JP2012058944A - 異常検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異常音に類似する様々な音響が存在する環境下においても、誤検知を頻発することない音響による異常検知装置を提供する。
【解決手段】監視領域にて生じている音響信号を取得する集音部と、集音部が集音した音響信号を分析し、所定の異常音を検出する音響分析部と、監視領域を含む領域の画像を順次取得する撮像部と、画像から人物像を抽出し、該人物像の数を算出する画像分析部と、音響分析部の異常音検出結果と画像分析部にて算出された人物像数とに基いて監視領域内の異常状態を判定する異常判定部と、異常判定部の判定結果を出力する出力部とから構成される音響による異常検知装置であって、異常判定部は、音響分析部にて所定の異常音と判定されたときに画像分析部にて複数の人物像を検出されていると異常状態と判定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、音響情報に基づいて監視領域内の異常状態を検知する音響による異常検知装置に関する。
従来、集音部にて取得した音響信号から、強盗の強迫音声、銃声、客等の悲鳴などの異常波形をもった異常音を検知し、警備会社等へ通報する音響による異常検知装置が提案されている(特許文献1)。また、周囲の雑音による誤検知を低減するために、音響信号をスペクトル分析することにより、周囲の雑音から悲鳴の存在を検知する音響による異常検知装置も提案されている(特許文献2)。
特公平5−6718 特開平9−251583
しかしながら、上記の従来の音響による異常検知装置は、音響信号のみから監視領域内の異常状態を検知しているため、周囲のアナウンス音やテレビ音等といった異常音に類似する音響信号を誤って検出してしまう問題があった。このような誤検知を低減するために、検出感度を下げると逆に失検知の要因となりかねないことから、検出感度による調整も困難であった。
ところで、発明者は、多くの強盗事案について事例分析した結果、強盗事案が発生した場合、悲鳴や銃声等の異常音が発生したとき少なくとも、2人以上の人物が周辺に所在していることに気がついた。すなわち、何らかの理由により独り号泣しているような悲鳴に似た音声などは、強盗事案という賊と被害者の2者以上の人物がかかわって生じる音声ではないということである。
そこで本発明は、上記のような異常音と周辺に所在する人数に着目し、異常音に類似する様々な音響が存在する環境下においても、誤検知を頻発することなく、監視領域内の異常状態を検出しうることを目的としたものである。
かかる課題を解決するために、重要物を保管している監視領域にて生じている音響信号を取得する集音部と、前記集音部が集音した前記音響信号を分析し、所定の異常音を検出する音響分析部と、前記監視領域を含む領域の画像を順次取得する撮像部と、前記画像から人物像を抽出し、該人物像の数を算出する画像分析部と、前記音響分析部の異常音検出結果と前記画像分析部にて算出された人物像数とに基いて前記監視領域内の異常状態を判定する異常判定部と、前記異常判定部の判定結果を出力する出力部とから構成される音響による異常検知装置であって、前記異常判定部は、前記音響分析部にて所定の異常音と判定されたときに前記画像分析部にて複数の前記人物像が検出されていると異常状態と判定することを特徴とした異常検知装置を提供する。
かかる構成により、本発明の音響分析部は、集音部によって集音された音響信号を分析することにより、監視領域で悲鳴等の異常音が発生したか否かを判定する。また、本発明の画像分析部は、撮像部にて取得された少なくとも監視領域を含む領域の画像を分析し、人物像を抽出して、当該人物像の数を算出する。そして、本発明の異常判定部は、音響分析部にて監視領域で悲鳴等の異常音が発生したと判定されたとき、画像分析部にて複数の人物像が検出されているならば異常状態と判定する。そして、本発明の出力部は、当該判定結果を出力する。
