JP2011525065A - 区分エンティティおよび容量を区分するための方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、所定のデータトラヒックの枯渇を回避するため、かつ、多様な特性を持つサービスをサポートするために、通信ネットワークにおける容量を区分するための、区分エンティティと方法とに関する。容量を区分する方法には、経時変化するグループ容量に関連するグループに通信リンクを割り当てて通信リンクのグループを形成することが含まれる。グループには、通信リンクの第1のサブグループと、少なくとも1つの第2のサブグループとが含まれる。また、方法には、経時変化するグループ容量の非ゼロ部分を、そのグループの通信リンクの第1のサブグループに割り振ることが含まれる。

Description

本発明は、区分エンティティと、容量がそれに対して割り振られうる通信リンクを用いる通信ネットワークにおける容量を区分するための方法とに関する。
パケット交換ネットワークのような通信ネットワークでは、必要なサービスまたは注文されたサービスに応じてデータトラヒックがさまざまに分類されることがある。分類用のメカニズムとしてよく知られているのは、サービス品質(QoS)である。
インターネットでは、最も普及しているIPベースのQoSメカニズムは、Internet Engineering Task Force(IETF)によって刊行された、S.Blake他による「An Architecture for Differentiated Services」RFC2475の中に記述されたDifferentiated Servicesのためのアーキテクチャに基づいている。このアーキテクチャでは、データトラヒックは、種々のクラスに分類され、各クラスは、ネットワーク内のノードにおいて別々に処理される。個々のパケットがどのクラスに属するかは、例えば、パケットのIPヘッダの中のDSCPフィールドによって示される。従ってネットワーク内の中間ノードは、DSCPフィールドを読んで、パケットがどのように処理されるのかを推定する。
さらに、これもIETFによって刊行された、J.Heinanenによる「Assured Forwarding PHB Group」RFC2597は、Assured Forwarding(AF)と呼ばれるトラヒック処理のクラスについて述べている。ここで、AF処理を実装しているノードは、構成可能な最小限の量の転送リソース、例えばバッファスペースおよび帯域幅を、それぞれの実装されたAFクラスに割り当てなければならず、そして、各クラスは、構成されたサービスレート、例えば帯域幅を、小さいタイムスケールと大きいタイムスケールとの両方で達成するかたちでサービス提供されなければならない。詳細には、例えば、データトラヒックの優先度を示す優先度、このクラスのデータトラヒックに与えられるべき最小レートを示す最小レート、そして、このクラスのデータトラヒックに与えられるべき最大レートを示す最大レートのような3つのパラメータが定義されてもよい。
典型的には、すべてのクラスの最小レートが最初に優先度の降順にサービス提供される。この後で帯域幅が残っていれば、データトラヒックが、各AFクラスについて最大レートに至るまで優先度の降順にサービス提供されてもよい。
そのような従来型の固定ネットワークでは、送出リンクのビットレートは、一定であり、すなわち、経時変化しない。
3GPPでは、Long Term Evolution(LTE)システムにおいてQoSを提供するために、別のQoSの枠組みが議論されてきた。例えば、2008年3月の3GPP仕様TS 23.401「General Packet Radio Service(GPRS) Enhancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network(E−UTRAN) Access」バージョン8.1.0は、例えばQoSクラス識別子(QoS class identifier:QCI)のような、コアネットワークからLTE無線アクセスネットワーク(RAN)へ信号で伝えられる、ベアラレベルのパラメータについて記述している。この仕様によれば、QCIは、例えばスケジューリングの重み付け、進入許可閾値、待ち行列管理閾値、リンクレイヤプロトコル構成などのようなベアラレベルのパケット転送処理を制御し、かつ、例えばeNodeBのようなアクセスノードを所有するオペレータによって事前構成された、アクセスノード固有パラメータにアクセスするための参照として用いられるスカラである。
3GPPは、LTE RANは見込まれる256個のQCIのうち9個を提供すべきであるという標準化を行ったが、それらは標準QCIと呼ばれ、Evolved Packet System(EPS)について記述している上記の3GPP仕様TS23.401の中にも記載されている。規定された特性には、リソースタイプ、「優先度(Priority)」、パケット遅延割当量(Packet Delay Budget:PDB)、パケットロス率(Packet Loss Rate:PLR)などがあり、ここで、QCIのための特性の値は、3GPP仕様TS 23.401の中に記載されており、参照により本願に援用する。
このQoSの枠組みでは、「優先度」レベルは、同じユーザ装置(UE)のサービスデータフロー(SDF)集合を区別するために用いられることになっており、また、異なるUE間のSDF集合を区別するためにも用いられることになっている。そのQCIを介して、SDF集合が、「優先度」レベルおよびPDBに関連付けられる。3GPP仕様では、異なるSDF集合間のスケジューリングは、主に、PDBを基準にしなければならない。PDBによって設定された目標が、十分な無線チャネル品質を有するすべてのUEに渡って1つ以上のSDF集合についてもはや達成されなくなった場合には、優先度は、以下のように用いられることになっている。すなわち、スケジューラは、「優先度」レベルN+1に関するSDF集合のPDBを達成するのに優先して、「優先度」レベルNに関するSDF集合のPDBを達成することになる。
以下では、留意すべきだが、PDBの期限が近い場合にはNという「優先度」レベルがN+1より優先されるという、絶対優先度についての概念がある。
3GPP仕様TS 23.401は、Guaranteed Bit−Rate(保証ビットレート)(GBR) QCIと非−GBR QCIとを区別し、その場合、GBR QCIに関連するベアラは、ベアラ設定の際にRANへ信号で伝えられる、GBRと呼ばれる追加のパラメータを有する。そのようなベアラについては、RANが、GBRフィールドの値に基づいて進入許可制御を行う可能性がある。非−GBR QCIに関連するベアラについては、ベアラ設定の際にGBR値がRANに対して信号で伝えられることはない。
LTEシステムは、同時にサポートされうるスループットとユーザ数という点で、高いシステム容量をオペレータに提供するであろう。これらの能力は、幅広いサービスを提供する機会をオペレータに与え、そして、オペレータには、3GPPに定義されたQoSメカニズムを用いて彼らが提供するサービス間のサービス品質と特性とを区別することが期待されている。
しかし、上記のような従来型のQoSの枠組みの場合、高い優先度、すなわち低「優先度」値、に関連付けられたQCIに関するトラヒックは、より低い優先度のトラヒックからのトラヒックを枯渇させることがある。言い換えると、優先度の高いトラヒックは、絶対優先度を持つスケジューラによってサービス提供されることから、すべてのリソースまたは容量は、高負荷状況ではそのトラヒックに与えられるであろうし、より優先度の低いトラヒックには何も残されていないであろう。
