JP2012057853A - Electric water heater - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電気給湯機に関する。 The present invention relates to an electric water heater.
電気給湯機において、貯湯タンクの湯水を全量沸き上げる全量沸き上げ運転を行う時間帯(例えば深夜時間帯)と、残湯量が所定値以下に減少した場合に湯切れを防止するために湯を追加する湯切れ沸き上げ運転を行う時間帯(例えば昼間時間帯)とを区分して制御する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。 In electric water heaters, add hot water to prevent boiling out when the amount of hot water in the hot water storage tank is fully boiled (for example, at midnight) and when the remaining hot water volume falls below a specified value. There is known a technique of controlling by dividing a time zone (for example, daytime time zone) in which a hot water boiling operation is performed (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、例えば、曜日によって営業時間が異なる店舗で用いられる業務用給湯機のように、湯の使用時間が日によって変わる環境で使用される電気給湯機では、次のような問題がある。貯湯タンクの全量沸き上げの完了時刻を、湯の使用開始時刻(例えば店の営業時間の開始時刻)より遅い時刻に設定していると、湯の使用が開始されたときに十分な貯湯量が確保されておらず、湯切れが発生するおそれがある。したがって、湯切れを確実に防止するためには、湯の使用開始時刻までに貯湯タンクの全量沸き上げを完了する必要がある。そのために、全量沸き上げの完了時刻を、湯の使用開始時刻が最も早い日に合わせて設定していた場合、湯の使用開始時刻が遅い日においては、全量沸き上げが完了してから湯の使用開始時刻までの間、貯湯タンクからの放熱ロスにより、エネルギーが無駄に消費されてしまう。この無駄を避けるには、湯の使用開始時刻が変わるたびに、全量沸き上げ完了時刻の設定をユーザがその都度やり直す必要があり、煩雑であった。 However, for example, an electric water heater used in an environment where the hot water usage time varies depending on the day, such as a commercial water heater used in a store whose business hours vary depending on the day of the week, has the following problems. If the time to complete boiling of the hot water storage tank is set to a time later than the hot water start time (for example, the start time of the store's business hours), there will be enough hot water storage when hot water usage starts. There is a risk of running out of hot water. Therefore, in order to reliably prevent hot water from running out, it is necessary to complete the boiling of the hot water storage tank by the start time of hot water use. For this reason, if the completion time of boiling of the total amount was set according to the date when the hot water usage start time was earliest, on the day when the hot water usage start time was late, Until the start of use, energy is wasted due to heat loss from the hot water storage tank. In order to avoid this waste, every time the hot water use start time is changed, it is necessary for the user to set the completion time of the total boiling, which is complicated.
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、湯の使用時間が日によって変わる環境下において、沸き上げ完了時間をその都度変更する手間をユーザに取らせることなく、日々毎に適切な時刻で沸き上げを完了することのできる電気給湯機を提供することを目的とする。 The present invention has been made in order to solve the above-described problems. In an environment where the hot water usage time varies depending on the day, the user can take the effort to change the boiling completion time each time, without taking the user every day. An object is to provide an electric water heater that can complete boiling at an appropriate time every time.
本発明に係る電気給湯機は、貯湯タンクと、電気で駆動され、貯湯タンク内の湯水を沸き上げる沸き上げ動作を行う加熱手段と、貯湯タンク内の残湯量または残熱量を検出する残湯量検出手段と、1日を、第1の時間帯と、それより前の第2の時間帯とに少なくとも区分して、時間を管理する時間帯区分手段と、第1の時間帯において、検出された残湯量または残熱量が所定値以下になった場合に沸き上げ動作を行うことにより貯湯タンク内の湯量を増加させる沸き増し制御を行う沸き増し制御手段と、第2の時間帯において、貯湯タンク内の湯水が全量沸き上がるように沸き上げ動作を行う全量沸き上げ制御を行う全量沸き上げ制御手段と、日付、曜日または期間等のスケジュール毎に、第1の時間帯と第2の時間帯とを区分する時刻をユーザが予め設定可能とする時間帯区分設定手段とを備えたものである。 An electric water heater according to the present invention includes a hot water storage tank, heating means that is driven by electricity and performs a boiling operation for boiling hot water in the hot water storage tank, and a remaining hot water amount detection for detecting a remaining hot water amount or a remaining heat amount in the hot water storage tank. Means, a time zone dividing means for managing time by dividing at least a first day into a first time zone and a second time zone before that, and detected in the first time zone Boiling control means for performing boiling increase control to increase the amount of hot water in the hot water storage tank by performing a boiling operation when the remaining hot water volume or the residual heat volume becomes a predetermined value or less, and in the hot water storage tank in the second time zone The whole amount boiling control means for performing the whole amount boiling control that performs the boiling operation so that all of the hot and cold water is boiled, and the first time zone and the second time zone for each schedule such as date, day of the week or period, etc. Time The is one that has a time zone division setting means that can be set in advance.
