むICI成分の影響が大きいので、ICI成分として除去されるサブキャリアが増える。従って、無線受信装置1によれば、受信特性を十分に改善することができる。
(実施例2)
・無線受信装置の全体構成の説明
図2は、実施例2にかかる無線受信装置の全体構成を示すブロック図である。図2に示すように、無線受信装置1は、アンテナ11、RF(Radio Frequency)処理部12、ICIキャンセル部13、復調部14および復号部15を備えている。無線受信装置1は、図示しない無線送信装置が送信したマルチキャリア信号を受信する。マルチキャリア信号を用いて無線通信を行う無線通信方式の一例として、例えばOFDM方式が挙げられる。OFDM方式は、例えばIEEE 802.16eやLTE(Long Term Evolution)などの通信システムにおいて採用されている。
RF処理部12はアンテナ11に接続されている。ICIキャンセル部13はRF処理部12に接続されている。復調部14はICIキャンセル部13に接続されている。復号部15は復調部14に接続されている。アンテナ11は、図示しない無線送信装置から送信されてきた無線信号を受信する。RF処理部12は受信信号をRF帯の信号からベースバンド帯の信号に変換する。
無線受信装置1または図示しない無線送信装置が移動すると、ドップラー効果により受信信号の各サブキャリアにICI成分が発生する。ICIキャンセル部13は、受信信号の各サブキャリアから、ICI成分となるサブキャリアを除去する。復調部14はICI成分が除去された信号を復調する。復号部15は復調された信号を復号して受信データを得、その受信データを出力端子16へ出力する。
・無線受信装置の要部構成の説明
図3は、実施例2にかかる無線受信装置の要部構成を示すブロック図である。図3に示すように、無線受信装置1のICIキャンセル部13は、受信電力測定部21、チャネル推定部22、ICI伝達関数推定部23、決定部として例えばICIキャンセルサブキャリア数決定部24、および除去部として例えばICI除去部25を備えている。
受信電力測定部21およびチャネル推定部22は、受信信号の各サブキャリアが入力される入力端子26に接続されている。ICI伝達関数推定部23はチャネル推定部22に接続されている。ICIキャンセルサブキャリア数決定部24は受信電力測定部21、チャネル推定部22およびICI伝達関数推定部23に接続されている。ICI除去部25は、受信信号の各サブキャリアが入力される入力端子26、ICI伝達関数推定部23およびICIキャンセルサブキャリア数決定部24に接続されている。
受信電力測定部21は、受信信号の各サブキャリアの受信電力を測定する。チャネル推定部22は、図示しない無線送信装置と無線受信装置1との間のチャネルを推定する。ICI伝達関数推定部23は、チャネル推定部22から出力されるチャネル推定値に基づいて、各サブキャリアについて、当該サブキャリアにICI成分として漏れ込む他のサブキャリアのICI伝達関数を推定する。
ICIキャンセルサブキャリア数決定部24は、受信電力測定部21から出力される各サブキャリアの受信電力測定値、チャネル推定値、およびICI伝達関数推定部23から出力されるICI伝達関数推定値に基づいて、各サブキャリアについて、当該サブキャリアに対してICI成分となるサブキャリアの、当該サブキャリアから除去する数を決定する。ICI除去部25は、ICI伝達関数推定値、およびICIキャンセルサブキャリア数決定部24により決定された除去されるサブキャリアの数に基づいて、各サブキャリアからICI成分となるサブキャリアを除去する。ICI除去部25は、ICI成分となるサブキャリアが除去された信号を出力端子27へ出力する。
・ICIキャンセルサブキャリア数決定部の説明
図4は、ICIキャンセルサブキャリア数決定部を示すブロック図である。図4に示すように、ICIキャンセルサブキャリア数決定部24はSINR計算部31、電力比比較部32およびサブキャリア数決定部33を備えている。
