JP2011509014A - 経路計算方法及びシステム並びに経路計算エレメント - Google Patents

経路計算方法及びシステム並びに経路計算エレメント Download PDF

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Abstract

経路計算方法は、第1ボトムレベルPCEにより経路計算命令を受信し、それにより管理されるルーティングドメインに関する経路計算を実行し、第1ノードを有する経路セグメントセットを、その上位レベルPCEに送信し;下位レベルPCEにより送信された経路セグメントセットを受信する上位レベルPCEにより、第1ノードと第2ノードの間に確立されるべき経路が順次的に通るルーティングドメインに従って他の下位レベルPCEに経路計算命令を送信し、全ての下位レベルPCEにより送信される経路セグメントセットを受信し、トップレベルPCEが、その全ての下位レベルPCEにより送信された経路セグメントを受信するまで、全ての受信された経路セグメントを結合して、その上位レベルPCEに送信し;そして、トップレベルPCEにより、受信された経路セグメントセットを結合して、第1ノードと第2ノードとの間の経路のセットを生成する。

Description

本発明、通信の分野に監視、さらに詳しくは、経路計算方法及びシステム並びに経路計算エレメント(PCE;Path Computation Element)に関する。
本願は、“ROUTE COMPUTATIN METHOD, ELEMENT AND SYSTEM”と題された、2007年12月29日出願の中国特許出願第200710125724.9に対する優先権の利益を主張するものである。
通信ネットワークは、地理的に分散配置されたノードのセットおよびデータ伝送用のノード間の通信リンクからなる。通信ネットワークにおける非隣接ノード間の通信は、中間ノードを通じて実現され、これは通信ネットワークの資源をセーブし、資源の利用を改善する。現在、例えばSDH/SONET(synchronous digital hierarchy/synchronous optical network)ネットワークやIPネットワークのような、種々のタイプのネットワークが存在する。通信ネットワークにおけるノードは、通常、ネットワークを介してデータフレームまたはパケットを交換することにより相互に通信を行い、フレームまたはパケットは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)のような特定のプロトコルで定義される。ここで、プロトコルは、TCP/IPのようなルールのセットを意味し、ノード間のインタラクション(inter-node interaction)を規定する。
通信ネットワークの規模が大きくなると、管理や保守が困難になる。従って、管理を容易化するために、通信ネットワークは、複数のルーティングドメイン(routing domains)または自律システム(AS; Autonomous systems)に分割されるのが通例となっている。一般に、AS内のネットワークでは、ドメイン内ルーティングプロトコル(intra-domain routing protocols)を実行する従来のドメイン間ルーター(inter-domain routers)は一緒に結合され、共通のパワーにより管理される。経路の柔軟性を改善する目的で、ASは、通常、複数の領域に分割される。一般に、ドメインは、アドレス管理または経路計算責務の共通階級(common sphere)内のネットワークエレメントの任意の集まり(collection)である。ドメインの例は、エリア、AS、および複数のASを含む。説明の容易化のため、ルーティングドメイン、AS、およびエリアは、ここではまとめてドメインと称す。ドメインの特定の意味は、その内容に依存する。ノードがデータ交換のために付加される場合、ドメイン間ルーティングプロトコルを実行するドメイン間ルーターが、異なるドメインのノードを相互接続するために導入される。このようなドメイン間ルーターは、また、ボーダールーター(border routers)と称される。
ドメイン間ルーティングプロトコルの例として、BGP(Border Gateway Protocol)バージョン4がある。BGPは、システムにおける隣接ドメイン間ルーターの間で到達可能な情報および経路を交換することにより、ドメイン間ルーティングを実施する。BGPは、通常、接続およびセッションを確立するために、TVPのような信頼性のある伝送プロトコルを採用する。ドメイン内ルーティングプロトコルまたはIP(Interior Gateway Protocol)の例としては、OSPF(Open Shortest Path First)ルーティングプロトコルがある。OSPFプロトコルは、リンクステート技術に基づいており、従って、リンクステート・ルーティングプロトコルでもある。リンクステート・ルーティングプロトコルは、例えばOSPFプロトコルにおけるドメイン内ルーティング情報およびネットワークトポロジー情報を交換処理するモードを規定し、この情報は、LSA(Link State Advisement)を通じて交換される。
MPLS(Multi-Protocol Label Switching)技術の出現および開発は、保証され利用可能な帯域幅(bandwidth)および高速な復旧(restoration)のような、データネットワーク開発の新たな要件を満たす。MPLS技術は、LSR(Label Switch Path)を有するIP/MPLSネットワークにおけるエンド・ツウ・エンド・トンネル(end-to-end tunnels)の確立を可能にする。このようなトンネルは、一般に、LSP(Label Switch Paths)と称される。LSPの確立は、ネットワークにおけるLSRの経路の計算を含み、それは、一般に経路計算(route computation)と称される。
また、MPLS技術は光伝送ネットワークの分野に導入され、それに基づいてASON(Automatically Switched Optical Network)が開発された。ASONは、手動または半自動構成を通じてネットワーク接続サービスを提供する従来の光伝送ネットワークとは異なり、制御プレーンの自動確立を通じてネットワーク接続サービスを提供する。ASONは、ネットワークサービスを運ぶ伝送プレーンと、管理機能を実施する管理プレーンと、制御プロトコルを稼動させる制御プレーンに分割される。
