JP2012024044A - 吸引式の害虫駆除器及び吸い込み部形成部品 - Google Patents

吸引式の害虫駆除器及び吸い込み部形成部品 Download PDF

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Abstract

【課題】 吸引操作を簡単且つ楽にでき、また捕獲した虫が這い出ることを防止でき、虫だけでなく葉に生み付けられた虫の卵までも確実に収納、捕獲できるようにする。
【解決手段】 先端を吸い込み部1に後端を排気部2に形成している筒状部3と、この筒状部3を支持する取っ手4と、この取っ手4を持ってスイッチ5を押すと吸い込み部1から外気を吸引する吸引機6を内蔵する。この吸引機6で吸い込み部1から吸引した虫の収納箇所7を、筒状部3内に連通する導入路8の先に設ける。吸引機6を、羽根車6aを備えたモータで形成する。導入路8の筒状部3内に開口する入口を閉塞し、スイッチ5を押すと導入路8の入口を開くと共に、筒状部3のエアーの流路を塞いで虫が排気部2側に流れるのを防止するフィルター状の蓋14を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、片手で持てる大きさ、重さに形成されている、携帯型ハンディータイプの害虫駆除器に関し、更に詳しくは吸引式の害虫駆除器及びこれに使用する吸い込み部形成部品に関するものである。
従来この種の害虫駆除器としては、例えば特許文献1に記載されているものがある。
この従来品は、シリンダーの中に、引き金を引くと勢い良く後方に移動するピストンが挿入され、シリンダーの先に吸引ノズルが装着され、取っ手を持って引き金を引くことにより、虫が吸引ノズルから吸い込まれ、回収箇所に収納可能に形成されている。
ところで、この種の害虫駆除器は、携帯して片手で簡単に操作でき、しかも虫を収納箇所に確実に収納でき、且つ収納した虫を外に逃がさないよう形成されているのが望ましい。
しかるに従来品は、シリンダー内のピストンを指で前方に押してバネを圧縮し、引き金を引くことにより、ピストンの係止状態を解除し、バネの復元力でピストンを後方に移動させ、その際の負圧を利用して虫を吸引する構造であった。
従って従来品は、虫を吸引する度にピストンを押す必要があったから、従来品を使用すると、虫の吸引操作が面倒で使い勝手が悪いものであった。
また従来品は、シリンダー内に連通するよう排気管が設けられ、この排気管の先に収納箇所としての袋が設けられていたが、この排気管の入口が常に開口されていた。
従って従来品によると、捕獲した虫が収納箇所からシリンダー内に這い出て逃げ出すことがあり、この虫がピストンの動きに支障を及ぼす、という問題点があった。
特開2003−92963号公報
本発明は、このような従来品の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、吸引操作を簡単且つ楽にでき、また捕獲した虫が這い出ることを防止でき、虫だけでなく葉に生み付けられた虫の卵までも確実に収納、捕獲できるよう形成した吸引式の害虫駆除器及びこれに使用する吸い込み部形成部品を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち本発明は、図1等に示されるように、先端が吸い込み部1に後端が排気部2に形成されている筒状部3と、この筒状部3を支持する取っ手4と、この取っ手4を持ってスイッチ5を押すと吸い込み部1から外気を吸引する吸引機6を内蔵し、この吸引機6で吸い込み部1から吸引した虫の収納箇所7が筒状部3内に連通する導入路8の先に設けられている吸引式の害虫駆除器であって、上記の吸引機6が、羽根車6aを備えたモータで形成され、上記の導入路8の筒状部3内に開口する入口を閉塞し、スイッチ5が押されると導入路8の入口を開くと共に、筒状部3のエアーの流路を塞いで虫が排気部2側に流れるのを防止するフィルター状の蓋14を備えて形成されていることを特徴とする(請求項1)。