従って、貪欲なトラヒックを伴う厳密な優先度のスケジューリングが、高システム負荷での低優先トラヒックの枯渇の原因となる可能性がある。
特に、ワイヤレスリンクの仕様、例えばワイヤレスリンクの帯域幅が経時変化するという性質を考えると、特に、ユーザの無線条件が悪いモバイル環境においてサービス提供されるトラヒックが減少してオーバヘッドが増加する場合に、低優先トラヒックの枯渇が避けられない可能性があるため、固定ネットワークのための上記の見方を単純に適用することは十分ではない。
従って、特にモバイル環境において、所定のデータトラニックの枯渇を回避し、かつ、さまざまな特性のサービスをサポートするためのメカニズムを提供する方法およびそのようなエンティティの必要が生じる。
これは、独立請求項によって達成される。従属請求項では有利な実施形態について述べる。
一実施形態によれば、通信ネットワークにおける容量を区分する方法が、経時変化するグループ容量に関連付けられたグループに通信リンクを割り当てて通信リンクのグループを形成することを含む。グループには、通信リンクの第1のサブグループと、少なくとも1つの第2のサブグループとが含まれる。方法にはさらに、経時変化するグループ容量の非ゼロ部分を、そのグループの通信リンクの第1のサブグループに割り振ることが含まれる。
従って、経時変化するグループ容量の一部分は常に第1のサブグループに関連付けられるであろうから、通信リンクの第1のサブグループを用いるデータトラヒックは、枯渇しないであろう。言い換えると、たとえ容量が経時変化しても、容量の特定の相対的部分が、第1のサブグループの通信リンク上でデータトラヒック用として利用可能である。従って、たとえ経時変化する容量を伴うモバイル環境においても、多様なサービスが同時に維持されうる。
別の実施形態によれば、通信ネットワークの区分エンティティが、経時変化するグループ容量に関連付けられたグループに通信リンクを割り当てて通信リンクのグループを形成するための制御装置を備える。グループには、通信リンクの第1のサブグループと、少なくとも1つの第2のサブグループとが含まれる。さらに、区分エンティティは、前記経時変化するグループ容量の非ゼロ部分を、前記グループの通信リンクの第1のサブグループに割り振るための割振器を備える。従って、容量の一部分は常に第1のサブグループに関連付けられるであろうから、第1のサブグループの通信リンク上のデータトラヒックは、枯渇しないであろう。言い換えると、たとえ容量が経時変化しても、容量の特定の相対的部分が、第1のサブグループの通信リンク上でデータトラヒック用として利用可能である。従って、例えば、多様なサービスを同時にサポートするため、区分エンティティへの機能性を持つかまたは区分エンティティを内蔵する制御ノードを提供することができる。
別の実施形態によれば、データ処理手段に上記の特徴を持つ方法を実行させるように構成された命令を含むコンピュータプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態によって容量を区分するための方法のフローチャートを示す図である。 本発明の一実施形態による区分エンティティを図解する図である。 本発明の別の実施形態によって容量を区分するための別の方法のフローチャートを図解する図である。 本発明の別の実施形態によって容量を区分するための別の方法のステップを図解する図である。 本発明の実施形態を説明する図である。 本発明の実施形態を説明する別の図である。 本発明の実施形態を説明する別の図であり、特にGBRトラヒック負荷の変化と非GBR容量についての結果とを示す図である。 本発明の別の実施形態による区分エンティティを図解する図である。
本発明の好適実施形態について、図面を参照しながら記述する。留意すべきだが、以下の記述は、例を含んでいるだけであって、本発明を限定すると解釈されるべきではない。
本発明の実施形態は、一般に容量を区分することに関し、特に、ネットワーク内の多様なサービスについての容量の要件が満たされうるようにするため、通信ネットワークの容量の一部分または所定量を、多様な通信リンクまたはこれらのリンクの組み合わせ、すなわち、サブグループまたはグループに対して割り振ることに関する。
留意されることだが、以下では例えば3GPP TS 23.401のような特定の技術および標準に言及が行われるであろうが、そのような言及は、好適な例を示すのに役立つだけであって、決して限定するのではない。むしろ本発明は、多様なデータトラヒックに関連する多様なサービスをサポートするためにさまざまな量の容量を使って割り振られうる、例えばベアラのような通信リンクの使用を提供するいかなる通信ネットワークの文脈においても一般的に適用されうる。ただし、留意されることだが、EPSシステムは、本発明の好適な適用例である。
本明細書の意味の範囲内での通信リンクとは、1つ以上の無線端末またはユーザ装置(UE)と、1つ以上のネットワークノード、例えば無線基地局(RBS)のような無線アクセスネットワークの制御ノード、との間のリンクのことである。
通信リンク、例えばベアラは、無線端末またはネットワークノードとの間でデータをトランスポートするための識別可能な論理チャネルである。本書で論じるように、データトラヒックを1つ以上の通信リンク上で送信可能なように、例えばビットレートのような容量のうちの一定量または部分が、1つ以上の通信リンクに割り振られる。詳細には、通信リンクは、上述したように、例えばQCIやGuaranteed Bit Rate(GBR)のような1つ以上のパラメータによって特徴付けられるだけでなく、加えてPLMN−IDおよびAllocation Retention Priority(ARP)によって特徴付けられてもよく、それについては以下でより詳細に論じよう。例えば、GBRパラメータによって特徴付けられる1つ以上の通信リンク上で、会話音声のような、GBRを必要とするサービスを提供することが好ましいことがある。
容量とは、所与の時間帯内で送信または処理されうるデータ量を示す。例えば、容量がビットレートとして表現されてもよい。留意されるべきだが、ネットワークノードと無線端末との間のサービスについて一定のビットレートまたは容量が利用可能であるかまたは保証される場合であっても、環境の状況によって、例えば、移動電話がトンネルのようなカバーされていないエリアに進入する際には、完全に通信が遮断される時間帯がありうる。とはいえ、ネットワークは、割り振られたビットレートがデータトラヒックの送信に使用可能であるようなやり方で、常にそのリソースを制御するであろう。
本明細書の文脈では、容量とはセルに関する下りリンク容量について用いられるが、根底にある、容量を区分するという概念は、他のシステムリソース、例えばベースバンド処理容量または無線基地局においてスケジューリング用に利用可能な物理リソースブロックにも当てはまる。
下記において、本発明の一実施形態について図1に関して記述しよう。
図1は、本発明の一実施形態によって容量を区分するための方法のフローチャートを図解しており、割当てるステップ110と割り振るステップ120とを含む。
詳細には、ステップ110では、経時変化するグループ容量に関連付けられたグループに通信リンクが割り当てられて通信リンクのグループが形成される。グループには、通信リンクの第1のサブグループと、少なくとも1つの第2のサブグループとが含まれる。例えば、1つ以上の通信リンクで構成されるグループが、一区分、例えば非GBR区分に関連付けられる。同様に、サブグループは、より小規模な区分に関連付けられてもよく、その場合、一区分は、所定のタイプのトラヒックに対して予約されたシステム容量の一部に関連付けられる。