SINR計算部31は、各サブキャリアの受信電力測定値が入力される入力端子34、チャネル推定値が入力される入力端子35およびICI伝達関数推定値が入力される入力端子36に接続されている。電力比比較部32はSINR計算部31に接続されている。サブキャリア数決定部33は電力比比較部32、受信電力測定値が入力される入力端子34およびICI伝達関数推定値が入力される入力端子36に接続されている。
SINR計算部31は各サブキャリアの受信電力測定値、チャネル推定値およびICI伝達関数推定値に基づいて、各サブキャリアのSINRを計算する。電力比比較部32は、SINR計算部31から出力されるSINRと、予め設定されている閾値とを比較する。サブキャリア数決定部33は、電力比比較部32から出力されるSINRの比較結果、受信電力測定値およびICI伝達関数推定値に基づいて、各サブキャリアについて、ICI成分となるサブキャリアを除去する数を決定する。
例えば、サブキャリア数決定部33は、SINRが閾値よりも大きい(あるいは、閾値以上)である場合にICI成分として除去するサブキャリアの数を0としてもよい。例えば、サブキャリア数決定部33は、SINRが閾値以下(あるいは、閾値よりも小)である場合、注目するサブキャリアのSINRが閾値よりも大(あるいは、閾値以上)になるまで、当該注目するサブキャリアに近いサブキャリア側から順にICI成分として除去するサブキャリアの数を決定する。サブキャリア数決定部33は、決定したICI成分となるサブキャリアの除去数を出力端子37へ出力する。
電力比比較部32においてSINRと比較される閾値は、ターゲットとなる特性に依存する。ターゲットとなる特性の一例として、例えばBER(Bit Error Rate、ビット誤り率)特性やPER(Packet Error Rate、パケット誤り率)特性が挙げられる。ターゲットの特性が良い場合にはSINRの閾値は大きくなる。ターゲットの特性が悪い場合にはSINRの閾値は小さくなる。例えば、ターゲットとなる特性がBERである場合、ターゲットとなるBERが10-2であるときの閾値は15dBであってもよい。例えば、ターゲットとなるBERが10-3であるときの閾値は25dBであってもよい。
なお、サブキャリア数決定部33においてICI成分として除去されるサブキャリアの数に上限が設定されていてもよい。除去されるサブキャリアの数に上限が設定されていることによって、サブキャリア数決定部33においてサブキャリアの除去数を求める際の演算量を削減することができる。
・OFDM方式に適用した例
図5は、実施例2にかかる無線受信装置の一例を示すブロック図である。図5に示す例は、実施例2にかかる無線受信装置をOFDM方式に適用した例である。無線受信装置1のICIキャンセル部13は、FFT41、受信電力測定部21、チャネル推定部22、等化部42、仮判定部43、ICI伝達関数推定部23、ICIレプリカ生成部44、SINR計算部31、電力比比較部32、サブキャリア数決定部33およびICI除去部25を備えている。
FFT41は、受信信号の各サブキャリアが入力される入力端子26に接続されている。受信電力測定部21はFFT41に接続されている。チャネル推定部22は、FFT41、および既知の送信系列が入力される入力端子46に接続されている。等化部42はFFT41およびチャネル推定部22に接続されている。仮判定部43は等化部42に接続されている。ICI伝達関数推定部23はチャネル推定部22に接続されている。ICIレプリカ生成部44はICI伝達関数推定部23および仮判定部43に接続されている。
SINR計算部31は受信電力測定部21およびICIレプリカ生成部44に接続されている。電力比比較部32はSINR計算部31に接続されている。サブキャリア数決定部33は切替部45を介して電力比比較部32に接続されている。切替部45は、電力比比較部32の出力先をサブキャリア数決定部33と出力端子27との間で切り替える。サブキャリア数決定部33はICIレプリカ生成部44に接続されている。ICI除去部25はFFT41、ICIレプリカ生成部44およびサブキャリア数決定部33に接続されている。出力端子27はICI除去部25に接続されている。
