JP2011244549A - 充電制御回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた安全性を具備するとともに、高効率で充電を行うことができる充電制御回路を提供する。
【解決手段】充電制御回路10は、逆流防止機能が搭載されたレギュレータ11と、レギュレータ11と並列に接続されている、Pチャネル型パワーMOSFET16・17により構成されたバイパス回路12と、リチウムイオン電池2に流れる電流を検出する電流検出部13と、リチウムイオン電池2の電圧を検出する電圧検出器14と、マイコン15とを備え、マイコン15は、リチウムイオン電池2の電圧が4Vよりも小さく、かつ、リチウムイオン電池2の電流が設定電流値以上の場合、バイパス回路12を導通状態に切り替え、リチウムイオン電池2の電圧が4Vよりも小さく、かつ、リチウムイオン電池2の電流が設定電流値よりも小さい場合、並びに、リチウムイオン電池2の電圧が4V以上の場合、バイパス回路12を遮断状態に切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池から2次電池への充電を制御する充電制御回路に関するものであり、特に、安全性および充電効率の向上を図る技術に関するものである。
従来、例えば携帯電話機などの各種電子機器には、ソーラー発電(太陽光発電)を利用して2次電池を充電する充電システムが搭載されている。このような充電システムでは、効率良く充電を行うために、充電制御回路が、太陽電池などを含むソーラーモジュールと2次電池との間に電気的に接続して設けられている。充電制御回路は、ソーラーモジュールにより発生した発電電流(充電電流)の2次電池への供給を制御する。
ところで、2次電池への充電は、ソーラーモジュールの電圧(出力電圧)が2次電池の電圧(電位)よりも高いときに行われる。このため、ソーラーモジュールの電圧が2次電池の電圧よりも低下すると、2次電池への充電が行われないばかりか、ソーラーモジュール側に電流が逆流するという問題があった。そこで、充電制御回路に逆流防止機能を搭載させることが提案されている。このような充電制御回路としては、例えば特許文献1に記載された逆流防止装置がある。
図7は、特許文献1に記載された逆流防止装置100の概略構成を示す回路図である。図7に示すように、逆流防止装置100は、太陽電池110の発電電流を検出する電流検出手段101と、太陽電池110と2次電池111間の導通および遮断を切り替えるスイッチング手段としてのPチャネル型パワーMOSFET(以下PchFETと記載する)102とを備えている。電流検出手段101は、太陽電池110と2次電池111間に直列接続されたセンス抵抗103の両端の電圧を比較器104で比較することによって、太陽電池110の発電電流を検出する。PchFET102には、寄生ダイオード105が形成されている。
日照量が多くて太陽電池110の発電量すなわち発電電流が大きいとき、電流検出手段101はPchFET102をオンに切り替える。この結果、発電電流は、寄生ダイオード105を流れず、抵抗の小さいPchFET102を通って2次電池111に流れる。よって、電力損失を低減させながら充電が行われる。
一方、日照量が少ないまたはゼロで太陽電池110の発電電流が所定値以下となると、電流検出手段101はPchFET102をオフに切り替える。このとき、逆方向の電流が寄生ダイオード105により阻止されて、2次電池111側から太陽電池110側への逆流が防止される。このように、PchFET102の寄生ダイオード105が、逆流防止に利用されている。
特開平8−251818号公報(1996年9月27日公開)
しかしながら、特許文献1に記載の逆流防止装置100では、安全性に欠けるという問題を有している。つまりは、太陽電池110の電圧が2次電池111の電圧よりも高いと、寄生ダイオード105に順方向バイアス電圧が印加されるため、その間、発電電流が寄生ダイオード105を通して2次電池111に流れ続ける。2次電池111は、過度に充電すると発熱し、破裂および発火するので、大変危険である。逆流防止装置100には、このような過充電に対する防止策がない。
また、逆流防止装置100では、太陽電池110の電圧と2次電池111の電圧との電位差によって2次電池111へ発電電流を流す構成であるため、2次電池111の電圧が太陽電池110の電圧に近づくにつれ、すなわち電位差が小さくなるにつれ、発電電流が徐々に減少する。よって、充電速度が低下するため、充電効率が低いという問題もある。
