JP2011523299A - 端末とアクセスポイントとの間の接続の選択的解放 - Google Patents

端末とアクセスポイントとの間の接続の選択的解放 Download PDF

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Abstract

アクセスポイントと通信するときに競合する識別子を使用してモバイルデバイスの選択的解放を容易にするシステムおよび方法が、説明される。アクセスポイントは、競合する識別子を検出し、そして選択的解放メッセージをモバイルデバイスへと送信することができる。選択的解放メッセージは、あいまい性解消識別子を含むことができ、それで適切なモバイルデバイスは、それがアクセスポイントに対して間違って接続されることを識別することができ、そしてその接続を解放することができる。あいまい性解消識別子は、識別子、以前のメッセージに関連した態様、セキュリティまたはコンテキストのチェックが復号されることができるかどうかなど、正しく、または間違って接続されたモバイルデバイスの1つまたは複数の固有の態様とすることができる。したがって、間違って接続されたモバイルデバイスの接続は、正しく接続されたモバイルデバイスを追加して解放することなく、解放されることができる。

Description

相互参照
本願は、2008年6月2日に出願され、そしてその全体がここにおいて参照によって組み込まれている「ワイヤレス通信システムにおけるRRC接続を管理するための方法および装置(A METHOD AND APPARATUS FOR MANAGING RRC CONNECTION IN WIRELESS COMMUNICATION SYSTEM)」という名称の米国仮出願第61/057,919号の利益を主張するものである。
本開示は、一般にワイヤレス通信に関し、そしてより詳細には無線リソース制御(RRC)接続を管理することに関する。
ワイヤレス通信システムは、例えば、音声、データなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開される。典型的なワイヤレス通信システムは、使用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅、送信パワー、...)を共用することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムとすることができる。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システムと、時分割多元接続(TDMA)システムと、周波数分割多元接続(FDMA)システムと、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムなどとを含む。さらに、それらのシステムは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)、3GPP長期発展(long term evolution)(LTE)、ウルトラモバイルブロードバンド(ultra mobile broadband)(UMB)などの仕様に準拠したものとすることができる。
一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のモバイルデバイスについての通信を同時にサポートすることができる。各モバイルデバイスは、順方向リンクおよび逆方向リンクの上の送信を経由して1つまたは複数のアクセスポイント(例えば、基地局、フェムトセル、ピコセル、中継ノード、および/または同様のもの)と通信することができる。順方向リンク(またはダウンリンク)は、アクセスポイントからモバイルデバイスへの通信リンクを意味し、そして逆方向リンク(またはアップリンク)は、モバイルデバイスからアクセスポイントへの通信リンクを意味する。さらにモバイルデバイスとアクセスポイントとの間の通信は、単一入力単一出力(SISO)システム、多入力単一出力(MISO)システム、多入力多出力(MIMO)システムなどを経由して確立されることができる。さらに、モバイルデバイスは、他のモバイルデバイスと(および/またはアクセスポイントは、他のアクセスポイントと)、ピアツーピアワイヤレスネットワークコンフィギュレーションの中で、通信することができる。
さらに、モバイルデバイスは、無線リソース制御(RRC)レイヤ上でアクセスポイントに接続することができる。さらに、モバイルデバイスは、シームレスなネットワークアクセスを容易にするために、ワイヤレスネットワークハンドオーバ通信を通して異種の(disparate)アクセスポイントへと移動することができる。セル再選択とも称されることができるそのようなハンドオーバ中に、ソースアクセスポイントとターゲットアクセスポイントとは、ハンドオーバを達成するために通信することができ、そしてモバイルデバイスは、それとともに通信するために使用されるターゲットアクセスポイントに特有の識別子または他の情報を受信することができる。しかしながら、モバイルデバイスが、(例えば、アクセスポイント識別子における混乱、またはパイロット疑似雑音(PN)に起因して)間違ったアクセスポイントに対して、ハンドオーバし、あるいは接続確立を試みることは、可能である。
モバイルデバイスは、アクセスポイントに間違って接続されることにより、異種のモバイルデバイスにすでに割り付けられている識別子を割り当てられることもさらに可能である。したがって、それらの識別子は、モバイルデバイスと、それからの通信を受信するアクセスポイントとの間に混乱を引き起こして競合する可能性がある。この混乱を直そうとする以前の試みは、識別子に関連した接続解放メッセージを送信することを含み、これは、アクセスポイントと正しく通信するモバイルデバイスと、アクセスポイントと間違って通信するモバイルデバイスとの両方に、接続を解放するようにさせる。
以下は、そのような態様の基本的理解を提供するために、特許請求の範囲の主題の様々な態様の簡略化された概要を提示している。この概要は、すべての企図される概要の広範な概説ではなく、そして重要な、または不可欠な要素を識別するようにも、そのような態様の範囲を示すようにも意図されてはいない。その唯一の目的は、後で提示されるさらに詳細な説明に対する前置きとして簡略化された形式で、開示された態様についてのいくつかの概念を提示することである。
1つまたは複数の実施形態と、その対応する開示とに従って、様々な態様は、モバイルデバイスのリソースの選択的解放を提供することを容易にすることに関連して説明され、ここでモバイルデバイスは、アクセスポイントに既に接続されているモバイルデバイスと競合する識別子を使用して間違ったアクセスポイントと通信する。一例においては、アクセスポイントは、通信が、現在接続されているモバイルデバイスから期待されるタイプのものでないことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、モバイルデバイスからの間違った通信を検出することができる。それに応じて、アクセスポイントは、間違って接続されたモバイルデバイスだけに、アクセスポイントから切り離すようにさせる選択的解放メッセージを送信することができる。一例においては、選択的解放メッセージは、あいまい性解消識別子(disambiguation identifier)を有する既存の接続解放メッセージとすることができ、その結果、接続されたモバイルデバイスは、メッセージ、新しく定義されたメッセージ、他のどこかで提供されるコンテキスト、および/または同様なものを処理しない(その代わりに、間違って接続されたモバイルデバイスだけが行う)ようになる。したがって、選択的解放は、現在接続されているモバイルデバイスを乱すことなく、間違って接続するモバイルデバイスのために提供されることができる。
関連した態様によれば、ワイヤレス通信において選択的解放を実行するための方法が、提供される。本方法は、正しく接続されたモバイルデバイスから間違って接続されたモバイルデバイスのあいまい性を解消する(disambiguates)アクセスポイントから選択的解放通知を受信すること、を含むことができる。本方法は、選択的解放通知に少なくとも部分的に基づいてアクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかを決定することと、アクセスポイントに対する接続が間違っていることを決定することに少なくとも部分的に基づいてアクセスポイントに対する接続を解放することと、をさらに含むことができる。
別の態様は、ワイヤレス通信装置に関する。ワイヤレス通信装置は、アクセスポイントからの選択的解放通知を得るように、そして選択的解放通知が、ワイヤレス通信装置に当てはまるかどうかを検出するように、構成された少なくとも1つのプロセッサを含むことができる。プロセッサは、さらに、選択的解放通知が当てはまるかどうかを検出することに少なくとも部分的に基づいてアクセスポイントからの接続を解放するように構成されている。ワイヤレス通信装置はまた、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリを備える。
さらに別の態様は、ワイヤレスネットワークにおいて通信を開放することを容易にする装置に関する。本装置は、アクセスポイントから選択的解放メッセージを受信するための手段と、選択的解放メッセージに少なくとも部分的に基づいてアクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかを決定するための手段と、を備えることができる。本装置は、アクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかに応じて、アクセスポイントからの接続を解放するための手段、をさらに含むことができる。
さらに別の態様は、コンピュータプログラム製品に関し、このコンピュータプログラム製品は、少なくとも1台のコンピュータに、間違って接続されたモバイルデバイスのあいまい性を解消するアクセスポイントから選択的解放通知を受信するようにさせるためのコードを含むコンピュータ可読媒体を有することができる。コンピュータ可読媒体は、少なくとも1台のコンピュータに、選択的解放通知に少なくとも部分的に基づいてアクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかを決定するようにさせるためのコードと、少なくとも1台のコンピュータに、アクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかを決定することに少なくとも部分的に基づいてアクセスポイントに対する接続を解放するようにさせるためのコードと、を備えることもできる。
さらに、追加の態様は、アクセスポイントからの選択的解放メッセージを受信する選択的解放メッセージコンポーネントと、選択的解放メッセージに少なくとも部分的に基づいてアクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかを見分ける(discerns)あいまい性解消識別子コンポーネントと、を含む装置に関する。本装置は、アクセスポイントに対する接続が、間違っているかどうかに応じてアクセスポイントからの接続を解放する解放コンポーネント、をさらに含むことができる。
さらなる態様によれば、競合する識別子を用いてモバイルデバイスを選択的に解放するための方法が、提供される。本方法は、識別子を備えるアクセス要求をモバイルデバイスから受信することと、その識別子が、接続されたモバイルデバイスに以前に割り付けられた割り当てられた識別子と競合することを決定することと、を含むことができる。本方法は、識別子と、割り当てられた識別子との間の競合に少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスと、接続されたモバイルデバイスとに選択的解放メッセージを送信すること、を含むこともできる。
別の態様は、ワイヤレス通信装置に関する。ワイヤレス通信装置は、モバイルデバイスから識別子を備えるアクセス要求を得るように、そして識別子と、接続されたモバイルデバイスに割り付けられる割り当てられた識別子との間の競合を検出するように構成された少なくとも1つのプロセッサ、を含むことができる。プロセッサは、さらに、競合する識別子と、割り当てられた識別子とに対応する選択的解放メッセージを送信するように構成されている。ワイヤレス通信装置はまた、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリを備える。
さらに別の態様は、1つまたは複数のモバイルデバイスの選択的解放を要求することを容易にする装置に関する。本装置は、モバイルデバイスから識別子を備える通信を受信するための手段と、識別子が、接続されたモバイルデバイスに割り当てられる異種の識別子と競合することを決定するための手段と、を備えることができる。本装置は、識別子に少なくとも部分的に基づいて選択的解放メッセージを送信するための手段、をさらに含むことができる。