これにより、例えば、金庫等に保管されている重要物を奪おうとしている強盗によって従業員が威嚇された際に、音響分析部にて当該従業員の発した悲鳴を検出し、画像分析部にて強盗と従業員の複数の人物像を検出することにより、異常判定部は監視領域内が異常状態であると判定できる。一方、例えば、監視領域内に設置されているテレビ等からの悲鳴を音響分析部にて検出したとしても、画像分析部にて複数の人物像を検出できなければ、異常判定部は監視領域内が異常状態であると判定しない。このように、本発明は、たとえ監視領域内が異常音に類似する様々な音響の存在する環境であったとしても、複数の人物が存在しているか否かといった室内状況を考慮することによって、誤検知の頻発を抑えることができる。
また、本発明の好ましい態様として、前記音響分析部が検出する異常音が人の悲鳴音声であることとする。
上記のように、本発明の異常検知装置は、監視領域内の人物の所在情報を積極的に利用したことにより、異常音に類似する様々な音響が存在する環境下においても、誤検知を多発することなく、監視領域内の異常状態を検出することができる。
異常検知装置の構成と配置イメージを模式的に示した図 管理装置の構成を示すブロック図 移動軌跡情報を示す図 制御部における処理を示すフローチャート 複数人物像検出処理を示すフローチャート 悲鳴検出処理を示すフローチャート 異常判定処理を示すフローチャート
以下、本発明の一実施形態として、建物内の金庫が設置されている部屋内を監視領域とし、当該監視領域における音響情報と監視領域内の所定領域を撮像した画像情報とから監視領域内における異常状態を検知する場合の実施例について、図面を参照して説明する。
図1は、異常検知装置1の全体構成および配置について模式的に示した図である。異常検知装置1は、管理装置2、撮像装置3及び集音装置4によって構成される。
本実施例では、異常検知装置1は、金庫7が設置されている部屋内を監視領域とし、監視領域内において発生する異常音である悲鳴が検出されたときに、撮像装置3からの監視画像に複数の人物像が検出されている場合に、異常状態であると判定し、警備装置5を介して遠隔地に所在する警備センタ装置6へ異常通報する処理を行う。
管理装置2は、建物内の図示しない事務室や警備室等に設置され、管理装置2に接続された撮像装置3から送信された監視画像及び集音装置4から送信された音響信号に基づいて異常状態の検知処理を行う。また、管理装置2は、異常状態の検知時に、事務室等に所在する管理者や警備員等に音声や画像表示によって警報出力することにより、異常状態を報知する。さらに、管理装置2は、警備装置5に接続され、異常状態の検知時に警備装置5に異常信号を送信する。
撮像装置3は、CCD素子やC−MOS素子等の撮像素子、光学系部品等を含んで構成される所謂監視カメラである。撮像装置3は、室内の壁9の上部又は天井部に設置され、監視領域を斜め上方から俯瞰して撮像するよう設置される。好適には、撮像装置3は、撮像範囲が部屋(閉空間)の略全域であるよう設置される。撮像装置3は、監視領域を所定時間おきに撮像して監視画像を管理装置2に順次送信する。入力画像が撮像される時間間隔は例えば1/5秒である。
集音装置4は、マイクロフォン、増幅器及びA/D変換器等を含んで構成され、監視空間の音をデジタル信号(音響信号)に変換する電気回路である。集音装置4は、少なくとも監視領域を含む領域にて発生した音響を集音できる位置に設置され、当該音響を音響信号に変換して、管理装置2に出力する。なお、増幅器は、金庫7が設置された部屋内で悲鳴が発せられたときに出力される音響信号の音量が70〜100dBの範囲内に納まる程度の増幅率に予め設定される。
なお、管理装置2と接続されている警備装置5は、監視領域と同じ建物内の図示しない事務室や警備室等に設置されている。警備装置5は、管理装置2からの異常信号を受信すると、公衆電話回線などの広域通信ネットワークを介して警備センタ装置6に当該異常を送信し、遠隔地にある図示しない警備センタに常駐する警備員に対して異常の発生を報知する。
図2は、管理装置2の構成を示している。管理装置2は、コンピュータ機能を有しており、記憶部21、制御部22、入力部23、出力部24及び通信部25を備えている。
通信部25は、LANやUSB等の通信インタフェースであり、撮像装置3、集音装置4及び警備装置5と通信を行う。