ASONの制御プレーンによって使用される技術は、GMPLS(Generalized Multi-Protocol Label Switching)と称され、それは、LMP(Link Management Protocol)、ルーティングプロトコル、およびシグナリングプロトコルを含むように、MPLS技術を拡張する。LMPは、近隣関係(neighboring relation)の発見に基づいて交換されるパケットを通じて資源の数とリンクによって支援される接続タイプを取得する。このような情報は、TE(Traffic Engineering)情報と称され、TE情報を含むリンクは、TEリンクと称される。ドメイン内では、ローカルリンクTE情報は、OSPF−TEのようなルーティングプロトコルを通じてドメインにおける他のノードに通知される。この情報に基づいて、ネットワーク管理システムまたはユーザーがネットワークにネットワーク接続の確立を要求すると、この接続の入口ノード(ingress node)は、この接続のリンクシーケンスを取得するために経路計算を実行することができ、そして、RSVP−TE(Resource Reservation Protocol-Traffic Engineering)のようなシグナリングプロトコルを通じて、資源割り当てのために経路上のノードにリクエストを送信し、そして横断接続(cross connection)を確立し、これにより、エンド・ツウ・エンド接続を確立する。
IP/MPLSおよび光伝送ネットワークの両方について、ドメインの分割は懸案事項である。とりわけ、TE管理機能を有するネットワークが複数のドメインに分割される場合、各ノードは他のドメインの到達可能な情報とローカルドメインのTE情報のみを格納し、それは、輻輳回復(congestion recovery)と新規なサービス展開に関するネットワークトポロジーにおける変化の影響を低減し、ネットワーク拡張性を強化する。しかしながら、各ノードは、他のドメインの到達可能な情報およびローカルドメインのTE情報を格納するのみであり、他の情報の完全なTE情報を把握しないので、帯域幅、スイッチング機能、経路分離、保護、および複数ドメインの場合におけるユーザポリシーに関し、全ての要件を満足するエンド・ツウ・エンド経路をどのように計算するかを解決することが問題となる。
複数のドメインのケースにおけるルート(route)計算またはパス(path)計算(以下では、まとめて、経路計算と称す。)を解決するために、ドメイン−ドメイン経路プロトコル(DDRP; Domain-Domain Routing Protocol)は階層ネットワークモデルを採用し、このモデルでは、下位レベル(lower-level)のドメインは上位レベル(upper-level)にあるエージェントノードにより表される。エージェントノードは、アブストラクト・トポロジー(abstract topology)、ドメイン間リンク、ドメインを表す到達可能なアドレスを通知することができる。従って、階層ネットワークは具体化する。複数のドメインを横切るエンド・ツウ・エンド経路が計算され、リクエストを発したノードのドメインにおける正確な経路(strict route)と、ボーダーノードの後続の大まかな経路(loose route)が最初に計算される。シグナリンングが中間ドメインの境界に流れると、この中間ドメインにおける正確な経路がドメインボーダー計算などを通じて計算される。このような処理は、シグナリングが目標ノードのドメインに到達するまで継続的に実行される。
図1に示されるように、ドメインが複数の場合における経路計算を解決する他の技術、即ちPCE技術においては、各PCEは、PCEが取り扱うドメインの全てのTE情報を格納する(ここでは、説明の容易化のため、TE情報はネットワークトポロジー情報を含む)。経路計算をリクエストするノードは、経路計算クライアント(PCC; Path Computation Client)と称される。PCCは、PCEへ経路計算パラメータを含むリクエストを送信し、PCEは、そこに格納されているTED(Traffic Engineering Database)に従って経路計算を実行し、その結果をPCCにフィードバックする。PCEは、1または2以上のドメインのTE情報を格納してもよい。複数のドメインを横切る経路が計算されると、この経路がローカルPCEのサービスエリアを越えていれば、PCEは、最終経路を計算するために、PCECP(Path Computation Element Communication Protocol)を使用して他の関連PCEと協調動作(collaborate)する。
本発明実施中に、本発明者は、従来技術が少なくとも次の問題を抱えていることを見つけた。
第1の従来技術により提供される解法によれば、経路計算は直列的処理(Serial process)である。先頭ノード(head node)では、経路が通る幾つかのドメインの入口(ingress)および出口(egress)情報のみが利用可能である。関連ドメインにおける実際のTE情報は利用できないので、シグナリングが対応のドメインボーダーに流れてドメインボーダー計算を起動するまで、経路計算が入口から出口まで成功するかどうかを判断することができない。従って、利用可能な経路がないこと、またはどの経路も関連の制限事項を満足しないことを、伝送中にシグナリングが発見することが頻繁に発生する。結果として、経路確立は、複数回にわたってロールバック(roll back)され、そして前に確立された横断接続は、再確立のために除去されなければならない。加えて、この技術解法について、エンド・ツウ・エンドの別の経路(起点ノード及び目標ノードを同一としたときの別の経路)を計算することは困難である。
第2の従来技術は、フラット単一レベル(flat single-level)モデルを採用し、即ち、全てのPCEが等しく重要である。ネットワークが複雑または大規模である場合、PCEを管理することは困難である。加えて、階層アブストラクション(hierarchical abstraction)はネットワークに適用されず、ドメイン横断経路計算は、もっぱら、異なるPCE間の異なるドメインのTE情報の交換に依存する。サービスが多数のドメインを通貨すると、関連PCE間の通信が頻繁になりすぎて、交換される情報の量が膨大になり、そのことは、経路計算の効率と信頼性を低下させる。
従って、本発明は、経路計算方法およびシステム、並びにPCEを対象とし、それは、エンド・ツウ・エンドのドメイン横断の経路計算を効率的に実行することを可能とする。
一実施形態において、本発明は経路計算方法を提供し、それは次のステップを含む。
第1ボトムレベルPCEは、経路計算命令を受信し、前記第1ボトムレベルPCEにより管理されるルーティングドメインに関する経路計算を実行し、エンドポイントとして機能する第1ノードを含む経路セグメントセットを取得し、そして、前記取得された経路セグメントセットを前記第1ボトムレベルPCEの上位レベルPCEに送信する。