さらに別の態様は、コンピュータプログラム製品に関し、このコンピュータプログラム製品は、少なくとも1台のコンピュータに、識別子を備えるモバイルデバイスからのアクセス要求を受信するようにさせるためのコードを含むコンピュータ可読媒体を有することができる。コンピュータ可読媒体は、少なくとも1台のコンピュータに、識別子が、接続されたモバイルデバイスに以前に割り付けられた割り当てられた識別子と競合することを決定するようにさせるためのコードを備えることもできる。コンピュータ可読媒体は、少なくとも1台のコンピュータに、識別子と、割り当てられた識別子との間の競合に少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスと、接続されたモバイルデバイスとに対して選択的解放メッセージを送信するようにさせるためのコードをさらに含むことができる。
さらに、追加の態様は、装置に関する。本装置は、モバイルデバイスから識別子を備える通信を受信するトランシーバコンポーネントと、識別子が、接続されたモバイルデバイスに割り当てられる異種の識別子と競合することを決定する間違い通信検出コンポーネントと、を含むことができる。本装置は、識別子に少なくとも部分的に基づいて選択的解放メッセージを生成する選択的解放メッセージコンポーネント、をさらに含むことができ、そこでは、トランシーバコンポーネントは、モバイルデバイスと、接続されたモバイルデバイスとに対して選択的解放メッセージを送信する。
上記の目的および関連した目的の達成のために、1つまたは複数の実施形態は、以降で十分に説明され、特許請求の範囲において特に指摘される特徴を備える。以下の説明および添付の図面は、1つまたは複数の実施形態のある種の例示の態様を詳細に説明している。しかしながら、これらの態様は、様々な実施形態の原理が使用されることができる様々なやり方のうちの少しだけを示すにすぎず、そして説明される実施形態は、すべてのそのような態様と、それらの等価物とを含むように意図される。
ワイヤレスネットワークの中で選択的解放メッセージを通信するためのシステムのブロック図である。 ワイヤレス通信環境内で使用するための一例の通信装置の説明図である。 競合する識別子を使用してモバイルデバイスについての選択的解放メッセージを利用することを達成する一例のワイヤレス通信ネットワークを示している。 競合する識別子を有するモバイルデバイスについての選択的解放メッセージを利用する一例のワイヤレス通信システムを示している。 選択的解放通知を処理することを容易にする一例の方法のフローチャートである。 識別子の競合を解決するために選択的解放メッセージを送信する一例の方法のフローチャートである。 受信メッセージに応じて選択的解放を実行する一例の装置のブロック図である。 選択的解放メッセージを送信することを容易にする一例の装置のブロック図である。 ここにおいて説明される機能の様々な態様をインプリメントするために利用されることができるワイヤレス通信デバイスの例のブロック図である。 ここにおいて説明される機能の様々な態様をインプリメントするために利用されることができるワイヤレス通信デバイスの例のブロック図である。 ここにおいて説明される様々な態様に従う一例のワイヤレス多元接続通信システムを示している。 ここにおいて説明される様々な態様が機能することができる一例のワイヤレス通信システムを示すブロック図である。 ここにおいて説明される様々な態様をサポートし、そして利用することができるワイヤレス通信ネットワークの説明図である。
詳細な説明
特許請求の範囲の主題の様々な態様が、次に図面を参照して説明され、そこで同様な参照番号は、全体を通して同様な要素について言及するために使用される。以下の説明においては、説明の目的のために、非常に多くの特定の詳細が、1つまたは複数の態様についての完全な理解を提供するために述べられる。しかしながら、そのような態様(単数または複数)は、これらの特定の詳細なしに実行されることができることを明らかにすることができる。他の例においては、よく知られている構造およびデバイスは、1つまたは複数の態様を説明することを容易にするためにブロック図形式で示される。
本願において使用されるように、「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」などの用語は、ハードウェアでも、ファームウェアでも、ハードウェアとソフトウェアとの組合せでも、ソフトウェアでも、あるいは実行中のソフトウェアのいずれでも、コンピュータに関連したエンティティを意味するように意図される。例えば、コンポーネントは、それだけには限定されないが、プロセッサ上で実行されるプロセス、集積回路、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータとすることができる。例証として、コンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーションも、そのコンピューティングデバイスも共に、コンポーネントとすることができる。1つまたは複数のコンポーネントは、プロセスおよび/または実行スレッドの内部に存在することができ、そしてコンポーネントは、1台のコンピュータ上に局所化される、および/または2台以上のコンピュータの間に分散されることができる。さらに、これらのコンポーネントは、様々なデータ構造がその上に記憶されている様々なコンピュータ可読媒体から実行することもできる。コンポーネントは、1つまたは複数のデータパケット(例えば、ローカルシステム、分散システムにおける別のコンポーネントと、および/またはインターネットなどのネットワークを通して信号を経由して他のシステムと、相互作用する1つのコンポーネントからのデータ)を有する信号などに従って、ローカルおよび/またはリモートのプロセスを経由して通信することができる。
さらに、様々な態様が、ワイヤレス端末および/または基地局に関連してここにおいて説明される。ワイヤレス端末は、ユーザに対する音声および/またはデータの接続性を提供するデバイスを意味することができる。ワイヤレス端末は、ラップトップコンピュータやデスクトップコンピュータなどのコンピューティングデバイスに接続されることができ、あるいはそれは携帯情報端末(PDA)などの自立型デバイスとすることができる。ワイヤレス端末は、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、リモート局、アクセスポイント、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ装置(UE)と呼ばれることもできる。ワイヤレス端末は、加入者局、ワイヤレスデバイス、セルラ電話、PCS電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスとすることができる。基地局(例えば、アクセスポイントまたは進化型ノードB(eNB)は、ワイヤレス端末とエアインターフェース上で、1つまたは複数のセクタを通して通信するアクセスネットワークの中のデバイスを意味することができる。基地局は、受信されたエアインターフェースフレームをIPパケットに変換することにより、ワイヤレス端末と、インターネットプロトコル(IP)ネットワークを含むことができるアクセスネットワークの残りとの間のルータとしての機能を果たすことができる。基地局はまた、エアインターフェースについての属性の管理を調整する。
さらに、ここにおいて説明される様々な機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せの形でインプリメントされることができる。ソフトウェアの形でインプリメントされる場合、それらの機能は、コンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして記憶され、あるいはその上で送信されることができる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含めて、コンピュータストレージ媒体と、通信媒体との両方を含んでいる。ストレージ媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる任意の使用可能な媒体とすることができる。例として、限定するものではないが、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態で望ましいプログラムコードを搬送し、または記憶するために使用されることができ、そしてコンピュータによってアクセスされることができる他の任意の媒体、を備えることができる。また、任意の接続は、コンピュータ可読媒体と適切に名づけられることもある。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、マイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、そのときには同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、マイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義の中に含まれる。ここにおいて使用されるようなディスク(Disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルーレイディスク(disc)を含み、ここでディスク(disks)は通常、データを磁気的に再生し、そしてディスク(discs)は、レーザを用いて光学的にデータを再生する。上記の組合せもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含められるべきである。
ここにおいて説明される様々な技法は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、単一キャリアFDMA(SC−FDMA)システム、他のそのようなシステムなど、様々なワイヤレス通信システムのために使用されることができる。用語「システム」と、「ネットワーク」とは、多くの場合に、ここにおいて交換可能に使用される。CDMAシステムは、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、CDMA2000などの無線技術をインプリメントすることができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)と、CDMAの他の変形と、を含む。さらに、CDMA2000は、IS−2000規格と、IS−95規格と、IS−856規格と、をカバーする。TDMAシステムは、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション(GSM(登録商標))などの無線技術をインプリメントすることができる。OFDMAシステムは、進化型(Evolved)UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)などの無線技術をインプリメントすることができる。UTRAと、E−UTRAとは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部分である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用する来るべきリリースであり、これは、ダウンリンク上のOFDMAと、アップリンク上のSC−FDMAとを使用する。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と命名された組織からの文書の中で説明される。さらにCDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と命名された組織からの文書の中で説明される。
様々な態様は、いくつかのデバイスと、コンポーネントと、モジュールなどとを含むことができるシステムの観点から、提示されることになる。様々なシステムは、追加のデバイス、コンポーネント、モジュールなどを含むことができる、および/または図面に関連して論じられるデバイス、コンポーネント、モジュールなどのすべてを含まない可能性もあることを理解し、そして認識すべきである。これらのアプローチの組合せが、使用されることもできる。
次に図面を参照すると、図1は、競合する識別子を使用してアクセスポイントと通信するモバイルデバイスの選択的解放を提供することを容易にする一例のワイヤレスネットワーク100を示している。ネットワーク100は、ワイヤレスネットワークに対するアクセスを受信するために、そしてモバイルデバイス通信をターゲットアクセスポイント106へとハンドオーバするために、ソースアクセスポイント104と通信するモバイルデバイス102、を含んでいる。さらに、接続されたモバイルデバイス110に対するワイヤレスネットワークアクセスを提供する異種のアクセスポイント108が、示されている。説明されるように、モバイルデバイス102は、セル無線ネットワーク一時的識別子(cell radio network temporary identifier)(C−RNTI)など、ソースアクセスポイント104に対してローカルな識別子を使用して、ソースアクセスポイント104と通信することができる。同様に、接続されたモバイルデバイス110は、異種のアクセスポイント108に対してローカルな識別子を使用して、異種のアクセスポイント108と通信することもできる。