入力部23は、キーボードやマウス、タッチパネル、可搬記憶媒体の読み取り装置等の情報入力デバイスである。管理者等は、入力部23を用いて、管理装置2に対して増幅率等の様々な設定情報や操作情報等を入力することができる。
出力部24は、制御部22による処理結果を様々な外部装置に出力するためのインタフェースである。出力部24は、例えばスピーカやブザー等の音響出力装置と接続され、制御部22からの指示により、当該音響出力装置に対して警告音の鳴動を実行させる異常信号を出力する。また、出力部24は、例えばディスプレイ等の表示出力装置と接続され、制御部22からの指示により、当該表示出力装置に対して警告メッセージを表示出力させる。管理者等は、警告出力として出力部24からの表示出力や音声出力を確認することにより、監視領域内における異常状態を検知することができる。なお、管理者等は、表示出力を確認することにより、異常検知装置1の設定情報、監視領域における監視画像等を確認することもできる。
また、出力部24は、外部の警備装置5に対して異常信号を送信する通信インタフェースを含んでもよい。これにより、制御部22の処理によって異常状態が検知された場合に、管理装置2は、異常状態を知らせる信号を外部の監視センタなどに通知することができる。なお、この場合、出力部24は、通信部25と共通のインタフェース装置であってもよい。
記憶部21は、ROM、RAM、HDD等の情報記憶装置である。記憶部21は、各種プログラムや各種データを記憶し、制御部22との間でこれらの情報を入出力する。各種データには、母音特徴量211及び移動軌跡情報212が含まれる。
母音特徴量211は予め作成された母音の特徴量のデータであり、後述する母音抽出手段224において音響信号から母音を抽出するために参照される。母音特徴量211は母音の種類ごとに各母音の種類を表す識別子と対応付けて記憶されている。
母音特徴量211の元データは、多数の話者から採取した悲鳴の語尾のサンプル音響信号である。事前に、これらのサンプル音響信号のそれぞれから悲鳴の語尾の周波数特徴量を表すスペクトル包絡のパラメータを抽出し、母音の種類ごとに当該パラメータの分布を学習しておく。本実施例では、スペクトル包絡を表すパラメータとして8次のLPCケプストラム(LPC:Linear Predictive Coding)、分布としてGMM(Gaussian Mixture Model;混合正規分布)を用いる。なお、周波数特徴量はこれに限らず、MFCC(Mel-Frequency Cepstral Coefficients)など音声分析で知られている様々なスペクトルパラメータを利用することもできる。また、悲鳴の語尾の母音として「あ」「え」「お」の3種類を用いる。すなわち、母音特徴量211として、「あ」のLPCケプストラムのGMM、「え」のLPCケプストラムのGMM、「お」のLPCケプストラムのGMMのそれぞれが記憶部21に記憶されている。
移動軌跡情報212は、撮像装置3にて取得した監視画像を解析し、当該監視画像に含まれる人物像の監視画像上における座標を時系列に保存することにより、当該人物像の移動軌跡を追跡できるよう生成された情報である。移動軌跡情報212の具体例としては、図3に示されるように、監視画像が取得された時刻と、当該監視画像内に人物像が含まれていた場合に当該人物像に付与される一意の識別子である像IDと、当該人物像の重心の監視画像上における座標と、を対応付けるテーブルとして記憶部21に保存される。なお、像IDは、後述するように、制御部22にて過去時刻における監視画像内の人物像と現在時刻における人物像との関連を解析され、過去時刻における人物像と現在時刻における人物像とが同一であると判定されれば共通する像IDが付与され、過去時刻における人物像と現在時刻における人物像とが同一でないと判定されれば新規の像IDが付与される。
制御部22は、例えばCPUやDSP等の演算装置であって、記憶部21に記憶されるプログラムに従って各種の情報処理を実行する。本実施例では、制御部22は、集音装置4によって取得した音響信号と撮像装置3によって取得した監視画像とを解析して、異常状態を検知した場合に当該異常の内容に応じた信号を出力部24に出力する異常検知処理を行う。また、制御部22は、入力部23からの設定情報や操作情報等の入力情報を記憶部21に保存する処理を行う。制御部22は、機能的に、人物像抽出手段221と、追跡手段222と、人物像算出手段223と、母音抽出手段224と、悲鳴判定手段225と、異常判定手段226とを含んで構成される。
