JP2012078669A - 光走査装置及びレーザポインタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ペン状の細長い構造物に配置することが可能な光走査装置及びレーザポインタを提供することを目的としている。
【解決手段】光源と、前記光源から照射された光が透過するレンズと、前記レンズを介した光を反射させる反射部材と、前記反射部材により反射された光を走査するためのミラーと、を有し、前記ミラーを揺動させて前記光の照射方向と同方向に前記光を出射する光走査装置であって、前記反射部材は、前記光源側を向く第一の反射面と、前記光の出射面側を向く第二の反射面と、を有し、前記光源と前記レンズとが、当該光走査装置のケースの長手方向に並ぶように配置し、前記ミラーと前記反射部材とが、前記ケースの短手方向に並ぶように配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源と、前記光源から照射された光が透過するレンズと、前記レンズを介した光を反射させる反射部材と、前記反射部材により反射された光を走査するためのミラーと、を有し、前記ミラーを揺動させて前記光の照射方向と同方向に向かって前記光を出射する光走査装置及びこの光走査装置が搭載されたレーザポインタに関する。
従来から、光源から照射されたレーザ光を反射させるミラーを有する光MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)によりレーザ光を反射させて画像を投影する光走査装置がある。従来の光走査装置では、光MEMSの有するミラーがレーザ光の出射面と対向するように配置されるのが一般的であった。
図8は、従来の光走査装置の構成の例を示す図である。図8(A)に示す光走査装置10は、筐体11内のLD(Laser Diode)12、レンズ13、光MEMS14、偏光プリズム15を有している。光走査装置10では、光MEMS14の有するミラーが、LD12から照射されたレーザ光の出射面と対向する位置に配置されている。
図8(B)に示す光走査装置10Aは、偏光プリズム15の代わりに反射ミラー16を有している。光走査装置10Aでも、光MEMS14の有するミラーが、レーザ光の出射面と対向する位置に配置されている。図8(C)に示す光走査装置10Bも、光走査装置10Aと同様に、光MEMS14の有するミラーが、レーザ光の出射面と対向する位置に配置されている。
また特許文献1には、ミラーがレーザ光の出射面と対向する位置にあるレーザポインタが記載されている。
特開2000−275573号公報
例えば従来の光走査装置をレーザポインタ等に使用する場合には、装置全体を小型化することが望まれる。しかしながら、上述したようなミラーをレーザ光の出射面と対向する位置に配置する構成の場合、例えばペン状の細長い構造物の中に光走査装置を入れることが困難であった。
本発明は、上記事情を鑑みてこれを解決すべくなされたものであり、ペン状の細長い構造物に配置することが可能な光走査装置及びレーザポインタを提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、以下の如き構成を採用した。
本発明は、光源(120)と、前記光源(120)から照射された光が透過するレンズ(130)と、前記レンズ(130)を介した光を反射させる反射部材(150)と、前記反射部材(150)により反射された光を走査するためのミラー(141)と、を有し、前記ミラー(141)を揺動させて前記光の照射方向と同方向に前記光を出射する光走査装置(100、100A)であって、
前記反射部材(150)は、前記光源(120)側を向く第一の反射面(151)と、前記光の出射面(160)側を向く第二の反射面(152)と、を有し、
前記光源(120)と前記レンズ(130)とが、当該光走査装置のケース(110)の長手方向に並ぶように配置し、
前記ミラー(141)と前記反射部材(150)とが、前記ケース(110)の短手方向に並ぶように配置した。
また本発明の光走査装置は、前記ミラー(141)と、前記ミラー(141)を揺動させる機構と、前記ミラーの揺動を制御する半導体回路とが一体形成された構造体(140)を有し、
前記構造体(140)と、前記レンズ(130)とが、前記ケース(110)の短手方向において重なるように配置した。
また本発明の光走査装置は、前記第一の反射面(151)と前記第二の反射面(152)のうち、何れか一方をハーフミラーとし、
前記ハーフミラーを透過した前記光源(120)からの光を受光する受光素子(170)を有する。
