JP2011241708A - 排気ガス浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関の運転状況に応じて添加剤と排気ガスとの適切な混合を図ることが可能な排気ガス浄化装置の提供にある。
【解決手段】第1浄化体を内蔵する第1排気管11と、第1排気管11を収容する外筒体13と、外筒体13に備えられ、第1排気管11の出口と対向する対向壁17と、第1排気管11の出口と対向壁17との間に形成される混合室19と、第1排気管11と外筒体13との間には形成される反転通路20と、第2浄化体を内蔵し、反転通路20の出口側と連通する第2排気管14と、反転通路20から分岐される分岐部と第2浄化体の入口側とを連通するバイパス管24と、分岐部に対向しつつ流路方向に沿って延在する通路分割体27と、通路分割体27と分岐部との間に形成されるバイパス側通路部26Aと、第1排気管11と対向して形成される第1排気管側通路部26Bと、バイパス側通路部26Aを開閉する開閉体28と、を備えた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、排気ガス浄化装置に関し、特に、種類の異なる第1浄化体および第2浄化体を備えた排気ガス浄化装置に関する。
従来の排気ガス浄化装置としては、例えば、特許文献1に開示された省スペース形の排ガス後処理装置が存在する。
特許文献1に開示された排ガス後処理装置は、外被管内に保持され貫流可能であるハニカム構造物を備えている。
この排ガス後処理装置では、排ガスがハニカム構造物の往流領域内に流入し、ハニカム構造物から出た排ガスが流れ反転手段により方向転換された後、還流領域を通って逆流する。
ハニカム構造体は、往流領域では酸化触媒コンバータとして、また還流領域では粒子フィルタとして動作してもよいとされ、また、流れ反転手段内に尿素のような還元剤をガス流に入れる試薬供給ユニットを設けてもよいとしている。
この排ガス後処理装置によれば、組込スペースが僅かとなり、きわめて良好に排ガスの後処理が実施される。
別の従来技術として、例えば、特許文献2に開示された内燃機関の排気ガス浄化装置を挙げることができる。
この排気ガス浄化装置は、第1後処理装置および第2後処理装置により排気ガスの浄化を行う装置であり、連通室形成部、触媒装着部および流入出部を連結して構成される。
流入出部は入口室および出口室に区画され、これらは外筒部および内筒部によって区画されている。
内筒部の下流端は内ケースと嵌合しており、内ケース内にはDPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)が内蔵されている。
出口室は内筒部を覆う外筒部等により形成され、外筒部には出口管が設けられており、出口管内には酸化触媒が備えられている。
外筒部は円筒状の外ケースと接続されており、外ケースは内ケースを同心円状に覆うとともに、内部に尿素脱硝触媒(DeNOx触媒)を内蔵している。
外ケースと連結されるカバーが備えられており、カバー内に連通室が形成され、連通室は第1、第2処理装置への排気ガスの流出入方向を変更する。
カバーの中央部には還元剤としての尿素を噴射する還元剤供給装置が取り付けられている。
この排気ガス浄化装置によれば、エンジンの排気ガスは入口室に流入し、DPFを通過して連通室へ出る。
連通室では、DPFにより浄化された排気ガスの流れが反転され、第2後処理装置内に供給される。
この際、連通室内では尿素が還元剤供給装置から噴射され、尿素が噴霧された状態で排気ガスは第2後処理装置内に供給される。
第2後処理装置内では排気ガス中に噴霧された尿素から生成されるアンモニアと排気ガス中のNOxとを尿素脱硝触媒により反応させ、排気ガス中のNOxを窒素と水とに分解して浄化する。
特表2006−515401号公報 WO2006/057305号公報
しかしながら、特許文献1、2に開示された従来技術では、排気ガスの流れ反転時(往流から還流時)に混合室内の排気ガスに添加される添加剤が内燃機関の運転状態によっては排気ガスと充分に混合されないという問題がある。
特に、内燃機関が高負荷運転状態と比較して低負荷運転状態のときには、添加される添加剤が排気ガスと混合され難いという傾向が存在する。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、内燃機関の運転状態に応じて添加剤と排気ガスとの適切な混合を図ることが可能な排気ガス浄化装置の提供にある。
