JP2012070143A - 携帯端末およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯端末の機能の利用者による理解に応じて、機能の利用制限を行なう。
【解決手段】本発明の携帯端末は、機能の利用制限が設定可能な携帯端末であって、外部からの入力を受け付ける入力受付部と、前記機能に関する問題と該問題の回答とを記憶する検定テーブル部と、前記機能の利用制限を行なう制御部と、前記入力受付部を介して、前記利用制限された機能の利用要求が入力されると、前記検定テーブル部に記憶された、前記利用制限された機能に関する問題を提示する問題提示部と、前記入力受付部を介して、前記提示された問題に対する回答が入力されると、該入力された回答と前記検定テーブル部に記憶された回答とを照合して正誤を判定し、判定結果を前記制御部に出力する回答照合部と、を有し、前記制御部は、前記正誤の判定結果が所定の基準に達しているか否かを判定し、所定の基準に達していれば、前記機能の利用制限を解除する。
【選択図】図1

Description

本発明は、機能の利用制限が設定可能な携帯端末およびその制御方法に関する。
携帯端末には、メールを送受信するメール機能やインターネットに接続するインターネット接続機能などを有するものがある。近年、携帯端末の利用者が、これらの機能を利用して、有害な情報にアクセスしたり、場合によっては、犯罪、いじめ等に巻き込まれたりすることが社会問題となっている。
特開2009−49878号公報
上記の問題は、携帯端末の利用者が児童などの保護者の監督下に置かれる利用者である場合にはとくに問題となる。このため、児童などに対しては、学校等の機関や保護者により、携帯端末の機能を利用する際の知識やモラル等の教育が行われている。しかし、利用者の理解の有無に関わらず、携帯端末の機能は利用可能であるため、有害な情報にアクセスしたり、犯罪等に巻き込まれたりするというトラブルから利用者を十分に守ることができない。
また、特許文献1(特開2009−49878号公報)には、音声により正規の利用者であるか否かを判定し、正規の利用者でなければ機能の利用制限を行う携帯端末が記載されている。しかし、特許文献1に開示の携帯端末は、携帯端末の機能に関する利用者の理解に応じた利用制限を行うものではない。そのため、特許文献1に開示の携帯端末によっても、上述したようなトラブルから利用者を十分に守ることができない。
本発明の目的は、上述した課題を解決することができる携帯端末およびその制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の携帯端末は、
機能の利用制限が設定可能な携帯端末であって、
外部からの入力を受け付ける入力受付部と、
前記機能に関する問題と該問題の回答とを記憶する検定テーブル部と、
前記機能の利用制限を行なう制御部と、
前記入力受付部を介して、前記利用制限された機能の利用要求が入力されると、前記検定テーブル部に記憶された、前記利用制限された機能に関する問題を提示する問題提示部と、
前記入力受付部を介して、前記提示された問題に対する回答が入力されると、該入力された回答と前記検定テーブル部に記憶された回答とを照合して正誤を判定し、判定結果を前記制御部に出力する回答照合部と、を有し、
前記制御部は、前記正誤の判定結果が所定の基準に達しているか否かを判定し、所定の基準に達していれば、前記機能の利用制限を解除することを特徴とする携帯端末。
上記目的を達成するために本発明の携帯端末の制御方法は、
機能の利用制限が設定可能な携帯端末の制御方法であって、
入力受付部が、外部からの入力を受け付け、
検定テーブル部が、前記機能に関する問題と該問題の回答とを記憶し、
制御部が、前記機能の利用制限を行い、
問題提示部が、前記入力受付部を介して、前記利用制限された機能の利用要求が入力されると、前記検定テーブル部に記憶された、前記利用制限された機能に関する問題を提示し、
回答照合部が、前記入力受付部を介して、前記提示された問題に対する回答が入力されると、該入力された回答と前記検定テーブル部に記憶された回答とを照合して正誤を判定し、判定結果を前記制御部に出力し、
前記制御部が、前記正誤の判定結果が所定の基準に達しているか否かを判定し、所定の基準に達していれば、前記機能の利用制限を解除することを特徴とする携帯端末の制御方法。
本発明によれば、携帯端末の機能に関する利用者の理解に応じた利用制限を行なうことができるので、その機能に関する知識やモラル等の理解が不十分なために、利用者がトラブルに巻き込まれる可能性を低減することができる。
