JP2011523297A - 無線通信デバイス間でのグループ通信におけるコール・セットアップ・レイテンシを最小化するシステム及び方法 - Google Patents

無線通信デバイス間でのグループ通信におけるコール・セットアップ・レイテンシを最小化するシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

【解決手段】無線通信デバイスの各々と共に確立された通信チャネルを制御するため別々の通信システムを使用するグループメンバーデバイスにつき必要な量の通信帯域幅を確保することにより、無線通信デバイス間でのグループ通信におけるコール・セットアップ・レイテンシを最小化するシステム及び方法。通信グループの無線通信デバイスメンバーについてグループ通信をセットアップするグループ通信サーバは、その通信システムを使用し、そして通信グループのメンバーである無線通信デバイスのため、帯域幅のような、所定の量のリソースを確保するために、通信システムに常駐するリソース管理部と通信する。所定のリソースが、グループ通信のために無線通信デバイスに利用可能である場合に限り、リソース管理部は、グループ通信のためにその通信システムを使用する無線通信デバイスのグループ通信サーバに利用可能性を伝送する。
【選択図】図5

Description

本発明は、ポイント・ツー・ポイント(point-to-point)またはポイント・ツー・マルチポイント(point-to-multipoint)の無線通信システムに関する。より具体的には、本発明は、プッシュ・ツー・トーク(PTT:push-to-talk)通信グループのような通信グループのメンバーである無線デバイス間でのグループ通信のために適切な通信帯域幅を確保することにより、コール・セットアップ・レイテンシ(call setup latency)を最小化するシステム及び方法に関する。
一般的に“プッシュ・ツー・トーク”(PTT)機能と呼ばれる、携帯電話のような無線通信デバイスのグループ間の迅速な1対1または1対多数通信を提供する無線通信サービスがある。通信している無線デバイスについての受信デバイスの特定のPTTグループは、キャリア(carrier)によって共通にセットアップされる。PTT通信接続は一般的に、スピーカと、グループの各メンバーデバイスとの間の半二重リンク(half-duplex link)を活性化する無線デバイス上の1回のボタンプッシュによりイニシエイトされ、ボタンが解除されると、デバイスは、到来するPTT送信を受信できる。あるアレンジメントでは、PTTスピーカは“発言権(floor)”を有し、この際、スピーカが話している間は他のグループメンバーは話すことができない。スピーカがPTTボタンを解除すると、グループの他の個々のメンバーが、それらのPTTボタンを使用することができ、そして彼らが発言権を有する。
PTT通信は音声を含むため、それらの通信が、必要なサービスの質(QoS)を有することが欠かせない。QoSを確保するためのある重要な要素は、PTTアプリケーションによって必要とされるネットワーク帯域幅/リソースが音声通信のために利用可能であることを保証することである。この帯域幅及びリソースの確保は、PTTシステムにダイナミックな方法で組み込むことが困難である。なぜなら、様々なグループメンバーが、固定または可変の帯域幅のネットワークからなる異種分散システム(heterogeneous distributed systems)にわたって分布され得るからである。より具体的には、複数のシステムを横断する複数の同時のセッションからなるボイス・オーバー・インターネット・プロトコル(VoIP)アプリケーションでは、各セッションが異なる帯域幅/リソース要求を有し得ることを考えれば、この問題は特に困難となる。
従って、PTTセッション及びVoIPセッションでは、確立された各セッションは、セッションを提供する全てのシステムで一定のリソースが保証される必要があり、そして各システムは、いくつものセッションが同時に確立された際に、それに利用可能な最大リソースを越えないことを保証する必要がある。更に、PTT・コール・セットアップでは、セッションの確立時間は低く維持される必要がある。
通信のリソース割り当てにおけるこの問題を解決するいくつかの試みがなされている。1つの試みは、集中アロケータ(centralized allocator)を利用し、これによれば、集中アロケータが、全ての利用可能なリソースのトラック、すなわち全ての通信につきエンド・ツー・エンド(end-to-end)を管理する。このシステムでは、リソースを必要とする全てのエンティティは、リソースを要求するメッセージを集中アロケータに送信し、アロケータは、各セッションをセットアップする前に、割り当てられたリソースで応答する。しかしながら、集中アロケータの使用は良くスケーリング(scale)せず、そしてシステムが拡張するにつれて、集中アロケータの負荷は非常に大きくなり、そして通信のセットアップのボトルネックとなる。
サーバの通信品質を維持するために必要なリソース割り当てに向けられた別の方法は、エンド・ツー・エンド(end-to-end)のリソース割り当てシステムを使用することであり、これは、セッションの確立の始めにおいて、ネットワークの各ノードを介して横断すること、及びこれらのノードのそれぞれのリソースを確保することを含む。このシステムは各システムにわたって確保されたリソースを保証する一方で、リソースを確保する特別なステップは、セッション毎の通信の確立/終了(teardown)の時間を甚だしく増加させる。このタイプのシステムはしばしば、ネットワークにおいて確立された“ソケット(socket)”または“仮想回路(virtual circuit)”と呼ばれる。
従って、コール・セットアップまたは終了を妨げないPTTまたはVoIP通信セッションでの最小リソース割り当ての提供を支援するシステム及び方法を提供することが有効であろう。そのようなシステム及び方法は、様々な通信システムに対するリソース割り当ての信頼性を確立できるべきであり、そして容易にスケーラブルであるべきである。よって、この発明は主として、無線通信デバイス間でのグループ通信におけるコール・セットアップ・レイテンシを最小化するそのようなシステム及び方法の提供に向けられる。
この発明は、無線通信デバイスの各々と確立された通信チャネルを制御するために別々の通信システムを利用する通信グループメンバーデバイスの通信帯域幅またはリソースの必要量を確保することにより、無線通信デバイス間でのグループ通信におけるコール・セットアップ・レイテンシを最小化するシステム及び方法を含む。通信グループの無線通信デバイスメンバーのためにグループ通信をセットアップするグループ通信サーバは、グループ通信のために必要とされるリソースが適切に割り当てられることを保証するため、各グループメンバーにつき、帯域幅のような所定の量のリソースを確保するために、グループメンバー無線デバイスの通信を制御する通信システムに常駐するリソース管理部と通信する。リソース管理部は、所定のリソースが、グループ通信のためにメンバー無線通信デバイスに利用可能である場合に限り、グループ通信のためのその通信システムを用いる無線通信デバイスのグループ通信サーバに、この利用可能性を伝える。
