JP2012080969A - 歯列矯正用結紮用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】アーチワイヤーの保持および歯の間の空間閉鎖の双方を同時に行うことのできる歯列矯正用結紮用具を提案すること。
【解決手段】歯列矯正用結紮用具20は、連結板22(1)を介して繋がっている蓋板21(1)、21(2)を備え、各蓋板によって各歯列矯正用ブラケット1(1)、1(2)のアーチワイヤースロット4内にアーチワイヤー10が保持される。各蓋板21は歯列矯正用ブラケット1(1)、1(2)のタイウイング5、6に掛止され、その長さ方向への移動が拘束された状態で各歯列矯正用ブラケットに取り付けられる。歯列矯正用ブラケットの間隔が広く、歯31、32の間を詰める必要がある場合には、蓋板21の間を連結している連結板22がその長さ方向に伸長した状態で、歯列矯正用ブラケットに架け渡される。連結板の弾性復帰力が歯の間の空隙封鎖用の力として歯列矯正用ブラケットに加わる。
【選択図】図2
【解決手段】歯列矯正用結紮用具20は、連結板22(1)を介して繋がっている蓋板21(1)、21(2)を備え、各蓋板によって各歯列矯正用ブラケット1(1)、1(2)のアーチワイヤースロット4内にアーチワイヤー10が保持される。各蓋板21は歯列矯正用ブラケット1(1)、1(2)のタイウイング5、6に掛止され、その長さ方向への移動が拘束された状態で各歯列矯正用ブラケットに取り付けられる。歯列矯正用ブラケットの間隔が広く、歯31、32の間を詰める必要がある場合には、蓋板21の間を連結している連結板22がその長さ方向に伸長した状態で、歯列矯正用ブラケットに架け渡される。連結板の弾性復帰力が歯の間の空隙封鎖用の力として歯列矯正用ブラケットに加わる。
【選択図】図2
Description
本発明は歯列矯正治療に用いられるアーチワイヤーを歯列矯正用ブラケットに結紮するための結紮線あるいはゴムリングの代わりに用いることのできる歯列矯正用結紮用具に関する。
通常、矯正歯科治療を行う際には、歯に歯列矯正用ブラケットと呼ばれる金具を接着し、そこにアーチワイヤーを結紮し、当該アーチワイヤーの力で歯の移動を行う。この金具にアーチワイヤーを結紮するために、通常は、リガチャーワイヤーと呼ばれる細い結紮線あるいはリングレットと呼ばれる小さいゴムリングが用いられる。この結紮作業は時間が掛かり、熟練を要し、また結紮が不完全であると、十分な矯正力が発現されず、歯の移動に支障をきたす。また、結紮線、ゴムリングを用いた結紮では、金具とアーチワイヤーの間の摩擦が大きくなり、歯の移動を阻害するという報告が多い。
そこで、最近では、結紮線やゴムリングの代わりに、フタあるいはキャップを用いてアーチワイヤーを歯列矯正用ブラケットのアーチワイヤースロットに装着する方法が提案されている。特許文献1(特開2007−50030号公報)には、歯列矯正用のブラケットの近遠心方向に沿って形成されたアーチワイヤースロットに収容されるアーチワイヤーを保持するために、アーチワイヤースロットを覆う歯列矯正用キャップが提案されている。特許文献2(特開2008−61805号公報)には、歯に接合される基台部と、ここに形成したワイヤー挿入溝を閉塞してワイヤーを保持する閉塞板とを備えた歯列矯正用金具が提案されている。
ここで、矯正歯科治療において、歯の間に空隙が認められる場合、エラスティックチェーンと呼ばれるゴム製のチェーンを用いて空隙閉鎖が行われる。上記の特許文献1等に記載されているアーチワイヤーをキャップあるいは閉塞板で保持する方法では、空隙を閉鎖することは出来ないため、空隙閉鎖の際にはゴム製のチェーンが併用されるが、チェーンを装着することによりアーチワイヤーと歯列矯正用ブラケット間の摩擦が大きくなり、これが空隙閉鎖を遅らせる原因となる。
特許文献2においては、歯列矯正用金具の基台部に、ワイヤー保持用の閉塞板の係合溝と共にチェーンを架けるためのチェーン用凹部を形成し、ここにゴム製チェーンを架けるようにしている。これにより、基台部に装着したゴム製チェーンと、基台部に装着したワイヤーとが接触しないので、これらの接触によりワイヤーの変位が抑制されて矯正が阻害されてしまうことを防止している(当該文献の段落0048〜0050、図9〜図11)。