一例によれば、モバイルデバイス102は、シームレスなネットワークアクセスを容易にするために、異種のアクセスポイントに対して通信をハンドオーバして、ワイヤレスネットワーク上で移動することができる。一例においては、ソースアクセスポイント104は、モバイルデバイス102からそこへと通信をハンドオーバするために、ターゲットアクセスポイント106と通信することができる。これは、一例においては、モバイルデバイス102によって開始されることができる。ハンドオーバプロシージャの一部分として、ターゲットアクセスポイント106は、ターゲットアクセスポイント106との即時通信を容易にするためにモバイルデバイス102のために識別子を割り付けることができる。一例においては、ターゲットアクセスポイント106は、直截的に(outright)、またはソースアクセスポイント104を経由して、モバイルデバイス102に対して識別子を提供することができる。
モバイルデバイス102は、一時的識別子(図示されず)を使用してターゲットアクセスポイント106との通信を開始することができる。一例においては、しかしながら、モバイルデバイス102は、ターゲットアクセスポイント106の代わりに異種のアクセスポイント108との通信を開始することができる。これは、ターゲットアクセスポイント106と、異種のアクセスポイント108とに関連したアクセスポイント識別子の混乱など、様々な要因によって引き起こされることができる。一例においては、アクセスポイント106および108は、異種展開の一部分であり、そして識別子における競合について知らない可能性がある。識別子は、例えば、物理セル識別子、パイロット疑似雑音(PN)などに関連していることができ、これらは、与えられたアクセスポイントの間であいまいである可能性がある。
この場合には、異種のアクセスポイント108は、識別子に基づいてモバイルデバイス102による間違った通信の開始を検出することができる。しかしながら、モバイルデバイス102に割り当てられた識別子が、異種のアクセスポイント108により、接続されたモバイルデバイス110に割り当てられた識別子とマッチする場合、異種のアクセスポイント108は、モバイルデバイス102から受信されるデータに少なくとも部分的に基づいて、間違った通信の開始を決定することができる。例えば、モバイルデバイス102は、識別子を備える、異種のアクセスポイント108に対する通信確立メッセージ(例えば、無線リソース制御(RRC)の接続セットアップ完了(CONNECTION SETUP COMPLETE)、またはアクセスプロシージャに関連した何らかの他のメッセージ)を送信する可能性が高い。異種のアクセスポイント108が、接続されたモバイルデバイス110との接続を確立している場合、それは、接続されたモバイルデバイス110からそのようなメッセージを受信することを予想していない。したがって、これは、モバイルデバイス102の一部分の上の間違った通信を示すことができる。
これに関して、異種のアクセスポイント108は、モバイルデバイス102に、それが間違ったアクセスポイントとの接続確立を試みていることを通知することができる。一例においては、これは、選択的解放通知をモバイルデバイスに対して送信することにより、達成されることができる。これは、例えば、接続を解放するようにモバイルデバイス102に対して指示する接続解放メッセージ(例えば、RRC接続解放(RRC CONNECTION RELEASE))を含むことができるが、しかしながら、このメッセージは、あいまい性解消識別子、および/または選択的である表示と共に送信されることができ、その結果、接続されたモバイルデバイス110は、接続を解放しようと試みないこともある。選択的解放通知は、新しく定義されたメッセージ(例えば、RRC条件付き解放メッセージ(RRC CONDITIONAL RELEASE MESSAGE))、セキュリティ保護された、またはコンテキストチェックのメッセージ(例えば、カウンタチェック(COUNTER CHECK))、および/または同様なもの、をさらに含むことができる。
次に図2を参照すると、ワイヤレス通信ネットワークに参加することができる通信装置200が、示されている。通信装置200は、モバイルデバイス、アクセスポイント、それらの一部分、またはワイヤレスネットワークに対するアクセスを受信することができる実質的に任意のデバイスとすることができる。通信装置200は、選択的解放メッセージを受信することができる選択的解放メッセージコンポーネント202と、選択的解放メッセージが通信装置200に当てはまるかどうかを決定することができるあいまい性解消識別子コンポーネント204と、選択的解放メッセージに基づいて通信を開放することができる解放コンポーネント206と、を含むことができる。
一例によれば、選択的解放メッセージコンポーネント202は、選択的解放通知を受信することができる。これは、説明されるように、通信装置200が、接続確立を要求したアクセスポイント(図示されず)などのエンティティによって受信されることができる。一例においては、選択的解放通知は、RRC接続解放(RRC CONNECTION RELEASE)などの接続解放メッセージとすることができ、この接続解放メッセージは、あいまい性解消識別子、および/またはそれが選択的メッセージであるという表示、をさらに備える。一例においては、あいまい性解消識別子の存在、および/または(例えば、あいまい性解消識別子コンポーネント204による)あいまい性解消識別子の検出を示すビットは、メッセージが選択的であることを示すことができる。
メッセージが選択的解放メッセージである場合には、あいまい性解消識別子コンポーネント204は、メッセージの中の関連したあいまい性解消識別子を決定することができ、このあいまい性解消識別子は、正しく、または間違って接続された通信装置に特有のものである。例えば、このあいまい性解消識別子は、通信装置200、または解放が要求され、または要求されていない異種の通信装置からの選択的解放メッセージを送信するエンティティによって受信される最後の、または以前のアップリンクメッセージのシグネチャまたはチェックサムとすることができる。シグネチャまたはチェックサムが、解放が要求される通信装置200に関連している場合、例えば、あいまい性解消識別子コンポーネント204は、シグネチャまたはチェックサムを以前に送信されたメッセージのシグネチャまたはチェックサムと比較することができる。それが以前のメッセージとマッチする場合、解放コンポーネント206は、選択的解放メッセージを送信するエンティティからの通信を開放することができる。同様に、シグネチャまたはチェックサムが、解放が要求されていない通信装置200に関連している場合には、それが通信装置200からの以前のメッセージとマッチする場合、通信装置200は、通信を継続し、あるいはそれがマッチしていなければ、解放コンポーネント206を経由して別の方法で通信を開放することができる。複数の以前のメッセージは、選択的解放メッセージを受信する前に、別のアップリンクメッセージを送信する通信装置200を明らかにするためにあいまい性解消識別子コンポーネント204によってチェックされることができることを理解すべきである。
さらに別の例においては、あいまい性解消識別子は、巡回冗長度チェック(CRC)、RRCトランザクション識別子、下位レイヤからのシーケンス番号や、ホッピングパターン、拡散コード、および/または同様なものなどの物理レイヤ態様など、以前に送信されたメッセージの実質的に任意の機能とすることができる。別の例においては、選択的解放メッセージに関連したあいまい性解消識別子は、選択的解放メッセージを送信するエンティティによって送信されるセキュリティまたはコンテキストのチェックとすることができる。例えば、エンティティと正しく通信する通信装置は、セキュリティまたはコンテキストのチェックを復号することができるが、間違って通信する装置は、それができない。したがって、あいまい性解消識別子コンポーネント204が、選択的解放メッセージコンポーネント202において選択的解放メッセージを受信するとすぐに、セキュリティまたはコンテキストのチェックを復号することができない場合、解放コンポーネント206は、エンティティからの通信を開放することができる。さらに、一例においては、あいまい性解消識別子は、国際的モバイル加入者識別情報(IMSI)、システムアーキテクチャ進化(SAE)一時的モバイル加入者識別情報(S−TMSI)、パケットTMSI(P−TMSI)、および/または同様なものとすることができ、これらは、コアネットワークから導き出されることができる。
さらに別の例においては、選択的解放メッセージは、通信装置200に対して特に選択的解放を示すための新しく定義されたメッセージとすることができる。別の例においては、選択的解放メッセージは、上記に説明されるように、セキュリティまたはコンテキストのチェックそれ自体とすることができる。したがって、単にあいまい性解消識別子である代わりに、セキュリティチェックが、通信装置200に対して送信されることができ、そして選択的解放メッセージコンポーネント202は、セキュリティチェックを受信することができる。通信装置200が、チェックを復号することができない場合、解放コンポーネント206は、エンティティからの通信を開放することができる。
次に図3を参照すると、間違って接続するモバイルデバイスをアクセスポイントから選択的に解放することを容易にするワイヤレス通信システム300が、示されている。ワイヤレスデバイス302および304、および/またはアクセスポイント104、106、および108は、モバイルデバイス(例えば、独立に電源が供給されたデバイスだけでなくモデムも含めて)、基地局、および/またはそれらの一部分とすることができる。さらに、システム300は、MIMOシステムとすることができ、および/または1つまたは複数のワイヤレスネットワークシステム仕様(例えば、EV−DO、3GPP、3GPP2、3GPP LTE、WiMAXなど)に準拠することができる。また、ワイヤレスデバイス302の中で示され、そして以下で説明されるコンポーネントおよび機能は、ワイヤレスデバイス304の中に存在することができ、同様に、異種のアクセスポイント108の中で示され、そして説明されるコンポーネントおよび機能は、ソースアクセスポイント104および/またはターゲットアクセスポイント106の中に存在することができる。一例においては、示されるコンフィギュレーションは、説明を簡単にするためにこれらのコンポーネントを除外している。
ワイヤレスデバイス302は、ハンドオーバパラメータを得ることができるハンドオーバ情報受信コンポーネント306と、アクセスポイントとの通信を開始することができる通信確立コンポーネント308と、説明されるようにアクセスポイントから選択的解放通知を受信することができる選択的解放メッセージコンポーネント202と、選択的解放通知がワイヤレスデバイスに当てはまるかどうかを決定することができるあいまい性解消識別子コンポーネント204と、セキュリティまたは他のタイプのコンテキストのチェックを復号しようと試みることができるセキュリティ/コンテキストチェックコンポーネント310と、アクセスポイント通信を開放することができる解放コンポーネント206と、様々なワイヤレスネットワークデバイスに対して情報を通信するトランシーバコンポーネント312と、を含むことができる。ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスネットワークアクセスを受信するためにソースアクセスポイント104と通信することができ、そしてソースアクセスポイント104は、ワイヤレスデバイス302の通信をターゲットアクセスポイント106に対してハンドオーバすることを容易にするためにターゲットアクセスポイント106と通信することができる。
異種のアクセスポイント108は、ワイヤレスデバイス304に対してワイヤレスネットワークアクセスを提供することができる。異種のアクセスポイント108は、いつワイヤレスデバイスが、間違って異種のアクセスポイント108にアクセスするかを決定することができる間違い通信検出コンポーネント314と、異種のアクセスポイント108からの通信を開放するコマンドを生成する選択的メッセージ解放コンポーネント316と、同じ識別子を使用する接続されたワイヤレスデバイスから間違って接続するワイヤレスデバイスを選び出す(single out)あいまい性解消識別子を示すあいまい性解消識別子指定コンポーネント318と、ワイヤレスネットワークの中でメッセージを送信するトランシーバコンポーネント320と、を含むことができる。
