JP2011506898A - 雪崩開始装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、爆発ガス混合物が封入される少なくとも1つのエンクロージャ(4)を含み、前記エンクロージャが、下向き開口部を有しており、また、前記エンクロージャ(4)により画定される容積を、空気の密度より小さい密度を有する爆発ガス混合物で少なくとも部分的に充填するように構成されたガス供給手段(15、16)を備え、装置が、さらに、この混合物の点火手段(14)を含む、雪崩開始装置に関し、エンクロージャ(4)が、ほぼ垂直軸を有する鐘型または円錐台形であることを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、なだれ開始装置、特に雪山の雪崩開始装置に関する。
このような装置は、とりわけ大雪が降った後で、予防的に雪崩を開始することによって、輸送施設、スキー場、または居住ゾーンの用地を保護するために特に使用される。
雪崩を意図的に開始する技術は幾つか存在する。
第1の技術は、雪崩を発生することが望まれる傾斜地に作業員が爆薬を設置することからなる。傾斜地への爆薬の設置は、地上またはヘリコプタから爆薬を投下する方法と、爆薬をすべらせる方法との2つの方法に従って実施されうるであろう。雪崩開始に関しては、一般に、導火線を用いるか、または電気的に行われる。
この第1の技術は、作業員にとって幾つかのリスクがある。なぜなら、作業員の介入は必然的に雪層の著しく不安定な時期に危険なゾーンで行われるからである。その場合、作業員は、準備中および発破中だけでなく、発破地点すなわち発破を準備して爆薬に火をつける場所に行って戻るための移動時にも、同様に雪崩の危険性にさらされる。これらのリスクは、雪崩開始作業時の主な事故原因になっている。ヘリコプタを使用する場合は、それに加えて、航空機での爆薬の輸送と開始に付き物のリスクがあり、ましてや上空の気象条件には恵まれないことが多い。
作業員が発破ゾーンに移動しなくても済むように、さまざまな遠隔雪崩開始技術が導入されている。その目的は、発破地点すなわち爆発時の爆薬の設置地点から発破部署を離隔することにある。
遠隔雪崩開始装置は、カテックス(CATEX)という名称で知られている。これは、搬送ケーブルを固定施設に取り付け、この搬送ケーブルが接近可能な予め決められた発破ゾーンに、爆薬を運べるようにするものである。
このような解決方法は、作業員に対するリスクを制限することができるが、ケーブルが届くゾーンでしか雪崩を開始することができない。しかも、このような技術的解決方法は爆薬の輸送と保管とを含むので、厳しい安全基準を満たすことが必要である。さらに、長距離搬送ケーブルの設置は、依然として非常にコストがかかる。
別の装置は、ガゼックス(GAZEX)という名称で知られている。この装置は、仏国特許第2636729号に記載されている。この装置は、雪層に向かって開いた正面開口部を有する閉底式の発射砲を含む。装置は、さらに、支燃性ガスの供給回路と、燃料ガスの供給回路とを含み、2つのガスは2つの異なるソースから送られる。発射砲のさまざまなゾーンには、これらのガスによって発射砲を充填するノズルが配置され、点火装置が発射砲の後部に取り付けられている。たとえばプロパンと酸素とからなる爆発ガス混合物が発射砲内で形成され、爆発は、点火装置によって引き起こされる。より詳しくは、発射砲がほぼ首部の形状を有し、爆発ガス混合物が、空気の密度よりも大きい密度を有するので、そのため、部分的に発射砲の低部に蓄積されるが、開いた正面開口部から漏れることはない。
この装置は、有効性を証明しているものの、リスクゾーンに固定式に取り付けなければならない。その結果、搬送が容易ではないので、各発破ゾーンに1個の装置を取り付けることが必要である。
米国特許第4873928号は、風船に含まれる爆発ガスを爆発させることにより衝撃波を発生する装置を記載している。この装置は、膨らませることができる風船と、酸素および水素の爆発性混合物による風船の充填装置と、爆発を開始するための点火装置とを含んでいる。
欧州特許第1031008号は、膨らませるときに風船が上に向くように、単に、口を下向きにして支持体に風船を固定する同様の装置を記載している。
風船の爆発で発生する衝撃波の大部分は失われて雪層に伝達されないが、これは爆発の配向によるものである。