しかしながら、特許文献2に記載の歯列矯正用金具では、その基台部にワイヤー保持用の閉塞板を取り付けるための係合溝と、チェーン装着用の凹部を形成する必要があり、歯列矯正用金具の形状が複雑化するという問題点がある。また、ワイヤー保持のために閉塞板および空間閉鎖用のゴム製チェーンの双方を取り付ける必要があるので作業性が悪いという問題点および部品点数が多くなるという問題点がある。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、アーチワイヤーの保持および歯の間の空間閉鎖の双方を同時に行うことのできる歯列矯正用結紮用具を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、アーチワイヤースロットの幅方向の両側に一対のタイウイングがそれぞれ形成されている歯列矯正用ブラケットにおける前記アーチワイヤースロットに通したアーチワイヤーが、当該アーチワイヤースロットから外れないように保持すると共に、前記歯列矯正用ブラケットに対してアーチワイヤースロットの長さ方向に沿った方向に引張り力を加えるために用いる伸縮性の弾性素材からなる結紮用具であって、
当該歯列矯正用結紮用具の長さ方向に沿って一定の間隔で配置されているアーチワイヤースロット封鎖用の蓋板と、
各蓋板の間を繋ぐ連結板とを有し、
各蓋板は、当該蓋板における前記長さ方向に直交する幅方向の両側縁から延びている腕部分と、各腕部分の先端に形成されている前記長さ方向に延びるフック部分とを備えており、
各蓋板をアーチワイヤースロットの開口を封鎖するように各歯列矯正用ブラケットの表面に配置し、両側の腕部分を各一対のタイウイングの間の溝に通し、それらの先端のフック部分を各一対のタイウイングの背面側に掛止することにより、各蓋板を各歯列矯正用ブラケットに固定可能であり、
各連結板の伸長量に応じた引張力が各歯列矯正用ブラケットに作用することを特徴としている。
当該歯列矯正用結紮用具の長さ方向に沿って一定の間隔で配置されているアーチワイヤースロット封鎖用の蓋板と、
各蓋板の間を繋ぐ連結板とを有し、
各蓋板は、当該蓋板における前記長さ方向に直交する幅方向の両側縁から延びている腕部分と、各腕部分の先端に形成されている前記長さ方向に延びるフック部分とを備えており、
各蓋板をアーチワイヤースロットの開口を封鎖するように各歯列矯正用ブラケットの表面に配置し、両側の腕部分を各一対のタイウイングの間の溝に通し、それらの先端のフック部分を各一対のタイウイングの背面側に掛止することにより、各蓋板を各歯列矯正用ブラケットに固定可能であり、
各連結板の伸長量に応じた引張力が各歯列矯正用ブラケットに作用することを特徴としている。
本発明の歯列矯正用結紮用具は、連結板を介して繋がっている蓋板を備えており、各蓋板によって各歯列矯正用ブラケットのアーチワイヤースロット内にアーチワイヤーが保持される。また、各蓋板は歯列矯正用ブラケットのタイウイングに掛止され、その長さ方向(アーチワイヤースロットの長さ方向)への移動が拘束された状態で各歯列矯正用ブラケットに取り付けられる。したがって、歯と歯の間に空隙が存在する場合など歯列矯正用ブラケットの間隔が広い場合、すなわち、これらの歯列矯正用ブラケットが固着された歯の間を詰める必要がある場合には、蓋板の間を連結している連結板がその長さ方向に伸長した状態で、歯列矯正用ブラケットに架け渡される。よって、連結板の弾性復帰力が歯の間の空隙封鎖用の力として歯列矯正用ブラケットに加わる。歯列矯正用結紮用具の素材をポリウレタンなどのある程度の硬さを有し、伸縮性のある素材から形成しておけば、必要とされる空隙封鎖用の力を得ることができ、蓋板とアーチワイヤーとの間の摩擦抵抗も十分に低くできるので、これらの間の摩擦力によって歯列矯正が阻害されることもない。
本発明によれば、歯列矯正用結紮用具の各蓋板を用いて、アーチワイヤーを各歯列矯正用ブラケットのアーチワイヤースロット内に保持することができ、各連結板が伸長することによって歯列矯正用ブラケットに作用する引張力を歯の間の空隙封鎖用の力として利用することができる。したがって、従来においては別個の部材を用いて行っていたアーチワイヤー保持と歯の間の空隙封鎖を単一の部材を用いて行うことができる。よって、本発明の歯列矯正用結紮用具を用いれば、歯列矯正治療を効率良く行うことができる。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1(a)に示すように、歯列矯正用ブラケット1は、矯正対象の歯における舌側あるいは唇側の歯面に接着材を用いて固着される平板状のベース部2と、ベース部2の表面側に一体形成されているブラケット本体部3とを備えている。ブラケット本体部3の中央には、左右方向(近遠心方向)に延びるアーチワイヤースロット4が形成されている。アーチワイヤースロット4は例えば一定幅で一定深さの矩形断面のスロットであり、ブラケット本体部3の凸円弧状の表面3aに開口しており、水平方向からアーチワイヤー10を装着可能である。
