JP2011512822A - 流動性のマスを精錬するための方法および装置 - Google Patents

流動性のマスを精錬するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、流動性のマス、特に流動性のカカオ含有またはチョコレート状の油脂マスを精錬するための装置に関する。本発明の構成では、運動させられた流動性のマス(M)を個々のマス分量に分量化し、かつ運動させられたマス分量を、ガス含有の空間範囲(4)内へ送出するための、ガス含有の空間範囲(4)内に設けられた分量化部材(2)が設けられており、空間範囲(4)に通して運動させられたマス(M)を衝突させるための、前記空間範囲に隣接した吹当て面(8)が設けられており、マスが、少なくとも重力の作用を受けて前記吹当て面(8)に沿って流れるようになっており、前記吹当て面に沿って流れた、精錬されたマスを、1つの捕集点(12)に合流させるための捕集部材(10)が設けられている。

Description

本発明は、流動性のマス、特に流動性のカカオ含有またはチョコレート状の油脂マスを精錬(Veredeln)するための方法および装置に関する。
カカオ加工の際には、発酵されかつ焙煎されたカカオ豆が粉砕され、これにより多かれ少なかれ液状のカカオマスが取得される。一般にこのカカオマスのうち、カカオ豆に含まれる油脂、すなわちカカオバターの一部が圧搾される。残った油脂分の少ない部分からは、カカオパウダが得られる。チョコレートを製造するためには、カカオマスとカカオバターと精製糖と粉ミルクと、場合によっては別の油脂ならびに乳化剤が混合される。
カカオマスまたはチョコレートマスを精錬するためには、慣用的にロール装置およびコンチェが使用される。
カカオマスまたはチョコレートマスを精錬するための別の公知の方法は、たとえば米国特許第3985607号明細書に記載の薄膜蒸発器または欧州特許第1365658号明細書に記載のスタティックミキサを使用する。
本発明の根底を成す課題は、マス中に含まれる望ましくない物質を効率良くかつ穏やかに除去しかつ/または所望される物質をマス中に効率良くかつ穏やかに混和させることにより、流動性のマス、特に流動性のカカオ含有またはチョコレート状の油脂マスを廉価に精錬することである。
この課題は、請求項1または請求項6に記載の方法および請求項34または請求項39に記載の装置により解決される。
本発明の有利な実施態様は、それぞれ従属形式の請求項に記載されている。
本発明による方法は、以下のステップを有している:
S1)流動性のマスを、ガスを含有している空間範囲内に配置されている分量化部材にまで運動させ;
S2)運動させられた流動性のマスを、前記分量化部材によって個々のマス分量(マスポーション)に分量化(ポーション化)し、該マス分量を、ガス含有の空間範囲に通して運動させ;
S3)前記空間範囲を通って運動させられたマスを、前記空間範囲に隣接した吹当て面に衝突させて、マスが、少なくとも重力の作用を受けて前記吹当て面に沿って流れるようにし;
S4)前記吹当て面に沿って流れた、精錬されたマスを1つの捕集点に合流させる。
マスの分量化、つまりポーション化により、マス分量、つまりマスポーションにおける好都合な表面積−容積比が生じる。これにより、ガス含有の空間範囲と、この空間範囲を通って運動させられたマス分量との間の物質交換が促進される。この物質交換は、吹当て面へのマス分量の衝突およびこうして生ぜしめられた、マス分量の変形ならびに引き続き行われる吹当て面の湿らしおよび吹当て面に沿った流れによって一層促進される。
分量化部材としては、1つのノズルを使用することができる。この場合、マスの分量化は、マスをこのノズルに通して運動させることによって行われる。分量化部材が、並列接続された多数のノズルを有していると有利である。この場合、これらのノズルにマスを並列に通して運動させることによってマスの分量化が行われる。前記単独のノズルもしくは前記多数のノズルは多成分ノズルであってよい。この多成分ノズルを通じて、精錬したい流動性のマスと一緒にさらに少なくとも1種の別の物質が通流案内されて、マスと混合されるので、マス分量は流動性のマスの他にさらに少なくとも1種の別の物質を含有している。有利な実施態様では、マスの分量化が、分量化部材の振動および/またはマスの振動によって行われるか、もしくはマスの分量化がこれによって少なくとも助成される。
本発明の別の方法は、以下のステップを有している:
