JP2012013080A - ガスタービンエンジンに用いるロータ組立体、およびそれを組み立てる方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】タービン(18)用のロータ組立体(32)を提供すること。
【解決手段】ロータ組立体(32)は、ロータシャフト(22)と、ロータシャフトと少なくとも1つのロータディスクとの間に冷却経路(94)が画定されるようにロータシャフトに結合した少なくとも1つのロータディスク(40)であって、半径方向内側縁部(48)と半径方向外側縁部(50)の間に延び、上流面(52)と下流面(54)の間にほぼ軸方向に延びるほぼ円筒形本体を含む少なくとも1つのロータディスクと、少なくとも1つのロータディスクに結合した冷却組立体(100)であって、第1の冷却プレートと下流面の間に冷却ダクト(112)が画定されるように下流面に結合した第1の冷却プレート(102)を備え、冷却ダクトが、冷却経路から外側縁部に向かって冷却流体(96)を流すように構成されている、冷却組立体とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】ロータ組立体(32)は、ロータシャフト(22)と、ロータシャフトと少なくとも1つのロータディスクとの間に冷却経路(94)が画定されるようにロータシャフトに結合した少なくとも1つのロータディスク(40)であって、半径方向内側縁部(48)と半径方向外側縁部(50)の間に延び、上流面(52)と下流面(54)の間にほぼ軸方向に延びるほぼ円筒形本体を含む少なくとも1つのロータディスクと、少なくとも1つのロータディスクに結合した冷却組立体(100)であって、第1の冷却プレートと下流面の間に冷却ダクト(112)が画定されるように下流面に結合した第1の冷却プレート(102)を備え、冷却ダクトが、冷却経路から外側縁部に向かって冷却流体(96)を流すように構成されている、冷却組立体とを備える。
【選択図】図2
Description
本明細書に記載の実施形態は、一般に、ガスタービンエンジンに関し、さらに詳細には、ガスタービンエンジンで用いるロータ組立体に関する。
少なくとも一部の知られているガスタービンエンジンは、燃焼器と、燃焼器の下流に結合した圧縮機と、タービンと、圧縮機とタービンの間に回転可能に結合したロータ組立体とを備える。少なくとも一部の知られているロータ組立体は、ロータシャフトと、ロータシャフトに結合した少なくとも1つのロータディスクと、各ロータディスクに結合した、円周方向に間隔をおいて配置された複数のロータブレードまたはバケットを備える。各ロータブレードは、ロータブレードプラットフォームから半径方向外側に延びるエーロフォイルを備える。少なくとも一部の知られているロータブレードは、シャンクから半径方向内側に延びるダブテールも含み、このシャンクは、プラットフォームとダブテールの間に延びている。ダブテールは、ロータディスク内でロータブレードを取り付けるために使用される。ロータディスクに形成したダブテールスロット内に挿入されるダブテールを用いて、少なくとも一部の知られているバケットの翼根部セクションをロータディスクに結合する。
知られているロータブレードは中空であり、エーロフォイル、プラットフォーム、シャンク、およびダブテールによって少なくとも部分的に画定された内部冷却空洞を備える。回転タービンブレードまたはバケットは、タービンを通じて燃焼ガスなどの高温流体を流す。典型的には、タービンエンジンは、比較的高温で動作するので、ロータブレードまたはバケットのエーロフォイル部は、一般に、同じエーロフォイルの翼根部より高い温度にさらされる。そのため、温度勾配が生じるのが普通であり、高温に長時間、連続的にさらされることにより、ブレード先端の故障を早める可能性がある。そのような故障により、損傷したタービンバケットの交換が必要になると共に、損傷したブレードを修理または交換できるようにするためにタービンのシャットダウンが必要になり得る。
したがって、ロータディスクおよびタービンバケットの冷却を向上させたロータ組立体なら、維持コストを減少させ、ロータ組立体の稼働寿命を延ばすことができる。ロータ組立体の稼働寿命を延ばすことにより、ガスタービンエンジンの運転コストの削減が促進される。