そのため、このような装置では最適な結果は得られない。実際、風船は上向きに支持体に固定されているので、爆発は、大部分が上向きかつ横方向に配向され、支持体は、風船と雪層との間で衝撃波の移動を妨げることになる。上記と同様に、このような遠隔開始装置は持ち運びができない。
他の遠隔開始技術は、軍事的な武器を使用している。そのため、特にスイスでは、ロケット発射装置あるいは爆弾投下装置が用いられ、あるいは米国では無反動砲(canon anti−recul)または砲弾発射装置LoCATが用いられる。
しかしながら、幾つかの法律、特にフランス法では、雷管を取り付けた爆薬の保管を禁止しており、このような装置は使用できない。
これらの欠点を解消するために、PCT国際公開第2007/096524号は、主に雪層に向かって爆発が行われ、搬送も爆薬保管も不要で、さまざまな国内法に使用が適している持ち運び可能な雪崩開始装置を提案している。
この装置は、特に、ヘリコプタにより鋼線ロープを用いて装置を輸送するための連結手段を備えたフレームを含み、このフレームは、上部に、爆発混合物を形成するための少なくとも1つの備蓄ガスの保管ゾーンを含み、下部に、膨らまし口が上部に向いた複数のゴム風船の支持装置を含み、各風船の本体が、反対方向に延びていて、風船が互いにずらして配置されている。この装置は、さらに、風船を膨らませる口の正面に爆発混合物を供給する手段と、噴射ノズルと、爆発混合物の点火手段とを含んでおり、噴射ノズルと点火手段とを各風船の膨らまし口の正面に連続して導く手段が設けられている。
こうした装置は、雪層の上でさまざまな発破ゾーンに搬送可能であり、装置の下部に配置された風船の爆発により雪崩を発生させる。そのため、爆発は、大部分が雪層に向かって行われる。
さらに、この装置は、爆薬輸送を必要とせず、爆発混合物は現地で発破前に形成されるので、実際に安全距離を遵守することができる。
また、この装置は複数の風船を備えているので、一連の爆発を行うことができ、それによって、効果のなかった第1の発破を繰り返すことによって雪崩の開始を保証し、あるいは、装置に爆薬を装填する必要なしに異なるゾーンで複数の雪崩を開始することができる。
しかしながら、このような装置は以下の欠点を有する。
爆発が行われるまで混合物を収容可能にする外装が、膨張の問題あるいは時期尚早の爆発の問題を提起することがある。
加えて、このような装置は、複数の風船を使用するにもかかわらず、システムを頻繁に再充填することが必要である。
しかも、装置の動作に必要な機械システムは潜在的に脆弱であり、あるいは、使用状況(寒気、霜など)において問題を起こす原因となる。
仏国特許第2636729号 米国特許第4873928号 欧州特許第1031008号 PCT国際公開第2007/096524号
本発明は、信頼性がいっそう高く、大きな自律性を持った雪崩開始装置を提案することにより、上記の欠点を解消することをめざしている。
このため、雪崩開始装置は、爆発ガス混合物が封入される少なくとも1つのエンクロージャを含み、エンクロージャが、下向き開口部を有しており、また、このエンクロージャにより画定される容積を、空気の密度より小さい密度を有する爆発ガス混合物で少なくとも部分的に充填するように構成されたガス供給手段を備え、前記装置が、さらに、この混合物の点火手段を含み、エンクロージャが、ほぼ垂直軸を有する鐘型または円錐台形であることを特徴とする。
このようにして、動作時にエンクロージャが徐々に爆発ガス混合物で満たされ、この混合物は、密度が空気の密度よりも小さいのでエンクロージャの上部に蓄積される傾向を有する。その後、点火手段を用いて爆発が行われ、爆発によるガスの膨張によって、衝撃波が発生し、衝撃波は主に雪層に向かって下向きに導かれる。
このような装置は、複雑な機械システムも、爆発ガス混合物で膨らませる風船も、装置の動作に不要であることから、信頼性が増す。
エンクロージャの形状とガスの密度とによって、一定期間の間、比較的高い比率でエンクロージャにガスを封入できる。この比率は、雪層に大きな影響を及ぼしながら適正な条件で爆発を実施するのに十分なものである。
本発明の特徴によれば、エンクロージャの容積は0.5〜10mであり、好適には約1mである。
有利には、点火手段が、少なくとも1つの点火プラグ、好適には高電圧回路により供給される2個の点火プラグを含む。
本発明の1つの可能性によれば、点火手段は、開口部に対向するエンクロージャの端部の側に配置される。