a)その表面の少なくとも部分範囲に遠心投射面を有する遠心投射部材を、ガスを含有している空間範囲内で運動させて、該遠心投射面が、その運動の少なくとも一部の間、値および/または方向の点で可変の速度を有する加速された運動を実施するようにし;
b)精錬したいマスを、運動させられた遠心投射面へ向かって搬送し;
c)運動させられた遠心投射面を、該遠心投射面へ近付けられたマスと接触させて、該マスが、遠心投射面に沿って流れてかつ該遠心投射面を湿らして拡散するようにし;
d)運動させられた遠心投射面に接触したマスを一緒に運動させ、かつ遠心投射面の加速された運動によって該マスを遠心投射面から離れる方向へ遠心投射して、遠心投射されたマスを、ガスを含有する空間範囲に通して投射し;
e)空間範囲に通して投射されたマスを、該空間範囲に隣接した吹当て面に衝突させて、マスが、少なくとも重力の作用を受けて該吹当て面に沿って流れるようにし;
f)前記吹当て面に沿って流れた、精錬されたマスを、1つの捕集点に合流させる。
マスの分量化はこの場合、遠心投射部材を用いて、マスを遠心投射面から離れる方向へかつ空間範囲内のガスに通して遠心投射することにより行われ、これにより、マス分量における大きな表面積−容積比に基づいて、ガス含有の空間範囲と、この空間範囲を通じて運動させられたマス分量との間での物質交換が促進される。しかし、物質交換はこの場合、吹当て面へのマス分量の衝突およびこうして生ぜしめられたマス分量の変形ならびに引き続き行われる、吹当て面の被覆および吹当て面に沿った流れによってのみ促進されるのではない。すなわち、既にマスの遠心投射もしくは分量化の前または後に、精錬したいマスを、運動させられた遠心投射面へ向かって搬送しかつ、運動させられた遠心投射面を、該遠心投射面に近付けられたマスと接触させる際に、マスが、遠心投射面に沿って流れかつ遠心投射面を湿らせるように拡散される。この拡散は大きな表面積−容積比を有する薄いマス層の形成をもたらす。
したがって、精錬したいマスはその処理の間、2回、薄いマス層を形成し、この層はそれぞれ固い表面に沿って流れ、そして1回、ガス含有の空間を通って落下するか、もしくはこの空間を通って投射されるマス分量の形で存在する。遠心投射部材は、唯一つの遠心投射部材を用いるだけで既に比較的大きな量のマスを個別化する、すなわち分量化することができるという利点をもたらす。
空間範囲内に含まれたガスを、吹当て面に対して相対的に流動させると有利である。これにより、吹当て面に沿って流れるマスフィルムの物質交換も促進される。この場合、空間範囲内に含まれたガスの流動を、遠心投射部材の運動とカップリングさせて行うと特に有利である。ガスの流動を、遠心投射部材自体によって発生させると有利である。このために遠心投射部材は特殊な構造体、たとえばブレード、羽根、パドル等を有しており、これらの特殊な構造体は遠心投射部材と駆動連結されていて、かつ/または駆動遮断されているか、または遠心投射部材に固く結合されている。駆動連結は変速機を介して行うことができる。
的確なガス運動のために、少なくとも1つの構造エレメント、特に羽根車が空間範囲に配置されていると有利である。
吹当て面に沿ったガスの流動は、専ら層状に行われ得るが、しかしガスの流動が、吹当て面に沿って、該吹当て面に対して平行なドリフト成分と渦流形成成分とを有していてもよい。このような流動形式を、運転条件(構造体の速度、ガス含有の空間範囲の寸法)の大きな範囲にわたって極めて簡単に発生させることができる。
吹当て面に対して相対的なガスの流動は、必要に応じて、吹当て面に沿ったマスの流れ方向とは逆向きの方向または同じ方向に向けられた流れ成分を有する、空間範囲の通流を有していてよい。すなわち、たとえばマス重力により駆動された、吹当て面におけるマス層の流れを促進するか、または阻止することができる。これより、吹当て面におけるマスの滞留時間を広い範囲にわたって調節することができる。
ガスの流動は、吹当て面に向けて行うこともできる。ガス流と吹当て面との間の角度の調節および/またはガス流の速度の調節によって、吹当て面におけるマス層、特にマス層の厚さに影響を与えることができる。
上で述べたように、マスは遠心投射時に個々のマス分量に個別化され、その後にマスは遠心投射面において拡散されてフィルムを形成する。マスは個別化されて、滴、糸状物または薄片状物を形成すると有利である。このことは、遠心投射部材における適当な構造体により達成され得る。
さらに別の特に有利な実施態様では、運動させられた遠心投射面へマスを搬送する前に、精錬したいマスが、ミキサ、特にスタティック式および/またはダイナミック式のミキサおよび/または泡立て装置に通して搬送される。精錬したいマスの、前記ミキサに通した搬送はこの場合、マスに対する少なくとも重力の作用下に、かつ/またはマスに対する少なくとも1種の引きずり力の作用下に行われると有利である。
