JP2012004723A - 基地局、無線通信端末、通信システム及び端末登録方法 - Google Patents
基地局、無線通信端末、通信システム及び端末登録方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012004723A JP2012004723A JP2010136177A JP2010136177A JP2012004723A JP 2012004723 A JP2012004723 A JP 2012004723A JP 2010136177 A JP2010136177 A JP 2010136177A JP 2010136177 A JP2010136177 A JP 2010136177A JP 2012004723 A JP2012004723 A JP 2012004723A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- base station
- address book
- book information
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
【課題】簡易的に未登録端末の利用を可能とする基地局、無線通信端末、通信システム及び端末登録方法を提供すること。
【解決手段】フェムトセル基地局100は、登録端末情報管理部120が、無線通信端末200の設定情報をアドレス帳に登録し、該アドレス帳情報を基に通信可能な登録端末210を管理する登録端末情報管理機能と、フェムトセル基地局エリア内に登録端末210が在圏する場合、登録端末210のアドレス帳情報を収集するアドレス帳情報収集機能と、を備える。また、登録端末210は、フェムトセル基地局100からアドレス帳情報収集信号を受信した場合、アドレス帳情報記憶部212に記憶しているアドレス帳情報をフェムトセル基地局100に送信する。
【選択図】図1
【解決手段】フェムトセル基地局100は、登録端末情報管理部120が、無線通信端末200の設定情報をアドレス帳に登録し、該アドレス帳情報を基に通信可能な登録端末210を管理する登録端末情報管理機能と、フェムトセル基地局エリア内に登録端末210が在圏する場合、登録端末210のアドレス帳情報を収集するアドレス帳情報収集機能と、を備える。また、登録端末210は、フェムトセル基地局100からアドレス帳情報収集信号を受信した場合、アドレス帳情報記憶部212に記憶しているアドレス帳情報をフェムトセル基地局100に送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、基地局、無線通信端末、通信システム及び端末登録方法に関する。
近年の携帯電話や通信機能付き端末の普及に伴い、これらの携帯情報端末を複数所有するユーザが増加している。複数の端末を所有する場合には、端末毎に通信事業者に電話番号の登録申請を行う必要がある。このため、使用することのない端末でも固定料金を支払わなければならなく、着信の可能性を考えて各端末を常時携行しなければならない。また、課金や電話帳登録などのユーザの各種情報を一元管理できない。
特許文献1には、複数の端末で同一の電話番号を共有とし、ユーザの利用状況に応じて各端末の1つを有効として通信を行う携帯情報端末が記載されている。特許文献1に記載の携帯情報端末は、同一グループに属する端末を、各端末に固有のID情報を登録しておく。そして、特定省電力無線通信の有効範囲内にある各端末間で電話番号の使用権を授受し、その使用権のない端末の通信機能を無効化する。これに各端末間で電話番号を共用し、その使用権を持つ端末を用いて外部との通信が可能となる。
一方、一般家庭又はオフィスなどの建物内において、セル半径が数十メートル以下の狭小セル(フェムトセル:Femto Cell)をカバー範囲とする無線通信基地局装置(フェムトセル基地局、又はHome Node−B等と称される。以下、「フェムトセル基地局」又は「HNB」と記す。)の設置が検討されている。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)LTE(Long term evolution)で検討されているフェムトセル基地局は、例えば、家庭に設置された場合、その家の家族だけにアクセスを制限するなどのように、限られたグループメンバーにだけアクセスを許可することが検討されている。このようなセルはアクセス限定セル(CSG cell: Closed Service Group cell)と呼ばれることもある。
