JP2012067496A - Eaves gutter - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、軒樋本体と、この軒樋本体の上部開口に取り付ける軒樋カバーとを備えた軒樋に関する。 The present invention relates to an eaves ridge provided with an eave ridge main body and an eave ridge cover attached to an upper opening of the eave ridge main body.
従来、この種のものとして、樋部に入水孔が穿設された桶蓋体部を設けた雨樋(例えば特許文献1)があり、また、チャンネル状の本体と、該本体の一方の外端面側に上下に回動可能に保持された連結部材と、該連結部材に立設されたピンの先端部に被着されるキャップを含んで構成される雨樋カバー用ネットの張設部材が提案され、前記張設部材によって張設されたメッシュ状のネットによって雨樋の上面開口部がカバーされるため、木の葉等の雨樋への侵入が確実に防がれて雨樋の機能が安定して確保されるとともに、雨樋の清掃が不要となって雨樋のメンンテナンスフリーを実現することができる(例えば特許文献2)。 Conventionally, as this type, there is a rain gutter (for example, Patent Document 1) provided with a gutter lid portion in which a water inlet hole is formed in the gutter portion, and a channel-shaped main body and one outer side of the main body. A tension member for a rain gutter cover net comprising a connecting member that is rotatably held on the end surface side and a cap that is attached to the tip of a pin standing on the connecting member. Proposed, the mesh-shaped net stretched by the stretch member covers the top opening of the rain gutter, ensuring that the rain gutter, such as leaves, is prevented from entering the gutter and the function of the gutter is stable. In addition, the maintenance of the rain gutter is unnecessary and maintenance free of the gutter can be realized (for example, Patent Document 2).
上記特許文献2では、雨樋の内側壁と外側壁の各々に複数の張設部材を長さ方向に適当な間隔で取り付けると、連結部材からキャップを外した状態でメッシュ状のネットの幅方向両端部を各連結部材のピンに上方から差し込み、その後、各ピンにキャップを嵌め込んでこれを被着するため、ネットの取付作業に手間が掛かるという問題がある。
In
そこで、本発明は上記した問題点に鑑み、カバーの取付作業を容易に行うことができる軒樋を提供することを目的とする。 In view of the above-described problems, an object of the present invention is to provide an eaves bowl that can be easily attached to a cover.
請求項1に係る発明は、軒樋本体と、この軒樋本体の上部開口に取り付ける軒樋カバーとを備えた軒樋において、前記軒樋本体の上部を塞ぐカバー本体と、このカバー本体に穿設された複数の通水孔と、前記上部開口の一側に設けられ他側が開口した挿入受け部と、前記カバー本体の一側に設けられ前記挿入受け部に挿入する一側挿入部と、前記上部開口の他側に設けられ係止受け部と、前記カバー本体の他側に設けられ前記係止受け部に上方から係止する係止部とを備えたことを特徴とする。 According to the first aspect of the present invention, there is provided an eaves ridge comprising an eaves main body and an eaves cover attached to the upper opening of the eaves main body. A plurality of water passage holes provided, an insertion receiving portion provided on one side of the upper opening and the other side opened, a one side insertion portion provided on one side of the cover body and inserted into the insertion receiving portion, A locking receiving portion provided on the other side of the upper opening, and a locking portion provided on the other side of the cover main body and locked to the locking receiving portion from above.
また、請求項2に係る発明は、前記係止受け部は、一側に突出する突出片であり、前記係止部は前記突出片に段発的に係止する係止爪であることを特徴とする。
Moreover, the invention which concerns on
また、請求項3に係る発明は、前記係止爪の先端に、下方に向かって斜め一側に傾斜した先端面を設け、この先端面の傾斜に対応して前記突出片の一側縁を斜めに形成したことを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, a tip end surface inclined obliquely toward one side is provided at the tip of the locking claw, and one side edge of the protruding piece is formed corresponding to the inclination of the tip end surface. It is characterized by being formed obliquely.
