JP2011519248A - 多搬送波通信システムにおける周波数再利用のための方法及び装置 - Google Patents

多搬送波通信システムにおける周波数再利用のための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

複数の搬送波を有する無線通信環境におけるノード(例えば、アクセスポイント、アクセス端末、等)の状態を評価してその他のノードに対する所定のノードに関する不利のレベルを決定するのを容易にするシステム及び方法が説明される。前記ノードは、前記ノードに関する前記不利のレベルを表すリソース利用メッセージ(RUM)を送信すること及び1つ以上の搬送波において撤退するようにその他の干渉中のノードに要求することができる。これは、ノードが近隣のノードと関係して特定の搬送波のための送信の電力を変動させる場合の周波数の再利用を可能にする。

Description

以下の説明は、概して、無線通信に関するものである。以下の説明は、より具体的には、無線通信環境において干渉を低減させること及びスループット及びチャネル品質を向上させることに関するものである。
無線通信システムは、世界中の大多数の人々が通信する上での非常に有力な手段になっている。無線通信デバイスは、消費者のニーズを満たすこと及びポータビリティと利便性を向上させることを目的としてますます小型化しかつ強力になってきている。携帯電話等のモバイルデバイスにおける処理電力の増大が、無線ネットワーク送信システムに対する要求の増大に結びついている。該システムは、典型的に、該システムを通じて通信するセルラーデバイスほど簡単には更新されない。モバイルデバイスの能力が拡大するのに従い、無線デバイスの新しい能力及び改良された能力を完全に利用するのを容易にするような形で旧式の無線ネットワークシステムを維持するのが困難になる可能性がある。
(例えば、周波数分割技法、時分割技法、及び符号分割技法を採用する)典型的な無線通信ネットワークは、カバレッジエリアを提供する1つ以上の基地局と、前記カバレッジエリア内においてデータを送信及び受信することができる1つ以上のモバイル(例えば、無線)端末と、を含む。典型的な基地局は、ブロードキャスト、マルチキャスト、及び/又はユニキャストサービスのための複数のデータストリームを同時に送信することができ、データストリームは、モバイル端末にとっての独立した受信対象であることができるデータの流れである。その基地局のカバレッジエリア内のモバイル端末は、複合ストリームによって搬送される1つの、2つ以上の又はすべてのデータストリームを受信することに関心を有することができる。同様に、モバイル端末は、基地局又は他のモバイル端末にデータを送信することができる。基地局とモバイル端末との間又はモバイル端末間における該通信は、チャネルの変動及び/又は干渉電力の変動に起因して劣化する可能性がある。従って、無線通信環境において干渉を低減させること及びスループットを向上させることを容易にするシステム及び/又は方法が当業において必要である。
以下は、1つ以上の態様についての基本的な理解を可能にするためにこれらの態様の単純化された概要を示すものである。この概要は、すべての企図されている態様を広範囲にわたって概説したものではなく、全態様の主要な又は極めて重要な要素を識別すること及びいずれかの又はすべての態様の適用範囲を詳細に説明することのいずれも意図されていない。以下の説明の唯一の目的は、後述される発明を実施するための形態の準備段階として1つ以上の態様の幾つかの概念を単純な形で提示することである。
様々な態様により、主題の革新は、セルラー技術及びWi−Fi技術の両方と関連する利益を達成しその一方でそれに関連する欠点を軽減するのを容易にするためにワイド無線通信ネットワーク及びローカル無線通信ネットワークのための統一された技術を提供するシステム及び/又は方法に関するものである。例えば、セルラーネットワークは、計画された展開に従って配置することができ、これは、ネットワークを設計又は構築するときに効率を向上させることが可能であり、他方、Wi−Fiネットワークは、典型的にはより都合のよい特別の方法で配備される。Wi−Fiネットワークは、アクセスポイント及びアクセス端末のための対称的なメディアアクセス制御(MAC)チャネル、及びインバンド無線能力を有するバックホールサポートを提供するのをさらに容易にすることができ、これらは、セルラーシステムによっては提供されない。
ここにおいて説明される統一された技術は、柔軟な形でネットワークを配備するのを容易にする。この開示において説明される方法は、前記配備に従って性能を好適化させ、前記配備が計画されたものであるか又は半分計画されたものである場合は優れた効率を提供し、前記ネットワークが計画されたものでない場合は適切なロバスト性(robustnbess)を提供するのを可能にする。すなわち、ここにおいて説明される様々な態様は、(例えばセルラー配備シナリオにおけるような)計画された配備、又は(例えばWi−Fiネットワーク配備のために利用可能な)特別な配備、又はその2つの組み合わせを用いてネットワークを配備するのを可能にする。さらに、その他の態様は、様々な送信電力レベルを有するノードをサポートすること及びリソース割り当てに関するセル間の公平性を達成させることに関連し、それらの態様は、Wi−Fiシステム又はセルラーシステムによっては適切にサポートされない。
例えば、幾つかの態様により、一組の無線搬送波の重みが付けられた公平な分配は、送信機及び受信機の両方がリソース利用メッセージ(RUM)を用いて送信の共同スケジューリングを行うことによって容易にすることができ、送信機は、自己の近隣における利用可能性についての知識に基づいて一組のリソースを要求し、受信機は、自己の近隣における利用可能性についての知識に基づいて要求される搬送波の部分組を許可する。前記送信機は、自己の近隣の受信機をリッスン(listen)することに基づいて利用可能性を知り、前記受信機は、自己の近隣の送信機をリッスンすることによって潜在的な干渉を知る。関連する態様により、RUMは、データ送信を受信するノードが(受信中に受ける干渉に起因して)不利な状態になり、送信の衝突回避モードを希望することだけでなく、ノードが不利な状態になっている程度も示すように重みを付けることができる。RUMを受信するノードは、RUM、及びその重みを受信しているということを利用して適切な応答を決定することができる。一例として、このように重みを知らせることは、公平な形での衝突回避を可能にする。この開示は、該方法について説明するものである。
1つの関連する態様により、RUMを送信するノードは、RUMを適用するための対象となる搬送波の数を示すことによって不利度を示すことができ、従って、搬送波(概して、これらは、リソース、チャネル、周波数搬送波/副搬送波及び/又はタイムスロットであることができる)の前記数は、不利度を示す。前記RUMに応答して前記不利度が低減されれば、後続するRUMの送信に関して、前記RUMが送信されるときの対象となる搬送波の数を減少させることができる。不利度が低減されない場合は、後続するRUMの送信に関して、RUMが適用される対象となる前記搬送波数を増加させることができる。
RUMは、一定の電力スペクトル密度(PSD)で送信することができ、受信するノードは、前記RUMの受信された電力スペクトル密度及び/又は受信された電力を採用することで、それ自体とRUMを送信するノードとの間の無線周波数(RF)チャネル利得を推定し、送信するノードが送信した場合に前記送信するノードにおいて(例えば、予め決められた許容可能なスレショルドレベルを超える)干渉を引き起こすかどうかを決定することができる。このように、RUMを受信するノードがRUMを送信するノードからのRUMを復号することができるが、前記RUMを受信するノードは干渉を引き起こさないと決定する状況が存在することがある。RUMを受信するノードが前記RUMに従うべきであると決定したときには、前記RUMを受信するノードは、そのリソースから完全に撤退するのを選択することによって、又は推定される潜在的な干渉レベルを予め決められた許容可能なスレショルドレベルよりも低くすることができるような十分に低減された送信電力を用いることを選択することによってそのように従うことができる。このようにして、“ハードな”干渉回避(完全な撤退(backoff))及び“ソフトな”干渉回避(電力制御)の両方が統一された形でサポートされる。1つの関連する態様により、前記RUMを前記受信するノードが採用することで、送信するノードにおいて引き起こされた推定される干渉に基づいた送信すべきかどうかの決定を容易にするために前記受信するノードと前記RUMを送信するノードとの間のチャネル利得を決定することができる。
電力制御干渉回避手法においては、ノード、例えばアクセスポイント、は、低送信電力を有する付近の関連づけられたノード、例えばアクセス端末、にサービスを提供するために同じ組の搬送波を用いるような形で構成することができる。残りの搬送波は、より高い送信電力とともに用いることができ及び遠くの及び近くの両方の関連づけられたノードによって用いることが可能である。近隣のノード、例えばアクセスポイント、のクライアントにとっての高電力の搬送波の干渉を最小にするために、ノードとその関連づけられたノードとから成るセルは、2つの隣接するセルが同じ高い電力の搬送波を使用しないような形でさらに構成される。このように、ノードの遠くの関連づけられた端末は、近隣ノードの高い電力の搬送波を干渉とみなさない。この手法は、柔軟な帯域幅の手法、すなわちフレックスバンド手法とも呼ばれる。
一態様により、データを通信するための方法は、複数のリソースに関連する少なくとも1つのRUMを受信することと、前記少なくとも1つのRUMに基づいて前記複数のリソースのうちの少なくとも1つのリソースのための送信プロフィールを決定することと、前記送信プロフィールに基づいて前記少なくとも1つのリソースにおける送信をスケジューリングすること、とを含むことができる。
他の態様は、データを通信するための装置に関するものであり、複数のリソースに関連する少なくとも1つのRUMを受信するための手段と、前記少なくとも1つのRUMに基づいて前記複数のリソースのうちの少なくとも1つのリソースのための送信プロフィールを決定するための手段と、前記送信プロフィールに基づいて前記少なくとも1つのリソースにおける送信をスケジューリングするための手段と、を含む。
他の態様は、アンテナを有するアクセスポイント及び前記アンテナに結合された処理システムに関するものである。前記処理システムは、前記アンテナを介して複数のリソースに関連する少なくとも1つのRUMを受信し、前記少なくとも1つのRUMに基づいて前記複数のリソースのうちの少なくとも1つのリソースのための送信プロフィールを決定し、及び前記送信プロフィールに基づいて前記少なくとも1つのリソースにおける送信をスケジューリングするように構成される。
他の態様は、トランスデューサと前記トランスデューサに結合された処理システムとを有するアクセス端末に関するものである。前記処理システムは、前記トランスデューサとともに使用可能なデータを通信するために使用可能な複数のリソースに関連する少なくとも1つのRUMを受信し、前記少なくとも1つのRUMに基づいて前記複数のリソースのうちの少なくとも1つのリソースのための送信プロフィールを決定し、及び前記送信プロフィールに基づいて前記少なくとも1つのリソースにおける送信をスケジューリングするように構成される。
他の態様は、複数のリソースに関連する少なくとも1つのRUMを受信し、前記少なくとも1つのRUMに基づいて前記複数のリソースのうちの少なくとも1つのリソースのための送信プロフィールを決定し、及び前記送信プロフィールに基づいて前記少なくとも1つのリソースにおける送信をスケジューリングするために実行可能な符号を有するコンピュータによって読み取り可能な媒体を有するデータを通信するためのコンピュータプログラム製品に関するものである。
他の態様は、処理システムを有するデータを通信するための装置に関するものである。前記処理システムは、複数のリソースに関連する少なくとも1つのRUMを受信し、前記少なくとも1つのRUMに基づいて前記複数のリソースのうちの少なくとも1つのリソースのための送信プロフィールを決定し、及び前記送信プロフィールに基づいて前記少なくとも1つのリソースにおける送信をスケジューリングするように構成される。
上記の目的及び関連する目的を完遂させるために、前記1つ以上の態様は、以下において十分に説明され及び請求項において特に強調される特徴を備える。以下の説明及び添付図面は、前記1つ以上の態様の一定の例示的な態様を詳述するものである。しかしながら、これらの態様は、様々な態様の原理を採用することができる様々な方法のうちのほんのわずかを示すにすぎず、説明される態様は、すべての該態様及びその同等の態様を含むことが意図される。