また本発明の光走査装置は、前記光源(120)と前記レンズ(130)との位置関係を調整するための調整機構を有し、
前記調整機構は、
前記ケース(110)の長手方向と同方向に形成され、前記レンズ(130)を収納するレンズホルダ(131)を前記光の照射方向と同方向に摺動可能とするガイド部材(132)を含む。
また本発明の光走査装置において、前記ガイド部材(132)は、V字形状の溝部(132)である。
また本発明の光走査装置は、前記光源(120)と前記レンズ(130)との位置関係を調整するための調整機構を有し、
前記調整機構は、
前記光源(120)を収納する光源ホルダ(121)において、前記光の照射方向と略直行する方向に調整可能とするホルダ保持手段(122)を含む。
また本発明の光走査装置において、前記ホルダ保持手段(122)は、前記光源ホルダ(121)の位置を前記光の照射方向と同方向に調整可能とする。
また本発明の光走査装置において、前記ホルダ保持手段(122)は、
前記光源ホルダ(121)において、前記ケース(110)の短手方向の両端部に形成された凹部(122)を含む。
本発明は、円筒状の筐体内に、上記記載の何れ一つの光走査装置(100、100A)が搭載されたレーザポインタである。
なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、図示の態様に限定されるものではない。
本発明によれば、ペン状の細長い構造物に配置することが可能な光走査装置を提供することができる。
第一の実施形態の光走査装置の構成を説明する第一の図である。 第一の実施形態の光走査装置の構成を説明する第二の図である。 光MEMSについて説明する図である。 第一の実施形態の光走査装置の有する調整機構を説明する第一の図である。 第一の実施形態の光走査装置の有する調整機構を説明する第二の図である。 光量モニタ用の受光素子について説明する図である。 第二の実施形態の光走査装置を説明する図である。 従来の光走査装置の構成の例を示す図である。
本発明では、光走査装置の筐体の長手方向に光源とレンズを配置し、筐体の短手方向にミラーと反射部材とを配置し、レーザ光を反射部材により反射させてミラーへ入射させ、ミラーからの反射光を再度反射部材により反射させて、筐体の長手方向にレーザ光を出射させる。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態の光走査装置の構成を説明する第一の図である。図1(A)は、光走査装置100を示す図であり、図1(B)は、ケースを除いた光走査装置の分解図である。
本実施形態の光走査装置100は、例えばレーザ光により画像を投影するレーザポインタ等に用いられるものである。本実施形態の光走査装置100は、レーザダイオード(以下、LDという。)120、レンズ130、光MEMSミラー140、反射ミラー150を有し、LD120以外はケース110に収納されている。本実施形態のLD120はLDホルダ121に収納されており、LDホルダ121はケース110に固定されている。また本実施形態のレンズ130は、レンズホルダ131に収納されており、レンズホルダ131がケース110に収納されている。
光走査装置100では、LD120とレンズ130とが、ケース110の長手方向(以下、Z1−Z2方向)に並ぶように、LDホルダ121とレンズホルダ131とが配置されている。また本実施形態の光走査装置100では、光MEMSミラー140と反射ミラー150とがケース110の短手方向(以下、Y1−Y2方向)に並ぶように配置されている。
LD120はレーザ光を照射する光源である。LD120から照射されたレーザ光は、レンズ130を透過して反射ミラー150により反射される。反射ミラー150により反射されたレーザ光は、光MEMSミラー140に設けられたミラー141により反射され、再度反射ミラー150により反射され、出射面160から出射する。
図2は、第一の実施形態の光走査装置の構成を説明する第二の図である。本実施形態の光走査装置100では、光MEMSミラー140の有するミラー141のミラー面が、レーザ光の出射面160と略直交する方向をむくように配置されている。光MEMSミラー140の有するミラー141とは、レーザ光を走査するためのミラーである。光MEMSミラー140の構成は後述する。
本実施形態の光走査装置100では、LD120とレンズ130とが、ケース110の長手方向と略平行に配置され、光MEMSミラー140と反射ミラー150とがケース110の短手方向と略平行に配置されている。