そもそもソーラー発電を利用する場合、ソーラー発電は構成に応じて数mV〜数百Vまで発電することが可能であるので、安全性・効率などに関しては特に考慮せねばならない。しかし、特許文献1では、太陽電池110の電圧について何ら記載されていない。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、優れた安全性を具備するとともに、高効率で充電を行うことができる充電制御回路を提供することにある。
本発明の充電制御回路は、上記課題を解決するために、太陽電池から2次電池への充電を制御する充電制御回路であって、入力端子が上記太陽電池に電気的に接続され、出力端子が上記2次電池に電気的に接続されている、逆流防止機能が搭載されたレギュレータと、上記レギュレータと並列に接続され、導通状態および遮断状態のいずれかとなるバイパス回路と、上記2次電池に流れる電流を検出する電流検出手段と、上記2次電池の電圧を検出する電圧検出手段と、上記バイパス回路の導通状態および遮断状態を切り替える制御手段とを備え、上記バイパス回路は、パワーMOSFETを含み、かつ当該パワーMOSFETの寄生ダイオードを通る電流が阻止されるように構成され、上記制御手段は、上記電圧検出手段により検出された検出電圧値が設定電圧値よりも小さく、かつ、上記電流検出手段により検出された検出電流値が設定電流値以上の場合、上記バイパス回路を導通状態に切り替え、上記検出電圧値が上記設定電圧値よりも小さく、かつ、上記検出電流値が上記設定電流値よりも小さい場合、並びに、上記検出電圧値が上記設定電圧値以上の場合、上記バイパス回路を遮断状態に切り替えることを特徴としている。
上記の構成によれば、バイパス回路は、2次電池の充電が満充電となるまでに余裕がある場合に導通状態となる。バイパス回路が導通状態になると、太陽電池からの充電電流はバイパス回路を通って、2次電池に流れる。よって、太陽電池の出力と2次電池とを直結でつなげて充電するのと同等の効率で、2次電池への充電を行うことが可能となる。よって、充電時間を大幅に短縮することが可能となる。
また、バイパス回路は、2次電池の充電が満充電となる場合に遮断状態となる。バイパス回路が遮断状態になると、レギュレータによって2次電池の電圧は安定化される。よって、過電圧を防止することが可能となる。したがって、2次電池の電圧を監視しながら、バイパス回路を用いて充電を行うことで、高い安全性を持ちながら、高効率で充電を行うことが可能となる。
また、バイパス回路が遮断状態であり、かつ、太陽電池の電圧が2次電池の電圧よりも大きい場合、レギュレータによって2次電池の電圧が安定化されている一方で、バイパス回路の寄生ダイオードに順方向バイアス電圧が印加されることで、太陽電池からの充電電流がバイパス回路を通過しようとする。
これに対し、上記の構成によれば、バイパス回路は寄生ダイオードを通る電流が阻止されるように構成されているので、太陽電池からの充電電流は、バイパス回路を通過することができない。よって、2次電池に過充電電流が流れ込むことを防止することが可能となる。
また、バイパス回路が遮断状態であり、かつ、太陽電池の電圧が2次電池の電圧よりも小さい場合、2次電池側から太陽電池側への逆流が発生しようとする。
これに対し、上記の構成によれば、レギュレータには逆流防止機能が付いているので、レギュレータを通る逆流は防止される。また、バイパス回路は寄生ダイオードを通る電流が阻止されるように構成されているので、2次電池からの電流は、バイパス回路を通過することができない。よって、太陽電池に逆流が流れ込むことを防止することが可能となる。
したがって、充電制御回路では、優れた安全性を具備するとともに、高効率で充電を行うことが可能となる。充電制御回路は、太陽電池の発電を最大限利用して充電することができる。
また、本発明の充電制御回路は、上記バイパス回路は、上記パワーMOSFETを複数含んでいることが好ましい。
特にバイパス回路を簡単な構成で実現するために、本発明の充電制御回路は、上記バイパス回路は、2つのPチャネル型パワーMOSFETを含んでいることが望ましい。
また、本発明の充電制御回路は、上記レギュレータは、動作状態および停止状態のいずれかとなり、上記制御手段は、上記バイパス回路を導通状態に切り替えるときには、上記レギュレータを停止状態に切り替えることが好ましい。
上記の構成によれば、バイパス回路を使って2次電池へ充電を行っている間はレギュレータを停止させ、レギュレータにおける電力損失を無くすことが可能となる。したがって、充電制御回路全体としての電力効率を向上することが可能となる。
また、本発明の充電制御回路は、上記2次電池の周囲温度を検出する温度検出手段をさらに備え、上記レギュレータは、動作状態および停止状態のいずれかとなり、上記制御手段は、上記温度検出手段により検出された検出温度が設定温度を満たす場合、上記レギュレータを停止状態に切り替えるとともに上記バイパス回路を遮断状態に切り替えることが好ましい。