一態様では、タービンエンジン用のロータ組立体を組み立てる方法が提供される。この方法は、ロータシャフトを用意するステップと、ロータシャフトとロータディスクの間に冷却経路が画定されるように少なくとも1つのロータディスクをロータシャフトに結合するステップとを含む。ロータディスクは、半径方向内側縁部と半径方向外側縁部の間に延びる上流面および下流面を有するほぼ円筒形本体を含む。第1の冷却プレートは、ロータディスクの下流面に結合されて第1の冷却プレートと下流面の間に冷却ダクトを画定する。冷却ダクトは、冷却経路から外側縁部に向かって冷却流体を流すように構成される。
別の態様では、タービン用のロータ組立体が提供される。このロータ組立体は、ロータシャフトと、ロータシャフトとロータディスクの間に冷却経路が画定されようにロータシャフトに結合した少なくとも1つのロータディスクとを備える。ロータディスクは、半径方向内側縁部と半径方向外側縁部の間に延びるほぼ円筒形本体を含む。この本体は、上流面と下流面の間にほぼ軸方向に延びる。冷却組立体は、ロータディスクに結合している。冷却組立体は、第1の冷却プレートと下流面の間に冷却ダクトが画定されるように下流面に結合した第1の冷却プレートを備える。冷却ダクトは、冷却経路から外側縁部に向かって冷却流体を流すように構成される。
さらなる態様では、ガスタービンエンジンが提供される。このガスタービンエンジンは、圧縮機と、圧縮機によって排出される空気の少なくとも一部を受け取るように圧縮機に流体連通して結合したタービンとを備える。ロータシャフトが、タービンに回転可能に結合している。少なくとも1つのロータディスクが、ロータシャフトに結合しており、その結果、ロータシャフトとロータディスクの間に冷却経路が画定される。ロータディスクは、半径方向内側縁部と半径方向外側縁部の間に延びるほぼ円筒形本体を備える。この本体は、上流面と下流面の間にほぼ軸方向に延びる。冷却組立体は、ロータディスクに結合している。冷却組立体は、第1の冷却プレートと下流面の間に冷却ダクトが画定されるように下流面に結合している第1の冷却プレートを備える。冷却ダクトは、冷却経路から外側縁部に向かって冷却流体を流すように構成される。
本明細書に記載の例示的な方法およびシステムは、ロータディスクおよびタービンバケット列の表面にわたって冷却向上を促進するロータディスクを提供することによって、知られているロータ組立体の欠点を克服する。より詳細には、本明細書に記載の実施形態は、ロータシャフトに沿って画定された冷却経路からタービンバケットに向かって冷却流体を流す冷却組立体を備えるロータディスクを提供する。例示的な実施形態では、冷却組立体は、冷却流体に遠心力を付与してロータシャフトから半径方向外側に冷却流体を流すのを助ける複数のベーンを備える。冷却流体は、ロータディスクおよびタービンバケットの温度を下げ、したがって、ロータ組立体の耐用年数を増加させるのを助ける。
本明細書で用いられる場合、用語「上流」は、ガスタービンエンジンの前端または入口端を指し、用語「下流」は、ガスタービンエンジンの後端またはノズル端を指す。
図1は、例示的なタービンエンジンシステム10の概略図である。例示的な実施形態では、タービンエンジンシステム10は、吸気部12と、この吸気部12の下流で結合した圧縮機部14と、この圧縮機部14の下流で結合した燃焼器部16と、この燃焼器部16の下流で結合したタービン部18と、排気部20とを備える。タービン部18は、ロータシャフト22を介して圧縮機部14に結合している。例示的な実施形態では、燃焼器部16は、複数の燃焼器24を含む。燃焼器部16は、圧縮機部14に結合しており、各燃焼器24が、圧縮機部14と流体連通して配置されるようになっている。燃料ノズル組立体26は、各燃焼器24に結合している。タービン部18は、圧縮機部14に結合していると共に、限定するものではないが、発電機および/または機械的駆動応用例などの負荷28に結合している。例示的な実施形態では、各圧縮機部14およびタービン部18は、少なくとも1つのロータディスク組立体30を備え、このロータディスク組立体30は、ロータシャフト22に結合されてロータ組立体32を形成する。