経時変化するグループ容量は、通信ネットワークにおける典型的には経時変化する容量全体の少なくとも一部を構成するものであり、特定の特性を有する通信リンクの特定のグループに関連付けられてもよい。
通信ネットワークの容量全体は、すべての無線リソースとすべてのアクティブなユーザの位置との関数であり、それについては、図5に関してより詳細に記述するであろうが、これは、瞬間的に利用可能なビットレート全体とみなされてもよい。
第2のステップ120では、経時変化するグループ容量の非ゼロ部分が、前記グループの通信リンクの第1のサブグループに割り振られ、すなわち、それのために予約される。非ゼロ部分の値(fraction value)は、一定の時間帯では、通常、一定であり、そして、経時変化するグループ容量の百分率として表してもよい。しかし、その部分の値をネットワークオペレータが、例えばサービス契約の変更に応じて、変更することも実行可能である。その部分が30%という値である一例を、図5について記述するが、その場合、経時変化するグループ容量の30%が、非GBR区分1に割り振られる。従って、容量全体は常に所定のグループ容量より大きいと想定されることから、非GBR区分1を用いるトラヒックが枯渇することはない。詳細は、図5に関する議論を参照されたい。
一例によれば、方法にはさらに、経時変化するグループ容量の第2の非ゼロ部分を通信リンクのうちの第2のサブグループに割り振ることが含まれる。従って、通信リンクのうちの2つのサブグループを各々、たとえ容量が経時変化した場合でも容量の部分の割合が同じであるように、ゼロを上回る容量のうちの特定の部分に関連付けることができる。
別の例によれば、上記の方法にはさらに、通信リンクの第2のグループに対して所定のグループ容量を割り振ることが含まれる。従って、上記のように相対的な条件で容量を割り振るのとは対照的に、例えば特定のサービスに所定の予約済のビットレートを与えることができるように、容量を絶対的な条件で割り振ることができる。特に、時間重視のサービス、例えば会話音声またはライブストリーミングを伴う会話動画には、期待される品質を維持するために保証されたビットレートが必要でありうる。
別の例によれば、所定のグループ容量が定義済みの閾値によって制限される。従って、例えばGuaranteed Bit Rate(GBR)を伴うデータトラヒックの負荷は、一定の閾値に制限されてもよく、その閾値は、第2のグループのすべての通信リンクの最大GBRの総計として定義されてもよい。
別の例によれば、第2のグループに割り振られていない容量は、第1のグループへの割振りに利用可能である。従って、所定のグループ容量を第2のグループに割り振った後で、ネットワークの残余容量を、第1のグループのために用いることができる。さらに、残余容量が経時変化することはあるけれども、第1のサブグループに関連するデータトラヒックは枯渇することはないであろうし、残余容量が第1のグループの通信リンクによって完全に用いられてもよい。
別の例によれば、方法にはさらに、所定のグループ容量の一部分を通信リンクの少なくとも1つの第3のサブグループに割り振ることが含まれ、その場合、前記所定のグループ容量の前記一部分は、所定のグループ容量の指定された絶対量に対応する。従って、通信リンクの第2のグループに割り振られた所定のグループ容量を区分することで、例えば、GBRを伴う複数の区分を定義することができる。従って、例えば会話音声と会話動画のような、保証されたビットレートを必要とする2つ以上のサービスを同時に実現することができる。
別の例によれば、経時変化するグループ容量は、容量全体と所定のグループ容量との差に対応する。従って、ネットワークの容量全体が、例えば上記のサービスのような、多様なサービスによる利用のために利用可能であり、従ってこの場合、容量全体が効率的に分配される。
別の例によれば、方法にはさらに、第1のグループの通信リンクが所定のグループ容量の一部を利用することが含まれ、その場合、利用される一部は、第2のグループの通信リンク上のデータトラヒックと所定のグループ容量との差に対応する。従って、例えばネットワーク内のGBRトラヒックの負荷も通常は、例えば音声呼が確立されたり切断されたり(電話を切る)して、経時変化するのだから、その結果、GBRトラヒックの現行の負荷にとって不要な所定のグループ容量の部分が、第1のグループの通信リンクに関するデータトラヒック、例えば非GBRトラヒックのために利用可能となってもよい。従って、未使用の所定のグループ容量が、他のサービスによって、例えば動画のバッファによるストリーミングおよびTCPベースのサービス、例えばワールドワイドウェブ、電子メール、チャット、FTP、ファイル共有等のような非GBRサービスによって、使用されてもよい。
別の例によれば、通信リンクが少なくとも1つのパラメータに関連付けられ、そして、方法にはさらに、パラメータに基づいてその通信リンクをサブグループの1つに割り当てることが含まれる。従って、通信リンクは、サブグループと、容量の区分とそれらとの関係とが、容易かつ迅速に定義/再定義されうるように、1つの時刻点では或るパラメータに従って、そして、別の時刻点では別のパラメータに従って、柔軟にグループ化されるかまたは選択されてもよい。さらに、通信リンクをネットワークオペレータまたはQCIと関連付けることが可能である。
別の例によれば、第1のグループに割り当てられた通信リンクは、Guaranteed Bit Rateに関連せず、第2のグループに割り当てられた通信リンクは、Guaranteed Bit Rate(GBR)に関連する。従って、多様な特性を持つ多様なサービスが、それらのビットレート要件に従って多様な通信リンクを使用してもよい。
別の例によれば、容量がネットワークリソースと通信ネットワークを用いる移動局の位置とに依存し、その場合、ネットワークリソースは、無線リソース、処理リソース、およびリソースブロックのうち少なくとも1つを含む。従って、ネットワークリソースと、移動局の位置または動きとが分っている場合、ネットワークの容量が、現在の時刻点について導出されてもよいし、後の時刻点について概算されてもよい。
別の例によれば、割り振るステップが、動的に行われる。さらに、割り振るステップを所定の時間間隔でかまたは容量の変化に基づいて繰り返し行うことが可能であってもよい。従って、ネットワークの容量は経時変化することがあるのだから、経時変化するグループ容量のうちの非ゼロ部分または第2の非ゼロ部分を動的に割り振ることによって、容量のうちの割り振られた量が、ネットワークの容量全体の変化に従って絶対的な条件で変化し、その結果、容量の区分が更新されてもよい。
別の例によれば、通信ネットワークは、パケット交換モバイルネットワークである。従って、多様な特性を有する多様なサービスが、パケット交換モバイル環境で使用されてもよい。
図2は、区分エンティティの略図を示すが、区分エンティティは、本書で記述した方法のステップを実行するように構成されてもよい。
図2から分るように、区分エンティティ200は、制御装置210と割振器220とを備えており、それらが相互にデータを交換するように構成されてもよい。
制御装置210は、経時変化するグループ容量に関連付けられたグループに通信リンクを割り当てて通信リンクのグループを形成する。例えば、制御装置210は、例えば同じパラメータを有するといった、同じかまたは類似した特性を有する通信リンクを選択する。一例では、すべての非GBRベアラが選択されて第1のグループを形成してもよく、それがもう一度、他のパラメータ、例えばQCIパラメータに従って再分割されてベアラの第1および第2のサブグループを形成してもよく、それらを図5に非GBR区分1および非GBR区分2として示す。