本発明の一実施形態の携帯端末の構成を示すブロック図である。 図1に示す制限テーブル部の構成を示す図である。 図1に示す検定テーブル部の構成を示す図である。 図1に示すステータステーブル部の構成を示す図である。 図1に示す表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図1に示す携帯端末の動作の一例を示すフローチャートである。 図1に示す携帯端末の動作の他の一例を示すフローチャートである。 図1に示す携帯端末の動作の更に他の一例を示すフローチャートである。 図1に示す検定テーブル部の他の構成を示す図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態の携帯端末100の構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、携帯端末100は、中央制御部101と、入力受付部102と、表示部103と、メモリ部104と、制限テーブル部105と、検定テーブル部106と、回答照合部107と、ステータステーブル部108と、合否判定部109と、メーラ部110と、タイマ部111と、NGカウンタ部112と、通信部113と、を有する。なお、表示部103は、問題提示部の一例である。また、メーラ部110は、通知部の一例である。
中央制御部101は、各部を制御する。
入力受付部102は、外部からの種々の操作の入力を受け付け、入力された操作に対応する制御信号を出力する。なお、入力受付部102の具体例としては、キーボードやタッチパネルなどがある。また、入力受付部102は、音声による操作の入力を受け付けるようにしてもよい。
表示部103は、種々の画面を表示する。
メモリ部104は、入力受付部102を介して入力された電話番号やメールアドレスを電話帳として記憶し、また、種々の設定値等を記憶する。
制限テーブル部105は、利用制限の対象となる携帯端末100の機能毎に、その機能を利用する際に禁止される行為を規定する利用制限条件を記憶する。なお、利用制限条件は、携帯端末100の利用者の保護者等である管理者により入力受付部102を介して入力される。以下では、利用制限条件に該当する行為を禁止行為と称する。
図2は、制限テーブル部105の構成を示す図である。なお、図2においては、メール機能についての利用制限条件を例として説明する。
管理者と利用者との間で、学校ではメールを使用しない(第1のルール)、夜十時以降はメールを送らない(第2のルール)、知らない人とはメールをしない(第3のルール)、友達の悪口をいわない(第4のルール)、というルールが取り決められたとする。
この場合、管理者は、メール機能の利用が禁止行為となる時間帯である制限時間として、第1のルールに則り、月曜から金曜の8:30から14:30まで、また、第2のルールに則り、月曜から日曜の22:00から7:00までを入力する。また、管理者は、メール機能を利用した通信が禁止行為となる通信相手である制限通信相手として、第3のルールに則り、電話帳に未登録の通信相手を入力し、メール本文中で使用が禁止行為となる制限文字として、第4のルールに則り、特定の文字(AAA,BBB,・・・)を入力する。
制限テーブル部105は、図2に示すように、管理者により利用制限条件として入力された制限時間、制限通信相手、および制限文字を記憶する。
再び、図1を参照すると、検定テーブル部106は、利用制限される機能毎に、その機能の利用制限を解除するか否かを判定する検定試験に出題される問題などを記憶する。なお、問題などは、管理者により入力受付部102を介して入力される。
図3は、検定テーブル部106の構成を示す図である。なお、図3においては、メール機能に関する検定試験を例として説明する。
検定テーブル部106は、図3に示すように、メール機能に関する検定試験に出題される問題と、その問題の回答案(選択肢)と、その問題の回答と、利用者へのアドバイスと、を記憶する。
再び、図1を参照すると、回答照合部107は、検定試験で出題された問題に対する回答が入力受付部102を介して利用者から入力されると、入力された回答と検定テーブル部106に記憶された回答とを照合して正誤を判定し、判定結果を合否判定部109に出力する。
ステータステーブル部108は、利用制限される機能毎に、その機能に関する検定試験の合否結果などを記憶する。
図4は、ステータステーブル部108の構成を示す図である。なお、図4においては、メール機能に関する検定試験の合否結果などを例として説明する。
図4に示すように、ステータステーブル部108は、メール機能に関する検定試験の合否結果と、合否結果の更新を行った更新日と、メール機能の利用制限を解除する有効期限と、検定試験の合否を判定するための合否基準と、を記憶する。なお、合否基準は、何問中、何問正解すれば、検定試験に合格とするかを定めた基準である。また、有効期限は、管理者により入力受付部102を介して入力される。
