JP5223990B2 - タイミング調整方法、移動局、基地局および移動通信システム - Google Patents
タイミング調整方法、移動局、基地局および移動通信システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5223990B2 JP5223990B2 JP2012175790A JP2012175790A JP5223990B2 JP 5223990 B2 JP5223990 B2 JP 5223990B2 JP 2012175790 A JP2012175790 A JP 2012175790A JP 2012175790 A JP2012175790 A JP 2012175790A JP 5223990 B2 JP5223990 B2 JP 5223990B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- enb
- message
- timer
- base station
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 208
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 title claims description 12
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 141
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 70
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 33
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 27
- 230000004044 response Effects 0.000 description 13
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 8
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 7
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 4
- 238000013507 mapping Methods 0.000 description 4
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 2
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 101000741965 Homo sapiens Inactive tyrosine-protein kinase PRAG1 Proteins 0.000 description 1
- 102100038659 Inactive tyrosine-protein kinase PRAG1 Human genes 0.000 description 1
- 238000007630 basic procedure Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000010187 selection method Methods 0.000 description 1
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
UEは、複数のシグニチャの候補のうち、いずれかのシグニチャを用いて送信を行なうことで、異なるUEが、たとえ同じ時間・周波数リソースを使ってRACHを介してシグニチャの送信を行なっても、各UEが異なるシグニチャを用いていれば、eNBは、受信したシグニチャに基づいて、UEを識別することができる。
UEがRAを実行する契機としては、例えば、初回送信(発信)時、eNBから着信があった時(ダウンリンク(DL)データの発生時)、ハンドオーバ時、接続解除後の復帰時(中断した通信の再開時)などがある。なお、eNBからUEへの方向の無線リンクがダウンリンク(DL)であり、その逆の方向の無線リンクがアップリンク(UL)である。
3GPP TS 36.321 V8.1.0、"Evolved Universal Terrestrial Radio Accesss (E-UTRA); Medium Acces Control (MAC) protocol specification"、[online]、平成20年3月20日、[平成20年5月22日検索]、インターネット〈URL:http://www.3gpp.org/ftp/Specs/html-info/36321.htm〉
そこで、基地局から端末(移動局)への送信タイミングの調整等において生じ得る不都合を解決することを目的とする。