FFT41は、受信信号ytを高速フーリエ変換して周波数領域の信号Ykに変換する。Ykはytを用いて次の(8)式で表される。tはサンプル番号を表し、kはサブキャリア番号を表し、NはFFTのポイント数を表す。ytは第tサンプルの受信信号を表し、Ykは第kサブキャリアの受信信号を表す。
Figure 2012085050
受信電力測定部21は、FFT41の出力に対して各サブキャリアの受信電力を測定する。第kサブキャリアの受信電力PkはYkを用いて次の(9)式で表される。
Figure 2012085050
チャネル推定部22は、FFT41の出力を、入力端子46から入力される既知の送信系列で除算して、サブキャリア方向に補間することでチャネルを推定する。次の(10)式は第kサブキャリアのチャネル推定値を表している。
Figure 2012085050
等化部42は、FFT41の出力をチャネル推定値で除算して等化処理を行う。仮判定部43は、等化部42の出力に基づいて信号を仮判定する。次の(11)式は、仮判定により得られる第kサブキャリアの送信信号レプリカを表している。
Figure 2012085050
ICI伝達関数推定部23は、チャネル推定部22の出力に基づいて、注目するサブキャリア(第kサブキャリア)に漏れ込む他のサブキャリア(第k'サブキャリア)のICI伝達関数^Hk,k'を推定する。「^H」は「H」の上に「^」が付されていることを表す。ICI伝達関数を推定する方法の一例として、例えば上述したKarsten Schmidtらの報告にあるように、注目するシンボルの隣接シンボルのチャネル推定値に基づいて推定する方法が挙げられる。
ICIレプリカ生成部44は、ICI伝達関数推定部23の出力および仮判定部43の出力に基づいて、注目するサブキャリア(第kサブキャリア)に漏れ込む他のサブキャリア(第k'サブキャリア)のICI成分を計算する。第kサブキャリアにおける第k'サブキャリアのICI成分は次の(12)式で表される。
Figure 2012085050
SINR計算部31は、ICIレプリカ生成部44の出力および受信電力測定部21の出力に基づいて、注目するサブキャリア(第kサブキャリア)のSINRを計算する。第kサブキャリアのSINRは次の(13)式で表される。σ2は雑音電力を表す。
Figure 2012085050
電力比比較部32は、SINR計算部31の出力と予め設定されている閾値とを比較する。切替部45は、第kサブキャリアのSINRkが閾値よりも大きい(あるいは、閾値以上の)場合、電力比比較部32の出力先を出力端子27側へ切り替える。従って、ICI除去部25によるICI成分の除去は行われない。切替部45は、第kサブキャリアのSINRkが閾値以下(あるいは、閾値よりも小)である場合、電力比比較部32の出力先をサブキャリア数決定部33側へ切り替える。
サブキャリア数決定部33は、電力比比較部32の出力に基づいて、注目するサブキャリア(第kサブキャリア)においてICI成分となるサブキャリア(第k'サブキャリア)の最適な除去数を決定する。ICI成分となるサブキャリアの除去数を決定するアルゴリズムについては後述する。第kサブキャリアにおけるICI成分となるサブキャリア数をGkとすると、ICI成分となるサブキャリアをキャンセルした後の第kサブキャリアのSINRは次の(14)式で表される。
Figure 2012085050
サブキャリア数決定部33は、電力比比較部32の出力およびICIレプリカ生成部44の出力に基づいて、注目するサブキャリア(第kサブキャリア)においてICI成分となるサブキャリア(第k'サブキャリア)の最適な除去数を決定する。例えば、サブキャリア数決定部33は、(14)式においてSINRk(Gk)が閾値を超える(あるいは、閾値以上となる)までGkの値を0から増加させていく。それによって、サブキャリア数決定部33は、注目するサブキャリア(第kサブキャリア)においてICI成分となるサブキャリア(第k'サブキャリア)の最適な除去数を決定することができる。なお、サブキャリア数決定部33においてICI成分として除去されるサブキャリアの数に上限を設定して、サブキャリアの除去数を求める際の演算量を削減してもよい。