本発明によれば、湯の使用時間が日によって変わる環境下において、沸き上げ完了時間をその都度変更する手間をユーザに取らせることなく、日々毎に適切な時刻で沸き上げを完了することが可能となる。このため、湯切れを確実に防止するとともに、省エネルギー化が図れる。 According to the present invention, in an environment where the hot water usage time varies depending on the day, boiling can be completed at an appropriate time every day without causing the user to change the boiling completion time each time. It becomes possible. For this reason, while running out of hot water reliably, energy saving can be achieved.
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the element which is common in each figure, and the overlapping description is abbreviate | omitted.
実施の形態1.
図1は、本発明の電気給湯機の実施の形態1を示す構成図である。図1に示すように、電気給湯機本体10の内部には、貯湯タンク11が備えられている。貯湯タンク11の下部には給水管21が接続され、貯湯タンク11の上部には給湯管22が接続されている。給湯管22は例えば蛇口、シャワーなどの出湯先と繋がっており、貯湯タンク11内の湯を出湯先へ送る働きをする。貯湯タンク11内の湯が給湯管22を通って外部へ送られると、その分だけ給水管21から水が貯湯タンク11内に供給される。これにより、貯湯タンク11内の湯水の量は、常に一定に保たれる。
FIG. 1 is a configuration
また、貯湯タンク11は、送水ポンプ(図示せず)を備えた加熱循環回路23により、ヒートポンプユニット200(加熱手段)に接続されている。湯を沸き上げる沸き上げ動作の際は、ヒートポンプユニット200および加熱循環回路23が駆動される。この沸き上げ動作においては、貯湯タンク11の下部から取り出された水が加熱循環回路23を介してヒートポンプユニット200に送られ、ヒートポンプの冷媒から水に熱が授与されることで湯が沸かされる。沸かされた湯は、加熱循環回路23を介して貯湯タンク11に送られ、上部から貯湯タンク11内に流入する。このような沸き上げ動作により、貯湯タンク11内の上部から下部に向かって湯が貯められていく。
The hot
貯湯タンク11には、貯湯量が0L、150L、300L、400Lとなる箇所に温度センサ41、42、43、44がそれぞれ設置されている。これらの温度センサ41、42、43、44により検出される各部位の温度情報は、電気給湯機本体10の内部に設けられた給湯機制御部31に伝えられる。給湯機制御部31は、温度センサ41、42、43、44の検出結果に基づいて、貯湯タンク11内の残湯量(貯湯量)や残熱量(貯熱量)を算出することができる。また、給湯機制御部31は、給湯温度などの各種設定値を記憶したり、沸き上げ動作の開始および終了などの制御を行ったりする。
In the hot
電気給湯機における沸き上げ制御には、一般的に、2つの種類がある。1つは、電力料金が安い深夜時間帯(業務用給湯機においては非営業時間内)に、貯湯タンク11の全量が沸き上がるように沸き上げ動作を実行する全量沸き上げ制御である。もう1つは、昼間時間帯(業務用給湯機においては営業時間内)に、湯切れを防止するために沸き上げ動作を実行する沸き増し制御である。本実施形態では、業務用給湯機を例に説明する。
There are generally two types of boiling control in an electric water heater. One is full-boiling control in which the boiling operation is performed so that the entire amount of the hot
本実施形態における給湯機制御部31は、時刻を計時する時計機能、日付や曜日を判別する暦機能、曜日毎の営業時間(第1の時間帯)を記憶する機能などを有しており、1日を営業時間と非営業時間(第2の時間帯)とに区分して時間を管理する。
The water
給湯機制御部31には、リモコン100(操作部)が相互に通信可能に接続されている。曜日毎の営業時間を設定する操作は、リモコン100を用いて行うことができる。図2乃至図4は、本発明の実施の形態1におけるリモコン100の外観図である。図2に示すように、リモコン100は、表示部101と、日時設定スイッチ111と、営業時間設定スイッチ112と、選択スイッチ113と、決定スイッチ114とを有している。
A remote controller 100 (operation unit) is connected to the
通常の状態では、リモコン100の表示部101には、給湯温度や現在時刻などが表示される。日時設定スイッチ111を押すと、表示部101には、図3に示すように、日時設定画面が表示される。この状態で選択スイッチ113を押すと、日時設定画面中に表示される日時が推移する。その表示される日時を現在の正確な日時に合わせたところで決定スイッチ114を押すことにより、給湯機制御部31の時計機能および暦機能が管理している現在の時刻および日付が書き換えられる。