上記の課題を解決するために、本発明は、内燃機関から排出される排気ガスを浄化する第1浄化体と、第1浄化体を内蔵する第1排気管と、前記第1排気管を収容する外筒体と、 前記外筒体に備えられ、前記第1排気管の出口と対向する対向壁と、前記対向壁に備えられ、添加剤を噴射する添加剤噴射弁と、前記第1排気管の出口と対向壁との間に形成される混合室と、前記第1排気管と前記外筒体との間に形成される反転通路と、前記第1浄化体の通過後の排気ガスを浄化する第2浄化体と、前記第2浄化体を内蔵し、前記反転通路の出口側と連通する第2排気管と、前記外筒体において前記反転通路から分岐される分岐部と前記第2排気管における前記第2浄化体の入口側とを連通するバイパス管と、前記反転通路にて前記分岐部に対向しつつ前記排気ガスの流路方向に沿って延在する通路分割体と、前記反転通路において前記通路分割体と前記分岐部との間に形成されるバイパス側通路部と、前記反転通路において前記通路分割体と前記第1排気管との間に形成され、前記第1排気管と対向して形成される第1排気管側通路部と、前記混合室と前記通路分割体との間に設けられ、前記バイパス側通路部を開閉する開閉体と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、バイパス側通路部が開閉体により閉じられると、排気ガスはバイパス管を通らないので、第2浄化体へ至る排気ガスの経路が長くなり、例えば、内燃機関の低負荷時のように反転通路における流速が小さい場合でも添加剤と排気ガスが混合され易くなる。
バイパス側通路部が開閉体により開かれると、バイパス側通路を通る排気ガスの一部がバイパス管を通るから、例えば、内燃機関の高負荷時のように反転通路における圧力損失が大きくなる場合でも圧力損失を低減する。
反転通路におけるバイパス側通路部を内燃機関の運転状態に応じて開閉体により開閉すれば、混合室内にて添加された添加剤と排気ガスとの適切な混合を図ることが可能となる。
また、本発明は、上記の排気ガス浄化装置において、前記開閉体による前記バイパス側通路部の開閉度を可変制御するアクチュエータを備えてもよい。
この場合、バイパス側通路部は開閉体により開閉されるが、開閉体によるバイパス側通路部の開閉度は内燃機関の運転状態に応じてアクチュエータにより可変制御される。
バイパス側通路部の開閉度が可変制御されることにより、バイパス側通路部を通る排気ガスの流量が制御され、排気ガスの流量制御により添加剤と排気ガスとのより適切な混合を図ることが可能となる。
また、本発明は、上記の排気ガス浄化装置において、前記排気ガスの温度を検出する温度センサと、前記排気ガスの流量を検出するガス流量センサと、前記温度センサと前記ガス流量センサと接続され、検出された排気ガスの温度および排気ガスの流量に基づき、前記アクチュエータを制御するコントローラと、を備えてもよい。
ここで、温度センサおよびガス流量センサは、排気ガス浄化装置内に設けられたものや直接的に測定するものだけに限定されない。温度センサおよびガス流量センサは、例えば、内燃機関のターボ出口における排気ガスの温度を測定する温度センサや、内燃機関の吸気部のガス流量を測定するガス流量センサといった、排気ガス浄化装置外のセンサや間接的な量を測定するセンサによって排気ガスの温度、ガス流量を検出するものを含む。
内燃機関の運転状態は、燃料噴射量と回転数により把握できるが、それぞれ温度センサと排気ガス流量を用いて把握可能である。この場合、コントローラは、温度センサにより検出された排気ガスの温度およびガス流量センサにより検出された排気ガスの流量に基づき、内燃機関の運転状態を把握し、アクチュエータを制御する。
このため、排気ガスの温度および流量に応じてバイパス側通路部の開閉度が可変制御され、バイパス側通路部を通る排気ガスの流量が制御される。
これにより、内燃機関の運転状態に応じた添加剤と排気ガスとのより適切な混合を図ることが可能となる。
また、本発明は、上記の排気ガス浄化装置において、前記コントローラは、検出された排気ガスの温度が第1の温度以上であって、かつ、排気ガスの流量が第1の流量以上のとき、前記開閉体が前記バイパス側通路部を開くように前記アクチュエータを制御してもよい。
この場合、排気ガスの温度が第1の温度以上であって、かつ、排気ガスの流量が第1の流量以上であるとき、内燃機関は高負荷運転状態にある。
高負荷運転状態では、バイパス側通路部に排気ガスを通してバイパス管に排気ガスを通しても、混合室において添加剤と排気ガスとの適切な混合を行うことができる。
また、本発明は、上記の排気ガス浄化装置において、前記コントローラは、検出された排気ガスの温度が第2の温度未満であって、かつ、排気ガスの流量が第2の流量未満のとき、前記開閉体が前記バイパス側通路部を閉じるように前記アクチュエータを制御してもよい。
この場合、排気ガスの温度が第2の温度未満であって、かつ、排気ガスの流量が第2の流量未満であるとき、内燃機関は低負荷運転状態にある。
低負荷運転状態では、バイパス側通路部に排気ガスを通さないようにして、混合室の圧力損失を小さくする。