制御装置210の上記で論じた機能は、例えばハードワイヤード回路やASIC(application specific integrated circuits)のようなハードウェア構成によって、あるいはソフトウェアまたは上記のいずれかの適切な組み合わせによって、実現されてもよい。実装例を後で図8に関して示す。
割振器220は、経時変化するグループ容量の非ゼロ部分を、グループの通信リンクの第1のサブグループに割り振る。例えば、非ゼロ部分は、図5における非GBR区分1についての30%のように、百分率であってもよい。すなわち、割振器220は、容量全体および経時変化するグループ容量についての情報を監視または受信して、例えば、図5の非GBR区分を構成する第1のグループに経時変化するグループ容量の30%を割り振ってもよい。経時変化するグループ容量は経時変化するのだから、割振器220は、後の時刻点でかまたは所定の時間間隔で、繰り返し割り振りを行って、利用可能な経時変化するグループ容量の同じ部分を動的に割り振ることができてもよいが、ただしそれは、絶対的な値(absolute terms)としては以前の割振りとは異なってもよい。
また、割振器220のこのような機能は、上記の制御装置の機能と同様に、ハードウェアまたはソフトウェアによって実現されてもよく、そして、制御装置210と割振器220との機能を1つのハードウェア装置またはソフトウェアまたは適切な組み合わせによって実現することも実行可能である。
一例では、区分エンティティ200は、例えば無線基地局(RBS)のような制御ノードの一部を形成してもよく、あるいはその代わりに、2つの要素210および220の諸機能が、無線アクセスネットワークの制御ノードの中に組み込まれてもよい。上記の諸機能を、図8に記述することになるシステムと同様、制御ノードの処理システム内で実行されるハードウェアまたはソフトウェアによって実装することができる。加えて、要素210および220の異なる機能を異なるノードに分散することも可能である。
さらに、制御ノードは、上りリンクおよび下りリンクについて1つのスケジューラまたはさまざまなスケジューラを有してもよく、そして、進入許可制御装置を備えてもよい。1つ以上のコアネットワークに向かっている、および、他の制御ノードに向かっている、無線側のインタフェースを介して、制御ノードが、無線送信のためのデータだけでなく、進入許可要求およびトラヒックのスケジューリング要求を受信してもよい。
以下で、図3に関して、容量を区分するためのより詳細な方法の別のフローチャートについて記述しよう。
図1に関して論じた通信リンクのグループを以下では第1のグループと呼ぶことにするが、それに加えて、通信リンクの第2のグループについて図3に関して記述する。
詳細には、図3のフローチャートのステップ310では、所定のグループ容量が通信リンクの第2のグループに割り振られる。これは、割振器220によって行われてもよい。本明細書の文脈では、所定のとは、指定された絶対量または固定量として理解されるべきである。言い換えると、割り振られた所定のグループ容量は通常、経時変化せず、そして、定義された閾値によって制限されてもよい。
例えば、所定のグループ容量は、容量全体と経時変化するグループ容量との差に対応する。従って、設定された所定のグループ容量の量は、利用可能な、経時変化するグループ容量の量を定義する。
その後のステップ320では、他の通信リンクが、経時変化するグループ容量に関連付けられた第1のグループに割り当てられる。このステップは基本的に、ステップ110に対応しており、それについては図1に関して詳細に記述した。
留意すべきだが、図3にそれが示されていなくても、ステップ310の通信リンクは、第2のグループに割り当てられた通信リンクであってもよく、それは所定のグループ容量に関連付けられたグループであり、従って所定のグループ容量を、ステップ310で第2のグループの通信リンクに割り振ることができる。
ステップ310で論じたように所定のグループ容量を割り振るのとは対照的に、以前に述べたステップ120と同様に、経時変化するグループ容量の非ゼロ部分が、ステップ330で通信リンクの第1のサブグループに割り振られる。
任意で、ステップ330の次にステップ340が行われてもよく、ステップ340では、経時変化するグループ容量の第2の非ゼロ部分が、通信リンクの第2のサブグループに割り振られる。
この例によれば、3つの区分が生成され、すなわち、第2のグループに関連する区分と、第1および第2のサブグループにそれぞれ関連する2つの区分とである。
留意すべきだが、図3の第2のグループに関連する区分に関連する容量は、固定されており、すなわち、指定された量であって、他の2つの区分は、経時変化するグループ容量の部分だけに関連しており、すなわち、それらの利用可能なビットレートは、経時変化するのであって、従って、容量の割り振られた量は変化するが、利用可能なビットレートのそれらの相対的な百分率は固定である。従って、2つのサブグループに関連する2つの区分は、相対的な条件で定義される。理解されることだが、方法は1つまたは2つのサブグループに限定されるのではなく、同じ利点が、より多くのサブグループを使って達成されてもよい。
上記で論じたように、第1のグループは経時変化するグループ容量に関連付けられていて、その一部分が割り振られるのだから、その一部分に対応して割り振られた量もまた、経時変化し、従って、ステップ350に示すように、非ゼロ部分を割り振るステップを時々繰り返すことが必要になることがある。例えば、第1の非ゼロ部分を割り振るステップまたは第2の非ゼロ部分を割り振るステップまたはその両方が、動的に行われてもよいし、所定の時間間隔で繰り返されてもよい。さらに、容量全体が概算または監視され、そして、例えば新たな通信リンクの進入許可のような、この容量の変化に基づいて割り振りが繰り返されてもよく、それについては図3の「YES」で示すが、その結果、プロセスはステップ330に戻る。
図4では、容量を区分する別の方法を示す。詳細には、図1および3のフローチャートに関して論じた方法と統合するかまたは組み合わせてもよいステップについて述べる。
ステップ410では、ステップ310と同様、所定のグループ容量が通信リンクの第2のグループに割り振られるが、その詳細は図3を参照されたい。
その後、ステップ420で所定のグループ容量の区分がさらに行われてもよく、すなわち、前記所定のグループ容量の第1の部分が、通信リンクの第3のサブグループに割り振られてもよく、その場合、所定のグループ容量のその部分は、前記所定のグループ容量の指定された絶対量に対応する。
同様に、別の実施形態では、ステップ430の点線のボックスによって示すように、所定のグループ容量の第2の部分が、通信リンクの第4のサブグループに割り振られてもよい。
明らかに、論じてきた実施形態は、上記に限定されるのではなく、所定のグループ容量のその他の部分をそこに割り振ることができる、通信リンクのもっと多くのサブグループが、定義されてもよい。
図3および図4にAおよびBという文字で示すように、記述したステップ410、420および430は、図3ではステップ310と入れ替えることができ、従ってこの場合、ステップ410、420および430は、310、330、340および350の前に行われてもよい。
さらにまた、図4のステップ410、420および430は、図1の方法と組み合わされてもよく、そして、ステップ110および120の前かまたはこれらのステップの後に行われてもよい。
また、当業者であれば、本書で論じた利点を実現するためにステップの順序を配列する可能性が他にもいくつかあることを理解するであろう。