In a normal state, the hot water supply temperature, the current time, and the like are displayed on the
また、営業時間設定スイッチ112を押すと、表示部101には、図4に示すように、営業時間設定画面が表示される。営業時間設定画面の表示直後は、設定を変更する曜日を選択するモードになっている。この曜日選択モードにおいて選択スイッチ113を押して曜日を選択し、決定スイッチ114を押すと、選択した曜日の営業時間を設定するモードに移行する。この営業時間設定モードでは、まず営業時間の開始時刻の設定を行い、その後、営業時間の終了時刻の設定を行う。これらの設定においては、選択スイッチ113を押すと表示される時刻が推移し、決定スイッチ114を押すことにより時刻が確定する。
When the business
上述した方法で設定された曜日毎の営業時間の情報は、給湯機制御部31に記憶される。非営業時間中、給湯機制御部31は、全量沸き上げ制御を実行する。すなわち、給湯機制御部31は、上記記憶された曜日毎の営業時間の情報に基づいて、次の営業時間の開始時刻には貯湯タンク11内の全量が沸き上がった状態となるように、非営業時間の間に沸き上げ動作(ヒートポンプユニット200および加熱循環回路23の作動)を行う。より詳しくは、給湯機制御部31は、まず、貯湯タンク11内の残湯量または残熱量と、ヒートポンプユニット200の沸き上げ速度とに基づいて、全量沸き上げに要する時間を算出する。そして、給湯機制御部31は、次の営業時間の開始時刻に対して全量沸き上げに要する時間だけ遡った時刻から沸き上げ動作を開始する。このような制御により、営業時間が曜日によって異なる場合であっても、各曜日の営業時間に合わせて、その開始時刻ちょうどに貯湯タンク11内の全量が沸き上がった状態となるようにすることができる。
Information on the business hours for each day of the week set by the above-described method is stored in the
一方、営業時間中は、給湯機制御部31は、湯切れを防止するための沸き増し制御を実行する。すなわち、営業時間内においては、給湯機制御部31は、貯湯タンク11内の所定温度(例えば45℃)以上の残湯量が所定量(以下、「最低貯湯量」と称する)より少なくなった場合には、沸き上げ動作を行い、貯湯タンク11内の湯量を増加させる。最低貯湯量は、多すぎると無駄なエネルギー消費となり、少なすぎると湯が不足するおそれがある。このため、最適な最低貯湯量をユーザが選択することのできるように、リモコン100から最低貯湯量を設定することができるように構成されていることが望ましい。また、沸き増し動作完了時の湯量(以下、「沸き増し湯量」と称する)についても、同様に、リモコン100から設定可能であることが望ましい。
On the other hand, during business hours, the water
図5は、本発明の実施の形態1における貯湯タンク11内の残湯量と沸き上げタイミングとの関係の一例を示す図である。図5に示す例では、最低貯湯量を300L、沸き増し湯量を400L、満タン湯量(貯湯タンク11の容量)を550Lとしている。営業時間の開始時刻には、全量沸き上げがちょうど完了し、残湯量は満タン湯量である550Lとなる。営業時間内には、湯が使用されるにしたがい、残湯量が減少する。残湯量が最低貯湯量の300Lより少なくなったところで、沸き増しのための沸き上げ動作が開始され、残湯量が上昇していく。そして、残湯量が沸き増し湯量である400Lに達したところで、沸き増しのための沸き上げ動作が終了される。
FIG. 5 is a diagram showing an example of the relationship between the amount of remaining hot water in hot
以上説明したように、本実施形態によれば、営業時間開始時刻(湯の使用開始時刻)が曜日によって異なる場合であっても、ユーザがその都度設定を変更することなく、各曜日の営業時間開始時刻に合わせて、その営業時間開始時刻ちょうどに貯湯タンク11内の全量が沸き上がった状態となるようにすることができる。このため、全量沸き上げの完了時刻が営業時間開始時刻に対して早すぎて、その間に貯湯タンク11から無駄に放熱ロスが発生するようなことがないので、エネルギー消費を抑えることができる。逆に、全量沸き上げの完了が営業時間開始時刻に間に合わずに湯が不足する事態が起きることもない。また、ユーザが全量沸き上げの完了時刻をその都度設定する必要がないので、ユーザの負担が軽減され、操作性が向上する。
As described above, according to the present embodiment, even if the business hours start time (hot water use start time) varies depending on the day of the week, the user does not change the setting each time, and the business hours of each day of the week. According to the start time, the entire amount in the hot
なお、本実施の形態では、貯湯タンク11内の湯水を沸き上げる加熱手段としてヒートポンプユニット200を用いた場合について説明したが、本発明は、ヒーターやガスやソーラーなどの他の加熱手段を用いる場合にも適用可能である。また、本実施形態では、日時や営業時間の設定方法について具体的に説明したが、この説明した方法に限定されるものではなく、他の方法でも適用可能である。
