JP2011504798A - 液処理装置 - Google Patents

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Abstract

リザーバー12の分離チャンバー14と連通する排出チャンバー16を備え、汚染物質を含む混合液を処理する液処理装置10である。分離チャンバー14は、比重差に基づいて処理搬送液18と低比重画分20とを生成する。排出チャンバー16は、これらを受け入れ、排出口部22、24を有する。排出チャンバー16は、分離チャンバー14よりも高い最大液位Lを有している。排出チャンバー16に、下端開口32、上端開口30、中間開口34を有するシュラウド28が配置されている。上端開口30は、排出チャンバー16内で最大液位Lの上方に位置し、液は上端開口30を越えてシュラウド28に流れ込むことができない。排出口部24は、上端開口30より下方に上端36を有する。処理水18は、下端開口32と中間開口34からシュラウド28に入り込む。処理水は上端36に流れ込み、排出口部24から流出して排出チャンバー16から排出される。
【選択図】 図7

Description

本発明は、液処理装置に関し、その中でも特に、限定されるものではないが、部品洗浄装置の洗浄液を処理するための液処理装置に関する。
部品洗浄装置は、洗浄槽として区画されるキャビネットや多量の洗浄液を貯留するタンクなどで構成されている。洗浄液は、タンクから排出され、洗浄対象物が置かれた洗浄槽にマニホールドを介して噴射される。その後、洗浄液はタンクに返水される。対象物から洗い流される油や汚れ、金属片などの汚染物質は、洗浄液とともにタンクへ流される。洗浄を効率的に維持するために、汚染物質は洗浄液から除去する必要があり、タンクは時々パージする必要がある。
部品洗浄装置における使用済み洗浄液の処理や廃棄もまた、厳しい規制の対象となっている。例えば、含まれる各種汚染物質を所定量より少なくしない限り、使用済み洗浄水はそのまま排水することは許されない。それゆえ、排水処理当局の専門家の指導に従う必要があり、部品洗浄装置の取扱者や使用者はコストをかけることが求められる。
使用済み洗浄水の処理を軽減するために、タンクに貯留される洗浄液から汚染物質を除去することを目的として、部品洗浄装置に別体の分離器を設置することが知られている。これは、タンクのパージ時間が長くなるのを助長する。その際、分離器の洗浄やメンテナンスもしばしば必要になるであろう。
本発明は、部品洗浄装置の洗浄液を長持ちさせ、使用済み洗浄液の処理の難しさやコストの軽減あるいは最小化の観点から実現されたものである。このことは次に示す本発明の説明や実施形態から明らかになるであろうが、それらは部品洗浄装置の利用に限定されるものではなく、様々な機械や機器、処理によって生じる処理液に対しても実質的に利用できる。
仮に、ここで先行技術文献が言及されたとしても、それを参照したところで、オーストラリアや他の国において、その先行技術文献がその技術分野における通常の知識の一部を構成することを認めることにはならない点は理解されるべきである。
本出願の請求項や本発明の説明において、明確な文言や必要な示唆のせいで文脈が別な意味を求める箇所を除き、「含む」やこれと同様の表現は、本発明の様々な実施形態における異なる特徴の存在や追加を除外するのではなく、示された特徴の存在を明らかにする等の意味合いで用いられる。
本発明によれば、搬送液及び汚染物質を含む混合液を処理する液処理装置であって、分離チャンバーを有するリザーバーと、分離チャンバーと連通し、その下流側に位置する排出チャンバーと、を備え、分離チャンバーは、比重差に基づいて搬送液から汚染物質を分離し、処理された搬送液と、少なくとも処理された搬送液上を浮遊する低比重画分と、を生成するために設けられ、排出チャンバーは、低比重画分及び処理された搬送液を受け入れ、低比重画分用の排出口部と、処理された搬送液用の排出口部と、を有し、排出チャンバーが、分離チャンバーの最大液位よりも高い最大液位を有している、液処理装置が提供される。
分離チャンバーは、使用時における分離チャンバー内での最大液位が下流方向に向かって大きくなるように構成することができる。
排出チャンバーの最大液位に含まれる液の表面領域は、分離チャンバーの最大液位に含まれる液の表面領域よりも小さくなるように、排出チャンバーを形成することができる。
リザーバーは、下流方向に向かって深さが大きくなるように形成することができる。排出チャンバーは、分離チャンバーの最大深さよりも下方に位置する深さを有するように形成することができる。
分離チャンバーは、混合液から、搬送液よりも高比重の汚染物質を分離して、リザーバーの中で沈む高比重画分を生成するように設けることができる。
