JP2011508490A - 通信ネットワークにおいて使用する方法および装置 - Google Patents

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Abstract

IPマルチメディアサブシステム(IMS)のホーム加入者サービス(HSS)に対する冗長性を可能にする方法を提供する。冗長性を複数のHSSインスタンス(40)により提供する。IMSのクライアントノード(10)がHSSの詳細を要求し、HSSインスタンス(40)を代理するプロキシHSS(20)の詳細をクライアントノード(10)に提供する(S1、S2)。クライアントノード(10)は詳細を使用して、プロキシHSS(20)に向ける後続要求を送信する(S3)。プロキシHSS(20)はHSSインスタンス(40)の適切な1つを選択し(S5)、プロキシHSS(20)においてクライアントノード(10)から受信する(S4)要求を処理する。プロキシHSS(20)は要求を選択するHSSインスタンスンス(40)に転送し、処理する。

Description

本発明は通信ネットワーク、例えばIPマルチメディアサブシステムを有する汎用移動通信システムにおいて使用する方法および装置に関する。
IPマルチメディアサービスは同一セッション内において音声、ビデオ、メッセージング、データ、などの動的結合を提供する。結合することが可能な基本的アプリケーションおよびメディアの数が増えることにより、エンドユーザに提供するサービスの数が増えるであろうし、人と人との間の通信経験が豊かになるであろう。これが導くであろう先は、所謂「結合IPマルチメディア」サービスを含む個人的で、豊かなマルチメディア通信サービスの新しい時代である。
UMTS(汎用移動通信システム、Universal Mobile Telecommunications System)は加入者により速いデータ速度および先進サービスを提供するために考えられた第3世代無線システムである。UMTSは移動通信のためのグローバルシステム(GSM、Global System for Mobile Communications)の後継であり、GSMと汎用パケット無線サービス(GPRS、General Packet Radio Service)であるUMTS間の重要な発展段階を伴う。GPRSはGSMコアネットワークにパケット交換を導入し、パケットデータネットワーク(PDN(複数)、packet data networks)への直接アクセスを許容する。これが可能にするのは、ISDNの64kbpsの制約を十分に超えるGSM呼ネットワークによる2MbpsまでのUMTSデータ伝送速度に必須の高データ速度パケット交換伝送である。UMTSは第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP、3rd Generation Partnership Project)により標準化し、第3世代パートナシッププロジェクトは欧州通信標準化協会(ETSI、European Telecommunication Standards Institute)、無線産業事業連盟(ARIB、Association of Radio Industry Business)およびその他のような地域標準化団体の集まりである。より詳細には非特許文献1を参照。
UMTS構成が含むのは従来電話をサポートするIPマルチメディアサブシステム(IMS、IP Multimedia Subsystem)として既知のサブシステム、並びに新しいIPマルチメディアサービス(非特許文献2〜8)である。IMSが提供するのは標準化IMSサービスイネーブラの使用によりエンドユーザの人対人の通信経験を豊かにする重要な特徴であり、標準化IMSサービスイネーブラは新しく豊かな人対人(クライアント対クライアント)の通信サービス、並びにIPベースネットワークを経る人対コンテンツ(クライアント対サーバ)サービスを容易にする。IMSはPSTN/ISDN(公衆交換電話ネットワーク/サービス総合ディジタルネットワーク、Public Switched Telephone Network/Integrated Services Digital Network)双方並びにインターネットに接続することができる。
ユーザ端末(またはユーザ端末とアプリケーションサーバ)間の呼またはセッションの設定および制御に、IMSはセッション開始プロトコル(SIP、Session Initiation Protocol)を使用する。SIP信号により伝達するセッション記述プロトコル(SDP、Session Description Protocol)を使用してセッションのメディア構成要素を記述し、折衝する。SIPはユーザ対ユーザプロトコルとして作成されたが、IMSは運用会社およびサービスプロバイダにサービスへのユーザアクセスを制御し、従ってユーザに課金することを許容する。3GPPはユーザ装置(UE、Use Equipment)とIMS並びにIMS内の構成要素間の信号にSIPを選択した。
UMTS通信ネットワークの運用およびこのようなネットワーク内の種々の構成要素に関する特定の詳細はhttp://www.3gpp.orgから利用できるUMTS技術仕様書から見つけることができる。非特許文献9からUMTS内におけるSIPの使用に関するさらなる詳細を見つけることができる。