In the present embodiment, the case where the
また、本実施形態では、1日を、第1の時間帯(営業時間)と、それより前の第2の時間帯(非営業時間)とに区分して制御する場合を例に説明したが、本発明では、1日を3つ以上の時間帯に区分して制御するようにしてもよい。また、本実施形態では、時間帯区分を曜日毎に設定する場合を例に説明したが、本発明では、日付毎に時間帯区分を設定したり、あるいは、期間毎に時間帯区分を設定したりする場合にも同様に適用可能である。期間の設定は、開始日と終了日とで設定したり、週数、月数などで設定することができる。 Further, in the present embodiment, the case where the day is controlled by being divided into the first time zone (business hours) and the second time zone (non-business hours) before that is described as an example. In the present invention, one day may be divided into three or more time zones for control. In this embodiment, the case where the time zone division is set for each day of the week has been described as an example. However, in the present invention, the time zone division is set for each date or the time zone division is set for each period. It is also applicable to the case where The period can be set by the start date and end date, or by the number of weeks, months, and the like.
実施の形態2.
次に、図6および図7を参照して、本発明の実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同様の事項については説明を省略する。
Next, the second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 6 and FIG. 7. The description will focus on the differences from the first embodiment described above, and the description of the same matters will be omitted. .
図6は、貯湯タンク11内の残湯量と沸き上げタイミングとの関係の一例を示す図である。図6に示すように、非営業時間の開始時刻における残湯量が少なく、ヒートポンプユニット200の沸き上げ速度に対して非営業時間が十分に長く設定されていないような場合には、非営業時間の開始時刻から沸き上げ動作を開始したのでは、営業時間開始時刻に全量沸き上げが完了できないことがあり得る。このような場合、本発明では、非営業時間の終了後(すなわち、営業時間開始後)まで沸き上げ動作を継続して行い、貯湯タンク11の全量を沸き上げるようにしてもよい。
FIG. 6 is a diagram illustrating an example of the relationship between the amount of remaining hot water in the hot
一方、本発明の実施の形態2では、非営業時間の開始時刻における残湯量が少なく、ヒートポンプユニット200の沸き上げ速度に対して非営業時間が十分に長く設定されていないような場合であっても、営業時間開始時刻に全量沸き上げを確実に完了できるようにするため、次のような制御を行う。非営業時間になる前(すなわち営業時間中)に、給湯機制御部31は、非営業時間開始時刻から沸き上げ動作を開始した場合に次の営業時間の開始時刻までに全量沸き上げが完了するか否かを予測する。この予測は、温度センサ41、42、43、44により検出される貯湯タンク11内の残湯量または残熱量と、非営業時間の長さとに基づいて行われる。すなわち、貯湯タンク11内の残湯量または残熱量と、ヒートポンプユニット200の沸き上げ速度とから、全量沸き上げに要する時間が算出され、その時間が非営業時間の長さを超えている場合には、非営業時間開始時刻から沸き上げ動作を開始したのでは次の営業時間の開始時刻までに全量沸き上げが完了しないと判断される。そして、給湯機制御部31は、非営業時間開始時刻から沸き上げ動作を開始したのでは次の営業時間の開始時刻までに全量沸き上げが完了しないと判断した場合には、非営業時間開始時刻より前から沸き上げ動作を開始する。
On the other hand, in
図7は、本発明の実施の形態2における貯湯タンク11内の残湯量と沸き上げタイミングとの関係の一例を示す図である。図7に示す例は、給湯機制御部31が、非営業時間開始時刻から沸き上げ動作を開始したのでは次の営業時間の開始時刻までに全量沸き上げが完了しないと判断し、非営業時間開始時刻より前の時点であるA点から沸き上げ動作を開始した場合の例である。
FIG. 7 is a diagram showing an example of the relationship between the amount of hot water in the hot