下位レベルPCEによって送信された経路セグメントセットを受信する上位レベルPCEは、第1ノードと第2ノードの間に確立されるべき経路が順次的に通るルーティングドメインに従って他の下位レベルPCEに前記経路計算命令を送信し、全ての下位レベルPCEによって送信される経路セグメントセットを受信し、そして、前記受信された全ての経路セグメントセットを結合して、トップレベルPCEが該トップレベルPCEの全ての下位レベルPCEによって送信される経路セグメントセットを受信するまで、前記上位レベルPCEの上位レベルPCEに送信する。
トップレベルPCEは、受信された全ての経路セグメントセットを結合して第1ノードと第2ノードとの間の経路セグメントのセットを生成する。
一実施形態において、本発明は、更に、経路計算命令受信モジュールと、経路セグメント情報受信モジュールと、経路結合モジュールと、経路セグメントセット送信モジュールを備える。
前記経路計算命令受信モジュールは、経路計算命令を受信するように構成される。
前記経路セグメント情報受信モジュールは、経路計算命令受信モジュールが経路計算命令を受信した後に、確立されるべき経路が通る一連のルーティングドメインに従って、一つずつ経路計算命令を下位レベルPCEに送信するように構成される。詳しくは、経路セグメント情報受信モジュールは、一つの下位レベルPCEによって返された経路セグメントセットを受信し、全ての下位レベルPCEによって返される経路セグメントセットが受信されるまで、他の下位レベルPCEに前記経路計算命令を送信するように構成される。
前記経路結合モジュールは、経路セグメント情報受信モジュールによって受信された複数の経路セグメントセットを結合して、該結合された経路セグメントセットを送信するように構成される。
前記経路セグメントセット送信モジュールは、前記受信され結合された経路セグメントセットを上位レベルPCEに送信するように構成される。
一実施形態において、本発明は、また、経路計算方法を提供し、この経路計算方法は、次のステップを含む。
経路計算命令が受信される。
前記経路計算命令は、確立されるべき経路が通る一連のルーティングドメインに従って、一つずつ下位レベルPCEを送信され;具体的には一つの下位レベルPCEによって返された経路セグメントセットが受信され、そして、全ての下位レベルPCEによって返される経路セグメントセットが受信されるまで、前記経路計算命令が他の下位レベルPCEに送信される。
前記受信された経路セグメントセットは結合され、そして、この結合された経路セグメントセットが送信される。
前記受信され結合された経路セグメントセットは、上位レベルPCEに送信される。
一実施形態において、本発明は、更に、経路計算システムを提供し、本経路計算システムは、トップレベルPCE、第1ボトムレベルPCE、及び下位レベルPCEによって送信された経路セグメントセットを受信する上位レベルPCEを備える。
前記トップレベルPCEは、経路計算リクエストを受信し、該経路計算リクエストで搬送される第1ノードおよび第2ノードに関する情報に従って、前記第1ノードと前記第2ノードの間に確立されるべき経路が順次的に通るルーティングドメインを計算し、経路計算命令を前記第1ボトムレベルPCEに直接的に送信し、または前記経路計算命令を前記第1ボトムレベルPCEにレベルごとに送信する。
前記第1ボトムレベルPCEは、前記経路計算命令を受信した後に第1ボトムレベルPCEによって管理されるルーティングドメインに関する経路計算を実行し、エンドポイントとして機能する前記第1ノードを含む経路セグメントセットを取得し、そして、この取得された経路セグメントセットを第1ボトムレベルPCEの上位レベルPCEに送信する。
前記下位レベルPCEによって送信された前記経路セグメントセットを受信する前記上位レベルPCEは、前記第1ノードと前記第2ノードの間に確立されるべき経路が順次的に通るルーティングドメインに従って他の下位レベルPCEに前記経路計算命令を送信し、そして、前記受信された全ての経路セグメントセットを結合し、トップレベルPCEが該トップレベルPCEの全ての下位レベルPCEによって送信される経路セグメントセットを受信するまで、前記下位レベルPCEによって送信された経路セグメントセットを受信する前記上位レベルPCEの上位レベルPCEに送信する。
ここで、トップレベルPCEは、受信された全ての経路セグメントセットを結合して、第1ノードと第2ノードの間の経路のセットを生成する。
以上から、経路セグメントセットを順次的に計算するための階層的手法を採用する本発明の技術的解法を通じて、エンド・ツウ・エンド・ドメイン横断経路計算が効率的に実行されることが把握される。
従来技術によるドメイン横断経路計算を示すネットワーク構成の図である。 本発明の一実施形態による経路計算方法を適用するネットワーク構成を示す図である。 本発明の一実施形態によるPCEの構成を示す図である。
本発明の経路計算方法及びシステム並びに経路計算エレメント(PCE; Path Computation Element)は、添付の図面と実施例を参照して以下に説明される。
本発明の実施形態による経路計算方法は、例えば図2に示されるネットワーク構成に適用される。図2に示されるように、ネットワークは複数のレベルに分割される。複数のドメインが相互に接続されると、各ボトムレベルルーティングドメイン(bottom-level routing domain)について、1または2以上のPCEが、直接的に、ドメイン内ルーティングトポロジー(intra-domain routing topology)及び該ドメインの経路計算を担い;そして、複数のボトムレベルルーティングドメインが上位レベルPCE(higher-level PCE)によって直接的に管理され、そして、この上位レベルPCEは、ボトムレベルルーティングドメインのドメイン間ルーティングトポロジー(inter-domain routing topology)を有し、前記ルーティングドメインのドメイン内経路がこれにより直接的に管理され、同様にポリシーに基づいて幾つかのドメインのドメイン内ルーティングトポロジーも直接的に管理される。これに基づいて、ネットワーク全体がPCEに基づく階層的アブストラクションによって管理される。ネットワークのレベルの数は制限されず、ネットワークの規模(scale)またはポリシーによって決定されてもよい。各PCEが担う全てのルーティングトポロジー(各下位レベルPCEが担うルーティングトポロジーのセット)は、PCEの計算ドメインと称される。
複数のドメインが、本発明の実施形態で提案されるような大規模ネットワークにおいて相互接続されると、各ボトムレベルルーティングドメインについて、1または2以上のPCEは、ドメイン内ルーティングトポロジーおよび該ドメインの経路計算を担う;そして、複数のボトムレベルルーティングドメインのPCEは、上位レベルPCEとしてアブストラクト(abstract)され、そして、上位レベルPCEは、ボトムレベルルーティングドメインのドメイン間ルーティングトポロジーを有し、ポリシーに基づく幾つかのドメインのドメイン内ルーティングトポロジーも同様である。これに基づいて、ネットワーク全体は、PCEに基づく階層化アブストラクションにより管理される。PCEのレベルの数は制限されず、ネットワークの規模またはポリシーによって決定されてもよい。
