JP2011247979A - 撮影装置及び撮影距離取得方法 - Google Patents

撮影装置及び撮影距離取得方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011247979A
JP2011247979A JP2010119106A JP2010119106A JP2011247979A JP 2011247979 A JP2011247979 A JP 2011247979A JP 2010119106 A JP2010119106 A JP 2010119106A JP 2010119106 A JP2010119106 A JP 2010119106A JP 2011247979 A JP2011247979 A JP 2011247979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focal length
photographing
distance
lens
shooting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010119106A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Oishi
弘幸 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2010119106A priority Critical patent/JP2011247979A/ja
Publication of JP2011247979A publication Critical patent/JP2011247979A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】フォーカスレンズ位置から必要とする測定精度の撮影距離を取得する。
【課題を解決するための手段】フォーカスレンズ位置から撮影距離の測定値を取得する際に、まず撮影中の焦点距離f1の下でフォーカスレンズの位置から撮影距離を取得し、この撮影距離f1に対応した下限焦点距離と焦点距離f1とを比較する。焦点距離f1が下限焦点距離よりも短い場合には、焦点距離f1よりも望遠側で、下限焦点距離を焦点距離f2として、その焦点距離f2にズーム駆動する。焦点距離f2の下でフォーカスレンズの位置から撮影距離を取得し、これを測定値とする。撮影距離の取得後には、焦点距離f1に復帰させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、ズームタイプの撮影レンズを備えた撮影装置及び撮影距離取得方法に関するものである。
撮影装置から被写体までの距離である撮影距離を取得して、その撮影距離を撮影シーンの判別などの各種撮影処理に用いるカメラが知られている。撮影距離の取得手法として、被写体に合焦している撮影レンズのフォーカスレンズの位置(以下、フォーカスレンズ位置という)を検出し、そのフォーカスレンズ位置から撮影距離を取得するものが知られている(例えば特許文献1,2参照)。
フォーカスレンズ位置の検出には、フォーカスレンズ自体の位置をエンコーダによって直接に検出する構成の他、特許文献1のように、フォーカスレンズを移動させるためにパルスモータに供給した駆動パルスの個数から検出する構成が知られている。この構成では、特定の基準位置から、被写体に撮影レンズが合焦するフォーカスレンズ位置にフォーカスレンズを移動させるために要した駆動パルスの個数をカウントしている。
特開平11−196320号公報 特開2008−76444号公報
ところで、上記のようにパルスモータによってフォーカスレンズを移動する場合では、1個の駆動パルスがパルスモータに供給されるごとにフォーカスレンズは1ステップずつ光軸方向に移動する。このためフォーカスレンズが取り得るフォーカスレンズ位置は離散的なものとなり、フォーカスレンズ位置から検出される撮影距離も離散的なものとなる。したがって、フォーカスレンズ位置の1ステップの変化に対応した撮影レンズが合焦する被写体の距離の変化量よりも細かい分解能で撮影距離を取得することはできない。そして、その距離の変化量は、その被写体が遠いほど大きく近いほど小さく、また焦点距離が長いほど小さく焦点距離が短いほど大きくなる。
したがって、例えば撮影装置から遠い被写体を撮影対象としている場合では、撮影レンズの焦点距離が長いときには高い測定精度で撮影距離を取得することができるが、焦点距離が短いときには、十分な測定精度が得られないという問題があった。そして、測定精度が一定レベル以下に低下すると、その取得した撮影距離に基づいて行われる撮影処理が適切ではなくなるといった問題が生じる。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであって、必要とする測定精度を満たすように撮影距離を取得することができる撮影装置及び撮影距離取得方法を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために請求項1記載の撮影装置では、広角端と望遠端との間で焦点距離が変化されるとともに、フォーカスレンズの離散的な移動によりピントが調節される撮影レンズと、撮影レンズの焦点距離の変更するズーム駆動手段と、撮影レンズを通して得られる撮影光に基づいて、被写体に合焦するフォーカスレンズ位置にフォーカスレンズを移動させるフォーカス制御手段と、撮影レンズの焦点距離を検出する焦点距離検出手段と、被写体に合焦した状態でのフォーカスレンズ位置から撮影距離を検出する撮影距離検出手段と、撮影距離の測定値を取得する際に、撮影中の撮影レンズの焦点距離を第1の焦点距離として焦点距離検出手段から取得するとともに、その第1の焦点距離の下で撮影距離検出手段から得られる撮影距離を暫定的な撮影距離として取得し、第1の焦点距離が暫定的な撮影距離に対応して予め設定された必要な測定精度が得られる下限焦点距離以上か否かを判定し、第1の焦点距離が下限焦点距離以上の場合には、暫定的な撮影距離を測定値とし、下限焦点距離未満の場合には、暫定的な撮影距離に対応した下限焦点距離を第2の焦点距離として、この第2の焦点距離に一時的にしてから第1の焦点距離に復帰させるようにズーム駆動手段を制御するとともに、第2の焦点距離の下で撮影距離検出手段から得られる撮影距離を測定値とする測定値取得手段とを備えたものである。
請求項2記載の撮影装置では、測定値取得手段を、取得した第1の焦点距離が各撮影距離に対応した下限焦点距離のうちの最大の下限焦点距離以上である場合には、暫定的な撮影距離を取得せずに、最大の下限焦点距離を第2の焦点距離として、この第2の焦点距離に一時的にしてから第1の焦点距離に復帰させるようにズーム駆動手段を制御し、第2の焦点距離の下で前記撮影距離検出手段から得られる撮影距離を測定値とするものである。
請求項3記載の撮影装置では、第2の焦点距離とされている時の撮影画像中の主要被写体のサイズと、第2の焦点距離から第1の焦点距離に戻された後の撮影画像中の当該主要被写体のサイズとをそれぞれ検出し、検出した主要被写体の各サイズと、第1及び第2の焦点距離とに基づいて推測される撮影距離の変化に応じた測定値の補正を行う測定値補正手段を有するものである。