図7に示すように、A点から非営業時間開始時刻までの間の貯湯タンク11内の湯量の増加速度(図7中のBの傾き)は、非営業時間中に比べて、緩やかである。これは、営業時間中のため、湯の使用があり、貯湯タンク11から外部への給湯が行われているからである。図7中のBの傾きは、ヒートポンプユニット200の沸き上げ速度から、給湯による貯湯タンク11内の湯の使用速度を差し引くことにより、予測することが可能である。
As shown in FIG. 7, the rate of increase in the amount of hot water in the hot
給湯機制御部31が、非営業時間開始時刻から沸き上げ動作を開始したのでは次の営業時間の開始時刻までに全量沸き上げが完了しないと判断し、営業時間内から沸き上げ動作を開始する場合には、次のように制御することが望ましい。まず、営業時間内における貯湯タンク11内の残湯量の履歴に基づいて、給湯による貯湯タンク11内の湯の使用速度(図7中のCの傾き)を算出する。次いで、その算出された湯の使用速度と、ヒートポンプユニット200の沸き上げ速度とに基づいて、営業時間内に沸き上げ動作を開始した場合の貯湯タンク11内の湯量の増加速度(図7中のBの傾き)を予測する。そして、図7中のBと、図7中のCとの交点である図7中のA点から沸き上げ動作を開始する。このように制御することにより、次の営業時間の開始時刻ちょうどに貯湯タンク11内の全量が沸き上がった状態となるようにすることができる。
When the water
以上説明した実施の形態2によれば、非営業時間が短いような場合であっても、次の営業時間開始時刻には全量沸き上げを確実に完了することができる。このため、営業時間がどのように設定されるかに関わらず、湯切れが発生するリスクを確実に抑制することができる。 According to the second embodiment described above, even when the non-business hours are short, the boiling of the entire amount can be reliably completed at the next business hours start time. For this reason, the risk that hot water runs out can be reliably suppressed regardless of how the business hours are set.
実施の形態3.
次に、図8を参照して、本発明の実施の形態3について説明するが、上述した実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については説明を省略する。
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 8. The description will focus on the differences from the above-described embodiment, and a description of the same matters will be omitted.
本実施形態では、定休日(沸き上げ不実行日)をユーザが予め設定可能になっている。定休日を設定する操作は、リモコン100を用いて行うことができ、設定された定休日の情報は給湯機制御部31に記憶される。定休日の設定は、日付で指定できるようになっていてもよいし、曜日で指定できるようになっていてもよいし、第何週の何曜日というように週と曜日で指定できるようになっていてもよい。
In the present embodiment, the user can set in advance a regular holiday (no boiling-up execution day). The operation for setting a fixed holiday can be performed using the
図8は、本発明の実施の形態3において定休日が設定された場合の貯湯タンク11内の残熱量と沸き上げタイミングとの関係の一例を示す図である。定休日が設定された場合、給湯機制御部31は、定休日の分の全量沸き上げ制御および沸き増し制御の実行を省略する。すなわち、給湯機制御部31は、図8に示すように、定休日前日の営業時間が終了した後、定休日翌日の営業時間開始時刻に備えた全量沸き上げを開始するまでは、貯湯タンク11内の残熱量の低下にかかわらず、沸き上げ動作を一切実行しない。
FIG. 8 is a diagram showing an example of the relationship between the amount of residual heat in the hot
以上説明した実施の形態3によれば、ユーザが毎日設定を変更することなく、定休日には自動で湯の沸き上げを停止するため、ユーザの操作性を維持したままで無駄なエネルギー消費を抑えることが可能となる。 According to the third embodiment described above, since the hot water boiling is automatically stopped on a regular holiday without the user changing the setting every day, wasteful energy consumption is maintained while maintaining the operability of the user. It becomes possible to suppress.