添付する図面の図1はGPRS/PSアクセスネットワークの場合(IMSは勿論その他のアクセスネットワークを経て動作することができる)の移動ネットワーク構成へのIMSの適合を概略的に示す。呼/セッション制御機能(CSCF(複数)、Call/Session Control Functions)はIMS内でSIPプロキシとして動作する。3GPP構成は3つのタイプのCSCFを定義する:プロキシCSCF(P−CSCF、Proxy CSCF)、これはSIP端末のIMS内における最初のコンタクトポイントである;サービス提供CSCF(S−CSCF、Serving CSCF)、これはユーザが加入するサービスをユーザに提供する;および問い合わせCSCF(I−CSCF、Interrogating CSCF)、この役割は正しいS−CSCFを特定し、P−CSCFを介してSIP端末から受信する要求をそのS−CSCFに転送することである。
ユーザは特定のSIP登録(REGISTER)法を使用してIMSに登録する。これはIMSに所属し、SIPユーザ特定情報に到達することができるアドレスをIMSに通知する機構である。3GPPにおいてSIP端末が登録を行う場合、IMSはユーザを認証し、利用可能なS−CSCF(複数)のセットからS−CSCFをそのユーザに割り当てる。S−CSCF(複数)の割り当て基準は3GPPにより指定しないが、S−CSCF(複数)の割り当て基準は負荷分担およびサービス要求を含むことができる。注記するのはS−CSCFの割り当てがIMSベースサービスへのユーザアクセスの制御(および課金)にとり重要であることである。運用会社はユーザ対ユーザの直接SIPセッションを防止する機構を提供することができ、ユーザ対ユーザSIPセッションはさもなければS−CSCFをバイパスすることになろう。
S−CSCFを既に選択していなければ、登録過程でS−CSCFを選択するのがI−CSCFの責務である。I−CSCFはホームネットワークのホーム加入者サーバ(HSS、Home Subscriber Server)から要求されたS−CSCF能力を受信し、受信能力に基づき適切なS−CSCFを選択する。(注記するのは別の相手がユーザに着信し、ユーザに現在S−CSCFを割り当てていない場合にユーザへのS−CSCF割り当てをI−CSCFによっても実行することである。)登録ユーザがその後IMSにセッション要求を送信する場合、登録過程でS−CSCFから受信する情報に基づき、P−CSCFは選択するS−CSCFに要求を転送することができる。
IMSサービスネットワーク内に、IMSサービス機能を実装するアプリケーションサーバ(AS(複数)、Application Servers)を提供する。アプリケーションサーバはIMSシステムのエンドユーザにサービスを提供し、アプリケーションサーバを3GPPの定義するMrインタフェースを経てエンドポイントとして接続するか、または3GPPの定義するISCインタフェースを経てS−CSCFにより「リンクイン」するかの何れかを行うことができる。後者の場合、初期フィルタ基準(IFC、Initial filter Criteria)をS−CSCFにより使用し、SIPセッション確立過程で「リンクイン」すべきアプリケーションサーバを判断する。種々のIFC(複数)を種々の呼の場合に適用することができる。IMS登録手順の過程でユーザのユーザプロファイルの一部としてHSSからS−CSCFにより、IFC(複数)を受信する。(アプリケーションサーバ制御ネットワークに所属する被呼者または発呼者の何れかの)加入者特定情報に応じて、あるアプリケーションサーバは動作を実行することになろう。例えば呼転送の場合、適切な(終端)アプリケーションサーバは所与の加入者への呼を転送することにする新しい着信相手を判断することになろう。S−CSCFで受信するSIPメッセージを特定のSIPASに転送すべきことをIFCが指示する場合、そのASをメッセージ経路に追加する。一度ASによりS−CSCFにSIPメッセージを返送すると、SIPメッセージをその最終の宛先に向けて、またはIFC(複数)において別のASを指示すれば、別のASに転送する。
上述の通りIMSネットワークでは、HSSは主として加入者データの蓄積の責を負う。HSSはDiameter(ダイアミタ)プロトコル(非特許文献10)により他のノード(本明細書では一般に「HSSクライアント」と称す)と協働する。このようなHSSクライアントの例はI−CSCF、S−CSCF、AP(集団プロキシ)およびAS(アプリケーションサーバ)である。
一般的概念では、HSSはドメイン(領域)の中央データベースであるということである。とはいえ幾つかのネットワークは単一HSSにより扱いうる以上のユーザを有し、これらのネットワークはそれ故2つ以上のHSSを備える。2つ以上のHSSを持つネットワークは加入位置機能(SLF、Subscription Location Function)も包含する。特定ユーザについてHSSに質問する必要のあるノードはまずSLFに質問し、SLFはユーザを扱うHSSのアドレスを返送する。SLFは本質的にDiameter再指令エージェントとして動作する。
しかしながらネットワークにただ1つのHSSを持ち、配備するSLFを持たない孤立するシナリオは現在の配備では非常に一般的であり、考慮もしなければならない。
HSSを含むDiameterルーティング論理は非特許文献5に見つけることができる。以下の抜粋はCSCFノードに焦点を当てるが、この抜粋は任意の他のタイプのHSSクライアントに等しく適合する。
「I−CSCFまたはS−CSCFがあるユーザのHSSアドレス/ネームを知れば、宛先領域および宛先ホストAVP(複数)(Attribute Value Pairs、属性値対)の双方は要求に存在するであろう。そうでなければ、宛先領域AVPのみが存在し、クライントのDiameterルーティングテーブルに基づき、命令を次のDiameterノード、例えばSLFにルーティングするであろう。