ICI除去部25は、サブキャリア数決定部33の出力およびICIレプリカ生成部44の出力に基づいて、FFT41の出力信号からICI成分を除去する。ICI成分を除去した後の信号は次の(15)式で表される。
Figure 2012085050
・ICI成分となるサブキャリアの除去数(上限なし)を決定するアルゴリズムの説明
図6は、ICI成分となるサブキャリアの除去数を決定するアルゴリズムを示すフローチャートである。図6に示すように、サブキャリア数決定部33では、まずGkの値が0に設定される(ステップS1)。次いで、上記(14)式より、SINRk(Gk)が計算される(ステップS2)。次いで、SINRk(Gk)が閾値よりも大きいか否か(あるいは、閾値以上であるか否か)が判定される(ステップS3)。
SINRk(Gk)が閾値よりも大きい(あるいは、閾値以上である)場合(ステップS3:Yes)、終了となる。SINRk(Gk)が閾値よりも大きくない(あるいは、閾値以上でない)場合(ステップS3:No)、Gkの値がインクリメントされて(ステップS4)、ステップS2に戻る。そして、ステップS2からステップS4までを繰り返し、SINRk(Gk)が閾値を超えると(あるいは、閾値以上になると)(ステップS3:Yes)、終了となる。
・ICI成分となるサブキャリアの除去数(上限あり)を決定するアルゴリズムの説明
図7は、ICI成分となるサブキャリアの除去数を決定するアルゴリズムを示すフローチャートである。ICI成分となるサブキャリアの除去数に上限値max_Gが設定されている。図7に示すように、サブキャリア数決定部33において、SINRk(Gk)が閾値よりも大きくない(あるいは、閾値以上でない)場合(ステップS3:No)、現在のGkの値がmax_Gよりも小さいか否かが判定される(ステップS5)。Gkの値がmax_Gよりも小さい場合(ステップS5:Yes)、ステップS4へ進み、Gkの値がインクリメントされる。そして、ステップS2に戻る。Gkの値がmax_Gよりも小さくない場合(ステップS5:No)、終了となる。
実施例2によれば、実施例1と同様の効果が得られる。
図8は、実施例2の効果の一例を示す図表である。縦軸はBER(平均)であり、横軸はSNR(dB)である。正規化ドップラー周波数は0.08である。SINRの閾値は25dBである。ICI成分となるサブキャリアの除去数の上限値(Gmax)は40または80である。信号の変調方式は64QAMである。また、比較として、図8には予めICI成分となるサブキャリアの除去数Gが10、20、30または40に決まっている従来例が示されている。SNRに応じて選択される、ICI成分となるサブキャリアの除去数が変化する。
例えば、SNRが35dBの場合、ICI成分となるサブキャリアの除去数の上限値Gmaxを40とした場合の実施例2では、ICI成分となるサブキャリアの除去数の平均値は約12.46である。それに対して、実施例2と同等のBERが得られる従来例は、ICI成分となるサブキャリアの除去数が40となる例である。従って、実施例2によれば、従来例の約1/3の演算量で同等の特性が得られる。また、ICI成分となるサブキャリアの除去数の上限値Gmaxを80とした場合の実施例2では、ICI成分となるサブキャリアの除去数の平均値は約21.06である。従って、従来例よりも少ない演算量で同等の特性が得られる。
(実施例3)
・無線受信装置の要部構成の説明
