JP2012026971A - 測位装置、測位信号送信装置、測位方法、および測位信号送信方法 - Google Patents

測位装置、測位信号送信装置、測位方法、および測位信号送信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】測位精度を向上することができる。
【解決手段】測位信号送信装置3は、複数の異なる強度の光信号を出力する発光部3aを有している。発光部3aの出力する光信号には、測位信号送信装置3の位置情報と、送信する光の強度を示す強度情報とが含まれる。測位装置1は、受光部1aと特定部1bを有している。受光部1aは、測位信号送信装置3が送信する複数の異なる強度の光信号を受信する。特定部1bは、強度情報に基づいて受光部1aの受信した光信号の強度パターンを取得し、取得した強度パターンと、受光部1aの受信した光信号に含まれている測位信号送信装置3の位置情報とに基づいて所在位置を特定する。
【選択図】図1

Description

本件は、所在位置を測定する測位装置、測位信号送信装置、測位方法、および測位信号送信方法に関する。
自動車のカーナビゲーション装置や携帯電話等に搭載されるナビゲーション装置は、種々の測位技術を用いて現在位置を測位している。測位技術には、例えば、GPS(Global Positioning System)、赤外線、磁気、または微弱電波等を利用して現在位置を測位する他律測位技術、物理センサを用いてユーザ等の移動方向や移動距離を測定して現在位置を測位する自律測位技術がある。
また、ナビゲーション装置には、測位精度を補うために、マップマッチング技術を組み合わせたものがある。例えば、車両の走行する軌跡は、道路形状に制限される。そこで、各種センサから得られる車両の軌跡と道路形状とを比較し、軌跡と一致する道路形状を現在位置として補正を行う。
ところで、赤外線による測位技術は、赤外線の照射範囲によって測位精度が決まる。例えば、照射範囲が狭ければ測位精度は上がり、照射範囲が広がれば測位精度は下がる。具体的には、赤外線の照射範囲が狭ければ、その狭い照射範囲で利用者等の位置を特定できるため測位精度が上がる。
特開2000−111648号公報 特公平7−112479号公報 特開平8−190688号公報
しかし、光信号は、例えば、太陽光等による外乱の影響を受けることがあり、照射強度を上げると照射範囲が広くなり測位精度が下がるという問題点があった。
上記課題を解決するために、測位装置が提供される。この測位装置は、測位信号送信装置から前記測位信号送信装置の位置情報と送信する光の強度を示す強度情報とを含む複数の異なる強度の光信号を受信する受光部と、前記強度情報に基づいて前記受光部の受信した前記光信号の強度パターンを取得し、取得した前記強度パターンと前記位置情報とに基づいて所在位置を特定する特定部と、を有する。
また、上記課題を解決するために、測位信号送信装置が提供される。この測位信号送信装置は、位置情報と送信する光の強度を示す強度情報とを含む複数の異なる強度の光信号を出力する発光部、を有する。
開示の装置および方法によれば、測位精度を向上することができる。
第1の実施の形態に係る測位システムを示した図である。 第2の実施の形態に係る測位システムを示した図である。 異なる強度の赤外線による測位を説明する図である。 受信状況および測位精度の関係を示した図である。 異なる照度における測位精度の関係を示している。 受信する赤外線の強度パターンと所在位置の特定を説明する図のその1である。 受信する赤外線の強度パターンと所在位置の特定を説明する図のその2である。 測位システムの別の適用例を示した図のその1である。 測位システムの別の適用例を示した図のその2である。 測位システムの別の適用例を示した図のその3である。 測位信号送信装置のブロック図である。 測位信号送信装置の別のブロック図である。 測位装置のブロック図である。 測位装置の動作を示したフローチャートである。 GPS信号処理の詳細を示したフローチャートである。 赤外線処理の詳細を示したフローチャートである。 第3の実施の形態に係る測位装置のブロック図である。 第4の実施の形態に係る測位装置のブロック図である。 第5の実施の形態に係る測位信号送信装置のブロック図である。 第6の実施の形態に係る測位装置のブロック図である。 第7の実施の形態に係る測位装置のブロック図である。
以下、実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る測位システムを示した図である。図1には、測位装置1、街路灯2、および測位信号送信装置3が示してある。測位信号送信装置3は、例えば、街路灯2に取り付けられている。測位装置1は、例えば、ユーザA1に所持され、ユーザA1に所在位置を知らせる。
測位信号送信装置3は、発光部3aを有している。発光部3aは、位置情報と強度情報とを含む複数の異なる強度の光信号を出力する。
位置情報は、測位信号送信装置3の設置されている位置を示している。例えば、位置情報は、測位信号送信装置3の設置されている緯度および経度を示している。
強度情報は、発光部3aの出力する光信号の強度を示している。例えば、発光部3aは、図1に示すように、‘強’、‘中’、‘弱’の3つの異なる強度の光信号を出力する。この場合、‘強’の光信号には、当該光信号が‘強’であることを示す強度情報が含められる。また、‘中’の光信号には、当該光信号が‘中’であることを示す強度情報が含められる。また、‘弱’の光信号には、当該光信号が‘弱’であることを示す強度情報が含められる。
図1に示す同心円B1は、測位装置1がユーザA1によって所持される高さにおける、発光部3aの出力する光信号の照射範囲を示している。例えば、同心円B1の最も大きい円は、強度‘強’の光信号の照射範囲を示し、2番目に大きい円は、強度‘中’の光信号の照射範囲を示し、最も小さい円は、強度‘弱’の光信号の照射範囲を示している。同心円の中心は、測位信号送信装置3の設置されている位置(緯度および経度)となる。
測位装置1は、受光部1aおよび特定部1bを有している。受光部1aは、測位信号送信装置3が出力する複数の異なる強度の光信号を受信する。
特定部1bは、受光部1aの受信した光信号に含まれる強度情報に基づいて、受光部1aの受信した光信号の強度パターンを取得する。特定部1bは、取得した強度パターンと、受信した光信号に含まれている測位信号送信装置3の位置情報とによって、当該測位装置1の所在位置を特定する。