一度再指令機能(SLF)がアドレスまたは宛先HSSを(再指令ホストAVPを使用して)返送すると、HSSへの再指令要求は宛先領域および宛先ホストAVP(複数)双方を含むであろう。
最初の要求を再指令機能に送信後、S−CSCFは各ユーザのHSSアドレスを蓄積する。
S−CSCFに対しHSSにより開始する要求は宛先ホストおよび宛先領域双方を含むであろう。S−CSCFから以前の要求において受信した元のホストAVPから、HSSはS−CSCFへの要求に使用する宛先ホストAVPを取得する。従ってHSSにより開始する全ての要求のABNFでは、宛先ホストAVPを必須と言明する。
全ての要求のABNFでは、宛先領域AVPを必須と言明する」。
出願者が認識するように、3GPP標準において特に言及しない1つの問題はHSSに対する冗長性解決策の問題である:実際の配備では、ユーザデータ(例えばTSPで現在利用可能なものであるホット/予備構成では、負荷分担、など)は2つ以上のHSSに蓄積することができよう。HSSクライアントに正しいHSSのアドレスを学習することを許容するであろう機構は3GPP標準では明記していない。IETF Diameter文書(非特許文献10)は「Diameterエージェント」に対する冗長性解決策を提供するが、宛先ホストに関しては冗長性解決策を提供しない。例えば3GPPIMSでは、加入位置機能(SLF)は「Diameter再指令エージェント」であり、ホーム加入者サーバHSSは宛先ホストである。
この問題に対処するのが望ましい。
3GPPTS23.002 3GPPTS22.228 3GPPTS23.228 3GPPTS24.229 3GPPTS29.228 3GPPTS29.229 3GPPTS29.328 3GPPTS29.329リリース5乃至7 3GPPTS24.228V5.8.0(2004年3月) IETF RFC3588(章5.5.4)
本発明の第1の態様によれば、IPマルチメディアサブシステムIMSのホーム加入者サービスHSSに対する冗長性を可能にする方法であって、冗長性は複数のHSSインスタンスにより提供され、方法は、IMSのクライアントノードがHSSの詳細を要求した場合、HSSインスタンスを代理するプロキシHSSの詳細をクライアントノードに提供するように設定するステップと、複数のHSSインスタンスのうちの、プロキシHSSにおいてクライアントノードから受信した要求を処理するのに適切な1つを選択することをプロキシHSSが行うように設定するステップと、要求を選択されたHSSインスタンスンスに処理させるために当該選択されたHSSインスタンスへ転送することをプロキシHSSが行うようにように設定するステップとを有することを特徴とする方法が提供される。
上記方法は、加入位置機能SLFがIMSに設けられ、SLFがクライアントノードにプロキシHSSの詳細を提供するように設定するステップを有してもよい。
上記方法は、加入位置機能SLFがIMSに設けられず、プロキシHSS自体がクライアントノードにプロキシHSSの詳細を提供するように設定するステップを有してもよい。
クライアントノードとプロキシHSSとの間の通信にDiameterプロトコルが使用されてもよい。
上記方法は、選択に基づき受信要求の宛先ホスト属性値対を変更するステップを有してもよい。
複数のプロキシHSSインスタンスンスを有することによりプロキシHSSの冗長性もが提供され、プロキシHSSインスタンスンスに対する冗長性は標準Diameterプロトコル機構により処理されてもよい。
少なくとも少数のHSSインスタンスンスがデータベースへの異なる個別のフロントエンドであってもよい。
上記方法は、選択の実行に使用する情報をプロキシHSSに保持するステップを有してもよい。
上記情報には、HSSインスタンスンスに与えられる個別の負荷に関する情報と、HSSインスタンスンスの個別の可用性に関する情報と、HSSインスタンスンスの個別の状態に関する情報と、の少なくとも1つが含まれてもよい。
上記データベースが複数のサイトに亘って分散し、情報にはサイトに関する地理的情報が含まれてもよい。
上記方法は、選択の実行に使用する各HSSインスタンスンスの状態を監視するステップを有してもよい。
上記方法は、Diameterメッセージの使用により状態を監視するステップを有してもよい。
上記方法は、DWR/DWAメッセージの使用により状態を監視するステップを有してもよい。
上記方法は、地理的位置、可用性、負荷および応答時間の少なくとも1つに基づき選択を実行するステップを有してもよい。
プロキシHSSはIMSのノードであってもよい。
プロキシHSSはDiameterプロキシエージェントであってもよい。
クライアントノードはDiameterクライアントであってもよい。
クライアントノードは、IMSのインテロゲーティング呼セッション制御機能と、IMSのサービング呼セッション制御機能と、IMSの集団プロキシと、IMSのアプリケーションサーバと、の少なくとも1つを含んでもよい。
本方法はプロキシHSSにおいて実行することができる。
HSS以外のIMSの宛先ホストにより、HSSが置換されていてもよい。
本発明の第2の態様によれば、IPマルチメディアサブシステムIMSのホーム加入者サービスHSSに対する冗長性を可能にする装置であって、冗長性が複数のHSSインスタンスにより提供され、装置は、IMSのクライアントノードがHSSの詳細を要求し、HSSインスタンスを代理するプロキシHSSの詳細をクライアントノードに提供するように設定する手段と、複数のHSSインスタンスのうちの、プロキシHSSにおいてクライアントノードから受信した要求を処理するのに適切な1つを選択することをプロキシHSSが行うように設定する手段と、要求を選択されたHSSインスタンスンスに処理させるために当該選択されたHSSインスタンスへ転送することをプロキシHSSが行うようにように設定する手段とを備えることを特徴とする装置が提供される。
