JP2011504623A - 構成可能なシステム・イベントおよびリソース・アービトレーション管理の装置および方法 - Google Patents

構成可能なシステム・イベントおよびリソース・アービトレーション管理の装置および方法 Download PDF

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Abstract

移動体アプリケーションに関する専用移動体通信リソースの管理およびアービトレーションの方法、装置、およびコンピュータ可読媒体を提供する。移動体アプリケーションに、1つまたは複数の他の移動体アプリケーションおよび少なくとも1つの移動体リソースに関する重要性を確立する優先順位レベルを与えることができる。競争するアプリケーションが、移動体リソースへのアクセスを同時に試みる場合に、アクセスを、より高い優先順位レベルを有するアプリケーションに与えることができる。さらに、リソースの制御を、より高い優先順位のアプリケーションに上記リソースの制御を振り向けるために、より低い優先順位を有するアプリケーションから奪うことができる。一態様では、アプリケーションの特権コードは、リソースの不適切な転送の尤度を軽減するために、アプリケーションに関するリソースの制御を確立する前に検証される。したがって、本開示は、最小限の遅延を伴って重要なデバイス機能に影響するために移動体処理環境に関する専用リソースの管理を提供する。

Description

次の説明は、全般的には無線通信に関し、より具体的には、移動体通信リソースへの移動体アプリケーション・アクセスの管理に関する。
近年、さまざまな進歩が、セルラ通信テクノロジおよびセルラ通信デバイスで発生した。カメラおよびビデオ記録テクノロジのそのようなデバイスへの一体化、電子メールおよびショートメッセージングサービスの移動体通信への組込み、および類似物など、進歩の一部は、ソフトウェア・アプリケーションおよび/またはハードウェア・アプリケーションを伴う。これらのアプリケーションは、既に人気のある通信デバイス(たとえば、セル電話機)に高められた柔軟性、処理能力、通信機能などを追加した。その結果、そのようなデバイスは、消費者市場でより人気があるものになり、より多数の消費者に、そのようなデバイスを購入するか、新しいアプリケーションおよびテクノロジを含むデバイスにアップグレードする動機を与えた。
アプリケーションは、数および複雑さにおいて増加したが、そのようなアプリケーションのサポートは、必ず釣り合って増加してはいない。たとえば、さまざまな移動体アプリケーションプロバイダが存在し、常に、複雑で特徴に富む移動体アプリケーションに関する水準を引き上げている。しかし、移動体デバイス通信およびそのような通信に関するネットワークサポートの性質は、常にそれらがサポートするアプリケーションほどすばやく進歩することはできない。たとえば、移動体デバイスは、同時に複数のデータ転送アプリケーション(たとえば、電子メール、インターネットブラウザ、voice over Internet protocol通信など)をサポートすることができるが、ネットワーク・リソースは、同時アプリケーションの実行に必ず対処できるわけではない。たとえば、単一の無線ベアラ(radio bearer)だけが、移動体基地局サブシステム(BSS)によって移動体通信デバイスに提供される。その結果、三者通話または通話中着信など、ある種の例外は存在するが、通常、単一の音声呼だけを、一時に行うことができる。したがって、移動体デバイス・アプリケーションを、そのようなアプリケーションをサポートするデバイスおよび/またはネットワーク・コンポーネントによって完全に活用することができない。
次では、1つまたは複数の態様の基本的な理解を提供するために、そのような態様の単純化された要約を提示する。この要約は、すべての企図される態様の広範囲の概要ではなく、すべての態様の主要な要素またはクリティカルな要素を識別することも、任意のまたはすべての態様の範囲を区切ることも、意図されていない。その唯一の目的は、後で提示されるより詳細な説明の前置きとして、単純化された形で1つまたは複数の実施形態のいくつかの概念を提示することである。
移動体アプリケーションのための専用移動体通信リソースの管理およびアービトレーションを、本明細書で説明する。一例では、移動体アプリケーションに、1つまたは複数の移動体リソースに関して重要性を確立する優先順位レベルを与えることができる。競争するアプリケーションが、パケット・データ・プロトコル(PDP)コンテキストまたはディジタル信号プロセス(DSP)音声復号器などの専用リソースに同時にアクセスすることを試みる場合に、アクセスを、より高い優先順位レベルを有するアプリケーションに与えることができる。さらに、一実施態様では、より高い優先順位のアプリケーションにリソースの制御を振り向けるために、そのようなリソースの制御を、より低い優先順位を有するアプリケーションから奪うことができる。一態様によれば、アプリケーションの特権コードは、リソースの不適切な転送の尤度を軽減するために、アプリケーションに関するリソースの制御を確立するために検証される。したがって、本開示は、最小限の遅延を伴って重要なデバイス機能に影響するために移動体処理環境に関する専用リソースの管理を提供する。
一態様によれば、移動体デバイス・アプリケーションに関するシステム・リソース割当てを提供する方法が提供される。この方法は、第1特権コードまたは第1優先順位レベルを移動体デバイスの第1移動体アプリケーションに関連付けることと、第2特権コードまたは第2優先順位レベルを移動体デバイスの第2移動体アプリケーションに関連付けることとを含むことができる。さらに、この方法は、第1移動体アプリケーションおよび第2移動体アプリケーションが同時に移動体デバイス・システム・リソースにアクセスすることを試みる場合に、第1優先順位レベルが第2優先順位レベルより高いかどうかに少なくとも部分的に基づいて、第1移動体アプリケーションに関するリソースへのアクセスを許可しまたは拒否することを含むことができる。
さらなる態様によれば、移動体通信デバイス・アプリケーションに関するシステム・リソース割当てを管理する装置が開示される。この装置は、特権コード、優先順位レベル、または特権コードおよび優先順位レベルを移動体デバイスの移動体アプリケーションに関連付けるように構成されたポリシデータベースを含むことができる。さらに、この装置は、少なくとも優先順位レベルまたは特権コードに基づいて、移動体アプリケーションのシステム・リソースへのアクセスを是認しまたは拒否するポリシ管理モジュールを含むことができる。
もう1つの態様によれば、移動体デバイス・アプリケーションに関するシステム・リソースの割当てを管理するように構成された少なくとも1つのプロセッサが提供される。このプロセッサは、特権コード、優先順位レベル、または特権コードおよび優先順位レベルを移動体デバイスの移動体アプリケーションに関連付ける第1モジュールを含むことができる。このプロセッサは、移動体アプリケーションに関するシステム・リソースへのアクセスを是認しまたは拒否する第2モジュールであって、是認または拒否は、少なくとも、優先順位レベル、特権コード、または特権コードおよび優先順位レベルに基づく、第2モジュールをも含むことができる。
もう1つの態様によれば、移動体デバイス・アプリケーションに関するシステム・リソースの割当てを管理する装置が提供される。上記装置は、特権コード、優先順位レベル、または特権コードおよび優先順位レベルを移動体デバイスの移動体アプリケーションに関連付けるための手段と、移動体アプリケーションに関するシステム・リソースへのアクセスを是認し、拒否するための手段であって、是認または拒否は、少なくとも、優先順位レベル、特権コード、または特権コードおよび優先順位レベルに基づく、手段とを含むことができる。
もう1つの実施態様によれば、移動体デバイス・アプリケーションに関するシステム・リソースの割当てを管理する命令を含むコンピュータ可読媒体を含むコンピュータ・プログラム製品が開示される。この命令は、特権コード、優先順位レベル、または特権コードおよび優先順位レベルを移動体デバイスの移動体アプリケーションに関連付ける少なくとも1つの命令をさらに含むことができる。さらに、この命令は、移動体アプリケーションに関するシステム・リソースへのアクセスを是認しまたは拒否する少なくとも1つの命令であって、是認または拒否は、少なくとも優先順位レベル、特権コード、または特権コードおよび優先順位レベルに基づく、少なくとも1つの命令を含むことができる。
さらなる態様によれば、移動体デバイス・アプリケーションに関する専用ネットワーク・システム・リソースの管理を容易にする方法が開示される。この方法は、移動体アプリケーションに関する専用ネットワーク・システム・リソースを活性化する要求を受け取ることと、移動体アプリケーションに関して専用ネットワーク・システム・リソースを確立することとを含む。さらに、この方法は、第2移動体アプリケーションに対して専用ネットワーク・システム・リソースを確立する要求を受け取ることと、第2移動体アプリケーションの優先順位レベルまたは特権コードを参照することと、少なくとも部分的に優先順位レベルまたは特権コードに基づいて第2移動体アプリケーションへの専用ネットワーク・システム・リソースの転送を許可し、または拒否することとを含む。
もう1つの実施態様によれば、移動体デバイス・アプリケーションに関する専用ネットワーク・システム・リソースの管理を容易にする装置が提供される。上記装置は、移動体アプリケーションに関して専用ネットワーク・システム・リソースを確立する要求を受け取る入力インターフェースを含むことができる。さらに、この装置は、少なくとも、移動体アプリケーションに関する専用ネットワーク・システム・リソースの制御を確立する活性化モジュールと、システム・リソースのアクセスまたは制御の確立が第2移動体アプリケーションからのシステム・リソースの転送を必要とする場合に移動体アプリケーションの優先順位レベルまたは特権コードを参照する優先順位モジュールとを含むメモリを含むことができる。さらに、この装置は、移動体アプリケーションの優先順位を判定するために優先順位モジュールを実行するか、優先順位レベルに少なくとも部分的に基づいてシステム・リソースの転送を許可するか拒否するために活性化モジュールを実行する、プロセッサを含むことができる。
もう1つの態様によれば、移動体デバイス・アプリケーションに関する専用ネットワーク・システム・リソースの管理を容易にする少なくとも1つのプロセッサが説明される。このプロセッサは、移動体アプリケーションに関する専用ネットワーク・システム・リソースを確立する要求を受け取る第1モジュールと、移動体アプリケーションに関する専用ネットワーク・システム・リソースの制御を確立する第2モジュールとを含むことができる。さらに、このプロセッサは、システム・リソースの制御の確立が第2移動体アプリケーションからのシステム・リソースの転送を必要とする場合に、移動体アプリケーションの優先順位レベルまたは特権コードを参照する第3モジュールを含むことができる。
もう1つの態様によれば、移動体デバイス・アプリケーションに関する専用ネットワーク・システム・リソースの管理を容易にする装置が提供される。この装置は、移動体アプリケーションに関する専用ネットワーク・システム・リソースを確立する要求を受け取るための手段と、移動体アプリケーションに関する専用ネットワーク・システム・リソースの制御を確立するための手段とを含む。前述に加えて、この装置は、システム・リソースの制御の確立が第2移動体アプリケーションからのシステム・リソースの転送を必要とする場合に、移動体アプリケーションの優先順位レベルまたは特権コードを参照するための手段を含む。
もう1つの態様によれば、移動体デバイス・アプリケーションに関する専用ネットワーク・システム・リソースの管理を容易にする命令を含むコンピュータ可読媒体を有するコンピュータ・プログラム製品が開示される。この命令は、移動体アプリケーションに関する専用ネットワーク・システム・リソースを確立する要求を受け取る少なくとも1つの命令を備えることができる。さらに、この命令は、移動体アプリケーションに関する専用ネットワーク・システム・リソースの制御を確立する少なくとも1つの命令をも備えることができる。前述に加えて、この命令は、システム・リソースの制御の確立が第2移動体アプリケーションからのシステム・リソースの転送を必要とする場合に、移動体アプリケーションの優先順位レベルまたは特権コードを参照する少なくとも1つの命令を備えることができる。
前述および関連する目的の達成に向けて、1つまたは複数の態様は、下でより詳細に説明され、特許請求の範囲で特に指摘される特徴を備える。次の説明および添付図面は、1つまたは複数の態様のある種の例示的態様を詳細に示すものである。しかし、これらの態様は、さまざまな態様の原理を使用できるさまざまな形のうちの少数を示すに過ぎず、説明される態様は、すべてのそのような態様およびその同等物を含むことが意図されている。
移動体デバイスと1つまたは複数の基地局との間の無線通信のサンプルのシステムを示すブロック図。 本開示のもう1つの態様によるサンプルのアクセス端末を示すブロック図。 もう1つの態様による例のポリシ管理モジュールを示すブロック図。 もう1つの態様による、移動体アプリケーションの優先順位レベルおよび/またはポリシコードをカスタマイズできる例のシステムを示すブロック図。 もう1つの態様によるサンプルの基地局を示すブロック図。 一態様による、アプリケーション優先順位に基づいて移動体システム・リソースへのアクセスを提供するサンプルの方法論を示す流れ図。 もう1つの態様による、移動体アプリケーションが専用移動体システム・リソースにアクセスできるかどうかを判定するサンプルの方法論を示す流れ図。 もう1つの態様による、優先順位に基づいて移動体アプリケーション優先順位をカスタマイズし、アクセスを提供する例の方法論を示す流れ図。 もう1つの態様による、システム・リソースを制御することを試みる競争するアプリケーションについて専用システム・リソースへのアクセスを判定するサンプルの方法論を示す流れ図。 もう1つの態様による、アプリケーション優先順位に基づいて移動体システム・リソースへのアクセスを確立するサンプルのシステムを示すブロック図。 もう1つの態様による、アプリケーション優先順位に基づいて移動体システム・リソースへのアクセスを確立するサンプルのシステムを示すブロック図。
