JP2011244153A - デジタル放送録画装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デジタル放送を受信するデジタル放送用チューナ11と、上記デジタル放送用チューナに接続され、上記デジタル放送用チューナで受信したコンテンツをデジタル方式からアナログ方式に変換しアナログ方式で出力するデジタル/アナログ変換装置13と、上記デジタル/アナログ変換装置によって変換されたアナログ方式データを取り込みデジタル方式データに再変換するキャプチャーデバイス16と、上記デジタル方式データを保存する記憶装置17とを備える。
【選択図】図1
Description
一方、デジタル放送をDVD等のデジタル機器に録画した場合、アナログ放送の録画と比較して、画像品質が全く劣化しないことから、不正コピー品の流通を防止する名目で、CPRM(Content Protection for Recordable Media)方式によるコピー制御を行われており、コピーを一回のみ可能とする所謂「コピーワンス」の制約、若しくはコピー回数を10回以内に制約する所謂「ダビング10」等の制約がされている。
従って、例えば「コピーワンス」の制約下においては、放送番組をレコーダのハードディスクに録画した時点で、既に一回目のコピーとみなされることから、録画データをDVD等のデジタルメディアに更にコピーすることはできない。
このため、DVDに上記録画データを記録する場合は、DVDへの記録と同時にハードディスク上の録画データが消去される所謂ムーブとして行う必要があり、コピー元の録画データが消去されることから、複数のDVDメディアにコピーすることは不可能であった。
更に、DVDにコピーされた録画データをパソコン上で再生するためには、上記CPRMに対応したDVDドライブ及びソフトウェアが必要であることから、家庭内において、複数のパーソナルコンピュータを有している場合には、夫々のパーソナルコンピュータに上記専用のハード及びソフトウェアを接続及びインストールする必要があった。
上記のような制約は、CS放送等の有料放送のみならず、一般地上デジタル放送のような無料放送においても同様に設定されているため、家庭用・個人用であっても、自由に録画放送が楽しめなくなる虞があった。
また、上記アナログ方式データに対するCGMS−Aのコピーガードを除去し、アナログ方式データそのものを、コピーが可能な状態とすることは、不正競争防止法に抵触する虞があった。
上記デジタル/アナログ変換装置によって変換されたアナログ方式のデータを取り込みデジタル方式データに再変換するキャプチャーデバイスと、上記デジタル方式データを保存しうる記憶装置とを備えることを特徴とする。
上記キャプチャーデバイスによって、デジタル方式データに変換する際、上記キャプチャーデバイスはアナログデータに対するコピーガード機能(CGMS−A)には反応しない。
また、アナログデータを介していることから、デジタル方式のままのコピーと異なり、映像品質は劣化するものの、CPRMの制約を受けることが無い。
なお、本過程は、CGMS−A、CPRMを除去するものではない。
なお、上記によって、最終的に保存されるデジタル方式データは、AVI、MPEG4等の任意の形式ファイルとすることができる。
従って、上記記憶装置を上記パーソナルコンピュータの外部記憶装置として取り扱うことが可能であり、上記記憶装置に保存されている保存されたデジタル方式データの参照及びコピーが可能である。
従って、LAN回線中データの暗号化に関するDTCP−IP等の規格に対応する機器を介することなく、通常の家庭内LAN等に直接接続することによって、複数のパーソナルコンピュータから保存された上記デジタルデータを参照することができる。
従って、保存された上記デジタル方式データをDVD等の外部記録メディアに保存することができる。
なお、この際上記デジタル方式データにはCPRMによる制約がかかっていないため、別途のハードウェア及びソフトウェアは不要である。
なお、上記キャプチャーデバイスはあくまでCGMS−Aに無反応であり、CGMS−Aによるコピーガード機能を除去するものではない。
なお、上記キャプチャーデバイスのように、所謂コピーガード機能に無反応である機器については、東京地裁平成20年(ワ)第20886号 「不正競争行為差止請求事件」の判決文中において、「合同会議報告書」内容の引例として示された「コピー管理又はアクセス管理のためにコンテンツに施されている信号を検知しない機器(いわゆる無反応機器)の問題については,『これらの機器(無反応機器)が規制されると,コンテンツ提供業者側が自らの利益確保のための信号を一方的に付することが許されるのに対して,機器の提供者側は,全てのコピー・アクセス機器が信号を検知しこれに従うよう措置するよう法的に強制されることとなり,バランスを欠くのではないか』・・・中略・・・こうした点を踏まえ,無反応機器に対する規制は行わないことが適当である。」旨の見解から、不正競争防止法の観点において、特に規制の対象となる機器ではないと考えられる。
なお、この接続方式は、USB端子等任意の端子が選択できる。
なお、上記デジタル方式データには、CPRMによる制約がないことから複数枚のDVDへのコピーが可能であると共に、上記DVDに保存されたデジタル方式データの再生に別途のハードウェア及びソフトウェアは不要である。