リソース利用メッセージ(RUM)を採用することによって干渉を管理するための方法の1つ以上の態様と関係させて利用することができる複数のアクセスポイント及び複数のアクセス端末を有する典型的な無線通信システムのネットワーク図である。 ここにおいて説明される1つ以上の態様による、リソース割り当てを容易にすることが可能な一連の要求―許可イベントに関するプロセス図である。 RUMを生成するための典型的な方法のフローチャートである。 1つ以上の態様による、多搬送波システムにおいてRUMで用いるために搬送波マスクを搬送波にマッピングする方式の図である。 1つ以上の態様による、疑似ランダム搬送波マスクを用いてフレックスバンドシステムを実装するための方法を示した図である。 1つ以上の態様による近隣基地局搬送波マスクの動的学習/調整を生成するための方法を示した図である。 1つ以上の態様による、受信されたRUMに基づいてアクセスポイントに帯域幅を要求する際のアクセス端末のための方法を示した図である。 1つ以上の態様による、1つ以上の受信されたRUMに基づいて生成された搬送波マスクのシーケンスを示した図である。 アクセス端末によるアクセスポイントへの送信要求の一部として要求される搬送波の数及び選択を決定するための及びアクセスポイントによるアクセス端末への要求許可の一部として許可される搬送波の数及び選択を決定するための方法を示した図である。 疑似ランダム搬送波マスク優先度リストに基づく搬送波マスク生成プロセスを示したフローチャートである。 図10の疑似ランダム搬送波選択プロセスの動作を示したフローチャートである。 熱干渉測定値を用いて優先度が決定された搬送波マスク優先度リストに基づく搬送波マスク生成プロセスを示したフローチャートである。 干渉ノードが最も小さい/最も大きい干渉を引き起こす搬送波のノードによる推定に基づく電力調整プロセスを示したフローチャートである。 図13の搬送波選択プロセスに基づく搬送波マスクの生成を示したブロック図である。 1つ以上の態様による、送信要求に対する許可を生成するための方法を示した図である。 ここにおいて説明される様々なシステム及び方法と併用することができる無線ネットワーク環境を示した図である。 様々な態様による、無線データ通信を容易にする装置を示した図である。 1つ以上の態様による、RUMを用いた無線通信を容易にする装置を示した図である。 送信プロフィールに基づく送信のスケジューリングを容易にする装置を示した図である。
本開示の様々な態様が以下において説明される。ここにおける教示は非常に様々な形態で具現化できること及びここにおいて開示される特定の構造、機能、又はその両方は単なる代表例であるにすぎないことが明確なはずである。ここにおける教示に基づき、当業者は、ここにおいて開示される態様はその他の態様と無関係に実装できること及びこれらの態様のうちの2つ以上を様々な方法で組み合わせることができることを明確に理解するはずである。例えば、ここにおいて詳述される態様のうちのあらゆる数の態様を用いて装置を実装することができ又は方法を実践することができる。さらに、ここにおいて詳述される態様のうちの1つ以上に加えての又はそれ以外のその他の構造、機能、又は構造と機能を用いて該装置を実装でき又は該方法を実践することができる。さらに、態様は、請求項の少なくとも1つの要素を備えることができる。
“典型的な”という表現は、ここにおいては、“1つの例、事例、又は実例”を意味するために用いられる。ここにおいて“典型的な”として説明されるいずれの態様も、その他の態様よりも好ましい又は有利であるとは必ずしも解釈すべきではない。さらに、A、B、及びCの要素から成る組における“A、B、及びCのうちの少なくとも1つ”への言及は、要素A、B、及びCの各々、及び要素A、B、及びCのあらゆる組み合わせの各々に言及すると解釈すべきである。さらに、この説明は、IEEE802.11規格に関わるネットワークを利用しているが、その他のプロトコルを利用するネットワークも、ここにおいて開示される様々な技法及びシステムから利益を得ることができる。
ここにおいて用いられる“ノード”は、アクセス端末又はアクセスポイントであることができること、及び各ノードは、受信するノード及び送信するノードであることができることが理解されるであろう。例えば、各ノードは、少なくとも1つの受信アンテナ及び関連づけられた受信機チェーンと少なくとも1つの送信アンテナ及び関連づけられた送信チェーンとを備えることができる。さらに、各ノードは、ここにおいて説明される方法及び/又はプロトコルのうちのいずれか又は全部を実行するためのソフトウェアコードを実行するための1つ以上のプロセッサと、ここにおいて説明される様々な方法及び/又はプロトコルと関連づけられたデータ及び/又はコンピュータによって実行可能な命令を格納するためのメモリと、を備えることができる。
図1は、無線通信システム100の幾つかの態様例を示す。システム100は、概してノード102及び104として指定される幾つかの無線ノードを含む。所定のノードは、1つ以上のトラフィックフロー(例えばデータフロー)を受信及び/又は送信することができる。例えば、各ノードは、少なくとも1つのアンテナと、関連づけられた受信機構成要素と、送信機構成要素と、を備えることができる。以下の説明においては、受信するノードという用語は、受信中のノードを指すために用いることができ、送信するノードという用語は、送信中のノードを指すために用いることができる。該指すことは、そのノードが送信動作と受信動作の両方は行うことができないということを意味するものではない。
ノードは、様々な方法で実装することができる。例えば、幾つかの実装においては、ノードは、アクセス端末、中継点、又はアクセスポイントを備えることができる。図1を参照し、ノード102は、アクセスポイント又は中継点を備えることができ、ノード104は、アクセス端末を備えることができる。幾つかの実装においては、ノード102は、ネットワーク(例えば、Wi−Fiネットワーク、セルラーネットワーク、WiMAXネットワーク、等)のノード間における通信を容易にする。例えば、アクセス端末(例えば、アクセス端末104A)がアクセスポイント(例えば、アクセスポイント102A)又は中継ポイントのカバレッジエリア内に所在するときには、アクセス端末104Aは、システム100又はシステム100と通信するために結合されるその他の何らかのネットワークの他のデバイスと通信することができる。ここで、ノード(例えば、ノード102B及び102D)のうちの1つ以上は、他のネットワーク又はネットワーク(複数)(例えば、インターネット等のワイドエリアネットワーク108)への接続性を提供する有線のアクセスポイントを備えることができる。
幾つかの態様においては、システム100の2つ以上のノード(例えば、共通する独立したサービスセットのノード)は、1つ以上の通信リンクを介してノード間においてトラフィックフローを確立するために互いに関連づけられる。例えば、ノード104A及び104Bは、対応するアクセスポイント102A及び102Cを介して互いに関連づけることができる。従って、アクセスポイント102Aを介してのアクセス端末104Aへの及びアクセス端末104Aからの1つ以上のトラフィックフローを確立することができ及びアクセスポイント102Cを介してのアクセス端末104Bへの及びアクセス端末104Bからの1つ以上のトラフィックフローを確立することができる。
幾つかの場合においては、システム100内の幾つかのノードは、同時に(例えば、同じタイムスロット中に)送信するのを試みることができる。送信するノード及び受信するノードの相対位置及び送信するノードの送信電力に依存して、このような同時並行した通信を信頼できる形で行うことが可能でない場合がある。これらの状況下においては、システム100の無線リソースは、例えば、搬送波感知多重アクセス(“CSMA”)動作モードを単に用いるシステムと比較して適切に利用することができる。
しかしながら、その他の状況下においては、システム100内のノードからの無線送信は、システム100内の関連づけられていないノードにおける受信と干渉するおそれがある。例えば、ノード104Bは、(記号106Bによって表されるように)ノード102Dがノード104Cに送信中であるのと同時に(無線通信記号106Aによって表されるように)ノード102Cから受信中であることができる。ノード104Bと102Dとの間の距離及びノード102Dの送信電力に依存して、(ダッシュ線の記号106Cよって表されるように)ノード102Dからの送信は、ノード104Bにおける受信と干渉するおそれがある。同様に、ノード104Bからの送信は、ノード104Bの送信電力に依存してノード102Dにおける受信と干渉するおそれがある。
このような干渉を軽減するために、無線通信システムのノードは、ノード間メッセージ送信方式を採用することができる。例えば、干渉を受けている受信するノードは、そのノードが何らかの形で不利な状態にあることを示すためのリソース利用メッセージ(RUM)を送信することができる。潜在的な干渉ノードである可能性がある、RUMを受信した近隣ノードは、RUM送信ノード、すなわちRUMを送信した受信ノード、との干渉を回避するために将来の送信を何らかの方法で制限するのを選択することができる。ここで、受信するノードによるRUMの送信決定は、少なくとも部分的には、そのノードにおいて受信されたデータと関連づけられたサービスの品質に基づくことができる。
要求メッセージ、許可メッセージ、及びデータ送信は、電力によって制御することができる。しかしながら、ノードは、信号対干渉雑音(SINR)レベルを許容不能にする過度の干渉を受けることがある。望ましくないほど低いSINRを軽減するために、RUMを利用することができる。RUMは、受信機の希望される搬送波における干渉レベルが予め決められたスレショルドレベルを超えるときに受信機によってブロードキャストすることができる。ここにおいて論じられるように、RUMの展開の一態様においては、RUMは、サービスの品質(QoS)に関する要求を満たすことができないときに受信するノードによって送出される。QoSに関する要求は、予め決めることができ及び(例えば全バッファトラフィックに関する)スループット、(例えば音声トラフィックに関する)レーテンシー、平均スペクトル効率、最小搬送波対干渉(C/I)比、又はその他の適切なメトリックの形で表すことができる。RUMは、RUMを送信中のノードが直面している不利度を意味する重みをカプセル化することができる。換言すると、重みの使用の一態様においては、不利度は、ノードのQoS及びその望まれるQoSの関数である。このRUMの重みは、予め決められたビット数を用いて量子化することができる。
ここにおいて用いられる“不利”は、例えば所定のノードに関する目標値と実際値の比の関数として決定することができる。例えば、より高い値が希望される場合に、スループット、スペクトル効率、データレート、又はその他の何らかのパラメータの関数として不利が測定されるときで、そのノードが不利な状態であるときには、実際値は、目標値よりも相対的に小さくなる。このような場合は、ノードの不利のレベルを示す重み付き値は、目標値と実際値の比の関数であることができる。不利の根拠になるパラメータ(例えば、レーテンシー)が小さいことが望まれる場合は、目標値と実際値の比の逆数を利用して重みを生成することができる。ここにおいて用いられる場合において、他のノードと比較して“より良い”状態を有するとして説明されるノードは、より低い不利レベルを有すると理解することができる(例えば、より良い状態を有するノードは、比較される他のノードよりも小さい干渉、より小さいレーテンシー、より高いデータレート、より高いスループット、より高いスペクトル効率、等を有する)。
RUMを用いることで、受信するノード(例えばアクセスポイント)は、過度の干渉を引き起こす干渉ノードをブロックすることができる。換言すると、受信するノードは、搬送波における送信を控えるようにその他のノードに要求することができる。帯域幅が1つの搬送波のみを含むネットワーク設計においては、RUMが受信するノードによって送信されたときには、意図されるアクセス端末のために帯域幅全体がブロックされる。多搬送波通信システムの場合は、利用可能な帯域幅は別々の部分に分割されてそれらの各々は搬送波又はチャネルと呼ばれ、システムの残りの部分に対する影響を制限する一方で受信するノードが依然として希望されるスループットを達成することができるように一定の搬送波のみをブロックすることができる。
例えば、多搬送波通信システムにおいて利用可能な帯域幅は、4つの搬送波に分割することができる。各々の送信するノードは、1つ以上の搬送波において送信するようにスケジューリングすることができ、それによりリソースのより良い共有を可能にする。干渉回避が公平な形で行われるようにするために、すなわち全ノードが送信機会の公平な割合を得るようにするために、RUMは、ここにおいて説明されるように、受信するノードが低減された干渉を希望する対象となる搬送波のリストと、上述される重み情報と、を含むことができる。所定の受信するノードの重みは、ノードへの割り当てのためのリソースの公平な割合を計算するために利用することができる。
