JP2011248551A - アクセス制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】受信手段511が、OSから送られてくるアクセス可否問い合わせであって、I/O仮想化対応デバイスに対するアクセスの可否を問い合わせるアクセス可否問い合わせを受信する。判定手段512が、受信手段511で受信したアクセス可否問い合わせに応答して上記I/O仮想化対応デバイスに対するアクセスが可能か否かを、管理しているI/O仮想化デバイスに対するアクセス状況に基づいて判定する。そして、アクセス可能と判定した場合には問い合わせ元のOSに対してアクセス許可を通知し、アクセス不可能と判定した場合には問い合わせ元のOSに対してアクセス不可を通知する。
【選択図】図4
Description
そこで、本発明の目的は、複数のOSからI/Oデバイスを共有する際、I/Oデバイスの利用効率を十分に高くすることが難しかったという課題を解決したアクセス制御装置を提供することにある。
I/O仮想化対応デバイスを共有するOSから送られてくるアクセス可否問い合わせであって、前記I/O仮想化対応デバイスに対するアクセスの可否を問い合わせるアクセス可否問い合わせを受信する受信手段と、
該受信手段で受信したアクセス可否問い合わせに応答して前記I/O仮想化対応デバイスに対するアクセスが可能か否かを、自装置で管理している前記I/O仮想化対応デバイスに対するアクセス状況に基づいて判定し、アクセス可能と判定した場合には問い合わせ元の前記OSに対してアクセス許可を通知し、アクセス不可能と判定した場合には問い合わせ元の前記OSに対してアクセス不可を通知する判定手段とを備える。
受信手段が、I/O仮想化対応デバイスを共有するOSから送られてくるアクセス可否問い合わせであって、前記I/O仮想化対応デバイスに対するアクセスの可否を問い合わせるアクセス可否問い合わせを受信し、
判定手段が、前記受信手段で受信したアクセス可否問い合わせに応答して前記I/O仮想化対応デバイスに対するアクセスが可能か否かを、管理している前記I/O仮想化対応デバイスのアクセス状況に基づいて判定し、アクセス可能と判定した場合には問い合わせ元の前記OSに対してアクセス許可を通知し、アクセス不可能と判定した場合には問い合わせ元の前記OSに対してアクセス不可を通知する。
コンピュータを、
I/O仮想化対応デバイスを共有するOSから送られてくるアクセス可否問い合わせであって、前記I/O仮想化対応デバイスに対するアクセスの可否を問い合わせるアクセス可否問い合わせを受信する受信手段、
該受信手段で受信したアクセス可否問い合わせに応答して前記I/O仮想化対応デバイスに対するアクセスが可能か否かを、管理している前記I/O仮想化対応デバイスのアクセス状況に基づいて判定し、アクセス可能と判定した場合には問い合わせ元の前記OSに対してアクセス許可を通知し、アクセス不可能と判定した場合には問い合わせ元の前記OSに対してアクセス不可を通知する判定手段として機能させる。
Express(PCIe)システムが示されている。
Expressスイッチ500を介して仮想OSから一連の命令が或るアドレス宛てに送られてきた際には、上記アドレスと自VF部#1〜#Nで保持しているアドレス情報とを比較し、両者が一致する場合にはそれをPF部800に渡し、不一致の場合には破棄する。PF部800は、VF部#1〜#Nから渡された一連の命令に従った処理を行う。なお、各VF部#1〜#Nには、システムを起動した際に行われるコンフィグレーション処理によって対応する仮想OS#1〜#Nが認識している自EP600のアドレス情報が記録される。また、仮想OSからの一連の命令とは、次のようなものである。コンピュータにおいて、仮想OSがI/Oデバイス(EP)を動作させるためには、デバイスドライバが必要である。デバイスドライバは、仮想OSからのI/Oデバイスに対する、ある要求(例えば、プリンタに対する印刷要求など)を、I/Oデバイスを要求通り動作させるための命令列に変換する。ここでは、デバイスドライバによって変換された命令列を、仮想OSからの一連の命令列といっている。また、この一連の命令列を使用してEPをアクセスすることをシーケンスアクセスと呼ぶことにする。
Expressスイッチ400が接続され、PCI Expressポート531にはEP600が接続されている。
次に、図6を参照し、仮想OSがPCI Expressスイッチ500経由でEP600に対してシーケンスアクセスを行う場合の動作について説明する。なお、図6は図1中のシーケンスアクセスに関与する部分を抜き出したものである。また、EP600は出力ポートを備え、そこからシーケンスアクセスに従ったデータを出力するものとする。また、図中の1〜18は、以下に記述する1〜18の動作と対応している。
本実施の形態によれば、I/O仮想化に対応したEP600の利用効率を高いものにすることができる。その理由は、PCI Expressスイッチ500に設けられているアクセス制御部510が各仮想OS#1〜#Nからのアクセス可否問い合わせを調停し、EP600では、一切調停処理を行う必要がないからである。
200-1〜200-N 仮想OS
300 ルートコンプレックス
400,500 PCI Expressスイッチ
510 アクセス制御部
511 受信手段
512 判定手段
513 アクセス状況記憶部
520 コンフィグレーション情報記憶部
521 PCIコンフィグレーション空間
522 PCI Express拡張コンフィグレーション空間
523 アクセス制御レジスタ機能部
530〜532 PCI
Expressスイッチ
540〜542 PCI-PCIブリッジ
550 PCIバス
560 内部EP
Claims (7)
- I/O仮想化対応デバイスを共有するOSから送られてくるアクセス可否問い合わせであって、前記I/O仮想化対応デバイスに対するアクセスの可否を問い合わせるアクセス可否問い合わせを受信する受信手段と、
