JP2011248508A - 通信端末およびメール読み上げ方法 - Google Patents

通信端末およびメール読み上げ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電子メールに添付された画像データに写っている内容を音声で読み上げることができる通信端末およびメール読み上げ方法を提供すること。
【解決手段】通信端末10は、画像データが添付された電子メールを受信する通信部26と、通信部26によって受信された電子メールに添付された画像データを解析して、当該画像データに含まれるオブジェクトを音声で読み上げるための画像読み上げデータ24fを作成する読み上げデータ作成部22aと、読み上げデータ作成部22aによって作成された画像読み上げデータ24fを音声で読み上げる音声読み上げ部22bと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信端末およびメール読み上げ方法に関する。
弱視ユーザの補助等を目的として、受信したメールやWEBページ等に含まれるテキストを音声で読み上げる機能を有する通信端末が知られている。また、特許文献1では、データ放送で受信した画像データを文字パターンと照合し、画像データに含まれる文字を抽出して読み上げる技術が提案されている。
特開2006−33741号公報
電子メールには、テキストである本文に加えて、画像データが添付されることがある。電子メールに添付される画像データは、多くの場合において、本文の内容と関連する人物や風景を撮影したものであり、電子メールの内容を十分に理解するために不可欠なものである。しかしながら、上述した従来技術では、電子メールの本文を読み上げることはできても、添付された画像データに写っている人物や風景について読み上げを行うことはできなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電子メールに添付された画像データに写っている内容を音声で読み上げることができる通信端末およびメール読み上げ方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、通信端末であって、画像データが添付された電子メールを受信する通信部と、前記通信部によって受信された電子メールに添付された画像データを解析して、当該画像データに含まれるオブジェクトを音声で読み上げるための画像読み上げデータを作成するデータ作成部と、前記データ作成部によって作成された前記画像読み上げデータを音声で読み上げる音声読み上げ部と、を備えることを特徴とする。
また、前記データ作成部は、前記通信部によって受信された電子メールの本文を前記音声読み上げ部が読み上げている間に、当該電子メールに添付された画像データを解析して前記画像読み上げデータを作成し、前記音声読み上げ部は、前記本文の読み上げが完了した後に、前記データ作成部によって作成された前記画像読み上げデータを読み上げることが好ましい。
また、前記データ作成部は、前記通信部によって受信された電子メールに添付された画像データを解析して、当該画像データに含まれるオブジェクトの特徴データを抽出し、抽出された特徴データを用いてサーバに問い合わせを行うことにより、前記オブジェクトの種別または名前を特定し、特定した前記種別または名前に基づき前記画像読み上げデータを作成することが好ましい。
また、前記データ作成部は、前記通信部によって受信された電子メールに添付された画像データを解析して抽出された複数のオブジェクトの重要度を、それぞれのオブジェクトの種別、位置、範囲の少なくも1つに関する判定基準に基づいて判定し、重要度の高いオブジェクトから先に読み上げられるように前記画像読み上げデータを作成することが好ましい。
また、前記データ作成部は、前記通信部によって受信された電子メールに添付された画像データを解析して抽出されたオブジェクトの種別または名前が当該電子メールの本文または件名に含まれるか否かを、オブジェクトの重要度を判定するための判定基準としてさらに用いることが好ましい。
また、前記データ作成部は、前記通信部によって受信された電子メールに添付された画像データを解析することによってオブジェクトの1つとして抽出された人物の電子メールアドレスが当該電子メールの送信元アドレスと一致するか否かを、当該人物に対応するオブジェクトの重要度を判定するための判定基準としてさらに用いることが好ましい。
また、前記データ作成部は、前記通信部によって受信された電子メールに複数の画像データが添付されている場合に、種別または名前が同一のオブジェクトが当該電子メールに添付された他の画像データから抽出されたか否かを、オブジェクトの重要度を判定するための判定基準としてさらに用いることが好ましい。
また、前記データ作成部は、前記通信部によって受信された電子メールに添付された画像データを解析して抽出された複数のオブジェクトを、種別または名前と、重要度とに基づいてグループ分けし、同一のグループに属するオブジェクトが一つの文章または一連の文章として読み上げられるように前記画像読み上げデータを作成することが好ましい。
また、前記データ作成部は、前記通信部によって受信された電子メールに複数の画像データが添付されている場合に、当該複数の画像データの対応関係の説明を含む前記画像読み上げデータを作成することが好ましい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、通信端末であって、外部機器から画像データを受信する通信部と、前記通信部によって受信された画像データを解析して、当該画像データに含まれるオブジェクトを音声で読み上げるための画像読み上げデータを作成するデータ作成部と、前記データ作成部によって作成された前記画像読み上げデータを音声で読み上げる音声読み上げ部と、を備えることを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、電子メールの受信機能を有する通信端末によって実行されるメール読み上げ方法であって、前記通信端末が、画像データが添付された電子メールを受信する受信ステップと、前記通信端末が、前記受信ステップにおいて受信された電子メールに添付された画像データを解析して、当該画像データに含まれる内容を音声で読み上げるための画像読み上げデータを作成するデータ作成ステップと、前記通信端末が、前記データ作成ステップにおいて作成された前記画像読み上げデータを音声で読み上げる音声読み上げステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係る通信端末およびメール読み上げ方法は、電子メールに添付された画像データに写っている内容を音声で読み上げることができるという効果を奏する。