必要に応じて、前記ステップS1〜S4もしくは前記ステップa)〜f)のシーケンスを複数回実施することができる。
マスには、前記ミキサの手前で、または前記ミキサ内で、または前記ミキサの背後で、別の成分、特に液体を混加することができる。
マス供給管路に、別のスタティックミキサおよび/またはダイナミックミキサおよび/または剪断エレメントが配置されていてよい。この場合、この構成部分はマスをガスおよび/または液体と混合する。
ガスが、0.1〜5バールの圧力を有していると有利である。特に有利には、0.5〜2バール、殊に1.01〜1.3バールの圧力である。大気圧に対する小さな過圧を用いた作業により、異種ガスの吸込みが阻止され、ガス含有の空間範囲を規定するチャンバの壁を軽量構造で製作することができる。
本発明による方法は、流動性の油脂マス、特にカカオ含有またはチョコレート状の油脂マスを精錬するために特に好適である。有利にはこの場合:
−前記ステップS1)〜S4)もしくは前記ステップa)〜f)を実施する前に、油脂マスの温度を20℃〜300℃にもたらし;かつ/または
−前記ステップS1)〜S4)もしくは前記ステップa)〜f)の間、油脂マスの温度を20〜300℃に保持し;この場合、有利には
−前記ステップS1)〜S4)もしくは前記ステップa)〜f)の間、ガスの温度が20〜300℃である。
前記ステップS1)〜S4)もしくは前記ステップa)〜f)の間のマスもしくはガスの特に有利な温度範囲としては、30〜150℃が挙げられる。
前記ステップS1)〜S4)もしくは前記ステップa)〜f)を実施した後に、マスの温度を熱交換器によって40〜150℃にもたらすことができる。
導出されたマスの、熱交換器によって取得されたエネルギ、特に熱は、供給されたマスに供給され得る。
マスは、前記ステップS1)〜S4)もしくは前記ステップa)〜f)の実施の前、間または後に、水および/または別の液体と混合され得る。この場合、この別の液体は、油脂または炭水化物溶液であってよく、かつ場合によっては芳香物質、作用物質等を含有している。
さらに、マスをアルカリ溶液、たとえば炭酸カリまたはガスと混合することができる。
本発明による装置は、以下の要請要素を有している:
−運動させられた流動性のマスを個々のマス分量に分量化し、かつ運動させられたマス分量を、ガス含有の空間範囲内へ送出するための、ガス含有の空間範囲内に設けられた分量化部材が設けられており、
−空間範囲に通して運動させられたマスを衝突させるための、前記空間範囲に隣接した吹当て面が設けられており、マスが、少なくとも重力の作用を受けて前記吹当て面に沿って流れるようになっており、
−前記吹当て面に沿って流れた、精錬されたマスを、1つの捕集点に合流させるための捕集部材が設けられている。
分量化部材が1つのノズルを有しており、該ノズルを通って、マスが分量化、つまりポーション化のために通流運動可能であると有利である。分量化部材が、並列接続された多数のノズルを有しており、これらのノズルを通って、マスが、分量化のために並列に通流運動可能であると特に有利である。このことは高いマス通過量を可能にする。有利な実施態様では、前記単独のノズルもしくは前記多数のノズルが、多成分ノズルである。これにより、別の物質、特に液体をマスに的確に混入させることができる。分量化部材が、該分量化部材および/または該分量化部材において運動させられたマスを振動させるための振動部材を有していると有利である。
本発明による装置の別の構成は以下の構成要素を有している:
−ガスで充填可能な空間範囲内に設けられた、その表面の少なくとも部分範囲に遠心投射面を有する遠心投射部材、ただし該遠心投射部材は、遠心投射面が、その運動の少なくとも一部の間、値および/または方向の点で可変の速度を有する加速された運動を実施するように運動可能であり;
−精錬したいマスを、運動可能な遠心投射部材の遠心投射面へ向かって搬送するための手段;
−空間範囲に通して投射されたマスを、該マスが少なくとも重力の作用下に前記吹当て面に沿って流れるように衝突させるための、空間範囲に隣接した吹当て面が設けられた吹当て面;
前記吹当て面に沿って流れた、精錬されたマスを、1つの捕集点に合流させるための手段。
遠心投射部材が、回転対称的な形成体であり、該形成体が、その回転対称・回転軸線を中心にして回転可能に支承されていると有利であり、吹当て面が、前記回転対称・回転軸線を中心にして同心的に延びる面であると有利である。
