JP2011522466A - オーバーレイされたネットワークにおけるマルチモード端末の動作のためのシステム及び方法 - Google Patents

オーバーレイされたネットワークにおけるマルチモード端末の動作のためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

本開示の一実施形態は、マルチモード移動局（ＭＳ）が第１及び第２の無線アクセス技術（ＲＡＴ）を介して第１及び第２のネットワークと通信するための方法を提供する。前記方法は、概して、前記第１のＲＡＴを介しての前記第１のネットワークとの接続を維持しながら前記第１のＲＡＴのフレームと前記第２のＲＡＴのフレームとの間の時間オフセットを測定することと、前記ＭＳがページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わることができるスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を送信することと、前記第１のネットワークとの前記接続を終了させずにスキャン期間中にページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わること、とを含む。前記第１のＲＡＴは、例えばＷｉＭＡＸを備え、前記第２のＲＡＴは、例えばＣＤＭＡを備えることができる。
【選択図】図７

Description

関連出願
本出願は、すべての目的のためにここにおいて引用されることによって全体がここに組み入れられている、“Systems and methods for multimode wireless communication handoff”（マルチモード無線通信ハンドオフのためのシステム及び方法）と題され、２００８年５月１１日に出願した米国仮特許出願番号第６１／０５２，２６２号の優先権の利益を主張するものである。
本開示の一実施形態は、概して、無線通信に関し、より具体的には、複数の無線アクセス技術をサポートするモバイルデバイスと通信することに関する。
例えばＩＥＥＥ８０２．１６標準ファミリに準拠する、直交周波数分割多重（ＯＦＤＭ）無線通信システム及び直交周波数分割多元接続（ＯＦＤＭＡ）無線通信システムは、典型的に、複数のサブキャリアの周波数の直交性に基づき、システム内においてサービスを受けることを目的として登録された無線デバイス（すなわち、移動局）と通信するために基地局のネットワークを使用し、及び、広帯域無線通信にとっての幾つかの技術的な利点、例えば、耐マルチパスフェージング性及び耐干渉性、を達成するために実装することができる。各基地局（ＢＳ）は、移動局（ＭＳ）に及び移動局（ＭＳ）からデータを搬送する無線周波数（ＲＦ）信号を送信及び受信する。
加入者が利用可能なサービスを拡大するために、幾つかのＭＳは、複数の無線アクセス技術（ＲＡＴ）を用いる通信をサポートする。例えば、デュアルモードＭＳは、ブロードバンドデータサービスのためのＷｉＭＡＸ及び音声サービスのための符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）をサポートすることができる。
残念なことに、従来のシステムにおいては、２つのネットワーク間での非効率的な切り替えが、いずれかのサービスにおけるスループットの低下を引き起こすことがある。
一実施形態は、マルチモード移動局（ＭＳ）が第１及び第２の無線アクセス技術（ＲＡＴ）を介して第１及び第２のネットワークと通信するための方法を提供する。前記方法は、概して、前記ＭＳが前記第２のネットワークにおいて１つ以上の動作を行うために前記第２のネットワークに切り替わることができる１つ以上のスキャン期間（scan period）を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を送信することと、前記第１のネットワークとの前記接続を終了させずにスキャン期間中にページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わること、とを含む。
本開示の一実施形態は、マルチモード移動局（ＭＳ）が第１及び第２の無線アクセス技術（ＲＡＴ）を介して第１及び第２のネットワークと通信するための方法を提供する。前記方法は、概して、前記第１のＲＡＴを介しての前記第１のネットワークとの接続を維持しながら前記第１のＲＡＴのフレームと前記第２のＲＡＴのフレームとの間の時間オフセットを測定することと、前記ＭＳがページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わることができるスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を送信することと、前記第１のネットワークとの前記接続を終了させずにスキャン期間中にページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わること、とを含む。
本開示の一実施形態は、第１及び第２の無線アクセス技術（ＲＡＴ）を介して第１及び第２のネットワークと通信するための装置を提供する。前記装置は、概して、前記第１のＲＡＴを介しての前記第１のネットワークとの接続を維持しながら前記第１のＲＡＴのフレームと前記第２のＲＡＴのフレームとの間の時間オフセットを測定するための論理と、前記ＭＳがページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わることができるスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を送信するための論理と、前記第１のネットワークとの前記接続を終了させずにスキャン期間中にページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わるための論理と、を含む。
本開示の一実施形態は、第１及び第２の無線アクセス技術（ＲＡＴ）を介して第１及び第２のネットワークと通信するための装置を提供する。前記装置は、概して、前記ＭＳが前記第２のネットワークにおいて１つ以上の動作を行うために前記第２のネットワークに切り替わることができる１つ以上のスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を送信するための論理と、前記第１のネットワークとの接続を終了させずにスキャン期間中にページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わるための論理と、を含む。
本開示の一実施形態は、第１及び第２の無線アクセス技術（ＲＡＴ）を介して第１及び第２のネットワークと通信するための装置を提供する。前記装置は、概して、前記第１のＲＡＴを介しての前記第１のネットワークとの接続を維持しながら前記第１のＲＡＴのフレームと前記第２のＲＡＴのフレームとの間の時間オフセットを測定するための手段と、前記ＭＳがページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わることができるスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を送信するための手段と、前記第１のネットワークとの接続を終了させずにスキャン期間中にページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わるための手段と、を含む。
本開示の一実施形態は、第１及び第２の無線アクセス技術（ＭＳ）を介して第１及び第２のネットワークと通信するための装置を提供する。前記手段は、概して、前記ＭＳが前記第２のネットワークにおいて１つ以上の動作を行うために第２のネットワークに切り替わることができる１つ以上のスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を送信するための手段と、前記第１のネットワークとの前記接続を終了させずにスキャン期間中にページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わるための手段と、を含む。
本開示の一実施形態は、命令が格納されているコンピュータ可読媒体を備え、マルチモード移動局（ＭＳ）が第１及び第２の無線アクセス技術（ＲＡＴ）を介しての第１及び第２のネットワークと通信するためのコンピュータプログラム製品、を提供し、前記命令は、１つ以上のプロセッサによって実行可能である。前記命令は、概して、前記第１のＲＡＴを介しての前記第１のネットワークとの接続を維持しながら前記第１のＲＡＴのフレームと前記第２のＲＡＴのフレームとの間の時間オフセットを測定するための命令と、前記ＭＳがページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わることができるスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を送信するための命令と、前記第１のネットワークとの前記接続を終了させずにスキャン期間中にページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わるための命令と、を含む。
本開示の一実施形態は、その上に格納された命令を有するコンピュータ可読媒体を備えるマルチモード移動局（ＭＳ）が第１及び第２の無線アクセス技術（ＲＡＴ）を介して第１及び第２のネットワークと通信するためのコンピュータプログラム製品、を提供し、前記命令は、１つ以上のプロセッサによって実行可能である。前記命令は、概して、前記ＭＳが第２のネットワークにおいて１つ以上の動作を行うために前記第２のネットワークに切り替わることができる１つ以上のスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を送信するための命令と、前記第１のネットワークとの前記接続を終了させずにスキャン期間中にページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わるための命令と、を含む。