人物像抽出手段221は、撮像装置3によって所定時間おきに撮像された監視画像のそれぞれについて、当該監視画像の中から、1又は複数の人物像を抽出する人物像抽出処理を行う。具体的には、例えば人物像抽出手段221は、予め人が誰もいない状態の監視空間を撮像して得られた監視画像を背景画像として記憶部21に記憶しておき、当該背景画像と監視画像とを比較して差分画素を抽出する。そして、互いに隣接する差分画素を含んで構成される差分画素群のうち、所定の条件を満足する形状や所定値以上の大きさを有する差分画素群を、人を表す人物像として抽出する。また、人物像抽出手段221は、上記方法のほか、エッジ検出などの各種の画像処理を組み合わせて人物像を抽出してもよい。人物像抽出手段221によって抽出された人物像に関する情報(例えば人物像の位置や色ヒストグラム等の画像特徴に関する量)は、記憶部21に記憶され、後述する追跡手段222による人物像の追跡処理に用いられる。
追跡手段222は、撮像装置3が所定時間おきに取得した各監視画像について、人物像抽出手段221が人物像を抽出するごとに、人物像の追跡処理を行う。人物像の追跡処理では、追跡手段222は、新たに撮像された監視画像から人物像抽出手段221によって抽出された各人物像を、過去時刻において抽出されて記憶部21に記憶されている人物像と比較することによって、当該人物像に対応する人物の監視空間内における移動経路を記憶部21の移動軌跡情報212に保存する。具体的には、追跡手段222は、新たな監視画像から抽出された各人物像に関する情報(例えば人物像の位置や画像特徴に関する量)を、前回撮像され記憶部21に保存されている監視画像から抽出された人物像に関する情報と比較することによって、同じ人物を表す人物像同士を関連付ける。そして、同一人物を表す人物像として互いに関連付けられた人物像について同一の像IDを付与し、時系列に従って撮像された各監視画像上の座標を、像IDと対応付けて記憶部21の移動軌跡情報212に保存する。
人物像算出手段223は、現在時刻において抽出されている人物像の総数を算出する人物像算出処理を行う。本実施例では、人物像算出処理は、移動軌跡情報212を参照し、現在時刻において追跡されている人物像の像IDの総数を求めることにより行われる。
また、人物像算出手段223は、算出した人物像の総数が複数人(2人以上)であった場合、記憶部21の複数人フラグをONとする処理を行う。ここで、複数人フラグとは、複数の人物像を検出したことを示すフラグである。
母音抽出手段224は集音装置4が集音した音響信号から音声の母音部分を抽出して、抽出結果を悲鳴判定手段225に出力する。すなわち母音抽出手段224は、入力音響信号の周波数特徴量をフレームごとに算出して各周波数特徴量を母音特徴量211と比較し、各フレームが母音の周波数特徴量を有するか否かを判定して判定結果を悲鳴判定手段225に出力する。
好ましくは、母音抽出手段224は、母音の周波数特徴量を有するフレームが判定されたときに当該フレームの母音種別(「あ」、「え」又は「お」)の情報をも悲鳴判定手段225に出力する。母音抽出手段224が抽出する母音「あ」、「え」又は「お」は、悲鳴の語尾として典型的に発声される母音である。「あ」を語尾とする典型例な悲鳴の例としては「きゃー」「ぎゃー」「わー」「うわー」「あわわー」を挙げることができ、「え」を語尾とする典型例な悲鳴の例としては「助けてー」「止めてー」「助けてくれー」「止めてくれー」を挙げることができ、「お」を語尾とする典型例な悲鳴の例としては「止めろー」を挙げることができる。