一実施形態では、無線通信デバイス間のグループ通信におけるコール・セットアップ・レイテンシを最小化するシステムは、無線通信デバイスのための複数の通信システムを含む。各通信システムは、PTTグループの携帯電話のような、少なくとも無線通信のためにその通信システムを使用する無線通信デバイスの各々と共に確立された通信チャネルを制御するように構成される。PTT通信では、少なくとも一つのグループ通信サーバが、グループ通信サーバの扱う通信グループの無線通信デバイスメンバーのためのグループ通信をセットアップする。通信システムは、その通信システムを使用しそしてグループ通信サーバについての通信グループのメンバーである通信システムを使用する無線通信デバイスのため、帯域幅のような、所定の量のリソースを選択的に確保する常駐リソース管理部を含む。リソース管理部は、所定のリソースが、通信システムを使用する無線通信デバイスに、グループ通信のために使用可能である場合に限り、グループ通信のためにその通信システムを使用する無線通信デバイスの一つまたはそれ以上のグループ通信サーバに利用可能性を通信する。
一実施形態では、携帯電話及び音声を通信し得る他の通信デバイスのような無線通信デバイス間のグループ通信についてのコール・セットアップ・レイテンシを最小化する方法は、少なくとも無線通信のためにその通信システムを使用する無線通信デバイスの各々と共に確立された通信チャネルを制御するように構成された通信システム内の、グループ通信サーバについての制御システムのような、少なくとも一つのコンピュータデバイスにリソース管理部を設けるステップを含み、リソース管理部は、その通信システムを使用し、そして通信グループのメンバーである無線通信デバイスのための所定の量のリソースを選択的に確保する。そして、本方法は、通信グループの無線通信デバイスメンバーにつきグループ通信をセットアップする少なくとも一つのグループ通信サーバから、リソース管理部に、その通信システムを使用する一つまたはそれ以上の無線通信デバイスへのグループ通信のために所定のリソースの確保を要求するステップと、そしてリソース管理部が、予め定められた量の帯域幅のような要求された所定のリソースを確保するステップとを含む。
従って、本システム及び方法は、PTTシステムのようなグループ通信システムが、PTTまたはVoIP通信セッションのための様々な通信システムにわたって最小量のリソース割り当てを確保することを可能とする点で有利であり、そして従って様々なコンピュータアーキテクチャにわたって容易にスケーラブルである。このシステム及び方法は、グループ通信サーバのような通信制御サーバが、通信セッションがエンド・ツー・エンドのQoSを確保することを望まれる毎にリソースを使い果たすことのないように、リソース割り当てを扱う種々の通信システムに設けられたリソース管理部を利用する。従ってリソース管理部の使用は、エンド・ツー・エンドのQoSを確保するための既知の他の方法と対照的に、コール・セットアップまたは終了との干渉は最低限とされる。
本発明のその他の目的、特徴、及び利点は、図面の簡単な説明、詳細な説明、及び特許請求の範囲をレビューした後で明白になるだろう。
図1は、無線ネットワークを介してグループ通信サーバ及び他のコンピュータデバイスと通信する無線通信デバイスの指定されたPTTグループとの無線ネットワークの一実施形態の典型的な図である。 図2は、PTTグループメンバーの無線通信デバイスと、グループ通信サーバと共にサーバ側にある局所MCU管理部(regional MCU manager: RMM)との間のグループ通信サーバ制御通信を有する共通の携帯通信構成における無線ネットワークの一実施形態の典型的な図である。 図3は、PTT性能を有して具体化された無線通信デバイスのコンピュータ・プラットフォームを例示するブロック図である。 図4は、局所的な通信システムにあるリソース管理部を使用し、そしてグループ通信サーバがRMMと通信してグループ通信のための適切なリソースを確保するシステムの典型的な限定的でない実施形態を例示するブロック図である。 図5は、2つの異なる領域間の通信システム間でリソースを確保する処理フローの図である。 図6は、グループ通信をセットアップし、そして通信のために要求されたリソースを確保するために適切なリソース管理部に接触するグループ通信サーバ上の処理の一実施形態のフローチャートである。 図7は、RMM上の処理の一実施形態のフローチャートであり、リソース管理部がグループ通信サーバから受信した要求に基づいて、ひとつまたはそれ以上の無線通信デバイスに、グループ通信のための適切なリソースを割り当てる。
本説明では、用語“通信デバイス”、“無線デバイス”、“無線通信デバイス”、“PTT通信デバイス”、“携帯型デバイス”、“モバイルデバイス”、及び“ハンドセット”は、同義的に用いられる。用語“コール(call)”及び“通信(communication)”もまた同義的に用いられる。本明細書で用いられる用語“アプリケーション”は、実行可能なそして非実行可能なソフトウェアファイル、rawデータ、アグリゲートされたデータ、パッチ(patches)、及びその他のコードセグメントを包含することを意図される。用語“典型的”は、開示された要素または実施形態は単なる例であり、そしてなんらユーザの優先度を示すものではないことを意味する。更に、各図面を通して、同じ番号は同じ要素を指し、本説明に特願の定めが無ければ、冠詞“a”及び“the”は複数の参照を含む。
更に、本発明は、CDMA2000(登録商標)ネットワーク・アーキテクチャで動作するものとして、各実施形態で本明細書に示される。CDMA2000(登録商標)システム及び当業者に知られたようなネットワークインターフェースの既知の規格及び構成への参照がなされ得る。CDMA2000 Evolution Data-Optimized(EvDO)またはIMT−2000のようなその他の通信規格も同様に、本システム10の実装において用いられ得る。
全体を通して同じ番号が同じ要素を示す図面を参照して、図1は、グループ通信サーバ32、及び通信グループ12における一つまたはそれ以上の、無線ネットワーク20を介してその他の無線通信デバイスと通信する無線電話14、スマートページャ16、及び携帯情報端末(PDA)18のような無線通信デバイスを有するシステム10の一実施形態を例示する。システム10では、各無線通信デバイス14、16、18は、無線通信ネットワーク20を介して、複数のうちの一つまたはそれ以上の他の無線通信デバイスの目標の組と選択的に直接的に通信することができる。例えば、携帯電話14についての目標の組は、通信グループ12の全てのデバイス、またはページャ16及びPDA18のようなそのサブセットであり得る。
この実施形態では、無線通信デバイス(例えば携帯電話14)が、ここでは無線ネットワーク20を介してサーバ側のLAN30上に存在するグループ通信サーバ32として示されているグループ通信コンピュータデバイスに通知して、無線ネットワーク20上に無線デバイスが存在する、すなわちアクセス可能であることを知らせる。グループ通信コンピュータデバイス32は、第1の無線通信デバイスによって指定される目標の無線通信デバイスの組とこの情報を共有し、または、この情報を、サーバ側のLAN30にあるまたは無線ネットワーク20を介してアクセス可能なその他のコンピュータデバイスとも共有し得る。グループ通信コンピュータデバイス32は、無線デバイスについてのグループ識別データを記憶する、付属のまたはアクセス可能なデータベース34を有し得る。
本明細書でより十分に説明されるように、その局所領域についてのすべてのメディアリソースを管理するための中心として構成された局所MCU管理部(Regional MCU Manager: RMM)36もまた、サーバ側LAN30上に示されている。メディアリソースがPTTコールのようなグループ通信に割り当てられる前に、RMM36は、必要な帯域幅がコールの各コールレグ(call leg)に利用可能かをチェックして、必要な帯域幅を確保する。もし必要な帯域幅がこのグループ通信に利用可能でなければ、RMMは局所ディスパッチャ(Regional Dispatcher)にフェイルを送信し、これは、送信している無線デバイス14、16、18に対してSTATUSフェイルを送信することによりグループ通信をフェイルする。サーバ側のLAN30にある、または無線ネットワークすなわち一般的にはインターネットを介して存在するコンピュータ要素の数が限定されないことが理解されるべきである。