以下では、上記で論じた実施形態について、図5、図6および図7に図解する具体例を参照することによってより詳細に記述する。
図5は、容量全体の区分を図解する。簡単に言えば、容量全体について、まず、GBR容量と非GBR容量とに区分が行われ、次いで、非GBR容量の区分がさらに行われて、2つのサブグループ、すなわち2つの異なる部分に関連する異なる相対的コミッティドレート(relative committed rates:RCR)を持つ2つの別のより小さな区分ができ、そして、GBR容量の区分がさらに行われて、2つの異なる絶対進入許可閾値(AAT)を持つ2つの区分ができる。
詳細には、図5は、セルにおいてサービス提供されるトラヒックの総計を時間の経過と共に図解する。図から分るように、セルの容量全体、すなわち、サービス提供されるトラヒックの量は、時間の経過と共に変化する。サービス提供されるトラヒックの経時変化は、多様なプロセスの結果であることがある。主として、経時変化は、サービス提供される多様なユーザの多様な無線チャネル品質によって引き起こされることがある。例えば、サービス提供されるユーザの大半が、不良な無線チャネル品質を経験している場合、サービス提供されるトラヒックの量は、サービス提供されるユーザの大半が良好な無線チャネル品質を経験している場合より少ないであろう。これは、無線基地局の内部機能、例えばリンクアダプテーションが、不良な無線条件のためユーザデータトラヒックを時間単位毎にユーザに送信するためにオーバヘッドを増加させる(変調を低下させて前方誤り訂正を強化する)からである。従って、経時変化する容量は、固定ネットワークとは異なるセルラーネットワークの特徴である。
一般に、容量は、ネットワークリソースと無線アクセスネットワークを用いる移動局の位置との関数であり、その場合、ネットワークリソースは、無線リソースと処理リソースとリソースブロックとを含むが、それについては以下でより詳細に記述しよう。
すでに述べたように、多様な区分を図5に示すが、1つの区分は、所定のタイプのトラヒックに対して「予約された」システム容量またはリソースの一部とみなされてもよい。
3GPP標準によるGBRトラヒックと非GBRトラヒックとの区別と同様に、図5ではGBR区分と非GBR区分とが区別されており、それらは、各々のトラヒックタイプにサービス提供されるのに用いられてもよい。この例では、トラヒックがベアラレベルQCIに基づいて区分上にマッピングされるが、多様なパラメータまたはパラメータの組み合わせを使った多様なマッピングも可能であり、それについては以下でより詳しく論じよう。
この例および以下の例では、通信リンクをベアラと呼ぶ。非GBR区分に関連する第1のグループに割り当てられた一部のベアラは、保証されたビットレートを有しない(非GBR)トラヒックを搬送し、従って、ビットレートが変化し、そして、GBR区分に関連する第2のグループに割り当てられた他のベアラは、保証されたビットレート(GBR)を伴うトラヒックを搬送する。
GBRベアラ、すなわち第2のグループのベアラを、進入許可制御機能に関連付けることができ、進入許可制御機能を用いてGBRベアラ上のGBRトラヒックの負荷を制限し、それによって、そのようなトラヒックによって用いられる容量を制限してもよい。進入許可制御は、図5では点線(短い点線)で描かれており、進入許可制御によって区分への進入を許可されたビットレートを示す。
図5では、2つのGBR区分であるGBR区分1およびGBR区分2が、2つの絶対進入許可閾値(Absolute Admission Thresholds:AAT)、すなわちAAT、AATによって定義されており、水平の点線によって分けられている。AATは、GBR区分への進入を許可されるすべてのベアラの最大GBRの総計として定義されてもよい。GBRの総計は、すべての許可されたベアラのGBRの総和であり、場合によっては活動係数(アクティビティ・ファクター)≦1を乗じたものである。AATは絶対的な条件で定義され、それとは対照的にRCRは相対的条件で定義されるが、それについては後述しよう。ここで、AAT全体は、最小容量、すなわち経時変化する容量全体の最小値より常に小さい。
従って、GBR区分に関連する容量は、上記の所定のグループ容量であることから、所定のグループ容量は、定義済閾値によって制限されてもよい。
オペレータは、図5では2つであるが、複数のGBR区分を定義してもよく、その場合、個々の区分のAATの総和が、すなわち図5ではAATとAATの総和が、AAT全体に相当する。次いでこれが、GBRトラヒックがシステム上にもたらしうる最大負荷を定義する。余った容量は、非GBRトラヒック用に残されてもよい。
一般に、GBR区分に関連する第2のグループに割り振られていない容量は、非GBR区分に関連する第1のグループへの割り振りのために利用可能である。留意すべきだが、GBRトラヒックの負荷は、経時変化するのであり、そして、AAT全体は、この負荷の最大量を定義するに過ぎない。すなわち、いずれかの所与の時刻には、AAT全体の容量の一部(所定のグループ容量)がGBRトラヒックによって使用され、そして、未使用のGBR容量は非GBRトラヒック用として利用可能なのであって、それについては以下の図7に関して詳細に記述しよう。
図5に、2つのGBR区分1およびGBR区分2における未使用のGBR容量と使用されたGBR容量とを、進入許可制御によって区分への進入を許可されたビットレートを示す点線(短い点線)によって示す。
図5に示す例に関して上述したように、一旦GBRトラヒックがサービス提供されると、余った容量は、非GBRトラヒック用に残される。この余りは、典型的には経時変化するのであり、経時変化するグループ容量として定義されてもよい。言い換えると、経時変化するグループ容量は、容量全体とGBRによって用いられる容量(例えば、GBRトラヒックが割り振られた所定のグループ容量をすべて使い切った場合は所定のグループ容量)との差差に相当する。
図5で分かるように、セル容量全体は経時変化し、また、GBRトラヒックの負荷もまた経時変化するため、容量全体は典型的には長時間一定なのではない。留意すべきだが、GBRトラヒックによって使用されないGBR容量は、上記のように、非GBR容量に追加されてもよい。
余った容量は、すなわち経時変化するグループ容量は、非GBR区分に、すなわち、図5に示す例では非GBR区分1と非GBR区分2とに、分割されてもよい。非GBR容量の経時変化する性質を考えれば、そのような非GBR区分は、相対的条件で、例えば図5に示すような相対的コミッティドレート(relative committed rate:RCR)によって、定義される。
RCRは、1つの区分に対して与えられることがある非GBR容量全体の百分率として定義されてもよく、各非GBR区分は、図5の1つのRCRに、すなわちRCRとRCRとに、関連付けられる。すべての非GBR区分の総和は、100%を超えてはならない。図5の例では、RCRは30%であり、RCRは70%である。相対的コミッティドレートは、従って相対的コミッティド容量であるとみなされてもよい。
一定の区分にそのRCRを完全に使うための十分な負荷がない場合、すなわち、残りのベアラに容量がある場合には、他の非GBR区分が、それらのRCRを超えてサービス提供されてもよい。RCRは、非GBR区分に与えられうる最小レベルのサービスを定義するにすぎない。
同様に各非GBR区分が、区分が使用しうる非GBR区分の最大部または最大部分を定義する相対的ピークレート(relative peak rate:RPR)に関連付けられてもよい。
