JP2012012984A - Compressor - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、フレームに、圧縮機本体、モータ、及びアフタークーラを設置して構成されている圧縮機に関し、特に防音箱内に前記圧縮機本体、モータ、アフタークーラ、タンク等を格納して構成したパッケージ型の圧縮機に好適なものである。 The present invention relates to a compressor configured by installing a compressor main body, a motor, and an aftercooler on a frame, and particularly configured by storing the compressor main body, motor, aftercooler, tank, etc. in a soundproof box. It is suitable for a package type compressor.
フレームに圧縮機本体とモータを固定し、タンク、アフタークーラ等の機器と共に防音箱に格納して構成されたパッケージ型の圧縮機としては特許文献1に記載されたものがある。 Japanese Patent Application Laid-Open No. 2004-133867 discloses a package type compressor configured by fixing a compressor body and a motor to a frame and storing them in a soundproof box together with devices such as a tank and an aftercooler.
従来の圧縮機(圧縮機ユニット)の構成を図1により説明する。図1において、(a)図は斜め前方から見た斜視図で、(b)図は斜め後方から見た斜視図である。
図1において、1はフレームで、このフレーム1の下部空間のモータベース9上にはモータ2が配置され、フレーム1の上部には圧縮機本体3が設置されて圧縮機ユニットが構成されている。モータ2の回転はベルト10により圧縮機本体3に伝達され、圧縮機本体3を回転して空気を圧縮する。また、圧縮空気を冷却するアフタークーラ4は、ダクト5に支持されている。ダクト5はその下部5aがフレーム1に固定され、片持ち梁状なっている。この圧縮機ユニットの足部(4箇所)に防振ゴム8が配置されており、圧縮機ユニットの振動を床面に対して絶縁している。圧縮機本体3で圧縮された圧縮空気は吐出口bから吐出後、金属製など高耐熱性の配管6,7を通り、ダクト5に吹き出されて、ダクト5内のアフタークーラ4を冷却する構成となっている。
The configuration of a conventional compressor (compressor unit) will be described with reference to FIG. 1, (a) is a perspective view seen from diagonally forward, and (b) is a perspective view seen from diagonally rear.
In FIG. 1,
図2は図1に示す圧縮機ユニットをパッケージ(防音箱)11の内部に収納して構成したパッケージ型の圧縮機を示す図である。図2において、12はパッケージ11の下部に設けられた電動式の排気ファンで、この排気ファン12は外気を吸込んで圧縮機ユニットのモータを冷却後、この冷却風を矢印fで示すように空気タンク13側空間に流して空気タンク13を冷却し、上方に排気するように構成している。
FIG. 2 is a view showing a package type compressor in which the compressor unit shown in FIG. 1 is housed in a package (soundproof box) 11. In FIG. 2, 12 is an electric exhaust fan provided at the lower part of the
また、圧縮機本体3に備えられている冷却ファンにより、パッケージ11内の空気を吸込み、圧縮機本体4を冷却した後、その冷却後の空気を排気ボックス14内に吹き出し、矢印gで示す排気経路のように更にアフタークーラ4を冷却後、パッケージ11の上方から排気されるように構成されている。
Further, the air in the
上記従来技術のものでは、フレーム1の下部空間に重量の大きなモータ2を配置し、また振動体となる圧縮機本体3がフレーム1の上部に設置されているため、フレーム1の振動が大きくなり、フレーム1に片持ち梁状に固定されているダクト5の上部での振動は特に大きくなる。このため、大きな騒音を引き起こしたり、アフタークーラ4や配管6,7等に悪影響を与え、信頼性を低下させるという課題があった。
In the above prior art, since the
また、パッケージ型の圧縮機としたものでは、圧縮機本体3からの冷却風は排気ボックス14内に吹き出され、アフタークーラ4を冷却後、パッケージ11の上方から排気されるが、この排気経路gを介して圧縮機騒音がパッケージの排気口から漏れるのを低減するため、矢印gに示すような屈曲した排気経路とする必要があった。
In the case of the package type compressor, the cooling air from the
更に、モータの上に圧縮機が設置されているため、圧縮機はモータで加熱されたパッケージ11内の空気を吸込んで圧縮しており、圧縮機効率も低下させていた。
Furthermore, since the compressor is installed on the motor, the compressor sucks and compresses the air in the
本発明の目的は、圧縮機本体、モータ及びアフタークーラを設置しているフレームの振動を低減することで圧縮機ユニットの振動、騒音を低減できる圧縮機を得ることにある。 The objective of this invention is obtaining the compressor which can reduce the vibration of a compressor unit, and a noise by reducing the vibration of the flame | frame which has installed the compressor main body, a motor, and an aftercooler.
上記目的を達成するため、本発明は、フレームに、圧縮機本体、前記圧縮機本体を駆動するモータ、及び前記圧縮機本体から吐出された圧縮ガスを冷却するためのアフタークーラを設置して構成された圧縮機において、前記圧縮機本体を前記フレームの内側に配置し、前記モータを前記フレームの上面に配置して構成したことを特徴とする。
上記本発明の特徴に加え、更に以下の特徴を適用することが好ましい。
(1)前記圧縮機本体は冷却ダクトと冷却ファンを備え、この冷却ファンにより圧縮機本体を冷却後の冷却風を、冷却ダクトから前記アフタークーラ側に直接吹き出すことでアフタークーラの冷却を行うこと。
(2)フレームに、圧縮機本体、モータ及びアフタークーラを設置した圧縮機ユニットを、防音箱内に設置し、前記防音箱内は前記圧縮機及び前記モータが配置される圧縮機側空間と、前記アフタークーラが配置される排気ダクトとを備え、前記排気ダクトの一部は前記アフタークーラを設置している平板状のフレーム或いは平板状の仕切り板により形成されていること。
In order to achieve the above object, the present invention comprises a frame provided with a compressor body, a motor for driving the compressor body, and an after cooler for cooling the compressed gas discharged from the compressor body. In this compressor, the compressor main body is disposed inside the frame, and the motor is disposed on the upper surface of the frame.
In addition to the features of the present invention, it is preferable to apply the following features.
(1) The compressor body includes a cooling duct and a cooling fan, and the cooling air is cooled by blowing the cooling air after cooling the compressor body directly from the cooling duct to the after cooler side. .