PTT通信のようなダイレクト通信は、通信している無線通信デバイス14、16、18と、目標の組のデバイスの一つまたはそれ以上のその他の無線通信デバイスとの間の半二重チャネル(half-duplex channel)を介して確立され得る。また、グループ通信コンピュータデバイス32は、目標の組の少なくとも一つの無線通信デバイスがグループ通信コンピュータデバイス32に対して無線ネットワーク20上でのそれらの存在を知らせてきた場合には、この目標の組との要求されたダイレクト通信をブリッジ(bridge)することを試みることが出来る。
グループ通信コンピュータデバイス32はまた、ゼロ個(または少なくとも1個)の目標の組の無線通信デバイスがグループ通信コンピュータデバイス32に対して無線ネットワーク20上でのそれらの存在を知らせてこなければ、無線通信デバイス14、16、18に対して、目標の組12へのダイレクト通信のブリッジ不能であることを通知出来る。更に、ここではグループ通信コンピュータデバイス32が、グループ識別データの付属データベース34を有するものとして示されているが、グループ通信コンピュータデバイス32は、そこに常駐するグループ識別データを有し、そして本明細書で述べられる全ての記憶機能を実行しても良い。
グループ通信は、音声、アプリケーション、JPEGやTIF等の写真のようなグラフィックメディア、またはMP3、MP4、及びWAV等のようなオーディオファイルであり得る。メディアはまた、マルチメディア・アプリケーション(PowerPointやMOVファイルなど)のようなストリーミングメディアまたはビデオであっても良い。またグループ通信は典型的に、多数の通信グループ12間での半二重音声会議である。しかしながら、グループ通信では、接続速度とメディア転送品質、そして特に音声データが、エンドユーザへのQoSを維持するために重要である。
図2は、PTTシステムにおけるグループメンバーの組の無線通信デバイス(デバイス70、72、74、76)間の通信を制御するグループ通信サーバ32のような、一連のグループ通信コンピュータデバイスを有する、共通の携帯通信構成における無線ネットワークの一実施形態の典型的な図である。この無線ネットワークは典型例に過ぎず、そしてあらゆるシステムを含み、それによってリモートモジュールは、お互いの間で、及び/またはこれに限定されることなく、無線ネットワークキャリア及び/またはサーバを含む無線ネットワーク20の要素間で無線を介して通信する。一連のグループ通信サーバ32は、グループ通信サーバLAN50に接続される。無線電話は、データサービスオプションを用いてグループ通信サーバ32からのパケットデータセッションを要求出来る。LAN50上にはRMM36もまた示されている。
グループ通信サーバ32は、ここではキャリアネットワーク54上に常駐するものとして示されるPDSN52及び/またはブロードキャスト・サービス・ノード(BSN)53のような、無線サービスプロバイダのパケットデータサービスノードに接続される。PDSN52及びBSN53は関連付けられた基地局60と共に、またはその他のサーバ50側の要素を更に含んで、地理的または仮想領域(virtual region)についての無線通信デバイス70、72、74、76への通信を制御する局所通信システムを構成する。各PSDN52またはBSN53は、パケット制御機能(PCF)62を介して、基地局60のコントローラ64とインターフェース処理し得る。PCF62は、一般的には基地局60内にある。キャリアネットワーク54は、メッセージング・サービス・コントローラ(MSC)58へ送信されるメッセージ(一般的にはデータパケットの形で)を制御する。キャリアネットワーク54は、ネットワーク、インターネット、及び/またはPOTS(plain ordinary telephone system)によってMSC32と通信する。典型的には、キャリアネットワーク54とMSC58十の間のネットワークまたはインターネット接続はデータを転送し、POTSは音声情報を転送する。MSC58は、一つまたはそれ以上の基地局60に接続され得る。キャリアネットワークと同様の方法で、MSC58は典型的に、データ転送についてはネットワーク及び/またはインターネットにより、音声情報についてはPOTSにより、この両方により、基地送受信局(情報源への分岐(branch-to-source:BTS)と呼ばれることがある)66に接続される。最終的にBTS66は、ショート・メッセージング・サービス(SMS)、またはその他の本技術分野において既知の無線方法により、携帯電話70、72、74、76のような無線デバイスへワイヤレスでメッセージを送信し、そしてワイヤレスでメッセージを受信する。キャリア境界及び/またはPTTオペレータネットワーク境界は、本明細書で述べたようなデータの共有を禁止妨げもしないことにも留意すべきである。
携帯電話14のような携帯電話及びモバイル通信デバイスは、強化されたコンピューティング性能を有するように製造され、そしてパーソナルコンピュータ及び携帯型PDAと同等の性能を有するようになってきている。これらの“スマート(smart)”携帯電話によれば、ソフトウェア開発者は、無線デバイスのプロセッサ上でダウンロード及び実行可能なソフトウェアアプリケーションを作成できる。携帯電話14のような無線デバイスは、ウェブページ、アプレット、MIDlet、ゲーム、及びデータのような多くのタイプのアプリケーションをダウンロード出来る。通信グループ12(図1)を指定している無線デバイスでは、無線通信デバイスは、その他のメンバーの組に直接接続することができ、そして音声及びデータ通信を行うことができる。しかしながら、全てのそのようなグループダイレクト通信は、グループ通信サーバ32を介して、すなわちグループ通信サーバ32の制御において起こり得る。デバイスの全てのデータパケットが、グループ通信コンピュータデバイス32自身を介して進まなければならない必要は無いが、しかし結局はグループ通信コンピュータデバイス32が通信を制御し得る。なぜなら、典型的にはそれが、通信グループのメンバーの識別情報を検索(retrieve)ができ、及び/またはそれを知っている、または通信グループ12のメンバーの識別情報を他のコンピュータデバイスに知らせ得る唯一のサーバ側30の要素になるだろうからである。
総覧すると、無線通信デバイス14、16、18間のグループ通信におけるコール・セットアップ・レイテンシを最小化するシステム10は、無線通信デバイス14、16、18のための複数の通信システムを含み、(図2の携帯電話構成のような)各通信システムは、音声のような少なくとも無線通信のために通信システムを使用する無線通信デバイスの各々についての通信チャネルまたは経路を制御するように構成されている。メンバー14、16、18のような、通信グループ12の無線通信デバイスメンバーについてのグループ通信をセットアップする、少なくとも一つのグループ通信サーバ32。(図4のリソース管理部106、112のような)リソース管理部は、(RMM36のような)複数の通信システムの少なくとも一つに常駐(resident on)しており、リソース管理部は、通信グループ12のメンバーであり、その通信システムを使用する無線通信デバイス14、16、18のための、通信帯域幅のようなリソースの所定の量を選択的に確保する。一実施形態では、リソース管理部は、所定のリソースがこの通信システムを利用する無線通信デバイスにグループ通信のために利用可能である場合のみ、この利用可能性を、グループ通信のためのその通信システムを利用する無線通信デバイス14、16、18の一つまたはそれ以上のグループ通信サーバ32に伝える。