液処理装置は、混合液の供給部と分離チャンバーとの間を連通する入口側マニホールドを備え、入口側マニホールドは、分離チャンバーの最大液位の上方に位置する中間部位を有するようにしてもよい。
液処理装置は、更に、中間部位に連通する呼吸ホースを備え、呼吸ホースが中間部位を大気圧の下に開放していてもよい。
排出チャンバーは、開かれた下端と、開かれた上端と、これら上端及び下端の間の中間開口と、を有するシュラウドを備え、中間開口を通じて処理された搬送液がシュラウドに流入可能にすることができる。
処理された搬送液の排出口部は、シュラウドの内側に位置し、シュラウドの上端より下方に位置する開かれた上端を有しているようにしてもよい。
装置は、シュラウドの外側の排出チャンバー内に位置し、シュラウドの上端と処理された搬送液の配管の上端との間に位置する上端を有する、低比重汚染物質の排出口部を備えることもできる。
排出チャンバーは、排液口部を有していてもよい。
排液口部は、シュラウドの内部に位置し、シュラウドの下端よりも上方に位置する開かれた上端を有することができる。排液口部の上端は、分離チャンバーの最小深さよりも下方に位置している。
液処理装置は、更に、リザーバー内における、入口側マニホールドが接続されている部位の近傍に流れ制御装置を備え、流れ制御装置により、入口側マニホールドを通じてリザーバーに入り込む混合液が、分離チャンバー内の上側表面に沿う流れと、分離チャンバーの下側表面に沿う流れとを生じるようにしてもよい。
液処理装置は、更に、分離チャンバー内に配置される一体化された複数のプレートを備え、実質的な量の混合液が、排出チャンバーに至る前にこれらを通って流れるようにすることができる。
請求項1〜請求項16のいずれか1つに記載の液処理装置には、リザーバーのフラッシングができるように、リザーバーにフラッシング液を導くフラッシングマニホールドが備えられている。
本発明の第2の観点により、次の構成の部品洗浄装置が提供される。すなわち、部品洗浄装置は、洗浄チャンバーと、洗浄液の供給を保持するためのタンクと、洗浄チャンバーの中に設置される洗浄対象物に向けてタンクからの洗浄液を噴射する洗浄マニホールドと、タンクに連通する、第1の観点の液処理装置と、を備え、タンクからの液は、液処理装置を通過して処理された洗浄液を生成し、その処理された洗浄液がタンクに戻される。
部品洗浄装置は、タンク内に設けられる濾過装置と、濾過装置と液処理装置の分離チャンバーとの間を連通する配管と、を備え、液処理装置によって処理された液が、タンク内に貯留された洗浄液の上側の表面で濾過されるようにすることができる。
濾過装置は、入口及び出口を有する柔軟な素材で形成されたスリーブと、入口側に設けられるフロートとを含むことができる。
濾過装置は、スリーブにおける入口と出口との間の部分を開いた状態に保持する伸張装置を有していてもよい。
部品洗浄装置は、汚染物質タンクを備え、低比重画分用の排出口部が、汚染物質タンクと連通しているようにすることができる。
処理された搬送液用の排出口部は、洗浄液を貯留するタンクと連通していてもよい。
排液口部が、ドレイン配管によって洗浄液を貯留するタンクと接続されており、ドレイン配管に設けられたドレインバルブを備え、リザーバーと洗浄液を貯留するタンクとの間の連通を許すか塞ぐために、ドレインバルブが選択的に開かれるか閉じられるようにすることができる。
部品洗浄装置は、洗浄液を貯留するタンク用の内部カバーと、内部カバーとドレインバルブとの間に接続される連動システムと、を備え、連動システムは、内部カバーが洗浄液タンクを覆う状態にある時に、ドレインバルブを閉じ、内部カバーが持ち上げられた状態にある時に、ドレインバルブを開くようにしてもよい。
部品洗浄装置は、洗浄液タンクから洗浄マニホールドへ搬送液を移送することができる第1ポンプと、洗浄液タンクから液処理装置の入口側マニホールドへ液を搬送する第2ポンプと、を備えることもできる。
洗浄液タンクはフラッシングマニホールドと選択的に連通するようにしてあってもよい。
部品洗浄装置は、第1ポンプとフラッシングマニホールドとの間を連通するフラッシング配管と、フラッシング配管中のフラッシングバルブと、を備え、フラッシングバルブが開かれた時に、第1ポンプにより、フラッシング配管を通じて洗浄液タンクからフラッシングマニホールドへ洗浄液が移送されるようにすることができる。
次に、本発明の実施形態は、添付図を参照しながら例示として説明される。
