JP2011509582A - 消失したハンドオーバメッセージを検出可能なハンドオーバ制御処理 - Google Patents

消失したハンドオーバメッセージを検出可能なハンドオーバ制御処理 Download PDF

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Abstract

【課題】指示メッセージ又はハンドオーバリクエストメッセージが消失した場合、この消失を検出可能な改良されたハンドオーバ制御処理を提供すること。
【解決手段】本発明の一態様は、ハンドオーバをリクエストするハンドオーバリクエストメッセージを送受信することを含む、移動局において実現されるハンドオーバ制御方法であって、前記ハンドオーバの所望の状態を指示するための指示メッセージが送信されると、前記ハンドオーバリクエストメッセージを含まない前記指示メッセージが消失したか検出するステップを有するハンドオーバ制御方法に関する。
【選択図】図7

Description

本発明の開示される実施例は、請求項1,6及び15によるハンドオーバメッセージが消失したか検出可能なハンドオーバハンドシェイク処理に関する。
本発明は、ハンドオーバハンドシェイク処理に関し、より詳細にはハンドオーバメッセージが消失したか検出可能なハンドオーバハンドシェイク処理に関する。
通信システムの各基地局には、限定的なカバーエリアが割り当てられている。移動局(MS)が通話中にサービング基地局(SBS)のカバーエリアから離れると、MSはSBSから他の基地局(BS)に接続を変更する。MSが他のBSとの新たな接続を完全に確立するまでMSとSBSとの接続は解放されないため、実行中の通話は終了されない。この処理はハンドオーバと呼ばれる。ハンドオーバ処理中、実行中の通話は常にMSにより適したBS又はチャネルに移行可能であり、これにより、より良好な通信品質が取得可能となる。
ハンドオーバ処理を開始するため、まずハンドオーバリクエストが送信される必要がある。MS10とSBS12との間の従来のハンドオーバハンドシェイク処理を示す図である図1を参照するに、まずMS10がリクエストメッセージMOB_MSHO−REQ102をSBS12に送信し、SBS12がこのハンドオーバリクエストを受信したことをMS10に通知するため、レスポンスメッセージMOB_BSCHO−RSP104がSBS12によりMS10に送信される。その後、MS10は、他のBSへの切替時にSBS12をリリースするため、HO_IND_type0b00による指示メッセージMOB_HO−INDを送信する。現在のWiMAX仕様では、このリリースメッセージ106のアクノリッジメントは具体的には規定されていない。従って、SBS12は、リリースメッセージ106の受信を確認するため、MS10にメッセージを送信しないが、MS10に対するダウンリンク及びアップリンクスケジューリングを中止して、リリースメッセージ106の受信後にMS10からの帯域幅リクエストに応答しない。
ハンドオーバ処理が開始されたとしても、MS10はSBS12とのハンドオーバをキャンセルすることを所望するかもしれない。この状況では、MS10は、ハンドオーバ処理をキャンセルするため、HO_IND_type0b01による指示メッセージMOB_HO−IND108をSBS12に送信することができる。しかしながら、この指示メッセージ108が送信中に消失した場合、問題が生じる。SBS12がMS10から送信された指示メッセージ108を受信しないため、SBS12によるダウンリンク及びアップリンクスケジューリングは依然として停止され、SBS12はMS10からの帯域幅リクエストに応答しないが、MS10は、ハンドオーバがキャンセルされたと考え、帯域幅をリクエストし、又はSBS12からのアンソリシテッドグラントを待機することになるかもしれない。MS10とSBS12の状態はもはや同期しない。
図2〜5は、ハンドオーバ指示メッセージ108が送信中に消失する他の状況を示す。図2では、MS10は、リクエストメッセージMOB_MSHO−REQ102の送信後であって、レスポンスメッセージMOB_BSHO−RSP104の受信前、ハンドオーバをキャンセルするため、HO_IND_type0b01によるMOB_HO−INDメッセージ108を送信する。図3では、レスポンスメッセージMOB_BSHO−RSP104の受信後、指示メッセージMOB_HO−IND108が送信される。図4及び5では、ハンドオーバリクエストメッセージMOB_BSHO−REQ110がMS10の代わりにSBS12により送信される。ハンドオーバリクエストメッセージ110の受信後、MS10は、MS10の決定を指示するため、ハンドオーバをキャンセルするための指示メッセージ、リクエストを拒絶するための指示メッセージ、SBS12をリリースするための指示メッセージなどの指示メッセージ108によりリプライすべきである。図4及び5では、指示メッセージ108が消失すると、MS10はハンドオーバがキャンセルされたとみなすが、SBS12は依然としてMS10からの指示メッセージMOB_HO−IND108を待機し、ダウンリンク及びアップリンクスケジューリングを中止する。MS10とSBS12の両サイドにおける混同が起きる。