ブラケット本体部3におけるアーチワイヤースロット4の上下方向の両側の部分は、ベース部2と所定の間隔をあけて上下方向に突出した一定厚さのタイウイング5、6となっている。本例では、アーチワイヤースロット4の長さ方向の中央部分に、当該アーチワイヤースロット4に直交する方向に延びる一定幅の縦溝7が形成されており、この縦溝7によって両側のタイウイング5、6が左右に分離された一対のタイウイング片5a、5b、6a、6bとなっている。
図1(b)に示すように、本実施の形態における歯列矯正用結紮用具20は、歯列矯正用ブラケット1のアーチワイヤースロット4に通したアーチワイヤー10が、当該アーチワイヤースロット4から外れないように保持すると共に、歯列矯正用ブラケット1に対してアーチワイヤースロット4の長さ方向に沿って引張り力を加えるために用いる伸縮性の弾性素材からなる結紮用具である。
歯列矯正用結紮用具20は、その結紮用具長さ方向に沿って一定の間隔で配置されているアーチワイヤースロット封鎖用の蓋板21と、各蓋板21の間を繋ぐ連結板22から構成されている。各蓋板21は、角を丸くした横長の矩形形状をした一定厚さの蓋板本体部分23を備えており、この蓋板本体部分23における結紮用具長さ方向に直交する幅方向の両側縁の中央部分からは、蓋板本体部分23よりも狭い幅で一定厚さの腕板部分24、25が上下方向に延びている。これらの腕板部分24、25の先端縁には、結紮用具長さ方向に延びる円柱状のフック26、27が一体形成されており、これらのフック26、27は蓋板本体部分23とほぼ同一の長さのものである。この構成の蓋板21の両側の端縁中央に繋がっている連結板22は、蓋板本体部分23よりも狭い幅の板である。
ここで、各蓋板21の蓋板本体部分23は、歯列矯正用ブラケット1のブラケット本体部3の凸円弧状の表面3aに対応する凸円弧状に湾曲しており、そこに形成されているアーチワイヤースロット4の開口部を覆い隠すことのできる大きさのものである。また、蓋板本体部分23から上下に延びている腕板部分24、25は、上側の一対のタイウイング片5a、5bの間、および下側の一対のタイウイング片6a、6bの間の縦溝7に通すことのできる幅寸法を備えている。さらに、これらの腕板部分24、25を上下に引き伸ばして、それらの先に形成されているフック26、27を上側の一対のタイウイング片5a、5bの背面側、および、下側の一対のタイウイング片6a、6bの背面側に、上下から掛止することが可能となっている。
図2を参照して歯列矯正用結紮用具の使用状態を説明する。矯正対象の歯、例えば、歯31、32の舌側の歯面31a、32aにはそれぞれ歯列矯正用ブラケット1(1)、1(2)が固着されている。これらの歯列矯正用ブラケット1のアーチワイヤースロット4にはアーチワイヤー10が通されている。また、各歯列矯正用ブラケット1(1)、1(2)には歯列矯正用結紮用具20が架け渡されている。歯列矯正用結紮用具20の蓋板21(1)が歯列矯正用ブラケット1(1)の表面に固定され、蓋板21(2)が歯列矯正用ブラケット1(2)の表面に固定されている。
これらの蓋板21(1)、21(2)によって、各歯列矯正用ブラケット1(1)、1(2)においては、アーチワイヤースロット4からアーチワイヤー10が外れないように保持されている。また、隙間のある歯31、32の間に位置する歯列矯正用結紮用具20の連結板22(1)は、その初期長さよりも引き伸ばされた状態で両側の蓋板21(1)、21(2)が歯列矯正用ブラケット1(1)、1(2)に固定されている。したがって、連結板22(1)の弾性復帰力が、歯列矯正用ブラケット1(1)、1(2)を相互に接近させる方向の引張力として加わっており、この引張力が、歯31、32の空隙閉鎖用の力として作用している。
このように、本実施の形態の歯列矯正用結紮用具20は、アーチワイヤー10をアーチワイヤースロット4から外れないように保持するための部材として機能すると共に、歯の間の空隙封鎖用の部材としても機能する。したがって、従来のように双方の部材を取り付ける必要がないので矯正歯科治療を効率良く行うことができる。また、歯列矯正用結紮用具20はポリウレタンなどのある程度の硬さを有し、伸縮性のある素材から形成されているので、必要とされる空隙封鎖用の力を得ることができ、蓋板本体部分23とアーチワイヤー10との間の摩擦抵抗も十分に低くできるので、これらの間の摩擦力によって歯列矯正が阻害されることもない。