上記装置はプロキシHSSを備えてもよい。
本発明の別の態様によれば、IPマルチメディアサブシステムIMSの宛先ホストに対する冗長性を可能にする方法を提供し、冗長性を複数の宛先ホストインスタンスにより提供し、本方法が含むのは:IMSのクライアントノードが宛先ホストの詳細を要求する場合、宛先ホストインスタンスを代理するプロキシ宛先ホストの詳細をクライアントノードに提供するように設定するステップ;プロキシ宛先ホストが宛先ホストインスタンスの適切な1つを選択し、プロキシ宛先ホストにおいてクライアントノードから受信する要求を処理するように設定するステップ;およびプロキシ宛先ホストが要求を選択する宛先ホストインスタンスンスに転送し、処理するように設定するステップである。プロキシ宛先ホストはDiameterプロキシエージェントでありうる。これらの方法のステップを実行する手段を含む装置も提供する。
本発明の別の態様によれば、通信ネットワークのプロトコルサーバに対する冗長性を可能にする方法を提供し、冗長性を複数のプロトコルサーバインスタンスにより提供し、本方法が含むのは:プロトコルクライアントがプロトコルサーバの詳細を要求する場合、プロトコルサーバインスタンスを代理するプロキシプロトコルサーバの詳細をプロトコルクライアントに提供するように設定するステップ;プロキシプロトコルサーバがプロトコルサーバインスタンスの適切な1つを選択し、プロキシプロトコルサーバにおいてプロキシクライアントから受信する要求を処理するように設定するステップ;およびプロキシプロトコルサーバが要求を選択するプロトコルサーバインスタンスンスに転送し、処理するように設定するステップである。プロトコルはDiameterプロトコルでありうる。プロキシプロトコルサーバはDiameterプロキシエージェントでありうる。これらの方法のステップを実行する手段を含む装置も提供する。
本発明の第3の態様によれば、本発明の第1の態様による方法を実行する装置を制御するか、または装置にロードする場合本装置が本発明の第2の態様による装置になるようにするプログラムを提供する。プログラムを担体媒体において搬送することができる。担体媒体は蓄積媒体でありうる。担体媒体は伝送媒体でありうる。
本発明の第4の態様によれば、本発明の第3の態様によるプログラムによりプログラムする装置を提供する。
本発明の第5の態様によれば、本発明の第3の態様によるプログラム含む蓄積媒体を提供する。
本発明の実施形態は少なくとも1つの以下の利点を有する:
ネットワークに配備する1つの論理HSSが存在するので、任意の第3のパーティのベンダプロダクトが(標準化していない)HSSの冗長性解決策の利点を利用することが可能である。HSSクライアントとDiameterプロキシアプリケーション間インタフェースは純粋なDiameter標準機構に基づく。
IPルーティングテーブルの変更は必要でなく、有利にはクライアントノードは本発明の実施形態におけるプロキシ装置の宛先アドレスを構成する必要があるだけであり、プロキシ装置は、プロキシ装置をアドレス指定するクライアントノードから受信する宛先アドレスをプロキシ装置で選択するサーバの宛先アドレスに置換するように設定する。
宛先ピアへの配信論理は負荷分担、ユーザ位置に基づきうる:シナリオに応じて構成することができる。
本発明を実施する方法および装置は現在の「単体」HSSおよび階梯化(レイヤ化)HSS構成双方に有効である。最終宛先が単体HSSか、またはフロントエンドであるかは問題ではない。
本明細書で以前に考察したIPマルチメディアサブシステムの3G移動通信システムへの統合を概略的に示す図である。 本発明の実施形態において実行するステップを示す概要フローチャートである。 図2の方法を実行するために本発明を実施する装置の一部を示す概要ブロック図である。 本発明を実施するシステムにおける複数のプロキシHSS(Diameterプロキシ)の使用を示す概要ブロック図である。 HSSインスタンス(HSSフロントエンド)の選択に使用するために監視する情報を持つプロキシHSS例の一部を示す概要ブロック図である。
HSSのための冗長性解決策の問題を3GPP標準で明確に言及していないことを以上で記述した。本発明の実施形態に関する詳細な説明の前に、この冗長性の問題に言及することになろう以下の3つの可能性な解決策を次に順次説明することにする。各解決策は以下に詳述するように幾つかの制約を有する:(a)全てのトラフィックはSLFを通じてルーティングする;(b)Diameterプロトコル標準手順への依頼;および(c)IPレイヤベース解決策。これに以下の説明が続くことになる:(d)冗長ノードを取得する他の機構;および次いで(e)本発明の実施形態による解決策。
(a)全てのトラフィックはSLFを通じてルーティングする:
SLFはHSSの状態を監視することができ(これはASDNS機能に代わり現在エリクソン(Ericsson)のIPワークプロダクトにおいて行われ、SNMPおよびICMPをこの目的に使用する)、「アクティブで」/[好ましい]もののみを応答に含むことにする。HSSへ向かう全てのトラフィックはSLFを通じてルーティングすべきである。
しかしながら標準によればHSSにメッセージを送信しなければならない場合に何時でも、HSSクライアントがSLFをポーリングすることは必須ではない。現在の実装に見つけることができる幾つかの例は:
・ S−CSCFが初めてコンタクトを受け、SLFからHSS「宛先ホスト」を受信するとそれを蓄積する。その瞬間から同じユーザに対しそのアドレスを保持することができる。特別なポーリングを必要としない。
・ (SIPREGISTERメッセージに埋め込む)専用機構によりI−CSCFからS−CSCFにHSS宛先ホストを送信することもできる。この方法ではS−CSCFがSLFから何ら情報を取り出す必要がないのは、I−CSCFがSLFから情報を受信し、S−CSCFに伝達しているからである。この実装をエリクソンのCSCFで使用する。
その上加入者数が比較的小さい場合、現在の配備はSLFを含まない;これが意味するのは「単一HSSシナリオ」も考慮しなければならないことである。
(b)Diameterプロトコル標準手順への依頼:
純粋な標準Diameter機構に頼ることができないのは(非特許文献10参照)、対応するDiameter・アプリケーション・ベース・メッセージのルーティングの責を負うDiameterエージェントを伴うシナリオにのみルーティングおよびフェイルオーバ機構を適用することができるからである。この意味で代替Diameterエージェントの使用により、フェイルオーバ機構は所与の宛先ホストに到達する代替法を提供する。宛先ホストがこのように障害になれば、RFCに明記する機構は存在しない。それは別の場合であろう。
Diameterエージェントは中継、プロキシ、再指令、または変換サービス(Diameterと別のAAAプロトコル間のプロトコル変換を実行する)を提供するDiameterノードである。換言すれば、これらのサービスはDiameterメッセージを(宛先ホストにより指定する)最終宛先にルーティングするのに使用する。
(c)IPレイヤベース解決策:
別の手法はIPレイヤに頼ることであろう:冗長ノードが仮に同じIPアドレスを共有すれば(これはホット/予備冗長解決策に役立つであろう;「アクティブ」ノードのみが共有IPアドレスを持つであろう)、アプリケーションに影響を与えることなくフェイルオーバを実行することが可能であろう。この代替方式は現在TSPにより提供し、その他の商用プラットフォームにも見つけることができるが(例えばモートローラ(Motorola)の先進TCA通信サーバなど;サン(Sun)のクラスタも多くの製品にこの特徴を含む)、幾つかの欠点がある:
・ あるサイトから別のサイトに移動するIPを有することが意味するのは、ノード障害の場合にルーティングテーブルのホストIP部は幾つかの更新を必要とするであろうことである(OSPFはこの目的に使用できよう)。バックボーンを多くのルータにより構成すれば、バックボーンの完全な収束を達成するまで、正しい宛先へのトラフィックのルーティングは保証されないであろう。あるバックボーンの調整が各架設に必要であろう。
・ バックボーンは通常種々の解決策間で共有するので、その変更は他の解決策に影響を与えよう。従って幾つかの運用会社はこのような調整を行うことに同意しないであろう。その他に配備経費が指数的に増大するであろう。
・ これは安全でないと認められる。
(d)冗長ノードを取得する他の機構:
冗長ノードは静的にテーブルにおいて構成することができよう。ネットワークのそれぞれのありうるHSS宛先ホストに対し、HSS宛先ホストはその対応する2次(冗長)HSS宛先ホストを決める。HSSクライアントはその場合HSSの状態を監視することができ、1次HSSが障害になるとその場合HSSクライアントはDiameter問い合わせを構成する2次HSSに送信するであろう。この代替方式の欠点は、ネットワークの全てのHSSクライアント(CSCF、アプリケーションサーバ、AAAサーバ、BSF、など)がこの機構を実装する場合のシナリオにおいてのみHSS冗長性が役立つであろうことである。
あるいは、冗長ノードに関する情報を伝達する新しいAVPをSLF応答に加えることができよう。これは現在IETFDINME作業グループで研究中である。この解決策の欠点は、これらのAVPが(後方両立性を提供するのに)オプションであり、それ故クライアントがAVPを使用するであろうことを保証できないことである。その上この情報を提供するのにSLFが必要であり、その他の考慮(ユーザ位置、負荷平衡、など)に基づきメッセージをルーティングすることができない。
(e)本発明の実施形態:
本発明の実施形態で、先進Diameterプロキシを導入し、ネットワークにおいて単一論理HSSを提供する。さらなる詳細を以下に、簡単ではあるが提供することにする:
・ 各HSSクライアントは単一HSS宛先ホストを構成することができ、その場合SLFを必要としないであろう(SLFが動作する場合本発明の実施形態を使用することもできるが)。
・ 単一論理HSSへのアクセスポイントは1つまたは幾つかの先進Diameterプロキシを含むことができ、HSSクライアントから送信する各Diameterメッセージはこれらのプロキシの1つにおいて受信する。HSSクライアント側から、Diameterプロキシを標準Diameterインタフェースにおけるように構成することができる。
・ 冗長性を提供し、トラフィック処理容量を見積もるために、幾つかのプロキシが存在しえよう。プロキシに対する冗長性はDiameter標準手順により達成することができる(非特許文献10参照)。
・ 先進DiameterプロキシはDiameterメッセージを処理するのに最も適切なDiameterピアであるものを見出す機構を提供するであろう。これらのピアはHSSフロントエンド(FE(複数)、Front Ends)でありえ、HSSフロントエンドがアクセスするのはユーザデータを包含するデータベースか、またはHSSアプリケーション論理およびユーザデータ双方を保持する単体HSS(複数)である。これらの機構はFEの可用性に関するHSS単体、並びにユーザデータの地理的位置を考慮し、Diameterピアへの負荷配分を管理する。