母音抽出手段224が算出する周波数特徴量は母音特徴量211と同種であり、本例では8次のLPCケプストラムである。フレーム長及びフレーム周期には音声分析に適した値が予め設定される。本例では、フレーム長を20ms、フレーム周期を10msとする。具体的には母音抽出手段224は、入力音響信号の各フレームの周波数特徴量と各母音の母音特徴量211との距離を算出して予め設定された母音判定しきい値と比較し、フレームの周波数特徴量といずれかの母音特徴量211の距離が母音判定しきい値以下であれば、当該フレームは母音であり当該母音特徴量211と対応する母音種別であると判定する。一方、母音抽出手段224は、距離が母音判定しきい値以下の母音特徴量211がひとつもないフレームは母音ではないと判定する。
母音特徴量211がGMMで記憶されている本例において、各母音特徴量211とフレームの周波数特徴量の距離Dは、数式1で算出される。
Figure 2012058944
但し、Kは距離算出対象の母音特徴量211を構成している正規分布の数、kはそのインデックス番号(k=1,…,K)を表しており、nは周波数特徴量の次数、iはそのインデックス番号(i=1,…,n)を表している。また、xは入力音響信号の周波数特徴量を表すベクトルのi番目要素、mk,iはk番目の正規分布の平均を表す平均ベクトルのi番目要素、σ k,iはk番目の正規分布におけるベクトルi番目要素の分散、wはk番目の正規分布の重み係数、をそれぞれ表している。
悲鳴判定手段225は、処理対象のフレームが、予め設定された悲鳴音量しきい値以上の音量(パワー)を有しているか否かを判定することにより、悲鳴の音量であるか否かを判定する処理を行う。また、母音抽出手段224により抽出された母音部分が、予め設定された悲鳴判定時間以上継続しているか否かを判定することにより、悲鳴を検出する処理を行う。なお、悲鳴音量しきい値及び悲鳴判定時間には悲鳴の語尾の検出に適した値が予め設定される。本例では、悲鳴音量しきい値を70dB、悲鳴判定時間を200msとする。因みにフレーム周期が10msと設定される本例においてフレーム数に換算された悲鳴判定時間は20フレームとなる。
上述したように悲鳴音声全体の発声内容は様々だが、悲鳴の語尾に注目することで抽出すべき発声内容を高々3種類に減少させることができる。これにより発声内容が想定外の悲鳴を検出し損ねる不具合が著しく減少する。また母音部分を有することにより咳、くしゃみ、クラクション、扉を閉める音、きしみ音、缶等の落下音など、音量が大きく継続時間長の長い悲鳴以外の音を悲鳴と誤検出する不具合を減少させることができる。また母音部分の音量の条件により通常音量の会話音声を悲鳴と誤検出する不具合を減少させることができる。また母音部分の継続時間長の条件により笑い声のような大声の母音を悲鳴と誤検出する不具合を減少させることができる。
ここで大声での会話音声の語中において母音が連続する区間が含まれると、悲鳴と誤検出する可能性がある。そこで悲鳴判定手段225は、母音抽出手段224が抽出した母音種別を参照して同一母音が継続している区間のそれぞれを上記母音部分(判定区間)として悲鳴か否かを判定する。つまり母音種別が異なる区間は互いに異なる母音部分として悲鳴か否かが判定される。これにより、例えば大声会話音声の語中に「あ」と「お」が連続する「あお」という区間が含まれ、「あお」の区間の長さが悲鳴判定時間に達していたとしても、「あ」の区間と「お」の区間が別々の判定区間となるので、この大声会話音声を悲鳴と誤検出する不具合を減少させることができる。
異常判定手段226は、人物像算出手段223における検出結果である複数人フラグと悲鳴判定手段225における悲鳴検出処理結果である悲鳴フラグとに基づいて、悲鳴が検出されたときに複数人の人物像が検出されているか否かを判定し、監視領域内の異常状態判定処理を行う。そして、監視領域内において異常状態であると判定した場合、異常判定手段226は、出力部24に対して警告出力を行わせる。
以下、本実施例に係る管理装置2の制御部22が実行する処理の流れの一例について、図4〜図7のフローチャートに基づいて説明する。
図4は、制御部22における異常検知処理を示すフローチャートである。