これにより、内燃機関が低負荷運転状態であっても、混合室において添加剤と排気ガスを混合し易くなる。
また、本発明は、上記の排気ガス浄化装置において、前記通路分割体は、前記反転通路において前記外筒体の内面に沿って周方向に湾曲して形成され、前記外筒体の周方向に対して前記分岐部を中心にして半周以下の範囲内で延在してもよい。
この場合、反転通路におけるバイパス側通路部と第1排気管側通路部をの流路断面の半分以下の範囲で設定することができる。
また、本発明は、上記の排気ガス浄化装置において、前記開閉体は、前記通路分割体と前記外筒体との間の前記バイパス側通路部の断面を塞ぐ円弧状の外形を有してもよい。
この場合、通路分割体がバイパス通路部の断面を塞ぐとき、通路分割体がほぼ隙間無くバイパス側通路部の断面を塞ぐことができる。
また、本発明は、上記の排気ガス浄化装置において、前記第1浄化体は酸化触媒を備え、 前記第2浄化体はSCR触媒を備え、前記添加剤はSCR触媒用の還元剤であってもよい。
この場合、排気ガスは酸化触媒により浄化された後、添加された還元剤と適切に混合される。
SCR触媒は混合後の排気ガスに含まれるNOxをアンモニアにより窒素と水に分解することができる。
また、本発明は、上記の排気ガス浄化装置において、前記第1浄化体は酸化触媒を備え、 前記第2浄化体はDPFを備え、前記添加剤はDPF再生用の燃料であってもよい。
この場合、排気ガスは酸化触媒により浄化された後、添加されたDPF再生用の燃料と適切に混合される。
DPFではDPF再生用の燃料が燃焼して、DPFに堆積したパティキュレートマター(以下「PM」と表記する)が焼失し、DPFを再生することができる。
本発明は、内燃機関の運転状態に応じて添加剤と排気ガスとの適切な混合を図ることが可能な排気ガス浄化装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る排気ガス浄化装置を破断して示す側面図である。 図1におけるA−A線矢視図である。 図1におけるB−B線矢視図である。 バイパス管に排気ガスを通す状態の排気ガス浄化装置を破断して示す側面図である。 図4におけるC−C線矢視図である。
以下、本発明の実施形態に係る排気ガス浄化装置を図面に基づいて説明する。
この実施形態に係る排気ガス浄化装置は、内燃機関としてのディーゼルエンジンが搭載される車両に適用した例である。
図1に示す排気ガス浄化装置10は、ディーゼルエンジン(図示せず)の排気流路に設けられている。
排気ガス浄化装置10は、第1浄化体としての酸化触媒12を収容する第1排気管11と、第1排気管11を収容する外筒体13と、外筒体13と連通するとともに第2浄化体としてのSCR(Selective Catalytic reduction)触媒22を内蔵する第2排気管14と、を備えている。
第1排気管11は、排気ガス浄化装置10における排気ガスの入口であり、第2排気管14は、排気ガス浄化装置10における出口である。
外筒体13の内部には、第1排気管11と第2排気管14とを連通する空間部が形成されている。
第1排気管11の殆どは外筒体13の内部に収容されているが、第1排気管11の入口端11Aは外筒体13から突出しており、ディーゼルエンジン側の排気管(図示せず)と接続されている。
第1排気管11の出口端11Bは外筒体13の内部に位置する。
第1排気管11は、入口端11Aと出口端11Bとの間に設けられ、外筒体13内に収容される大径管部11Cを備えている。
大径管部11Cには酸化触媒12が内蔵されている。
酸化触媒12は断面形状が円形であり、押出成形により形成されるハニカム状のコーディエライト等の触媒担体と、触媒担体の表面に担持させた酸化触媒成分と有する。
酸化触媒12はディーゼルエンジンの排気ガス中に含まれる一酸化炭素を酸化させて二酸化炭素とする浄化機能を有する。
外筒体13は、第1排気管11が貫通される貫通孔16を有する孔壁部13Aと、第1排気管11の出口端11Bと対向する対向壁17を有する端壁部13Bと、大径管部11Cを同心円状に覆う円筒状の周壁部13Cと、を備えている。
端壁部13Bが備える対向壁17には添加剤噴射弁としての還元剤噴射ノズル18が設置されており、還元剤噴射ノズル18のノズル先端は第1排気管11の出口端11Bへ向けられている。
この実施形態の添加剤としての還元剤はSCR触媒用のアンモニアである。
第1排気管11と第2排気管14とを連通する空間部のうち、第1排気管11の出口端11Bと対向壁17との間に形成される空間部は混合室19を構成する。
混合室19は、第1排気管11からの排気ガスの流れを反転させる空間部として機能するほか、第1排気管11の出口端11Bから出た排気ガスと還元剤としてのアンモニアとを混合する空間部として機能する。