また、請求項4に係る発明は、前記軒樋本体を建物の壁面に固定支持される軒樋用吊金具に対応して、前記軒樋カバーに切欠き部を設けたことを特徴とする。
The invention according to
また、請求項5に係る発明は、前記軒樋用吊金具は、軒樋本体の前後の係止受部に係止する吊金具本体と、この吊金具本体を建物の壁面に固定支持する支持部材とを備えることを特徴とする。
Further, the invention according to
請求項1の構成によれば、カバー本体の一側挿入部を挿入受け部に挿入し、カバー本体の他側縁の係止部を上方から係止受け部に係止することにより、軒樋本体に軒樋カバーを取り付けることができる。
According to the configuration of
また、請求項2の構成によれば、カバー本体の他側を上から押すようにして、突出片に係止爪を段発的に係止することができる。
Moreover, according to the structure of
また、請求項3の構成によれば、斜めに形成した一側縁により先端面が案内され、突出片に係止爪をスムーズに係止することができる。 Moreover, according to the structure of Claim 3, a front end surface is guided by the one side edge formed diagonally, and a latching claw can be latched smoothly to a protrusion piece.
また、請求項4の構成によれば、軒樋用吊金具の位置に切欠き部を合わせることにより、吊金具が邪魔になることなく、軒樋本体に軒樋カバーを取り付けることができる。
Moreover, according to the structure of
また、請求項5の構成によれば、吊金具本体を軒桶本体に取り付けた状態で、その軒樋本体に軒樋カバーを取り付けることができる。
Moreover, according to the structure of
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。各実施例では、従来とは異なる軒樋を採用することにより、従来にない軒樋が得られ、その軒樋を夫々記述する。 Preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. The embodiments described below do not limit the contents of the present invention described in the claims. In addition, all of the configurations described below are not necessarily essential requirements of the present invention. In each embodiment, by adopting eaves different from the conventional one, unprecedented eaves are obtained, and the eaves are described respectively.
以下、本発明の軒樋用吊金具を添付図面を参照して説明する。図1〜図15は、本発明の実施例1を示し、同図に示すように、軒樋用吊金具1は、建物2の屋根3の軒先に軒樋本体4を取り付けるものであり、この軒樋本体4に軒樋カバー81が取り付けられる。
Hereinafter, the eaves-hanging metal fitting of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. 1 to 15
図3に示すように、前記軒樋本体4は、底板部11と前後の側板部12,13を備え、前側の側板部12の上部には、上下で内側に突出した突出片14,15の間に前側係止受部16が設けられ、後側の側板部13の上部には、上下で内側に突出した突出片17,18の間に後側係止受部19が設けられている。尚、前側の突出片14,15の間隔は後側の突出片17,18の間隔より広く形成されている。また、軒樋本体4はアルミニウム合金の押し出し成形により、図に示す断面形状が長さ方向に連続する。
As shown in FIG. 3, the
前記軒樋用吊部1は、前記軒樋本体4に係止する吊金具本体21と、この吊金具本体21を建物2の壁面5に固定支持する支持部材22とを備える。前記吊金具本体21は、長さ方向に一定幅で、上部が開口した略コ字型をなし、その前側に前記前側係止受部16内に係止する前側係止部23を備えると共に、その後側に前記後側係止受部19内に係止する後側係止部24を備える。前記前側係止部23の先端23Sは斜め後上向きをなし、その先端23Sが係止する抜け止め部14Nが、前記突出片14の内端から下方に垂設されている。また、後側係止部24の先端24Sは斜め後上向きをなし、先端側に後斜め上向きの傾斜面24Mを有し、その先端24Sが前記側板部13と突出片17との内側角部に係止する。また、前記突出片17の先端縁17Fは前記傾斜面24Mに対応して斜めに形成されている。尚、後上の突出片17の前後幅は、前記先端23Sの厚さの3倍以下で、他の突出片14,15,18に比べて幅狭に形成されている。
