JP2012059223A - 携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の処理システム、及び携帯可能電子装置の処理方法 - Google Patents

携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の処理システム、及び携帯可能電子装置の処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 安価であり、且つ、複数の異なる形状を持つアンテナを接続することができる携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の処理システム、及び携帯可能電子装置の処理方法を提供する。
【解決手段】 携帯可能電子装置(20)は、外部機器(10)から出力される電波に応じて電気信号を生成する共振部(24)を装着可能な携帯可能電子装置であって、前記共振部により生成される電気信号の信号処理を行う送受信部(29、30)と、予め、前記共振部のアンテナサイズ毎にパラメータを記憶する設定情報記憶部(28a)と、前記共振部のアンテナサイズを示す情報を記憶するアンテナサイズ記憶部(28)と、前記設定情報記憶部から、前記アンテナサイズ記憶部に記憶されるアンテナサイズを示す情報に対応するパラメータを読み出し、読み出したパラメータに基づいて前記送受信部の送受信特性を制御する送受信特性制御部(25)と、を具備する。
【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、例えば、無線通信によりデータの送受信する携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の処理システム、及び携帯可能電子装置の処理方法に関する。
一般的に、携帯可能電子装置として用いられるICカードは、プラスチックなどで形成されたカード状の本体と本体に埋め込まれたICモジュールとを備えている。ICモジュールは、ICチップを有している。ICチップは、電源が無い状態でもデータを保持することができるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)またはフラッシュROMなどの不揮発性メモリと、種々の演算を実行するCPUとを有している。
ICカードは、例えば、国際標準規格ISO/IEC7816に準拠したICカードである。ICカードは、携帯性に優れ、且つ、外部装置との通信及び複雑な演算処理を行う事ができる。また、偽造が難しい為、ICカードは、機密性の高い情報などを格納してセキュリティシステム、電子商取引などに用いられることが想定される。
上記したようなICカードは、種々のアプリケーションを記憶することができる。ICカードは、ICカードの処理装置(カードリーダライタ)から接触通信、または非接触通信によりコマンドを受信した場合、受信したコマンドに応じてアプリケーションを実行する。これにより、ICカードは、種々の機能を実現することができる。
特許第3488166号公報
非接触通信を行うICカードは、例えばアンテナなどの共振部と、ICチップ(LSI)と、を備える。また、非接触通信を行うICカードは、例えばICチップの外部にコンデンサ及び抵抗などが接続されるものもある。
通常、ICチップに接続されるアンテナの特性はある程度一定である。この為、従来、ICチップにおける送受信特性は、一定に設定される。
しかし、近年、種々の形状のICカードの形状が実用化されつつある。即ち、異なる形状のアンテナがICカードに搭載される可能性がある。これに対応する為に、ICカードを処理するカードリーダライタは、通信するICカードに搭載されるアンテナのサイズ及び/または形状に適応した送受信特性で通信を行う必要がある。この結果、送受信特性の異なるカードリーダライタが複数実用化されている。
また、ICカードのICチップは、接続されるアンテナに応じた範囲でインピーダンス整合を行うことにより、カードリーダライタの通信特性にICカードを適応させる。
しかし、ICカードのICチップには、異なる形状のアンテナが接続される場合がある。即ち、ICチップの製造段階では、ICチップは、接続されるアンテナの形状を特定することが出来ない。この為、ICチップは、製造時に設定される形状以外のアンテナが接続される場合、インピーダンス整合を適切に行うことができないという問題がある。
また、アンテナの形状毎に異なるICチップを製造する場合、コストがかかるという問題がある。
そこで、安価であり、且つ、複数の異なる形状を持つアンテナを接続することができる携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の処理システム、及び携帯可能電子装置の処理方法を提供することを目的とする。