請求項4記載の撮影装置では、第2の焦点距離から第1の焦点距離に戻された直後の撮影画像中の主要被写体のサイズを検出するとともに、測定値を取得した時点から所定時間が経過したとき、または撮影シーンの一定レベルの変化が検出されたときに、第1の焦点距離下での撮影画像中の主要被写体のサイズを再検出し、検出した各主要被写体のサイズに基づいて推測される撮影距離の変化に応じた測定値の補正を行う測定値補正手段を有するものである。
請求項5記載の撮影装置では、第1の焦点距離とこの第1の焦点距離よりも長い第2の焦点距離との間で撮影レンズの焦点距離を変化させている間に、撮影画像を表示する表示画面に撮影画像中の被写体を第1の焦点距離のときと同じサイズで表示させるように、第1の焦点距離に対する撮影レンズの焦点距離の比率に応じた縮小率で撮影画像を縮小する表示画像処理手段を備えるものである。
請求項6記載の撮影装置では、表示画像処理手段を、フォーカスレンズ位置の移動にともなう撮影倍率の変化に応じて縮小率を補正するようにしたものである。
請求項7記載の撮影装置では、表示画像処理手段を、表示画面上における撮影画像中の被写体の表示位置が第1の焦点距離のときと同じ表示位置となるように、縮小した撮影画像の表示位置を決定するようにしたものである。
請求項8記載の撮影装置では、表示画像処理手段を、撮影レンズの焦点距離の変化にともなう撮影中心の移動による撮影範囲の変化に応じて表示位置を補正するようにしたものである。
請求項9記載の撮影装置では、第1の焦点距離とこの第1の焦点距離よりも短い第2の焦点距離との間で撮影レンズの焦点距離を変化させている間に、撮影画像を表示する表示画面に撮影画像中の被写体を第1の焦点距離のときと同じサイズで表示させるように、第1の焦点距離に対する撮影レンズの焦点距離の比率に応じたサイズ及び拡大率で撮影画像をトリミングした画像を拡大表示させる表示画像処理手段を備えたものである。
請求項10記載の撮影装置では、表示画像処理手段を、フォーカスレンズ位置の移動にともなう撮影倍率の変化に応じて拡大率を補正するようにしたものである。
請求項11記載の撮影装置では、表示画像処理手段を、表示画面上における撮影画像中の被写体の表示位置が第1の焦点距離のときと同じ表示位置となるように、トリミング範囲を決定するようにしたものである。
請求項12記載の撮影装置では、表示画像処理手段を、撮影レンズの焦点距離の変化にともなう撮影中心の移動による撮影範囲の変化に応じトリミング範囲を補正するようにしたものである。
請求項13記載の撮影距離取得方法では、撮影距離の測定値を取得する際に、撮影中の撮影レンズの焦点距離を第1の焦点距離として取得するとともに、その第1の焦点距離の下で被写体に合焦している撮影レンズのフォーカスレンズの位置に基づいて暫定的な撮影距離を取得する第1の取得ステップと、第1の焦点距離が暫定的な撮影距離に対応して予め設定された必要な測定精度が得られる下限焦点距離以上か否かを判定する判定ステップと、第1の焦点距離が下限焦点距離未満の場合に、暫定的な撮影距離に対応した下限焦点距離を第2の焦点距離として、この第2の焦点距離に一時的にしてから第1の焦点距離に復帰させる焦点距離変更ステップと、焦点距離変更ステップによって第2の焦点距離とされているときに、その第2の焦点距離の下で被写体に合焦している撮影レンズのフォーカスレンズの位置に基づいて撮影距離を取得する第2の取得ステップと、第1の焦点距離が下限焦点距離以上の場合には、暫定的な撮影距離を測定値とし、下限焦点距離未満の場合には、第2の取得ステップで得る撮影距離を測定値とする測定値取得ステップとを有するものである。
本発明によれば、フォーカスレンズの位置から撮影距離の測定値を取得する際に、撮影中の第1の焦点距離でのフォーカスレンズの位置から撮影距離を取得し、この撮影距離に対応して必要な測定精度が得られる下限焦点距離と第1の焦点距離との大小関係を調べ、その下限焦点距離よりも第1の焦点距離が短い場合に、必要とされる測定精度が得られる下限の焦点距離を第2の焦点距離として、その第2の焦点距離に一時的にしてから第1の焦点距離に復帰させるようにズーム駆動して、第2の焦点距離の下でのフォーカスレンズの位置から撮影距離を取得するようにしたので、必要とする測定精度の影距離の測定値をフォーカスレンズの位置から得ることができ、撮影距離を参照する各種撮影処理を適切に行うことができる。
本発明を実施したデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 マイクロコンピュータの機能を示す機能ブロックである。 撮影距離のゾーンと下限焦点距離との関係を示すグラフである。 撮影距離を取得する際の処理手順を示すフローチャートである。 主要被写体のサイズで測定値を補正する例のデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 主要被写体のサイズで測定値を補正する例におけるマイクロコンピュータの機能を示す機能ブロックである。 主要被写体のサイズの測定状態を示す説明図である。 主要被写体のサイズで測定値を補正する例の処理手順を示すフローチャートである。 測定値を補正する別の例の処理手順を示すフローチャートである。 取得した焦点距離が最大の下限焦点距離以上の場合に最大の下限焦点距離の下で撮影距離を取得する例の処理手順を示すフローチャートである。 望遠側に焦点距離を変更するときにLCDに表示される被写体のサイズが同じになるようにした例における表示状態を示す説明図である。 広角側に焦点距離を変更するときにLCDに表示される被写体のサイズが同じになるようにした例における表示状態を示す説明図である。 フォーカスレンズ位置と撮影倍率の関係の一例を示すグラフである。 望遠側に焦点距離を変更するときにLCDに表示される被写体の位置が同じになるようにした例における表示状態を示す説明図である。 広角側に焦点距離を変更するときにLCDに表示される被写体の位置が同じになるようにした例における表示状態を示す説明図である。
[第1実施形態]
本発明を実施したデジタルカメラの構成を図1に示す。このデジタルカメラ10は、所定の撮影処理を行う際に参照する撮影距離を撮影レンズのフォーカスレンズの位置であるフォーカスレンズ位置から取得するように構成されている。所定の撮影処理としては、撮影シーンを判別し、その撮影シーンに応じた撮影モードに自動的に設定する処理を行うが、これに限られるものではない。
マイクロコンピュータ11は、撮影装置10の各部を制御する。操作部12は、電源ボタンやズームボタン、レリーズボタン、モード切り替えダイアルなどから構成されている。マイクロコンピュータ11は、この操作部12からの各種操作信号に基づいて各部を制御し、撮影などのシーケンスを実行する。
レリーズボタンは、半押しと、この半押しからさらに押し込んだ全押しとの2段操作になっている。撮影モード下で、レリーズボタンを押圧操作していないときには、撮影画像がLCD14に連続的に表示される、いわゆるスルー画の表示が行われる。レリーズボタンが半押しとなると、静止画を撮影するための被写体輝度の測定、その被写体輝度に応じたシャッタ速度,絞り値を決定する処理やピント合わせなどが行われる。レリーズボタンが全押しとなると、静止画の撮影が行われ、画像データに変換されてから着脱自在なメモリカード15に記録される。