一例によれば、説明されるように、ワイヤレスデバイス302は、ソースアクセスポイント104からワイヤレスネットワークアクセスを受信することができ、そしてターゲットアクセスポイント106に対してハンドオーバを開始することができる。ソースアクセスポイント104は、一例においては、ワイヤレスデバイス302に関するコンテキスト情報を提供するために、そしてワイヤレスデバイス302が、それと通信するために割り当てられるターゲットアクセスポイント106に対してローカルな識別子を取り出すために、ターゲットアクセスポイント106と通信することができる。ハンドオーバ情報受信コンポーネント306は、ソースアクセスポイント104またはターゲットアクセスポイント106から識別子を得ることができる。それに応じて、通信確立コンポーネント308は、識別子を使用してターゲットアクセスポイントとの通信を開始することができる。この例においては、しかしながら、通信確立コンポーネント308は、識別子を使用して異種のアクセスポイント108との接続を開始しようと試みる可能性がある。これは、例えば、異種のアクセスポイント108が、ターゲットアクセスポイント106と同じ、または類似したアクセスポイント識別子を有する場合に(例えば、異種展開において)起こることができる。
間違い通信検出コンポーネント314は、ワイヤレスデバイス302が、異種のアクセスポイント108との間違って試みられた接続を有することを決定することができる。一例においては、これは、通信確立コンポーネント308によって利用される識別子に基づいたものとすることができ、ここで、それは、異種のアクセスポイント108によって割り当てられていない識別子とマッチし、この場合には、異種のアクセスポイントは、単に通常の解放メッセージをワイヤレスデバイス302に対して送信することができるにすぎない。別の例においては、しかしながら、識別子は、異種のアクセスポイント108によってワイヤレスデバイス304に割り当てられる識別子と競合する可能性がある。この例においては、間違い通信検出コンポーネント314は、ワイヤレスデバイス302が、ワイヤレスデバイス302によって送信されるメッセージを評価することに少なくとも部分的に基づいて異種のアクセスポイント108に間違ってアクセスしていることを決定することができる。例えば、通信確立コンポーネント308が、(ターゲットアクセスポイント106とは対照的に)異種のアクセスポイント108に対してハンドオーバを間違って完了しようと試みている場合には、それは、一般的に接続完了メッセージ(例えば、RRC接続セットアップ完了(RRC CONNECTION SETUP COMPLETE))を送信し、これについては異種のアクセスポイント108は、異種のアクセスポイント108に既に接続されたワイヤレスデバイス304から予想しないであろう。間違い通信検出コンポーネント314は、この不整合性を発見し、そして識別子が、接続されたワイヤレスデバイス304と、間違って接続するワイヤレスデバイス302との両方によって使用されていることを決定することができる。
これに関して、選択的解放メッセージコンポーネント316は、異種のアクセスポイント108と通信するために競合する識別子を利用して、ワイヤレスデバイス302および304に対する送信のための選択的解放メッセージを生成することができる。説明されるように、一例においては、このメッセージは、ワイヤレスデバイス302またはワイヤレスデバイス304に関連した固有のあいまい性解消識別子に対応するパラメータ、および/または(ただの一般の接続解放メッセージとは対照的に)メッセージがそのような選択的解放であることの表示を有する、RRC接続解放(RRC CONNECTION RELEASE)など、現在定義された解放メッセージとすることができる。一例においては、メッセージが、選択的解放であることの表示は、あいまい性解消識別子が、メッセージの中に存在することとすることができ、別の例においては、それは、明示的なビット、または実質的に任意の表示(例えば、メッセージの物理レイヤ特性に関連した表示など)とすることができる。
あいまい性解消識別子指定コンポーネント318は、選択的解放メッセージの中にあいまい性解消識別子を挿入することができる。説明されるように、これは、間違って通信するワイヤレスデバイス302、または正しく通信するワイヤレスデバイス304によって送信される以前のメッセージのチェックサムまたはシグネチャに関連していることができる。この例においては、トランシーバコンポーネント320は、メッセージをワイヤレスデバイス302および304へと送信することができる。ワイヤレスデバイス302において、選択的解放メッセージコンポーネント202は、メッセージを受信し、それが選択的解放メッセージであることを(関連したビットの、および/またはあいまい性解消識別子の存在に基づいて)決定し、そしてあいまい性解消識別子を抽出するためにあいまい性解消識別子コンポーネント204を活用することができる。あいまい性解消識別子コンポーネント204は、さらに、ワイヤレスデバイス302において決定される1つまたは複数の以前のメッセージのシグネチャまたはチェックサムとあいまい性解消識別子を比較することができる。あいまい性解消識別子が、間違って通信しているデバイスのメッセージ特性であり、そしてあいまい性解消識別子コンポーネント204が、それがワイヤレスデバイス302の以前のメッセージとマッチすることを決定する場合、解放コンポーネント206は、異種のアクセスポイント108からの通信を開放するメッセージを生成することができ、そしてトランシーバコンポーネント312は、関連したメッセージを異種のアクセスポイント108へと送信することができる。説明されるように、複数の以前のメッセージは、ワイヤレスデバイス302(またはそのコンポーネント)が、選択的解放メッセージを最初に受信することなく新しいメッセージを異種のアクセスポイント108へと送信する場合をサポートするために、あいまい性解消識別子コンポーネント204によってチェックされることができる。
別の例においては、あいまい性解消識別子が、正しく通信していると決定されるデバイスのメッセージ特性であり、そしてあいまい性解消識別子コンポーネント204が、マッチを見出す場合には、アクションは、異種のアクセスポイント108と通信し続けることを除いて、ワイヤレスデバイス302によって取られることができない。上記の他の例においては、ワイヤレスデバイス302は、間違って接続するモバイルデバイスとして説明されるが、この例においては、しかしながら、あいまい性解消識別子コンポーネント204によって識別されるように、ワイヤレスデバイス302は、正しく接続されたワイヤレスデバイスになることを理解すべきである。ワイヤレスデバイス304が、それぞれのコンポーネントと機能とを有する場合には、この例においては、それは、説明されるように、マッチするメッセージを見出さないことになり、そしてその接続を解放することになる。
別の例においては、あいまい性解消識別子指定コンポーネント318は、セキュリティまたはコンテキストのチェックをあいまい性解消識別子として、追加して、またはその代わりに示すことができる。一例においては、明示的なセキュリティまたは他のコンテキストが、示されることができ、あいまい性解消識別子コンポーネント204は、これを利用されたセキュリティまたは他のコンテキストと比較することができる。説明されるようにアルゴリズムに応じて、マッチし、またはマッチしない場合、解放コンポーネント206は、異種のアクセスポイント108からの接続を解放することができる
、および/またはトランシーバコンポーネント312は、関連したメッセージを送信することができる。さらに、あいまい性解消識別子は、IMSI、S−TMSI、P−TMSI、および/または同様なものとすることができ、あいまい性解消識別子指定コンポーネント318は、これらを異種のアクセスポイント108に接続されたコアワイヤレスネットワーク(図示されず)から受信することができる。
さらに別の例においては、新しく定義されたメッセージが、選択的解放を示すために利用されることができる。例えば、RRC条件付き解放メッセージ(RRC CONDITIONAL RELEASE MESSAGE)が、定義されることができる。説明されるように、間違い通信検出コンポーネント314が、選択的解放についての状況に出合う場合には、選択的解放メッセージコンポーネント316は、選択的解放メッセージを生成することができ、そしてトランシーバコンポーネント320は、メッセージを少なくともワイヤレスデバイス302へと送信することができる。あいまい性解消識別子指定コンポーネント318は、新しく定義されたメッセージの中であいまい性解消識別子を同様に示すことができ、そしてトランシーバコンポーネント320は、メッセージをワイヤレスデバイス302へと送信することができることを理解すべきである。選択的解放メッセージコンポーネント202は、新しく定義されたメッセージを同様に受信することができ、そしてあいまい性解消識別子コンポーネント204は、関連したあいまい性解消識別子を決定することができる。識別子が、上記で説明されるように、あいまい性解消識別子コンポーネント204に応じて、ワイヤレスデバイス302がその接続を解放すべきであることを示す場合、解放コンポーネント206は、解放することができる、および/またはトランシーバコンポーネント312は、関連したメッセージを送信することができる。
さらに、一例においては、セキュリティおよび/またはコンテキストのチェックが、選択的解放メッセージとして使用されることができる。例えば、間違い通信検出コンポーネント314が、競合する識別子を用いて間違った接続のワイヤレスデバイス302を決定するとすぐに、選択的解放メッセージコンポーネントは、セキュリティまたはコンテキストに特有であるカウンタチェック(COUNTER CHECK)メッセージなど、セキュリティまたはコンテキストのチェックメッセージを生成することができる。あいまい性解消識別子は、この場合には必要とされなくてもよいことを理解すべきである。トランシーバコンポーネント320は、セキュリティまたはコンテキストのチェックメッセージをワイヤレスデバイス302および304へと送信することができる。選択的解放メッセージコンポーネント202は、セキュリティまたはコンテキストのチェックを受信することができ、そしてワイヤレスデバイス302のセキュリティ/コンテキストチェックコンポーネント310は、セキュリティまたはコンテキストのチェックを復号しようと試みることができる。それが必要なセキュリティまたは他のコンテキストを確立していないので(例えば、それが異種のアクセスポイント108との通信をセットアップすることを完了していないので)、それは、できない可能性が高い。ワイヤレスデバイス304が、異種のアクセスポイント108との以前の通信をセットアップしており、そして正しく接続されたアクセスポイントであるので、しかしながら、それは、それが関連したセキュリティまたは他のコンテキストを受信している可能性が高いので、セキュリティまたはコンテキストのチェックを復号することができる。セキュリティまたはコンテキストのチェックを復号することができないデバイスは、異種のアクセスポイント108に対するその接続を(例えば、説明されるように、解放コンポーネント206を経由して)解放することができる。
図4を参照すると、選択的解放を実行するためにeNBとUEとの間の通信を容易にする一例のワイヤレス通信システム400が、示されている。システム400は、ワイヤレスネットワークに対するアクセスを提供するeNB402を含んでいる。eNB402は、説明されるように、識別子Xを使用した既存の接続408上でUE2 404と通信している。例えば、UE2 404は、以前の時点でeNB402との通信を開始しており、そしてそれ自体を識別するためにeNB402から識別子Xを受信している可能性がある。UE1 406は、ターゲットeNB(図示されず)に対するハンドオーバを実行するために異種のeNB(図示されず)と通信している可能性がある。UE1 406は、例えば、ターゲットeNBによって識別子Xを割り当てられることができる。いずれにしても、UE1 406は、識別子Xを使用した、eNB402に対するアクセスプロシージャ410を試みることができる。
eNB402は、衝突を検出することができる(412)。説明されるように、これは、UE1 406が、アクセスプロシージャメッセージを送信していることを決定することを含むことができ、ここでeNB402は、正しいUE(UE2 404)からの通常のデータまたは制御メッセージを予想することになる。したがって、eNB402は、UEの間に競合が存在することを知っている。これに関して、eNB402は、414および416に示されるように、識別子Xを使用して選択的解放メッセージをUEへと送信する。説明されるように、選択的解放メッセージは、既存の、または新しく定義されたメッセージとすることができ、そしてあいまい性解消識別子を備えることができ、このあいまい性解消識別子は、正しく、または間違って接続されたUEに関係づけられることができる。別の例においては、選択的解放メッセージは、セキュリティまたはコンテキストのチェックメッセージとすることができる。いずれにしても、UE1 406およびUE2 404は、選択的解放メッセージを受信し、そして接続を解放すべきかどうかを決定することができる。