例えば、図1の例の場合、受光部1aの受信する光信号の強度パターンには、‘強’のみの光信号を受信する強度パターンP1と、‘強’、‘中’の光信号を受信する強度パターンP2と、‘強’、‘中’、‘弱’の光信号を受信する強度パターンP3とがある。ユーザAが同心円B1の最も大きい円と2番目に大きい円の間に所在していれば、特定部1aの取得する強度パターンはP1(‘強’)となる。また、ユーザAが同心円B1の2番目大きい円と最も小さい円の間に所在していれば、特定部1bの取得する強度パターンはP2(‘強’、‘中’)となる。また、ユーザAが同心円B1の最も小さい円内に所在していれば、特定部1bの取得する強度パターンはP3(‘強’、‘中’、‘弱’)となる。
特定部1bは、受信された光信号に含まれている位置情報により、光信号の照射範囲の中心位置(同心円B1の中心位置)を特定できる。そして、特定部1bは、強度パターンP1(‘強’)を取得した場合には、同心円B1の最も大きい円と2番目に大きい円の間の範囲内に所在していると特定できる。また、特定部1bは、強度パターンP2(‘強’、‘中’)を取得した場合には、同心円B1の2番目に大きい円と最も小さい円の間の範囲に所在していると特定できる。さらに、特定部1bは、強度パターンP3(‘強’、‘中’、‘弱’)を取得した場合には、同心円B1の最も小さい円の範囲内に所在していると特定できる。
すなわち、特定部1bは、例えば、‘強’のみの光信号を受信した場合、最も大きい円内に所在していると特定するとともに、さらに、2番目に大きい円より外に所在していると特定(限定)することができる。
このように、測位信号送信装置3は、異なる強度の光信号を出力し、測位装置1は、異なる強度の光信号の強度パターンによって、所在位置を特定する。これにより、測位装置1は、所在位置の測位精度を向上することができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図2は、第2の実施の形態に係る測位システムを示した図である。図2には、ユーザA11の位置を測位する測位装置11が示してある。測位装置11は、例えば、携帯電話等に組み込んでもよい。
図2に示すように、歩道に街路灯12が設置されている。街路灯12には、赤外線を出力する測位信号送信装置13が取り付けてある。また、上空には、GPS衛星14a〜14cが飛行している。
測位装置11は、例えば、加速度センサや方位センサ等の物理センサを有しており、ユーザA11の歩数や歩く方向を測定して自分の所在位置を測位する。すなわち、測位装置11は、測位装置11を所持しているユーザA11の所在位置を測位する。また、測位装置11は、GPS衛星14a〜14cから送信されるGPS信号を受信して所在位置を測位する。また、測位装置11は、測位信号送信装置13から送信される赤外線を受信して所在位置を測位する。
測位装置11は、物理センサによって自分の位置を測位するが、GPS信号を受信することができれば、GPS信号によって自分の位置を測位する。また、測位装置11は、測位信号送信装置13から送信される赤外線を受信することができれば、その赤外線によって自分の位置を測位する。
従って、ユーザA11は、例えば、測位信号送信装置13の近くを歩いておらず、赤外線を受信できない場合でも、GPS信号を受信していれば、GPS信号によって所在位置を知ることができる。また、ユーザA11は、GPS信号を受信できない場所を歩いていても、物理センサによる測位によって所在位置を知ることができる。
測位信号送信装置13は、複数の異なる強度の赤外線を出力する。例えば、測位信号送信装置13は、図2に示すように‘強’、‘中’、‘弱’の3つの異なる強度の赤外線を出力する。もちろん、測位信号送信装置13から出力する光信号は、赤外線に限るものでなく、その他の波長の光信号を出力するようにしてもよい。また、測位信号送信装置13は、4以上の異なる強度の赤外線を出力してもよい。
測位信号送信装置13の出力する赤外線には、測位信号送信装置13の設置されている位置情報が含まれている。位置情報は、例えば、測位信号送信装置13の設置されている緯度、経度、および地上からの高さである。測位装置11は、受信した赤外線に含まれる位置情報によって、自分の位置を測位することができる。
また、測位信号送信装置13の出力する赤外線には、その赤外線の強度を示す強度情報が含まれている。例えば、赤外線の強度は、‘強’、‘中’、‘弱’という情報で示される。または、赤外線の強度は、例えば、赤外線を出力する発光部の要した電流値で示される。例えば、上記した‘強’の赤外線には、例えば、‘500(mA)’という情報が含まれ、‘中’の赤外線には、‘300(mA)’という情報が含まれ、‘弱’の赤外線には、‘150(mA)’という情報が含まれる。
また、測位信号送信装置13の出力する赤外線には、測位信号送信装置13の測定した照度情報が含まれている。測位信号送信装置13の測定する照度情報とは、測位信号送信装置13の受ける太陽光や周囲の街路灯等が発光する周囲環境の光の照度である。測位装置11は、以下で詳述するが、受信した赤外線に含まれる位置情報、強度情報、および照度情報に基づいて、所在位置の測位精度を向上する。
なお、図2では、測位信号送信装置13は、街路灯12に取り付けられるとしたがこれに限るものではない。例えば、測位装置11が、上方から赤外線を受けることができればよく、電柱等に取り付けてもよい。
図3は、異なる強度の赤外線による測位を説明する図である。図3には、図2の一部が示してある。図3において、図2と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。
図3に示す点線B11は、測位信号送信装置13から出力される赤外線の広がり方を示している。測位信号送信装置13から出力される赤外線は、点線B11に示すように、測位信号送信装置13から離れるに従って広がり、ある距離を超えると減衰して小さくなっていく。
図3に示す同心円B12は、ユーザA11の持っている測位装置11の高さにおける赤外線の広がりの断面を示している。すなわち、同心円B12は、測位装置11が位置している高さでの赤外線の照射範囲を示している。同心円B12の最も大きい円は、強度が‘強’の赤外線の照射範囲を示しており、2番目に大きい円は、強度が‘中’の赤外線の照射範囲を示しており、同心円B12の最も小さい円は、強度が‘弱’の赤外線の照射範囲を示している。
図3に示すLは、測位信号送信装置13から測位装置11までの距離を示している。
図3に示すRは、赤外線の通信可能領域を示している。例えば、測位装置11は、強度‘強’の赤外線を、同心円B12の最も大きい円の範囲内で通信(受信)することができる。測位装置11は、強度‘中’の赤外線を、同心円B12の2番目に大きい円の範囲内で受信することができる。測位装置11は、強度‘弱’の赤外線を、同心円B12の最も小さい円の範囲内で受信することができる。
従って、強度‘強’の赤外線の通信可能領域‘R’は、最も大きい円の内部となる。強度‘中’の赤外線の通信可能領域‘R’は、2番目に大きい円の内部となる。強度‘弱’の赤外線の通信可能領域‘R’は、最も小さい円の内部となる。