実施の形態4.
次に、図9を参照して、本発明の実施の形態4について説明するが、上述した実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については説明を省略する。
Next, the fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 9. The description will focus on the differences from the above-described embodiment, and the description of the same matters will be omitted.
本実施形態では、前述した実施の形態3と同様に、ユーザが定休日を予め設定可能になっている。更に、本実施形態では、当日または翌日が定休日として設定されている場合には、その旨をリモコン100の表示部101(報知手段)に表示することにより、ユーザに対し注意を喚起する。図9は、当日または翌日が定休日として設定されている場合に給湯機制御部31が実行するルーチンのフローチャートである。
In the present embodiment, as in the third embodiment described above, the user can set a fixed holiday in advance. Further, in the present embodiment, when the current day or the next day is set as a regular holiday, the fact is displayed on the display unit 101 (notification unit) of the
ステップS1では、本日が定休日に設定されているか否かを判断する。本日が定休日に設定されている場合にはステップS2へ進み、本日が定休日に設定されていない場合にはステップS5へ進む。 In step S1, it is determined whether today is set as a regular holiday. If today is set as a regular holiday, the process proceeds to step S2, and if today is not set as a regular holiday, the process proceeds to step S5.
ステップS2では、リモコン100の表示部101に、本日が定休日に設定されている旨、および、リモコン100の任意のスイッチを押すことによって本日の定休日の設定が解除される旨を表示し、ステップS3に進む。
In step S2, the
ステップS3では、リモコン100のスイッチ111〜114等が操作されたかどうかを判断する。何れかのスイッチが操作された場合には、ステップS4に進む。何れのスイッチも操作されない場合には、ステップS1に戻る。ここでステップS1に戻るのは、本日が定休日設定されたまま日付が変更になった場合、再度ステップS1の判断が必要になるためである。ステップS4では、本日の定休日設定を解除するとともに、その旨をリモコン100の表示部101に表示し、ステップS5に進む。
In step S3, it is determined whether or not the
ステップS5では、翌日が定休日に設定されているか否かを判断する。翌日が定休日に設定されている場合にはステップS6へ進み、翌日が定休日に設定されていない場合には、処理を終了する。ステップS6では、翌日が定休日に設定されている旨をリモコン100の表示部101に表示し、その後、処理を終了する。
In step S5, it is determined whether or not the next day is set as a regular holiday. If the next day is set as a regular holiday, the process proceeds to step S6. If the next day is not set as a regular holiday, the process ends. In step S6, the fact that the next day is set as a regular holiday is displayed on the
以上説明した実施の形態4によれば、当日または翌日が定休日に設定されている旨をユーザに対して注意喚起することができるので、臨時営業などのために定休日の設定を解除する必要がある場合に、ユーザがその解除をし忘れることを確実に防止することができる。すなわち、本来は定休日であるが臨時営業を行うことになった日の前日、リモコン100の表示部101に翌日が定休日設定となっている旨が表示されるので、ユーザはその表示を見て、翌日の定休日設定を忘れずに解除することができる。このため、臨時営業日の営業開始時刻までに、貯湯タンク11内の湯水の全量沸き上げを完了させることができる。
According to the fourth embodiment described above, since it is possible to alert the user that the current day or the next day is set as a regular holiday, it is necessary to cancel the regular holiday setting for temporary business or the like. When there is, it can be surely prevented that the user forgets to cancel it. That is, the day before the day when the temporary operation was originally performed is displayed on the
また、万一、前日までに定休日設定を解除し忘れてしまった場合には、臨時営業日の当日、リモコン100の任意のスイッチを操作することにより、定休日の設定を迅速且つ簡単に解除し、貯湯タンク11の沸き上げを開始させることができる。このため、ユーザの操作性を向上させることが可能となる。
Also, if you forget to cancel the fixed holiday setting by the previous day, you can quickly and easily cancel the fixed holiday setting by operating any switch on the
実施の形態5.