動作中、吸気部12は、圧縮機部14に向かって空気を流し、この空気をより高圧高温に圧縮して、その後、燃焼器部16に向かって排出する。圧縮空気は、燃料と混合され点火してタービン部18に向かって流れる燃料ガスを発生させる。より詳細には、燃焼器24において、燃料、例えば、天然ガスおよび/または燃料油を空気流に噴射して、混合気を点火してタービン部18に向かって流れる高温燃焼ガスを発生させる。燃焼ガスが、タービン部18およびロータ組立体32に回転エネルギーを付与するとき、タービン部18は、ガス流の熱エネルギーを力学的回転エネルギーに変換する。
図2は、タービンエンジンシステム10で使用できる例示的なロータ組立体32の一部の部分断面図である。図3は、ロータ組立体32の拡大部分断面図である。図3に示す同一の構成要素は、図2で使用したものと同じ参照符号を付している。例示的な実施形態では、タービン部18は、複数の段34を備え、各段は、回転ロータディスク組立体30と、ステータベーン36の固定列とを含む。例示的な実施形態では、各ロータディスク組立体30は、ロータディスク40に結合した複数のタービンバケット38を備える。各ロータディスク40は、ロータシャフト22などのロータシャフトに結合している。タービンケーシング42は、タービンバケット38およびステータベーン36の周囲に延び、ステータベーン36が、ケーシング42によって支持されるようになっている。
例示的な実施形態では、各ロータディスク40は、環状であり、ほぼ軸方向に内部を貫いて延びる中央穴44を含む。より詳細には、ディスク本体46は、中央穴44から半径方向外側に延び、中央穴44は、ロータシャフト22を内部に受け入れる大きさに作製されている。ディスク本体46は、半径方向内側縁部48と半径方向外側縁部50の間に外側に、かつ上流面52から反対側の下流面54へ軸方向に延びる。各上流面52および下流面54は、内側縁部48と外側縁部50の間に延びる。軸方向支持アーム56は、隣り合ったロータディスク40の間に結合されてロータ組立体32を形成する。
各タービンバケット38は、ロータディスク40の外側縁部50に結合され、ディスク本体46から半径方向外側に延びる。タービンバケット38は、ロータディスク40の周りに円周方向に間隔をおいて配置される。隣り合ったロータディスク40は、円周方向に間隔をおいて配置されたタービンバケット38の各列59間に間隙58が画定されるように向けられる。間隙58は、円周方向に間隔をおいて配置されたステータベーン36の列60を受け入れる大きさに作製され、各ステータベーン36は、ロータシャフト22に向かってタービンケーシング42から内側に延びる。さらに詳細には、ステータベーン36は、ロータシャフト22の周りに円周方向に間隔をおいて配置され、燃焼ガスをタービンバケット38に向かって下流に流すように向けられる。高温ガス経路61は、タービンケーシング42と各ロータディスク40の間に画定される。タービンバケット38およびステータベーン36のそれぞれの列59および60は、高温ガス経路61の一部を少なくとも部分的に通じて延びる。
例示的な実施形態では、各タービンバケット38は、ロータディスク40から半径方向外側に延び、エーロフォイル62、プラットフォーム64、シャンク66、およびダブテール68を含む。プラットフォーム64は、エーロフォイル62とシャンク66の間に延び、各エーロフォイル62が、プラットフォーム64からタービンケーシング42に向かって半径方向外側に延びるようになっている。シャンク66は、プラットフォーム64からダブテール68へ半径方向内側に延びる。ダブテール68は、シャンク66から半径方向内側に延び、タービンバケット38をロータディスク40にしっかりと結合することを可能にする。シャンク側壁70は、前方カバープレート72と後方カバープレート74の間に延びる。シャンク側壁70は、前方カバープレー72および後方カバープレート74に対して窪んでおり、タービンバケット38がロータディスク40に結合されると、シャンク空洞76が、円周方向に隣り合ったシャンク側壁70間に画定されるようになっている。