また、システムが非GBR区分を定義するだけである場合、図1に関して述べた実施形態と同様、相対的条件、例えばRCRおよびRPRでの区分の定義が、一般的事例で使用されてもよい。また、RCRおよびRPRがそれぞれ、上記の非ゼロ部分の最小レベルおよび最大レベルとして使用されてもよい。
GBRおよび非GBR区分は、合成されてもよく、そして、非GBR容量全体が、2つの典型的には経時変化する量、すなわちGBR負荷全体とセル容量全体との差として定義されてもよい。
上記のように、RCRとRPRとは、GBRトラヒックによって現時点で使用されていないセル容量の百分率として定義されてもよい。しかし、速すぎるデータレートは適切でない場合がありうる。
例えば、オペレータが、そうしないとシステムが空である時でさえ、区分の容量を制限することを望むことがある。その一例は、ピア・ツー・ピアのトラヒックを搬送する区分のスループットであってもよい。ピア・ツー・ピアのトラヒックを大量にダウンロードしているユーザが「良すぎる」サービス性能について契約していないことがあるため、トラヒックが少ない時でさえ、オペレータが、スループットを制限することを望むことがある。これが、RPRの必要性を促す。
そのような場合には、RCRとRPRとを百分率として定義し、かつ、その区分が、システム内で負荷を持つ唯一の区分である場合には、RCRおよびRPRは、定義上、100%である。
区分の容量を制限するには、以下の2つのメカニズムが使用されてもよい。
第1のメカニズムでは、基地局は、未使用のままのリソース、例えばリソースブロックの量を測定することによってセル容量全体を推定してもよい。次いで、モデルを用いて、このリソースの量を、例えばスループットについて、容量へ翻訳してもよい。例えば、このモデルへの入力がO&Mシステムを介して構成されてもよいし、例えば1つのリソースブロックが平均で50kbpsに対応してもよいし、あるいは、モデルがセル内での測定値に基づいて自動的に構成されてもよく、例えば直近の24時間の間、このセル内のリソースブロック当りの平均有効レートは45kbpsであって、それが次いで容量全体を計算する場合にモデルの中で使用されてもよい。従って、無線基地局は、容量全体が分からない場合、モデルを用いて容量を計算することによって、容量に関する決定を行ってもよい。
ネットワークリソースとUEの位置とが分かっていればいるほど、容量がより良く概算されうるのだが、なぜなら容量は、ネットワークリソースと、無線アクセスネットワークを用いているUEの位置との関数だからである。
さらに、第2のメカニズムでは(第2のメカニズムも、基地局がスケジュールすべきトラヒックの不足に起因してセル容量全体を計算することができない場合に適していることがあるのだが)、例えば、区分を定義するための絶対的閾値が使用されてもよい。この場合も、非GBR区分が、この区分がそれを使ってサービス提供されるべき最大レートを定義する絶対的閾値によって、定義されうる。例えば、セル容量全体を計算することができない場合、サービス区分Aは、5Mbpsという最大値を提供されてもよい。
以前に、図5に関して、区分パラメータ、例えばRCR、RPR、AAT等は一定であると述べた。しかし、区分パラメータの構成も、場合によってはO&Mシステムのような管理プレーンから制御されうる。例えば、図5の例においてGBRパラメータに関連する新たなベアラが確立されると仮定すると、AATとAATとは、新たなサービスについてのトラヒックを新たに確立されたベアラ上で可能にするため、変更されるべきである。同様に、追加の非GBRベアラが確立される場合、図5のRCRが別の百分率に変更されてもよい。
図5の例で分かるとおり、多様なQCIパラメータが多様な区分にマッピングされる。これらのQCIパラメータは、3GPP TS 23.401の標準化されたQCIに必ずしも関連されず、別のかたちで定義されてもよい。
一般に、通信リンク、例えばベアラは、少なくとも1つのパラメータに関連付けられ、そして、通信リンクは、区分の1つにマッピングされた通信リンクのサブグループの1つに、このパラメータに基づいて割り当てられてもよい。図5の例の代わりに、または、それに加えて、使用されるパラメータは、以下のPLMN−ID、Allocation Retention Priority(ARP)等であってもよい。
すなわち、通信リンクは、一定の通信リンク、すなわち一定のベアラについての区分についてのグループまたはサブグループを示すために、PLMN−ID(public land mobile network identifier)に関連付けられてもよい。例えば、複数のオペレータが共有の通信ネットワークに出資して、そのネットワークを一緒に運用し、他方ではオペレータ各社が少なくとも1つの一意のPLMN−IDを有するような所定のネットワーク共有シナリオでは、区分を用いてオペレータ間でネットワーク容量を分割することが有益である場合がある。従って、PLMN−IDは、そのようなシナリオでは、一定のベアラがとの区分にマッピングされるかを判定するのに用いられる1つの入力でありうるだろう。
さらに、制御ノードから送信された信号が、その上に一定のトラヒックがマッピングされる区分を修正してもよい。上記のように、RANの中の所定の区分上へのトラヒックのマッピングは、QCI、ARPおよびPLMN−IDというパラメータのうちの少なくとも1つに依存してもよい。これらのパラメータの1つが、既存のベアラについて修正される場合、RANが、その上にトラヒックがマッピングされる区分を変更してもよい。
ここで、ARPの値は、割当ておよび保持の優先度を表しており、すなわち、リソース制限の場合にベアラ確立/修正要求を受け入れることができるかまたは拒否される必要があるのかということを決定する際の要素として機能する。また、ARPの値は、予想されるリソース制限の間に、例えばハンドオーバの時に、どのベアラを外すのかを決定するのに用いることもできる。ARPとQCIとのような多様なパラメータについては、3GPP TS 23.401にも、もっと詳しく論じられている。
また同様に、データトラヒックが、少なくとも1つのパラメータに関連付けられてもよい。例えば、データトラヒックが、あるサービスの特性を表すQCIに関連付けられる。詳細には、パケットの宛先IPアドレスを使用し、データトラヒックがQCIの必要な特性に従って同じQCIに関連するベアラ上で送信されてもよいように、テーブルを用いてそのIPアドレスをオペレータとユーザとの間のサービスまたはサービス契約を反映するQCIに関連付けてもよい。
この例および以下の例では、トラヒックの量がビットレートとして記述されるが、トラヒックの量を測定および指定するのに他の量が判定されてもよい。例えば、送信時間間隔における区分用にスケジュール化しうるリソースブロックの数が指定されている場合、実装によってはその方が容易であることがある。この場合、ビットレートを測定する必要はなく、代わりにブロックの数を計算してもよいため、単純かつ効果的な実装となる。
この例および以下の例は、システムリソースの「下りリンク容量」という文脈で記述しているが、記述された区分が、他のシステムリソース、例えばベースバンド処理容量または無線基地局においてスケジューリング用に利用可能な物理リソースブロックにも適用可能であることがあり、それには、スケジューリングやチャネル符号化/復号化やリンクレイヤプロトコル手順等のための処理も含まれてもよい。これは、ボトルネックが、無線インタフェースにあるのではなく、例えばベースバンドにおける送信器の処理容量にある場合に、特に有益であることがある。
例として、例えば送信器内のスケジューラが限られた数のリソースブロックしか処理できない場合、無線インタフェース上で送信されうるデータ量が処理容量によって制限されることがある。従って、本書で記述した「容量の区分」が、下りリンク容量または処理容量に限定されないことが分かる。