図6は、SBS12により送信されるハンドオーバリクエストメッセージMOB_BSHO−REQ110が消失する他の状況を示す。HO動作モード=0又は1によるリクエストメッセージMOB_BSHO−REQ110の送信後、SBS12はMS10からの指示メッセージMOB_HO−INDを期待する。リクエストメッセージは消失し、このため、MS10がハンドオーバリクエストに気付かない場合、MS10は指示メッセージを送信せず、SBS12はダウンリンク及びアップリンクスケジューリングを中止する。さらに、SBS12がこの指示メッセージに対するアンソリシテッドグラントを割り当てない場合、SBS12はリクエストメッセージの消失に気付かないかもしれない。すなわち、SBS12は、MSがHOを実行すると考えている間、MOB−HO−INDメッセージのULグラントを割り当てる追加的な労力を費やす必要があるが、MSは、リクエストメッセージMOB_BSHO−REQ110を受信しない。従って、この追加的な労力と時間は、システムパフォーマンスを低下させることになる。
従って、指示メッセージ又はハンドオーバリクエストメッセージが消失した場合重大な問題となる。この消失を検出可能な改良されたハンドオーバ制御処理が求められる。
このため、本発明は、ハンドオーバメッセージや指示メッセージなどのハンドオーバメッセージの消失を検出可能なハンドオーバハンドシェイク処理を提供することを目的とする。消失が検出されると、MS又はSBSが消失メッセージを再送するか、又はMSとSBSの非同期状態を回避するための何らかの修復ステップを実行することができる。これにより、従来技術における問題が解決できる。
これは、請求項1,6及び15によるハンドオーバハンドシェイク処理により実現される。従属クレームは、対応するさらなる展開及び改善に関する。
以下の詳細な説明からより明確に理解されるように、移動局において実現される請求されたハンドオーバ制御方法が開示される。この方法は、ハンドオーバリクエストメッセージを送受信し、ハンドオーバリクエストメッセージを含まない所望のハンドオーバ状態を示す指示メッセージが送信されると、指示メッセージが消失しているか検出することからなる。
さらに、基地局において実現される請求されたハンドオーバ制御方法が開示される。本方法は、ハンドオーバリクエストメッセージを送信し、ハンドオーバリクエストメッセージが送信されると、ハンドオーバリクエストメッセージが消失したか検出することからなる。
本発明の上記及び他の課題は、各種図面に示される好適な実施例の以下の詳細な説明を読んだ後、当業者に明らかになるであろう。
本発明によると、ハンドオーバメッセージや指示メッセージなどのハンドオーバメッセージの消失を検出可能なハンドオーバハンドシェイク処理を提供することができる。
図1は、ハンドオーバ指示メッセージが消失したMSとSBSとの間の従来のハンドオーバハンドシェイク処理を示す。 図2は、ハンドオーバ指示メッセージが消失したMSとSBSとの間の従来のハンドオーバハンドシェイク処理を示す。 図3は、ハンドオーバ指示メッセージが消失したMSとSBSとの間の従来のハンドオーバハンドシェイク処理を示す。 図4は、ハンドオーバ指示メッセージが消失したMSとSBSとの間の従来のハンドオーバハンドシェイク処理を示す。 図5は、ハンドオーバ指示メッセージが消失したMSとSBSとの間の従来のハンドオーバハンドシェイク処理を示す。 図6は、SBSにより送信されたハンドオーバ指示メッセージが消失したMSとSBSとの間の従来のハンドオーバハンドシェイク処理を示す。 図7は、本発明の一実施例によるMSとSBSとの間のハンドオーバハンドシェイク処理を示す。 図8は、本発明の他の実施例によるMSとSBSとの間のハンドオーバハンドシェイク処理を示す。 図9は、本発明の他の実施例によるMSとSBSとの間のハンドオーバハンドシェイク処理を示す。 図10は、本発明の他の実施例によるMSとSBSとの間のハンドオーバハンドシェイク処理を示す。 図11は、本発明の他の実施例によるMSとSBSとの間のハンドオーバハンドシェイク処理を示す。 図12は、本発明の他の実施例によるMSとSBSとの間のハンドオーバハンドシェイク処理を示す。 図13は、本発明の他の実施例によるMSとSBSとの間のハンドオーバハンドシェイク処理を示す。 図14は、本発明の他の実施例によるMSとSBSとの間のハンドオーバハンドシェイク処理を示す。 図15は、本発明の他の実施例によるMSとSBSとの間のハンドオーバハンドシェイク処理を示す。 図16は、本発明の他の実施例によるMSとSBSとの間のハンドオーバハンドシェイク処理を示す。