一実施形態では、環状通路78が、シャンク66およびダブテール68を通じて画定され、ロータディスク40からプラットフォーム64へ延びる。通路78により、冷却流体の流れが、ロータディスク外側縁部50からプラットフォーム64に向かって流れることが可能になる。例示的な実施形態では、前方エンジェルウイング80は、前方カバープレート72から外側に延びて、ロータディスク上流面52とステータベーン36の間に画定された前方バッファ空洞82を密封するのを助ける。後方エンジェルウイング84は、後方カバープレート74から外側に延びて、ロータディスク下流面54とステータベーン36の間に画定された後方バッファ空洞86を密封するのを助ける。例示的な実施形態では、前方下側エンジェルウイング88が、前方カバープレート72から外側に延びて、タービンバケット38とロータディスク40の間を密封するのを助ける。より詳細には、前方下側エンジェルウイング88は、ダブテール68と前方エンジェルウイング80の間に位置する。
ロータディスク内側縁部48は、ロータシャフト22の外面92と内側縁部48の間に間隙90が画定されるようにロータシャフト22から半径方向外側にある距離だけ間隔をおいて配置される。ロータディスク40は、互いに結合しており、冷却流路94が、ロータシャフト22と各ロータディスク40の間に画定されるようになっている。冷却流路94は、圧縮機部14からタービン部18を通じて冷却流体96の流れを流すのを助けるように構成される。冷却組立体100は、冷却流路94からタービンバケット38に向かって冷却流体を流すのに用いるために少なくとも1つのロータディスク40に結合している。より詳細には、例示的な実施形態では、冷却組立体100は、ロータディスク内側縁部48から外側縁部50に向かって冷却流体96を流す。
例示的な実施形態では、冷却組立体100は、第1の冷却プレート102と、第2の冷却プレート104とを備える。第1の冷却プレート102は、ロータディスク下流面54に結合しており、第2の冷却プレートは、ロータディスク上流面52に結合している。第1の冷却プレート102は、内側部分108と半径方向外側部分110の間に延びる第1の冷却ディスク106を含む。第1の冷却ディスク106は、内側部分108によって画定される穴111を含む。穴111は、ロータシャフト22を受け入れる大きさに作製されている。例示的な実施形態では、第1の冷却ディスク106は、下流面54にわたって内側縁部48から外側縁部50まで延び、第1の冷却ディスク106の内面114とロータディスク下流面54の間に冷却ダクト112が画定されるように、ロータディスク40から距離d1だけ間隔をおいて配置される。入口開口116は、ロータディスク下流面54と内側部分108の間に画定され、出口開口118は、下流面54と外側部分110の間に画定される。例示的な実施形態では、冷却ダクト112は、入口開口116とこの入口開口116からの冷却流体96を内部を通じて流すのに用いる出口開口118との間に延びる。入口開口116は、冷却流体96が冷却流路94から冷却ダクト112に流れることを可能にする。第1の冷却ディスク106は、冷却ダクト112が、内側部分108から外側部分110までほぼ均一な幅wを有するように、ロータディスク下流面54とほぼ平行に向けられている。例示的な実施形態では、内側部分108は、ロータシャフト外面92を実質的に取り囲み、冷却流路94の少なくとも一部が、第1の冷却プレート102とロータシャフト22の間に画定されるように、外面92から半径方向に距離d2だけ間隔をおいて配置される。第1の冷却プレート102は、冷却流路94からロータディスク外側縁部50に向かって冷却ダクト112を通じて冷却流体96の少なくとも一部を流して、ロータディスク40および各タービンバケット38を冷却するのを助ける。一実施形態では、フランジ120が、内側部分108からロータシャフト22に向かって半径方向内側に延びる。