また、アクセスが許可された携帯端末であるUE(User Equipment)は、フェムトセル基地局に優先的に接続する。すなわち、UEがフェムトセル基地局のエリアに入った場合、フェムトセルよりもセル半径が大きい既存の基地局(以下、「マクロセル」又は「マクロ基地局」と記す。)の電波を受信できたとしても、優先的に小セル無線通信基地局装置に接続する。
しかしながら、このような従来の通信システムは、以下の課題があった。
(1)特許文献1記載の携帯情報端末は、自他含めて複数のユーザ・複数の電話番号であっても、簡易的な操作により使用権や通信機能無効化に対して、特定省電力無線通信の有効範囲内において各種情報を一元管理する必要がある。
(2)フェムトセル内無線通信システムでは、フェムトセルの無線通信可能な範囲が狭いことや接続数を制限するため、あらかじめ登録されている端末のみ利用可能としている。例えば、フェムトセルの利用に関するサービスでは、ユーザは申し込み後からサービスを利用し、さらに契約者以外の登録を行う場合に数週間を有する。そのため、ユーザの電話番号を変更した場合、後から複数台所有する場合、あるいは訪問者などに対してはサービスを利用できないという課題がある。将来、フェムトセル基地局が増加し、非登録ユーザが訪問先でのフェムトセル基地局利用を即座に、簡易的に行えない課題がある。
以上の課題から、登録しているユーザのみが利用できる非開放的な利用のため、非常に利用しにくい状況が考えられる。
本発明の目的は、簡易的に未登録端末の利用を可能とする基地局、無線通信端末、通信システム及び端末登録方法を提供することである。
本発明の通信システムは、アクセス限定セルを形成する基地局と、前記基地局に無線接続する無線通信端末と、を備える通信システムであって、前記基地局は、前記無線通信端末の設定情報をアドレス帳に登録し、該アドレス帳情報を基に通信可能な登録端末を管理する登録端末情報管理手段と、前記基地局エリア内に前記登録端末が在圏する場合、前記登録端末のアドレス帳情報を収集するアドレス帳情報収集手段と、を備え、前記無線通信端末は、前記アドレス帳情報を記憶するアドレス帳情報記憶手段と、前記基地局からアドレス帳情報収集信号を受信した場合、前記アドレス帳情報記憶手段に記憶している前記アドレス帳情報を前記基地局に送信する通信手段と、を備える構成を採る。
本発明の基地局は、アクセス限定セルを形成する基地局と、前記基地局に無線接続する無線通信端末と、を備える通信システムで使用される基地局であって、前記無線通信端末の設定情報をアドレス帳に登録し、該アドレス帳情報を基に通信可能な登録端末を管理する登録端末情報管理手段と、前記基地局エリア内に前記登録端末が在圏する場合、前記登録端末のアドレス帳情報を収集するアドレス帳情報収集手段と、を備える構成を採る。
本発明の無線通信端末は、アクセス限定セルを形成する基地局と、前記基地局に無線接続する無線通信端末と、を備える通信システムで使用される無線通信端末であって、前記アドレス帳情報を記憶するアドレス帳情報記憶手段と、前記基地局からアドレス帳情報収集信号を受信した場合、前記アドレス帳情報記憶手段に記憶している前記アドレス帳情報を前記基地局に送信する通信手段と、を備える構成を採る。
本発明の端末登録方法は、アクセス限定セルを形成する基地局と、前記基地局に無線接続する無線通信端末と、を備える通信システムの端末登録方法であって、前記基地局において、前記無線通信端末の設定情報をアドレス帳に登録し、該アドレス帳情報を基に通信可能な登録端末を管理するステップと、前記基地局エリア内に前記登録端末が在圏する場合、前記登録端末のアドレス帳情報を収集するステップと、を有し、前記無線通信端末において、前記アドレス帳情報を記憶するステップと、前記基地局からアドレス帳情報収集信号を受信した場合、記憶している前記アドレス帳情報を前記基地局に送信するステップと、を有する。
本発明によれば、フェムトセル基地局エリア内に在圏する端末が登録端末である場合、登録端末のアドレス帳情報が自動的に収集される。収集された情報により、未登録端末が在圏した場合、認証により通信可となる。したがって、アドレス帳を更新する簡易的な方法のみで未登録端末の通信利用が可能となるとともに、未登録端末は特に登録作業を行う必要がなくなる。無線通信端末は、既に利用しているアドレス帳の設定のみで利用可能であり、アドレス帳への登録方法により利用可否を設定するのみである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る通信システムの構成を示すブロック図である。図1においては、端末登録に直接関係しない機能ブロックの記載は省略されている。