このように、赤外線の強度が小さいほど、測位装置11の通信可能領域は小さくなり、これにより、ユーザA11の所在位置を特定する範囲を限定することができ、測位精度は上がる。
図4は、受信状況および測位精度の関係を示した図である。図4に示す‘60klx〜110klx’は、測位信号送信装置13が受ける(測定する)照度を示している。この照度は、日中の晴天下の明るさに相当する。
図4に示す‘150mA’,‘300mA’,‘500mA’は、測位信号送信装置13の出力する赤外線の強度を示している。この数値は、赤外線を発光する発光部の要する電流(パルス電流)値を示している。なお、赤外線の波長は940nmとした。また、各電流値における赤外線の放射強度は、80mW/sr、120mW/sr、180mW/srである。
図4に示す測位精度は、測位信号送信装置13が‘60klx〜110klx’の照度の場所に設置されたときの測位装置11の測位精度を示している。図4の測位精度は、図3のLがL=500cmの場合の測位精度が示してある。
例えば、図4より、測位装置11が‘150mA’,‘300mA’,‘500mA’の全ての赤外線を受信した場合、測位精度は0.2mである。よって、測位装置11は、測位信号送信装置13の設置位置(緯度および経度)から、半径0.2mの円内に所在していると特定できる。
また、図4より、測位装置11が‘500mA’の赤外線のみを受信した場合、測位精度は1.0mである。よって、測位装置11は、測位信号送信装置13の設置位置から、少なくとも、半径1.0mの円内に所在していると特定できる。
図4の‘パターン1’,‘パターン2’,‘パターン3’は、測位装置11が受信する赤外線の強度のパターンを示している。例えば、測位装置11が‘150mA’,‘300mA’,‘500mA’の強度の赤外線を受信した場合のパターンを‘パターン1’としている。また、測位装置11が‘300mA’,‘500mA’の強度の赤外線を受信した場合のパターンを‘パターン2’としている。測位装置11が‘500mA’の強度の赤外線を受信した場合のパターンを‘パターン3’としている。
なお、図6および図7で説明するが、測位装置11は、異なる強度の赤外線を受信するパターンによって、さらに、測位精度を向上する。
図5は、異なる照度における測位精度の関係を示している。図5の各欄の意味は、図4と同様であるのでその説明を省略する。なお、図5もL=500cmの場合の測位精度が示してある。
図5には、‘500lx〜700lx’における照度での測位精度が示してある。この照度は、トンネル内や夜間の街路灯下、照明機器使用時の屋内の明るさに相当する。
図4および図5に示すように、測位信号送信装置13の受ける照度によって、測位装置11の測位精度が変わる。すなわち、測位信号送信装置13の受ける照度が変われば、測位信号送信装置13の出力する赤外線の照射範囲が変わり、測位装置11の測位精度が変わる。
そこで、測位信号送信装置13は、ユーザA11が測位装置11を用いるであろう高さでの測位精度が一定となるように、照度に基づいて赤外線の強度を変える。例えば、測位信号送信装置13は、測位装置11との距離がL=500cmにおける測位精度が一定となるように、赤外線の強度を変える。
例えば、測位装置11の受信する赤外線が‘強’のみの場合における測位精度を‘1.0m’に設定するとする。この場合、測位信号送信装置13は、図4および図5の情報に基づき、晴天下における赤外線‘強’の出力を‘500mA’に設定し、夜間における赤外線‘強’の出力を‘300mA’に設定する。これにより、測位装置11の赤外線‘強’における測位精度は、周囲の照度環境によらず、‘1.0m’と一定にすることができる。
このように、測位信号送信装置13は、測位装置11の測位精度が一定となるように、照度に基づいて赤外線の強度を可変する。これにより、測位装置11は、各パターンにおける測位精度を予め認識しておくことにより、自分の位置を特定することができる。
図6は、受信する赤外線の強度パターンと所在位置の特定を説明する図のその1である。測位装置11は、受信する赤外線の強度パターンによって、所在位置をさらに限定することができる。
図6の(A)には、受信する赤外線の強度パターンがパターン1の場合の位置の特定範囲を示している。図6の(B)には、受信する赤外線の強度パターンがパターン2の場合の位置の特定範囲を示している。図6の(C)には、受信する赤外線の強度パターンがパターン3の場合の位置の特定範囲を示している。
例えば、測位装置11は、赤外線をパターン1で受信した場合、図6の(A)の斜線を付した部分にユーザA11が所在していると特定できる。
また、測位装置11は、赤外線をパターン2で受信した場合、強度‘弱’の赤外線を受信していないため、図6の(B)に示す最も小さい円の部分には、所在していないと判断できる。すなわち、測位装置11は、図6の(B)の斜線を付した部分にユーザA11が所在していると限定できる。
また、測位装置11は、赤外線をパターン3で受信した場合、強度‘中’、‘弱’の赤外線を受信していないため、図6の(B)に示す2番目に大きい円内部分には、所在していないと判断できる。すなわち、測位装置11は、図6の(C)の斜線を付した部分にユーザA11が所在していると特定できる。
すなわち、測位装置11は、測位信号送信装置13から受信した複数の異なる強度の赤外線のうち、最も強度の小さい赤外線の照射範囲と、その赤外線の強度より1段階強度の小さい、測位信号送信装置13から受信していない赤外線の照射範囲との間に所在していると特定する。例えば、測位装置11は、強度‘強’、‘中’の赤外線を測位信号送信装置13から受信した場合、そのうちの最も強度の小さい強度‘中’の赤外線の照射範囲と、その‘中’の赤外線の強度より1段階強度の小さい、測位信号送信装置13から受信していない強度‘弱’の赤外線の照射範囲との間に所在していると特定する。
また、測位装置11は、測位信号送信装置13から受信した最も強度の小さい赤外線の強度が、測位信号送信装置13から送信される赤外線のうちの最も小さい強度であった場合、受信した最も強度の小さい赤外線の照射範囲内に所在していると特定する。例えば、測位装置11は、強度‘強’、‘中’、‘弱’の赤外線を測位信号送信装置13から受信した場合、測位信号送信装置13から送信される赤外線のうちの最も小さい強度‘弱’の照射範囲内に所在していると特定する。
このように、測位装置11は、異なる強度の赤外線を受信することにより、測位精度の向上を図ることができる。例えば、図6の(B)のように、ユーザA11の所在位置を2番目に大きい円と最も小さい円の間に所在していると限定することができる。また、図6の(C)に示すように、ユーザA11の所在位置を2番目に大きい円と最も大きい円の間に所在していると限定することができる。