好適には、装置が、遠隔制御手段、たとえば、ガス供給手段と点火手段とを制御するように構成された無線制御タイプの制御手段を含む。
有利には、エンクロージャが、開口部に対向する端部の位置に、ほぼドーム型の端壁を含む。
ドーム型の形状によって、爆発時のエンクロージャの強度が増す。
本発明の1つの特徴によれば、装置は、たとえばヘリコプタによる懸架手段、または固定構造への固定手段を含む。
実施形態によれば、エンクロージャは、ガスの噴出速度を増すことが可能な収束ゾーンと末広ゾーンとを上から下に画定するように、断面の減少部分を含む。
ガスの噴出速度を上げることによって、雪層に及ぼされる爆発の影響を増すことができる。
本発明の別の可能性によれば、供給手段が、開口部に対向してエンクロージャの端部側に配置されて、この端部に向かって配向されている少なくとも1つの噴射ノズルを含む。
好適には、ガスの供給手段が、たとえば酸素等の支燃性ガスの保存手段と、たとえば水素等の可燃性ガスの保存手段とを含む。
このようにして、本発明による装置は、2つのガスを搬送可能にし、それらが混合されていないときには爆発性を持たないので、輸送に関するリスクが低減される。
本発明の1つの特徴によれば、ガスの供給手段が、第1の可燃性ガス供給回路と、第1の可燃性ガス供給回路とは異なっていて、異なる仕方でエンクロージャに通じる第2の支燃性ガス供給回路とを含み、2つのガスの混合が、封入エンクロージャにより画定される容積内で実施されて、爆発ガス混合物を形成する。
2つのガスを別々の供給することにより供給回路を簡素化することができ、エンクロージャへの導入前に異なる混合室を設けることが回避される。上記の特徴によれば、ガスの混合は、このようにしてエンクロージャの容積内で直接行われる。さらに、このような供給回路の独立性により、特に、実施される発破の特徴に応じて、好適には理論混合気に近い所望のガス混合物を発生することができる。
有利には、可燃性ガスの保存手段と、支燃性ガスの保存手段とが、上流から下流に向かって少なくとも1つの減圧弁、少なくとも1つの電磁弁、および少なくとも1つの戻り防止弁をそれぞれ含む第1および第2の供給管を介して、第1および第2の噴射ノズルにそれぞれ接続される。
従って、各供給管は、電磁弁から形成される異なる制御手段を備えている。減圧弁は、爆発ガス混合物によるエンクロージャの所望の充填速度に応じた所定の圧力に調節可能にされる。高圧ガスの供給によって、爆発前の装置の充填時間を短縮できる。戻り防止弁は、対応する管路内に、場合によっては火炎が戻ることを回避可能にする。
本発明の1つの可能性によれば、少なくとも1つの供給管が2個の減圧弁を含む。
2個の減圧弁の使用により、エンクロージャの容積への対応するガスの噴射圧をより適切に制御することができる。
有利には、少なくとも1つの供給管、好適には、水素等の可燃性ガスのための第1の供給管が2個の電磁弁を含む。
2個の電磁弁の存在により装置の安全性を高めることができる。
本発明の特徴によれば、少なくとも1つの供給管が、減圧弁と、対応する電磁弁との間に配置された少なくとも1つの較正穴を含む。
有利には、少なくとも1つのガスの保存手段の圧力を検知するように構成された圧力センサを含む。
本発明の1つの可能性によれば、供給手段は、支燃性ガスでエンクロージャを満たすように(saturer)、エンクロージャへの単一の支燃性ガス供給を制御可能に構成されている。
このようにして、たとえば酸素等の支燃性ガスで満たされた非爆発性のガス混合物をエンクロージャに充填可能であり、それによって、エンクロージャの充填時に装置を安全化または無効にして、爆発前に手順が遮断されるようにしている。
好適には、ガスの保存手段が、エンクロージャの周辺に規則正しく配分されるように取り付けられた複数のボンベを含む。
有利には、装置は、この装置と地面との間の距離を決定するように構成された測定手段を含む。
このようにして、作業員は、発破の効率を上げるように、装置を地面から一定の適切な距離のところに位置決めすることができる。
好適な距離は、約1〜8メートルである。地面とエンクロージャとの距離の測定装置に合わせて爆発点火制御手段を制御し、エンクロージャが地面から所定の間隔をおいた一定の距離にあるときのみ点火を行えるようにすることができる。