例示的な実施形態では、複数のベーン122が、ロータディスク40と第1の冷却ディスク106の間に結合している。ベーン122は、円周方向に間隔をおいて配置され、それぞれが、ディスクの内側部分108と外側部分110の間に延びる。ベーン122は、冷却ダクト112の入口開口116に入る冷却流体96に遠心力を付与する。冷却ダクト112は、入口開口116から出口開口118へ冷却流体96を流す。入口開口116は、円周方向に隣り合ったベーン122のペア間に画定されている。より詳細には、例示的な実施形態では、入口開口116は、内側部分108に隣り合っている。出口開口118は、隣り合ったベーン122の間に画定されており、各出口開口118が、外側部分110に隣り合っているようになっている。
冷却プレート104は、冷却プレート104と上流面52の間に戻り空気ダクト124が画定されるように、ロータディスク40に結合しており、上流面52から距離d3だけ間隔をおいて配置される。例示的な実施形態では、冷却プレート104は、第2の冷却ディスク126を含む。第2の冷却ディスク126は、内側部分128と、半径方向外側部分130とを含む。穴131は、ロータシャフト22を受け入れる大きさに作製した内側部分128によって画定される。外側部分130は、ロータディスク外側縁部50に隣り合って位置する。内側部分128は、ロータシャフト22を取り囲む。ロータディスク内側縁部48は、内側部分128より外面92の近くに位置する。戻り空気ダクト124は、戻り空気入口開口132と戻り空気出口開口134の間に延びる。戻り空気入口開口132は、外側部分130と上流面52の間に画定されている。戻り空気出口開口134は、内側部分128と上流面52の間に画定されている。戻り空気ダクト124は、冷却流体96がロータディスク外側縁部50から冷却流路94へ流れることを可能にする。
例示的な実施形態では、冷却組立体100は、冷却ダクト112が戻り空気ダクト124と流体連通して結合されるように、冷却プレート102と104の間に延びる上部冷却フランジ136を含む。チャネル138は、冷却プレート外側部分110と冷却プレート外側部分130の間に画定されている。チャネル138は、冷却ダクト112から戻り空気ダクト124へ冷却流体96を流すのに用いる冷却回路140の一部を形成する。
動作中、(図1に示す)圧縮機部14は、空気を圧縮し、圧縮空気を(図1に示す)燃焼器部16の中にそしてタービン部18に向けて排出する。圧縮機部14から排出される空気の大部分は、燃焼器部16に向かって流れ、圧縮機部14から排出されるより少ない空気の一部は、ロータ組立体32の冷却に用いるためにタービン部18に向かって下流に流れる。より詳細には、加圧した圧縮空気の第1の流れ区間142は、(図1に示す)燃焼器24に流され、空気を燃料と混合し点火して高温燃焼ガス142を発生させる。燃焼ガス142は、高温ガス経路61に向かって流れ、このガス142は、タービンバケット38およびステータベーン36に衝突して、ロータ組立体32に対して回転力を付与するのを助ける。圧縮空気は、冷却流体96として使用するために第2の流れ区間144にも入る。流れ区間144から排出された空気は、ロータシャフト22とロータディスク40の間の冷却流路94に流れる。ロータ組立体32が回転すると、冷却組立体100は、流れ区間144から排出された空気の少なくとも一部を、冷却流路94から各冷却ダクト112を通じてロータディスク外側縁部50に向かって外側に向ける。
図4は、断面の線4−4に沿ったロータ組立体32の部分断面図である。図4に示す同一の構成要素は、図2および図3で使用したものと同じ参照符号を付している。例示的な実施形態では、ベーン122は、第1の冷却プレート102の内側部分108と外側部分110の間に延びる。各ベーン122の入口縁部150は、内側部分108によって画定された穴111の周りに円周方向に間隔をおいて配置される。穴111は、冷却流路94がロータシャフト22と第1の冷却プレート102の間に円周方向に画定されるように、内部にロータシャフト22を受け入れる大きさに作製されている。各ベーン122は、正圧面152、および反対側の負圧面154を備える。正圧面152および負圧面154はそれぞれ、入口縁部150と出口縁部156の間に延びる。円周方向に間隔をおいて配置された隣り合ったベーン122の各ペアは、冷却チャネル158が、入口開口116と出口開口118の間に画定されるように間隔をおいて配置されている。