JP2012083891A - フェイルオーバシステム、記憶処理装置及びフェイルオーバ制御方法 - Google Patents

フェイルオーバシステム、記憶処理装置及びフェイルオーバ制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012083891A
JP2012083891A JP2010228491A JP2010228491A JP2012083891A JP 2012083891 A JP2012083891 A JP 2012083891A JP 2010228491 A JP2010228491 A JP 2010228491A JP 2010228491 A JP2010228491 A JP 2010228491A JP 2012083891 A JP2012083891 A JP 2012083891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
processing device
storage processing
nas
failover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010228491A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5255035B2 (ja
Inventor
Satoru Goto
悟 後藤
Yukihito Hara
幸人 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Buffalo Inc
Original Assignee
Buffalo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Buffalo Inc filed Critical Buffalo Inc
Priority to JP2010228491A priority Critical patent/JP5255035B2/ja
Priority to US13/268,283 priority patent/US20120089863A1/en
Priority to CN2011103066365A priority patent/CN102567148A/zh
Publication of JP2012083891A publication Critical patent/JP2012083891A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5255035B2 publication Critical patent/JP5255035B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/16Error detection or correction of the data by redundancy in hardware
    • G06F11/20Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements
    • G06F11/202Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements where processing functionality is redundant
    • G06F11/2035Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements where processing functionality is redundant without idle spare hardware

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Hardware Redundancy (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】簡易にフェイルオーバを構成することが可能なフェイルオーバシステム、記憶処理装置及びフェイルオーバ制御方法を提供する。
【解決手段】メイン機であるNAS10は、NAS20からの応答がない場合に、新規のバックアップ機となるNASを検索するための検索パケットを送信する。検索パケットを受信したNAS30乃至NAS50は、フェイルオーバ機能のバージョン番号、及び、記憶容量情報を含んだ装置情報パケットをNAS10へ送信する。NAS10は、各装置情報パケットに含まれるフェイルオーバ機能のバージョン番号、及び、記憶容量情報に基づいて、新規のバックアップ機となるNASを選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は、記憶媒体を接続可能な複数の記憶処理装置により構成されるフェイルオーバシステム、当該フェイルオーバシステムにおける記憶処理装置、当該記憶処理装置におけるフェイルオーバ制御方法に関する。
従来より、システムの信頼性を向上させるために、フェイルオーバの構成が採用される場合がある。フェイルオーバの構成が採用されるシステム(フェイルオーバシステム)では、例えば、2つのサーバの一方がメイン機、他方をバックアップ機となる。通常は、メイン機のサーバが業務に関わる処理を行う。メイン機のサーバに障害が発生した場合、バックアップ機のサーバが業務に関する処理を引き継ぐ(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
また、近年、NAS(Network Attached Storage)と称される記憶処理装置が普及しつつある。NASは、複数のハードディスクを接続可能であり、当該ハードディスクに映像や音声等の様々なコンテンツデータを記憶させることができる。NASは、端末装置からのコンテンツデータの要求を、ネットワークを介して受信すると、要求されたコンテンツデータを、ネットワークを介して端末装置へ送信する。端末装置では、受信されたコンテンツデータの再生が行われる。
このようなNASを用いたシステムにおいても、フェイルオーバを構成することが提案されている。2つのNASによってフェイルオーバシステムが構成される場合、一方のNASがメイン機となり、他方のNASがバックアップ機となる。上述と同様、通常は、メイン機のNASが業務に関わる処理を行い、メイン機のNASに障害が発生した場合、バックアップ機のNASが業務に関する処理を引き継ぐ。
特許第4457184号公報 特開2010−128644号公報
しかしながら、2つのNASによってフェイルオーバが構成される場合において、バックアップ機のNASに障害が発生した場合、新たなNASをフェイルオーバのバックアップ機として設定する作業等は、人手に頼らざるを得ず、時間を要する。
上記問題点に鑑み、本発明は、簡易にフェイルオーバを構成することが可能なフェイルオーバシステム、記憶処理装置およびフェイルオーバ制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。