変形実施形態によれば、装置は、エンクロージャの開口部がフラップにより少なくとも部分的に塞がれる第1の位置と、フラップがエンクロージャの開口部から離隔される第2の位置との間で移動する少なくとも1つの可動フラップを含む。
フラップは、エンクロージャの外への爆発ガス混合物の排気を制御可能である。エンクロージャの形状から、エンクロージャだけでもこのような封入機能を果たすことができるので、こうした可動フラップの存在は当然のことながら任意である。
いずれにしても、本発明は、雪崩開始装置の複数の実施形態を限定的ではなく例として示す添付図面を参照しながら、以下の説明を読めば、いっそう理解されるであろう。
本発明による装置を備えたヘリコプタを示す図である。 この装置の第1の実施形態を示す正面斜視図である。 この装置のエンクロージャの拡大縦断面図である。 装置の背面斜視図である。 この装置の供給手段を示す概略図である。 エンクロージャの第2の実施形態を示す、図3に対応する図である。 エンクロージャの第3の実施形態を示す、図3に対応する図である。 図6に示されたようなエンクロージャを有する装置の全体概略図である。
図1は、吊り索3を介して本発明による雪崩開始装置2に接続されるヘリコプタ1を示している。
図2から図4は、この装置の第1の実施形態を示している。
この実施形態では、装置2が、爆発ガス混合物を封入したほぼ円錐台形の鋼製エンクロージャ4を含み、開口部6を有して下向きすなわち雪層に向かっている第1の端部5と、第1の端部とは反対で、膨らんだ、あるいはほぼドーム型の形状の端壁8を含む第2の端部7を有している。
壁8は、吊り索3に接続される連結手段9を装備され、エンクロージャ4の円錐台形の壁11に、着脱式または非着脱式に固定される。
図3によりよく示されているように、エンクロージャ4は、また、その断面の減少部分を含んで、上から下に、収束ゾーン12と末広ゾーン13とを画定し、ガスの排出速度を高めることができる。
エンクロージャ4の内部容積は、0.5〜10mであり、好適には約1mである。
エンクロージャ4は、さらに、エンクロージャ4の閉鎖端部7の側に配置されて上向きすなわち端壁8に向かって配向された、2個の供給ノズル15、16を装備されている。供給ノズル15、16は、エンクロージャ4の長手方向中央面Pに対して対称に配置されている。
エンクロージャ4は、さらに、端壁8の位置でエンクロージャの長手方向中央面Pに対して対称に配置された2個の点火プラグ14を備え、これらの点火プラグは、エンクロージャの内部に火花を供給することができる。点火プラグ14は、それぞれ、高電圧回路(図示せず)によって供給される。
図2から分かるように、装置は、それぞれ容量50L、圧力200バールの3個のボンベ17、18、19を含む。ボンベは、エンクロージャ4の外壁に規則正しく配分されて、適切な支持体を介して固定されている。さらに、各ボンベ17、18、19は、上記の固定要素の破損および/または作業員による固定ミスの場合にボンベを保持するための保持ケーブルにより、その上部ゾーンでエンクロージャ4に接続されている。これらのケーブルは、事故の場合にボトルの外れを保持できるように長めに寸法決定されている。
第1および第2のボトルは水素を含み、第3のボトルは酸素を含む。カバー20が、ボトルの間に配置されるエンクロージャのゾーンを被覆し、エンクロージャに固定される。カバー20は、電気または空気圧式の諸設備を保護し、アセンブリの空気力学特性を促すことをめざしている。
さらに、エンクロージャ4の開口端部5に保護スカート54が配置されている。保護スカート54は円錐台形であり、下に向かって広がっている。このスカート54は、エンクロージャに含まれるガスがヘリコプタ1により形成される風によって外部に吸入されないようにすることができる。スカートの下向きの自由端は、保護アーチ55を備えている。
装置は、さらに、装置と地面との間の距離を決定するように構成された測定手段を備える。測定手段は、エンクロージャ4の外壁に配置されたレーザ距離計56(図4参照)を含み、この距離計は、スカート54に設けられた開口部57に向かい合っている。図を簡素化するために図4ではカバー20を省いていることに留意されたい。
図5に示されているように、第1の噴射ノズル15は、第1の供給管21を介して水素ボンベ17、18に接続されており、この供給管は、上流から下流すなわちボンベ17、18から第1の噴射ノズル15に向かって、圧力センサ22、第1の減圧弁23、第2の減圧弁24、較正穴25、第1の電磁弁26、第2の電磁弁27、および戻り防止弁28を含んでいる。