他の目的の一つは、移動局が基地局に接続して通信を開始できるようになるまでの遅延時間を低減することにある。
(1)移動局と基地局との間でランダムアクセスによって上り送信タイミングの調整を実施する移動通信システムにおけるタイミング調整方法において、前記移動局で、送信タイミング調整情報を有し、送信を行ない、前記移動局と基地局との間で、通信に用いるPUCCH(Physical Uplink Control Channel)リソースに関する複数のパラメータを割り当て、前記移動局で、上り送信タイミング調整情報を有し前記基地局に対する上り通信を行なっている過程で、該送信タイミング調整情報の期限を制御するタイマが満了すると、割り当てられたPUCCHリソースに関する複数のパラメータの一部のみを解放する、タイミング調整方法を用いることができる。
移動局が基地局に接続して通信を開始できるようになるまでの遅延時間を低減することも可能である。
〔1〕第1実施形態
図1は、第1実施形態に係る無線(移動)通信システムの一例を示すブロック図である。この図1に例示するシステムは、無線基地局の一例としてのeNB10と、eNB10の無線エリアにおいて無線リンクを介してeNB10と通信する、無線端末(移動局)の一例としてのUE20と、をそなえる。
eNB10は、例示的に、送受信アンテナ11と、送受信部12と、バッファ13と、UL同期判定部14と、タイマ管理部15と、ULリソース管理部16と、をそなえる。
送受信アンテナ11(以下、単に「アンテナ11」と表記することもある)は、eNB10が提供する無線エリア(セル又はセクタ)に存在するUE20にて受信され得るDLの無線信号を送信する一方、UE20が送信したULの無線信号を受信する。
タイマ管理部15は、ULの同期を確保(維持)するためにUE20へ周期的に送信(通知)する、送信タイミング調整情報の一例としてのTA(Time Alignment)値を生成する。このTA値の生成、通知は、呼設定及びUE20がULのデータ送信に用いる無線リソース(ULリソース)の割当を行なったUE20について行なわれる。
この更新を実現する一例として、eNB10は、周期的にUE20の位置に応じたTA値を生成してUE20に通知する。この通知に用いるDLの制御信号をTAコマンドと呼ぶ。eNB10がUE20の位置を把握するには、UE20から受信されるULの制御信号を用いることができる。この測定に用いる制御信号は、既知の信号、例えばSRS(Sounding Reference Signal)である。
SRIリソースは、UL同期が確保されている場合に、UE20にULデータが発生していることをUE20がeNB10に知らせるために用いられる。SRIリソースが未割当のUE20は、RAを実行してULデータの発生をeNB10に知らせることができる。なお、UL同期が確保されていないUE20は、ULデータが発生した場合、RAを実行してULデータの発生をeNB10に知らせることができる。
(1.2)UEの説明
一方、図1に示すUE20は、例示的に、送受信アンテナ21と、送受信部22と、バッファ23と、UL同期判定部24と、タイマ管理部25と、ULリソース管理部26と、をそなえる。
送受信部22は、eNB10宛のULの送信データ(ユーザデータ、制御データなどが含まれる)に対して所定の送信処理を施して無線チャネルの信号を生成し、送受信アンテナ21へ出力する。前記送信処理には、例示的に、ULの送信データの符号化、符号化データの変調、変調信号の所定チャネルのフレームへのマッピング、フレーム信号の無線周波数への周波数変換(アップコンバート)、無線フレームの電力増幅、などが含まれ得る。
タイマ管理部25は、eNB10におけるものと同様のUL同期タイマ(TAタイマ)251を有し、そのタイマ値を管理(監視)することで、TA値の有効期限を監視する。eNB10からTAコマンドが受信された場合、TAタイマ251は、スタート又はリスタートされる。ただし、コンテンションベースRA手順(接続処理)の過程でeNB10から新しいTA値を受信した場合、前記RA手順の開始前にeNB10から受信したTAコマンドのTA値を信頼することとしてもよい。この場合、RA手順の過程で受信したTA値を無視することが許容され、TAタイマ251をリスタートしない制御も許される。また、タイマ管理部25は、メモリ252をそなえ、RA手順の過程でeNB10から受信したTA値を、このメモリ252に、その後の適用にそなえて記憶しておくことができる。
(1.3)コンテンションベースRA手順
以下、上述したeNB10とUE20との間の基本的な接続処理の一例としてのコンテンションベースRA手順について、図2〜図4を用いて説明する。図2は、コンテンションベースRA手順の一例を示すシーケンス図である。図3は、UE20におけるコンテンションベースRA手順の一例を示すフローチャート、図4は、eNB10におけるコンテンションベースRA手順の一例を示すフローチャートである。
図3に例示するように、UE20において、ULデータが発生すると、UE20は、UL同期判定部24により、UL同期が確保されているか否かを判定する(処理1101〜処理1103)。