通信端末の機能の概略構成を示すブロック図である。 画像データを含む電子メールの表示例を示す図である。 アドレス帳データの一例を示す図である。 重要度判定データの一例を示す図である。 解析データの一例を示す図である。 画像読み上げデータの一例を示す図である。 画像データが添付されている電子メールの読み上げ処理の流れを示すシーケンス図である。 画像読み上げデータ作成処理の全体的な流れを示すフロー図である。 人物解析処理の処理手順を示すフロー図である。 オブジェクト解析処理の処理手順を示すフロー図である。 重要度算出処理の処理手順を示すフロー図である。 グループ分け処理の処理手順を示すフロー図である。 データ出力処理の処理手順を示すフロー図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。以下においては、通信端末の一例として、携帯電話機を取り上げるが、本発明の適用対象は携帯電話機に限定されるものではない。本発明は、例えば、PHS(Personal Handy-phone System)、パソコン、携帯情報端末等に対しても適用できる。
まず、通信端末10の機能の概略構成を説明する。図1は、通信端末10の機能の概略構成を示すブロック図である。通信端末10は、無線通信機能と、電子メールの音声読み上げ機能とを備えた携帯電話機である。図1に示すように、通信端末10は、制御部22と、記憶部24と、通信部26と、操作部28と、音声処理部30と、表示部32と、を有する。
制御部22は、通信端末10の全体的な動作を統括的に制御する処理部、例えばCPU(Central Processing Unit)である。すなわち、通信端末10の各種の処理が、操作部28の操作や通信端末10の記憶部24に保存されるソフトウェアに応じて適切な手順で実行されるように、通信部26、表示部32等の動作を制御する。制御部22は、記憶部24に保存されているプログラム(例えば、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、制御部22は、複数のプログラム(アプリケーション、ソフトウェア)を並列で実行することができる。
制御部22は、各種処理の1つとして、電子メールの読み上げ処理を実行する。制御部22は、電子メールの読み上げ処理を実現するための機能部として、読み上げデータ作成部22aと、音声読み上げ部22bと、を有する。読み上げデータ作成部22aと音声読み上げ部22bは、制御部22が所定のプログラムを実行することによって実現される。
読み上げデータ作成部22aは、電子メールに添付されている画像データを解析して、画像データに含まれるオブジェクトを読み上げるための画像読み上げデータを作成する。ここでいうオブジェクトとは、例えば、人物、動物、植物、建物、機械、山等である。
音声読み上げ部22bは、電子メールの本文と、読み上げデータ作成部22aによって作成された画像読み上げデータとを音声で読み上げる。このように、通信端末10は、電子メールの本文だけでなく、電子メールに添付された画像データに含まれるオブジェクトの読み上げを行う。なお、音声読み上げ部22bによる音声読み上げは、いずれの技術を用いて実現されてもよい。
記憶部24は、各種情報を記憶する記憶装置であり、例えば、フラッシュメモリ等の半導体に情報を記憶させる。記憶部24には、制御部22での処理に利用されるアプリケーションのプログラムやデータが記憶されている。具体的には、記憶部24には、アプリケーションのプログラムとして、読み上げデータ作成部22aと音声読み上げ部22bを実現させるためのメール読み上げプログラム24a等が記憶される。なお、メール読み上げプログラム24aは、読み上げデータ作成部22aを実現させるためのプログラムと、音声読み上げ部22bを実現させるためのプログラムのように、複数のプログラムに分割されていてもよい。
また、記憶部24には、データとして、電子メール24b、アドレス帳データ24c、重要度判定データ24d、解析データ24e、画像読み上げデータ24f等が記憶される。
電子メール24bは、通信端末10が受信した電子メールである。電子メール24bは、件名や送信元アドレス等が含まれるヘッダ部と、本文と以外に、1ないし複数の画像データが添付されていることがある。画像データが添付されている電子メール24bの表示例を図2に示す。図2に示す例では、表示部32の上部に件名S1と送信元アドレスD1が表示され、その下に本文T1、画像データP1、本文T2、画像データP2が表示されている。
図2で表示対象となっている電子メール24bは、HTML形式でレイアウトが定義されており、通信端末10は、その定義に従って電子メールの本文と、電子メールに添付された画像データとを表示している。なお、画像データが添付されている電子メールは、必ずしも、HTML形式等でレイアウトが定義されている必要はなく、レイアウトが定義されていない電子メールは、本文の下に画像データを1枚ずつ表示するといった既定の形式で表示される。
アドレス帳データ24cは、通信端末10の利用者の知り合いの電話番号等が予め登録されるデータである。アドレス帳データ24cの一例を図3に示す。図3の例に示すように、アドレス帳データ24cには、利用者の知り合いごとに、名前と、電話番号と、メールアドレスと、顔画像とが登録される。顔画像は、利用者の知り合い本人の顔が撮影された画像データであり、例えば、通話や電子メールの着信時に発信者を示すために表示部32に表示される。
重要度判定データ24dは、画像データに含まれるオブジェクトの重要度を判定するための情報が予め登録されるデータである。重要度判定データ24dの一例を図4に示す。図4の例に示すように、重要度判定データ24dには、オブジェクトの種別、専有面積、中心からの距離、電子メールとの関連度、他の画像データでの出現頻度等についての複数の判定条件と、判定条件が満たされた場合に加点される重要度の値とが登録される。なお、図4に示した重要度判定データ24dの判定条件と、重要度の値とはいずれも例であり、適宜変更してよい。
解析データ24eは、画像データに含まれるオブジェクトの解析結果等が格納されるデータである。解析データ24eの一例を図5に示す。図5の例に示すように、解析データ24eには、画像データに含まれるオブジェクトごとに、画像番号、オブジェクト番号、輪郭、特徴データ、種別、名前、確度、メールアドレス、表情、性別、年代、重要度、グループ番号等が格納される。