実施形態の液処理装置を示す斜視図である。 図1の液処理装置を反対側から見た斜視図である。 液処理装置の平面図である。 液処理装置をその一端から見た図である。 液処理装置をその他端から見た図である。 図3におけるAA断面を見た図である。 図3におけるBB断面を見た図である。 液処理装置の内部構造を示す図である。 液処理装置が連結されて利用される部品洗浄装置を示す図である。 部品洗浄装置の他の形態を示す図である。 部品洗浄装置に連結された液処理装置を示す図である。 部品洗浄装置に組み込まれる濾過ソックスを示す概略図である。
添付の図を参照すると、搬送液(例えば、洗剤を含む水)や1又はそれ以上の汚染物質(例えば、油や砂粒、金属片)を含む混合液を処理するための液処理装置10は、分離チャンバー14と、この分離チャンバー14と連通して液が通じ、その下流側に位置する排出チャンバー16とを有するリザーバー12を含む。分離チャンバー16は、比重の違いに基づいて搬送液から汚染物質を分離するために設けられ、図7において矢印18で示す処理された搬送液と、図7においてドット20で示す、処理された搬送液18の上に漂う低比重画分とを生じる。
排出チャンバー16は、処理された搬送液18と低比重画分20との双方を受け入れるようになっており、低比重画分20用の排出口部22と、処理された搬送液18用の排出口部24とを備えている。図1,2,6,7から容易に理解されるように、排出チャンバー16は、分離チャンバー14の最大液位よりも高い最大液位Lを有している。
図6及び図7を参照すると、分離チャンバー14内での液位は、下流側に向かって増加している。これは、下流側が上方に向かって傾斜するように分離チャンバー14の上面26を形成することによって実現している。その上面の一部は、分離チャンバー14の開口31に取り付けられる蓋29が装着される、泡用の台座27の下面によって形成されている。この台座27は、所定の大きさに形成されていて、その下面は、分離チャンバー14の上壁33の内面と実質的に同一の平面となっている。
しかし、分離チャンバー14の最大液位は、排出チャンバー16の最大液位の下方に位置している。従って、低比重画分20は、排出チャンバー16に向かって流れるように促されてそこに入り込み、排出チャンバー16の中で処理された搬送液18の上を漂う。
シュラウド28は、本質的に、排出チャンバー16の内部の垂直面に沿って配置された所定長さのパイプを含み、開口した上端30と開口した下端32とを有するように形成されている。シュラウド28のこれら上下端30、32の中間にはまた、開口34が形成されている。上端30は、排出チャンバー16の内部においてその最高液位Lの上方に位置している。従って、いかなる液もシュラウド28に入り込んで上端30に流れ込むことができなようになっている。
処理された水用の排出口部24は、シュラウド28の内部において、上端30の下方に配置される上端36を有する配管のように形成されている。処理された水18は、開口した下端32と中間の開口34の両方を通じてシュラウド28に入り込む。処理された水は、上端36に流れ込み、処理された水の排出用の排出口部24を通じて排出チャンバー16から流れ落ちる。(後で更に詳しく説明するように、この装置が部品洗浄機の洗浄液の処理に用いられる場合には、処理された水は、排出口部24から部品洗浄機の洗浄水タンクに戻される。)
低比重画分20用の排出口部22は、末広がりな上端38を有する漏斗を含み、その上端38はシュラウド28の上端30の下方に位置し、処理水の排出口部24の上端36の上方に位置している。排出チャンバー16の中に位置する排出口部22は、図3や図8に明示されているように、シュラウド28の外側にある。
低比重画分20は、中間の取入口34の位置のせいでシュラウド28に入ることができず、排出チャンバー16中の処理された搬送液18の上面に位置し、シュラウド28の上端の下方に位置する点は評価されるべきである。低比重な汚染物質は、排出口部22の上端38よりも上のレベルまで持ち上げられことによって、排出口部22を通じて排出チャンバー16の外へ流れ出る。汚染物質は、収集タンクに導かれる。
入口側マニホールド40は、排出チャンバー16から離れたリザーバー12の端壁42に取り付けられている。入口側マニホールド40は、端壁42の中央付近に位置する開口44に配管されている。処理される混合液(例えば、部品洗浄装置の洗浄水等)は、入口側マニホールド40、開口44を通じてリザーバー12まで汲み上げられる。
入口44と排出チャンバー16との間の処理区画に、プレート一体型の分離器46が位置している。混合液は、排出チャンバー16に流れ込む前にこの分離器46を通過しなければならない。分離器46は、比重の違いに基づいて混合液から汚染物質を分離する。従って、油のような低比重の汚染物質は、混合物から分離されて低比重画分20を形成する。同様に、金属の削り屑や汚れのような高比重な汚染物質は、混合液から分離され、そして、図7に示すように、沈んで高比重画分48を形成する。