ボンベ17、18は並列接続されており、たわみ防止ケーブルを備えた可撓性の高圧伸縮管継手(lyre)を介して対応する管21に接続されている。
第2の噴射ノズル16は、供給管29を介して酸素ボンベ19に接続されており、供給管は上流から下流すなわち、このボンベから第2の噴射ノズルに向かって、圧力センサ30、第1の減圧弁31、第2の減圧弁32、較正穴33、電磁弁34、および戻り防止弁35を含む。
各管21、29に対して、電磁弁26、27、34は、休止状態では閉じていて、できるだけ減圧弁24、32の近くに配置されている。
2個の減圧弁の使用し、また、較正穴を通過させることによって、供給流量を制御するとともに、エンクロージャ4内の水素と酸素の投入比率を確保することができ、これらのガスの混合比は、対応する1つまたは複数のボンベの圧力とは無関係に、理論混合比に近くなる。減圧弁23、24、31、32は、予め調節されている。特に、減圧弁は、できるだけ短い充填時間、好適には約7秒間でエンクロージャ4を充填するのに十分な圧力に調節されている。
戻り防止弁28、35は、ステンレス製のディスク型の弁であり、場合によっては、管21、29に火炎が戻らないようにすることができる。戻り防止弁28、35は、エンクロージャ4に配置されるノズル15、16のできるだけ近くに配置される。
管路21、29の全体が、耐火性の材料で製造されている。
点火プラグ14と電磁弁26、27、34との制御は、離れたところにいる作業員により無線制御方式で自動的に実施される。特に、作業員は、リモコンまたは無線制御卓58を使用し、これらは、エンクロージャ4に取り付けられたケース59に収容される受信手段と協働する。付加的な制御手段60が、エンクロージャ4に直接取り付けられる。
圧力センサ22、30は、酸素リザーバおよび水素リザーバの状態を検知することができ、制御手段は、この情報を、作業員が目視可能な信号に変換することができる。
次に、装置の動作について詳しく説明する。
発破シーケンスの際、ヘリコプタは、まず、測定手段を用いて地面から予め決められた距離のところで所望のゾーンに雪崩開始装置2を配置する。
作業員は、不都合な開始のリスクを回避するように2個のボタンを備えたリモコンを有し、2個のボタンを同時に連続して押す。
その場合、制御手段は、電磁弁26、27、34を開いてエンクロージャ4を充填し、従って、ガスを混合する。爆発ガス混合物の密度は空気の密度より小さいので、空気はエンクロージャの閉鎖端部7に向かって上昇する傾向がある。充填時に送られる爆発ガス混合物の容量は、エンクロージャの容量よりも小さい。これにより、エンクロージャ4の充填時に爆発ガス混合物があふれるのを制限することができる。
充填ステップの後、点火プラグ14によりガスが自動的に点火され、作業員が介在しなくても制御手段により制御される。そのため、これは、半自動の発破手順である。
制御手段も同様に、たとえば無線波の瞬間的な損失による信号の瞬時遮断を、発破手順に影響を及ぼさずに受信するように構成される。
発破前に少なくとも1つのボタンを離すと、場合によって問題があるときは反射的な停止が優先され、制御手段は、現行の発破手順を自動的に中断し、作業員が目視可能な警報メッセージを送り続ける。この場合、その後30秒以内に作業員が2個のボタンを連続かつ同時に押すと、遮断された発破手順が自動的に完了に向かい、すなわち制御手段が相補的な充填を行ってから点火を実施する。
さらに、制御手段は付加的な安全化制御手段を有し、作業員がエンクロージャに含まれる爆発ガス混合物の排出を望む場合、約30秒にわたってエンクロージャに酸素のみを充填してエンクロージャ4を酸素で満たし、次いで点火プラグ14の自動点火によりエンクロージャに含まれる可燃性ガス残留物を燃焼する。
酸素ボンベ19に結合される圧力センサ30が、上記の安全化手順を実施可能にするには酸素備蓄が少なすぎることを検知した場合、制御手段は、あらゆる新たな発破を阻止する。
さらに、発破手順が完全に行われない場合、制御手段は、警報装置により上記タイプのエンクロージャの安全化を促す。
図6から図8に他の実施形態を示す。同じ機能を果たす要素については、上記の参照符号を再び用いる。