画像番号は、オブジェクトが含まれていた画像データを識別するための番号である。オブジェクト番号は、オブジェクトを識別するための番号である。輪郭は、画像データにおけるオブジェクトの形状、位置および範囲(大きさ)を表す情報である。輪郭は、例えば、ベクトルの集合によってオブジェクトの形状、位置および範囲を示す情報であってもよいし、正方形や円といった形状を示す表現と位置情報と寸法の組み合わせによってオブジェクトの形状、位置および範囲を示す情報であってもよい。特徴データは、画像データにおけるオブジェクトの特徴を示す情報であり、例えば、色や、テクスチャデータである。
種別は、解析によって判定されたオブジェクトの種別名であり、名前は、解析によって判定されたオブジェクトの固有名詞や商品名等である。確度は、種別や名前の判定結果の確からしさを表す値である。メールアドレスは、オブジェクトに対応する人物のメールアドレスであり、オブジェクトが特定の人物であると判定された場合に設定される。表情、性別、年代は、オブジェクトに対応する人物の解析結果を示す情報であり、オブジェクトが人間であると判定された場合に設定される。
重要度は、オブジェクトの重要度を示す値であり、重要度判定データ24dに基づいて算出される。グループ番号は、関連の強さに基づいて行われたグループ分けによってオブジェクトがどのグループへグループ分けされたかを示す番号である。
画像読み上げデータ24fは、音声読み上げ部22bが画像データの内容を読み上げるために用いるデータであり、解析データ24eに基づいて作成される。画像読み上げデータ24fの一例を図6に示す。図6に示す例では、画像データの内容が平文として画像読み上げデータ24fに格納されている。なお、画像読み上げデータ24fの形式は、図6のように平文である必要はなく、音声読み上げ部22bが読み上げを行うために適した形式であればよい。
通信部26は、アンテナ26aを有し、基地局によって割り当てられるチャネルを介し、基地局との間でCDMA方式などによる無線信号回線を確立し、基地局との間で電話通信および情報通信を行う。通信部26で電子メールが受信されると、制御部22は、受信された電子メールを電子メール24bとして記憶部24に記憶させる。
操作部28は、各種キーを備え、これらのキーがユーザの操作により入力されると、その操作内容に対応する信号を発生させる。そして、発生した信号は、ユーザの指示として制御部22へ入力される。
音声処理部30は、マイク15に入力される音声信号やレシーバ16から出力される音声信号の処理を実行する。表示部32は、液晶ディスプレイ(LCD、Liquid Crystal Display)や、有機EL(Organic Electro-Luminescence)パネルなどで構成された表示パネルを備え、制御部22から供給される映像データに応じた映像、画像データに応じた画像等を表示パネルに表示させる。
次に、図7を用いて画像データが添付されている電子メールを読み上げる場合の通信端末10の動作について説明する。図7は、画像データが添付されている電子メールの読み上げ処理の流れを示すシーケンス図である。
図7の例に示すように、画像データが添付されている電子メールを読み上げるための指示が通信端末10になされると、音声読み上げ部22bが、電子メールの本文の読み上げを開始する。それと並行して、読み上げデータ作成部22aが、画像読み上げデータ作成処理を実行する。画像読み上げデータ作成処理では、電子メールに添付されている画像データを解析して画像読み上げデータ24fを作成する処理が行われる。
そして、音声読み上げ部22bは、電子メールの本文の読み上げを完了すると、読み上げデータ作成部22aによって作成された画像読み上げデータ24fの読み上げを開始する。このように、電子メールの本文を読み上げている最中に画像読み上げデータ作成処理を実行することにより、画像読み上げデータ作成処理が実行されていることを利用者に意識させることなく、本文と画像データの読み上げを連続して行うことができる。
次に、図7で示した画像読み上げデータ作成処理について図8〜図13を参照しながら説明する。図8は、画像読み上げデータ作成処理の全体的な流れを示すフロー図である。図8に示すように、画像読み上げデータ作成処理では、まず、読み上げデータ作成部22aが、ステップS10として、電子メールに添付されている画像データに含まれるオブジェクトのうち、人物を抽出して解析するための人物解析処理を実行する。続いて、読み上げデータ作成部22aは、ステップS11として、電子メールに添付されている画像データに含まれるオブジェクトのうち、人物以外のオブジェクトを抽出して解析するためのオブジェクト解析処理を実行する。
そして、読み上げデータ作成部22aは、ステップS12として、画像データから抽出された各オブジェクトの重要度を算出するための重要度算出処理を実行し、ステップS13として、オブジェクトを関連の強さに基づいてグループ分けするためのグループ分け処理を実行する。そして、読み上げデータ作成部22aは、ステップS14として、画像読み上げデータ24fを出力するためのデータ出力処理を実行する。
図9は、図8に示した人物解析処理の処理手順を示すフロー図である。図9に示すように、読み上げデータ作成部22aは、まず、ステップS20として、電子メールに添付されている画像データに含まれる人物の顔領域を全て抽出する。なお、顔領域の抽出は、いずれの顔検出技術を用いて実現することとしてもよい。
そして、読み上げデータ作成部22aは、ステップS21として、抽出した顔領域の中から未選択の顔領域を1つ選択する。未選択の顔領域を選択できた場合(ステップS22,Yes)、読み上げデータ作成部22aは、選択した顔領域を対象に、ステップS23として表情の解析を行い、ステップS24として性別の解析を行い、ステップS25として年代の解析を行う。なお、表情、性別および年代の解析は、いずれの画像解析技術を用いて実現することとしてもよい。
そして、読み上げデータ作成部22aは、ステップS26として、選択した顔領域を、アドレス帳データ24cの顔画像と照合する。ここで、一定以上の確度でマッチする顔画像がアドレス帳データ24cに登録されていた場合(ステップS27,Yes)、読み上げデータ作成部22aは、ステップS28として、その顔画像に対応する名前とメールアドレスを、選択した顔領域に対応する人物の個人情報として取得する。
そして、読み上げデータ作成部22aは、ステップS29として、選択した顔領域について得た解析結果を、選択した顔領域の輪郭と対応付けて解析データ24eに追加する。
以上の処理により、例えば、図2に示した画像データP1に含まれる人物OB1の顔領域は、ステップS23で、表情が「笑顔」であると解析され、ステップS24で、性別が「男」であると解析され、ステップS25で、年代が「20代」であると解析される。また、例えば、人物OB1の顔領域は、ステップS26で、図3に示したアドレス帳の1行目の顔画像と「90%」の確度でマッチし、ステップS28で、名前として「田中太郎」が取得され、メールアドレスとして「tarou@example.com」が取得される。