図2は、ここにおいて説明される1つ以上の態様による、リソース割り当てを容易にするRUMの使用を含む典型的な要求−許可イベントシーケンス200を示す。図に示される例においては、関連づけられた1対のノード290は、アクセス端末292と、第1のアクセスポイント1 294と、関連づけられた対のノード290に関連づけられてない第2のアクセスポイント2 296と、を含む。
シーケンス200は、204及び206において開始し、アクセスポイント1 294及びアクセスポイント2 296は、各々が、アクセス端末292を含むその他のノードにブロードキャストするためのRUMを生成する。ここにおいて図3を参照してさらに説明されるように、RUMは、アクセスポイントがどの程度不利な状態であるか及びアクセスポイントがその他のノードの送信をブロックするのを希望するときにいずれの搬送波が対象となるかを示す重みを含む。
212において、アクセスポイント1 294及びアクセスポイント2 296は、ノード、例えばアクセス端末292、に各々のRUMをブロードキャストする。
222において、アクセス端末292は、212において受信された全RUMを処理する。アクセス端末292によって行われるRUM処理は、ここにおいては図7を参照して説明される。
232において、受信されたRUMを処理後に利用可能な搬送波が存在するとアクセス端末292が決定した場合は、アクセス端末292は、242においてアクセスポイント1 294に送信要求を送信するのを希望する対象となる搬送波を決定する。
252において、アクセス端末292からアクセスポイント1 294に送信要求が送信される。その要求は、アクセス端末292がデータを送信することを希望する搬送波のリストを含むことができる。イベント200のシーケンスは、通信イベント中に行使することができる複数の制約事項に鑑みて実行することができる。例えば、アクセス端末292は、前のタイムスロットにおいてRUMによってブロックされてない搬送波を要求することができる。要求された搬送波は、優先順位を設定することができ、直近の送信サイクルにおいて成功している搬送波が優先される。
264において、アクセスポイント1 294は、アクセス端末292から受信された要求に基づいてアクセス端末292が送信することを許可する対象となる搬送波を決定する。許可は、要求された搬送波全部又は部分組を含むことができる。従って、アクセスポイント1 294からの許可は、アクセス端末292によって送信された要求内に記載された搬送波の部分組であることができる。アクセスポイント1 294には、直近の送信中に高い干渉レベルを呈している搬送波を回避する権限を付与することができる。
272において、アクセスポイント1 294は、要求された搬送波全部又は部分組が許可されていることを示す許可メッセージをアクセス端末292に送信することができる。
282において、アクセス端末292は、アクセスポイント1 294にパイロットメッセージを送信することができ、アクセスポイント1 294は、そのパイロットメッセージを受信次第、希望されない低さのSINRを軽減するのを容易にするために、レート情報をアクセス端末292に送り返すことができる。アクセス端末292は、レート情報を受信次第、許可された搬送波における及び示された送信レートでのデータ送信を進めることができる。さらに、送信時において、アクセス端末292は、許可メッセージにおいて許可された全搬送波又はその部分組においてデータを送信することができる。アクセス端末292は、データの送信中に幾つかの又はすべての搬送波における送信電力を低減させることができる。
図3は、上述される様々な態様による、多搬送波システムにおいてRUMを生成するための方法300を示す。競合するノード間において公平性を達成させるための方法は、1つ以上の態様により、所定のノードと関連づけられた不利のレベルに従ってRUMを送信すべき対象となる搬送波の数を調整することによって実行される。ここにおいて説明されるように、RUMは、アクセスポイント等の受信するノードが不良な通信状態になっており直面する干渉の低減を希望することを示すためにそのアクセスポイント等の受信するノードによって送出される。RUMは、ノードが受けている不利度を定量化する重みを含む。一態様により、重みは、RUM送信スレショルド(RST)と呼ばれるスレショルドの関数として設定することができる。他の態様においては、重みは、平均スループットに従って設定することができる。ここで、RSTは、ノードが希望する平均スループットである。アクセス端末等の送信するノードが複数のRUMを聞いた(hear)ときには、それらの送信ノード間での競合(コンテンション)を解決するために各々の重みを利用することができる。例えば、アクセス端末が複数のRUMを受信し、最高の重みを有するRUMがそのアクセス端末自体のアクセスポイントから送信されたものである場合は、そのアクセス端末は、データ送信要求を自己のアクセスポイントに送信するのを決定することができる。そうでない場合は、そのアクセス端末は、送信を控えることができる。
RUMを受信したノードは送信を控えるように誘導することができるため、RUMは、アクセスポイントが自己の直近における干渉を免れるのを可能にする。重みは、公平な競合を可能にする(例えば、最大の不利度を有するアクセスポイントが許可される)一方で、多搬送波MACを有することは、他の自由度を提供することができる。具体的には、システムが複数の搬送波をサポートするときには、RUMは、重みに加えてCM(すなわちビットマスク)を搬送することができる。CMは、このRUMを適用可能であるときの搬送波を示す。アクセスポイントがRUMを送信することができる対象となる搬送波の数は、非常に不良な履歴を有するノードがより高速で追いつくのを可能であるようにするために不利度に基づくことができる。RUMが成功であり、それに応答してアクセスポイントによって受信された送信レートがその状態を向上させたときに、アクセスポイントは、RUMを送信するための搬送波数を減少させることができる。激しい混雑に起因して、RUMが最初に成功せずスループットが向上しない場合は、アクセスポイントは、RUMを送信するための搬送波の数を増加させることができる。非常に混雑する状況においては、アクセスポイントは、非常に不利な状態になる可能性があり及び全搬送波のためのRUMを送信し、それによって劣化して単一搬送波の場合のようになる可能性がある。
302において、アクセスポイントのための不利のレベルを決定することができ及び“リッスン”(listen)範囲内のその他のノードに対して不利のレベル(すなわち、それらのノードがアクセスポイントにデータを送信するかどうか)を示すためのRUMを生成することができ、RUMは、第1の予め決められたスレショルドが満たされているか又は超えているかを示す情報を備える。第1の予め決められたスレショルドは、例えば、第1のノードにおけるサービスを測定することができる基準となる熱干渉雑音(interference over themal noise)(IOT)のレベル、データレート、C/O比、スループットのレベル、スペクトル効率のレベル、レーテンシーのレベル、又はその他の適切な尺度を表すことができる。
304において、RUMは、第2の予め決められたスレショルドを超えている度合いを示すために重みを付けることができる。第2の予め決められたスレショルドは、例えば、第1のノードにおけるサービスのレベルを測定することができる基準となるIOT雑音のレベル、データレート、C/O比、スループットのレベル、スペクトル効率のレベル、レーテンシーのレベル、又はその他の適切な尺度を表すことができる。幾つかの態様により、重み値は、量子化された値であることができる。第1及び第2の予め決められたスレショルドは実質的に等しいことができるが、等しい必要はない。
各RUMにおいて搬送される重み情報は、アクセスポイントがその他の送信からの干渉に起因して帯域幅を熱望している度合いをリッスン範囲内にある全ノードに搬送することが意図される。重みは、不利度を表すことができ及びアクセスポイントがより不利な状態にあるときにはより大きいことができ、不利な状態がより低いときにはより小さいことができる。不利度は、様々な要因を用いて導き出すことができる。一例として、不利度を測定するためにスループットが用いられる場合は、1つの可能な関係は次のように表すことができる。
Figure 2011519248
ここで、Rtargetは、希望されるスループットを表し、Ractualは、達成される実際のスループットであり、Q(x)は、xの量子化された値を表す。アクセスポイントにおいて単一のフローが存在するときには、Rtargetは、そのフローのための最小の希望されるスループットを表すことができ、Ractualは、そのフローに関して達成されている平均スループットを表すことができる。より高い不利度を表すより高い値の重みは表現法の問題であることに注目すること。一例として、あるノードに関する希望されるスループットは500kbpsであるが、そのノードは250kbpsの実スループットしか達成しないと仮定する場合は、重みは、そのノードは希望されるスループットに達するために現在のスループット量の2倍のスループット(500kbps/250kbps=2)が必要であることに基づいて計算することができる。
同様に、重み解決論理が適切に修正される限りにおいて、より高い値の重みがより低い不利度を表す表現法を利用することが可能である。例えば、重みを計算するために実際のスループットと目標スループットの比(上記される例の逆数)を用いることが可能である。従って、上記の値を用いた場合、その比は250kbps/500kbpsであり、これは、目標とされるスループットの1/2、すなわち50%となる。
アクセスポイントにおいて複数のフローが存在し、異なる可能性があるRtarget値を有するときには、アクセスポイントは、最も不利な状態にあるフローに基づいて重みを設定することを選択することができる。例えば、
Figure 2011519248
ここで、jは、アクセスポイントにおけるフローインデックスである。その他の選択肢、例えばフロースループットの合計に基づいて重みを計算する選択肢、も同様に実行することが可能である。上記の説明において重みのために用いられる関数形は、純粋に例示を目的とすることに注意すること。重みは、様々な異なる方法で及びスループット以外の異なるメトリックを用いて計算することができる。関連する態様により、アクセスポイントは、送信元(例えば、送信機)からの未処理状態のデータを有するかどうかを決定することができる。これは、要求を受信している場合、又は許可されていない以前の要求を受信している場合に当てはまる。この場合は、アクセスポイントは、RactualがRtargetを下回るときにRUMを送出することができる。
さらに、重みは、最大値及び最小値に関して正規化することができる。例えば、重みは、0乃至1の値であるように正規化することができる。正規化された値は、受信されたRUM重みに基づいて決定することができ、最高の受信されたRUMは、1の値に設定され、最低の受信されたRUM重みは、0の値に設定される。
ノードが干渉を低減させることを希望するときの対象となるRUM内の搬送波のリストがある1つのRUM内の重みとともに含められている場合は、衝突回避のための追加次元を実現させることができ、それは、アクセスポイント等の受信するノードがチャネルの一部における少量のデータの受信をスケジューリングする必要があり及びその他のノードがチャネル全体から撤退するのを希望しない場合に有用であることができる。搬送波のリストは、アクセスポイントがいずれの搬送波の干渉を低減することを希望するかについての情報を含むビットマスクとともに実装することができる。各RUMがここにおいては搬送波マスク(CM)とも呼ばれるビットマスクによって増強されたときには、ノードは、全搬送波ではなく搬送波の部分組において、近隣ノード(例えば、アクセスポイント又はアクセス端末)からの干渉を低減させることができる。この態様は、衝突回避機構においてより微細な粒度(granularity)を提供することができ、これは、バースト性のトラフィックにとって重要である。さらに、CMは、チャネルの一部を要求する際におけるアクセス端末による送信要求の生成、及びそれらの要求に応答する際におけるアクセスポイントによる要求許可の生成においても使用可能である(例えば、応答は、チャネルの一部の許可であることができる)。
図4を参照し、帯域幅は4つの搬送波に分割され、RUMに含まれるCM400はXXXXの形を有することになり、ここで、各Xはビットマップであり、対象となる搬送波がブロックされるべきである(すなわち、干渉を低減させるべきである)ことを示す“1”であることができ、又は対象となる搬送波がブロックされないことを示す“0”であることができる。さらに、説明される典型的な実装においては、搬送波には“0”、“1”、“2”、“3”の番号が付され、CM400内の左端のビット402は、搬送波“3”のためのビットマスクであり、左端のビット402の右側に位置する第2のビット404は、搬送波“2”のためのビットマスクであり、第2のビット404の右側に位置する第3のビット406は、搬送波“1”のためのビットマスクであり、第3のビット406の右側に位置する第4のビット408は、搬送波“0”のためのビットマスクである。帯域幅全体をRUMによってブロックすることができる態様に関しては、そのRUMは、アクセスポイントが帯域幅内のすべての搬送波をブロックすることを希望することを示すすべて“1”を有するCMを含むことになる。さらにその他の態様は、アクセスポイントに割り当てられた搬送波の数を示すためのCMを採用することを備える。例えば、6ビットのマスクを利用することで、RUMは最大で6つの搬送波に関して送信できることを示すことができる。アクセスポイントは、干渉ノードがすべての割り当てられた副搬送波又はその部分組にわたる送信を控えるようにさらに要求することができる。