本発明は、実施形態を通じて更に詳細に説明される。
図2に示されるように、最低ボトムレベル(bottommost level)(即ちレベル0)は、複数の経路ドメイン、即ちドメイン1、ドメイン2、ドメイン3、ドメイン4から構成されている。もちろん、レベル0は、また、ドメイン1、ドメイン2、ドメイン3、ドメイン4の他に、説明の簡略のためにここでは述べられない複数のルーティングドメインを有してもよい。各ボトムレベルルーティングドメインは、ドメインの経路計算およびルーティングトポロジーを担う直接的に対応するPCEを有する。レベル0にあるPCEは、PCE01、PCE02、PCE03、PCE04である。
ボトムレベルにあるPCEが担うトポロジーはアブストラクト(abstract)されて、第1レベル(即ちレベル1)のトポロジーを形成し、そして、レベル1にあるPCEは、そのトポロジーを担う。図に示されるように、PCE01およびPCE02が担う複数のドメイン1およびドメイン2はアブストラクトされ、それにより、上記ドメインは、同計算ドメインに配置される。この計算ドメインは、上記PCEに対応するボトムレベルルーティングドメイン間の経路を有し、PCE11は計算を担う。PCE11が担うドメインのアブストラクトトポロジーは、上記ドメインのドメイン間リンク情報を含んでいる。PCE12のアブストラクション方法は、PCE11の方法と同様であり、従って、その詳細は重ねて説明しない。
レベル1のトポロジーは、より上位レベルにアブストラクトされてもよい。例えば、階層的アブストラクションは、更に、レベル1にあるPCE11、PCE12、…、PCE1Xが担うルーティングトポロジーの計算ドメインに適用され、レベル2にあるPCE21は上記ルーティングトポロジーを担う。PCE21のルーティングトポロジーは、PCE11とPCE12との間の相互接続情報を含む。他の例では、ポリシーに基づいて、PCE21は、また、PCE11およびPCE12の内部経路情報を含んでもよい。
その一方、図示しないが、当業者であれば、上記の説明から、PCE11、PCE12、PCE21がボトムレベルPCE(bottom-level PCE)ではなく、ルーティングドメインを直接的に管理してもよいことが分かるであろう。この場合、PCE11、PCE12、PCE21により直接的に管理されるルーティングドメインは、それぞれ、レベル1、レベル1、レベル2に配置される。PCE11、PCE12、PCE21は、直接的にそのドメイン内経路を計算し、同様に、同じレベルにある他のPCEの計算ドメインとルーティングドメインとの間の経路を計算する。この場合の経路計算方法は、基本的に、ドメイン内経路がボトムレベルPCEによって計算されないことを除いては、本発明の上記実施形態における方法と同じであり、従って以下では別個の説明を省く。
同一または異なるレベルにあるPCEは、ルーティングプロトコルを通じて(例えばIGPまたはBGPに基づいて)対応のルーティングトポロジー情報を配信(diffuse)する。同一レベルまたは異なるレベルにあるPCEは、PCE発見プロトコル(PCE Discovery Protocol)を通じてPCEの機能および位置情報を配信する。
この実施形態では、起点ノード(source node)が、そのドメインのPCEへの経路計算リクエストを起動すると、このリクエストを受信したPCEは、上記リクエストメッセージに含まれる起点アドレスおよび目標アドレス情報に従って決定をなす。もし、上記リクエストされた目標ノード(destination node)が起点ノードと同じルーティングドメインになければ、そのドメインのPCEは、各レベルにあるPCEの機能情報に従って共通の上位レベルPCE(upper-level)(トップレベルPCEとしてマークされる)を見つけ出す。上位レベルPCEの計算ドメインは、起点ノードと目標ノードの両方をカバーし、これにより上位レベルPCEが目標ノードへの経路の計算を完了する。
別の実施形態によれば、起点ノードからトップレベルPCE(top-level PCE)によって受信される経路リクエストメッセージは、経路を通るドメインシーケンスに関する情報を含んでも良い。もし、起点ノードの経路計算リクエストが、経路が通るドメインシーケンスに関する情報を含めば、トップレベルPCEは、ドメインシーケンスに従って対応の経路計算を完了する。そうでなければ、トップレベルPCEは、そのアブストラクトドメイン間トポロジー情報に従って、並びに、或るポリシーに従って(例えば最短のシーケンス)、全体ドメイン横断経路のドメインシーケンスを決定する。
トップレベルPCEは、目標ルーティングドメインに隣接する下位レベルPCE(a lower-level PCE)(トップレベルPCEの右側にマークされたもの)への経路計算リクエストを起動する。上記処理は、経路計算リクエストが目標ノードのドメインの最低ボトムレベルPCEに送信されるまで繰り返される。
最低ボトムレベルPCEは、ローカルドメインにおける対応の最適経路セグメントを計算し、その経路セグメントセットを上位レベルPCEに返す。
経路計算リクエストを受信した後、上記対応の上位レベルPCEは、上記返された経路セグメントセット情報に従って、上記経路計算リクエストを、それにより管理される他のPCEに送信する。上記処理は、経路計算リクエストが、経路セグメントのドメイン出口が属するノードの最低ボトムレベルPCEに送信されるまで繰り返される。
上位レベルPCEは、上記経路セグメントセットが上記トップレベルPCEに返されるまで、その上位レベルPCEに上記計算された経路セグメントセットを返す。
上位レベルPCEは、トップレベルPCEの右側にある上記収集された経路セグメントセットに従って、その左側の下位レベルPCEへの経路計算リクエストを起動する。この処理は、上記処理3,4,5,6と同様である。
最後に、トップレベルPCEは、下位レベルPCEによって返された経路セグメントセットを受信し、この経路セグメントセットに従って最適なエンド・ツウ・エンドのドメイン横断経路を計算し、そして、この最適な経路を先頭ノード(head nod)のボトムレベルPCEに返す。
トップレベルPCEによって送信された経路計算リクエスト確認通知(path computation request acknowledgement)を受信した後、先頭ノードのボトムレベルPCEは、対応の経路情報を上記経路計算リクエストの先頭ノードに返す。
上記計算された経路情報を受信した後、先頭ノードは、シグナリングを起動して対応経路を確立する。
