JP2011527215A - 粉末吸入器 - Google Patents
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Abstract
粉末吸入器であって、投与開口部(15)を備えた本体(10)と、投与対象の粉末を1ドーズ分ずつ格納する貯蔵容器を少なくとも1つと、駆動のたびに貯蔵容器を1つ開封する貯蔵容器開封手段(80)と、前記投与開口部(15)につながる出口(720)と、前記貯蔵容器開封手段につながっており、開封後の貯蔵容器から1ドーズ分の粉末を受け入れる入口(710)と、を有する分散室(70)と、を有し、前記分散室(70)には、可動要素(75)である小球が少なくとも1個入っており、前記分散室(70)は、周に沿った小球通路(730)と空気流路(760)と、を有し、前記空気流路(760)と前記小球通路(730)とは隔てられていると共に同軸であり、前記空気流路(760)は径方向に見て前記小球通路(730)の外側に配置されている、という粉末吸入器。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
本発明は粉末吸入器に関し、更に具体的に言えば、乾燥粉末吸入器に関する。
吸入器は従来技術において公知であり、様々な種類のものが存在する。先ず、複数ドーズ分(ドーズ(dose)は1回の駆動につき投与される一定量)の粉末を1つの貯蔵容器に格納した種類の吸入器がある。この吸入器は計量手段を備えることで、駆動のたびに、貯蔵容器から前記粉末を1ドーズ分取り出し、放出ダクトに運んでユーザに投与することができる。また、個別の貯蔵容器(カプセルなど)を複数有し、使用直前に前記貯蔵容器を1つ装填する、という構成の吸入器も従来技術において開示されている。こうした装置の利点は、全ドーズを器具の内部に格納しておく必要がなく、そのため前記器具を小型にできる、という点にある。しかしながら、こうした吸入器は使用時の手間が大きくなる。使用に先だって毎回、ユーザは吸入器にカプセルを装填する作業を強いられるからである。
そして、次の種類として、複数ドーズ分の粉末を予め1ドーズずつに分けて(predose)個別の貯蔵容器に包装しておき、吸入器の駆動のたびに貯蔵容器を1つ開封する、というものがある。こうした形の実装では、各ドーズがそれを放出しようとする時になって初めて開封されるため、粉末の密封をより効果的に行うことができる。このような個別の貯蔵容器を作るための技術は、すでに様々なものが提案されており、細長いブリスタ帯片(blister strip)や、ブリスタを回転式円形ディスク上に配置したものなどがある。
上述したものも含め、既存の種類の吸入器の全てに、構造と操作の種類とに関連して利点と問題点との両方が見られる。すなわち、特定の吸入器では、駆動ごとのドーズの再現性および精度に関する問題がある。加えて、いくつかの吸入器においては、投与の効率の問題も存在する。投与の効率とは、1ドーズのうちユーザの肺にまで入って有益な治療効果を発揮する有効部分の割合である。それら特定の問題の解決策として、患者の吸入動作にドーズの放出を同期させる、というものがある。
しかし、そうしてもやはり問題が生じる可能性がある。具体的に言えば、この種の装置では通常、吸入動作の前にドーズを放出ダクトに入れておいて、その後の吸入動作に放出を同期させる。つまり、ユーザが(複数ドーズ貯蔵容器または個別貯蔵容器から)ドーズを装填した時点から吸入動作を行う時点までの間に、ユーザが吸入器を落としたり、振ったり、あるいは、望ましくないやり方または不適当なやり方で操作した場合、ドーズの全部または一部が器具の内部に撒き散らされ、投与されないままになる、という危険がある。また、そうした事態となれば、装置の次回使用の際に過剰投与が生じる危険が高くなる。1ドーズ分を全部は投与できなかったことを認識したユーザは、器具に新たなドーズを装填するであろう。そして、その新たに装填したドーズを吸入する際には、直前のドーズのうち器具内に散らばった部分も、新たなドーズと同時に放出される可能性があり、そうなれば過剰投与が生じる。想定される治療法にとって、こうした過剰投与は非常に有害となりうる。そのため、全ての国の監督当局が現在、規制を強化して過剰投与の危険を可能な限り抑制しようとしている。