一実施形態に係る携帯可能電子装置は、外部機器から出力される電波に応じて電気信号を生成する共振部を装着可能な携帯可能電子装置であって、前記共振部により生成される電気信号の信号処理を行う送受信部と、予め、前記共振部のアンテナサイズ毎にパラメータを記憶する設定情報記憶部と、前記共振部のアンテナサイズを示す情報を記憶するアンテナサイズ記憶部と、前記設定情報記憶部から、前記アンテナサイズ記憶部に記憶されるアンテナサイズを示す情報に対応するパラメータを読み出し、読み出したパラメータに基づいて前記送受信部の送受信特性を制御する送受信特性制御部と、を具備する。
図1は、一実施形態に係る携帯可能電子装置の処理装置の構成の例について説明するための説明図である。 図2は、図1に示すICカードの構成例について説明するための説明図である。 図3は、図1に示すICカードの共振部の形状の例について説明するための説明図である。 図4は、図1に示すICカードの共振部の形状の例について説明するための説明図である。 図5は、共振部の形状と設定値との関係について説明するための説明図である。 図6は、図1に示すICカードの動作について説明する為の説明図である。 図7は、図1に示すICカードの動作について説明する為の説明図である。 図8は、図1に示すICカードの動作について説明する為の説明図である。
以下、図面を参照しながら、一実施形態に係る携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の処理システム、及び携帯可能電子装置の処理方法について詳細に説明する。
図1は、一実施形態に係る携帯可能電子装置の処理装置の構成の例について説明するための説明図である。
図1に示すようにICカード処理システム1は、携帯可能電子装置の処理装置(端末装置)10と携帯可能電子装置(ICカード)20とを備えている。端末装置10とICカード20とは、非接触通信により互いに種々のデータの送受信を行う。
図1に示すように、端末装置10は、制御部11、ディスプレイ12、キーボード13、カードリーダライタ14、及び記憶部15などを備える。
制御部11は、CPU、ROM、及びRAMなどを備える。制御部11は、端末装置10全体の動作を制御する。
ディスプレイ12は、制御部11の制御により種々の情報を表示する。キーボード13は、端末装置10の操作者による操作を操作信号として受け取る。
カードリーダライタ14は、ICカード20と通信を行うためのインターフェース装置である。カードリーダライタ14は、ICカード20に対して、電源供給、リセット制御、及びデータの送受信などを行う。さらに、カードリーダライタ14は、ICカード20に対して、クロック供給を行う場合もある。上記したように、カードリーダライタ14は、送受信部として機能する。
制御部11は、カードリーダライタ14によりICカード20に対して種々のコマンドを入力する。ICカード20は、例えば、カードリーダライタ14からデータの書き込みコマンドを受信した場合、受信したデータを内部の不揮発性メモリに書き込む処理を行う。
制御部11は、ICカード20に読み取りコマンドを送信することにより、ICカード20からデータを読み出す。制御部11は、ICカード20から受信したデータに基づいて種々の処理を行う。また、制御部11は、ICカード20に書き込みコマンドを送信することにより、ICカード20のメモリにデータを書き込むことができる。
上記のカードリーダライタ14は、ICカード20と無線通信によりデータの送受信を行う。例えば、カードリーダライタ14は、信号処理部、送受信回路、及びアンテナ(共振部)などを備える。また、ICカード20も同様に、信号処理部、送受信回路、及びアンテナ(共振部)などを備える。
信号処理部は、ICカード20との間で送受信するデータの符号化、復号、変調、及び復調を行なう。送受信回路は、信号処理部により変調されたデータ、及び、アンテナにより受信したデータを増幅する。
カードリーダライタ14は、送信するデータに応じてアンテナにより磁界を発生させることにより、ICカード20に対してデータを送信する。また、カードリーダライタ14は、電磁誘導によりアンテナに発生する誘導電流に基づいてICカード20から送信されるデータを認識する。
制御部11は、カードリーダライタ14によりICカード20に初期設定コマンドを送信することにより、ICカード20との通信に関する設定を行う。初期設定コマンドは、例えば、起動コマンド及び選択コマンドなどである。ICカード20の検知を行なう為に、カードリーダライタ14は、起動コマンド(例えば、リクエストコマンド、及びウェークアップコマンドなど)を繰り返し通信可能範囲に送信する。