本発明の場合、蓋14の網目は、虫の種類等に応じて適宜選定されるので良い。蓋14の切り替え制御は、具体的には、スイッチ5を押すことにより、蓋14を、例えば跳ね上げたり、巻き取り可能に形成し、これにより導入路8の入口を開けると共に、筒状部3内のエアーの流路側に蓋14を配置することで実現される。
而して本発明の場合、蓋14が、筒状部3内を流れるエアーの風圧を受ける風受け板14aを備え、吸引機6が外気を吸引したとき、下端の軸15を中心に引き起こし可能に形成されているのが好ましい(請求項2)。
なぜならこれによると、吸引するエアーを利用して簡単に且つ効率良く蓋14を引き起こし、虫の流れを制御できるからである。
またこの場合本発明は、導入路8の入口付近に設けられてスイッチ5が押されると磁力を発生する電磁石16と、この電磁石16に対応する蓋14の上辺位置に設けられて通電時に電磁石16と反発し合う第1の永久磁石17と、また引き起こされた蓋14の動きを止めるため筒状部3の内面に凸段差状に設けられているストッパー18と、このストッパー18に設けられて第1の永久磁石17と反発し合う第2の永久磁石19とを備えて形成されているのが好ましい(請求項3)。
なぜならこれによると、電磁石16と第1の永久磁石17との反発力を利用してスイッチ5が押された瞬間、蓋14を跳ね上げて導入路8を開くことができ、また吸引機6の駆動が停止したときは第1の永久磁石17と第2の永久磁石19との反発力を利用して蓋14を瞬時に降下させ、導入路8の入口を閉塞できるからである。
またこの場合は、蓋14が導入路8の入口を閉塞するとき、第1の永久磁石17が非通電時の電磁石16の鉄芯16aに吸着する。従ってこれによると、器具を傾けたり、逆さにしても導入路8の入口を蓋14でしっかりと閉塞でき、捕獲した虫が収納箇所7から逃げ出すことを確実に防止できるからである。
また本発明は、取っ手4が筒状に形成されて取っ手4内が導入路8に形成され、取っ手4の下端に導入路8と連通するよう収納箇所7が設けられているのが好ましい(請求項4)。
なぜならこれによると、導入路8を取っ手4と別個に形成する場合に比べ、小型化、軽量化でき、外観もすっきりし、デザイン的に優れた本発明品を提供できるからである。
而して、害虫や害虫の卵は小さな葉ダニ、アブラムシから、青虫、カメムシ等、種類により大きさや形が異なり、また葉や茎21など、付着している箇所が異なるものである。従って、葉や茎21についている害虫や卵を吸引するときは、葉や茎21を傷つけることなく、虫や卵を擦り取って吸引できるよう、また虫や卵の付いている箇所や虫や卵の種類等に合わせて確実に吸引できるよう、本発明は、吸い込み部1が、毛1aをブラシ状に備えた独立した部品で形成され、筒状部3の先端に交換自在に形成されているのが好ましい(請求項5)。
この本発明の場合、吸い込み部1の交換は、例えば筒状部3の先端に吸い込み部1を嵌め付け可能に形成したり、或いは筒状部3と吸い込み部1の接合部にネジをきり、螺子合わせることにより実現される。
また本発明の吸引式の害虫駆除器に使用する吸い込み部形成部品としては、図8、図9に示されるように、毛1aをブラシ状に備え、筒状部3の先端に交換自在に形成されていることを特徴とするものがある(請求項6)。
この場合、本発明品は、同図に示されるように、毛1aが先端部1dのぐるりに毛先を前方に向けて環状に設けられているのが好ましい(請求項7)。
なぜならこれによると、葉につく虫や卵を、毛1aを利用して擦り取りながら吸引できるからである。