The eaves-hanging
したがって、吊金具本体21の前側を低くして、前側係止部23を前側係止受部16内に挿入し、吊金具本体21の後側を押し下げると、先端縁23Sに傾斜面24Mが当たり、軒樋本体4の弾性により側板部12,13間が開き、突出片17を先端24Sが通過して、後側係止部24が後側係止受部19内に係止し、吊金具本体21の前後が軒樋本体4に係止する。
Therefore, when the front side of the hanging
また、前記吊金具本体21の中央には平板部26が設けられ、この平板部26の上面には、凹凸部27が連続形成され、この凹凸部27は上面が平坦な山形形状の凹部27Aと逆山形形状の凸部27Bが交互に形成されている。尚、凹凸部27はラック形状をなす。
In addition, a
前記支持部材22は、建物2の壁面5に固定支持する取付部31と、この取付部31に角度調整可能に連結される支持体32とを備える。前記取付部31は、建物2の壁面5に複数のアンカー6により固定する取付板33と、この取付板33に一体に設けた外嵌部たる切欠きリング部34とを一体に備え、この切欠きリング部34は前側が開口し、半円より大きく、内周全体に断面略三角形の内面凹凸部35が形成されている。尚、取付板33は、切欠きリング部34より左右方向(軒樋長さ方向)幅広に形成され、また、支持部材22は、取付板33を除いて、左右方向ほぼ一定幅に形成され、同一断面が左右方向に連続し、アルミニウム合金の押し出し成形されている。前記支持体32の後側には、前記切欠きリング部34に内嵌するリング部36が一体に設けられ、このリング部36の外周全体に、前記内面凹凸部35に係合する外面凹凸部37が形成されている。また、前記リング部36の内面にはほぼ180度の位置に断面略コ字状をなすビスホール36A,36Aがそれぞれ設けられている。また、前記ビスホール36A,36Aに対応して、前記切欠きリング34の外周には、開口側に肉厚部34Aがそれぞれ形成されている。
The
また、切欠きリング部34とリング部36の左右方向の長さ(軸方向の長さ)はほぼ等しく、それら切欠きリング部34とリング部36の両側には円板状の蓋板38,38が取り付けられ、この蓋板38は、該蓋板38の透孔に挿通したビス39を、前記ビスホール36Aに螺合することにより固定される。
Further, the lengths in the left-right direction (the length in the axial direction) of the
そして、取付部31と支持体32との角度に合わせて、相互凹凸部35,37を合わせ、左右方向から切欠きリング部34内にリング部36をスライド挿入し、ビス39Aを肉厚部34Aの透孔に挿通すると共にリング部36に螺着する。このようにしてビス39Aと凹凸部35,37同士の嵌合により、リング部36と切欠きリング部34とが固定される。
And according to the angle of the
さらに、切欠きリング部34とリング部36の左右一側を前記蓋体38により塞ぎ、リング部36内に樹脂製接着材などの硬化性充填物41を充填し、この充填材41が所定の経時的に硬度に硬化することにより、補強材となる。また、切欠きリング部34とリング部36の左右他側には蓋体38をビス39により固定する。このビス39は蓋体38の透孔に挿通されると共に、前記ビスホール36Aに螺着される。このように内部の充填材41によりリング部36が補強され、中空の場合に比べて、強度の向上を図ることができ、垂直荷重や風荷重に対して優れた強度が得られる。
Further, the left and right sides of the notched
そして、前記切欠きリング部34とリング部36により、取付部31と支持体32との角度を調整する角度調整機構42を構成している。
The
図5に示すように、前記支持体32の前側下部には、前記吊金具本体21の凹凸面27に摺動する板状の摺動部51が設けられ、この摺動部51と前記リング部との間には、斜め前側斜め下向きの傾斜上面部52と、その傾斜上面部52と前記摺動部51とを連結する前面部53とを有し、前記傾斜上面部52は水平に対して45度以下の角度をなし、前記傾斜前面部53は水平に対して60度以上、90度以下であり、傾斜上面部52と傾斜前面部53との内角は90度以上である。また、前記支持体32は複数の空洞部54を有する中空構造をなす。さらに、前記摺動部51の下面には、前後方向に間隔を置いて複数の凸部55が設けられ、前記凹凸部27との摺動性を確保している。
As shown in FIG. 5, a plate-like sliding
また、前記摺動体51の前後上面には、ビスホール56が設けられ、これらビスホール56に対応する透孔56Aを、上部が開口したコ字形のブラケット57の両側板57A,57Aに設け、これら両側板57A,57Aの下部間に底板57Bが設けられている。そして、前記摺動部51を前記吊金具本体21に重ねた状態で、前記ブラケット57を下から外嵌し、透孔56Aにビス58を挿通すると共に、ビス58をビスホール56に螺着し、これにより摺動部51に対して吊金具本体21を前後方向スライド可能に保持している。
Also, screw holes 56 are provided on the front and rear upper surfaces of the sliding