ICカード20が存在する場合、ICカード20からの起動コマンドに対する返答がカードリーダライタ14に返る。これにより、カードリーダライタ14は、ICカード20を検知する。また、ICカード20が非接触式携帯可能電子装置である場合、カードリーダライタ14は、所望のICカード20を選択するための選択コマンドを送信する。これにより、カードリーダライタ14とICカード20との間で通信を行う事ができる。
また端末装置10は、必要に応じてICカード20に相互認証コマンドを送信する。これにより、相互認証処理が行われる。ICカード20と端末装置10との間で相互認証を行う場合、まず、端末装置10は、乱数を生成し、生成した乱数を暗号化し、ICカード20に暗号化データを送信する。ICカード20は、暗号化データを復号し、復号化データを端末装置10に返信する。また、ICカード20は、乱数を生成し、生成した乱数を暗号化し、端末装置10に暗号化データを送信する。端末装置10は、暗号化データを復号し、復号化データを端末装置10に送信する。ICカード20及び端末装置10は、通信対象の装置から送信される復号化データと元の乱数データとが一致するか否かを確認することにより、相互認証を行う。
上記した相互認証処理は、ICカード20と端末装置10との間でコマンド及びレスポンスの送受信を2回ずつ行うことにより実現される。
記憶部15は、書き換え可能な不揮発性メモリである。記憶部15は、端末装置10の制御に関する設定データなどを記憶する。例えば、記憶部15は、カードリーダライタ14における送受信特性に関する情報を記憶する。
図2は、図1に示すICカードの構成例について説明するための説明図である。
図2に示すように、ICカード20は、例えば、矩形状の本体21と、本体21内に内蔵されたICモジュール22とを備えている。ICモジュール22は、ICチップ23と、アンテナ(共振部)24とを備える。ICチップ23と共振部24とは、互いに接続された状態でICモジュール22内に形成されている。
なお、本体21は、少なくとも共振部24が配設されるICモジュール22を設置可能な形状であれば、矩形状に限らず如何なる形状であっても良い。
ICチップ23は、CPU25、ROM26、RAM27、不揮発性メモリ28、送信部29、受信部30、電源部31、ロジック部32、及びインピーダンス整合部33などを備える。CPU25、ROM26、RAM27、不揮発性メモリ28、送信部29、受信部30、電源部31、及びロジック部32は、バスを介して互いに接続されている。なお、インピーダンス整合部33は、ICチップ23内ではなくICモジュール22に配設される構成であってもよい。
共振部24は、端末装置10のカードリーダライタ14と通信を行うためのインターフェースである。共振部24は、例えば、ICモジュール22内に所定の形状で配設される金属線により構成されるアンテナと、同調コンデンサなどを備える。なお、共振部24は、金属線の形状により特定される共振周波数を有する。また、共振部24は、共振周波数と、共振周波数の周りの帯域幅とにより特定されるQuality factor(Q)を有する。Qは、共振部24の共振の鋭さ、即ち、共振部24の質を示すものである。
ICカード20は、カードリーダライタ14に送信するデータに応じてアンテナにより磁界を発生させる。これにより、ICカード20は、端末装置10に対してデータを送信する。また、ICカード20は、電磁誘導によりアンテナに発生する誘導電流に基づいて端末装置10から送信されるデータを認識する。
CPU25は、ICカード20全体の制御を司る制御部として機能する。CPU25は、ROM26あるいは不揮発性メモリ28に記憶されている制御プログラム及び制御データに基づいて種々の処理を行う。例えば、カードリーダライタ14から受信したコマンドに応じて種々の処理を行い、処理結果としてのレスポンスなどのデータの生成を行なう。
ROM26は、予め制御用のプログラム及び制御データなどを記憶する不揮発性のメモリである。ROM26は、製造段階で制御プログラム及び制御データなどを記憶した状態でICカード20内に組み込まれる。即ち、ROM26に記憶される制御プログラム及び制御データは、予めICカード20の仕様に応じて組み込まれる。
RAM27は、ワーキングメモリとして機能する揮発性のメモリである。RAM27は、CPU25の処理中のデータなどを一時的に格納する。例えば、RAM27は、共振部24を介して端末装置10から受信したデータを一時的に格納する。また、RAM27は、CPU25が実行するプログラムを一時的に格納する。
不揮発性メモリ28は、例えば、EEPROMあるいはフラッシュROMなどのデータの書き込み及び書換えが可能な不揮発性のメモリにより構成される。不揮発性メモリ28は、ICカード20の運用用途に応じて制御プログラム及び種々のデータを格納する。