一実施形態では、図6でより具体的に示されるように、グループ通信サーバ32は、リソース管理部に、このリソース管理部が常駐する通信システムを使用する無線通信デバイス14、16、18グループメンバーを通知し、この通知に応じて、その無線通信デバイス14、16、18のためのリソースを確保し、またはリソースの確保の失敗をグループ通信サーバ32に知らせる。いくつかの種々のキャリア内(intra-carrier)またはキャリア間(inter-carrier)通信システムのような、複数の通信システムの各々がリソース管理部を含むことができる。
図3は、デバイスの目標の組、すなわち通信グループ12の他のメンバーとダイレクト通信を開始するPTTボタン78を有する携帯電話14である無線通信デバイスの一実施形態を例示するブロック図である。無線デバイス14はまた、無線デバイス14のユーザへのグラフィックディスプレイ80を有するものとして示されている。無線デバイス14は、音声及びデータパケットを扱うことができ、そしてグループ通信を含めるために無線ネットワーク20を介して送信されたソフトウェアアプリケーションを受信及び実行出来るコンピュータ・プラットフォーム82を含む。コンピュータ・プラットフォーム82は、他の構成要素の中で、特定用途向け集積回路(ASIC)84、またはその他のプロセッサ、マイクロプロセッサ、ロジック回路、プログラマブルゲートアレイ、またはその他のデータ処理デバイスを含む。ASIC84は、無線デバイスの製造時にインストールされ、通常はアップグレードできないだろう。ASIC84またはその他のプロセッサは、常駐アプリケーション環境(resident application environment)を含み、そしてASIC84上にロードされたオペレーティングシステムを含むことが出来るアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)層86を実行する。常駐アプリケーション環境は、無線デバイスのメモリ88のあらゆる常駐プログラムとインターフェースする。常駐アプリケーション環境の例は、無線デバイス・プラットフォームのためにQUALCOMM社によって開発されたBREW(binary runtime environment for wireless、登録商標)ソフトウェアがある。
ここに示すように、無線デバイスはグラフィックディスプレイ80を備える携帯電話14であり、しかし、携帯情報端末(PDA)、グラフィックディスプレイ26を有するページャ、または無線通信ポータルを有するセパレート・コンピュータ・プラットフォームのような、本技術分野で知られた、コンピュータ・プラットフォーム82を有するあらゆる無線デバイスであってもよく、そして別な方法ではネットワークまたはインターネットへの有線接続を有しても良い。更に、メモリ88は、読み出し専用またはランダムアクセスメモリ(RAM及びROM)、EPROM、EEPROM、フラッシュカード、またはコンピュータ・プラットフォームに共通のあらゆるメモリからなり得る。コンピュータ・プラットフォーム82はまた、メモリ88で積極的(actively)に使用されないソフトウェアアプリケーションの記憶のため、ローカルデータベース90を含み得る。ローカルデータベース90は、一般的にはひとつまたはそれ以上のフラッシュメモリセルからなり、しかし磁気メディア、EPROM、EEPROM、光学メディア、テープ、またはソフトまたはハードディスクのような、本技術分野で知られたあらゆる二次または三次記憶デバイスであっても良い。
無線通信デバイスの本実施形態では、コンピュータ・プラットフォーム82はまた、典型的には、PTTコールにおける半二重音声通信のため、無線デバイスからダイレクト通信チャネルをオープンし得るダイレクト通信インターフェース92を含む。ダイレクト通信インターフェース92はまた、無線デバイスへ、そして無線デバイスから送信される音声及びデータを通常搬送する無線デバイスについての標準的な通信インターフェースの一部であっても良い。ダイレクト通信インターフェース92は、典型的には本技術分野で知られたハードウェアからなる。
図4は、局所的な通信システム102、108に常駐するリソース管理部106、112を使用し、そしてグループ通信サーバ100がRMM104、110と通信してグループ通信のための適切なリソースを確保するシステムの典型的な限定的でない実施形態を例示するブロック図である。ここで、通信システム102は領域Mのためのものであり、通信システム108は領域Nのためのものである。
本システム10がPTTコールで使用される一実施形態では、コールは、2つまたはそれ以上のコールレグ(call leg)からなり、各コールレグはコールに参加しているユーザである。各コールレグは、固定された帯域幅(ビットレート)を要求し、グループコールが確立(すなわち、音声トラフィックが流れ得る)され得る前は、グループ通信サーバ32は、要求された帯域幅が、その特定のグループ通信サーバ32についての領域の外にあり得るコールレグのために含むPTTコールの全てのコールレグに使用可能かをチェックする。局所グループ通信サーバ32は、局所領域内で終端する(入力されるまたは出力する)コールレグのために内部で利用可能な帯域幅を確認し得る。しかし、この局所領域の外で終端する(入力されるまたは出力する)コールレグについては、局所グループ通信サーバ32は、その領域のグループ通信サーバまたはRMM36のような、その領域における他のグループ通信ネットワーク要素と接触することにより、それらのコールレグについて利用可能な帯域幅を確認する。グループ通信サーバ32は、PTTコールにおいて確認された帯域幅を有するコールレグ(局所内(intra-regional)及び局所間(inter-regional)の両方)を含むにすぎないだろう。必要な帯域幅を有しないコールレグは、コールから排除される。PTTコールが終端すると、このコールのコールレグの各々について使用された帯域幅は、その他のPTTコールに利用可能となる。
よって、本実施形態では、RMM36は、局所間グループ通信のセットアップを試みるグループ通信サーバ32の問い合わせに応答するように、これらの設定パラメータを有して構成される。ここで、RMM36は、その局所領域についての全てのメディアリソースを管理し、メディアリソースがPTTコールに割り当てられる前には、リソース管理部106、112においてRMM36は、要求された帯域幅がコールの各コールレグに利用可能かをチェックし、そしてその領域におけるコールにつき要求された帯域幅を確保する。PTTコールにつき要求された帯域幅が利用可能でなければ、RMM36は、グループ通信サーバ32にフェイルを送信し、場合によっては、エンドユーザはPTTコールの開始を試みる。
従ってシステム10は、リソース管理機能を、分散された通信システムのそれぞれに分散することにより、スケーリング(scaling)及びコール・セットアップ・レイテンシの問題に対処する。一実施形態では、リソース管理部106、112(ここではRMM36上の常駐として具体化されている)は、そのシステムにおいてホストされた各セッションで使用されるリソース、そのシステムでクライアントを含むその通信システムの外の各セッションで使用されるリソース、その通信システムでの全利用可能リソースのプール(pool)、及びその他のセッション・コンテキスト(各セッションにつき、どの他のシステムがリソース確保に含まれるのか)をモニタする。よって、セッションの確立ごとに、改良及び終了(modification and teardown)要求が、通信システムのリソース管理部106、112を介して命令される。セッション確立要求を受信すると、リソース管理部106、112は、セッションのためにそのシステムでリソースを確保する。リソース管理部106、112は、リソース確保要求をそれらのリソース管理部106、112に対して送信することで、このセッションに含まれる他の通信システム(要求を調べることで発見された)でリソースを確保する。その通信システム及びこのセッションに含まれる他のシステムで要求が正しく確保されると、リソース管理部106、112は、セッション確立要求を成立させる。そうでなければ、リソース管理部106、112は、セッション確立要求は失敗と判断する。