より詳しくは、プレート一体型の分離器は、通過する液中の小さな油滴を吸着する多数のPVCのコルゲート型シートを備えている。小さな油滴はプレートの表面に集まって大きな滴を形成し、これらは、その表面を滑り上がって自由になり、直ぐに浮き上がって浮遊状態になる。そして、分離チャンバー14の上部を横切って排出チャンバー16に流れる低比重画分20を形成する。
加えて、油で被覆された小さな粒子や固形物は、プレートに吸着されるが、その高い比重と大きさによってプレートの下側へ滑り落ちる。これらは、最終的には、プレートの下側から落ちて高比重画分48中の固形分を形成する。液処理装置10に組み込むことができるプレート一体型の分離器の一例としては、Brentwood社の一体型プレートパック「AccPac」がある。
図6、図7に明示されるように、リザーバー12の深さは、下流側の方向に向かって増加している。それゆえ、排出チャンバー16は、分離チャンバー14の深さよりも大きい深さを有している。この下流側方向への深さの増加は、下流側に向かって下側に傾斜するリザーバー12の平坦な底壁50により、明らかである。
排液口部52は、リザーバー12から不純物を取り除き、高比重画分48を排出するために排出チャンバー16に備えられている。排液口部52は、シュラウド28の内側に位置するとともにその下端32の上方に位置する上端54を有している。加えて、その上端54は、分離チャンバー14の最深部位の上方に位置している。
入口側マニホールド40は、逆向きのU曲管の中間部位56を有するように形成されている。その中間部位56は、分離チャンバー14内の最大水位の上方、及び排出チャンバー16内の最大液位Lの上方で曲げられている。呼吸チューブ58は、中間部位56に連通し、入口側マニホールド40を大気中に開放している。これは、呼吸チューブ58の他端を排出チャンバー16の上に設置される取り外し可能なカバープレート60へ接続することによって実現されている。排出チャンバー16内の液位の上方とカバープレート60との間には、空気が満たされた空隙62が存在する。空隙62は大気圧下にある。
偏向板64が分離チャンバー14の内側における分離器46の上流側に、開口44と整列して配置されている(図7,図8参照)。偏向板64は、リザーバー12に入り込む混合液の流れを分散させるように作用して、分離チャンバー14、特にはプレート一体型の分離器46の深さ全体にわたる一様な流れを形成する。これはまた、上面26と下壁50に沿う下流側への流れを形成し、低比重画分20や高比重画分48が排出チャンバー16に向かって移動したり押し流されたりするのを促進すると考えられる。
装置10にはまた、リザーバー12、特にはプレート一体型の分離器46の内部が洗浄できるように、フラッシングマニホールド66が組み付けられている。フラッシングマニホールド66は、リザーバー12の外側に配置される1つのパイプ68と、これと連通する、1つの中間パイプ70と2つの平行な端パイプ72とを有している。2つの端パイプ72は、分離チャンバー16における分離器46と端壁44との間の開口40の両側の部分を通って反対側に延びている。
端パイプ72には、分離器46を横切って通る線74で示すフラッシング液(加圧空気と水とを組み合わせたものが一般的)を噴射するために多数の開口かノズルが備えられている。中間パイプ70もまた、リザーバー12を通って反対側に延びているが、排出チャンバー16と分離器46の下流側の端部との間に位置している。パイプ70にもまた、底壁50に向かってフラッシング液76を下方に導く多数の噴出口かノズルが備えられている。
取り外し可能なエンドキャップ71(図8参照)がパイプ70,72の端部に取り付けられていて、リザーバー12の外側から接続できるようになっている。エンドキャップ71は、パイプ70,72が洗浄できるように必要に応じて取り外すことができる。
バルブ78は排液口部50に取り付けられている。装置10が通常の運転の下にある時には、バルブ78は排液口部52からいかなる液も廃棄されないように閉じられる。しかし、装置10がフラッシングされている時(例えば、洗浄時)には、バルブ78は開かれ、フラッシングマニホールド66を通じて供給されるフラッシング液は、装置10、特にはプレート一体型の分離器46の内部とリザーバー12の内壁とを洗浄し、最後には、排液口部52を通じて廃棄される。
排液口部42,シュラウド28,傾斜した底壁50の相対的な配置により、フラッシングや洗浄の工程の間、リザーバー12を完全に空にできない点は評価されるべきである。液の少量がリザーバー12内に留まる。これは、残存するあらゆる低比重画分(例えば、油など)がリザーバー12内で捕捉されるように作用する。