1 歯列矯正用ブラケット
2 ベース部
3 ブラケット本体部
3a 表面
4 アーチワイヤースロット
5、6 タイウイング
5a、5b、6a、6b タイウイング片
7 縦溝
10 アーチワイヤー
20 歯列矯正用結紮用具
21、21(1)、21(2) 蓋板
22、22(1) 連結板
23 蓋板本体部分
24、25 腕板部分
26、27 フック
31、32 歯
31a、32a 歯面
2 ベース部
3 ブラケット本体部
3a 表面
4 アーチワイヤースロット
5、6 タイウイング
5a、5b、6a、6b タイウイング片
7 縦溝
10 アーチワイヤー
20 歯列矯正用結紮用具
21、21(1)、21(2) 蓋板
22、22(1) 連結板
23 蓋板本体部分
24、25 腕板部分
26、27 フック
31、32 歯
31a、32a 歯面
Claims (1)
- アーチワイヤースロットの幅方向の両側に一対のタイウイングがそれぞれ形成されている歯列矯正用ブラケットにおける前記アーチワイヤースロットに通したアーチワイヤーが当該アーチワイヤースロットから外れないように保持すると共に、前記歯列矯正用ブラケットに対してアーチワイヤースロットの長さ方向に沿った方向に引張り力を加えるために用いる伸縮性の弾性素材からなる歯列矯正用結紮用具であって、
当該歯列矯正用結紮用具の長さ方向に沿って一定の間隔で配置されているアーチワイヤースロット封鎖用の蓋板と、
各蓋板の間を繋ぐ連結板とを有し、
各蓋板は、当該蓋板における前記長さ方向に直交する幅方向の両側縁から延びている腕部分と、各腕部分の先端に形成されている前記長さ方向に延びるフック部分とを備えており、
各蓋板をアーチワイヤースロットの開口を封鎖するように各歯列矯正用ブラケットの表面に配置し、両側の腕部分を各一対のタイウイングの間の溝に通し、それらの先端のフック部分を各一対のタイウイングの背面側に掛止することにより、各蓋板を各歯列矯正用ブラケットに固定可能であり、
各連結板の伸長量に応じた引張力が各歯列矯正用ブラケットに作用することを特徴とする歯列矯正用結紮用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010227913A JP2012080969A (ja) | 2010-10-07 | 2010-10-07 | 歯列矯正用結紮用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010227913A JP2012080969A (ja) | 2010-10-07 | 2010-10-07 | 歯列矯正用結紮用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012080969A true JP2012080969A (ja) | 2012-04-26 |
Family
ID=46240496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010227913A Pending JP2012080969A (ja) | 2010-10-07 | 2010-10-07 | 歯列矯正用結紮用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012080969A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019517318A (ja) * | 2016-06-02 | 2019-06-24 | ヨン−ミン ジョーYong−min Jo | 歯列矯正装置用の1ピースセルフライゲーションブラケット |
-
2010
- 2010-10-07 JP JP2010227913A patent/JP2012080969A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019517318A (ja) * | 2016-06-02 | 2019-06-24 | ヨン−ミン ジョーYong−min Jo | 歯列矯正装置用の1ピースセルフライゲーションブラケット |
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