各冷却チャネル158は、第1の冷却ディスク106と(図2に示す)下流面54の間にさらに画定されている。各入口開口116は、入口縁部150においてベーン122の正圧面152と隣り合った負圧面154との間に延びている。各出口開口118は、出口縁部156において正圧面152と隣り合った負圧面154との間に延びている。入口開口116は、第1の幅160を有し、この第1の幅160は、出口開口118の第2の幅162より小さい。各ベーン122は、弧形状に形成され、冷却チャネル158が、内側部分108から外側部分110に向かって外側に広がる螺旋状に画定されるように向けられる。一実施形態では、冷却チャネル158内で、フィンおよび/またはリブなどの複数のタービュレータ164が、下流面54および/または第1の冷却ディスク106に結合していて、ロータディスク40から冷却流体96への熱伝達を助ける。
動作中、冷却流体96は、各入口開口116を通じて冷却チャネル158に流れる。冷却流体96が入口開口116に入ると、ロータ組立体32の回転により、ベーン122が、冷却流体96に遠心力を付与し、各冷却チャネル158内の冷却流体96の圧力が増大するようになっている。遠心力が冷却流体96に作用するとき、入口開口116と出口開口118の間で冷却流体96内に差圧が生じる。冷却チャネル158は、入口開口116から出口開口118へ外側に冷却流体96を排出する。流体96が、下流面54にわたって流れるときに、冷却流体96は、ロータディスク40を対流により冷却するのを助ける。冷却流体96は、支持アーム56に対して衝突して、ロータディスク外側縁部50および支持アーム56を冷却するのを助ける。一実施形態では、冷却流体96の少なくとも一部は、各バケットの通路78に流れて、シャンク66およびプラットフォーム64を冷却するのを助ける。
上記のロータ組立体は、ガスタービンの動作温度を下げるのを助ける。さらに詳細には、ロータディスクの外面に結合した冷却組立体を有するロータ組立体を設けることによって、冷却流体をロータシャフトから半径方向外側にタービンバケットに向かって流して、ロータ組立体を冷却するのを助ける。加えて、複数の冷却チャネルを含む冷却組立体を組み立てることによって、ロータ組立体の回転により発生する遠心力が、冷却チャネルを通じて冷却流体を流してロータ組立体の動作温度を下げるのを助ける。また、冷却組立体を有するロータ組立体を設けることによって、ロータシャフトからタービンバケットに向かって冷却流体を流さない既知のロータ組立体よりも、ロータディスクの冷却が増大する。そのため、ガスタービンエンジンシステムの維持コストを削減するのを助ける。
以上、ガスタービンエンジンに用いるロータ組立体、およびそれを組み立てる方法の例示的な実施形態を詳細に説明した。この方法および装置は、本明細書に記載の特定の実施形態に限定されず、むしろ、システムの構成要素および/または方法のステップは、本明細書に記載の他の構成要素および/またはステップから独立しておよび別個に利用することができる。例えば、この方法および装置は、他の燃焼システムおよび方法と組み合わせて使用することもでき、本明細書に記載したようなガスタービンエンジン組立体のみの実施に限定されない。それどころか、例示的な実施形態は、多くの他の燃焼システム応用例に関連して実施および利用することができる。
本発明の様々な実施形態の特定の特徴は、いくつかの図面には示され、他の図面には示されていない場合があるが、このことは便宜的なものに過ぎない。また、上記説明における「一実施形態」の参照は、列挙した特徴を同様に組み込む追加の実施形態の存在を除外するものとして解釈されるものではない。本発明の原理によれば、図面の任意の特徴は、任意の他の図面の任意の特徴と組み合わせて参照および/または権利主張することもできる。
本書は、例を用いて、最良の形態を含めて本発明を開示しており、また、任意のデバイスもしくはシステムの製造および使用、ならびに任意の採り入れられた方法の実施を含めて、当業者が本発明を実施することを可能にする。本発明の特許性のある範囲は、特許請求の範囲によって定められ、当業者が想到する他の例を含み得る。そのような他の例が、特許請求の範囲の文言とは異ならない構造的要素を有する場合、またはそのような他の例が、特許請求の範囲の文言とはわずかに相違のある均等な構造要素を含む場合、そのような他の例は、特許請求の範囲内にあるものとする。