本発明の実施形態を次に図2および図3を参照してより詳細に説明することにする。図2は本発明の実施形態において実行するステップを示す概要フローチャートであり、一方図3は本発明を実施する装置の一部を示す概要ブロック図である。
図2は以前に説明したHSSクライアント10およびSLF30を示す。この例のHSSは第1のおよび第2のHSSインスタンス40の包含によりある程度の冗長性を備える。最後に、プロキシHSS20も備え、その機能は以下の説明から明らかになろう。
特定ユーザに関するHSSが持つ詳細(例えば、「宛先ホストAVP」)のHSSクライアント10による要求に応じて、ステップS1でプロキシHSS20の詳細をSLF30(1つ存在すれば)からHSSクライアント10に提供するか、または(例えばSLFが存在しなければ)HSSクライアント10において予め構成するか、またはプロキシHSS20自体から提供するかの何れかである。有利には、各HSSクライアント10はプロキシHSS20を宛先指定する単一HSS宛先ホストを構成し、これによりクライアントの単純化構成を提供し、同時にSLFの必要性を無くすことを許容する。プロキシHSS20が持つ詳細をステップS2でHSSクライアント10により受信する。
ステップS2で受信する詳細を使用してステップS3で、HSSクライアント10はプロキシHSS20に要求を送信し、この要求をステップS4でプロキシHSS20により受信する。
ステップS5で、プロキシHSS20は選択処理を実行し、要求を処理するのに選択すべき第1のおよび第2のHSSインスタンス40の内の何れかを判断する;選択処理で使用する可能な基準の例をさらに以下で詳述する。
ステップS5で適切なHSSインスタンス40の選択を行うと、ステップS5aでHSSクライアント10から受信する宛先ホストAVPを選択するHSSインスタンス40の宛先ホストAVPにより置換する。次いでステップS6で要求をプロキシHSS20により選択するHSSインスタンス40に転送し、ステップS7で選択するHSSインスタンス40により要求を受信し、処理する。
要求を処理すると、選択するHSSインスタンス40からプロキシHSS20に応答を送信し、ステップS9でプロキシHSS20により受信する。ステップS10で、プロキシHSS20によりHSSクライアント10に応答を転送し、ステップS11でHSSクライアント10により受信する。
図2のステップを実行するプロキシHSS20、SLF30およびHSSインスタンス40の一部を図3に概略的に示し、図3の部分P1およびP4乃至P10を応用して図2のステップS1およびS4乃至S10をそれぞれ実行する。
全てのノードを相互接続するDiameterプロキシエージェント(例えば、プロキシHSS)をDiameterレベルで使用することは可能である。このオプションにより、現在のクライアントノードに変更が不要であるのは、全ての論理をプロキシに集中することができ、これによりプロキシ20を宛先指定するクライアント(例えば、10)から受信する「宛先ホストAVP」をプロキシ20で選択するHSSインスタンスの「宛先ホストAVP」により置換し、クライアントから受信するメッセージをHSSインスタンスに宛先指定するのにそれを使用することができるからである。
プロキシにより余分の処理および遅延を導入するが、他方HSSクライアントからSLFへの問い合わせを除去することができ、それが意味する処理能力および遅延を除去することができる。さらにプロキシHSS20のであり、個別のHSSインスタンスのでないアドレスをHSSクライアントは構成さえすればよい。HSSインスタンスにより処理する必要があるメッセージおよび要求を送信するのに、クライアントは次いで上記アドレスを(例えば、Diameterプロトコルを使用すれば「宛先ホストAVP」として)使用し、これによりこれらのメッセージおよび要求をプロキシHSSに自動的にルーティングするように設定することになろう。
プロキシを2重化することは可能である。フェイルオーバおよびリンク監視の標準手順(非特許文献10参照)をこれに使用することができる。図4は複数のDiameterプロキシ20による構成を示す。
あたかもネットワークに配備する(SLFがなく)単一のHSSがあるかのように、HSSクライアントにおいて発生するDiameterメッセージはプロキシHSS20のアドレスである同じ宛先ホストを有する。
本発明の方法およびプロキシは共に:単体および階梯化構成において使用できる。要するに、単体構成によるHSSインスタンスはHSSクライアントと交換する信号を処理するように設定する処理手段およびアプリケーション論理、並びに上記処理を達成するのに必要なデータ(例えば、加入者の動的および静的情報)を含む蓄積手段を含む。次いで、HSS「階梯化」構成は複数のHSSフロントエンド(FE)を含み、HSSフロントエンドは処理手段およびアプリケーション論理、並びに任意のHSSFEがその処理の達成に必要とすることがありうる全ての必要なデータを蓄積する(物理的または論理的)中央データベースDB(database)を含む。
2つまたはそれ以上のサイトにこのDBが分散する場合、加入者データベース(DB)にアクセスするHSSフロントエンドの場合、地理的データ分散に基づき各ユーザにサービスを提供するのに最も適切なフロントエンド(FE)またはフロントエンドグループプロキシは何かに関する情報を、プロキシは保持することができる。