(2) A compressor unit in which a compressor main body, a motor and an aftercooler are installed in a frame is installed in a soundproof box, and the soundproof box has a compressor side space in which the compressor and the motor are disposed, An exhaust duct in which the aftercooler is disposed, and a part of the exhaust duct is formed by a flat frame or a flat partition plate on which the aftercooler is installed.
本発明によれば、圧縮機本体、モータ及びアフタークーラを設置しているフレームの振動を低減することができるので、圧縮機ユニットの振動、騒音を低減できる圧縮機が得られる効果がある。 According to the present invention, it is possible to reduce the vibration of the frame on which the compressor main body, the motor, and the aftercooler are installed, so that there is an effect of obtaining a compressor that can reduce the vibration and noise of the compressor unit.
以下、本発明の実施例を図3〜図14を用いて説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to FIGS.
図3は本発明の圧縮機の実施例1を示す図で、(a)は斜め前方(左側面側)から見た斜視図、(b)は斜め後方(右側面側)から見た斜視図である。
本実施例では、圧縮機本体3をフレーム1の下部に設置し、そのフレーム1の上部にモータベース15を介してモータ2を設置している。前記圧縮機本体3はフレーム1とこのフレーム1の一面を構成する平板状のフレーム1aで包囲されるように配置されている。モータ2の回転はベルト10及びプーリ35を介して圧縮機本体3に伝達され、圧縮機本体3を駆動して空気を圧縮する。また、圧縮機本体3から吐出された圧縮空気は配管6,7を介してアフタークーラ4に流入して冷却される。圧縮機本体3に備えられているシロッコファン3aからの冷却風は圧縮機本体3を冷却後、前記フレーム1aに設けられている孔1aaから、該フレーム1aに取付けられている前記アフタークーラ4に直接吹き出されて、アフタークーラ4を冷却するように構成されている。アフタークーラ4を支持しているフレーム1aは、下端を本体ベース16に固定され、上端をモータベース15とで固定されているため、フレーム1aの剛性は大きくなり、振動するのを抑制することができる。また、重量物であるモータ2がフレーム1の上部に設置されていることにより、モータ2の錘の効果によりフレーム1の剛性は向上し、その振動を抑制できる。更に、錘となるモータ4が上側、振動発生源となる圧縮本体1が下側に配置されているため、圧縮機ユニット全体の振動も低減できる。これらによりアフタークーラ4の振動を低減でき、騒音低減を図ることができると共に、アフタークーラ4本体及びアフタークーラ4に接続されている配管6,7の信頼性も向上できる。
3A and 3B are diagrams showing the first embodiment of the compressor according to the present invention, in which FIG. 3A is a perspective view seen from an oblique front (left side), and FIG. 3B is a perspective view seen from an oblique rear (right side). It is.
In this embodiment, the
上記のように構成された圧縮機ユニット100の足部は、防振ゴム8(4箇所)を介して床面に設置されており、圧縮機ユニット100の振動が床面に伝わるのも抑制している。なお、17は、前記モータベース15を上下方向の取付け位置を調整して前記フレーム1に固定できるようにしたボルトである。
The foot part of the
図4は図3に示す圧縮機を別の角度から見た図で、(a)は斜め前方(右側面側)から見た斜視図、(b)は右側面図である。この図4により本実施例における、圧縮機本体3の軸中心(プーリ中心)からモータ2の軸中心(プーリ中心)までの軸間距離を調整するための機構を説明する。
4 is a view of the compressor shown in FIG. 3 as seen from another angle. FIG. 4A is a perspective view as seen obliquely from the front (right side), and FIG. 4B is a right side view. A mechanism for adjusting the inter-axis distance from the shaft center (pulley center) of the
圧縮機を使用する地域によっては商用電源の周波数が異なる場合が生じる。商用電源周波数が異なるとモータの回転数が異なるため、圧縮機の運転周波数にも違いが生じる。そこで、商用電源周波数に応じてモータ2の回転軸に取付けるプーリの径を適宜選択できるようにして、異なる商用電源周波数の場合でも圧縮機の駆動周波数が同じになるようにしている。しかし、プーリの径を変更するとそれに応じてベルト10(図3参照)の張力が変わってしまうため、電源周波数に応じてフレームやその構成部品を変更したり、モータベースを上下させて軸間距離を調整する(例えば図1のものにおいては、モータベース9の支点cを中心とし、他端側dを鉛直方向にスイングさせることで軸間距離(プーリ間の距離)eを調整している)、或いはベルトの長さが異なるものに変更してベルトの張力を一定にする必要があった。前記のモータベースを上下させて軸間距離を調整するものでは、重量物であるモータ2を鉛直方向に上下させる構成のため、大きな力が必要であり、調整代もあまり取れないものであった。
Depending on the region where the compressor is used, the frequency of the commercial power supply may differ. Since the rotational speed of the motor differs when the commercial power supply frequency is different, the operation frequency of the compressor also differs. Therefore, the diameter of the pulley attached to the rotating shaft of the
本実施例では、フレーム1やベルト10を変更することなく、ベルトの張力を一定に保持できるようにしている。即ち、商用電源周波数に応じて、モータ2と圧縮機本体3の軸間距離eを調整できるように構成することで、フレーム1を構成する部品などを変更することなく、軸間距離eを調整できる構造としている。このようにすることで、異なる商用電源周波数においても同一のフレーム及び同一のベルトを使用することができる。
In this embodiment, the belt tension can be kept constant without changing the
上記本実施例における軸間距離調整機構について説明する。図4の(a)図において、モータ2は、フレーム1に取付けられたモータベース15上に搭載されており、このモータベース15には前後方向に形成された長穴15aが設けられ、モータ2の足2aをボルト18を介して前記長穴15aに固定することで、図中矢印h方向にモータ2をスライドさせ、モータ2の前後位置を変えることにより、図4の(b)図に示すようにモータ2と圧縮機本体3の軸間距離eを調整できるようにしている。本実施例では、この軸間距離調整機構を用いて、商用電源周波数の違いにより、プーリの径を変更した場合でも、ベルトの張力調整が容易に行えるようにしている。
The inter-axis distance adjustment mechanism in the present embodiment will be described. 4A, the
図5は図3に示す圧縮機を別の角度から見た図で、(a)は斜め前方(右側面側)から見た斜視図、(b)は(a)図に相当する図で小さな容量のモータを設置した場合の図である。 FIG. 5 is a view of the compressor shown in FIG. 3 seen from another angle, (a) is a perspective view seen obliquely from the front (right side), and (b) is a view corresponding to FIG. It is a figure at the time of installing the motor of capacity | capacitance.