特定の用語が、特定の構成要素を参照するため、本説明及び以降の請求項において使用される。当業者は、各メーカーが異なる名前により構成要素を参照していることを理解するであろう。本明細書は、機能でなく名前の異なる構成要素を区別することを意図していない。以下の説明及び請求項では、「含む」及び「有する」という用語は、非限定的な意味で使用され、「限定されることなく含む」という意味であると解釈されるべきである。
ハンドオーバ指示メッセージ(HO_IND_type0b01によるキャンセルメッセージなど)が消失した状況について、SBSはターゲットBS(TBS)へのハンドオーバを実行すると考えられるMSのスケジューリングをすでに中止しているため、SBSがMSから帯域幅リクエストを受信すると、問題が生じる。帯域幅リクエストは、MSがハンドオーバをキャンセルしようとしていることを意味しているとみなすようSBSが構成され、このため、帯域幅リクエストを受信するとMSのスケジューリングを再び有効にする場合、MSは当該MSのためにハンドオーバをキャンセルする可能性があるため、セキュリティ問題を招くことになる。
本発明により2つの解決手段が提案される。第1の解決手段は、MSが指示メッセージの送信後に指示メッセージが消失したか検出できるように、ハンドオーバ制御処理を改良するものである。第2の解決手段は、MSがよりロウバストなハンドオーバハンドシェイク処理を実行し、指示メッセージが高い確率の信号ロスによりシステム内で消失し、又は指示メッセージに対するアクノリッジメントがないという状況を回避することが可能となるように、ハンドオーバ制御処理を改良することである。一実施例では、MSは、それが指示メッセージを送信するとタイマーをスタートし、タイマーが時間切れになるまでにアクノリッジメントが受信されたか判断する。この判定結果に従って、MSは、指示メッセージが消失したか判断することが可能となる。アクノリッジメントは、SBSが指示メッセージを受信成功したことを表すものであり、このため、MSは、タイマーの時間切れ前にアクノリッジメントが受信された場合には、指示メッセージが消失していないと判断する。
本発明の一実施例によるMS70とSBS72との間のハンドオーバハンドシェイク処理を示す図である図7を参照されたい。MS70がハンドオーバリクエストメッセージMOB_MSHO−REQ702を送信した後、ハンドオーバをキャンセルすることを決定し、HO_IND_type0b01によるキャンセルメッセージMOB_HO−IND704をSBS72に送信する。しばらくすると、MS70のタイマー74が所定の期間をカウントするためスタートする。この所定の期間は、ハンドオーバ指示メッセージ704の緊急性(本実施例では、ハンドオーバのキャンセルの緊急性)に対応するか、又は受信したハンドオーバ指示メッセージ704をSBS72が処理し、MS70にアクノリッジメントを返すのに必要な期間に対応するものであってもよい。
本実施例では、MS70から送信される指示メッセージMOB_HO−IND704は送信中に消失する。MS70がこの消失を検出可能となるようにするため、SBS72がハンドオーバリクエストの受信後に実行するアクションは、従来技術と異なるものとなるよう改良される。すなわち、SBS72は、MOB_BSHO−RSPメッセージ706を送信することによってハンドオーバリクエストに応答するだけでなく、ハンドオーバ指示メッセージMOB_HO−IND704を送信するため、アンソリシテッドグラント又はコンテンション帯域幅リクエストを除き、MS70にアップリンク割当てを行うことを中止する。さらに、ハンドオーバ指示メッセージ704を受信する際のSBS72の動作もまた、従来技術とは異なる。すなわち、SBS72は、ハンドオーバをキャンセル又は拒絶するようHO_IND_typeが指示する指示メッセージ704の受信のアクノリッジメントとして、ユニキャストグラントをMS70に割り当てるべきであり、ハンドオーバをキャンセル又は拒絶するためのMOB_HO−INDメッセージとMOB_MSHO−REQメッセージとの1つを受信すると、MS70に対するアップリンクスケジューリングを再開すべきである。
指示メッセージ704が消失しているため、SBS72は、アクノリッジメントしてMS70にユニキャストグラントを割り当てない。この結果、MS70は、タイマー74の時間切れ前にユニキャストグラントを受信せず、指示メッセージ704が消失したと判断する。MS70は、指示メッセージを再送し、ターゲットBSへのハンドオーバのため、新たなハンドオーバリクエストメッセージを送信し、又はSBS72によるネットワークエントリ処理を開始することができる。本実施例では、図7に示されるように、MS70は、ハンドオーバをキャンセルするため、SBS72に指示メッセージ704’を再送し、ハンドオーバ指示メッセージ704’を送信するとタイマー74’をスタートする。SBS72は、この時メッセージ704’の受信に成功し、その後、アクノリッジメントとしてMS70にユニキャストグラント708を割り当てる。図7に示されるように、MS70は、タイマー74’の時間切れ前にSBS72からアクノリッジメント708を受信する。従って、MS70は、SBS72にキャンセルが通知されたことを知ることができる。これにより、ハンドオーバ処理は、キャンセルメッセージが消失したとしてもキャンセルを成功させることができる。