たとえば、不揮発性メモリ28では、プログラムファイル及びデータファイルなどが創成される。創成された各ファイルには、制御プログラム及び種々のデータなどが書き込まれる。CPU25は、不揮発性メモリ28、または、ROM26に記憶されているプログラムを実行することにより、種々の処理を実現することができる。
また、不揮発性メモリ28は、設定情報記憶部28aを備えている。設定情報記憶部28aは、送信部29、受信部30、及びインピーダンス整合部33における設定を示す情報を記憶する。
送信部29は、端末装置10に送信するデータに対して符号化、負荷変調などの信号処理を行う。例えば、送信部29は、設定情報記憶部28aに記憶されている負荷変調レベルに基づいて信号の変調(増幅)を行う。送信部29は、信号処理を施した信号をインピーダンス整合部33に送信する。
受信部30は、アンテナにより受信する信号に対して復調、及び復号を行う。例えば、受信部30は、設定情報記憶部28aに記憶されているヒステリシス幅を閾値として受信する信号の解析を行う。これにより、受信部30は、2値の論理データを取得する。受信部30は、解析したデータをバスを介してCPU25に送信する。
電源部31は、端末装置10から送信される電波、特にキャリア波に基づいて電力を生成する。さらに、電源部31は、動作クロックを生成する。電源部31は、発生させた電力及び動作クロックをICカード20の各部に電力を供給する。ICカード20の各部は、電力の供給を受けた場合、動作可能な状態になる。
ロジック部32は、演算処理をハードウェアにより行う演算部である。例えば、ロジック部32は、端末装置10からのコマンドに基づいて、暗号処理などの演算を行う。また、ロジック部32は、乱数の生成などを行う。例えば、端末装置10から相互認証コマンドを受信する場合、ロジック部32は、乱数を生成し、生成した乱数をCPU25に伝送する。
インピーダンス整合部33は、端末装置10とインピーダンスの整合を取ることにより、共振部24による電波の受信効率を向上させる。インピーダンス整合部33は、電源部31の出力に基づいて端末装置10から送信される信号の強度を判断する。インピーダンス整合部33は、判断した信号強度に基づいて、電源部31の出力が適切な値になるようにインピーダンスを調整する。なお、インピーダンスの整合を取るための方法は、如何なる方法であってもよい。
図3及び図4は、図2に示すICカード20の共振部24の形状の例について説明するための説明図である。図3は、共振部24のサイズ(アンテナサイズ)が、ISO/IEC14443−1:2008 Annex Aに規定されるカードサイズ(class1)である場合の共振部24Aを示す。また、図4は、アンテナサイズが、class1より小さい場合の共振部24Bを示す。また、図示しないが、ICカード20は、class1より大きいアンテナサイズを持つ共振部24を備える構成であってもよい。
通常、ループアンテナの面積をA、ターン数をNとする場合、共振部24の最小動作磁界強度は、「定数/(A・N)」により近似することができる。
ICカード20は、共振部24の共振周波数を端末装置10に併せるためにループアンテナのインダクタンスを調整する。ここで、例えば、ICチップ23の内部の同調用のコンデンサの容量が一定の場合、アンテナサイズが小さい方が受信振幅が小さくなる。即ち、面積A及びターン数Nが小さくなる場合、最小動作磁界強度が大きくなる。この為、受信振幅が小さくなる。
また、ICカード20から端末装置10に対して電波を送信する場合、アンテナサイズが小さくなると、負荷変調レベルは小さくなる傾向がある。
即ち、図3に示す共振部24Aは、図4に示す共振部24Bに比べて、最小動作磁界強度が小さく、
図5は、共振部24の形状と各部の設定値との関係について説明するための説明図である。
なお、ここでは、共振部24の形状(アンテナサイズ)と受信部30のコンパレータのヒステリシス幅(フィルタ特性)と、送信部29の負荷変調レベルとの関係について説明する。しかし、設定値の項目は、上記のものに限定されるものではなく、他の送受信特性に関する項目の設定値をアンテナサイズと対応付ける構成であってもよい。
設定情報記憶部28aは、図5に示すようなテーブルを有する。設定情報記憶部28aのテーブルには、アンテナサイズと受信部30のコンパレータのヒステリシス幅と、送信部29の負荷変調レベルとが対応付けられて記憶される。即ち、ICカード20は、アンテナサイズに応じたヒステリシス幅及び負荷変調レベルを判断することができる。
上記したように、アンテナサイズが小さくなると、受信部30により受信する信号の振幅は小さくなる。例えば、共振部24のアンテナサイズが「class1サイズ」である場合、受信部30のコンパレータのヒステリシス幅をc乃至dの範囲で調整可能であるとする。