10 タービンエンジンシステム
12 吸気部
14 圧縮機部
16 燃焼器部
18 タービン部
20 排気部
22 ロータシャフト
24 燃焼器
26 燃料ノズル組立体
28 負荷
30 ロータディスク組立体
32 ロータ組立体
34 複数の段
36 ステータベーン
38 タービンバケット
40 ロータディスク
42 タービンケーシング
44 中央穴
46 ディスク本体
48 内側縁部
50 ロータディスク外側縁部
52 ロータディスク上流面
54 ロータディスク下流面
56 軸方向支持アーム
58 間隙
59 列
60 列
61 高温ガス経路
62 エーロフォイル
64 プラットフォーム
66 シャンク
68 ダブテール
70 シャンク側壁
72 前方カバープレート
74 後方カバープレート
76 シャンク空洞
78 通路
80 前方エンジェルウイング
82 前方バッファ空洞
84 後方エンジェルウイング
86 後方バッファ空洞
88 前方下側エンジェルウイング
90 間隙
92 外面
94 冷却流路
96 冷却流体
100 冷却組立体
102 第1の冷却プレート
104 冷却プレート
106 第1の冷却ディスク
108 内側部分
110 外側部分
111 穴
112 冷却ダクト
114 内面
116 入口開口
118 出口開口
120 フランジ
122 ベーン
124 戻り空気ダクト
126 第2の冷却ディスク
128 内側部分
130 外側部分
131 穴
132 戻り空気入口開口
134 戻り空気出口開口
136 上部冷却フランジ
138 チャネル
140 冷却回路
142 高温燃焼ガス
144 流れ区間
150 入口縁部
152 正圧面
154 負圧面
156 出口縁部
158 冷却チャネル
160 第1の幅
162 第2の幅
164 複数のタービュレータ
12 吸気部
14 圧縮機部
16 燃焼器部
18 タービン部
20 排気部
22 ロータシャフト
24 燃焼器
26 燃料ノズル組立体
28 負荷
30 ロータディスク組立体
32 ロータ組立体
34 複数の段
36 ステータベーン
38 タービンバケット
40 ロータディスク
42 タービンケーシング
44 中央穴
46 ディスク本体
48 内側縁部
50 ロータディスク外側縁部
52 ロータディスク上流面
54 ロータディスク下流面
56 軸方向支持アーム
58 間隙
59 列
60 列
61 高温ガス経路
62 エーロフォイル
64 プラットフォーム
66 シャンク
68 ダブテール
70 シャンク側壁
72 前方カバープレート
74 後方カバープレート
76 シャンク空洞
78 通路
80 前方エンジェルウイング
82 前方バッファ空洞
84 後方エンジェルウイング
86 後方バッファ空洞
88 前方下側エンジェルウイング
90 間隙
92 外面
94 冷却流路
96 冷却流体
100 冷却組立体
102 第1の冷却プレート
104 冷却プレート
106 第1の冷却ディスク
108 内側部分
110 外側部分
111 穴
112 冷却ダクト
114 内面
116 入口開口
118 出口開口
120 フランジ
122 ベーン
124 戻り空気ダクト
126 第2の冷却ディスク
128 内側部分
130 外側部分
131 穴
132 戻り空気入口開口
134 戻り空気出口開口
136 上部冷却フランジ
138 チャネル
140 冷却回路
142 高温燃焼ガス
144 流れ区間
150 入口縁部
152 正圧面
154 負圧面
156 出口縁部
158 冷却チャネル
160 第1の幅
162 第2の幅
164 複数のタービュレータ
Claims (10)
- タービン(18)用のロータ組立体(32)であって、
ロータシャフト(22)と、
前記ロータシャフトとの間に冷却経路(94)が画定されるように前記ロータシャフトに結合した少なくとも1つのロータディスク(40)であり、半径方向内側縁部(48)と半径方向外側縁部(50)の間に延び、上流面(52)と下流面(54)の間にほぼ軸方向に延びるほぼ円筒形本体を含む少なくとも1つのロータディスク(40)と、