含まれる場合には、UE20は、当該RAレスポンス#2に含まれる、自身が送信したシグニチャに対応する送信許可に基づいて、メッセージ#3の送信(Scheduled Transmission)を行なう(図2の処理1013及び図3の処理1106)。このメッセージ#3は、eNB10に対するスケジューリング要求を含む信号であり、UE20の識別番号の一例としてのsystem architecture evolution(SAE)-temporary mobile subscriber identity(S−TMSI)などを含むことができる。
その場合、eNB10では、それらのUE20を判別できないが、UE20が前記メッセージ#3で送信した識別情報(番号)(S−TMSI)を受信することで、どのUE20間でシグニチャの競合が発生したかを認識することができる。したがって、eNB10は、いずれか一のUE20を選択して競合解決することができる。この選択の基準には、メッセージ#1の受信電界強度を用いることができる。例えば、eNB10は、メッセージ#1の受信電界強度が他よりも大きいUE20を選択する。
UE20は、eNB10から前記メッセージ#4を受信すると(図3の処理1107)、他UE20との競合の有無をチェック(自身の識別情報が含まれているか否かチェック)し(図3の処理1108)、競合が生じていなければ、ULの接続処理は完了する(図3の処理1108のnoルート)。以後、UE20は、前記一時的に割り当てられた仮の識別子(T-CRNTI)を、確定的な識別子〔C(cell)-RNTI〕としてeNB10との通信に使用する。
なお、前記の処理1103において、UL同期が確保されている場合(処理1103でyesの場合)、UE20は、PUCCHリソース(SRIリソース)が割り当て済みであるか否かをチェックする(処理1109)。割り当て済みであれば(処理1109でyesなら)、UE20は、SRIリソースを用いてSRI(ULデータの送信要求)をeNB10に送信する(処理1110)。
一方、UE20宛のDLデータがeNB10に到着してDLデータの着信通知がeNB10からUE20になされる場合の、eNB10によるRA手順は、図4に例示するとおりである。
そして、メッセージ#3をUE20から受信すると(処理1207)、eNB10は、メッセージの衝突があるか否かをチェックし(処理1208)、無ければメッセージ#4をUE20へ送信する(処理1208のnoルートから処理1209)。メッセージの衝突が有れば(処理1208でyesなら)、eNB10は、メッセージ#4の送信は行なわずにRA手順を終了する。
例示的に、UE20のTAタイマ251は計時を継続しているが、eNB10ではその継続を把握していないために、UE20のTAタイマ251はタイムアウトしているとeNB10が誤認識している場合を考える。
この場合に、UE20において、UL同期が外れたと判定して、それまでに確保しているULリソースのすべてを解放すると、以後、RACH以外のULデータの送信が不能になる。
(1.4)メッセージ#4の受信時に他UE20との競合が生じていなかった場合
他UE20との競合が生じていなかった場合(RAが成功した場合)、RAを実行したUE20に個別のULリソースが確保できたことを示す。しかし、TAタイマ251はタイムアウトした状態であるため、UL同期が確保できたとはいえない。
(1.4.1)方法1−1(図5〜図8)
UE20は、図8に例示するように、コンテンションベースRA手順の過程で前記メッセージ#2により受信したTA値(TA#2)をタイマ管理部25のメモリ252に記憶しておく(処理1105a)。
この解放のタイミングは、例えば、図5に例示するように、前記着信通知メッセージ#0を受信したタイミング(UL同期の管理がeNB10と一致していないことを認識したタイミング)(処理2001)でもよいし、図6に示すように、TAタイマ251がタイムアウトしたタイミング(処理2002)でもよい。ただし、図7に例示するように、TAタイマ251がタイムアウトしても、当該ULリソースの解放は行なわずに確保(継続使用)したままにすることもできる(処理2003)。
つまり、TA#2の適用は、TAタイマ251のタイムアウト後、RAの過程においてUE20が、自身の識別情報の一例としてのT-CRNTIを含むメッセージ#2(応答信号)を受信したことを契機として許容される。なお、「TA値を適用する」とは、TA値で示される送信タイミングに基づいてULの送信(RAの実行)を制御することを意味する。この制御は、例えばUL同期判定部24の一機能として実現することができる(以降において同様)。
その後、UE20は、メッセージ#4に対する確認応答メッセージ(ACK又はNACK)をeNB10に返信する(処理1015)。eNB10は、メッセージ#4に対する確認応答メッセージとしてACKを受信すれば、新たなULリソース(例えば、SRIリソース#2,CQIリソース#2,SRSリソース#2)をUE20に割り当てる(処理1016)。