再び、図1を参照すると、合否判定部109は、利用者により入力された回答の正誤の判定結果が回答照合部107から出力されると、ステータステーブル部108に記憶された合否基準に達しているか否かを判定し、合否基準に達していれば合格と判定し、達していなければ不合格と判定する。また、合否判定部109は、合否の判定結果を中央制御部101に通知する。
メーラ部110は、メールの受信や送信、閲覧といったメール機能を管理する。
タイマ部111は、利用制限を解除された機能を利用者が利用する場合に、ステータステーブル部108に記憶された有効期限を超過していないか否かを判定する。
NGカウンタ部112は、利用制限が解除された機能毎に、禁止行為が行われた回数をカウントする。
通信部113は、無線基地局200と通信を行う。
なお、中央制御部101は、管理者が予め設定したパスワードを記憶している。そして、中央制御部101は、入力受付部102を介して入力された内容を、制限テーブル部105、検定テーブル部106、および、ステータステーブル部108に記憶させる際には、まず、パスワードの入力を求め、記憶しているパスワードと一致するパスワードが入力されると、入力者が管理者であると認定し、入力された内容を記憶させる。また、中央制御部101は、制限テーブル部105、検定テーブル部106、および、ステータステーブル部108を閲覧する際にもパスワードの入力を求め、管理者のみがこれらを閲覧できるようにする。また、メモリ部104に記憶されている電話帳への編集を行なう際にも、パスワードの入力を求める。従って、利用者は、電話帳の閲覧のみが可能である。
次に、本実施形態の携帯端末100にて行われる検定試験の具体例について、図5を参照して説明する。
図5は、検定試験の際に表示部103に表示される画面を示す図である。なお、図5においては、メール機能に関する検定試験を例として説明する。
まず、中央制御部101は、検定テーブル部106に記憶されている、メール機能に関する1問目の問題を提示する画面501を表示部103に表示させる。
次に、中央制御部101は、検定テーブル部106に記憶されている、画面501で提示された問題に対する回答の選択肢を示す画面502を表示部103に表示させる。
次に、中央制御部101は、回答の入力を受け付ける画面503を表示部103に表示させる。
入力受付部102は、回答が入力されると、入力された回答を回答照合部107に出力し、中央制御部101は、次の問題を提示する画面を表示部103に表示させる。以下、規定数の問題に対する回答が入力されるまで、同じ処理が繰り返される。なお、出題される問題の規定数は、10問であるとする。
10問目の問題に対する回答が入力されると、回答照合部107は、入力された回答と検定テーブル部106に記憶された回答とを照合して正誤を判定し、判定結果を合否判定部109に出力する。
合否判定部109は、回答照合部107から出力された正誤の判定結果がステータステーブル部108に記憶された合否基準に達しているか否かを判定する。ここで、合否基準は、10問中8問以上正解すれば、検定試験に合格とするものであるとする。
合否判定部109は、回答照合部107から出力された正誤の判定結果が、合否基準に達していれば合格と判定し、合否基準に達していなければ不合格と判定し、判定結果を中央制御部101に通知する。
中央制御部101は、検定試験に合格した旨が合否判定部109から通知されると、検定試験に合格したことを示す画面504を表示部103に表示させる。
次に、本実施形態の携帯端末100の動作について説明する。
図6は、携帯端末100の動作を示すフローチャートである。
なお、以下では、管理者により入力受付部102を介してメール機能の利用制限の設定が入力され、中央制御部102は、メーラ部110を起動させないようにすることで、メール機能の利用制限を行なっているものとする。
利用者によりメーラ部110の起動を要求する操作が入力されると(ステップS601)、中央制御部101は、ステータステーブル部108に記憶されたメール機能に関する検定試験の合否結果を確認する(ステップS602)。
合否結果が「不合格」である場合(ステップS603:No)、中央制御部101は、メール機能に関する検定試験を実施する(ステップS604)。
中央制御部101は、検定試験の結果、合否判定部109から合格である旨が通知されると、合否結果を「合格」に更新する。また、中央制御部101は、ステータステーブル部108の更新日を当日の日付に更新する(ステップS605)。