この図5も本実施例における、圧縮機本体3の軸中心(プーリ中心)からモータ2の軸中心(プーリ中心)までの軸間距離を調整するための別の機構を説明するもので、この図に示すものは、圧縮機の出力や機種が異なる場合でも同一のフレームで対応できるようにすることで、フレームの共用化を可能とするものである。出力が異なるモータ2や圧縮機本体3を搭載する場合、出力に応じてモータや圧縮機の大きさが異なるため、前記軸間距離eも前記出力に応じて調整する必要が生じる。これに対応するため、本実施例では、モータベース15を固定しているボルト5の取付位置を変えることで、モータベース15の高さ方向位置を変更できるようにしている。図5の(a)図は出力が大きいモータ及び圧縮機をフレーム1に搭載している例であり、また(b)図は出力が小さいモータ及び圧縮機をフレーム1に搭載している例を示している。
FIG. 5 also illustrates another mechanism for adjusting the inter-axis distance from the shaft center (pulley center) of the
また、本実施例では、フレーム1の正面側フレーム1bの上端部にモータ2の出力に合わせて軸間距離を容易に調整できるように、前記モータベース15の高さ位置を容易に変更にするための段差部1baを設けてある。モータベース15側にも前記段差1baの幅に合せて嵌り合うような凸部15bが設けられている。即ち、モータベース15のみ、モータ出力に応じて前記凸部15bの幅の異なるものを機種数等に応じて複数用意しておき、使用するモータ2に対応したモータべース15を選択してフレーム1の段差部1baに嵌め込んで、ボルト17で締結することで、組立時には必要な軸間距離eに容易に調整することが可能となり、フレーム1については、出力や機種が異なる場合でも共用化することが可能になる。
In the present embodiment, the height position of the
このように、本実施例によれば、図4、図5に示すような軸間距離調整機構を備えることにより、使用する電源周波数や、モータなどの出力が異なる場合でも、それらに応じた軸間距離の調整が可能になると共に、フレーム1の共用化もできる効果が得られる。
Thus, according to the present embodiment, by providing the inter-axis distance adjustment mechanism as shown in FIGS. 4 and 5, even when the power supply frequency to be used or the output of the motor or the like is different, the shaft corresponding to them is used. It is possible to adjust the distance between the frames and to share the
図6は図3に示す圧縮機を図4と同じ角度から見た図で、(a)は圧縮機本体を取り出す状態を説明する斜視図、(b)は右側面図である。本実施例では、圧縮機本体3をメンテンナンスする場合には、この圧縮機本体3を圧縮機ユニットから取り出すことができるように構成されている。即ち、圧縮機本体3は、圧縮機ユニットのフレーム1に搭載する際には、フレーム1の右側或いは左側の側面からフレーム1内に組み込まれ、本体ベース16上にボルト19により固定される。この圧縮機本体3のメンテナンス時には、前記ボルト19を外し、更に圧縮機本体3に接続されている配管6などを取り外し、圧縮機本体3をフレーム1の側面から引き出してフレーム1外に取り出す。本実施例では(b)図に示すように、フレーム1は圧縮機本体よりも大きく構成され、圧縮機本体3の搬入・搬出(出し入れ)が可能なように、その取り出す側の側面には干渉する部品がないように構成されている。従って、本実施例によれば、圧縮機本体3のメンテナンス時に、フレーム1やモータベース15などのフレーム1を構成する部品を分解することなく、圧縮機本体3を取り外すことが可能になっている。
6 is a view of the compressor shown in FIG. 3 as viewed from the same angle as FIG. 4, (a) is a perspective view for explaining a state in which the compressor main body is taken out, and (b) is a right side view. In this embodiment, when maintaining the
図7は図3〜図6に示した圧縮機本体3の内部構造を示す断面図で、圧縮機本体3内の冷却空気の流れを説明する図である。なお、本実施例では圧縮機としてスクロール圧縮機を採用している例を示している。
図7において、24は圧縮機本体3に取付けられた冷却ダクトで、この冷却ダクト24内には圧縮機本体3の回転軸に取付けられて回転する冷却ファン25が設けられている。また、前記冷却ダクト24は、例えば略円形状の中空ケースとして形成され、圧縮機本体3のケーシング26に取付けられたファンケース24A、該ファンケース24Aから固定スクロール20の裏面側までケーシング26の外面に沿って延設された延長部24B、固定スクロール20の裏面側を覆うカバー24C、圧縮機本体3に設けられ、前記延長部24Bの下流側に連通する前記通気空間20D,21Eとを含んで構成されている。前記ファンケース24Aには、ケーシング25を取囲む位置に略筒状の吸気口24Dが設けられ、矢印iに示すように、圧縮機本体3周囲の空気が、冷却ダクト24内に設けられている冷却ファン25により、前記吸気口24Dから冷却ダクト24内に吸い込まれる。その流入した空気は前記延長部24Bを通り、矢印j,kで示すように、前記通気空間20D,21Eを通過時に固定スクロール20、旋回スクロール21を冷却しながら、排出口20C,21Cから排出される。
FIG. 7 is a cross-sectional view showing the internal structure of the
In FIG. 7,
前記冷却ダクト24は、後述する図8〜図10に示す防音箱(パッケージ)11の吸気口23から該防音箱11内に吸込まれる空気の一部を冷却風として、圧縮機本体3内を流通させることにより、前記固定スクロール20、旋回スクロール21、ケーシング26などを冷却するものである。
The cooling
また、ファンケース24A内に吸込まれた冷却風は、矢印j,kに示す如く、延長部24Bによって導かれることにより、固定スクロール20の通気空間20D、旋回スクロール21の通気空間21Eを流れ、ケーシング26と各スクロール20,21とを冷却した後、図9に示す排気ガイド30を通り排気ダクト31から流出する。この場合、冷却ダクト24の流出側(即ち、圧縮機本体3の前記通気空間20D,21E、及び排出口20C,21C)は、排気ダクト31の流入開口31aと対面する位置に開口している。このため、冷却ダクト24から流出した冷却風は、図9の矢印E,Fに示すように、流入開口31aを通って排気ダクト31内に流入する。
The cooling air sucked into the
前記冷却ファン25は、圧縮機本体4の回転軸34に固定されたプーリ35に取り付けられ、例えば遠心ファン(シロッコファン)等によって構成されている。また、前記冷却ファン25は、冷却ダクト24のファンケース24A内に配置され、圧縮機本体4の回転軸34と共に回転し、その内周側に吸込んだ空気を外周側から吹き出し、圧縮機本体を冷却後、前記排気ダクト31内に設置されているアフタークーラ4に向けて排出するものである。
The cooling
図8は図3に示す圧縮機ユニットを防音箱(パッケージ)内に収納してパッケージ型圧縮機として構成したものである。図8は内部構造がわかるように前面パネルを除去して示している。 FIG. 8 shows a package type compressor in which the compressor unit shown in FIG. 3 is housed in a soundproof box (package). FIG. 8 is shown with the front panel removed so that the internal structure can be seen.