UE20は、割り当てられたULリソースをULリソース管理部26において管理し、以後、当該ULリソースを用いてeNB10に対するUL送信を行なう。
第2の方法として、図9〜図12に例示するように、UE20は、メッセージ#2で受信したTA値(TA#2)をメモリ252に記憶しておく(処理1105a)。その後、メッセージ#3の送信(処理1013)からメッセージ#4の受信(処理1014)までの間にTAタイマ251がタイムアウトしたとする。
(1.4.3)方法1−3(図13〜図16)
第3の方法として、図13〜図16に例示するように、eNB10が、メッセージ#4を送信する際には、新しいTA値(TA#3)を含めることとする(図13〜図15の処理1014a、図16の処理1107a)。
UE20は、このメッセージ#4をeNB10から受信すると、当該メッセージ#4に含まれるTA値(TA#3)をUL送信に適用して、TAタイマ251をスタートする(図16の処理1114)。
なお、本例において、UE20は、前記無視したTA#2をメモリ252に記憶しておいてもよい。
第4の方法として、図17〜図20に例示するように、UE20は、eNB10からメッセージ#2で受信したTA値(TA#2)を記憶するか否かに関わらず、メッセージ#2の受信を契機としてTAタイマ251をリスタートする。
この場合、UE20は、RA手順開始以前にeNB10から受信したTA値(TA#1)を、その後のRA(UL送信)に適用することを継続する(図20の処理1105b)。これは、RA開始前にeNB10からTAコマンドで受信したULの送信タイミングの有効期限をRAの過程で延長させるようTAタイマ251を制御することに相当する。
なお、延長する期間(TA#2についてのTAタイマ251の値)は、規定値としてもよいし、メッセージ#2の受信タイミングに基づいて設定することもできる。例えば、UL同期はメッセージ#2の受信からTA#1のタイムアウトまでに要した時間を差し引いてTAタイマ251の値を設定してもよい。
(1.5)メッセージ#4の受信時に他UE20との競合が生じていた場合
メッセージ#4の受信時に他UE20との競合が生じている場合は、他UE20が用いるULリソースとの重複が発生しており、自局20に個別のULリソースは確保できなかったことを意味する。
〔2〕第2実施形態
上述した第1実施形態では、UE20がメッセージ#3を送信してからメッセージ#4をeNB10から受信するまでの間に、UE20のTAタイマ251がタイムアウトした場合を想定した。本実施形態では、UE20がeNB10からメッセージ#2を受信してからeNB10に対してメッセージ#3を送信するまでの間に、UE20のTAタイマ251がタイムアウトする場合を想定する。
(2.1)方法2−1(図21〜図24)
UE20において、UL同期が外れたと判定した場合、本来的にはメッセージ#3の送信は行なえない。しかし、TAタイマ251は、物理レイヤにおけるUL同期が外れない範囲のフェイルセーフに設定される場合が多い。したがって、TAタイマ251がタイムアウトしても、実際の(下位レイヤの)UL同期は確保できている場合もある。
これにより、メッセージ#3をeNB10が受信できれば、UE20は、コンテンションベースRAを最初からやり直さずに、以後のRA手順を継続することが可能となる。即ち、UE20は、メッセージ#3に対する応答信号として自身の識別情報を含むメッセージ#4の受信に成功すれば、TA#2をその後の送信処理の送信タイミングの調整に適用して、TAタイマ251をスタートすることができる。したがって、ULデータ送信開始までの遅延を低減することができる。
(2.2)方法2−2(図25〜図28)
UE20は、図25〜図27に例示するように、メッセージ#2(TA#2)を受信(処理1012)した後、メッセージ#3をeNB10へ送信(処理1013)する前に、TAタイマ251が満了した場合、メッセージ#3の送信はキャンセルして、実行中のコンテンションベースRA手順を中止(キャンセル)する(処理1018)。
この場合、UE20は、図28に例示するように、バックオフを適用して、コンテンションベースRAのリトライを実行する(処理1105dのyesルート)。すなわち、RAのリトライは、中止したRAの過程でeNB10から受信したバックオフ時間(待機時間情報)に基づくタイミングで実行される。UE20は、図25〜図27に例示するように、メッセージ#1の送信(処理1011)、メッセージ#2(TA#3)の受信(処理1012)などを行なう。
(2.3)方法2−3(図25〜図27、図29)
なお、上述のごとくTAタイマ251がタイムアウトして、コンテンションベースRAをリトライする場合、図29に例示するように、UE20は、バックオフを適用せずに前記リトライを行なってもよい(処理1105dのyesルート)。
(2.4)方法2−4(図30〜図33)