図8〜10のハンドオーバハンドシェイク処理では、MS70は、ハンドオーバ処理の開始後にハンドオーバをキャンセル又は拒絶することを決定し、SBS72に指示メッセージを送信する。図7に示された実施例と同様に、タイマー74(74’)を設定し、アクノリッジメントとしてユニキャストグラント708を設定することによって、MS70は、指示メッセージ704の消失を検出し、それを再送することが可能となる。これにより、ハンドオーバのキャンセル又は拒絶が良好に実行できる。さらに、図9では、リソース保持タイマー76,78が導入されている。当業者に周知なように、リソース保持時間内にMS70のためのリソースを確保するためハンドオーバが実行されると、リソース保持タイマー76(78)が設定される。すなわち、リソース保持タイマー76(78)が時間切れになる前に、SBS72は、MS70に関連付けされた接続、MAC(Media Access Control)状態マシーン及びPDU(Protocol Data Unit)を確保する。このリソースは、ハンドオーバが失敗したとしても、MS70がSBS72との接続を再開するのに利用可能である。しかしながら、リソース保持タイマー76(78)の時間切れ後は、MS70はもはやSBS72のダウンリンクトラフィックをもはや聞くことはなく、SBS72はMS70との接続を終了することになる。従って、ハンドオーバ指示メッセージMOB_HO−IND704(704’)は、リソース保持タイマー76(78)の時間切れ前に送信される必要があり、タイマー74(74’)の所定の期間は、リソース保持タイマー76(78)のリソース保持時間より短くなる必要がある。
他の実施例では、既存のメッセージ又は既存のメッセージの組み合わせが、指示メッセージ704の受信のアクノリッジメントとなるよう選ばれる。既存の各メッセージは、ハンドオーバ処理と異なる特定の処理における所定のアクセションを表すが、従来のハンドオーバ処理における意味又はアクションを表すものでない。例えば、SBS72は、アクノリッジメントとして物理レイヤ調整を含まないレンジングレスポンスメッセージRNG−RSPをMS70に送信してもよい。レンジングレスポンスメッセージRNG−RSPは初期情報を初期ネットワークレンジング処理に含め、時間調整及びパワー調整などの物理レイヤ調整をSBS72からMS70への通常処理に含めるのに利用されるため、成功状態を有するが、物理レイヤ調整のないレンジングレスポンスメッセージRNG−RSPは、通常処理における通常のメッセージでなく、修正されたハンドオーバ処理における指示メッセージに応答するだけにしか利用されない。すなわち、MS70が物理レイヤ調整を含まないレンジングレスポンスメッセージRNG−RSPを受信すると、それは、当該メッセージが指示メッセージの受信のアクノリッジメントとしてSBS72から送信される必要があることを理解する。本実施例の効果は、SBS72がハンドオーバのリクエスト時にMS70のスケジューリングを中止する必要がなく、ハンドオーバ処理の実現にさらなるフレキシビリティを与えることである。
本発明の一実施例による上記アクノリッジメントシナリオに基づくハンドオーバハンドシェイク処理を示す図11を参照されたい。図11では、MS70は、ハンドオーバをキャンセルするため、HO_IND_type0b01によるMOB_HO−INDメッセージ704を送信すると、タイマー74をスタートする。MS70が、タイマー74の時間切れ前に、成功状態を有するが、物理レイヤ調整を含まないRNG−RSPメッセージを受信しない場合、それは、MOB_HO−INDメッセージ704が消失し、MOB_HO−INDメッセージを再送するか、又は新たなハンドオーバリクエストメッセージを送信することによりターゲットBSによるハンドオーバを実行するか、又はSBS72によるネットワークエントリ処理を開始すべきであると判断する。本実施例では、MS70は、MOB_HO−INDメッセージ704を再送し、メッセージ704’がSBS72により受信される。SBS72がMS70からMOB_HO−INDメッセージ704’を受信すると、それは、成功状態を有するが、物理レイヤ調整を有さないRNG−RSPメッセージ714をアクノリッジメントとしてMSのベーシックCIDを介し送信する。MS70がこのアクノリッジメントを受信すると、MS70とSBS72の各状態が決定され、ハンドオーバのキャンセルが成功し、MOB_HO−INDメッセージ704の消失から生じる問題が回避される。
上述したタイマー74(74’)はまた、リソース保持タイマー76(78)の下で動作する。すなわち、このメカニズムは、リソース保持タイマー76(78)が時間切れになる前に利用されるべきである。SBS72が、リソースがこれ以上保持されないときにMS70から帯域幅リクエストを受信した場合、それは、帯域幅リクエストを無視するか、アボート状態を有するRNG−RSPメッセージをベーシックCIDを介しMS70に送信すべきである。MS70は、アボート状態を有するRNG−RSPメッセージをベーシックCIDを介し受信すると、他のBSへのハンドオーバを実行するか、又はSBS72による初期ネットワークエントリを実行すべきである。