加えて、容量の区分は、UEからRANへの上りリンクでも有益であることがある。特に、RANの中のノード、例えば無線基地局が、例えばベアラのような通信リンク上でデータ量を指定されたサービス品質で送信するというUEからの要求に従って上りリンクのトラヒックをスケジュール化する場合に、これが選択肢であってもよい。
図6は、一定時間に亘ってサービス提供されるトラヒック間のセル容量を区分するという別の具体例を図解する。GBR無線ベアラ(radio bearers:RB)とも呼ばれるGBRベアラからのトラヒックを点々で描いているが、それが進入許可閾値まで進入を許可される。図のように、時間で平均すると閾値が満足される場合には、短時間の間、GBRトラヒックが進入許可閾値を超えることは可能である。
上記で論じたように、GBRベアラのトラヒックが閾値を下回る場合、対応する容量は、非GBRベアラ(斜線部分)によって使用されうる。別の区分(交差斜線部分)が、シグナリングおよびその他の高優先度のトラヒック用に用いられる。本例では、シグナリングは非GBRベアラ上で行われるが、シグナリングの優先度は非常に高く設定されることがあるため、時間重視のシグナリングは、十分な容量を受ける。
3GPP標準によれば、無線ベアラは、LTEシステムにおいてトラヒックを搬送するエンティティである。
以下では、トラヒックの調整およびスケジュール化によって保証されうる容量割振りの別例を図7に関して記述する。
図5および図6と同様、経時的なセル容量の総計の変化を示す。図7では、トラヒックのさらなる区分が可能であることを示す。特に、GBR区分は、異なるサブグループに再分割することができ、それらは保証されたトラヒック割当て、例えば特定の量のトラヒック、を受けることが望ましい。
図7には、GBRトラヒックに関する2つのサブグループがあり、1つは音声サービス用で、他方は、動画サービス用(それぞれ右下がりおよび左下がりの斜線)である。両サブグループは、サブグループが関連付けられた所定のグループ容量のそれらのそれぞれの進入許可閾値まで、トラヒックを搬送することができ、進入許可閾値は水平の点線で示す。従って、個別AATは、多様なサブグループに関連付けられ、それに対して、AAT全体は、サブグループの全ての個別AATのグループまたは総和に関連付けられる。GBR容量の中に複数の区分がある場合、進入許可制御は、AAT全体についてよりもサブグループのAATについて行われる方が望ましい。この場合もやはり、例えばNASおよびRRCメッセージを搬送するシグナリングのような高優先度のトラヒック(白)には別の区分が予約されるが、それらについてはこれ以上記述せず、図を簡略にするため、一定の負荷であると仮定しよう。
また、非GBRトラヒックが、1つは標準ユーザ用(交差平行線部分)、他方はプレミアムユーザ用(点々の部分)という2つのグループに再分割されてもよい。全体では、非GBRトラヒックからのベアラは、GBRおよび優先トラヒックがスケジュール化された後に残ったセル容量全体の部分を用いることができる。非GBRベアラ用に残った容量全体は、残余容量の相対的部分としてサブグループ間で再分割される。この例では、非GBRベアラ用に残った容量の70%が、プレミアムトラヒック用に予約され、他方、残りの30%が標準トラヒック用である。非GBRトラヒック用の容量が、動画トラヒックがセル容量全体のうちの一部を使い始めた図7の時刻tの場合のように突然削減された場合、両方の区分がそれ相応に削減されたトラヒックのそれらの絶対量を有するように、トラヒックの70%から30%への再分割が維持される。
言い換えると、GBR容量に対応する所定のグループ容量の一部が、非GBR区分に関連する第1のグループのベアラによって利用されてもよい。図7で分かるように、第1のグループのベアラによって利用されうるGBR容量の部分は、GBRベアラ上のデータトラヒックによって用いられる容量とGBR容量との差に相当する。詳細には、音声サービスと動画サービスとが開始されていない限り、図7の左部分、すなわち両GBR区分は、図7に示す非GBRサービスの非GBRトラヒック(点々の部分)によって利用されてもよい。一般に、「利用される」という用語は、トラヒックが、別のグループまたはサブグループのためにも予約されうる容量を使用することを言う。これによって、特に、そうでなければアイドル状態である容量の一時的な利用が可能になり、トラヒックを動的にスケジュール化することや動的にリソースを割り当てることに相当することがある。この場合、スケジューラが1つ以上の送信時間間隔について1つ以上のリソースブロックを、例えばミリ秒毎に数百のリソースブロックを、ベアラに割り当てるかまたはスケジュール化してもよく、その場合、GBR容量がGBRベアラによって完全に使用されていない場合、GBR容量が、非GBRトラヒックを搬送する非GBRベアラについて使用されてもよい。
所定のグループ容量の一部を利用することに加えてかまたはその代わりに、例えばオペレータによる再構成によって、この容量の一部が再度割り振られてもよく、そして、AAT全体がこのように変更されてもよい。
上記の例では、非GBR区分に関連する容量は経時変化し、容量全体も経時変化すると想定されたことから、経時変化するグループ容量と呼ばれることを述べた。しかし、容量全体は経時変化しないかまたはほんのわずか変化するだけであって、かつ、経時変化するグループ容量が経時変化する場合もありうるが、それは図7から分かるように、GBRトラヒックも経時変化することがあるからである。
以下では、図8について述べる。図8は、本発明の別の実施形態による区分エンティティの要素を図解する。詳細には、図8の区分エンティティ800は、プロセッサ810と、メモリ820と、I/Oインタフェース830とを備える。
この一般的な例では、制御装置210と割振器220とが、適切なインタフェースに接続したプロセッサ810によって構成されてもよく、プロセッサ810は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアによって制御装置210と割振器220との機能を実行するように構成される。従って、機能は、ソフトウェアの更新またはハードウェア構成によって変更または拡張されてもよい。区分エンティティの中で行われる機能については、上記で詳細に記述しており、不要な繰り返しを避けるため、特に図2の議論を参照されたい。制御装置210および割振器220の機能は、マイクロプロセッサ、コンピュータ、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)または集積回路、例えばASIC(application specific integrated circuit)によって実現されてもよいが、それらに限定されない。
例えば、メモリ820は、いずれかの適切なまたは望ましいストレージデバイスであってもよいし、以下のコンポーネント、すなわちRAM、ROM、ハードディスク、(E)EPROM、ディスク、フラッシュメモリ等のうちの1つまたは複数の組み合わせであってもよい。フラッシュメモリは、プログラムコードをエクスポートまたはインポートするのに適していてもよい。メモリ820の中に記憶されたプログラムコードは、上記の多様な方法のステップをプロセッサ810に実行させるように構成された命令を含むプログラムであってもよい。
I/Oインタフェース830は、ネットワークからの制御信号を受信するように構成されてもよい。さらに、他の情報、例えばシステムの容量およびトラヒックを監視または計算するのに必要な情報が、I/Oインタフェース830を通じて取得されてもよい。例えば、上記のように、区分エンティティ800が、無線基地局に組み込まれてもよい。