上述の処理は、エンド・ツウ・エンドのドメイン横断経路の計算に関するものであり、実際には、エンド・ツウ・エンドのドメイン横断の別の経路を計算するための本方法は、上述の処理と同様であり、従って、その詳細は重ねて説明しない。
図2に示されるように、この実施形態では、起点ノードはN10であり、起点ノードによってリクエストされる目標ノードはN40である。理解の容易化のために、この実施形態による本方法は、図示のために2つのサブ処理に分割され:即ち、1)トップレベルPCEの決定と、2)経路計算である。具体的な処理は次のように説明される。
1)トップレベルPCEの決定
ステップS11において、N10は、PCE01に経路計算リクエストメッセージを送信する。このメッセージは、起点ノードN10に関する情報と、目標ノードN40に関する情報を含む。
ステップS12において、N10を直接的に管理するPCE01は、N10によって送信される上記経路計算リクエストを受信し、PCE01は、それにより管理される計算ドメインのトポロジー情報を格納する。PCE01は、上記経路計算メッセージに含まれる起点および目標アドレスに従って判定を行う。この判定の結果は、N10およびN40が、これによって管理される計算ドメインに配置されていないということであり、従って、PCE01は、その経路計算リクエストメッセージを報告する。
ステップS13では、図2から理解されるように、PCE01に直接的に対応する上位レベルPCEは、PCE11である。上記報告された経路計算リクエストメッセージを受信した後、PCE11は、PCE01と同じ判定を行う。この判定の結果は、N40がそれにより管理される計算ドメインに配置されていないということであり、従ってPCE11は、継続的に経路計算リクエストメッセージを報告する。
ステップS14では、PCE11によって報告された経路計算リクエストメッセージを受信した後、PCE12はPCE01およびPCE11と同様に判定を行う。この判定の結果は、起点ノードおよび目標ノードがPCE21の計算ドメインに属しているということである。従ってPCE21はトップレベルPCEである。
注目すべきことは、ステップS11−S14において、トップレベルPCEが、レベルごとに報告することにより決定されということである。他の実施形態では、PCE01は、また、他のPCEの計算機能情報を直接的に格納してもよく、それにより、PCE01は、PCE21がトップレベルPCEであることを直接的に決定し、そして、上記経路計算リクエストメッセージをPCE21に直接的に送信することができる。
2)経路計算
ステップS21において、PCEは、最適なドメインシーケンスを決定する。上記最適なドメインシーケンスの決定は、ネットワーク状態または各ドメインの特定的に構成されたポリシーに従って、上記経路が通るべきドメインを決定することにより実施されてもよく、ここでは、その詳細を説明しない。この実施形態では、ドメインシーケンスは、ドメイン1−ドメイン2−ドメイン3−ドメイン4であるものとする。
ステップS22では、PCE21の直接的な下位レベルPCEにおいて、N40のドメイン4は、PCE12の計算ドメインに属し、従ってPCE21は経路計算命令をPCE12に送信する。この実施形態では、経路計算命令は最適なドメインシーケンスを含み、それに従って、各ドメインについての後続のドメイン内経路計算が実施される。
ステップS23では、PCE12の直接的な下位レベルPCEにおいて、ドメイン4はPCE04の計算ドメインに属し、従ってPCE12はPCE04に経路計算命令を送信する。
ステップS24では、PCE04は、経路計算命令を受信した後、ドメイン内経路計算を実行し、そして、最適なドメイン内経路セグメントセットをPCE12に返す。この実施形態では、PCE04は、また、それにより計算されたドメイン内経路セグメントセットに対応する入口ノードセットに関する情報をPCE12に送信する。この入口ノードは、ちょうど、ドメイン04のエッジノードである。入口ノードセットに関する上記情報は、別個に送信されてもよく、または、経路セグメントセットに関する情報からPCE12により取得されてもよい。
ステップS25では、PCE12は、PCE04によって返される情報を受信し、この返された情報に含まれる各経路セグメントの入口ノードセットに従ってドメイン03の出口ノードセットを決定し、経路計算のために目標ノードとして上記出口ノードセットを使用し、そして、上記経路計算命令をPCE03に送信する。
ステップS26では、PCE03は、ドメイン3における特定の出口ノードに達する最適な経路セグメントセットを計算し、そして、計算結果をPCE12に返す。
ステップS27において、PCE12は、PCE03によって返された情報を受信した後、各経路のエッジノードに従ってドメイン03およびドメイン04の最適な経路セグメントセットを結合し、ドメイン03およびドメイン04を横断する経路セグメントセットを計算し、そして、この計算結果をトップレベルPCE21に返す。この実施形態では、上記結合は、出口ノード情報に従って実施される。
ステップS28では、PCE21は、経路計算命令をPCE11に送信し、そして、ステップS22−S27と同様の処理を実行し:即ち、PCE11は、PCE12によってPCE21に返されたドメイン03およびドメイン04を横断する経路セグメントの入口ノードセットに従ってドメイン02の出口ノードセットを決定し、そして、その出口ノードセットをPCE02に送信し;PCE02は、ドメイン内経路セグメントセットを計算し、そして、そのドメイン内経路セグメントセットをPCE11に返し;そして、PCE01はドメイン内経路セグメントセットを計算し、このドメイン内経路セグメントセットをPCE11に返し;そして、最後に、PCE11は、ドメイン1及びドメイン2を横断する経路セグメントを結合する。
ステップS29では、PCE21は、ドメイン01及びドメイン02を横断する経路セグメントセットと同様に、ドメイン03及びドメイン04を横断する経路セグメントセットに従ってN10からN40までの最適なドメイン横断経路セットを計算し、そして経路情報をPCE01に返し、そして、最後に、PCE01は、その受信した経路計算結果をN10に返す。他の実施形態では、PCE21が、更に、ルーティングドメインであるドメイン5を直接的に管理するものとすれば、PCE21は、ドメイン5のドメイン内経路セグメントセットを計算し、そして、ドメイン5の経路セグメントセット、ドメイン03及びドメイン04の経路セグメントセット、ドメイン01及びドメイン02を横断する経路セグメントセットを結合し、N10からN40までの最適なドメイン横断経路を計算する。