メッセージが、以前に送信されたメッセージの1つまたは複数のパラメータまたは詳細などのあいまい性解消識別子を備える場合には、UE2 404は、あいまい性解消識別子とマッチしないこと420を決定することができ(例えば、あいまい性解消識別子が、間違って接続されたUEに関連している場合)、そしてその既存の接続を継続すること420ができる。逆に、UE1 406は、あいまい性解消識別子とのマッチ422(例えば、以前のメッセージまたはそれに関連したパラメータが、あいまい性解消識別子とマッチし、IMSI、S−TMSI、またはP−TMSIが、識別子とマッチする、および/または説明されるように、同様なことが起こること)を決定することができる。それに応じて、UE1 406は、説明されるように、RRC接続解放424を実行することができる。別の例においては、選択的解放メッセージ414および416が、セキュリティまたはコンテキストのチェックである場合には、あいまい性解消識別子とマッチしないステップ418は、チェックが復号可能であるかどうかを決定することをその代わりに必要とする可能性がある。その場合には、既存の接続は、継続し(420)、そうでない場合、そのときには接続は、解放される(424)。
次に図5〜6を参照すると、ここにおいて説明される様々な態様に従って実行されることができる方法が、示されている。説明の簡略化の目的のために、それらの方法は、一連の動作として示され、そして説明されるが、いくつかの動作が、1つまたは複数の態様に従って、ここにおいて示され、そして説明される順序とは異なる順序で、および/または他の動作と同時に起こることができるので、それらの方法は、動作の順序によって限定されないことを理解し、そして認識すべきである。例えば、当業者は、方法が、状態図の形など、一連の相互に関係づけられた状態またはイベントとして代わりに表されることができることを理解し、そして認識するであろう。さらに、必ずしもすべての例示された動作が、1つまたは複数の態様に従って方法をインプリメントするために必要とされなくてもよい。
図5を参照すると、ワイヤレス通信において選択的解放メッセージを処理するための方法500が、示されている。502において、選択的解放通知は、間違って接続されたモバイルデバイスのあいまい性を解消するアクセスポイントから受信されることができる。説明されるように、選択的解放通知は、RRC接続解放(RRC CONNECTION RELEASE)や他の無線レイヤメッセージなど、一般的な接続解放メッセージ、または新しく定義されたメッセージとすることができる。さらに、選択的解放通知は、セキュリティまたはコンテキストのチェックメッセージとすることができる。504において、選択的解放通知に少なくとも部分的に基づいてアクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかが、決定されることができる。これは、説明されるように、以前のメッセージの1つまたは複数の態様に対して、固有の識別子に対して、および/または同様なものに対して、通知の中のあいまい性解消識別子を評価することを含むことができる。述べられるように、あいまい性解消識別子とのマッチは、アクセスポイントとの接続が間違っていることを示すことができ、逆もまた同様である。選択的解放通知が、セキュリティまたはコンテキストのチェックである場合には、これは、チェックを復号することを含むことができ、例えば、チェックが、成功して復号される場合、アクセスポイントに対する接続は、間違っていない可能性が高い。506において、アクセスポイントに対する接続は、接続が間違っていると以前のステップで決定されるときに、解放されることができる。したがって、解放は、正しく接続されたモバイルデバイスとのアクセスポイントの通信を中断しないように、選択的とすることができる。
図6を参照すると、競合する識別子を用いて選択的解放メッセージをモバイルデバイスへと送信することを容易にする方法600が、示されている。602において、識別子を備えるアクセス要求が、モバイルデバイスから受信されることができる。604において、この識別子が、接続されたモバイルデバイスに割り付けられる割り当てられた識別子と競合することが決定されることができる。説明されるように、例えば、これは、モバイルデバイスが、ターゲットアクセスポイントとして間違ったアクセスポイントを選択する場合のハンドオーバ中に起こることができる。さらに、競合は、アクセス要求を評価することと、アクセス要求が、識別子に関連した接続されたモバイルデバイスからの次の通信として予想されなかったことを決定することと、に基づいて決定されることができる。606において、選択的解放メッセージは、競合に少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスと、接続されたモバイルデバイスとに対して送信されることができる。説明されるように、選択的解放メッセージは、モバイルデバイスと、接続されたモバイルデバイスとが、それらがアクセスポイントに正しく接続されているかどうかを識別することを可能にすることができる。選択的解放メッセージは、これに関して、モバイルデバイスのうちの1つに関連したあいまい性解消識別子を備えることができ、別の例においては、メッセージそれ自体の性質は、デバイスのあいまい性(例えば、説明されるように、セキュリティまたはコンテキストのチェックが、復号されることができるか否か)を解消することができる。
ここにおいて説明される1つまたは複数の態様に従って、推論が、アクセスポイントに対する接続が正しいか、あるいは間違っているかを決定すること、あいまい性解消識別子の適用可能性、および/または同様なものに関して行われることができることが、理解されるであろう。ここにおいて使用されるように、用語「推測する(infer)」こと、または「推論(inference)」は、一般にイベントおよび/またはデータを経由して取り込まれるような観察のセットからシステム、環境、および/またはユーザ、の状態について推論すること、またはそれらの状態を推測することのプロセスを意味する。推論は、特定のコンテキストまたはアクションを識別するために使用されることができ、あるいは例えば状態についての確率分布を生成することができる。推論は、確率論的であり、すなわちデータおよびイベントの考察に基づいた関心のある状態についての確率分布の計算とすることができる。推論はまた、イベントのセットおよび/またはデータから、より高レベルのイベントを構成するために使用される技法を意味することもできる。そのような推論は、それらのイベントが、時間的に近接して相関づけられても、相関づけられなくても、そしてそれらのイベントおよびデータが、1つまたは複数のイベントおよびデータのソースに由来していようとなかろうと、観察されたイベントのセットおよび/または記憶されたイベントデータから新しいイベントまたはアクションの構築をもたらす。
図7を参照すると、ワイヤレスネットワークにおいて選択的解放メッセージを処理するシステム700が、示されている。例えば、システム700は、基地局、モバイルデバイス、またはワイヤレスネットワークに対するアクセスを提供する別のデバイスの内部に少なくとも部分的に存在することができる。システム700は、機能ブロックを含むものとして表され、これらの機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(例えば、ファームウェア)によってインプリメントされる機能を表す機能ブロックとすることができることを理解すべきである。システム700は、一緒に動作することができる電気コンポーネントの論理的グループ分け702を含んでいる。例えば、論理的グループ分け702は、アクセスポイントから選択的解放メッセージを受信するための電気コンポーネント704を含むことができる。説明されるように、これは、選択的インジケータ、新しいメッセージ、セキュリティまたはコンテキストのチェックなどを有する一般的な接続解放メッセージとすることができる。さらに、論理的グループ分け702は、選択的解放メッセージに少なくとも部分的に基づいてアクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかを決定するための電気コンポーネント706を備えることができる。これは、例えば、システム700の1つまたは複数の特性に対するメッセージ、あるいはシステム700によってアクセスポイントに対して送信されるメッセージの中のあいまい性解消識別子、固有の識別子、セキュリティまたはコンテキストのチェックが復号されることができるかどうかなど、を評価することを必要とする可能性がある。
さらに、論理的グループ分け702は、アクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかに応じてアクセスポイントからの接続を解放するための電気コンポーネント708を含むことができる。したがって、選択的解放は、アクセスポイント通信が、正しく接続されたモバイルデバイスについて継続することを可能にして提供される。さらに、論理的グループ分け702は、異種のアクセスポイントによって割り当てられる識別子を使用してアクセスポイントとの通信確立を試みるための電気コンポーネント710を含むことができる。述べられるように、モバイルデバイスによるこの混乱は、アクセスポイントにおいて識別子の競合する使用を引き起こす可能性がある。さらに、論理的グループ分け702は、ソースアクセスポイントから異種のアクセスポイントへのハンドオーバプロシージャ中に識別子を受信するための電気コンポーネント712を含むことができる。さらに、システム700は、電気コンポーネント704、706、708、710、および712に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ714を含むことができる。メモリ714の外部にあるように示されるが、電気コンポーネント704、706、708、710、および710のうちの1つまたは複数は、メモリ714内に存在することもできることを理解すべきである。
図8を参照すると、競合する識別子を用いて通信するモバイルデバイスに対して選択的解放メッセージを送信するシステム800が、示されている。例えば、システム800は、基地局、モバイルデバイスなどの内部に少なくとも部分的に存在することができる。システム800は、機能ブロックを含むものとして表され、これらの機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(例えば、ファームウェア)によってインプリメントされる機能を表す機能ブロックとすることができることを理解すべきである。システム800は、一緒に動作することができる電気コンポーネントの論理的グループ分け802を含んでいる。例えば、論理的グループ分け802は、モバイルデバイスからの識別子を備える通信を受信するための電気コンポーネント804を含むことができる。一例においては、通信は、システム800に対するアクセスを求める要求に関連していることができる。さらに、論理的グループ分け802は、識別子が、接続されたモバイルデバイスに割り当てられる異種の識別子と競合することを決定するための電気コンポーネント806を備えることができる。説明されるように、これは、モバイルデバイスから受信される通信が、識別子に割り当てられる接続されたモバイルデバイスからは予想されなかったことを検出することを含むことができる。
さらに、論理的グループ分け802は、識別子に少なくとも部分的に基づいて選択的解放メッセージを送信するための電気コンポーネント808を含んでいる。例えば、選択的解放メッセージは、識別子を使用してアクセスポイントに接続されるすべてのモバイルデバイス(例えば、モバイルデバイス、および接続されたモバイルデバイス)に対して送信されることができる。したがって、上記で説明された機能を使用して、1つまたは複数のモバイルデバイスは、メッセージに基づいてアクセスポイントからのその接続を解放することができる。選択的解放メッセージは、説明されるように、一般的な接続解放メッセージ、新しく定義された選択的解放メッセージ、セキュリティまたはコンテキストのチェックなどとすることができる。さらに、論理的グループ分け802は、あいまい性解消識別子を選択し、そのあいまい性解消識別子を選択的解放メッセージの中に挿入するための電気コンポーネント810を含むこともできる。説明されるように、あいまい性解消識別子は、間違って、または正しく接続されたモバイルデバイスについての1つまたは複数の固有の態様、いずれかのモバイルデバイスによって送信される1つまたは複数のメッセージについての1つまたは複数の固有の態様、および/または同様なものに関係づけられることができる。さらに、システム800は、電気コンポーネント804、806、808、および810に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ812を含むことができる。メモリ812の外部にあるように示されるが、電気コンポーネント804、806、808、および810のうちの1つまたは複数は、メモリ812内に存在することもできることを理解すべきである。
