JP2011253095A - L字型光導波路デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性の高いI字型光導波路を組み合わせてL字型光導波路を作製し、L字型光導波路を構成する2本のI字型光導波路の、X方向およびY方向の組立精度を高く保ち、光電変換素子が1個で済むようにする。
【解決手段】L字型光導波路デバイス10では、一方のI字型光導波路11の結合端部は凹部15を備え、他方のI字型光導波路12の結合端部は凸部16を備える。凹部15と凸部16がはめ合って凹凸継手17を形成してI字型光導波路11、12同士が結合する。凸部16を備えたI字型光導波路12に属するコア群18は、光電変換素子14の近傍でほぼ直角に折れ曲がって、光電変換素子14に光結合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、2本のI字型光導波路と光電変換素子を組み合わせて作られたL字型光導波路デバイスに関する。
図6に示す口字型光導波路40が知られている(特許文献1)。口字型光導波路40を従来例1とする。口字型光導波路40は、光学式タッチパネルの画面周縁に設置される。図6に示す従来例1の口字型光導波路40においては、発光側コア群41と受光側コア群42が、各光軸が合った状態で、一体的に口字型の枠43上に形成される。そのため、口字型光導波路40をタッチパネルの画面周縁に設置する際、発光側コア群41と受光側コア群42の光軸を改めて合わせる必要が無い。
しかし、口字型光導波路40を製造するためには、口字型光導波路40と同じ面積の金型やガラスマスクが必要である。この金型やガラスマスクは周辺部だけが使用され、内部の大部分は使用されない。口字型光導波路40のサイズが大きくなるほど、金型やガラスマスクが大型化し、使用されない部分の割合が高くなる。そのため、口字型光導波路40はサイズが大きくなるほど生産性が低くなる。
これに対して、I字型光導波路は製造時に、金型やガラスマスクの全面が使用できる。そのため、I字型光導波路は生産性が高く、サイズが大きくなっても、生産性が低くならない。しかし、タッチパネルの画面周縁に設置する際、複数のI字型光導波路を、L字型あるいは口字型に組み合わせる必要がある。
図7は2本のI字型光導波路44、45を組み合わせて、L字型光導波路デバイス46を作製した一例である(従来例2とする)。I字型光導波路44、45の各短辺に、光電変換素子47、48が設置され、それぞれのコア群49、50が各光電変換素子47、48に光結合する。従来例2のL字型光導波路デバイス46においては、光電変換素子47、48が2個必要である。また、従来例2のL字型光導波路デバイス46においては、2本のI字型光導波路44、45の間に、間隙51が必要である。さらに、従来例2のL字型光導波路デバイス46においては、2本のI字型光導波路44、45を直接結合できないため、2本のI字型光導波路44、45の組立精度が、X方向およびY方向に関して低い。
図8は2本のI字型光導波路52、53を組み合わせて、L字型光導波路デバイス54を作製した別の例である(従来例3とする)。X方向のI字型光導波路53の短辺を、Y方向のI字型光導波路52の長辺に結合させる。X方向のI字型光導波路53のコア群55は、光電変換素子56の近傍でほぼ直角に折れ曲がって、光電変換素子56に光結合する。光電変換素子56は1個でよい。従来例3のL字型光導波路デバイス54においては、X方向のI字型光導波路53がY方向にずれることを防止する手段がない。そのため、2本のI字型光導波路52、53の組立精度が、Y方向に関して低い。
図9は2本のI字型光導波路57、58を組み合わせて、L字型光導波路デバイス59を作製した、さらに別の例である(従来例4とする)。X方向のI字型光導波路58の短辺を、Y方向のI字型光導波路57の長辺の切り欠き部60に結合させる。X方向のI字型光導波路58のコア群61は、光電変換素子62の近傍でほぼ直角に折れ曲がって、光電変換素子62に光結合する。光電変換素子62は1個でよい。従来例4のL字型光導波路デバイス59においては、X方向のI字型光導波路58がY方向にずれることを防止する手段がまだ不十分である。そのため、2本のI字型光導波路57、58の組立精度が、Y方向に関してやや低い。