この場合、図5に示した解析データ24eの例の1行目のように、解析結果として、種別に「人間」が設定され、名前に「田中太郎」が設定され、確度に「90%」が設定され、メールアドレスに「tarou@example.com」が設定され、表情に「笑顔」が設定され、性別に「男」が設定され、年代に「20代」が設定される。なお、該当する顔画像がアドレス帳データ24cに登録されていなかった場合、図5に示した解析データ24eの例の3行目のように、名前とメールアドレスは空欄となり、確度には、ステップS20での顔領域の抽出において当該領域が人物の顔であると判定された確度が設定される。
解析データ24eへ情報を追加した後、読み上げデータ作成部22aは、ステップS21以降を再実行する。そして、未選択の顔領域を選択できなくなった場合、すなわち、抽出した全ての顔領域の解析を完了していた場合(ステップS22,No)、読み上げデータ作成部22aは、人物解析処理を終了させる。
図10は、図8に示したオブジェクト解析処理の処理手順を示すフロー図である。図10に示すように、読み上げデータ作成部22aは、まず、ステップS40として、電子メールに添付されている画像データに含まれるオブジェクトの輪郭を全て抽出する。そして、読み上げデータ作成部22aは、ステップS41として、抽出した輪郭のうち、人物解析処理で抽出した人物に対応する輪郭を処理対象から除外する。なお、ステップS40におけるオブジェクトの輪郭の抽出は、いずれの画像解析技術を用いて実現することとしてもよい。
そして、読み上げデータ作成部22aは、ステップS42として、抽出した輪郭の中から未選択の輪郭を1つ選択する。未選択の輪郭を選択できた場合(ステップS43,Yes)、読み上げデータ作成部22aは、ステップS44として、選択した輪郭に囲まれた領域の色やテクスチャデータ等の特徴データを取得する。続いて、読み上げデータ作成部22aは、ステップS45として、無線通信を介して輪郭と特徴データを所定のサーバへ送信し、輪郭に囲まれた領域に存在するオブジェクトが何であるかを問い合わせる。
ここでの問い合わせ先のサーバは、膨大な数のオブジェクトの種別と、輪郭と、特徴データとを対応付けて蓄積している装置である。このサーバは、名前をもつオブジェクトについては、名前も輪郭等と対応付けて記憶している。
輪郭と特徴データに一定以上の確度でマッチするオブジェクトの情報がサーバにあった場合(ステップS46,Yes)、読み上げデータ作成部22aは、ステップS47として、種別や名前等のそのオブジェクトの詳細情報と照合の確度とをサーバから取得する。
そして、読み上げデータ作成部22aは、ステップS48として、選択した輪郭について得た解析結果を、選択した輪郭と対応付けて解析データ24eに追加する。
以上の処理により、例えば、図2に示した画像データP1に含まれるオブジェクトOB4の輪郭に含まれるオブジェクトは、サーバへの問い合わせにより、「90%」の確度で、種別が「山」で、名前が「富士山」であることが判明する。この場合、図5に示した解析データ24eの例の4行目のように、解析結果として、種別に「山」が設定され、名前に「富士山」が設定され、確度に「90%」が設定される。
なお、サーバの問い合わせによって名前が特定されなかった場合、図5に示した解析データ24eの例の5行目のように、名前は空欄となる。また、サーバの問い合わせによって種別が特定されなかった場合、種別は「不明」となる。
解析データ24eへ情報を追加した後、読み上げデータ作成部22aは、ステップS42以降を再実行する。そして、未選択の領域を選択できなくなった場合、すなわち、処理対象の全ての領域の解析を完了していた場合(ステップS43,No)、読み上げデータ作成部22aは、オブジェクト解析処理を終了させる。
図11は、図8に示した重要度算出処理の処理手順を示すフロー図である。図11に示すように、読み上げデータ作成部22aは、まず、ステップS60として、解析データ24eに登録されているオブジェクトを識別するための変数iを1に初期化する。
そして、読み上げデータ作成部22aは、ステップS61として、解析データ24eに登録されているi番目のオブジェクトを選択する。i番目のオブジェクトを選択できた場合(ステップS62,Yes)、読み上げデータ作成部22aは、ステップS63として、重要度判定データ24dを参照して、i番目のオブジェクトの種別と名前に応じた重要度の値を取得する。
具体的には、重要度判定データ24dが図4に示した例の通りである場合、読み上げデータ作成部22aは、分類が「種別」となっている判定条件のうち、i番目のオブジェクトの種別と名前が条件を満たすものを選択し、選択した判定条件に対応する重要度の値を重要度判定データ24dから取得する。
例えば、図5に示した解析データ24eの例の1行目のオブジェクトのように、i番目のオブジェクトの種別が「人間」で名前が「田中太郎」と特定されている場合、種別と名前に合致する判定条件として、分類が「種別」で条件が「人間(名前が特定されている)」という判定条件が選択され、この判定条件に対応する重要度の値として「10」が取得される。
また、例えば、図5に示した解析データ24eの例の3行目のオブジェクトのように、i番目のオブジェクトの種別が「人間」で名前が特定されていない場合、種別と名前に合致する判定条件として、分類が「種別」で条件が「人間(名前が特定されていない)」という判定条件が選択され、この判定条件に対応する重要度の値として「4」が取得される。
また、例えば、図5に示した解析データ24eの例の4行目のオブジェクトのように、i番目のオブジェクトの種別が「山」である場合、種別と名前に合致する判定条件として、分類が「種別」で条件が「山」という判定条件が選択され、この判定条件に対応する重要度の値として「4」が取得される。
図4に示した重要度判定データ24dの例のように、種別と名前に応じた重要度の値は、人間のように電子メールの受信者の関心が強いと思われるものほど高く設定することが好ましい。また、人間でも、アドレス帳データ24cに登録されている知人の方が、見知らぬ人間よりも重要度の値が高くなるように設定することが好ましい。このように重要度の値を設定することにより、画像データに含まれるオブジェクトのうち、電子メールの受信者にとって重要なオブジェクトを優先して読み上げることができる。
続いて、読み上げデータ作成部22aは、ステップS64として、重要度判定データ24dを参照して、i番目のオブジェクトの専有面積に応じた重要度の値を取得する。