本発明の特徴は、記憶媒体(ハードディスク151、ハードディスク152)を接続可能な第1の記憶処理装置(NAS10)と、記憶媒体を接続可能であって前記第1の記憶処理装置の障害時に前記第1の記憶処理装置のバックアップ機となる第2の記憶処理装置(NAS20)と、記憶媒体を接続可能であってバックアップ機の候補となり得る第3の記憶処理装置(NAS30、NAS40、NAS50)とにより構成されるフェイルオーバシステムであって、前記第1の記憶処理装置は、前記第2の記憶処理装置に対し、前記第2の記憶処理装置の存在確認のための存在確認情報(echo request パケット)を送信する存在確認情報送信部(存在確認処理部161)と、前記存在確認情報に対する前記第2の記憶処理装置からの応答である第1の応答情報(echo reply パケット)を受信する第1の応答情報受信部(存在確認処理部161)と、前記存在確認情報が送信された後、所定期間内に前記第1の応答情報が受信されなかった場合に、前記第3の記憶処理装置を検索するための検索情報(検索パケット)を送信する検索情報送信部(検索パケット送信処理部162)とを備え、前記第3の記憶処理装置は、前記検索情報を受信する検索情報受信部(検索パケット受信処理部361)と、前記検索情報に対する応答である第2の応答情報(装置情報パケット、判定結果パケット)を送信する応答情報送信部(応答情報送信処理部363)とを備え、前記第1の記憶処理装置は、前記第3の記憶処理装置からの前記第2の応答情報を受信する第2の応答情報受信部(応答情報受信処理部163)と、前記第2の応答情報受信部により受信された前記第2の応答情報に基づいて、前記第3の記憶処理装置の中からバックアップ機を選択する選択部(バックアップ機選択部164)とを備えることを要旨とする。
このようなフェイルオーバシステムは、メイン機である第1の記憶処理装置が、バックアップ機である第2の記憶処理装置の存在確認ができなくなった場合に、第3の記憶処理装置を検索するための検索パケットを送信する。一方、第3の記憶処理装置は、検索情報に対する応答である第2の応答情報を第1の記憶処理装置へ送信する。従って、第1の記憶処理装置は、第2の応答情報を受信し、当該第2の応答情報に基づいて、新規のバックアップ機を選択でき、人手に頼ることなく、簡易にフェイルオーバを構成することが可能となる。
本発明の特徴は、前記検索情報は、前記第3の記憶処理装置におけるフェイルオーバを構築するために必要な機能、RAIDの構成、及び、記憶媒体の記憶容量の少なくとも何れかの送信を要求する情報であり、前記第2の応答情報は、前記第3の記憶処理装置におけるフェイルオーバを構築するために必要な機能、RAIDの構成、及び、記憶媒体の記憶容量の少なくとも何れかの情報を含むことを要旨とする。
本発明の特徴は、前記検索情報は、バックアップ機におけるフェイルオーバを構築するために必要な機能、RAIDの構成、及び、同期すべきデータの量の少なくとも何れかの情報を含み、前記第2の応答情報は、前記バックアップ機におけるフェイルオーバを構築するために必要な機能、RAIDの構成、及び、同期すべきデータの量の少なくとも何れかの情報に基づいて行われる前記第3の記憶処理装置がバックアップ機になり得るか否かの判定の結果である判定結果情報を含むことを要旨とする。
本発明の特徴は、記憶媒体を接続可能であり、フェイルオーバシステムにおいてメイン機となる記憶処理装置であって、バックアップ機である第1の他の記憶処理装置に対し、前記第1の他の記憶処理装置の存在確認のための存在確認情報を送信する存在確認情報送信部と、前記存在確認情報に対する前記第1の他の記憶処理装置からの応答である第1の応答情報を受信する第1の応答情報受信部と、前記存在確認情報が送信された後、所定期間内に前記応答情報が受信されなかった場合に、バックアップ機の候補となり得る第2の他の記憶処理装置を検索するための検索情報を送信する検索情報送信部と、前記検索情報に対する前記第2の他の記憶処理装置からの応答である第2の応答情報を受信する第2の応答情報受信部と、前記第2の応答情報受信部により受信された前記第2の応答情報に基づいて、前記第2の他の記憶処理装置の中からバックアップ機を選択する選択部とを備えることを要旨とする。
本発明の特徴は、記憶媒体を接続可能であり、フェイルオーバシステムにおいてバックアップ機の候補となり得る記憶処理装置であって、前記他の記憶処理装置からの自装置を検索するための検索情報を受信する検索情報受信部と、前記検索情報に対する応答である、自記憶処理装置におけるフェイルオーバを構築するために必要な機能、及び、記憶媒体の記憶容量の少なくとも何れかの情報を含む応答情報、又は、自記憶処理装置がバックアップ機になり得るか否かの判定の結果である判定結果情報を含む応答情報を送信する応答情報送信部とを備えることを要旨とする。
本発明の特徴は、記憶媒体を接続可能であり、フェイルオーバシステムにおいてメイン機となる記憶処理装置におけるフェイルオーバ制御方法であって、バックアップ機である第1の他の記憶処理装置に対し、前記第1の他の記憶処理装置の存在確認のための存在確認情報を送信するステップと、前記存在確認情報に対する前記第1の他の記憶処理装置からの応答である第1の応答情報を受信するステップと、前記存在確認情報が送信された後、所定期間内に前記応答情報が受信されなかった場合に、バックアップ機の候補となり得る第2の他の記憶処理装置を検索するための検索情報を送信するステップと、前記検索情報に対する前記第2の他の記憶処理装置からの応答である第2の応答情報を受信するステップと、受信された前記第2の応答情報に基づいて、前記第2の他の記憶処理装置の中からバックアップ機を選択するステップとを備えることを要旨とする。
本発明の特徴は、記憶媒体を接続可能であり、フェイルオーバシステムにおいてバックアップ機の候補となり得る記憶処理装置におけるフェイルオーバ制御方法であって、前記他の記憶処理装置からの自装置を検索するための検索情報を受信するステップと、前記検索情報に対する応答である、自記憶処理装置におけるフェイルオーバを構築するために必要な機能、及び、記憶媒体の記憶容量の少なくとも何れかの情報を含む応答情報、又は、自記憶処理装置がバックアップ機になり得るか否かの判定の結果である判定結果情報を含む応答情報を送信するステップとを備えることを要旨とする。
本発明によれば、簡易にフェイルオーバを構成できる。
本発明の実施形態に係るフェイルオーバシステムの全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係るNASの第1の構成図である。 本発明の実施形態に係るNASの第2の構成図である。 本発明の実施形態に係るNASの第3の構成図である。 本発明のフェイルオーバシステムの第1の動作を示すシーケンス図である。 本発明のフェイルオーバシステムの第2の動作を示すシーケンス図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。具体的には、フェイルオーバシステムの構成、NASの構成、フェイルオーバシステムの動作、作用・効果、その他の実施形態について説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)フェイルオーバシステムの構成
図1は、フェイルオーバシステムの全体概略構成図である。図1に示すフェイルオーバシステムは、記憶処理装置としてのNAS(Network Attached Storage)10、NAS20、NAS30、NAS40及びNAS50と、NAS10乃至NAS50を接続する通信ネットワーク60とにより構成される。