特開2008−181411号公報
従来例1の口字型光導波路40は、生産性が低い。従来例2のL字型光導波路デバイス46においては、光電変換素子47、48が2個必要である。また、2本のI字型光導波路44、45の間に間隙51が必要である。更に、組立精度がX方向およびY方向に関して低い。従来例3のL字型光導波路デバイス54においては、組立精度がY方向に関して低い。従来例4のL字型光導波路デバイス59においては、組立精度がY方向に関してやや低い。
本発明の目的は次のとおりである。
(1)生産性の高いI字型光導波路を組み合わせてL字型光導波路を作製する。
(2)L字型光導波路を構成する2本のI字型光導波路の、X方向およびY方向の組立精度を高く保つ。
(3)光電変換素子が1個で済むようにする。
本発明においては、L字型光導波路に光電変換素子を付加したものを、L字型光導波路デバイスという。
(1)本発明のL字型光導波路デバイスは、2本のI字型光導波路の端部同士がほぼ直角に結合されたL字型光導波路と、L字型光導波路に光結合した光電変換素子を備える。一方のI字型光導波路の結合端部は凹部を備え、他方のI字型光導波路の結合端部は凸部を備える。凹部と凸部がはめ合って凹凸継手を形成する。それにより、I字型光導波路同士が結合する。凹凸継手は複数設けられてもよい。凸部を備えたI字型光導波路に属するコア群は、光電変換素子の近傍でほぼ直角に折れ曲がって、光電変換素子に光結合する。ここで「ほぼ直角」とは、90°±5°を意味する。
(2)本発明のL字型光導波路デバイスにおいては、凹部を備えたI字型光導波路の長さが、凸部を備えたI字型光導波路の長さよりも長い。
(3)本発明のL字型光導波路デバイスにおいては、凹部を備えたI字型光導波路に属するコアの数が、凸部を備えたI字型光導波路に属するコアの数よりも多い。
(4)本発明のL字型光導波路デバイスにおいては、凹部を備えたI字型光導波路の光出射面と、凸部を備えたI字型光導波路の光出射面が実質的に同一面である。「実質的に同一面」とは、凹部を備えたI字型光導波路のコア群と、凸部を備えたI字型光導波路のコア群を、1個の光電変換素子に光結合させたとき、それぞれの光結合の効率が、実用上差が無いことを意味する。
(5)本発明のL字型光導波路デバイスにおいては、凹部を備えたI字型光導波路のコア群と、凸部を備えたI字型光導波路のコア群が、1個の光電変換素子に光結合する。
(6)本発明のL字型光導波路デバイスにおいては、凹凸継手による結合が、紫外線硬化型接着剤により固定される。
本発明により次の効果が得られる。
(1)生産性の高いI字型光導波路を組み合わせてL字型光導波路を作製することによって、L字型光導波路の生産性を高くすることができる。
(2)L字型光導波路を構成する2本のI字型光導波路の、X方向およびY方向の組立精度を高く保つことができる。
(3)光電変換素子が1個で済む。
本発明によれば、2本のI字型光導波路の凹凸継手をはめ合うことにより、I字型光導波路をほぼ直交するように、高精度に組み立てることができる。また、凸部を備えた方のI字型光導波路のコア群を、光電変換素子の近傍で直角に折り曲げることにより、光電変換素子が1個で済むようになる。
本発明のL字型光導波路デバイスの平面図 本発明のL字型光導波路デバイスの組立方法を説明する平面図 本発明のL字型光導波路デバイスの、光電変換素子側から見た側面図 本発明のL字型光導波路デバイスの別の例の平面図 本発明のL字型光導波路デバイスを用いた光学式タッチパネルの平面図 従来例1の口字型光導波路の平面図 従来例2のL字型光導波路デバイスの平面図 従来例3のL字型光導波路デバイスの平面図 従来例4のL字型光導波路デバイスの平面図
[L字型光導波路デバイス]
図1に示すように、本発明のL字型光導波路デバイス10は、2本のI字型光導波路11、12の端部同士がほぼ直角に結合されたL字型光導波路13と、L字型光導波路13に光結合した光電変換素子14を備える。「ほぼ直角」とは、90°±5°を意味する。