具体的には、重要度判定データ24dが図4に示した例の通りである場合、読み上げデータ作成部22aは、分類が「専有面積」となっている判定条件のうち、i番目のオブジェクトの専有面積が条件を満たすものを選択し、選択した判定条件に対応する重要度の値を重要度判定データ24dから取得する。なお、図4に示した重要度判定データ24dの例では、専有面積は、輪郭で囲まれた領域が画像データの全領域に占める割合として算出されることが前提となっているが、専有面積の求め方はこの通りである必要はない。
図4に示した重要度判定データ24dの例のように、専有面積に応じた重要度の値は、専有面積が広いほど高く設定することが好ましい。一般に、撮影者は、写したい対象が大きく写るように撮影を行う。このため、専有面積が大きいオブジェクトほど重要度の値を高く設定することにより、撮影者が意図的に撮影したオブジェクトが優先して読み上げられる可能性を高くすることができる。
続いて、読み上げデータ作成部22aは、ステップS65として、重要度判定データ24dを参照して、i番目のオブジェクトの、画像データの中心からの距離に応じた重要度の値を取得する。
具体的には、重要度判定データ24dが図4に示した例の通りである場合、読み上げデータ作成部22aは、分類が「中心からの距離」となっている判定条件のうち、i番目のオブジェクトと画像データの中心との距離が条件を満たすものを選択し、選択した判定条件に対応する重要度の値を重要度判定データ24dから取得する。なお、図4に示した重要度判定データ24dの例では、中心からの距離は、画像データの長辺の長さを1とした場合の相対値として算出されることが前提となっているが、中心からの距離の求め方はこの通りである必要はない。
図4に示した重要度判定データ24dの例のように、中心からの距離に応じた重要度の値は、中心からの距離が短いほど高く設定することが好ましい。一般に、撮影者は、写したい対象が中心近くに写るように撮影を行う。このため、画像データの中心からの距離が短いオブジェクトほど重要度の値を高く設定することにより、撮影者が意図的に撮影したオブジェクトが優先して読み上げられる可能性を高くすることができる。
続いて、読み上げデータ作成部22aは、ステップS66として、i番目のオブジェクトの種別、名前、メールアドレス等の解析結果を電子メールの件名、本文、送信元メールアドレス等と照合する。そして、読み上げデータ作成部22aは、ステップS67として、重要度判定データ24dを参照して、照合結果に応じた重要度の値を、i番目のオブジェクトの電子メールとの関連度に応じた重要度の値として取得する。
具体的には、重要度判定データ24dが図4に示した例の通りである場合、読み上げデータ作成部22aは、分類が「電子メールとの関連度」となっている判定条件のうち、i番目のオブジェクトの種別、名前またはメールアドレスが条件を満たすものを選択し、選択した判定条件に対応する重要度の値を重要度判定データ24dから取得する。
なお、i番目のオブジェクトの種別、名前またはメールアドレスが条件を満たす判定条件が複数ある場合、条件が満たされる各判定条件に対応する重要度の値の合計を、電子メールとの関連度に応じた重要度の値として取得してもよいし、条件が満たされる各判定条件に対応する重要度の値の最大値を、電子メールとの関連度に応じた重要度の値として取得してもよい。
例えば、図5に示した解析データ24eの例の4行目のオブジェクトのように、i番目のオブジェクトの種別が「山」で、名前が「富士山」と特定されており、電子メールの件名、送信元アドレスおよび本文が図2に示した通りであったとする。また、条件が満たされる各判定条件に対応する重要度の値の合計を、電子メールとの関連度に応じた重要度の値として取得するものとする。また、名前が条件を満たす判定条件が複数ある場合、種別が条件を満たす判定条件を検索しないものとする。
この場合、「富士山」が件名S1に含まれるため、「名前が件名に含まれる」という条件が満たされ、この条件が満たされる判定条件に対応する重要度の値として「10」が取得される。また、「富士山」が本文T1に含まれるため、「名前が本文に含まれる」という条件が満たされ、この条件が満たされる判定条件に対応する重要度の値として「8」が取得される。この結果、電子メールとの関連度に応じた重要度の値として「10」と「8」の合計である「18」が取得される。
一般に、電子メールの送信者は、電子メールに添付した画像データで伝えたいものについて、電子メールの件名や本文で言及する。このため、オブジェクトの種別や名前が電子メールの件名や本文に含まれる場合にオブジェクトの重要度を高く評価することにより、電子メールの送信者が添付した画像データで伝えたいオブジェクトが優先して読み上げられる可能性を高くすることができる。
また、例えば、図5に示した解析データ24eの例の1行目のオブジェクトのように、種別が「人間」で、名前が「田中太郎」、メールアドレスが「tarou@example.com」と特定されており、電子メールの件名、送信元アドレスおよび本文が図2に示した通りであったとする。
この場合、「tarou@example.com」が送信元アドレスD1と一致するため、「メールアドレスが送信元アドレスと一致する」という条件が満たされ、この条件が満たされる判定条件に対応する重要度の値として「6」が取得される。この結果、電子メールとの関連度に応じた重要度の値として「6」が取得される。
一般に、電子メールの送信者は、電子メールで自身の様子について伝えたい場合に、自身が写っている画像データを電子メールに添付することが多い。このため、メールアドレスが送信元アドレスと一致するオブジェクトの重要度を高く評価することにより、電子メールの送信者が添付した画像データで伝えたいオブジェクトが優先して読み上げられる可能性を高くすることができる。
続いて、読み上げデータ作成部22aは、ステップS68として、重要度判定データ24dを参照して、i番目のオブジェクトの、他の画像データでの出現数に応じた重要度の値を取得する。
具体的には、重要度判定データ24dが図4に示した例の通りである場合、読み上げデータ作成部22aは、分類が「他の画像データでの出現数」となっている判定条件のうち、i番目のオブジェクトの他の画像データでの出現数が条件を満たすものを選択し、選択した判定条件に対応する重要度の値を重要度判定データ24dから取得する。なお、図4に示した重要度判定データ24dの例では、他の画像データでの出現数として、他の画像データから抽出され、かつ、名前が同一であるオブジェクトの数を取得することを前提としているが、他の画像データでの出現数として、他の画像データから抽出され、かつ、種別が同一であるオブジェクトの数を取得することとしてもよい。