上記の構成によれば、異常とみなす温度を設定温度とすることで、異常温度が検出された場合、充電を停止させ、2次電池の保護を図ることが可能となる。したがって、安全面を一層強化することが可能となる。
以上のように、本発明の充電制御回路は、入力端子が上記太陽電池に電気的に接続され、出力端子が上記2次電池に電気的に接続されている、逆流防止機能が搭載されたレギュレータと、上記2次電池に流れる電流を検出する電流検出手段と、上記2次電池の電圧を検出する電圧検出手段と、上記レギュレータと並列に接続され、導通状態および遮断状態のいずれかとなるバイパス回路と、上記バイパス回路の導通状態および遮断状態を切り替える制御手段とを備え、上記バイパス回路は、パワーMOSFETを含み、かつ当該パワーMOSFETの寄生ダイオードを通る電流が阻止されるように構成され、上記制御手段は、上記電圧検出手段により検出された検出電圧値が設定電圧値よりも小さく、かつ、上記電流検出手段により検出された検出電流値が設定電流値以上の場合、上記バイパス回路を導通状態に切り替え、上記検出電圧値が上記設定電圧値よりも小さく、かつ、上記検出電流値が上記設定電流値よりも小さい場合、並びに、上記検出電圧値が上記設定電圧値以上の場合、上記バイパス回路を遮断状態に切り替える構成を有する。
それゆえ、充電制御回路では、優れた安全性を具備するとともに、高効率で充電を行うことができるという効果を奏する。充電制御回路は、太陽電池の発電を最大限利用して充電することができる。
本発明における充電制御回路の第1実施形態を示す回路図である。 上記充電制御回路におけるバイパス回路のオン・オフ切替条件を示す図である。 上記充電制御回路における充電電流とリチウムイオン電池の電圧との関係を示すグラフである。 本発明における充電制御回路の第2実施形態を示す回路図である。 上記充電制御回路におけるレギュレータおよびバイパス回路のオン・オフ切替条件を示す図である。 本発明における充電制御回路の第3実施形態を示す回路図である。 従来の逆流防止装置の概略構成を示す回路図である。
本発明の各実施形態について図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、各実施の形態において説明すること以外の構成は、前述の実施の形態と同じである。また、説明の便宜上、各実施の形態においては、前述の実施の形態の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
〔実施の形態1〕
図1は、本実施の形態の充電制御回路10の一構成例を示す回路図である。本実施の形態の充電制御回路10は、太陽電池1からリチウムイオン電池2(2次電池)への充電を制御する回路である。充電制御回路10は、太陽電池1とリチウムイオン電池2との間に電気的に接続して設けられている。図1に示すように、充電制御回路10は、レギュレータ11、バイパス回路12、電流検出部13(電流検出手段)、電圧検出器14(電圧検出手段)、およびマイコン15(制御手段)を備えている。
レギュレータ11は、LDO(Low Drop Out:低ドロップアウト)レギュレータであり、逆流防止機能が搭載されている。レギュレータ11としては、例えば、RICOHのR1163xシリーズのレギュレータICなどがある。このレギュレータICは、逆流防止機能が搭載されている。但し、レギュレータ11としては、逆流防止機能が搭載されていれば特に限定されない。レギュレータ11は、少なくとも入力端子および出力端子を有している。レギュレータ11の入力端子は、太陽電池1に接続されている。レギュレータ11の出力端子は、電流検出部13に接続されている。レギュレータ11の出力電圧は、4Vに設定されている。
バイパス回路12は、太陽電池1からリチウムイオン電池2に流れる充電電流をバイパスするための回路である。バイパス回路12は、レギュレータ11と並列に接続されるとともに、マイコン15に接続されている。バイパス回路12は、マイコン15により、導通(オン)および遮断(オフ)が切り替えられる。
バイパス回路12は、具体的には、Pチャネル型パワーMOSFET(以下PchFETと記載する)16・17により構成されている。PchFET16・17は、オン抵抗が小さい(数十mΩ)。PchFET16のソース端子は、レギュレータ11の入力端子に接続されている。PchFET16のドレイン端子は、PchFET17のドレイン端子に接続されている。PchFET17のソース端子は、レギュレータ11の出力端子に接続されている。PchFET16のゲート端子およびPchFET17のゲート端子は、マイコン15に共通に接続されている。PchFET16・17は、マイコン15から出力される切替信号がハイレベルの場合はオフになり、ローレベルの場合はオンになる。PchFET16・17がオンになると、バイパス回路12は導通(オン)状態となる。PchFET16・17がオフになると、バイパス回路12は遮断(オフ)状態となる。