本開示の上述される特徴を詳細に理解できるようにするために、実施形態を参照することによって上記の概要のより具体的な説明を得ることができ、これらの実施形態の一部は、添付図に示される。しかしながら、添付図は、この開示の典型的な実施形態のみを例示するものであり、従って、適用範囲を制限するとはみなすべきでなく、前記説明は、その他の同様に有効な実施形態に対しても当てはめることができることが注目されるべきである。
本開示の一実施形態による、無線通信システム例を示した図である。 本開示の一実施形態による無線デバイスにおいて利用することができる様々なコンポーネントを示した図である。 本開示の一実施形態による、無線通信システム内において使用することができる送信機例及び受信機例を示した図である。 符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）１ｘネットワークにオーバーレイされたＷｉＭＡＸネットワーク例を示した図である。 本開示の実施形態による、ＷｉＭＡＸネットワークからＣＤＭＡ１ｘネットワークに切り替わるための動作例を示した図である。 図５の動作例に対応する手段のブロック図である。 ＷｉＭＡＸ通信におけるフレームとＣＤＭＡ１ｘ通信におけるフレームとの間の時間オフセット例を示した図である。 本開示の一実施形態による、時間オフセット測定値から決定されたパラメータに基づくＷｉＭＡＸスキャンインターバルとＣＤＭＡ１ｘページングウィンドウの整合性を示した図である。 本開示の実施形態による、デュアルモード移動局とＷｉＭＡＸとＣＤＭＡ基地局との間における交換例を示した図である。
本開示の実施形態は、例えばＷｉＭＡＸ及びＣＤＭＡ１ｘの両方の無線アクセス技術（ＲＡＴ）をサポートするマルチモードモバイルデバイスがＣＤＭＡページングチャネルをモニタリングするためにＷｉＭＡＸネットワークとＣＤＭＡネットワークとの間で切り替わることを可能にすることができる。具体的には、実施形態は、マルチモードＭＳが、ＩＥＥＥ８０２．１６標準に準拠して割り当てられたＷｉＭＡＸスキャンインターバル中にＣＤＭＡページングチャネルをモニタリングするためにＷｉＭＡＸネットワークからＣＤＭＡネットワークに切り替わるのを可能にする方法及び装置を提供することができる。
典型的な無線通信システム
本開示の方法及び装置は、ブロードバンド無線通信システムにおいて利用することができる。ここにおいて用いられる用語“ブロードバンド無線”は、概して、所定のエリアにおける無線サービス、例えば音声、インターネット及び／又はデータネットワークアクセスの組み合わせを提供することができる技法を意味する。
ＷｉＭＡＸは、Worldwide Interoperability for Microwave Accessを意味し、長距離にわたる高スループットのブロードバンド接続を提供する規格に基づくブロードバンド無線技術である。今日においてはＷｉＭＡＸの２つの主な用途、すなわち固定ＷｉＭＡＸ及びモバイルＷｉＭＡＸ、が存在する。固定ＷｉＭＡＸの用途は、ポイントツーマルチポイントであり、例えば、家庭及び企業へのブロードバンドアクセスを可能にする。モバイルＷｉＭＡＸは、ブロードバンド速度におけるセルラーネットワークの完全な移動性を提供する。
モバイルＷｉＭＡＸは、ＯＦＤＭ技法及びＯＦＤＭＡ技術に基づく。ＯＦＤＭは、様々な高データレート通信システムにおいて最近広範囲にわたって採用されるようになっているデジタルマルチキャリア変調技法である。ＯＦＤＭを用いた場合は、送信ビットストリームが複数のより低いレートのサブストリームに分割される。各サブストリームは、複数の直交サブキャリアのうちの１つで変調されて複数の並列なサブチャネルのうちの１つにおいて送信される。ＯＦＤＭＡは、異なるタイムスロットにおいてユーザにサブキャリアが割り当てられる多元接続技法である。ＯＦＤＭＡは、非常に様々な用途、データレート、及びサービス品質要求を有する数多くのユーザに対処することが可能な柔軟な多元接続技法である。
無線インターネット及び通信における急成長が、無線通信サービス分野における高データレートの要求増大に結びついている。ＯＦＤＭ／ＯＦＤＭＡシステムは、今日においては、最も有望な研究分野のうちの１つでありさらに次世代の無線通信にとっての鍵を握る技術であるとみなされている。これは、ＯＦＤＭ／ＯＦＤＭＡ変調方式が従来の単一キャリア変調方式と比較した場合に数多くの有利な点、例えば変調効率、スペクトル効率、柔軟性、及び強力なマルチパス耐性、を提供することができるという事実に起因する。
ＩＥＥＥ８０２．１６ｘは、固定式及び移動式のブロードバンド無線アクセス（ＢＷＡ）システムのためのエアインタフェースを定義する新たな標準化組織である。これらの標準は、少なくとも４つの異なる物理層（ＰＨＹ）及び１つのメディアアクセス制御（ＭＡＣ）層を定義する。これらの４つの物理層のＯＦＤＭ物理層及びＯＦＤＭＡ物理層は、固定ＢＷＡ分野及びモバイルＢＷＡ分野においてそれぞれ最も用いられている。
図１は、本発明の実施形態を採用することができる無線通信システム１００の例を示す。無線通信システム１００は、ブロードバンド無線通信システムであることができる。無線通信システム１００は、複数のセル１０２のための通信を提供することができ、これらの複数のセルの各々は、基地局１０４によってサービスが提供される。基地局１０４は、ユーザ端末１０６と通信する固定された局であることができる。基地局１０４は、代替として、アクセスポイント、ノードＢ、又はその他の何らかの用語で呼ばれ得る。
図１は、システム１００全体に分散された様々なユーザ端末１０６を示す。ユーザ端末１０６は、固定式（すなわち静止したもの）又は移動式であることができる。ユーザ端末１０６は、代替として、遠隔局、アクセス端末、端末、加入者ユニット、移動局、局、ユーザ装置、等と呼ばれ得る。ユーザ端末１０６は、無線デバイス、例えば、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント（ＰＤＡ）、ハンドヘルドデバイス、無線モデム、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータ、等であり得る。
無線通信システム１００における基地局１０４とユーザ端末１０６との間の通信のために様々なアルゴリズム及び方法を用いることができる。例えば、信号は、ＯＦＤＭ／ＯＦＤＭＡ技法に従って基地局１０４とユーザ端末１０６との間で送信及び受信することができる。この場合は、無線通信システム１００は、ＯＦＤＭ／ＯＦＤＭＡシステムと呼ばれることができる。
基地局１０４からユーザ端末１０６への送信を容易にする通信リンクは、ダウンリンク１０８と呼ぶことができ、ユーザ端末１０６から基地局１０４への送信を容易にする通信リンクは、アップリンク１１０と呼ばれることができる。代替として、ダウンリンク１０８は、順方向リンク又は順方向チャネルと呼ぶことができ、アップリンク１１０は、逆方向リンク又は逆方向チャネルと呼ばれることができる。
セル１０２は、複数のセクタ１１２に分割されることができる。セクタ１１２は、セル１０２内における物理的なカバレッジエリアである。無線通信システム１００内の基地局１０４は、セル１０２の特定のセクタ１１２内において電力のフローを集中させるアンテナを利用することができる。そのようなアンテナは、指向性アンテナと呼ばれることができる。
図２は、無線通信システム１００内において採用され得る無線デバイス２０２で利用することができる様々なコンポーネントを示す。無線デバイス２０２は、ここにおいて説明される様々な方法を実装するように構成することができるデバイスの例である。無線デバイス２０２は、基地局１０４又はユーザ端末１０６であることができる。
無線デバイス２０２は、無線デバイス２０２の動作を制御するプロセッサ２０４を含むことができる。プロセッサ２０４は、さらに中央処理装置（ＣＰＵ）と呼ばれることができる。メモリ２０６は、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）とランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）との両方を含むことができ、命令及びデータをプロセッサ２０４に提供する。メモリ２０６の一部は、さらに不揮発性ランダムアクセスメモリ（ＮＶＲＡＭ）を含み得る。プロセッサ２０４は、典型的には、メモリ２０６内に格納されたプログラム命令に基づいて論理演算及び算術演算を行う。メモリ２０６内の命令は、ここにおいて説明される方法を実装するために実行可能である。
無線デバイス２０２は、無線デバイス２０２と遠隔地との間におけるデータの送信及び受信を可能にするための送信機２１０と受信機２１２とを含むことができるハウジング２０８を含むこともできる。送信機２１０及び受信機２１２は、結合してトランシーバ２１４にすることができる。アンテナ２１６は、ハウジング２０８に取り付けること及びトランシーバ２１４に電気的に結合することができる。無線デバイス２０２は、（示されていない）複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバ、及び／又は複数のアンテナを含むことも可能である。
無線デバイス２０２は、トランシーバ２１４によって受信された信号のレベルを検出及び定量化するために用いることができる信号検出器２１８も含むことができる。信号検出器２１８は、総エネルギー、疑似雑音（ＰＮ）チップ当たりのパイロットエネルギー、電力スペクトル密度、等の信号を検出することができる。無線デバイス２０２は、信号を処理する際に用いるためのデジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）２２０を含むこともできる。
無線デバイス２０２の様々なコンポーネントは、バスシステム２２２によってまとめて結合することができ、バスシステム２２２は、データバスに加えて、電力バスと、制御信号バスと、状態信号バスと、を含むことができる。