図4に示した重要度判定データ24dの例のように、他の画像データでの出現数に応じた重要度の値は、出現数が多いほど高く設定することが好ましい。一般に、電子メールの送信者は、電子メールで何かについて伝えたい場合に、伝えたいものが写っている複数の画像データを電子メールに添付することがある。このため、多くの画像データに含まれるオブジェクトの重要度を高く評価することにより、電子メールの送信者が添付した画像データで伝えたいオブジェクトが優先して読み上げられる可能性を高くすることができる。
続いて、読み上げデータ作成部22aは、ステップS69として、i番目のオブジェクトについて取得した重要度の値の合計をi番目のオブジェクトと対応付けて解析データ24eに記録する。そして、読み上げデータ作成部22aは、ステップS70として、変数iに1を加算し、ステップS61以降を再実行する。
そして、i番目のオブジェクトを選択できなくなった場合、すなわち、全てのオブジェクトの重要度の算出を完了していた場合(ステップS62,No)、読み上げデータ作成部22aは、重要度算出処理を終了させる。なお、上述した重要度の算出方式は一例であり、一部の判定条件が存在していなくてもよいし、他の判定条件が加わっていてもよい。
図12は、図8に示したグループ分け処理の処理手順を示すフロー図である。図12に示すように、読み上げデータ作成部22aは、まず、ステップS80として、解析データ24eに登録されているオブジェクトを識別するための変数iを1に初期化する。
そして、読み上げデータ作成部22aは、ステップS81として、解析データ24eに登録されているi番目のオブジェクトを選択する。i番目のオブジェクトを選択できた場合(ステップS82,Yes)、読み上げデータ作成部22aは、ステップS83として、i番目のオブジェクトがグループ分け済みであるか、すなわち、i番目のオブジェクトにグループ番号が設定済みであるかを判定する。ここで、i番目のオブジェクトがグループ分け済みであった場合(ステップS83,Yes)、読み上げデータ作成部22aは、ステップS89として、変数iに1を加算し、ステップS81以降を再実行する。
一方、i番目のオブジェクトがグループ分け済みでなかった場合(ステップS83,No)、読み上げデータ作成部22aは、ステップS84として、i番目のオブジェクトの種別が判明しているか否かを判定する。ここで、i番目のオブジェクトの種別が判明していなかった場合(ステップS84,No)、読み上げデータ作成部22aは、ステップS89として、変数iに1を加算し、ステップS81以降を再実行する。
一方、i番目のオブジェクトの種別が判明していた場合(ステップS84,Yes)、読み上げデータ作成部22aは、ステップS85として、同一の画像データから抽出されたオブジェクトから、種別が同一で重要度の差が所定範囲内のオブジェクトを選択する。ここで、オブジェクトが1つも選択されなかった場合(ステップS86,No)、読み上げデータ作成部22aは、ステップS89として、変数iに1を加算し、ステップS81以降を再実行する。
一方、1以上のオブジェクトが選択された場合(ステップS86,Yes)、読み上げデータ作成部22aは、ステップS87として、新しいグループ番号を発番し、ステップS88として、発番したグループ番号を、ステップS85で選択したオブジェクトと、i番目のオブジェクトとに対応付けて解析データ24eに記録する。そして、読み上げデータ作成部22aは、ステップS89として、変数iに1を加算し、ステップS81以降を再実行する。
そして、i番目のオブジェクトを選択できなくなった場合、すなわち、全てのオブジェクトのグループ分けを完了していた場合(ステップS82,No)、読み上げデータ作成部22aは、グループ分け処理を終了させる。
例えば、図2に示した画像データP2に含まれるオブジェクトOB6、OB7、OB8およびOB9について考える。オブジェクトOB6、OB7およびOB8に対応する人物は、家族であるが、オブジェクトOB9に対応する人物は、他人である。なお、ここでは説明を簡単にするため、重要度を画像の中心からの距離のみに基づいて算出するものとする。
この場合、オブジェクトOB6、OB7、OB8およびOB9は、いずれも種別が「人間」と判定されるが、オブジェクトOB6、OB7およびOB8は、画像データの中心からの距離がほぼ同等であるため重要度が同等に評価されるのに対して、オブジェクトOB9は、画像データの中心からの距離が遠いため重要度が低く評価される。このため、オブジェクトOB6、OB7およびOB8は同一のグループにグループ分けされるが、オブジェクトOB9はグループ分けされない。このように、種別と重要度とに基づいてグループ分けを行うことにより、関連の強いオブジェクトをグループにまとめることができる。
図13は、図8に示したデータ出力処理の処理手順を示すフロー図である。図13に示すように、読み上げデータ作成部22aは、まず、ステップS100として、電子メールに添付されている画像データを識別するための変数jを1に初期化する。そして、読み上げデータ作成部22aは、ステップS101として、変数jの値が、電子メールに添付されている画像データの数よりも大きいかを判定する。
変数jの値が電子メールに添付されている画像データの数以下の場合(ステップS101,No)、読み上げデータ作成部22aは、ステップS102として、電子メールに添付されている画像データが複数であるか否かを判定する。そして、電子メールに添付されている画像データが複数であった場合(ステップS102,Yes)、読み上げデータ作成部22aは、ステップS103として、j番目の画像データと他の画像データの対応関係を示す文章を画像読み上げデータ24fに出力する。
画像データと他の画像データの対応関係を示す文章とは、例えば、図6に示した画像読み上げデータ24fの例の文T3や文T6のような文章であり、何番目の画像データであるかや、定義されているレイアウトにおいてどの位置に表示されることになっている画像データであるか等を解説するためのものである。このような文章を出力することにより、聞き手は、現在どの画像データの内容が読み上げられているかを把握することができる。
続いて、読み上げデータ作成部22aは、ステップS104として、j番目の画像データから抽出されたオブジェクトの情報を保持するすべての行を解析データ24eから取得する。そして、読み上げデータ作成部22aは、ステップS105として、取得した行を重要度の高い順にソートする。
ソートの完了後、読み上げデータ作成部22aは、ステップS106として、ソートした行の1つを識別するための変数kを1に初期化する。そして、読み上げデータ作成部22aは、ステップS107として、ソートした行からk番目の行、すなわち、k番目に重要度の値が大きい行を選択する。