図9は、ここにおいて説明される機能の様々な態様をインプリメントするために利用されることができるシステム900のブロック図である。一例においては、システム900は、基地局またはeNB902を含む。図示されるように、eNB902は、1つまたは複数の受信(Rx)アンテナ906を経由して1つまたは複数のUE904から信号(単数または複数)を受信し、そして1つまたは複数の送信(Tx)アンテナ908を経由して1つまたは複数のUE904へと送信することができる。さらに、eNB902は、受信アンテナ(単数または複数)906から情報を受信する受信機910を備えることもできる。一例においては、受信機910は、受信情報を復調する復調器(Demod)912と動作的に関連づけられることができる。次いで、復調されたシンボルは、プロセッサ914によって分析されることができる。プロセッサ914は、メモリ916に結合されることができ、このメモリは、コードクラスタ、アクセス端末割当て、それに関連したルックアップテーブル、固有のスクランブリングシーケンス(scrambling sequences)、および/または他の適切なタイプの情報、に関連した情報を記憶することができる。一例においては、eNB902は、方法500、600、および/または他の類似した適切な方法を実行するためにプロセッサ914を使用することができる。eNB902は、送信アンテナ(単数または複数)908を通して送信機920による送信のために信号を多重化することができる変調器918を含むこともできる。
図10は、ここにおいて説明される機能の様々な態様をインプリメントするために利用されることができる別のシステム1000のブロック図である。一例においては、システム1000は、モバイル端末1002を含んでいる。図示されるように、モバイル端末1002は、1つまたは複数の基地局1004から信号(単数または複数)を受信し、そして1つまたは複数のアンテナ1008を経由して1つまたは複数の基地局1004へと送信することができる。さらに、モバイル端末1002は、アンテナ(単数または複数)1008から情報を受信する受信機1010を備えることができる。一例においては、受信機1010は、受信情報を復調する復調器(Demod)1012に動作的に関連づけられることができる。次いで、復調されたシンボルは、プロセッサ1014によって分析されることができる。プロセッサ1014は、メモリ1016に結合されることができ、このメモリは、モバイル端末1002に関連したデータおよび/またはプログラムコードを記憶することができる。さらに、モバイル端末1002は、方法500、600、および/または他の類似した適切な方法を実行するためにプロセッサ1014を使用することもできる。モバイル端末1002は、説明された機能を達成するために上記の図の中で説明される1つまたは複数のコンポーネントを使用することもでき、一例においては、それらのコンポーネントは、プロセッサ1014によってインプリメントされることができる。モバイル端末1002は、アンテナ(単数または複数)1008を通しての送信機1020による送信のために信号を多重化することができる変調器1018を含むこともできる。
次に図11を参照すると、ワイヤレス多元接続通信システムの説明図が、様々な態様に従って提供されている。一例においては、アクセスポイント1100(AP)は、複数のアンテナグループを含んでいる。図11に示されるように、1つのアンテナグループは、アンテナ1104および1106を含むことができ、別のグループは、アンテナ1108および1110を含むことができ、そして別のグループは、アンテナ1112および1114を含むことができる。図11においては各アンテナグループについて2つのアンテナだけが示されているが、より多くの、またはより少ないアンテナが、各アンテナグループについて利用されることもできることを理解すべきである。別の例においては、アクセス端末1116は、アンテナ1112および1114と通信していることができ、ここでアンテナ1112および1114は、順方向リンク1120上でアクセス端末1116へと情報を送信し、そして逆方向リンク1118上でアクセス端末1116から情報を受信する。追加して、および/または代わりに、アクセス端末1122は、アンテナ1106および1108と通信していることができ、ここでアンテナ1106および1108は、順方向リンク1126上でアクセス端末1122へと情報を送信し、そして逆方向リンク1124上でアクセス端末1122から情報を受信する。周波数分割二重化システムにおいては、通信リンク1118、1120、1124および1126は、通信のために異なる周波数を使用することができる。例えば、順方向リンク1120は、逆方向リンク1118によって使用される周波数と異なる周波数を使用することができる。
それらが通信するように設計される各グループのアンテナ、および/またはエリアは、アクセスポイントのセクタと称されることができる。一態様に従って、アンテナグループは、アクセスポイント1100によってカバーされるエリアのセクタの中でアクセス端末に対して通信するように設計されることができる。順方向リンク1120および1126上の通信においては、アクセスポイント1110の送信アンテナは、異なるアクセス端末1116および1122についての順方向リンクの信号対雑音比を改善するためにビーム形成を利用することができる。また、そのカバレージを通してランダムに散乱される、アクセス端末に対して送信するためにビーム形成を使用したアクセスポイントは、すべてのそのアクセス端末に対して単一アンテナを通して送信するアクセスポイントよりも、隣接セルの中のアクセス端末に対して少ない干渉を引き起こす。
アクセスポイント、例えば、アクセスポイント1100は、端末と通信するために使用される固定局とすることができ、そして基地局、eNB、アクセスネットワーク、および/または他の適切な専門用語と称されることもできる。さらに、アクセス端末、例えばアクセス端末1116または1122は、モバイル端末、ユーザ装置、ワイヤレス通信デバイス、端末、ワイヤレス端末、および/または他の適切な専門用語と称されることもできる。
次に図12を参照すると、ここにおいて説明される様々な態様が、その中で機能することができる一例のワイヤレス通信システム1200を示すブロック図が、提供されている。一例においては、システム1200は、送信機システム1210と、受信機システム1250とを含む多入力多出力(MIMO)システムである。しかしながら、送信機システム1210および/または受信機システム1250は、多入力単一出力システムに適用されることもでき、そこで例えば複数の送信アンテナ(例えば、基地局上の)は、1つまたは複数のシンボルストリームを単一アンテナデバイス(例えば、移動局)へと送信することができることを理解すべきである。さらに、ここにおいて説明される送信機システム1210および/または受信機システム1250の態様は、単一出力から単一入力のアンテナシステムに関連して利用されることができることを理解すべきである。
一態様に従って、いくつかのデータストリームについてのトラフィックデータは、送信機システム1210において、データソース1212から送信(TX)データプロセッサ1214へと供給される。一例においては、各データストリームは、次いで、それぞれの送信アンテナ1224を経由して送信されることができる。さらに、TXデータプロセッサ1214は、符号化されたデータを供給するためにそれぞれの各データストリームについて選択される特定の符号化スキームに基づいて各データストリームについてのトラフィックデータをフォーマットし、符号化し、そしてインターリーブすることができる。一例においては、各データストリームについての符号化されたデータは、次いで、OFDM技法を使用してパイロットデータと多重化されることができる。パイロットデータは、例えば、知られている方法で処理される既知のデータパターンとすることができる。さらに、パイロットデータは、チャネル応答を推定するために受信機システム1250において使用されることもできる。送信機システム1210に戻ると、各データストリームについての多重化されたパイロットと、符号化されたデータとは、変調シンボルを提供するためにそれぞれの各データストリームについて選択される特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調される(すなわち、シンボルマッピングされる)ことができる。一例においては、各データストリームについてのデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ1230によって実行される、および/または提供される命令によって決定されることができる。
次に、すべてのデータストリームについての変調シンボルは、TXプロセッサ1220へと提供されることができ、このTXプロセッサは、さらに、変調シンボル(例えば、OFDMについての)を処理することができる。次いで、TX MIMOプロセッサ1220は、N個の変調シンボルストリームをN個のトランシーバ1222aないし1222tへと供給することができる。一例においては、各トランシーバ1222は、1つまたは複数のアナログ信号を供給するためにそれぞれのシンボルストリームを受信し、そして処理することができる。次いで、各トランシーバ1222は、MIMOチャネル上の送信のために適した被変調信号を供給するために、さらに、アナログ信号を調整する(例えば、増幅し、フィルタにかけ、そしてアップコンバートする)ことができる。それに応じて、トランシーバ1222aないし1222tからのN個の被変調信号は、次いで、それぞれN個のアンテナ1224aないし1224tから送信されることができる。
別の態様に従って、送信された被変調信号は、受信機システム1250において、N個のアンテナ1252aないし1252rによって受信されることができる。各アンテナ1252からの受信信号は、次いで、それぞれのトランシーバ1254へと供給されることができる。一例においては、各トランシーバ1254は、それぞれの受信信号を調整し(例えば、フィルタにかけ、増幅し、そしてダウンコンバートし)、サンプルを供給するために調整された信号をデジタル化し、そして次いで、対応する「受信された」シンボルストリームを供給するためにサンプルを処理することができる。次いで、RX MIMO/データプロセッサ1260は、N個の「検出された」シンボルストリームを供給するために特定の受信機処理技法に基づいて、N個のトランシーバ1254からのN個の受信シンボルストリームを受信し、そして処理することができる。一例においては、各検出シンボルストリームは、対応するデータストリームのために送信される変調シンボルの推定値であるシンボルを含むことができる。次いで、RXプロセッサ1260は、対応するデータストリームについてのトラフィックデータを復元するために、各検出シンボルストリームを復調することと、デインターリーブすることと、復号することとにより、少なくとも部分的に各シンボルストリームを処理することができる。したがって、RXプロセッサ1260による処理は、送信機システム1210においてTX MIMOプロセッサ1220とTXデータプロセッサ1216とによって実行される処理と相補的とすることができる。RXプロセッサ1260は、さらに、処理されたシンボルストリームをデータシンク1264へと供給することができる。
一態様に従って、RXプロセッサ1260によって生成されるチャネル応答推定値は、受信機において空間/時間処理を実行するために、パワーレベルを調整するために、変調レートまたはスキームを変更するために、および/または他の適切なアクションのために使用されることができる。さらに、RXプロセッサ1260は、さらに、例えば、検出されたシンボルストリームの信号対雑音干渉比(SNR)などのチャネル特性を推定することができる。次いで、RXプロセッサ1260は、推定されたチャネル特性をプロセッサ1270へと提供することができる。一例においては、RXプロセッサ1260および/またはプロセッサ1270は、さらに、システムについての「動作」SNRの推定値を導き出すことができる。次いで、プロセッサ1270は、チャネル状態情報(CSI)を提供することができ、このチャネル状態情報は、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する情報を備えることができる。この情報は、例えば、動作SNRを含むことができる。次いで、CSIは、TXデータプロセッサ1218によって処理され、変調器1280によって変調され、トランシーバ1254aないし1254rによって調整され、そして送信機システム1210へと返信されることができる。さらに、受信機システム1250におけるデータソース1216は、TXデータプロセッサ1218によって処理されるべき追加のデータを供給することができる。
送信機システム1210に戻ると、次いで、受信機システム1250からの被変調信号は、受信機システム1250によって報告されるCSIを回復するために、アンテナ1224によって受信され、トランシーバ1222によって調整され、復調器1240によって復調され、そしてRXデータプロセッサ1242によって処理されることができる。一例においては、次いで、報告されたCSIは、プロセッサ1230へと供給され、そしてデータレート、ならびに1つまたは複数のデータストリームのために使用されるべき符号化スキームおよび変調スキームを決定するために使用されることができる。次いで、決定された符号化スキームおよび変調スキームは、量子化、および/または受信機システム1250に対する後での送信における使用のために、トランシーバ1222に対して提供されることができる。追加して、および/または代わりに、報告されたCSIは、TXデータプロセッサ1214とTX MIMOプロセッサ1220とのための様々な制御を生成するためにプロセッサ1230によって使用されることができる。別の例においては、RXデータプロセッサ1242によって処理されるCSIおよび/または他の情報は、データシンク1244へと供給されることができる。