図1は、本発明の実施の形態1に係る通信システムの構成を示すブロック図である。図1においては、端末登録に直接関係しない機能ブロックの記載は省略されている。
図1に示すように、通信システムは、フェムトセル基地局100と、フェムトセル基地局100に無線接続する無線通信端末200とを備える。無線通信端末200は、登録端末210と、未登録端末220とからなり同一構成を採る。
[フェムトセル基地局100]
フェムトセル基地局100は、アンテナ101と、送受信部110と、登録端末情報管理部120と、制御部130とを備える。
フェムトセル基地局100は、アンテナ101と、送受信部110と、登録端末情報管理部120と、制御部130とを備える。
送受信部110は、アンテナ101を介してフェムトセル内の無線通信端末200とデータ及び制御情報の送信及び受信を行う。
登録端末情報管理部120は、登録端末210の設定情報(アドレス帳情報)を収集し管理する。詳細には、登録端末情報管理部120は、無線通信端末200の設定情報をアドレス帳に登録し、該アドレス帳情報を基に通信可能な登録端末210を管理する登録端末情報管理機能と、フェムトセル基地局エリア内に登録端末210が在圏する場合、登録端末210のアドレス帳情報を収集するアドレス帳情報収集機能と、を備える。
ここで、登録端末情報管理部120は、未登録端末220がフェムトセル基地局エリア内で通信許可された場合であっても、未登録端末220のアドレス帳情報については収集しない。
また、登録端末情報管理部120は、未登録端末220の場合には、アドレス帳情報と照合による情報認証を行い、一致する場合には利用許可を制御部130へ通知する。アドレス帳情報が更新され、照合が不一致の状態に遷移した場合には、利用拒否を制御部130へ通知する。
制御部130は、登録端末210あるいは未登録端末220がフェムトセル内に在圏した場合、登録端末情報管理部120に通知する。また、制御部130は、登録端末情報管理部120から利用許可通知を受けた場合、未登録端末220との通信開始制御を行う。利用許可通知を受けた後、利用拒否通知を受けた場合、未登録端末220との通信停止制御を行う。
[無線通信端末200]
登録端末210は、アンテナ210a、送受信部211、及びアドレス帳情報記憶部212を備える。また、未登録端末220は、アンテナ220a、送受信部221、及びアドレス帳情報記憶部222を備える。
登録端末210は、アンテナ210a、送受信部211、及びアドレス帳情報記憶部212を備える。また、未登録端末220は、アンテナ220a、送受信部221、及びアドレス帳情報記憶部222を備える。
登録端末210は、フェムトセル基地局100からの報知情報を受信した場合やアドレス帳情報収集信号を受信した場合に、アドレス帳情報をフェムトセル基地局100へ送信する。
送受信部211,221は、フェムトセル基地局100とデータ及び制御情報の送信及び受信を行う。特に、登録端末210の送受信部211は、フェムトセル基地局100からアドレス帳情報収集信号を受信した場合、アドレス帳情報記憶部212に記憶しているアドレス帳情報をフェムトセル基地局100に送信する。
アドレス帳情報記憶部212,222は、自端末の設定情報をアドレス帳情報として記憶する。特に、登録端末210のアドレス帳情報記憶部212は、未登録端末220が、フェムトセル基地局エリア内で通信する許可/非許可を、自己のアドレス帳に設定及び解除を行う。
フェムトセル基地局100と各端末210,220間の通信手段としては、基地局制御による無線通信、近距離無線通信、赤外線通信、可視光通信、音声通信、又は非接触通信のいずれでもよい。また、ケーブルを接続して情報を転送するようにしてもよい。また、メモリーカードなど媒体を介して情報を受け渡すようにしてもよい。
以下、上述のように構成された通信システムの動作について説明する。
図2は、フェムトセル基地局100、登録端末210、及び未登録端末220の端末登録方法を説明する図である。
図2に示すように、フェムトセル基地局100から無線信号を用いて送信される信号の及ぶ範囲をフェムトセル境界10とする。この境界10内をフェムトセル基地局エリア内、境界外をフェムトセル基地局エリア外とする。
無線通信端末200は、このフェムトセル基地局エリア内であれば、フェムトセル基地局100と通信が可能であり、フェムトセル基地局エリア外であれば、フェムトセル基地局100と通信が不可である。