また、PchFET16・17には、寄生ダイオード21・22がそれぞれ形成されている。寄生ダイオード21は、アノードが太陽電池1側に接続され、カソードがリチウムイオン電池2に接続されている。寄生ダイオード22は、カソードが太陽電池1側に接続され、アノードがリチウムイオン電池2に接続されている。このように設置された寄生ダイオード21・22により、バイパス回路12は、寄生ダイオード21・22を通る電流が阻止されるように構成されている。
電流検出部13は、リチウムイオン電池2に流れ込む充電電流の電流値を検出する。電流検出部13は、リチウムイオン電池2およびマイコン15に接続されている。電流検出部13は、検出した電流値を示す電流検出信号をマイコン15に出力する。
電流検出部13は、具体的には、センス抵抗18およびオペアンプ19により構成されている。センス抵抗18は、レギュレータ11とリチウムイオン電池2との間に直列に接続されている。オペアンプ19は、2つの入力端子がセンス抵抗18の両端にそれぞれ接続され、出力端子がマイコン15に接続されている。オペアンプ19は、センス抵抗18の両端の電圧差に応じた信号を、適宜増幅して、マイコン15に出力する。このオペアンプ19の出力信号が上記電流検出信号となる。
電圧検出器14は、リチウムイオン電池2の電圧が、4V以上であるかどうかを検出する。電圧検出器14は、リチウムイオン電池2およびマイコン15に接続されている。電圧検出器14は、リチウムイオン電池2の電圧が4V以上であることを検出すると、当該検出を示す電圧検出信号をマイコン15に出力する。電圧検出信号は、リチウムイオン電池2の電圧が4Vよりも小さいとローレベルとなり、リチウムイオン電池2の電圧が4V以上になるとハイレベルとなる。電圧検出器14としては、従来の一般的な構成を用いればよく、その具体的構成は特に限定されない。
マイコン15は、電流検出部13からの電流検出信号、および、電圧検出器14からの電圧検出信号に基づいて、バイパス回路12のオンおよびオフを切り替える。なお、マイコン15は、充電制御回路10の専用として備える必要はなく、他のマイコンを共用してもよい。
(充電制御回路の動作)
次に、上記構成を有する充電制御回路10の動作について説明する。充電制御回路10は、充電が空の状態の(満充電の状態ではない)リチウムイオン電池2に対して、充電制御を開始する。
<充電効率向上>
太陽光の照射により太陽電池1が発電し、太陽電池1の電圧がリチウムイオン電池2の電圧よりも高くなると、リチウムイオン電池2への充電が開始される。このとき、マイコン15により、バイパス回路12はオフ状態に維持されている。それゆえ、太陽電池1からの充電電流は、レギュレータ11を通って、リチウムイオン電池2に流れる。
一方、電流検出部13は、リチウムイオン電池2に流れる充電電流の電流値を検出し、電流検出信号をマイコン15に出力している。マイコン15は、電流検出信号を監視しており、充電電流が設定電流値(例えば10mA以上)を満たすことを検出すると、バイパス回路12をオンに切り替える。つまりは、マイコン15は、充電電流が設定電流値を満たすと、切替信号をハイレベルからローレベルに切り替える。これにより、バイパス回路12がオン状態となり、太陽電池1からの充電電流は、オン抵抗の小さいバイパス回路12を通って、リチウムイオン電池2に流れる。よって、太陽電池1の出力とリチウムイオン電池2とを直結でつなげて充電するのと同等の効率で、リチウムイオン電池2への充電を行うことが可能となる。
なお、マイコン15は、電流検出部13からの電流検出信号をAD変換するなどして、充電電流の電流値を認識することができるが、充電電流の電流値の認識方法は特に限定されない。
一方、リチウムイオン電池2への充電が行われている間、電圧検出器14は、リチウムイオン電池2の電圧を監視している。この監視の間、電圧検出器14は、リチウムイオン電池2の電圧が4V以上であることを検出すると、電圧検出信号をマイコン15に出力する。
マイコン15は、電圧検出信号が入力されると、バイパス回路12をオフに切り替える。つまりは、マイコン15は、電圧検出信号がローレベルからハイレベルに切り替わると、切替信号をローレベルからハイレベルに切り替える。これにより、バイパス回路12がオフ状態となる。バイパス回路12がオフ状態になると、このときのリチウムイオン電池2の電圧は4V付近(満充電)であるので、レギュレータ11によって安定化される。よって、過電圧を防止することが可能となる。