セッション改良(modification)要求を受信すると、リソース管理部106、112は、改良要求に基づいてセッションについてのその通信システムのリソースを確保/解放し、そしてそれらのリソース管理部106、112にリソース確保要求を送信することにより、このセッションに含まれる他の通信システム(要求を調べることで発見された)のリソースを確保/解放する。この通信システム及びこのセッションに含まれる他の通信システムで要求が正しく確保/解放されると、リソース管理部106、112は、セッション改良要求を成立させる。そうでなければ、リソース管理部は、セッション改良要求を失敗と判断する。
セッション終了(teardown)要求を受信すると、リソース管理部106、112は、このセッションについてのその通信システムでリソースを解放し、それらのリソース管理部106、112に解放リソース要求を送信することにより、このセッションに含まれる他の通信システム(セッション・コンテキストで発見される)でリソースを解放する。その通信システム及びこのセッションに含まれるその他のシステムで正しく要求が解放されると、リソース管理部106、112はセッション終了要求を成立させる。
別のシステムから確保リソース要求を受信すると、リソース管理部106、112は、その通信システムでこのセッションのためのリソースを確保し、成功すれば、そのようなものとして、要求した通信システム/グループ通信サーバ32に応答する。要求されたリソースが利用不能であれば、リソース管理部106、112は、フェイルで応答する。別のシステムから解放リソース要求を受信すると、リソース管理部106、112は、その通信システムでセッションのためのリソースを解放する。一実施形態では、各リソース管理部106、112は、システムフェイルの場合にセッションの有効性を検証するため、他のシステムにおける関与するリソース管理部106、112との各セッションのために“ハートビート(heartbeat)”を維持する。各リソース管理部は、それ自身、利用可能性の理由で、分散/複製システム(distributed/replicated system)であり得る。そしてそれらは、2相コミットプロトコルを用いて互いに同期状態を維持する。通信システムにおけるリソース管理部106、112は、このシステムでの他のリソース管理部106、112の周期的な問い合わせ(querying)によって、このシステムでのリソース情報を再度知るように構成される。そのような周期的なリソースの検証はまた、リソース管理部106、112でのリソースの利用可能性を周期的に検証するグループ通信サーバ32から生じ得る。
一実施形態では、PTT通信を要求する無線通信デバイス14、16、18は、適切なリソースの確保にリソース管理部が失敗した際のフェイルメッセージの受信をサポートするよう改良される。無線通信デバイス14、16、18は、リソースの欠如によりコールが失敗したことをユーザに示すためのエラーメッセージを任意で表示してもよい。
分散リソース管理部106、112の使用は従って、システムにおいてノード・バイ・ノード(node-by node)(“end-to-end”)の確保を行う必要なく、リソース確保要求に対する非常に早い応答を可能とする。また、各通信システムがそのリソースの使用を管理するように、全ての関与するシステムについての集中リソース管理部を維持する必要がない。よって本システム10は、リソース利用ステップを有し、これはセッション確立の総コストのほんのわずかな一部にすぎず、これはコール・セットアップにおけるより低いレイテンシを示唆する。よって本システム10は、PTTシステムと同じ方法で、VoIPシステムでの各コールについてネットワークリソースを確保するために使用され得る。
図5は、領域Mの通信システム120と領域Nの通信システム122との間のリソースの確保のための処理フローの一実施形態の図である。エンドユーザ・クライアント124は、ディスパッチハンドラ126にコールを要求し、ディスパッチハンドラ126は、クライアント124に発言権(floor)を付与し、そして常駐RMM128にコールを送信し、常駐RMM128は、その領域で他のRMM130をポーリングし、領域Nのように、コールレグにつき他の領域が必要とされるかを判断する。領域MのRMM128は、領域Nの通信システム122のRMM134に接触して、帯域幅の利用可能性を検証する。そしてRMM134は、通信システム122の他の局所RMM138をチェックして帯域幅の利用可能性を検証し、もしそうなら帯域幅を確保して、通信システム120のRMM128に対して領域Nで確保された帯域幅を通知する。そしてRMM128は、通信システム120の局所帯域幅を確保し、コール処理をメディア制御ハンドラ(MCH)132に転送し、PTTコール・セットアップを完了する。
図6は、グループ通信をセットアップし、そして通信のために要求されたリソースを確保するために適切なリソース管理部106、112に接触するグループ通信サーバ32上の処理の一実施形態のフローチャートである。グループ通信サーバ32は、ステップ140に示すように、グループ通信をセットアップする要求を受信し、そしてステップ142に示すように、コールを受信する予定であるメンバー無線通信デバイスにつき、リソース管理部に問い合わせ(inquiry)を送信する(これは図5においてRMM128に接触している)。そして、判断144に示すように、リソースがメンバーにつき確保され得るかの判断がなされる。判断144で、もしリソースが確保されなければ、終了146に示すようにコール・セットアップは失敗する。そして適切な通知がエンドユーザ及び/またはその他のシステム要素に与えられる。そうでなければ、判断144でリソースが確保されれば、ステップ148に示すようにグループ通信が許可され、そして予め定義された処理150に示すように、グループ通信が確立される。
図7は、(図4の)RMM104、110上の処理の一実施形態のフローチャートであり、リソース管理部106、112がグループ通信サーバ100から受信した要求に基づいて、ひとつまたはそれ以上の無線通信デバイス14、16、18に、グループ通信のための適切なリソースを割り当てる。ステップ160に示すように、RMM104、110の通信システム上にあるメンバーデバイスへのグループ通信を確立する要求。そして、判断162に示すように、適切なリソースが利用可能かの判断がなされ、そのような処理はまた図5の実施形態及びRMM128で示されている。判断162でリソースが利用可能でなければ、終了164に示すように、エラーがグループ通信サーバ100に出力され、処理は終了する。
そうでなければ、判断162でリソースが利用可能であれば、ステップ166に示すように所定の量のリソースが確保され、そしてステップ168に示すようにグループ通信サーバ100に利用可能であるとリソースが示される。そして、判断170に示すように、グループ通信が終了したかの判断がなされる。判断170で、グループ通信が終了していなければ、グループ通信が終了するまで、処理は判断170で待ち状態に入る。継続中の通信の間、リソースのその他の改良及びセッションの改良の判断がなされても良いことに留意すべきである。判断170で通信が終了すると、ステップ172に示すように、割り当てられたリソースは解放され、そして終了174に示すように、この特定の確保要求及び割り当てのための処理は終了する。