一例においては、送信機システム1210におけるプロセッサ1230と、受信機システム1250におけるプロセッサ1270とは、それらのそれぞれのシステムにおいてオペレーションを指示する。さらに、送信機システム1210におけるメモリ1232と、受信機システム1250におけるメモリ1272とは、それぞれプロセッサ1230と1270とによって使用されるプログラムコードおよびデータのためのストレージを提供することができる。さらに、受信機システム1250において、様々な処理技法は、N個の送信シンボルストリームを検出するためにN個の受信信号を処理するために使用されることができる。これらの受信機処理技法は、空間と時空の受信機処理技法を含むことができ、これらの技法は、等化技法、および/または「逐次的ゼロ化/等価および干渉除去」の受信機処理技法と称されることもでき、これらの技法は、「逐次的干渉除去」または「逐次的除去」の受信機処理技法と称されることもできる。
次に図13を参照すると、いくつかのモバイルデバイスをサポートするように構成されたワイヤレス通信システム1300が、示されている。システム1300は、各セルが、対応するアクセスポイント1304A〜1304Gによってサービスされている、例えば、マクロセル1302A〜1302Gなど、複数のセルについての通信を提供する。上記に説明されるように、例えば、マクロセル1302A〜1302Gに関連したアクセスポイント1304A〜1304Gは、基地局とすることができる。モバイルデバイス1306A〜1306Iは、ワイヤレス通信システム1300全体を通して様々なロケーションに分散されて示される。各モバイルデバイス1306A〜1306Iは、説明されるように、順方向リンクおよび/または逆方向リンク上で1つまたは複数のアクセスポイント1304A〜1304Gと通信することができる。さらに、アクセスポイント1308A〜1308Cが、示されている。これらは、説明されるように、特定のサービスロケーションに関連したサービスを提供するフェムトセル、ピコセル、中継ノードなどのより小さなスケールのアクセスポイントとすることができる。モバイルデバイス1306A〜1306Iは、さらに、提供されたサービスを受信するために、これらのより小さなスケールのアクセスポイント1308A〜1308Cと通信することができる。ワイヤレス通信システム1300は、一例においては、大きな地理的領域上でサービスを提供することができる(例えば、マクロセル1302A〜1302Gは、近傍における小数のブロックをカバーすることができ、そしてフェムトセルアクセスポイント1308A〜1308Cは、説明されるように、住居、オフィスビル、および/または同様なものなどのエリアに存在することができる)。一例においては、モバイルデバイス1306A〜1306Iは、無線上で、および/またはバックホール接続上でアクセスポイント1304A〜1304G、および/または1308A〜1308Cとの接続を確立することができる。
さらに、示されるように、モバイルデバイス1306A〜1306Iは、システム1300全体を通して移動することができ、そしてそれが異なるマクロセル1302A〜1302Gまたはフェムトセルカバレージエリアを通して移動するときに、様々なアクセスポイント1304A〜1304Gおよび/または1308A〜1308Cへと通信をハンドオーバする(またはそれに関連したセルを再選択する)ことができる。一例においては、1つまたは複数のモバイルデバイス1306A〜1306Iは、フェムトセルアクセスポイント1308A〜1308Cのうちの少なくとも1つに関連したホームフェムトセルに関連づけられることができる。例えば、モバイルデバイス1306Iは、そのホームフェムトセル(例えば、ホームeNB)としてフェムトセルアクセスポイント1308Bに関連づけられることができる。したがって、モバイルデバイス1306Iは、マクロセル1302Bの中にあり、それ故にアクセスポイント1304Bのカバレージエリアの中にあるが、それは、アクセスポイント1304Bの代わりに(またはそれに追加して)フェムトセルアクセスポイント1308Bと通信することができる。一例においては、フェムトセルアクセスポイント1308Bは、望ましい課金または料金、分使用(minute usage)、拡張サービス(例えば、より高速なブロードバンドアクセス、メディアサービスなど)など、モバイルデバイス1306Iに対して追加のサービスを提供することができる。したがって、モバイルデバイス1306Iが、フェムトセルアクセスポイント1308Bの範囲内にあるとき、それは、再選択においてフェムトセルアクセスポイント1308Bに有利に働くことができる。一例においては、いくつかのフェムトセルアクセスポイント1308A〜1308Cは、ここにおいて説明されるように、いくつかのモバイルデバイス1306A〜1306Iに、間違ったフェムトセルアクセスポイントへとハンドオーバするようにさせる競合する識別子を有する可能性がある。上記で説明される選択的解放機能は、そのような間違ったハンドオーバすることにより引き起こされる可能性がある悪影響を緩和する。
ここにおいて説明される態様は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはそれらの任意の組合せによってインプリメントされることができることを理解すべきである。システムおよび/または方法が、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコード、プログラムコードまたはコードセグメントでインプリメントされるときに、それらは、ストレージコンポーネントなどの機械可読媒体に記憶されることができる。コードセグメントは、プロシージャ、ファンクション、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、あるいは命令、データ構造、またはプログラムステートメントの任意の組合せを表すことができる。コードセグメントは、情報、データ、引き数、パラメータ、またはメモリ内容を渡すこと、および/または受け取ることによって別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合されることができる。情報、引き数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク送信などを含む任意の適切な手段を使用して渡され、転送され、あるいは送信されることができる。
ソフトウェアインプリメンテーションでは、ここにおいて説明される技法は、ここにおいて説明される機能を実行するモジュール(例えば、プロシージャ、ファンクションなど)を用いてインプリメントされることができる。ソフトウェアコードは、メモリユニットに記憶され、そしてプロセッサによって実行されることができる。メモリユニットは、プロセッサの内部に、またはプロセッサの外部にインプリメントされることができ、プロセッサの外部の場合には、メモリユニットは、当技術分野において知られているように様々な手段を経由してプロセッサに通信的に結合されることができる。
上記で説明されているものは、1つまたは複数の態様の例を含んでいる。上述の態様を説明する目的のためにコンポーネントまたは方法のあらゆる考えられる組合せについて説明することは、もちろん可能ではないが、当業者は、様々な態様の多数のさらなる組合せおよび置換が可能であることを認識することができる。したがって、説明された態様は、添付の特許請求の範囲の精神および範囲の内部に含まれるすべてのそのような変更、修正、および変形を包含するように意図される。さらに、用語「含む(includes)」が、詳細な説明または特許請求の範囲のいずれかの中で使用される限りでは、そのような用語は、「備えている(comprising)」が、請求項におけるトランジショナルワード(transitional word)として使用されるときに解釈されるように、用語「備えている(comprising)」と同様にして包含的であるように意図される。さらに、詳細な説明または特許請求の範囲のいずれかの中で使用されるような用語「または(or)」は、「非排他的論理和(non-exclusive or)」であるように意味される。

Claims (50)

  1. ワイヤレス通信において選択的解放を実行するための方法であって、
    間違って接続されたモバイルデバイスのあいまい性を解消するアクセスポイントからの選択的解放通知を受信することと、
    前記選択的解放通知に少なくとも部分的に基づいて前記アクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかを決定することと、
    前記アクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかを決定することに少なくとも部分的に基づいて前記アクセスポイントに対する接続を解放することと、
    を備える方法。
  2. 前記選択的解放通知は、前記アクセスポイントに正しく、または間違って接続されるモバイルデバイスに関連したあいまい性解消識別子を備える、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記アクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかを決定することは、さらに、前記アクセスポイントに対して送信される以前のメッセージの1つまたは複数の態様と前記あいまい性解消識別子を比較することに少なくとも部分的に基づいている、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記以前のメッセージの前記1つまたは複数の態様は、前記以前のメッセージのシグネチャまたはチェックサムである、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記選択的解放通知は、既存の接続解放メッセージであり、そして選択的解放を指定するインジケータ、をさらに含む、
    請求項2に記載の方法。
  6. 前記選択的解放通知は、セキュリティまたはコンテキストのチェックメッセージであり、前記アクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかを決定することは、前記セキュリティまたはコンテキストのチェックメッセージの成功した、または失敗した復号化に少なくとも部分的に基づいている、
    請求項1に記載の方法。
  7. アクセスポイントからの選択的解放通知を得るように、
    前記選択的解放通知がワイヤレス通信装置に当てはまるかどうかを検出するように、そして
    前記選択的解放通知が当てはまるかどうかを検出することに少なくとも部分的に基づいて前記アクセスポイントからの接続を解放するように、
    構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
    を備えるワイヤレス通信装置。
  8. 前記少なくとも1つのプロセッサは、さらに、前記選択的解放メッセージの中のあいまい性解消識別子を検出するように構成されている、
    請求項7に記載のワイヤレス通信装置。
  9. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記アクセスポイントに対して送信される以前のメッセージの一態様と前記あいまい性解消識別子を比較することに少なくとも部分的に基づいて前記選択的解放通知が当てはまるかどうかを検出する、
    請求項8に記載のワイヤレス通信装置。
  10. 前記態様は、前記メッセージのシグネチャまたはチェックサムである、
    請求項9に記載のワイヤレス通信装置。
  11. 前記選択的解放メッセージは、一般的な接続開放メッセージであり、前記少なくとも1つのプロセッサは、さらに、前記メッセージの中の識別子に少なくとも部分的に基づいて前記一般的な接続解放メッセージが選択的であることを決定するように構成されている、
    請求項8に記載のワイヤレス通信装置。
  12. 前記選択的解放通知は、セキュリティまたはコンテキストのチェックメッセージであり、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記セキュリティまたはコンテキストのチェックメッセージの成功している、または失敗している復号化に少なくとも部分的に基づいて前記選択的解放通知が当てはまるかどうかを検出する、
    請求項7に記載のワイヤレス通信装置。
  13. ワイヤレスネットワークの中で通信を開放することを容易にする装置であって、
    アクセスポイントから選択的解放メッセージを受信するための手段と、
    前記選択的解放メッセージに少なくとも部分的に基づいて前記アクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかを決定するための手段と、