また、例えば、共振部24のアンテナサイズが「class1サイズより小さいサイズ」である場合、受信部30のコンパレータのヒステリシス幅をa乃至bの範囲で調整可能であるとする。この場合、ヒステリシス幅の値a、b、c、及びdは、「a<b≦c<d」という関係を満たす。なお、bとcが逆転、即ち「b>c」という関係になってもよい。
ICカード20は、自身の共振部24のアンテナサイズに応じて設定情報記憶部28aから受信部30のコンパレータに用いるヒステリシス幅を読みだす。例えば、共振部24のアンテナサイズが「class1サイズ」である場合、ICカード20は、受信部30のコンパレータに用いるヒステリシス幅として「c〜d」を設定情報記憶部28aから読みだす。
また、例えば、共振部24のアンテナサイズが「class1より小さいサイズ」である場合、ICカード20は、受信部30のコンパレータに用いるヒステリシス幅として「a〜b」を設定情報記憶部28aから読みだす。
上記したように、ICカード20は、アンテナサイズに応じたヒステリシス幅の調整範囲内で自動制御により受信部30のコンパレータを動作させる。これにより、ICカード20は、安定して電波を受信することができる。なお、設定情報記憶部28aは、ヒステリシス幅として調整可能な範囲を記憶する構成として説明したが、この構成に限定されない。設定情報記憶部28aは、ヒステリシス幅として調整する固定値を記憶する構成であってもよい。
また、上記したように、アンテナサイズが小さくなると、送信部29により送信する信号に対する負荷変調レベルが小さくなる。例えば、共振部24のアンテナサイズが「class1サイズ」である場合、送信時の負荷変調レベルをA乃至Bの範囲で調整可能であるとする。
また、例えば、共振部24のアンテナサイズが「class1サイズより小さいサイズ」である場合、送信時の負荷変調レベルをC乃至Dの範囲で調整可能であるとする。この場合、負荷変調レベルA、B、C、及びDは、「A<B≦C<D」という関係を満たす。なお、BとCが逆転、即ち「B>C」という関係になってもよい。
上記したように、ICカード20は、アンテナサイズに応じて送信時の負荷変調レベルの調整範囲内で自動制御により送信部29を動作させる。これにより、ICカード20は、安定して電波を送信することができる。なお、設定情報記憶部28aは、負荷変調レベルとして調整可能な範囲を記憶する構成として説明したが、この構成に限定されない。設定情報記憶部28aは、負荷変調レベルとして調整する固定値を記憶する構成であってもよい。
なお、ICカード20は、共振部24の共振周波数及び/またはQの調整と、インピーダンス整合部33とにより、端末装置10とのインピーダンス整合を取ることができる。即ち、ICカード20は、設定情報記憶部28aから読み出したパラメータに応じてインピーダンス整合部33によりインピーダンス整合を行うことにより、送受信特性の設定を変更することができる。
図6は、図1に示すICカードの動作について説明する為の説明図である。図6は、アンテナサイズに応じた送受信特性の設定方法を示す。
通常、ICモジュール22を発行する場合、標準的な線径、線間、及び巻き数を有するアンテナ(標準アンテナ)をICチップ23に接続し、無線通信によりICチップ23に送受信特性の設定処理を行わせる。この為に、ICチップ23の不揮発性メモリ28には、標準アンテナにより安定して動作する送受信特性が設定される(ステップS11)。また、ICチップの不揮発性メモリ28には、図5に示す設定情報が予め記憶される。
ICチップ23には、標準アンテナが接続される(ステップS12)。なお、この場合、ICチップ23のアンテナ接続用端子に、例えばピン(端子)を押し当てるなどの方法により標準アンテナが接続される。即ち、標準アンテナは、容易に着脱可能な状態で接続される。
標準アンテナが接続されたICチップ23には、運用に用いられるアンテナ(最終アンテナ)に応じた送受信特性の設定を行う為のコマンドが端末装置10により入力される。送受信特性の設定の為のコマンドは、最終アンテナのアンテナサイズを示す情報を有する。アンテナサイズを示す情報は、例えば、最終アンテナのアンテナサイズが「class1サイズ」未満であるか否かを示す情報である。
ICチップ23は、アンテナサイズを示す情報を不揮発性メモリ28に記憶することにより、送受信特性の設定を行う(ステップS13)。ICチップ23のCPU25は、不揮発性メモリ28に記憶されるアンテナサイズを示す情報に応じて、設定情報記憶部28aからパラメータを読み出す。