306及び308において、部分的な帯域幅干渉管理を実装するためのCMの生成中に、決定する必要がある変数のうちの2つは、アクセスポイントによってブロックすべき搬送波の数及びブロックされるべき搬送波の特定のアイデンティティである。
310において、重みが付けられ及びマスキングされたRUMは、1つ以上のその他のノードに送信することができる。ここにおいて説明されるように、ノードがRUMを聞いた時点で、そのノードは、搬送波マスクにおいて指定された搬送波のみに関してRUMに従う必要がある。例えば、アクセス端末が異なるアクセスポイントからの複数のRUMに従う必要があるときには、すべてのRUM搬送波マスク内の搬送波に対する“OR”演算を行わなければならず、このマスクの補数は、アクセス端末がアクセスポイントに要求することができる搬送波を示す。
システムの一態様においては、アクセスポイント等のノードは、第1のレベルの送信電力を用いて近くの関連づけられたアクセス端末にサービスを提供するために第1の組の搬送波を用いるような形で構成される。搬送波の残りは、第2のレベルの送信電力とともに用いられ、遠方及び近くの両方の関連づけられたアクセス端末によって用いることができる。第1のレベルの送信電力は、第2のレベルの送信電力よりも低い。第1のレベルの送信電力に割り当てられた搬送波は、低電力の搬送波と呼ばれ、第2のレベルの送信電力に割り当てられた搬送波は、高電力である。近隣のアクセス端末のクライアントのための高電力の搬送波の干渉を最小にするために、セルは、2つの隣接するセルが同じ高電力の搬送波を使用しないような形でさらに構成される。このように、アクセスポイントの近く及び遠くの両方の加入者が、近隣のアクセスポイントの高電力の搬送波によって干渉としての影響を受けない。
1つの典型的な実装においては、動的な帯域幅共有システムである、フレックスバンドシステムが、図5に示されるプロセス500に引き続いて多搬送波RUMを用いて順方向リンクにおいて構築される。ステップ502において、各基地局は、動的な搬送波マスクを生成する。一態様においては、ここにおいてさらに説明されるように、動的な搬送波マスクは、疑似ランダムシーケンスに基づいて生成される。各タイムスロットにおいて、ノードは、新しい搬送波マスクを生成し、これを用いてブロックすべき搬送波を選択する。
ステップ504において、アクセスポイントと関連づけられた各アクセス端末は、共通の搬送波マスクが提供される。一態様においては、これは、疑似ランダムシーケンスを生成するためにアクセスポイントと同じキーを関連づけられたアクセス端末に提供することによって確実にすることができる。
ステップ506において、関連づけられたアクセス端末のうちの1つ以上が干渉管理を行う必要があるときには、それらは、共通の搬送波マスクに引き続いて図2の222におけるようなRUMを送出する。実際、アクセスポイントと関連づけられたすべてのアクセス端末が、アクセスポイントによって生成されたのと同じ搬送波マスクを用いてRUMを送出する。同じアクセスポイントと関連づけられた異なるアクセス端末が異なる数の搬送波のためのRUMを送出することができるが、同じ搬送波マスク優先順位を用いる。
ステップ508において、近隣のアクセスポイントは、例えば図2の224及び226におけるように、アクセス端末から送信されたこれらのRUMのうちの1つ以上を聞くことができる。次に、それは、これらのRUMに従い、これらの搬送波における電力を低減させる。一態様においては、関連づけられたアクセス端末に対してこれらの搬送波において電力を低減させるように要求し、それによりすべての関連するノードが同じ送信プロフィールを有するようにすることもできる。
一態様においては、近隣基地局が補完的な搬送波マスクを有するようにするために事前計画を用いることができる。従って、第1のアクセスポイントにおける搬送波マスクの前部に特定の搬送波(例えば、搬送波1)が現れるスロットにおいては、その近隣のアクセスポイントでは、その同じ搬送波(例えば、搬送波1)がそれぞれの搬送波マスクの最後の方に現れるようにする。
他の態様においては、近隣基地局の搬送波マスクの動的な学習/調整も用いることが可能である。順方向リンクにおけるこの手法の動作の典型的なプロセス600が図6に示され、602において、特定のアクセスポイントと関連づけられたアクセス端末は、干渉中のアクセスポイントからのスーパーフレームプレアンブル又はビーコンをリッスンする。これらのビーコン(又はスーパーフレームプレアンブル)は、干渉中のアクセスポイントによって用いられる搬送波マスクに関する情報を搬送する。604において、この情報は、アクセス端末と関連づけられたアクセスポイントに中継され、606においてマスクを適宜調整することが可能である。
次に、一例について検討する。すなわち、アクセスポイントAの搬送波マスク優先度シーケンスが“4231”、近隣のアクセスポイントBのシーケンスが“1324”であるとする。両方の近隣のアクセスポイントに属するアクセス端末がRUMを送出時には、それらのアクセス端末は、異なる搬送波において送出する。アクセスポイントAのアクセス端末が搬送波マスク“1010”(2つのブロックされた搬送波)を有するRUMを送出し、アクセスポイントBのアクセス端末が搬送波マスク“0001”(1つのブロックされた搬送波)を有するRUMを送出すると仮定する。その場合は、アクセスポイントBは、アクセスポイントAのRUMに従い、搬送波4及び2において電力を低減させ、アクセスポイントAは、搬送波1において電力を低減させる。これは、動的な形でフレックスバンドの挙動を達成させる。
一態様においては、静的なフレックスバンドシステムとは異なり、多搬送波RUMシステムは、必要に応じて制限を設ける。例えば、幾つかのノードがQoS要求を満たさないときのみに、特定の搬送波に対する電力上の制限が適用される。
再度図2を参照し、今度は、222、232及び242において帯域幅を要求する際におけるアクセス端末292等のアクセス端末の動作が、図7を参照しつつ説明され、さらに図8も参照される。702において、アクセス端末292は、関連づけられたアクセスポイント1 294を含むあらゆるアクセスポイントによって送信されたRUMを受信及び収集する。
704において、アクセス端末292の動作の一態様においては、アクセス端末292は、受信されたRUMのうちで、アクセス端末292と関連づけられたアクセスポイント(すなわち、アクセスポイント1 294)の重みよりも高い重みを有するRUMのみを考慮する。アクセス端末292が、関連づけられたアクセスポイントであるアクセスポイント1 294からの1つのRUMに加えて3つのアクセスポイントからRUMを受信しており、これらのその他の3つのRUMの各々はアクセスポイント1 294からのRUMの重みよりも高い重みを有する例について検討する。これらの3つのRUMは、図4において説明される典型的なCM形に後続して、CM 802(“1001”)、CM 804(“1000”)、及びCM 806(“0010”)のCMを有する。さらに、これらの3つのRUMの重みに基づき、アクセス端末292はこれらのRUMを考慮に入れなければならないと仮定する。従って、アクセス端末292は、3つのRUMに含まれるCMを処理しなければならない。
706において、アクセス端末292は3つの受信されたRUMを考慮及び処理しなければないと仮定すると、アクセス端末292は、これらのRUMのCMにわたる“OR”演算を行って複合(composite)CM812(すなわち、複合搬送波マスク)を生成する。上記の例を続けると、複合CM812は“1011”である。一態様においては、アクセス端末292の関連づけられたアクセスポイントからのCMは利用されない。
708において、アクセス端末292が帯域幅を要求することができる対象となるいずれかの搬送波が存在するかどうかを決定するために、アクセス端末292は、複合CM812に対する“NOT”演算を行い、いずれの搬送波が利用可能であるかを示す逆(inverted)複合CM(I−CM)822を生成する。I−CM822は、アクセスポイント1 294への帯域幅の要求においてアクセス端末292によって用いることができる。
710において、アクセス端末292が帯域幅を要求することができる対象となる搬送波が存在するかどうかが決定される。アクセス端末292の典型的な動作の一態様においては、アクセス端末292は、I−CM822の使用を通じてブロックされないいずれかの搬送波が存在するかどうかを決定する。例えば、I−CM822内に少なくとも単一の“1”値が存在する場合は、少なくとも1つの利用可能な搬送波が存在する。
712において、利用可能な搬送波が存在する場合は、アクセス端末292は、要求CM(R−CM)832を生成する。一態様においては、R−CM832は、710において生成されたI−CM822であるように設定される。帯域幅が4つの搬送波に分割される上例を続けると、R−CM832も、“XXXX”の形であるCM400と同じ形を有することになり、各“X”は、アクセス端末292がその搬送波において送信することを要求していることを示す“1”、又はアクセス端末292がその搬送波において送信することを要求してないことを示す“0”であることができる。従って、値“0100”を有するCMを、その要求においてアクセスポイント1 294に送信することができる。換言すると、アクセス端末292は、搬送波“3”、“1”、及び“0”がブロックされて搬送波“2”が開いているとみなす。アクセス端末292が帯域幅を要求することを決定した場合は、R−CM832は“0100”になる。
他の態様においては、R−CM832は、図9によって示されるように、I−CM822に基づき、ただしI−CM822と同一ではなく、図9においては、アクセス端末292によるアクセスポイント1 294への送信要求内にいくつの搬送波を入れるべきかを決定するプロセス900が示される。この図は、ここにおいてさらに説明されるように、アクセスポイント1 294がアクセス端末292に許可する搬送波の数を説明するために用いることもできる。
902において、アクセス端末292は、要求する搬送波の数を決定する。この決定は、アクセス端末292が送信することを希望するトラフィックの量に基づくことができる。該決定は、例えば、アクセス端末において受ける干渉と関連づけられた必要性、又はその他の適切なパラメータ(例えば、レーテンシー、データレート、スペクトル効率、等)に基づくこともできる。
その他の態様により、各ノードに重みが関連づけられている場合は、所定の送信のために希望される搬送波数の決定は、ノードと関連づけられた重みの関数、搬送波を要求するその他のノードと関連づけられた重みの関数、送信のために利用可能な搬送波数の関数、又はこれらの要因の組み合わせの関数であることができる。例えば、重みは、ノードを通るフロー数、ノードにおいて受けた干渉のレベル、等の関数であることができる。その他の態様により、搬送波の選択は、搬送波を1つ以上の組に分割することを備えることができ、及び、部分的にではあるが、搬送波の組内の1つ以上の搬送波を利用できないことを示す受信されたRUMに基づくことができる。RUMは、所定の搬送波を利用可能であるかどうか(例えば、RUMによって識別されているかどうか)を決定するために評価することができる。例えば、所定の搬送波がRUM内に記載されていない場合は利用可能であるという決定を行うことができる。他の例は、ある搬送波に関してRUMが受信されたが、その搬送波のための通知された重みがノードの受信機によって送信されたRUMにおいて通知された重みよりも低かった場合でもその搬送波は利用可能であるとみなされる。
904において、アクセス端末292は、R−CMにおいて要求する特定の搬送波を決定し、それらは、特定のトラフィックタイプのために指定された特定の搬送波又は予め決められた選択基準に依存することができる。一態様においては、選択される搬送波は、ステップ710において決定された利用可能な搬送波の関数(例えば、部分組)である。搬送波の選択は、利用可能な搬送波に関する優先度を用いて行うこともできる。例えば、前の送信期間において利用可能であったことが知られている搬送波は、該前の送信期間に占有されていた搬送波の前に選択することができる。902及び904によって示される動作の順序は、要求することができる搬送波の総数は利用可能な搬送波によって決定できるという点で逆にすること又は結合させることができる。例えば、選択のために利用可能な搬送波が1つだけである場合は、902及び904によって示される動作の順序は結合することができる。