個別の貯蔵容器の開封に関しては、密封層を剥ぎ取る方法や剥離する方法が提案されている。それについては、特に開封手段を吸入動作によって駆動する必要がある場合、完全な開封を確実に実現する一方で後続の貯蔵容器まで開封してしまう危険を回避するよう、加える力を制御する必要があるが、問題はその制御が難しいということである。
粉末を細かく砕いた状態で投与する手段については、米国特許第6 715 486号の公報に開示されたものとして、分散室の中に1個以上の小球を入れておき、空気流によって、当該小球は回転させられ、粉末は開封された貯蔵容器から投与開口部に送られる、というものがある。こうした分散室を用いれば、かたまりになっていた粉末を砕いて充分に細かくでき、空気流に対する抵抗に関しても、それを軽減できる効果が生じる。
粉末を細かく砕いた状態で投与する手段については、米国特許第6 715 486号の公報に開示されたものとして、分散室の中に1個以上の小球を入れておき、空気流によって、当該小球は回転させられ、粉末は開封された貯蔵容器から投与開口部に送られる、というものがある。こうした分散室を用いれば、かたまりになっていた粉末を砕いて充分に細かくでき、空気流に対する抵抗に関しても、それを軽減できる効果が生じる。
しかしながら、小球を入れた分散室の効果は、吸入時の吸入器の向きの影響を比較的受けやすい。向きが最適でない場合、すなわち、吸入器がまっすぐに保持されていない場合、効果、ばらつき、抵抗などの特性に関して影響を受ける可能性がある。
本発明の目的は、上記の問題が生じない流体ディスペンサ装置、特に乾燥粉末吸入器を提供することである。
具体的には、本発明は以下のような吸入器を提供することを目的とする。すなわち、製造および組立が簡単かつ安価であり、使用時の信頼性が高く、毎回の駆動における計量の正確性と計量の再現性とを保証でき、治療対象の部位(特に肺)にドーズの大部分を投与することを可能にすると共に、安全かつ効果的な形で過剰投与の危険を回避することによって、治療の効率に関して最高の成果をもたらし、できる限り小型であると同時に、放出に至るまで全ドーズが密封され、そのままの状態で保持されることを保証する、という吸入器である。
具体的には、本発明は以下のような吸入器を提供することを目的とする。すなわち、製造および組立が簡単かつ安価であり、使用時の信頼性が高く、毎回の駆動における計量の正確性と計量の再現性とを保証でき、治療対象の部位(特に肺)にドーズの大部分を投与することを可能にすると共に、安全かつ効果的な形で過剰投与の危険を回避することによって、治療の効率に関して最高の成果をもたらし、できる限り小型であると同時に、放出に至るまで全ドーズが密封され、そのままの状態で保持されることを保証する、という吸入器である。
本発明は更に、毎回の駆動において行われる計量について、吸入器の向きに関係なく高い正確性と再現性とを保証できる、という吸入器を提供することを目的とする。
上記の目的の達成のために、本発明は、粉末吸入器であって、投与開口部を備えた本体と、投与対象の粉末を1ドーズ分ずつ格納する貯蔵容器を少なくとも1つと、駆動のたびに貯蔵容器を1つ開封する貯蔵容器開封手段と、前記投与開口部につながる出口と、前記貯蔵容器開封手段につながっており、開封後の貯蔵容器から1ドーズ分の粉末を受け入れる入口と、を有する分散室と、を有し、前記分散室には、可動要素である小球が少なくとも1個入っており、前記分散室は、周に沿った小球通路と空気流路とを有し、前記空気流路と前記小球通路とは隔てられていると共に同軸であり、前記空気流路は径方向に見て前記小球通路の外側に配置されている、という粉末吸入器を提供する。
効果的な構成として、前記小球通路は円形または楕円形であること、とする。
効果的な構成として、前記空気流路は前記分散室の外縁に沿って延びていること、とする。
効果的な構成として、前記小球通路は周壁によって前記空気流路から隔てられていること、とする。
効果的な構成として、前記空気流路は前記分散室の外縁に沿って延びていること、とする。
効果的な構成として、前記小球通路は周壁によって前記空気流路から隔てられていること、とする。
効果的な構成として、前記周壁は、前記分散室の高さの一部にわたって延びていること、とする。
効果的な構成として、前記周壁は、分散室を前記開封手段に接続する入口の位置で中断されていること、とする。
効果的な構成として、前記小球通路は、前記周壁と中央突形状部との間に形作られており、前記中央突形状部は円形の壁を成すこと、とする。
効果的な構成として、前記周壁は、分散室を前記開封手段に接続する入口の位置で中断されていること、とする。