モード切替ダイアル操作により、上述のように撮影画像を静止画として撮影する撮影モードと、記録されている撮影画像の再生を行う再生モードとが選択できる。撮影モードには、各種の撮影シーンに応じたものが用意されており、さらにこのデジタルカメラ10には、上述のように撮影シーンを自動判別し、その撮影シーンに応じた撮影モードに自動的に設定する自動設定モードがある。自動設定モードでは、例えばスルー画の表示中に撮影シーンを判別する。
マイクロコンピュータ11には、ROM11a,RAM11bが内蔵されている。ROM11aには、マイクロコンピュータ11が各部を制御するためのプログラムやパラメータを書き込んであり、RAM11bは、処理に必要なデータ等が一時的に書き込まれるワークメモリとして用いられる。また、ROM11aには、撮影レンズ16の変倍レンズ17aの位置と焦点距離との関係、フォーカスレンズ位置と撮影距離とを対応づけた焦点距離ごとの情報や、後述する撮影距離のゾーンごとの下限焦点距離などが記憶されている。
撮影レンズ16は、操作部12のズームボタンの操作によって、最も焦点距離を長くした望遠端と、最も焦点距離を短くした広角端との間で焦点距離が変化するズームタイプになっている。この撮影レンズ16には、撮影レンズ16の焦点距離を調節するズーム機構17,ピントを調節するためのフォーカス機構18,絞り機構19が組み込まれている。
ズーム機構17は、変倍レンズ17aを撮影レンズ16の光軸方向に移動することによって焦点距離を変更する。このズーム機構17は、変倍レンズ17aの他に、パルスモータ17b、このパルスモータ17bの回転で変倍レンズ17aを移動させる移動機構17c等で構成される。変倍レンズ17aは、撮影レンズ16の望遠端に対応した望遠端変倍位置と、広角端に対応した広角端変倍位置との間で移動する。
フォーカス機構18は、フォーカスレンズ18aを撮影レンズ16の光軸方向に移動することにより、最短撮影距離と無限遠との間の距離範囲にある被写体に撮影レンズ16を合焦させる。このフォーカス機構18は、フォーカスレンズ18aの他に、パルスモータ18b、このパルスモータ18bの回転でフォーカスレンズ18aを移動させる移動機構18c等で構成される。フォーカスレンズ18aは、最短撮影距離に対応した最短レンズ位置と無限遠に対応した無限遠レンズ位置との間で移動される。
フォーカスレンズ18aは、パルスモータ18bによってステップ送りされるため、そのフォーカスレンズ位置は離散的なものとなる。このため撮影レンズ16は、合焦する距離が離散的に調節されることなるが、被写界深度などにより実用上の支障がないようにされている。なお、変倍レンズ17aも同様に、パルスモータ17bによってステップ送りされるため、撮影レンズ16の焦点距離は連続的に変化するのではなく、離散的に変化する。
撮影レンズ16のズーム機構17及びフォーカス機構18を構成する変倍レンズ17a,フォーカスレンズ18aは、いずれも1枚構成に限るものではなく、複数のレンズを移動させるものであってもよい。また、パルスモータの回転量とレンズの移動長とが一定の関係にあればよく、比例関係にある必要はない。
絞り機構19は、撮影レンズ16の光軸上に絞り開口を形成する絞り羽根19aやこれを駆動するアクチュエータ等から構成してあり、絞り開口の開口径を増減することにより、イメージセンサ21への入射光量を調節する。
各パルスモータ17b,18bは、レンズ駆動部22によって駆動される。レンズ駆動部22は、各パルスモータ17b,18bに供給する駆動パルスの個数をカウントしており、ズーム用のパルスモータ17bに供給するズーム駆動パルスの個数をカウントしたズーム駆動パルス数Czと、フォーカス用のパルスモータ18bに供給するフォーカス駆動パルスの個数をカウントしたフォーカス駆動パルス数Cfとをマイクロコンピュータ11に送る。
ズーム駆動パルス数Czのカウントは、例えば変倍レンズ17aが広角端変倍最短位置に向かって移動されるときのズーム駆動パルスの個数を加算し、望遠端変倍位置に向かって移動されるときのズーム駆動パルスの個数を減算する。これにより、ズーム駆動パルス数Czから変倍レンズ17aのレンズ位置、すなわち焦点距離を特定できるようにしてある。
フォーカス駆動パルス数Cfについても同様であり、例えばフォーカスレンズ18aが最短レンズ位置に向かって移動されるときのフォーカス駆動パルスの個数を加算し、無限遠レンズ位置に向かって移動されるときのフォーカス駆動パルス数を減算する。これにより、例えば無限遠レンズ位置を基準位置として、フォーカスレンズ位置をフォーカス駆動パルス数Cfから特定できるようにしてある。
イメージセンサ21は、例えばCCD型のものを用いており、その受光面に多数の受光素子が設けられている。このイメージセンサ21は、ドライバ23からの各種駆動信号により駆動され、撮影レンズ16によって受光面に結像される被写体像(撮影画像)を光電変換した画像信号を出力する。なお、イメージセンサ21としては、CCD型に限るものではなく、CMOS型等でもよい。
イメージセンサ21からの画像信号は、アナログ信号処理部24に送られる。アナログ信号処理部24は、CDS回路,AMP回路から構成してあり、画像信号に対して相関二重サンプリング,信号増幅を行って、A/D変換器25に送る。A/D変換器25は、画像信号をデジタル変換して画像データを出力する。A/D変換器25からの画像データは、画像処理部26に送られる。画像処理部26は、画像データに対して、色補間,γ補正,ホワイトバランス補正,YC変換、画像のデータ圧縮・伸長等の各種の画像処理を行う。
メディア制御部27は、メモリカード15のデータの書き込み及び読み出しを制御する。記録すべき撮影画像の画像データは、画像処理部26によって各種処理が施されてから、メディア制御部27に送られて、メモリカード15に書き込まれる。また、再生時には、メディア制御部27によってメモリカード15から画像データが読み出される。
表示制御部28には、表示手段としてのLCD(液晶ディスプレイ)14に表示すべき撮影画像の画像データが画像処理部26から入力される。表示制御部28は、入力される画像データに基づいて、LCD14を駆動する。これにより、LCD14に撮影画像を表示する。撮影モード下では、イメージセンサ21による露光が繰り返され、画像処理が施された画像データが次々に表示制御部28に送られる。これにより、スルー画がLCD14に表示される。また、再生モード下では、メモリカード15から読み出されてデータ伸張された画像データが表示制御部28に送られるから、メモリカード15に記録されている撮影済みの撮影画像がLCD14に表示される。
AE検出部29は、A/D変換器25からの画像データに基づいて、被写体輝度の検出を行う。検出した被写体輝度は、マイクロコンピュータ11に送られる。マイクロコンピュータ11は、被写体輝度に基づいてイメージセンサ21のシャッタ速度,絞り機構19の絞り値を決定し、制御する。これにより、撮影画像が適正な露光量で撮影されるようにしている。
AF検出部31は、マイクロコンピュータ11,フォーカス機構18,レンズ駆動部22とともにフォーカス制御手段を構成している。このAF検出部31は、撮影レンズ16のピント合せのために、A/D変換器25からの画像データを用いて、撮影画像の高周波成分を抽出し、その高周波成分を積算したAF評価値をマイクロコンピュータ11に出力する。マイクロコンピュータ11は、AF評価値が最大、すなわち、撮影画像のコントラストが最大となる合焦位置(フォーカスレンズ位置)の検出を行って、その合焦位置となるように、レンズ駆動部22を介してフォーカス機構18を作動させて、被写体に撮影レンズ16を合焦させる。