尚、前記切欠きリング部34及び支持体32は、軒樋本体4はアルミニウム合金の押し出し成形により形成される。
The
固定係止部材61は、前記凹凸部27に係止して前記支持体32に前記吊金具本体21を固定する。前記固定係止部材61は、鋼製の板材からなり、前記支持体32に固定する固定部62と、この固定部62の前側から下方に垂設した垂設部63とを一体に備え、この垂設部63は前記傾斜前面部53に沿って固定され、その垂設部63の下端には前記凹凸部27の凹部27Aに係止する係止部63Aが設けられている。そして、前記固定部62には透孔62Aが穿設され、前記傾斜上面部52に雌螺子孔52Aを設け、ワッシャ64を備えた蝶ねじ65を、前記透孔62Aに挿通すると共に雌螺子孔52Aに螺合することにより、支持体32に固定係止部材61を固定し、係止部63Aが凹凸部27に係止する。尚、前記垂設部63は、前記平板部26に対してほぼ垂直に用いられる。また、固定部62と垂設部63の角度は、90度以上、120度以下である。
The fixed locking
また、前記固定係止部材61を補強する補強部材71を備え、この補強部材71は、固定係止部材61とほぼ同形であって、前記固定係止部材61に重ねて用いられ、前記支持体32に固定される固定部72と、前記垂設部63の前面に配置される補強垂設部73とを一体に備え、固定係止部材61と同様に、鋼製の板材を屈曲形成してなり、前記固定部72には前記蝶ねじ65を挿通する透孔72Aが穿設され、前記補強部材71は前記固定係止部材61に重ね合わせて前記支持体32に固定される。この固定状態で前記補強垂設部73の下端73Aは、前記凹凸部27の凸部27Bに当接する。
The reinforcing
したがって、蝶ねじ65を緩めると、図7に示すように、支持部材22に対して吊金具本体21を前後にスライドすることができ、壁面5の軒樋本体4の取付位置との間隔に吊金具本体21を合わせ、蝶ねじ65を締めると、固定係止部材61の係止部63Aが凹部27Aに係止し、さらに、補強部材71が固定係止部材61の垂設部63を補強する。
Therefore, when the
補強部材71は必要に応じて用いられるが、補強部材71を用いることにより、吊金具本体21を前側に動かそうとする力に対して、補強部材71により垂設部63が前面部53から離れることを防止できるから、強固な固定構造が得られる。
The reinforcing
図9〜図15に示すように、本発明では、上記のような軒樋本体4の上部開口20に取り付ける前記軒樋カバー81を備える。この軒樋カバー81は、ステンレス鋼などからなり、平板状のカバー本体82を備え、このカバー本体82に複数の通水孔83を穿設している。
As shown in FIGS. 9 to 15, the present invention includes the eaves cover 81 attached to the
前記雨樋本体4の上開口20の一側である前側には、挿入受け部84が設けられ、前記前の側板部12の上縁に内側に突出片85を設け、この突出片85と前記突出片14との間により前記挿入受け部84が構成され、この挿入受け部84に後側から前記カバー本体82の一側挿入部たる前縁82Fが挿入される。尚、前記突出片85は突出片14より幅狭に形成されており、前記カバー本体82を斜めにして前記挿入受け部84内に挿入し易くなっている。
An
また、前記雨樋本体4の上開口20の他側である後側には、係止受け部が設けられ、この係止受け部は前記突出片17により構成され、この突出片17に上方から段発的に係止する係止部たる係止爪87を、前記カバー本体82の他側に設けている。前記係止爪87は下方に向かって斜め一側に傾斜した先端面87Aと、この先端面87Aの上端に設けた横方向の係止部87Bを備え、この係止部87Bは前記突出片14の下面に係止する。また、前記係止爪87は略コ字型の取付部88により前記カバー本体82に取り付けられ、前記取付部88と前記係止部87Bとは前記突出片17の板厚に対応した連結部89により連結されている。そして、前記取付部88の上片88Aがビスなどの取付部材90により前記カバー本体82に取り付けられ、前記取付部88の下片88Bが取付状態で前記突出片17の上面に当接する。また、上片88Aと下片88Bは垂設部88Cにより連結されている。尚、前記上片88Aの上面には、前記カバー本体82の厚さに対応した凹部93を形成し、この凹部93に前記カバー本体82の他端縁が挿入される。
Further, a locking receiving portion is provided on the rear side, which is the other side of the
図12に示すように、前記雨樋カバー81には、前記軒樋用吊金具1に対応して、切欠き部91が設けられ、この切欠き部91は雨樋カバー81の後側に開口し、前記軒樋用吊金具1の左右幅より多少広く形成され、前後方向に長いほぼ平面長方形形状をなす。このように切欠き部91を雨樋カバー81の長さ方向の途中に設けることにより、雨樋カバー81の端部は凹凸のない直線状をなす。
As shown in FIG. 12, the