遠心投射部材が、鉛直な回転軸線を中心にして回転可能に支承されていると有利である。遠心投射部材が、ディスク状または皿状の形成体であると特に有利である。これにより、大きなマス表面を形成することができる。
遠心投射面は、遠心投射部材の上側に設けられていてよく、これにより重力の利用下に遠心投射面にマスを簡単に近付けることができる。しかし、遠心投射面は遠心投射部材の下側に設けられていてもよく、これにより、重力と、搬送時(たとえばポンプ出力)におけるマス速度との協働によって、容易に可変の速度でマスを遠心投射面に近付けることができる。
遠心投射面は凹面状の面であってよい。このことは、特に下側に設けられた遠心投射面のために、かつ下方からマスを近付ける場合に有利になる。遠心投射面は凸面状の面または平坦な面であってもよい。このことは、特に上側に設けられた遠心投射面のために、かつ上方からマスを近付ける場合に有利になる。
その代わりに、またはそれに加えて、遠心投射面は構造エレメントを有していてよい。このことは、薄片状またはいぼ状突起状の隆起部もしくは凸部および/または溝状または盲孔状の凹部であってよい。構造エレメントとしては、スリットまたは貫通孔が遠心投射部材に設けられていてもよい。構造エレメントの剥離縁には、種々異なる方向に向けられた延在方向を有する切込みおよび/または構築体が皿縁部に形成されていてよい。
マスを近付けるための手段が、マス供給管路であり、該マス供給管路の開口部が、遠心投射面の近傍に位置していて、かつ/または遠心投射面に向けられていると有利である。この場合、マス供給管路は中空軸として形成されており、該中空軸が、遠心投射部材に相対回動不能に結合されていると有利である。このことは、特にコンパクトな回転対称的な配置を可能にする。
マスをマス供給管路から捕集パンへ案内し、さらにこの捕集パンから遠心投射面へ案内することが考えられる。
遠心投射部材は、往復運動可能な形成体であってもよく、しかもばね弾性的に支承されたスイングエレメントであると有利である。往復運動により、マスには大きな慣性力が、交番する方向において作用する。また、遠心投射によるマスの良好な個別化もしくは分量化(ポーション化)を達成することができる。
遠心投射部材は、パドル状またはスポーク状のエレメントを備えた車状の形成体であってよい。
本発明による装置は、複数の遠心投射部材を有していると有利である。これらの遠心投射部材は、カスケード状に配置されていてよいので、マスは運転中に複数の遠心投射部材と接触して、それぞれ上流側に配置された遠心投射部材から、さらに下流側に配置された遠心投射部材へ引き続き遠心投射され、最終的に吹当て面へ向かって遠心投射される。前記複数の遠心投射部材が、1つの共通の回転軸に相対回動不能に取り付けられていると有利である。
各遠心投射部材に1つのマス供給管路によってマスを供給することが考えられる。
空間範囲には、円筒体、特に円錐状の円筒体が配置されていてよい。この円筒体は、該円筒体の外面と吹当て面との間にギャップを発生させる。
吹当て面も、構造エレメント、たとえば前記面に設けられたいぼ状突起状または薄片状の隆起部、つまり凸部を有していてよい。吹当て面が調温可能であると有利である。このためには、吹当て面壁に熱担持流体のための中空室が設けられ得るか、または吹当て面が二重壁式に形成されている。
空間範囲には、少なくとも1つの中空円筒体が配置されていてよい。この中空円筒体に設けられた吹当て面は孔付金属薄板から成っていると有利である。複数の中空円筒体が同軸的に配置されていてよいので、遠心投射部材は中空円筒体の表面をマスで湿らせる。このような配置に基づき、吹当て面は増大される。マスは円筒体の壁に沿った流出後に、中空円筒体の下に配置されている所定の捕集点へ流れる。
構造エレメント、特に回転車が、ガスを中空円筒体壁に沿って案内し、これによりマス中に存在する特定の物質、たとえば芳香が搬出される。
遠心投射部材が、ロータブレードまたはこれに類するものを有していると特に有利である。前記ロータブレードが、遠心投射部材の下面に配置されていると有利である。これにより、遠心投射部材自体によってガスの流れを発生させることができる。遠心投射部材はこのために、遠心投射部材に固く結合されている特殊な構造体、たとえばブレード、羽根、パドル等を有している。