なお、この例では、撮影レンズを通して得られる撮影画像のコントラストを用いたコントラスト検出方式でピント調節を行うが、この他にも位相差検出方式など撮影レンズ16を通した撮影光に基づいてピント調節を行う各種方式を用いることができる。
ストロボ発光部32は、静止画の露光に同期してストロボ光を被写体に向けて照射する。ストロボ発光部32のストロボ発光は、例えば撮影モードや撮影シーンに応じてマイクロコンピュータ11によって制御される。
図2に示すように、マイクロコンピュータ11は、焦点距離検出手段41、撮影距離検出手段42、測定値取得手段43、モード制御手段44として機能する。焦点距離検出手段41は、ズーム駆動パルス数Czから撮影レンズ16の焦点距離を検出する。撮影距離検出手段42は、撮影レンズ16が被写体に合焦している状態でのフォーカス駆動パルス数Cfからフォーカスレンズ位置を特定し、このフォーカスレンズ位置と焦点距離検出手段41で検出される焦点距離とから撮影レンズ16が合焦している被写体の撮影距離を検出する。
測定値取得手段43は、撮影距離の測定値を取得しようとする時点で撮影中の撮影レンズ16の焦点距離f1を焦点距離検出手段41から取得するとともに、その焦点距離f1の下で撮影距離検出手段42から得られる撮影距離を撮影距離L1として取得する。この撮影距離L1は、暫定的な撮影距離である。測定値取得手段43は、撮影距離L1に対応して予め決められた下限焦点距離と焦点距離f1との大小関係を調べる判定処理を行う。
上記判定処理で、焦点距離f1が下限焦点距離以上である場合には、焦点距離f1の下で必要な測定精度が得られるものとして撮影距離L1を撮影距離の測定値とする。一方、上記判定処理で焦点距離f1が下限焦点距離未満である場合には、焦点距離f1の下で必要な測定精度が得られないものと判定される。この判定の場合には、測定値取得手段43は、その下限焦点距離を焦点距離f2として、一時的に撮影レンズ16を焦点距離f2とした後に焦点距離f1に戻すようにズーム制御信号をレンズ駆動部22に送る。また、この制御で焦点距離f2となっている間に撮影距離検出手段42で得られる撮影距離L2を取得し、この撮影距離L2を測定値とする。
なお、上記の判定処理は、撮影距離L1に対応して予め設定された必要な測定精度が焦点距離f1の下で得られるか否かの判定を行うものであり、判定手法は、そのような判定を行うことができれば上記の各焦点距離の比較によるものに限られない。例えば、各撮影距離に対して必要な測定精度を予め設定しておくとともに、各焦点距離と得られる測定精度とを対応付けておき、焦点距離f1に対応した測定精度と、撮影距離L1に対応した測定精度との大小関係を比較してもよい。また、焦点距離f1が下限焦点距離未満である場合に、測定精度を得る上では撮影レンズを下限焦点距離よりも長い焦点距離にしてもよい。
モード制御手段44は、自動設定モードの際に、撮影シーンを判別して、各種の撮影モード、例えば記念写真モード、ポートレートモード、夜景モード、風景モード、接写モードなどのから最適な撮影モードを選択する。モード制御手段44は、撮影シーンを判別する際に、測定値取得手段43で取得される撮影距離の測定値を参照する。
図3に一例を示すように、撮影レンズ16が合焦する距離範囲は、ゾーンZ1〜Z4に分割してあり、各々のゾーンZ1〜Z4に対して、下限焦点距離を設定してある。最短撮影距離から1mの距離範囲のゾーンZ1には、広角端の焦点距離である下限焦点距離G1が設定されている。また、1mから2mの距離範囲のゾーンZ2には、広角端よりも長い下限焦点距離G2が、2mから5mの距離範囲のゾーンZ3には、下限焦点距離G2よりも長い下限焦点距離G3(G3>G2)がそれぞれ設定されている。さらに、距離5m以上の範囲のゾーンZ4には、下限焦点距離G3よりも長く望遠端の焦点距離G5よりも短い下限焦点距離G4(G5>G4>G3)が設定されている。
下限焦点距離は、それに対応するゾーン内の各距離を測定するのに必要とされる測定精度が得られる最も短い焦点距離に設定してある。必要な測定精度は、撮影距離の測定値を使用する撮影処理の内容などに応じて決められる。前述のように、フォーカス駆動パルスの1パルス当たりの撮影距離の変化量が大きいと撮影距離の測定精度が低くい。また、測定しようとする距離が遠いほど、また焦点距離が短いほど測定精度が低くなり、逆に測定しようとする距離が近いほど、また焦点距離が長いほど測定精度が高くなる。これらを考慮して、各ゾーンに対する下限焦点距離を決めている。
なお、測定しようとする距離(撮影距離L1)と必要とする測定精度に対応付けの手法や必要な精度が得られるか否かの判定手法などは、上記のものに限られない。例えば、撮影レンズのフォーカスレンズ位置から取得し得る各撮影距離のそれぞれについて、必要とする測定精度を設定しそれに対応する下限焦点距離を決めておいてもよい。また、撮影距離L1に合焦しているフォーカスレンズ位置からフォーカスレンズ18aが1ステップ分移動したときに変化する合焦する距離が、撮影距離L1の10%以内であるときに、必要とする測定精度が得られるものとし、フォーカスレンズ18aが1ステップ分移動したときに変化する合焦する距離が撮影距離L1の10%以内となる最も短い焦点距離を焦点距離得f2とするようにしてもよい。
次に上記構成の作用について説明する。デジタルカメラ10を撮影モードとすると、一定の周期でイメージセンサ21による撮影が繰り返し行われ、それによって得られる画像データが順次に表示制御部28に送られることによりLCD14にスルー画の表示が行われる。
スルー画表示が開始されると、A/D変換器25からの画像データから作成されるAF評価値に基づいて、マイクロコンピュータ11からのフォーカス制御信号がレンズ駆動部22に送られる。フォーカス制御信号に応じてレンズ駆動部22からフォーカス駆動パルスがパルスモータ18bに供給され、これによりパルスモータ18bが駆動されることでフォーカスレンズ18aが光軸に沿って移動される。この移動中にAF評価値が最大となるフォーカスレンズ位置が求められ、そのAF評価値が最大となるフォーカスレンズ位置となるようにフォーカスレンズ18aが移動される。
AF評価値が変化するなどして撮影距離に変化があったことが検出されると、フォーカス制御信号に応じたフォーカス駆動パルスがパルスモータ18bに供給され、フォーカスレンズ18aが移動されてAF評価値が最大となるフォーカスレンズ位置が再び求められる。そして、そのフォーカスレンズ位置となるようにフォーカスレンズ18aが移動される。このようにして、スルー画の表示中には、撮影距離の変化に追従して撮影レンズ16のピント調節が継続的に行われる。なお、撮影レンズ16のピント合わせの手法は、これまでのデジタルカメラと同様である。
撮影レンズ16の焦点距離を変更するときには、操作部12のズームボタンを操作する。このズーム操作を行うと、マイクロコンピュータ11の制御の下でレンズ駆動部22からズーム駆動パルスがパルスモータ17bに供給され、変倍レンズ17aが光軸に沿ってズーム操作に応じた方向に移動する。これにより、広角端と望遠端との間で撮影レンズ16の焦点距離が変更される。
