JP2006522501A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、通信システムに関し、特に加入契約がシステムの制御手段に対して複数登録を行うことができる通信システムに関する。
通信システムは、システムと関連するユーザー機器および/または他のノードなどの2つ以上のエンティティ間の通信を可能にする装置とみなすことができる。その通信には、例えば、音声、データ、およびマルチメディアなどの通信が挙げられるであろう。
概して通信システムは、システムの様々な要素の何が実行を許可され、それがどのように達成されるべきかを定義する、所与の規格または仕様に基づいて動作する。例えば、規格または仕様は、ユーザー、より正確にはユーザー機器または端末がユーザー回路交換サービスおよび/またはパケット交換サービスを受けているかどうかを定義することが可能である。接続に用いられる通信プロトコルおよび/またはパラメータも、定義することが可能である。すなわち、その通信が基づくことのできる特定の一連の「規定」は、そのシステムによって通信が可能になるように定義される必要がある。
無線通信をユーザー機器またはその他タイプの終端ノードのために証明する通信システムは、公知である。無線システムの一例には、セルラーネットワークがある。セルラーシステムにおいて、基地局(BTS)または類似的なアクセスエンティティは、これらのエンティティ間の無線インタフェースを介してユーザー機器(UE)に対応する。このモバイルユーザー機器は、概して移動局(MS)という用語で示される。システム内の通信は、1つまたは複数の制御エンティティによって制御することができる。様々な制御エンティティを相互接続してもよい。1つ以上のゲートウェイノードを、セルラーネットワークの他のネットワーク、例えば、別のセルラーシステムまたは公衆交換電話網(PSTN)および/またはIP(インターネットプロトコル)および/または他のパケット交換ネットワークのような他のパケット交換ネットワークなどへの接続のために提供してもよい。ユーザー機器と通信ネットワークのエンティティとの間の通信は、適切な通信プロトコルに基づくことができる。プロトコルの一例には、セッション開始プロトコル(SIP)がある。
通信システムは、ネットワークの様々なサービスの提供機能をサーバーとして公知のネットワークエンティティによって取り扱う方向で開発されている。例えば、現在の第三世代(3G)の無線マルチメディアネットワークのアーキテクチャにおいて、いくつかの異なるサーバーを異なる機能を取り扱うために用いることも考えられる。これらには、コール状態制御機能(CSCF)などの機能が挙げられる。このコール状態制御機能は、プロキシコール状態制御機能(P−CSCF)、問合せコール状態制御機能(I−CSCF)、およびサービングコール状態制御機能(S−CSCF)などの様々なカテゴリに分類することが可能である。時折CSCFをコールセッション制御機能と呼ぶことが好まれると理解されたい。
サービングコール状態制御機能は、通信システムからサービスを要求できるようにするために加入者が登録する必要のあるエンティティを形成する。サービング制御エンティティに加えて、ユーザーは、プロキシおよび問合せ制御エンティティを伴うことを必要とすることがある。ユーザーは、同時に複数の登録を有することができる。ユーザーが通信システムを介して通信できるようにするためには、少なくとも1つの登録が必要である。登録手続きの間、様々な認証クエリーまたはメッセージおよび認証5ビットバイトおよび/またはキーに基づくそれらのような認証パラメータを、そのプロセスに関係したエンティティ間で移動する必要があることがある。
概して、登録とは、ユーザーがサービングコール状態制御機能で識別子を登録することを意味する。登録手順の間に、公開識別子(ID)のような識別子が、制御エンティティに提供される。この公開IDは、通信システムへの加入契約に関連する 識別子である。公開識別子は、公知の電話システムの電話番号として機能することが可能である。しかしながら、第二世代(2G)の携帯電話のような従来の電話が1つの番号しか有することができない一方で、例えば、3Gの電話は複数の識別子(例えば、電話番号、例えばセッション開始プロトコル(SIP)ユニバーサルリソースロケータ(URL)など1つ以上のeメールのようなアドレス、代替の通信手段のための1つまたは複数のアドレスなど)を有することができる。
加入契約は、また、少なくとも1つの関連するプライベート識別子を有することが可能である。プライベート識別子は、加入契約を特定のユーザーに関連することが可能である。すなわち、加入契約は、複数のユーザーを有することが可能である。ユーザーは、あらゆる適切な加入者識別子モジュール(SIM)などの理論上等しい識別子のエンティティとみなすことが可能である。