動作に先立ち、管理者等により管理装置2の入力部23を用いて悲鳴音量しきい値の設定等の各種初期設定が行なわれる(S1)。初期設定では、まず、部屋が無人であることを確認した管理者が管理装置2を起動すると、制御部22の人物像抽出手段221は、起動後の所定時間に撮像された監視画像を用いて背景画像を生成し、記憶部21に記憶させる。また、初期設定では、上記の他にも必要に応じて、悲鳴音量しきい値や悲鳴判定時間等を入力し設定登録する。上記の初期設定が終わると撮像装置3から新たな監視画像が入力されるたびにステップS3〜S8の異常検知処理が繰り返される。
続いて図4に戻り、ステップS3の複数人物像検出処理について説明する。複数人物像検出処理は、撮像装置3によって監視画像を取得する毎に(すなわち監視画像のフレーム周期毎に)、人物像抽出手段221、追跡手段222、人物像算出手段223によって実施される処理である。
図5は、本実施例に係る複数人物像検出処理を示すフローチャートである。以下では、図5のフローチャートに基づいて複数人物像検出処理を説明する。
図5に示すように、まず、撮像装置3より現在時刻における監視画像が取得され(S30)、当該監視画像を通信部25を介して送信されると、人物像抽出手段221は、当該監視画像と背景画像とを比較して、人物像抽出処理を行う(S32)。
次に、制御部22は、ステップS32の人物像抽出処理で1以上の人物像が抽出されたか否か判定する(S34)。人物像が抽出されなかった場合(S34−No)、ステップS30で取得した監視画像を新たな背景画像として記憶部21に記憶して(S44)、ステップS46へ進む。ここで、人物像が抽出されなかった場合に背景画像を更新するのは、時間の経過によって背景画像に変化が生じる場合に対応するためである。
ステップS32の人物像抽出処理で人物像が抽出された場合(S34−Yes)、追跡手段222は、前述した人物像の追跡処理を行う(S36)。次に、人物像算出手段223は、人物像算出処理を行う(S38)。
次に、人物像算出手段223は、複数の人物像が存在するか否か判定し(S40)、複数の人物像が存在する場合(S40−Yes)、複数人フラグをONとし(S42)、複数人物像検出処理を終了し、ステップS5へ進む。
一方、ステップS40にて複数の人物像が存在しない場合(S40−No)、またはステップS44にて背景画像を更新した場合、複数人フラグをOFFとし(S46)、複数人物像検出処理を終了し、ステップS5へ進む。
続いて図4に戻り、ステップS5の悲鳴検出処理について説明する。悲鳴検出処理は、母音抽出手段224と悲鳴判定手段225とによって実施される処理であり、集音装置4によって送信され記憶部21に記憶された音響信号について、予め定めたフレーム周期毎に実施される処理である。すなわち、制御部22は、記憶部21にフレーム周期の長さの音響信号が新たに追加記憶されたか否かを確認する。そして、フレーム周期が到来すると、制御部22は、記憶部21から予め設定されたフレーム長だけのフレームデータを読み出して、ハミング窓関数による窓掛け処理を行い、窓掛けしたフレームデータに対して悲鳴検出処理を行う。
図6は、本実施例に係る悲鳴検出処理を示すフローチャートである。以下では、図6のフローチャートに基づいて悲鳴検出処理を説明する。
制御部22によって記憶部21からフレームデータが読み出されると、悲鳴判定手段225は、当該フレームデータの音量(パワー)を算出し(S52)、算出された音量を悲鳴音量しきい値と比較する(S54)。音量が悲鳴音量しきい値を超えていなければ(S54−No)、悲鳴判定手段225は悲鳴なしと判定し、制御部22は悲鳴カウンタの値をリセットして(S70)、悲鳴検出処理を終了し、処理をステップS8へ進める。一方、音量が悲鳴音量しきい値を超えていれば(S54−Yes)、悲鳴判定手段225は、悲鳴が発生している可能性があるとして処理をステップS56へ進める。
次に母音抽出手段224は、フレームデータの周波数特徴量を算出する(S56)。そして、母音抽出手段224は、記憶部21から「あ」の母音特徴量211、「え」の母音特徴量211及び「お」の母音特徴量211を順次読み出し、読み出した各母音特徴量211とフレームデータの周波数特徴量とを比較してフレームデータが母音であるか否かを判定する(S56)。また母音抽出手段224は、フレームデータが母音と判定された場合、その母音種別を特定する。