さまざまな態様を、これから図面を参照して説明するが、図面では、類似する符号が、終始、類似する要素を指すのに使用される。次の説明では、説明において、1つまたは複数の態様の完全な理解を提供するために多数の特定の詳細を示す。しかし、そのような態様(1つまたは複数)を、これらの特定の詳細なしで実践できることは明白であろう。他の場合には、1つまたは複数の態様の説明を容易にするために、周知の構造およびデバイスをブロック図形式で示す。
移動体環境内の異なるシステム・リソースを体系的に多重化し、アービトレートする解決策を提供する。移動体デバイスは、現代のパーソナルコンピュータに似て、複数の機能およびアプリケーションを同時に実施することができる。比較的高速のデバイスメモリおよび電子プロセッサが、現代の電子通信デバイスにおいてマルチタスキングを一般的な特徴にした。その結果、セル電話機またはマルチモード電話機などの通信デバイスは、幹線接続を介して音声通信に参加し、メッセージヒストリ(たとえば、電子メールヒストリ、ショートメッセージサービス(SMS)ヒストリ、呼ヒストリなどを含む)を参照し、アドレス帳アプリケーションを実行し、またはこれらもしくは類似するアプリケーションの組合せを実質的に同時に実行することができる。
電子処理リソースおよびメモリリソースは、通信デバイスについてアプリケーション・マルチタスキングを可能にするように進歩したが、一部のシステム・リソースは、まだ、単一のデバイスおよび/または単一のアプリケーション専用である。たとえば、単一の無線ベアラだけが、単一の移動体デバイスに専用である。さらに、移動体デバイスは、データサービスを開始するために(たとえば、移動体デバイスとインターネットなどのデータ網との間の接続を形成するために)単一のパケット・データ・プロトコル(PDP)コンテキストを開始することだけができる。追加の専用リソースは、SMSまたは音声呼(ボコーダ)サポート、メディアおよび/またはカメラサポート、ならびに通信デバイスの機能の多重化をサポートする追加のシステムソフトウェアリソースおよび/またはシステムハードウェアリソースを含むことができるが、これらに限定はされない。
通信デバイスロジックは、システム・リソースの制御を要求するアプリケーションに、そのようなリソースをランダムに割り当てる。たとえば、あるアプリケーションが、データサービスを開始するためにPDPコンテキストを要求する場合に、移動体/ネットワークロジックは、アプリケーション優先順位とは独立にリソースへのアクセスを提供し、または拒否する(たとえば、リソースアクセスは、先着順で提供される)。その結果、音声呼は、セル電話機にインターネット・ウェブページ・サービスを提供する無線アプリケーションプロトコル(wireless application protocol)(WAP)ブラウザが必要なシステム・リソースを利用している場合に、障害を発生する可能性がある。サービス・プロバイダまたは消費者が、音声呼により高い優先順位を与える場合があるが、移動体デバイスおよび/または移動体ネットワークは、その代わりに音声呼アプリケーションにシステム・リソースへのアクセスを与えるために、システム・リソース(たとえば、ボコーダ)へのWAPブラウザアクセスを無効にすることができない。
本開示は、移動体アプリケーション(たとえば、電子メール、音声呼、SMS、テキストメッセージ、インスタントメッセージ(IM)、カメラ、ビデオレコーダ、メッセージヒストリ、連絡先リスト、カレンダ、および/またはタスクリストなどを含む)のために移動体デバイス・リソースおよび/または移動体ネットワーク・リソース(たとえば、データ呼をオープンするためのPDPコンテキストおよび/または他のネットワーク・リソース、音声ボコーダ、SMSサポート、メディアおよび/またはカメラサポート、移動体デバイスの機能の多重化をサポートするのに利用されるシステムソフトウェアおよび/またはシステムハードウェアなど)を体系的に多重化し、分配する機構を提供する。移動体アプリケーションには、そのようなアプリケーションの優先順位を確立するために、優先順位レベルまたは特権コードを与えることができる。一態様によれば、優先順位レベルおよび/または特権コードを、リソース固有とすることができる(たとえば、各アプリケーションが、システム・リソースごとに異なる優先順位を有することができる)。したがって、複数のアプリケーションがシステム・リソース(1つまたは複数)について競争する場合に、より高い優先順位のアプリケーションが最初にアクセスを与えられるように、アクセスの順序を、移動体システム・リソース(1つまたは複数)の制御について確立することができる。もう1つの態様によれば、コンポーネントは、より高い優先順位レベルおよび/または特権コードを有する第2のアプリケーションがリソースを要求する場合に、アプリケーションに関するシステム・リソースへのアクセスを無効にすることができる。その結果、音声呼アプリケーションが、WAPブラウザアプリケーションより高い優先順位を与えられる場合に、WAPブラウザセッションに割り込むことができ、その結果、移動体デバイスは、たとえば着信音声呼をサポートできるようになる。
さらなる態様によれば、デバイス・データベースは、オプションでリソースの関数として、アプリケーションと優先順位レベル(1つまたは複数)および/または特権コード(1つまたは複数)との間の関係を格納することができる。システムポリシマネージャは、そのようなデータベースを参照し、要求するアプリケーションの優先順位レベルおよび/または特権コードに基づいて、ネットワーク・リソースおよび/またはデバイス・リソースへのアクセスをアービトレートすることができる。システム・リソースに関する競合が発生する場合には、適当な特権を有する最高優先順位のアプリケーションが、システム・リソース(たとえば、音声ボコーダ、メディア符号化のためのディジタル信号プロセッサ(DSP)、PDPコンテキストなど)へのアクセスを許可される。
前述に加えて、優先順位レベルおよび/または特権コードを、アプリケーションおよびシステム・リソースについてカスタマイズすることができる。たとえば、サービス・プロバイダは、1つまたは複数のシステム・リソースに関する移動体アプリケーションの、優先順位階層を指定するカスタマイゼーションルールを確立することができる。より具体的な例として、サービス・プロバイダは、音声呼アプリケーション、WAPブラウザアプリケーション、および着信音ダウンロードアプリケーションが、それぞれ、移動体デバイスのPDPコンテキストに関して最高の、2番目に高い、および3番目に高い優先順位を有することを指定することができる。アプリケーション優先順位は、特定のデバイスについて全般的である必要はなく、同一のアプリケーション(または、たとえば、他のアプリケーション)が、第2のシステム・リソース(たとえば、音声ボコーダ)に関して異なる優先順位を有することができる。サービス・プロバイダは、オプションで、消費者がシステム・リソースに関してアプリケーションにさらに優先順位を付けることを可能にすることができる。たとえば消費者カスタマイゼーションは、サービス・プロバイダの優先順位階層と一貫する形で、またはオプションで、1つまたは複数のアプリケーションおよび/またはシステム・リソースに関してサービス・プロバイダの優先順位階層をオーバーライドする形でのいずれかで使用可能にすることができる。したがって、アプリケーションとシステム・リソースとの間の優先順位関係は、柔軟性を提供するために、および移動体デバイス・アプリケーションに関して、サービス・プロバイダおよび/または消費者によってカスタマイズされ得る。
ある種の状況の下では、システム・リソースの関数としてカスタマイズされた優先順位を使用可能にすることが、デバイスのデッドロックまたはロックアップにつながる可能性がある。たとえば、2つのアプリケーションが、1対のシステム・リソースを要求するが、衝突する優先順位を用いる場合に、移動体オペレーティング環境(OE)は、要求の間で区別する追加ロジックがなければ、どの要求に最初にサービスすべきかを判定できない可能性がある。この状況を示すためのより具体的な例として、アプリケーションAは、リソース1に関してアプリケーションBより高い優先順位を有する。しかし、アプリケーションBは、リソース2に関してアプリケーションAより高い優先順位を有する。移動体OEが、アプリケーションAからのリソース1にアクセスする要求およびアプリケーションBからのリソース2にアクセスする要求を同時に受け取る場合に、各アプリケーションが要求されたリソースに対するより高い優先順位を有するので、デッドロックが生じる可能性がある。本開示は、移動体デバイス・リソースおよび/または移動体ネットワーク・リソース(たとえば、PDPコンテキスト、ボコーダ、または当技術分野で既知の他の適切な移動体リソース)にリソース優先順位レベルを与えることを提供する。衝突する要求は、少なくとも部分的にリソース優先順位レベルに基づいて解決することができる。例示のために、一例では、リソース2がリソース1より高い優先順位を有する場合に、リソース1に関するアプリケーションAのより高い優先順位にかかわりなく、リソース2のより高いリソース優先順位レベルのゆえに、上の例ではアプリケーションBにアクセスを与えることができる。
上で説明したように、本開示は、複数のタスクが可能であり、複数のシステム・リソースを有する移動体デバイスが、どのアプリケーションがリソース割当てにおいて優先順位を有し、どのアプリケーション(1つまたは複数)が有しないかを予測し、定義することを可能にする。その結果、より高い優先順位のアプリケーションは、単純に、別のより低い優先順位のアプリケーションが必要な専用システム・リソースを利用しているので、障害を発生する必要がない。さらに、異なる移動体アプリケーション・サービスの間の切替えは、複数のアクティブリソース共有をサポートするシステムデフォルト挙動に起因して、効率的であり信頼できるものにすることができる。本明細書で説明するシステムポリシマネージャは、サービスを明瞭な優先順位レベルおよび/または特権レベルに線引きし、ポリシ判断をそのような優先順位レベルの周囲で記述することを可能にすることができる。したがって、各サービス・プロバイダは、制御された形で、好ましい挙動を簡単に定義することができる。
従来のリソース・アプリケーション・ロジックに関する欠点が存在するが、ネットワーク通信アーキテクチャの現在の状態は、これらの欠点を無視するか、本明細書で提供される解決策に対して直観に反する解決策を研究することを選択するようにデバイス製造業者を導いてきた。まず、リソースロジックは、通常、ソフトウェアおよび/またはファームウェアにハードコーディングされ、製造後構成がアプリケーションおよびリソース管理を変更し、かつ/または改善するのを妨げる可能性がある。柔軟ではないが、ハードコーディングされたロジックは、コスト効率がよく、単純であり、競争が電子通信デバイスプロバイダの間で極端に激しいので、そのようなデバイスのオーバーヘッドコストを最小化するのに役立ってきた。この理由から、製造業者は、ハードコーディングされたロジック解決策を変更することを躊躇した。
前述に加えて、移動体ネットワークは、移動体デバイスに単一のベアラだけを与えるので、リソース優先順位付けおよび分配は、主として、不必要と考えられた。優先順位付けが研究された範囲で、正しいアプリケーション優先順位を判定し、その優先順位をデバイスロジックにハードコーディングすることがより有利であると考えられた。その形で、アプリケーション衝突および/またはリソース衝突は、あるデバイスから別のデバイスへと発生はせず、消費者は、移動体デバイスに一貫した挙動を期待するようになることができた。本開示は、そのような以前の研究に鑑みて直観に反する経路に従うが、御しがたいコストおよび/またはアプリケーション衝突の危険性に起因して、正しく柔軟である場合に、ハードコーディングされない解決策を決定することができなかった。
本開示のさまざまな態様を、下で説明する。本明細書の教示を、さまざまな形で実施でき、本明細書で開示されるすべての特定の構造および/または機能が、単に代表的であることは明白であろう。本明細書の教示に基づいて、当業者は、本明細書で開示される態様を、他の態様と独立に実施でき、これらの態様のうちの複数を、さまざまな形で組み合わせることができることを了解するであろう。たとえば、本明細書に示された態様のうちの任意の個数を使用して、装置を実施し、かつ/または方法を実践することができる。さらに、本明細書に示された態様のうちの1つまたは複数に加えてまたはそれ以外の他の構造および/または機能性を使用して、装置を実施し、かつ/または方法を実践することができる。一例として、本明細書で説明される方法、デバイス・システム、および装置の多くは、移動体デバイス上で動作し、移動体デバイス・リソースもしくは移動体ネットワーク・リソースへのアクセスを要求し、かつ/またはこれを制御する、1つまたは複数の移動体アプリケーションの文脈で説明される。当業者は、類似する技法を他の通信環境にも適用できることを了解するであろう。
本開示で使用される時に、用語「コンポーネント」、「システム」、および類似物は、ハードウェア、ソフトウェア、実行中のソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、および/またはその任意の組合せのいずれであれ、コンピュータ関連の実体を指すことが意図されている。たとえば、コンポーネントは、プロセッサで動作するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータとすることができるが、これらであることに限定はされない。1つまたは複数のコンポーネントが、1つのプロセスおよび/または実行のスレッドの中に存在することができ、1つのコンポーネントを、1つのコンピュータ上にローカライズし、かつ/または複数のコンピュータの間で分散させることができる。さらに、これらのコンポーネントは、その上にさまざまなデータ構造を格納されたさまざまなコンピュータ可読媒体から実行することができる。コンポーネントは、1つまたは複数のデータパケットを有する信号に従うなど、ローカルプロセスおよび/または遠隔プロセスによって通信することができる(たとえば、ローカルシステム内の別のコンポーネントと相互作用するあるコンポーネントからのデータ、分散システム、および/またはインターネットなどのネットワークを介して信号によって他のシステムと)。さらに、本明細書で説明するシステムのコンポーネントを、それに関して説明されるさまざまな態様、目標、利益などの達成を容易にするために再配置し、かつ/または追加コンポーネントによって補足することができ、これらのコンポーネントは、当業者が了解するとおり、所与の図面に示された正確な構成に限定されない。