906において、要求は、R−CMが構築された後に送信される。上例においては、利用可能な搬送波は1つだけであるため、R−CMの可能な唯一の構成は“0100”である。他の例においては、4つのすべての搬送波を利用可能であり、及びアクセス端末292が搬送波0、1及び3において送信することを希望する場合は、“1101”のR−CMが生成される。
CMに記載する必要がある搬送波の数を決定することに加えて、他の考慮事項は、RUMを送出するノードによってブロックすべき搬送波の特定のアイデンティティである。一態様においては、各ノードは、疑似ランダム搬送波選択手法を用いてブロックすることを希望する特定の搬送波を選択し、CM優先度リストに基づいてマスクが生成される。具体的には、CMに含めるために選択される搬送波は、CM優先度リストにおいて指定された順序で選択される。CM優先度リストは、各スロット、又は通信期間に関して疑似ランダムに生成される。
図10は、典型的な疑似ランダム搬送波選択プロセス1000の動作を示し、1002において、CM優先度リストがランダムに生成される。1004において、CM優先度リストから搬送波が選択される。次に、1006において選択すべき搬送波が残っているかどうかが決定される。例えば、2つ以上の搬送波を選択する必要がある場合で、1つの搬送波のみが選択されている場合は、プロセスは1004に戻り、CM優先度リストから他の搬送波が選択される。選択する必要があるすべての搬送波が識別されている場合は、動作は1008に続き、CM優先度リストから選択された搬送波に基づいてCMが生成される。
1002に関して、疑似ランダム搬送波選択プロセス1000の他の態様においては、CM優先度リストは、少なくとも1つの搬送波がブロックされることになると決定された場合のみに生成される。
図11は、疑似ランダム搬送波選択プロセス1000を用いて生成されたマスクを示すテーブル1100を示し、複数のスロット1110が、優先順位を付けてマスキングすべき搬送波を記載した複数のCM優先度リスト1120、ブロックすべき搬送波の数のリスト1130、及び派生CM(resulting CM)のリスト1140とともに示される。典型的なシステムにおいては4つの搬送波を利用可能であると仮定され、各CM内の搬送波のリストは、左端のビットである最上位ビットを有し、搬送波“3”は、CM内においては左端のビットによって示され、搬送波“2”は、左端から2番目のビットによって示され、搬送波“1”は左端から3番目のビットであり、搬送波“0”は左端から4番目のビット(すなわち右端のビット)である。
例えば、スロット1 1112中において、“3、2、1、0”のCM優先度リスト1122に記載され、それは、1つの搬送波のみをブロックすべきである場合はリスト内の第1の搬送波、すなわち搬送波“3”のみが、派生CM内に含められることを示す。2つの搬送波をブロックすべきである場合は、リスト内の第1及び第2の搬送波、すなわち搬送波“3”及び“2”、が、派生CM内に含められる。3つの搬送波をブロックすべきである場合は、第1、第2及び第3の搬送波、すなわち搬送波“3”、“2”及び“1”、が、派生CM内に含められる。4つのすべての搬送波をブロックすべきである場合は、搬送波“3”、“2”、“1”及び“0”が、派生CM内に含められる。図11に示されるように、(ブロックすべき搬送波数のインジケータ1132によって示されるように)2つの搬送波をブロックすべきであるため、“1100”の派生CM1142が生成される。
スロット2 1114において、ブロックすべき搬送波数のインジケータ1134によって示されるように、3つの搬送波をブロックすべきである。“0、2、3、1”のCM優先度リストを考慮した場合は、搬送波“0”、“2”、及び“3”がCMのために選択されるため、“1101”の派生CM1144が生成される。2つの搬送波のみを選択する必要がある場合は、搬送波“0”及び“2”が選択されるため“0101”の派生CMが生成される。1つの搬送波のみを選択する必要がある場合は、搬送波“0”が選択されるため “0001”の派生CMが生成される。
スロット3 1116において、ブロックすべき搬送波数のインジケータ1136によって示されるように、1つの搬送波をブロックすべきであり、“2、1、0、3”のCM優先度リスト1126を考慮した場合は、搬送波“2”がCMのために選択されるため、“0100”の派生CM1146が生成される。
スロット4 1118において、ブロックすべき搬送波数のインジケータ1138によって示されるように、搬送波をブロックすべきでなく、搬送波“2”がCMのために選択されるため、 “0000”の派生CM1148が生成される。
他の態様においては、各ノードが各スロットに関して疑似ランダムCM優先度リストを生成する代わりに、各ノードは、固定された静的なCM優先度リストを用いて構成される。固定された静的なCM優先度リストを用いて、ブロックすべき搬送波の数は、CM優先度リストにおいて指定された順序で選択される。従って、1つの搬送波をブロックするために、固定されたCM優先度リストからの第1の搬送波が選択される。2つの搬送波をブロックするために、この固定されたCM優先度リスト内の最初の2つの搬送波が選択され、以下同様である。この方式においては、派生CMに記載されるべき搬送波(すなわち、ブロックすべき搬送波)を予め決められた方法で選択することによって、周波数の再利用を組み込むことができる。第1の例においては、ノードは、通常は、すべての周波数を用いることができる。しかしながら、混雑時においては、ノードは、そのノードの固定されたCM優先度リストによって指定された順序でブロックすべき搬送波数を選択することに切り替わる。一手法においては、固定されたCM優先度リストは、ノードが配線される有線接続を用いて各ノードに送信することができる。例えば、ノードがネットワークに配線されるAPである場合は、APに対してコントローラから静的なCM優先度リストを送信することができる。
動的なフレックスバンドシステムの他の態様においては、派生搬送波マスクは、各搬送波に関して検出される熱干渉(IOT)の測定に基づくCM優先度リストを用いて生成され、各搬送波とその搬送波に関して測定されたIOTとを含むCM優先度リストが生成される。次に、CM優先度リストに記載された搬送波が、測定されたIOTの順に最高のIOTから最低のIOTまでソートされる。一手法においては、電力を低減すべき対象となる搬送波は、ソートされた順序でCM優先度リストから選択され、これらの搬送波は、ノードが最も高い干渉を受けている搬送波である。この手法においては、これらの搬送波における電力を低減させることは、その他のノードにとって最も有益になる。しかしながら、これらは、ノードが最大数の近隣ノードに対して影響を及ぼす可能性が高い搬送波でもある。他の手法においては、搬送波は、最小のIOTから最大のIOTまでその順序でソートされる。従って、この他の手法においては、ノードは、激しい競合に直面している搬送波を除外し、その代わりに、最も少ない数の競争相手に対して影響を及ぼす可能性がある搬送波に焦点を合わせる。
図12は、CM生成プロセス1200を示し、1202において、各搬送波とその搬送波に関して測定されたIOTとを含むCM優先度リストが生成される。次に、1204において、CM優先度リストに記載された搬送波が、測定されたIOTの順序でソートされる。一手法においては、上述されるように、リスト内のより高位に記載された搬送波は、干渉中のノードが最も大きい干渉を引き起こすとノードが推定する搬送波である。他の手法においては、リスト内のより高位に記載された搬送波は、干渉中のノードが最も小さい干渉を引き起こすとノードが推定する搬送波である。CMに含めるために識別すべき搬送波は、予め決められた方法で(例えば、最上位から最下位に向かって)ソートされたCM優先度リストから選択される。例えば、最高のIOTから最低のIOTまでソートされたCM優先度リストである“3”、“2”、“0”及び“1”の典型的なCM優先度リストについて検討する。これは、搬送波“3”が最高のIOTを有し、搬送波“1”が最低のIOTを有し、搬送波“2”及び“0”は、2番目に高いIOT及び3番目に高いIOTをそれぞれ有する搬送波であるとノードが識別していることを意味する。4つの搬送波のうちの2つのみにおいて干渉が生じている場合は、搬送波“3”及び“2”は、ノードが最高のIOTを検出する搬送波における干渉を制限するように構成される例に基づいて、その順序で選択される。
1206において、CMに含めるために識別する必要がある搬送波が存在するかどうかが決定される。一態様においては、これは、電力を低減させるべきである搬送波の数に等しい十分な数の搬送波が識別されているかどうかを決定することによって決定される。前例を続け、2つの搬送波において電力を低減させる必要があるが、これらの搬送波のうちの1つ(例えば、搬送波“3”)のみが識別されている場合は、電力を低減させるべき対象となる十分な数の搬送波は識別されていない。
電力を低減させるべき対象となる搬送波の識別を続けるために、動作は1208に進み、ここで、CM優先度リストから搬送波が選択される。この例を続けると、搬送波(すなわち、搬送波“3”)が識別されており、リスト内において搬送波“3”の下にある次の搬送波“2”がCMに含めるために識別される。
電力を低減させる対象としてCMによって識別する必要があるすべての搬送波が識別されている場合は、1210においてCMが生成される。示された例を再び継続し、CM優先度リスト内における位置に基づいてCM内に含めるために2つの搬送波(“3”及び“2”)が識別されている場合は、追加の搬送波を識別する必要がなく、“1100”のCM(例えば、搬送波“3”及び“2”が示されているCM)が生成される。
他の態様においては、電力を低減すべき対象となる搬送波は、それらの搬送波において遭遇することになるとノードが推定する干渉の量に基づいて選択される。一手法においては、ノードは、最も大きい干渉を受けることになると推定する搬送波に注目する。この手法に関する考慮事項は、ノードは、最も大きい干渉を受けている搬送波において可能な限り多くの干渉を低減させるのを希望することである。他の手法においては、ノードは、最も小さい干渉を受けることになると推定する搬送波において電力を増大させる。この手法に関する考慮事項は、ノードは、最も少ない数のその他のノードが送信中である搬送波を使用することになり、それによってこの搬送波を用いるその他のノードにとって最低の程度の妨害を引き起こすことである。
図13は、APにおいて実行される搬送波選択プロセス1300を示し、1302において、APは、そのAPと関連づけられた各ATから、特定のATによって行われた、特定のATのアクティブセット内の各々のAPからのパイロット信号強度の測定値を受信する。例えば、ネットワークがATと関連づけられたAP_0を含む場合は、そのATは、アクティブセット内のすべてのAPから受信するパイロット信号の強度を測定し、それらの測定値をAP_0に報告する。一手法においては、各ATは、数多くの以前のスロットを通じて受信された一連の干渉測定値に基づいて主干渉元を予測する。さらに、各ATは、各APがRUMメッセージにおいて識別情報を送信するため主干渉元を識別することができる。
1304において、最も強力な予測された干渉元が、関連づけられたATから受信された測定値に基づいてAPによって識別される。例えば、AP_0がATのグループと関連づけられており、このATグループ内の一定のATがAP_1及びAP_3からの干渉を受ける状況について検討する。この場合は、AP_0は、最も大きい干渉を引き起こしているAPはAP_1及びAP_3であることを示す報告を関連づけられたATから受信し、AP_0は、これらが最も強力な予測された干渉元であるかどうかを決定する。
1306において、APは、干渉が検出されており及びその干渉が継続することが予測される場合にその干渉元として識別されたAP(すなわち、予測された主干渉元)からの干渉を管理するために用いられるCMを生成する。一態様においては、APは、識別されたAPによって送信された搬送波マスクに記載されていない搬送波におけるAPの送信の電力を維持し、その一方で干渉中のAPの搬送波マスクに記載された搬送波における送信の電力を低減させる。換言すると、APは、予測された主干渉元によって用いられる搬送波の組を補完する搬送波の組のための送信プロフィールを生成するためにATによる測定値を利用する。一態様においては、各グループに関して予測された主干渉元によって送信された搬送波マスクの和集合に含まれる搬送波を記載するための和集合搬送波マスク(U−CM)を生成することができる。さらに、U−CM内の搬送波を補完する搬送波の組内に存在する搬送波を記載することを目的とする補完的搬送波マスク(C−CM)を生成することができ、これは、いずれの搬送波の干渉を低減させるべきかを決定するために用いられる派生(resultant)搬送波マスク(R−CM)として用いられるCMである。この例においては、複数のレベルの電力送信をサポートすることができるが、R−CMは、電力が低減される搬送波を示すだけである。これらは、搬送波位置において“1”を有する搬送波である。この例を続けると、AP_0は、R−CM内の、AP_1及びAP_3によって送信された搬送波マスクのU−CMの補集合に含まれる{AP_1、AP_3}と強力に干渉する搬送波において電力を低減させる。