さらに、フェムトセル基地局エリア内であっても、あらかじめ登録された端末のみ通信を可能とする。例えば、登録端末210−1がフェムトセル境界10を通過し、登録端末210−2となると、フェムトセル基地局100と通信が可能となる。
未登録端末220は、フェムトセル基地局エリア内であったとしても、フェムトセル基地局100と通信することができない。例えば、未登録端末220−1及び230−1がフェムトセル境界10を通過し、未登録端末220−2及び230−2となったとしても、フェムトセル基地局100と通信ができない。
本通信システムでは、未登録端末230でもフェムトセル基地局100と通信可とすることを目的とする。
具体的には、登録端末210−1がフェムトセル境界10を通過し、登録端末210−2となると、フェムトセル基地局100から登録端末210−2に対して、登録端末210−2で設定されているフェムトセル基地局100を利用可とする端末情報(アドレス帳情報)を収集する。
この利用可とする端末情報に未登録端末230の情報が設定されている場合には、未登録端末230も通信可とする。
例えば、登録端末210−2の利用可とする端末情報に未登録端末230−1が設定されている場合、未登録端末230−2は通信可となる。
端末情報の管理及び認証について図3を用いて説明する。
図3は、携帯端末情報管理及び携帯端末認証を説明する図であり、端末情報管理が、フェムトセル基地局内にある場合の例である。
登録端末210は、フェムトセル基地局100と通信可である。
フェムトセル基地局100は、IPネットワーク300を経由してサーバ(MME、GW)310に接続されている。なお、上記MME(Mobility Management Entity:移動管理装置)は、UEの位置管理を行う。上記GW(集線装置)は、フェムトセル基地局100をコアネットワークと接続する。
図3では、フェムトセル基地局100において登録端末210から収集した端末情報管理320及び情報認証330を行う構成を示している。
図4は、端末情報管理及び端末認証の処理を示すフローチャートである。
上記フローは、登録端末処理400、フェムトセル基地局処理410、及び未登録端末処理420に分類される。
<登録端末処理400>
ステップS1では、登録端末210のアドレス帳情報記憶部212は、アドレス帳に未登録端末の情報設定を行う。
ステップS1では、登録端末210のアドレス帳情報記憶部212は、アドレス帳に未登録端末の情報設定を行う。
設定方法としては、アドレス帳の登録情報に、フェムトセル基地局と通信可/不可を設定するためのチェック機能を新規に追加する。あるいは、アドレス帳とは別に、新規にフェムトセル基地局と通信可/不可を設定するアドレス帳あるいは設定可能なアプリケーション機能を追加する。
また、設定情報としては、未登録端末230を特定可能な情報を用いる。例えば、電話番号、メールアドレス、端末固有ID、受信履歴、着信履歴を用いて設定する。
ステップS2では、登録端末210は、アドレス帳情報設定後、登録端末210がフェムトセルエリア内に在圏か否かを判別する。上記設定後、登録端末210がフェムトセルエリア内に在圏した場合、登録端末210からフェムトセル基地局100へ設定情報を送信する(ステップS2のYES)。登録端末210がフェムトセルエリア内に在圏しない場合、ステップS3に移行する。
ステップS3では、登録端末210は、フェムトセル内でアドレス帳の設定情報を更新したか否かを判別する。登録端末210がフェムトセルエリア内で例えばアドレス帳の設定情報を更新した場合、つまり設定情報に差分が発生した場合に登録端末210からフェムトセル基地局100へ設定情報を送信する(ステップS3のYES)。登録端末210がフェムトセルエリア内で例えばアドレス帳の設定情報を更新しない場合、ステップS4に移行する。
ステップS4では、登録端末210は、登録端末210の使用者に送信意思があるか否かを判別する。具体的には、登録端末210は、登録端末210の使用者に対して送信意思を確認するダイアログを表示させ、使用者意思で送信する/しないを決定する。
登録端末210の使用者意思で送信する場合、登録端末210からフェムトセル基地局100へ設定情報を送信する(ステップS4のYES)。使用者意思で送信を行わない場合、登録端末から自動的に送信を行う(ステップS4のNO)。
なお、フェムトセル基地局100からの送信を要求する信号により、要求信号を受信すると登録端末210が送信を行うようにしてもよい。
<フェムトセル基地局処理410>