図12は、タイマー74(74’)とアクノリッジメントメッセージがMOB_HO−INDメッセージ704の消失を検出するためMS70に利用される他の実施例を示す。本実施例では、ハンドオーバリクエスト712はSBS72から発信され、MS70は、SBS72をリリースするための指示メッセージ710を送信した後、ハンドオーバをキャンセルすることを決定する。理解できるように、当該メカニズムは、MS70が指示メッセージ704の消失を検出し、ハンドオーバのキャンセルを成功させるのに役立つ。
同様に、MOB_BSHO−REQメッセージの消失により引き起こされる問題を解決するため、SBS72は、MOB_BSHO−REQメッセージがタイマーとアクノリッジメントとを設定することによって消失したか検出することが可能になる。図13に示されるように、SBS72が、タイマー80の時間切れ前にMOB_BSHO−REQメッセージ712の受信を示すアクノリッジメントメッセージが受信されたか判断し、判定結果に従ってMOB_BSHO−REQメッセージ712が消失したか判断する。指示メッセージMOB_HO−IND704は、MSが所望するハンドオーバ状態(キャンセル又は拒絶など)をもたらす指示として機能すると共に、ハンドオーバメッセージMOB_BSHO−REQ712の受信を示すアクノリッジメントメッセージとしても同時に機能する。タイマー80が時間切れになる前に、ハンドオーバ指示メッセージMOB_HO−IND704が受信されない場合、SBSは、MOB_BSHO−REQメッセージ712が消失したと判断し、MOB_BSHO−REQメッセージを再送すべきである。
図14は、図10及び13に示されるメカニズムを組み合わせた実施例を示す。SBS72がMOB_BSHO−REQメッセージ712を送信すると、タイマー80がスタートされ、指示メッセージMOB_HO−IND704の送信心のためのアンソリシテッドグラントを除き、アップリンクグラントスケジューリングが中止される。タイマー80が時間切れになる前に、ハンドオーバ指示メッセージMOB_HO−IND704が受信されない場合、SBS72は、MOB_BSHO−REQメッセージ712が消失したと判断し、MOB_BSHO−REQメッセージを再送するか、又はダウンリンク/アップリンク割当てを中止すべきである。本実施例では、SBS72は、MOB_BSHO−REQメッセージ712’を再送し、タイマー80’を再開する。タイマー80’が時間切れになる前に、指示メッセージMOB_HO−IND704が受信された場合、SBS72は受信した指示メッセージMOB_HO−IND704に従って動作する。例えば、SBS72は、ハンドオーバをキャンセルする指示メッセージ704のアクノリッジメントとしてユニキャストグラント708を割り当てる。
図15は、他の例を示す。図15では、ハンドオーバリクエストメッセージ712に応答したMS70の指示メッセージ704が送信中に消失し、これにより、SBS72は、それのタイマー80が時間切れになるまでMS70からアクノリッジメントメッセージを受信しない。ハンドオーバリクエストメッセージMOB_BSHO−IND712’が再び送信され、タイマー80’がSBS72によりスタートされる。MS70がSBS72からアクノリッジメントを受信しないため(本実施例では、指示メッセージ704のアクノリッジメントはユニキャストグラントとなるよう選ばれることに留意されたい)、それは指示メッセージ704’を再送し、タイマー74’をスタートする。指示メッセージ704’がSBS72により受信成功すると、それは次にユニキャストグラント708を割り当てる。MS70がタイマー74’の時間切れ前に当該グラント708を受信すると、ハンドオーバが良好にキャンセル(又は拒絶)される。
上記実施例において与えられるメカニズムは、MS70が指示メッセージ704の消失を検出し、SBS72がハンドオーバリクエストメッセージ712の消失を検出するのに役立つ。ハンドオーバをキャンセルするための指示メッセージが上記説明では頻繁に具体例としてとりあげられたが、本発明はMS70がこの指示メッセージの消失を検出することに限定されるものでない。それは、MS70が他の指示メッセージ(しかしながら、MS70により送信されるハンドオーバリクエストメッセージMOB_MSHO−REQ702は含まれない)を検出することに拡張可能である。
消失が検出されると、MS70又はSBS72は、消失したメッセージを再送するか、又はMS70及びSBS72の非同期状態を回避するための何らかの修復ステップを実行することができる。これにより、従来技術において生じる問題は解決可能となる。本発明は、上述したメッセージが消失した状況において、MS70とSBS72の想定される動作を簡単化する。