また本発明の吸い込み部形成部品は、図10に示されるように、左右の側壁1cが先端部1dに向かって先細り状に形成され、毛1aが入口から奥に向かって上から見てすり鉢状のテーパーに形成されているのが好ましい(請求項8)。
なぜならこれによると、茎21に差し込み易くなり、その際の抵抗も小さくできるからである。
また本発明の吸い込み部形成部品は、図12、図14に示されるように、断面方形又は断面円形の筒形に形成され、毛1aが左右の側壁1cから内方に突き出されて上下二段状に設けられているのが好ましい(請求項9)。
なぜならこれによると、カメムシ又は類似虫を上下の毛1aの間に入れて、茎21から擦り取り、落下する虫を下側の毛1aで受け止めて吸い込むことができるからである。
本発明は、このように筒状部の吸い込み部から外気を吸引する吸引機を、羽根車を備えたモータで形成し、筒状部に連通する導入路の入口を閉塞し、スイッチを押すと導入路の入口を開くと共に、筒状部のエアーの流路を塞いで虫が排気部側に流れるのを防止するフィルター状の蓋を備えて形成しているものである。
従って本発明は、スイッチを押すことにより吸引機としてのモータが駆動し、外気を吸い込むことができるから、これによれば、虫を簡単且つ楽に吸引捕獲できる。
また本発明は、常時は導入路の入口を蓋で塞ぎ、スイッチを押すと入口を開くと共に、虫が排気部側に流れることをフィルター状の蓋で防止できる。
従って本発明によれば、吸引した虫や卵を収納箇所に確実に収納、捕獲でき、収納箇所から虫が這い出ることを防止できる。
本発明の害虫駆除器の好適な一実施形態を示す側面図である。 同上害虫駆除器の要部断面図である。 同上害虫駆除器の要部構成図である。 スイッチが押された時のタイムチャートである。 同上害虫駆除器の要部分解側面図である。 収納箇所を説明するための側面図である。 本発明の害虫駆除器の使用状態を示す斜視図である。 吸い込み部を示す要部斜視図である。 吸い込み部を示す要部断面図である。 吸い込み部の他の実施形態を示し、Aは要部斜視図、Bは毛を植毛した枠部材を示す要部斜視図である。 図10の吸い込み部を示し、Aは要部平面図、Bは要部正面図、Cは要部側面図である。 吸い込み部の他の実施形態を示し、Aは要部斜視図、Bは要部平面図、Cは要部正面図である。 吸い込み部の他の実施形態を示し、Aは要部斜視図、Bは要部平面図、Cは要部正面図である。 吸い込み部の他の実施形態を示し、Aは要部斜視図、Bは要部平面図、Cは要部正面図である。
以下、本発明の好適な一実施形態を、添付図面に従って説明する。
本発明は、図1等に示されるように、先端が吸い込み部1に後端が排気部2に形成されている筒状部3と、この筒状部3を支持する取っ手4と、この取っ手4を持ってスイッチ5を押すと吸い込み部1から外気を吸引する吸引機6を内蔵し、この吸引機6で吸い込み部1から吸引した虫の収納箇所7が、筒状部3内に連通する導入路8の先に設けられている。
上記の取っ手4は、この実施形態では筒状に形成され、取っ手4内が導入路8に形成されている。そして収納箇所7は、取っ手4の下端に、螺合式のジョイント部材9で導入路8と連通するよう取り付けられている。収納箇所7は、図5、図6に示されるように、この実施形態ではボトル状に形成され、取っ手4の下端から外したときは、キャップ10を螺合して口を閉塞可能に形成されている。
また上記の吸引機6は、羽根車6aを備えたモータで形成されている。この吸引機6としてのモータは、筒状部3の後端に内蔵され、図3に示されるように、スイッチ5が押されると駆動するよう形成されている。なお、バッテリー11は、例えば乾電池で形成されている。このバッテリー11は、取っ手4に内蔵されているのでも良いが、この実施形態では、図9に示されるように、使用者が腰のベルト12に装着可能に形成され、コード13を介して吸引機6等と電気的に接続されている。