注目すべきは次のことである。他の実施形態において、もし、レベル0にはないPCEがドメインを直接的に管理するものとすれば、その実施形態は、PCEのドメイン内経路セグメントがボトムレベルPCEによって計算されないことを除いては、基本的に、この実施形態と同じである。例えば、この実施形態におけるPCE12が、更に、他のドメインを直接的に管理するものとすれば、PCE12は、そのドメインのドメイン内経路セグメントセットを直接的に計算し、そして、ドメイン03およびドメイン04の経路セグメントを受信した後に、そのドメインの経路セグメントとドメイン03及びドメイン04の経路セグメントを結合する。この実施形態は、単に、一例として3レベル構成をとることで説明される。しかしながら、当業者であれば、本発明は、また、1レベルまたはそれ以上のレベルの構成にも適用できることが理解されるであろう。
ステップS22及びS23では、PCE21は、経路計算命令をPCE04にレベルごとに送信する。他の実施形態では、PCE21は、また、PCE04に経路計算命令を直接的に送信してもよい。他の実施形態では、ステップS24及びS25において、入口ノードセット及び出口ノードセットを計算または送信しなくてもよいが、その代わり、PCE03は、ステップS26において、ドメイン内トポロジー情報のみに従って経路計算を実行する。
上述の実施形態では、ドメイン4が最初に計算され、そしてドメイン1が最後に計算される。しかしながら、当業者であれば、この実施形態におけるシーケンスとは逆のシーケンスも他の実施形態において使用し得ること、即ち、ドメイン1が最初に計算され、ドメイン4が最後に計算されることを理解するであろう。
図3を参照すると、一実施形態において、本発明は、PCEを更に備え、それは、経路計算命令受信モジュール310、経路セグメント情報受信モジュール320、経路結合モジュール330、経路セグメントセット送信モジュール340を備える。
経路計算命令受信モジュール310は、経路計算命令を受信するように構成される。この経路計算命令は、トップレベルPCEによって直接的に送信され、またはトップレベルPCEによってレベルごとに伝送される。
経路セグメント情報受信モジュール320は、経路計算命令受信モジュール310が経路計算命令を受信した後に、確立されるべき経路が通る一連のルーティングドメインに従って経路計算リクエストを送信するように構成される。もしPCEが複数の下位レベルPCEを有していれば、経路セグメント情報受信モジュール320は、最初に、経路計算リクエストを第1下位レベルPCEに送信し、そして、全ての下位レベルPCEによって返される経路セグメントセットが受信されるまで、第1下位レベルPCEによって返される経路セグメントセットを受信した後に上記経路計算リクエストを他の下位レベルPCEに送信する。もちろん、もしPCEが一つの下位レベルPCEしか有していなければ、経路セグメント情報受信モジュール320は、経路計算リクエストを下位レベルPCEに直接的に送信する。この実施形態では、後続の経路セグメント結合処理を容易化するために、他の下位レベルPCEに送信される経路計算リクエストは、前の下位レベルPCEによって返される出口ノードセット情報を含み、これにより、経路計算中に、ボトムレベルPCEは、出口ノードセット情報に従って入口ノードセットを取得し、そして、その入口ノードをドメイン内経路セグメントのエンドポイントとすることにより経路計算を実行する。
経路結合モジュール330は、もし、確立されるべき経路が順次的に通るルーティングドメインに複数の下位レベルPCEが存在すれば、経路セグメント情報受信モジュールによって受信された経路セグメントセットを結合して、より長い経路セグメントセットを生成し、そして、このより長い経路セグメントセットを経路セグメントセット送信モジュールに送信するように構成される。
経路セグメント送信モジュール340は、上記受信された経路セグメントセットを上位レベルPCEに送信するように構成される。
この実施形態のPCEは、更に経路計算モジュールを備え、経路計算モジュールは、PCEがボトムレベルPCEである場合に、それにより管理されるルーティングドメインの経路セグメントセットを計算し、または、PCEがボトムレベルPCEではなく、ルーティングドメインを直接的に管理する場合に、それにより直接的に管理されるルーティングドメインの経路セグメントセットを計算し、そして、計算結果を経路セグメントセット送信モジュール340に送信するように構成され、それにより、経路セグメントセット送信モジュール340は、上記経路セグメントセットを上位レベルPCEに送信する。
この実施形態において、もし、最初に、確立されるべき経路の起点ノードから経路確立が開始すれば、最初に経路計算を実行するPCEに加えて、他のルーティングドメインが、計算されたルーティングドメインと同じレベルに存在する場合、他のルーティングドメインのPCEの経路計算モジュールが出口ノードセットに関する情報を計算し、そして、その情報を上記レベルPCEに送信する。或いは、情報を個別に計算しなくてもよく、その代わり、上位レベルPCEは、経路セグメントセットから情報を取得する。上位レベルPCEは、出口ノード情報に従って次のルーティングドメインの入口ノードセットを生成し、そして、その入口ノードセットを次のドメインのPCEに送信し、それにより、PCEは、その入口ノードセットに収集されたノードを、経路セグメントセットを計算するための経路の入口ノードとして使用する。他の実施形態では、もし、最初に、確立されるべき経路の起点ノードから経路確立が開始すれば、出口ノードセットは入口ノードセットに従って取得され、それは上述の状況と反対である。
一実施形態において、本発明は、経路計算システムを更に提供し、本経路計算システムは、トップレベルPCEと、第1ボトムレベルPCEと、下位レベルPCEによって送信される経路セグメントを受信する上位レベルPCEを備える。
トップレベルPCEは、経路計算リクエストを受信した後に、確立されるべき経路が順次的に通るルーティングドメインを決定し、経路計算命令を送信するように構成される。上記経路計算リクエストは、第1ノードおよび第2ノードに関する情報を含むものであり、第1ノードと第2ノードの間に直接的な経路を確立することをリクエストするように構成されている。
第1ボトムレベルPCEは、経路計算命令を受信した後に、それにより管理されるルーティングドメインに関する経路計算を実行し、エンドポイントとして機能する第1ノードを含む経路セグメントセットを取得し、そして、その取得された経路セグメントセットを、その上位レベルPCEに送信するように構成される。経路計算命令は、第1ボトムレベルPCEにトップレベルPCEにより直接的に送信されてもよく、または、レベルごとに第1ボトムレベルPCEにトップレベルPCEにより送信されてもよい。
下位レベルPCEによって送信された経路セグメントセットを受信する上位レベルPCEは、第1ノードと第2ノードの間に確立されるべき経路が順次的に通るルーティングドメインに従って他の下位レベルPCEに経路計算命令を送信し、全ての下位レベルPCEにより送信される経路セグメントセットを受信し、そして、トップレベルPCEが、その全ての下位レベルPCEによって送信される経路セグメントセットを受信するまで、その上位レベルPCEに上記受信した経路セグメントセットを結合して送信するように構成される。