次に、図10乃至図12を参照して、本発明の実施の形態5について説明するが、上述した実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については説明を省略する。
Next, the fifth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 10 to FIG. 12, but the description will focus on the differences from the above-described embodiment, and the description of the same matters will be omitted.
本実施形態では、前述した実施の形態1で説明した曜日毎の営業時間の設定のほかに、祝日用の営業時間をユーザが予め設定可能になっている。祝日用の営業時間を設定する操作は、リモコン100を用いて行うことができ、設定された祝日用の営業時間の情報は給湯機制御部31に記憶される。図10は、本発明の実施の形態5におけるリモコン100の外観図である。図10に示すように、リモコン100(操作部)には祝日設定スイッチ115(受付手段)が設けられている。この祝日設定スイッチ115が押された場合、給湯機制御部31は、翌日の営業時間の開始時刻および終了時刻を、曜日毎に設定されている通常の時刻から、祝日用として設定されている時刻へと変更する。
In the present embodiment, in addition to the setting of business hours for each day of the week described in the first embodiment, the user can set business hours for holidays in advance. The operation of setting business hours for holidays can be performed using the
図11および図12は、それぞれ、本発明の実施の形態5における貯湯タンク11内の残湯量と沸き上げタイミングとの関係の一例を示す図である。ここでは、平日の営業時間が11時〜19時に設定され、祝日の営業時間が10時〜20時に設定されているものとする。図11は、前日に祝日設定スイッチ115を押さなかった場合を表している。前日に祝日設定スイッチ115を押さなかった場合には、図11に示すように、平日の営業時間開始時刻として設定されている11時ちょうどに貯湯タンク11の全量沸き上げが完了するように、沸き上げ動作が実行される。これに対し、前日に祝日設定スイッチ115を押した場合には、図12に示すように、祝日の営業時間開始時刻として設定されている10時ちょうどに貯湯タンク11の全量沸き上げが完了するように、沸き上げ動作が実行される。
FIGS. 11 and 12 are diagrams each showing an example of the relationship between the amount of hot water in the hot
以上説明した実施の形態5によれば、例えば祝日のような時折現れる特殊な日のための時間帯区分(営業時間等)の時刻を予め設定しておき、その特殊な日の前日になった場合には、簡単な操作で、翌日の時間帯区分をその特殊な日のための時刻に変更することができる。このため、ユーザの操作性を向上することが可能となる。 According to the fifth embodiment described above, the time of a time zone division (business hours, etc.) for a special day that occasionally appears, such as a public holiday, is set in advance, and becomes the day before that special day. In some cases, the time zone classification of the next day can be changed to the time for that special day with a simple operation. For this reason, it becomes possible to improve a user's operativity.