効果的な構成として、前記小球通路は、前記周壁と中央突形状部との間に形作られており、前記中央突形状部は円形の壁を成すこと、とする。
効果的な構成として、前記分散室はベース部分とカバー部分とから成ること、とする。
効果的な構成として、前記中央突形状部はベース部分に形成されており、カバー部分に形成された分散室の出口に面していること、とする。
効果的な構成として、小球通路と空気流路とは周壁によって隔てられており、当該周壁は、前記ベース部分に形成された第1の部分と、前記カバー部分に形成された第2の部分とを有すること、とする。
効果的な構成として、前記中央突形状部はベース部分に形成されており、カバー部分に形成された分散室の出口に面していること、とする。
効果的な構成として、小球通路と空気流路とは周壁によって隔てられており、当該周壁は、前記ベース部分に形成された第1の部分と、前記カバー部分に形成された第2の部分とを有すること、とする。
効果的な構成として、前記入口は前記分散室の接線方向に延びていること、とする。
効果的な構成として、前記分散室には複数個の小球が入れられており、当該小球の数は具体的には6個であること、とする。
効果的な構成として、小球は全て同じ寸法を有すること、とする。
効果的な構成として、前記小球通路の幅は一定であり、小球の直径より大きく、かつ、前記直径の2倍よりも小さいこと、とする。
効果的な構成として、前記分散室には複数個の小球が入れられており、当該小球の数は具体的には6個であること、とする。
効果的な構成として、小球は全て同じ寸法を有すること、とする。
効果的な構成として、前記小球通路の幅は一定であり、小球の直径より大きく、かつ、前記直径の2倍よりも小さいこと、とする。
効果的な構成として、前記貯蔵容器開封手段は、駆動のたびに1つの貯蔵容器に穴を開けるように作られた尖端部材から成る穴開け手段であること、とする。
効果的な構成として、前記貯蔵容器開封手段はユーザの吸入動作によって制御され、当該制御によって、貯蔵容器の開封と中身の取出しとは同時に行われ、吸入流によって運ばれる粉末は前記分散室を通過した後に投与開口部から放出されること、とする。
効果的な構成として、前記貯蔵容器開封手段はユーザの吸入動作によって制御され、当該制御によって、貯蔵容器の開封と中身の取出しとは同時に行われ、吸入流によって運ばれる粉末は前記分散室を通過した後に投与開口部から放出されること、とする。
本発明に関する上記の特徴および効果、そして、他の特長および効果については、非限定的な例について述べる以下の詳細な説明を、添付図面を参照しながら読むことで、より明らかになるであろう。
図1に示すのは、乾燥粉末吸入器の効果的な実施の形態の例である。本吸入器は本体10を有し、当該本体には、2つのキャップ構成部品(図示せず)を摺動または回動が可能な状態で取り付けることができ、キャップを開くことで装置が開き、それと共に装置には予め力がためられる。本体10の形状は円形に近いが、他の何らかの適当な形状とすることも可能であろう。本体10は、投与開口部15が形作られたマウスピースまたは吸入端部を有し、装置駆動時、ユーザは当該投与開口部15から吸入する。2つのキャップ構成部品を共通の回動軸を中心に回動させることで、キャップを開くことができる。ただし、装置を開くための手段については、これ以外のものを考えることも可能である。変形例として、装置に持たせるカバーを2つでなく1つとすることも可能であろう。
図1に示すのは、乾燥粉末吸入器の効果的な実施の形態の例である。本吸入器は本体10を有し、当該本体には、2つのキャップ構成部品(図示せず)を摺動または回動が可能な状態で取り付けることができ、キャップを開くことで装置が開き、それと共に装置には予め力がためられる。本体10の形状は円形に近いが、他の何らかの適当な形状とすることも可能であろう。本体10は、投与開口部15が形作られたマウスピースまたは吸入端部を有し、装置駆動時、ユーザは当該投与開口部15から吸入する。2つのキャップ構成部品を共通の回動軸を中心に回動させることで、キャップを開くことができる。ただし、装置を開くための手段については、これ以外のものを考えることも可能である。変形例として、装置に持たせるカバーを2つでなく1つとすることも可能であろう。