本実施形態のフェイルオーバシステムにおいて、NAS10はメイン機、NAS20はバックアップ機となる。NAS10とNAS20とでは、設定及びデータの同期が図られている。通常は、メイン機のNAS10が業務に関わる処理を行い、メイン機のNAS10に障害が発生した場合、バックアップ機のNAS20が業務に関する処理を引き継ぐ。また、NAS30乃至NAS50はバックアップ機の候補となる。
(2)NASの構成
(2−1)メイン機のNASの構成
図2は、フェイルオーバシステムにおけるメイン機であるNAS10の構成図である。図2に示すNAS10は、制御部100、通信部110、記憶部120、記憶装置接続部141、記憶装置接続部142を含んで構成される。
制御部100は、例えばCPUによって構成され、NAS10が具備する各種機能を制御する。
通信部110は、例えばLANカードであり、MAC(Media Access Control)アドレスが付与されている。通信部110は、外部との通信を行う通信インタフェースであり、NAS20乃至NAS50との間で、通信ネットワーク60を介した通信を行う。
記憶部120は、例えば、NANDフラッシュメモリによって構成され、NAS10における制御などに用いられる各種情報を記憶する。具体的には、記憶部120は、フェイルオーバ構成に必要な各種設定情報を記憶する。記憶装置接続部141は、ハードディスク151を接続する。記憶装置接続部142は、ハードディスク152を接続する。ハードディスク151及びハードディスク152は、RAID構成を構築しており、ユーザデータ等のメイン機とバックアップ機とで同期すべきデータが記憶されている。
制御部100は、存在確認処理部161、検索パケット送信処理部162、応答情報受信処理部163及びバックアップ機選択部164を含んで構成される。
存在確認処理部161は、pingにより、バックアップ機であるNAS20の存在確認を行う。具体的には、存在確認処理部161は、あらかじめ定められた所定の周期で、NAS20に対する、ICMP(Internet Control Message Protocol)における、echo request パケットを生成し、通信部110へ出力する。通信部110は、入力されたecho request パケットを、通信ネットワーク60を介してNAS20へ送信する。
NAS20は、echo request パケットを受信した場合、当該echo request パケットに対する応答である、echo reply パケットを、通信ネットワーク60を介してNAS10へ送信する。
NAS10内の通信部110は、echo reply パケットを受信し、制御部100へ出力する。制御部100内の存在確認処理部161は、echo reply パケットが入力された場合、NAS20の存在が確認できたとみなす。
一方、NAS20の障害やNAS10とNAS20との間のリンクの障害等によって、NAS10からのecho request パケットがNAS20に到達しない場合や、NAS20からのecho request パケットがNAS10に到達しない場合がある。このような場合、存在確認処理部161は、echo request パケットの送信後、所定期間内にecho reply パケットを受信できない。
存在確認処理部161は、echo request パケットの送信後、所定期間内にecho reply パケットを受信したか否か、換言すれば、NAS20からの応答があったか否かを判定する。
NAS20からの応答がなかった場合、検索パケット送信処理部162は、新規にバックアップ機となるNASを検索するための検索パケットを生成する。検索パケットは、当該検索パケットの送信先のNASに対して、当該NASにおけるフェイルオーバを構築するために必要な機能(フェイルオーバ機能)を識別可能な情報であるバージョン番号と、当該NASに接続されたハードディスクにおいて採用可能なRAIDの構成を識別可能な情報であるプロダクトIDと、当該NASに接続されたハードディスクの記憶容量の送信を要求する情報である。
検索パケット送信処理部162は、生成した検索パケットを通信部110へ出力する。通信部110は、入力された検索パケットを通信ネットワーク60に向けて送信する。この際、通信部110は、検索パケットをブロードキャストで送信してもよく、NAS30乃至NAS50のIPアドレスが既知であれば、これらNAS30乃至NAS50に対して、ユニキャストで送信してもよい。
NAS30乃至NAS50は、検索パケットを受信した場合、後述するように、当該検索パケットによって要求される、フェイルオーバ機能のバージョン番号、プロダクトID及び記憶容量の情報を含んだパケット(装置情報パケット)を、通信ネットワーク60を介してNAS10へ送信する。
NAS10内の通信部110は、判定結果パケットを受信し、制御部100へ出力する。制御部100内の応答情報受信処理部163は、装置情報パケットが入力される。
バックアップ機選択部164は、NAS30乃至NAS50からの装置情報パケットからフェイルオーバ機能のバージョン番号、プロダクトID及び記憶容量の情報を抽出する。
次に、バックアップ機選択部164は、抽出したファイルオーバ機能のバージョン番号、プロダクトID、記憶容量の情報に基づいて、装置情報パケットの送信元のNASがバックアップ機となり得るか否かを判定する。
ここで、バックアップ機選択部164は、装置情報パケットの送信元のNASがNAS10におけるバージョン番号により特定されるフェイルオーバ構成を実現可能か否かを判定する。具体的には、記憶部120は、NAS10におけるバージョン番号と、当該バージョン番号に対応するフェイルオーバ構成を実現可能な1又は複数の他のバージョン番号とを対応付けて保持している。バックアップ機選択部164は、装置情報パケットから抽出したバージョン番号が、自身を含むNAS10におけるバージョン番号と対応付けられている場合には、装置情報パケットの送信元のNASがNAS10におけるバージョン番号により特定されるフェイルオーバ構成を実現可能と判断する。
また、バックアップ機選択部164は、装置情報パケットの送信元のNASに接続されたハードディスク351及びハードディスク352によって、NAS10に接続されたハードディスク151及びハードディスク152において構築されているRAID構成を構築可能であるか否かを判定する。具体的には、バックアップ機選択部164は、装置情報パケットから抽出したプロダクトIDによって特定されるRAID構成が、ハードディスク151及びハードディスク152において構築されているRAID構成と一致するか否かを判定する。
また、バックアップ機選択部164は、装置情報パケットから抽出した記憶容量が、新たに構成しようとするフェイルオーバ機能において必要となる記憶容量以上であるか否かを判定する。
(1)装置情報パケットの送信元のNASがNAS10におけるフェイルオーバ構成を実現可能であること、(2)装置情報パケットの送信元のNASに接続されたハードディスク351及びハードディスク352によって、NAS10に接続されたハードディスク151及びハードディスク152において構築されているRAID構成を構築可能であること、(3)装置情報パケットから抽出した記憶容量が、新たに構成しようとするフェイルオーバ機能において必要となる記憶容量以上であることの3つの要件を満たす場合、バックアップ機選択部164は、装置情報パケットの送信元のNASをバックアップ機に選択する。なお、複数のNASがバックアップ機として選択可能である場合、バックアップ機選択部164は、何れか1つのNASをバックアップ機に選択する。