一方、合否結果が「合格」である場合(ステップS603:Yes)、中央制御部101は、タイマ部111にステータステーブル部108に記憶された有効期限内であるか否かを判定させる。
有効期限内でない場合(ステップS606:No)、中央制御部101は、ステップS604の処理に進む。
一方、有効期限内である場合、(ステップS606:Yes)中央制御部101は、制限テーブル部105を確認し(ステップS607)、現在時刻が制限時間外であるか否かを判定する。
現在時刻が制限時間外でない場合(ステップS608:Yes)、中央制御部101は、メーラ部110を起動させる(ステップS609)。メーラ部110が起動することにより、メール機能の利用制限が解除される。
メーラ部110が起動すると、中央制御部101は、メールを作成する操作が入力されたか、メールを閲覧する操作が入力されたかを判定する(ステップS610)。
メールを閲覧する操作が入力された場合(ステップS610:No)、中央制御部101は、表示部103にメール閲覧用の画面を表示させる(ステップS611)。
一方、メールを作成する操作が入力された場合(ステップS610:Yes)、中央制御部101は、メール編集画面を表示部103に表示させる(ステップS612)。
メール編集画面に応じ、メール本文およびあて先の入力操作が行われ(ステップS613,ステップS614)、次いで、メールの送信操作が入力されると(ステップS615)、中央制御部101は、制限テーブル部105を確認し(ステップS616)、メール本文に制限文字が含まれていないか否かを判定する(ステップS617)。
メール本文に制限文字が含まれていない場合(ステップS617:Yes)、中央制御部101は、制限テーブル部105を確認し(ステップ518)、メールのあて先が制限通信相手ではないか否かを判定する。ここで、制限通信相手として「電話帳未登録」が登録されているとすると、中央制御部101は、メールのあて先が電話帳に登録されているか否かを判定する。
メールのあて先が電話帳に登録されている場合(ステップS619:Yes)、中央制御部101は、メーラ部110にメールを送信するように指示し、メーラ部110は、通信部113を介して無線基地局200にメールを送信する(ステップS620)。
一方、中央制御部101は、現在時刻が制限時間内である場合(ステップS608:No)、メール本文に制限文字が含まれている場合(ステップS617:No)、また、メールのあて先が制限通信相手である場合(ステップS619:No)、禁止行為に該当するため、メール機能の利用を制限する。
さらに、中央制御部101は、メール機能の利用を制限した理由であるNG理由を示す画面を、画面ポップアップ等で表示部103に表示させる(ステップS621)。
次に、中央制御部101は、NGカウンタ部112による禁止行為のカウント数を確認し(S622)、今回の禁止行為が1回目であるか否かを判定する(ステップS623)。
今回の禁止行為が1回目である場合(ステップS623:Yes)、中央制御部101は、NGカウンタ部112のカウント数を1増加させる。
また、中央制御部101は、検定テーブル部106に記憶されたアドバイスを示す画面を表示部103に表示させ(ステップS625)、その後、待ち受け画面を表示させる(ステップS626)。
一方、今回の禁止行為が1回目でない場合(ステップS623:No)、中央制御部101は、管理者あてに禁止行為が行われたことを通知する通知メールの送信をメーラ部110に指示し、メーラ部110は、通信部113を介して管理者の有する携帯端末等に通知メールを送信する(ステップS627)。なお、管理者の有する携帯端末等のあて先は、予め、メモリ部104に記憶されている。禁止行為が行われたことが通知されることで、管理者は、利用者のルール遵守状況を監視し、指導を行うことができる。
次に、中央制御部101は、今回の禁止行為が2回目であるか否かを判定する(ステップS628)。
今回の禁止行為が2回目である場合(ステップS628:Yes)、中央制御部101は、NGカウンタ部112のカウント数を1増加させ(ステップS629)、ステップS625の処理に進む。
一方、今回の禁止行為が2回目でない場合(ステップS628:No)、中央制御部101は、ステータステーブル部108の合否結果を「不合格」に更新し、NGカウンタ部112のカウント数をリセットして(ステップS630)、ステップS625の処理に進む。
なお、本実施形態では、禁止行為の回数に応じて、アドバイスを示す画面を表示したり、管理者に通知したり、メール機能の利用制限を行なったりする例を用いて説明したが、これに限られるものではない。例えば、ある機能についての禁止行為の回数に応じて、その機能の一部または全部の利用を制限するようにしてもよい。