図2に、充電制御回路10におけるバイパス回路12のオンおよびオフの切替条件を示す。上記切替条件は、リチウムイオン電池2に流れる充電電流と、リチウムイオン電池2の電圧(電池電圧)とにより決まる。
(1)電池電圧が4Vよりも小さく、かつ、充電電流が10mAよりも小さい場合、マイコン15はバイパス回路12をオフに切り替える。
(2)電池電圧が4Vよりも小さく、かつ、充電電流が10mA以上の場合、マイコン15はバイパス回路12をオンに切り替える。
(3)電池電圧が4V以上の場合は、充電電流の値に関係なく、マイコン15はバイパス回路12をオフに切り替える。
バイパス回路12は、リチウムイオン電池2の充電が、満充電となるまでに余裕がある場合のみにオン状態となる。
図3に、充電制御回路10における充電電流とリチウムイオン電池2の電圧との関係を示す。図3では、縦軸が充電電流を示し、横軸がリチウムイオン電池2の電圧(電池電圧)を示し、グラフ中の破線はバイパス回路12がオフ(OFF)の場合を示し、グラフ中の実線はバイパス回路12がオン(ON)の場合を示す。
バイパス回路12がオフ状態の場合、レギュレータ11を通して充電が行われる。レギュレータ11で充電を行う場合、リチウムイオン電池2の電圧が4V付近、ここでは3.7Vを超えた辺りから、安定化作用が働き、レギュレータ11からリチウムイオン電池2に流れる充電電流が徐々に減少する。
一方、バイパス回路12がオン状態の場合、バイパス回路12を通して充電が行われる。バイパス回路12で充電を行う場合、リチウムイオン電池2の電圧が4Vに到達するまで、充電電流は、その大きさが変化することなく流れ続ける。よって、バイパス回路12を用いた場合は、バイパス回路12を用いない場合と比較して、充電時間を大幅に短縮することが可能となる。
したがって、充電制御回路10では、電圧検出器14によりリチウムイオン電池2の電圧を監視しながら、バイパス回路12を用いて充電を行うことで、高い安全性を持ちながら、高効率で充電を行うことが可能となる。
<過充電防止>
バイパス回路12がオフ状態であり、かつ、太陽電池1の電圧がリチウムイオン電池2の電圧よりも大きい場合、レギュレータ11によってリチウムイオン電池2の電圧が安定化されている一方、バイパス回路12の寄生ダイオードに順方向バイアス電圧が印加されることで、太陽電池1からの充電電流がバイパス回路12を通過しようとする。
しかし、バイパス回路12において、PchFET17の寄生ダイオード22が、カソードが太陽電池1側に接続され、アノードがリチウムイオン電池2側に接続されている。このため、太陽電池1からの充電電流は、バイパス回路12を通過することができない。よって、リチウムイオン電池2に過充電電流が流れ込むことを防止することが可能となる。
<逆流防止>
バイパス回路12がオフ状態であり、かつ、太陽電池1の電圧がリチウムイオン電池2の電圧よりも小さい場合、リチウムイオン電池2側から太陽電池1側への逆流が発生しようとする。
しかし、レギュレータ11には逆流防止機能が付いているので、レギュレータ11を通る逆流は防止される。また、バイパス回路12において、PchFET16の寄生ダイオード21が、アノードが太陽電池1側に接続され、カソードがリチウムイオン電池2側に接続されている。このため、リチウムイオン電池2からの電流は、バイパス回路12を通過することができない。よって、太陽電池1に逆流が流れ込むことを防止することが可能となる。
以上のように、充電制御回路10は、入力端子が太陽電池1に電気的に接続され、出力端子がリチウムイオン電池2に電気的に接続されている、逆流防止機能が搭載されたレギュレータ11と、レギュレータ11と並列に接続され、導通状態および遮断状態のいずれかとなるバイパス回路12と、リチウムイオン電池2に流れる電流を検出する電流検出部13と、リチウムイオン電池2の電圧を検出する電圧検出器14と、バイパス回路12の導通状態および遮断状態を切り替えるマイコン15とを備えている。バイパス回路12は、PchFET16・17により構成されている。マイコン15は、電圧検出器14により検出されたリチウムイオン電池2の電圧(検出電圧値)が4V(設定電圧値)よりも小さく、かつ、電流検出部13により検出されたリチウムイオン電池2の電流(検出電流値)が10mA(設定電流値)以上の場合、バイパス回路12を導通状態に切り替える。また、マイコン15は、リチウムイオン電池2の電圧(検出電圧値)が4V(設定電圧値)よりも小さく、かつ、リチウムイオン電池2の電流(検出電流値)が10mA(設定電流値)よりも小さい場合、並びに、リチウムイオン電池2の電圧(検出電圧値)が4V(設定電圧値)以上の場合、バイパス回路12を遮断状態に切り替える。