第1排気管11と第2排気管14とを連通する空間部における第1排気管11と周壁部13Cとの間に形成される空間部は、図2に示すように環状の反転通路20を構成する。
反転通路20は第1排気管11の大径管部11Cの周囲に断面環状に形成された通路である。
反転通路20は混合室19と連通し、混合室19における排気ガスを第2排気管14へ向けて通す通路である。
反転通路20における排気ガスの流れ方向は、第1排気管11における排気ガスの流れ方向と反対方向となる。
外筒体13における第1排気管11と第2排気管14とを連通する空間部のうち、反転通路20と孔壁部13Aとの間に形成される空間部は、出口室21を構成する。
出口室21は反転通路20の出口側と連通するほか、第2排気管14と連通する。
第2排気管14は、第1排気管11および反転通路20の排気ガスの流れ方向と直角方向に排気ガスを通す通路を形成している。
第2排気管14の内部には、DPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)15と、第2浄化体としてのSCR触媒22が内蔵されている。
DPF15は押出成形により形成されたハニカム状のフィルタを備えており、DPF15は排気ガス中のPM(Particulate Matter)を捕集する。
SCR触媒22は、選択的触媒還元方式の触媒であり、ゼオライト系材料により形成された触媒成分と、この触媒成分を担持する触媒担体を備えている。
SCR触媒22は、アンモニアの還元作用により酸化触媒12の通過後の排気ガスに含まれるNOxを浄化する浄化機能を有する。
この実施形態ではSCR触媒22とDPF15が一体化されていることから、一体化されたDPF15とSCR触媒22をDPF/SCR複合体23とする。
この実施形態の排気ガス浄化装置10は、外筒体13における周壁部13Cと第2排気管14とを繋ぐバイパス管24を備えている。
バイパス管24の一方の端部は、周壁部13Cの径方向において第2排気管14の形成側(図1において周壁部13Cの下部側)であって、外筒体13の長手方向中央に接続されて反転通路20から分岐される分岐部20Aと連通しており、バイパス管24の他方の端部は、第2排気管14におけるDPF/SCR複合体23の入口側と接続され、第2排気管14と連通する。
つまり、バイパス管24は反転通路20から分岐され、第2排気管14におけるDPF/SCR複合体23の入口側と連通する。
従って、バイパス管24は反転通路20を通る排気ガスの一部を反転通路20の途中から第2排気管14へ通すことが可能である。
図2に示すように、この実施形態の排気ガス浄化装置10では、反転通路20は周壁部13Cおよび大径管部11Cの上半分により形成される上部側通路空間25と、周壁部13Cおよび大径管部11Cの下半分により形成される下部側通路空間26とを有する。
下部側通路空間26には、断面円弧状の湾曲板である通路分割体27が設置されており、通路分割体27は、分岐部20Aと対向しつつ下部側通路空間26の通路方向(流路方向)に沿って延在しており、バイパス側通路部26Aと第1排気管側通路部26Bとに上下分割する。
通路分割体27は、反転通路20において外筒体13の内面に沿って周方向に湾曲して形成されており、また、外筒体13の周方向に対して分岐部20Aを中心にして半周以下の範囲内で延在する。
通路分割体27は固定部材27Aにより大径管部11Cおよび周壁部13Cに対して固定されている。
バイパス側通路部26Aは、反転通路20において通路分割体27と分岐部20Aとの間に形成されており、排気ガスをバイパス管24へ通すことが可能な通路である。
また、第1排気管側通路部26Bは、反転通路20において通路分割体27と第1排気管11との間に形成されている。
第1排気管側通路部26Bは第1排気管11と対向しており、排気ガスをバイパス管24へ通さないようにした通路である。
図1および図3に示すように、バイパス側通路部26Aの入口には、バイパス側通路部26Aの入口を開閉する開閉体28が備えられている。
開閉体28は略半裁リング状の開閉板29と開閉板29を支持する支持杆30を備えている。
開閉板29は、通路分割体27と外筒体13との間のバイパス側通路部26Aの断面を塞ぐ円弧状の外形を有していると言える。
支持杆30は外筒体13の外部に設置されているアクチュエータ31により昇降する。
このため、アクチュエータ31の作動により開閉板29が昇降してバイパス側通路部26Aの入口を開放したり閉鎖したりすることが可能である。
アクチュエータ31はコントローラ32と通信可能な状態にて接続されておりコントローラ32の指令により制御される。
コントローラ32、は第2排気管14を通る排気ガスの温度を検出する温度センサ33と通信可能な状態にて接続されているほか、第2排気管14を通る排気ガスの流量を検出するガス流量センサ34と通信可能な状態にて接続されている。