ここで、k番目の行を取得できた場合(ステップS108,Yes)、読み上げデータ作成部22aは、ステップS109として、取得した行の重要度の値が予め定められた所定値よりも大きいかを判定する。そして、取得した行の重要度の値が予め定められた所定値よりも大きい場合(ステップS109,Yes)、読み上げデータ作成部22aは、ステップS110として、取得した行の内容を画像読み上げデータ24fへ出力済みであるか否かを判定する。
取得した行の内容を画像読み上げデータ24fへ出力済みでなかった場合(ステップS110,No)、読み上げデータ作成部22aは、ステップS111として、取得した行にグループ番号が設定されているか否か、すなわち、取得した行に対応するオブジェクトが他のオブジェクトと同じグループに属しているか否かを判定する。
取得した行にグループ番号が設定されている場合(ステップS111,Yes)、読み上げデータ作成部22aは、ステップS112として、k番目の行の内容と、k番目の行と同じグループ番号が設定されている他の行の内容を一文または一連の文で画像読み上げデータ24fへ出力する。取得した行にグループ番号が設定されていない場合(ステップS111,No)、読み上げデータ作成部22aは、ステップS113として、k番目の行の内容を一文で画像読み上げデータ24fへ出力する。ここで、一連の文とは、「そして」や「さらに」のように、文章の内容が継続していることを示す接続詞によって接続された複数の文章をいう。
画像読み上げデータ24fへの出力は、特定されたオブジェクトの種別や名前に、輪郭から導き出されるオブジェクトの形状、位置および範囲や、特徴データから導き出されるオブジェクトの色や、解析によって得られた人物の表情、性別、年代から導き出される表現等を組み合わせて行われる。画像読み上げデータ24fへの出力について、図2、図5および図6を参照しながらさらに詳しく説明する。
図6に示した「中央には、大きく富士山が写っています」という文T4は、オブジェクトOB4の解析結果を出力したものである。文T4は、名前として特定された「富士山」と、輪郭の位置と範囲から導き出される「中央」と「大きく」の語を組み合わせて出力されている。
また、「中央付近には、田中太郎さんと田中花子さんと男の子が笑顔で写っています」という文T5は、「G1」というグループ番号のグループにグループ分けされたオブジェクトOB1、OB2およびOB3の解析結果を出力したものである。文T5は、名前として特定された「田中太郎」および「田中花子」と、「人間」という種別と「男」という性別と「子供」という年代の組み合わせから導き出される「男の子」という語と、輪郭の位置から導き出される「中央付近」の語と、表情の解析結果である「笑顔」の語とを組み合わせて出力されている。文T7も同様である。
また、「左の方には、お寺のようなものがやや大きく写っています」という文T8は、オブジェクトOB10の解析結果を出力したものである。文T8は、種別として特定された「寺」と、輪郭の位置と範囲から導き出される「左の方」と「やや大きく」の語を組み合わせて出力されている。
なお、文T8において、「お寺が」ではなく「お寺のようなものが」となっているのは、OB10の確度が「60%」と比較的低いためである。このように、確度の値がある値よりも低いオブジェクトについては、「のようなもの」のような曖昧な表現とすることにより、聞き手に誤解を与える可能性を低くすることができる。確度が低いオブジェクトや種別を特定できなかったオブジェクトについては、「赤くて丸いもの」の様に、名前や種別ではなく形状や色でオブジェクトを特定して文を出力することとしてもよい。
ステップS112またはステップS113での出力を完了した後、読み上げデータ作成部22aは、ステップS114として、変数kに1を加算し、ステップS107以降を再実行する。また、ステップS110で、取得した行の内容を画像読み上げデータ24fへ出力済みであった場合も(ステップS110,Yes)、読み上げデータ作成部22aは、ステップS114として、変数kに1を加算し、ステップS107以降を再実行する。
そして、ステップS108で、k番目の行を取得できなかった場合や(ステップS108,No)、ステップS109で、取得した行の重要度の値が予め定められた所定値以下であった場合(ステップS109,No)、j番目の画像データのオブジェクトの内容の出力は完了したことになるので、読み上げデータ作成部22aは、ステップS115として、変数jに1を加算し、ステップS101以降を再実行する。
そして、変数jの値が電子メールに添付されている画像データの数より大きくなった場合、すなわち、全ての画像データのオブジェクトの内容の出力を完了していた場合(ステップS101,Yes)、読み上げデータ作成部22aは、データ出力処理を終了させる。
上述してきたように、本実施例では、電子メールに添付されている画像データに含まれるオブジェクトを解析した結果に基づいて画像読み上げデータ24fを作成し、画像読み上げデータ24fを音声で読み上げることとしたので、電子メールの本文だけでなく、電子メールに添付されている画像データの内容も音声で読み上げることができる。
なお、通信端末10の構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することができる。例えば、輪郭の内部のオブジェクトについてさらに詳細に解析して読み上げることとしてもよい。具体的には、ショートケーキの輪郭を抽出した場合、輪郭の内部の輪郭をさらに解析して、イチゴやスポンジを抽出し、読み上げることとしてもよい。
また、楽器のように音を出すオブジェクトや、猫のように鳴き声を出すオブジェクトが抽出された場合、単にオブジェクトの種別等を読み上げるだけでなく、楽器の音や鳴き声を効果音として再生することとしてもよい。また、オブジェクトとして森が抽出された場合に小鳥のさえずる音を再生するというように、抽出されたオブジェクトに対応する音や音楽の再生を音声での読み上げとともに行ってもよい。なお、再生する楽器の音、鳴き声、音楽等は、無線通信を介してダウンロードすることとしてもよい。
また、上述した実施例では、個人を特定するために、抽出した顔領域をアドレス帳データ24cの顔画像と照合することとしたが、顔領域の情報を無線通信を介してサーバへ送信して個人の特定をサーバに依頼することとしてもよい。依頼先のサーバは、会員が自らの顔画像をプロフィール情報として登録するSNS(Social Network Service)の機能を提供するサーバであってもよく、この場合、照合対象を依頼主の友人として登録されている会員に限定してもよい。