加入契約は、様々な識別子およびユーザーと関連付けることが可能である。例えば、家族または組織(事業所など)が共通の公開識別子を有することが可能である。それに加えて、グループの全てのメンバーは、さらに公開識別子およびプライベート識別子を有することができる。
3G通信システムにおいて、コールを開始する、またはコールを受けることを望むユーザーは、彼または彼女の公開IDを登録しなければならない。ユーザーが2つの公開ID(例えば、ID1およびID2)を有しているがID1しか登録していない場合、ID2がネットワークに登録されていないので、ID2から開始する、またはID2へと開始されるすべてのコールは不成功となる。
第三世代標準化団体(3GPP)によって指定されるような現在の登録手順は、ユーザーに対して公開IDを別々におよび独立して登録し、同一のサービスプロファイルに属するそれらの公開IDを保存する。特定の加入者の全てのユーザー識別子は、コール制御エンティティに登録すべきであると提案されている。例えば、3GPPの基本資料のうちのリリース5(Rel5)バージョンでは、全てのそれらの識別子を同一のサービングコール状態制御機能(S−CSCF)エンティティに登録することを提案している。
S−CSCFエンティティは、個々の公開IDのレベルにおいてのみ登録状態を認識するため、ユーザーが1つ以上の登録を有するかどうか、およびユーザーが1つ以上の制御エンティティに登録されているかどうかを知ることができない。
上記のように、例えば、3GPP Rel5ベースの通信システムのようなある種の通信規格において、同じIPマルチメディアサブシステム(IMS)加入者に属する全ての公開識別子は、同じ制御エンティティに登録されなければならない。しかしながら、同時に、あらゆる登録、再登録、および登録取り消し手続きは、一つずつ行なわれる。個々の公開IDの登録は独立して取り扱われるので、ユーザーが少なくとも2つのS−CSCFに登録されることが起こりうる。これは、全てのアプリケーションにおいて許可されるというわけでない。例えば、公開ユーザー識別子(IMPU)のような公開IDが異なるS−CSCFに登録されている場合、その後いくつかのサービス(例えばフォーキング)の実行が不可能になることがある。
図1に示すように、3GにおけるS−CSCFの選択は、概して登録中にI−CSCF内で実行される。しかしながら、I−CSCFは、ユーザーが他のいずれかのS−CSCFに登録されているかどうかを知ることができない。従って、同じ加入契約のそれぞれの独立した登録が、加入者管理サーバー(HSS)からのI−CSCFによって受信されるサーバー機能情報に基づいて異なるS−CSCFに転送されることがありえる。
複数登録の問題解決法が、国際出願、公開番号WO02/091785に開示されている。当該先出特許出願では、I−CSCFが、新しく登録された識別子を以前に登録が行われた場所である異なるS−CSCFにアドレス指定するかどうかを決定するように構成されるという実施態様を開示している。この場合、古い登録はそれから新しいS−CSCFへ移動する。この解決策は現実的であると考えられているが、それでもなお別の解決策が必要である。
さらに、WO02/091785では、異なるタイプの識別子および/または複数のプライベート識別子を有するという問題に対処していない。例えば、加入契約は、複数のプライベートユーザー識別子(IMPI)および複数の公開識別子を有することが可能なのである。
上記では登録手続きおよびインターネットプロトコル(IP)ベースの第三世代の(3G)通信システムおよびセッション開始プロトコル(SIP)による関連した問題が論じられているが、他のシステムでも同様な不都合を伴い、従ってその説明はこれらの例に限定されるものではないと理解されたい。
国際公開WO02/091785号公報
本発明の実施態様は、上述の問題点のうちの1つまたは複数に対処することを目標としている。
本発明の一側面によれば、加入契約が複数の公開およびプライベート識別子と関連する通信システムにおける方法であって、
前記複数の公開およびプライベート識別子の間の関係の情報と、前記識別子のうちの少なくとも1つが登録された制御エンティティの情報とを、ユーザー情報ストレージに格納するステップと、
前記制御エンティティを前記ユーザー情報ストレージに格納された前記情報に基づいて更なる登録に割り当てるステップと、
を備える方法が提供される。
前記複数の公開およびプライベート識別子の間の関係の情報と、前記識別子のうちの少なくとも1つが登録された制御エンティティの情報とを、ユーザー情報ストレージに格納するステップと、
前記制御エンティティを前記ユーザー情報ストレージに格納された前記情報に基づいて更なる登録に割り当てるステップと、
を備える方法が提供される。