図9は、実施例3にかかる無線受信装置の要部構成を示すブロック図である。図9に示すように、無線受信装置1のICIキャンセル部13は、実施例2の構成においてICIキャンセルサブキャリア数決定部24の代わりに決定部として例えばICIキャンセルサブキャリア決定部28を備えている。ICIキャンセルサブキャリア決定部28は受信電力測定部21、チャネル推定部22およびICI伝達関数推定部23に接続されている。ICI除去部25は、受信信号の各サブキャリアが入力される入力端子26、ICI伝達関数推定部23およびICIキャンセルサブキャリア決定部28に接続されている。
ICIキャンセルサブキャリア決定部28は、受信電力測定部21から出力される各サブキャリアの受信電力測定値、チャネル推定値、およびICI伝達関数推定部23から出力されるICI伝達関数推定値に基づいて、各サブキャリアについて、当該サブキャリアに対してICI成分となるサブキャリアのうち、除去するサブキャリアを決定する。ICI除去部25は、ICI伝達関数推定値、およびICIキャンセルサブキャリア決定部28により決定された除去されるサブキャリアに基づいて、各サブキャリアからICI成分となるサブキャリアを除去する。その他の構成は実施例2と同様である。
・ICIキャンセルサブキャリア決定部の説明
図10は、ICIキャンセルサブキャリア決定部を示すブロック図である。図10に示すように、ICIキャンセルサブキャリア決定部28はSINR計算部31、電力比比較部32、ICIサブキャリア決定部38およびICI電力ソート部39を備えている。ICI電力ソート部39は、ICI伝達関数推定値が入力される入力端子36に接続されている。ICIサブキャリア決定部38は、受信電力測定値が入力される入力端子34、ICI伝達関数推定値が入力される入力端子36およびICI電力ソート部39に接続されている。出力端子37はICIサブキャリア決定部38に接続されている。
ICI電力ソート部39は、ICI伝達関数推定値に基づいて、注目するサブキャリアに漏れ込む他のサブキャリアを、注目するサブキャリアに漏れ込む他のサブキャリアの電力の大きい順に並べ、その結果を順番ベクトルSとして出力する。次の(16)式は、順番ベクトルSを表している。Siは、注目するサブキャリアに漏れ込む他のサブキャリアの電力がi番目に大きいサブキャリアを表している。
Figure 2012085050
ICIサブキャリア決定部38は、電力比比較部32から出力されるSINRの比較結果、受信電力測定値、ICI伝達関数推定値、およびICI電力ソート部39から出力される順番ベクトルSに基づいて、各サブキャリアについて、ICI成分となるサブキャリアのうち、除去するサブキャリアを決定する。
例えば、ICIサブキャリア決定部38は、SINRが閾値よりも大きい(あるいは、閾値以上)である場合にICI成分として除去するサブキャリアを0としてもよい。例えば、ICIサブキャリア決定部38は、SINRが閾値以下(あるいは、閾値よりも小)である場合、注目するサブキャリアのSINRが閾値よりも大(あるいは、閾値以上)になるまで、当該注目するサブキャリアに漏れ込む他のサブキャリアの電力の大きい順にICI成分として除去するサブキャリアに決定する。ICIサブキャリア決定部38は、削除する対象に決定したICI成分となるサブキャリアを出力端子37へ出力する。
なお、ICIサブキャリア決定部38においてICI成分として除去されるサブキャリアの数に上限が設定されていてもよい。除去されるサブキャリアの数に上限が設定されていることによって、ICIサブキャリア決定部38において除去する対象のサブキャリアを決定する際の演算量を削減することができる。除去する対象のサブキャリアを決定するアルゴリズムについては後述する。その他の構成は実施例2と同様である。
・除去対象のサブキャリア(上限なし)を決定するアルゴリズムの説明
図11は、除去対象のサブキャリアを決定するアルゴリズムを示すフローチャートである。図11に示すように、ICIサブキャリア決定部38では、まずiの値が0に設定される(ステップS11)。次いで、SINRk(i)が計算される(ステップS12)。