更に、バックアップ機選択部164は、バックアップ機として選択されたことを示すバックアップ選択パケットを生成する。バックアップ選択パケットには、フェイルオーバ構成においてメイン機とバックアップ機との間で同期すべき設定の情報及び同期すべきデータの位置を示すディレクトリ情報からなる同期情報が含まれる。バックアップ機選択部164は、生成したバックアップ選択パケットを、通信部110へ出力する。通信部110は、バックアップ選択パケットを、通信ネットワーク60を介して、新規のバックアップ機であるNASへ送信する。
(2−2)バックアップ機のNASの構成
図3は、フェイルオーバシステムにおけるバックアップ機であるNAS20の構成図である。図3に示すNAS20は、制御部200、通信部210、記憶部220、記憶装置接続部241、記憶装置接続部242を含んで構成される。
制御部200は、例えばCPUによって構成され、NAS20が具備する各種機能を制御する。
通信部210は、例えばLANカードであり、MACアドレスが付与されている。通信部210は、外部との通信を行う通信インタフェースであり、例えば、図示しないDMP対応テレビ受像機等の端末装置との間で、ネットワークを介した通信を行う。
記憶部220は、例えば、NANDフラッシュメモリによって構成され、NAS20における制御などに用いられる各種情報を記憶する。具体的には、記憶部220は、フェイルオーバ構成に必要な各種設定情報を記憶する。記憶装置接続部241は、ハードディスク251を接続する。記憶装置接続部242は、ハードディスク252を接続する。
(2−3)新規のバックアップ機となり得るNASの構成
図4は、フェイルオーバシステムにおける新規のバックアップ機となり得るNAS30、NAS40及びNAS50の構成図である。図4に示すNAS30乃至NAS50は、制御部300、通信部310、記憶部320、記憶装置接続部341、記憶装置接続部342を含んで構成される。
制御部300は、例えばCPUによって構成され、NAS30乃至NAS50が具備する各種機能を制御する。
通信部310は、例えばLANカードであり、MACアドレスが付与されている。通信部310は、外部との通信を行う通信インタフェースであり、例えば、図示しないDMP対応テレビ受像機等の端末装置との間で、ネットワークを介した通信を行う。
記憶部320は、例えば、NANDフラッシュメモリによって構成され、NAS10における制御などに用いられる各種情報を記憶する。記憶装置接続部341は、ハードディスク351を接続する。記憶装置接続部342は、ハードディスク352を接続する。
制御部300は、検索パケット受信処理部361、判定部362及び応答情報送信処理部363を含んで構成される。なお、判定部362は、後述のその他の実施形態において必要となる構成であるので、本実施形態では、説明を省略する。
検索パケット受信処理部361は、NAS10からの検索パケットを、通信ネットワーク60及び通信部310を介して受信する。
応答情報送信処理部363は、検索パケット受信処理部361により受信された検索パケットによって要求される、自身を含むNASのフェイルオーバ機能のバージョン番号と、ハードディスク351及びハードディスク352の記憶容量の情報を含んだ装置情報パケットを生成する。更に、応答情報送信処理部363は、装置情報パケットを、通信部310及び通信ネットワーク60を介してNAS10へ送信する。
また、制御部300は、自身を含むNASが新規のバックアップ機として選択された場合、通信ネットワーク60及び通信部310を介して、NAS10からのバックアップ選択パケットを受信する。更に、制御部300は、バックアップ選択パケットに含まれる、同期情報に基づいて、フェイルオーバ構成におけるバックアップ機となるための設定及びデータの同期処理を行う。
(3)フェイルオーバシステムの動作
図5は、フェイルオーバシステムの第1の動作を示すシーケンス図である。ステップS101において、メイン機であるNAS10は、バックアップ機であるNAS20に向けてecho request パケットを送信する。NAS20は、ステップS101においてecho request パケットを受信した場合、ステップS102において、echo reply パケットを、NAS10へ向けて送信する。
ステップS103において、NAS10は、ステップS101においてecho request パケットを送信してから所定期間内に、ステップS102においてecho reply パケットを受信したか否かを判定する。
echo request パケットを送信してから所定期間内にecho reply パケットを受信した場合には、ステップS101におけるecho request パケットの送信以降の動作が繰り返される。
一方、echo request パケットを送信してから所定期間内にecho reply パケットを受信していない場合には、ステップS104において、NAS10は、バックアップ機の候補となり得るNAS30乃至NAS50に対して、フェイルオーバ機能の識別情報であるバージョン番号、及び、記憶容量の送信を要求する情報を含んだ検索パケットを送信する。NAS30乃至NAS50は、検索パケットを受信する。
ステップS105において、NAS30乃至NAS50は、検索パケットによって要求される、フェイルオーバ機能のバージョン番号、及び、記憶容量情報を含んだ装置情報パケットを生成する。
ステップS106において、NAS30乃至NAS50は、装置情報パケットを、NAS10へ送信する。NAS10は、装置情報パケットを受信する。
ステップS107において、NAS10は、装置情報パケットに含まれるフェイルオーバ機能のバージョン番号、及び、記憶容量情報に基づいて、NAS30乃至NAS50の中から新規のバックアップ機となるNAS(ここではNAS40)を選択する。
ステップS108において、NAS10は、同期情報を含んだバックアップ選択パケットを、選択したNAS40へ送信する。NAS40は、バックアップ選択パケットを受信する。
ステップS109において、NAS40は、バックアップ選択パケットに含まれる同期情報に基づいて、フェイルオーバ構成におけるバックアップ機となるための設定及びデータの同期処理を行う。
(4)作用・効果
本実施形態のフェイルオーバシステムでは、メイン機であるNAS10は、NAS20からの応答がない場合に、新規のバックアップ機となるNASを検索するための検索パケットを送信する。検索パケットを受信したNAS30乃至NAS50は、フェイルオーバ機能のバージョン番号、及び、記憶容量情報を含んだ装置情報パケットをNAS10へ送信する。NAS10は、各装置情報パケットに含まれるフェイルオーバ機能のバージョン番号、及び、記憶容量情報に基づいて、新規のバックアップ機となるNASを選択し、選択したNASに対して、バックアップ選択パケットを送信する。バックアップ選択パケットを受信したNASは、フェイルオーバ構成におけるバックアップ機となるための設定及びデータの同期処理を行う。従って、NAS10は、新規のバックアップ機となるNASを選択でき、人手に頼ることなく、簡易にフェイルオーバを構成することが可能となる。
(5)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した実施形態では、検索パケットを受信したNAS30乃至NAS50が、フェイルオーバ機能のバージョン番号、及び、記憶容量情報を含んだ装置情報パケットをNAS10へ送信し、当該NAS10が、各装置情報パケットに含まれるフェイルオーバ機能のバージョン番号、及び、記憶容量情報に基づいて、新規のバックアップ機となるNASを選択した。しかし、以下の手法を採用してもよい。