図2に示すように、本発明のL字型光導波路デバイス10において、Y方向のI字型光導波路11の結合端部は凹部15を備え、X方向のI字型光導波路12の結合端部は凸部16を備える。
図1に示すように、凹部15と凸部16がはめ合って凹凸継手17を形成し、I字型光導波路11、12同士が結合される。凸部16を備えたI字型光導波路12に属するコア群18は、光電変換素子14の近傍でほぼ直角に折れ曲がって、光電変換素子14に光結合する。
「光電変換素子14の近傍でほぼ直角に折れ曲がって」とは次の意味である。コア群18は、光電変換素子14から離れた場所では、凸部16を備えたI字型光導波路12の長辺にほぼ平行である。しかしコア群18は、光電変換素子14の近傍では、凸部16を備えたI字型光導波路12の長辺にほぼ垂直となる。このようにするのは、凸部16を備えたI字型光導波路12の長辺に接する光電変換素子14に、コア群18を通る光を垂直入射させるためである。なお、ほぼ平行とは、真の平行からのずれが±5°以内であることをいう。また、ほぼ垂直とは、真の垂直からのずれが±5°以内であることをいう。
[L字型光導波路]
本発明に用いられるL字型光導波路13は、図1に示すように、2本のI字型光導波路11、12の端部同士をほぼ直角に結合して形成される。一方のI字型光導波路11の結合端部は凹部15を備え、他方のI字型光導波路12の結合端部は凸部16を備える。凹部15と凸部16がはめ合って凹凸継手17を形成することにより、2本のI字型光導波路11、12は結合する。
凹凸継手17は複数設けられてもよい。図1に示す凹部15と凸部16は長方形であるが、凹部15と凸部16の形状はこれに限らない。凹部15と凸部16の形状は、はめ合いを形成するものならば、多角形でもよいし、曲線形状でもよい。
このようなはめ合い結合を行なうことにより、2本のI字型光導波路11、12の、X方向およびY方向の組立精度を高く保つことができ、高精度のL字型光導波路13を作製することができる。
図1に示すように、I字型光導波路11、12は、全体として細長い長方形である。I字型光導波路11、12の幅W1、W2は、好ましくは10mm〜30mmである。I字型光導波路11、12の長さL1、L2は目的に応じて適宜調整され、例えば50mm〜500mmである。
図3は、L字型光導波路13を光電変換素子14側から見た側面図である。図3に示すように、L字型光導波路13を形成するI字型光導波路11、12は、コア群18、19(複数のコア18a、19aの集合)と、コア群18、19を埋設するクラッド層20を有する。I字型光導波路11、12の厚みt1は、好ましくは100μm〜2,000μmである。2本のI字型光導波路11、12の厚みt1は、通常は等しいが、異なっていてもよい。
図3に示すコア群18、19は、クラッド層20より屈折率が高く、近赤外線領域の光に対して透明性の高い材料で形成される。コア群18、19を形成する材料は、好ましくはパターニング性に優れた紫外線硬化樹脂である。
各コア18a、19aの断面形状は特に制限はないが、パターニング性に優れた台形または長方形が好ましい。各コア18a、19aの幅t2は、好ましくは10μm〜500μmである。各コア18a、19aの高さt3は、好ましくは10μm〜100μmである。
クラッド層20は、コア18a、19aより屈折率の低い任意の材料から形成される。コア18a、19aおよびクラッド層20を形成する材料の樹脂の屈折率は、樹脂に導入する有機基の種類、あるいは、樹脂内の有機基の含有量によって、適宜高くも低くもできる。コア18a、19aおよびクラッド層20を形成する材料として、例えば、特開2010−32661号公報の実施例に記載の材料が使用できる。
図1に示す、凸部16を備えたI字型光導波路12に属するコア群18は、光電変換素子14の近傍でほぼ直角に折れ曲がって、光電変換素子14に光結合する。凹部15を備えたI字型光導波路11に属するコア群19は、光電変換素子14までほぼ直線状に延びて(途中で曲がっていてもよい)、光電変換素子14に光結合する。