フレームデータが母音でないと判定された場合(S58−No)、母音抽出手段224は母音が抽出されなかった旨を悲鳴判定手段225に出力する。この出力を受けた悲鳴判定手段225は悲鳴なしと判定する。そして、制御部22は悲鳴カウンタの値をリセットして(S70)、悲鳴検出処理を終了し、処理をステップS8へ進める。
一方、フレームデータが母音であると判定されると(S58−Yes)、母音抽出手段224は、特定された母音種別が前回特定された母音種別と同一か否かを確認するとともに今回特定された母音種別を記憶部21に記憶させる(S60)。次回の確認では記憶部21に記憶される今回の母音種別が前回の母音種別として参照される。
今回特定された母音種別が前回特定された母音種別と同一ならば(S60−Yes)、母音抽出手段224は同母音が継続抽出された旨を悲鳴判定手段225に出力する。この出力を受けた悲鳴判定手段225は悲鳴カウンタを1だけ増加させる(S62)。
他方、今回特定された母音種別が前回特定された母音種別と同一でなければ(S60−No)、母音抽出手段224は新たな母音が抽出された旨を悲鳴判定手段225に出力する。この出力を受けた悲鳴判定手段225は悲鳴カウンタに1を設定する(S64)。
こうしてステップS62又はステップS64にて悲鳴カウンタの値が更新されると、悲鳴判定手段225は、悲鳴カウンタを悲鳴判定時間と比較する(S66)。悲鳴カウンタが悲鳴判定時間を超えていない場合(S66−No)、悲鳴判定手段225は判定継続中であるとし、制御部22は次のフレーム周期が到来するまで悲鳴検出処理を終了させ、ステップS8へ処理を進める。
悲鳴カウンタが悲鳴判定時間を超えていた場合(S66−Yes)、悲鳴判定手段225は、悲鳴フラグをONとする(S68)。その後、制御部22は悲鳴カウンタの値をリセットして(S70)、悲鳴検出処理を終了し、ステップS8へ処理を進める。
続いて図4に戻り、ステップS8の異常判定処理について説明する。ステップS8の異常判定処理は、記憶部21の複数人フラグと悲鳴フラグとに基づいて、異常判定手段226にて実施される処理である。
図7は、本実施例に係る異常判定処理を示すフローチャートである。以下では、図7のフローチャートに基づいて異常判定処理を説明する。
図7に示すように、まず、異常判定手段226は、記憶部21の悲鳴フラグがONとなっているか否かを判定する(S80)。
ステップS80で悲鳴フラグがONとなっている場合(S80−Yes)、異常判定手段226は、記憶部21の複数人フラグがONとなっているか否かを判定する(S82)。
ステップS82で複数人フラグがONとなっている場合(S82−Yes)、異常判定手段226は、出力部24へ警告信号を出力する。出力部24は、制御部22の異常判定手段226から警告信号を受信すると、警告出力処理を行う(S84)。
警告出力処理では、出力部24は所定の警告出力を行う。例えば、出力部24に接続されたスピーカから異常状態の種類に対応する警告音を鳴動させると共に、出力部24に接続されたディスプレイに当該異常状態の種類を警告メッセージとして出力する。管理者等は、これらの警告音や警告メッセージを確認することにより、監視領域内における異常状態を検知することができる。また、出力部24は、通信部25を介して警備装置5に当該異常状態を通知する。これにより、管理装置2は、警備装置5を介して警備センタ装置6に異常状態を通知することができ、外部の監視センタで常駐監視している警備員に対して異常を通知することができる。
ステップS82で複数人フラグがONとなっていない場合(S82−No)、またはステップS84で警報出力処理を行った場合、異常判定手段226は、悲鳴フラグをOFFにする処理を行う(S86)。
ステップS86で悲鳴フラグをOFFとした場合、またはステップS80で悲鳴フラグがONでなかった場合(S80−No)、異常判定処理を終了し、ステップS3へ戻り、以後、前述と同様にステップS3からステップS8の処理を繰り返す。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内で、更に種々の異なる実施例で実施されてもよいものである。また、実施例に記載した効果は、これに限定されるものではない。