従って、温度センサ33により検出された排気ガスの温度の信号およびガス流量センサ34により検出された排気ガスの流量の信号はコントローラ32へ伝達される。
コントローラ32は、温度センサ33により検出された排気ガスの温度およびガス流量センサ34により検出された排気ガスの流量に基づきアクチュエータ31を制御する。
この実施形態では、コントローラ32において、排気ガスの温度について第1の温度を予め設定し、また、排気ガスのガス流量についても第1の流量を予め設定している。
コントローラ32は、温度センサ33により検出された排気ガスの温度が第1の温度以上であって、ガス流量センサ34により検出された排気ガスの流量が第1の流量以上の場合には、バイパス側通路部26Aの入口を開放するようにアクチュエータ31を制御する。
また、コントローラ32において、排気ガスの温度について第2の温度を予め設定し、また、排気ガスの流量についても第2の流量を予め設定している。
コントローラ32は、温度センサ33により検出された排気ガスの温度が第2の温度未満であって、ガス流量センサ34により検出された排気ガスの流量が第2の流量未満の場合には、バイパス側通路部26Aの入口を閉鎖するようにアクチュエータ31を制御する。
なお、温度センサ33により検出された排気ガスの温度が第1の温度未満かつ第2の温度以上であって、ガス流量センサ34により検出された排気ガスの流量が第1の流量未満かつ第2の流量以上の場合には、コントローラ32は排気ガスの温度および流量に対応してバイパス側通路部26Aの入口の開閉度を開閉体28により可変制御するようにアクチュエータ31を制御する。
これらの第1の温度・流量、第2の温度・流量はエンジン特性や排気経路等による添加剤の分散特性によって変わり、予め行われる試験等の結果によって定められる値である。
次に、排気ガス浄化装置10による排気ガスの浄化について説明する。
車両走行時には、ディーゼルエンジンのエキゾーストマニホールドを通る排気ガスがディーゼルエンジン側の排気管を通って第1排気管11に導入される。
第1排気管11を通る排気ガスは酸化触媒12を通過するが、酸化触媒12は排気ガス中の一酸化炭素を触媒作用により酸化して二酸化炭素を生成する。また、酸化触媒12は排気ガス中のNOを触媒作用によりNOを生成する。
酸化触媒12により浄化された排気ガスは第1排気管11の出口端11Bから混合室19に達する。
混合室19では出口端11Bからの排気ガスが対向壁17に衝突し、混合室19における排気ガスは第1排気管11を通る排気ガスの流れとは反転する方向の流れを形成する。
また、還元剤としてのアンモニアが還元剤噴射ノズル18より混合室19内に噴射され、噴射されたアンモニアは排気ガスと混合する。
混合室19においてアンモニアが混合された排気ガスは反転通路20へ向かう。
排気ガスと混合されたアンモニアは、排気ガスが反転通路20を通り出口室21から第2排気管14を通るまでに排気ガス中に分散する。
アンモニアを含む排気ガスは第2排気管14を通り、DPF/SCR複合体23を通過する。
DPF/SCR複合体23を通過するとき、DPF15は排気ガス中に含まれるPMを捕集する。
また、SCR触媒22とアンモニアは排気ガスに含まれるNOxを還元作用により窒素と水とに生成し、排気ガスを浄化する。
DPF/SCR複合体23により浄化された排気ガスは車外と連通する排気管を通じて車外に排出される。
ところで、低速走行時やアイドリンク時では、ディーゼルエンジンは低回転であって低負荷運転状態と言え、高速走行時は高回転であって高負荷運転状態であると言える。
ディーゼルエンジンが高負荷運転状態にある場合は、排気ガスの圧力は低負荷運転状態と比較すると高圧である。
ディーゼルエンジンが高負荷運転状態であるか否かは、第2排気管14における排気ガスの温度が第1の温度以上であって、排気ガスの流量が第1の流量以上であるか否かにより判断することができる。
温度センサ33が検出した排気ガスの温度が第1の温度以上であって、ガス流量センサ34が検出した排気ガスの流量が第1の流量以上の場合、高負荷運転状態とされる。
ディーゼルエンジンが低負荷運転状態であるか否かは、第2排気管14における排気ガスの温度が第2の温度未満であって、排気ガスの流量が第2の流量未満であるか否かにより判断することができる。
温度センサ33が検出した排気ガスの温度が第2の温度未満であって、ガス流量センサ34が検出した排気ガスのガス流量が第2の流量未満の場合、低負荷運転状態とされる。
この実施形態の排気ガス浄化装置10はディーゼルエンジンの運転状態に応じた制御を行う。
まず、低負荷運転状態の場合について説明する。