また、図30〜図32に例示するように、TAタイマ251がタイムアウトした場合、UE20は、バックオフの適否に関わらず、上位レイヤ(例えば、RRCレイヤ)に通知を行なってもよい(処理1021、図33の処理1105dのyesルートから処理1113)。
〔3〕第3実施形態
次に、本実施形態では、eNB10が、UE20におけるTAタイマ251のタイマ値を正確に管理できている場合(eNB10及びUE20の両TAタイマ151,251が同期している場合)を想定する。この場合、UE20のTAタイマ251の計時が継続していることを、eNB10は認識できるから、UE20は、eNB10から受信されるTA値を信頼してよい。さらに、第1実施形態および第2実施形態とは異なり、eNB10からTA値が送信されることが期待できる。
これにより、当該着信通知を受信したUE20は、コンテンションベースRA手順を開始する。その後、メッセージ#2の受信(処理1012)からメッセージ#3の送信(処理1013)までの間に、UE20のTAタイマ251がタイムアウトすると、UE20は、以下の方法3−1〜3−3のいずれかによりUL同期を確保する。
UE20は、第1実施形態で述べた方法1−2(図9〜図12)と同様に、RA手順の過程でeNB10からメッセージ#2で受信したTA値をメモリ252に記憶しておく。そして、メッセージ#3をeNB10に送信する前にTAタイマ251がタイムアウトすると、メモリ252に記憶しておいたTA値をUL送信に適用して、TAタイマ251をスタートする。
UE20は、第2実施形態で述べた方法2−1〜2−4のいずれかを実行する。
(3.3)方法3−3(図34〜図37)
図34及び図35に例示するように、UE20は、TA#1に基づいてeNB10に対するRAを行なっている場合に、そのRAの過程で、UE20の識別情報の一例としてのS−TMSIを含む信号(メッセージ#3)を送信する(処理1013)。
一方、UE20は、RAの実行中においてもTAコマンドの受信を監視(モニタ)する。例えば、eNB10にメッセージ#3を送信(処理1013)した後は、eNB10からのTAコマンドの受信を監視する。この監視中に、TAコマンドをeNB10から受信すると(処理1009a、図37の処理1161)、UE20(タイマ管理部25)は、受信したTAコマンドのTA値(TA#3)をUL送信に適用して、TAタイマ251をスタートする(図37の処理1162)。
11 送受信アンテナ
12 送受信部
13 バッファ部
14 UL同期判定部
15 タイマ管理部
151 UL同期タイマ(TAタイマ)
16 ULリソース管理部
20 無線端末(UE)
21 送受信アンテナ
22 送受信部
23 バッファ部
24 UL同期判定部
25 タイマ管理部
251 UL同期タイマ(TAタイマ)
252 メモリ
26 ULリソース管理部
Claims (4)
- 移動局と基地局との間でランダムアクセスによって上り送信タイミングの調整を実施する移動通信システムにおけるタイミング調整方法において、
前記移動局で、送信タイミング調整情報を有し、送信を行ない、
前記移動局と基地局との間で、通信に用いるPUCCH(Physical Uplink Control Channel)リソースに関する複数のパラメータを割り当て、
前記移動局で、上り送信タイミング調整情報を有し前記基地局に対する上り通信を行なっている過程で、該送信タイミング調整情報の期限を制御するタイマが満了すると、割り当てられたPUCCHリソースに関する複数のパラメータの一部のみを解放する、
ことを特徴とする、タイミング調整方法。 - 基地局とランダムアクセスによって上り送信タイミングの調整を実施する移動局において、
送信タイミング調整情報を有し、送信を行なう送信手段と、
前記移動局と基地局との間で、通信に用いるPUCCH(Physical Uplink Control Channel)リソースに関する複数のパラメータを割り当てる割り当て手段と、
上り送信タイミング調整情報を有し前記基地局に対する上り通信を行なっている過程で、該送信タイミング調整情報の期限を制御するタイマが満了すると、割り当てられたPUCCHリソースに関する複数のパラメータの一部のみを解放する解放手段と、を備える
ことを特徴とする、移動局。 - 移動局とランダムアクセスによって上り送信タイミングの調整を実施する基地局において、
前記移動局は、
送信タイミング調整情報を有し、送信を行なう送信手段と、
前記移動局と基地局との間で、通信に用いるPUCCH(Physical Uplink Control Channel)リソースに関する複数のパラメータを割り当てる割り当て手段と、
上り送信タイミング調整情報を有し前記基地局に対する上り通信を行なっている過程で、該送信タイミング調整情報の期限を制御するタイマが満了すると、割り当てられたPUCCHリソースに関する複数のパラメータの一部のみを解放する解放手段と、を備え、
前記基地局は、
前記移動局と通信する通信手段、を備える
ことを特徴とする、基地局。 - 移動局と基地局とを備え、前記移動局と前記基地局との間でランダムアクセスによって上り送信タイミングの調整を実施する移動通信システムにおいて、