すなわち、NAS10が、echo request パケットの送信後、所定期間内にecho reply パケットを受信しなかった場合、NAS10内の検索パケット送信処理部162は、新規にバックアップ機となるNASを検索するための検索パケットを生成する。本実施形態では、検索パケットは、バックアップ機に要求されるフェイルオーバ機能を識別可能な情報であるバージョン番号を含む。また、検索パケットは、NAS10に接続されたハードディスク151及びハードディスク152において採用されているRAIDの構成を識別可能な情報であるプロダクトIDを含む。また、検索パケットは、同期すべきデータ、換言すれば、NAS10に接続されたハードディスク151及びハードディスク152に記憶されたデータの量の情報(同期データ量情報)を含む。
検索パケット送信処理部162は、生成した検索パケットを通信部110へ出力する。通信部110は、入力された検索パケットを通信ネットワーク60に向けて送信する。
NAS30、NAS40、NAS50内の検索パケット受信処理部361は、NAS10からの検索パケットを、通信ネットワーク60及び通信部310を介して受信する。
判定部362は、検索パケットが受信された場合、当該検索パケットに含まれるフェイルオーバ機能のバージョン番号、プロダクトID、同期データ量情報を抽出する。更に、判定部362は、フェイルオーバ機能のバージョン番号、プロダクトID、同期データ量情報に基づいて、自身を含んでいるNASがバックアップ機となり得るか否かを判定する。
具体的には、判定部362は、自身を含んでいるNASがスタンドアロンであるか否かを判定する。ここで、スタンドアロンとは、NASが他のNASとの間でフェイルオーバシステムを構成していない状態を示す。
また、判定部362は、検索パケットから抽出したバージョン番号により特定されるフェイルオーバ構成を実現可能か否かを判定する。ここで、記憶部320は、自身を含むNASにおけるバージョン番号と、当該バージョン番号に対応するフェイルオーバ構成を実現可能な1又は複数の他のバージョン番号とを対応付けて保持している。判定部362は、検索パケットから抽出したバージョン番号が、自身を含むNASにおけるバージョン番号と対応付けられている場合には、検索パケットから抽出したバージョン番号により特定されるフェイルオーバ構成を実現可能と判断する。
また、判定部362は、ハードディスク351及びハードディスク352によって、検索パケットから抽出したプロダクトIDによって特定されるRAID構成を構築可能か否かを判定する。また、判定部362は、ハードディスク351及びハードディスク352が、検索パケットから抽出したプロダクトIDによって特定されるRAID構成を構築した上で、同期データ量情報によって示されるデータの量を記憶可能であるか否かを判定する。
(1)自身を含んでいるNASがスタンドアロンであること、(2)検索パケットから抽出したバージョン番号により特定されるフェイルオーバ構成を実現可能であること、(3)ハードディスク351及びハードディスク352によって、検索パケットから抽出したプロダクトIDによって特定されるRAID構成を構築可能であること、(4)ハードディスク351及びハードディスク352が、検索パケットから抽出したプロダクトIDによって特定されるRAID構成を構築した上で、同期データ量情報によって示されるデータの量を記憶可能であることの4つの要件をすべて満たす場合、判定部362は、自身を含むNASがバックアップ機となり得ると判定する。
一方、上述した(1)乃至(4)の要件の何れか1つでも満たさない場合には、判定部362は、自身を含むNASがバックアップ機となり得えないと判定する。但し、(1)の要件は、必ずしも必須ではない。すなわち、1台のバックアップ機に対して、複数のメイン機が存在する構成となってもよい。但し、1台のバックアップ機に対して、複数のメイン機が存在する構成の場合、バックアップ機のハードディスクの記憶容量の不足、及び、ハードディスクに対する書き込み時の負荷増大による故障率の上昇等の問題が起こり得る。このため、本実施形態では、上述の問題の起こりにくい判定手法を採用することとした。
応答情報送信処理部363は、上述した判定部362による判定結果を含んだ判定結果パケットを、通信部310及び通信ネットワーク60を介してNAS10へ送信する。
NAS10内の通信部110は、判定結果パケットを受信し、制御部100へ出力する。制御部100内の応答情報受信処理部163は、判定結果パケットが入力される。
バックアップ機選択部164は、NAS30乃至NAS50からの判定結果パケットを解析する。判定結果パケットによって示される判定結果が、バックアップ機となり得ることを示している場合、バックアップ機選択部164は、当該判定結果パケットの送信元のNASを、新規のバックアップ機に選択する。なお、バックアップ機となり得るとの判定結果を示す判定結果パケットが複数存在する場合、バックアップ機選択部164は、何れか1つの判定結果パケットの送信元のNASを、新規のバックアップ機に選択する。
更に、バックアップ機選択部164は、バックアップ機として選択されたことを示すバックアップ選択パケットを生成する。バックアップ選択パケットには、フェイルオーバ構成においてメイン機とバックアップ機との間で同期すべき設定の情報及び同期すべきデータの位置を示すディレクトリ情報からなる同期情報が含まれる。バックアップ機選択部164は、生成したバックアップ選択パケットを、通信部110へ出力する。通信部110は、バックアップ選択パケットを、通信ネットワーク60を介して、新規のバックアップ機であるNASへ送信する。
NAS30、NAS40、NAS50内の制御部300は、自身を含むNASが新規のバックアップ機として選択された場合、通信ネットワーク60及び通信部310を介して、NAS10からのバックアップ選択パケットを受信する。更に、制御部300は、バックアップ選択パケットに含まれる、同期情報に基づいて、フェイルオーバ構成におけるバックアップ機となるための設定及びデータの同期処理を行う。
図6は、フェイルオーバシステムの第2の動作を示すシーケンス図である。ステップS201において、メイン機であるNAS10は、バックアップ機であるNAS20に向けてecho request パケットを送信する。NAS20は、ステップS201においてecho request パケットを受信した場合、ステップS202において、echo reply パケットを、NAS10へ向けて送信する。
ステップS203において、NAS10は、ステップS101においてecho request パケットを送信してから所定期間内に、ステップS102においてecho reply パケットを受信したか否かを判定する。
echo request パケットを送信してから所定期間内にecho reply パケットを受信した場合には、ステップS201におけるecho request パケットの送信以降の動作が繰り返される。
一方、echo request パケットを送信してから所定期間内にecho reply パケットを受信していない場合には、ステップS204において、NAS10は、バックアップ機の候補となり得るNAS30乃至NAS50に対して、検索パケットを送信する。NAS30乃至NAS50は、検索パケットを受信する。