図３は、ＯＦＤＭ／ＯＦＤＭＡを利用する無線通信システム１００内において用いることができる送信機３０２の例を示す。送信機３０２の一部分は、無線デバイス２０２の送信機２１０において実装されることができる。送信機３０２は、ダウンリンク１０８においてユーザ端末１０６にデータ３０６を送信するために基地局１０４に実装されることができる。送信機３０２は、アップリンク１１０において基地局１０４にデータ３０６を送信するためにユーザ端末１０６に実装されることもできる。
送信されるべきデータ３０６は、直列・並列（Ｓ／Ｐ）変換器３０８への入力として提供される状態が示される。Ｓ／Ｐ変換器３０８は、送信データをＮ個の並列データストリーム３１０に分割することができる。
Ｎ個の並列データストリーム３１０は、マッパ３１２への入力として提供されることができる。マッパ３１２は、Ｎ個の並列データストリーム３１０をＮの信号点配置上にマッピングすることができる。マッピングは、バイナリ位相偏移変調（ＢＰＳＫ）、直交位相偏移変調（ＱＰＳＫ）、８位相偏移変調（８ＰＳＫ）、直交振幅変調（ＱＡＭ）、等、の変調信号点配置を用いて行うことができる。従って、マッパ３１２は、Ｎ個の並列シンボルストリーム３１６を出力することができ、各シンボルストリーム３１６は、逆高速フーリエ変換（ＩＦＦＴ）３２０のＮ個の直交サブキャリアのうちの１つに対応する。これらのＮ個の並列のシンボルストリーム３１６は、周波数領域において表され、ＩＦＦＴコンポーネント３２０によってＮ個の並列の時間領域サンプルストリーム３１８に変換されることができる。
用語に関する簡単な注記が次に提供される。周波数領域におけるＮ個の並列変調は、周波数領域におけるＮ個の変調シンボルに相当し、周波数領域におけるＮ個の変調シンボルは、周波数領域におけるＮ個のマッピング及びＮ点ＩＦＦＴに相当し、周波数領域におけるＮ個のマッピング及びＮ点ＩＦＦＴは、時間領域における１つの（有用な）ＯＦＤＭシンボルに相当し、時間領域における１つの（有用な）ＯＦＤＭシンボルは、時間領域におけるＮ個のサンプルに相当する。時間領域における１つのＯＦＤＭシンボルＮｓは、Ｎｃｐ（ＯＦＤＭシンボル当たりのガードサンプルの数）＋Ｎ（ＯＦＤＭシンボル当たりの有用なサンプルの数）に相当する。
Ｎ個の並列の時間領域サンプルストリーム３１８は、並列・直列（Ｐ／Ｓ）変換器３２４によってＯＦＤＭ／ＯＦＤＭＡシンボルストリーム３２２に変換されることができる。ガード挿入コンポーネント３２６は、ＯＦＤＭ／ＯＦＤＭＡシンボルストリーム３２２内の連続するＯＦＤＭ／ＯＦＤＭＡシンボル間にガードインターバルを挿入することができる。ガード挿入コンポーネント３２６の出力は、無線周波数（ＲＦ）フロントエンド３２８によって希望される送信周波数帯域にアップコンバージョンされることができる。アンテナ３３０は、結果的に得られた信号３３２を送信することができる。
図３は、ＯＦＤＭ／ＯＦＤＭＡを利用する無線デバイス２０２内において用いることができる受信機３０４の例も示す。受信機３０４の一部分は、無線デバイス２０２の受信機２１２に実装されることができる。受信機３０４は、ダウンリンク１０８において基地局１０４からデータ３０６を受信するためにユーザ端末１０６に実装されることができる。受信機３０４は、アップリンク１１０においてユーザ端末１０６からデータ３０６を受信するために基地局１０４に実装されることもできる。
送信された信号３３２は、無線チャネル３３４において移動する状態が示される。信号３３２’がアンテナ３３０’によって受信されたときには、受信された信号３３２’は、ＲＦフロントエンド３２８’によってベースバンド信号にダウンコンバージョンされることができる。ガード除去コンポーネント３２６’は、ガード挿入コンポーネント３２６によってＯＦＤＭ／ＯＦＤＭＡシンボル間に挿入されたガードインターバルを除去することができる。
ガード除去コンポーネント３２６’の出力は、Ｓ／Ｐ変換器３２４’に提供することができる。Ｓ／Ｐ変換器３２４’は、ＯＦＤＭ／ＯＦＤＭＡシンボルストリーム３２２’をＮ個の並列の時間領域シンボルストリーム３１８’に分割することができ、これらの各々は、Ｎ個の直交サブキャリアのうちの１つに対応する。高速フーリエ変換（ＦＦＴ）コンポーネント３２０’は、Ｎ個の並列の時間領域シンボルストリーム３１８’を周波数領域に変換し、Ｎ個の並列の周波数領域シンボルストリーム３１６’を出力することができる。
デマッパ３１２’は、マッパ３１２によって行われたシンボルマッピング動作の逆の動作を行い、それによってＮ個の並列のデータストリーム３１０’を出力することができる。Ｐ／Ｓ変換器３０８’は、Ｎ個の並列のデータストリーム３１０’を結合して単一のデータストリーム３６０’にすることができる。理想的なことに、このデータストリーム３０６’は、送信機３０２への入力として提供されたデータ３０６に対応する。要素３０８’、３１０’、３１２’、３１６’、３２０’、３１８’及び３２４’はすべてベースバンドプロセッサ３４０において見つけることができる。

ＣＤＭＡ１ｘ回線切り替え及びＷｉＭＡＸオーバーレイネットワークにおける典型的なマルチモード端末の動作
無線サービスの展開において、異なる無線アクセス技術（ＲＡＴ）を組み合わせて複数のサービスを提供することができる。例えば、図４は、モバイルＷｉＭＡＸネットワーク４１０を符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）１ｘネットワーク４２０と結合させて（又は“オーバーレイさせて”）ブロードバンドデータ及び音声サービスの両方を提供することができるシステム４００を示す。このシステムにおいては、加入者は、インターネット４３４にアクセスする際に単一のデュアルモード（ＣＤＭＡ及びＷｉＭＡＸ）移動局（ＭＳ）４３０を利用し、公衆交換電話網（ＰＳＴＮ）４３２を利用するためにＣＤＭＡネットワークにチューンすること及びブロードバンドデータサービスを利用するためにＷｉＭＡＸネットワークにチューンすることができる。
従来のシステムにおいては、２つのネットワーク間における非効率的な切り替えは、いずれかのサービスにおけるスループットの低下を引き起こすことがある。例えば、従来のシステムにおいては、ブロードバンドサービスのためにＷｉＭＡＸネットワークに接続されたデュアルモードＭＳ４３０は、ＩＥＥＥ８０２．１６標準に準拠し、データトラフィックの交換を定期的に停止させること及び近隣のＷｉＭＡＸ ＢＳをスキャンして利用可能な信号の品質を評価すること及び必要なときにはハンドオフ（ＨＯ）を実行することができる。さらに、デュアルモードＭＳ４３０は、定期的にＣＤＭＡネットワークに切り替えてＣＤＭＡページメッセージの有無を確認すること及びＣＤＭＡ１ｘＢＳ４２４へのＣＤＭＡ登録を行わなければならないことがある。ブロードバンドデータサービスからＷｉＭＡＸ ＢＳスキャン及びＣＤＭＡページモニタリングへの頻繁な切り替えは、既存のブロードバンドデータサービスを妨害してユーザの経験を損ね得る。
図４に示されるように、ＣＤＭＡネットワーク４２０は、ＷｉＭＡＸネットワーク４１０とオーバーレイすることができる。ＣＤＭＡサービスは、複数のハードウェアコンポーネント及びソフトウェアコンポーネントによって地理上の地域に提供することができる。この地理上の地域は、サービスタワー４４０を中心とするセルと呼ばれる地域に分割することができる。空間効率を向上させることを試みて、単一のサービスタワー４４０が複数のＲＡＴをサポートすることができる。例えば、サービスタワー４４０は、ＷｉＭＡＸ基地局（ＢＳ）４１４及びＣＤＭＡ ＢＳ４２４の両方をサポートすることができる。
ＣＤＭＡ ＢＳ４２４は、複数のＣＤＭＡ ＢＳのためのインテリジェントな制御を提供することができる基地局コントローラ（ＢＳＣ）４２６との通信を暗号化及び解読するための装置を含むことができる。ＢＳＣ４２６は、何十ものさらには何百ものＢＳを制御下に置くことができる。ＢＳＣ４２６は、無線チャネルの割り当てを処理すること、デュアルモードＭＳ４３０から測定値を受信すること、又は１つのＢＳから他のＢＳへのハンドオーバーを制御することができる。さらに、ＢＳＣ４２６は、ＢＳに対する複数の低容量の接続の数が減らされてより少ない数の接続がモバイル交換センター（ＭＳＣ）４２８に向かうことになる集中装置として機能することができる。
ＭＳＣ４２８は、ＣＤＭＡネットワークのための主サービス配信ノード（primary service delivery node）として働くことができる。それは、音声呼とテキストメッセージ（ＳＭＳ）の処理、具体的には、エンドツーエンド接続の設定と解除、呼中における移動性及びハンドオーバーに関する要求事項の取り扱い、課金及びリアルタイムでの前払いアカウントのモニタリングの処理を担当することができる。さらに、ＭＳＣ４２８は、呼び出し中のＭＳの所在位置を決定することができ及びランドライン、例えば公衆交換電話網（ＰＳＴＮ）、とインタフェースすることができる。
ＢＳＣ４２６と同様に、アクセスサービスネットワークゲートウェイ（ＡＳＮ−ＧＷ）４１６は、ＷｉＭＡＸネットワーク４１０において複数のＢＳを制御することができる。ＡＳＮ−ＧＷ４１６は、チャネルを割り当てること、デュアルモードＭＳ４３０から測定値を受信すること、又は１つのＢＳから他のＢＳへのハンドオーバーを制御することができる。ＡＳＮ−ＧＷ４１６は、デュアルモードＭＳ４３０がインターネットサービスプロバイダの接続性サービスネットワーク（ＣＳＮ）４１８を介してインターネット４３４にアクセスするのを可能にすることができる。ＣＳＮ４１８は、特に、インターネットサービスプロバイダに関する認証、アカウンティング、許可（ＡＡＡ）、ドメインネームシステム（ＤＮＳ）、動的ホスト構成プロトコル（ＤＨＣＰ）、及びファイヤウォールサービスを提供することができる。
図５は、本開示の一実施形態による、ＷｉＭＡＸスキャンインターバル中にＣＤＭＡページングチャネルをモニタリングするためにデュアルモードＭＳ４３０によって行うことができる動作例５００を示す。動作５００は、例えば、ＭＳがＷｉＭＡＸネットワークに接続された状態でＣＤＭＡ１ｘネットワークを通じてルーティングされた音声呼を受信するのを可能にするためにＭＳによって行うことができる。