C−CM内のすべての搬送波をR−CMに記載する必要はないことが注目されるべきである。その代わりに、他の態様においては、AP(例えば、AP_0)に関して、電力を調整する必要がある搬送波の数がC−CMに記載された搬送波の数よりも少ない場合は、R−CMは、APが調整するのを希望する搬送波しか記載しない。この後者の態様においては、C−CMは、APが電力を低減させるべき搬送波を最初に選択するCM優先度リストとして用いることができる。
図14は、図13の搬送波選択プロセス1300に基づいて生成されたCMを示し、“1001”のAP_1から受信されたRUMからのAP_1 CM 1402が示され、これは、AP_1が搬送波“3”及び“0”における干渉を最小するのを希望することを示す。AP_3“1010”から受信されたRUMのAP_3 CM 1404も示され、これは、AP_3が搬送波“3”及び“1”において干渉を受けていることを示す。AP_1 CM 1402及びAP_3 CM 1404の和集合は、“1011”のU−CM 1412を生成し、搬送波“3”、“1”及び“0”は、AP_1及びAP_3の組み合わせによってCM内の干渉を低減させることを要求されたとして識別され、U−CMの補集合によって生成されたC−CM 1422の結果として、搬送波“2”が、その他の搬送波のためにAP_1及びAP_3によって干渉を低減させることを要求されない唯一の搬送波として記載される。派生RRR−CM1432は、C−CM1422から構築され、ここにおいて開示される態様においては、RRR−CM1432は、C−CM1422に等しく設定される。
再度図7を参照し、714において、アクセス端末292は、アクセス端末292がデータを送信することを意図する搬送波を記載したR−CMを搬送する要求をアクセスポイント1 294に送信する。この要求は、アクセス端末292に影響を及ぼす直近のタイムスロットにおいて低減されなかった電力を有する第1の複数の搬送波を要求することであることができる。714において送信される要求メッセージは、アクセスポイント1 294において希望されるレベルの信頼度を保証するためにさらに電力制御することができる。
716において、利用可能な搬送波が存在しない場合は、アクセス端末292は、“待機”モードに戻り、アクセスポイント1 294からブロードキャストされた次のRUMメッセージ又はいずれかのメッセージを待つ。
図15は、1つ以上の態様により、例えば264のアクセスポイント1 294において、要求を処理し及び送信要求の許可を生成するための方法1500を示す。説明されるように、送信すべきトラフィックを有する各アクセス端末(例えば、アクセス端末292)は、他のアクセスポイントからのRUMによってブロックされないかぎり各々のアクセスポイント(例えば、アクセスポイント1 294)に対して要求を送信することができる。アクセスポイント1 294によって受信された要求に基づき、アクセスポイント1 294は、1つ以上の要求された搬送波において所定の要求を許可することを決定することができる。
1502において、アクセスポイント1 294は、要求を評価する。要求が受信されていない場合は、1504において、アクセスポイント1 294は、許可メッセージを送信するのを控える。
少なくとも1つの要求がアクセス端末から受信されている場合は、1510において、アクセスポイント1 294は、要求に応答して許可する搬送波の数及び選択を決定する。アクセス端末(例えば、アクセス端末292)による送信要求の生成を参照して上述されるように、図9に示されるプロセスは、要求に応答して許可すべき搬送波の選択を説明するためにも用いることができる。902において、アクセスポイント1 294は、アクセスポイント1 294がサービスを提供する対象であり及び受信している要求を送信したすべてのアクセス端末に帯域幅を割り当てるプロセスの一部として各アクセス端末(例えば、アクセス端末292)に割り当てる搬送波の数を決定する。次に、904において、アクセスポイント1 294は、送信許可を各アクセス端末(例えば、アクセス端末292)に与える対象となる特定の搬送波が存在する場合にこれらの特定の搬送波を決定する。
一態様においては、アクセスポイントは、アクセス端末からの各要求に応答して許可内において搬送波を割り当てる能力が制限される。例えば、アクセスポイント1 294は、アクセス端末292からの以前に受信された要求に含まれるR−CM内に存在する搬送波に対応する搬送波のみを割り当てることに制限することができる。換言すると、アクセスポイントは、特定のアクセス端末からの前の要求(すなわち、R−CM)に含まれるCMによって記載された搬送波のグループ内に存在する搬送波のみを特定のアクセス端末に割り当てることができる。
1512において、すべての可能な許可が1510において生成された時点で、それらは、各々の要求中のアクセス端末(例えば、アクセス端末292)に送信される。
関連する態様により、アクセスポイントは、サービスを提供するアクセス端末のうちの1つ以上からの未処理のデータを有するかどうかを定期的及び/又は継続的に評価することができる。これは、アクセスポイントが現在の要求を受信している場合又はアクセスポイントが許可していない前の要求を受信している場合に当てはまる。いずれの場合も、アクセスポイントは、許可が保証されているとアクセスポイントが決定したときに該許可を送出することができる。さらに、アクセスポイントは、決定された許可レートに基づいて(例えば、平均送信レートが目標レートよりも低いときに常に)、関連づけられたアクセス端末のためにより多くの帯域幅を予約するためのRUMを送信することができる。さらに、アクセス端末は、許可を受信した時点で、アクセスポイントによって受信可能なデータフレームを送信することができる。
図16は、典型的な無線通信システム1600を示す。無線通信システム1600は、説明を簡潔にすることを目的として1つのアクセスポイント及び1つの端末を描く。しかしながら、システムは、2つ以上のアクセスポイント及び/又は2つ以上の端末を含むことが可能であること、及び追加のアクセスポイント及び/又は端末は以下において説明される典型的なアクセスポイント及び/又は端末と実質的に類似すること又は異なることができることが理解されるべきである。さらに、アクセスポイント及び/又は端末は、互いの間における無線通信を容易にするためにここにおいて説明される方法及び/又はシステムを採用可能であることが理解されるべきである。例えば、システム1600内のノード(例えば、アクセスポイント及び/又は端末)は、上述される方法(例えば、RUMを生成する、RUMに応答する、ノードの不利を決定する、RUM送信のための搬送波数を選択する、等)のうちのいずれかを実行するための命令、及び該行為及びここにおいて説明される様々なプロトコルを実行するためのその他の適切な行為と関連づけられたデータを格納及び実行することができる。
今度は図16を参照し、ダウンリンクにおいて及びアクセスポイント1605において、送信(TX)データプロセッサ1610は、トラフィックデータを受信、フォーマット化、符号化、インターリービング、及び変調(又はシンボルマッピング)し、変調シンボル(“データシンボル”)を提供する。シンボル変調器1615は、データシンボル及びパイロットシンボルを受信及び処理し、シンボルのストリームを提供する。具体的には、シンボル変調器1615は、データシンボル及びパイロットシンボルを多重化し、それらを送信機ユニット(TMTR)1620に提供する。各送信シンボルは、データシンボル、パイロットシンボル、又はゼロの信号値であることができる。パイロットシンボルは、各シンボル期間において連続的に送信することができる。パイロットシンボルは、周波数分割多重(FDM)、直交周波数分割多重(OFDM)、時分割多重(TDM)、周波数分割多重(FDM)、又は符号分割多重(CDM)であることができる。
TMTR1620は、シンボルのストリームを受信して1つ以上のアナログ信号に変換し、それらのアナログ信号をさらにコンディショニング(例えば、増幅、フィルタリング、及び周波数アップコンバージョン)し、無線チャネルでの送信に適するダウンリンク信号を生成することができる。ダウンリンク信号は、アンテナ1625を通じて端末に送信される。端末1630において、アンテナ1635は、ダウンリンク信号を受信し、受信された信号を受信機ユニット(RCVR)1640に提供する。受信機ユニット1640は、受信された信号をコンディショニング(例えば、フィルタリング、増幅、及び周波数ダウンコンバージョン)し、コンディショニングされた信号をデジタル化してサンプルを得る。シンボル復調器1645は、受信されたパイロットシンボルを復調し、チャネル推定のために処理システム1650に提供する。シンボル復調器1645は、ダウンリンクのための周波数応答の推定を処理システム1650からさらに受信し、受信されたデータシンボルに対してデータ復調を行って(送信されたデータシンボルの推定である)データシンボルの推定を入手し、データシンボルの推定をRXデータプロセッサ1655に提供し、RXデータプロセッサ1655は、データシンボルの推定を復調(すなわち、シンボルデマッピング)、デインターリービング、及び復号して送信されたトラフィックデータを復元する。シンボル復調器1645及びRXデータプロセッサ1655による処理は、アクセスポイント1605におけるシンボル変調器1615及びTXデータプロセッサ1610による処理をそれぞれ補完するものである。
アップリンクにおいて、TXデータプロセッサ1660は、トラフィックデータを処理し、データシンボルをシンボル変調器1665に提供し、シンボル変調器1665は、データシンボルを受信してパイロットシンボルと多重化し、変調を行い、シンボルのストリームを生成する。次に、送信機ユニット1670がシンボルのストリームを受信及び処理してアップリンク信号を生成し、アップリンク信号は、アンテナ1635によってアクセスポイント1605に送信される。
アクセスポイント1605において、端末1630からのアップリンク信号は、アンテナ1625によって受信され、受信機ユニット1675によって処理されてサンプルが得られる。次に、シンボル復調器1680がサンプルを処理し、アップリンクのための受信されたパイロットシンボル及びデータシンボルの推定を提供する。RXデータプロセッサ1685は、データシンボルの推定を処理し、端末1630によって送信されたトラフィックデータを復元する。処理システム1690は、アップリンクにおいて送信中の各々のアクティブな端末のためのチャネル推定を行う。複数の端末が、各々の割り当てられたパイロット副帯域の組においてアップリンクで同時並行してパイロットを送信することができ、パイロット副帯域の組は、インターレースすることができる。
処理システム1690及び1650は、アクセスポイント1605及び端末1630における動作をそれぞれ指示する(例えば、制御、調整、管理、等)。各々の処理システム1690及び1650は、プログラムコード及びデータを格納するメモリユニット(示されていない)と関連づけることができる。処理システム1690及び1650は、アップリンク及びダウンリンクのための周波数応答及びインパルス応答の推定をそれぞれ導き出すための計算を行うことも可能である。処理システム1690及び1650は、1つ以上のプロセッサを含むことができる。プロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、論理回路、個別のハードウェア構成要素、又は計算又は情報のその他の処理を行うことができるその他の適切なエンティティであることができる。
処理システムは、アクセス端末のアプリケーションのためのIPアドレスの識別子を翻訳するためのルックアップテーブルを含むデータストレージを提供するための及び/又はソフトウェアアプリケーションをサポートするための1つ以上の機械によって読み取り可能な媒体を含むこともできる。ソフトウェアは、広義で、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、等のいずれで呼ばれるかにかかわらず、命令、プログラム、符号、又はその他のあらゆる電子媒体のコンテンツを意味すると解釈するものとする。機械によって読み取り可能な媒体は、ASICの場合におけるように、プロセッサと一体化されたストレージを含むことができる。機械によって読み取り可能な媒体は、プロセッサ外部のストレージ、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能なディスク、CD−ROM、DVD、又はその他の適切な記憶デバイスを含むことができる。さらに、機械によって読み取り可能な媒体は、データ信号を符号化する送信ライン又は搬送波を含むことができる。当業者は、説明された機能を処理システムのために実装するための最良の方法を認識するであろう。