ここで、注目するサブキャリア(第kサブキャリア)に漏れ込む他のサブキャリアのうち、除去する対象のサブキャリアのICI成分は次の(17)式で表される。注目するサブキャリア(第kサブキャリア)に漏れ込む他のサブキャリアのうち、除去する対象のサブキャリアのICI成分を除去した場合のSINRは次の(18)式で表される。
Figure 2012085050
Figure 2012085050
次いで、SINRk(i)が閾値よりも大きいか否か(あるいは、閾値以上であるか否か)が判定される(ステップS13)。SINRk(i)が閾値よりも大きい(あるいは、閾値以上である)場合(ステップS13:Yes)、終了となる。SINRk(i)が閾値よりも大きくない(あるいは、閾値以上でない)場合(ステップS13:No)、iの値がインクリメントされて(ステップS14)、ステップS12に戻る。そして、ステップS12からステップS14までを繰り返し、SINRk(i)が閾値を超えると(あるいは、閾値以上になると)(ステップS13:Yes)、終了となる。
・除去対象のサブキャリア(上限あり)を決定するアルゴリズムの説明
図12は、除去対象のサブキャリアを決定するアルゴリズムを示すフローチャートである。ICI成分となるサブキャリアの除去数に上限値max_iが設定されている。図12に示すように、ICIサブキャリア決定部38において、SINRk(i)が閾値よりも大きくない(あるいは、閾値以上でない)場合(ステップS13:No)、現在のiの値がmax_iよりも小さいか否かが判定される(ステップS15)。iの値がmax_iよりも小さい場合(ステップS15:Yes)、ステップS14へ進み、iの値がインクリメントされる。そして、ステップS12に戻る。iの値がmax_iよりも小さくない場合(ステップS15:No)、終了となる。
実施例3によれば、実施例1と同様の効果が得られる。
(実施例4)
・無線受信装置の要部構成の説明
図13は、実施例4にかかる無線受信装置の要部構成を示すブロック図である。図13に示すように、無線受信装置1のICIキャンセル部13は、実施例3の構成において演算頻度計算部29を備えている。演算頻度計算部29はチャネル推定部22に接続されている。ICIキャンセルサブキャリア決定部28は受信電力測定部21、演算頻度計算部29およびICI伝達関数推定部23に接続されている。
演算頻度計算部29はチャネル推定値に基づいてドップラー周波数を推定する。演算頻度計算部29は、ドップラー周波数の推定値に基づいて、ICIキャンセルサブキャリア決定部28において除去対象のサブキャリアを決定する演算を行う頻度を例えばシンボル数として計算する。ICIキャンセルサブキャリア決定部28は、演算頻度計算部29で計算された頻度でもって、除去対象のサブキャリアを決定する演算を行う。その他の構成は実施例3と同様である。
・演算頻度計算部(ハードウェア)の説明
図14は、演算頻度計算部を示すブロック図である。図14に示すように、演算頻度計算部29はチャネル時間変動測定部51、チャネル推定値保存部52および演算頻度決定部53を備えている。チャネル推定値保存部52は、チャネル推定値が入力される入力端子54に接続されている。チャネル時間変動測定部51は、チャネル推定値が入力される入力端子54およびチャネル推定値保存部52に接続されている。演算頻度決定部53はチャネル時間変動測定部51に接続されている。
チャネル推定値保存部52は、注目するシンボルのチャネル推定値を保存する。チャネル時間変動測定部51は、注目するシンボルの現在のチャネル推定値と、チャネル推定値保存部52から出力される、注目するシンボルの過去のチャネル推定値と、に基づいてチャネルの時間変動量を測定する。例えば、注目するサブキャリア(第kサブキャリア)のチャネルの時間変動量Δkを次の(19)式の計算によって求めてもよい。^Hk,k(t)は時刻tにおける第kサブキャリアのチャネル推定値を表す。
Figure 2012085050