図16において、ハンドオーバ制御処理のための本発明の他の実施例が示される。MS71は、ステップ1(ハンドオーバをキャンセルするための指示メッセージMOB_HO−IND704の送信)などの処理をスキップするか否か判断し、ハンドオーバ手順をキャンセルするため、ステップ2としてよりロウバストなハンドオーバ手順を実行することができる。指示メッセージの消失レートが高い場合、MS71は、指示メッセージを送信すべきか決定してもよい。実施例では、指示メッセージは送信しないよう決定され、ステップ2として、ロウバストなハンドオーバ手順が直接実行される。メッセージの消失レートは、指示メッセージMOB_HO−IND704の受信のアクノリッジメントがないこと、指示メッセージMOB_HO−IND704の受信のアクノリッジメントがSBS72(能力交渉から学習する)により実現されないこと、ノイズ信号、干渉レベル、信号品質などの各種ファクタを介し検出可能である。指示メッセージの受信のアクノリッジメントがない場合、指示メッセージの受信のアクノリッジメントがSBSにより実現されない、ノイズレベル又は干渉レベルが高い、又は信号品質が低い場合、消失レートは高いと特定される。図16において、ステップ2はパラメータ調整のため、ハンドオーバレンジングCDMAコードをスタートする。ハンドオーバレンジングCDMAコードはBSと通信するための一般的なコードであり、パラメータ調整用の他のハンドオーバレンジングコードフォーマットが存在してもよいことに留意されたい。これらのパラメータは、パワー、周波数オフセット及びMS71とSBS71との間の交渉の他の関連情報であってもよい。SBS72は、帯域幅割当情報を有するアップリンクグラントとして、メッセージCDMA_Allocation_IE(722)のCDMA割当情報要素により応答する。MS71は、状態を定義するためメッセージ(すなわち、レンジングリクエスト)RNG−REQ723を送信する。SBS72は、レンジングレスポンスRNG−RSP724を返信する。レンジングリクエストRNG−REQ723は、1つがMS71を指定するためのMS IDであり、他方が特定のBS IDである少なくとも2つのIDを有する。特定のBS IDが現在のSBS72となるようMS71により選択される場合、SBS72は、ハンドオーバ処理がキャンセルされず、レスポンスを返すことを知ることになる。SBS72が、MSデータコンテクストとMS71とのデータ接続とを有するSBS72のサービングリストに含まれるMS IDを受信し、特定のBS IDが現在のSBSのIDであるとき、SBSは、ハンドオーバ処理がMS71によりキャンセルされることを知ることになる。通常のハンドオーバ手順では、MS IDはSBS72では検出されず、特定のBS IDは現在のBS IDと異なるものであることに留意されたい。
当業者は、本発明の教示を保持しながら、装置及び方法の多数の改良及び変更が可能であることを容易に認識するであろう。従って、上記開示は、添付した請求項の範囲のみにより限定されるよう解釈されるべきである。
完全なものにするため、本発明の各種態様が以下の番号付けされた箇条書きにより与えられる。
第1項:移動局において実現されるハンドオーバ制御方法であって、
ハンドオーバをリクエストするハンドオーバリクエストメッセージを送受信するステップと、
前記ハンドオーバの所望の状態を指示するための指示メッセージが送信されると、前記ハンドオーバリクエストメッセージを含まない前記指示メッセージが消失したか検出するステップを有するハンドオーバ制御方法。
第2項:前記指示メッセージは、ハンドオーバキャンセルメッセージを有する、第1項記載のハンドオーバ制御方法。
第3項:前記指示メッセージが消失したか検出するステップは、
前記移動局が前記指示メッセージを送信すると、タイマーをスタートするステップと、
前記タイマーが時間切れになる前にアクノリッジメントが受信されたか判断し、判定結果を生成するステップと、
前記判定結果に従って、前記指示メッセージが消失したか判断するステップと、
を有する、第1項記載のハンドオーバ制御方法。
第4項:前記アクノリッジメントは、既存のメッセージ又は既存のメッセージの組み合わせに対応し、
各既存のメッセージは、ハンドオーバ処理と異なる特定の処理における所定のアクションを表す、第3項記載のハンドオーバ制御方法。
第5項:前記アクノリッジメントは、物理レイヤ調整を含まないレンジングレスポンスメッセージである、第4項記載のハンドオーバ制御方法。
第6項:前記アクノリッジメントは、ユニキャストグラントを割り当てるためのものである、第3項記載のハンドオーバ制御方法。
第7項:前記指示メッセージが消失したことを検出結果が示すと、前記指示メッセージを再送するステップをさらに有する、第1項記載のハンドオーバ制御方法。
第8項:前記指示メッセージが消失したことを検出結果が示すと、新たなハンドオーバリクエストメッセージを送信するステップをさらに有する、第1項記載のハンドオーバ制御方法。