前記移動局は、
送信タイミング調整情報を有し、送信を行ない、
前記移動局と基地局との間で、通信に用いるPUCCH(Physical Uplink Control Channel)リソースに関する複数のパラメータを割り当て、
上り送信タイミング調整情報を有し前記基地局に対する上り通信を行なっている過程で、該送信タイミング調整情報の期限を制御するタイマが満了すると、割り当てられたPUCCHリソースに関する複数のパラメータの一部のみを解放する、
ことを特徴とする、移動通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012175790A JP5223990B2 (ja) | 2012-08-08 | 2012-08-08 | タイミング調整方法、移動局、基地局および移動通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012175790A JP5223990B2 (ja) | 2012-08-08 | 2012-08-08 | タイミング調整方法、移動局、基地局および移動通信システム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011052981A Division JP5240310B2 (ja) | 2011-03-10 | 2011-03-10 | タイミング調整方法、移動局、基地局および移動通信システム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012253801A JP2012253801A (ja) | 2012-12-20 |
JP2012253801A5 JP2012253801A5 (ja) | 2013-02-28 |
JP5223990B2 true JP5223990B2 (ja) | 2013-06-26 |
Family
ID=47526099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012175790A Active JP5223990B2 (ja) | 2012-08-08 | 2012-08-08 | タイミング調整方法、移動局、基地局および移動通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5223990B2 (ja) |
-
2012
- 2012-08-08 JP JP2012175790A patent/JP5223990B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012253801A (ja) | 2012-12-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5003820B2 (ja) | タイミング調整方法、移動局および移動通信システム | |
JP5412426B2 (ja) | 無線通信システムにおける接続処理方法並びに無線基地局及び無線端末 | |
EP2441310A1 (en) | Method and apparatus for facilitating relay node communications | |
JP5288075B2 (ja) | 上り送信制御方法、移動通信システム、移動局および基地局 | |
JP5223990B2 (ja) | タイミング調整方法、移動局、基地局および移動通信システム | |
JP5472421B2 (ja) | タイミング調整方法、移動通信システム、移動局および基地局 | |
JP5288076B2 (ja) | 上り送信制御方法、移動通信システム、移動局および基地局 | |
JP5472422B2 (ja) | タイミング調整方法、移動通信システム、移動局および基地局 | |
JP5240310B2 (ja) | タイミング調整方法、移動局、基地局および移動通信システム | |
JP5240393B2 (ja) | 上り送信制御方法、移動通信システム、移動局および基地局 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130115 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20130115 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20130123 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130225 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5223990 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322 Year of fee payment: 3 |