本実施形態の反射ミラー150は、三角柱状であり、反射面151と反射面152とを有する。反射面151はLD120側を向くように形成されており、反射面152は出射面160側を向くように形成されている。本実施形態では、反射ミラー150に2つの反射面を有する構成とすることで、部品点数を減らすことができる。尚反射ミラー150は、2つ以上の光学部品から形成されていてもよく、例えばLD120側を向く反射面を有する1つの光学部品と、出射面160側を向く1つの光学部品から構成されていてもよい。
LD120から照射されたレーザ光は、レンズ130を介して反射面151により反射する。このときの反射光を第一の反射光S1と呼ぶ。第一の反射光S1は、光MEMSミラー140のミラーへ入射し、光MEMSミラー140によりさらに反射される。このときの反射光を第二の反射光S2と呼ぶ。第二の反射光S2は、反射面152によりさらに反射される。このときの反射光を第三の反射光S3と呼ぶ。第三の反射光S3は、出射面160からケース110の外部へ照射され、画像を投影する。
本実施形態において、LD120、レンズ130、光MEMSミラー140、反射ミラー150は、第一の反射光S1が光MEMSミラー140のミラーに向かい、第二の反射光S2が反射面152に向かい、第三の反射光S3が出射面160からZ1−Z2方向と略平行に出射するように、それぞれが配置されている。
すなわち、本実施形態の光走査装置100は、出射面160から出射されるレーザ光の出射方向を、LD120からのレーザ光の出射方向と同方向とし、且つケース110の長手方向と光MEMSミラー140の長手方向とを同方向に揃えて配置させる構成とした。
このため本実施形態では、ケース110のY1−Y2方向の長さを短くすることができ、例えばペンのような円筒形状とすることが可能となる。尚、ケース110のY1−Y2方向の長さは、光MEMSミラー140と反射ミラー150とを並べて配置できる長さであれば良く、ケース110のY1−Y2方向の長さを短くできる。
尚本実施形態の反射ミラー150は、第一の反射光S1の光MEMSミラー140に対する入射角θを0度に近づけるように、反射面151、152を形成することが好ましい。入射角θが0度に近づくほど、投影した画像の歪みを軽減することができる。
以下に、図3を参照して本実施形態の光MEMSミラー140について説明する。図3は、光MEMSについて説明する図である。
本実施形態の光MEMSミラー140は、ミラー141と、ミラー141を揺動させて光を走査する構造体と、ミラー141に駆動電力を供給する配線とを半導体製造技術を用いて一体形成したものである。尚光MEMSミラー140は、ミラー141を揺動させる制御を行うドライバICまで一体形成された構成とすることもできる。
図3では、ミラー141と、ミラー141を揺動させて光を走査する構造体を示している。光MEMSミラー140は、ミラー141をX1−X2方向に揺動させるためのカンチレバー142、143と、ミラー141をY1−Y2方向に揺動させるためのカンチレバー144、145とを有する。カンチレバー144、145は、カンチレバー142、143及び内枠147ごとミラー141をY1−Y2方向に揺動させる。
カンチレバー142、143は、ミラー141を挟んでミラー141の両側に配置されており、内枠147に支持されている。内枠147は、カンチレバー144、145を介して外枠146に支持されている。
カンチレバー142、143には、それぞれ圧電素子(図示せず)が設けられており、電圧が印加されると圧電素子に変位が生じる。カンチレバー142、143は、圧電素子の変位に沿って変位する。このカンチレバー142、143の変位によりミラー141はX1−X2方向に揺動される。カンチレバー142、143の有する圧電素子には、ドライバICによりミラー141を駆動させるミラー駆動電圧が印加される。
カンチレバー144、145は、カンチレバー143、143と同様に圧電素子が設けられており、ミラー駆動電圧が供給されるとカンチレバー144、145に変位が生じる。ミラー141は、この変位によりカンチレバー142、143ごとY1−Y2方向に揺動される。カンチレバー144、145には、ドライバICによりミラー駆動電圧が供給される。
尚本実施形態の光MEMSミラー140は、上述したようにミラー141をX1−X2方向及びY1−Y2方向の二方向に揺動させる二軸の構造としたが、一軸の構造であっても良い。また本実施形態の光MEMSミラー140は、その他の構造を有しても良い。
本実施形態の光走査装置100では、光MEMSミラー140に入射する第一の反射光S1は、LD120とレンズ130とにより決められる。第一の反射光S1の集光具合はLD120とレンズ130との距離(Z1−Z2方向)によって変化する。また第一の反射光S1の光軸の傾きは、レンズ130の軸とLD120による発光点の距離(X1−X2方向、Y1−Y2方向)により変化する。