ステップS205において、NAS30乃至NAS50は、検索パケットに含まれるRAID構成情報、記憶容量情報及び同期データ量情報に基づいて、自身がバックアップ機となり得るか否かを判定する。
ステップS206において、NAS30乃至NAS50は、自身がバックアップ機となり得るか否かの判定結果を示す判定結果パケットを、NAS10へ送信する。NAS10は、判定結果パケットを受信する。
ステップS207において、NAS10は、判定結果パケットで示される判定結果に基づいて、NAS30乃至NAS50の中から新規のバックアップ機となるNAS(ここではNAS40)を選択する。
ステップS208において、NAS10は、同期情報を含んだバックアップ選択パケットを、選択したNAS40へ送信する。NAS40は、バックアップ選択パケットを受信する。
ステップS209において、NAS40は、バックアップ選択パケットに含まれる同期情報に基づいて、フェイルオーバ構成におけるバックアップ機となるための設定及びデータの同期処理を行う。
このようなフェイルオーバシステムでは、メイン機であるNAS10は、NAS20からの応答がない場合に、新規のバックアップ機となるNASを検索するための検索パケットを送信する。検索パケットを受信したNAS30乃至NAS50は、自身がバックアップ機となり得るか否かを判定し、判定結果示す判定結果パケットをNAS10へ送信する。NAS10は、各判定結果パケットによって示される判定結果に基づいて、新規のバックアップ機となるNASを選択し、選択したNASに対して、バックアップ選択パケットを送信する。バックアップ選択パケットを受信したNASは、フェイルオーバ構成におけるバックアップ機となるための設定及びデータの同期処理を行う。従って、NAS10は、新規のバックアップ機となるNASを選択でき、人手に頼ることなく、簡易にフェイルオーバを構成することが可能となる。
また、上述した実施形態では、NAS10乃至NAS50には、ハードディスクが接続されたが、接続される記憶媒体はこれに限定されない。例えば、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ、SDカード等の記憶媒体が接続されてもよい。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
10、20、30、40、50…NAS、100、200、300…制御部、110、210、310…通信部、120、220、320…記憶部、141、142、241、242、341、342、…記憶装置接続部、151、152、251、252、351、352…ハードディスク、161、261…存在確認処理部、162…検索パケット送信処理部、163…応答情報受信処理部、164…バックアップ機選択部、361…検索パケット受信処理部、362…判定部、363…応答情報送信処理部

Claims (7)

  1. 記憶媒体を接続可能な第1の記憶処理装置と、記憶媒体を接続可能であって前記第1の記憶処理装置の障害時に前記第1の記憶処理装置のバックアップ機となる第2の記憶処理装置と、記憶媒体を接続可能であってバックアップ機の候補となり得る第3の記憶処理装置とにより構成されるフェイルオーバシステムであって、
    前記第1の記憶処理装置は、
    前記第2の記憶処理装置に対し、前記第2の記憶処理装置の存在確認のための存在確認情報を送信する存在確認情報送信部と、
    前記存在確認情報に対する前記第2の記憶処理装置からの応答である第1の応答情報を受信する第1の応答情報受信部と、
    前記存在確認情報が送信された後、所定期間内に前記第1の応答情報が受信されなかった場合に、前記第3の記憶処理装置を検索するための検索情報を送信する検索情報送信部と
    を備え、
    前記第3の記憶処理装置は、
    前記検索情報を受信する検索情報受信部と、
    前記検索情報に対する応答である第2の応答情報を送信する応答情報送信部と
    を備え、
    前記第1の記憶処理装置は、
    前記第3の記憶処理装置からの前記第2の応答情報を受信する第2の応答情報受信部と、
    前記第2の応答情報受信部により受信された前記第2の応答情報に基づいて、前記第3の記憶処理装置の中からバックアップ機を選択する選択部と
    を備えるフェイルオーバシステム。
  2. 前記検索情報は、前記第3の記憶処理装置におけるフェイルオーバを構築するために必要な機能、RAIDの構成、及び、記憶媒体の記憶容量の少なくとも何れかの送信を要求する情報であり、
    前記第2の応答情報は、前記第3の記憶処理装置におけるフェイルオーバを構築するために必要な機能、RAIDの構成、及び、記憶媒体の記憶容量の少なくとも何れかの情報を含む請求項1に記載のフェイルオーバシステム。
  3. 前記検索情報は、バックアップ機におけるフェイルオーバを構築するために必要な機能、RAIDの構成、及び、同期すべきデータの量の少なくとも何れかの情報を含み、
    前記第2の応答情報は、前記バックアップ機におけるフェイルオーバを構築するために必要な機能、RAIDの構成、及び、同期すべきデータの量の少なくとも何れかの情報に基づいて行われる前記第3の記憶処理装置がバックアップ機になり得るか否かの判定の結果である判定結果情報を含む請求項1に記載のフェイルオーバシステム。
  4. 記憶媒体を接続可能であり、フェイルオーバシステムにおいてメイン機となる記憶処理装置であって、
    バックアップ機である第1の他の記憶処理装置に対し、前記第1の他の記憶処理装置の存在確認のための存在確認情報を送信する存在確認情報送信部と、
    前記存在確認情報に対する前記第1の他の記憶処理装置からの応答である第1の応答情報を受信する第1の応答情報受信部と、
    前記存在確認情報が送信された後、所定期間内に前記応答情報が受信されなかった場合に、バックアップ機の候補となり得る第2の他の記憶処理装置を検索するための検索情報を送信する検索情報送信部と、
    前記検索情報に対する前記第2の他の記憶処理装置からの応答である第2の応答情報を受信する第2の応答情報受信部と、
    前記第2の応答情報受信部により受信された前記第2の応答情報に基づいて、前記第2の他の記憶処理装置の中からバックアップ機を選択する選択部と
    を備える記憶処理装置。
  5. 記憶媒体を接続可能であり、フェイルオーバシステムにおいてバックアップ機の候補となり得る記憶処理装置であって、
    前記他の記憶処理装置からの自装置を検索するための検索情報を受信する検索情報受信部と、
    前記検索情報に対する応答である、自記憶処理装置におけるフェイルオーバを構築するために必要な機能、及び、記憶媒体の記憶容量の少なくとも何れかの情報を含む応答情報、又は、自記憶処理装置がバックアップ機になり得るか否かの判定の結果である判定結果情報を含む応答情報を送信する応答情報送信部と
    を備える記憶処理装置。
  6. 記憶媒体を接続可能であり、フェイルオーバシステムにおいてメイン機となる記憶処理装置におけるフェイルオーバ制御方法であって、
    バックアップ機である第1の他の記憶処理装置に対し、前記第1の他の記憶処理装置の存在確認のための存在確認情報を送信するステップと、
    前記存在確認情報に対する前記第1の他の記憶処理装置からの応答である第1の応答情報を受信するステップと、
    前記存在確認情報が送信された後、所定期間内に前記応答情報が受信されなかった場合に、バックアップ機の候補となり得る第2の他の記憶処理装置を検索するための検索情報を送信するステップと、