本発明の別の側面によれば、通信システムであって、前記通信システムのユーザーと関連する公開およびプライベート識別子間の関係の情報ならびに前記公開およびプライベート識別子の少なくとも1つが登録された制御エンティティの情報とを格納するように構成された、複数の制御エンティティ及びユーザー情報ストレージと、前記ユーザー情報ストレージに格納された情報に基づいてユーザーと関連する更なる登録に前記コール制御エンティティを割り当てるための手段とを備える通信システムが提供される。
本発明のさらに別の側面によれば、通信システムのためのユーザー情報ストレージエンティティであって、前記通信システムのユーザーと関連する公開およびプライベート識別子間の関係の情報ならびに前記公開およびプライベート識別子のうち少なくとも1つが登録された制御エンティティの情報とを格納するための手段と、前記ユーザー情報ストレージに格納された情報に基づいてユーザーと関連する更なる登録に前記コール制御エンティティを割り当てるための手段とを備える、ユーザー情報ストレージエンティティが提供される。
より具体的な実施態様では、更なる制御エンティティが、ユーザー情報ストレージからのユーザーの登録状態に対するクエリーを行い、前記クエリーは前記制御エンティティへの登録要求の経路指定を可能にする情報を返すことによって応答される。前記制御エンティティは、サービスコール状態制御機能を備えることが可能で、更なるエンティティは、問合せコール状態制御機能を備えることが可能である。前記ユーザー情報ストレージは、加入者管理サーバーを備えることが可能である。
前記制御エンティティへの経路指定を可能にする前記情報は、前記制御エンティティの名前またはアドレスを有することが可能である。
前記ユーザー情報ストレージは、更なる登録に対して割り当てられるように前記制御エンティティを選択するように構成することが可能である。
本実施態様は、様々な利点を提供することができる。加入契約と関連する全ての識別子を、単一のコール状態制御機能に登録することが可能である。サービスは、通常の方法で、また加入契約に用いられる識別子から独立して、機能することが可能である。一部の実施態様では、加入契約と関連する前記プライベートおよび公開識別子の同じサービスコール制御機能への登録を確実に行うことができる。一部の実施態様は、同じような方法で異なる識別子に同じサービスを提供することが可能である。
本発明の更なる理解のために、添付図面を例として参照する。以下では、3G仕様に基づいて構成された図2の例証通信システムを参照して本発明の実施態様を説明する。モバイル通信システムは、無線インタフェースを介して複数のモバイルユーザー機器1に対応するように構成される。移動局とも呼ぶことが可能であるモバイルユーザー機器の基本的な動作原理は当業者によって公知であり、従ってここでは更に詳しく説明しない。
モバイル通信システムは、概して無線アクセスネットワーク(RAN)およびコアネットワーク(CN)に分けることができる。複数のモバイルユーザーのユーザー機器1は、無線インタフェースを通じて3G無線アクセスネットワーク(RAN)により対応されている。ユーザー機器は、アクセスエンティティに関連した移動が可能であり、従って、移動局という用語で示すことが可能である。図2は、明確にする理由から1つの無線アクセスネットワークしか示していないが、典型的な通信ネットワークシステムでは複数の無線アクセスネットワークを備えることを理解されたい。3G無線アクセスネットワーク(RAN)は、加入者ノード(SGSN)のような適切な単一または複数のコアネットワークに接続される。典型的なモバイル通信ネットワークおよびその様々なエンティティの動作は、当業者によって公知であり、従ってここでは更に詳しく説明しない。
図2はまた、複数のコール状態制御機能エンティティ(CSCF)22乃至24、30および31を示す。これらのうち、コール状態制御機能エンティティ22は、ユーザー機器1が少なくとも1つの登録を有する、いわゆるサービングコール状態制御機能(S−CSCF)である。すなわち、ユーザーは、制御エンティティ22に少なくとも1つの識別子を登録している。従って、制御エンティティ22は現在、前記ユーザー機器1に対応しており、前記ユーザー機器の状態を制御している。コール状態制御機能エンティティ23および24はまた、ユーザーの識別子がそれらのいずれかによって登録される場合に、同様の機能を提供する。プロキシCSCF30および問合せCSCF31の機能を、図3の信号送信フローチャートも参照して以下に説明する。