ステップS5では、フェムトセル基地局100の登録端末情報管理部120は、情報管理テーブル(ここではアドレス帳)を所持し、情報管理テーブルの更新処理を行う。更新情報としては登録端末210が送信した設定情報を用いる。例えば、電話番号、メールアドレス、端末固有ID、着信履歴を用いて更新する。
ステップS5では、フェムトセル基地局100の登録端末情報管理部120は、情報管理テーブル(ここではアドレス帳)を所持し、情報管理テーブルの更新処理を行う。更新情報としては登録端末210が送信した設定情報を用いる。例えば、電話番号、メールアドレス、端末固有ID、着信履歴を用いて更新する。
更新情報を未登録端末230に通知することも可能である。例えば、メールアドレス更新後、未登録端末230に対してフェムトセル基地局100との通信が可能である情報を通知する機能を有してもよい。
ステップS6では、フェムトセル基地局100の制御部130は、未登録端末230がフェムトセルエリア内に在圏か否かを判別する。未登録端末230がフェムトセルエリア内に在圏した場合(ステップS6のYES)、ステップS7に移行し、未登録端末230がフェムトセルエリア内に在圏しない場合(ステップS6のNO)、本フローを終了する。
ステップS7では、制御部130は、認証を行う。フェムトセル基地局100において認証されると、未登録端末処理420に移行する(ステップS7のYES)。フェムトセル基地局100において認証されると、本フローを終了する。
<未登録端末処理420>
フェムトセル基地局100において認証されると、ステップS8で制御部130は、即通信可とする。あるいは、制御部130は、パスワードなど個別認証により通信可とする、又は、フェムトセル登録端末が在圏時のみ通信可とすることができる。
フェムトセル基地局100において認証されると、ステップS8で制御部130は、即通信可とする。あるいは、制御部130は、パスワードなど個別認証により通信可とする、又は、フェムトセル登録端末が在圏時のみ通信可とすることができる。
上記ステップS4で使用者に送信意思がない場合、上記ステップS6で情報管理テーブルが更新されてておらず未登録端末230がフェムトセルエリア内に在圏しない場合、上記ステップS7で認証されていない場合には通話不可となる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、フェムトセル基地局100は、登録端末情報管理部120が、無線通信端末200の設定情報をアドレス帳に登録し、該アドレス帳情報を基に通信可能な登録端末210を管理する登録端末情報管理機能と、フェムトセル基地局エリア内に登録端末210が在圏する場合、登録端末210のアドレス帳情報を収集するアドレス帳情報収集機能と、を備える。また、登録端末210は、フェムトセル基地局100からアドレス帳情報収集信号を受信した場合、アドレス帳情報記憶部212に記憶しているアドレス帳情報をフェムトセル基地局100に送信する。登録端末210は、未登録端末230が、フェムトセル基地局エリア内で通信する許可/非許可を、自己のアドレス帳に設定及び解除可能である。
これにより、フェムトセル基地局エリア内に入る無線通信端末200がフェムトセル基地局100にあらかじめ登録されている登録端末210である場合、前記エリアに入ると、フェムトセル基地局100の登録端末情報管理部120は、登録端末210のアドレス帳情報を自動的に収集する。収集されたアドレス帳内に登録されている未登録端末220がフェムトセル基地局内に入る場合、登録端末情報管理部120は、登録端末210から収集されたアドレス情報と照合し、一致すればフェムトセル基地局エリア内での未登録端末230の通信及び通話を許可する。すなわち、登録端末210がフェムトセル基地局エリア内に入ると、この登録端末210に登録されている未登録端末230の設定情報が自動的に収集されることにより、未登録端末230の設定情報がフェムトセル基地局100側で管理され、未登録端末230がフェムトセル基地局エリアに入ると自動的に認証を行い、認証が成立するとフェムトセル内の通信を可能とすることができる。
未登録端末230の設定情報は、登録端末210のアドレス帳に設定及び非設定による更新のみで行えることができるため、未登録端末230ユーザは、特に登録作業を行うことなく通話が可能となる。
このように、登録端末210のアドレス帳に、所望の未登録端末230の設定情報を追加しておくだけで、未登録端末230は、特に登録作業を行うことなく通話が可能となる。