ガスで充填可能な空間範囲が、少なくとも部分的に吹当て面を形成する内壁を備えたチャンバであると有利である。この場合、チャンバがガス循環路の一部を形成していると有利である。このガス循環路はガスポンプ装置および/またはガス吸込み装置を有していてよく、このガスポンプ装置および/またはガス吸込み装置は、場合によってはロータブレードを備えた遠心投射部材によってチャンバ内に形成されるか、またはこのような遠心投射部材によってそのポンプ作用もしくは吸込み作用の点で少なくとも助成される。さらに、ガス含有の空間範囲が、特にそらせ板の形の取付け体を有していてよい。遠心投射部材のロータブレードおよび/またはそらせ板はチャンバ内で調節可能であると有利である。これにより、チャンバ内および吹当て面におけるガスの流れに影響を与えることができる。特に、チャンバ内でのガスの、場合によっては複数回の循環、ひいてはチャンバ内でのガスの滞留時間の調節が可能となる。このことは、チャンバ内でのガス需要、つまりガス通過量/マス通過量の比を減少させるために役立つ。
本発明のさらに別の有利な改良形は、従属形式の請求項に規定されている。
以下に、本発明の実施形態を図面につき詳しく説明する。
本発明の第1実施形態を示す概略図である。 本発明の第2実施形態を示す概略図である。
図1には、全体を符号「1」で示された、流動性のマスMを精錬するための装置が図示されている。この装置1は架台20に載置されている。
その表面の部分範囲に遠心投射面2aを有する遠心投射部材2が、ガスGで充填可能な空間範囲4内に配置されている。この遠心投射部材2はモータ16によって回転軸18を介して駆動される。
遠心投射部材2は、遠心投射面2aがその運動時に常時、値および/または方向の点で可変となる速度を有する、加速された運動を実施する(回転運動)ように回転可能である。これにより、マスMを遠心投射面2aから離れる方向へ遠心投射することができる。
運動可能な遠心投射部材2の遠心投射面2aへ、精錬したいマスMを搬送するためには、管路6が働く。このことは重力によってのみ行われ、かつ/またはポンプ(図示しない)によって行われ得る。
空間範囲4を画定するチャンバ壁には、空間範囲4に隣接した吹当て面8が設けられており、この吹当て面8は、空間範囲4を通って投射されたマスを衝突させるために働き、この場合、マスは少なくとも重力の作用を受けて吹当て面8に沿って下方へ向かって流れて、この吹当て面8を湿らすことができる。
吹当て面8の下方には吹当て面8に続いてホッパ10が設けられている。このホッパ10は、吹当て面8に沿って流れた、精錬されたマスM´を捕集点12に合流させるために働く。
管路6の上流側には、スタティックミキサ14が配置されている。このスタティックミキサ14内では、精錬したいマスMが、引きずり力を発生させる媒体であるガスG、たとえば空気または単独で窒素と共に、重力の作用を受けて搬送される。ガスGの代わりに、マスMに液体を混入させることもできる。ガスおよび液体を混入させることも考えられる。
遠心投射部材2の代わりに、マスMの分量化もしくは個別化のためのノズル(図示しない)を使用することもできる。
マスMの分量化もしくは個別化は、図示されていない振動部材(機械的な振動源)を用いてノズル(図示しない)もしくは遠心投射部材2を振動させることによってアシスト(助成)され得る。
図2には、本発明の第2実施形態が示されている。構造は、図1に示した装置に相当している。付加的に少なくとも1つの構造エレメント21、特に羽根車が配置されている。この羽根車は、マス中に存在する特定の物質、たとえば芳香を搬出するために、空間範囲4内に含まれているガスを吹当て面8に沿って案内する。
当該装置はさらに、マス供給管路および/またはマス導出管路および/または空間範囲4内に剪断エレメントを有していてよい。この場合、この剪断エレメントは少なくとも1つのロータと少なくとも1つのステータとから成っていて、少なくとも1つの表面が、いぼ状突起状または薄片状またはギザ歯状の変形加工部を有していてよい。この剪断エレメントはポンプ作用を発生させて、付加的にマスの品質を改善し、この場合、特にマスはガス抜きされ、除湿され、粘度が低下される。

Claims (67)

  1. 流動性のマス、特に流動性のカカオ含有またはチョコレート状の油脂マスを精錬するための方法において、当該方法が、以下のステップ:
    S1)流動性のマスを、ガスを含有している空間範囲内に配置されている分量化部材にまで運動させ;
    S2)運動させられた流動性のマスを、前記分量化部材によって個々のマス分量に分量化し、該マス分量を、ガス含有の空間範囲に通して運動させ;
    S3)前記空間範囲を通って運動させられたマスを、前記空間範囲に隣接した吹当て面に衝突させて、マスが、少なくとも重力の作用を受けて前記吹当て面に沿って流れるようにし;