動作は、５０２において開始し、デュアルモードＭＳ ４３０がＷｉＭＡＸフレームの開始とＣＤＭＡフレームの開始との間のタイミングオフセットを測定する。図６においては、該オフセットは、フレーム番号（ｆｒａｍｅ ｎｕｍｂｅｒ）Ｎ１ ６１０を有する任意のＷｉＭＡＸフレームの開始とＣＤＭＡシステム時間（単位はフレーム番号）を有する対応するＣＤＭＡフレームＮ２ ６１２の開始との間におけるＴ＿ｏｆｆｓｅｔ６００として示される。ＣＤＭＡフレームタイミングを測定するために、ＭＳ４３０は、ＷｉＭＡＸネットワークからＣＤＭＡネットワークに切り替わるためのスキャンインターバルを要求することができる。タイミングオフセットを測定中に、デュアルモードＭＳ４３０は、ＷｉＭＡＸフレーム番号及びＣＤＭＡフレームが単位のＣＤＭＡシステム時間を決定することもできる。ＷｉＭＡＸフレーム（Ｔ＿ｗｍ＿ｆｒａｍｅ）は、ＣＤＭＡフレームよりも短い継続時間を有することができる。例えば、従来のＣＤＭＡフレームは、２０ミリ秒の継続時間を有することがあり、他方匹敵するＷｉＭＡＸフレームは５ミリ秒であることができる。
５０４において、デュアルモードＭＳ４３０は、以前に計算されたタイミングオフセットに基づいてＷｉＭＡＸパラメータのセットを決定することができる。ＭＳ４３０によって決定されたＷｉＭＡＸパラメータは、限定されることなしに、ＷｉＭＡＸ開始フレームと、ＷｉＭＡＸスキャンインターバルの継続時間（スキャン継続時間）と、インターリービングインターバル継続時間と、を含むことができる。
幾つかの例（例えば、ＭＳがページングチャネル（ＰＣＨ）のみをモニタリング中である例）においては、スキャン継続時間（単位はＷｉＭＡＸフレーム）は、式１によって表されるように決定することができる。
Figure 2011522466
ここで、Ｔ＿ｔｕｎｅは、ＭＳがＷｉＭＡＸネットワークからＣＤＭＡネットワークにチューンするために要する時間であり、Ｔ＿ｗｍ＿ｆｒａｍｅは、例えば、２、２．５、５、１０、又は２０ｍｓであることができる。シーリング関数（Ceiling function）は、その引数よりも大きいか又は等しい最小の整数をとる（すなわち、Ｃｅｉｌｉｎｇ（ｘ）は、最小の整数≧ｘを戻す）。しかしながら、幾つかの例（例えば、ＭＳがＰＣＨ及び高速ページングチャネル（ＱＰＣＨ）をモニタリング中の例）においては、スキャン継続時間（単位はＷｉＭＡＸフレーム）は、式２によって表されるように決定することができる。
Figure 2011522466
ＭＳ４３０は、ＣＤＭＡページングチャネル及びＣＤＭＡ高速ページングチャネルの両方をリッスン（ｌｉｓｔｅｎ）しなければならないため、要求されたリッスン時間は、以前に説明された実施形態におけるよりも長くなることがある。
しかしながら、ＩＥＥＥ８０２．１６標準の現行版は、ＷｉＭＡＸインターリービングインターバルの最大継続時間を制限していることに注目するのが重要である。具体的には、ＷｉＭＡＸインターリービングインターバルは、次の２つの条件を満たす数字ｋのセットの最大値をとることによって決定することができる。
Figure 2011522466
上記のＳｌｏｔ＿Ｃｙｃｌｅ＿Ｉｎｄｅｘは、ＣＤＭＡ標準に基づいてＣＤＭＡ１ｘページングサイクル長を決定するために用いられるパラメータである。例えば、ＷｉＭＡＸフレーム（Ｔ＿ｗｍ＿ｆｒａｍｅ）の継続時間が５ミリ秒である場合は、Ｓｌｏｔ＿Ｃｙｃｌｅ＿Ｉｎｄｅｘは１であり、スキャン継続時間は２０フレームであり、条件２の分子は５１２である。従って、両方の条件を満たす数字ｋのセットは、｛２３６、１０８、４４、１２｝を含み、該数字のセットの最大値（すなわち、単位がＷｉＭＡＸフレームであるスキャンサイクルＮ）は２３６である。
さらに、ＷｉＭＡＸパラメータのセットを決定するときには、開始フレームは、絶対ＷｉＭＡＸフレーム番号の最下位の８ビットを意味することができる。従って、本開示の実施形態は、ＭＳがＰＣＨのみをモニタリング中であるときには、ＷｉＭＡＸ開始フレームを式３において説明されるように決定することを可能にすることができる。
Figure 2011522466
ここで、τは、
Figure 2011522466
として表すことができ、Ｍは、（４＊ＰＧＳＬＯＴ−Ｎ２）ｍｏｄ６４＊２Ｓｌｏｔ＿Ｃｙｃｌｅ＿Ｉｎｄｅｘとして表すことができる。この式においては、ＰＧＳＬＯＴは、ＣＤＭＡ標準に基づいてＣＤＭＡ１ｘページングサイクル当たりのオフセットを決定するために用いられるパラメータであり、それは、ＭＳ４３０のＩＭＳＩ（国際移動体加入者識別番号）に依存する。しかしながら、本開示の実施形態は、ＭＳがＰＣＨ及びＱＰＣＨの両方をモニタリング中に、ＷｉＭＡＸ開始フレームを式４の説明に従って決定するのを可能にする。
Figure 2011522466
５０６において、ＷｉＭＡＸパラメータのセットを含むモバイルスキャン要求（ＭＯＢ＿ＳＣＮ−ＲＥＱ）は、サービスを提供するＷｉＭＡＸ ＢＳ４１４に送信することができる。前述されるように、ＷｉＭＡＸパラメータのセットは、ＷｉＭＡＸ開始フレームと、スキャン継続時間と、インターリービングインターバルと、ＭＳが要求しているスキャンサイクルの数（又は実行すべきスキャン繰り返し数）と、を含むことができる。
繰り返し数は、１乃至２５５の間のいずれかの数に設定することができ、デュアルモードＭＳ４３０によって要求されるスキャンサイクルの数を示す。全繰り返しを完了する前に、ＭＳ４３０は、定期的なスイッチングインターバルを更新するための他のスキャン要求を送信することができる。幾つかの実施形態においては、ＭＳ４３０によって設定されたスキャン信号要求の数を減らすためにデフォルトの繰り返し値は２５５であることができる。
ＷｉＭＡＸ ＢＳ４１４は、ＷｉＭＡＸスキャンサイクルを確立する際に提供されたパラメータのうちの１つ以上を用いることができ、このため、ＷｉＭＡＸスキャン継続時間は、概して、ＭＳ４３０のＣＤＭＡページングウィンドウの各々と整合する。５０８において、デュアルモードＭＳ４３０は、ＷｉＭＡＸ ＢＳ４１４によって確立されたスキャンサイクルに従ってＣＤＭＡネットワークに切り替わることができる。
５１０において、デュアルモードＭＳ４３０は、ＭＳ４３０向けのＣＤＭＡページ要求がページングチャネル上に存在するかどうかを決定することができる。５１４において、ＣＤＭＡページングチャネルがＭＳ４３０向けのページング要求を有さない場合は、ＭＳは、ＷｉＭＡＸネットワークに戻り、通常のＷｉＭＡＸ動作を再開することができる。しかしながら、５１２において示されるように、ＭＳ４３０がＣＤＭＡページング要求を受信した場合は、ＭＳ４３０は、ＷｉＭＡＸ接続を終了し、ＣＤＭＡネットワークによる通常の動作に従事することができる。
図７は、幾つかの実施形態において、ＷｉＭＡＸスキャン継続時間７２０は、ＭＳ４３０が単一のスキャン継続時間７２０中にＷｉＭＡＸネットワークからＣＤＭＡネットワークにチューンするためにおよびページングウィンドウ全体にわたってＣＤＭＡページングチャネルをリッスンするために十分な時間を有するようにタイミングを合わせることができることを示す。しかしながら、一実施形態においては、ＷｉＭＡＸスキャン継続時間７２０は、ＭＳがＣＤＭＡページングウィンドウ全体をリッスンするのを可能にする上での長さが不十分なことがある。該実施形態においては、ＭＳは、ＣＤＭＡページングウィンドウ７３０中にＭＳ４３０に割り当てられたページングチャネルスロットに対応するＣＤＭＡページングチャネルスロットをリッスンするのに十分に長い時間だけＣＤＭＡネットワークにチューンすることができる。一実施形態に関して、デュアルモードＭＳ４３０は、ＣＤＭＡページングチャネルスロットをリッスン後に、ただしＣＤＭＡページングウィンドウ７３０の終了前に、ＷｉＭＡＸネットワークに戻ることができる。
さらに、ＷｉＭＡＸ標準に基づいて許容可能なインターリービングインターバル７２２のサイズが制限されていることに起因して、連続するＣＤＭＡページングウィンドウ７３０間に２つ以上のＷｉＭＡＸスキャンサイクルが生じることがある。従って、デュアルモードＭＳ４３０は、すべてのＷｉＭＡＸスキャン継続時間７２０中にＣＤＭＡネットワークにチューンできないことがある。ＣＤＭＡページングウィンドウと整合しないスキャン継続時間７２０中においては、デュアルモードＭＳ４３０は、近隣のＷｉＭＡＸＢＳをスキャンして対応する信号の品質を評価することができる。
図８は、本開示の実施形態による、デュアルモードＭＳ４３０と、ＷｉＭＡＸ ＢＳ４１４と、ＣＤＭＡ ＢＳ４２４との間における交換例を示す。本例においては、ＭＳ４３０は、ＷｉＭＡＸ ＢＳ４１４との初期のアクティブな接続を有することができ、ただしＣＤＭＡセル内に存在することもできる。
８０２において示されるように、ＭＳ４３０は、ＣＤＭＡページングチャネルをリッスンする準備として、ＷｉＭＡＸフレームとＣＤＭＡフレームとの間の時間オフセットを測定することができる。上述されるように、この測定期間中において、ＭＳ４３０は、ＷｉＭＡＸパラメータのセット、例えばＷｉＭＡＸ開始フレーム、スキャン継続時間値（測定単位はＷｉＭＡＸフレーム）、インターリービングインターバル値（測定単位はＷｉＭＡＸフレーム）、及び繰り返し数、を決定することもできる。
ＷｉＭＡＸパラメータを測定及び決定後は、ＭＳ４３０は、該パラメータを含むモバイルスキャン要求（ＭＯＢ＿ＳＣＮ−ＲＥＱ）メッセージ８０４をＷｉＭＡＸＢＳ４１４に送信することができる。ＭＯＢ＿ＳＣＮ−ＲＥＱ８０４を受信することに応答して、ＷｉＭＡＸ ＢＳ４１４は、モバイルスキャン応答（ＭＯＢ＿ＳＣＮ−ＲＳＰ）８０６を生成することができる。ＢＳ４１４が要求を許可すると仮定すると、ＷｉＭＡＸ ＢＳ４１４は、開始フレーム７１０及びＷｉＭＡＸスキャン継続時間７２０をＣＤＭＡページングウィンドウ７３０の各々と整合させるスキャン継続時間７２０を設定するＭＯＢ＿ＳＣＮ−ＲＳＰ８０６を送信することができる。
ＢＳ４１４が要求８０４を許可する応答８０６を送信していると仮定すると、ＭＳ４３０は、８０８において示されるように、ＭＯＢ＿ＳＣＮ−ＲＳＰ８０６内の情報に従ってＷｉＭＡＸネットワークからＣＤＭＡネットワークに切り替わることができる。ＢＳ４１４がＭＯＢ＿ＳＣＮ−ＲＥＱに肯定応答してスキャン継続時間７２０を許可したため、ＢＳ４１４は、スキャン継続時間７２０中はＭＳ４３０にデータトラフィックを送信することができず、ＭＳ４３０がいずれのデータトラフィックも見失わないように保証することができる。