さらに、本明細書で開示される実施形態に関連して説明されるさまざまな例示的なロジック、論理ブロック、モジュール、および回路を、汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、または本明細書に記載の機能を実行するように設計された、その任意の適切な組合せを用いて実施し、または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることができるが、代替案では、プロセッサを、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とすることができる。プロセッサを、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実施することもできる。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、本明細書に記載のステップおよび/またはアクションのうちの1つまたは複数を実行するように動作可能な1つまたは複数のモジュールを備えることができる。
さらに、さまざまな態様を、本明細書で移動体通信デバイス(または、たとえば、移動体デバイス)に関連して説明する。移動体通信デバイスを、システム、加入者ユニット、加入者ステーション、移動局、移動体、移動体デバイス、セルラデバイス、マルチモードデバイス、遠隔ステーション、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、もしくはユーザ機器、または類似物と呼ぶこともできる。加入者ステーションは、セル電話機、コードレス電話機、Session Initiation Protocol(SIP)電話機、wireless local loop(WLL)ステーション、携帯情報端末(PDA)、無線接続機能を有するハンドヘルドデバイス、または無線モデムもしくは処理デバイスとの無線通信を容易にする類似する機構に接続された他の処理デバイスとすることができる。
さらに、本明細書で説明されるさまざまな態様または特徴を、標準プログラミング技法および/または標準工学技法を使用して方法、装置、または製造品として実施することができる。さらに、本明細書で開示される態様に関連して説明される方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションを、ハードウェアで直接に、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、またはこの2つの組合せで実施することができる。さらに、いくつかの態様で、方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションが、コンピュータ・プログラム製品に組み込むことができる機械可読媒体および/またはコンピュータ可読媒体上のコードおよび/または命令の少なくとも1つまたは任意の組合せまたはセットとして常駐することができる。さらに、本明細書で使用される時の用語「製造品」は、すべてのコンピュータ可読デバイス、搬送波、または媒体からアクセス可能なコンピュータ・プログラムを含むことが意図されている。たとえば、コンピュータ可読媒体は、磁気ストレージデバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピディスク、磁気ストリップなど)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、ディジタル多用途ディスク(DVD)など)、スマートカード、およびフラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブなど)を含むことができるが、これらに限定はされない。さらに、本明細書で説明されるさまざまな記憶媒体は、情報を格納する1つまたは複数のデバイスおよび/または他の機械可読媒体を表すことができる。用語「機械可読媒体」は、命令(1つまたは複数)および/またはデータを格納し、含み、かつ/または搬送することのできる無線チャネルおよびさまざまな他の媒体を含むことができるが、これらに限定はされない。
前述に加えて、単語「例示的」は、本明細書で、例、実例、または例示として働くことを意味するのに使用される。本明細書で「例示的」として説明されるすべての態様または設計は、必ずしも、他の態様または設計より好ましいまたは有利とは解釈されない。そうではなく、単語例示的の使用は、具体的な形で概念を表すことを意図されたものである。本願で使用される時に、単語「または」は、排他的な「または」ではなく包含的な「または」を意味することが意図されている。すなわち、そうではないと指定されるか文脈から明白でない限り、「XはAまたはBを使用する」は、自然な包含的な順列のすべてを意味することが意図されている。すなわち、この例では、XはAを使用することができ、あるいは、XはBを使用することができ、あるいは、XはAとBとの両方を使用することができ、したがって、言明「XはAまたはBを使用する」は、前述の実例のすべての下で満足される。さらに、本願および添付の特許請求の範囲で使用される時の冠詞「a」および「an」は、一般に、そうではないと指定されるか単数形を指すことが文脈から明白でない限り、「1つまたは複数」を意味すると解釈されなければならない。
本明細書で使用される時に、用語「推論」することまたは「推論」は、一般に、イベントおよび/またはデータから取り込まれた観察のセットからのシステム、環境、および/またはユーザの状態に関する推理または推論の過程を指す。推論は、特定の文脈またはアクションを識別するのに使用することができ、あるいは、たとえば状態にわたる確率分布を生成することができる。推論は、確率的とすることができる、すなわち、データおよびイベントの考慮に基づく当該の状態にわたる確率分布の計算とすることができる。推論は、イベントおよび/またはデータのセットからより高いレベルのイベントを構成するのに使用される技法をも指すことができる。そのような推論は、イベントが近い時間的近接で相関するか否かにかかわりなく、イベントおよびデータが1つまたは複数のイベントソースおよびデータソースに由来するかどうかにかかわりなく、観察されたイベントおよび/または格納されたイベントデータのセットからの新しいイベントまたはアクションの構成をもたらす。
図1を参照すると、移動体デバイスと1つまたは複数の基地局との間の無線通信に関するシステム100のブロック図が示されている。具体的に言うと、図1は、1つまたは複数の態様と共に利用できる、複数の基地局110および複数の端末120を有する無線通信システム100を示す。基地局110は、一般に、端末120と通信する固定局であり、アクセスポイント、Node B、無線基地局、またはある類似する用語法で呼ぶこともできる。各基地局110は、102a、102b、および102cという符号を付けられた3つの地理的区域として示された、特定の地理的区域の通信カバレージを提供する。用語「セル」は、この用語が使用される文脈に依存して、基地局および/またはそのカバレージ区域を指すことができる。システム容量を改善するために、基地局カバレージ区域を、複数のより小さい区域(たとえば、図1内のセル102aによる、3つのより小さい区域)104a、104b、および104cに区分することができる。各より小さい区域は、めいめいの基地局トランシーバサブシステム(base transceiver subsystem)(BTS)によってサービスされ得る。用語「セクタ」は、この用語が使用される文脈に依存して、BTSおよび/またはそのカバレージ区域を指すことができる。セクタ化されたセルについて、そのセルのすべてのセクタのBTSは、そのセルの基地局内で同一位置に配置される。本明細書で説明される伝送技法は、セクタ化されたセルを有するシステムならびにセクタ化されないセルを有するシステムに使用することができる。説明を単純にするために、次の説明では、用語「基地局」は、セクタにサービスする固定局ならびにセルとしてサービスする固定局について包括的に使用される。
一例では、端末120は、システム全体に散乱され、各端末は、固定式または移動体とすることができる。端末を、上で説明したように、移動局、ユーザ機器、ユーザデバイス、またはある他の用語法で呼ぶこともできる。端末は、さらに、無線デバイス、セル電話機、携帯情報端末(PDA)、無線モデムカードなどとすることができる。各端末120は、任意の所与の瞬間に、ダウンリンクおよびアップリンクで0個、1個、または複数の基地局と通信することができる。ダウンリンク(または順方向リンク)は、基地局から端末への通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)は、端末から基地局への通信リンクを指す。
集中アーキテクチャについて、システム・コントローラ130は、基地局110に結合され、基地局110の調整および制御を提供する。分散アーキテクチャについて、基地局110は、必要に応じて互いに通信することができる。順方向リンクでのデータ伝送は、あるアクセスポイントからあるアクセス端末へ、その順方向リンクおよび/または通信システムによってサポートできる最大データレートまたはその近くで発生する。順方向リンクの追加チャネル(たとえば、制御チャネル)を、複数のアクセスポイントから1つのアクセス端末に伝送することができる。逆方向リンクデータ通信は、あるアクセス端末から1つまたは複数のアクセスポイントへ発生することができる。
図2に、移動体アプリケーションに関する移動体リソースのアービトレーションおよび優先順位付けを容易にするサンプルの移動体デバイスのブロック図を示す。アクセス端末200は、たとえば受信アンテナ(図示せず)から信号を受け取り、受信信号に対して通常のアクション(たとえば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバージョンなど)を実行する受話器202を備える。具体的に言うと、受話器202は、たとえば、PDPコンテキストなどの専用ネットワーク・リソースに関する可用性情報を受け取ることができる。受話器202は、さらに、受信された記号を復調し、その記号を評価のためにプロセッサ206に供給する復調器204を備えることができる。プロセッサ206は、受話器202によって受信された情報を分析し、かつ/または送信機216による送信のための情報を生成することができる。さらに、プロセッサ206は、アクセス端末200の1つまたは複数のコンポーネントを制御することができる。さらに、プロセッサ206は、要求されたリソースへのアクセスを容易にしなければならないかどうかを判定するために移動体アプリケーションの優先順位レベルおよび/または特権コードを参照する、1つまたは複数のモジュール、アプリケーション、または類似物を実行することができる。
アクセス端末200は、さらに、動作可能にプロセッサ206に結合され、送信、受信、および類似物を行われるデータを格納することができるメモリ208を備えることができる。メモリ208は、さらに、本明細書で述べる移動体アプリケーションに関するネットワーク・リソース/デバイス・リソースへのアクセスを管理し、これに優先順位を付けることに関係するさまざまなアプリケーション、モジュールなどを格納することができる。具体的に言うと、メモリ208は、特権コードもしくは優先順位レベル、またはその両方を移動体デバイスの少なくとも1つの移動体アプリケーション(たとえば、音声呼、電子メール、SMS、カメラ、ビデオレコーダ、メッセージヒストリ、電話帳、カレンダおよび/または予約オーガナイザ、タスクオーガナイザなど)に関連付けるポリシデータベース210を含むことができる。特権コードおよび/または優先順位レベルは、特定のデバイス・リソース/ネットワーク・リソース(1つまたは複数)(たとえば、PDPコンテキスト、音声ボコーダなど)に固有または移動体リソースに関して定数とすることができる。ポリシデータベース210内に格納された優先順位レベルは、他の移動体アプリケーションに関する移動体アプリケーションの重要性の相対順序を確立する。その結果、移動体アプリケーションが、移動体リソースへのアクセスを要求し、競争するアプリケーションより高い重要性の順序を有する場合に、その移動体アプリケーションは、アクセスを与えられる(たとえば、ポリシ管理モジュール212によって)。しかし、競争するアプリケーションがより高い優先順位レベルを有する場合には、移動体アプリケーションは、アクセスを拒否される。
メモリ208は、ポリシ管理モジュール212をも含むことができる。ポリシ管理モジュール212は、移動体アプリケーションのための移動体デバイス・リソースおよび/または移動体ネットワーク・リソースへのアクセスを是認するか拒否することができる。さらに、是認または拒否は、少なくとも部分的に、移動体アプリケーションに関連する優先順位レベルまたは特権コードに基づくものとすることができる。具体的に言うと、ポリシ管理モジュール212は、リソースを制御するために移動体アプリケーションによって開始された要求を受け取ることができる。次に、モジュール212は、移動体アプリケーションに関連する優先順位レベルおよび/または特権コードを判定するために、ポリシデータベース210を参照することができる。特権コードは、アプリケーションがリソースへのアクセスを認可されるかどうか(たとえば、アプリケーションが、ネットワーク・サービス・プロバイダによって是認され、消費者によって受け入れられ、真正性の有効なディジタル証明書を含むなどであるかどうか)を示すことができる。アプリケーションが、リソースにアクセスする特権を与えられている場合には、ポリシ管理モジュール210は、リソースが使用可能であるかどうか、同時に別の移動体アプリケーションによって使用されているか、またはリソースに関する競争する要求が存在するかどうかを判定することができる。リソースが使用可能である場合には、ポリシ管理モジュール212は、リソースへのアクセスを移動体アプリケーションに与える。