図において、11はパッケージ型圧縮機のパッケージを構成する防音箱で、この防音箱11は、例えば複数の鋼板等によって囲まれた直方体の箱体として形成され、防音構造を有している。前記防音箱11は、前面板(前面パネル)11A(図9参照)、後面板11B、左側面板11C、右側面板11D、底板11E、天板11Fとによって構成されている。
In the figure,
前記防音箱(パッケージ)11内の底板11Eの上には、複数の防振ゴム8等を介して平板状の本体ベース16が設けられ、この本体ベース16には門形の枠状のフレーム1が取り付けられている。また、本体ベース16上には、前記フレーム1の内側に位置して圧縮機本体3が設置され、フレーム1の上部に取り付けたモータベース15上にはモータ2が設置されている。
On the
前記圧縮機本体3は、スクロール式圧縮機等によって構成され、その圧縮機ユニットは防音箱11内の圧縮機側空間27に収容されている。前記圧縮機本体3はモータ2によって駆動されることにより、例えば周囲の空気を吸い込んで圧縮し、圧縮空気を吐出するものである。なお、本実施例におけるスクロール圧縮機は、固定スクロール20と旋回スクロール21のスクロールラップ噛合い面に潤滑油を供給しないオイルフリー型の圧縮機であり、潤滑及び冷却に油を用いないため、冷却ファンにより圧縮機本体を空冷するようにしている。このようなオイルフリー式のスクロール圧縮機に本発明を用いるとより効果を発揮する。
The
圧縮機の運転時には、モータ2が駆動されると、その回転がベルト10及びプーリ35を介して圧縮機本体3の回転軸34に伝達され、旋回スクロール21が旋回運動する(図7参照)。圧縮機本体3が駆動されると、吸込フィルタ28からパッケージ内の空気が圧縮機本体3に吸込まれ、固定スクロール20の径方向外側から前記空気が吸込まれ、固定スクロール20と旋回スクロール21によって圧縮され、その圧縮空気は、固定スクロール20の中央に設けられた吐出口bから吐出配管6に吐出され(図3参照)、図9に示す空気タンク13に貯えられる。
During the operation of the compressor, when the
モータ2は、図8,図9に示すように、防音箱11の左側面板11Cに設けられた吸気口23と対面する位置に配置され、吸気口23から吸い込まれた温度の低い外気は、モータ2を冷却した後、圧縮機本体3の冷却ファン25により冷却ダクト24内に吸込まれ、圧縮機本体3を冷却して更に高温となった状態で、図11に示す排気ダクト31内に吹き出されて、アフタークーラ4を更に冷却後、防音箱11の天板に設けられた排気口29から外部に排気される。
As shown in FIGS. 8 and 9, the
図9は、図8に示す防音箱11内の圧縮機側空間27を上方から見た平面図である。図において、13は圧縮機本体3から吐出された圧縮空気を貯える略円筒状の空気タンクで、該空気タンク13は、例えば圧縮機本体3の右斜め後側に配置され、上,下方向に延びた縦置き状態で、防音箱11内のタンク側空間36内に収容されている。
FIG. 9 is a plan view of the
空気タンク13を収納する前記タンク側空間36は、防音箱11内に独立して区画されており、図8,図9及び図11に示す、防音箱11の左側面板11Cの底部側に設けた吸気口37から外気を導入できるように構成されている。前記タンク側空間36の上部には図11に示すように、例えば電動式の冷却ファン38が設けられ、前記吸気口37からから吸い込まれた冷たい外気が、空気タンク13の下部側から上部側へ通流し、空気タンク13を冷却後、排気口39から排気Kとして排出される(図8、図11参照)。本実施例によれば、従来のようにモータ2や圧縮機本体3を冷却後の冷却風ではなく、冷たい外気を直接導入して空気タンク13を冷却できるので、空気タンク13の冷却効率を向上できる。
The tank-
吐出配管6は、圧縮機本体3の吐出口bに接続され、例えば複数本の金属製のパイプ材等によって形成され、この吐出配管6は更に排気ダクト31側に設けられた吐出配管7に接続されて、圧縮機本体3からの吐出ガス(圧縮空気)をアフタークーラ4に導く。アフタークーラ4で冷却された圧縮空気は更に別の配管を介して前記空気タンク13に流入される。
The
前記アフタークーラ4は、図9及び図11に示すように、排気ダクト31に取り付けられた排気ガイド30から、矢印E,Fで示すように排気ダクト31側に吹き出された冷却風により、圧縮空気を冷却するものである。
As shown in FIGS. 9 and 11, the
図8に示す40は、防音箱11の上部側に設けられたエアドライヤで、該エアドライヤ40はその流入側が前記空気タンク13に接続され、エアドライヤ40の流出側は防音箱11の外部に延びたエア供給配管(図示せず)に接続されている。圧縮機の運転時には、空気タンク13から流出する圧縮空気がエアドライヤ40によって乾燥され、この乾燥された圧縮空気は、前記エア供給配管から外部の空圧機器(図示せず)等に供給される。
8 is an air dryer provided on the upper side of the
上述したパッケージ型圧縮機の防音箱11に設けられた冷却のための吸気口について説明する。23は防音箱11の左側面板11Cのやや上部に設けられた吸気口で、該吸気口23からは、図8の矢印Aで示すように、外部の空気が防音箱1内に吸込まれ、モータ2を冷却後、圧縮機本体3内の冷却ファン25により該圧縮機本体3内に吸入される。この吸気口23には、例えば四角形の枠状をなす吸気ダクトを取付けるようにしてもよい。
The air intake for cooling provided in the
37は、防音箱11の左側面板11Cの下部背面側に設けられた吸気口で、矢印Iで示すように外気はタンク室側空間36に導入され、空気タンク13を冷却後、冷却ファン38により、排気口39から外部に排気される。
41は防音箱11の左側面板11Cの下部中央側に設けられた吸気口で、該吸気口41は、図8の矢印Gで示すように、外部の空気を防音箱11内の圧縮機側空間27に流入させることで、モータ2などを冷却していない冷たい外気が直接、圧縮機本体3の吸込フィルタ28から圧縮室に吸入されるようにしたものである。
防音箱11内の空気の流れを、図9を用いて説明する。防音箱11の左側面板11Cに設けられた吸気口23から流入した外気は、図7で説明した通り、圧縮機本体3の冷却ファン25に吸い込まれ、圧縮機本体3を冷却しながら圧縮機本体の排気口20C,21Cから矢印E,Fで示すように排気される。E、Fで示す排気は、前記排気口20C,21Cとぴったり合わさった位置にある排気ガイド30へと入り、排気ダクト31の流入開口31aから、排気ダクト31に設置したアフタークーラ4に吹き出されて、アフタークーラ4を冷却し、その後、排気ダクト31を上昇して、防音箱11の天板11Fに設けた排気口29から矢印Jで示すように外部に排気される(図8、図11参照)。排気ダクト31は仕切り板42により、前記圧縮機側空間27や前記エアドライヤ40を設置している空間などから分離されている。
The flow of air in the