よって本実施形態の光走査装置100では、LD120とレンズ130との相対的な位置を調整するための機構を有するものとした。本実施形態の光走査装置100は、この機構により、LD120とレンズ130とのX1−X2方向、Y1−Y2方向、Z1−Z2方向における位置関係を簡単に調整できる。
図4は、第一の実施形態の光走査装置の有する調整機構を説明する第一の図である。本実施形態では、レンズホルダ131をケース110に形成された溝部132に配置し、レンズホルダ131を溝部132に沿って摺動可能とした。本実施形態の溝部132は、レンズホルダ131を光の出射方向Z1−Z2方向へガイドするためのガイド部材として働き、その形状は例えばV字形状である。本実施形態では、この構成により、レンズ130をZ1−Z2方向へ動かすことができ、LD120とレンズ130との距離を容易に調整することができる。尚本実施形態では、レンズ130とレンズホルダ131とは、樹脂等により一体成形されていても良い。
また図4の例では、LDホルダ121のX1方向側の面とX2方向側の面とに、凹部122が形成されている。本実施形態では、この凹部122を組立器具等によりつかみ、LDホルダ121の位置をX1−X2方向、Y1−Y2方向に動かすことができ、レンズ130を透過する光束の角度を調整することができる。本実施形態では、LDホルダ121の位置を調整した後に、ケース110と面接触により接着されても良い。
次に図5を参照して本実施形態の調整機構の別の例を説明する。図5は、第一の実施形態の光走査装置の有する調整機構を説明する第二の図である。
図5の例では、レンズホルダ131はケース110へ固定し、LDホルダ121をX1−X2方向、Y1−Y2方向、Z1−Z2方向に移動させて調整を行う。図5の例では、LDホルダ121をZ1−Z2方向に移動させることで、レンズ130との距離を調整し、光MEMSミラー140に入射される光の集光具合を調整できる。
LDホルダ121とレンズ130の距離が決まると、LDホルダ121をX1−X2方向、Y1−Y2方向に移動させて、光MEMSミラー140へ入射する第一の反射光S1の入射角を調整することができる。調整が終了した後は、LDホルダ121とケース110との間に接着剤や半田等を流し込み、LDホルダ121とケース110とを固定する。
本実施形態では、図4、図5に示す両方の例において、LD120をZ1−Z2方向と直交する軸(X軸、Y軸)周りに回転させる機構を設けても良い。本実施形態では、この機構により、第一の反射光S1の光束の強度分布を調整することもできる。
また本実施形態の光走査装置100において、反射ミラー150は、反射面151、152のうち何れか一方がハーフミラーとし、ハーフミラーを透過した光を受光する光量モニタ用の受光素子を設けた。ここで、ハーフミラーとは、光量の一定量を反射又は透過させるものであり、例えば反射を90%、透過を10%程度に設定されていても良い。尚この設定は、前記の設定に限定されるものではない。
図6は、光量モニタ用の受光素子について説明する図である。LD120は、温度等の影響により駆動電流に対する光出力の効率が変動するため、LD120の駆動制御を行う必要がある。駆動制御は、実際に出力されている光量をモニタし、モニタした光量に基づき行われる。本実施形態では、受光素子が設けられる側の反射面をハーフミラーとして第一の反射光S1を分岐させ、光走査装置100の出力となる第三の反射光S3の光路とは異なる光路で光量をモニタする。
図6(A)は反射面151をハーフミラーとした第一の例であり、図6(B)は反射面151をハーフミラーとした第二の例であり、図6(C)は反射面152をハーフミラーとした例である。
図6(A)では、LD120からのレーザ光がハーフミラーである反射面151を透過し、反射面152に反射して受光素子170に向かって出射される。図6(A)では、受光素子170は、反射面151と重ならない位置であり、且つ反射面151よりも出射面160寄りに配置されている。
図6(B)では、LD120からのレーザ光がハーフミラーである反射面151を透過し、反射ミラー150の上面153から受光素子170に向かって出射される。図6(B)でも、受光素子170は反射面151より後方に配置されている。また図6(B)の受光素子170の位置は、図6(A)と比べてさらに出射面160側に配置されている。
図6(C)では、LD120からのレーザ光がハーフミラーである反射面152を透過し、反射ミラー150の上面153から受光素子170に向かって出射される。図6(C)では、受光素子170は反射面152とY1−Y2方向に重なる位置に配置されている。