前記少なくとも1つのロータディスクに結合した冷却組立体(100)であり、前記第1の冷却プレートと前記下流面の間に冷却ダクト(112)が画定されるように前記下流面に結合した第1の冷却プレート(102)を備え、前記冷却ダクトが、前記冷却経路から前記外側縁部に向かって冷却流体(96)を流すように構成されている、冷却組立体(100)と
を備えるロータ組立体(32)。 - 前記冷却組立体(100)が、前記下流面(54)と前記第1の冷却プレート(102)の間に結合した複数のベーン(122)をさらに備え、各前記ベーンが、前記内側縁部(48)から前記外側縁部(50)に向かって外側に延び、隣り合った前記ベーンが、円周方向に隣り合ったベーンの各ペア間に冷却チャネル(158)が画定されるように円周方向にある距離だけ離して間隔をおいて配置される、請求項1記載のロータ組立体(32)。
- 各前記ベーン(122)が、各前記冷却チャネル(158)を通じて冷却流体(96)を流すように形作られた弧状外面(92)を備える、請求項2記載のロータ組立体(32)。
- 円周方向に間隔をおいて配置されたベーン(122)の各前記ペアが、出口開口(118)より小さい入口開口(116)で前記冷却チャネル(158)が画定されるように間隔をおいて配置される、請求項2記載のロータ組立体(32)。
- 前記第1の冷却プレート(102)が、前記第1の冷却プレートから内側に延びて前記ロータディスク内側縁部(48)と前記シャフト(22)の間に画定された冷却流体経路(94)の中に延びる入口開口(116)を画定する内側フランジ(120)を備える、請求項2記載のロータ組立体(32)。
- 前記冷却組立体(100)が、前記第2の冷却プレートと前記上流面の間に戻り空気ダクト(124)が画定されるように前記上流面(52)に結合した第2の冷却プレートをさらに備える、請求項2記載のロータ組立体(32)。
- 前記少なくとも1つのロータディスク(40)が、第2のロータディスクに結合した第1のロータディスクを少なくとも備え、前記第1の冷却プレート(102)が、隣り合った第2の冷却プレートに結合し、その結果、前記冷却ダクト(112)が、前記戻り空気ダクトと流体連通して結合される、請求項6記載のロータ組立体(32)。
- 前記冷却組立体(100)が、前記第1の冷却プレート(102)に結合した少なくとも1つのタービュレータ(164)をさらに備える、請求項1記載のロータ組立体(32)。
- 圧縮機(14)と、
前記圧縮機によって排出される空気の少なくとも一部を受け入れるように前記圧縮機に流体連通して結合したタービンと、
前記タービンに回転可能に結合したロータシャフト(22)と、
前記ロータシャフトとの間に冷却経路(94)が画定されるように前記ロータシャフトに結合した少なくとも1つのロータディスク(40)であり、半径方向内側縁部と半径方向外側縁部(50)の間に延び、上流面(52)と下流面(54)の間にほぼ軸方向に延びるほぼ円筒形本体を備える少なくとも1つのロータディスク(40)と、
前記少なくとも1つのロータディスクに結合した冷却組立体(100)であって、前記第1の冷却プレートと前記下流面の間に冷却ダクト(112)が画定されるように前記下流面に結合した第1の冷却プレート(102)を備え、前記冷却ダクトが、前記冷却経路から前記外側縁部に向かって冷却流体(96)を流すように構成されている、冷却組立体(100)と
を備えるタービンエンジン(10)。 - 前記冷却組立体(100)が、前記下流面(54)と前記第1の冷却プレート(102)の間に結合した複数のベーン(122)をさらに備え、各前記ベーンが、前記内側縁部(48)から前記外側縁部(50)に向かって外側に延び、隣り合った前記ベーンが、円周方向に隣り合ったベーンの各ペア間に冷却チャネル(158)が画定されるように円周方向にある距離だけ離して間隔をおいて配置される、請求項9記載のタービンエンジン(10)。
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