リソースが使用中であるか競争する要求が存在する時にポリシ管理モジュール212がそのリソースを制御する要求を受け取る場合には、より高い優先順位を有するアプリケーションが、リソースへのアクセスを与えられる。たとえば、複数の要求するアプリケーションの優先順位レベルを、ポリシデータベース210で参照することができ、最高の優先順位レベルを有するアプリケーションに、リソースへのアクセスを与えることができる。その代わりにまたはそれに加えて、リソースが同時に別のアプリケーションによって制御される場合に、(最高の)要求するアプリケーションの優先順位レベルを、制御するアプリケーションの優先順位レベルと比較することができる。要求するアプリケーションが、より高い優先順位レベルを有する場合には、リソースへのアクセスを、制御するアプリケーションについて取り消し、その代わりに要求するアプリケーションに与えることができる。そうでない場合には、要求するアプリケーションは、リソースへのアクセスを拒否される。その結果、移動体デバイス200は、さまざまな要求するアプリケーションおよび/または制御するアプリケーションの間でアービトレートし、ランダムアプリケーションまたは時間的に最初のアプリケーションではなく、より高い優先順位のアプリケーションに、争われたリソースへのアクセスを与えることができる。
本明細書で説明されるデータソース(たとえば、メモリ208)は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリのいずれかとすることができ、あるいは、揮発性メモリと不揮発性メモリとの両方を含むことができることを了解されたい。限定ではなく例示として、不揮発性メモリは、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電気的プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、またはフラッシュメモリを含むことができる。揮発性メモリは、外部キャッシュメモリとして働くランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことができる。限定ではなく例示として、RAMは、synchronous RAM(SRAM)、dynamic RAM(DRAM)、synchronous DRAM(SDRAM)、double data rate SDRAM(DDR SDRAM)、enhanced SDRAM(ESDRAM)、Synchlink DRAM(SLDRAM)、およびdirect Rambus RAM(DRRAM)などの多数の形で入手可能である。本システムおよび方法のメモリ208は、限定なしに、上記および任意の他の適切なタイプのメモリを備えることが意図されている。
受話器202は、さらに、伝送の欠けている部分(たとえば、未受信SFNデータパケット)または判読できないと思われる伝送の部分に関係するフィードバックデータを複数のアクセスポイント送信機のうちの1つまたは複数に提供できるフィードバック・アナライザ210に動作可能に結合される。データ・オーガナイザ212は、伝送に関連する以前に受信されたデータに、後に受信される、伝送の欠けている部分を組み込むことができる(たとえば、再送信されたSFNデータパケットを以前のSFN伝送に再組込みすることができる)。
アクセス端末200は、さらに、変調器214と、たとえば基地局、アクセスポイント、別のアクセス端末、遠隔エージェントなどに信号を送信する送信機216とを備える。プロセッサ206とは別々として図示されているが、信号ジェネレータ210およびインジケータエバリュエータ212を、プロセッサ206または複数のプロセッサ(図示せず)の一部とすることができることを了解されたい。
図3に、本開示のもう1つの態様による特定のポリシ管理モジュール302を含むシステム300のブロック図を示す。一実施態様では、ポリシ管理モジュール302は、本明細書で説明するように、デバイス・リソースおよび/またはネットワーク移動体リソース(たとえば、PDPコンテキスト、音声ボコーダ、カメラまたはビデオ用の光記録デバイス、SMSサービス、または類似物)へのアクセスを提供し、1つまたは複数のリソースに関する複数の競争する要求の間でアービトレートすることができる。したがって、システム300は、制限されたリソースへのアクセスを高優先順位アプリケーションに与え、あるアプリケーションから別のアプリケーションへの効率的で信頼できる遷移を容易にすることができる。
ポリシ管理モジュール302は、移動体アプリケーションの特権コードを検証する認証モジュール304を含むことができる。特権コードは、移動体アプリケーションが移動体デバイス製造業者、ネットワーク・サービス・プロバイダ、移動体通信サービス・プロバイダ、移動体デバイスユーザ(たとえば、消費者)、もしくはその組合せ、または類似物によって是認されることを示すのに利用することができる。たとえば、サービス・プロバイダが、特定の移動体アプリケーション(たとえば、そのサービス・プロバイダ、そのサービス・プロバイダのパートナなどによって開発された)を是認する場合に、その移動体アプリケーションには、その移動体アプリケーションが信頼され、移動体システム・リソースへのアクセスを与えられ得ることを示す特権コードを与えることができる。その代わりにまたはそれに加えて、消費者が、アプリケーションを移動体デバイスにダウンロードし、ロードし、かつ/またはインストールする場合に、認証モジュール304は、消費者/ユーザの受け入れを示す適当な特権コードを提供することができる。移動体アプリケーションが、その後に、アプリケーションの機能の実行と共に移動体システム・リソースを制御する要求を行う場合に、認証モジュール304は、特権コードに釣り合ったアクセスをその移動体アプリケーションに与えることができる。
前述に加えて、特権コードによって特権を与えられる移動体アプリケーションおよび/またはデバイス・リソース/ネットワーク・リソースの保全性を保護するために、特権コードに追加のセキュリティを与え、かつ/または特権コードに追加のセキュリティを含めることができる。たとえば、暗号署名(たとえば、Verisign社によって提供されるクラスIII証明書を用いて生成されるものなどの商用等級以上または類似物)を、特権コードに組み込むことができる。次に、認証モジュール304は、アプリケーションに関連する特権コードが有効であり、真正であることを判定するために、暗号署名を検証することができる。当技術分野で既知のディジタル署名を暗号的に符号化し、署名し、復号するさまざまな機構を、本明細書で提供されるそのようなコードおよび/またはアプリケーションの説明および機能に適切に、移動体アプリケーションの特権コードに署名し、符号化し、かつ/または復号するのに利用できることを了解されたい。
一般に、特権コードは、移動体アプリケーションの真正性のレベルを提供することができる。特権コードは、どのシステム・リソースを、ある特権コードを有する移動体アプリケーションに与えなければならないのかをも示すことができる。1つの例示的態様では、ポリシデータベース(たとえば、上で図2の210に示された)は、たとえば3つの特権コードA、B、およびCを格納することができる。特権コードA、B、およびCは、移動体システム・リソースの3つのグループについて移動体アプリケーションを認証することができる。コードAは、第1グループのリソースについてアクセスを認証することができ、コードBは、第1グループおよび第2グループについてアクセスを認証することができ、コードCは、3つすべてのグループのリソースについてアクセスを認証することができる。したがって、移動体アプリケーションを、移動体アプリケーションに割り当てられた特権コードに相関する移動体リソースにアクセスするために認証することができる。特権コードは、システム・リソースへのアクセスの要求を開始する時に、認証モジュール304に提供される。したがって、認証モジュール304は、特権コードが有効であるかどうかを判定し、オプションでそれが属するクラス(たとえば、システム・リソースの第1グループへのアクセスを提供するクラスAなど)および特権コードがシステム・リソースへのアクセスを可能にするかどうかを判定するために、ポリシデータベースを参照することができる。そうでない場合には、要求を拒否することができる。そうである場合には、本明細書で説明するように、要求を、ポリシ管理モジュール302によってアービトレートし、かつ/または管理することができる。
ポリシ管理モジュール302には、システム・リソースへのアクセスを除去できるアクセス終了モジュール306も含まれる。具体的に言うと、ポリシ管理モジュール302が、移動体アプリケーションがデバイス・リソースおよび/またはネットワーク・リソースを利用している間に、そのリソースに関する要求を受け取る場合に、アクセス終了モジュール306は、利用しているモジュールのリソースへのアクセスを除去することができる。たとえば、第1の移動体アプリケーションが、システム・リソースの制御を要求し、認証され(たとえば、上で述べたように、オプションでリソースに固有)、そのリソースの制御を与えられる。そのリソースが、第1の移動体アプリケーションによって制御されている間に、第2の移動体アプリケーションが、そのようなリソースの制御を要求する。認証モジュール306は、上で述べたように、第2の移動体アプリケーションが、そのリソースにアクセスする特権を与えられているかどうかを判定する。そうでない場合には、要求が終了され、そうである場合には、ポリシ管理モジュール302は、第1および第2の移動体アプリケーションの優先順位レベルを判定する。第2の移動体アプリケーションが、より高い優先順位を有する場合には、アクセス終了モジュール306は、第1の移動体アプリケーションに関するリソースの制御を取り消すことができ、その結果、より高い優先順位の第2の移動体アプリケーションに、その代わりにリソースへのアクセスを与えることができるようになる。したがって、アクセス終了モジュール306は、低優先順位のアプリケーションからより高い優先順位のアプリケーションへの滑らかで効率的な遷移を提供する。具体的に言うと、低優先順位のアプリケーションがリソースの制御を放棄するのを待たずにリソースの転送を容易にすることによって、効率的な高優先順位転送を達成することができる。
もう1つの態様によれば、システム300は、アプリケーション・スケジューラ308を含むことができる。アプリケーション・スケジューラ308は、要求されたシステム・リソースへのアクセスが拒否される場合に、移動体アプリケーションに関するリソース要求を再開始することができる。たとえば、あるシステム・リソースが、より高い優先順位のアプリケーションによって制御されている場合に、要求するアプリケーションは、本明細書で説明するようにそのリソースへのアクセスを拒否される。しかし、そのリソースが制御されなくなった(または、たとえば、より低い優先順位のシステム・リソースによって制御されるようになった)後には、その移動体アプリケーションが、そのリソースにアクセスできるようになることができる。要求するアプリケーションが、リソースがもはや使用されていないことの表示を与えられない場合には、制御するアプリケーションから要求するアプリケーションへのリソースの制御の遷移を、遅延させることができる。その結果、アプリケーション・スケジューラ308は、より効率的な遷移をもたらすために、要求するアプリケーションのリソース要求を周期的に再開始することができる。もう1つの態様によれば、アプリケーション・スケジューラ308は、リソースが使用の準備ができたことの表示を受け取り(たとえば、リソース自体、制御するアプリケーション、またはリソースが使用されていない時を判定でき、その表示を提供できる任意の適切な実体から)、要求を再開始することができる。アプリケーション・スケジューラ308が、複数の移動体アプリケーションの周期的要求再開始を同時に管理できることを了解されたい。したがって、システム・リソースに関するより高い優先順位のアプリケーションとの競争に関係するダウンタイムを、システム300によって実質的に最小にすることができる。
図4に、さらなる態様による、移動体アプリケーションの優先順位レベルおよび/またはポリシコードをカスタマイズし、かつ/または更新することができる例示的なシステム400のブロック図を示す。システム400は、本明細書で説明するように、移動体アプリケーションに関するデバイス・リソースまたはネットワーク・システム・リソースへのアクセスをアービトレートし、管理するポリシ管理モジュール402を含むことができる。ポリシ管理モジュール402は、さらに、移動体アプリケーションの優先順位レベルおよび/または特権コードをカスタマイズし、かつ/または更新することを可能にするコンポーネント(408、410、および412)を含むことができる。その結果、ネットワーク・サービス・プロバイダもしくは移動体デバイスユーザあるいはその両方は、1つまたは複数の移動体システム・リソースに関して移動体アプリケーションのアプリケーション優先順位および/または特権アクセスを指定することができる(たとえば、所定のアプリケーションのセット、ネットワーク・コンポーネントとの互換性についてサービス・プロバイダによってテストされたアプリケーション、デバイスユーザによってダウンロードされ、移動体デバイスにインストールされるアプリケーションなど)。
ポリシ管理モジュール402は、1つまたは複数の移動体アプリケーションの特権コードまたは優先順位レベル情報のカスタマイゼーションを提供する構成モジュール404を含むことができる。構成モジュール404は、オプションで移動体リソースの関数として、ユーザが移動体アプリケーションの優先順位レベルをセットし、かつ/または変更することを可能にすることができる。前述を示すための特定の例として、移動体アプリケーションAは、5の優先順位レベルを有し(たとえば、1から5までの範囲内で最低の優先順位)、移動体アプリケーションBは、2の優先順位レベルを有する。構成モジュール404は、アプリケーション優先順位をカスタマイズするためにユーザがこれらの(およびたとえば、他の適切なアプリケーション優先順位レベル)レベルを変更することを可能にすることができる。具体的に言うと、ユーザが、アプリケーションAがアプリケーションBより高い、移動体リソースに関する優先順位を有することを望む場合に、アプリケーションAの優先順位レベルを上げる(たとえば、1に、または1から5までの範囲内でアプリケーションBに与えられたものより高い優先順位に)ことができ、アプリケーションBの優先順位レベルを下げることができ(たとえば、5に)、あるいはその任意の適切な組合せを行うことができる。