本体10の内部には、複数の個別の貯蔵容器(ブリスタとも呼ばれるもの)を有した帯片(図示せず)が配置されている。当該帯片は、複数のブリスタが公知のやり方で並べて配置された細長い可撓性帯片として作られている。初回使用前の段階では、ブリスタ帯片は本体10の内部、好ましくは格納部分の中に巻き取られている。そして、帯片30を移動させるため第1移動手段が設けられており、当該第1移動手段は、ブリスタ帯片を漸次展開し、前進させる。また、第2の移動手段50、51が設けられており、装置の起動のたびに、1つのブリスタまたは貯蔵容器を投与位置まで運ぶ。効果的な構成として、帯片のうち貯蔵容器が空になった部分は、前記本体10の別の場所、好ましくは収容部分に巻き取られるように作られている。
吸入器は貯蔵容器開封手段80を有し、当該貯蔵容器開封手段80は、図1には非常に概略的にしか示していないが、好ましい構成として、ブリスタの密封層に穴を開けたり切り開いたりする穴開け/カッター手段によって成る。例えば、効果的な構成として、貯蔵容器開封手段は尖端部材で成る。当該尖端部材は、本体10に対しては移動せず、駆動のたびにブリスタが1つ、第2移動手段によって移動させられて当該尖端部材に押し当てられる、とするのが好ましい。前記尖端部材がブリスタに進入する形で穴開けが行われ、ユーザの吸入動作によって生じる吸引力で粉末が放出される。
第1移動手段は、装置の駆動のたびに、駆動前、駆動中または駆動後のタイミングでブリスタ帯片を前進させるように作られている。第2の移動手段は、駆動中に、中身を取り出す対象の貯蔵容器を移動させて前記穴開け/カッター手段に押し当てる。第2移動手段については、押圧手段800を介し、弾性要素510(バネや、他の何らかの同等の弾性要素)の力で付勢することができ、前記弾性要素は、装置を開く際に予め圧縮される作りとなっている。好ましい構成として、第1移動手段は、ブリスタを収容して案内する割り送り(indexer)ホイール30から成る。割り送りホイールの回転によってブリスタ帯片は前進する。特定の角度位置では、貯蔵容器のうち1つが必ず貯蔵容器開封手段に対向する位置に来る。第2移動手段は、回転軸51を中心に回転する回転支持要素50を有し、前記割り送りホイール30は、回転可能な形で前記回転支持要素に取り付けることができる。
装置の駆動サイクルは以下のようになる。装置が開けられる際、2つのキャップ形成側面部分は本体上で回動して遠ざかる形で移動し、そうすることで装置は開かれ、また、装置に力がためられる。この状態では、第2移動手段は適当な阻止手段100、110によって保持されており、そのため、割り送りホイールを尖端部材に向けて移動させることはできない。好ましい構成として、ユーザがマウスピースからの吸入動作を行う間に、阻止手段が解除されて前記支持要素50が回動し、それによって前記割り送りホイール30が尖端部材に向けて移動させられ、貯蔵容器が開封されることになる。
使用時の吸入器の最適の向きとは、図1で示すように投与開口部15が上を向いた状態となる向き、実質的に直立状態となる向きのことである。
上で説明したように、貯蔵容器開封手段については、ユーザの吸入動作によって駆動されることが望ましい。吸入動作によって貯蔵容器開封手段を起動するために吸入起動システムが設けてあり、当該吸入起動システムは、効果的な構成として、吸入動作の作用によって移動または変形することが可能なユニット60から成り、ロッド(rod)101を介して阻止手段100、110を解除するように作られている。ユニットは変形可能な空気室61から成るのが効果的である。ユーザの吸入動作によって前記変形可能な空気室は変形させられ、それによって前記阻止手段が解放されると、第2移動手段を動かして貯蔵容器のうち1つを開封位置に向けて移動させることが可能となる。これにより、貯蔵容器はまさに吸入動作の時点で開封され、同時に中身が取り出される。従って、貯蔵容器が開封されてから中身が取り出されるまでの間にドーズの一部が失われる、という事態が生じる危険はない。
上で説明したように、貯蔵容器開封手段については、ユーザの吸入動作によって駆動されることが望ましい。吸入動作によって貯蔵容器開封手段を起動するために吸入起動システムが設けてあり、当該吸入起動システムは、効果的な構成として、吸入動作の作用によって移動または変形することが可能なユニット60から成り、ロッド(rod)101を介して阻止手段100、110を解除するように作られている。ユニットは変形可能な空気室61から成るのが効果的である。ユーザの吸入動作によって前記変形可能な空気室は変形させられ、それによって前記阻止手段が解放されると、第2移動手段を動かして貯蔵容器のうち1つを開封位置に向けて移動させることが可能となる。これにより、貯蔵容器はまさに吸入動作の時点で開封され、同時に中身が取り出される。従って、貯蔵容器が開封されてから中身が取り出されるまでの間にドーズの一部が失われる、という事態が生じる危険はない。