よって、本システム10は、無線通信デバイス14、16、18間でのグループ通信のコール・セットアップ・レイテンシを最小化する方法及びプロセスを提供する、と理解され得る。これは、無線通信デバイス14、16、18のそれぞれと共に確立された通信チャネルを制御するように構成された通信システム内の少なくとも一つのコンピュータデバイス(例えばRMM102、108)上にリソース管理部106、112を設けるステップを有する。無線通信デバイス14、16、18は、リソース管理部106、108とともに、少なくとも無線通信のためにその通信システムを使用する。リソース管理部106、108は、その通信システムを使用し、通信グループ12のメンバーである特定のメンバー無線通信デバイスのために、帯域幅のような所定の量のリソースを選択的に確保する。そして、本方法は、通信グループ12の無線通信デバイスメンバーについてのグループ通信をセットアップする少なくとも一つのグループ通信サーバ32から、リソース管理部106、112に対して、グループ通信のための、通信システムを使用する無線通信デバイスに所定のリソースの確保を要求するステップと、その後、要求された所定のリソースを確保するステップとを含む。
所定のリソースを確保するためのリソース管理部106、112への要求は、通信システムの使用している無線通信デバイス14、16、18へのグループ通信のための帯域幅の確保を要求していることができる。本方法はまた、グループ通信サーバ32が、リソース管理部106、112に、リソース管理部106、112が常駐しそしてリソースが利用できない通信システムを使用している無線通信デバイス14、16、18を通知すると、グループ通信サーバ32についてリソースを確保するため、リソース管理部106、112から、フェイルを示すことを含み得る。リソース管理部106、112を設けることは、複数の通信システムの各々にリソース管理部106、112を設けることであり得る。本方法はまた、その通信システムを使用し、そして通信グループ12のメンバーである各無線通信デバイス14、16、18のための所定の量のリソースにつき、リソース管理部106、112によってリソースを確保するステップを含み得る。グループ通信サーバ32はまた、リソース管理部106、112で、リソースの利用可能性を周期的に検証することが出来る。
モバイルデバイス及びその他のコンピュータ・プラットフォーム上で実行可能な方法を考慮すると、本方法は従って、コンピュータ読み取り可能な媒体に常駐するプログラムによって実行され得る。ここでプログラムは、本方法のステップを実行するよう、コンピュータ・プラットフォームを有するモバイルデバイス及びその他のコンピュータデバイスに命令する。コンピュータ読み取り可能な媒体は、サーバのメモリであってもよいし、または接続可能なデータベース内にあってもよい。更に、コンピュータ読み取り可能な媒体は、磁気ディスクまたはテープ、光学ディスク、ハードディスク、フラッシュメモリ、または本技術分野で知られたその他の記憶メディアのような、無線通信デバイス・コンピュータ・プラットフォームにロード可能な二次記憶メディアにあってもよい。
1つまたはそれ以上の典型的な実施形態では、述べられた機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはその任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、それらの機能は1つまたはそれ以上の命令またはコードとして、コンピュータ読み取り可能な媒体に記憶され、或いは伝送され得る。コンピュータ読み取り可能な媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの持ち運びを助ける任意の媒体を含むコンピュータ記憶メディア及び通信メディアの双方を含み得る。記録媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体であって良い。例として、これに限定するもので無いものとして、このようなコンピュータ読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記録デバイス、または命令またはデータ構造の形で所望のプログラムコードを搬送または保持するために使用され、そしてコンピュータによってアクセスできる他の任意の媒体を含むことが出来る。また、あらゆる接続が、適切にコンピュータ読み取り可能な媒体と呼ばれる。例えば、そのソフトウェアが同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、或いは赤外線、無線、及びマイクロ波といった無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他の遠隔源から送信されるならば、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、或いは赤外線、無線、及びマイクロ波といった無線技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk and disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光学ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、及びブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、一般的に、磁気によってデータを再生し、ディスク(disc)はレーザによって光学的にデータを再生する。上記の組合せもまたコンピュータ読み取り可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
本発明が具体的に示され、そしてその好適な実施形態を参照して述べられてきたが、しかし、形態及び詳細における様々な変更が、以下の特許請求の範囲で説明されるような本発明の範囲から逸脱することなく為され得ることを、当業者は理解するだろう。更に、本発明の要素は単数形で述べられ主張され得るが、単数であることが明示的に示されなければ複数が意図される。

Claims (37)

  1. 無線通信デバイス間でのグループ通信におけるコール・セットアップ・レイテンシ(call setup latency)を最小化するシステムであって、
    無線通信デバイスのための複数の通信システムであって、少なくとも無線通信のためにその通信システムを使用する前記無線通信デバイスの各々についての通信チャネルを制御するように各々が構成された前記複数の通信システムと、
    通信グループの無線通信デバイスメンバーにつきグループ通信をセットアップする少なくとも一つのグループ通信サーバと、
    前記複数の通信システムの少なくともひとつに常駐(resident)するリソース管理部と
    を備え、前記リソース管理部は、通信グループのメンバーでありそしてその通信システムを使用する無線通信デバイスについて、所定の量のリソースを選択的に確保し、
    前記リソース管理部は、前記所定のリソースが、グループ通信のために前記通信システムを使用する無線通信デバイスに利用可能である場合に限り、前記利用可能性を、グループ通信のために該通信システムを使用する一つまたはそれ以上の前記無線通信デバイスの前記グループ通信サーバに通信する、システム。