このように、本実施形態によれば、携帯端末100は、自機の有する機能に関する検定試験に利用者が合格すれば、その機能の利用制限を解除する。
そのため、利用者が携帯端末100の機能に関する知識やモラルを理解し、検定試験に合格することで初めて、その機能の利用制限が解除されるので、理解が不十分であるために、利用者がトラブルに巻き込まれる可能性を低減することができる。
また、本実施形態によれば、携帯端末100は、管理者による検定試験の問題および合否基準の入力を受け付ける。
そのため、利用者のレベルにあった検定試験の内容とすることができる。
また、本実施形態によれば、携帯端末100は、利用制限を解除した機能について、利用者が禁止行為を行った回数に応じて、その機能の一部または全部の利用を制限する。
そのため、管理者との間で事前に取り決めたルールを守れない利用者に対して、禁止行為の回数に応じて制限内容を変えることができる。
なお、本実施形態においては、検定試験の問題を管理者が入力する例を用いて説明したが、これに限られるものではない。例えば、携帯端末100がネットワークを介して問題をダウンロードするようにしてもよい。
図7は、携帯端末100が検定試験の問題をダウンロードする際の動作を示すフローチャートである。
中央制御部101は、検定試験の問題のダウンロードを要求する操作が入力されると、通信部113に無線基地局200を介して、ネットワーク上の検定試験の問題を管理するサーバと接続させる。
中央制御部101は、サーバから検定試験の問題のダウンロード用の画面のデータが送信されてくると、中央制御部101は、ブラウザを起動し(ステップS701)、そのダウンロード用の画面を表示部103に表示させる。
ダウンロードを実行する操作が入力されると、中央制御部101は、通信部113にサーバから検定試験の問題をダウンロードさせる(ステップS702)。
ダウンロードが完了すると、中央制御部101は、検定テーブル部106に記憶されている問題をダウンロードされた問題に更新する(ステップS703)。
次に、中央制御部101は、ダウンロードされた問題を編集するか否かを確認する画面を表示部103に表示させる(ステップS704)。
編集しない旨の操作が入力されると、中央制御部101は、ステータステーブル部108の有効期限および合否基準の入力を要求する画面を表示部103に表示させ、入力された有効期限および合否基準を記憶させる(ステップS705)。
一方、編集する旨の操作が入力されると、入力された操作に応じて、ダウンロードされた問題を編集して、検定テーブル部106に記憶させ(ステップS706)、ステップS705の処理に進む。
また、本実施形態においては、利用制限を行う機能がメール機能である例を用いて説明したが、これに限られるものではない。例えば、携帯端末100がゲーム機能を有している場合には、ゲーム機能の利用制限を行うことも可能である。
図8は、携帯端末100がゲーム機能の利用制限を行う際の動作を示すフローチャートである。
ゲーム機能を起動する操作が入力されると(ステップS801)、中央制御部101は、制限テーブル部105を確認する。
ここで、制限テーブル部105は、ゲーム機能の利用制限条件として、ゲームを行った累積時間が所定時間以内の場合のみ、ゲーム機能を起動すると記憶しているものとする。また、タイマ部111は、ゲームを行った累積時間を計測しているものとする。
中央制御部101は、タイマ部111により計測されている累積時間が所定時間以内であるか否かを判定する(ステップS802)。
累積時間が所定時間を越えている場合、中央制御部101は、ゲーム機能の利用を制限し、待ち受け画面を表示部103に表示させる(ステップS803)。
一方、累積時間が所定時間以内である場合、中央制御部101は、ゲーム機能を起動させ、ゲーム画面を表示部103に表示させる(ステップS804)。
また、本実施形態においては、検定試験に出題された問題の正解数のみに応じて検定試験の合否を判定する例を用いて説明したが、これに限られるものではない。例えば、検定試験に出題される問題に優先度を付けてもよい。
図9は、検定テーブル部106の他の構成を示す図である。図9に示すように、特定の問題(第一問)に星印で示されるフラグを付け、正解数が合否基準に達するとともに、その特定の問題に正解することで、検定試験に合格したと判定するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、管理者が機能の利用制限を設定する例を用いて説明したが、これに限られるものではない。例えば、所定の機能については、予め利用制限をしておくようにしてもよい。
100 携帯端末
101 中央制御部
102 入力受付部