    前記検索情報に対する前記第2の他の記憶処理装置からの応答である第2の応答情報を受信するステップと、
    受信された前記第2の応答情報に基づいて、前記第2の他の記憶処理装置の中からバックアップ機を選択するステップと
    を備えるフェイルオーバ制御方法。
  7. 記憶媒体を接続可能であり、フェイルオーバシステムにおいてバックアップ機の候補となり得る記憶処理装置におけるフェイルオーバ制御方法であって、
    前記他の記憶処理装置からの自装置を検索するための検索情報を受信するステップと、
    前記検索情報に対する応答である、自記憶処理装置におけるフェイルオーバを構築するために必要な機能、及び、記憶媒体の記憶容量の少なくとも何れかの情報を含む応答情報、又は、自記憶処理装置がバックアップ機になり得るか否かの判定の結果である判定結果情報を含む応答情報を送信するステップと
    を備えるフェイルオーバ制御方法。
JP2010228491A 2010-10-08 2010-10-08 フェイルオーバシステム、記憶処理装置及びフェイルオーバ制御方法 Active JP5255035B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010228491A JP5255035B2 (ja) 2010-10-08 2010-10-08 フェイルオーバシステム、記憶処理装置及びフェイルオーバ制御方法
US13/268,283 US20120089863A1 (en) 2010-10-08 2011-10-07 Failover system, storage processing device and failover control method
CN2011103066365A CN102567148A (zh) 2010-10-08 2011-10-08 失效备援系统、存储处理装置以及失效备援控制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010228491A JP5255035B2 (ja) 2010-10-08 2010-10-08 フェイルオーバシステム、記憶処理装置及びフェイルオーバ制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012083891A true JP2012083891A (ja) 2012-04-26
JP5255035B2 JP5255035B2 (ja) 2013-08-07

Family

ID=45926058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010228491A Active JP5255035B2 (ja) 2010-10-08 2010-10-08 フェイルオーバシステム、記憶処理装置及びフェイルオーバ制御方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20120089863A1 (ja)
JP (1) JP5255035B2 (ja)
CN (1) CN102567148A (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9009525B1 (en) * 2012-06-07 2015-04-14 Western Digital Technologies, Inc. Methods and systems for NAS device pairing and mirroring
KR20140066370A (ko) * 2012-11-23 2014-06-02 삼성전자주식회사 디스플레이장치 및 소프트웨어 복구 방법
US10229181B2 (en) * 2013-07-16 2019-03-12 Pankaj Sharma System and method for synchronizing data between communication devices in a networked environment without a central server
US9667496B2 (en) * 2013-12-24 2017-05-30 International Business Machines Corporation Configuration updates across peer storage systems
US9535806B1 (en) 2015-03-30 2017-01-03 EMC IP Holding Company LLC User-defined storage system failure detection and failover management
US9760458B2 (en) * 2015-06-02 2017-09-12 Netapp, Inc. Dynamic mirroring
US9734017B2 (en) * 2015-07-31 2017-08-15 Netapp, Inc. Methods for dynamically determining and readjusting failover targets and devices thereof
US10120715B2 (en) * 2015-12-10 2018-11-06 Automotive Research & Testing Center Distributed network management system and method for a vehicle

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0773061A (ja) * 1993-09-02 1995-03-17 Nec Corp ホットスタンバイシステムにおける待機系配置ホスト決 定方式
JPH0740253B2 (ja) * 1988-08-26 1995-05-01 富士電機株式会社 マルチプロセッサシステムにおける動作監視方法
JP2004512610A (ja) * 2000-10-16 2004-04-22 ゴー アヘッド ソフトウェア インコーポレイテッド ネットワーク化されたシステムの高アベイラビリティを維持する技法
JP2005301436A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Hitachi Ltd クラスタシステムおよびクラスタシステムにおける障害回復方法
JP2006260357A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Hitachi Ltd フェイルオーバークラスタシステム及びフェイルオーバー方法
JP2006323526A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Fujitsu Ltd クラスタ管理プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、クラスタ管理方法、ノード、およびクラスタ