また本発明は、上記の導入路8の筒状部3内に開口する入口を閉塞し、スイッチ5が押されると導入路8の入口を開くと共に、筒状部3のエアーの流路を塞いで虫が排気部2側に流れるのを防止するフィルター状の蓋14を備えて形成されている。この蓋14は、筒状部3内を流れるエアーの風圧を受ける風受け板14aを備え、吸引機6が外気を吸引したとき、下端の軸15を中心に引き起こし可能に形成されている。
またこの実施形態の本発明は、図2、図3に示されるように、導入路8の入口付近に設けられてスイッチ5が押されると磁力を発生する電磁石16と、この電磁石16に対応する蓋14の上辺位置に設けられて通電時に電磁石16と反発し合う第1の永久磁石17と、また引き起こされた蓋14の動きを止めるため筒状部3の内面に凸段差状に設けられているストッパー18と、このストッパー18に設けられて第1の永久磁石17と反発し合う第2の永久磁石19とを備えて形成されている。ストッパー18は、この実施形態では筒状部3の先端側から見て門型形状に形成されている。
上記の電磁石16は、スイッチ5がオフのときは、磁力が発生しないから、蓋14は、第1の永久磁石17の働きで電磁石16の鉄芯16aに吸着している。そしてスイッチ5が押されると、モータが駆動して外気が吸引されると共に、スイッチング素子20の働きで、電磁石16に電流が一瞬流れ、磁力が発生する(図4参照)。
この場合、電磁石16の磁極と、第1の永久磁石17の磁極は、同一に選定されている。従って蓋14は、その反発力と、風受け板14aが受ける風圧とで軸15を中心に回転して跳ね上げられる。そして蓋14は、ストッパー18に衝止し、モータが駆動して外気が吸引されている間は、風圧でストッパー18に押し付けられている。
なおこの場合、本発明は、蓋14の回転を円滑化するため、軸15にベアリングが外装されているのでも良い。また本発明は、電磁石16に流す電流を大きくしたり、鉄芯16aの形状を変更して磁力を大きくし、反発力を高めて跳ね上げ速度が速くなるよう形成されているのでも良い。
而して、蓋14が、跳ね上げられると、導入路8の入口が開き、筒状部3内のエアーの流路が蓋14で閉塞される。但し、蓋14は、フィルター状に形成されているから、吸い込まれた外気は網目を介して後方に流れ、排気部2から排気される。一方、吸い込まれた害虫や卵は、跳ね上げられた蓋14が案内板として機能し、導入路8へ誘導され、収納箇所7に収納される。
また本発明の場合、吸い込み部1は、図8、図9に示されるように、毛1aをブラシ状に備えて筒状部3の先端に交換自在に設けられている。吸い込み部1は、この実施形態では筒状部3の先端に嵌め込み式に形成され、独立した部品として形成されている。また毛1aは、この実施形態では葉につく害虫及び卵の吸い込みに適するよう、毛先の細い毛1aが吸い込み部1の先端部1dに重ねられて先端部1dのぐるりに毛先を前方に向けて環状に植え付けられている。
またこの実施形態の本発明品は、図10〜図14に示されるように、虫の種類や虫のついている箇所に合わせて吸い込み部1を適宜交換できるよう形成されている。
次に、吸い込み部1の各実施形態について説明する。同一部材、同一箇所には、同一の符号を付し、詳しい説明は省略する。
図10等に示される実施形態は、茎21に付着した害虫用の吸い込み部1である。使用するときは、害虫が付着した茎21に吸い込み部1をあてがい、本発明品を上下、左右に擦って動かすことにより、害虫は茎21から剥ぎ取られる。また落下した虫は、毛1aの上に落ち、殆どの虫は吸引力で吸い込まれる。