装置10は、国際公開番号WO2007/093001の出願明細書に記載されているのと同じ方法で部品洗浄装置に関して用いられ、ここではその内容を引用文として取り入れる。
図9、図10、図11に、部品洗浄装置90に組み付けられた装置10の実施例を示す。部品洗浄装置90は、揺動自在な蓋94を有するキャビネット92を備えている。キャビネット92は、その中で部品の洗浄が行われる洗浄室96や、部品の洗浄に用いられる洗浄液を貯留するタンク98を区画している。洗浄液は、一般に、水と易分解性洗剤との混合物からなる。キャビネット92の内部には、その中で部品の洗浄が行われるターンテーブルバスケット100(持ち上げた状態を図10に示す)や、部品上に洗浄液を噴射するマニホールド102が配置されている。
洗浄液は、ポンプ104により、タンク98から配管106を通じて排出することができる(図11参照)。ポンプ104は、2方切替式のバルブ110に接続される出口108を有している。このバルブ110は、洗浄液をマニホールド102に供給する配管112に接続される1つのポートを有している。バルブ110の第2のポートは、廃棄バルブ116が設けられた廃棄配管114に接続されている。
蓋94とバルブ110との間には、連動システム118が接続されている。連動システム118は、配管112と出口108とが連通する洗浄位置にバルブ110を変位させ、洗浄液をポンプ104を通じてマニホールド102に導く。しかし、蓋94が開き位置になった時には、連動システム118は、出口108から配管112が独立して廃棄配管114と出口108とが連通する廃棄位置にバルブ110を変位させる。それにより、洗浄液はポンプ104から廃棄バルブ116に導かれる。
装置10は、部品洗浄装置90に装着されていて、タンク98中を漂う油濾過器123や、送液ポンプ120の出口と入口側マニホールド40とに接続されるホース119により、タンク98から液を取り扱うことができるようになっている。それゆえ、ポンプ120が運転されている時、タンク98から液体は配管122を通じて流れ落ち、入口側マニホールド40によってレシーバ12へ導かれる。
油濾過器123の働きにより、入口側マニホールドに供給される液体は、タンク98に含まれていた油とその他の低比重な汚染物質とに高度に濃縮される。図10に示す濾過器123は、ベローズ型の濾過器であり、一般に、蛇腹やコンサティーナのような構造を形成するために、多数の材料片を縫い合わせて作られている。
図12は、液処理装置10が部品洗浄装置90に装着されるか否かにかかわらず、部品洗浄装置に組み込むことができる別形態の濾過器123’を示している。濾過器123’は、網目状のシリコン膜のような柔軟あるいは自圧縮可能な素材で作られたスリーブ又はソックス142を有し、一端に入口144と、他端に出口146とを有している。
濾過器123’に浮力を与えるフロート148が入口144の近傍に配置されていて、その入口144は、実質的に濾過器が入れられた液体の液面と一致するようになっている。ソックス142における入口144と出口146との間の部分を開いた状態に保持するために、伸張装置150が設けられている。これにより、濾過器123’を通る液体の流れを制限したり、より悪い場合には塞いでしまうソックス142の自己圧縮を防いでいる。
この特別な実施形態では、伸張装置150は、複数のクランプあるいはクリップ154によってソックスと連結され、ソックス142の外側付近を引き伸ばす、比較的硬い素材のリング152を備えている。しかし、別の実施形態では、伸張装置150は、ソックス142の内側に配置される。ソックスの内側に配置したときには、伸張装置154は、必ずしもリング152の形態は必要とされない。例えば、伸張装置は、四角形やワゴンホイール、星形のような形態にすることができる。
装置150は、入口144と出口146との間のほぼ中間に配置される。好ましくは、2つ以上の伸張装置を組み付ける。更なる実施形態では、ソックスを開いた状態に保持するために、縦らせん形バネに類似の構造物がソックス142に挿入される。
フラッシング配管125(図11)は、一方が配管114に通じるバルブ110の下流側の、ポンプ104の出口108と、フラッシングマニホールド66とを連通している。配管125は、バルブ116の上流か下流のいずれかであってもよい。部品洗浄装置90の制御パネル129の近傍には、配管125のバルブ127が配置されている。