前記排気ダクト31は、例えば金属板等によって形成され、本実施例では、図3(b)に示したように、フレーム1の一側面を構成する背面側フレーム1aを平板状にしてアフタークーラ4を取り付けているが、この背面側フレーム1aは前記排気ダクト31の一部を構成している。この背面側フレーム1aの下端は本体ベース16に固定され、上端はフレーム1の上部に固定されている。排気ダクト31の一部を構成する前記背面側フレーム1aは、金属板の左右端を板金により折り曲げてフレーム1の脚部分を構成するようにして良いし、或いは門形に構成したフレーム1の脚に、板状の仕切り板を取り付け、この仕切り板にアフタークーラ4を取り付けると共に、該仕切り板が前記排気ダクト31の一部を構成するようにしても良い。圧縮機ユニットの平板状のフレーム1a、或いはフレーム1に取り付けた仕切り板は、前記仕切り板42と共に前記排気ダクト31を構成している。
The
防音箱11の内部は、防音箱11の前側に位置して圧縮機本体3、モータ2等が収容された圧縮機側空間27、該圧縮機側空間27の後側に位置して空気タンク13を収容するタンク側空間36、アフタークーラ19等が収容された排気ダクト31、及び排気音を吸音する消音室53(図11参照)などから構成されている。なお、防音箱11の背面側は、図11に示すように、タンク側空間36、排気ダクト31、吸音空間50が、上下方向に設けた板金製の仕切り等により区画されており、これらは並列配置されたうえで、背面板(背面パネル)11Bにより閉塞される。
The interior of the
排気ダクト31への流入開口31aは、圧縮機ユニットの平板状の背面側フレーム1a、或いはフレーム1に一体に取り付けられた平板状の仕切り板(排気ダクト)の中央付近に設けられ、圧縮機本体3を冷却後の冷却風を排気ダクト31内に流入させるものである。流入開口31aは排気ダクト31の下部中央となる位置に開口している。
The
防音箱11の天板11Fの後部側に設けられた排気口29は排気ダクト31に、同じく排気口39はタンク側空間36に連通している。なお、排気口29を排気ダクト31側とタンク側空間36の両方に開口するようにし、排気口39を省略しても良い。
The
43は天面板11Fの前側に設けられ、圧縮機側空間27に開口した前側排気口で、該前側排気口43は、前記吸気口23や41から防音箱11内に吸込まれた空気のうち、エアドライヤ20等の機器を冷却した後の冷却風を防音箱11の外部に排出するものである。
43 is a front exhaust port that is provided on the front side of the
図10に、上述した防音箱11内への吸気構造の変形例を示す。図10に示す例では、防音箱11の左側面板11Cに設けられた吸気口41から圧縮機本体3の吸込フィルタ28の部分までダクト44を設け、吸気口41からの外気のみを圧縮機本体3に吸入させることができるようにしたものである。本実施例によれば、吸気口41から吸気された外気以外を圧縮機本体3に吸い込まないようにすることができ、圧縮機の圧縮効率を向上できると共に、吐出空気の温度低減が図れる効果がある。
FIG. 10 shows a modification of the intake structure into the
また、図10に示す実施例では、防音箱11の上部に配置されたエアードライヤ室の一部に穴45を設け、ドライヤ冷却用の吸気口46から吸い込んだ外気が、エアドライヤ40を冷却後、モータ2を冷却して圧縮機本体3の吸気口24D(図7参照)に流入するように構成している。これにより、ドライヤ冷却用の吸気により、エアドライヤ40の冷却だけでなく、モータ2の冷却もできる。吸気口面積を大きくすれば、通常は騒音増大の原因になるが、本実施例ではドライヤ室に吸気口46を設けたことにより、騒音増大させずに吸気口面積の拡大ができ、モ−タ2をより効率的に冷却できるため、防音箱11内の換気効率を向上できる。
Further, in the embodiment shown in FIG. 10, a
図11により、本実施例に設けられている騒音低減構造について説明する。図11は図8に示すパッケージ型圧縮機の背面側の構造を説明する斜視図で、背面パネルを除去して示す図である。圧縮機本体3からの排気はアフタークーラ4に吹き出され、アフタークーラ4を冷却した後、排気ダクト31内を上昇し、排気口29から排気されるが、排気ダクト31は真っ直ぐに延びた構造であるため、圧縮機本体3からの騒音が排気ダクト31及び排気口29を介して、直接外部に漏れて、騒音を増大させてしまう可能性がある。そこで、本実施例では、圧縮機からの騒音が直接漏れないように工夫している。即ち、排気ダクト31に平行に隣接させて閉空間となる消音室53を設け、この消音室53を前記排気ダクト31の途中に接続することで、排気ダクト31内の騒音を低減するように構成している。前記消音室53は、ダクトA50、ダクトB51で構成され、これらのダクトA50,ダクトB51の高さを変化させることにより、任意の周波数の騒音を低減することができるようにしている。
The noise reduction structure provided in the present embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 11 is a perspective view for explaining the structure of the back side of the package type compressor shown in FIG. 8, with the back panel removed. Exhaust gas from the
本実施例によれば、排気ダクト内に障害物がなく、冷却風の圧力損失を小さくできることから、圧縮機本体3の冷却ファン25のみで、しかもその冷却ファン25の容量を大きくすることなく、圧縮機側空間27の換気を効率的に行うことが可能となる効果がある。
According to this embodiment, since there is no obstacle in the exhaust duct and the pressure loss of the cooling air can be reduced, only the cooling
図2に示す従来のものでは、排気ダクトを屈曲させることで騒音漏れを低減していたが、排気される冷却風の圧力損失が増大するため、防音箱11の下部に排気ファン12を設けてモータ2を冷却していた。このため、モータ冷却後の高温の冷却風で空気タンク13を冷却しなければならず、冷却効率が悪かった。また、モータ2で加熱された空気を吸入フィルタ28から圧縮機本体3内に吸込み、圧縮していたため、圧縮効率も低下させていたが、本実施例により、これらの従来の欠点を解消することができる。
In the conventional apparatus shown in FIG. 2, noise leakage is reduced by bending the exhaust duct. However, since the pressure loss of the exhausted cooling air increases, an
前記消音室53は、排気ダクト31に隣接する位置で圧縮機側空間27の背面側に配置され、その一部が排気ダクト31に開口する干渉型消音器(サイドブランチ)を内部に構成している。干渉型消音器では、消音(吸音)対象の騒音の周波数をfとすると、この周波数fに応じて、干渉型消音器(ダクトA50或いはダクトB51)の長手寸法Lを、次式で設定することで、騒音低減を実現することができる。