変形例では、他の吸入起動手段を用いることも可能であり、例えば、回動運動可能な弁フラップ(valve flap)を用いることができる。当該弁フラップがユーザの吸入動作中に、吸入動作によって生じる吸引力の作用で回動運動し、その回動運動によって可動支持手段を止めていた阻止手段が解除され、その結果、貯蔵容器が開封手段に向けて移動させられる。
本吸入器は更に、1つの貯蔵容器が開封されて取り出された1ドーズの粉末を収容する分散室70を有する。分散室70には、小球75が少なくとも1個配置されている(図3、4に示すように、6個とするのが好ましい)。吸入動作中に小球が前記分散室70内で動くことにより、貯蔵容器が開封された後の空気と粉末との混合物の投与状態が向上し、装置の効率が高まる。
分散室70の形状については、入口710および出口720を備えた円形または楕円形とする。入口については、前記分散室の接線方向に延びる形とするのが好ましく、出口については、分散室70のほぼ中心を通る縦軸に沿った向きにするのが好ましい。また、分散室70は、好ましい構成として2つの部分、すなわち、ベース部分701とカバー部分702とで形成されており、これら2つの部分は装置組立の際に組み合わされる。効果的な構成として、出口720がカバー部分702に形成されているのに対し、入口710は2つの部分の両方(ベース部分701およびカバー部分702)によって形成される。分散室70は小球が通る小球通路730を有し、その形状は前記分散室の形状に対応させる(すなわち、必要に応じて円形または楕円形とする)。小球通路730は、効果的な構成として、実質的に平らな底面と曲線を描く2つの側壁とによって形成される。好ましい構成として、小球通路730は径方向に見て内側に形作られている。そして、当該小球通路730を形作る中央突部740はベース部分701に形成するのが好ましい。
これは、特に組立において効果的である。カバー部分702をベース部分701に固定する作業に先立って小球75を入れれば、それだけで小球75は小球通路730に収まる。更に、変形例として、図1に示すように、カバー部分に適当な形状加工部分を設けることも可能である。また、図2に見られるように、中央突形状部740は、分散室70の出口720と向き合うように配置するのが好ましい。出口720に通じる流路の内側には、好ましい構成として、分散室70に入れた小球75が飛び出すのを防ぐために、1または複数の規制部材725が設けられている。これは、例えば組立中に小球75が小球通路から飛び出す事態を防ぐための安全処置である。
好適な実施の形態として、分散室70には複数個(好ましくは6個)の小球75が入っており、小球の寸法は同じにするのが好ましい。小球75が小球通路730に沿って高速運動できるように、小球通路の幅は小球の直径よりも大きくなっている(小球の寸法が同一でない場合は最も大きい小球の直径よりも大きくする)。小球通路730の幅については、2個の小球を並べられるだけの広さにすることも可能であるが、小球1個だけが通れるようにするのが好ましい。そこで、ここに示す効果的な実施の形態では、小球通路730の幅は小球の直径の2倍を下回る。
図3、4で分かるように、分散室70と穴開け要素80とは、流路69をはさんで入口710でつながる。図に示す例では、小球75は反時計回りの方向に回転するが、言うまでもなく、分散室の入口に通じる流路69を異なる向きに配置すれば、分散室内の小球を時計回りの方向に回転させることも可能であろう。同様に、入口710の位置についても、必ずしも分散室の中で接する位置にある必要はない。接する位置から少しずれた位置に入口710を設ける方が望ましい場合もあり得る。