該受信手段で受信したアクセス可否問い合わせに応答して前記I/O仮想化対応デバイスに対するアクセスが可能か否かを、自装置で管理している前記I/O仮想化対応デバイスに対するアクセス状況に基づいて判定し、アクセス可能と判定した場合には問い合わせ元の前記OSに対してアクセス許可を通知し、アクセス不可能と判定した場合には問い合わせ元の前記OSに対してアクセス不可を通知する判定手段とを備えたことを特徴とするアクセス制御装置。 - 請求項1記載のアクセス制御装置において、
前記I/O仮想化対応デバイスに対するアクセス状況を示すアクセス状況情報が記録されたアクセス状況記憶部を備え、且つ、
前記判定手段は、前記アクセス状況記憶部に記録されているアクセス状況情報に基づいて前記I/O仮想化対応デバイスに対するアクセスが可能か否かを判定することを特徴とするアクセス制御装置。 - 請求項2記載のアクセス制御装置において、
前記受信手段は、前記OSから送られてくるアクセス開始通知あるいはアクセス終了通知を受信し、
前記判定手段は、前記受信手段が前記アクセス開始通知を受信することにより、前記アクセス状況記憶部に記録されているアクセス状況情報を、アクセス中であることを示すものに変更し、前記受信手段が前記アクセス終了通知を受信することにより、前記アクセス状況記憶部に記録されているアクセス状況情報をアクセス中でないことを示すものに変更することを特徴とするアクセス制御装置。 - 請求項2記載のアクセス制御装置において、
前記受信手段は、前記OSから送られてくるアクセス終了通知を受信し、
前記判定手段は、前記アクセス状況記憶部に記録されているアクセス状況情報に基づいて前記I/O仮想化対応デバイスに対するアクセスが可能と判定することにより、前記アクセス状況情報をアクセス中であることを示すものに変更し、前記受信手段が前記アクセス終了通知を受信することにより、前記アクセス状況記憶部に記録されているアクセス状況情報をアクセス中でないことを示すものに変更することを特徴とするアクセス制御装置。 - 請求項2乃至4の何れか1項に記載のアクセス制御装置において、
前記受信手段、前記判定手段、及び、前記アクセス状況記憶部は、前記I/O仮想化対応デバイスが接続されているPCI Expressスイッチに実装されることを特徴とするアクセス制御装置。 - 受信手段が、I/O仮想化対応デバイスを共有するOSから送られてくるアクセス可否問い合わせであって、前記I/O仮想化対応デバイスに対するアクセスの可否を問い合わせるアクセス可否問い合わせを受信し、
判定手段が、前記受信手段で受信したアクセス可否問い合わせに応答して前記I/O仮想化対応デバイスに対するアクセスが可能か否かを、管理している前記I/O仮想化対応デバイスのアクセス状況に基づいて判定し、アクセス可能と判定した場合には問い合わせ元の前記OSに対してアクセス許可を通知し、アクセス不可能と判定した場合には問い合わせ元の前記OSに対してアクセス不可を通知することを特徴とするアクセス制御方法。 - コンピュータを、
I/O仮想化対応デバイスを共有するOSから送られてくるアクセス可否問い合わせであって、前記I/O仮想化対応デバイスに対するアクセスの可否を問い合わせるアクセス可否問い合わせを受信する受信手段、
該受信手段で受信したアクセス可否問い合わせに応答して前記I/O仮想化対応デバイスに対するアクセスが可能か否かを、管理している前記I/O仮想化対応デバイスのアクセス状況に基づいて判定し、アクセス可能と判定した場合には問い合わせ元の前記OSに対してアクセス許可を通知し、アクセス不可能と判定した場合には問い合わせ元の前記OSに対してアクセス不可を通知する判定手段として機能させるためのプログラム。
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JP2010119969A JP2011248551A (ja) | 2010-05-26 | 2010-05-26 | アクセス制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010119969A JP2011248551A (ja) | 2010-05-26 | 2010-05-26 | アクセス制御装置 |
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JP2010119969A Pending JP2011248551A (ja) | 2010-05-26 | 2010-05-26 | アクセス制御装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015022344A (ja) * | 2013-07-16 | 2015-02-02 | 横河電機株式会社 | 電子機器、オペレーティングシステム、アクセス管理方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003196140A (ja) * | 2001-10-02 | 2003-07-11 | Hitachi Ltd | 排他制御装置及び排他制御方法 |
JP2005122640A (ja) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Hitachi Ltd | サーバシステム及びi/oスロット共有方法。 |
JP2008299654A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Toshiba Corp | 情報処理装置及びアクセス制御方法 |
JP2010079816A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-08 | Hitachi Ltd | Pciデバイス共有方法 |
-
2010
- 2010-05-26 JP JP2010119969A patent/JP2011248551A/ja active Pending
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