コア群18、19の形状を上述のようにすることにより、図1に示すように、凹部15を備えたI字型光導波路11の光出射面21と、凸部16を備えたI字型光導波路12の光出射面22を、実質的に同一面にすることができる。これにより、凹部15を備えたI字型光導波路11のコア群19と、凸部16を備えたI字型光導波路12のコア群18を、1個の光電変換素子14に光結合させることができる。
本発明のL字型光導波路デバイス10において、凹部15を備えたI字型光導波路11の長さL1は、好ましくは、凸部16を備えたI字型光導波路12の長さL2よりも長い。凹部15を備えたI字型光導波路11の長さL1と、凸部16を備えたI字型光導波路12の長さL2の差(L1−L2)は、目的に応じて適宜設定されるが、好ましくは、20mm〜200mmである。
本発明のL字型光導波路デバイス10において、好ましくは、凹部15を備えたI字型光導波路11に属するコア19aの数は、凸部16を備えたI字型光導波路12に属するコア18aの数よりも多い。凹部15を備えたI字型光導波路11に属するコア19aの数は、好ましくは、40本〜700本である。凸部16を備えたI字型光導波路12に属するコア18aの数は、好ましくは、30本〜500本である。
本発明によれば、従来品より幅W1、W2の狭いL字型光導波路13が得られる。幅W1、W2について、対角10.4インチサイズ(縦横比4:3)のL字型光導波路13の場合、次のようになる。
図1に示すように、凸部16を備えたI字型光導波路12を短辺とした場合、L字型光導波路13の最大幅は、凹部15を備えたI字型光導波路11の幅W1であり、14.4mmである。
図4に示すように、凸部16を備えたI字型光導波路12を長辺とした場合、L字型光導波路13の最大幅は、凸部16を備えたI字型光導波路12の幅W2であり、15.0mmである。
従って、凹部15を備えたI字型光導波路11の長さL1を、凸部16を備えたI字型光導波路12の長さL2よりも長くした方が、L字型光導波路13の最大幅(W1またはW2)を狭くすることができる。
図1に示す、本発明に用いられるL字型光導波路13の凹凸継手17の凸部16の幅W3は、好ましくは、5mm〜15mmである。凹凸継手17の寸法をこのようにすることにより、各I字型光導波路11、12を強固に結合することができる。
[光電変換素子]
本発明に用いられる光電変換素子14は、L字型光導波路13のコア群18、19と光結合し、光信号を電気信号に変換する。光電変換素子14は、例えば、CMOSリニアイメージセンサ、CCDリニアイメージセンサである。これらの光電変換素子14は、直線状に配置された複数のフォトダイオード(受光部)を有する。
光結合に際しては、各I字型光導波路11、12のコア群18、19を伝播する光が光電変換素子14に入射したとき、出力電気信号が最大となるように、光電変換素子14の位置を調整する。その後、光電変換素子14と各I字型光導波路11、12を、紫外線硬化型接着剤により固定する。
[L字型光導波路13の作製]
脂環骨格を含むエポキシ系樹脂からなるアンダークラッド層の表面に、フルオレン骨格を含むエポキシ系樹脂からなるコア群18を、露光・現像法により形成した。アンダークラッド層の厚みは20μm、屈折率は1.51である。コア18aの高さt3は50μm、幅t2は15μm、屈折率は1.59である。コア18aは62本である。
アンダークラッド層の表面に、コア群18を埋設するオーバークラッド層を形成した。オーバークラッド層の厚みは1mm、材料はアンダークラッド層と同じである。
このようにして、凸部16を備えたI字型光導波路12を作製した。I字型光導波路12の寸法は、W2=15mm、L2=172mm、t1=1,020μmである。
同様にして、アンダークラッド層の表面にコア群19を形成し、コア群19を埋設するオーバークラッド層を形成して、凹部15を備えたI字型光導波路11を作製した。コア19aの高さt3は50μm、幅t2は15μmである。コア19aは82本である。I字型光導波路11の寸法は、W1=13mm、L1=234mm、t1=1,020μmである。
凸部16を備えたI字型光導波路12と、凹部15を備えたI字型光導波路11を、凸部16と凹部15がはめ合って凹凸継手17を形成するように結合し、紫外線硬化型接着剤で固定して、L字型光導波路13を作製した。