また、現在端末で用いているアドレス帳で利用可能であり、アドレス帳への登録方法を変えてフェムトエリアで利用可能かどうか保存しておくだけでよい。このため、登録端末側においても設定追加に関して簡易に設定することが可能である。フェムトセル基地局側もアドレス帳のデータ収集、照合のみで実現できるので大きな機能追加が発生することはなく、システム変更等が発生することなく実施が容易である。
(実施の形態2)
実施の形態2は、端末情報管理が、サーバ(MME、GW)内にある場合の例である。
実施の形態2は、端末情報管理が、サーバ(MME、GW)内にある場合の例である。
図5は、本発明の実施の形態2に係る通信システムの携帯端末情報管理及び携帯端末認証を説明する図である。図3と同一構成部分には同一符号を付して重複箇所の説明を省略する。
本発明の実施の形態2における通信システムの基本的な構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
登録端末220は、フェムトセル基地局100と通信可である。
フェムトセル基地局100は、IPネットワーク300を経由してサーバ(MME、GW)310に接続されている。図5では、サーバ(MME、GW)310において登録端末220から収集した端末情報管理320を行い、フェムトセル基地局100において情報認証330を行う構成を示している。
このように、本実施の形態によれば、フェムトセル基地局100は、IPネットワーク300を経由してサーバ310に、登録端末情報管理機能を設置している。実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されることはない。
上記各実施の形態では、基地局、無線通信端末、通信システム及び端末登録方法という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、装置は移動通信システム,基地局装置,携帯情報端末、方法は通信制御方法等であってもよい。
さらに、上記フェムトセル基地局及び無線通信端末を構成する各構成部、例えば送受信部の種類、認証方法などは前述した実施の形態に限られない。
上記各実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。例えば、バイオ技術の適用等が可能である。
本発明の基地局、無線通信端末、通信システム及び端末登録方法は、フェムトセル未登録端末の登録方法として有用である。本発明の通信システム及び端末登録方法は、携帯電話通信システムに利用できる。
100 フェムトセル基地局
101,210a,220a アンテナ
110,211,221 送受信部
120 登録端末情報管理部
130 制御部
200 無線通信端末
210,210−1,210−2 登録端末
212,222 アドレス帳情報記憶部
220,220−1,220−2,230−1,230−2 未登録端末
101,210a,220a アンテナ
110,211,221 送受信部
120 登録端末情報管理部
130 制御部
200 無線通信端末
210,210−1,210−2 登録端末
212,222 アドレス帳情報記憶部
220,220−1,220−2,230−1,230−2 未登録端末
Claims (11)
- アクセス限定セルを形成する基地局と、前記基地局に無線接続する無線通信端末と、を備える通信システムであって、
前記基地局は、
前記無線通信端末の設定情報をアドレス帳に登録し、該アドレス帳情報を基に通信可能な登録端末を管理する登録端末情報管理手段と、
前記基地局エリア内に前記登録端末が在圏する場合、前記登録端末のアドレス帳情報を収集するアドレス帳情報収集手段と、を備え、
前記無線通信端末は、
前記アドレス帳情報を記憶するアドレス帳情報記憶手段と、
前記基地局からアドレス帳情報収集信号を受信した場合、前記アドレス帳情報記憶手段に記憶している前記アドレス帳情報を前記基地局に送信する通信手段と、
を備える通信システム。 - アクセス限定セルを形成する基地局と、前記基地局に無線接続する無線通信端末と、を備える通信システムで使用される基地局であって、
前記無線通信端末の設定情報をアドレス帳に登録し、該アドレス帳情報を基に通信可能な登録端末を管理する登録端末情報管理手段と、
前記基地局エリア内に前記登録端末が在圏する場合、前記登録端末のアドレス帳情報を収集するアドレス帳情報収集手段と、
を備える基地局。 - 基地局エリア外から前記エリア内に未登録端末が入る場合、前記アドレス帳情報に前記未登録端末が登録されているか照合し、一致する場合には前記未登録端末の前記エリア内の通信を許可する、請求項2記載の基地局。