第9項:前記指示メッセージが消失したことを検出結果が示すと、ネットワークエントリ処理を開始するステップをさらに有する、第1項記載のハンドオーバ制御方法。
第10項:基地局において実現されるハンドオーバ制御方法であって、
ハンドオーバをリクエストするハンドオーバリクエストメッセージを送信するステップと、
前記ハンドオーバリクエストメッセージが送信されると、前記ハンドオーバリクエストメッセージが消失したか検出するステップを有するハンドオーバ制御方法。
第11項:前記ハンドオーバリクエストメッセージが消失したか検出するステップは、
前記基地局が前記ハンドオーバリクエストメッセージを送信すると、タイマーをスタートするステップと、
前記タイマーが時間切れになる前に前記ハンドオーバリクエストメッセージの受信を示すアクノリッジメントメッセージが受信されたか判断し、判定結果を生成するステップと、
前記判定結果に従って、前記ハンドオーバリクエストメッセージが消失したか判断するステップと、
を有する、第10項記載のハンドオーバ制御方法。
第12項:前記アクノリッジメントメッセージは、ハンドオーバ指示メッセージを有する、第11項記載のハンドオーバ制御方法。
第13項:前記ハンドオーバリクエストメッセージが消失したことを判定結果が示すと、前記ハンドオーバリクエストメッセージを再送するステップをさらに有する、第10項記載のハンドオーバ制御方法。
第14項:前記ハンドオーバリクエストメッセージが消失したことを判定結果が示すと、ダウンリンク/アップリンク割当処理を中止するステップをさらに有する、第10項記載のハンドオーバ制御方法。
第15項:前記ハンドオーバの所望の状態を指示する指示メッセージを移動局から受信すると、アクノリッジメントを送信するステップをさらに有する、第10項記載のハンドオーバ制御方法。
第16項:前記指示メッセージは、ハンドオーバキャンセルメッセージを有する、第15項記載のハンドオーバ制御方法。
第17項:前記アクノリッジメントは、既存のメッセージ又は既存のメッセージの組み合わせに対応し、
各既存のメッセージは、ハンドオーバ処理と異なる特定の処理における所定のアクションを表す、第15項記載のハンドオーバ制御方法。
第18項:前記アクノリッジメントは、物理レイヤ調整を含まないレンジングレスポンスメッセージである、第17項記載のハンドオーバ制御方法。
第19項:前記ハンドオーバリクエストメッセージの送信後、前記移動局へのユニキャストグラントの割当を中止するステップをさらに有し、
前記基地局が前記指示メッセージを受信すると前記移動局に送信されるアクノリッジメントは、ユニキャストグラントを割り当てるためのものである、第15項記載のハンドオーバ制御方法。
第20項:移動局において実現されるハンドオーバ制御方法であって、
パラメータ調整情報を取得するためのハンドオーバレンジングコードを送信するステップと、
現在のサービング基地局から、帯域幅割当情報を有するアップリンクグラントメッセージを受信するステップと、
少なくとも2つのIDを有するレンジングリクエストを送信するステップと、
ハンドオーバ処理をキャンセルするか示すレンジングレスポンスを受信するステップと、を有するハンドオーバ制御方法。
第21項:前記ハンドオーバの所定の状態を指示するための指示メッセージを送信するステップをさらに有する、第20項記載のハンドオーバ制御方法。
第22項:前記指示メッセージは、ハンドオーバキャンセルメッセージを有する、第21項記載のハンドオーバ制御方法。
第23項:前記現在のサービング基地局である特定の基地局の信号品質に従って、前記指示メッセージを送信するか検出するステップをさらに有する、第20項記載のハンドオーバ制御方法。
第24項:前記現在のサービング基地局である特定の基地局の取り決められた能力に従って、前記指示メッセージを送信するか検出するステップをさらに有する、第23項記載のハンドオーバ制御方法。
第25項:前記レンジングリクエストは、移動局のIDと特定の基地局のIDとの少なくとも2つのIDを有し、
前記特定の基地局のIDは、前記移動局がハンドオーバをキャンセルすることを意図する場合、現在のサービング基地局と同一のものが選択される、第20項記載のハンドオーバ制御方法。
上述した特徴のすべての組み合わせ及び部分的組み合わせもまた、本発明に属する。
10,70,71 移動局
12,72 基地局

Claims (20)

  1. ハンドオーバをリクエストするハンドオーバリクエストメッセージを送受信することを含む、移動局において実現されるハンドオーバ制御方法であって、
    前記ハンドオーバの所望の状態を指示するための指示メッセージが送信されると、前記ハンドオーバリクエストメッセージを含まない前記指示メッセージが消失したか検出するステップを有するハンドオーバ制御方法。
  2. 前記指示メッセージが消失したか検出するステップは、
    前記移動局が前記指示メッセージを送信すると、タイマーをスタートするステップと、