ユーザー情報ストレージ26も示す。より詳しくは、ユーザー情報ストレージは、加入者管理サーバー(HSS)によって提供されるように示される。本発明の原理によれば、HSSは、ユーザーの識別子情報およびそのユーザーが登録されるコール制御エンティティの情報を格納するように構成される。異なるユーザーの識別子の可能な関係の情報も、加入者管理サーバー(HSS)26に格納することが可能である。加入者管理サーバー(HSS)26は、登録識別子(ID)(S−CSCFによって現在登録されている、または現在登録されていない)および通信システムの使用と関連する更なる同様の情報などを登録することも可能である。
制御エンティティおよび状態の情報は、登録中にユーザー情報ストレージ26の格納手段35に保存することが可能である。格納された情報は、再登録および/または登録取り消しの間に更新することができる。
加入者管理サーバー(HSS)には、例えば、登録およびセッションのセットアップ手順の間に制御エンティティによってクエリーを行うことができる。「セッション」という用語は、ユーザーが行いうるコール、データ(例えば、ウェブの閲覧)、またはマルチメディア通信などのあらゆる通信を示すと理解されたい。
以下に記載される実施態様において、加入契約のための個々の識別子(ID)の登録は、HSSによって3GPP IMS(IPマルチメディアサブシステム)のドメインで同期される。好適な実施態様において、HSSは、加入契約と関連する様々な識別子間の関係のレコードを保持する。HSSはまた、S−CSCFに登録される識別子に関する情報も保持する。すでに存在している登録に関連する更なる識別子の登録の場合には、S−CSCFの名前および/またはアドレスなどの適切な経路指定情報を提供することによってこの登録に対して同じS−CSCFを割り当てることができる。
様々な識別子間の関係の情報に基づいて、HSSは、例えば公開ユーザー識別子(IMPU)の例えば初期の登録の場合に、同じユーザーの何らかの識別子または加入契約がすでに登録されているかどうかを検出することが可能である。図3に示すように、登録が存在する場合、HSSは、従来技術で行われているようにS−CSCFの名前をサーバー機能に戻す代わりに、ユーザー登録状況のクエリーに対して与えられた応答に戻す。
例えば、このような応答は、I−CSCFによって始められたユーザー登録状況のクエリー(UAR)に対して与えることが可能である。I−CSCFは、それから、名前またはアドレスを応答(UAA)において受信したS−CSCFに、登録メッセージを転送することが可能である。
説明したように、加入契約は複数の公開およびプライベート識別子を有することが可能である。図4において、IMPUおよびIMPIとしてそれぞれ示されるのは、加入契約−IMPI−IMPU−SPなどの関係の一例である。プライベート識別子IMPI1およびIMPI2を、2つの独立した加入者識別子モジュール(SIM)またはユーザー機器と関連する同様の同様のユーザー識別子モジュールによって提供することが可能である。例えば、3GPPにおいて、これらの識別子モジュールはUSIMと呼ばれる。
IMPIは、独立したSIMカード上におよび/または独立したユーザー機器に格納することができるので、HSSは、これらのユーザー機器からの登録を同じS−CSCFに転送することができないことがある。しかしながら、HSSは、共通のサービスに関する共通の特徴に関する情報を受けることができる。
HSSは、IMPI間の関係を、例えば少なくとも1つの共通の公開識別子(IMPU)、共通のサービスプロファイル(SP)、またはプライベート識別子の背後の共通の加入契約に基づいて追跡することが可能である。この関係に基づいて、HSSは、同じサービスが提供されるべきであると認識することができる。
例えば、制御エンティティ22乃至24のいずれにも加入契約の公開識別子が登録されていない場合、HSS26は、サービス機能をI−CSCF31に戻す。I−CSCF31は、図1に示すように、それからHSS26から受信したサービス機能データに基づいて割り当てを行うことが可能である。
クエリーを受信した時点で、HSS26は、その加入契約がすでに登録された公開識別子を有するかどうかを確認する。加入契約がすでに当該関連登録の少なくとも1つを有する一方で、登録される公開識別子と関連するプライベート識別子(例えば、加入契約に関連するユーザー)が、いずれの登録済み公開識別子を有さないことがありうる。この場合、HSS26は、S−CSCFの名前をI−CSCF31に送信することが可能である。すなわち、HSS26は、I−CSCF31の代わりに、識別子が関連する識別子を有すること、関係が加入契約を介することの検出に基づいて割り当てを行う。
1つの実施態様によれば、HSS26は、共通の公開識別子(IMPU)を有する異なるプライベート識別子(IMPI)が単一加入者に属することを認識できる。識別子とサービスプロファイル(SP)との間の関係に関する情報を解析することも可能である。プライベート識別子は、例えば、所与の加入契約または複数のユーザー機器のいくつかの公開識別子を一緒にバンドルするために用いることが可能である。