The silencing
L=λ/4(=v/4f)
ここで、λは対象騒音の波長、fは対象騒音の周波数、vは音速である。
例えば、吸音対象騒音周波数fが100Hzで、開口部の開口長さを100mmとした場合、干渉型消音器(ダクトB)51の長さ寸法Lを912mmとすることで対象騒音を低減することができる。
L = λ / 4 (= v / 4f)
Here, λ is the wavelength of the target noise, f is the frequency of the target noise, and v is the speed of sound.
For example, when the noise absorption target noise frequency f is 100 Hz and the opening length of the opening is 100 mm, the target noise can be reduced by setting the length L of the interference silencer (
干渉型消音器は閉空間となるため、排気ダクト31内を流れる高温の冷却風が干渉型消音器の部分に流入して滞留することで、防音箱11を構成している天板(パネル)11Fの一部が高温となる可能性がある。そこで、本実施例では、ダクトA50のうち、干渉型消音器を構成していない上部を断熱空間52とすることで、天板11Fへの熱の伝達を防止するように構成している。なお、前記断熱空間52に断熱材等を充填するようにしてもよい。また、断熱空間52と排気ダクト31を仕切っている板材(パネル)に小さい穴をあけると共に、断熱空間52内には吸音材を入れることで、比較的高音の騒音を吸音する吸音機能を持たせた構成とすることも可能である。
Since the interference silencer is a closed space, the high-temperature cooling air flowing in the
図12は図11に示す消音構造の種々の例を示すパッケージ型圧縮機の背面側の斜視図で、(a)〜(c)はそれぞれの例を説明する図である。
図12において、(a)図は図11で説明したものと同様の構成であり、消音室53は、干渉型消音器(サイドブランチ)の開口位置を排気ダクトの上下方向中央付近に設け、ダクトA50及びダクトB51がそれぞれ干渉型消音器を構成するようにしたものである。
12 is a perspective view of the back side of the package compressor showing various examples of the silencing structure shown in FIG. 11, and (a) to (c) are diagrams for explaining the respective examples.
12, (a) is a structure similar to that described in FIG. 11, and the
ダクトA50及びダクトB51の高さをそれぞれ変化させることにより、任意の周波数の騒音を低減することができる。このように、2つの干渉型消音器をもつことにより、2つの周波数の吸音対象騒音を消音することができ、騒音のピークを複数もつ圧縮機においては、騒音低減に非常に有効な例である。なお、この例は、ダクト50側の長さ寸法は449mmまで、またダクト51は長さ寸法が464mmまで対応可能な構成としたものであり、200Hz程度の騒音を吸音するのに適した構造である。
By changing the heights of the duct A50 and the duct B51, noise having an arbitrary frequency can be reduced. Thus, by having two interfering silencers, it is possible to mute the noise to be absorbed at two frequencies, and in a compressor having a plurality of noise peaks, this is a very effective example for noise reduction. . In this example, the length on the
図12の(b)図は消音室53が、ダクトB51のみで干渉型消音器を構成している例で、ダクトB51の高さを変化させることにより、任意の周波数の騒音を低減することができる。この例は、ダクト51の長さ寸法が912mmまで対応可能なもので、100Hz程度の騒音を吸音するのに適した構造である。
FIG. 12B shows an example in which the
図12の(c)図は、空気タンク13を搭載しないパッケージ型圧縮機の場合の例である。この例では、空気タンクがないため、図11に示すタンク側空間36を第2の消音室54としたものである。この例では、第2の消音室54の開口位置を種々変えることにより、前記第1の消音室53と共に、様々な周波数の騒音を消音することが可能になるから、広い周波数帯域の騒音を低減したい場合に特に有効であり、また温度範囲が広く、音速が大きく変わる場合にも有効である。
FIG. 12C is an example in the case of a package type compressor not equipped with the
図13は図8に示すパッケージ型圧縮機から圧縮機ユニットの前面側への取り出しを説明する斜視図で、(a)は取り出す前の状態、(b)は取り出した状態を示す図である。
(a)図に示すように、防音箱11内の圧縮機側空間27には図3に示すような圧縮機ユニット100が設置されている。圧縮機ユニット100は、フレーム1に設置された圧縮機本体3とモータ2などを備えているが、通常前記圧縮機本体3のメンテナンス時には、図6に示したように、ボルト19を取り外して圧縮機本体3をフレーム1から引き抜くが、図13に示すパッケージ型圧縮機としている場合には、右側面板(右パネル)11Dを外してから、圧縮機本体3を防音箱11外に取り出す。しかし、パッケージ型圧縮機の右側に壁などの障害物があって、右側から圧縮機本体3を取り出すことができない場合も考えられる。このような場合、本実施例では、図13の(a)図に示すように前面パネルを取り外し、圧縮機ユニット100のフレーム1を防音箱11の底板11Eに取り付けているボルト及び防振ゴム8を取り外すことで、(b)図に示すように、圧縮機ユニット100全体を正面側に引き出すことができる構成としている。
FIGS. 13A and 13B are perspective views for explaining the removal from the package type compressor shown in FIG. 8 to the front side of the compressor unit, where FIG. 13A is a state before removal, and FIG. 13B is a view showing the removal state.