多元接続システム(例えば、FDMA、OFDMA、CDMA、TDMA、等)に関して、複数の端末がアップリンクにおいて同時並行して送信することができる。該システムに関しては、パイロット副帯域を異なる端末間で共有することができる。チャネル推定技法は、各端末のためのパイロット副帯域が動作帯域(おそらく帯域の縁を除く)全体にわたる場合に用いることができる。該パイロット副帯域構造は、各端末のための周波数ダイバーシティを得るために望ましい。ここにおいて説明される技法は、様々な手段で実装することができる。例えば、これらの技法は、ハードウェア、ソフトウェア、又はその組み合わせにおいて実装することができる。
次に図17乃至19及びそれらに関して説明される様々なモジュールを参照し、送信するためのモジュールは、例えば送信機を備えることができること、及び/又はプロセッサ、等に実装できることが理解されるであろう。同様に、受信するためのモジュールは、受信機を備えることができること及び/又はプロセッサ、等に実装できることが理解されるであろう。さらに、その他の解析動作を比較、決定、計算、及び/又は実行するためのモジュールは、様々な及び各々の動作を行うための命令を実行するプロセッサを備えることができる。
図17は、様々な態様による、無線データ通信を容易にするチャネル選択装置1700を示す。チャネル選択装置1700は、プロセッサ、ソフトウェア、又はその組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実装される機能を表すことができる一連の相互に関連する機能ブロックとして表される。例えば、
チャネル選択装置1700は、様々な図に関して上述されるような様々な行為を行うためのモジュールを提供することができる。チャネル選択装置1700は、アクセス端末等のノードによる送信のために望まれる搬送波の数を決定するためのモジュール1702を備える。決定するためのモジュール1702は、アクセスポイントのために用いられるときには、要求された希望されるチャネル数に基づいて許可すべき搬送波の数を決定することもできる。その決定は、装置が採用されるノードと関連づけられた重み、1つ以上のその他のノードと関連づけられた重み、送信のために利用可能な搬送波の数、等の関数として行うことができる。さらに、各重みは、その重みと関連づけられたノードによってサポートされるフロー数の関数であることができる。さらに加えて又は代替として、所定の重みは、ノードが受ける干渉の関数であることができる。
チャネル選択装置1700は、ノードが要求を送信することができる対象となる搬送波を選択する選択するためのモジュール1704をさらに備える。選択するためのモジュール1704は、さらに、受信されたRUMを評価し、いずれの搬送波が利用可能でありいずれの搬送波が利用可能でないかを決定することができる。例えば、各RUMは、利用不能な搬送波と関連づけられた情報を備えることができ、選択するためのモジュール1754は、RUMによって示されない所定の搬送波が利用可能であると決定することができる。送信するためのモジュール1706は、選択するためのモジュール1704によって選択された少なくとも1つの搬送波の要求を送信することができる。チャネル選択装置1700は、アクセスポイント又はアクセス端末において採用可能であること、及びここにおいて説明される様々な方法を実行するための適切な機能を備えることが可能であることが理解されるであろう。
図18は、1つ以上の態様による、RUMを用いて無線通信を容易にするRUM生成装置1800を示す。RUM生成装置1800は、プロセッサ、ソフトウェア、又はその組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実装される機能を表すことができる一連の相互に関連する機能ブロックとして表される。例えば、RUM生成装置1800は、その前の複数の図に関して上述されるように様々な行為を行うためのモジュールを提供することができる。RUM生成装置1800は、ノードにとっての不利のレベルを決定する決定するためのモジュール1802と、第1の予め決められたスレショルドを超えている(例えば、ノードにおける受信されたサービスのレベルが予め決められたスレショルドレベルにあるか又はそれよりも低い)ことを決定する決定するためのモジュール1802と、を備える。代替として、決定するためのモジュール1802は、同じく又は代替として、干渉レベルがRUMを生成する前に予め決められたスレショルドレベルよりも上であるかどうかを決定することができる。予め決められたスレショルドは、IOT、データレート、C/I、スループットのレベル、スペクトル効率のレベル、レーテンシーのレベル、等と関連づけることができる。選択するためのモジュール1808は、RUMを送信するときの該当する1つ以上のリソースを選択することができ、及びRUM1804を生成するためのモジュールは、RUMにおいて該搬送波を示すことができる。これで、送信するためのモジュール1810は、RUMを送信することができる。
RUM生成装置1800は、RUMに重みを付けるためのモジュール1806をさらに備えることができ、RUMに重みを付けるためのモジュール1806は、第2の予め決められたスレショルドを超えている度合いを示す値の重みをRUMに付けることができ、ノードにおいて達成されたパラメータ(例えば、IOT、データレート、C/I、スループットのレベル、スペクトル効率のレベル、レーテンシーのレベル、等)の実際値と目標値又は希望される値の比を決定することを備えることができる。さらに、重みが付けられた値は、量子化された値であることができる。
リソースを選択するためのモジュール1808は、受信されたサービスのレベルが前のRUMに応答して向上していることを決定するためのモジュール1802による決定に基づいて後続するRUMが送信される対象となる選択されたリソースの数を調整することができる。例えば、該シナリオにおいては、選択するためのモジュール1808は、ノードにおける受信されたサービスの向上されたレベルに応答して後続するRUMにおいて示されたリソース数を減らすことができ、及び受信されたサービスの低下した又は静的なレベルに応答して選択されたリソースの数を増やすことができる。リソースは、RUM内(例えば、RUMのCM内)に含めるために選択される搬送波の数及びアイデンティティを含むことが可能である。
RUM生成装置1800は、アクセスポイント、アクセス端末、等において採用することができ、及びここにおいて説明される様々な方法を実行するための適切な機能を備えることができることが理解されるであろう。
図19は、1つ以上の態様による、決定された条件に基づいてリソースの予約を容易にする予約装置1900を示す。予約装置1900は、プロセッサ、ソフトウェア、又はその組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実装された機能を表すことができる一連の相互に関連する機能ブロックとして表される。例えば、予約装置1900は、様々な図に関して上述される様々な行為を行うためのモジュールを提供することができる。予約装置1900は、第1のノードにおいて採用することができ及び複数のリソースに関連する少なくとも1つのRUMを受信するためのモジュール1902を備える。予約装置1900は、少なくとも1つのRUMに基づいて複数のリソースのうちの少なくとも1つのリソースのための送信プロフィールを決定するためのモジュール1904と、送信プロフィールに基づいて少なくとも1つのリソースにおける送信をスケジューリングするためのモジュール1906と、をさらに備えることができる。
情報及び信号は、様々な異なる技術及び技法のうちのいずれかを用いて表すことができることを当業者は理解するであろう。例えば、上記の説明全体を通じて言及されることがあるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁場、磁気粒子、光学場、光学粒子、又はそのいずれかの組合せを用いて表すことができる。
ここにおいて開示される態様と関係させて説明される様々な例示的論理ブロック、モジュール、回路、及びアルゴリズム上のステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、又は両方の組み合わせとして実装できることを当業者はさらに理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に例示するため、上記においては、様々な例示的構成要素、ブロック、モジュール、回路、及びステップが、各々の機能の観点で一般的に説明されている。該機能がハードウェアとして又はソフトウェアとして実装されるかは、全体的システムに対する特定の用途上の及び設計上の制約事項に依存する。当業者は、説明されている機能を各々の特定の用途に合わせて様々な形で実装することができるが、これらの実装決定は、本開示の適用範囲からの逸脱を生じさせるものであるとは解釈すべきではない。
ここにおいて開示される態様と関係させて説明される方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェア内において直接具現化させること、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール内において具現化させること、又はこれらの2つの組合せにおいて具現化させることができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能なディスク、CD−ROM、又は当業において既知であるその他のあらゆる形態の記憶媒体において常駐することができる。典型的な記憶媒体は、プロセッサに結合させ、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出すようにすること及び記憶媒体に情報を書き込むようにすることができる。代替においては、記憶媒体は、プロセッサと一体化させることができる。プロセッサ及び記憶媒体は、ASIC内に常駐することができる。ASICは、ユーザ端末内に常駐することができる。代替においては、プロセッサ及び記憶媒体は、ユーザ端末内において個別の構成要素として常駐することができる。さらに、幾つかの態様においては、適切なコンピュータプログラム製品は、本開示の態様のうちの1つ以上に関連する(例えば、少なくとも1つのコンピュータによって実行可能な)符号を有するコンピュータによって読み取り可能な媒体を含むことができる。幾つかの態様においては、コンピュータプログラム製品は、パッケージ材料を含むことができる。
ここにおける教示は、様々な装置(例えば、デバイス)内に組み入れること(例えば、様々な装置(例えば、デバイス)内に実装するか又は様々な装置(例えば、デバイス)によって実行すること)ができる。例えば、各ノードは、当業においては、アクセスポイント(AP)、ノードB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、eNodeB、基地局コントローラ(BSC)、基地トランシーバ局(BTS)、基地局(BS)、トランシーバ機能(TF)、無線ルータ、無線トランシーバ、ベーシックサービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、無線基地局(RBS)、又はその他の用語として構成すること、又はアクセスポイント(AP)、ノードB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、eNodeB、基地局コントローラ(BSC)、基地トランシーバ局(BTS)、基地局(BS)、トランシーバ機能(TF)、無線ルータ、無線トランシーバ、ベーシックサービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、無線基地局(RBS)、又はその他の用語で呼ぶことができる。一定のノードは、加入者局と呼ぶこともできる。加入者局は、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、又はユーザ装置と呼ぶこともできる。幾つかの実装においては、加入者局は、携帯電話、コードレスフォン、セッション開始プロトコル(SIP)フォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、無線接続能力を有するハンドヘルドデバイス、又は無線モデムに接続されたその他の適切な処理デバイスを備えることができる。従って、ここにおいて教示される1つ以上の態様は、電話(例えば、携帯電話又はスマートフォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブル計算デバイス(例えば、パーソナルデータアシスタント)、娯楽機器(例えば、音楽機器、ビデオ機器、衛星無線)、全地球測位システムデバイス、又は無線媒体を介して通信するように構成されるその他の適切なデバイスに組み入れることができる。