  2. 前記所定のリソースは、前記通信システムの使用している無線通信デバイスに、グループ通信のために利用可能な帯域幅である、請求項1のシステム。
  3. 前記グループ通信サーバは、前記リソース管理部に、前記リソース管理部が常駐する前記通信システムを無線通信デバイスが使用することを通知し、
    前記リソース管理部は、前記通知があると、該無線通信デバイスについて前記リソースを確保し、または前記リソースの確保の失敗を前記グループ通信サーバに知らせる、請求項1のシステム。
  4. 前記複数の通信システムの各々がリソース管理部を含む、請求項1のシステム。
  5. 前記リソース管理部は、該通信システムを使用し、そして通信グループのメンバーである各無線通信デバイスにつき所定の量の帯域幅を確保する、請求項2のシステム。
  6. 前記グループ通信サーバは更に、前記リソース管理部での前記リソースの利用可能性を周期的に検証するように構成される、請求項1のシステム。
  7. 無線通信デバイス間でのグループ通信のためのコール・セットアップ・レイテンシ(call setup latency)を最小化する方法であって、
    少なくとも一つの無線通信のためにその通信システムを使用する前記無線通信デバイスの各々と共に確立された通信チャネルを制御するように構成された通信システム内の少なくともひとつのコンピュータデバイス上に、リソース管理部を設けることと、
    通信グループの無線通信デバイスメンバーのためにグループ通信をセットアップする少なくとも一つのグループ通信サーバから、前記リソース管理部に、前記通信システムを使用する無線通信デバイスへのグループ通信のための所定のリソースの確保を要求することと、
    前記要求された所定のリソースを確保することと
    を備え、前記リソース管理部は、該通信システムを使用しそして通信グループのメンバーである無線通信デバイスのため、所定の量のリソースを選択的に確保する、方法。
  8. 前記リソース管理部に所定のリソースの確保を要求することは、前記通信システムの使用している無線通信デバイスに、グループ通信のための帯域幅の確保を要求することである、請求項7の方法。
  9. 前記グループ通信サーバが、前記リソース管理部に、前記リソース管理部が常駐(resident)しそしてリソースが利用不能である前記通信システムを無線通信デバイスが使用していることを通知すると、
    前記リソース管理部から、前記リソースの確保の失敗を前記グループ通信サーバに知らせること、を更に備える請求項7の方法。
  10. リソース管理部を設けることは、複数の通信システムの各々にリソース管理部を設けることである、請求項7の方法。
  11. 前記リソース管理部により、該通信システムを使用しそして通信グループのメンバーである各無線通信デバイスのため、所定の量の帯域幅についてリソースを確保すること、を更に備える請求項8の方法。
  12. 前記グループ通信サーバが、前記リソース管理部での前記リソースの利用可能性を周期的に検証すること、を更に備える請求項7の方法。
  13. 複数の通信システムの少なくとも一つに常駐(resident)するリソース管理部であって、
    各通信システムは、少なくとも無線通信のためにその通信システムを使用する複数の無線通信デバイスの各々と共に確立された通信チャネルを制御するように構成され、
    前記リソース管理部は、その通信システムを使用しそして通信グループメンバーである無線通信デバイスのために、所定の量のリソースを選択的に確保するように構成され、
    前記リソース管理部は、グループ通信のために所定のリソースが該通信システムを使用する無線通信デバイスに利用可能な場合に限り、無線通信デバイス間のグループ通信を制御する他のコンピュータデバイスに、前記利用可能性を選択的に通信するように構成されている、リソース管理部。
  14. 前記所定のリソースは、該通信システムの使用している無線通信デバイスに、グループ通信のために利用可能な帯域幅である、請求項13のリソース管理部。
  15. コンピュータデバイスが、前記リソース管理部に、前記リソース管理部が常駐する前記通信システムを無線通信デバイスが使用することを通知すると、
    前記リソース管理部は、その無線通信デバイスについて前記リソースを確保し、または前記リソースの確保の失敗を前記コンピュータデバイスに知らせるように構成される、請求項13のリソース管理部。
  16. 前記リソース管理部は、該通信システムを使用しそして通信グループのメンバーである各無線通信デバイスにつき所定の量の帯域幅を確保するように構成される、請求項13のリソース管理部。
  17. 通信システムであって、
    少なくとも無線通信のために前記通信システムを使用する複数の無線通信デバイスの各々と共に通信チャネルを制御するように構成され、
    前記システムは、前記通信システムを使用しそして通信グループのメンバーである無線通信デバイスのために所定の量のリソースを選択的に確保するように構成されたリソース管理部を有し、
    前記リソース管理部は更に、グループ通信のために前記所定のリソースが前記通信システムを使用する無線通信デバイスに利用可能な場合に限り、無線通信デバイス間のグループ通信を制御する他のコンピュータデバイスに、前記利用可能性を選択的に通信するように構成されている、通信システム。
  18. 前記所定のリソースは、前記通信システムの使用している無線通信デバイスに、グループ通信のために利用可能な帯域幅である、請求項17のシステム。
  19. コンピュータデバイスが、無線通信デバイスが前記通信システムを使用していることを前記通信システムに通知すると、
    前記リソース管理部は更に、該無線通信デバイスについて前記リソースを確保し、または前記リソースの確保の失敗を前記コンピュータデバイスに知らせるように構成される、請求項17のシステム。
  20. 前記リソース管理部は更に、前記通信システムを使用し、そして通信グループのメンバーである各無線通信デバイスにつき所定の量の帯域幅を確保するように構成される、請求項17のシステム。
  21. グループ通信サーバであって、
    通信グループの無線通信デバイスメンバーのためにグループ通信をセットアップするように構成され、
    前記グループ通信サーバは更に、無線通信デバイスのための複数の通信システムと選択的に通信するように構成され、
    各通信システムは、少なくとも無線通信のために該通信システムを使用する無線通信デバイスと共に確立された通信チャネルを制御するように構成され、
    前記通信システムの少なくとも一つは、その通信システムを使用しそして通信グループのメンバーである無線通信デバイスのために、所定の量のリソースを選択的に確保するように構成された常駐リソース管理部(resident resource manager)を有し、
    前記リソース管理部は、グループ通信のために前記所定のリソースが前記通信システムを使用する無線通信デバイスに利用可能な場合に限り、グループ通信のために該通信システムを使用する一つまたはそれ以上の前記無線通信デバイスの前記利用可能性を選択的に送信し、
    前記グループ通信サーバは更に、前記リソース管理部と選択的に通信して、前記リソース管理部が常駐する前記通信システムを現在使用している前記通信グループのメンバー、及び前記グループ通信サーバにより制御されたグループ通信を有する通信グループにおける無線通信デバイスのためのリソースを確保するように構成される、グループ通信サーバ。
  22. 前記所定のリソースは、制御された通信グループの前記通信システムの使用している無線通信デバイスに、グループ通信のために利用可能な帯域幅である、請求項21のグループ通信サーバ。
  23. 前記グループ通信サーバが前記リソース管理部と通信すると、