第2排気管14における排気ガスの温度およびガス流量が低負荷運転状態の条件を満たすとき、コントローラ32は、開閉体28が反転通路20におけるバイパス側通路部26Aの入口を閉鎖するようにアクチュエータ31を制御する。
低負荷運転状態では、第1排気管11の出口端11Bから混合室19へ達する排気ガスの流速は小さいから、出口端11Bからの排気ガスが対向壁17と衝突しても、気体であるアンモニアと排気ガスとは充分に混合され難い。
低負荷運転状態では、図1および図3に示すように、開閉体28はバイパス側通路部26A側へ変位され、反転通路20におけるバイパス側通路部26Aの入口は閉鎖される。
バイパス側通路部26Aの閉鎖により、反転通路20を通る排気ガスはバイパス管24をほとんど通ることなく出口室21へ向かう。
バイパス管24へ排気ガスをほとんど通さないようにすることで、バイパス管24へ排気ガスの一部を通す場合と比べて、反転通路20から第2排気管14へ至る排気ガスの経路が長くなる。
反転通路20から第2排気管14へ至る排気ガスの経路が長くなることは、低負荷運転状態のように反転通路20における排気ガスの流速が小さい場合であっても、排気ガスに対するアンモニアの分散を促進し、排気ガスにおけるアンモニアの分散性が向上する。
次に、高負荷運転状態の場合について説明すると、第2排気管における排気ガスの温度およびガス流量が高負荷運転状態の条件を満たすとき、コントローラ32は、開閉体28が反転通路20におけるバイパス側通路部26Aの入口を開放するようにアクチュエータ31を制御する。
高負荷運転状態では、第1排気管11の出口端11Bから混合室19へ達する排気ガスの流速は大きいから、出口端11Bからの排気ガスが対向壁17と衝突することにより、アンモニアと排気ガスとはよく混合される。
高負荷運転状態では、図4および図5に示すように、開閉体28は第1排気管11側へ変位され、反転通路20におけるバイパス側通路部26Aの入口は開放される。
バイパス側通路部26Aの開放により、反転通路20を通る排気ガスの一部がバイパス管24を通り易くなる。
バイパス管24へ排気ガスの一部を通さない場合は混合室19および反転通路20における圧力損失が増大するが、バイパス管24へ排気ガスの一部を通り易くすることで、反転通路20における圧力損失が低減される。
バイパス管24を排気ガスが通り易くなることから、DPF/SCR複合体23の入口側においてバイパス管24の排気ガスが反転通路20からの排気ガスと合流され、合流により排気ガスとアンモニアとの混合がより均一となる。
反転通路20から第2排気管14へ至る排気ガスの経路が多様化することで、排気ガスに対するアンモニアの混合を促進することができるほか、反転通路20の排気ガスの圧力損失を低減することが可能である。
次に、高負荷運転状態でも低負荷運転状態でもない運転状態の場合について説明する。
温度センサ33により検出された排気ガスの温度が第1の温度未満かつ第2の温度以上または、ガス流量センサ34により検出された排気ガスの流量が第1の流量未満かつ第2の流量以上の場合には、ディーゼルエンジンは高負荷運転状態でも低負荷運転状態でもない運転状態である。
このとき、コントローラ32は第2排気管14における排気ガスの温度および流量に対応してバイパス側通路部26Aの入口の開閉度を可変制御するようにアクチュエータ31を制御する。
ディーゼルエンジンの運転状態が低負荷運転状態に近い場合には、バイパス側通路部26Aの入口の開度を小さくしてバイパス側通路部26Aを通る排気ガスの流量を少なくする。
逆に、ディーゼルエンジンの運転状態が高負荷運転状態に近い場合には、バイパス側通路部26Aの入口の開度を大きくバイパス側通路部26Aを通る排気ガスの流量を多くする。
なお、高負荷運転状態でも低負荷運転状態でもない運転状態の場合のバイパス側通路部26Aの入口の開度は、予め行われる試験等の結果によって定められるマップデータに基づいて制御される。
上記の実施形態は以下の作用効果を奏する。
(1)バイパス側通路部26Aが開閉体28により閉じられると、排気ガスはバイパス管24をほとんど通らないので、バイパス管24へ排気ガスの一部を通す場合と比べて、反転通路20から第2排気管14へ至る排気ガスの経路が長くなりアンモニアと排気ガスが混合され易くなる。バイパス側通路部26Aが開閉体28により開かれると、バイパス側通路部26Aを通る排気ガスの一部がバイパス管24を通り易くなるため、反転通路20における圧力損失が低減される。また、バイパス管24を排気ガスが通ることから、DPF/SCR複合体23の入口側においてバイパス管24の排気ガスが反転通路20からの排気ガスと合流され、合流により排気ガスとアンモニアとの混合がより均一となる。バイパス側通路部26Aをディーゼルエンジンの運転状態に応じて開閉体28により開閉することにより、混合室19内にて添加されたアンモニアと排気ガスとの適切な混合を図ることが可能となる。