無線デバイスは、いずれかの適切な無線通信技術に基づくか又はいずれかの適切な無線通信技術をその他の形でサポートする1つ以上の無線通信リンクを介して通信することができる。例えば、幾つかの態様においては、無線デバイスは、ネットワークと関連することができる。幾つかの態様においては、ネットワークは、ボディエリアネットワーク又はパーソナルエリアネットワーク(例えば、超広帯域ネットワーク)を備えることができる。幾つかの態様においては、ネットワークは、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークを備えることができる。無線デバイスは、様々な無線通信技術、プロトコル、又は規格、例えば、CDMA、TDMA、OFDM、OFDMA、WiMAX、及びWi−Fi、のうちの1つ以上をサポートするか又は用いることができる。同様に、無線デバイスは、様々な対応する変調方式又は多重化方式のうちの1つ以上をサポートするか又は用いることができる。このように、無線デバイスは、上記の又はその他の無線通信技術を用いて1つ以上の無線通信リンクを確立し及び1つ以上の無線通信リンクを介して通信するための適切な構成要素(例えば、エアインタフェース)を含むことができる。例えば、デバイスは、無線媒体を通じての通信を容易にする様々な構成要素(例えば、信号生成器及び信号プロセッサ)を含むことができる関連づけられた送信機構成要素と受信機構成要素とを有する無線トランシーバを備えることができる。
ここにおいて開示される態様と関係させて説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、及び回路は、集積回路(“IC”)、アクセス端末、又はアクセスポイント内において実装すること又は集積回路(“IC”)、アクセス端末、又はアクセスポイントによって実行することができる。ICは、ここにおいて説明される機能を果たすように設計された汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGA又はその他のプログラミング可能な論理デバイス、ディスクリートゲートロジック、ディスクリートトランジスタロジック、個別のハードウェア構成要素、電気的構成要素、光学的構成要素、機械的構成要素、又はそのあらゆる組合せ、を備えることができ、さらに、IC内、IC外、又はその両方に常駐する符号又は命令を実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであることができるが、代替として、従来のどのようなプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシンであってもよい。さらに、プロセッサは、計算装置の組合せ、例えば、DSPと、1つのマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサとの組合せ、DSPコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサとの組合せ、又はその他のあらゆる該構成との組合せ、として実装することもできる。
開示される態様に関する上記の説明は、当業者が本開示を製造又は使用できるようにすることを目的とするものである。これらの態様に対する様々な修正は、当業者にとって容易に明確になるであろう。さらに、ここにおいて定められている一般原理は、本開示の適用範囲を逸脱しない形でその他の態様に対しても適用することができる。以上のように、本開示は、ここにおいて示される態様に限定されることが意図されるものではなく、ここにおいて開示される原理及び斬新な特長に一致する限りにおいて最も広範な適用範囲が認められるべきである。

Claims (33)

  1. データを通信するための方法であって、
    複数のリソースに関連する少なくとも1つのリソース利用メッセージ(RUM)を受信することと、
    前記少なくとも1つのRUMに基づいて前記複数のリソースのうちの少なくとも1つのリソースのための送信プロフィールを決定することと、
    前記送信プロフィールに基づいて前記少なくとも1つのリソースにおける送信をスケジューリングすること、とを備える、データを通信するための方法。
  2. 前記送信プロフィールは、前記複数のリソースに関する熱干渉雑音(IOT)のレベル、搬送波対干渉比(C/I)、及びスペクトル効率のレベルのうちの少なくとも1つに基づいて決定される請求項1に記載の方法。
  3. 前記RUMは、前記複数のリソースに関するサービス品質(QoS)要求を備え、前記QoS要求は、データレート、送信すべきデータの量、レーテンシーのレベル、及びトラフィッククラスのうちの少なくとも1つを備える請求項1に記載の方法。
  4. 前記RUMは、関連づけられたノードにおける前記複数のリソースに関する熱干渉雑音(IOT)のレベル、搬送波対干渉比(C/I)、スペクトル効率のレベル、及び受信されたRUMのうちの少なくとも1つの尺度を備える請求項1に記載の方法。
  5. 前記送信プロフィールは、前記複数のリソースのうちの前記少なくとも1つのための決定された送信電力範囲を備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記スケジューリングすることは、前記少なくとも1つのリソースにおける送信を備え、前記送信は、前記決定された送信電力範囲によって制限された送信電力で送信することを備える請求項5に記載の方法。
  7. 前記スケジューリングは、前記少なくとも1つのリソースにおいて送信することを関連づけられたノードに要求することを備える請求項1に記載の方法。
  8. 前記スケジューリングすることは、前記少なくとも1つのリソースにおける前記送信プロフィールを関連づけられたノードに通信することを備える請求項1に記載の方法。
  9. 順序を設定することは、前記複数のリソースのために送信された以前のRUMの結果に基づく請求項1に記載の方法。
  10. 送信された以前のRUMの前記結果は、成功した送信の数、不成功の送信の数、以前に送信されたRUMの数、及びその他のノードによって前記複数のリソースのために以前に送信されたRUMの数のうちの少なくとも1つを備える請求項9に記載の方法。
  11. データを通信するための装置であって、
    複数のリソースに関連する少なくとも1つのリソース利用メッセージ(RUM)を受信するための手段と、
    前記少なくとも1つのRUMに基づいて前記複数のリソースのうちの少なくとも1つのリソースのための送信プロフィールを決定するための手段と、
    前記送信プロフィールに基づいて前記少なくとも1つのリソースにおける送信をスケジューリングするための手段と、を備える、データを通信するための装置。
  12. 前記送信プロフィールは、前記複数のリソースに関する熱干渉雑音(IOT)のレベル、搬送波対干渉比(C/I)、及びスペクトル効率のレベルのうちの少なくとも1つに基づいて決定される請求項11に記載の装置。
  13. 前記RUMは、前記複数のリソースに関するサービス品質(QoS)要求を備え、前記QoS要求は、データレート、送信すべきデータの量、レーテンシーのレベル、及びトラフィッククラスのうちの少なくとも1つを備える請求項11に記載の装置。
  14. 前記RUMは、関連づけられたノードにおける前記複数のリソースに関する熱干渉雑音(IOT)のレベル、搬送波対干渉比(C/I)、スペクトル効率のレベル、及び受信されたRUMのうちの少なくとも1つの尺度を備える請求項11に記載の装置。
  15. 前記送信プロフィールは、前記複数のリソースのうちの前記少なくとも1つのための決定された送信電力範囲を備える請求項11に記載の装置。
  16. 前記スケジューリングする手段は、前記少なくとも1つのリソースにおいて送信するための手段を備え、前記送信は、前記決定された送信電力範囲によって制限された送信電力で送信することを備える請求項15に記載の装置。
  17. 前記スケジューリングする手段は、前記少なくとも1つのリソースにおいて送信することを関連づけられたノードに要求するための手段を備える請求項11に記載の装置。
  18. 前記スケジューリングする手段は、前記少なくとも1つのリソースにおける前記送信プロフィールを関連づけられたノードに通信するための手段を備える請求項11に記載の装置。
  19. 順序を設定することは、前記複数のリソースのために送信された以前のRUMの結果に基づく請求項11に記載の装置。
  20. 送信された以前のRUMの前記結果は、成功した送信の数、不成功の送信の数、以前に送信されたRUMの数、及びその他のノードによって前記複数のリソースのために以前に送信されたRUMの数のうちの少なくとも1つを備える請求項19に記載の装置。
  21. アクセスポイントであって、
    アンテナと、
    前記アンテナに結合され及び
    前記アンテナを介して複数のリソースに関連する少なくとも1つのリソース利用メッセージ(RUM)を受信し、
    前記少なくとも1つのRUMに基づいて前記複数のリソースのうちの少なくとも1つのリソースのための送信プロフィールを決定し、及び
    前記送信プロフィールに基づいて前記少なくとも1つのリソースにおける送信をスケジューリングするように構成された処理システムと、を備える、アクセスポイント。
  22. アクセス端末であって、
    トランスデューサと、
    前記トランスデューサに結合され及び
    前記トランスデューサを用いて復元可能なデータを通信するために用いられる複数のリソースに関連する少なくとも1つのリソース利用メッセージ(RUM)を受信し、
    前記少なくとも1つのRUMに基づいて前記複数のリソースのうちの少なくとも1つのリソースのための送信プロフィールを決定し、及び
    前記送信プロフィールに基づいて前記少なくとも1つのリソースにおける送信をスケジューリングするように構成された処理システムと、を備える、アクセス端末。
  23. データを通信するためのコンピュータプログラム製品であって、
    複数のリソースに関連する少なくとも1つのリソース利用メッセージ(RUM)を受信し、
    前記少なくとも1つのRUMに基づいて前記複数のリソースのうちの少なくとも1つのリソースのための送信プロフィールを決定し、及び
    前記送信プロフィールに基づいて前記少なくとも1つのリソースにおける送信をスケジューリングするために実行可能な符号を備えるコンピュータ読み取り可能な媒体を備える、データを通信するためのコンピュータプログラム製品。
  24. データを通信するための装置であって、
    複数のリソースに関連する少なくとも1つのリソース利用メッセージ(RUM)を受信し、
    前記少なくとも1つのRUMに基づいて前記複数のリソースのうちの少なくとも1つのリソースのための送信プロフィールを決定し、及び
    前記送信プロフィールに基づいて前記少なくとも1つのリソースにおける送信をスケジューリングするように構成された処理システムを備える、データを通信するための装置。
  25. 前記送信プロフィールは、前記複数のリソースに関する熱干渉雑音(IOT)のレベル、搬送波対干渉比(C/I)、及びスペクトル効率のレベルのうちの少なくとも1つに基づいて決定される請求項24に記載の装置。
  26. 前記RUMは、前記複数のリソースに関するサービス品質(QoS)要求を備え、前記QoS要求は、データレート、送信すべきデータの量、レーテンシーのレベル、及びトラフィッククラスのうちの少なくとも1つを備える請求項24に記載の装置。
  27. 前記RUMは、関連づけられたノードにおける前記複数のリソースに関する熱干渉雑音(IOT)のレベル、搬送波対干渉比(C/I)、スペクトル効率のレベル、及び受信されたRUMのうちの少なくとも1つの尺度を備える請求項24に記載の装置。
  28. 前記送信プロフィールは、前記複数のリソースのうちの前記少なくとも1つのための決定された送信電力範囲を備える請求項24に記載の装置。
  29. 前記処理システムは、前記少なくとも1つのリソースにおいて送信するように構成され、前記送信は、前記決定された送信電力範囲によって制限された送信電力で送信することを備える請求項28に記載の装置。
  30. 前記処理システムは、前記少なくとも1つのリソースにおいて送信することを関連づけられたノードに要求するようにさらに構成される請求項24に記載の装置。
  31. 前記処理システムは、前記少なくとも1つのリソースにおける前記送信プロフィールを関連づけられたノードに通信するようにさらに構成される請求項24に記載の装置。
  32. 順序を設定することは、前記複数のリソースのために送信された以前のRUMの結果に基づく請求項24に記載の装置。
  33. 送信された以前のRUMの前記結果は、成功した送信の数、不成功の送信の数、以前に送信されたRUMの数、及びその他のノードによって前記複数のリソースのために以前に送信されたRUMの数のうちの少なくとも1つを備える請求項32に記載の装置。
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