JP2012068223A - 巻尺用対角測定治具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来、方形体とする建具枠の対角入り隅部に対して、伸縮する棒体の組立調整治具があった。これらの治具は、製作コスト高で、保管、携帯に不便であった。
それに、コーナー入り隅部に対しての測定冶具であって、出隅部には利用できない問題があった。
【解決手段】 対角測定用治具は樹脂製とし、フラット状のフック掛け平板の二方向端部辺L状に両屈曲部と両つがい接触板を形成して、前記フック掛け平板の表面上に巻尺のテープフックを挿入するためのフック掛け孔を設けて対角測定治具を構成する。
【選択図】図1
それに、コーナー入り隅部に対しての測定冶具であって、出隅部には利用できない問題があった。
【解決手段】 対角測定用治具は樹脂製とし、フラット状のフック掛け平板の二方向端部辺L状に両屈曲部と両つがい接触板を形成して、前記フック掛け平板の表面上に巻尺のテープフックを挿入するためのフック掛け孔を設けて対角測定治具を構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、方形状枠体の対角寸法を調べるための対角測定治具に関する。
従来、方形状枠体の対角寸法測定用として、伸縮可能な棒状の建具枠組立調整治具があった。(例えば、特許文献1参照)
また、巻尺と一体となった巻尺式対角寸法測定器がある。
(例えば、特許文献2参照)
それに、長い棒状のゲージの先端部に磁石を有するL状のマグネット部を固着した対角長測定具があった。
(例えば特許文献3参照)
また、巻尺と一体となった巻尺式対角寸法測定器がある。
(例えば、特許文献2参照)
それに、長い棒状のゲージの先端部に磁石を有するL状のマグネット部を固着した対角長測定具があった。
(例えば特許文献3参照)
上記の特許文献1に記載されている図1に基づくと、方形体とする建具枠の対角入り隅部に対して、伸縮可能な本体11の上下両端に当接治具12を設けて接触させ、枠の対角を測定する組立調整治具10であった。
このように構成された組立調整治具10は、構造的に製作コスト高になる点や、長さの有する棒状体のため収納、携帯等に不便であった。
それに、方形枠体の内側入り隅部の内々のみに当接治具12を接触させて枠の対角測定をおこなうものであって、枠体の外側出隅部分に接しての対角測定ができなかった。
このように構成された組立調整治具10は、構造的に製作コスト高になる点や、長さの有する棒状体のため収納、携帯等に不便であった。
それに、方形枠体の内側入り隅部の内々のみに当接治具12を接触させて枠の対角測定をおこなうものであって、枠体の外側出隅部分に接しての対角測定ができなかった。
また、特許文献2に記載されている図1によると、巻尺2の後方側に補助計測板3を設け、前方側に挟み込むためのつまみ金具7とその先端部の硬質板5を設けて測定対象物に挟んで固定し、対角測定をおこなう方法のものでこれらのものは、挟み込むためのツバ等がなければ使用できない点や、出隅部分に対する測定の方法、及び巻尺の用途が対角測定専用に限定されると言う利用範囲に問題があった。
特許文献3による第2図においては、長さが必要とする棒状のゲージ2Aのものであって、その先端部に磁石を有するL状のマグネット部2Bを固着し、ゲージ2Aに目盛り2A−1を記して対角長L1、L2の対角差を測定するものであった。
これらにおいても、長さがある棒状のゲージ2Aのため制作費のコスト高や収納、保管、携帯等に非常に不便であった。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、本発明は、従来から利用されている巻尺と本発明の専用の対角測定治具と組み合わせて用い、あらゆる方形体対象物の対角測定を可能にし、コーナー部分の入り隅及び出隅部分においても対応可能にすることを目的としている。
これらにおいても、長さがある棒状のゲージ2Aのため制作費のコスト高や収納、保管、携帯等に非常に不便であった。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、本発明は、従来から利用されている巻尺と本発明の専用の対角測定治具と組み合わせて用い、あらゆる方形体対象物の対角測定を可能にし、コーナー部分の入り隅及び出隅部分においても対応可能にすることを目的としている。
測定対象物とする方形枠体の対角コーナー入り隅部及び出隅部の部分に樹脂製の対角測定治具を装着して対角測定をおこなう手段とし、下記のような対角測定治具を製作する。
治具として、樹脂製のフラット板としたフック掛け平板に巻尺テープのフックを引っ掛けるためのフック掛け孔を設け、そのフック掛け孔の部分に巻尺のテープに設けてあるフック穴と係合させるための突起片を設ける。
前記フック掛け平板の二方向端部辺L状に、自由自在に屈曲可能としたV状の曲げ溝とする屈曲部を設け、それらの屈曲部に面して、両つがい接触板をフラット状に形成する。それに、両つがい接触板には、ピン等を用いて差し込んで一時的に固定させるためのピン刺し孔を設けている。
前記フック掛け平板とつがい接触板との間に設けた屈曲部は、樹脂製の蝶番のつがい構造を応用したものであって、自由自在に幾多の屈曲可能としている。