次に、前記軒樋カバーの使用方法について説明する。図13(A)に示すように、軒樋カバー81の後側が高くなるように斜めにして、その前縁82Fを挿入受け部84に挿入し、図13(B)に示すように、後側を下方に押し下げると、斜めの先端面87Aが斜めの先端縁17Fに案内され、これにより取付部88が弾性変形し、図13(C)に示すように、係止爪87が突出片14に係止する。
Next, a method of using the eaves cover will be described. As shown in FIG. 13 (A), the
このように軒樋本体4に軒樋カバー81を取り付けることにより、図14に示すように、落ち葉101が軒樋本体4に入り込むことなく、通水孔83から雨水だけが流れ込み、軒樋カバー81の落ち葉101は、自然乾燥し、やがて飛散する。また、雪102が降る積雪時においては、図15に示すように、雪102が溶けた雪解け水だけが軒樋本体に流れ込み、屋根から落ちてきた雪102は、軒樋カバー81の上をそのまま滑り落ちる。
By attaching the eaves cover 81 to the eaves
このように本実施例では、請求項1に対応して、軒樋本体4と、この軒樋本体4の上部開口20に取り付ける軒樋カバー81とを備えた軒樋において、軒樋本体4の上部を塞ぐカバー本体82と、このカバー本体82に穿設された複数の通水孔83と、上部開口20の一側たる前側に設けられ他側たる後側が開口した挿入受け部84と、カバー本体82の一側たる前側に設けられ挿入受け部84に挿入する一側挿入部たる前縁82Fと、上部開口20の他側たる後側に設けられ係止受け部たる突出片17と、カバー本体82の他側たる後側に設けられ突出片17に上方から係止する係止部たる係止爪87とを備えるから、カバー本体82の先端縁82Fを挿入受け部84に挿入し、カバー本体82の他側縁の係止爪87を上方から突出片17に係止することにより、軒樋本体4に軒樋カバー81を取り付けることができる。
As described above, in this embodiment, in accordance with the first aspect, in the eaves eaves body provided with the
また、このように本実施例では、請求項2に対応して、係止受け部は、一側に突出する突出片17であり、係止部は突出片17に段発的に係止する係止爪87であるから、軒樋カバー81の他側を上から押すようにして、突出片17に係止爪87を段発的に係止することができる。
In this way, in this embodiment, corresponding to the second aspect, the locking receiving portion is the protruding
また、このように本実施例では、請求項3に対応して、係止爪87の先端に、下方に向かって斜め一側に傾斜した先端面87Aを設け、この先端面87Aの傾斜に対応して突出片17の一側縁たる先端縁17Fを斜めに形成したから、斜めに形成した先端縁17Fにより先端面87Aが案内され、突出片17に係止爪87をスムーズに係止することができる。
In this way, in this embodiment, corresponding to claim 3, the tip end of the locking
また、このように本実施例では、請求項4に対応して、軒樋本体4を建物2の壁面5に固定支持される軒樋用吊金具に対応して、軒樋カバー81に切欠き部91を設けたから、軒樋用吊金具の位置に切欠き部を合わせることにより、吊金具が邪魔になることなく、軒樋本体4に軒樋カバー81を取り付けることができる。
In this way, in this embodiment, corresponding to claim 4, the eaves
また、このように本実施例では、請求項5に対応して、軒樋用吊金具1は、軒樋本体4の前後の係止受部16,19に係止する吊金具本体21と、この吊金具本体21を建物2の壁面5に固定支持する支持部材22とを備えるから、吊金具本体21を軒桶本体4に取り付けた状態で、その軒樋本体4に軒樋カバー81を取り付けることができる。
In this way, in this embodiment, corresponding to claim 5, the eaves-hanging
また、実施例上の効果として、カバー本体82の前縁82Fを挿入受け部84に挿入し、係止爪87を突出片17の下部内側に係止したから、前縁82F及び係止爪87が露出せずに軒樋カバー81を取り付けることができる。また、取付部88の凹部93にカバー本体82の他端縁が挿入し、カバー本体82の前縁82Fを挿入受け部84に挿入するから、カバー本体82の端部が露出しない。さらに、カバー本体82の他側に下方に垂設した垂設部88Cを設け、この垂設部88Cの下部に係止爪87を設けたから、垂設部88Cを押して係止爪87の係止を解除し、軒樋本体4から軒樋カバー81を取り外すことができる。
Further, as an effect of the embodiment, the