先進Diameterプロキシアプリケーションは所与のユーザ宛てのメッセージを処理することができるDiameterピア(これらのピアはユーザデータを包含するデータベースにアクセスする単体HSSか、またはフロントエンドの何れかでありえよう)の状態を監視することができる。冗長性の場合、少なくとも2つのDiameterピア(例えば、HSSインスタンス)は各ユーザを管理することができるべきである。終端ピアを監視するのにDiameterプロキシで使用する機構はDiameter標準(DWR/DWAメッセージ)に含む同じものか、または異なるものの何れかでありえよう。
例えば地理的位置および可用性に基づき動作を処理することができる種々のDiameterピア間に、プロキシはトラフィックを分配することができよう。この分配はサーバの負荷、応答時間、ラウンドロビン、などのような既存平衡化機構に基づくことができる。
これらの概念を図5に示す。
一度適切な終端ノードを選択すると、HSSクライアントから受信する宛先ホストAVP(即ち、単一論理HSSを特定するHSSDiameterURI)を選択するDiameterピアに従い置換し、Diameterメッセージを終端ノードに送信する。
応答を終端ノードから受信すると、一貫するDiameterホストIDを保持することが望ましい(即ち、応答は要求に使用する宛先ホストから来るべきである)。この単一論理HSSの内部構成はHSSクライアントに透明である、即ちプロキシはHSSクライアントに選択する宛先ホストの実際のDiameterURIを提供する必要はない。
HSSからの要求もプロキシ(代理)することができる。HSSDiameterプロキシインタフェースは両方向における冗長性を許容する(3GPP標準手順に従いHSS/FEにHSSクライアントDiameterURIを蓄積することができる)。
本発明をこのようにこれまで主としてHSSクライアントおよびHSSに関して説明したが、本発明の実施形態はより広く適用することができる。一般的な意味で、本発明の実施形態は任意の「Diameterクライアント」(例えば、呼セッション制御機能CSCFまたはアプリケーションサーバAS)と任意の「宛先ホスト」(例えば、HSS)間に「Diameterプロキシエージェント」(DPA、Diameter proxy agent)(IMS構成において、しかしIMS構成に限定せず使用できる)を導入する。
DPAはクライアント側の標準プロキシエージェントとして動作し、宛先ホスト側に関して先進的である。DPAはクライアントから「宛先ホスト」AVPを包含する要求を受信することができる。DPAはクライアントから受信する(架空の)「宛先ホスト」AVPを「可用性情報」に従いDPAにより選択する最終HSSに要求をルーティングするのに使用できる特定情報に変換する。DPAが従って蓄積するのは、クライアントから受信することができ、DPAにルーティングする(架空の)「宛先ホスト」AVP、および選択することができる実際のHSS(複数)が持つ実際の「宛先ホスト」AVP(複数)特定情報の対応するリストを含むテーブルである。動的に更新することができる実際のHSS毎の可用性情報、並びにHSS(複数)の地理的位置対クライアントの位置についての情報もDPAにより保持し、以上の変換に使用することができる。
SLFを含むシナリオおよびSLFを含まないシナリオ双方において、本発明の実施形態はHSSおよび/またはHLRの冗長性を許容し、単体または階梯化HSS構成に使用することができる。
本発明のDPAはクライアントに対し標準化Diameter冗長性手順を提供することができ、それにより複数のDPAの配備を許容し、クライアントと宛先ホスト間の通信に関する高い可用性を提供する。さらに、Diameterクライアント(例えば、CSCF(複数))またはDiameterサーバ(例えばHSS(複数))に修正が必要でないのは、DPAにより実行する新しい処理が「Diameter」レベルにおいてのみ動作し、アプリケーションレベル(例えば、CX−intf関係処理)では動作しないからである。
認識されるであろうことは、デバイスまたは装置において動作するプログラムにより以上で説明する構成要素の1つまたは複数の動作を制御することができることである。このような動作プログラムはコンピュータの読むことができる媒体上に蓄積することができるか、または例えばインターネットウェブサイトから提供するダウンロード可能なデータ信号のような信号に埋め込むことができよう。添付する特許請求の範囲は動作プログラムをそれ自体により、または担体上の記録として、または信号として、または任意の他の形式において包含すると解釈するものとする。

Claims (23)

  1. IPマルチメディアサブシステムIMSのホーム加入者サービスHSSに対する冗長性を可能にする方法であって、
    冗長性は複数のHSSインスタンスにより提供され、
    前記方法は、
    前記IMSのクライアントノードがHSSの詳細を要求し、
    前記HSSインスタンスを代理するプロキシHSSの詳細を前記クライアントノードに提供するように設定するステップと、
    前記複数のHSSインスタンスのうちの、前記プロキシHSSにおいて前記クライアントノードから受信した要求を処理するのに適切な1つを選択することを前記プロキシHSSが行うように設定するステップと、
    前記要求を前記選択されたHSSインスタンスンスに処理させるために当該選択されたHSSインスタンスへ転送することを前記プロキシHSSが行うようにように設定するステップと
    を有することを特徴とする方法。
  2. 加入位置機能SLFが前記IMSに設けられ、