なお、上述した実施の形態5では、祝日設定スイッチ115が押された場合に、給湯機制御部31が、翌日の時間帯区分を祝日用の時間帯区分に変更するようにしているが、翌日以降の特定の日付を使用者が指定し、その指定された日付の時間帯区分を祝日用の時間帯区分に変更するようにしてもよい。
In the above-described fifth embodiment, when the
10 電気給湯機本体
11 貯湯タンク
21 給水管
22 給湯管
23 加熱循環回路
31 給湯機制御部
41,42,43,44 温度センサ
100 リモコン
101 表示部
111 日時設定スイッチ
112 営業時間設定スイッチ
113 選択スイッチ
114 決定スイッチ
115 祝日設定スイッチ
200 ヒートポンプユニット
DESCRIPTION OF
Claims (6)
電気で駆動され、前記貯湯タンク内の湯水を沸き上げる沸き上げ動作を行う加熱手段と、
前記貯湯タンク内の残湯量または残熱量を検出する残湯量検出手段と、
1日を、第1の時間帯と、それより前の第2の時間帯とに少なくとも区分して、時間を管理する時間帯区分手段と、
前記第1の時間帯において、前記検出された残湯量または残熱量が所定値以下になった場合に沸き上げ動作を行うことにより前記貯湯タンク内の湯量を増加させる沸き増し制御を行う沸き増し制御手段と、
前記第2の時間帯において、前記貯湯タンク内の湯水が全量沸き上がるように沸き上げ動作を行う全量沸き上げ制御を行う全量沸き上げ制御手段と、
日付、曜日または期間等のスケジュール毎に、前記第1の時間帯と前記第2の時間帯とを区分する時刻をユーザが予め設定可能とする時間帯区分設定手段と、
を備えることを特徴とする電気給湯機。 A hot water storage tank,
Heating means that is driven by electricity and performs a boiling operation of boiling hot water in the hot water storage tank;
A remaining hot water amount detecting means for detecting a remaining hot water amount or a remaining heat amount in the hot water storage tank;
A time zone dividing means for managing the time by dividing at least one day into a first time zone and a second time zone before the first time zone;
In the first time zone, when the detected amount of remaining hot water or the amount of remaining heat becomes equal to or less than a predetermined value, the boiling increase control is performed to increase the amount of hot water in the hot water storage tank by performing a boiling operation. Means,
A total amount boiling control means for performing full amount boiling control for performing a boiling operation so that all the hot water in the hot water storage tank is boiled in the second time zone;
A time zone division setting unit that allows a user to set in advance a time for dividing the first time zone and the second time zone for each schedule such as date, day of the week, or period;
An electric water heater characterized by comprising.
前記全量沸き上げ制御手段は、前記予測手段の予測結果が否定的であった場合に、前記第2の時間帯の開始時刻より前から沸き上げ動作を開始することを特徴とする請求項1記載の電気給湯機。 Prior to the second time zone, the boiling operation was started from the start time of the second time zone based on the detection result of the remaining hot water amount detecting means and the length of the second time zone. A predicting means for predicting whether or not boiling of the hot water storage tank is completed by the start time of the first time zone,
The total amount boiling control means starts boiling operation before the start time of the second time zone when the prediction result of the prediction means is negative. Electric water heater.
前記設定された沸き上げ不実行日には前記全量沸き上げ制御および前記沸き増し制御の実行を省略することを特徴とする請求項1または2に記載の電気給湯機。 A heating non-execution date setting means that allows the user to set a boiling non-execution date in advance,
3. The electric water heater according to claim 1, wherein execution of the total amount boiling control and the boiling increase control is omitted on the set boiling non-execution date.
当日が前記沸き上げ不実行日に設定されている場合に、前記複数のスイッチのうちの任意のスイッチが操作されると当日の前記沸き上げ不実行日の設定を解除する解除手段と、
を備えることを特徴とする請求項3または4記載の電気給湯機。 An operation unit having a plurality of switches;
When the current day is set as the non-executable boiling date, a release unit that cancels the setting of the non-performing date of the current day when any of the plurality of switches is operated,
The electric water heater according to claim 3 or 4, further comprising:
翌日またはそれ以降の指定された日付の前記第1の時間帯および前記第2の時間帯の区分を、前記時間帯区分設定手段により設定されている時刻から、第2の時間帯区分設定手段により設定されている時刻へ変更するための指示を受け付ける受付手段を有する操作部と、
を備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の電気給湯機。 Separate from the time set by the time zone division setting means, second time zone division setting means that allows a user to set in advance a time for dividing the first time zone and the second time zone. When,
The first time zone and the second time zone of the specified date on or after the next day are set by the second time zone classification setting means from the time set by the time zone classification setting means. An operation unit having a receiving means for receiving an instruction to change to a set time;
The electric water heater according to any one of claims 1 to 5, further comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010200910A JP2012057853A (en) | 2010-09-08 | 2010-09-08 | Electric water heater |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2012057853A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114129059A (en) * | 2021-12-20 | 2022-03-04 | 珠海格力电器股份有限公司 | Water boiling control method, smart home, nonvolatile storage medium and processor |
-
2010
- 2010-09-08 JP JP2010200910A patent/JP2012057853A/en active Pending
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CN114129059A (en) * | 2021-12-20 | 2022-03-04 | 珠海格力电器股份有限公司 | Water boiling control method, smart home, nonvolatile storage medium and processor |
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