追加の実施形態によれば、移動体アプリケーションは、複数の移動体システム・リソースに関して複数の優先順位レベルを有することができる。さらなる例として、移動体アプリケーションAは、PDPコンテキストに関して2の優先順位レベルを有し、音声ボコーダに関して4の優先順位レベルを有することができる。移動体アプリケーションBは、PDPコンテキストに関して4の優先順位レベルを有し、音声ボコーダに関して3の優先順位レベルを有することができる。構成モジュール404は、ユーザがシステム・リソースの関数として移動体アプリケーションの優先順位レベル(1つまたは複数)を変更することを可能にすることができる。したがって、ユーザが、移動体アプリケーションBがPDPコンテキストに関して移動体アプリケーションAより高い優先順位を有することを望むが、音声ボコーダに関してより低い優先順位を有することを望む場合に、構成モジュール404は、所望の優先順位に対処するために優先順位レベル(1つまたは複数)の調整を可能にすることができる。
本開示のもう1つの態様によれば、構成モジュール404は、アプリケーション特権コードのカスタマイゼーションを可能にすることができる。たとえば、ユーザは、アプリケーションに移動体デバイスまたは関係するネットワークに関連する移動体システム・リソースにアクセスする特権を与えなければならないまたは与えてはならないことを指定することができる。構成モジュール404は、アプリケーションの特権コード(1つまたは複数)をそれ相応に更新することができる。もう1つの態様によれば、アプリケーションの1つまたは複数のグループにアクセスを与える特権コードをカスタマイズすることができる。たとえば、移動体アプリケーションに関連する特権コードは、システム・リソースの第1グループおよび第2グループ(たとえば、音声ボコーダおよび光学イメージングリソースを含む)に、その特権コードを有するアプリケーションによってアクセスできるが、アプリケーションの第3グループ(たとえば、PDPコンテキストを含む)はそうではないことを示すことができる。ユーザ(たとえば、サービス・プロバイダ)が、アプリケーションがリソースの第3グループへのアクセスを有することを望む場合に、構成モジュール404は、アプリケーションの特権コードをそれ相応に調整することができる。
さらなる実施態様によれば、構成モジュール404は、複数のカスタマイゼーション・ユーザレベルを確立することができる。ユーザレベルは、移動体アプリケーションおよび/または移動体リソースに関する変化する度合のカスタマイゼーションを可能にすることができる。たとえば、ネットワーク・サービス・プロバイダに関するカスタマイゼーションの第1レベルは、すべての適切な移動体リソース(たとえば、PDPコンテキスト、音声またはSMS復号器など)のすべての適切な移動体アプリケーション(たとえば、電子メール、音声呼、SMSなど)の優先順位レベルおよび/または特権コードをカスタマイズすることへの完全なアクセスを提供することができる。さらに、ネットワーク・サービス・プロバイダカスタマイゼーションは、オプションで、第1レベル以外のユーザ(たとえば、消費者)に与えられるカスタマイゼーションの度合に関する制限を提供することができる。具体的に言うと、そのようなカスタマイゼーションは、1つまたは複数の移動体アプリケーションもしくは移動体システム・リソースに関するネットワーク・サービス・プロバイダによって確立されるカスタム優先順位レベルおよび/または特権コードの変更を制限することができる。
前述に加えて、移動体デバイス消費者/ユーザのカスタマイゼーションの第2レベルは、カスタマイゼーションの第1レベルより低い度合までのカスタマイゼーションを提供することができる。第2レベルは、たとえばデフォルト第2レベルカスタマイゼーション制限またはネットワーク・サービス・プロバイダによってセットされたカスタマイゼーション制限によって制限されないアプリケーションおよびシステム・リソースに関する優先順位レベルおよび/または特権コードの変更を可能にすることができる。したがって、消費者/ユーザは、アプリケーション、特権コード、および/または優先順位レベルが制限されない限り、アプリケーションをダウンロードし、特定の特権コード(たとえば、移動体システム・リソースのセットへのアクセスを認可する)および特定の優先順位レベル(たとえば、システム・リソースについて競争する他のアプリケーションに対する相対的な)をそのアプリケーションに与えることができる。その結果、システム400は、移動体システム・リソースへのアプリケーション・アクセスの柔軟なアービトレーションおよび管理を提供することができる。
他の実施形態によれば、構成モジュール404は、移動体デバイスのOEの並列状態に基づいて、1つまたは複数の優先順位コード(たとえば、優先順位コードのリスト)の変更および/または更新を可能にすることができる。移動体OE状態は、複数の移動体アプリケーションのうちの1つまたは組合せの実行(たとえば、ウェブブラウザの活性化)、1つまたは複数のデバイス・リソースおよび/またはネットワーク・リソース(たとえば、PDPコンテキスト)への移動体OEアクセス、ユーザ入力(たとえば、ユーザによって提供される代替優先順位プロファイル)、もしくはこれらの組合せ、または類似物に基づいて区別することができる。たとえば、voice over Internet Protocol(VoIP)呼が活性化される場合に、IMSアプリケーション(移動体OE上でアクティブであるが、高い優先順位を有しない)の特権レベルを、インターネットブラウザより高くセットすることができる。その結果、VoIP呼がアクティブである間に、IMSアプリケーションに、インターネットブラウザの代わりに1つまたは複数のリソース(たとえば、PDPコンテキスト)へのアクセスを提供することができる。さらに、変更された優先順位コードは、本明細書で説明するように、リソース固有とすることができる。したがって、移動体OE状態の関数として1つまたは複数のアプリケーションの優先順位を動的に更新できることによって、システム400は、有用な柔軟性を提供し、広範囲の要件およびユースケースに関する消費者/サービス・プロバイダの必要にサービスすることができる。
1つまたは複数の特定の態様によれば、1つまたは複数のアプリケーションの優先順位レベル(1つまたは複数)の変更または更新を、そのようなアプリケーション(1つまたは複数)に動的優先順位を割り当てることによって、移動体OEの並列状態に基づいて行うことができる。動的優先順位は、アプリケーションの優先順位のデフォルトレベルを提供する静的コードであるアプリケーション番号と、移動体OEの並列状態に基づいて変化する動的コードを提供する状態番号とに基づくものとすることができる。状態番号は、並列状態の関数としてアプリケーションの動的優先順位を変更する(たとえば、上げるか下げる)ことができる。特定の例として、メディアプレイヤ・アプリケーションを、音楽と着信音との両方の再生に使用することができる。状態番号が、メディアプレイヤが着信音を再生しなければならないことを示す場合に、ディジタル信号プロセッサに関するメディアプレイヤの動的優先順位を、バックミュージック再生に関連するデフォルト状態より高くすることができる。
前述に加えて、システム400は、所定の移動体アプリケーションのセットに関する所定の特権コードまたは優先順位レベル関係を格納するカスタム構成データベース406を含むことができる。所定の関係(1つまたは複数)は、適当に、たとえば移動体デバイス製造業者またはネットワーク・サービス・プロバイダによって与えることができる(たとえば、アプリケーション管理および/またはアービトレーションロジックが移動体デバイスまたは移動体ネットワークのコンポーネントで行われるかどうか)。1つの例示的態様によれば、構成モジュール404は、ユーザ入力モジュール404Aによって所定の関係(1つまたは複数)へのカスタムアクセスを提供することができる。カスタムアクセスは、本明細書で説明するように、ユーザ(たとえば、サービス・プロバイダまたは消費者)が1つまたは複数のシステム・リソースに関する1つまたは複数のアプリケーションの優先順位レベル/特権コードを変更することを可能にすることができる。したがって、所定の関係(1つまたは複数)は、追加の柔軟性のためにカスタマイズすることができる、1つまたは複数のシステム・リソースに関する移動体アプリケーションの初期のデフォルト優先順位および特権を確立することができる。
さらなる態様によれば、ポリシ管理モジュール402は、構成モジュール404へのインターフェースを提供するコンポーネント(408、410、412)を含むことができる。たとえば、ポリシ管理モジュールは、ユーザおよび/またはサービス・プロバイダの複数レベルのカスタマイゼーションアクセスを定義するアクセス・モジュールを含むことができる。具体的に言うと、アクセス・モジュール410は、少なくとも、特権および/または優先順位情報のカスタマイゼーション(たとえば、ポリシデータベース210内に格納された、上の図2を参照されたい)に関するアクセスのネットワーク・プロバイダ・レベルおよびアクセスの消費者レベルを定義することができる。さらに、ポリシ管理モジュールは、アクセスのユーザレベルに関する情報を受け取る入力モジュール408を含むことができる。例として、入力コンポーネント408は、アクセスのネットワーク・サービス・プロバイダ・レベルまたはユーザのアクセスの消費者/ユーザレベル(上で述べた)を示すユーザ情報を受け取ることができる。さらに、ポリシ管理モジュール402は、アクセスのネットワーク・プロバイダ・レベルまたは消費者レベルをユーザに与える割当てモジュール412を含むことができる。割当てモジュールは、入力モジュール408からアクセスのユーザレベルに関する情報を受け取り、そのような情報に釣り合ったアクセスのレベルを与えることができる。したがって、システム400は、ログイン名およびカスタマイゼーションアクセスの関連するレベルなどの情報を受け取り、所定のアクセスのレベルをユーザに提供することができる。移動体システム・リソースに関する移動体アプリケーションの優先順位および/または特権を確立するためのアクセス区別および/またはカスタマイゼーション権利におけるすべての適切な変形形態を含めることができることを了解されたい。本革新は、本明細書で表現されるアクセスの特定のレベル(たとえば、ネットワーク・サービス・プロバイダ、消費者/ユーザ)に限定されず、アクセスの他の適切なレベルが、本開示に組み込まれる。
図5に、1つまたは複数の態様によるサンプルの基地局のブロック図を示す。システム500は、複数の受信アンテナ506を介して1つまたは複数の移動体デバイス504から信号(1つまたは複数)を受信する入力インターフェース510と、送信アンテナ508を介して1つまたは複数の移動体デバイス504に送信する送信機522とを有する基地局502(たとえば、アクセスポイントなど)を備える。入力インターフェース510は、受信アンテナ506から情報、具体的には、少なくとも、移動体アプリケーション(たとえば、電子メール、WAPブラウザなどのインターネットブラウザ、SMS、IM、テキストメッセージなど)の専用ネットワーク・リソース(たとえば、PDPコンテキスト、音声コーデックまたはデータ復号器などのSMSまたは音声復号器、あるいは他のネットワーク・リソース)へのアクセスおよび/またはその制御を確立する要求を受け取ることができる。さらに、入力インターフェース510は、受け取られた情報を復調する復調器512に動作可能に関連する。復調された記号は、本明細書で説明するように、移動体アプリケーションの専用ネットワーク・リソースの制御をアービトレートし、かつ/または管理することに関連する情報および/またはアプリケーション・モジュール(518、520、522)を格納するメモリ516に結合されたプロセッサ514によって分析される。たとえば、情報および/またはモジュール(518、520、522)は、アプリケーションにシステム・リソース(1つまたは複数)へのアクセスを与えること、競争するアプリケーション要求の優先順位の判定、より高い優先順位のアプリケーションを優先したリソースアクセスの取り消し、1つまたは複数のリソースに対する相対的な1つまたは複数のアプリケーションの優先順位レベルおよび/または特権コードのカスタマイズ、ならびに/あるいは本明細書で示されるさまざまなアクションおよび機能の実行に関係するすべての他の適切な情報に関係するものとすることができる。
メモリ516は、少なくとも、その中に格納された活性化モジュール518および優先順位モジュール520を含むことができる。活性化モジュール518は、移動体アプリケーションに関する専用ネットワーク・リソースの制御を確立することができる。たとえば、活性化モジュール518は、システム・リソースが使用のために使用可能であるかどうかを判定し、あるいは、移動体アプリケーションが高優先順位要求であることの判定を受け取り、リソースの制御するアプリケーションとして移動体アプリケーションを確立することができる。移動体アプリケーションは、リソースにアクセスし、リソースの制御を握ることができる。さらに、活性化モジュールは、他のアプリケーションおよび/またはコンポーネントにどのアプリケーションがリソースを制御しているかを示すために(たとえば、アプリケーションの優先順位レベルを含めて)移動体アプリケーションのアプリケーションIDを専用ネットワーク・リソースに関連させることができる。一実施態様によれば、システム・リソースへのアクセスが取り消されるか、移動体アプリケーションから転送される場合に、活性化モジュール518は、専用ネットワーク・リソースと移動体アプリケーションのアプリケーションIDとの間の関連を除去することもできる。