なお、各強度の赤外線の照射範囲の大きさ(図6に示す同心円の各円の半径)は、図4および図5の測位精度より分かる。
図7は、受信する赤外線の強度パターンと所在位置の特定を説明する図のその2である。測位装置11は、物理センサを有している。従って、測位装置11は、物理センサと赤外線で特定した所在位置とによって、ユーザの所在位置をさらに特定(限定)することができる。
図7の上方の方角を北とする。測位装置11は、物理センサによって、ユーザA11の歩いている方角を認識することができる。例えば、図7の(A)に示すように、ユーザA11は、西から東に歩いているとする。
この場合において、測位装置11は、強度‘強’の赤外線のみを受信すると、ユーザA11は図7の(A)の斜線部分にいると限定することができる。すなわち、測位装置11は、赤外線の測位結果によって、図7の(A)の最も大きい円と2番目に大きい円の間にユーザA11が所在していると判断できる。そして、測位装置11は、物理センサによって、ユーザA11の歩いている方向を取得することにより、赤外線で特定したユーザA11の所在位置から、図7の(A)の最も大きい円と2番目に大きい円の左半分(西側半分)に所在していると限定できる。
同様に、測位装置11は、受信する赤外線の強度パターンがパターン2になった場合、図7の(B)に示すように、2番目に大きい円と最も小さい円の間の左半分に所在していると限定することができる。
さらに、測位装置11は、受信する赤外線の強度パターンがパターン1にならずに、パターン3となった場合には、図7の(C)の斜線部分にユーザA11が所在していると限定することができる。
一方、測位装置11は、パターン3のみで通信可能領域を通過した場合、図7の(D)に示す斜線の位置に限定することができる。
図8は、測位システムの別の適用例を示した図のその1である。図8には、歩道21が示してある。歩道21には、植樹帯22および停留所23が設けられている。
歩道21には、例えば、図示していない街路灯が設けられている。街路灯12には、図示していない測位信号送信装置が取り付けられており、例えば、3つの異なる強度の赤外線を出力している。図8に示す照射範囲B21,B22は、測位装置11の高さにおける3つの強度の赤外線の照射範囲を示している。
図8では、測位信号送信装置13は、強度の異なる赤外線を同心円とならないように出力している。例えば、測位信号送信装置13は、強度の異なる赤外線の照射範囲の円周上の一点が重なるように、赤外線を出力している。
このように、強度の異なる赤外線を同心円とならないように出力することによって、植樹帯22や停留所23のような歩道幅が変更されることをユーザA11に報知する用途に用いることができる。
例えば、測位信号送信装置13は、照射範囲B21,B22に示すように、歩道幅の変わる部分から、赤外線の強度が徐々に大きくなるように、赤外線を出力する。これにより、ユーザA11が歩道幅の変わる部分に近い場所を歩いていれば、音や表示画面等でユーザA11にその旨を通知でき、また、ユーザA11が歩道幅の変わる部分から遠い場所を歩いていれば、音や表示画面等でユーザA11にその旨を通知することができる。
図9は、測位システムの別の適用例を示した図のその2である。図9には、歩道31が示してある。歩道31には、視覚障害者用の誘導ブロック32が示してある。
歩道31には、例えば、図示していない街路灯が設けられている。街路灯12には、図示していない測位信号送信装置が取り付けられており、例えば、3つの異なる強度の赤外線を出力している。図9に示す照射範囲B31〜B33は、測位装置11の高さにおける3つの強度の赤外線の照射範囲を示している。
照射範囲B31〜B33に示すように、測位信号送信装置13は、誘導ブロック32上に強度‘弱’の赤外線を出力する。そして、測位信号送信装置13は、照射範囲が同心円となるように、赤外線を出力する。
これにより、測位装置11は、ユーザA11を誘導ブロック32上に誘導できる。例えば、図7で示したように、測位装置11は、強度の異なる赤外線を受信することにより、ユーザA11の所在位置を限定することができるので、ユーザA11が誘導ブロック32上を歩いているか、誘導ブロック32の外を歩いているのか判断することができる。従って、測位装置11は、例えば、音等によって、ユーザA11が誘導ブロック32上を歩いているか否か通知することができる。
もちろん、図9の適用例は、視覚障害者用の誘導ブロック32に限定されず、経路案内等にも適用できる。
図10は、測位システムの別の適用例を示した図のその3である。図10には、測位装置11の表示装置に表示されるマップが示してある。表示装置には、車道41および歩道42(図10の斜線部分)が示してある。
図10の丸は、歩道42に設けられている街路灯12の位置を示している。街路灯12には、測位信号送信装置13が取り付けられている。
測位装置11は、物理センサや市販のGPSでは、測位精度が低いため、ユーザA11が歩道42を歩いていた場合でも、点線矢印B41に示すように、車道41上にユーザA11が歩いていると判断する場合がある。
しかし、測位装置11は、赤外線による測位信号送信装置13によって、歩道42上にマップマッチングできる。すなわち、測位装置11は、赤外線に含まれる位置情報等によって、地図上の適切な位置へマッチングすることができる。例えば、図10の点線矢印B41を矢印B42の位置へ補正できる。また、測位装置11は、道路形状に制限されない歩行者のマップマッチングが可能となる。
図11は、測位信号送信装置のブロック図である。図11に示すように、測位信号送信装置13は、記憶部51、照度計測部52、制御部53、および発光部54を有している。
記憶部51は、例えば、図4および図5で示した照度、赤外線の出力に要する電流値、および測位精度の情報を記憶している。図4および図5では、2種類の照度における電流値および測位精度の情報を示したが、記憶部51は、複数種類の照度における電流値および測位精度の情報を記憶するようにしてもよい。
照度計測部52は、測位信号送信装置13の受ける照度を測定する。
制御部53は、照度計測部52の測定した照度に基づいて記憶部51を参照し、発光部54の出力する異なる強度の赤外線のそれぞれの測位精度が一定となるように制御する。
例えば、記憶部51には、図4および図5に示した照度、電流値、および測位精度の情報を記憶しているとする。この場合、制御部53は、照度計測部52の測定した照度に基づいて、記憶部51に記憶されている電流値および測位精度を参照し、晴天下時に出力する‘強’、‘中’、‘弱’の赤外線のそれぞれの測位精度と、夜間時に出力する‘強’、‘中’、‘弱’の赤外線のそれぞれの測位精度とが同じになるように発光部54を制御する。