また、上述した実施例では、電子メールの本文を読み上げている最中に画像読み上げデータ24fを作成することとしたが、通信端末10が電子メールを受信した際や、通信端末10がアイドル状態にある場合等に、事前に画像読み上げデータ24fを作成しておくこととしてもよい。
また、図2に示した電子メールのように、本文T1、画像データP1、本文T2、画像データP2というように本文と画像データが交互に表示されるようになっている場合には、本文T1の読み上げ中に画像データP1の画像読み上げデータ24fを作成し、画像データP1の画像読み上げデータ24fの読み上げと本文T2の読み上げの最中に画像データP2の画像読み上げデータ24fを作成するというように、画像読み上げデータ24fの作成を画像データ毎に行ってもよい。
また、上述した実施例では、電子メールに添付された画像データの内容を読み上げることとしたが、電子メール以外の手段によって受信した画像データの内容を読み上げる場合にも本発明を適用することができる。
以上のように、本発明に係る通信端末およびメール読み上げ方法は、電子メールの読み上げに有用であり、特に、電子メールに添付された画像データの読み上げに適している。
10 通信端末
15 マイク
16 レシーバ
22 制御部
22a 読み上げデータ作成部
22b 音声読み上げ部
24 記憶部
24a メール読み上げプログラム
24b 電子メール
24c アドレス帳データ
24d 重要度判定データ
24e 解析データ
24f 画像読み上げデータ
26 通信部
26a アンテナ
28 操作部
30 音声処理部
32 表示部

Claims (11)

  1. 画像データが添付された電子メールを受信する通信部と、
    前記通信部によって受信された電子メールに添付された画像データを解析して、当該画像データに含まれるオブジェクトを音声で読み上げるための画像読み上げデータを作成するデータ作成部と、
    前記データ作成部によって作成された前記画像読み上げデータを音声で読み上げる音声読み上げ部と、
    を備えることを特徴とする通信端末。
  2. 前記データ作成部は、前記通信部によって受信された電子メールの本文を前記音声読み上げ部が読み上げている間に、当該電子メールに添付された画像データを解析して前記画像読み上げデータを作成し、
    前記音声読み上げ部は、前記本文の読み上げが完了した後に、前記データ作成部によって作成された前記画像読み上げデータを読み上げることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記データ作成部は、前記通信部によって受信された電子メールに添付された画像データを解析して、当該画像データに含まれるオブジェクトの特徴データを抽出し、抽出された特徴データを用いてサーバに問い合わせを行うことにより、前記オブジェクトの種別または名前を特定し、特定した前記種別または名前に基づき前記画像読み上げデータを作成することを特徴とする請求項1または2に記載の通信端末。
  4. 前記データ作成部は、前記通信部によって受信された電子メールに添付された画像データを解析して抽出された複数のオブジェクトの重要度を、それぞれのオブジェクトの種別、位置、範囲の少なくも1つに関する判定基準に基づいて判定し、重要度の高いオブジェクトから先に読み上げられるように前記画像読み上げデータを作成することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信端末。
  5. 前記データ作成部は、前記通信部によって受信された電子メールに添付された画像データを解析して抽出されたオブジェクトの種別または名前が当該電子メールの本文または件名に含まれるか否かを、オブジェクトの重要度を判定するための判定基準としてさらに用いることを特徴とする請求項4に記載の通信端末。
  6. 前記データ作成部は、前記通信部によって受信された電子メールに添付された画像データを解析することによってオブジェクトの1つとして抽出された人物の電子メールアドレスが当該電子メールの送信元アドレスと一致するか否かを、当該人物に対応するオブジェクトの重要度を判定するための判定基準としてさらに用いることを特徴とする請求項4または5に記載の通信端末。
  7. 前記データ作成部は、前記通信部によって受信された電子メールに複数の画像データが添付されている場合に、種別または名前が同一のオブジェクトが当該電子メールに添付された他の画像データから抽出されたか否かを、オブジェクトの重要度を判定するための判定基準としてさらに用いることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の通信端末。
  8. 前記データ作成部は、前記通信部によって受信された電子メールに添付された画像データを解析して抽出された複数のオブジェクトを、種別または名前と、重要度とに基づいてグループ分けし、同一のグループに属するオブジェクトが一つの文章または一連の文章として読み上げられるように前記画像読み上げデータを作成することを特徴とする請求項4から7のいずれか1項に記載の通信端末。
  9. 前記データ作成部は、前記通信部によって受信された電子メールに複数の画像データが添付されている場合に、当該複数の画像データの対応関係の説明を含む前記画像読み上げデータを作成することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の通信端末。
  10. 外部機器から画像データを受信する通信部と、
    前記通信部によって受信された画像データを解析して、当該画像データに含まれるオブジェクトを音声で読み上げるための画像読み上げデータを作成するデータ作成部と、
    前記データ作成部によって作成された前記画像読み上げデータを音声で読み上げる音声読み上げ部と、
    を備えることを特徴とする通信端末。
  11. 電子メールの受信機能を有する通信端末によって実行されるメール読み上げ方法であって、
    前記通信端末が、画像データが添付された電子メールを受信する受信ステップと、
    前記通信端末が、前記受信ステップにおいて受信された電子メールに添付された画像データを解析して、当該画像データに含まれる内容を音声で読み上げるための画像読み上げデータを作成するデータ作成ステップと、
    前記通信端末が、前記データ作成ステップにおいて作成された前記画像読み上げデータを音声で読み上げる音声読み上げステップと、
    を含むことを特徴とするメール読み上げ方法。
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