低比重画分が排出チャンバー16から流れ出る、装置10の排出口部22は、配管97により、部品洗浄装置90に支持された汚染物質タンク124と接続されている。処理された水の排出口部24は、配管99を通じてタンク98へ接続されている。それゆえ、浄化された液体は装置10からタンク98に導かれる。装置10の排液口部52は、バルブ78を通じてタンク98に戻るドレイン配管79に接続されている。
バルブ78は、連動システム128を通じてタンク98の内部カバー133(図10参照)に接続されている。蓋94が開かれて内部カバー133が持ち上げられた時、連動システム128は、バルブ79を開くので、リザーバー12の内容物は、排液口部52やドレイン配管を通じて排出され、タンク98に戻る。
部品洗浄装置90の通常の洗浄工程では、洗浄液はポンプ104によってタンク98からマニホールド102へと循環する。送液ポンプ120は、洗浄工程中は通常OFFされる。しかしながら、タンク98中の洗浄液を処理するのが好ましい場合には、タンク98から洗浄液を導出し、装置10に通すために送液ポンプ120が作動される。
通常、メインのポンプ104がOFFの間にポンプ120が作動する。洗浄液は、低比重画分及び高比重画分を分離するために分離チャンバー14を通過し、それから排出チャンバー16を通過する。通常、汚れを伴った油を含む低比重画分は、排出口部22を通じて汚染物質タンク124に流れ込む。高比重画分はリザーバー12の底に集まり、浄化、処理された洗浄水は排出口部24を通じてタンク98に戻る。この処理の間、分離チャンバー14は一杯であり(例えば、液で完全に満たされている)、排出チャンバー16は、出口22の上端38とシュラウド28の上端36との間のレベルまで満たされていて、空隙62が残されている。
送液ポンプ120の作動は、例えば、部品洗浄装置90の通常の洗浄工程の完了後10分間、送液ポンプ120を作動させるようなタイマーやコンピュータ制御に基づいて行うことができ、あるいは、通常の営業時間外にポンプ120を運転する。通常の洗浄工程の間(例えば、ポンプ104がONの間)に送液ポンプ120を作動させる場合には、通常はポンプ104がOFFの時に生じるようなタンク98内に液が停滞している時に処理装置10の効率は最大になると思われる。
装置10の内部の洗浄や点検のために、フラッシングマニホールド66を通じてリザーバー12に液が噴射される。バルブ127が開かれ、そして、バルブ110が廃棄位置にある時に、この液は部品洗浄装置90のタンク98から供給され、ポンプ104や配管125,131によってフラッシングマニホールド66に送液される。フラッシング液は、圧によって分離器46を通過し、底壁50の内側も洗い流す。
フラッシング工程の間、リザーバー12の洗い流される物質がタンク98に流れ込むように、バルブ78が開かれる。排液口部52の上端54や、シュラウド28の下端32、底壁50の傾斜の位置により、リザーバー12内の一部の液を排液口部52から逃がすことができる点は評価されるべきである。少量の液はリザーバー12内に留まる。
特に、少量の低比重画分(例えば、洗浄液よりも軽い汚染物質等)がリザーバー12内に留まる。次の水処理に装置10が用いられる際、この留まった低比重画分は、リザーバー12の上部を漂い、出口22を通じて廃棄される。
フラッシング処理の間、フラッシング液は、呼吸ホース58を通って排出チャンバー16に排出される。
送液ポンプがOFFであり、リザーバー12が満たされている時(例えば、処理工程など)に、万一、ポンプ120でシール漏れが生じた場合、リザーバー12から送液ポンプ120を通じて液がサイフォン現象によって戻るのを呼吸チューブ58が防ぐ。これは、呼吸チューブ58が、大気圧下で空隙62と連通し、入口側マニホールド40の中間部位56が液位の上に位置していることに起因している。
装置10が部品洗浄装置90に装着される場合には、統合されたユニットを形成するため、装置10の運転、特にその点検は、部品洗浄装置90の運転と統合することができる。特に、統合されたユニットが構築されていれば、いつでも部品洗浄装置90は点検され、分離装置10も点検される。これによって次の連続運転を実現することができる。
まず最初は、部品洗浄装置90の蓋94が開かれてターンテーブルバスケット100とタンクカバー133とが持ち上げられる。蓋94とタンクカバー133を持ち上げることで、連動システム118の操作により、ポンプ104と廃棄バルブ116との間が連通して液が供給される廃棄位置にバルブ110が切り替わり、また、バルブ78が開かれる。
これにより、リザーバー12内の全ての液がメインのタンク98に流れ出ることが可能になる。この期間中の10〜20秒等の間、例えば、ポンプ104や120が運転されないなど、部品洗浄装置90や処理装置10が止まるように設定できる。オペレータにバルブ127を開いて「スタートボタンを押せ」と指示するために、ライトのような表示器が、洗浄装置10の制御パネル129で点灯する。