図4の例において、2つの公開識別子IMPU1およびIMPU3は、互いに全く独立している。しかしながら、図4に示すように、2つの公開識別子は、2つのプライベート識別子IMPI1およびIMPI2を経た関係を有している。また、この2つの公開識別子は、それぞれ第3の識別子IMPU2とも関係している。従って、この例において、共通のIMPU2のために同じS−CSCFの2つの独立した公開識別子の登録を行うことができる。
関連チェーンのビルドアップは、共通のプライベート識別子の登録状態に関係なく実行することが可能である。
2人のユーザーまたは2台の端末を有する1人のユーザーが存在する場合、HSSは、共通のIMPUが登録されていなくとも、同じS−CSCFをIMPI1とIMPI2の両方に割り当てる事が起こりうる。それでも、両ユーザーは、共通のサービスにアクセスすることを望む。HSSは、識別子の関係に関して情報を格納するため、この2つの独立したIMPI間の関係を決定することができる。
識別子間の関連を認識した時点で、HSSは、サーバー機能に関する情報を送信する代わりに、すでに使用したS−CSCFへの経路指定を可能にする名前または他の情報をI−CSCFへ送信することのみが必要となりうる。
このような場合、新しい識別子は、既存の登録があるところではなく同じS−CSCFに登録される。
より具体的には、図3において、ユーザー機器は、例えばSIP REGISTERメッセージをプロキシサーバーエンティティ30に送信することによって登録に対する要求を送信していることがある。この登録要求は、プロキシ30から問合せサーバーエンティティ31に転送される。それから、問合せサーバーエンティティ31と加入者管理サーバー26の加入者情報データベース35との間に、適切なクエリー手順を完成することが可能である。
クエリー手順の間、HSS26は、格納されている情報に基づき、識別子が加入契約に関連するいくつかの他の登録済み公開および/またはプライベート識別子に関連することを認識することが可能である。格納された情報は、様々な識別子間のつながりを表すことが可能である。2つのプライベート識別子が有することがありえる様々な関係の一例を図4に示す。この情報に基づいて、HSSは、例えば、少なくとも1つの他の公開識別子が制御エンティティ22(S-CSCF1)によって登録されることを認識できる。従って、HSS26は、S−CSCF1(22)の名前、アドレス、または他の経路指定情報をI−CSCF31に、クエリーへの応答として戻すことが可能である。問合せサーバー31はそれから、戻された経路指定情報に基づいて制御エンティティ22からの登録を要求することが可能である。
この機構は、同じサービスを利用している全ての公開および/またはプライベートIDの登録が同じ制御エンティティで行われることを確実にするために用いることが可能である。提案された機構は、同じ加入契約または同じサービスプロファイルに属する全てのIDが同じS−CSCFに登録されることを確実にすることが可能である。同じサービス制御エンティティでの登録は、加入者または複数の加入者に対する同じサービスの提供を可能にする。これは、識別子間のつながりに関する情報をユーザー情報ストレージに格納にることによって、およびサーバー機能情報の代わりにサービス制御エンティティの名前またはアドレスにて制御エンティティのクエリーへ応答することによって実現することができる。
本発明の実施態様は、移動局のようなユーザー機器に関して記述されているが、本発明の実施態様はその他のいかなるユーザーの好適タイプにも適用可能であると理解されたい。
本発明の実施態様は、コール状態制御機能エンティティに関して述べられている。本発明の実施態様は、該当する他のネットワーク要素に適用可能である。
本発明の実施態様は、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)3Gシステムおよびセッション開始プロトコル(SIP)との関連において記載されている。本発明は、他のいずれの通信システムもおよびプロトコルにも適用可能である。他のシステムの例には、汎用パケット無線システム(GPRS)、GSM進化型高速データレート(EDGE)、i−phoneまたはIMT−2000(国際モバイルテレコミュニケーション)などの他の第三世代(3G)テレコミュニケーションシステム、および地上基盤無線(TETRA)システムなどが挙げられるが、これらに限定されない。
また本願明細書には、上記の本発明の実施態様を例証する一方で、添付の請求の範囲に記載された本発明の範囲を逸脱することなく、開示された解決策に対して行うことが可能な様々なバリエーション、および修正があるということにも注目されたい。
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