    前記SLFが前記クライアントノードに前記プロキシHSSの詳細を提供するように設定するステップを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 加入位置機能SLFが前記IMSに設けられず、
    前記プロキシHSS自体が前記クライアントノードに前記プロキシHSSの詳細を提供するように設定するステップを有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記クライアントノードと前記プロキシHSSとの間の通信にDiameterプロトコルが使用されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記選択に基づき前記受信要求の宛先ホスト属性値対を変更するステップを有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 複数のプロキシHSSインスタンスンスを有することにより前記プロキシHSSの冗長性もが提供され、
    前記プロキシHSSインスタンスンスに対する冗長性は標準Diameterプロトコル機構により処理される
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 少なくとも少数の前記HSSインスタンスンスがデータベースへの異なる個別のフロントエンドである
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記選択の実行に使用する情報を前記プロキシHSSに保持するステップを有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記情報には、前記HSSインスタンスンスに与えられる個別の負荷に関する情報と、前記HSSインスタンスンスの個別の可用性に関する情報と、前記HSSインスタンスンスの個別の状態に関する情報と、の少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記データベースが複数のサイトに亘って分散し、前記情報には前記サイトに関する地理的情報が含まれることを特徴とする、請求項7に従属する、請求項8または9に記載の方法。
  11. 前記選択の実行に使用する各HSSインスタンスンスの状態を監視するステップを有することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の方法。
  12. Diameterメッセージの使用により前記状態を監視するステップを有することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. DWR/DWAメッセージの使用により前記状態を監視するステップを有することを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 地理的位置、可用性、負荷および応答時間の少なくとも1つに基づき前記選択を実行するステップを有することを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記プロキシHSSは前記IMSのノードであることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記プロキシHSSはDiameterプロキシエージェントであることを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記クライアントノードはDiameterクライアントであることを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記クライアントノードは、前記IMSのインテロゲーティング呼セッション制御機能と、前記IMSのサービング呼セッション制御機能と、前記IMSの集団プロキシと、前記IMSのアプリケーションサーバと、の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1から17のいずれか1項に記載の方法。
  19. HSS以外の前記IMSの宛先ホストにより、前記HSSが置換されていることを特徴とする請求項1から18のいずれか1項に記載の方法。
  20. IPマルチメディアサブシステムIMSのホーム加入者サービスHSSに対する冗長性を可能にする装置であって、
    冗長性が複数のHSSインスタンスにより提供され、
    前記装置は、
    前記IMSのクライアントノードがHSSの詳細を要求し、
    前記HSSインスタンスを代理するプロキシHSSの詳細を前記クライアントノードに提供するように設定する手段と、
    前記複数のHSSインスタンスのうちの、前記プロキシHSSにおいて前記クライアントノードから受信した要求を処理するのに適切な1つを選択することを前記プロキシHSSが行うように設定する手段と、
    前記要求を前記選択されたHSSインスタンスンスに処理させるために当該選択されたHSSインスタンスへ転送することを前記プロキシHSSが行うようにように設定する手段と
    を備えることを特徴とする装置。
  21. 前記装置は前記プロキシHSSを備えることを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. 請求項1から19のいずれか1項に記載の方法を実行するように装置を制御することを特徴とするプログラム。
  23. 請求項22に記載のプログラムを格納した記録媒体。
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