図10〜図12に示される実施形態の吸い込み部1は、茎21との抵抗を小さくし、茎21に円滑に差し込むことができるよう、毛1aが、入口側から奥に向かって、上から見てすり鉢状のテーパーに形成されている。テーパー部分は、この実施形態では入口から一定の長さだけであり、それより奥は左右の毛1aが同じ長さで突き出されている。また吸い込み部1は、図13に示されるように、断面円形の筒状部1の先端から奥に向かって切り欠き1bが形成され、左右の側壁1cの内面中央に毛1aが設けられているのでも良い。この場合、吸い込み部1の左右の側壁1cは、図10に示されるように、先端部1dに向かって先細り状に形成されているのでも良い。なぜならこれによると、茎21への差し込み操作を円滑化できるからである。
而して、毛1aは、図10Bに示されるように、枠部材22に植毛され、吸い込み部1は、この枠部材22を内壁に接着等の手段で固定することにより形成されているのでも良い。また毛1aの配列の仕方は任意であり、例えば図10、図11に示されるように、茎21を包み込むように、左右と奥の三方に植毛されているのでも良い。なお、毛1aの硬さ、長さ、植毛時の厚み等は、適宜選定されるので良い。
また図12、図14に示される実施形態は、カメムシ又は類似虫用の吸い込み部1である。カメムシ又は類似虫は、人が近づくと、茎21の裏側に隠れ、更に危険を感じると、茎21から地面に落ちて逃げる性質がある。この種の虫に対しては、吸い込み部1が、断面方形(図12参照)や断面円形(図14参照)の筒形に形成され、毛1aが左右の側壁1cから内方に突き出されて上下二段状に設けられているのが良い。なぜならこの場合は、上下の毛1aの間に虫が配置されるように切り欠き1bを茎21に差し込み、その後、本発明品を上下動して虫を茎21から擦り取ることで、落下する虫を下側の毛1aで受け止めて吸い込むことができるからである。
次に本発明の使用例及び作用を説明する。
使用者は、例えば図7に示されるように、取っ手4を持って吸い込み部1を虫に向け、スイッチ5を押す。すると、吸引機6のモータが駆動して外気が吸引される。また電磁石16に電流が流れ、磁界が発生する。
この場合、電磁石16と第1の永久磁石17の磁極は、同じである。従って蓋14は、磁石同士の反発力と、風受け板14aで受ける風圧とで、一瞬にして軸15を中心に回転して跳ね上げられ、ストッパー18に衝止する。
この場合、ストッパー18には、蓋14と同一磁極の第2の永久磁石19が埋め込まれているが、第2の永久磁石19と、蓋14の第1の永久磁石17との反発力より、吸い込み部1から吸い込まれるエアーの風圧が勝るため、蓋14は、跳ね上げられた姿勢で、この実施形態では傾斜状に保持される。
而して、蓋14が跳ね上げられることにより、導入路8の入口が開口し、傾斜状に配置される蓋14が案内板として機能するため、筒状部3内に吸い込まれた虫は、導入路8へ誘導され、この導入路8を経て収納箇所7に収納される。また蓋14は、フィルター状であるから、虫が排気部2側に流れることはない。
次に、使用者が、スイッチ5から手指を離すと、吸引機6としてのモータの駆動が停止し、吸い込み部1からのエアーの流れがなくなる。すると、第1の永久磁石17と、第2の永久磁石19との反発力で蓋14はストッパー18から引き離され、軸15を中心に下方に回って降下し、電磁石16の鉄芯16aに支持される。このとき、蓋14の目に付着している小さな虫や卵は、鉄芯16aとの衝突時の振動や衝撃でふるい落とされ、導入路8の入口から収納箇所7に落下収納される。
そして、この実施形態の場合は落下した蓋14が、第1の永久磁石17の磁力で、非通電時の電磁石16の鉄芯16aに吸着される。従って導入路8の入口は、蓋14でしっかりと閉塞されるから、これによると蓋14により、収納箇所7内から虫が這い出すのを防止できる。また本発明品を傾けたり、逆さにしても、蓋14は吸着しているため、導入路8の入口が開くことはない。