そして、二方向の両つがい接触板とする一方のつがい接触板には、差し込み凸起片を設けて他一方のつがい接触板には、凸起片を挿入させるための受け孔を形成する。
それらを組み合わせる場合、両屈曲部から両つがい接触板を垂直状に折り曲げると同時に、差し込み凸起片を受け孔に挿入して二方向辺をL状に組み合わせて対角測定治具を構成する。
それらを組み合わせる場合、両屈曲部から両つがい接触板を垂直状に折り曲げると同時に、差し込み凸起片を受け孔に挿入して二方向辺をL状に組み合わせて対角測定治具を構成する。
このように組み立てられた対角測定治具を、四方形の枠体の直角入り隅部または、出隅部コーナーにL状に組み立てられたつがい接触板の部分を接触させてクリップやクランプまたは、ピンや一時的に貼り付けて剥がせる両面テープ等を用いて固定する。
固定された対角測定治具によって、対角測定をおこなう場合、フック掛け孔に巻尺のテープフックを挿入し、フック穴に突起片を係合させて引っ掛け、外れないようにして両対角面を測定し、数値の差を調べる手段とする。
本発明の対角測定治具の製作材料としては、コストが安価でしかも形状が容易にできる樹脂成型加工が適しており、高級化、耐久性を要求するのであればアルミ製等の鋼製材でも可能である。
使用後は、組み立てられた対角測定治具を、受け孔から差し込み凸起片を外して全体をフラット状に戻し、巻尺のベルトクリップに挟み込んで巻尺と合体化として保管、携帯等において便利にする。
本発明の対角測定治具は、上述通り屈曲部によって、つがい接触板を折り曲げ組立式構造のものであるが、必ずしもそうとは限らず例えば、組立式とせず、最初から屈曲部より、つがい接触板を立ち上げた状態で成形してもよく、何れも対角測定上において用いれば、同様な測定を得られるものであり、後述の方法であると、嵩張って保管、携帯に不向きな面があるものの何れか選択して用いれば用を成すものである。
本発明の対角測定治具は、方形体の測定対象物のコーナー部分とする入り隅部及び出隅部に拘らず何れにも用いることができるものであり、蝶番構造を応用した方法で巻尺によって容易に対角測定をおこなうことを目的としている。
上述したように本発明の巻尺用対角測定治具は、樹脂製で成形することによって製作が容易でコストも安くあがりフラット状としてコンパクトにできる。
フラット状でコンパクトのため、巻尺のベルトクリップに挟んで一体化として装着しておくと保管、携帯にも便利である。
フラット状でコンパクトのため、巻尺のベルトクリップに挟んで一体化として装着しておくと保管、携帯にも便利である。
また、立ち上げられた両つがい接触板の部分を出隅及び入り隅何れにも接触させて対応でき、固定することができるためそれによって、対角測定を一人で容易にできる。
本発明による対角測定用治具を図1〜図4に基づいて説明する。
対角測定用治具の製作材料としては、コストが安価で形状が容易にできる樹脂板状成型加工方法が適している。
対角測定用治具の製作材料としては、コストが安価で形状が容易にできる樹脂板状成型加工方法が適している。
図1においては、対角測定治具1の表面をフラット状としたフック掛け平板2の表面上に巻尺テープのフックを挿入して引っ掛けるためのフック掛け孔3を設け、前記フック掛け孔3の部分に突起片4を形成して、常時フックに設けてあるフック穴の部分に挿入して引っ掛け、フックの脱落防止とする。
フック掛け孔3の孔の形状は、両端周囲を楕円状孔としてフックを挿入した場合、巻尺テープ及びフックの装着角度が自在に調整可能にするための楕円状孔の形状にしている。
フック掛け孔3の孔の形状は、両端周囲を楕円状孔としてフックを挿入した場合、巻尺テープ及びフックの装着角度が自在に調整可能にするための楕円状孔の形状にしている。
前記フック掛け平板2の二方向端部辺L状に自由自在に屈折可能にしたV状の曲げ溝とする両屈曲部5を設ける。
前記両屈曲部5に面して両つがい接触板6をフラット状に形成し、一方のつがい接触板6の、端部面に差し込み凸起片7を突出させて、もう一方のつがい接触板6の端部面に受け孔8を形成する。
前記両屈曲部5に面して両つがい接触板6をフラット状に形成し、一方のつがい接触板6の、端部面に差し込み凸起片7を突出させて、もう一方のつがい接触板6の端部面に受け孔8を形成する。
前記両つがい接触板6に設けられた差し込み凸起片7と受け孔8とを組み合わせる場合、両屈曲部5から両つがい接触板6の部分を垂直状に折り曲げると同時に、差し込み凸起片7を受け孔8に挿入して二方向辺をL状に組み合わせて対角測定治具を構成する。
(図3参照)
それに、前記両つがい接触板6には、ピン等を差し込んで固定させるためのピン刺し孔9を設けている。
(図3参照)
それに、前記両つがい接触板6には、ピン等を差し込んで固定させるためのピン刺し孔9を設けている。
図2においては、図1のA−A線側面断面図であって、屈曲部5の形状とそれらと連なってつがいとなるつがい接触板6の折り曲げ状態を示す図である。
屈曲部5の形状は、V状の曲げ溝を形成し、自由自在に幾多の屈曲可能にしている。
これらの屈曲構造は、樹脂製蝶番の構造を応用した方法であるから耐久性に優れている。
屈曲部5の形状は、V状の曲げ溝を形成し、自由自在に幾多の屈曲可能にしている。