演算頻度決定部53は、チャネル時間変動測定部51から出力されるチャネルの時間変動量に基づいて、ICIキャンセルサブキャリア決定部28において除去対象のサブキャリアを決定する演算を行う頻度を決定する。例えば、演算頻度決定部53は、チャネルの時間変動量が大きい場合に演算頻度を多くし、チャネルの時間変動量が小さい場合に演算頻度を少なくするように決定してもよい。
・演算頻度計算部(ソフトウェア処理)の説明
図15は、演算頻度計算手順を示すフローチャートである。図15に示す演算頻度計算手順をコンピュータに実行させるプログラムをプロセッサが実行することにより演算頻度計算部29を実現してもよい。プログラムは、メモリに格納されている。図15に示すように、演算頻度計算処理が開始されると、まずプロセッサは、注目するシンボルについて、チャネル推定部22から現在のチャネル推定値を取得し、メモリから過去のチャネル推定値を取得する(ステップS21)。
次いで、プロセッサは、取得した現在のチャネル推定値と過去のチャネル推定値とに基づいてチャネル時間変動量を計算する(ステップS22)。次いで、プロセッサは、チャネル時間変動量に基づいて、ICIキャンセルサブキャリア決定部28において除去対象のサブキャリアを決定する演算を行う頻度を決定する(ステップS23)。そして、終了する。
実施例4によれば、実施例1と同様の効果が得られる。なお、実施例2の構成において演算頻度計算部29を備えた構成としてもよい。
1 無線受信装置
2 決定部
3 除去部

Claims (7)

  1. マルチキャリア信号の各サブキャリアの受信電力および前記各サブキャリアの伝達関数に基づいて、前記各サブキャリアのそれぞれについて、前記各サブキャリアに対する他のサブキャリアとのサブキャリア間の干渉成分に関する値を決定する決定部と、
    前記各サブキャリアから、前記決定部により決定された前記干渉成分に関する値を用いて前記干渉成分をそれぞれ除去する除去部と、
    を備えることを特徴とする無線受信装置。
  2. 前記干渉成分に関する値は、前記各サブキャリアのそれぞれについて、前記除去部により除去される前記干渉成分に関する前記他のサブキャリアの数、または複数のサブキャリアのうち前記除去部により除去される前記干渉成分に関する前記他のサブキャリア、を含むことを特徴とする請求項1に記載の無線受信装置。
  3. 前記決定部は、前記各サブキャリアのそれぞれについて近いサブキャリアから順に前記干渉成分を除去していったときの前記各サブキャリアの、前記干渉成分の電力に対する信号電力の値、または前記干渉成分及び雑音成分の電力に対する信号電力の値が閾値以上になるように、前記除去部により除去される前記干渉成分に関する前記他のサブキャリアの数を決定することを特徴とする請求項1に記載の無線受信装置。
  4. 前記決定部は、前記各サブキャリアのそれぞれについて前記干渉成分の電力が大きい順に前記干渉成分を除去していったときの前記各サブキャリアの、前記干渉成分の電力に対する信号電力の値、または前記干渉成分及び雑音成分の電力に対する信号電力の値が閾値以上になるように、前記除去部により除去される前記干渉成分に関する前記他のサブキャリアを決定することを特徴とする請求項1に記載の無線受信装置。
  5. 前記閾値は、受信信号の誤り率に応じて変わることを特徴とする請求項3または4に記載の無線受信装置。
  6. 前記決定部は、異なる時刻におけるチャネル推定値の変動量に基づいて、前記各サブキャリアに対するサブキャリア間の干渉成分を決定する演算を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の無線受信装置。
  7. マルチキャリア信号の各サブキャリアの受信電力および前記各サブキャリアの伝達関数に基づいて、前記各サブキャリアのそれぞれについて、前記各サブキャリアに対する他のサブキャリアとのサブキャリア間の干渉成分に関する値を決定し、
    前記各サブキャリアから、前記干渉成分に関する値を用いて前記干渉成分をそれぞれ除去することを特徴とする無線受信方法。
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