送受信特性の設定が行われると、ICチップ23のアンテナ接続用端子から標準アンテナが取り外される。そして、ICチップ23のアンテナ接続用端子に最終アンテナが接続される(ステップS14)。これにより、ICモジュール22が形成される。
図7は、図1に示すICカードの動作について説明する為の説明図である。図7は、アンテナサイズに応じた送受信特性の設定方法を示す。
図6の例では、送受信特性を設定する為のコマンドが最終アンテナのアンテナサイズを示す情報を有するとして説明したが、ICチップ23側でアンテナサイズを判断する構成であってもよい。
この場合、ICチップ23の不揮発性メモリ28には、種々のアンテナに対応することができる送受信特性が設定される(ステップS21)。例えば、ICチップ23の不揮発性メモリ28には、接続される可能性のある複数種類のアンテナから導出される平均的なアンテナに応じた送受信特性が設定される。また、ICチップの不揮発性メモリ28には、図5に示す設定情報が予め記憶される。
ICチップ23には、最終アンテナが接続される(ステップ22)。ICチップ23は、例えば、最終アンテナにより受け取る電波から電源部31により生成される電力のレベルに応じて最終アンテナのアンテナサイズを判断する(ステップS23)。即ち、ICチップ23は、予め設定される閾値以上の電圧を電源部31により検知する場合、最終アンテナのアンテナサイズが「class1より大きいサイズ」であると判断する。また、ICチップ23は、予め設定される閾値未満の電圧を電源部31により検知する場合、最終アンテナのアンテナサイズが「class1より小さいサイズ」であると判断する。
ICチップ23は、この判断の結果を不揮発性メモリ28に記憶することにより、送受信特性の設定を行う(ステップS23)。ICチップ23のCPU25は、不揮発性メモリ28に記憶されるアンテナサイズを示す情報に応じて、設定情報記憶部28aからパラメータを読み出す。これにより、ICモジュール22が形成される。
この場合、例えば、不揮発性メモリ28に記憶したアンテナサイズを示す情報を変更の可否を判断する為のフラグを不揮発性メモリ28に設定することにより、送受信特性が変更されることを防ぐことができる。
図8は、図1に示すICカードの動作について説明する為の説明図である。図8では、既に発行されたICモジュール22のアンテナを取り替える際の処理について説明する。
ICチップ23に接続されるアンテナが変更される場合、送受信特性の設定を変更する必要がある可能性がある。但し、送受信特性の設定変更が容易に可能である場合、動作不能になる可能性もある。このため、例えば、ICカード20は、端末装置10のカードリーダライタ14とICカード20とで相互認証を実施した後に送受信特性を再設定可能にするように構成されてもよい。
例えば、端末装置10から相互認証コマンドを受信することにより、相互認証を実施したとする(ステップS31)。相互認証が正常に完了する場合、ICチップ23は、不揮発性メモリ28に記憶される送受信特性の変更を制限するフラグを解除する。これにより、ICチップ23の不揮発性メモリ28は、発行時と同様に、送受信特性を変更できる状態になる。
ここで、ICチップ23のアンテナ接続用端子からアンテナが取り外され、新しいアンテナがICチップ23のアンテナ接続用端子に最終アンテナが接続される(ステップS32)。
この場合、ICチップ23は、図6において示した処理、または図7において示した処理により、新しく接続されたアンテナに応じた送受信特性の設定を行う(ステップS33)。さらに、ICチップ23は、送受信特性の変更を制限するフラグを再度設定する。これにより、より柔軟に送受信特性を変更することができるICカードを実現することが出来る。
上記したように、本実施形態に係るICカード20は、予めアンテナサイズ毎にパラメータを記憶し、ICチップ23に接続される共振部24のアンテナサイズに応じてパラメータを読み出し、送受信特性を設定する。これにより、アンテナサイズ毎に個別にICチップを製造する必要がなくなる。この結果、安価であり、且つ、複数の異なる形状を持つアンテナを接続することができる携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の処理システム、及び携帯可能電子装置の処理方法を提供することができる。
なお、上記した例では、ICカードは、相互認証が正常に完了する場合に送受信特性の変更を許可する構成として説明したが、この構成に限定されない。例えば、ICカードは、特殊なコマンドを受信する場合に送受信特性の変更を許可する構成されてもよい。特殊なコマンドは、例えば、特殊なフレームフォーマットを有するコマンド、特殊な認証情報を有するコマンドなどである。