これらの屈曲構造は、樹脂製蝶番の構造を応用した方法であるから耐久性に優れている。
図3は、図1のフラット状の対角測定治具1を組み立てたものであって、両屈曲部5から両つがい接触板6が垂直状に立ち上げられ且つ、L状直角に両つがい接触板6を組み立てている。
差し込み凸起片7が受け孔8に係合し、折り曲げた時の復元力の防止となる。
それに、フック掛け孔3に巻尺のテープ14のフック13を挿入してフック13に設けてあるフック穴に突起片4を係合させ、外れないようにしてテープ14を引き出した姿図を示したものである。
差し込み凸起片7が受け孔8に係合し、折り曲げた時の復元力の防止となる。
それに、フック掛け孔3に巻尺のテープ14のフック13を挿入してフック13に設けてあるフック穴に突起片4を係合させ、外れないようにしてテープ14を引き出した姿図を示したものである。
図4は、対角測定治具1を用いて対角測定をおこなう方法であって、これらの図に基づいて説明すると、四方に組み立てられたサッシ枠の取付け時、内部の四方の額縁アングル11である入り隅コーナー15部分に、図3で組み立てられた対角測定治具1のL状のつがい接触板6を当ててクリップ12等で固定し、フック掛け孔3に巻尺のテープフック13を挿入してテープ14を上方面の額縁用アングルの入り隅コーナー15まで引き出して、テープの数値が入り隅コーナー15の部分と合致した数値を読み取り対角の差を比較すればよい。
サッシ枠10の左右の対角歪み16を測定して上枠を左右何れかに均等に振り分けて、サッシ枠10を固定する手段とする。
本発明の対角測定治具1を用いて方形体のコーナー出隅部に接触させて測定する場合は、上述の図3によって組み立てられた正面図とする対角測定治具を、反転させて両つがい接触板6を裏側にすることによって引っ掛けられる状態になり、コーナー出隅部に当ててフック掛け孔3にフック13を挿入し、引っ掛けて測定をおこなえばよい。
固定する場合は、ピン刺し孔9に細釘やピン等を刺しこんで固定してもよい。
固定する場合は、ピン刺し孔9に細釘やピン等を刺しこんで固定してもよい。
1 対角測定治具
2 フック掛け平板
3 フック掛け孔
4 突起片
5 屈曲部
6 つがい接触板
7 差し込み凸起片
8 受け孔
9 ピン刺し孔
10 サッシ枠
11 額縁アングル
12 クリップ
13 フック
14 テープ
15 入り隅コーナー
16 対角歪み
2 フック掛け平板
3 フック掛け孔
4 突起片
5 屈曲部
6 つがい接触板
7 差し込み凸起片
8 受け孔
9 ピン刺し孔
10 サッシ枠
11 額縁アングル
12 クリップ
13 フック
14 テープ
15 入り隅コーナー
16 対角歪み
Claims (2)
- フラット状のフック掛け平板にフック掛け孔を設け、前記フック掛け平板の端部辺に屈曲部とつがい接触板を形成して対角測定治具を構成し、前記つがい接触板を測定物体のコーナー隅部に接触して当て、前記対角測定治具を固定して前記フック掛け孔に巻尺のテープフックを引っ掛けて対角測定をおこなうことを特徴とした巻尺用対角測定治具。
- フック掛け平板に形成された屈曲部から自在につがい接触板を屈曲手段をおこなうことを特徴とした請求項1記載の巻尺用対角測定治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010230978A JP2012068223A (ja) | 2010-09-25 | 2010-09-25 | 巻尺用対角測定治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010230978A JP2012068223A (ja) | 2010-09-25 | 2010-09-25 | 巻尺用対角測定治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012068223A true JP2012068223A (ja) | 2012-04-05 |
Family
ID=46165661
Family Applications (1)
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JP2010230978A Pending JP2012068223A (ja) | 2010-09-25 | 2010-09-25 | 巻尺用対角測定治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2012068223A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105627858A (zh) * | 2016-04-06 | 2016-06-01 | 成都梓楠家具有限公司 | 卷尺尺钩直角固定工具 |
CN105698625A (zh) * | 2016-04-06 | 2016-06-22 | 成都梓楠家具有限公司 | 一种便于在直角端固定卷尺的工具 |
-
2010
- 2010-09-25 JP JP2010230978A patent/JP2012068223A/ja active Pending
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