当業者であれば理解するであろうが、プロセッサおよびその機能が、他のノードまたはシステムに組み込まれるかまたはそれらに分散されてもよく、そして、上記の方法が、データ処理コンピュータ、例えばパーソナルコンピュータ、ワークステーションコンピュータ、メインフレームコンピュータ、またはその他の適切なコンピュータに実装されてもよい。
別の実施形態によれば、制御装置210の一部であってもよいデータプロセッサに、例えばプロセッサ810に、上記の方法のステップの組み合わせを実行させるように構成された命令を含むプログラムが提供されてもよい。
そのプログラムまたは要素が、メモリ、例えば図8のメモリ820の中に記憶され、そして、データプロセッサによって検索されて実行されてもよい。
また、その中にプログラムが収録されているコンピュータ可読媒体が提供されてもよい。コンピュータ可読媒体は、例えばディスクまたはその他のデータキャリアのように有形であってもよいし、電子的、光学的またはいずれかの他のタイプの送信に適した信号によって構成されてもよい。コンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読媒体を含んでもよい。
上記のように、ここまで論じた本発明の実施形態および例によって、容量の区分が可能になり、そして、例えばパケット交換セルラーネットワークの場合のように、典型的に経時変化する容量全体を持つシステムにおけるGBRおよび非GBRの組み合わせが可能になる。さらに、低優先度の非GBRサービスのリソースの枯渇を回避するための手段が提供された。従って、パケット交換セルラーネットワークにおけるサービスの信頼性を高めるための単純かつ効果的な手段が提供された。
当業者には明白であろうが、本発明の範囲または精神から逸脱することなく、各種の修正形態および変形形態が、本発明のエンティティおよび方法並びに本発明の構成においても行われうる。
本発明について、具体的な実施形態および例に関して述べてきたが、それらはあらゆる点で限定的ではなく例示的であることが意図されている。当業者であれば理解するであろうが、ハードウェア、ソフトウェアおよびファームウェアの多くの多様な組み合わせが、本発明を実施するのに適するであろう。
また、本書で開示した本発明の明細書および手法を考察すれば、当業者には本発明の他の実装が明らかであろう。明細書および例は、例示しているに過ぎないとみなされることが意図されている。このために、理解されるべきだが、本発明の態様は、前述の開示した1つの実装または構成のすべての特徴よりも少ないところにある。従って、本発明の真の範囲と精神とは、以下の請求項によって示される。

Claims (15)

  1. 通信ネットワークにおける容量を区分するための方法であって、
    通信リンクのグループを形成するために、経時変化するグループ容量に関連付けられたグループに通信リンクを割り当てるステップを有し、
    前記グループは、前記通信リンクの第1のサブグループと、少なくとも1つの第2のサブグループと、を含み、
    前記方法は、前記経時変化するグループ容量の非ゼロ部分を、前記グループの通信リンクの前記第1のサブグループに割り振るステップを有する、
    方法。
  2. 前記経時変化するグループ容量の第2の非ゼロ部分を、通信リンクの前記第2のサブグループに割り振るステップ
    を更に有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記グループは第1のグループであり、
    前記方法は、所定のグループ容量を、通信リンクの第2のグループに割り振るステップを有する、
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記所定のグループ容量は、定義済みの閾値(AAT)によって制限される、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記第2のグループに割り振られていない容量が、前記第1のグループに対する割り振りのために利用可能である、
    請求項3又は4に記載の方法。
  6. 前記所定のグループ容量の一部分を通信リンクの少なくとも1つの第3のサブグループに割り振るステップを更に有し、
    前記所定のグループ容量の前記一部分は、前記所定のグループ容量の指定された絶対量に対応する、
    請求項3乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記経時変化するグループ容量は、容量全体と前記所定のグループ容量との差に対応する、
    請求項3乃至6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記第1のグループの通信リンクが前記所定のグループ容量の一部を利用するステップを更に有し、
    当該利用される一部は、前記第2のグループの通信リンク上のデータトラヒックと前記所定のグループ容量との差に対応する、
    請求項3乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 通信リンクは、少なくとも1つのパラメータに関連付けられ、
    前記方法は、前記パラメータに基づいて前記通信リンクを前記サブグループの1つに割り当てるステップを更に有する、
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記第1のグループに割り当てられた通信リンクは、保証ビットレート(Guaranteed Bit Rate)に関連せず、
    前記第2のグループに割り当てられた通信リンクは、保証ビットレートに関連する。
    請求項3乃至9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記容量は、ネットワークリソースと、前記通信ネットワークを用いる移動局の位置と、に依存し、
    前記ネットワークリソースは、無線リソース、処理リソース、及びリソースブロックのうちの少なくとも1つを含む、
    請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記割り振るステップは、動的に実行されるか、或いは、所定の時間間隔で又は前記容量の変化に基づいて繰り返し実行される、
    請求項1乃至11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記通信ネットワークは、パケット交換モバイルネットワークである、
    請求項1乃至12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 通信ネットワークの区分エンティティであって、
    通信リンクのグループを形成するために、経時変化するグループ容量に関連付けられたグループに通信リンクを割り当てる制御装置を有し、
    前記グループは、前記通信リンクの第1のサブグループと、少なくとも1つの第2のサブグループと、を含み、
    前記区分エンティティは、前記経時変化するグループ容量の非ゼロ部分を、前記グループの通信リンクの前記第1のサブグループに割り振る割振器を有する、
    区分エンティティ。
  15. データ処理手段に請求項1乃至13のいずれか1項に記載の方法を実行させるように構成された命令を含むコンピュータプログラム。
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