発光部54は、制御部53の制御に基づいて、複数の強度の異なる赤外線を出力する。発光部54は、例えば、図3の同心円B12に示すように、異なる強度の赤外線の中心が一致するように、赤外線を出力する。または、発光部54は、図8の照射範囲B21,B22に示すように、各赤外線の照射範囲の円の一点が一致するように、赤外線を出力する。発光部54は、例えば、稼動装置を有し、強度の異なる赤外線のそれぞれの出力方向を可変し、同心円B12または照射範囲B21,B22に示すように変更することもできる。発光部54の出力する強度の異なる赤外線のそれぞれには、位置情報、強度情報、および照度情報が含まれる。
なお、以下で詳述するが、照度情報は、制御部53が複数の赤外線のそれぞれの測位精度を一定となるように制御しない場合に、測位装置11によって利用される。従って、制御部53が複数の赤外線のそれぞれの測位精度を一定となるように制御する場合には、照度情報は必ずしも赤外線に含めなくてもよい。
図12は、測位信号送信装置の別のブロック図である。図12において、図11と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。測位信号送信装置13は、太陽電池61および蓄電池62を有している。
太陽電池61は、太陽光や街路灯等の周囲環境から発せられる光を受光し、それを電力に変換する。太陽電池61は、変換した電力を蓄電池62に蓄電する。
太陽電池61は、受光する光の照度に応じた電力を蓄電池62に出力する。よって、制御部53は、太陽電池61の出力する電力をモニタすることにより、測位信号送信装置13の受ける照度を知ることができる。制御部53は、図11の説明と同様に、太陽電池61による照度に基づいて記憶部51を参照し、発光部54の出力する異なる強度の赤外線のそれぞれの測位精度が一定となるように制御する。
図13は、測位装置のブロック図である。図13に示すように、測位装置11は、GPS受信部71、加速度センサ72、方位センサ73、受光部74、位置特定部75、位置情報伝達部76、および記憶部77を有している。
GPS受信部71は、GPS衛星14a〜14cからGPS信号を受信する。
加速度センサ72は、測位装置11に加わる加速度を測定する。
方位センサ73は、測位装置11の方位を測定する。
受光部74は、測位信号送信装置13から出力される強度の異なる複数の赤外線を受光する。
位置特定部75は、GPS受信部71の受信したGPS信号によって測位装置11の所在位置を特定する。
また、位置特定部75は、加速度センサ72および方位センサ73の測定した加速度および方位によって、測位装置11の所在位置を特定する。例えば、位置特定部75は、加速度センサ72の測定した加速度によって、測位装置11を所持しているユーザA11の歩数をカウントして移動距離を算出し、また、方位センサ73の測定した方位によって、測位装置11の所在位置を特定する。
また、位置特定部75は、受光部74の受光した赤外線によって、測位装置11の所在位置を特定する。例えば、位置特定部75は、受光部74によって受信された赤外線に含まれる強度情報によって、受光された赤外線の強度パターンを取得する。また、位置特定部75は、受光部74によって受光された赤外線に含まれる位置情報によって、測位装置11の所在位置の中心(同心円の中心)を特定する。そして、位置特定部75は、取得した強度パターンと、測位装置11の所在位置の中心とによって、図6等で説明したように、測位装置11の所在位置を特定する。
また、位置特定部75は、図7で説明したように、赤外線による所在位置と、物理センサ(加速度センサ72および方位センサ73)による所在位置とによって、測位装置11の所在位置を特定する。
位置情報伝達部76は、位置特定部75によって特定された所在位置を、例えば、表示装置に伝達する。表示装置は、位置情報伝達部76から受信した所在位置を表示画面に表示する。また、位置情報伝達部76は、位置特定部75によって特定された所在位置を、例えば、スピーカ等の音声装置に伝達する。音声装置は、位置情報伝達部76から受信した所在位置に応じた音声や音を出力する。
記憶部77には、位置特定部75の特定した位置情報が記憶される。位置特定部75は、例えば、記憶部77に記憶された位置情報と、加速度センサ72および方位センサ73によって得られる移動距離および移動方向に基づいて、測位装置11の現在の所在位置を特定することができる。なお、物理センサでは、測位装置11の相対位置が求まる。従って、測位装置11は、最初に絶対位置を決めるために、他律測位であるGPSや赤外線によって、所在位置を取得する。
図14は、測位装置の動作を示したフローチャートである。
[ステップS1]位置特定部75は、記憶部77から、最後に特定した所在位置(緯度および経度)を読み込む。
[ステップS2]位置特定部75は、物理センサによる測位を行う。すなわち、位置特定部75は、加速度センサ72および方位センサ73によって測定された移動距離および移動方向と、記憶部77から読み込んだ所在位置とから、現在の所在位置を特定する。
[ステップS3]GPS受信部71は、GPS衛星14a〜14cからGPS信号を受信したか否か判断する。GPS受信部71は、GPS信号を受信した場合、ステップS4へ進む。GPS受信部71は、GPS信号を受信しなかった場合、ステップS5へ進む。
[ステップS4]位置特定部75は、GPS受信部71によって受信されたGPS信号に基づいて、測位装置11の所在位置を特定する。
[ステップS5]受光部74は、測位信号送信装置13から、赤外線を受信したか否か判断する。受光部74は、赤外線を受信した場合、ステップS6へ進む。受光部74は、赤外線を受信しなかった場合、ステップS7へ進む。
[ステップS6]位置特定部75は、受光部74によって受信された赤外線に基づいて、測位装置11の所在位置を特定する。
[ステップS7]位置特定部75は、特定した所在位置によって、測位装置11のマップマッチングを行う。
なお、位置特定部75は、ステップS2〜S6の処理より、例えば、GPS信号および赤外線信号を受信できなかった場合、物理センサによって特定した所在位置によってマップマッチングを行うことになる。また、位置特定部75は、例えば、GPS信号のみ受信できなかった場合、赤外線によって特定した所在位置によってマップマッチングを行うことになる。
[ステップS8]位置情報伝達部76は、位置特定部75の特定した所在位置を、例えば、表示装置等に出力する。
[ステップS9]位置特定部75は、位置特定の処理が終了したか否か判断する。例えば、位置特定部75は、ユーザA11によってナビゲーション操作が終了されたか、電源がオフにされたかによって、処理の終了を判断する。位置特定部75は、処理を終了しない場合、ステップS2へ進む。
図15は、GPS信号処理の詳細を示したフローチャートである。図15の処理は、図14に示したステップS4の詳細な処理を示している。