図1に示すように、本実施例に係るデジタル放送録画装置10は、デジタル放送を受信しうるデジタル放送用チューナ11と、上記デジタル放送用チューナ11に接続され、上記デジタル放送用チューナ11で受信したコンテンツをデジタル方式からアナログ方式に変換しアナログ方式で出力するデジタル/アナログ変換装置13と、上記デジタル/アナログ変換装置13によって変換されたアナログ方式データ14を取り込みデジタル方式データ15に再変換するキャプチャーデバイス16と、上記デジタル方式データ15を保存しうる記憶装置17とを備えている。
また、上記記憶装置17は、USB等の専用線18を介してパーソナルコンピュータ19に接続しうる接続端子20を備えていると共に、LAN回線21を介してパーソナルコンピュータ22,23に接続しうる接続端子24を備えている。
また、上記記憶装置17に保存されたデジタル方式データ15を外部記録メディア25に保存しうる外部記録メディア用ドライブ26を備えている。
図1に示すように、地上波若しくは衛星波の放送電波27は、アンテナ12を経由して、デジタル放送用チューナ11で受信される。
この際、MPEG2、H.264等のフォーマット形式の映像データがアナログ方式データ14に変換される。
なお、上記デジタル方式データの15のフォーマットとしてはAVI形式、Mpeg-4形式等が選択可能である。
従って、変換後のデジタル方式データ15には、何らのコピーガード制約は無く、またファイル形式も通常のパーソナルコンピュータであれば、容易に再生可能なものであるため、専用線18若しくはLAN回線21等を介してパーソナルコンピュータ19.22,23に取り込むことによって、視聴が可能となる。
この際、LANに接続する場合であっても、LAN回線中データの暗号化に関するDTCP−IP等の規格に対応する機器等を介する必要は無い。
また、上記デジタル方式データ15は、当初のデジタル方式データ28におけるCPRMによる制約を受けることが無いため、外部記録メディア用ドライブ26若しくは各パーソナルコンピュータ19,22,23に接続されている外部記録メディア用ドライブ(図1には図示せず)を経由して、制限無くDVD等の外部メディアにコピーすることが可能である。
11 デジタル放送用チューナ
12 アンテナ
13 デジタル/アナログ変換装置
14 アナログ方式データ
15 デジタル方式データ
16 キャプチャーデバイス
17 記憶装置
18 専用線
19 パーソナルコンピュータ
20 専用線の接続端子
21 LAN回線
22 パーソナルコンピュータ
23 パーソナルコンピュータ
24 LAN回線の接続端子
25 外部メディア
26 外部記録メディア用デバイス
27 放送電波
28 デジタル方式データ
Claims (4)
- デジタル放送を受信しうるデジタル放送用チューナと、
上記デジタル放送用チューナに接続され、上記デジタル放送用チューナで受信したコンテンツをデジタル方式からアナログ方式に変換しアナログ方式で出力するデジタル/アナログ変換装置と、
上記デジタル/アナログ変換装置によって変換されたアナログ方式データを取り込みデジタル方式データに再変換するキャプチャーデバイスと、
上記デジタル方式データを保存しうる記憶装置とを備えることを特徴とするデジタル放送録画装置。 - 上記記憶装置と、専用線を介して、パーソナルコンピュータに接続しうる接続端子を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送録画装置。
- 上記記憶装置と、LAN回線を介して、パーソナルコンピュータに接続しうる接続端子を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデジタル放送録画装置。
- 上記記憶装置に保存されたデジタル方式データを外部記録メディアに保存しうる外部記録メディア用ドライブを更に備えることを特徴とする請求項1から請求項3いずれか1項に記載のデジタル放送録画装置。
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CN107465975A (zh) * | 2017-07-12 | 2017-12-12 | 成都驰通数码系统有限公司 | 一种通过车载音乐播放器来控制调谐器的装置和方法 |
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JP2005038234A (ja) * | 2003-07-16 | 2005-02-10 | Sony Corp | 記録装置および方法、再生装置および方法、プログラム、並びに記憶媒体 |
WO2006112046A1 (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-26 | D & M Holdings, Inc. | 記録再生装置及び記録再生方法 |
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CN107465975B (zh) * | 2017-07-12 | 2020-01-31 | 成都驰通数码系统有限公司 | 一种通过车载音乐播放器来控制调谐器的方法 |
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