本実施形態では、このように光量モニタ用の受光素子170を設けることで、LD120から出射されるレーザ光の光量をモニタすることができる。図6(A)、図6(B)、図6(C)のどの配置が最適かは、ハーフミラー150に対する光の入射角度や、ハーフミラー150の屈折率などによって選択される。なお本実施形態では、受光素子170を、反射面151と重ならない、かつ反射面151よりも出射面160寄りに配置する構成がより小型化を実現するとして好ましいが、ハーフミラー150に対する光の入射角度や、ハーフミラー150の屈折率等によっては、受光素子170は反射面151と重なる位置に配置されていてもよい。
以上に説明したように、本実施形態の光走査装置100は、従来と比較して小型化することができる。特に本実施形態の光走査装置100は、細長い円筒形状とすることができ、ペン形状のレーザポインタ等として用いることができる。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第二の実施形態について説明する。本発明の第二の実施形態は、レンズ130と光MEMSミラー140とがY1−Y2方向において重なる位置にある点のみ、第一の実施形態と相違する。よって以下の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点についてのみ説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図7は、第二の実施形態の光走査装置を説明する図である。本実施形態の第二の実施形態の光走査装置100Aでは、光MEMSミラー140とレンズ130との距離を狭め、光MEMSミラー140とレンズ130とがY1−Y2方向において重なるように配置されている。
本実施形態では、このように構成することで、ケース110のZ1−Z2方向の長さを更に短くすることができ、装置全体の更なる小型化に貢献することができる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100、100A 光走査装置
110 ケース
120 LD
130 レンズ
140 光MEMS
150 反射ミラー
151、152 反射面
160 出射面

Claims (9)

  1. 光源と、前記光源から照射された光が透過するレンズと、前記レンズを介した光を反射させる反射部材と、前記反射部材により反射された光を走査するためのミラーと、を有し、前記ミラーを揺動させて前記光の照射方向と同方向に前記光を出射する光走査装置であって、
    前記反射部材は、前記光源側を向く第一の反射面と、前記光の出射面側を向く第二の反射面と、を有し、
    前記光源と前記レンズとが、当該光走査装置のケースの長手方向に並ぶように配置し、
    前記ミラーと前記反射部材とが、前記ケースの短手方向に並ぶように配置した光走査装置。
  2. 前記ミラーと、前記ミラーを揺動させる機構とが一体形成された構造体を有し、
    前記構造体と、前記レンズとが、前記ケースの短手方向において重なるように配置されている請求項1記載の光走査装置。
  3. 前記第一の反射面と前記第二の反射面のうち、何れか一方をハーフミラーとし、
    前記ハーフミラーを透過した前記光源からの光を受光する受光素子を有する請求項1又は2記載の光走査装置。
  4. 前記光源と前記レンズとの位置関係を調整するための調整機構を有し、
    前記調整機構は、
    前記ケースの長手方向と同方向に形成され、前記レンズを収納するレンズホルダを前記光の照射方向と同方向に摺動可能とするガイド部材を含む請求項1ないし3の何れか一項に記載の光走査装置。
  5. 前記ガイド部材は、V字形状の溝部である請求項4記載の光走査装置。
  6. 前記光源と前記レンズとの位置関係を調整するための調整機構を有し、
    前記調整機構は、
    前記光源を収納する光源ホルダにおいて、前記光の照射方向と略直行する方向に調整可能とするホルダ保持手段を含む請求項1ないし3の何れか一項に記載の光走査装置。
  7. 前記ホルダ保持手段は、前記光源ホルダの位置を前記光の照射方向と同方向に調整可能とする請求項6に記載の光走査装置。
  8. 前記ホルダ保持手段は、
    前記光源ホルダにおいて、前記ケースの短手方向の両端部に形成された凹部を含む請求項6又は7記載の光走査装置。
  9. 円筒状の筐体内に、請求項1ないし8の何れか一項に記載の光走査装置が搭載されたレーザポインタ。
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