[ステップS11]位置特定部75は、GPS信号に含まれるGPS情報から現在所在位置を算出する。
[ステップS12]位置特定部75は、GPS信号に含まれるパラメータから、位置精度劣化係数を算出する。位置特定部75は、算出した位置精度劣化係数が、予め設定している閾値以下であれば、ステップS13へ進む。位置特定部75は、算出した位置精度劣化係数が、予め設定している閾値より大きければ、ステップS14へ進む。
[ステップS13]位置特定部75は、ステップS11で算出した所在位置を測位装置11の所在位置として採用する。
[ステップS14]位置特定部75は、ステップS2で特定した測位装置11の所在位置を現在の測位装置11の所在位置として採用する。
なお、ステップS12の閾値は、例えば、‘1’,‘2’に設定するのが好ましい。位置精度劣化係数と誤差との関係は、各種要因や測位方法によって異なるが、例えば、位置精度劣化係数が‘3’のときは、誤差は15メートルである。位置精度劣化係数が‘6’のときは、誤差は30メートルである。位置精度劣化係数が‘9’のときは、誤差は45メートルである。閾値は、通信環境によって、変更してもよい。
図16は、赤外線処理の詳細を示したフローチャートである。図16の処理は、図14に示したステップS6の詳細な処理を示している。
[ステップS21]位置特定部75は、受光部74の受光した赤外線に含まれる強度情報から、受光部74の受光している赤外線の強度パターンを取得する。
[ステップS22]位置特定部75は、取得した強度パターンと、受光された赤外線に含まれている位置情報とに基づいて、測位装置11の現在の所在位置を特定する。例えば、図6に示すように、測位装置11の所在位置を特定する。
[ステップS23]位置特定部75は、ステップS22で特定した測位装置11の所在位置と、物理センサで算出した所在位置とによって、測位装置11の所在位置の精度を絞り込む。例えば、位置特定部75は、図7で説明したように、測位装置11の所在位置を絞り込む。
このように、測位信号送信装置13は、異なる強度の赤外線を複数出力する。測位装置11は、測位信号送信装置13から受信する複数の赤外線の強度パターンによって、測位装置11の所在位置を特定する。これにより、測位装置11は、所在位置の測位精度を向上することができる。
また、測位装置11は、物理センサによる所在位置と、赤外線による所在位置とによって、さらに、所在位置の測位精度を向上することができる。
また、歩行者に対するマップマッチングが可能となる。
さらに、赤外線の波長を、屋内赤外線位置検出システムや光ビーコンに用いられる赤外域を使用すれば、これらの既存装置との連携が容易となる。
なお、測位装置11は、測位信号送信装置13が測位精度を一定となるように制御しなくても、自分の所在位置を特定することが可能である。例えば、測位装置11は、図4および図5に示した情報を記憶部に記憶しておく。図2で説明したように、測位信号送信装置13から出力される赤外線には、照度情報が含まれる。これにより、測位装置11は、測位信号送信装置13から受信した赤外線の強度情報と照度情報とによって、図4および図5に示した情報を参照し、測位精度を取得することができる。そして、測位装置11は、測位信号送信装置13の緯度および経度からどの範囲に位置しているか測位することができる。
より具体的には、測位装置11は、測位信号送信装置13から‘強’、‘中’、‘弱’の強度の赤外線を受信したとする。また、測位装置11は、測位信号送信装置13から‘600lx’の照度情報を受信したとする。この場合、測位装置11は、図5に示した情報を参照して、測位精度‘0.8m’を取得し、測位信号送信装置13の位置から半径0.8mの範囲内に位置していると算出する。そして、測位装置11は、図6で説明したように、受信した赤外線の強度パターンによって、算出した測位精度をさらに向上させることができる。また、測位装置11は、図7で説明したように、物理センサによって算出した所在位置によって、さらに測位精度を向上させることができる。
また、測位装置11は、測位信号送信装置13と当該測位装置11との複数の距離における測位精度の情報を記憶部77に記憶するようにしてもよい。例えば、測位装置11は、複数の距離における図4および図5の情報を記憶部77に記憶する。位置特定部75は、例えば、ユーザA11から入力されたユーザA11の身長と、測位信号送信装置13から送信される赤外線の位置情報に含まれる測位信号送信装置13の高さ情報とから、ユーザA11が測位装置11を用いる高さを算出する。すなわち、図3で説明した‘L’の値を算出する。そして、位置特定部75は、算出したLに基づいて記憶部77を参照し、ユーザA11が測位装置11を用いる高さでの測位精度(赤外線の照射範囲の半径)を取得する。これにより、測位装置11は、ユーザA11によって用いられる高さに応じて、適切に所在位置を特定できる。
なお、測位信号送信装置13は、上記したように測位精度を一定となるように制御する場合には、赤外線に照度情報を含めなくてよい。また、上記したように測位精度を一定となるように制御する場合には、赤外線に測位信号送信装置13の高さ情報を含めなくてよい。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。第3の実施の形態では、測位装置11は、GPSの代わりにPHS(Personal Handy-phone System)の通信システムを利用して、測位装置の位置を特定する。
図17は、第3の実施の形態に係る測位装置のブロック図である。図17において、図13と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。測位装置11は、図13の測位装置11のGPS受信部71に対して、PHS受信部81を有している。
PHS受信部81は、PHSの中継器から電波を受信する。
位置特定部75は、PHS受信部81の受信した電波によって測位装置11の所在位置を特定する。例えば、位置特定部75は、PHS受信部81の受信した電波によって、どの中継局に属しているか判断する。記憶部77には、中継局がどの位置(例えば、緯度および経度)に配置されているかのマップ情報が記憶されており、位置特定部75は、属している中継局に基づいて記憶部77のマップ情報を参照し、所在位置を特定する。
このように、測位装置11は、PHSの電波を受信することによっても、所在位置を特定することができる。
また、PHSの中継局は、人口密度の高いエリアに多く配置され、GPS信号の届きにくいビル街や高架下の地下通路等の人口密集地において有用である。
また、図17では、PHSの電波を利用する例を示したが、上記と同様に携帯電話の通信システムも利用することができる。
なお、位置特定部75は、PHSや携帯電話の電波からは、大まかな位置を知るのみであり、正確な現在所在位置は、物理センサおよび赤外線によって特定する。