図6に示した実施形態では、エンクロージャ4が、約1mの内部容積を画定する、ほぼ鐘型の形状である。より詳しくは、エンクロージャが、円錐台形の壁11と端壁8とを含む。供給は、酸素および水素の供給管21、29が接続される2個の分枝37、38を有する継手36を介して、エンクロージャの単一地点で実施される。
図7に示された別の実施形態によれば、エンクロージャ4の上に筒状要素39が配置され、筒状要素は、一端41を有する端壁40を有し、他端42によりエンクロージャに通じている。2個の分枝を有する継手36が、筒状要素39に接続され、この要素が点火プラグ14を備えている(この図では示さず)。
筒状要素39は、エンクロージャ4の上流に配置されたチャンバ43を形成することができ、このチャンバ内にガスの噴射部と点火部とが設けられる。このようなチャンバ43によって、充填により発生した乱流の程度を制限し、縮小した容積に噴射を行うことによって、あふれの可能性を制限することができる。さらに、これによって、空気よりも軽い爆発ガス混合物を点火プラグ14の近くにいっそう適切に収容することができ、エンクロージャ4の開口部6からこのチャンバが離れているので、外部の乱流をそれほど感知しなくなる。
本発明の別の実施形態によれば、エンクロージャは、充填段階のときにエンクロージャ4の開口部6を少なくとも部分的に塞ぐための可動フラップ44、45を備える。図8では、図6に示したタイプのエンクロージャ4と組み合わせて、この変形実施形態を示しているが、しかし、この変形実施形態は、あらゆるタイプのエンクロージャに適用可能である。
図8に示したように、エンクロージャ4は、このエンクロージャの長手方向中央面に対して対称に配置された第1および第2のフラップ44、45を備え、フラップはアーム46に連結される。各フラップ44、45の動きは、たとえばアルゴン等の中性ガスを供給される単動タイプの回転アクチュエータ47により作動される。特に、容量20リットル、200バールの中性ガスのボンベ48が、マノメータ50を装備された供給管49に接続されており、分配器53を介して回転アクチュエータ47の各々にそれぞれ接続される第1および第2の供給管51、52がマノメータの下流に延びている。
分配器53、従ってフラップ44、45は、半自動シーケンス中に、あるいは、作業員が別に行うやり方で、上記の制御手段により作動される。
フラップ44、45は、このようにして、外部への爆発ガス混合物の漏洩を制限するようにエンクロージャ4の開口部6を部分的に塞ぐ第1の位置と、爆発時に排出されるガスを妨害しないように開口部6から離れる第2の位置との間で移動する。
言うまでもなく、本発明は、例として記載されたこのシステムの上記実施形態だけに制限されるものではなく、その反対にあらゆる変形実施形態を含む。そのため、特に、エンクロージャは、ヘリコプタに懸架するのではなく、クレーンを装備した車両あるいは固定構造に固定された車両に懸架してもよい。

Claims (20)

  1. 雪崩開始装置(2)であって、前記雪崩開始装置は、爆発ガス混合物が封入される少なくとも1つのエンクロージャ(4)を含み、前記エンクロージャが、下向き開口部(6)を有しており、また、前記エンクロージャ(4)により画定される容積を、空気の密度より小さい密度を有する爆発ガス混合物で少なくとも部分的に充填するように構成されたガス供給手段(15、16)を備え、前記装置が、さらに、この混合物の点火手段(14)を含み、
    前記エンクロージャ(4)が、ほぼ垂直軸を有する鐘型または円錐台形であることを特徴とする雪崩開始装置。
  2. 前記エンクロージャ(4)の容積が、0.5〜10mであり、好適には約1mであることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記点火手段が、少なくとも1つの点火プラグ(14)、好適には高電圧回路により供給される2個の点火プラグを含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記点火手段(14)が、前記開口部(6)に対向する前記エンクロージャ(4)の端部(7)の側に配置されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 遠隔制御手段、たとえば、ガス供給手段(36、27、64)と前記点火手段(14)とを制御するように構成された無線制御タイプの制御手段を含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記エンクロージャ(4)が、前記開口部(6)に対向する端部(7)の位置に、ほぼドーム型の端壁(8)を含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置。