それゆえ、バイパス回路12は、リチウムイオン電池2の充電が満充電となるまでに余裕がある場合に導通状態となる。バイパス回路12が導通状態になると、太陽電池1からの充電電流はバイパス回路12を通って、リチウムイオン電池2に流れる。よって、太陽電池1の出力とリチウムイオン電池2とを直結でつなげて充電するのと同等の効率で、リチウムイオン電池2への充電を行うことが可能となる。よって、充電時間を大幅に短縮することが可能となる。
また、バイパス回路12は、リチウムイオン電池2の充電が満充電となる場合に遮断状態となる。バイパス回路12が遮断状態になると、レギュレータ11によってリチウムイオン電池2の電圧は安定化される。よって、過電圧を防止することが可能となる。したがって、リチウムイオン電池2の電圧を監視しながら、バイパス回路12を用いて充電を行うことで、高い安全性を持ちながら、高効率で充電を行うことが可能となる。
また、バイパス回路12が遮断状態であり、かつ、太陽電池1の電圧がリチウムイオン電池2の電圧よりも大きい場合、レギュレータ11によってリチウムイオン電池2の電圧が安定化されている一方で、バイパス回路12の寄生ダイオードに順方向バイアス電圧が印加されることで、太陽電池1からの充電電流がバイパス回路12を通過しようとする。
これに対し、充電制御回路100では、バイパス回路12は寄生ダイオード21・22を通る電流が阻止されるように構成されているので、太陽電池1からの充電電流は、バイパス回路12を通過することができない。よって、リチウムイオン電池2に過充電電流が流れ込むことを防止することが可能となる。
また、バイパス回路12が遮断状態であり、かつ、太陽電池1の電圧がリチウムイオン電池2の電圧よりも小さい場合、リチウムイオン電池2側から太陽電池1側への逆流が発生しようとする。
これに対し、充電制御回路100では、レギュレータ11には逆流防止機能が付いているので、レギュレータ11を通る逆流は防止される。また、バイパス回路12は寄生ダイオード21・22を通る電流が阻止されるように構成されているので、リチウムイオン電池2からの電流は、バイパス回路12を通過することができない。よって、太陽電池1に逆流が流れ込むことを防止することが可能となる。
したがって、充電制御回路100では、優れた安全性を具備するとともに、高効率で充電を行うことが可能となる。充電制御回路100は、太陽電池1の発電を最大限利用して充電することができる。
〔実施の形態2〕
図3は、本実施の形態の充電制御回路20の一構成例を示す回路図である。図3に示すように、本実施の形態の充電制御回路20は、前記実施の形態1の充電制御回路10の構成に加えて、マイコン15がレギュレータ11の動作および停止を切り替える構成を備えている。
レギュレータ11は、チップイネーブル端子(CE)を有している。チップイネーブル端子は、レギュレータ11と接続されており、マイコン15から出力されるチップイネーブル信号が入力される。レギュレータ11は、チップイネーブル信号がハイレベルの場合は動作(オン)状態となり、チップイネーブル信号がローレベルの場合は停止(オフ)状態となる。
マイコン15は、上述した充電制御回路10における動作に加えて、バイパス回路12のオンおよびオフの切り替えに応じて、レギュレータ11のオンおよびオフを切り替えるという動作を行う。
上述した充電制御回路10では、レギュレータ11が常に動作している中で、マイコン15はバイパス回路12のオンおよびオフを切り替えていた。これに対し、本実施の形態の充電制御回路20では、マイコン15は、バイパス回路12がオン状態の間は、レギュレータ11をオフ状態にする。つまりは、マイコン15は、バイパス回路12をオフからオンに切り替えるとき、レギュレータ11をオンからオフに切り替える。また、マイコン15は、バイパス回路12をオンからオフに切り替えるとき、レギュレータ11をオフからオンに切り替える。すなわち、マイコン15は、切替信号をハイレベルからローレベルに切り替えるときは、チップイネーブル信号をハイレベルからローレベルに切り替え、切替信号をローレベルからハイレベルに切り替えるときは、チップイネーブル信号をローレベルからハイレベルに切り替える。これにより、バイパス回路12を使ってリチウムイオン電池2へ充電を行っている間、レギュレータ11は停止する。
図5に、充電制御回路20におけるレギュレータ11およびバイパス回路12のオンおよびオフの切替条件を示す。上記切替条件は、リチウムイオン電池2に流れる充電電流と、リチウムイオン電池2の電圧(電池電圧)とにより決まる。