[第4の実施の形態]
次に、第4の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。位置特定部は、赤外線によって絶対位置を特定できる。従って、位置特定部は、必ずしもGPS受信部71を備えなくてもよい。第4の実施の形態では、測位装置は、物理センサと赤外線とによって所在位置を特定する。
図18は、第4の実施の形態に係る測位装置のブロック図である。図18において、図13と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。
図18では、図13に対し、GPS受信部71を有していない。図18では、位置特定部75は、GPSによる所在位置の特定を行わないだけで、その他の処理は図13と同様である。
このように、測位装置11は、物理センサと赤外線とによって所在位置を特定することもできる。
[第5の実施の形態]
次に、第5の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。測位信号送信装置は、例えば、頻繁に行われる各種工事、車両の往来等による道路の破損や変形、地震等によって、記憶されている位置情報(測位信号送信装置の設置されている緯度および経度)と通信可能領域の位置とにずれが生じる場合がある。これらのずれは、例えば、定期検査によって調整することができるが、第5の実施の形態では、調整が行われるまでの間でも測位装置が適切に所在位置を特定できるようにする。
図19は、第5の実施の形態に係る測位信号送信装置のブロック図である。図19において、図11と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。図19では、図11に対し、GPS受信部91および角度センサ92を有している。
GPS受信部91は、GPS衛星14a〜14cからGPS信号を受信する。
角度センサ92は、測位信号送信装置13の傾き(角度)を測定する。
制御部93は、GPS受信部91によって受信されたGPS信号によって、現在の測位信号送信装置13の所在位置を算出する。測位信号送信装置13は、工事や地震等以外では、基本的に静止しているため、制御部93は、長時間測位によって、GPSの測位による測位精度を向上することができる。
また、制御部93は、角度センサ92から得られた角度情報によって、赤外線の照射範囲が、測位信号送信装置13の位置(緯度および経度)より、どのくらいずれているかを算出する。記憶部51には、測位信号送信装置13の地上からの高さが予め記憶されており、制御部93は、GPS信号によって算出した測位信号送信装置13の位置と、角度センサ92からの角度情報と、測位信号送信装置13の地上からの高さとによって、測位装置11が受信されるであろう高さでの赤外線の位置(緯度および経度)を算出する。制御部93は、算出した位置によって、赤外線に含める位置情報を補正する。
これにより、測位装置11は、測位信号送信装置13の位置または赤外線を照射する角度がずれても、適切な所在位置を特定することができる。
なお、測位信号送信装置13の角度のずれに比例して、赤外線の照射範囲は同心円でなくなり、大きさが変わってくる。従って、測位信号送信装置13の角度のずれに比例して、測位精度は低下する。
また、例えば、車両等による街路灯12への衝突等、補正範囲を超える大きな角度ずれが生じた場合、制御部93は、赤外線にエラー情報を含めるようにしてもよい。これにより、測位装置11は、例えば、ユーザA11に現在の所在位置は正確でないことを通知することが可能となる。また、街路灯12の修理を促すことも可能となる。
また、図19の照度計測部52を図12で説明したように太陽電池とすることもできる。この場合、測位信号送信装置13は、電力の外部供給が不要となり、例えば、地震等によって外部電力が供給されなくなっても動作することができる。
[第6の実施の形態]
次に、第6の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。測位装置は、第2の実施の形態の最後で述べたように、記憶部に照度ごとの受信強度と測位精度とを記憶することによって、測位信号送信装置が赤外線の照射範囲を一定に制御しなくても、所在位置を特定することができる。そして、第2の実施の形態では、照度は、測位信号送信装置によって測定され、赤外線で送信される。従って、測位信号送信装置が測定する照度(測位信号送信装置が設置されている位置での照度)と、測位装置の受ける照度とは異なる場合がある。例えば、測位信号送信装置には、太陽光が直接照射されているが、測位装置には、周囲の建物によって太陽光が直接照射されていない場合がある。そこで、第6の実施の形態では、測位装置自身が照度を測定し、自身で測定した照度に基づいて所在位置を特定する。
図20は、第6の実施の形態に係る測位装置のブロック図である。図20において図13と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。図20では、図13に対し、照度計測部101を有している。また、記憶部77には、図4および図5で説明した情報が記憶されている。
照度計測部101は、測位装置11の受ける照度を測定する。
位置特定部75は、照度計測部101によって測定された照度に基づいて記憶部77を参照し、測位装置11が受けている照度での測位精度を取得する。
例えば、照度計測部101によって測位された照度が70klxであったとする。また、受光部74は、‘強’と‘中’の赤外線を受信していたとする。この場合、位置特定部75は、記憶部77に記憶されている図4に示す情報から、測位精度0.7mを取得する。そして、位置特定部75は、‘強’と‘中’の赤外線の強度パターンに基づき、測位装置11は、半径‘0.2m’と半径‘0.7m’の円の間に所在していると限定する。
このように、測位装置11は、自身で測定した照度によって所在位置を特定する。これにより、例えば、周囲の建物等の環境の影響を受けずに、所在位置を特定することが可能となる。
[第7の実施の形態]
次に、第7の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。第7の実施の形態では、測位装置は、磁気センサおよび電波受信部を有し、例えば、地中に敷設された磁性体標識および微弱電波発信機から位置情報を得る。
図21は、第7の実施の形態に係る測位装置のブロック図である。図21において図13と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。図21では、図13に対し、磁気センサ111、電波受信部112、および位置特定部113を有している。
磁気センサ111は、地中に敷設されている磁性体標識からその位置情報を取得する。