(A) As shown in the figure, a
本実施例によれば、パッケージ(防音箱)11の正面側からもアクセスして、圧縮機本体3や圧縮機ユニット100全体のメンテナンスが可能となり、パッケージ型圧縮機のメンテナンス時に必要なスペースを最小限にすることが可能となる。
According to the present embodiment, access from the front side of the package (soundproof box) 11 enables maintenance of the
図14は図13に示す圧縮機ユニット100の変形例を説明する斜視図である。この例は、圧縮機ユニット100のフレーム下部にキャスタ47を取り付けたものである。キャスタ47を設けることで圧縮機ユニット100をパッケージ(防音箱)11から取り出す作業を容易に行うことができる。
FIG. 14 is a perspective view for explaining a modification of the
次に、上述した本実施例のパッケージ型圧縮機の動作について説明する。
まず、モータ2が作動すると、その回転がベルト10やプーリ35等を介して縮機本体3の回転軸34に伝達され、旋回スクロール21が固定スクロール20に対して旋回運動を行う。これにより、圧縮機本体3内の圧縮室はスクロールラップの外径側から内径側に向けて連続的に縮小し、吸込フィルタ28(吸込口)から吸込んだ空気を順次圧縮し、吐出口bから吐出配管6に圧縮空気を吐出する。
Next, the operation of the above-described package type compressor of this embodiment will be described.
First, when the
この圧縮空気は、吐出配管7、アフタークーラ4等を流通した後に、空気タンク13に貯えられる。また、空気タンク13内の圧縮空気を外部の空圧機器等に供給する場合には、パッケージ型圧縮機と空圧機器等をエア供給配管及びエアの供給弁等を介して接続し、この供給弁を開弁することにより、空気タンク13内の圧縮空気を、エアドライヤ40を流通させて除湿、乾燥させた後、前記エア供給配管から空圧機器に供給する。
The compressed air is stored in the
また、モータ2によって圧縮機本体3が駆動されると、回転軸34と共に冷却ファン25が回転され、図8に矢印Aで示すように、防音箱11内には、吸気口23から冷却風が吸込まれ、前記冷却ファン25に吸入される。このときモータ2は前記冷却風で冷却される。吸気口41から矢印Gで示すように防音箱11内に導入された冷たい外気は圧縮機本体3の吸込フィルタ28から圧縮機内の吸入室に吸込まれて圧縮される。
When the
前記吸気口41から吸い込まれた外気の一部も、吸気口23から吸い込まれモータ2を冷却した外気と共に、冷却ダクト24の吸気口24Dから前記冷却ファン25に吸入される。冷却ファン25からの冷却風は、図7の矢印j,kに示すように、ケーシング26、固定スクロール20、旋回スクロール21等を冷却した後、図9の矢印E,Fで示す如く、平板状のフレーム(仕切り板)1aに形成した流入開口31aから排気ダクト31に流入し、図11に示す排気口29から外部に排出される。
A part of the outside air sucked from the
図8に示す吸気口37からタンク側空間36へ流入した冷却風は、図11に示すように、冷却ファン38によって、空気タンク13を冷却した後、天板11Fの背面側に設けた排気口39から外部に排出される。また、図8に示す吸気口48からの冷却風は、防音箱11内の上部側を流通し、エアドライヤ40等を冷却した後、天板11Fの前側に設けた排気口43から外部に排出される。
As shown in FIG. 11, the cooling air flowing into the
上述した通り、本実施例によれば、圧縮機本体3内に設けられた1つの冷却ファン25により、モータ2、圧縮機本体3を冷却し、その冷却風を使用して更にアフタークーラ4を冷却する構成としているので、冷却ファン25による生じる冷却風を有効に活用して冷却効果を高めることができる。
As described above, according to the present embodiment, the
また、圧縮機本体3をモータ2の下部に配置しているので、モータ2を冷却後の冷却風を圧縮機本体3の冷却ファン25を使用して排気できるから、図2に示す従来のように、圧縮機側空間の空気を外部に排気するための排気ファン12が不要となり、この結果、防音箱11の上下方向の寸法も小さくできる効果がある。
Further, since the compressor
更に、従来は図2に示すように、排気ファン12によりモータ2を冷却した後の加熱された空気で空気タンク13を冷却していたので、冷却効率が悪く、また圧縮機本体3の冷却ファン25の風量が多いために、圧縮機側空間の換気を行う排気ファン12を大きくしないとバランスが取れず、このため騒音も大きくなる欠点があった。これに対し、本実施例によれば、圧縮機本体3の冷却ファン25で圧縮機側空間27の換気も行えるので、従来のように大きな排気ファン12は不要となり、全体の効率が向上すると共に、大きな排気ファン12が不要となるから騒音低減やコストダウンも図れる。
Further, as shown in FIG. 2, conventionally, the
なお、空気タンク13を冷却するために、本実施例では図11に示す冷却ファン38を圧縮機側空間27とは分離されたタンク側空間36の上部に設けているが、この冷却ファン38は冷たい外気を吸い込んで空気タンク13を冷却するため、小さな電動ファンで効率良く冷却でき、騒音やコスト面で効果的である。
In order to cool the
更に、本実施例によれば、排気ダクト31の長さを長くできるから、排気温度をより低減することが可能となる。また、排気ダクト31内に圧損を生じる障害物がないので排気効率を改善でき、圧縮機本体3内の冷却ファン25のみで、モータ2の冷却、圧縮機側空間27の排気、圧縮機本体3の冷却が可能となり、騒音の低減も図れる。また、タンク側空間36を独立させて、冷たい外気で空気タンク13を冷却できるから、空気タンク13で圧縮空気をより多く冷却でき、これによってアフタークーラ4の負荷を下げることもできる効果がある。従来のものでは、吐出配管6,7の冷却も必要な場合が多かったが、本実施例では吐出配管6,7の冷却を不要にできるから、コスト低減を図れる。
Furthermore, according to the present embodiment, since the length of the
また、本実施例によれば、防音箱11の背面側に、より少ない数の板材(板金)で、排気ダクト31、消音室53、タンク側空間36を仕切る構成とすることができ、冷却効率の向上や騒音低減を図れると共に、これらの構成部材を防音箱11の背面側に集中させているから、圧縮機本体3などのメンテナンスは前面で行うことが可能となり、メンテナンス性も向上できる。
Further, according to the present embodiment, the
圧縮機ユニット100の構成に関し、従来は、フレーム1の下部空間に重量の大きなモータ2を配置し、振動体となる圧縮機本体3がフレーム1の上部に配置されていたため、圧縮機ユニット全体の振動が大きくなり、圧縮機ユニットに設けられている他の構成機器、特にアフタークーラ4や配管6,7などの部品の信頼性を低下させていた。また、アフタークーラ4を取り付けているダクト5(図1参照)はフレーム1に下端のみを固定された片持ち梁状になっており、このダクト5に伝達された振動はダクト5の上端側を大きく振動させるため、アフタークーラ4や配管6,7などを大きく振動させていた。これに対し本実施例では圧縮機ユニット100を図3に示す構成としたから、アフタークーラ4を支持しているフレーム1aの剛性を大きくでき、圧縮機ユニット全体の振動、特にアフタークーラ4や配管6,7などの振動を抑制してそれらの信頼性を向上できる。