ＭＳ４３０は、ＭＳ４３０向けのページ要求を聞く（ｈｅａｒ）まで又はＣＤＭＡページングウィンドウが通過してしまうまでＣＤＭＡネットワークをリッスンし続けることができる。ＭＳ４３０がＣＤＭＡページ要求を検出しない場合は、８１４において示されるように、ＭＳ４３０は、ＷｉＭＡＸネットワークに戻って通常のＷｉＭＡＸ動作を続けることができる。
８１８において示されるように、ＭＳは、スキャン継続時間７２０とインターリービングインターバル７２２中に行われる通常のＷｉＭＡＸ動作との間を、ＭＯＢ＿ＳＣＮ−ＲＥＱにおいて示された繰り返し数だけ又はＭＳ４３０が該ＭＳに向けられたＣＤＭＡページ要求を受信するまでサイクルすることができる。８２４において示されるように、ＭＳ４３０は、該ＭＳに向けられたＣＤＭＡページ要求を受信した時点で、ＷｉＭＡＸネットワークに戻ることができ、ＭＯＢ＿ＤＲＥＧ−ＲＥＱ８２６をＷｉＭＡＸ ＢＳ４１４に送信することができる。
８２８において示されるように、ＭＳ４３０は、ＷｉＭＡＸネットワークへの登録を取り消し後に、ＣＤＭＡページ応答を用いてＣＤＭＡ ＢＳ４２４に応答し、ＣＤＭＡネットワークとの通常の動作（例えば、モバイルによって終了される呼の設定）を進行させることができる。
上述される方法の様々な動作は、諸図に示される手段及び機能（means-plus-function）ブロックに対応する様々なハードウェアコンポーネント及び／又はソフトウェアコンポーネント及び／又はモジュールによって行うことができる。概して、対応する手段及び機能の図を有する諸図において方法が存在する場合は、動作ブロックは、同様の数字を有する手段及び機能のブロックに対応する。例えば、図５に示されるブロック５０２乃至５１４は、図５Ａに示される手段及び機能のブロック５０２Ａ乃至５１４Ａに対応する。
典型的なＣＤＭＡ登録及びオーバーヘッドパラメータメッセージの読み取り
一実施形態に関して、一定の状況において、ＭＳは、（ＣＤＭＡページングメッセージをリッスンするために要求される定期的なスキャンインターバルに加えて）追加のスキャンインターバルを要求することができる。ＭＳは、ＣＤＭＡ（１ｘ）登録を行うために又はオーバーヘッドパラメータメッセージを読み取るためにスキャンインターバルを要求することができる。これらの動作を行うために、ＭＳは、１度スキャンインターバルを要求することができる。ＭＳは、上述されるように、ページメッセージの有無を定期的にスキャンする一方でこれらの動作を行うための１度スキャンインターバルを要求すること、又はその他の適切な時間を要求することができる。
１つのシナリオ例において、（例えば、時間に基づく登録であるか又は距離に基づく登録であるかにかかわらず）登録がトリガーされたときに、ＭＳは、１ｘ登録を行うための１回スキャンインターバルを要求するためのＭＯＳ＿ＳＣＮ−ＲＥＱを送信することができる。登録完了後は、ＭＳは、ページングメッセージの有無をリッスンするために定期的なスキャンを再要求することができる。登録を目的として１回スキャンインターバルを要求するためにＭＯＢ＿ＳＣＮ−ＲＥＱメッセージに含めるべきパラメータ例は、登録の希望される開始に設定された開始フレームと、１ｘ登録を行うために１ｘネットワークに切り替わるために必要な時間に設定されたスキャン継続時間とを含むことができる。１度スキャンインターバルが要求されることを示すためにインターリービングインターバルはゼロに設定することができ、繰り返しは１に設定することができる。
同様に、ＭＳは、ＭＳが（例えば、ＭＳが新しいセクタに移動すること又は既存のセクタのシステム構成を変更することに起因して）１ｘシステムオーバーヘッドパラメータメッセージを読み取る必要がある場合は１度スキャンインターバルを要求することも可能である。該状況においては、１ｘシステムオーバーヘッドパラメータメッセージを取得後に、ＭＳは、ページメッセージの有無をリッスンするために定期的なスキャンインターバルを再度要求することができる。
このシナリオにおいては、ＭＳがオーバーヘッドパラメータメッセージを読み取る必要があるときには、ＭＳは、１度スキャンインターバルを要求するためのＭＯＳ＿ＳＣＮ−ＲＥＱを送信することができる。ＭＯＳ＿ＳＣＮ−ＥＱメッセージにおいて送信すべきパラメータ例は、１ｘシステムオーバーヘッドパラメータメッセージのリッスンの開始に設定された開始フレームと、１ｘネットワークに切り替えて１ｘシステムオーバーヘッドパラメータメッセージを取得するために必要な予想時間に設定されたスキャン継続時間と、を含む。登録例において上述されるように、１度スキャンインターバルが要求されることを示すためにインターリービングインターバルはゼロに設定することができ、繰り返しは１に設定することができる。
提案される発明は、１度に１つの無線技術において動作することができるデュアルモード端末がＣＤＭＡ１ｘネットワークとＷｉＭＡＸネットワークとの間で切り替わるのを可能にすることができる。それは、ＣＤＭＡ１ｘ及びＷｉＭＡＸオーバーレイネットワークにおけるサービスの継続性を向上させることができる。
ここにおいて用いられる表現“決定する”は、非常に様々な動作を包含する。例えば、“決定する”は、計算することと、演算することと、処理することと、導出することと、調査することと、検索する（例えば、テーブル、データベース又は他のデータ構造において検索する）ことと、確認することと、等を含むことができる。さらに、“決定する”は、受信する（例えば、情報を受信する）、アクセスする（例えば、メモリ内のデータにアクセスする）ことと、等を含むことができる。さらに、“決定する”ことは、解決することと、選抜することと、選択することと、確立することと、等を含むことができる。
情報及び信号は、様々な異なる技術及び技法のうちのいずれかを用いて表すことができる。例えば、上記の説明全体を通じて参照されることがあるデータ、命令、コマンド、情報、信号、等は、電圧、電流、電磁波、磁場、磁気粒子、光学場、光学粒子、又はそのあらゆる組合せによって表すことができる。
ここにおいて説明される技法は、直交多重方式に基づく通信システムを含む様々な通信システムのために用いることができる。該通信システムの例は、直交周波数分割多元接続（ＯＦＤＭＡ）システムと、単一キャリア周波数分割多元接続（ＳＣ−ＦＤＭＡ）システムと、等を含む。ＯＦＤＭＡシステムは、全体的なシステム帯域幅を複数の直交サブキャリアに分割する変調技法である直交周波数分割多重（ＯＦＤＭ）を利用する。これらのサブキャリアは、トーン、ビン、等と呼ぶこともできる。ＯＦＤＭの場合は、各サブキャリアは、データとともに独立して変調することができる。ＳＣ−ＦＤＭＡシステムは、システム帯域幅全体にわたって分散されたサブキャリアにおいて送信するためのインターリービングされたＦＤＭＡ（ＩＦＤＭＡ）、隣接するサブキャリアのブロックにおいて送信すべき局在化されたＦＤＭＡ（ＬＦＤＭＡ）、又は隣接するサブキャリアから成る複数のブロックにおいて送信すべき拡張ＦＤＭＡ（ＥＦＤＭＡ）を利用することができる。概して、変調シンボルは、ＯＦＤＭの場合は周波数領域において及びＳＣ−ＦＤＭＡの場合は時間領域において送信される。
本開示と関係して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、及び回路は、ここにおいて説明される機能を果たすように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号（ＦＰＧＡ）、その他のプログラミング可能な論理デバイス、ディスクリートゲートロジック、ディスクリートトランジスタロジック、個別のハードウェアコンポーネント、又はそのあらゆる組合せ、とともに実装すること又は実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであることができるが、代替においては、市販のどのようなプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシンであってもよい。さらに、プロセッサは、計算デバイスの組合せ、例えば、ＤＳＰと、１つのマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサとの組合せ、ＤＳＰコアと関連する１つ以上のマイクロプロセッサとの組合せ、又はその他のあらゆる該構成との組合せ、として実装することもできる。
本開示と関係させて説明される方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェア内において直接具現化させること、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール内において具現化させること、又はこれらの２つの組合せにおいて具現化させることができる。ソフトウェアモジュールは、当業において既知であるその他のあらゆる形態の記憶媒体において常駐することができる。使用することができる記憶媒体の幾つかの例は、ＲＡＭメモリと、フラッシュメモリと、ＲＯＭメモリと、ＥＰＲＯＭメモリと、ＥＥＰＲＯＭメモリと、レジスタと、ハードディスクと、取り外し可能なディスクと、ＣＤ−ＲＯＭと、等を含む。ソフトウェアモジュールは、単一の命令、又は数多くの命令を備えることができ、及び幾つかの異なる符号セグメントにわたって、異なるプログラム間で及び複数の記憶媒体にわたって分散させることができる。記憶媒体は、プロセッサに結合し、該プロセッサが記憶媒体から情報を読み出すようにすること及び記憶媒体に情報を書き込むようにすることができる。代替においては、記憶媒体は、プロセッサと一体化させることができる。
ここにおいて開示される方法は、説明される方法を達成させるための１つ以上のステップ又は動作を備える。方法のステップ及び／又は動作は、請求項の適用範囲を逸脱することなしに互換することができる。換言すると、ステップ又は動作の特定の順序が指定されないかぎり、特定のステップ及び／又は動作の順序及び／又は使用は、請求項の適用範囲を逸脱することなしに変更することができる。