電波受信部112は、地中に敷設されている電波発信機からその位置情報を取得する。
位置特定部113は、磁気センサ111によって取得された位置情報によって、測位装置11の位置を特定する。また、位置特定部113は、電波受信部112によって取得された位置情報によって、測位装置11の所在位置を特定する。例えば、磁気センサ111および電波受信部112によって取得された位置情報には、識別情報が含まれており、位置特定部113は、取得された識別情報と、記憶部77に記憶されているマップ情報とによって、測位装置11の所在位置を特定する。
このように、測位装置11は、地中に敷設された磁性体標識および電波発信機から位置情報を得る。これにより、測位装置11は、磁性体標識および電波発信機の設備の行き届いたエリアにおいては、効率的に所在位置を取得することができる。
以上の実施の形態に開示された技術には、以下の付記に示す技術が含まれる。
(付記1) 測位信号送信装置から前記測位信号送信装置の位置情報と送信する光の強度を示す強度情報とを含む複数の異なる強度の光信号を受信する受光部と、
前記強度情報に基づいて前記受光部の受信した前記光信号の強度パターンを取得し、取得した前記強度パターンと前記位置情報とに基づいて所在位置を特定する特定部と、
を有することを特徴とする測位装置。
(付記2) 前記特定部は、前記受光部によって受信された複数の異なる強度の前記光信号のうち、最も強度の小さい第1の強度の前記光信号の照射範囲と、前記第1の強度より小さい未受信の第2の強度の前記光信号の照射範囲との間に所在していると特定することを特徴とする付記1記載の測位装置。
(付記3) 当該測位装置の移動方向を測定する方位センサをさらに有し、
前記特定部は、前記方位センサによって測定された移動方向によって所在位置をさらに特定することを特徴とする付記1または2記載の測位装置。
(付記4) 照度ごとにおける前記強度パターンごとの測位精度を記憶した記憶部をさらに有し、
前記特定部は、前記受光部によって受信された前記光信号に含まれる前記測位信号送信装置が受ける光の照度に基づいて前記記憶部を参照し、前記強度パターンにおける測位精度を取得して所在位置を特定することを特徴とする付記1または2記載の測位装置。
(付記5) 照度ごとにおける前記強度パターンごとの測位精度を記憶した記憶部と、
当該測位装置が受ける光の照度を測定する照度測定部と、
をさらに有し、
前記特定部は、前記照度測定部によって測定された照度に基づいて前記記憶部を参照し、前記強度パターンにおける測位精度を取得して所在位置を特定することを特徴とする付記1記載の測位装置。
(付記6) 位置情報と送信する光の強度を示す強度情報とを含む複数の異なる強度の光信号を出力する発光部、
を有することを特徴とする測位信号送信装置。
(付記7) 当該測位信号送信装置が受ける光の照度を測定する照度測定部と、
前記照度測定部の測定した照度に基づいて、前記発光部の出力する異なる強度の前記光信号のそれぞれの照射範囲が一定となるように制御する制御部と、
をさらに有することを特徴とする付記6記載の測位信号送信装置。
(付記8) 当該測位信号送信装置の位置を測定する位置測定部と、
当該測位信号送信装置の傾きを測定する角度センサと、
前記位置測定部によって測定された位置と、前記角度センサによって測定された傾きと、当該測位信号送信装置の設置される高さとによって、前記光信号の照射される位置を算出し、算出した位置に基づいて前記位置情報を補正する補正部と、
をさらに有することを特徴とする付記6記載の測位信号送信装置。
(付記9) 当該測位信号送信装置が受ける光の照度を測定する照度測定部をさらに有し、
前記発光部は、前記照度測定部の測定した照度を前記光信号に含めることを特徴とする付記6記載の測位信号送信装置。
(付記10) 測位信号送信装置から前記測位信号送信装置の位置情報と送信する光の強度を示す強度情報とを含む複数の異なる強度の光信号を受信し、
前記強度情報に基づいて受信した前記光信号の強度パターンを取得し、
取得した前記強度パターンと前記位置情報とに基づいて所在位置を特定する、
ことを特徴とする測位方法。
(付記11) 位置情報と送信する光の強度を示す強度情報とを含む複数の異なる強度の光信号を出力する、
ことを特徴とする測位信号送信方法。
1 測位装置
1a 受光部
1b 特定部
2 街路灯
3 測位信号送信装置
3a 発光部
A1 ユーザ
B1 同心円

Claims (7)

  1. 測位信号送信装置から前記測位信号送信装置の位置情報と送信する光の強度を示す強度情報とを含む複数の異なる強度の光信号を受信する受光部と、
    前記強度情報に基づいて前記受光部の受信した前記光信号の強度パターンを取得し、取得した前記強度パターンと前記位置情報とに基づいて所在位置を特定する特定部と、
    を有することを特徴とする測位装置。
  2. 前記特定部は、前記受光部によって受信された複数の異なる強度の前記光信号のうち、最も強度の小さい第1の強度の前記光信号の照射範囲と、前記第1の強度より小さい未受信の第2の強度の前記光信号の照射範囲との間に所在していると特定することを特徴とする請求項1記載の測位装置。
  3. 照度ごとにおける前記強度パターンごとの測位精度を記憶した記憶部をさらに有し、
    前記特定部は、前記受光部によって受信された前記光信号に含まれる前記測位信号送信装置が受ける光の照度に基づいて前記記憶部を参照し、前記強度パターンにおける測位精度を取得して所在位置を特定することを特徴とする請求項1または2記載の測位装置。
  4. 照度ごとにおける前記強度パターンごとの測位精度を記憶した記憶部と、
    当該測位装置が受ける光の照度を測定する照度測定部と、
    をさらに有し、
    前記特定部は、前記照度測定部によって測定された照度に基づいて前記記憶部を参照し、前記強度パターンにおける測位精度を取得して所在位置を特定することを特徴とする請求項1記載の測位装置。
  5. 位置情報と送信する光の強度を示す強度情報とを含む複数の異なる強度の光信号を出力する発光部、
    を有することを特徴とする測位信号送信装置。
  6. 測位信号送信装置から前記測位信号送信装置の位置情報と送信する光の強度を示す強度情報とを含む複数の異なる強度の光信号を受信し、
    前記強度情報に基づいて受信した前記光信号の強度パターンを取得し、
    取得した前記強度パターンと前記位置情報とに基づいて所在位置を特定する、
    ことを特徴とする測位方法。
  7. 位置情報と送信する光の強度を示す強度情報とを含む複数の異なる強度の光信号を出力する、
    ことを特徴とする測位信号送信方法。
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