操作部12のモード選択ダイアルを操作して自動設定モードすると、撮影シーンを判別するために撮影距離の測定値を取得する処理が開始される。図4に示すように、測定値を取得する処理が開始されると、まずレンズ駆動部22からのズーム駆動パルス数Czがマイクロコンピュータ11に取得され、このズーム駆動パルス数Czに基づいて現在の撮影レンズ16の焦点距離f1が特定・取得される。続いて、撮影レンズ16が被写体に合焦している状態でのフォーカス駆動パルス数Cfがレンズ駆動部22からマイクロコンピュータ11によって取得される。このフォーカス駆動パルス数Cfと先に取得した焦点距離f1とから、暫定的な撮影距離として撮影距離L1が特定・取得される。
焦点距離f1と撮影距離L1との取得後、判定処理が行われる。まず撮影距離L1を含むゾーがゾーンZ1〜Z4から特定され、その特定されたゾーンに対応付けてある下限焦点距離が取得される。そして、この下限焦点距離と焦点距離f1とが比較される。この比較で、焦点距離f1が下限焦点距離以上であるときには、撮影距離L1が撮影距離の測定値とされる。
一方、上記比較で、焦点距離f1が下限焦点距離未満であるときには、その下限焦点距離を焦点距離f2として、焦点距離f2に撮影レンズ16を変更するためのズーム制御信号がマイクロコンピュータ11からレンズ駆動部22に送られる。このズーム制御信号に応答して、レンズ駆動部22からズーム駆動パルスが送出されることにより、変倍レンズ17aが移動して、撮影レンズ16が焦点距離f2となる。
撮影レンズ16が焦点距離f2となった後にも、前述のようにAF評価値に基づくフォーカスレンズ位置ガ行われており、撮影レンズ16が被写体に合焦するように制御されている。そして、この焦点距離f2の下で撮影レンズ16が被写体に合焦している状態におけるフォーカス駆動パルス数Cfがマイクロコンピュータ11によってレンズ駆動部22から取得され、そのフォーカス駆動パルス数Cfと焦点距離f2とから、これらに対応する撮影距離L2が特定されて、その撮影距離L2が撮影距離の測定値とされる。
撮影距離L2の取得後には、焦点距離f1に復帰するようにフォーカス制御信号がレンズ駆動部22に与えられることにより、フォーカスレンズ18aが移動されて撮影レンズ16が焦点距離f1に戻される。
例えば、撮影距離L1が「1.5m」であり、撮影レンズ16の焦点距離f1が「G1」であった場合、撮影距離L1はゾーンZ2であり、このゾーンZ2に対応する下限焦点距離は「G2」(>G1)となる。したがって、この場合には、「焦点距離f1<下限焦点距離G2」の関係となって、撮影距離L1を測定するときに必要な測定精度が焦点距離f1では得られないので、焦点距離f2としての下限焦点距離G2まで望遠側に焦点距離が増大される。そして、その下限焦点距離G2の下でのフォーカス駆動パルス数Cfに基づいて撮影距離L2が取得され、これが撮影距離の測定値とされる。
また、撮影距離L1が「4m」であり、撮影レンズ16の焦点距離f1が「G4」であった場合、撮影距離L1はゾーンZ3であり、このゾーンZ3に対応する下限焦点距離は「G3」(<G4)となる。したがって、この場合には、「焦点距離f1>下限焦点距離G3」の関係となり、撮影距離L1を測定するときに必要な測定精度が焦点距離f1で得られるので、焦点距離f2への変更を行うことなく、撮影距離L1が撮影距離の測定値とされる。
上記のようにして撮影距離の測定値を取得すると、その測定値を参照して撮影シーンの判別が行われる。この撮影シーンの判別で用いられる撮影距離の測定値は、距離に応じた測定精度が得られるようにされているので、撮影距離に起因する撮影シーンの判別の間違いが少ない。
[第2実施形態]
第2実施形態は、撮影距離の測定値の補正を行うようにしたものである。なお、以下に説明する他は、第1実施形態と同様であり、実質的に同じ部材には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図5に示すように、主要被写体検出部51は、撮影画像から主要被写体を検出し、その領域を主要被写体領域としてAF検出部31,サイズ検出部52に送る。AF検出部31は、主要被写体検出部51からの主要被写体領域を、AF領域として、その領域内のAF評価値を算出する。したがって、撮影レンズ16は、マイクロコンピュータ11により主要被写体に合焦するように制御される。主要被写体としての検出は、個々の被写体のサイズ、距離など各種の要素に基づいて、または各要素を組み合わせて検出することができるが、撮影画面の中心のものを主要被写体として検出するようにしておくことが好ましい。
サイズ検出部52は、主要被写体領域のサイズ、例えば横幅(画素数)を検出して、これを主要被写体サイズとしてマイクロコンピュータ11に送る。この主要被写体サイズは、撮影距離を補正する際に用いられる。
図6において、測定値補正手段54は、焦点距離f1が撮影距離L1に対応した下限焦点距離よりも短い場合に、測定値取得手段43で取得された測定値(=撮影距離L2)を補正する。この補正は、焦点距離f2から焦点距離f1に変化させている間の被写体とデジタルカメラ10との相対的な距離の変化を考慮したものであり、サイズ検出部52によって検出される撮影画像中の主要用被写体サイズの変化を利用して行う。
図7(a)に示すように、同一の主要被写体について、焦点距離f2のときの主要被写体サイズS2、図7(b)に示すように、焦点距離f2から焦点距離f1に復帰したときの主要被写体サイズS1としたときに、測定値補正手段54は、次の式(1)によって、撮影距離L3を求め、この撮影距離L3を補正された測定値とする。なお、焦点距離f1が撮影距離L1に対応した下限焦点距離以上の場合には、測定値補正手段54による補正は行わない。
L3=(L2・S2)/[S1・(f2/f1)] ・・・(1)
この例によれば、図8に示すように、焦点距離f2の下で撮影距離L2を取得した時に主要被写体サイズS2を、また焦点距離f2から焦点距離f1に復帰した時に主要被写体サイズS1を、主要被写体検出部51によって検出されている同一の主要被写体について取得する。そして、それら取得した主要被写体サイズS2,S1、焦点距離f2,f1を用いて撮影距離L2を補正し、補正された測定値とする撮影距離L3を求める。これにより、撮影レンズ16が焦点距離f2から焦点距離f1に戻るまでのタイムラグを考慮して、精度を向上させた測定値を取得できる。
[第3実施形態]
第3実施形態は、撮影距離の測定値の補正を行う別の例である。なお、以下に説明する他は、第2実施形態と同様である。
図9に示すように、この例では、まず上記第2の実施形態と同様にして測定値の取得処理を行う。また、焦点距離f1が撮影距離L1に対応した下限焦点距離以上の場合では、撮影距離L1を取得した時点で主要被写体サイズS1を取得するとともに、この時点からの経過時間の計測を開始する。一方、焦点距離f1が撮影距離L1に対応した下限焦点距離未満の場合では、焦点距離f1に復帰した時点で主要被写体サイズS1を取得するとともに、その時点からの経過時間の計測を開始する。これにより、いずれの場合にも、測定値の実際の測定時、または補正によって測定値を仮想的に測定した測定時を基準にした経過時間の測定を開始する。