ここで、トップレベルPCEは、全ての受信した経路セグメントセットを結合して、第1ノードと第2位ノードの間の経路のセットを生成する。
本システムにおける各PCEは、経路計算命令受信モジュール310と、経路セグメント情報受信モジュール320と、経路結合モジュール330と、経路セグメントセット送信モジュール340を備える。
経路計算命令受信モジュール310は、経路計算命令を受信するように構成される。経路計算命令は、トップレベルPCEによって直接的に送信され、またはレベルごとにトップレベルPCEによって伝送される。
経路セグメント情報受信モジュール320は、経路計算命令受信モジュールが経路計算命令を受信した後に、確立されるべき経路が通る一連のルーティングドメインに従って経路計算リクエストを送信するように構成される。もし、PCEが複数の下位レベルPCEを有すれば、経路セグメント情報受信モジュール320は、最初に、経路計算リクエストを第1下位レベルPCEに送信し、そして、全ての下位レベルPCEによって返される経路セグメントセットが受信されるまで、第1下位レベルPCEによって返される経路セグメントを受信した後に上記経路計算リクエストを他の下位レベルPCEに送信する。もちろん、もしPCEが一つの下位レベルPCEのみを有すれば、経路セグメント情報受信モジュール320は、直接的に、経路計算リクエストを下位レベルPCEに送信する。この実施形態では、後続の経路セグメント結合処理を容易化するために、他の下位レベルPCEに送信される経路計算命令は、前の下位レベルPCEによって返される出口ノードセット情報を含み、それにより、経路計算中に、ボトムレベルPCEは、上記出口ノードセット情報に従って入口ノードセットを取得し、そして、その入口ノードをドメイン内経路セグメントのエンドポイントとすることにより経路計算を実行する。
経路結合モジュール330は、もし、確立されるべき経路が順次的に通るルーティングドメインに複数の下位レベルPCEが存在すれば、受信された経路セグメントセットを結合して、この結合された経路セグメントセットを送信するように構成される。
経路セグメントセット送信モジュール340は、上記受信され結合された経路セグメントセットを上位レベルPCEに送信するように構成される。
この実施形態のPCEは、経路計算モジュールを更に備えてもよく、この経路計算モジュールは、下位レベルPCEがボトムレベルPCEである場合に、それにより管理されるルーティングドメインの経路セグメントセットを計算し、または、下位レベルPCEがボトムレベルPCEではなく、ルーティングドメインを直接的に管理する場合に、それにより直接的に管理されるルーティングドメインの経路セグメントセットを計算し、そして、計算結果を経路セグメントセット送信モジュール340に送信するように構成され、それにより、経路セグメントセット送信モジュール340は、経路セグメントセットを上位レベルPCEに送信する。
この実施形態において、もし、最初に、確立されるべき経路の起点ノードから経路確立が開始すれば、他のルーティングドメインが、計算されたルーティングドメインと同じレベルに存在する場合、最初に経路計算を実行するPCEに加えて、他のルーティングドメインのPCEの経路計算モジュールは、出口ノードセットに関する情報を計算し、そして、その情報を上位レベルPCEに送信する。或いは、情報を個別に計算しなくてもよく、その代わり、上位レベルPCEは、経路セグメントセットから情報を取得する。上位レベルPCEは、出口ノード情報に従って次のルーティングドメインの入口ノードセットを生成し、そして、その入口ノードセットを次のドメインのPCEに送信し、それにより、PCEは、この入口ノードに収集されたノードを経路の入口ノードとして使用して、経路セグメントセットを計算する。他の実施形態では、もし、最初に、確立されるべき経路の起点ノードから経路確立が開始すれば、出口ノードセットが、入口ノードセットに従って取得され、それは、上述の状況と反対である。
当業者であれば、明らかに、上述の技術的解法におけるステップの一部または全部が、ハードウェアを通じて実施されもよく、または、必要な一般的ハードウェアプラットフォームをソフトウェアに加えたものを通じて実施されてもよいことを理解するであろう。これに基づいて、本発明の技術的解法は、ソフトウェアプロダクトの観点から実現されてもよい。ソフトウェアプロダクトは、不揮発性記録媒体(例えば、CD−ROM、USBフラッシュドライブ、またはリムーバブルハードディスク)に格納してもよく、本発明の実施形態による方法を実施するためにコンピュータ機器(例えば、パーソナルコンピュータ、サーバー、またはネットワーク機器)に命令するように構成された多くの命令を含む。
最後に、上述の実施形態は、単に、本発明の技術的解法を説明するためのものであり、本発明を何ら制限するものではないことに注目すべきである。本発明は、好ましい実施形態を参照して詳細に説明されたが、当業者であれば、本発明の特定の実施形態に対して変形がなされることが可能であり、または、本発明の技術的解法の原理を逸脱することなく、幾つかの技術的特徴に対して均等な置換がなされ得ることを理解し、そして、このような変形または均等な置換は、本発明の保護範囲に含まれる。
01,02,03,04,11,12,21;PCE

Claims (13)

  1. 第1ボトムレベル経路計算エレメント(PCE)により、経路計算命令を受信し、前記第1ボトムレベルPCEにより管理されるルーティングドメインに関する経路計算を実行し、エンドポイントとして機能する第1ノードを含む経路セグメントセットを取得し、そして、前記取得された経路セグメントセットを、前記ボトムレベルPCEの上位レベルPCEに送信し、
    下位レベルPCEによって送信された前記経路セグメントを受信する前記上位レベルPCEにより、前記第1ノードと第2ノードとの間に確立されるべき経路が順次的に通るルーティングドメインに従って他の下位レベルPCEに前記経路計算命令を送信し、全ての下位レベルPCEにより送信される経路セグメントを受信し、そして、トップレベルPCEが該トップレベルPCEの全ての下位レベルPCEによって送信される経路セグメントセットを受信するまで、前記受信された全ての経路セグメントセットを結合して前記上位レベルPCEの上位レベルPCEに送信し、
    前記トップレベルPCEにより、前記受信された全ての経路セグメントセットを結合して前記第1ノードと前記第2ノードとの間の経路のセットを生成することを含む経路計算方法。
  2. 前記上位レベルPCEが一つの下位レベルPCEのみを有する場合、前記上位レベルPCEにより、受信された経路セグメントセットを前記上位レベルPCEの上位レベルPCEに送信する請求項1記載の方法。