103 表示部
104 メモリ部
105 制限テーブル部
106 検定テーブル部
107 回答照合部
108 ステータステーブル部
109 合否判定部
110 メーラ部
111 タイマ部
112 NGカウンタ部
113 通信部
200 無線基地局
501〜504 表示画面

Claims (9)

  1. 機能の利用制限が設定可能な携帯端末であって、
    外部からの入力を受け付ける入力受付部と、
    前記機能に関する問題と該問題の回答とを記憶する検定テーブル部と、
    前記機能の利用制限を行なう制御部と、
    前記入力受付部を介して、前記利用制限された機能の利用要求が入力されると、前記検定テーブル部に記憶された、前記利用制限された機能に関する問題を提示する問題提示部と、
    前記入力受付部を介して、前記提示された問題に対する回答が入力されると、該入力された回答と前記検定テーブル部に記憶された回答とを照合して正誤を判定し、判定結果を前記制御部に出力する回答照合部と、を有し、
    前記制御部は、前記正誤の判定結果が所定の基準に達しているか否かを判定し、所定の基準に達していれば、前記機能の利用制限を解除することを特徴とする携帯端末。
  2. 請求項1記載の携帯端末において、
    前記機能の利用制限は管理者により設定され、
    前記制御部は、前記管理者により、前記入力受付部を介して前記機能の利用制限の設定が入力されると、該機能の利用制限を行なうことを特徴とする携帯端末。
  3. 請求項2記載の携帯端末において、
    前記制御部は、パスワードの入力により、前記入力受付部への入力者を管理者として認定することを特徴とする携帯端末。
  4. 請求項2または請求項3記載の携帯端末であって、
    前記入力受付部は、前記管理者からの、前記機能に関する問題および該問題の回答の入力をさらに受け付け、
    前記検定テーブル部は、前記入力受付部を介して入力された前記機能に関する問題および該問題の回答を記憶することを特徴とする携帯端末。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の携帯端末であって、
    前記入力受付部は、前記管理者からの、前記所定の基準の入力をさらに受け付け、
    前記制御部は、前記正誤の判定結果が前記入力受付部を介して入力された前記所定の基準に達しているか否かを判定することを特徴とする携帯端末。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の携帯端末であって、
    ネットワークを介して、前記機能に関する問題と該問題の回答とを記憶するサーバと接続し、該サーバから前記機能に関する問題と該問題の回答とをダウンロードする通信部をさらに有し、
    前記検定テーブル部は、前記通信部によりダウンロードされた前記機能に関する問題と該問題の回答とを記憶することを特徴とする携帯端末。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の携帯端末であって、
    前記機能を利用する際の禁止行為を記憶する制限テーブル部をさらに有し、
    前記制御部は、前記利用制限を解除された機能の利用状況を監視し、前記制限テーブルに記憶された前記禁止行為が行われた回数に応じて、前記機能の一部または全部の利用制限を行なうことを特徴とする携帯端末。
  8. 請求項7記載の携帯端末であって、
    特定の連絡先へ通知を行なう通知部をさらに有し、
    前記制御部は、前記禁止行為が行われた回数が所定値に達すると、前記通知部に前記特定の連絡先への通知を行わせることを特徴とする携帯端末。
  9. 機能の利用制限が設定可能な携帯端末の制御方法であって、
    入力受付部が、外部からの入力を受け付け、
    検定テーブル部が、前記機能に関する問題と該問題の回答とを記憶し、
    制御部が、前記機能の利用制限を行い、
    問題提示部が、前記入力受付部を介して、前記利用制限された機能の利用要求が入力されると、前記検定テーブル部に記憶された、前記利用制限された機能に関する問題を提示し、
    回答照合部が、前記入力受付部を介して、前記提示された問題に対する回答が入力されると、該入力された回答と前記検定テーブル部に記憶された回答とを照合して正誤を判定し、判定結果を前記制御部に出力し、
    前記制御部が、前記正誤の判定結果が所定の基準に達しているか否かを判定し、所定の基準に達していれば、前記機能の利用制限を解除することを特徴とする携帯端末の制御方法。
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