レリーズボタンの半押しに応答して、撮影シーンの判別を行うようにされており、測定時よりレリーズボタンが半押しされた時点までの経過時間が所定時間以上となっているか、輝度変化が一定レベル以上変化してシーンの変化が検出されているときには、レリーズボタンが半押しとなった時点で主要被写体サイズS1を取得した同一の主要被写体の主要被写体サイズS3を取得する。このような経過時間やシーンの変化に基づく判定は、撮影距離の変化があったことが推測される場合に補正を行うようにするためである。なお、シーン変化は、撮影画像の輝度変化の他に、フォーカスレンズ位置から取得される撮影距離や、撮影画像中に検出される顔画の検出結果に基づいて検出してもよい。
先に取得した主要被写体サイズS1と、今回取得した主要被写体サイズS3とを用いて、それまでに取得された測定値M1を、次の式(2)に適用して、補正された撮影距離の測定値M2を求める。この式(2)では、同一焦点距離f1の下での、同一主要被写体のサイズ比に基づいて、測定値を補正している。
M2=M1/(S1/S3) ・・・(2)
そして、補正された測定値を用いて撮影シーンの判別を行っている。これによれば、撮影距離を測定してからある程度の時間が経過してからも、焦点距離の変更を行うことなくその経過時間を考慮した撮影距離の測定値が得られる。撮影距離があまり変化しない被写体を撮影する際に有利である。
この例では、撮影距離L2を補正して得られる測定をさらに補正しているが、焦点距離f2での主要被写体サイズS2と今回の焦点距離f1の下での主要被写体サイズS3とのサイズ比と、焦点距離f2と焦点距離f1との焦点距離の比とに基づいて、焦点距離f2の下で得られた撮影距離L2を補正してもよい。
[第4実施形態]
第4実施形態は、焦点距離f1が予め設定されている最大の下限焦点距離以上の場合に、その最大の下限焦点距離にまでズーム駆動して撮影距離を取得するものである。なお、以下に説明する他は、第2実施形態と同様である。
この例では、図10に示すように、焦点距離f1を取得した後で撮影距離を取得する前に、各下限焦点距離のうちで最も長い焦点距離である最大の下限焦点距離fuと比較する。この比較において、焦点距離f1が最大の下限焦点距離fu未満であるときには、他の実施形態と同様に、フォーカスレンズ位置から撮影距離L1を取得して判定処理が行われる。一方、焦点距離f1が最大の下限焦点距離fu以上であるときには、最大の下限焦点距離fuを焦点距離f2とし、撮影レンズ16の焦点距離を広角端に向けてズーム駆動し、一時的に最大の下限焦点距離fuにする。そして、この最大の下限焦点距離fuの下で合焦状態にして撮影距離L2を取得する。これにより、いずれの撮影距離においても必要とする測定精度が得られる焦点距離のうちでも最も短い焦点距離の下で撮影距離が取得される。
ところで、焦点距離が長くなるほど、測定精度が高くなるが、フォーカスレンズ位置の1ステップの変化に対応した撮影レンズ16が合焦する被写体の距離の変化量が小さくなり、その結果として合焦位置の検出からフォーカスレンズ16aの合焦位置への移動に要する時間が長くなって撮影距離を取得できる状態になるまで長い時間がかかる。このため、焦点距離f1が最大の下限焦点距離fuよりも大きければ、いずれの撮影距離に対しても測定精度に余裕があるが撮影距離の取得時間が長時間化してしまう。しかし、上記のように撮影距離L2を取得することにより、必要とする測定精度を確保した上で撮影距離を取得するのに要する時間を短縮することができる。
上記各実施形態のように必要な測定精度を得るために撮影レンズの焦点距離を望遠側にし、あるいは撮影距離の取得に要する時間を短縮するために広角側に変更した場合、その撮影レンズで撮影される撮影画像をLCD等の表示手段に表示すると、表示される範囲や被写体の大きさが変化するための撮影者に違和感を与える。そこで、撮影レンズの焦点距離を変更しているときに、撮影者に違和感を与えないようにするための画像処理を行うのがよい。
図11は、撮影レンズ16を望遠側にズーム駆動する場合の表示例であり、焦点距離f1と焦点距離f2(>f1)との間で焦点距離を変更する際に、LCD14上に表示されている被写体のサイズが変化しないようにしている。図11(a),(c)は、撮影レンズ16を通してイメージセンサ21で撮影される撮影画像61を示しており、図11(b),(d)は、LCD14に表示されている表示画像62を示している。また、図11(a),(b)は、焦点距離f1の場合であり、図11(c),(d)は焦点距離f2の場合である。なお、符号63では、表示画像62の縮小にともなって生じる画像が表示されない領域である。
この例では、表示画像処理手段として機能する画像処理部26により撮影レンズ16の焦点距離に応じた撮影画像の縮小処理が行われる。撮影レンズ16が焦点距離f1から焦点距離f2に向けて増大されるときには、撮影範囲は徐々に狭くなり、図11(a)に示される状態から図11(c)に示されるように、撮影画像61中の被写体像が徐々に大きくなる。
画像処理部26は、撮影画像61中の被写体像のサイズ変化を打ち消すように、焦点距離の増大にしたがって表示画像62の縮小率を徐々に大きくする。また、撮影レンズ16が焦点距離f2から焦点距離f1に向けて変更されるときには、上記とは逆に焦点距離の減少にしたがって表示画像62の縮小率を徐々に小さくする。これにより、図11(b)及び図11(d)に示されるように、撮影レンズ16が焦点距離f1と焦点距離f2との間で変化するときであっても、LCD14上に表示される表示画像62中の被写体像のサイズが変化しない。なお、撮影レンズ16の焦点距離は、ズーム駆動パルス数Czに基づいて検出される。
図12は、広角側にズーム駆動する場合の表示例である。図12(a),(c)は、撮影レンズ16を通してイメージセンサ21で撮影されている撮影画像61を、図12(b),(d)は、LCD14に表示されている表示画像62を示しており、図12(a),(b)は焦点距離f1の場合であり、図12(c),(d)は焦点距離f2(<f1)の場合を示している。
この場合には、画像処理部26により撮影レンズ16の焦点距離に応じた撮影画像の切り抜き処理と、拡大処理が行われる。撮影レンズ16が焦点距離f1から焦点距離f2に向けて減少されるときには、撮影範囲が徐々に広がり、図12(a)に示される状態から図12(c)に示されるように撮影画像61中の被写体像が徐々に小さくなる。
このときに、画像処理部26は、撮影画像61に対するトリミング範囲61aを焦点距離の減少にしたがって徐々に小さくしながら、トリミング範囲61aの画像を切り抜くトリミング処理を行う。そして、その切り抜いた画像が元の撮影画像61のサイズとなるように拡大し、すなわち焦点距離の増大にしたがって拡大率を増大させて、その拡大した画像をLCD14に表示画像62として表示する。また、撮影レンズ16が焦点距離f2から焦点距離f1に向けて変更されるときには、上記とは逆に焦点距離の増大にしたがって、トリミング範囲を徐々に大きくしながら、拡大率を徐々に小さくする。これにより、図12(b)及び図12(d)に示されるように、撮影レンズ16が焦点距離f1と焦点距離f2との間で変化するときであっても、LCD14上に表示される被写体像のサイズが変化しない。
図13に一例を示すように、フォーカスレンズ位置の移動により撮影倍率が変化することがある。このため上記のように撮影画像の拡大や表示を行う際には、合焦となるフォーカスレンズ位置の移動にともなう撮影倍率の変化を考慮して拡大率や縮小率を決定するのがよい。例えば焦点距離f1から望遠側の焦点距離f2に撮影レンズの焦点距離が変化するときに、実際の撮影距離が変化しない場合であっても、焦点距離f2に変化することにより、合焦と判断されるフォーカスレンズ位置が焦点距離f1のときから移動することがあるから、そのような場合にフォーカスレンズ位置の移動前の撮影倍率に対する移動後の撮影倍率を考慮した拡大率や縮小率とする。