さらに、実施例上の効果として、軒樋本体4の前後の係止受部16,19に係止する吊金具本体21と、この吊金具本体21を建物2の壁面5に固定支持する支持部材22とを備えた軒樋用吊金具において、支持部材22は、建物2の壁面5に取り付ける取付部31と、取付部31から前方に突出して金具本体21を支持する支持体32と、この支持体32に設けられ吊金具本体21を前後方向にスライド可能に保持するブラケット57と、吊金具本体21の前後方向に並設した複数の凹凸部27と、凹凸部27に係止して支持体32に吊金具本体21を固定する固定係止部材61と、この固定係止部材61を支持体32に固定する固定手段たる蝶ねじ65とを備えるから、軒樋本体4と壁面5との間隔に合わせて吊金具本体21をスライドして位置決めした状態で、固定係止部材61を凹凸部27に係止し、蝶ねじ65によりその固定係止部材61を支持体32に固定することにより、支持体32に吊金具本体21を固定することができる。したがって、複雑な機構が不要で、蝶ねじ65により固定係止部材61を固定するだけで、簡単に吊金具本体21を固定することができる。また、固定係止部材61は、支持体32の上面に固定手段たる蝶ねじ65により固定される固定部62と、この固定部62の前側から下方に垂設し、下端63Aが凹凸部27に係止する垂設部63とを一体に備えるから、垂設部63の下端63Aを凹凸部27に係止し、固定部62を蝶ねじ65により支持体32に固定することにより、吊金具本体1を固定することができる。また、固定係止部材61を補強する補強部材71を備え、この補強部材71は、支持体32に固定される固定部72と、垂設部63の前面に配置される補強垂設部73とを備えるから、凹凸部27に垂設部63が係止した状態で、前後両方からの力に対して、吊金具本体21を確実に固定することができる。また、取付部31と支持体32との角度を調整する角度調整機構42を備え、この角度調整機構42は支持体32の後部に設けたリング部36と、このリング部36の外周に設けた外面凹凸部37と、取付部31に設けられリング部36に外嵌する外嵌部たる切欠きリング部34と、この切欠きリング部34の内面に設けられ外面凹凸部35に係合する内面凹凸部35とを備えるから、外面凹凸部35と内面凹凸部35との係合位置により取付部31と支持体32とを所定の角度に調整することができる。また、リング部36内に補強材たる硬化性充填材41を設けたから、リング部の変形を防止できる。また、補強材が硬化性充填材41であるから、硬化性充填材41を充填することによりリング部36の変形を防止できる。また、固定手段が、傾斜上面部52の雌螺子孔52Aに螺着する蝶ねじ64であるから、蝶ねじ64を操作して固定係止部材61を簡便に固定及び固定解除することができる。また、摺動部51の下面に凹凸部27の間隔より広い間隔で凸部55を設けたから、凹凸部27の凸部27Aとの摺動性を確保することができる。
Furthermore, as an effect on the embodiment, a
図16は、本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。本実施例は、軒樋本体4Aの変形例を示し、同図に示すように、この例の軒樋本体4は、前の側板部12の下部を下側に向かって後向きになる斜めに形成してる。
FIG. 16 shows a second embodiment of the present invention, in which the same parts as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals and detailed description thereof is omitted. This embodiment shows a modification of the eaves bowl main body 4A, and as shown in the figure, the eaves bowl
このように本実施例では、カバー本体82の先端縁82Fを挿入受け部84に挿入し、カバー本体82の他側縁の係止爪87を上方から突出片17に係止することにより、軒樋本体4に軒樋カバー81を取り付けることができ、上記実施例1と同様な作用・効果を奏する。
As described above, in this embodiment, the
図17は、本発明の実施例3を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。本実施例は、軒樋本体4Bの変形例を示し、同図に示すように、前側,後側の側板部12,13と底板部11をほぼ半円状に形成した半円部92を形成している。
FIG. 17 shows a third embodiment of the present invention, in which the same reference numerals are given to the same portions as those of the above-described embodiments, and detailed description thereof is omitted. This embodiment shows a modified example of the eaves bowl main body 4B, and as shown in the figure, a
このように本実施例でも、上記各実施例と同様な作用・効果を奏する。 As described above, this embodiment also has the same operations and effects as the above embodiments.