説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はその組み合わせにおいて実装することができる。ソフトウェアにおいて実装される場合は、これらの機能は、１つ以上の命令としてコンピュータ可読媒体に格納することができる。記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能なあらゆる利用可能な媒体であることができる。一例として、及び制限することなしに、該コンピュータ可読媒体は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、ＣＤ−ＲＯＭ又はその他の光学ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気記憶デバイス、又はコンピュータによってアクセス可能な命令又はデータ構造の形態で希望されるプログラムコードを搬送又は格納するために用いることができるその他の媒体、を備えることができる。ここにおいて用いられるときのディスク（ｄｉｓｋ及びｄｉｓｃ）は、コンパクトディスク（ＣＤ）（ｄｉｓｃ）と、レーザーディスク（登録商標）（ｄｉｓｃ）と、光ディスク（ｄｉｓｃ）と、デジタル多用途ディスク（ＤＶＤ）（ｄｉｓｃ）と、フロッピー（登録商標）ディスク（ｄｉｓｋ）と、Ｂｌｕ−ｒａｙ（登録商標）ディスク（ｄｉｓｃ）と、を含み、ここで、ｄｉｓｋは通常は磁気的にデータを複製し、ｄｉｓｃは通常はレーザを用いて光学的にデータを複製する。
ソフトウェア又は命令は、送信媒体を通じて送信することもできる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、より対線、デジタル加入者ライン（ＤＳＬ）、又は無線技術、例えば、赤外線、無線、及びマイクロ波、を用いてウェブサイト、サーバ、又はその他の遠隔ソースから送信される場合は、該同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、より対線、ＤＳＬ、又は無線技術、例えば赤外線、無線、及びマイクロ波、は、送信媒体の定義の中に含まれる。
さらに、例えば図において示されるような、ここにおいて説明される方法及び技法を実行するためのモジュール及び／又はその他の該当する手段は、適宜モバイルデバイス及び／又は基地局によってダウンロードすること及び／又はその他の方法で入手することができることが評価されるべきである。例えば、該デバイスは、ここにおいて説明される方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合することができる。代替として、ここにおいて説明される様々な方法は、記憶手段（例えば、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）、物理的記憶媒体、例えばコンパクトディスク（ＣＤ）又はフロッピーディスク、等）を介して提供することができ、このため、モバイルデバイス及び／又は基地局は、結合した時点で又は記憶媒体をデバイスに提供した時点で様々な方法を入手することができる。さらに、ここにおいて説明される方法及び技法をデバイスに提供するためのその他の適切な技法を利用することができる。
請求項は、上述される正確な構成及びコンポーネントに制限されないことが理解されるべきである。上述される方法及び装置の配置、動作及び詳細は、請求項の範囲を逸脱することなしに様々な修正、変更及び変形を行うことができる。
上記は、本発明の実施形態を対象とする一方で、本発明の基本的な適用範囲を逸脱することなしに本発明のその他の及びさらなる実施形態を案出することができ、及び、本発明の適用範囲は、後続する請求項によって決定される。

Claims (64)

  1. マルチモード移動局（ＭＳ）が第１及び第２の無線アクセス技術（ＲＡＴ）を介して第１及び第２のネットワークと通信するための方法であって、
    前記第１のＲＡＴを介しての前記第１のネットワークとの接続を維持しながら前記第１のＲＡＴのフレームと前記第２のＲＡＴのフレームとの間の時間オフセットを測定することと、
    前記ＭＳがページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わることができるスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を送信することと、
    前記第１のネットワークとの前記接続を終了させずにスキャン期間中にページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わることと、
    を備える、方法。
  2. スキャン期間中にページングメッセージを検出することに応答して前記第１のネットワークとの前記接続を終了させること、
    をさらに備える請求項１に記載の方法。
  3. 前記第１のＲＡＴのフレームと前記第２のＲＡＴのフレームとの間の時間オフセットを測定することは、
    前記第１のＲＡＴのフレームのフレーム番号を決定することと、
    前記第１のＲＡＴのフレーム及び前記第２のＲＡＴのフレームの長さの差を補正するために選択されたスケーリングファクタに基づいて時間オフセットを計算することと、
    を備える請求項１に記載の方法。
  4. 少なくとも前記時間オフセットに基づいて開始フレーム、スキャン継続時間、及びインターリービングインターバルを計算することと、
    前記第２のＲＡＴのページングサイクルと整合するスキャン期間を有するスキャン動作を開始するために前記計算された開始フレームと、スキャン継続時間と、インターリービングインターバルとを含むスキャン要求メッセージを送信することと、
    をさらに備える請求項３に記載の方法。
  5. ページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わることなしに１つ以上のスキャン期間中に前記第１のＲＡＴの基地局に関してスキャンすることをさらに備える、
    請求項１に記載の方法。
  6. 前記移動局によってサポートされる前記第１及び第２のＲＡＴのうちの１つは、電気電子学会（ＩＥＥＥ）８０２．１６標準ファミリの１つ以上の標準に準拠するＲＡＴを備える、
    請求項１に記載の方法。
  7. 前記移動局によってサポートされる前記第１及び第２のＲＡＴのうちの１つは、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）ＲＡＴを備える、
    請求項１に記載の方法。
  8. 前記移動局によってサポートされる前記第１及び第２のＲＡＴのうちの他の１つは、電気電子学会（ＩＥＥＥ）８０２．１６標準ファミリの１つ以上の標準に準拠するＲＡＴを備える、
    請求項７に記載の方法。
  9. 前記第２のネットワークにおいて動作を行うために１度のスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を送信することをさらに備える、
    請求項１に記載の方法。
  10. 前記動作は、前記第２のネットワークにおいて登録を行うことを備える、
    請求項９に記載の方法。
  11. 前記動作は、前記第２のネットワークにおいて１つ以上のオーバーヘッドパラメータメッセージを読み取ることを備える、
    請求項９に記載の方法。
  12. 前記ＭＳが前記１度のスキャン期間中に前記動作を行った後にページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わることができるスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を再送信することをさらに備える、
    請求項９に記載の方法。
  13. マルチモード移動局（ＭＳ）が第１及び第２の無線アクセス技術（ＲＡＴ）を介して第１及び第２のネットワークと通信するための方法であって、
    前記ＭＳが前記第２のネットワークにおいて１つ以上の動作を行うために前記第２のネットワークに切り替わることができる１つ以上のスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を送信することと、
    前記第１のネットワークとの前記接続を終了させずにスキャン期間中にページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わることと、
    を備える方法。
  14. 前記動作は、前記第２のネットワークにおいて登録を行うことを備え、
    １つ以上のスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの前記基地局に要求を送信することは、前記登録を行うための１回スキャン期間のための要求を前記基地局に送信することを備える、
    請求項１３に記載の方法。
  15. 前記動作は、前記第２のネットワークにおいて１つ以上のオーバーヘッドパラメータメッセージを読み取ることを備え、
    １つ以上のスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの前記基地局に要求を送信することは、前記第２のネットワークにおいて前記１つ以上のオーバーヘッドパラメータメッセージを読み取るための１度のスキャン期間のための要求を前記基地局に送信することを備える、
    請求項１３に記載の方法。
  16. 前記動作は、前記第２のネットワークにおいてページングメッセージの有無をリッスンすることを備え、
    １つ以上のスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの前記基地局に要求を送信することは、前記第２のネットワークにおいてページングメッセージの有無をリッスンするための定期的なスキャン期間のための要求を前記基地局に送信することを備える、
    請求項１３に記載の方法。