    前記グループ通信サーバは更に、前記リソース管理部から、前記リソース管理部が前記メンバーグループの一つまたはそれ以上の無線通信デバイスについてのリソースを確保したか、または前記リソースの確保に失敗したかの通知を受信するように構成される、請求項21のグループ通信サーバ。
  24. 前記グループ通信サーバは更に、複数の通信システム上の複数のリソース管理部と通信するように構成される、請求項21のグループ通信サーバ。
  25. 前記リソース管理部は、該通信システムを使用しそして通信グループのメンバーである各無線通信デバイスにつき所定の量の帯域幅を確保する、請求項21のグループ通信サーバ。
  26. 前記グループ通信サーバは更に、前記通信システムの前記リソース管理部での前記リソースの利用可能性を周期的に検証するように構成される、請求項21のグループ通信サーバ。
  27. コンピュータ読み取り可能な媒体を備えるコンピュータ読み取り可能な製品であって、前記媒体は、
    少なくとも無線通信のためにその通信システムを使用する無線通信デバイスの各々と共に確立された通信チャネルを制御するように構成された少なくとも一つのコンピュータデバイス上にリソース管理部を設ける命令セットと、
    通信グループの無線通信デバイスメンバーのためにグループ通信をセットアップする少なくとも一つのグループ通信サーバから、前記リソース管理部が、前記通信システムを使用している無線通信デバイスに、グループ通信のための所定のリソースを確保するよう要求する命令セットと、
    前記リソース管理部につき、前記要求された所定のリソースを確保する命令セットと
    を備え、
    前記リソース管理部は、通信グループのメンバーであり、該通信システムを使用する無線通信デバイスについての所定の量のリソースを選択的に確保する、コンピュータ読み取り可能な製品。
  28. 前記グループ通信サーバが、前記リソース管理部に、前記リソース管理部が常駐しそしてリソースが利用不能である前記通信システムを無線通信デバイスが使用していることを通知すると、
    前記リソース管理部から、前記リソースの確保の失敗を前記グループ通信サーバに知らせる命令セット、を更に備える請求項27のコンピュータ読み取り可能な製品。
  29. 前記リソース管理部により、該通信システムを使用しそして通信グループのメンバーである各無線通信デバイスのため、所定の量の帯域幅についてリソースを確保する命令セット、を更に備える請求項27のコンピュータ読み取り可能な製品。
  30. 前記グループ通信サーバにつき、前記リソース管理部で前記リソースの利用可能性を周期的に検証する命令セット、を更に備える請求項27のコンピュータ読み取り可能な製品。
  31. 無線通信デバイス間でのグループ通信におけるコール・セットアップ・レイテンシ(call setup latency)を最小化するシステムであって、
    少なくとも無線通信のためにその制御する手段を使用する複数の無線通信デバイスの各々につき、通信チャネルを制御する複数の手段と、
    通信グループの無線通信デバイスメンバーにつきグループ通信を制御する少なくとも一つの手段と、
    通信グループのメンバーでありそして通信チャネルを制御する制御するその手段を使用する無線通信デバイスについて、所定の量のリソースを選択的に確保する手段と
    を備え、前記所定の量のリソースを選択的に確保する手段は更に、前記所定のリソースが、グループ通信のために通信チャネルを制御する該手段を使用する無線通信デバイスに利用可能である場合に限り、前記利用可能性を、グループ通信のために通信チャネルを制御する該手段を使用する一つまたはそれ以上の前記無線通信デバイスの該グループ通信を制御する手段に通信する、システム。
  32. 前記所定の量のリソースを選択的に確保する手段は更に、前記通信チャネルを制御する手段の使用する無線通信デバイスに、グループ通信のための所定の量の帯域幅を確保する、請求項31のシステム。
  33. 前記グループ通信を制御する手段は更に、前記所定の量のリソースを選択的に確保する手段に、無線通信デバイスが、前記所定の量のリソースを選択的に確保する手段が常駐する前記通信チャネルを制御する手段を使用することを通知し、
    前記所定の量のリソースを選択的に確保する手段は、前記通知があると、該無線通信デバイスについてのリソースを確保するか、または前記グループ通信を制御する手段に前記リソースの確保の失敗を伝える、請求項31のシステム。
  34. 前記グループ通信を制御する手段は更に、前記所定の量のリソースを選択的に確保する手段での前記リソースの利用可能性を周期的に検証する、請求項31のシステム。
  35. 複数の通信システムの少なくとも一つに常駐(resident)するリソース管理部であって、
    各通信システムは、少なくとも無線通信のために該通信システムを使用する複数の無線通信デバイスの各々と共に確立された通信チャネルを制御するように構成され、
    前記リソース管理部は、該通信システムを使用しそして通信グループのメンバーである無線通信デバイスのために、所定の量のリソースを選択的に確保する手段と、
    グループ通信のために前記所定のリソースが該通信システムを使用する無線通信デバイスに利用可能な場合に限り、無線通信デバイス間のグループ通信を制御する他のコンピュータデバイスに、前記利用可能性を選択的に通信する手段と
    を備えるリソース管理部。
  36. 通信システムであって、
    少なくとも無線通信のために前記通信システムを使用する複数の無線通信デバイスの各々と共に確立された通信チャネルを制御する手段と、
    前記通信システムを使用しそして通信グループのメンバーである無線通信デバイスのために所定の量のリソースを選択的に確保する手段と
    を備え、
    前記無線通信デバイスのために所定の量のリソースを選択的に確保する手段は更に、グループ通信のために前記所定のリソースが前記通信システムを使用する無線通信デバイスに利用可能な場合に限り、無線通信デバイス間のグループ通信を制御する他のコンピュータデバイスに、前記利用可能性を選択的に通信する、通信システム。
  37. グループ通信サーバであって、
    通信グループの無線通信デバイスメンバーのためにグループ通信を制御する手段を備え、
    前記グループ通信を制御する手段は更に、無線通信デバイスのための複数の通信システムと選択的に通信するように構成され、
    各通信システムは、少なくとも無線通信のために該通信システムを使用する無線通信デバイスと共に確立された通信チャネルを制御するように構成され、
    前記通信システムの少なくとも一つは、該通信システムを使用しそして通信グループのメンバーである無線通信デバイスのために、所定の量のリソースを選択的に確保するように構成された常駐リソース管理部(resident resource manager)を有し、
    前記リソース管理部は、グループ通信のために前記所定のリソースが前記通信システムを使用する無線通信デバイスに利用可能な場合に限り、グループ通信のために該通信システムを使用する前記無線通信デバイスの一つまたはそれ以上の前記利用可能性を通信し、
    前記グループ通信サーバは更に、前記リソース管理部が常駐する前記通信システムを現在使用している前記通信グループのメンバー及び前記グループ通信サーバにより制御されたグループ通信を有する通信グループにおける無線通信デバイスのためのリソースを確保するために、前記リソース管理部と選択的に通信する手段を備える、グループ通信サーバ。
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