凸部16を備えたI字型光導波路12の光出射面22と、凹部15を備えたI字型光導波路11の光出射面21は、実質的に同一面である。凸部16を備えたI字型光導波路12の光出射面22と、凹部15を備えたI字型光導波路11の光出射面21を、光電変換素子14(浜松ホトニクス社製CMOSリニアイメージセンサ)に光結合し、紫外線硬化型接着剤で固定し、L字型光導波路デバイス10を作製した。
作製したL字型光導波路デバイス10では、
(1)2つのI字型光導波路11、12を高精度に組み立てることができ、
(2)高い伝送効率を維持しながら、
(3)2つのI字型光導波路11、12の出射光を、1つの光電変換素子14で検出することができる。
本発明のL字型光導波路デバイス10の用途に特に制限はないが、図5に示す光学式タッチパネル30に好ましく用いられる。光学式タッチパネル30において、1つのL字型光導波路デバイス10は受光側に用いられ、もう1つのL字型光導波路デバイス31は発光側に用いられる。発光側のL字型光導波路デバイス31においては、光を電気信号に変換する光電変換素子14の代わりに、電気信号を光に変換する光電変換素子32が用いられる。
光電変換素子32を出射した光群は、発光側のL字型光導波路33のコア群34、35を通って、座標入力領域36に出射する。座標入力領域36を通過した光線群は、受光側のL字型光導波路13に入射し、L字型光導波路13のコア群18、19を通って、光電変換素子14に入射する。指やペンで座標入力領域36の光線群の一部が遮られると、光電変換素子14に入射する光群の一部が欠落するので、指やペンの座標が検知される。
10 L字型光導波路デバイス
11、12 I字型光導波路
13 L字型光導波路
14 光電変換素子
15 凹部
16 凸部
17 凹凸継手
18 コア群
18a コア
19 コア群
19a コア
20 クラッド層
21、22 光出射面
30 光学式タッチパネル
31 L字型光導波路デバイス
32 光電変換素子
33 L字型光導波路
34、35 コア群
36 座標入力領域
40 口字型光導波路
41 発光側コア群
42 受光側コア群
43 口字型の枠
44、45 I字型光導波路
46 L字型光導波路デバイス
47、48 光電変換素子
49、50 コア群
51 間隙
52、53 I字型光導波路
54 L字型光導波路デバイス
55 コア群
56 光電変換素子
57、58 I字型光導波路
59 L字型光導波路デバイス
60 切り欠き部
61 コア群
62 光電変換素子

Claims (6)

  1. 2本のI字型光導波路の端部同士がほぼ直角に結合されたL字型光導波路と、前記L字型光導波路に光結合した光電変換素子とを備えたL字型光導波路デバイスであって、
    一方の前記I字型光導波路の結合端部は凹部を備え、他方の前記I字型光導波路の結合端部は凸部を備え、
    前記凹部と前記凸部がはめ合って凹凸継手を形成することにより、前記I字型光導波路同士が結合し、
    前記凸部を備えたI字型光導波路に属するコア群は、前記光電変換素子の近傍でほぼ直角に折れ曲がって、前記光電変換素子に光結合するL字型光導波路デバイス。
  2. 前記凹部を備えたI字型光導波路の長さが、前記凸部を備えたI字型光導波路の長さよりも長い、請求項1に記載のL字型光導波路デバイス。
  3. 前記凹部を備えたI字型光導波路に属するコアの数が、前記凸部を備えたI字型光導波路に属するコアの数よりも多い、請求項1または2に記載のL字型光導波路デバイス。
  4. 前記凹部を備えたI字型光導波路の光出射面と、前記凸部を備えたI字型光導波路の光出射面が実質的に同一面である、請求項1から3のいずれかに記載のL字型光導波路デバイス。
  5. 前記凹部を備えたI字型光導波路のコア群と、前記凸部を備えたI字型光導波路のコア群が、1個の前記光電変換素子に光結合する、請求項1から4のいずれかに記載のL字型光導波路デバイス。
  6. 前記凹凸継手による結合が、紫外線硬化型接着剤により固定される、請求項1から5のいずれかに記載のL字型光導波路デバイス。
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