    前記タイマーが時間切れになる前にアクノリッジメントが受信されたか判断し、判定結果を生成するステップと、
    前記判定結果に従って、前記指示メッセージが消失したか判断するステップと、
    を有する、請求項1記載のハンドオーバ制御方法。
  3. 前記アクノリッジメントは、既存のメッセージ又は既存のメッセージの組み合わせに対応し、
    各既存のメッセージは、ハンドオーバ処理と異なる特定の処理における所定のアクションを表す、請求項2記載のハンドオーバ制御方法。
  4. 前記アクノリッジメントは、物理レイヤ調整を含まないレンジングレスポンスメッセージである、請求項3記載のハンドオーバ制御方法。
  5. 前記アクノリッジメントは、ユニキャストグラントを割り当てるためのものである、請求項2記載のハンドオーバ制御方法。
  6. ハンドオーバをリクエストするハンドオーバリクエストメッセージを送信することを含む、基地局において実現されるハンドオーバ制御方法であって、
    前記ハンドオーバリクエストメッセージが送信されると、前記ハンドオーバリクエストメッセージが消失したか検出するステップを有するハンドオーバ制御方法。
  7. 前記ハンドオーバリクエストメッセージが消失したか検出するステップは、
    前記基地局が前記ハンドオーバリクエストメッセージを送信すると、タイマーをスタートするステップと、
    前記タイマーが時間切れになる前に前記ハンドオーバリクエストメッセージの受信を示すアクノリッジメントメッセージが受信されたか判断し、判定結果を生成するステップと、
    前記判定結果に従って、前記ハンドオーバリクエストメッセージが消失したか判断するステップと、
    を有する、請求項7記載のハンドオーバ制御方法。
  8. 前記アクノリッジメントメッセージは、ハンドオーバ指示メッセージを有する、請求項7記載のハンドオーバ制御方法。
  9. 前記ハンドオーバリクエストメッセージが消失したことを判定結果が示すと、前記ハンドオーバリクエストメッセージを再送するステップをさらに有する、請求項6記載のハンドオーバ制御方法。
  10. 前記ハンドオーバリクエストメッセージが消失したことを判定結果が示すと、ダウンリンク/アップリンク割当処理を中止するステップをさらに有する、請求項6記載のハンドオーバ制御方法。
  11. 前記ハンドオーバの所望の状態を指示する指示メッセージを移動局から受信すると、アクノリッジメントを送信するステップをさらに有する、請求項6記載のハンドオーバ制御方法。
  12. 前記アクノリッジメントは、既存のメッセージ又は既存のメッセージの組み合わせに対応し、
    各既存のメッセージは、ハンドオーバ処理と異なる特定の処理における所定のアクションを表す、請求項11記載のハンドオーバ制御方法。
  13. 前記アクノリッジメントは、物理レイヤ調整を含まないレンジングレスポンスメッセージである、請求項12記載のハンドオーバ制御方法。
  14. 前記ハンドオーバリクエストメッセージの送信後、前記移動局へのユニキャストグラントの割当を中止するステップをさらに有し、
    前記基地局が前記指示メッセージを受信すると前記移動局に送信されるアクノリッジメントは、ユニキャストグラントを割り当てるためのものである、請求項11記載のハンドオーバ制御方法。
  15. パラメータ調整情報を取得するためのハンドオーバレンジングコードを送信することを含む、移動局において実現されるハンドオーバ制御方法であって、
    現在のサービング基地局から、帯域幅割当情報を有するアップリンクグラントメッセージを受信するステップと、
    少なくとも2つのIDを有するレンジングリクエストを送信するステップと、
    ハンドオーバ処理をキャンセルするか示すレンジングレスポンスを受信するステップと、を有するハンドオーバ制御方法。
  16. 前記ハンドオーバの所定の状態を指示するための指示メッセージを送信するステップをさらに有する、請求項15記載のハンドオーバ制御方法。
  17. 前記指示メッセージは、ハンドオーバキャンセルメッセージを有する、請求項16記載のハンドオーバ制御方法。
  18. 前記現在のサービング基地局である特定の基地局の信号品質に従って、前記指示メッセージを送信するか検出するステップをさらに有する、請求項16記載のハンドオーバ制御方法。
  19. 前記現在のサービング基地局である特定の基地局の取り決められた能力に従って、前記指示メッセージを送信するか検出するステップをさらに有する、請求項16記載のハンドオーバ制御方法。
  20. 前記レンジングリクエストは、移動局のIDと特定の基地局のIDとの少なくとも2つのIDを有し、
    前記特定の基地局のIDは、前記移動局がハンドオーバをキャンセルすることを意図する場合、現在のサービング基地局と同一のものが選択される、請求項15記載のハンドオーバ制御方法。
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