メモリ516に格納された優先順位モジュール520は、少なくとも1つの移動体アプリケーションの優先順位レベルまたは特権コードを参照することができる。移動体アプリケーションの優先順位レベルおよび/または特権コードは、本明細書で説明するように、複数のアプリケーションが専用システム・リソースについて競争する場合に高優先順位アプリケーションを判定するのに利用することができる。高優先順位アプリケーションのアプリケーションIDを、高優先順位アプリケーションのためにそのようなシステム・リソースのアクセスおよび制御を確立するために活性化モジュール518に転送することができる。さらに、制御するアプリケーション(たとえば、システム・リソースを同時に制御しているアプリケーション)の優先順位レベルを、優先順位モジュール520によって参照することができる。具体的に言うと、制御するモジュールがリソースの制御を有する間に、移動体アプリケーションがリソースへのアクセスを要求する場合に、優先順位モジュール520は、高優先順位アプリケーションを判定するために、制御するアプリケーションと要求するアプリケーションとの優先順位レベルを比較することができる。制御するアプリケーションが高優先順位アプリケーションである場合には、要求を拒否することができる。要求するアプリケーションが高優先順位アプリケーションである場合には、活性化モジュール518に通知することができ、リソースへのアクセスを、制御するアプリケーションについて取り消し、要求するアプリケーションに与えることができる。一態様によれば、優先順位モジュール520は、専用ネットワーク・リソースの制御が要求する移動体アプリケーションのために活性化モジュールによって確立される前に、要求するアプリケーション(1つまたは複数)の特権コードを参照することができる。特権コードは、たとえば、要求するアプリケーションが専用ネットワーク・リソースへのアクセスを認可されるかどうかを検証することができる。
メモリ516は、カスタマイゼーション・モジュール522をも含むことができる。カスタマイゼーション・モジュール522は、少なくとも、1つまたは複数のアプリケーションの優先順位レベルおよび/または特権コードのユーザカスタマイゼーションを可能にすることができる。例として、アプリケーションの優先順位レベルおよび/または特権コードを、さまざまなリソースに固有とし、リソースまたはリソースのグループごとに異なる優先順位および特権を可能にすることができる。さらなる例によれば、カスタマイゼーションのさまざまなレベルを提供することができ、ここで、1つのレベルは、優先順位レベルおよび/または特権コードのカスタマイゼーションへのアクセスの別個の度合を提供する。さらに、アクセスの度合(1つまたは複数)は、本明細書で説明するように、または本明細書で開示される態様によって当業者に既知にされるように、1つまたは複数の移動体アプリケーションおよび/または専用ネットワーク・リソースに関係することができる。具体的に言うと、カスタマイゼーション・モジュールは、移動体アプリケーションの優先順位レベルまたは特権コードをセットするために、少なくとも、それぞれネットワーク・サービス・プロバイダまたは消費者の、カスタマイゼーションのネットワーク・サービス・プロバイダ・レベルまたはカスタマイゼーションの消費者レベルを確立することができる。もう1つの実施態様によれば、カスタマイゼーション・モジュール522は、移動体アプリケーションの所定のセットに関する特権コードまたは優先順位レベルのデフォルトセットを含むことができる。デフォルトセットは、オプションで、さらなる柔軟性および効率のために、ネットワーク・サービス・プロバイダおよび/または消費者によって調整され得る。
本明細書で説明する態様を、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはその任意の組合せで実施できることを理解されたい。ハードウェア実施態様について、処理ユニットを、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、ディジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書に記載の機能を実行するように設計された他の電子ユニット、またはその組合せの中で実施することができる。
態様がソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコード、プログラムコードまたはコードセグメントで実施される時に、これらを、ストレージコンポーネントなどの機械可読媒体に格納することができる。コードセグメントは、手順、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、または命令、データ構造、もしくはプログラムステートメントの任意の組合せを表すことができる。情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリ内容を渡し、かつ/または受け取ることによって、コードセグメントを、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合することができる。情報、引数、パラメータ、データなどを、メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク伝送などを含む任意の適切な手段を使用して渡し、転送し、または伝送することができる。
ソフトウェア実施態様について、本明細書で説明される技法を、本明細書で説明される機能を実行するモジュール(たとえば、手順、関数など)を用いて実施することができる。ソフトウェアコードを、メモリユニット内に格納し、プロセッサによって実行することができる。メモリユニットを、プロセッサ内またはプロセッサの外部で実施することができ、後者の場合に、メモリユニットを、当技術分野で既知のようにさまざまな手段を介してプロセッサに通信的に結合することができる。
図6〜9を参照すると、1つまたは複数の態様に従って、1つまたは複数の移動体アプリケーションに関する移動体システム・リソースへのアクセスの管理、アービトレーション、および/またはカスタマイズに関する方法論が示されている。説明を単純にするために、方法論が、一連の行為として図示され、説明されるが、方法論が、行為の順序によって限定されないことを理解し、了解されたい。たとえば、1つまたは複数の態様によれば、いくつかの行為は、図示され本明細書で説明されるものとは異なる順序でおよび/または他の行為と同時に発生することができる。さらに、当業者は、方法論を、その代わりに状態図などの一連の相互に関係する状態またはイベントとして表すことができることを理解し、了解するであろう。さらに、図示のすべての行為が、1つまたは複数の態様による方法論の実施に必ず必要とは限らない。
図6に、アプリケーション優先順位に基づいて移動体システム・リソースへのアクセスを提供するサンプルの方法論600の流れ図を示す。方法600は、602で、特権コードまたは優先順位レベルを移動体アプリケーションに関連付けることができる。移動体アプリケーションは、電子メール、音声呼、SMS、テキストメッセージ、IM、カメラ、ビデオレコーダ、メッセージヒストリ、連絡先リスト、カレンダ、および/またはタスクリストアプリケーションなどを含むことができるが、これらに限定はされない。特権コードは、他の移動体アプリケーションに関するアプリケーション優先順位の相対ランキングを提供することができる。特権コードは、他のシステムコンポーネント(たとえば、PDPコンテキスト、あるいは、データ呼をオープンするための他のネットワーク・リソース、音声ボコーダ、SMSサポートまたはデータ復号器、メディアおよび/またはカメラのサポートリソース、移動体デバイス機能多重化に関係するシステムソフトウェアおよび/またはハードウェアなどの要求されたリソース)とは独立とすることができ、あるいは、移動体システム・リソースまたはシステム・リソースのグループに固有とすることができる。一実施態様によれば、各移動体アプリケーションは、使用可能な移動体システム・リソースごとに異なる優先順位レベルを有することができる。
符号602で移動体アプリケーションに関連付けられる特権コードは、特定の移動体ネットワーク・リソースおよび/または移動体デバイス・リソースにアクセスするための認可を示すことができる。たとえば、特権コードを、ネットワーク・サービス・プロバイダによって行われるアクション(たとえば、アプリケーションの供給元が信頼できるかどうかならびに/あるいはアプリケーションの動作が移動体デバイスおよび他のアプリケーションまたはそのコンポーネントと互換であるかどうかを判定するためのアプリケーションのテスト)の結果として移動体アプリケーションに与えることができる。その代わりにまたはそれに加えて、消費者が移動体アプリケーションをダウンロードし、インストールし、かつ/または是認するので、特権コードを与えることができる。もう1つの態様によれば、特権コードは、1つまたは複数のアプリケーションまたはアプリケーションのグループに対する階層的認可を示すことができる。たとえば、ある特権コードが、移動体システム・リソースの第1セットへのアクセスを認可することができ、もう一つの特権コードが、移動体システム・リソースの第1セットおよび第2セットへのアクセスを認可することができ、以下同様である。
方法600は、604で、アプリケーションまたはアプリケーションのグループに与えられる特権コード(1つまたは複数)を、暗号署名を用いて保護することができる。暗号署名は、移動体リソースにアクセスする要求内に特権コード(1つまたは複数)と共に含めることができる。署名を受信し、復号することによって、移動体OEは、要求するアプリケーションが実際に特権コードに関連する特権のレベルを与えられることを認可されるかどうかを判定することができる。606で、方法600は、第2の特権コードまたは優先順位レベルを第2の移動体アプリケーションに関連付けることができる。第2の移動体アプリケーションに関連付けられる特権コード(1つまたは複数)および/または優先順位レベル(1つまたは複数)は、上で述べたものに実質的に類似するものとすることができる。608で、移動体ネットワーク・リソースおよび/または移動体デバイス・リソースへのアクセスを、少なくとも、移動体アプリケーションと第2の移動体アプリケーションとの優先順位レベル(1つまたは複数)の比較に基づいて許可することができる。具体的に言うと、移動体アプリケーションが、第2の移動体アプリケーションより高い優先順位レベルを有する(オプションで、リソースに関して)場合に、リソースへのアクセスおよび制御は、移動体アプリケーションに与えられ、第2の移動体アプリケーションに対しては拒否される。その結果、方法論600は、専用システム・リソースを制御する競争する要求の管理および/またはアービトレーションを提供することができる。管理は、アプリケーション優先順位および/または特権コードの関数とすることができ、より高い優先順位のアプリケーションが、より低い優先順位のアプリケーションを超えてリソースにアクセスすることが可能になる。その結果、あるデバイスのサービス・プロバイダの会社および/または消費者による使用にとってより重要な情報およびアプリケーションを、競争するシステム・リソースを管理する従来の機構と比較して、より信頼できる形で提供することができる。
図7に、移動体アプリケーションが専用移動体システム・リソースにアクセスできるかどうかを判定するサンプルの方法論700の流れ図を示す。方法700は、702で、移動体システム・リソースを制御する要求を受け取ることができる。この要求は、移動体デバイスで動作する、および/または遠隔移動体ネットワーク通信に関係する1つまたは複数の移動体アプリケーションからとすることができる。704で、要求が有効であるかどうかに関する判定を行う。具体的に言うと、要求するアプリケーションの特権コードを参照することができる。特権コードが、要求するアプリケーションが指定されたシステム・リソースにアクセスするための認可を提供する場合には、要求を有効と考えることができる。要求が有効ではない場合には、方法論700は、706に進み、ここで、指定されたリソースの制御を、要求するアプリケーションに対して拒否する。要求が有効である場合には、方法700は、符号708に進むことができる。
708で、方法700は、移動体リソース(たとえば、符号702で受け取られた要求内で指定された)が同時に制御される(たとえば、別の移動体アプリケーションによって)かどうかを判定することができる。移動体リソースが、同時には制御されていない場合に、方法700は、符号718に進むことができ、ここで、移動体リソースへのアクセスを与える(たとえば、要求する移動体アプリケーションに)。符号708で、リソースが、同時に制御されると判定される場合には、方法論700は、710に進むことができ、ここで、移動体リソースへのアクセスを要求する移動体アプリケーションおよびリソースを制御する移動体アプリケーションの優先順位レベルを比較することができる。
712で、要求するアプリケーションが制御するアプリケーションより高い優先順位レベルを有するかどうかに関する判定を行う。そうでない場合には、方法論700は、716に進むことができ、ここで、移動体リソースを制御する要求を拒否する。要求するアプリケーションがより高い優先順位を有する場合には、方法論700は、714に進むことができ、ここで、移動体リソースへのアクセスが、制御するアプリケーションに関して終了される。次に718で、移動体アプリケーションへのアクセスを、要求するアプリケーションに与えることができる。説明したように、方法700は、移動体システム・リソースを制御する要求の真正性の判定を提供する。さらに、方法700は、システム・リソースが同時に制御されているかどうかを判定し、優先順位に基づいてリソースの制御およびリソースへのアクセスをアービトレートすることができる。したがって、システム・リソースが別のアプリケーションによって同時に制御されている場合であっても、より高い優先順位のアプリケーションにそのシステム・リソースへのアクセス/の制御を与えることができる。
図8に、優先順位に基づいて移動体アプリケーション優先順位をカスタマイズし、アクセスを提供する例の方法論の流れ図を示す。方法800は、802で、本明細書で説明するように、アプリケーション優先順位に基づいて移動体システム・リソースへのアクセスを提供することができる。804で、アプリケーション優先順位レベル(1つまたは複数)および/または特権コード(1つまたは複数)のカスタム関連付けを確立することができる。たとえば、ユーザまたはネットワーク・サービス・プロバイダ、あるいは他の適切なデバイスユーザ、小売業者、または配布業者などが、本明細書で説明するように、1つまたは複数の移動体アプリケーションのカスタム優先順位レベルまたは特権コードを確立することができる。優先順位レベルおよび/または特権コードは、すべての使用可能な移動体システム・リソースに関係するものとすることができ、あるいは、1つもしくは複数の移動体システム・リソースまたはリソースのグループに固有とすることができる。