    S4)前記吹当て面に沿って流れた、精錬されたマスを1つの捕集点に合流させる、
    より成るステップを有することを特徴とする、流動性のマスを精錬するための方法。
  2. 分量化部材が1つのノズルを有していて、該ノズルに通してマスを運動させることによってマスの分量化を行う、請求項1記載の方法。
  3. 分量化部材が、並列接続された多数のノズルを有していて、これらのノズルに通してマスを並列に運動させることによってマスの分量化を行う、請求項1記載の方法。
  4. 前記単独のノズルもしくは前記多数のノズルが多成分ノズルであって、該多成分ノズルに通して、精錬したい流動性のマスと一緒にさらに少なくとも1種の別の物質を通流案内して、マスと混合させる、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. マスの分量化を、分量化部材の振動および/またはマスの振動によって行うか、もしくは助成する、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 流動性のマス、特に流動性のカカオ含有またはチョコレート状の油脂マスを精錬するための方法において、当該方法が、以下のステップ:
    a)その表面の少なくとも部分範囲に遠心投射面を有する遠心投射部材を、ガスを含有している空間範囲内で運動させて、該遠心投射面が、その運動の少なくとも一部の間、値および/または方向の点で可変の速度を有する加速された運動を実施するようにし;
    b)精錬したいマスを、運動させられた遠心投射面へ向かって搬送し;
    c)運動させられた遠心投射面を、該遠心投射面へ近付けられたマスと接触させて、該マスが、遠心投射面に沿って流れてかつ該遠心投射面を湿らして拡散するようにし;
    d)運動させられた遠心投射面に接触したマスを一緒に運動させ、かつ遠心投射面の加速された運動によって該マスを遠心投射面から離れる方向へ遠心投射して、遠心投射されたマスを、ガスを含有する空間範囲に通して投射し;
    e)空間範囲に通して投射されたマスを、該空間範囲に隣接した吹当て面に衝突させて、マスが、少なくとも重力の作用を受けて該吹当て面に沿って流れるようにし;
    f)前記吹当て面に沿って流れた、精錬されたマスを、1つの捕集点に合流させる、
    より成るステップを有することを特徴とする、流動性のマスを精錬するための方法。
  7. 空間範囲内に含まれたガスを、吹当て面に対して相対的に流動させる、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 空間範囲内に含まれたガスの流動を、遠心投射部材の運動とカップリングさせるか、または別個の手段によって行う、請求項6または7記載の方法。
  9. ガスの流動を、遠心投射部材によって発生させる、請求項8記載の方法。
  10. 吹当て面に沿ったガスの流動を層状に行う、請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。
  11. 吹当て面に沿ったガスの流動が、該吹当て面に対して平行なドリフト成分と渦流形成成分とを有している、請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。
  12. 吹当て面に対して相対的なガスの流動が、吹当て面に沿ったマスの流れ方向とは逆向きの方向または同じ方向に向けられた流れ成分を有する、空間範囲の通流を有している、請求項1から11までのいずれか1項記載の方法。
  13. ガスの流動を、吹当て面に対して0〜180゜の角度で行う、請求項7から9までのいずれか1項記載の方法。
  14. ガス中の、少なくとも1種の芳香の濃度を増加させるか、または減少させる、請求項1から13までのいずれか1項記載の方法。
  15. ガスに、別のガス状の芳香物質を添加する、請求項1から14までのいずれか1項記載の方法。
  16. マスを遠心投射の際に個々のマス分量へ個別化する、請求項6から13までのいずれか1項記載の方法。
  17. マスを遠心投射面で拡散させて、フィルムを形成する、請求項6から16までのいずれか1項記載の方法。
  18. マスを個別化して、滴、糸状物または薄片状物を形成する、請求項17記載の方法。
  19. 運動させられた遠心投射面へマスを搬送する前に、精錬したいマスを、ミキサ、特に剪断作用を有するか、または剪断作用を有しないスタティック式および/またはダイナミック式のミキサに通して搬送する、請求項6から18までのいずれか1項記載の方法。