Regarding the configuration of the
また、圧縮機本体3とモータ2との軸間距離eを調整する場合、本実施例では、モータ2を水平方向にスライドできる構成としているので、運転周波数の違いやベルト10が伸びてしまった場合に対しても、構成部品を変更することなく容易に軸間距離eの調整が可能になる。モータ2を水平方向にスライドさせて軸間距離eの調整できることで、圧縮機ユニット100の高さ寸法を最小限に抑えることも可能になり、小型化も図れる。
Further, when adjusting the distance e between the shafts of the
更に、本実施例では、モータベース15を、モータの出力や機種に合わせて高さ調整が可能な構成としているので、出力が異なるモータを搭載する場合、出力に応じた軸間距離eの調整も可能となる。特に、本実施例では、フレーム1の上端部にモータ4の出力に合わせた軸間距離eとなるような段差1baを設け、この段差の幅に合わせた凸部15bをモータベース15に設けているので、組立時にはこれらをはめ込むだけで必要な軸間距離eを容易に調整することが可能となり、組立性を向上できる。
Furthermore, in the present embodiment, the
また、モータベース15、フレーム1aはフレーム1にボルトで締結しているため、フレーム1及びモータベース15等のフレーム構成部材における溶接箇所を削減でき、製作工数を低減できる。
圧縮機本体3は本体ベース16にのみボルトで固定されているため、圧縮機本体3のメンテナンスの際には、モータ2を取り外したり、フレーム1を分解することなく圧縮機本体3のみを図6に示すように取り外すことができる。
Further, since the
Since the compressor
図3や図13に示すように、本実施例では、防振ゴム8が本体ベース16の外側に設けているので、圧縮機本体3を分解することなく防振ゴム8を取り外すことができる。このため、圧縮機ユニット100のメンテナンス時には、パッケージ(防音箱)11から圧縮機ユニット100ごと取り出すことができ、メンテナンスを容易に行える効果がある。
As shown in FIG. 3 and FIG. 13, in this embodiment, since the
1:フレーム(1a:背面側のフレーム(仕切り板)、1b:正面側のフレーム、
1aa:孔、1ba:段差)
2:モータ
3:圧縮機本体
4:アフタークーラ
5:ダクト
6,7:配管
8:防振ゴム
9,15:モータベース(15b:凸部)
10:ベルト
11:防音箱(パッケージ)(11A:前面板、11B:背面板、11C:左側面板、
11D:右側面板、11E:底板、11F:天板)
13:空気タンク
16:本体ベース
17,18,19:ボルト
20:固定スクロール(20C:排出口、20D:通気空間)
21:旋回スクロール(21C:排出口、21E:通気空間)
23,37,41,46,48:吸気口
24:冷却ダクト、25:冷却ファン、26:ケーシング
27:圧縮機側空間
28:吸込フィルタ
29,39,43:排気口
30:排気ガイド
31:排気ダクト(31a:流入開口)
34:回転軸
35:プーリ
36:タンク側空間
38:冷却ファン
40:エアドライヤ
42:仕切り板
44:ダクト
45:穴
47:キャスタ
50,51:ダクト
52:断熱空間
53,54:消音室
100:圧縮機ユニット
b:吐出口。
1: Frame (1a: Frame on the back side (partition plate), 1b: Frame on the front side,
1aa: hole, 1ba: step)
2: Motor 3: Compressor body 4: After cooler 5:
10: Belt 11: Soundproof box (package) (11A: front plate, 11B: back plate, 11C: left side plate,
11D: right side plate, 11E: bottom plate, 11F: top plate)
13: Air tank 16:
21: Orbiting scroll (21C: outlet, 21E: ventilation space)
23, 37, 41, 46, 48: intake port 24: cooling duct, 25: cooling fan, 26: casing 27: compressor side space 28:
34: Rotating shaft 35: Pulley 36: Tank side space 38: Cooling fan 40: Air dryer 42: Partition plate 44: Duct 45: Hole 47:
Claims (15)
前記圧縮機本体を前記フレームの内側に配置し、前記モータを前記フレームの上面に配置して構成したことを特徴とする圧縮機。 In the compressor configured to install a compressor main body, a motor for driving the compressor main body, and an after cooler for cooling the compressed gas discharged from the compressor main body in the frame,
A compressor characterized in that the compressor body is disposed inside the frame and the motor is disposed on an upper surface of the frame.
前記防音箱内は前記圧縮機及び前記モータが配置される圧縮機側空間と、前記アフタークーラが配置される排気ダクトとを備え、前記排気ダクトの一部は前記アフタークーラを設置している平板状のフレーム或いは平板状の仕切り板により形成されていることを特徴とする圧縮機。 The compressor according to claim 7 or 8, wherein a compressor unit in which a compressor main body, a motor and an aftercooler are installed in a frame is installed in a soundproof box,
The soundproof box includes a compressor side space in which the compressor and the motor are disposed, and an exhaust duct in which the after cooler is disposed, and a part of the exhaust duct is a flat plate on which the after cooler is disposed. A compressor characterized in that it is formed by a flat frame or a flat partition plate.
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