撮影レンズ16の焦点距離を変化させたときに、撮影画面の中心が移動する場合には、画像処理を行って表示画面上での被写体位置が変わらないようにするのがよい。例えば画像処理部26により、焦点距離f1のときのLCD14上に表示されている表示画像の表示位置を基準にして、焦点距離が焦点距離f1から変化したときにも、表示画像中の被写体の位置が変化しないように画像処理を行う。
具体的には、画像処理部26には、望遠端変倍位置を基準にした変倍レンズ17aのレンズ位置ごと、すなわち焦点距離ごとに撮影画面の中心位置のズレ量が記憶されている。画像処理部26は、この記憶された焦点距離ごとのズレ量と、ズーム駆動パルス数Czから検出される撮影レンズ16の焦点距離とに基づいて、焦点距離f1から焦点距離を変化させたときの表示画像の移動と移動方向を打ち消すように処理をして表示画像を表示させる。
図14は、焦点距離を望遠側に駆動する場合の表示例である。図14(a),(c)は、撮影レンズ16を通してイメージセンサ21で撮影されている撮影画像61を、図14(b),(d)は、LCD14に表示されている表示画像62を示しており、図14(a),(b)は焦点距離f1の場合であり、図14(c),(d)は焦点距離f2(>f1)の場合を示している。
この例では、焦点距離f2のときでは、焦点距離f1のときと比べて、撮影範囲が右方向にずれ、結果的に撮影画像61は左方向に長さΔC1だけずれている。この場合には、焦点距離f1と焦点距離f2との比に応じて縮小された表示画像62を右方向に長さΔC2だけずらしてLCD14上に表示する。長さΔC2は、長さΔC1と表示画像62の縮小率によって決められる。これにより、LCD14上での被写体像の位置が変化しないようにしている。
図15は、焦点距離を広角側に駆動する場合の表示例である。図15(a),(c)は、撮影レンズ16を通してイメージセンサ21で撮影されている撮影画像61を、図15(b),(d)は、LCD14に表示されている表示画像62を示しており、図15(a),(b)は焦点距離f1の場合であり、図15(c),(d)は焦点距離f2(<f1)の場合を示している。
この例では、焦点距離f2のときでは、焦点距離f1のときと比べて、撮影範囲が右方向にずれ、結果的に撮影画像61は左方向に長さΔC3だけずれている。この場合には、撮影画像61のずれと同じ方向と同じずれ量で切り抜き処理の際のトリミング範囲61aをずらし、そのトリミング範囲61aの画像を拡大して表示画像62として表示している。これにより、LCD14上での被写体像の位置が変化しないようにしている。
なお、上記図14,図15の例では、いずれも左右方向にずれが生じる場合について説明したが、垂直方向のずれも同様に処理すればよい。
10 デジタルカメラ
11 マイクロコンピュータ
14 LCD
16 撮影レンズ
17a 変倍レンズ
18a フォーカスレンズ
26 画像処理部
31 AF検出部
41 焦点距離検出手段
42 撮影距離検出手段
43 測定値取得手段
54 測定値補正手段

Claims (13)

  1. 広角端と望遠端との間で焦点距離が変化されるとともに、フォーカスレンズの離散的な移動によりピントが調節される撮影レンズと、
    前記撮影レンズの焦点距離の変更するズーム駆動手段と、
    撮影レンズを通して得られる撮影光に基づいて、被写体に合焦するフォーカスレンズ位置にフォーカスレンズを移動させるフォーカス制御手段と、
    撮影レンズの焦点距離を検出する焦点距離検出手段と、
    被写体に合焦した状態でのフォーカスレンズ位置から撮影距離を検出する撮影距離検出手段と、
    撮影距離の測定値を取得する際に、撮影中の撮影レンズの焦点距離を第1の焦点距離として前記焦点距離検出手段から取得するとともに、その第1の焦点距離の下で前記撮影距離検出手段から得られる撮影距離を暫定的な撮影距離として取得し、第1の焦点距離が暫定的な撮影距離に対応して予め設定された必要な測定精度が得られる下限焦点距離以上か否かを判定し、第1の焦点距離が下限焦点距離以上の場合には、暫定的な撮影距離を測定値とし、下限焦点距離未満の場合には、暫定的な撮影距離に対応した下限焦点距離を第2の焦点距離として、この第2の焦点距離に一時的にしてから第1の焦点距離に復帰させるように前記ズーム駆動手段を制御するとともに、第2の焦点距離の下で前記撮影距離検出手段から得られる撮影距離を測定値とする測定値取得手段とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 前記測定値取得手段は、取得した第1の焦点距離が各撮影距離に対応した下限焦点距離のうちの最大の下限焦点距離以上である場合には、暫定的な撮影距離を取得せずに、最大の下限焦点距離を第2の焦点距離として、この第2の焦点距離に一時的にしてから第1の焦点距離に復帰させるように前記ズーム駆動手段を制御し、第2の焦点距離の下で前記撮影距離検出手段から得られる撮影距離を測定値とすることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記第2の焦点距離とされている時の撮影画像中の主要被写体のサイズと、第2の焦点距離から第1の焦点距離に戻された後の撮影画像中の当該主要被写体のサイズとをそれぞれ検出し、検出した主要被写体の各サイズと、第1及び第2の焦点距離とに基づいて推測される撮影距離の変化に応じた測定値の補正を行う測定値補正手段を有することを特徴とする請求項1または2記載の撮影装置。
  4. 第2の焦点距離から第1の焦点距離に戻された直後の撮影画像中の主要被写体のサイズを検出するとともに、測定値を取得した時点から所定時間が経過したとき、または撮影シーンの一定レベルの変化が検出されたときに、第1の焦点距離下での撮影画像中の主要被写体のサイズを再検出し、検出した各主要被写体のサイズに基づいて推測される撮影距離の変化に応じた測定値の補正を行う測定値補正手段を有することを特徴とする請求項1または2記載の撮影装置。
  5. 第1の焦点距離とこの第1の焦点距離よりも長い第2の焦点距離との間で撮影レンズの焦点距離を変化させている間に、撮影画像を表示する表示画面に撮影画像中の被写体を第1の焦点距離のときと同じサイズで表示させるように、第1の焦点距離に対する撮影レンズの焦点距離の比率に応じた縮小率で撮影画像を縮小する表示画像処理手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載の撮影装置。
  6. 前記表示画像処理手段は、フォーカスレンズ位置の移動にともなう撮影倍率の変化に応じて前記縮小率を補正することを特徴とする請求項5記載の撮影装置。
  7. 前記表示画像処理手段は、表示画面上における撮影画像中の被写体の表示位置が第1の焦点距離のときと同じ表示位置となるように、縮小した撮影画像の表示位置を決定することを特徴とする請求項5または6記載の撮影装置。
  8. 前記表示画像処理手段は、撮影レンズの焦点距離の変化にともなう撮影中心の移動による撮影範囲の変化に応じて表示位置を補正することを特徴とする請求項7記載の撮影装置。