806で、方法800は、移動体アプリケーションのデフォルトセットのデフォルト特権コードおよび/または優先順位レベルを提供することができる。デフォルト特権コードおよび/または優先順位レベルは、たとえば、デバイスまたは移動体ネットワーク・コンポーネントと共に出荷することができ、移動体アプリケーションのセットと移動体システム・リソースにアクセスする際のそのようなアプリケーションの優先順位および特権との間の所定の関係を提供する。808で、デフォルトコード/レベルのカスタマイゼーションを可能にすることができる。具体的に言うと、デバイスユーザ(上で説明した)は、適当に、ユーザの販売要件、マーケティング要件、および/または動作要件、あるいは個人使用要件に従って、デバイスをカスタマイズするためにデフォルト関係を変更することができる。810で、1つまたは複数の優先順位レベルを、移動体OEの並列状態に基づいて更新/変更することができる。たとえば、アプリケーションまたはアプリケーションのグループの優先順位レベルを、1つまたは複数の他のアプリケーションの活性化に基づいて、特定のネットワーク/デバイス・リソースへのアクセスに基づいて、および/またはユーザ入力に基づいて、動的に更新することができる。
812で、システム・リソースへのアクセスを、より高い優先順位の要求に基づいて取り消すことができる。たとえば、消費者が、第2アプリケーションによって並列に制御されている移動体システム・リソースへのアクセスを必要とする第1アプリケーションを活性化し、第1アプリケーションがより高い優先順位を有する場合に、そのシステム・リソースへのアクセスを、第2アプリケーションから取り消し、第1アプリケーションに与えることができる。812で、移動体システム・リソースへの拒否された要求または取り消されたアクセスを、それぞれ周期的に再開始または要求することができる。システム・リソースへのアクセスを周期的に要求することは、リソースダウンタイムを減らすことによって効率的なリソース管理を容易にすることができる。前述の例を継続すると、制御するアプリケーションが、取り消される移動体リソースへのアクセスを有する(たとえば、符号810によって示されるように)場合に、制御するアプリケーションに関する移動体リソースへのアクセスを再確立する要求を、自動的に周期的に再開始することができる。したがって、制御するアプリケーションは、もはや使用されていない(または、たとえば、より低い優先順位のアプリケーションによって制御されている)時に、リソースに再アクセスすることができる。
図9に、システム・リソースを制御することを試みる競争するアプリケーションについて専用システム・リソースへのアクセスを判定するサンプルの方法論900の流れ図を示す。方法900は、902で、専用移動体システム・リソースを活性化する要求を受け取ることができる。この要求は、たとえば移動体ネットワークのコンポーネントで受け取ることができる。904で、リソースを、要求する移動体アプリケーションのために確立することができる。906で、移動体リソースを活性化する第2の要求を受け取ることができる。そのような要求は、符号902で受け取られる初期要求を提供するアプリケーションとは別個の、別の移動体アプリケーションからとすることができる。908で、制御するアプリケーションおよび要求するアプリケーションの優先順位レベルまたは特権コードあるいはその両方を参照することができる。910で、少なくとも優先順位レベルの比較に基づいて、制御するアプリケーションから要求するアプリケーションへのリソースの転送を、許可するか拒否することができる。たとえば、要求するアプリケーションがより高い優先順位レベルを有する場合には、転送を許可することができる。要求するアプリケーションがより低い優先順位レベルを有する場合には、転送を拒否することができる。912で、リソースが使用されなくなった後に、拒否されたまたは取り消されたアプリケーションを更新することができる。具体的に言うと、システム・リソースを制御する要求が拒否されるか、リソースへのアクセスが取り消される場合に、要求する/制御するアプリケーションのID(および、たとえば、そのようなアプリケーションの優先順位レベル)を格納することができる。次に、移動体リソースが、もはや使用されなくなった(あるいは、たとえば、移動体リソースがより低い優先順位を有するアプリケーションによって制御されるようになった)後に、リソースへのアクセスがそのようなアプリケーションのために使用可能であることについて、要求する/制御するアプリケーションを更新することができる。したがって、方法900は、高優先順位アプリケーションにシステム・リソースの制御をアービトレートできると同時に、リソースがその後に使用可能になる時に競争するアプリケーションに通知することによってリソースダウンタイムを最小にすることができる。
図10および11に、アプリケーション優先順位に基づいて移動体システム・リソースへのアクセスを確立するサンプルのシステム(1000および1100)のブロック図を示す。システム1000は、少なくともアプリケーション優先順位を関連付けるモジュール1002および移動体システム・リソースへのアクセスを是認し、かつ/または否定するモジュール1004を含むことができる。優先順位を関連付けるモジュール1002は、本明細書で説明するように、特権コードまたは優先順位レベルを移動体デバイスの移動体アプリケーションに相関させることができる。優先順位レベルは、制限された移動体システム・リソースに関する競争の場合にそのようなリソースへのアクセスを判定するための他の移動体アプリケーションに対する相対的な階層を確立することができる。
アクセスを是認/否定するモジュール1004は、要求する移動体アプリケーションに関するシステム・リソースへのアクセスを是認または拒否することができる。たとえば、移動体リソースを制御する要求がモジュール1004によって受け取られる場合に、そのようなモジュール1004は、要求が満足されるべきかどうかを判定することができる。具体的に言うと、そのような要求を、モジュール1002によって移動体アプリケーションに関連付けられた優先順位レベルまたは特権コードに少なくとも部分的に基づいて是認しまたは否定することができる。したがって、移動体アプリケーションが、システム・リソースへのアクセスを要求し、他のアプリケーションに関して高優先順位アプリケーションである場合に、より低い優先順位のアプリケーションが時間的に最初の要求を行ったかどうかまたは同時にそのリソースを制御しているかどうかにかかわりなく、アクセスを与えることができる。その結果、システム1000によって容易にされる場合に、より高い優先順位のアプリケーションによって提供されるサービスを、より効率的に実行することができる。
システム1100は、少なくとも、システム・リソースを制御する要求を受け取るモジュール1102、システム・リソース制御を確立するモジュール1104、およびアプリケーション優先順位を参照するモジュール1106を含むことができる。より具体的には、モジュール1102は、本明細書で説明するように、移動体アプリケーションに関する専用ネットワーク・リソースへのアクセスを確立する要求を受け取ることができる。モジュール1104は、たとえばモジュール1106によって行われる判定に基づいて、移動体アプリケーションに関する専用ネットワーク・リソースの制御を確立することができる。さらに、モジュール1106は、リソースの制御の確立が、第2の移動体アプリケーションからのリソースの転送を必要とする場合に、移動体アプリケーションの優先順位レベルまたは特権コードを参照することができる。モジュール1106が、移動体アプリケーションの優先順位レベルが第2の移動体アプリケーションより高いと判定する場合に、モジュール1104は、移動体アプリケーションに関するリソースの制御を確立し、第2の移動体アプリケーションに関するリソースの制御を取り消すことができる。この形で、高優先順位アプリケーションは、より低い優先順位のアプリケーションがシステム・リソースの使用を終了するのを待つ必要がない。その代わりに、高優先順位アプリケーションに、モジュール1106による優先順位判定の際にリソースへのアクセスを与ることができ、従来の機構と比較してより効率的で望ましい、制限された移動体リソースの制御をアービトレートする機構を容易にすることができる。
上で説明したものは、1つまたは複数の態様の例を含む。もちろん、前述の態様の記述においてコンポーネントまたは方法論のすべての考えられる組合せを記述することは不可能であるが、当業者は、さまざまな態様の多数のさらなる組合せおよび順列が可能であることを認めるであろう。したがって、説明された態様は、添付の特許請求の範囲に含まれるすべてのそのような代替形態、修正形態、および変形形態を含むことが意図されている。さらに、用語「含む」がこの詳細な説明または特許請求の範囲のいずれかで使用される範囲で、そのような用語は、用語「備える」が特許請求の範囲で移行語として使用される時に解釈されるのと同様に包含的であることが意図されている。

Claims (50)

  1. 移動体デバイス・アプリケーションに関するリソース割当てを提供する方法であって、
    第1特権コードまたは第1優先順位レベルを移動体デバイスの第1移動体アプリケーションに関連付けることと、
    第2特権コードまたは第2優先順位レベルを前記移動体デバイスの第2移動体アプリケーションに関連付けることと、
    前記第1移動体アプリケーションおよび前記第2移動体アプリケーションが同時に移動体デバイス・システム・リソースを制御することを試みる場合に、前記第1優先順位レベルが前記第2優先順位レベルより高いかどうかに少なくとも部分的に基づいて、前記第1移動体アプリケーションに関する前記リソースへのアクセスを許可しまたは拒否することと、
    を備える方法。
  2. 前記移動体デバイス・システム・リソースが、別のアプリケーションによって利用されていない場合、またはより高い優先順位レベルに関連する競争する要求が同時に受け取られていない場合に、前記リソースへのアクセスを許可することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. それぞれ前記第1移動体アプリケーションおよび前記第2移動体アプリケーションに関連する前記第1および第2の特権コードまたは優先順位レベルのカスタマイゼーションを可能にすることをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. それぞれ前記第1および第2の特権コードまたは優先順位レベルの別個の度合のカスタマイゼーションを可能にするアクセスのサービス・プロバイダ・レベルおよびアクセスの消費者レベルを定義することと、
    アクセスのサービス・プロバイダ・レベルまたは消費者レベルを指定する前記第1または第2の特権コードまたは優先順位レベルをカスタマイズする要求を受け取ることと、
    アクセスの前記指定されたレベルと一致するカスタマイゼーションの度合によって定義される範囲までの、前記第1または第2の特権コードまたは優先順位レベルのカスタマイゼーションを可能にすることと
    をさらに備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1移動体アプリケーションの前記リソースへのアクセスの許可を前記第1の特権コードの検証に少なくとも部分的に条件付けることをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 所定の移動体アプリケーションのセットに関する優先順位レベルまたは特権コードのデフォルトセットを提供することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記デフォルトセットの前記優先順位レベルまたは特権コードのカスタマイゼーションを可能にすることをさらに備える、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1移動体デバイスが前記リソースを制御している間に、より高い優先順位レベルを有する競争する移動体アプリケーションが前記リソースへのアクセスを要求する場合に、前記第1移動体アプリケーションに関する前記リソースへのアクセスを取り消すことをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記競争する移動体アプリケーションが前記リソースへのアクセスを終了した後に、前記第1移動体アプリケーションに関する前記リソースへのアクセスを可能にすること、または、
    前記リソースへのアクセスが取り消された後に、前記第1移動体アプリケーションに関する前記リソースへのアクセスを周期的に要求すること
    をさらに備える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記移動体デバイスのオペレーティング環境(OE)の並列状態に基づいて、前記第1特権コード、第2特権コード、または前記第1特権コードおよび前記第2特権コードを変更することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記移動体デバイス・システム・リソースとしてオーディオ復号器またはパケット・データ・プロトコル(PDP)コンテキストを使用することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  12. 移動体通信デバイス・アプリケーションに関するリソース割当てを管理する装置であって、
    特権コード、優先順位レベル、または前記特権コードおよび前記優先順位レベルを移動体デバイスの移動体アプリケーションに関連付けるように構成されたポリシデータベースと、
    少なくとも前記優先順位レベルまたは前記特権コードに基づいて、前記移動体アプリケーションのデバイス・リソースまたはネットワーク・リソース(リソース)へのアクセスを是認しまたは拒否するように構成されたポリシ管理モジュールと、
    を備える装置。
  13. 1つまたは複数の移動体アプリケーションに関する特権コードまたは優先順位レベル情報のカスタマイゼーションを提供するように構成された構成モジュールをさらに備える、請求項12に記載の装置。
  14. 所定の移動体アプリケーションのセットの所定の特権コードまたは優先順位レベル関係を格納するように構成されたカスタム構成データベースをさらに備える、請求項12に記載の装置。
  15. 前記移動体アプリケーションの前記特権コードを検証するように構成された認証モジュールをさらに備え、前記ポリシ管理モジュールは、正しい特権コード検証に前記リソースへのアクセスを条件付ける、請求項12に記載の装置。