  7. たとえばヘリコプタによる懸架手段(3)または固定構造への固定手段を含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記エンクロージャ(4)が、ガスの噴出速度を増すことが可能な収束ゾーンと末広ゾーンとを上から下に画定するように、断面の減少部分を含むことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 前記供給手段が、前記開口部(6)に対向して前記エンクロージャの端部(7)の側に配置されかつ前記端部(7)に向かって配向されている、少なくとも1つの噴射ノズル(15、16)を含むことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 前記ガスの供給手段が、たとえば酸素等の支燃性ガスの保存手段(19)と、たとえば水素等の可燃性ガスの保存手段(17、18)とを含むことを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の装置。
  11. 前記ガスの供給手段が、第1の可燃性ガス供給回路(21)と、前記第1の可燃性ガス供給回路とは異なっていて、異なる仕方で前記エンクロージャに通じる第2の支燃性ガス供給回路(29)とを含み、2つのガスの混合が、封入エンクロージャ(4)により画定される容積内で実施されて、爆発ガス混合物を形成することを特徴とする、請求項10に記載の装置。
  12. 前記可燃性ガスの保存手段(17、18)と、支燃性ガスの保存手段(19)とが、上流から下流に向かって少なくとも1つの減圧弁(23、24、31、32)、少なくとも1つの電磁弁(26、27、34)、および少なくとも1つの戻り防止弁(28、35)をそれぞれ含む第1および第2の供給管(21)を介して、第1および第2の噴射ノズル(15、16)にそれぞれ接続されることを特徴とする、請求項11に記載の装置。
  13. 少なくとも1つの供給管(21、29)が、2個の減圧弁(23、24、31、32)を含むことを特徴とする、請求項12に記載の装置。
  14. 少なくとも1つの供給管、好適には、水素等の可燃性ガスのための前記第1の供給管(21)が、2個の電磁弁(26、27)を含むことを特徴とする、請求項12または13に記載の装置。
  15. 少なくとも1つの供給管(21、29)が、減圧弁(23、24、31、32)と、対応する電磁弁(26、27、34)との間に配置された少なくとも1つの較正穴(25、33)を含むことを特徴とする、請求項12〜14のいずれか一項に記載の装置。
  16. 少なくとも1つのガスの保存手段(17、18、19)の圧力を検知するように構成された圧力センサ(22、30)を含むことを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項に記載の装置。
  17. 前記供給手段が、支燃性ガスで前記エンクロージャを満たすように、エンクロージャ(4)への単一の支燃性ガス供給を制御可能に構成されていることを特徴とする、請求項11〜16のいずれか1項に記載の装置。
  18. 前記ガスの保存手段が、前記エンクロージャ(4)の周辺に規則正しく配分されるように取り付けられた複数のボンベ(17、18、19)を含むことを特徴とする、請求項10〜17のいずれか1項に記載の装置。
  19. 装置と地面との間の距離を決定するように構成された測定手段を含むことを特徴とする、請求項1〜18のいずれか1項に記載の装置。
  20. 少なくとも1つの可動フラップ(44、45)を含み、このフラップが、前記エンクロージャ(4)の前記開口部(6)が前記フラップ(44、45)により少なくとも部分的に塞がれる第1の位置と、前記フラップ(44、45)が前記エンクロージャ(4)の前記開口部(6)から離隔される第2の位置との間で移動することを特徴とする、請求項1〜19のいずれか1項に記載の装置。
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