    前記アクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかに応じて前記アクセスポイントからの接続を解放するための手段と、
    を備える装置。
  14. 前記選択的解放メッセージは、あいまい性解消識別子を備え、そして決定するための前記手段は、前記あいまい性解消識別子に少なくとも部分的に基づいて前記アクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかを決定する、
    請求項13に記載の装置。
  15. 決定するための前記手段は、前記アクセスポイントに対して送信される以前のメッセージの1つまたは複数の態様と前記あいまい性解消識別子を比較することに少なくとも部分的に基づいて前記アクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかを決定する、
    請求項14に記載の装置。
  16. 前記以前のメッセージの前記1つまたは複数の態様は、前記メッセージのシグネチャまたはチェックサムを含む、
    請求項15に記載の装置。
  17. 前記選択的解放メッセージは、一般的な接続解放メッセージであり、そして前記選択的解放メッセージを受信するための前記手段は、さらに、前記一般的な接続解放メッセージの中の識別子に少なくとも部分的に基づいて前記メッセージが選択的であることを決定する、
    請求項14に記載の装置。
  18. 前記選択的解放メッセージは、セキュリティまたはコンテキストのチェックメッセージであり、決定するための前記手段は、前記セキュリティまたはコンテキストのチェックメッセージの復号化が成功しているか、または失敗しているかに少なくとも部分的に基づいて前記アクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかを決定する、
    請求項13に記載の装置。
  19. 少なくとも1台のコンピュータに、間違って選択されたモバイルデバイスのあいまい性を解消するアクセスポイントからの選択的解放通知を受信するようにさせるためのコードと、
    前記少なくとも1台のコンピュータに、前記選択的解放通知に少なくとも部分的に基づいて前記アクセスポイントに対する接続が間違っているかどうか決定するようにさせるためのコードと、
    前記少なくとも1台のコンピュータに、前記アクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかを決定することに少なくとも部分的に基づいて前記アクセスポイントに対する接続を解放するようにさせるためのコードと、
    を備えるコンピュータ可読媒体、
    を備えるコンピュータプログラム製品。
  20. 前記選択的解放通知は、前記アクセスポイントに正しく、または間違って接続されるモバイルデバイスに関連したあいまい性解消識別子を備える、
    請求項19に記載のコンピュータプログラム製品。
  21. 前記アクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかを決定することは、さらに、前記アクセスポイントに対して送信される以前のメッセージの1つまたは複数の態様と前記あいまい性解消識別子を比較することに少なくとも部分的に基づいている、
    請求項20に記載のコンピュータプログラム製品。
  22. 前記以前のメッセージの前記1つまたは複数の態様は、前記以前のメッセージのシグネチャまたはチェックサムである、
    請求項21に記載のコンピュータプログラム製品。
  23. 前記選択的解放通知は、既存の接続解放メッセージであり、そして選択的解放を指定するインジケータをさらに含む、
    請求項20に記載のコンピュータプログラム製品。
  24. 前記選択的解放通知は、セキュリティまたはコンテキストのチェックメッセージであり、そして前記アクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかを決定することは、前記セキュリティまたはコンテキストのチェックメッセージの成功している、または失敗している復号化に少なくとも部分的に基づいている、
    請求項19に記載のコンピュータプログラム製品。
  25. アクセスポイントから選択的解放メッセージを受信する選択的解放メッセージコンポーネントと、
    前記選択的解放メッセージに少なくとも部分的に基づいて前記アクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかを見分けるあいまい性解消識別子コンポーネントと、
    前記アクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかに応じて前記アクセスポイントからの接続を解放する解放コンポーネントと、
    を備える装置。
  26. 前記選択的解放メッセージは、あいまい性解消識別子を備え、そして前記あいまい性解消識別子コンポーネントは、前記あいまい性解消識別子に少なくとも部分的に基づいて前記アクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかを決定する、
    請求項25に記載の装置。
  27. 前記あいまい性解消識別子コンポーネントは、前記アクセスポイントに対して送信される以前のメッセージの1つまたは複数の態様と前記あいまい性解消識別子を比較することに少なくとも部分的に基づいて前記アクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかを決定する、
    請求項26に記載の装置。
  28. 前記以前のメッセージの前記1つまたは複数の態様は、前記メッセージのシグネチャまたはチェックサムを含む、
    請求項27に記載の装置。
  29. 前記選択的解放メッセージは、一般的な接続解放メッセージであり、前記選択的解放メッセージコンポーネントは、さらに、前記一般的な接続解放メッセージの中の識別子に少なくとも部分的に基づいて前記メッセージが選択的であることを決定する、
    請求項26に記載の装置。
  30. 前記選択的解放メッセージは、セキュリティまたはコンテキストのチェックメッセージであり、前記あいまい性解消識別子コンポーネントは、前記セキュリティまたはコンテキストのチェックメッセージの復号化が成功しているか、または失敗しているかに少なくとも部分的に基づいて前記アクセスポイントに対する接続が間違っているかどうかを決定する、
    請求項25に記載の装置。
  31. 競合する識別子を用いてモバイルデバイスを選択的に解放するための方法であって、
    モバイルデバイスから識別子を備えるアクセス要求を受信することと、
    前記識別子が、接続されたモバイルデバイスに以前に割り付けられた割り当てられた識別子と競合することを決定することと、
    前記識別子と前記割り当てられた識別子との間の前記競合に少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスと、接続されたモバイルデバイスとに対して選択的解放メッセージを送信することと、
    を備える方法。
  32. 前記識別子が、前記割り当てられた識別子と競合することを決定することは、異なるメッセージが前記接続されたモバイルデバイスから予想される場合に前記モバイルデバイスから前記アクセス要求を検出すること、を含む、
    請求項31に記載の方法。
  33. 前記選択的解放メッセージは、一般的な接続解放メッセージである、
    請求項31に記載の方法。
  34. 前記モバイルデバイスのあいまい性解消識別子を生成することと、前記選択的解放メッセージの中に前記あいまい性解消識別子を含めることと、をさらに備える、
    請求項33に記載の方法。
  35. 前記あいまい性解消識別子は、前記アクセス要求または前記接続されたモバイルデバイスから受信される以前のメッセージ、についての1つまたは複数のパラメータに関連している、
    請求項34に記載の方法。
  36. 前記モバイルデバイスまたは前記接続されたモバイルデバイスから受信される追加のメッセージに対応する異種のあいまい性解消識別子との、前記あいまい性解消識別子の衝突を回避する前記あいまい性解消識別子を生成するために、前記モバイルデバイスまたは前記接続されたモバイルデバイスから受信される以前のメッセージを選択すること、をさらに備える、
    請求項34に記載の方法。
  37. 前記選択的解放メッセージの中に前記一般的な接続解放メッセージが選択的解放のためであるという表示を含めること、をさらに備える、
    請求項34に記載の方法。
  38. セキュリティまたはコンテキストのチェックメッセージを生成すること、をさらに備え、前記選択的解放メッセージは、前記セキュリティまたはコンテキストのチェックメッセージである、
    請求項31に記載の方法。
  39. モバイルデバイスから識別子を備えるアクセス要求を得るように、
    前記識別子と、接続されたモバイルデバイスに割り付けられる割り当てられた識別子との間の競合を検出するように、そして
    前記の競合する識別子と、割り当てられた識別子とに対応する選択的解放メッセージを送信するように、
    構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
    を備えるワイヤレス通信装置。
  40. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記アクセス要求が、前記割り当てられた識別子についての予想されないメッセージであることを決定することに少なくとも部分的に基づいて前記競合を検出する、
    請求項39に記載のワイヤレス通信装置。
  41. 前記選択的解放メッセージは、一般的な接続解放メッセージである、
    請求項39に記載のワイヤレス通信装置。
  42. 1つまたは複数のモバイルデバイスの選択的解放を要求することを容易にする装置であって、
    モバイルデバイスから識別子を備える通信を受信するための手段と、
    前記識別子が、接続されたモバイルデバイスに割り当てられる異種の識別子と競合することを決定するための手段と、
    前記識別子に少なくとも部分的に基づいて選択的解放メッセージを送信するための手段と、
    を備える装置。
  43. 決定するための前記手段は、前記モバイルデバイスからの前記通信が前記識別子について予想されないことを検出することに少なくとも部分的に基づいて前記識別子競合を決定する、
    請求項42に記載の装置。
  44. 前記選択的解放メッセージは、一般的な接続解放メッセージである、
    請求項42に記載の装置。
  45. あいまい性解消識別子を選択し、前記あいまい性解消識別子を前記選択的解放メッセージの中に挿入するための手段、をさらに備える、
    請求項44に記載の装置。
  46. 前記あいまい性解消識別子は、前記モバイルデバイスからの前記通信、または前記接続されたモバイルデバイスからの以前のメッセージ、に関連している、
    請求項45に記載の装置。
  47. 少なくとも1台のコンピュータに、識別子を備えるモバイルデバイスからのアクセス要求を受信するようにさせるためのコードと、
    前記少なくとも1台のコンピュータに、前記識別子が、接続されたモバイルデバイスに以前に割り付けられた割り当てられた識別子と競合することを決定するようにさせるためのコードと、
    前記少なくとも1台のコンピュータに、前記識別子と前記割り当てられた識別子との間の前記競合に少なくとも部分的に基づいて前記のモバイルデバイスと、接続されたモバイルデバイスとに選択的解放メッセージを送信するようにさせるためのコードと、
    を備えるコンピュータ可読媒体、
    を備えるコンピュータプログラム製品。
  48. 前記識別子が、前記割り当てられた識別子と競合することを決定することは、異なるメッセージが、前記接続されたモバイルデバイスから予想される場合に前記モバイルデバイスからの前記アクセス要求を検出することを含む、
    請求項47に記載のコンピュータプログラム製品。
  49. モバイルデバイスからの識別子を備える通信を受信するトランシーバコンポーネントと、
    前記識別子が、接続されたモバイルデバイスに割り当てられる異種の識別子と競合することを決定する間違い通信検出コンポーネントと、
    前記識別子に少なくとも部分的に基づいて選択的解放メッセージを生成する選択的解放メッセージコンポーネントと、
    を備え、前記トランシーバコンポーネントは、前記のモバイルデバイスと、接続されたモバイルデバイスとに対して前記選択的解放メッセージを送信する、
    装置。
  50. 前記間違い通信検出コンポーネントは、前記モバイルデバイスからの前記通信が、前記識別子について予想されないことを検出することに少なくとも部分的に基づいて前記識別子競合を決定する、
    請求項49に記載の装置。
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