  16. 少なくとも、前記ポリシデータベース内の情報のカスタマイゼーションのためのアクセスのネットワーク・プロバイダ・レベルおよびアクセスの消費者レベルを定義するように構成されたアクセス・モジュールと、
    ユーザにネットワーク・プロバイダ・レベルまたは消費者レベルのアクセスを与えるように構成された割当てモジュールと、
    アクセスのユーザレベルに関係する情報を受け取るように構成された入力モジュールと
    をさらに備える、請求項13に記載の装置。
  17. 前記アクセス・モジュールは、消費者レベルアクセスおよびネットワーク・プロバイダ・レベルアクセスについて異なる度合のカスタマイゼーションを提供する、請求項16に記載の装置。
  18. 前記ポリシ管理モジュールは、前記移動体アプリケーションの前記優先順位レベルが競争するアプリケーションの第2優先順位レベルより高い場合に、前記移動体アプリケーションに関して前記リソースへのアクセスを是認する、請求項12に記載の装置。
  19. 前記ポリシ管理モジュールは、前記移動体アプリケーションの前記優先順位レベルが競争するアプリケーションの第2優先順位レベルより低い場合に、前記移動体アプリケーションに関する前記リソースへのアクセスを拒否する、請求項12に記載の装置。
  20. 前記リソースへのアクセスが前記移動体アプリケーションに関して拒否される場合に、前記移動体アプリケーションに関するリソース要求を再開始するように構成されたアプリケーション・スケジューラをさらに備える、請求項12に記載の装置。
  21. 前記移動体アプリケーションは、アプリケーションIDおよび前記特権コードを含む前記リソースに関する要求を開始し、
    前記ポリシ管理コンポーネントは、前記ポリシデータベース内で前記優先順位レベルを識別するのに前記アプリケーションIDを利用し、または、
    前記構成モジュールは、前記移動体デバイスの移動体OEの並列状態に基づいて前記移動体アプリケーションの前記優先順位レベルを動的に更新するようにさらに構成される
    請求項13に記載の装置。
  22. 前記ポリシ管理コンポーネントが、前記移動体アプリケーションより高い優先順位レベルを有する第2移動体アプリケーションから前記リソースに関する要求を受け取る場合に、前記リソースへのアクセスを除去するように構成されたアクセス終了モジュールをさらに備える、請求項12に記載の装置。
  23. 移動体デバイス・アプリケーションに関するリソースの割当てを管理するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、
    特権コード、優先順位レベル、または前記特権コードおよび前記優先順位レベルを移動体デバイスの移動体アプリケーションに関連付ける第1モジュールと、
    前記移動体アプリケーションに関するシステム・リソースへのアクセスを是認しまたは拒否する第2モジュールであって、前記是認または拒否は、少なくとも、前記優先順位レベル、前記特権コード、または前記優先順位レベルおよび前記特権コードに基づく、第2モジュールと、
    を備える、少なくとも1つのプロセッサ。
  24. 移動体デバイス・アプリケーションに関するリソースの割当てを管理する装置であって、
    特権コード、優先順位レベル、または前記特権コードおよび前記優先順位レベルを移動体デバイスの移動体アプリケーションに関連付けるための手段と、
    前記移動体アプリケーションに関するシステム・リソースへのアクセスを是認し、または拒否するための手段であって、前記是認または拒否は、少なくとも、前記優先順位レベル、前記特権コード、または前記優先順位レベルおよび前記特権コードに基づく、手段と、
    を備える装置。
  25. 移動体デバイス・アプリケーションに関するシステム・リソースの割当てを管理する命令を含むコンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
    特権コード、優先順位レベル、または前記優先順位レベルおよび前記特権コードを移動体デバイスの移動体アプリケーションに関連付ける少なくとも1つの命令と、
    前記移動体アプリケーションに関するシステム・リソースへのアクセスを是認しまたは拒否する少なくとも1つの命令であって、是認または拒否は、少なくとも前記優先順位レベル、前記特権コード、または前記優先順位レベルおよび前記特権コードに基づく、少なくとも1つの命令と、
    を備えるコンピュータ可読媒体
    を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  26. 移動体デバイス・アプリケーションに関する専用ネットワーク・リソースの管理を容易にする方法であって、
    移動体アプリケーションに関する専用ネットワーク・リソースを活性化する要求を受け取ることと、
    前記移動体アプリケーションに関して前記専用ネットワーク・リソースを確立することと、
    第2移動体アプリケーションに対して前記専用ネットワーク・リソースを確立する要求を受け取ることと、
    前記第2移動体アプリケーションの優先順位レベルまたは特権コードを参照することと、
    少なくとも部分的に前記優先順位レベルまたは特権コードに基づいて前記第2移動体アプリケーションへの前記専用ネットワーク・リソースの転送を許可し、または拒否することと、
    を備える方法。
  27. 前記移動体アプリケーションのアプリケーションIDを上記アプリケーションに関して前記専用ネットワーク・リソースを確立する時に上記リソースに関連させること、
    前記専用ネットワーク・リソースの前記第2移動体アプリケーションへの転送が許可される場合に、前記第2移動体アプリケーションの第2アプリケーションIDを関連させること、または
    前記専用ネットワーク・リソースの前記転送が許可される場合に、前記移動体アプリケーションの前記アプリケーションIDおよび前記専用ネットワーク・リソースの関連を除去すること
    のうちの少なくとも1つをさらに備える、請求項26に記載の方法。
  28. 前記転送が許可された場合に、前記移動体アプリケーションから前記専用ネットワーク・リソースにアクセスする要求を受け取ることと、
    前記専用ネットワーク・リソースが使用中ではない場合に、前記移動体アプリケーションに関する前記専用ネットワーク・リソースへのアクセスを許可することと
    をさらに備える、請求項27に記載の方法。
  29. 前記専用ネットワーク・リソースとしてパケット・データ・プロトコル(PDP)コンテキストセッションまたは音声データ復号器を使用することをさらに備える、請求項26に記載の方法。
  30. 前記専用ネットワーク・リソースの転送を前記第2移動体デバイス・アプリケーションの特権コードの検証に条件付けることをさらに備える、請求項26に記載の方法。
  31. 前記専用ネットワーク・リソースの転送を、前記第2移動体アプリケーションの前記優先順位レベルと前記移動体アプリケーションの追加優先順位レベルとの比較に条件付けることをさらに備える、請求項26に記載の方法。
  32. 前記第2移動体アプリケーションの前記特権コードまたは優先順位レベルに、それぞれユーザカスタマイズされた特権コードまたは優先順位レベルを使用することをさらに備える、請求項26に記載の方法。
  33. 所定の移動体アプリケーションのセットに関する特権コードおよび優先順位レベルのデフォルトセットを含むことをさらに備え、前記第2移動体アプリケーションの前記特権コードまたは優先順位レベルは前記デフォルトセットから選択される、請求項32に記載の方法。
  34. 前記デフォルトセットの前記特権コードまたはプログラムレベルのうちの1つまたは複数のカスタマイゼーションを可能にすることをさらに備え、前記第2移動体アプリケーションの前記特権コードまたは優先順位レベルは、ユーザによってカスタマイズされる、請求項33に記載の方法。
  35. 前記転送が許可された場合に、前記第2移動体アプリケーションが前記専用ネットワーク・リソースの制御を解放した後に、前記移動体アプリケーションに関して上記リソースを再確立するために、前記移動体アプリケーションに照会することをさらに備える、請求項26に記載の方法。
  36. 前記転送が拒否された場合に、前記移動体アプリケーションが前記専用ネットワーク・リソースの制御を解放した後に、前記第2移動体アプリケーションに関して前記リソースを確立するために、前記第2移動体アプリケーションに照会することをさらに備える、請求項26に記載の方法。
  37. 移動体デバイス・アプリケーションに関する専用ネットワーク・リソースの管理を容易にする装置であって、
    移動体アプリケーションに関して専用ネットワーク・リソースへのアクセスを確立する要求を受け取るように構成された入力インターフェースと、
    少なくとも、前記移動体アプリケーションに関する専用ネットワーク・リソースの制御を確立するように構成された活性化モジュールと、前記リソースの制御の確立が第2移動体アプリケーションからの前記リソースの転送を必要とする場合に前記移動体アプリケーションの優先順位レベルまたは特権コードを参照するように構成された優先順位モジュールとを含むメモリと、
    前記移動体アプリケーションの優先順位を判定するために前記優先順位モジュールを実行するか、前記優先順位レベルに少なくとも部分的に基づいて前記専用ネットワーク・リソースの転送を許可するか拒否するために前記活性化モジュールを実行する、プロセッサと、
    を備える装置。
  38. 前記活性化モジュールは、前記移動体アプリケーションのアプリケーションIDを、上記アプリケーションに関して前記専用ネットワーク・リソースを確立する時に上記リソースに関連させる、請求項37に記載の装置。
  39. 前記活性化モジュールは、前記専用ネットワーク・リソースが前記第2移動体アプリケーションから前記移動体アプリケーションに転送される場合に、前記リソースと前記第2移動体アプリケーションのアプリケーションIDとの間の関連を除去する、請求項37に記載の装置。
  40. 前記活性化モジュールは、前記専用ネットワーク・リソースが使用中ではない場合に、前記移動体アプリケーションに関して前記リソースの制御を確立する、請求項37に記載の装置。
  41. 前記専用ネットワーク・リソースは、PDPコンテキスト、音声コーデック、またはデータ復号器である、請求項37に記載の装置。
  42. 前記優先順位モジュールは、前記活性化モジュールが前記移動体アプリケーションに関する前記専用ネットワーク・リソースの制御を確立する前に、少なくとも前記移動体アプリケーションの特権コードを検証する、請求項37に記載の装置。
  43. 前記優先順位モジュールは、前記移動体アプリケーションに関する前記専用ネットワーク・リソースの制御の確立が前記第2移動体アプリケーションからの前記リソースの転送を必要とする場合に、前記移動体アプリケーションの前記優先順位レベルを前記第2移動体アプリケーションの第2優先順位レベルと比較する、請求項37に記載の装置。
  44. 前記メモリは、少なくとも前記移動体アプリケーションの前記優先順位レベルまたは特権コードのユーザカスタマイゼーションを可能にするように構成されたカスタマイゼーション・モジュールをさらに含む、請求項37に記載の装置。
  45. 前記カスタマイゼーション・モジュールは、移動体アプリケーションの優先順位レベルまたは特権コードをセットするために、少なくとも、それぞれネットワーク・サービス・プロバイダまたは消費者のカスタマイゼーションのネットワーク・サービス・プロバイダ・レベルまたはカスタマイゼーションの消費者レベルをさらに確立する、請求項44に記載の装置。
  46. 前記カスタマイゼーション・モジュールは、移動体アプリケーションの所定のセットに関する特権コードまたは優先順位レベルのデフォルトセットを含む、請求項44に記載の装置。
  47. 前記入力インターフェースは、前記専用ネットワーク・リソースが前記第2移動体アプリケーションから前記移動体アプリケーションに転送された場合に、前記第2移動体アプリケーションに関して前記リソースを確立する要求を受け取る、請求項37に記載の装置。
  48. 移動体デバイス・アプリケーションに関する専用ネットワーク・リソースの管理を容易にする少なくとも1つのプロセッサであって、
    移動体アプリケーションに関する専用ネットワーク・リソースへのアクセスを確立する要求を受け取る第1モジュールと、
    前記移動体アプリケーションに関する専用ネットワーク・リソースの制御を確立する第2モジュールと、
    前記リソースの制御の確立が第2移動体アプリケーションからの前記リソースの転送を必要とする場合に、前記移動体アプリケーションの優先順位レベルまたは特権コードを参照する第3モジュールと、
    を備える、少なくとも1つのプロセッサ。
  49. 移動体デバイス・アプリケーションに関する専用ネットワーク・リソースの管理を容易にする装置であって、
    移動体アプリケーションに関する専用ネットワーク・リソースへのアクセスを確立する要求を受け取るための手段と、
    前記移動体アプリケーションに関する専用ネットワーク・リソースの制御を確立するための手段と、
    前記リソースの制御の確立が第2移動体アプリケーションからの前記リソースの転送を必要とする場合に、前記移動体アプリケーションの優先順位レベルまたは特権コードを参照するための手段と
    を備える装置。
  50. 移動体デバイス・アプリケーションに関する専用ネットワーク・リソースの管理を容易にする命令を含むコンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
    移動体アプリケーションに関する専用ネットワーク・リソースへのアクセスを確立する要求を受け取る少なくとも1つの命令と、
    前記移動体アプリケーションに関する専用ネットワーク・リソースの制御を確立する少なくとも1つの命令と、
    前記リソースの制御の確立が第2移動体アプリケーションからの前記リソースの転送を必要とする場合に、前記移動体アプリケーションの優先順位レベルまたは特権コードを参照する少なくとも1つの命令と、
    を備えるコンピュータ可読媒体
    を備えるコンピュータ・プログラム製品。
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