- 前記未登録端末の前記エリア内の通信許可は、端末認証処理による認証許可である、請求項3記載の基地局。
- 所定ネットワークに接続されたサーバに、前記登録端末情報管理手段を設置する、請求項2記載の基地局。
- 前記アドレス帳情報収集手段は、前記未登録端末が前記エリア内で通信許可された場合、前記未登録端末のアドレス帳情報を収集しない、請求項2記載の基地局。
- アクセス限定セルを形成する基地局と、前記基地局に無線接続する無線通信端末と、を備える通信システムで使用される無線通信端末であって、
前記アドレス帳情報を記憶するアドレス帳情報記憶手段と、
前記基地局からアドレス帳情報収集信号を受信した場合、前記アドレス帳情報記憶手段に記憶している前記アドレス帳情報を前記基地局に送信する通信手段と、
を備える無線通信端末。 - 前記基地局に設定情報が登録された登録端末は、未登録端末が、前記基地局エリア内で通信する許可/非許可を前記アドレス帳情報に設定する、請求項7記載の無線通信端末。
- 前記アドレス帳情報は、電話番号、メールアドレス、端末固有ID、又は着信履歴である、請求項7記載の無線通信端末。
- アクセス限定セルを形成する基地局と、前記基地局に無線接続する無線通信端末と、を備える通信システムの端末登録方法であって、
前記基地局において、
前記無線通信端末の設定情報をアドレス帳に登録し、該アドレス帳情報を基に通信可能な登録端末を管理するステップと、
前記基地局エリア内に前記登録端末が在圏する場合、前記登録端末のアドレス帳情報を収集するステップと、を有し、
前記無線通信端末において、
前記アドレス帳情報を記憶するステップと、
前記基地局からアドレス帳情報収集信号を受信した場合、記憶している前記アドレス帳情報を前記基地局に送信するステップと、
を有する端末登録方法。 - 前記基地局において、基地局エリア外から前記エリア内に未登録端末が入る場合、前記アドレス帳情報に前記未登録端末が登録されているか照合するステップと、
前記照合が一致する場合には前記未登録端末の前記エリア内の通信を許可するステップと、を有する請求項10記載の端末登録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010136177A JP2012004723A (ja) | 2010-06-15 | 2010-06-15 | 基地局、無線通信端末、通信システム及び端末登録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010136177A JP2012004723A (ja) | 2010-06-15 | 2010-06-15 | 基地局、無線通信端末、通信システム及び端末登録方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012004723A true JP2012004723A (ja) | 2012-01-05 |
Family
ID=45536240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010136177A Pending JP2012004723A (ja) | 2010-06-15 | 2010-06-15 | 基地局、無線通信端末、通信システム及び端末登録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012004723A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08172667A (ja) * | 1994-12-16 | 1996-07-02 | Hitachi Ltd | 無線交換機システムおよび移動機データ登録方法 |
JP2009207106A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-09-10 | Kyocera Corp | 移動体通信システムの基地局 |
-
2010
- 2010-06-15 JP JP2010136177A patent/JP2012004723A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08172667A (ja) * | 1994-12-16 | 1996-07-02 | Hitachi Ltd | 無線交換機システムおよび移動機データ登録方法 |