なお、収納箇所7内の虫の始末は、図5に示されるように、ジョイント部材9を緩め、収納箇所7を取っ手4の下端から取り外して行う。この場合、ボトル状の収納箇所7の口にキャップ10を締め付け、天日に当てると、内部の温度が上昇し、害虫は死に至る。また温度上昇がない場合でも、中は酸欠状態になるため、虫は死に至る。
以上の処において、上例は、スイッチ5を押している間はモータが駆動し、吸引状態が継続するよう形成されているが、本発明はこれに限定されるものではない。即ち、本発明は、スイッチ5が押されると、スイッチ5から手指を離しても、吸引機6の運転状態が保持されるよう、例えばリレーで自己保持をかけ、再度スイッチ5を押すと運転が停止するよう形成されているのでも良い。
1 吸い込み部
2 排気部
3 筒状部
4 取っ手
5 スイッチ
6 吸引機
6a 羽根車
7 収納箇所
8 導入路
14 フィルター状の蓋

Claims (9)

  1. 先端が吸い込み部に後端が排気部に形成されている筒状部と、この筒状部を支持する取っ手と、この取っ手を持ってスイッチを押すと吸い込み部から外気を吸引する吸引機を内蔵し、この吸引機で吸い込み部から吸引した虫の収納箇所が筒状部内に連通する導入路の先に設けられている吸引式の害虫駆除器であって、上記の吸引機が、羽根車を備えたモータで形成され、上記の導入路の筒状部内に開口する入口を閉塞し、スイッチが押されると導入路の入口を開くと共に、筒状部のエアーの流路を塞いで虫が排気部側に流れるのを防止するフィルター状の蓋を備えて形成されていることを特徴とする吸引式の害虫駆除器。
  2. 請求項1記載の吸引式の害虫駆除器であって、蓋が、筒状部内を流れるエアーの風圧を受ける風受け板を備え、吸引機が外気を吸引したとき、下端の軸を中心に引き起こし可能に形成されていることを特徴とする吸引式の害虫駆除器。
  3. 請求項1又は2記載の吸引式の害虫駆除器であって、導入路の入口付近に設けられてスイッチが押されると磁力を発生する電磁石と、この電磁石に対応する蓋の上辺位置に設けられて通電時に電磁石と反発し合う第1の永久磁石と、また引き起こされた蓋の動きを止めるため筒状部の内面に凸段差状に設けられているストッパーと、このストッパーに設けられて第1の永久磁石と反発し合う第2の永久磁石とを備えて形成されていることを特徴とする吸引式の害虫駆除器。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の吸引式の害虫駆除器であって、取っ手が筒状に形成されて取っ手内が導入路に形成され、取っ手の下端に導入路と連通するよう収納箇所が設けられていることを特徴とする吸引式の害虫駆除器。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の吸引式の害虫駆除器であって、吸い込み部が、毛をブラシ状に備えた独立した部品で形成され、筒状部の先端に交換自在に形成されていることを特徴とする吸引式の害虫駆除器。
  6. 請求項5記載の吸引式の害虫駆除器に使用する吸い込み部形成部品であって、毛をブラシ状に備え、筒状部の先端に交換自在に形成されていることを特徴とする吸い込み部形成部品。
  7. 請求項6記載の吸い込み部形成部品であって、毛が先端部のぐるりに毛先を前方に向けて環状に設けられていることを特徴とする吸い込み部形成部品。
  8. 請求項6記載の吸い込み部形成部品であって、左右の側壁が先端部に向かって先細り状に形成され、毛が入口から奥に向かって上から見てすり鉢状のテーパーに形成されていることを特徴とする吸い込み部形成部品。
  9. 請求項6記載の吸い込み部形成部品であって、断面方形又は断面円形の筒形に形成され、毛が左右の側壁から内方に突き出されて上下二段状に設けられていることを特徴とする吸い込み部形成部品。
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