  9. 第1の焦点距離とこの第1の焦点距離よりも短い第2の焦点距離との間で撮影レンズの焦点距離を変化させている間に、撮影画像を表示する表示画面に撮影画像中の被写体を第1の焦点距離のときと同じサイズで表示させるように、第1の焦点距離に対する撮影レンズの焦点距離の比率に応じたサイズ及び拡大率で撮影画像をトリミングした画像を拡大表示させる表示画像処理手段を備えることを特徴とする請求項2記載の撮影装置。
  10. 前記表示画像処理手段は、フォーカスレンズ位置の移動にともなう撮影倍率の変化に応じて前記拡大率を補正することを特徴とする請求項9記載の撮影装置。
  11. 前記表示画像処理手段は、表示画面上における撮影画像中の被写体の表示位置が第1の焦点距離のときと同じ表示位置となるように、トリミング範囲を決定することを特徴とする請求項9または10記載の撮影装置。
  12. 前記表示画像処理手段は、撮影レンズの焦点距離の変化にともなう撮影中心の移動による撮影範囲の変化に応じ前記トリミング範囲を補正することを特徴とする請求項11記載の撮影装置。
  13. 撮影距離の測定値を取得する際に、撮影中の撮影レンズの焦点距離を第1の焦点距離として取得するとともに、その第1の焦点距離の下で被写体に合焦している撮影レンズのフォーカスレンズの位置に基づいて暫定的な撮影距離を取得する第1の取得ステップと、
    第1の焦点距離が暫定的な撮影距離に対応して予め設定された必要な測定精度が得られる下限焦点距離以上か否かを判定する判定ステップと、
    第1の焦点距離が下限焦点距離未満の場合に、暫定的な撮影距離に対応した下限の焦点距離を第2の焦点距離として、この第2の焦点距離に一時的にしてから第1の焦点距離に復帰させる焦点距離変更ステップと、
    焦点距離変更ステップによって第2の焦点距離とされているときに、その第2の焦点距離の下で被写体に合焦している撮影レンズのフォーカスレンズの位置に基づいて撮影距離を取得する第2の取得ステップと、
    第1の焦点距離が下限焦点距離以上の場合には、暫定的な撮影距離を測定値とし、下限焦点距離未満の場合には、第2の取得ステップで得る撮影距離を測定値とする測定値取得ステップとを有すること特徴とする撮影距離取得方法。
JP2010119106A 2010-05-25 2010-05-25 撮影装置及び撮影距離取得方法 Pending JP2011247979A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010119106A JP2011247979A (ja) 2010-05-25 2010-05-25 撮影装置及び撮影距離取得方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010119106A JP2011247979A (ja) 2010-05-25 2010-05-25 撮影装置及び撮影距離取得方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011247979A true JP2011247979A (ja) 2011-12-08

Family

ID=45413349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010119106A Pending JP2011247979A (ja) 2010-05-25 2010-05-25 撮影装置及び撮影距離取得方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011247979A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015045683A1 (ja) * 2013-09-27 2015-04-02 富士フイルム株式会社 撮像装置及び合焦制御方法
WO2019242616A1 (zh) * 2018-06-19 2019-12-26 深圳市大疆创新科技有限公司 确定装置、摄像系统、移动体、合成系统、确定方法以及程序

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015045683A1 (ja) * 2013-09-27 2015-04-02 富士フイルム株式会社 撮像装置及び合焦制御方法
CN105593736A (zh) * 2013-09-27 2016-05-18 富士胶片株式会社 摄像装置及对焦控制方法
JP5942043B2 (ja) * 2013-09-27 2016-06-29 富士フイルム株式会社 撮像装置及び合焦制御方法
WO2019242616A1 (zh) * 2018-06-19 2019-12-26 深圳市大疆创新科技有限公司 确定装置、摄像系统、移动体、合成系统、确定方法以及程序
CN111264055A (zh) * 2018-06-19 2020-06-09 深圳市大疆创新科技有限公司 确定装置、摄像系统、移动体、合成系统、确定方法以及程序

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2134079B1 (en) Image processing apparatus, imaging apparatus, image processing method and program
TWI399977B (zh) 攝影裝置及程式
JP5221931B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP4444927B2 (ja) 測距装置及び方法
JP4982997B2 (ja) 画像処理装置
US11314040B2 (en) Lens apparatus, camera system, and lens driving method
JP2009251557A (ja) 撮像装置
JP5896763B2 (ja) 光学機器および自動焦点調節を行う方法
JP2016213582A (ja) 観察装置
JP5393300B2 (ja) 撮像装置
JP2006293035A (ja) 撮像装置、焦点調節装置及びその制御方法
JP5432664B2 (ja) 撮像装置
JP2011217311A (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
US8004598B2 (en) Focus adjustment apparatus and image capturing apparatus
WO2016132566A1 (ja) 自動焦点調節装置及び自動焦点調節制御装置
JP5210121B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法
JP2006343509A (ja) オートフォーカス装置
JP4170194B2 (ja) 撮影装置
JP2011247979A (ja) 撮影装置及び撮影距離取得方法
JP2003241066A (ja) カメラ
JP2007248698A (ja) 撮像方法および装置
JP7110078B2 (ja) 撮像装置、撮像方法
JP4674472B2 (ja) デジタルカメラ
JP2006157604A (ja) カメラ装置及び自動撮影制御プログラム
JP2004145022A (ja) デジタルカメラ