そうすると、ポンプ104は、配管125やバルブ127、配管131を通じてフラッシングマニホールドに水を送り出すので、リザーバー12や分離器26はフラッシングされ、タンク98は廃棄バルブ116を通じてパージされる。リザーバー12が満たされてOFFされるまで、ポンプ104は、(例えば、10秒間等)タイマーによって運転される。
このとき、部品洗浄装置90の制御パネル129の別の表示器が点灯し、オペレータに「バルブ127を閉じてスタートボタンを押せ」とのメッセージを与える。そうすると、ポンプ104が作動し、廃棄バルブ116を通じてタンク98から残水が排出される。タンク98から水が排出されると、タンクのカバープレートが閉じられ、蓋94が閉じられてタンク98は再度水で満たされる。

Claims (28)

  1. 搬送液及び汚染物質を含む混合液を処理する液処理装置であって、
    分離チャンバーを有するリザーバーと、
    分離チャンバーと連通し、その下流側に位置する排出チャンバーと、
    を備え、
    分離チャンバーは、比重差に基づいて搬送液から汚染物質を分離し、処理された搬送液と、少なくとも処理された搬送液上を浮遊する低比重画分と、を生成するために設けられ、
    排出チャンバーは、低比重画分及び処理された搬送液を受け入れ、低比重画分用の排出口部と、処理された搬送液用の排出口部と、を有し、
    排出チャンバーが、分離チャンバーの最大液位よりも高い最大液位を有している、液処理装置。
  2. 請求項1に記載の液処理装置において、
    分離チャンバーは、使用時における分離チャンバー内での最大液位が下流方向に向かって大きくなるように構成されている、液処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の液処理装置において、
    排出チャンバーの最大液位に含まれる液の表面領域は、分離チャンバーの最大液位に含まれる液の表面領域よりも小さくなるように、排出チャンバーが形成されている、液処理装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の液処理装置において、
    リザーバーは、下流方向に向かって深さが大きくなるように形成されている、液処理装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の液処理装置において、
    排出チャンバーは、分離チャンバーの最大深さよりも下方に位置する深さを有するように形成されている、液処理装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の液処理装置において、
    分離チャンバーは、混合液から、搬送液よりも高比重の汚染物質を分離して、リザーバーの中で沈む高比重画分を生成するように設けられている、液処理装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の液処理装置において、
    混合液の供給部と分離チャンバーとの間を連通する入口側マニホールドを備え、
    入口側マニホールドは、分離チャンバーの最大液位の上方に位置する中間部位を有している、液処理装置。
  8. 請求項7に記載の液処理装置において、
    中間部位に連通する呼吸ホースを備え、
    呼吸ホースが中間部位を大気圧の下に開放している、液処理装置。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか1つに記載の液処理装置において、
    開かれた下端と、開かれた上端と、これら上端及び下端の間の中間開口と、を有するシュラウドを備え、
    中間開口を通じて処理された搬送液がシュラウドに流入可能な、液処理装置。
  10. 請求項9に記載の液処理装置において、
    処理された搬送液の排出口部は、シュラウドの内側に位置し、シュラウドの上端より下方に位置する開かれた上端を有している、液処理装置。
  11. 請求項9又は請求項10に記載の液処理装置において、
    排出チャンバー内におけるシュラウドの外側に位置し、シュラウドの上端と処理された搬送液の配管の上端との間に位置する上端を有する、低比重汚染物質の排出口部を備える、液処理装置。
  12. 請求項1〜請求項11のいずれか1つに記載の液処理装置において、
    排出チャンバーは排液口部を有している、液処理装置。
  13. 請求項9〜請求項11のいずれか1つに記載の液処理装置において、