  17. 第１及び第２の無線アクセス技術（ＲＡＴ）を介して第１及び第２のネットワークと通信するための装置であって、
    前記第１のＲＡＴを介しての前記第１のネットワークとの接続を維持しながら前記第１のＲＡＴのフレームと前記第２のＲＡＴのフレームとの間の時間オフセットを測定するための論理と、
    前記ＭＳがページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わることができるスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を送信するための論理と、
    前記第１のネットワークとの前記接続を終了させずにスキャン期間中にページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わるための論理と、
    を備える装置。
  18. スキャン期間中にページングメッセージを検出することに応答して前記第１のネットワークとの前記接続を終了させるための論理をさらに備える、
    請求項１７に記載の装置。
  19. 前記第１のＲＡＴのフレームと前記第２のＲＡＴのフレームとの間の時間オフセットを測定するための前記論理は、
    前記第１のＲＡＴのフレームのフレーム番号を決定し、
    前記第１のＲＡＴのフレーム及び前記第２のＲＡＴのフレームの長さの差を補正するために選択されたスケーリングファクタに基づいて時間オフセットを計算するように構成される、
    請求項１７に記載の装置。
  20. 少なくとも前記時間オフセットに基づいて開始フレーム、スキャン継続時間、及びインターリービングインターバルを計算するための論理をさらに備え、
    前記第１のネットワークの基地局に要求を送信するための前記論理は、前記第２のＲＡＴのページングサイクルと整合するスキャン期間を有するスキャン動作を開始するためにスキャン要求メッセージ内に前記計算された開始フレームと、スキャン継続時間と、インターリービングインターバルとを含むスキャン要求メッセージを前記第１のネットワークの前記基地局に送信するように構成される、
    請求項１９に記載の装置。
  21. ページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わることなしに１つ以上のスキャン期間中に前記第１のＲＡＴの基地局に関してスキャンするための論理をさらに備える、
    請求項１７に記載の装置。
  22. 前記移動局によってサポートされる前記第１及び第２のＲＡＴのうちの１つは、電気電子学会（ＩＥＥＥ）８０２．１６標準ファミリの１つ以上の標準に準拠するＲＡＴを備える、
    請求項１７に記載の装置。
  23. 前記移動局によってサポートされる前記第１及び第２のＲＡＴのうちの１つは、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）ＲＡＴを備える、
    請求項１７に記載の装置。
  24. 前記移動局によってサポートされる前記第１及び第２のＲＡＴのうちの他の１つは、電気電子学会（ＩＥＥＥ）８０２．１６標準ファミリの１つ以上の標準に準拠するＲＡＴを備える、
    請求項２３に記載の装置。
  25. 前記第１のネットワークの基地局に要求を送信するための前記論理は、前記第２のネットワークにおいて動作を行うための１度のスキャン期間を確立するために基地局に要求を送信するように構成される、
    請求項１７に記載の装置。
  26. 前記動作は、前記第２のネットワークにおいて登録を行うことを備える、
    請求項２５に記載の装置。
  27. 前記動作は、前記第２のネットワークにおいて１つ以上のオーバーヘッドパラメータメッセージを読み取ることを備える、
    請求項２５に記載の装置。
  28. 前記第１のネットワークの基地局に要求を送信するための前記論理は、前記ＭＳが前記１度のスキャン期間中に前記動作を行った後にページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わることができるスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を送信するように構成される、
    請求項２５に記載の装置。
  29. 第１及び第２の無線アクセス技術（ＲＡＴ）を介して第１及び第２のネットワークと通信するための装置であって、
    前記ＭＳが前記第２のネットワークにおいて１つ以上の動作を行うために前記第２のネットワークに切り替わることができる１つ以上のスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を送信するための論理と、
    前記第１のネットワークとの前記接続を終了させずにスキャン期間中にページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わるための論理と、
    備える装置。
  30. 前記動作は、前記第２のネットワークにおいて登録を行うことを備え、
    １つ以上のスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの前記基地局に要求を送信するための前記論理は、前記登録を行うための１度のスキャン期間のための要求を前記基地局に送信するように構成される、
    請求項２９に記載の装置。
  31. 前記動作は、前記第２のネットワークにおいて１つ以上のオーバーヘッドパラメータメッセージを読み取ることを備え、
    １つ以上のスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの前記基地局に要求を送信するための前記論理は、前記第２のネットワークにおいて１つ以上のオーバーヘッドパラメータメッセージを読み取るための１度のスキャン期間のための要求を前記基地局に送信するように構成される、
    請求項２９に記載の装置。
  32. 前記動作は、前記第２のネットワークにおいてページングメッセージの有無をリッスンすることを備え、
    １つ以上のスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの前記基地局に要求を送信するための前記論理は、前記第２のネットワークにおいてページングメッセージの有無をリッスンするための定期的なスキャン期間のための要求を前記基地局に送信するように構成される、
    請求項２９に記載の装置。
  33. 第１及び第２の無線アクセス技術（ＲＡＴ）を介して第１及び第２のネットワークと通信するための装置であって、
    前記第１のＲＡＴを介しての前記第１のネットワークとの接続を維持しながら前記第１のＲＡＴのフレームと前記第２のＲＡＴのフレームとの間の時間オフセットを測定するための手段と、
    前記ＭＳがページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わることができるスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を送信するための手段と、
    前記第１のネットワークとの前記接続を終了させずにスキャン期間中にページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わるための手段と、
    を備える装置。
  34. スキャン期間中にページングメッセージを検出することに応答して前記第１のネットワークとの前記接続を終了させるための手段をさらに備える、
    請求項３３に記載の装置。
  35. 前記第１のＲＡＴのフレームと前記第２のＲＡＴのフレームとの間の時間オフセットを測定するための前記手段は、
    前記第１のＲＡＴのフレームのフレーム番号を決定し、
    前記第１のＲＡＴのフレーム及び前記第２のＲＡＴのフレームの長さの差を補正するために選択されたスケーリングファクタに基づいて時間オフセットを計算するように構成される、
    請求項３３に記載の手段。
  36. 少なくとも前記時間オフセットに基づいて開始フレーム、スキャン継続時間、及びインターリービング間隔を計算するための手段をさらに備え、
    前記第１のネットワークの基地局に要求を送信するための前記手段は、前記第２のＲＡＴのページングサイクルと整合するスキャン期間を有するスキャン動作を開始するために前記計算された開始フレームと、スキャン継続時間と、インターリービング間隔とを含むスキャン要求メッセージを送信するように構成される、
    請求項３５に記載の装置。
  37. ページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わることなしに１つ以上のスキャン期間中に前記第１のＲＡＴの基地局に関してスキャンするための手段をさらに備える、
    請求項３３に記載の装置。
  38. 前記移動局によってサポートされる前記第１及び第２のＲＡＴのうちの１つは、電気電子学会（ＩＥＥＥ）８０２．１６標準ファミリの１つ以上の標準に準拠するＲＡＴを備える、
    請求項３３に記載の装置。
  39. 前記移動局によってサポートされる前記第１及び第２のＲＡＴのうちの１つは、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）ＲＡＴを備える、
    請求項３３に記載の装置。
  40. 前記移動局によってサポートされる前記第１及び第２のＲＡＴのうちの他の１つは、電気電子学会（ＩＥＥＥ）８０２．１６標準ファミリの１つ以上の標準に準拠するＲＡＴを備える、
    請求項３９に記載の装置。
  41. 前記第１のネットワークの基地局に要求を送信するための前記手段は、前記第２のネットワークにおいて動作を行うための１度のスキャン期間を確立するために要求を送信するように構成される、
    請求項３３に記載の装置。
  42. 前記動作は、前記第２のネットワークにおいて登録を行うことを備える、
    請求項４１に記載の装置。
  43. 前記動作は、前記第２のネットワークにおいて１つ以上のオーバーヘッドパラメータメッセージを読み取ることを備える、