(1)電池電圧が4Vよりも小さく、かつ、充電電流が10mAよりも小さい場合、マイコン15は、バイパス回路12をオフに切り替えるとともに、レギュレータ11をオンに切り替える。
(2)電池電圧が4Vよりも小さく、かつ、充電電流が10mA以上の場合、マイコン15は、バイパス回路12をオンに切り替えるとともに、レギュレータ11をオフに切り替える。
(3)電池電圧が4V以上の場合は、充電電流の値に関係なく、マイコン15は、バイパス回路12およびレギュレータ11をオフに切り替える。
よって、充電制御回路20では、バイパス回路12を使ってリチウムイオン電池2へ充電を行っている間はレギュレータ11を停止させ、レギュレータ11における電力損失を無くすことが可能となる。したがって、充電制御回路20全体としての電力効率を向上することが可能となる。
また、マイコン15は、例えば外部から停止命令が与えられることによって、レギュレータ11およびバイパス回路12をともにオフに切り替えることもできる。リチウムイオン電池2への充電を一時的に停止させたいときなどは、このように強制的にレギュレータ11およびバイパス回路12をオフ状態にすることで、不意に充電電流がリチウムイオン電池2へ流れることを防止したり、無駄な消費電力の削減を図ることが可能となる。
〔実施の形態3〕
リチウムイオン電池2は、周囲環境が暖かく熱せられると、最悪の場合は破裂および発火する。一方、周囲環境が寒く冷却されると、最悪の場合は破裂および凍結する。それゆえ、リチウムイオン電池2の周囲温度を監視し、異常温度にあるときは充電を停止することが望まれる。
図4は、本実施の形態の充電制御回路30の一構成例を示す回路図である。図4に示すように、本実施の形態の充電制御回路30は、前記実施の形態2の充電制御回路20の構成に加えて、温度検出部31(温度検出手段)を備えている。
温度検出部31は、リチウムイオン電池2の周囲温度が、予め定められた設定温度(設定温度範囲)を満たすかどうかを検出する。温度検出部31は、マイコン15に接続されている。温度検出部31は、周囲温度が設定温度を満たすことを検出すると、当該検出を示す温度検出信号をマイコン15に出力する。温度検出信号は、周囲温度が設定温度を満たさないとローレベルとなり、周囲温度が設定温度を満たすとハイレベルとなる。温度検出部31は、例えば、サーミスタなどを用いた温度センサ回路により構成されるが、その具体的構成は特に限定されない。
マイコン15は、上述した充電制御回路20における動作に加えて、温度検出部31からの温度検出信号に基づいて、レギュレータ11およびバイパス回路12をオフに切り替えるという動作を行う。
充電制御回路30に電源が供給されている間、充電制御回路30の各部が動作している一方、温度検出部31はリチウムイオン電池2の周囲温度を監視している。この監視の間、温度検出部31は、周囲温度(検出温度)が設定温度(例えば、0℃以下かつ60℃以上)を満たすことを検出すると、温度検出信号をマイコン15に出力する。
マイコン15は、温度検出信号が入力されると、レギュレータ11およびバイパス回路12をオフに切り替える。すなわち、マイコン15は、温度検出信号がローレベルからハイレベルに切り替わると、チップイネーブル信号をハイレベルからローレベルに切り替えるとともに、切替信号をローレベルからハイレベルに切り替える。なお、レギュレータ11およびバイパス回路12のいずれかがオフ状態であった場合は、オフ状態を維持させる。これにより、レギュレータ11およびバイパス回路12ともにオフ状態となり、リチウムイオン電池2への充電が停止される。図5に示した電池電圧が4V以上の場合の切替ケースが、充電制御回路30における周囲温度が0℃以下かつ60℃以上の場合の切替ケースに相当する。
よって、充電制御回路30では、異常温度における充電を停止させ、リチウムイオン電池2の保護を図ることが可能となる。したがって、安全面を一層強化することが可能となる。
なお、前記実施の形態1〜3における充電制御回路10・20・30の構成は、上述した構成に限るものではない。
例えば、バイパス回路12は、PchFET16・17により構成されていたが、これに限らない。バイパス回路12は、オン抵抗が小さく(数十mΩ)、寄生ダイオードが形成されたパワーMOSFETを含み、かつ、寄生ダイオードを通る電流が阻止されるように構成された構成であればよく、Pチャネル型パワーMOSFETおよびNチャネル型パワーMOSFETのいずれを用いてもよいし、3つ以上のパワーMOSFETを組み合わせて用いてもよい。
また、マイコン15は、バイパス回路12の構成に応じて切替信号を出力すればよい。さらに、上述の説明では、ハイレベルでアクティブとしていたが、ローレベルでアクティブとしても同様に実現することができる。