    排出チャンバーは、シュラウドの内部においてシュラウドの下端よりも上方に位置する開かれた上端を有する排液口部を備える、液処理装置。
  14. 請求項13に記載の液処理装置において、
    排液口部の上端は、分離チャンバーの最小深さよりも下方に位置している、液処理装置。
  15. 請求項7〜請求項14のいずれか1つに記載の液処理装置において、
    リザーバー内における入口側マニホールドが接続されている部位の近傍に設けられる流れ制御装置、を備え、
    流れ制御装置により、入口側マニホールドを通じてリザーバーに入り込む混合液が、分離チャンバー内の上側表面に沿う流れと、分離チャンバーの下側表面に沿う流れとを生じる、液処理装置。
  16. 請求項1〜請求項15のいずれか1つに記載の液処理装置において、
    分離チャンバー内に配置される一体化された複数のプレートを備え、
    実質的な量の混合液が、排出チャンバーに至る前にこれらを通って流れる、液処理装置。
  17. 請求項1〜請求項16のいずれか1つに記載の液処理装置において、
    リザーバーのフラッシングができるように、リザーバーにフラッシング液を導くフラッシングマニホールドを備える、液処理装置。
  18. 部品洗浄装置であって、
    洗浄チャンバーと、
    洗浄液の供給を保持するためのタンクと、
    洗浄チャンバーの中に設置される洗浄対象物に向けてタンクからの洗浄液を噴射する洗浄マニホールドと、
    タンクに連通する、請求項1〜請求項17のいずれか1つに記載の液処理装置と、
    を備え、
    タンクからの液が液処理装置を通過して処理された洗浄液を生成し、その処理された洗浄液がタンクに戻される、部品洗浄装置。
  19. 請求項18に記載の部品洗浄装置において、
    タンク内に設けられる濾過装置と、
    濾過装置と液処理装置の分離チャンバーとの間を連通する配管と、
    を備え、
    液処理装置によって処理された液が、タンク内に貯留された洗浄液の上側の表面で濾過される、部品洗浄装置。
  20. 請求項19に記載の部品洗浄装置において、
    濾過装置は、入口及び出口を有する柔軟な素材で形成されたスリーブと、入口側に設けられるフロートとを含む、部品洗浄装置。
  21. 請求項20に記載の部品洗浄装置において、
    濾過装置は、スリーブにおける入口と出口との間の部分を開いた状態に保持する伸張装置を有している、部品洗浄装置。
  22. 請求項18〜請求項21のいずれか1つに記載の部品洗浄装置において、
    汚染物質タンクを備え、
    低比重画分用の排出口部が、汚染物質タンクと連通している、部品洗浄装置。
  23. 請求項18〜請求項22のいずれか1つに記載の部品洗浄装置において、
    処理された搬送液用の排出口部が、洗浄液を貯留するタンクと連通している、部品洗浄装置。
  24. 請求項18〜請求項23のいずれか1つに記載の部品洗浄装置において、
    排液口部が、ドレイン配管によって洗浄液を貯留するタンクと接続されており、
    ドレイン配管に設けられたドレインバルブを備え、
    リザーバーと洗浄液を貯留するタンクとの間の連通を許すか塞ぐために、ドレインバルブが選択的に開かれるか閉じられる、部品洗浄装置。
  25. 請求項24に記載の部品洗浄装置において、
    洗浄液を貯留するタンク用の内部カバーと、
    内部カバーとドレインバルブとの間に接続される連動システムと、
    を備え、
    連動システムは、内部カバーが洗浄液タンクを覆う状態にある時に、ドレインバルブを閉じ、内部カバーが持ち上げられた状態にある時に、ドレインバルブを開く、部品洗浄装置。
  26. 請求項18〜請求項25のいずれか1つに記載の部品洗浄装置において、
    洗浄液タンクから洗浄マニホールドへ搬送液を移送することができる第1ポンプと、
    洗浄液タンクから液処理装置の入口側マニホールドへ液を搬送する第2ポンプと、
    を備える、部品洗浄装置。
  27. 請求項26に記載の部品洗浄装置において、
    洗浄液タンクがフラッシングマニホールドと選択的に連通する、部品洗浄装置。
  28. 請求項27に記載の部品洗浄装置において、
    第1ポンプとフラッシングマニホールドとの間を連通するフラッシング配管と、
    フラッシング配管中のフラッシングバルブと、
    を備え、
    フラッシングバルブが開かれた時に、第1ポンプにより、フラッシング配管を通じて洗浄液タンクからフラッシングマニホールドへ洗浄液が移送される、部品洗浄装置。
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