本発明の実施の形態では、小球通路730はほぼ円筒形であり、その幅はほぼ一定である。そして、小球通路730は前記中央突形状部740と周壁750、751との間に形作られている。そして、周壁750、751と分散室70の径方向の外縁部との間には間隔が開いており、周壁750、751と前記外縁部との間に、前記小球通路730とは別の空気流路760が形作られている。前記空気流路760は、径方向に見て前記小球通路730の外側に配置されており、そのため、2つの空気流が同軸の位置関係となる状態で流れることになる。言い換えると、前記空気流路760は、前記小球通路730と同軸であって、径方向に見て前記小球通路730の外側にある。図に見られるように、周壁は全周にわたって延びているわけではなく、好ましい構成として、分散室70の入口710によって中断されている。
効果的な構成として、図3、4に見られるように、周壁750、751は、入口710から始まり、半回転分を上回る範囲にわたって延びているが、その範囲は4分の3回転分を下回る。これにより、別々に分かれていた空気流同士を、完全に1回転する前に再び合流させることができる。そうすると、粉末の大部分が完全に1回転する前に出口720を通って放出されるが、これは望ましいことである。また、空気流路760を別に設けることにより、入口710を通って入って来る空気流について、一部を小球通路730に送って小球75を回転させ、残りを前記空気流路760に送る、という形で分配することができる。径方向に見て分散室70の一番外側に配置された空気流路760に入る空気流により、分散室70の縁の壁(特に空気の流れる方向において入口710から離れた領域にある壁)に引っ掛かる粉末の量を減らすことができる。これにより、吸入器が最適とはいえない向きにおいて使用された場合の計量の精度および再現性の向上を保証できる。
効果的な構成として、図2に見られるように、第1の縦部分壁750はベース部分701に形成されており、第2の縦部分壁751はカバー部分702に形成されている。
吸入動作が終わってユーザが装置を閉じると、構成要素の全てはその初期位置(休止位置)に戻る。そうして、装置は次回の使用サイクルの準備ができた状態となる。
以上の通り、本発明によれば、下記の機能を果たす乾燥粉末吸入器を提供することができる。それら機能とは、
・複数ドーズ分の粉末を1ドーズずつ個別の密封貯蔵容器に格納すること(例:巻かれた状態の帯片に30ドーズまたは60ドーズを格納)。
・ユーザの吸入動作によって実行される穴開けによって粉末を放出すること(ブリスタの穴開けは、予め力をためた放出システムに連結された吸入検知システムを用いて行う)。
・適切な形状の駆動手段を係合させることで、駆動のたびにブリスタ帯片を動かし、新たな貯蔵容器を適切な開封手段によって開封される位置に運ぶこと。
・放出前の粉末を効果的に分散させることで、吸入時の向きが最適でない場合に残ってしまう粉末の量を小さくし、毎回の駆動における計量の精度および再現性を確実に高めること。
吸入動作が終わってユーザが装置を閉じると、構成要素の全てはその初期位置(休止位置)に戻る。そうして、装置は次回の使用サイクルの準備ができた状態となる。
以上の通り、本発明によれば、下記の機能を果たす乾燥粉末吸入器を提供することができる。それら機能とは、
・複数ドーズ分の粉末を1ドーズずつ個別の密封貯蔵容器に格納すること(例:巻かれた状態の帯片に30ドーズまたは60ドーズを格納)。
・ユーザの吸入動作によって実行される穴開けによって粉末を放出すること(ブリスタの穴開けは、予め力をためた放出システムに連結された吸入検知システムを用いて行う)。
・適切な形状の駆動手段を係合させることで、駆動のたびにブリスタ帯片を動かし、新たな貯蔵容器を適切な開封手段によって開封される位置に運ぶこと。
・放出前の粉末を効果的に分散させることで、吸入時の向きが最適でない場合に残ってしまう粉末の量を小さくし、毎回の駆動における計量の精度および再現性を確実に高めること。
また、ここに述べた本発明の装置は、上記以外の機能も提供する。留意すべき点として、吸入器の各種実施の形態においては、複数の異なる機能が同時に提供されるものとして示してあるが、これら機能は別々に実装することも可能である。具体的には、吸入起動システムについては、貯蔵容器開封手段の種類、ドーズインジケータ使用の有無、個々の貯蔵容器がお互いに対してどのように配置されているか、そして分散室の形状などに関わりなく使用することができる。また、動作準備が完了した状態にする手段や吸入起動システムについても別の形で作ることができる。同じことは本装置の他の構成部品にも当てはまる。
また、当業者であれば、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲を逸脱しない形で、様々な変更を考案することが可能であろう。