また、充電制御回路10・20・30が適用可能な電池は、リチウムイオン電池2に限らない。2次電池(例えば、ニッケル・カドミウム電池およびニッケル水素電池など)であれば適用可能である。
さらに、上述の説明では、リチウムイオン電池2に合わせて、レギュレータ11の出力値および電圧検出器14の検出値を4Vとしたが、これに限定するものではなく、これらの値は2次電池の種類に合わせて適宜設定することができる。
また、電流検出部13の構成も上述の構成に限らない。なお、電流検出部13がセンス抵抗18を備える構成であったため、レギュレータ11は、センス抵抗18を介してリチウムイオン電池2に電気的に接続されていたが、電流検出部13の構成に応じては、レギュレータ11はリチウムイオン電池2に直結されていてもよい。
また、太陽電池1は、あくまでも一例を図示しているだけであり、従来の一般的な太陽電池(太陽モジュール)の構成で実現可能である。充電制御回路10・20・30は、小型の太陽電池1から大型の太陽電池1まで適用可能である。
それゆえ、充電制御回路10・20・30は、比較的発電量が小さく、充電量が小さい充電システム(携帯電話機などに搭載される)から、発電量が非常に大きく、充電量が大きい充電システム(野外ソーラーパネルなどにより構成される太陽光発電システムなど)まで、広範囲にわたって適用することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、太陽電池から2次電池への充電を制御する充電制御回路に関する分野に好適に用いることができるだけでなく、充電制御回路の製造方法に関する分野に好適に用いることができ、さらには、充電制御回路を備える、携帯電話機などの電子機器や、野外ソーラーパネルなどにより構成される太陽光発電システム、などの分野にも広く用いることができる。
1 太陽電池
2 リチウムイオン電池(2次電池)
10,20,30 充電制御回路
11 レギュレータ
12 バイパス回路
13 電流検出部(電流検出手段)
14 電圧検出器(電圧検出手段)
15 マイコン(制御手段)
16,17 Pチャネル型パワーMOSFET
18 センス抵抗
19 オペアンプ
21,22 寄生ダイオード
31 温度検出部(温度検出手段)

Claims (5)

  1. 太陽電池から2次電池への充電を制御する充電制御回路であって、
    入力端子が上記太陽電池に電気的に接続され、出力端子が上記2次電池に電気的に接続されている、逆流防止機能が搭載されたレギュレータと、
    上記レギュレータと並列に接続され、導通状態および遮断状態のいずれかとなるバイパス回路と、
    上記2次電池に流れる電流を検出する電流検出手段と、
    上記2次電池の電圧を検出する電圧検出手段と、
    上記バイパス回路の導通状態および遮断状態を切り替える制御手段とを備え、
    上記バイパス回路は、パワーMOSFETを含み、かつ当該パワーMOSFETの寄生ダイオードを通る電流が阻止されるように構成され、
    上記制御手段は、
    上記電圧検出手段により検出された検出電圧値が設定電圧値よりも小さく、かつ、上記電流検出手段により検出された検出電流値が設定電流値以上の場合、上記バイパス回路を導通状態に切り替え、
    上記検出電圧値が上記設定電圧値よりも小さく、かつ、上記検出電流値が上記設定電流値よりも小さい場合、並びに、上記検出電圧値が上記設定電圧値以上の場合、上記バイパス回路を遮断状態に切り替えることを特徴とする充電制御回路。
  2. 上記バイパス回路は、上記パワーMOSFETを複数含んでいることを特徴とする請求項1に記載の充電制御回路。
  3. 上記バイパス回路は、2つのPチャネル型パワーMOSFETを含んでいることを特徴とする請求項2に記載の充電制御回路。
  4. 上記レギュレータは、動作状態および停止状態のいずれかとなり、
    上記制御手段は、上記バイパス回路を導通状態に切り替えるときには、上記レギュレータを停止状態に切り替えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の充電制御回路。
  5. 上記2次電池の周囲温度を検出する温度検出手段をさらに備え、
    上記レギュレータは、動作状態および停止状態のいずれかとなり、
    上記制御手段は、上記温度検出手段により検出された検出温度が設定温度を満たす場合、上記レギュレータを停止状態に切り替えるとともに上記バイパス回路を遮断状態に切り替えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の充電制御回路。
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