(2)バイパス側通路部26Aは開閉体28により開閉されるが、開閉体28によるバイパス側通路部26Aの開閉度はアクチュエータ31により可変制御される。バイパス側通路部26Aの開閉度が可変制御されることにより、バイパス側通路部26Aを通る排気ガス流量が制御され、アンモニアと排気ガスとのより適切な混合を図ることが可能となる。
(3)コントローラ32は、温度センサ33により検出された排気ガスの温度およびガス流量センサ34により検出された排気ガスの流量に基づき、アクチュエータ31を制御する。このため、ディーゼルエンジンの運転状態に応じてバイパス側通路部26Aの開閉度が可変制御され、バイパス側通路部26Aを通る排気ガスの流量が制御される。これにより、ディーゼルエンジンの運転状態に応じたアンモニアと排気ガスとのより適切な混合を図ることが可能となる。
(4)コントローラ32は、検出された排気ガスの温度が第1の温度以上であって、かつ、排気ガスの流量が第1の流量以上のとき、開閉体28がバイパス側通路部26Aを開くように、アクチュエータ31を制御する。このため、排気ガスの温度が第1の温度以上であって、かつ、排気ガスの流量が第1の流量以上であるとき、ディーゼルエンジンは高負荷運転状態にある。高負荷運転状態では、バイパス側通路部26Aに排気ガスを通してバイパス管24に排気ガスを通しても、混合室19においてアンモニアと排気ガスとの適切な混合を行うことができる。
(5)コントローラ32は、検出された排気ガスの温度が第2の温度未満であって、かつ、排気ガスの流量が第2の流量未満のとき、開閉体28がバイパス側通路部26Aを閉じるように、アクチュエータ31を制御してもよい。排気ガスの温度が第2の温度未満であって、かつ、排気ガスの流量が第2の流量未満であるとき、ディーゼルエンジンは低負荷運転状態にある。低負荷運転状態では、バイパス側通路部26Aに排気ガスを通さないようにして、反転通路20から第2排気管14へ至る排気ガスの経路を長くする。これにより、ディーゼルエンジンが低負荷運転状態であっても、混合室19においてアンモニアと排気ガスを混合し易くなる。
なお、上記の各実施形態に係る排気ガス浄化装置は、本発明の一実施形態を示すものであり、本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、下記のように発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能である。
○ 上記の実施形態では、第2浄化体としてSCR触媒とDPFが一体化されたDPF/SCR複合体としたが、第2浄化体はSCR触媒単独としてもよいし、あるいはDPF単独としてもよい。第2浄化体をSCR触媒単独とする場合、添加剤噴射弁は還元剤を噴射する還元剤噴射弁とすることが好ましい。また、DPF/SCR複合体であって第2浄化体をDPFとする場合には添加剤噴射弁はDPF再生用の燃料を噴射する燃料噴射ノズルとすることが好ましい。また、DPF/SCR複合体の場合には、添加剤噴射弁としての還元剤噴射弁と燃料噴射ノズルを近接して設けるようにしてもよい。
○ 上記の実施形態では、断面形状が円形の第1浄化体としたが、第1浄化体の断面形状は特に円形に限定されない。第1浄化体の断面形状は、例えば、多角形、楕円、長円としてもよく、自由に設定することができる。
○ 上記の実施形態では、バイパス管を反転通路の通路方向における中間付近に設けたが、反転通路の通路方向におけるバイパス管を設ける位置は特に限定されず、例えば、通路分割体の混合室側の端部寄りあるいは第2排気管側の端部寄りに設けてもよい。
○ 上記の実施形態では、通路分割体は反転通路における下側通路空間をほぼ半分に分割したが、通路分割体による分割割合は特に限定されない。例えば、バイパス側通路部が第1排気管側通路部よりも狭い通路になるように分割されてもよいし、その逆にバイパス側通路部が第1排気管側通路部よりも広い通路となるように分割してもよい。
○ 上記の実施形態では、還元剤として気体であるアンモニアを用いたが、還元剤はアンモニアに限らず、例えば、液体である尿素水としてもよい。還元剤として尿素水を用いる場合、排気ガスと混合しやすいが尿素水を加熱分解する熱を考慮する必要がある。
○ 上記の実施形態では、内燃機関の運転状態を把握するための温度センサとガス流量センサを第2排気管に設けるようにしたが、温度センサおよびガス流量センサは、例えば、排気ガス浄化装置の上流側である内燃機関のエキゾーストマニホールド等に設置してもよい。また、内燃機関に付属され、例えば、ターボ出口の温度を測定する温度センサや吸気部のガス流量を測定するガス流量センサを用いてもよい。この場合、内燃機関に付属のセンサを用いるため、新たにセンサを設ける必要がない。