前記実施例では、人物像算出手段223は、追跡手段222による追跡処理の結果である移動軌跡情報212を参照し、現在時刻において追跡されている人物像の像IDの総数を求めることにより、人物像算出処理を行う。しかし、これに限らず、人物像算出手段223は、人物像抽出手段221にて抽出された人物像の数をカウントする処理を行うことにより、人物像の総数を求めてもよい。すなわち、追跡手段222を省略し、追跡処理を行わない場合であっても、本発明の効果を得ることができる。
前記実施例では、異常音として悲鳴を検出することにより、監視領域内の異常状態を検知している。しかし、これに限らず、悲鳴以外の異常音、例えば、銃声や怒声等の異常音を検出することにより、監視領域内の異常状態を検知してもよい。例えば、予め設定された異常音量しきい値以上の音量を検出した場合に、簡易的に銃声や怒声等の異常音とみなすことができる。すなわち、ステップS52にて音量を算出した後に、異常音量しきい値と比較し、異常音量しきい値以上で合った場合に、悲鳴フラグをONとすることにより、実現することができる。
また、破壊音は、一般に急速に音量が大きく検出された後、短時間のうちに減衰して小さくなるといったように、検出される音の立ち上がりと立下りに顕著な特徴が現れる。そのため、異常音として破壊音を検出する場合、集音装置4により取得した音響信号の音の立ち上がり率、ピーク音量、立下り減衰率、継続時間を算出し、これらの値と、予め設定された破壊音の特徴を備えた閾値とを照合することにより、破壊音か否かを判定することができる。また、予め金庫等を叩いた時に出る音の周波数成分を分析しておき、検知の際に、音響信号にその固有の周波数成分があるかどうかを評価し、判定結果に加味することで、上記判定の確からしさを大幅に向上させることが可能である。さらに、金庫等の頑丈な作りのものに対しては、一撃で破壊することは困難であるため、同じような破壊音が短い時間内で連続的に複数回観測された場合に異常音として検出を確定するといった条件を課すことも有効である。
以上に本発明の実施の形態について説明した。本実施の形態では、異常検知装置1が、本発明の異常検知装置として機能している。また、集音装置4が、本発明の集音部として機能している。また、制御部22の母音抽出手段224、悲鳴判定手段225が、本発明の音響分析部として機能している。また、撮像装置3が、本発明の撮像部として機能している。また、制御部22の人物像抽出手段221、追跡手段222、人物像算出手段223が、本発明の画像分析部として機能している。また、出力部24が、本発明の出力部として機能している。
1・・・異常検知装置
2・・・管理装置
3・・・撮像装置
4・・・集音装置
5・・・警備装置
6・・・警備センタ装置
7・・・金庫
9・・・壁
21・・・記憶部
22・・・制御部
23・・・入力部
24・・・出力部
25・・・通信部
211・・・母音特徴量
212・・・移動軌跡情報
221・・・人物像抽出手段
222・・・追跡手段
223・・・人物像算出手段
224・・・母音抽出手段
225・・・悲鳴判定手段
226・・・異常判定手段

Claims (2)

  1. 監視領域にて生じている音響信号を取得する集音部と、
    前記集音部が集音した前記音響信号を分析し、所定の異常音を検出する音響分析部と、
    前記監視領域を含む領域の画像を順次取得する撮像部と、
    前記画像から人物像を抽出し、該人物像の数を算出する画像分析部と、
    前記音響分析部の異常音検出結果と前記画像分析部にて算出された人物像数とに基いて前記監視領域内の異常状態を判定する異常判定部と、
    前記異常判定部の判定結果を出力する出力部とから構成される音響による異常検知装置であって、
    前記異常判定部は、前記音響分析部にて所定の異常音と判定されたときに前記画像分析部にて複数の前記人物像が検出されていると異常状態と判定することを特徴とした異常検知装置。
  2. 前記音響分析部が検出する異常音が人の悲鳴音声であることを特徴とした請求項1記載の異常検知装置。

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