  20. 精錬したいマスの、前記ミキサに通した搬送を、マスに対する少なくとも重力の作用下に行う、請求項15記載の方法。
  21. 精錬したいマスの、前記ミキサに通した搬送を、マスに対する少なくとも1種の引きずり力の作用下に行う、請求項19または20記載の方法。
  22. 前記ステップS1〜S4もしくは前記ステップa)〜f)のシーケンスを複数回実施する、請求項1から21までのいずれか1項記載の方法。
  23. 前記ミキサの手前で、または前記ミキサ内で、マスに別の成分を混加する、請求項19から22までのいずれか1項記載の方法。
  24. ガスが、0.1〜5バールの圧力を有している、請求項1から23までのいずれか1項記載の方法。
  25. 精錬したいマスが、流動性の油脂マス、特にカカオ含有またはチョコレート状の油脂マスである、請求項1から24までのいずれか1項記載の方法。
  26. 前記ステップS1)〜S4)もしくは前記ステップa)〜f)を実施する前に、油脂マスの温度を20℃〜300℃にもたらす、請求項23記載の方法。
  27. 前記ステップS1)〜S4)もしくは前記ステップa)〜f)の間、油脂マスの温度を20〜300℃に保持する、請求項25または26記載の方法。
  28. 前記ステップS1)〜S4)もしくは前記ステップa)〜f)の間、ガスの温度が20〜300℃である、請求項25から27までのいずれか1項記載の方法。
  29. 前記ステップS1)〜S4)もしくは前記ステップa)〜f)を実施した後に、マスの温度を有利には熱交換器によって40〜150℃にもたらす、請求項25から28までのいずれか1項記載の方法。
  30. 導出されたマスの、熱交換器によって取得したエネルギを、供給されたマスに供給する、請求項25から29までのいずれか1項記載の方法。
  31. 前記ステップS1)〜S4)もしくは前記ステップa)〜f)の実施の前、間または後に、マスを水および/または別の液体と混合する、請求項25から30までのいずれか1項記載の方法。
  32. 前記別の液体が、油脂または炭水化物溶液であって、場合によっては芳香物質、作用物質等を含有している、請求項31記載の方法。
  33. マスを、マス供給管路またはマス導出管路または空間範囲(4)に設けられた少なくとも1つの剪断エレメントによって運動させ、特にポンプ輸送する、請求項1から32までのいずれか1項記載の方法。
  34. 特に請求項1から5までのいずれか1項記載の方法を実施するための、流動性のマスを精錬するための装置において、該装置に;
    −運動させられた流動性のマスを個々のマス分量に分量化し、かつ運動させられたマス分量を、ガス含有の空間範囲(4)内へ送出するための、ガス含有の空間範囲(4)内に設けられた分量化部材(2)が設けられており、
    −空間範囲(4)に通して運動させられたマスを衝突させるための、前記空間範囲(4)に隣接した吹当て面(8)が設けられており、マスが、少なくとも重力の作用を受けて前記吹当て面(8)に沿って流れるようになっており、
    −前記吹当て面に沿って流れた、精錬されたマスを、1つの捕集点(12)に合流させるための捕集部材(10)が設けられている、
    ことを特徴とする、流動性のマスを精錬するための装置。
  35. 分量化部材が1つのノズルを有しており、該ノズルを通って、マスが分量化のために通流運動可能である、請求項34記載の装置。
  36. 分量化部材が、並列接続された多数のノズルを有しており、これらのノズルを通って、マスが、分量化のために並列に通流運動可能である、請求項34記載の装置。
  37. 前記単独のノズルもしくは前記多数のノズルが、多成分ノズルである、請求項34から36までのいずれか1項記載の装置。
  38. 分量化部材が、該分量化部材を振動させるための振動部材を有している、請求項34から37までのいずれか1項記載の装置。
  39. 特に請求項6から33までのいずれか1項記載の方法を実施するための、流動性のペースト状のマスを精錬するための装置において、該装置に;
    −その表面の少なくとも部分範囲に遠心投射面(2a)を有する遠心投射部材(2)が設けられており、該遠心投射部材(2)が、ガスで充填可能な空間範囲(4)内に配置されており、しかも該遠心投射部材(2)は、遠心投射面(2a)が、その運動の少なくとも一部の間、値および/または方向の点で可変の速度を有する加速された運動を実施するように運動可能であり;
    −精錬したいマスを、運動可能な遠心投射部材(2)の遠心投射面(2a)へ向かって搬送するための手段(6)が設けられており;