JP2009025965A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Hitachi Ltd フェールオーバにおける引き継ぎ先を自律的に変更する計算機システム及び方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6834326B1 (en) * 2000-02-04 2004-12-21 3Com Corporation RAID method and device with network protocol between controller and storage devices
JP4870915B2 (ja) * 2004-07-15 2012-02-08 株式会社日立製作所 ストレージ装置
JP4890160B2 (ja) * 2006-09-06 2012-03-07 株式会社日立製作所 ストレージシステム及びバックアップ/リカバリ方法
JP2008146574A (ja) * 2006-12-13 2008-06-26 Hitachi Ltd 記憶制御装置及び記憶制御方法
US20090024722A1 (en) * 2007-07-17 2009-01-22 International Business Machines Corporation Proxying availability indications in a failover configuration
JP4648447B2 (ja) * 2008-11-26 2011-03-09 株式会社日立製作所 障害復旧方法、プログラムおよび管理サーバ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0740253B2 (ja) * 1988-08-26 1995-05-01 富士電機株式会社 マルチプロセッサシステムにおける動作監視方法
JPH0773061A (ja) * 1993-09-02 1995-03-17 Nec Corp ホットスタンバイシステムにおける待機系配置ホスト決 定方式
JP2004512610A (ja) * 2000-10-16 2004-04-22 ゴー アヘッド ソフトウェア インコーポレイテッド ネットワーク化されたシステムの高アベイラビリティを維持する技法
JP2005301436A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Hitachi Ltd クラスタシステムおよびクラスタシステムにおける障害回復方法
JP2006260357A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Hitachi Ltd フェイルオーバークラスタシステム及びフェイルオーバー方法
JP2006323526A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Fujitsu Ltd クラスタ管理プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、クラスタ管理方法、ノード、およびクラスタ
JP2009025965A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Hitachi Ltd フェールオーバにおける引き継ぎ先を自律的に変更する計算機システム及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5255035B2 (ja) 2013-08-07
CN102567148A (zh) 2012-07-11
US20120089863A1 (en) 2012-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5255035B2 (ja) フェイルオーバシステム、記憶処理装置及びフェイルオーバ制御方法
US9659075B2 (en) Providing high availability in an active/active appliance cluster
KR101442309B1 (ko) 다수의 아답터들을 통해서 다수의 가상 ip 어드레스를 동시에 지원하는 호스트내 페일오버
EP3352431B1 (en) Network load balance processing system, method, and apparatus
US20130159487A1 (en) Migration of Virtual IP Addresses in a Failover Cluster
JP6279938B2 (ja) 接続管理装置、通信システム、接続管理方法およびプログラム
JP2006253900A (ja) Ipアドレス引き継ぎ方法、ipアドレスアドレス引き継ぎプログラム、サーバおよびネットワークシステム
US20130227022A1 (en) Peer discovery and secure communication in failover schemes
JP2010103695A (ja) クラスタシステム、クラスタサーバ及びクラスタ制御方法
US20130111002A1 (en) Systems and methods for establishing a virtual local area network
JP7046983B2 (ja) パケット伝送方法及び装置
US10931601B2 (en) Method and apparatus for conditional broadcasting of network configuration data
JP5775473B2 (ja) エッジ装置冗長化システム、切替制御装置およびエッジ装置冗長化方法
CN103503421A (zh) 负荷平衡系统中的sctp关联端点重定位
US11706301B2 (en) Server node selection method and terminal device
JP2014513453A (ja) 無線端末及びホストデバイスのための通信方法、無線端末、及びホストデバイス
CN102882906A (zh) 受限应用协议中数据通信的方法和装置
EP3481099B1 (en) Load balancing method and associated device
CN108737347B (zh) 数据通信方法、装置及其设备
CN111385324A (zh) 一种数据通信方法、装置、设备和存储介质
CN108965363B (zh) 一种处理报文的方法和设备
JP2010062598A (ja) 負荷分散方法およびdhcpサーバ装置
JP6048969B2 (ja) 通信管理装置、サービス提供装置、通信システム、通信管理方法、サービス提供方法およびプログラム
JP2012073773A (ja) 記憶処理装置及びフェイルオーバ制御方法
JP5535757B2 (ja) クライアント装置、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120814

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130418

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5255035

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160426

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250