図18は、本発明の実施例4を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。本実施例は、係止爪87の取付部88の変形例を示し、同図に示すように、取付部88は、上片88Aと、上片88Aと前記係止部87Bとを連結する垂設部88Dとからなり、この垂設部88Dは、下方に向かって前側に傾斜している。
FIG. 18 shows a fourth embodiment of the present invention, in which the same reference numerals are given to the same portions as those in the above-described embodiments, and detailed description thereof is omitted. The present embodiment shows a modification of the
そして、軒樋カバー81の後側が高くなるように斜めにして、その前縁82Fを挿入受け部84に挿入し、後側を下方に押し下げると、斜めの先端面87Aが斜めの先端縁17Fに案内され、これにより取付部88が弾性変形し、係止爪87が突出片14に係止する。また、この係止状態で、カバー本体82の後側を下方に押す力が加わっても、突出片17の先端縁17Fに垂設部Dが当接し、前記押す力に対抗する。また、垂設部88Dを前側に押して係止状態を解除し、軒樋カバー81を軒樋本体4から取り外すこともできる。
前側,後側の側板部12,13と底板部11をほぼ半円状に形成した半円部92を形成している。
Then, the
A
このように本実施例でも、上記各実施例と同様な作用・効果を奏する。 As described above, this embodiment also has the same operations and effects as the above embodiments.
また、実施例上の効果として、カバー本体82の他側に下方に斜めに垂設した垂設部88Dを設け、この垂設部88Dの下部に係止爪87を設けたから、垂設部88Cを押して係止爪87の係止を解除し、軒樋本体4から軒樋カバー81を取り外すことができる。
Further, as an effect of the embodiment, since the hanging
尚、本発明は、本実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、軒樋の形状は適宜選定可能である。また、垂設部は必ずしも設ける必要はない。また、軒樋本体及び吊金具は、アルミニウム合金以外でも、プラスチックや金属など各種の材料のものを用いることができる。また、固定部材として蝶ねじを用いたが固定部材には各種のものを用いることができ、固定ねじ部材として、蝶ねじ以外にボルトや皿ねじなどを用いてもよい。さらに、取付部を2本のアンカーにより壁面に固定したが、4本以上のアンカーを用いてもよい。また、固定部材としては、リング部内に十字枠などを入れて、リング部の変形を防止するようにしてもよい。 The present invention is not limited to this embodiment, and various modifications can be made within the scope of the gist of the present invention. For example, the shape of the eaves can be selected as appropriate. Further, the hanging portion is not necessarily provided. The eaves main body and the hanging metal fittings can be made of various materials such as plastic and metal other than the aluminum alloy. Moreover, although the thumbscrew was used as a fixing member, various things can be used for a fixing member, and a bolt, a countersunk screw, etc. may be used as a fixing screw member other than a butterfly screw. Furthermore, although the attachment portion is fixed to the wall surface by two anchors, four or more anchors may be used. Further, as the fixing member, a cross frame or the like may be inserted in the ring portion to prevent the ring portion from being deformed.
1 雨樋用吊金具
2 建物
3 屋根
4 軒樋本体
5 壁面
16 前側係止受部
19 後側係止受部
21 吊金具本体
22 支持部材
81 軒樋カバー
82 カバー本体
82F 前縁(一側挿入部)
83 通水孔
84 挿入受け部
85 突出片
86 係止受け部
87 係止爪(係止部)
87A 先端部
DESCRIPTION OF
83
87A Tip
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- 2010-09-22 JP JP2010212810A patent/JP2012067496A/en active Pending
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