10 排気ガス浄化装置
11 第1排気管
11A 入口端
11B 出口端
12 酸化触媒(第1浄化体)
13 外筒体
14 第2排気管
15 DPF
17 対向壁
18 還元剤噴射ノズル(添加剤噴射弁)
19 混合室
20 反転通路
20A 分岐部
22 SCR触媒(第2浄化体)
23 DPF/SCR複合体
24 バイパス管
26 下部側通路空間
26A バイパス側通路部
27 通路分割体
28 開閉体
29 開閉板
31 アクチュエータ
32 コントローラ
33 温度センサ
34 ガス流量センサ

Claims (9)

  1. 内燃機関から排出される排気ガスを浄化する第1浄化体と、
    第1浄化体を内蔵する第1排気管と、
    前記第1排気管を収容する外筒体と、
    前記外筒体に備えられ、前記第1排気管の出口と対向する対向壁と、
    前記対向壁に備えられ、添加剤を噴射する添加剤噴射弁と、
    前記第1排気管の出口と対向壁との間に形成される混合室と、
    前記第1排気管と前記外筒体との間に形成される反転通路と、
    前記第1浄化体の通過後の排気ガスを浄化する第2浄化体と、
    前記第2浄化体を内蔵し、前記反転通路の出口側と連通する第2排気管と、
    前記外筒体において前記反転通路から分岐される分岐部と前記第2排気管における前記第2浄化体の入口側とを連通するバイパス管と、
    前記反転通路にて前記分岐部に対向しつつ前記排気ガスの流路方向に沿って延在する通路分割体と、
    前記反転通路において前記通路分割体と前記分岐部との間に形成されるバイパス側通路部と、
    前記反転通路において前記通路分割体と前記第1排気管との間に形成され、前記第1排気管と対向して形成される第1排気管側通路部と、
    前記混合室と前記通路分割体との間に設けられ、前記バイパス側通路部を開閉する開閉体と、を備えたことを特徴とする排気ガス浄化装置。
  2. 前記開閉体による前記バイパス側通路部の開閉度を可変制御するアクチュエータを備えたことを特徴とする請求項1記載の排気ガス浄化装置。
  3. 前記排気ガスの温度を検出する温度センサと、
    前記排気ガスの流量を検出するガス流量センサと、
    前記温度センサと前記ガス流量センサと接続され、検出された排気ガスの温度および排気ガスの流量に基づき、前記アクチュエータを制御するコントローラと、を備えたことを特徴とする請求項2記載の排気ガス浄化装置。
  4. 前記コントローラは、検出された排気ガスの温度が第1の温度以上であって、かつ、排気ガスの流量が第1の流量以上のとき、前記開閉体が前記バイパス側通路部を開くように前記アクチュエータを制御することを特徴とする請求項3記載の排気ガス浄化装置。
  5. 前記コントローラは、検出された排気ガスの温度が第2の温度未満であって、かつ、排気ガスの流量が第2の流量未満のとき、前記開閉体が前記バイパス側通路部を閉じるように前記アクチュエータを制御することを特徴とする請求項3記載の排気ガス浄化装置。
  6. 前記通路分割体は、前記反転通路において前記外筒体の内面に沿って周方向に湾曲して形成され、前記外筒体の周方向に対して前記分岐部を中心にして半周以下の範囲内で延在することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の排気ガス浄化装置。
  7. 前記開閉体は、前記通路分割体と前記外筒体との間の前記バイパス側通路部の断面を塞ぐ円弧状の外形を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載の排気ガス浄化装置。
  8. 前記第1浄化体は酸化触媒を備え、
    前記第2浄化体はSCR触媒を備え、
    前記添加剤はSCR触媒用の還元剤であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項記載の排気ガス浄化装置。
  9. 前記第1浄化体は酸化触媒を備え、
    前記第2浄化体はDPFを備え、
    前記添加剤はDPF再生用の燃料であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項記載の排気ガス浄化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101471090B1 (ko) * 2012-08-07 2014-12-09 한국기계연구원 과잉 포집 방지장치가 설치된 매연 여과장치

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