また、上記した実施形態では、アンテナサイズが「class1」以上であるか否かに応じてパラメータを選択する構成として記載したが、この構成に限定されない。アンテナサイズの区分はいくつであってもよい。また、この場合、設定情報記憶部28aはアンテナサイズの区分毎にパラメータを記憶する。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…ICカード処理システム、10…端末装置、11…制御部、12…ディスプレイ、13…キーボード、14…カードリーダライタ、15…記憶部、20…ICカード、21…本体、22…ICモジュール、23…ICチップ、24…共振部、25…CPU、26…ROM、27…RAM、28…不揮発性メモリ、28a…設定情報記憶部、29…送信部、30…受信部、31…電源部、32…ロジック部、33…インピーダンス整合部。

Claims (10)

  1. 外部機器から出力される電波に応じて電気信号を生成する共振部を装着可能な携帯可能電子装置であって、
    前記共振部により生成される電気信号の信号処理を行う送受信部と、
    前記共振部のアンテナサイズ毎にパラメータを記憶する設定情報記憶部と、
    前記共振部のアンテナサイズを示す情報を記憶するアンテナサイズ記憶部と、
    前記設定情報記憶部から、前記アンテナサイズ記憶部に記憶されるアンテナサイズを示す情報に対応するパラメータを読み出し、読み出したパラメータに基づいて前記送受信部の送受信特性を制御する送受信特性制御部と、
    を具備する携帯可能電子装置。
  2. 前記アンテナサイズ記憶部は、前記外部機器から受信するアンテナサイズを示す情報を記憶する請求項1に記載の携帯可能電子装置。
  3. 前記アンテナサイズ記憶部は、前記共振部により生成される電気信号の強度に応じてアンテナサイズを特定し、特定したアンテナサイズを示す情報を記憶する請求項1に記載の携帯可能電子装置。
  4. 前記設定情報記憶部は、アンテナサイズ毎に、インピーダンス整合、負荷変調レベル、前記送受信部のコンパレータのヒステリシス幅、フィルタ特性、整流回路後のシャントレギュレータの電圧値、及び電圧電流特性の内のいずれかもしくは複数のパラメータを記憶する請求項1に記載の携帯可能電子装置。
  5. 前記アンテナサイズ記憶部は、記憶しているアンテナサイズを示す情報の更新を制限するフラグ情報をさらに記憶する請求項1に記載の携帯可能電子装置。
  6. 前記アンテナサイズ記憶部は、前記外部機器との間で相互認証が正常に実行される場合、前記フラグ情報を解除する請求項5に記載の携帯可能電子装置。
  7. 前記アンテナサイズ記憶部は、前記外部機器から予め設定される所定のコマンドを受信する場合、前記フラグ情報を解除する請求項5に記載の携帯可能電子装置。
  8. さらに、前記各部と前記共振部とを備えるICモジュールと、
    前記ICモジュールが設置される本体と、
    を具備する請求項1に記載の携帯可能電子装置。
  9. 前記携帯可能電子装置を処理する処理装置と前記処理装置から出力される電波に応じて電気信号を生成する共振部を装着可能な携帯可能電子装置とを有する携帯可能電子装置の処理システムであって、
    前記処理装置は、
    前記携帯可能電子装置との間で電波により通信を行う第1の送受信部と、
    前記第1の送受信部により前記携帯可能電子装置に対してアンテナサイズを示す情報を有するコマンドを送信するコマンド処理部と、
    を具備し、
    前記携帯可能電子装置は、
    前記共振部により生成される電気信号の信号処理を行う第2の送受信部と、
    予め、前記共振部のアンテナサイズ毎にパラメータを記憶する設定情報記憶部と、
    前記処理装置から送信されるコマンドが有するアンテナサイズを示す情報を記憶するアンテナサイズ記憶部と、
    前記設定情報記憶部から、前記アンテナサイズ記憶部に記憶されるアンテナサイズに対応するパラメータを読み出し、読み出したパラメータに基づいて前記第2の送受信部の送受信特性を制御する送受信特性制御部と、
    を具備する携帯可能電子装置の処理システム。
  10. 外部機器から出力される電波に応じて電気信号を生成する共振部を装着可能な携帯可能電子装置に用いられる携帯可能電子装置の制御方法であって、
    前記共振部により生成される電気信号の信号処理を行い、
    予め、前記共振部のアンテナサイズ毎にパラメータを記憶し、
    前記共振部のアンテナサイズを示す情報を記憶し、
    前記記憶したアンテナサイズを示す情報に対応するパラメータを読み出し、読み出したパラメータに基づいて前記信号処理における送受信特性を制御する、
    携帯可能電子装置の制御方法。
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