Claims (16)
- 粉末吸入器であって、
投与開口部(15)を備えた本体(10)と、
投与対象の粉末を1ドーズ分ずつ格納する貯蔵容器を少なくとも1つと、
駆動のたびに貯蔵容器を1つ開封する貯蔵容器開封手段(80)と、
前記投与開口部(15)につながる出口(720)と、前記貯蔵容器開封手段につながっており、開封後の貯蔵容器から1ドーズ分の粉末を受け入れる入口(710)と、を有する分散室(70)と、を有し、
前記分散室(70)には、可動要素(75)である小球が少なくとも1個入っており、
前記分散室(70)は、周に沿った小球通路(730)と空気流路(760)とを有し、前記空気流路(760)と前記小球通路(730)とは隔てられていると共に同軸であり、前記空気流路(760)は径方向に見て前記小球通路(730)の外側に配置されていること、
を特徴とする粉末吸入器。 - 前記小球通路(730)は円形または楕円形であること、
を特徴とする請求項1に記載の粉末吸入器。 - 前記空気流路(760)は前記分散室(70)の外縁に沿って延びていること、
を特徴とする請求項1または2に記載の粉末吸入器。 - 前記小球通路(730)は周壁(750,751)によって前記空気流路(760)から隔てられていること、
を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の粉末吸入器。 - 前記周壁(750,751)は、前記分散室(70)の高さの一部にわたって延びていること、
を特徴とする請求項4に記載の粉末吸入器。 - 前記周壁(750,751)は、分散室を前記開封手段に接続する入口(710)の位置で中断されていること、
を特徴とする請求項4または5に記載の粉末吸入器。 - 前記小球通路(730)は、前記周壁(750,751)と中央突形状部(740)との間に形作られており、前記中央突形状部は円形の壁を成すこと、
を特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の粉末吸入器。 - 前記分散室(70)はベース部分(701)とカバー部分(702)とから成ること、
を特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の粉末吸入器。 - 前記中央突形状部(740)はベース部分(701)に形成されており、カバー部分(702)に形成された分散室(70)の出口(720)に面していること、
を特徴とする請求項7または8に記載の粉末吸入器。 - 小球通路(730)と空気流路(760)とは周壁によって隔てられており、当該周壁は、前記ベース部分(701)に形成された第1の部分(750)と、前記カバー部分(702)に形成された第2の部分(751)とを有すること、
を特徴とする請求項8または9に記載の粉末吸入器。 - 前記入口(710)は前記分散室(70)の接線方向に延びていること、
を特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の粉末吸入器。 - 前記分散室(70)には複数個の小球(75)が入れられており、当該小球の数は具体的には6個であること、
を特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の粉末吸入器。 - 小球(75)は全て同じ寸法を有すること、
を特徴とする請求項12に記載の粉末吸入器。 - 前記小球通路(730)の幅は一定であり、小球(75)の直径より大きく、かつ、前記直径の2倍よりも小さいこと、
を特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の粉末吸入器。 - 前記貯蔵容器開封手段は、駆動のたびに1つの貯蔵容器に穴を開けるように作られた尖端部材から成る穴開け手段であること、
を特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載の粉末吸入器。 - 前記貯蔵容器開封手段はユーザの吸入動作によって制御され、当該制御によって、貯蔵容器の開封と中身の取出しとは同時に行われ、吸入流によって運ばれる粉末は前記分散室(70)を通過した後に投与開口部(15)から放出されること、
を特徴とする請求項1乃至15のいずれかに記載の粉末吸入器。
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