JP2009207106A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-09-10 | Kyocera Corp | 移動体通信システムの基地局 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5756806B2 (ja) | セルラ移動体無線ネットワークを用いてユーザ認証を行うための方法およびシステム | |
JP5216921B2 (ja) | ユーザ装置とアクセスポイントとの間の関連付けの作成のための方法および装置 | |
KR101884348B1 (ko) | 이동통신 네트워크 내에서 제어 평면을 담당하는 서버에서 로컬 csg 제공 및 액세스 제어 방법 | |
RU2543559C2 (ru) | Система связи, устройство обработки информации и фемто-базовая станция в ней, способ и программа для управления ими и способ передачи информации в фемто-базовую станцию | |
US10045330B2 (en) | Method and apparatus for negotiation and notification of a network access time period in a wireless communication system | |
CN101730187A (zh) | 一种实现家用基站本地访问控制的方法及系统 | |
US8725114B2 (en) | Method and apparatus for transferring identity information to a wireless device | |
KR20120119828A (ko) | 인터넷?인트라넷 서비스를 동시 지원하는 패킷 데이터 네트워크 게이트웨이 장치 및 펨토 기지국 | |
JP4879362B2 (ja) | 管理サーバ、及び方法 | |
US20190239043A1 (en) | Device provisioning | |
US11196630B2 (en) | Certificate-based authentication in networks employing small cell wireless stations | |
JP5033914B2 (ja) | 移動通信方法及び交換局 | |
WO2013046521A1 (ja) | 無線通信システム及び基地局装置 | |
KR20090061550A (ko) | 펨토셀에서의 아이디 정보 기반 사용자 관리 방법 및시스템 | |
JP2012004723A (ja) | 基地局、無線通信端末、通信システム及び端末登録方法 | |
KR101260560B1 (ko) | 무선 통신 시스템에서 소형 기지국의 임시 가입자를 등록하는 방법 및 장치 | |
CN113170276B (zh) | 用于递送局限于预定义服务区域的专用服务的方法和系统 | |
JP6749882B2 (ja) | 移動管理装置と連携したシステムのユーザ識別方法、アクセス制御装置及びプログラム | |
JP5069351B2 (ja) | 移動通信方法及びネットワーク装置 | |
WO2011013993A2 (ko) | 무선 통신 시스템에서 사용자 액세스 제어 방법 및 시스템 | |
JP7218798B2 (ja) | 制御装置、無線通信システム、制御方法及びプログラム | |
KR102553168B1 (ko) | 네트워크 자동 전환 시스템 및 방법 | |
WO2013002203A1 (ja) | Csg型基地局、制御プログラムおよび集積回路 | |
JP2012151601A (ja) | フェムトセル用基地局、ゲートウェイ装置、配信用端末、通信システム、方法および装置のプログラム | |
KR20120087006A (ko) | 펨토 시스템에서의 데이터 호 전환 지원 방법 및 이를 지원하는 시스템과 펨토 기지국, 이를 지원하는 가입자 단말 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121127 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130409 |