    請求項４１に記載の装置。
  44. 前記第１のネットワークの基地局に要求を送信するための前記手段は、前記ＭＳが前記１度のスキャン期間中に前記動作を行った後にページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わることができるスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの前記基地局に要求を送信するように構成される、
    請求項４１に記載の装置。
  45. 第１及び第２の無線アクセス技術（ＲＡＴ）を介して第１及び第２のネットワークと通信するための装置であって、
    前記ＭＳが前記第２のネットワークにおいて１つ以上の動作を行うために前記第２のネットワークに切り替わることができる１つ以上のスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を送信するための手段と、
    前記第１のネットワークとの前記接続を終了させずにスキャン期間中にページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わるための手段と、
    を備える装置。
  46. 前記動作は、前記第２のネットワークにおいて登録を行うことを備え、
    １つ以上のスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの前記基地局に要求を送信するための前記手段は、前記登録を行うための１度のスキャン期間のための要求を前記基地局に送信するように構成される、
    請求項４５に記載の装置。
  47. 前記動作は、前記第２のネットワークにおいて１つ以上のオーバーヘッドパラメータメッセージを読み取ることを備え、
    １つ以上のスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの前記基地局に要求を送信するための前記手段は、前記第２のネットワークにおいて前記１つ以上のオーバーヘッドパラメータメッセージを読み取るための１度のスキャン期間のための要求を前記基地局に送信するように構成される、
    請求項４５に記載の装置。
  48. 前記動作は、前記第２のネットワークにおいてページングメッセージの有無をリッスンすることを備え、
    １つ以上のスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの前記基地局に要求を送信するための前記手段は、前記第２のネットワークにおいてページングメッセージの有無をリッスンするための定期的なスキャン期間のための要求を前記基地局に送信するように構成される、
    請求項４５に記載の装置。
  49. その上に格納された命令を有するコンピュータ可読媒体を備えるマルチモード移動局（ＭＳ）が第１及び第２の無線アクセス技術（ＲＡＴ）を介して第１及び第２のネットワークと通信するためのコンピュータプログラム製品であって、前記命令は、１つ以上のプロセッサによって実行可能であり、
    前記命令は、
    前記第１のＲＡＴを介しての前記第１のネットワークとの接続を維持しながら前記第１のＲＡＴのフレームと前記第２のＲＡＴのフレームとの間の時間オフセットを測定するための命令と、
    前記ＭＳがページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わることができるスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を送信するための命令と、
    前記第１のネットワークとの前記接続を終了させずにスキャン期間中にページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わるための命令と、
    を備えるコンピュータプログラム製品。
  50. 前記命令は、
    スキャン期間中にページングメッセージを検出することに応答して前記第１のネットワークとの前記接続を終了させるための命令をさらに備える、
    請求項４９に記載のコンピュータプログラム製品。
  51. 前記第１のＲＡＴのフレームと前記第２のＲＡＴのフレームとの間の時間オフセットを測定するための命令は、
    前記第１のＲＡＴのフレームのフレーム番号を決定するための命令と、
    前記第１のＲＡＴのフレーム及び前記第２のＲＡＴのフレームの長さの差を補正するために選択されたスケーリングファクタに基づいて時間オフセットを計算するための命令と、を備える、
    請求項４９に記載のコンピュータプログラム製品。
  52. 前記命令は、
    少なくとも前記時間オフセットに基づいて開始フレーム、スキャン継続時間、及びインターリービング間隔を計算するための命令と、
    前記第２のＲＡＴのページングサイクルと整合するスキャン期間を有するスキャン動作を開始するために前記計算された開始フレームと、スキャン継続時間と、インターリービング間隔とを含むスキャン要求メッセージを送信するための命令と、
    をさらに備える請求項５１に記載のコンピュータプログラム製品。
  53. 前記命令は、
    ページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わることなしに１つ以上のスキャン期間中に前記第１のＲＡＴの基地局に関してスキャンするための命令をさらに備える、
    請求項４９に記載のコンピュータプログラム製品。
  54. 前記移動局によってサポートされる前記第１及び第２のＲＡＴのうちの１つは、電気電子学会（ＩＥＥＥ）８０２．１６標準ファミリの１つ以上の標準に準拠するＲＡＴを備える、
    請求項４９に記載のコンピュータプログラム製品。
  55. 前記移動局によってサポートされる前記第１及び第２のＲＡＴのうちの１つは、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）ＲＡＴを備える、
    請求項４９に記載のコンピュータプログラム製品。
  56. 前記移動局によってサポートされる前記第１及び第２のＲＡＴのうちの他の１つは、電気電子学会（ＩＥＥＥ）８０２．１６標準ファミリの１つ以上の標準に準拠するＲＡＴを備える、
    請求項５５に記載のコンピュータプログラム製品。
  57. 前記命令は、
    前記第２のネットワークにおいて動作を行うための１度のスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を送信するための命令をさらに備える、
    請求項４９に記載のコンピュータプログラム製品。
  58. 前記動作は、前記第２のネットワークにおいて登録を行うことを備える請求項５７に記載のコンピュータプログラム製品。
  59. 前記動作は、前記第２のネットワークにおいて１つ以上のオーバーヘッドパラメータメッセージを読み取ることを備える、
    請求項５７に記載のコンピュータプログラム製品。
  60. 前記命令は、
    前記ＭＳが前記１度のスキャン期間中に前記動作を行った後にページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わることができるスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を再送信するための命令をさらに備える、
    請求項５７に記載のコンピュータプログラム製品。
  61. その上に格納されている命令を有するコンピュータ可読媒体を備える、マルチモード移動局（ＭＳ）が第１及び第２の無線アクセス技術（ＲＡＴ）を介して第１及び第２のネットワークと通信するためのコンピュータプログラム製品であって、前記命令は、１つ以上のプロセッサによって実行可能であり
    前記命令は、
    前記ＭＳが前記第２のネットワークにおいて１つ以上の動作を行うために前記第２のネットワークに切り替わることができる１つ以上のスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの基地局に要求を送信するための命令と、
    前記第１のネットワークとの前記接続を終了させずにスキャン期間中にページングメッセージについてモニタリングするために前記第２のネットワークに切り替わるための命令と、
    を備えるコンピュータプログラム製品。
  62. 前記動作は、前記第２のネットワークにおいて登録を行うことを備え、
    １つ以上のスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの前記基地局に要求を送信するための前記命令は、前記登録を行うための１度のスキャン期間のための要求を前記基地局に送信するための命令を備える、
    請求項６１に記載のコンピュータプログラム製品。
  63. 前記動作は、前記第２のネットワークにおいて１つ以上のオーバーヘッドパラメータメッセージを読み取ることを備え、
    １つ以上のスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの前記基地局に要求を送信するための前記命令は、前記第２のネットワークにおいて前記１つ以上のオーバーヘッドパラメータメッセージを読み取るための１度のスキャン期間のための要求を前記基地局に送信するための命令を備える、
    請求項６１に記載のコンピュータプログラム製品。
  64. 前記動作は、前記第２のネットワークにおいてページングメッセージの有無をリッスンすることを備え、
    １つ以上のスキャン期間を確立するために前記第１のネットワークの前記基地局に要求を送信するための前記命令は、前記第２のネットワークにおいてページングメッセージの有無をリッスンするための定期的なスキャン期間のための要求を前記基地局に送信するための命令を備える、
    請求項６１に記載のコンピュータプログラム製品。
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