  3. 前記上位レベルPCEにより他の下位レベルPCEに送信される前記経路計算命令は、計算されるべき前記他の下位レベルPCEの経路セグメントセットのエッジノード情報を含む請求項1記載の方法。
  4. 計算されるべき前記他の下位レベルPCEの前記経路セグメントセットの前記エッジノード情報は、下位レベルPCEによって返されるエッジ経路セグメントセット情報に従って前記上記レベルPCEによって計算される請求項3記載の方法。
  5. 前記第1ボトムレベルPCEにより前記経路計算命令を受信することは、
    前記トップレベルPCEにより、前記経路計算命令を前記第1ボトムレベルPCEに送信すること、または
    前記トップレベルPCEにより、前記経路計算命令を前記トップレベルPCEの下位レベルPCEに送信し、前記トップレベルPCEの前記下位レベルPCEにより、前記第1ボトムレベルPCEが前記経路命令計算を受信するまで、前記経路計算命令を前記トップレベルPCEの前記下位レベルPCEの下位レベルPCEに送信することを含む請求項1記載の方法。
  6. 前記第1ノードは、確立されるべき前記経路の起点ノードであり、且つ、前記第2ノードは、確立されるべき前記経路の目標ノードであり、または
    前記第2ノードは、確立されるべき前記経路の前記起点ノードであり、且つ、前記第1ノードは、確立されるべき前記経路の前記目標ノードである請求項1記載の方法。
  7. 前記第1ボトムレベルPCEにより受信される前記経路計算明細は、前記第1ノードと前記第2ノードとの間に確立されるべき前記経路が順次的に通る前記ルーティングドメインに関する情報を含む請求項1記載の方法。
  8. 経路計算命令を受信するように構成された経路計算命令受信モジュールと、
    前記経路計算命令受信モジュールが前記経路計算命令を受信した後に、確立されるべき経路が通る一連のルーティングドメインに従って一つずつ下位レベルPCEに前記経路計算命令を送信するように構成され、とりわけ、一つの下位レベルPCEにより返される経路セグメントセットを受信し、全ての下位レベルPCEによって返される経路セグメントセットが受信されるまで、前記経路計算命令を他の下位レベルPCEに送信するように構成された経路セグメント情報受信モジュールと、
    前記経路セグメント情報受信モジュールにより受信された前記経路セグメントセットを結合して、該結合された経路セグメントセットを送信するように構成された経路結合モジュールと、
    前記受信され結合された経路セグメントセットを上位レベルPCEに送信するように構成された経路セグメントセット送信モジュールと
    を備えた経路計算エレメント(PCE)。
  9. 前記受信された経路計算命令に従って当該PCEにより管理されるルーティングドメインの経路セグメントセットを計算し、前記経路セグメントセット送信モジュールに計算結果を送信するように構成された経路計算モジュールを更に備えた請求項8記載のPCE。
  10. 前記経路計算明細受信モジュールにより受信された前記経路計算命令は、エッジノード情報を含み、前記エッジノード情報は、前の下位レベルPCEにより返されたエッジ経路セグメントセット情報に従って前記上位レベルPCEにより計算される請求項8記載のPCE。
  11. 前記経路計算命令を受信し、
    確立されるべき経路が通る一連のルーティングドメインに従って一つずつ下位レベル経路計算エレメント(PCE)に前記経路計算命令を送信し、とりわけ、一つの下位レベルPCEによって返される経路セグメントセットを受信し、そして全ての下位レベルPCEにより返される経路セグメントセットが受信されるまで、前記経路計算命令を他の下位レベルPCEに送信し、
    前記受信された経路セグメントセットを結合して、前記結合された経路セグメントセットを送信し、
    前記受信され結合された経路セグメントセットを上位レベルPCEに送信する経路計算方法。
  12. トップレベル経路計算エレメント(PCE)と、
    第1ボトムレベルPCEと、
    上位レベルPCEと
    を備え、
    前記トップレベルPCEは、経路計算リクエストを受信し、前記経路計算リクエストに含まれる第1ノードと第2ノードに関する情報に従って、前記第1ノードと前記第2ノードの間に確立されるべき経路が順次的に通るルーティングドメインを計算し、そして、経路計算命令を前記第1ボトムレベルPCEに直接的に送信し、またはレベルごとに前記経路計算命令を前記第1ボトムレベルPCEに送信するように構成され、
    前記ボトムレベルPCEは、前記経路計算命令を受信した後に、前記第1ボトムレベルPCEによって管理されるルーティングドメインに関する経路計算を実行し、エンドポイントとして機能する前記第1ノードを含む経路セグメントセットを取得し、そして、前記取得された経路セグメントセットを前記第1ボトムレベルPCEの上位レベルPCEに送信するように構成され、
    下位レベルPCEにより送信された前記経路セグメントセットを受信する前記上位レベルPCEは、前記第1ノードと前記第2ノードとの間に確立されるべき前記経路が順次的に通る前記ルーティングドメインに従って他の下位レベルPCEに前記経路計算命令を送信し、全ての下位レベルPCEによって送信される経路セグメントを受信し、前記受信された経路セグメントセットを結合して、前記トップレベルPCEが該トップレベルPCEの全ての下位レベルPCEによって送信される経路セグメントを受信するまで、前記下位レベルPCEによって送信される前記経路セグメントセットを受信する前記上位レイヤPCEの上位レベルPCEに送信するように構成され、
    ここで、前記トップレベルPCEは、前記受信された全ての経路セグメントセットを結合して前記第1ノードと前記第2ノードとの間の経路のセットを生成する経路計算システム。
  13. ネットワークエレメントによって実施されるコンピュータプログラムコードを含むコンピュータプログラムプロダクトであって、前記ネットワークエレメントは:経路計算命令を受信し;確立されるべき経路が通る一連のルーティングドメインに従って一つずつ下位レベル経路計算エレメント(PCE)に前記経路計算命令を送信し、とりわけ、一つの下位レベルPCEによって返された経路セグメントセットを受信して、全ての下位レベルPCEによって返される経路セグメントセットが受信されるまで、他の下位レベルPCEに前記経路計算命令を送信し;前記受信された経路セグメントセットを結合し、そして、前記結合された経路セグメントセットを送信し;そして、前記受信され結合された経路セグメントセットを上位レベルPCEに送信するように起動されるコンピュータプログラムプロダクト。
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