    −空間範囲(4)に隣接した吹当て面(8)が設けられており、該吹当て面(8)が、空間範囲(4)に通して投射されたマスを、該マスが少なくとも重力の作用下に前記吹当て面(8)に沿って流れるように衝突させるために働き;
    前記吹当て面(8)に沿って流れた、精錬されたマスを、1つの捕集点(12)に合流させるための手段(10)が設けられている、
    ことを特徴とする、流動性のマスを精錬するための装置。
  40. 遠心投射部材が、回転対称的な形成体であり、該形成体が、その回転対称・回転軸線を中心にして回転可能に支承されている、請求項39記載の装置。
  41. 吹当て面が、前記回転対称・回転軸線を中心にして同心的に延びる面である、請求項40記載の装置。
  42. 遠心投射部材が、鉛直な回転軸線を中心にして回転可能に支承されている、請求項39から41までのいずれか1項記載の装置。
  43. 遠心投射部材が、ディスク状または皿状の形成体である、請求項39から42までのいずれか1項記載の装置。
  44. 遠心投射面が、遠心投射部材の上側および/または下側に設けられている、請求項42または43記載の装置。
  45. 遠心投射面が、凹面状または凸面状の面である、請求項42から44までのいずれか1項記載の装置。
  46. 遠心投射面が、構造エレメントを有している、請求項39から45までのいずれか1項記載の装置。
  47. マスを近付けるための手段が、マス供給管路であり、該マス供給管路の開口部が、遠心投射面の近傍に位置していて、かつ/または遠心投射面に向けられている、請求項39から46までのいずれか1項記載の装置。
  48. 前記マス供給管路が、中空軸として形成されており、該中空軸が、遠心投射部材に相対回動不能に結合されている、請求項47記載の装置。
  49. 遠心投射部材が、ばね弾性的に支承されたスイングエレメントである、請求項39または48記載の装置。
  50. 遠心投射部材が、パドル状またはスポーク状のエレメントを備えた車状の形成体である、請求項39から42までのいずれか1項記載の装置。
  51. 当該装置が、複数の遠心投射部材を有している、請求項39から50までのいずれか1項記載の装置。
  52. 前記複数の遠心投射部材が、1つの共通の回転軸に相対回動不能に取り付けられている、請求項51記載の装置。
  53. 吹当て面が、構造エレメントを有している、請求項39から52までのいずれか1項記載の装置。
  54. 吹当て面が、調温可能である、請求項39から53までのいずれか1項記載の装置。
  55. 前記構造エレメントが、前記面に設けられたいぼ状突起状または薄片状の隆起部である、請求項39から54までのいずれか1項記載の装置。
  56. 遠心投射部材が、ロータブレードを有している、請求項42から55までのいずれか1項記載の装置。
  57. 前記ロータブレードが、遠心投射部材の下面に配置されている、請求項56記載の装置。
  58. 空間範囲(4)内でのガス運動のために、少なくとも1つの構造エレメント(21)、特に羽根車が配置されている、請求項39から57までのいずれか1項記載の装置。
  59. ガスで充填可能な空間範囲が、チャンバであり、該チャンバの内壁が、少なくとも部分的に吹当て面を形成している、請求項39から57までのいずれか1項記載の装置。
  60. 前記チャンバが、ガス循環路の一部を形成している、請求項59記載の装置。
  61. 前記ガス循環路が、ガスポンプ装置および/またはガス吸込み装置を有している、請求項60記載の装置。
  62. ガス含有の空間範囲が、特にそらせ板の形の取付け体を有している、請求項34から61までのいずれか1項記載の装置。
  63. マス供給管路および/またはマス導出管路および/または空間範囲(4)に剪断エレメントが配置されている、請求項34から62までのいずれか1項記載の装置。
  64. 前記剪断エレメントが、少なくとも1つのロータと少なくとも1つのステータとから成っている、請求項63記載の装置。
  65. 空間範囲に円筒体、特に円錐状の円筒体が配置されている、請求項34から64までのいずれか1項記載の装置。
  66. 前記円筒体が、空間範囲内で、該円筒体の外面と吹当て面との間のギャップを形成している、請求項65記載の装置。
  67. 空間範囲に少なくとも1つの中空円筒体が配置されている、請求項34から66までのいずれか1項記載の装置。
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